JP2002007772A - 情報処理装置、電子商取引システム、電子商取引方法、及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、電子商取引システム、電子商取引方法、及び記憶媒体

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JP2002007772A
JP2002007772A JP2000193332A JP2000193332A JP2002007772A JP 2002007772 A JP2002007772 A JP 2002007772A JP 2000193332 A JP2000193332 A JP 2000193332A JP 2000193332 A JP2000193332 A JP 2000193332A JP 2002007772 A JP2002007772 A JP 2002007772A
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    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般消費者がネットワークを介して売り手側
へ販売対象となるディジタルコンテンツを提供可能な構
成等により、今後問題となってくるディジタルコンテン
ツ不足を解消することができる電子商取引システムを提
供する。 【解決手段】 売り手側110は、任意の電子コンテン
ツの購入を希望する買い手側150の当該購入希望の電
子コンテンツに関する情報をネットワーク130を介し
て取得し、WWWブラウザ120によって当該情報を一
覧表示し、当該一覧表示上で掲載されている購入希望の
電子コンテンツの中に販売希望する電子コンテンツがあ
る場合、当該電子コンテンツをネットワーク130を介
して買い手側140へ提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、インター
ネット等のネットワークを介して商品の売買(電子商取
引)を行うための装置やシステムに用いられる、情報処
理装置、電子商取引システム、電子商取引方法、及びそ
れを実施するための処理ステップをコンピュータが読出
可能に格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、買い手側(商品購入者側)と
売り手側(商品販売者側)の間の商取引形態としては、
例えば、次のような形態がある。 ・売り手側は、販売対象の商品を仕入れ在庫として抱
え、或は在庫を持たずに必要に応じて商品を仕入れる。
買い手側は、売り手側の店舗に出向き、所望する商品を
購入する。 ・買い手側は、電話等で売り手側へ所望する商品を注文
する。売り手側は、買い手側より注文を受けた商品を買
い手側の自宅まで配達する。
【0003】また、買い手側と売り手側の間に仲介者が
介在する商取引形態としては、例えば、次のような形態
がある。 ・売り手側は、商品の販売価格を決定し、商品の販売を
仲介者へ委託する。仲介者は、買い手側を見つけて商品
を販売し、決められた仲介手数料を売り手側から徴収す
る。 ・売り手側は、商品の最低販売価格を決定し、商品の販
売を仲介者へ委託する。仲介者は、売り手側にて決定さ
れた最低販売価格以上の所望する価格で商品を買い手へ
販売し、その差額を利益とする。
【0004】しかしながら、近年では、通信インフラの
整備や、コンピュータの普及に伴い、電子商取引(E
C:Electronic Commerce)が盛ん
に行われるようになってきている。
【0005】電子商取引システムでは、インターネット
等のネットワークへ買い手側及び売り手側のコンピュー
タ(以下、「端末装置」とも言う)を接続し、買い手側
と売り手側の相互間でネットワークを介した通信を行う
ことで、様々な商品の売買取引が行えるようになされて
いる。
【0006】また、電子商取引システムでは、売り手側
が、当該売り手側が管理運営しているWWW(Worl
d Wide Web)サーバへ販売対象の商品の情報を
掲載し、買い手側が、売り手側のWWWサーバへアクセ
スして所望の商品を購入する、というサービスも行われ
ている。ここでの商品としては、 日用品や自動車等の所謂物品 映像ソース、音声(音楽)ソース、静止画像、ゲーム
ソフト等のディジタルコンテンツ などがある。
【0007】上記の商品(物品)を買い手側が購入す
る際の、売り手側と買い手側の間の電子商取引では、先
ず、買い手側のユーザは、インターネットを介して売り
手側へ接続された自端末装置において、WWW(Wor
ld Wide Web)ブラウザ(インターネットコン
テンツ取得閲覧ソフトウェア)を起動することで、売り
手側で管理運営されているWWWサーバから商品情報等
が含まれたHTML(ハイパーテキストマークアップ言
語)ファイルを取得して画面表示し、当該表示画面によ
り、売り手側で販売されている商品の閲覧を行う。これ
は、買い手側が、WWWブラウザにより、ネットサーフ
ィン(インターネット上の様々なホームページを徘徊す
ること)を行って売り手側が提供しているホームページ
へ到達し、当該ホームページを観ていることに相当す
る。
【0008】次に、買い手側のユーザは、売り手側のホ
ームページ上から所望する商品を選択した後、当該商品
の情報と共に、ホームページ上の入力フォームに入力さ
れた買い手側のユーザ本人の認証情報を、購入リクエス
トとして、再度WWWブラウザにより売り手側のWWW
サーバへ送信する。
【0009】そして、売り手側は、買い手側からの購入
リクエストを受け、買い手側のユーザの認証を行った
後、買い手側から要求された商品の発送及び当該商品の
代金の徴収を行う。このときの代金の徴収方法として
は、クレジットカード決済等がある。
【0010】一方、上記の商品(ディジタルコンテン
ツ)を買い手側が購入する際の、売り手側と買い手側の
間の電子商取引では、当該ディジタルコンテンツをイン
ターネットで配信する方式がとられる。
【0011】具体的には、映像ソース及び音声(音楽)
ソース(以下、「映像データ」及び「音声データ」とも
言う)等のディジタルコンテンツの、インターネットを
介した配信方式(インターネット配信方式)としては、
ダウンロード方式及びストリーミング方式がある。
【0012】ダウンロード方式は、買い手側が、売り手
側のWWWサーバから所望する映像データや音声データ
等のディジタルコンテンツを自端末装置へダウンロード
し、当該ディジタルコンテンツを記録媒体へ保存した
り、専用再生ソフトウェアによって再生する方式であ
る。
【0013】ストリーミング方式は、買い手側が、自端
末装置によって、売り手側のWWWサーバが送出するデ
ィジタルコンテンツを受信しながら同時に再生する方式
である。この方式では、ダウンロード方式のように、ダ
ウンロードに要する待ち時間が必要ないのが利点であ
る。
【0014】上述のようなダウンロード方式及びストリ
ーミング方式のうち電子商取引で多く使用されている方
式はダウンロード方式であるが、今後ストリーミング方
式が多く使用されることが予想される。
【0015】例えば、ダウンロード方式によるディジタ
ルコンテンツの電子商取引では、先ず、買い手側のユー
ザは、インターネットを介して売り手側と接続された自
端末装置において、WWWブラウザを起動することで、
売り手側で管理運営されているWWWサーバからディジ
タルコンテンツ情報等が含まれたHTMLファイルを取
得して画面表示し、当該表示画面により、売り手側で販
売されているディジタルコンテンツの閲覧を行う。この
とき、買い手側のユーザは、予め、WWWブラウザによ
り、売り手の運営するディジタルコンテンツ配信サービ
スサイトで、個人情報やクレジットカード情報を売り手
側へを開示することで会員登録し、売り手側からユーザ
IDやパスワードを取得しておく。
【0016】次に、買い手側のユーザは、売り手側のホ
ームページにおいて、所望するディジタルコンテンツを
選択した後、ダウンロードボタンを操作する。この操作
により、買い手側の端末装置には、ユーザの認証画面が
表示される。買い手側のユーザは、上記認証画面におい
て、予め売り手側から取得したユーザID及びパスワー
ドを入力する。
【0017】そして、売り手側は、買い手側にて入力さ
れたユーザID及びパスワードによりユーザ認証を行っ
た後、当該ユーザのダウンロードを許可する。これによ
り、買い手側では、そのユーザが所望するディジタルコ
ンテンツのダウンロードが開始される。その後、売り手
側は、買い手側のユーザが予め登録したクレジットカー
ド情報に基づく決済を行う。
【0018】また、上述したような電子商取引におい
て、買い手側と売り手側の間に仲介者が介在する形態が
とられる場合がある。以下、このような電子商取引を
「電子商品売買仲介取引」とも言う。この電子商品売買
仲介取引では、例えば、仲介者側は、売り手側にて決定
された販売価格で、商品の情報をホームページ等に掲載
する。買い手側は、これを閲覧した後、仲介者側へ電話
等で連絡を取る。買い手側と仲介者側は、買い手側が希
望する商品の売り買いについて実際に交渉する。仲介者
側は、当該売買取引成立後、仲介手数料を売り手側から
徴収する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のディジタルコンテンツの電子商取引で
は、次のような問題があった。
【0020】ディジタルコンテンツの電子商取引は、今
後ますます拡大していくと思われるが、その結果とし
て、販売対象となるディジタルコンテンツ不足が深刻な
問題となってくることが予想される。
【0021】また、例えば、一部のプロアーティスト
が、自分が作成したディジタルコンテンツを、契約先の
売り手側へ提供することが行われているが(この場合電
子化されているのは募集情報のみ)、売り手側へディジ
タルコンテンツを提供できるのは、プロアーティストと
いう限られた人のみであるため、電子商取引が拡大して
いくと、やはり販売対象となるディジタルコンテンツ不
足の問題が出てきてしまう。
【0022】一方、電子商取引における、買い手側と売
り手側の間に仲介者が介在する形態(電子商品売買仲介
取引)では、販売対象の商品の情報のみが、ホームペー
ジ等へ掲載されるだけで、実際のここでの商取引につい
ては、仲介者側と買い手側が電話等によって交渉して行
う古来からのものであり、電子化され便利になったとは
非常に言い難い。
【0023】したがって、従来の電子商取引では、ディ
ジタルコンテンツ(電子コンテンツ)を一般のユーザ
(一般消費者)が売り手側へ提供する形態、及び電子商
品売買仲介取引における仲介者側と買い手側での交渉等
を電子化した形態は存在しなかった。このため、販売対
象となるディジタルコンテンツ不足の問題の解決、及び
効率的な電子商取引を実現することができなかった。
【0024】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、一般消費者がネットワークを介
して売り手側へ販売対象となるディジタルコンテンツを
提供可能な構成等により、今後問題となってくるディジ
タルコンテンツ不足を解消することができる、情報処理
装置、電子商取引システム、電子商取引方法、及びそれ
を実施するための処理ステップをコンピュータが読出可
能に格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0025】また、本発明は、売り手側から仲介者側へ
の商品売買委託ならびに仲介者側から買い手側への商品
の販売を、物流、商品の確認、及び一部の代金決済等を
除いて全て電子化し、さらに仲介手数料を明確にネット
ワーク上へ掲載する構成等により、商品の取引の健全性
を高め、売り待ち(買い手側が購入を所望する商品の売
り手側がみつかること)、及び買い待ち(売り手側が販
売を所望する商品の買い手側がみつかること)を許容で
き、商品の種類によらず売買が可能であり、商品売買の
流れを早くすることが可能であり、そして、商品売買を
迅速に且つ確実に行うことが可能な、情報処理装置、電
子商取引システム、電子商取引方法、及びそれを実施す
るための処理ステップをコンピュータが読出可能に格納
した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、ネットワークを介した電子コンテンツの
売買取引が可能な売り手側の情報処理装置であって、
任意の電子コンテンツの購入を希望する買い手側の当該
購入希望の電子コンテンツに関する情報を上記ネットワ
ークを介して取得する取得手段と、上記買い手側に対し
て、上記取得手段により得られた情報に対応する販売希
望の電子コンテンツを上記ネットワークを介して提供す
る第1の提供手段とを備えることを特徴とする。
【0027】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記第1の提供手段は、上記販売希望の電子コンテンツ
を暗号化して提供することを特徴とする。
【0028】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記第1の提供手段は、上記販売希望の電子コンテンツ
の査定結果に基づいて、上記販売希望の電子コンテンツ
を提供することを特徴とする。
【0029】第4の発明は、上記第3の発明において、
上記販売希望の電子コンテンツの査定処理を、上記買い
手側から上記ネットワークを介して提供されたソフトウ
ェアによって実行する査定処理手段を備え、上記第1の
提供手段は、上記査定手段での査定結果に基づいて、上
記販売希望の電子コンテンツを提供することを特徴とす
る。
【0030】第5の発明は、上記第3の発明において、
上記販売希望の電子コンテンツを査定用の電子コンテン
ツへ変換する変換手段と、上記買い手側に対して、上記
変換手段により得られた査定用の電子コンテンツを上記
ネットワークを介して提供する第2の提供手段とを備
え、上記第1の提供手段は、上記買い手側にて行われた
上記査定用の電子コンテンツに対する査定の結果に基づ
いて、上記販売希望の電子コンテンツを提供することを
特徴とする。
【0031】第6の発明は、上記第3の発明において、
上記販売希望の電子コンテンツの査定処理を、上記買い
手側から上記ネットワークを介して提供されたソフトウ
ェアによって実行する査定処理手段と、上記査定手段に
て査定処理が正常終了したか否かに基づいて、上記販売
希望の電子コンテンツを査定用の電子コンテンツへ変換
する変換手段と、上記買い手側に対して、上記変換手段
により得られた査定用の電子コンテンツを上記ネットワ
ークを介して提供する第2の提供手段とを備え、 上記
第1の提供手段は、上記査定手段での査定結果、又は上
記買い手側にて行われた上記査定用の電子コンテンツに
対する査定の結果に基づいて、上記販売希望の電子コン
テンツを提供することを特徴とする。
【0032】第7の発明は、ネットワークを介した電子
コンテンツの売買取引が可能な買い手側の情報処理装置
であって、上記ネットワーク上の任意のユーザに対し
て、購入希望する電子コンテンツに関する情報を上記ネ
ットワークを介して提供する第1の提供手段と、上記第
1の提供手段による提供情報に対して上記任意のユーザ
から上記ネットワークを介して提供されてきた販売希望
の電子コンテンツを取得する第1の取得手段とを備える
ことを特徴とする。
【0033】第8の発明は、上記第7の発明において、
上記任意のユーザに対して、上記販売希望の電子コンテ
ンツを暗号化するための鍵情報を上記ネットワークを介
して提供する第2の提供手段と、上記鍵情報により暗号
化された電子コンテンツを復号する復号手段とを備え、
上記第1の取得手段は、上記鍵情報を用いて上記任意の
ユーザ側で暗号化された上記販売希望の電子コンテンツ
を取得し、上記復号手段は、上記第1の取得手段で得ら
れた暗号化電子コンテンツを復号することを特徴とす
る。
【0034】第9の発明は、上記第7の発明において、
上記任意のユーザに対して、当該ユーザが販売希望する
電子コンテンツの査定を行うためのソフトウェアを上記
ネットワークを介して提供する第3の提供手段を備え、
上記第1の取得手段は、上記任意のユーザ側での上記ソ
フトウェアによる上記販売希望の電子コンテンツの査定
結果に基づき上記任意のユーザから提供されてきた上記
販売希望の電子コンテンツを取得することを特徴とす
る。
【0035】第10の発明は、上記第7の発明におい
て、上記任意のユーザ側にて査定用の電子コンテンツに
変換された上記販売希望の電子コンテンツを取得する第
2の取得手段と、上記任意のユーザに対して、上記査定
用の電子コンテンツの査定結果を上記ネットワークを介
して提供する第4の提供手段を備え、上記第1の取得手
段は、上記第4の提供手段での上記査定結果に基づき上
記任意のユーザから提供されてきた上記販売希望の電子
コンテンツを取得することを特徴とする。
【0036】第11の発明は、ネットワークを介した商
品の売買取引が可能な情報処理装置であって、少なくと
も、売り手側が販売希望する商品に関する情報である販
売情報、及び買い手側が購入希望する商品に関する情報
である購入情報の何れかの情報を上記ネットワークを介
して取得する取得手段と、上記ネットワークを介して、
上記取得手段により得られた販売情報又は購入情報に対
して購入又は販売を応答する応答手段とを備えることを
特徴とする。
【0037】第12の発明は、上記第11の発明におい
て、上記取得手段は、上記ネットワーク上の商品売買の
仲介側にて管理されている情報を取得し、上記応答手段
は、上記仲介側に対して応答することを特徴とする。
【0038】第13の発明は、上記第12の発明におい
て、上記取得手段は、上記仲介側にて発生した商品売買
の仲介に関する情報を上記ネットワークを介して取得す
ることを特徴とする。
【0039】第14の発明は、少なくとも売り手側と端
末装置及び買い手側の端末装置を含む複数の機器がネッ
トワークを介して互いに通信可能に接続されてなる電子
商取引システムであって、上記複数の機器のうち少なく
とも1つの機器は、請求項1〜13の何れかに記載の情
報処理装置の機能を有することを特徴とする。
【0040】第15の発明は、売り手側と買い手側の間
で電子コンテンツの売買取引をネットワークを介して行
うための電子商取引システムであって、 情報取得閲覧
ソフトウェアが起動可能な売り手側の端末装置と、買い
手側の端末装置と、少なくとも上記買い手側が購入希望
する電子コンテンツに関する情報、及び上記売り手側の
個人情報の何れかの情報を管理し、上記売り手側の情報
取得閲覧ソフトウェアからの要求に従ったデータファイ
ルの送受信を行い、上記売り手側から送信されてくる電
子コンテンツの受信用として上記買い手側に対して開放
されたデータ格納領域を有し、上記買い手側が管理運営
するサーバ装置と、上記買い手側からの依頼により上記
売り手側へ振込処理を行う金融機関側の端末装置と、上
記売り手側の端末装置、上記買い手側の端末装置、上記
サーバ装置、及び上記金融機関側の端末装置を通信可能
に接続するための通信ネットワークとを含むことを特徴
とする。
【0041】第16の発明は、上記第15の発明におい
て、上記サーバ装置は、少なくともHTTP(Hype
r Text Transfer Protocol)サ
ーバ、及びFTP(File Transfer Pro
tocol)サーバの何れかのサーバ機能を有し、上記
情報取得閲覧ソフトウエアからの要求に従ったサービス
を実行して、その結果を所定のデータファイルとして返
送すると共に、上記売り手側から送信されてくる電子コ
ンテンツを受信することを特徴とする。
【0042】第17の発明は、売り手側と買い手側の間
で任意の商品の売買取引をネットワークを介して行うた
めの電子商取引システムであって、 情報取得閲覧ソフ
トウェアが起動可能な売り手側の端末装置と、情報取得
閲覧ソフトウェアが起動可能な買い手側の端末装置と、
商品売買の仲介者側の端末装置と、上記仲介者側が管理
運営するサーバ装置と、少なくとも上記仲介者側からの
依頼に従った商品の配送、及び当該商品の代金の受渡の
何れかの処理を行う配送業者側と、 少なくとも、上記
売り手側の端末装置、上記買い手側の端末装置、上記仲
介者側の端末装置、上記サーバ装置、及び上記配送業者
側の端末装置の何れかを通信可能に接続するための通信
ネットワークとを含むことを特徴とする。
【0043】第18の発明は、上記第17の発明におい
て、上記サーバ装置は、少なくともHTTP(Hype
r Text Transfer Protocol)サ
ーバ、及びFTP(File Transfer Pro
tocol)サーバの何れかのサーバ機能を有し、上記
情報取得閲覧ソフトウエアからの要求に従ったサービス
を実行して、その結果を所定のデータファイルとして返
送すると共に、電子メールサービスを提供し、商品売買
仲介情報及び上記配送業者側の配送スケジュール情報を
含む情報の格納及び更新を随時行うことを特徴とする。
【0044】第19の発明は、売り手側と買い手側の間
で任意の商品の売買取引をネットワークを介して行うた
めの電子商取引システムであって、情報取得閲覧ソフト
ウェアが起動可能な売り手側の端末装置と、情報取得閲
覧ソフトウェアが起動可能な買い手側の端末装置と、商
品売買の仲介者側の端末装置と、上記仲介者側が管理運
営するサーバ装置と、少なくとも、上記売り手側の端末
装置、上記買い手側の端末装置、上記仲介者側の端末装
置、及び上記サーバ装置の何れかを通信可能に接続する
ための通信ネットワークとを含むことを特徴とする。
【0045】第20の発明は、上記第19の発明におい
て、上記サーバ装置は、少なくともHTTP(Hype
r Text Transfer Protocol)サ
ーバ、及びFTP(File Transfer Pro
tocol)サーバの何れかのサーバ機能を有し、上記
情報取得閲覧ソフトウエアからの要求に従ったサービス
を実行して、その結果を所定のデータファイルとして返
送すると共に、電子メールサービスを提供し、商品売買
仲介情報を含む情報の格納及び更新を随時行うことを特
徴とする。
【0046】第21の発明は、上記第15、17、及び
19の何れかの発明において、上記情報取得閲覧ソフト
ウェアは、WWWブラウザを含むことを特徴とする。
【0047】第22の発明は、上記第15、17、及び
19の何れかの発明において、上記通信ネットワーク
は、インターネットを含むことを特徴とする。
【0048】第23の発明は、売り手側と買い手側の間
で電子コンテンツの売買取引をネットワークを介して行
うための電子商取引方法であって、 上記売り手側が、
情報取得閲覧ソフトウエアを用いて、上記買い手側が管
理運営するサーバ装置にアクセスして会員登録をするス
テップと、 上記売り手側が、上記買い手側が購入希望
している電子コンテンツに関する情報を含むデータファ
イルを上記買い手側のサーバ装置から取得し、当該デー
タファイルを上記情報取得閲覧ソフトウエアを用いて表
示するステップと、上記売り手側が、本商取引に必要な
ソフトウェアを、上記買い手側のサーバ装置から取得す
るステップと、 上記売り手側が、上記買い手側へ提供
する電子コンテンツに対して、上記本商取引に必要なソ
フトウェアに含まれるコンテンツ査定ソフトウェアを用
いて査定処理するステップと、上記売り手側が、上記買
い手側へ提供する電子コンテンツを識別するためのコン
テンツ番号、上記会員登録時の会員認証情報、及び上記
査定処理の結果の少なくとも何れかの情報を上記買い手
側へ送信するステップと、 上記買い手側が、上記査定
処理の結果に基づいて、上記コンテンツ番号により示さ
れる対象電子コンテンツに対する査定価格、受付番号、
暗号化の際に使用する鍵情報、及び対象電子コンテンツ
の送付先情報の少なくとも何れかの情報を上記売り手側
へ送信するステップと、 上記売り手側が、上記査定価
格に納得した場合、上記買い手側へ対象電子コンテンツ
を上記暗号化鍵を用いて暗号化して送信するステップ
と、上記買い手側が、上記売り手側から送信されてきた
対象電子コンテンツを確認後、金融機関へ上記ネットワ
ーク経由で振込依頼することで、上記査定価格の金額を
上記売り手側へ支払うステップとを含むことを特徴とす
る。
【0049】第24の発明は、上記第23の発明におい
て、上記本商取引に必要なソフトウェアは、上記コンテ
ンツ査定ソフトウェア、及び暗号化ソフトウェアの少な
くとも何れかを含むことを特徴とする。
【0050】第25の発明は、上記第23の発明におい
て、上記売り手側がコンテンツ査定ソフトウェアを用い
て査定処理した結果の出力値が、上記売り手側が当該出
力値から査定価格を推測することができないようにする
ための処理を実行するステップを含むことを特徴とす
る。
【0051】第26の発明は、上記第25の発明におい
て、上記出力値を暗号化するステップを含むことを特徴
とする。
【0052】第27の発明は、売り手側と買い手側の間
で電子コンテンツの売買取引をネットワークを介して行
うための電子商取引方法であって、上記売り手側が、情
報取得閲覧ソフトウエアを用いて、上記買い手側が管理
運営するサーバ装置にアクセスして会員登録をするステ
ップと、 上記売り手側が、上記買い手側が購入希望し
ている電子コンテンツに関する情報を含むデータファイ
ルを上記買い手側のサーバ装置から取得し、当該データ
ファイルを上記情報取得閲覧ソフトウエアを用いて表示
するステップと、 上記売り手側が、本商取引に必要な
ソフトウェアを、上記買い手側のサーバ装置から取得す
るステップと、上記売り手側が、上記本商取引に必要な
ソフトウェアに含まれるコンテンツ変換ソフトウェアを
用いて、上記買い手側へ提供する電子コンテンツの品位
を低下させ、当該品位を低下させた電子コンテンツを査
定用の電子コンテンツとして上記買い手側へ送信するス
テップと、上記買い手側のサーバ装置が、上記売り手側
から送信されてきた電子コンテンツに対する受付番号を
上記売り手側へ送信するステップと、上記買い手側が、
上記売り手側から送信されてきた査定用の電子コンテン
ツを査定するステップと、 上記買い手側が、上記査定
の結果を上記受付番号と共に上記売り手側へ送信するス
テップと、上記売り手側が、上記査定の結果に納得した
場合、上記受付番号により示される対象電子コンテンツ
を暗号化して上記買い手側へ送信するステップと、上記
買い手側が、上記売り手側から送信されてきた対象電子
コンテンツを確認後、金融機関へ上記ネットワーク経由
で振込依頼することで、上記査定の結果により示される
査定価格の金額を上記売り手側へ支払うステップとを含
むことを特徴とする。
【0053】第28の発明は、上記第27の発明におい
て、上記本商取引に必要なソフトウェアは、上記コンテ
ンツ変換ソフトウェア、及び暗号化ソフトウェアの少な
くとも何れかを含むことを特徴とする。
【0054】第29の発明は、上記第27の発明におい
て、上記売り手側がコンテンツ変換ソフトウェアを用い
て電子コンテンツの品位を低下する処理方法は、原理的
に元の電子コンテンツを復元できないようになされた方
法を含むことを特徴とする。
【0055】第30の発明は、売り手側と買い手側の間
で電子コンテンツの売買取引をネットワークを介して行
うための電子商取引方法であって、上記売り手側が、情
報取得閲覧ソフトウエアを用いて、上記買い手側が管理
運営するサーバ装置にアクセスして会員登録をするステ
ップと、上記売り手側が、上記買い手側が購入希望して
いる電子コンテンツに関する情報を含むデータファイル
を上記買い手側のサーバ装置から取得し、当該データフ
ァイルを上記情報取得閲覧ソフトウエアを用いて表示す
るステップと、上記売り手側が、本商取引に必要なソフ
トウェアを、上記買い手側のサーバ装置から取得するス
テップと、 上記売り手側が、上記買い手側へ提供する
電子コンテンツに対して、上記本商取引に必要なソフト
ウェアに含まれるコンテンツ査定ソフトウェアを用いて
自動査定処理するステップと、上記自動査定処理が正常
終了した場合の第1の処理ステップと、上記自動査定処
理が異常終了した場合の第2の処理ステップとを含み、
上記第1の処理ステップは、 上記売り手側が、上記買
い手側へ提供する電子コンテンツを識別するためのコン
テンツ番号、上記会員登録時の会員認証情報、及び上記
自動査定処理の結果の少なくとも何れかの情報を上記買
い手側へ送信するステップと、 上記買い手側が、上記
自動査定処理の結果に基づいて、上記コンテンツ番号に
より示される対象電子コンテンツに対する査定価格、受
付番号、暗号化の際に使用する鍵情報、及び対象電子コ
ンテンツの送付先情報の少なくとも何れかの情報を上記
売り手側へ送信するステップと、上記売り手側が、上記
査定価格に納得した場合、上記買い手側へ対象電子コン
テンツを上記暗号化鍵を用いて暗号化して送信するステ
ップと、 上記買い手側が、上記売り手側から送信され
てきた対象電子コンテンツを確認後、金融機関へ上記ネ
ットワーク経由で振込依頼することで、上記査定価格の
金額を上記売り手側へ支払うステップとを含み、上記第
2の処理ステップは、上記売り手側が、上記本商取引に
必要なソフトウェアに含まれるコンテンツ変換ソフトウ
ェアを用いて、上記買い手側へ提供する電子コンテンツ
の品位を低下させ、当該品位を低下させた電子コンテン
ツを査定用の電子コンテンツとして上記買い手側へ送信
するステップと、上記買い手側のサーバ装置が、上記売
り手側から送信されてきた電子コンテンツに対する受付
番号を上記売り手側へ送信するステップと、 上記買い
手側が、上記売り手側から送信されてきた査定用の電子
コンテンツを手動査定するステップと、上記買い手側
が、上記手動査定の結果を上記受付番号と共に上記売り
手側へ送信するステップと、上記売り手側が、上記手動
査定の結果に納得した場合、上記受付番号により示され
る対象電子コンテンツを暗号化して上記買い手側へ送信
するステップと、上記買い手側が、上記売り手側から送
信されてきた対象電子コンテンツを確認後、金融機関へ
上記ネットワーク経由で振込依頼することで、上記手動
査定の結果により示される査定価格の金額を上記売り手
側へ支払うステップとを含むことを特徴とする。
【0056】第31の発明は、上記第30の発明におい
て、上記本商取引に必要なソフトウェアは、上記コンテ
ンツ査定ソフトウェア、上記コンテンツ変換ソフトウェ
ア、及び暗号化ソフトウェアの少なくとも何れかを含む
ことを特徴とする。
【0057】第32の発明は、上記第30の発明におい
て、上記売り手側がコンテンツ査定ソフトウェアを用い
て自動査定処理した結果の出力値が、上記売り手側が当
該出力値から査定価格を推測することができないように
するための処理を実行するステップを含むことを特徴と
する。
【0058】第33の発明は、上記第32の発明におい
て、上記出力値を暗号化するステップを含むことを特徴
とする。
【0059】第34の発明は、上記第30の発明におい
て、上記売り手側がコンテンツ変換ソフトウェアを用い
て電子コンテンツの品位を低下する処理方法は、原理的
に元の電子コンテンツを復元できないようになされた方
法を含むことを特徴とする。
【0060】第35の発明は、上記第23、27、及び
30の何れかの発明において、上記暗号化の方式は、公
開鍵暗号(RSA)方式を含むことを特徴とする。
【0061】第36の発明は、上記第23、27、及び
30の何れかの発明において、上記本商取引に必要なソ
フトウェアは、上記売り手側からダウンロードされ保存
された後に実行されるようになされたソフトウェアを含
むことを特徴とする。
【0062】第37の発明は、上記第23、27、及び
30の何れかの発明において、上記本商取引に必要なソ
フトウェアは、上記売り手側の情報取得閲覧ソフトウェ
ア上で実行され、保存が行われないようになされたソフ
トウェアを含むことを特徴とする。
【0063】第38の発明は、上記第23、27、及び
30の何れかの発明において、上記会員登録の際に、上
記売り手側が、自身の個人情報及び振込先情報の少なく
とも何れかの情報を開示し、上記買い手側が、会員ID
及びパスワード情報の少なくとも何れかを上記売り手側
へ発行するステップを含むことを特徴とする。
【0064】第39の発明は、上記第23、27、及び
30の何れかの発明において、上記買い手側が、対象電
子コンテンツを限定するステップを含むことを特徴とす
る。
【0065】第40の発明は、上記第23、27、及び
30の何れかの発明において、上記買い手側が購入希望
している電子コンテンツに関する情報へ、上記買い手側
が当該電子コンテンツを買い取る際の価格の上限及び下
限の値を含ませるステップを含むことを特徴とする。
【0066】第41の発明は、上記第23、27、及び
30の何れかの発明において、上記売り手側が、上記買
い手側が提示した査定価格に納得できない場合、本商取
引を終了するステップを含むことを特徴とする。
【0067】第42の発明は、上記第23、27、及び
30の何れかの発明において、上記売り手側から上記買
い手側への電子コンテンツの提供方法は、上記ネットワ
ークを介した当該電子コンテンツの送信による方法、及
び郵送による方法の少なくとも何れかの方法を含むこと
を特徴とする。
【0068】第43の発明は、売り手側と買い手側の間
で任意の商品の売買取引をネットワークを介して行うた
めの電子商取引方法であって、 上記売り手側又は上記
買い手側が、情報取得閲覧ソフトウエアを用いて、仲介
者が管理運営するサーバ装置から売買情報一覧及び上記
売り手側又は上記買い手側の個人情報を入力するフォー
ムを有するデータファイルを取得して表示するステップ
と、上記売り手側が販売希望する対象商品があり、当該
商品に対して購入希望する上記買い手側がある場合の、
上記仲介者側のサーバ装置が実行する処理ステップとし
て、(a)上記売り手側に対して、少なくとも個人情報
及び販売希望する対象商品を識別するための商品番号の
何れかを上記フォームに対して入力させて送信させるス
テップと、(b)上記売り手側とのデータファイルの送
受信により、対象商品の引取日時を決定するステップ
と、(c)上記買い手側に対して、上記引取日時と同日
の引渡日時を通知するステップと、(d)商品の配送者
側に対して、対象商品の配送を依頼するステップと、
(e)上記売買情報を更新するステップとを含み、上記
売り手側が販売希望する対象商品があり、当該商品に対
して購入希望する上記買い手側がない場合の、上記仲介
者側のサーバ装置が実行する処理ステップとして、
(f)上記売り手側に対して、少なくとも個人情報及び
対象商品の詳細情報の何れかの情報上記フォームに入力
させて送信させるステップと、(g)上記売り手側に対
して、売り登録するか否かを確認するステップと、
(h)上記売り手に対して、対象商品の引取可能日時を
送信させるステップと、(i)上記売買情報の更新を行
うステップとを含み、 上記買い手側が購入希望する対
象商品があり、当該商品を販売希望する売り手側がある
場合の、上記仲介者側のサーバ装置が実行する処理ステ
ップとして、(j)上記買い手側に対して、少なくとも
個人情報及び購入希望する対象商品を識別するための商
品番号の何れかの情報を上記フォームに入力させて送信
させるステップと、(k)上記買い手側とのデータファ
イルの送受信により、対象商品の引渡日時を決定するス
テップと、(l)上記売り手側に対して、上記引渡日時
と同日の引取日時を通知するステップと、(m)商品の
配送者側に対して、対象商品の配送を依頼するステップ
と、(n)上記売買情報を更新するステップとを含み、
上記買い手側が購入希望する対象商品があり、当該商品
を販売希望する上記売り手側がいない場合の、上記仲介
者側のサーバ装置が実行する処理ステップとして、
(o)上記買い手側に対して、少なくとも個人情報及び
購入希望する対象商品を識別するための商品番号の何れ
かの情報を上記フォームに入力させて送信させるステッ
プと、(p)上記買い手側に対して、買い登録するか否
かを確認するステップと、(q)上記買い手側に対し
て、対象商品の引渡可能日時を送信させるステップと、
(r)上記売買情報の更新を行うステップとを含むこと
を特徴とする。
【0069】第44の発明は、上記第43の発明におい
て、上記売買情報一覧上に対して、少なくとも、上記買
い手側に対して対象商品が実際に販売されるときの対象
商品の価格CP、上記仲介者側が上記売り手側から対象
商品を引き取るときの対象商品の価格MPS、上記売り
手側の対象商品の販売希望価格SP、及び上記仲介者側
が上記買い手側へ対象商品を販売するときの対象商品の
価格MPCの何れかを含ませるステップを含むことを特
徴とする。
【0070】第45の発明は、上記第44の発明におい
て、「CP>MPS」且つ「SP<MPC」なる関係と
するステップを含むことを特徴とする。
【0071】第46の発明は、売り手側と買い手側の間
で任意の商品の売買取引をネットワークを介して行うた
めの電子商取引方法であって、 上記売り手側又は上記
買い手側が、情報取得閲覧ソフトウエアを用いて、仲介
者が管理運営するサーバ装置から売買情報一覧及び上記
売り手側又は上記買い手側の個人情報を入力するフォー
ムを有するデータファイルを取得して表示するステップ
と、 上記仲介者側により限定された商品の中に、上記
売り手側が販売希望する対象商品がある場合の、上記仲
介者側のサーバ装置が実行する処理ステップとして、
(a)上記売り手側に対して、少なくとも個人情報及び
販売希望する対象商品を識別するための商品番号の何れ
かを上記フォームに対して入力させて送信させるステッ
プと、(b)上記売り手側とのデータファイルの送受信
により、対象商品の引取日時を決定するステップと、
(c)上記買い手側に対して、上記引取日時と同日の引
渡日時を通知するステップと、(d)商品の配送者側に
対して、対象商品の配送を依頼するステップと、(e)
上記売買情報を更新するステップとを含み、上記仲介者
側により限定された商品の中に、上記買い手側が購入希
望する商品がある場合の、上記仲介者側のサーバ装置が
実行する処理ステップとして、(f)上記買い手側に対
して、少なくとも個人情報及び購入希望する対象商品を
識別するための商品番号の何れかの情報を上記フォーム
に入力させて送信させるステップと、(g)上記買い手
側とのデータファイルの送受信により、対象商品の引渡
日時を決定するステップと、(h)商品の配送者側に対
して、対象商品の配送を依頼するステップと、(i)上
記売買情報を更新するステップとを含み、 上記仲介者
側により限定された商品の中に、上記買い手側が購入希
望する商品がない場合の、上記仲介者側のサーバ装置が
実行する処理ステップとして、(j)上記買い手側に対
して、少なくとも個人情報及び購入希望する対象商品を
識別するための商品番号の何れかの情報を上記フォーム
に入力させて送信させるステップと、(k)上記買い手
側に対して、買い登録するか否かを確認するステップ
と、(l)上記買い手側に対して、対象商品の引渡可能
日時を送信させるステップと、(m)上記売買情報の更
新を行うステップとを含むことを特徴とする。
【0072】第47の発明は、上記第46の発明におい
て、上記売買情報一覧上に対して、少なくとも、上記買
い手側に対して対象商品が実際に販売されるときの対象
商品の価格CP、及び上記仲介者側が上記売り手側から
対象商品を引き取るときの対象商品の価格MPSの何れ
かを含ませるステップを含むことを特徴とする。
【0073】第48の発明は、上記第47の発明におい
て、「CP>MPS」なる関係とするステップを含むこ
とを特徴とする。
【0074】第49の発明は、上記第43又は46の発
明において、上記配送者側が、上記売り手側から対象商
品を引き取る際に所定の代金を上記売り手側へ支払うス
テップと、 上記仲介者側が、対象商品を購入希望する
上記買い手側からクレジットカード決済により代金の徴
収を行うステップとを含むことを特徴とする。
【0075】第50の発明は、上記第43又は46の発
明において、上記仲介者側が、対象商品を販売希望する
上記売り手側へ当該商品の代金の支払いを金融機関振込
によって行うステップと、 上記仲介者側が、対象商品
を購入希望する上記買い手側からクレジットカード決済
により代金の徴収を行うステップとを含むことを特徴と
する。
【0076】第51の発明は、上記第43又は46の発
明において、上記配送者側が、上記売り手側から対象商
品を引き取る際に第1の代金を上記売り手側へ支払うス
テップと、上記配送者側が、上記買い手側へ対象商品を
引き渡す際に第2の代金を徴収するステップと、 上記
配送者側が、上記第1の代金と上記第2の代金の差額の
利益を上記仲介者側へ渡すステップとを含むことを特徴
とする。
【0077】第52の発明は、上記第43又は46の発
明において、上記仲介者側が、対象商品が上記売り手側
から上記買い手側へ配送された後に、当該商品の代金を
上記買い手から金融機関振込によって徴収し、当該商品
の代金を上記売り手側へ金融機関振込によって支払うス
テップを含むことを特徴とする。
【0078】第53の発明は、売り手側と買い手側の間
で任意の商品の売買取引をネットワークを介して行うた
めの電子商取引方法であって、 上記売り手側又は上記
買い手側が、情報取得閲覧ソフトウエアを用いて、仲介
者が管理運営するサーバ装置から売買情報一覧及び上記
売り手側又は上記買い手側の個人情報を入力するフォー
ムを有するデータファイルを取得して表示するステップ
と、 上記仲介者側により限定された商品の中に、上記
売り手側が販売希望する対象商品があり、当該商品に対
して購入希望する上記買い手側がある場合の、上記仲介
者側のサーバ装置が実行する処理ステップとして、
(a)上記売り手側に対して、少なくとも個人情報及び
販売希望する対象商品を識別するための商品番号の何れ
かを上記フォームに対して入力させて送信させるステッ
プと、(b)上記売り手に対して、対象商品を上記仲介
者側へ送付させるステップと、(c)上記買い手に対し
て、入荷報告をするステップと、(d)上記買い手に対
して、支払い要求をするステップと、(e)上記売買情
報を更新するステップとを含み、上記仲介者側が実行す
る処理ステップとして、(f)上記売り手側から送付さ
れた対象商品が所望の商品であるかを確認するステップ
と、(g)上記売り手側へ対象商品の代金を支払うステ
ップと、(h)上記買い手側からの入金を確認し、或い
はクレジット決済の手続きをし、上記買い手側へ対象商
品を送付するステップとを含み、 上記仲介者側により
限定された商品の中に、上記売り手側が販売希望する対
象商品があり、当該商品に対して購入希望する上記買い
手側がいない場合の、上記仲介者側のサーバ装置が実行
する処理ステップとして、(i)上記売り手側に対し
て、少なくとも個人情報及び販売希望する対象商品を識
別するための商品番号の何れかを上記フォームに対して
入力させて送信させるステップと、(j)上記売り手に
対して、対象商品を上記仲介者側へ送付させるステップ
と、(k)上記売買情報を更新するステップとを含み、
上記仲介者側が実行する処理ステップとして、(l)上
記売り手側から送付された対象商品が所望の商品である
かを確認するステップと、(m)上記売り手側へ対象商
品の代金を支払うステップと、上記仲介者側により限定
された商品の中に、上記買い手側が購入希望する対象商
品があり、当該商品が上記仲介者側に在庫としてある場
合の、上記仲介者側のサーバ装置が実行する処理ステッ
プとして、(n)上記買い手手側に対して、少なくとも
個人情報及び購入希望する対象商品を識別するための商
品番号の何れかを上記フォームに対して入力させて送信
させるステップと、(o)上記買い手に対して、支払い
要求をするステップと、(p)上記売買情報を更新する
ステップとを含み、上記仲介者側が実行する処理ステッ
プとして、(q)上記買い手側からの入金を確認し、或
いはクレジット決済の手続きをし、上記買い手側へ対象
商品を送付するステップを含み、 上記仲介者側により
限定された商品の中に、上記買い手側が購入希望する対
象商品があり、当該商品が上記仲介者側に在庫としてな
い場合の、上記仲介者側のサーバ装置が実行する処理ス
テップとして、(r)上記買い手側に対して、少なくと
も個人情報及び購入希望する対象商品に関する情報の何
れかを上記フォームに対して入力させて送信させるステ
ップと、(s)上記買い手側に対して、買い登録するか
を確認するステップと、(t)上記買い手側に対して、
対象商品の引取可能日時を送信させるステップと、
(u)上記売買情報の更新を行うステップとを含むこと
を特徴とする。
【0079】第54の発明は、上記第53の発明におい
て、上記仲介者側が、対象商品を販売希望する上記売り
手側へ当該商品の代金の支払いを金融機関振込によって
行うステップと、 上記仲介者側が、対象商品を購入希
望する上記買い手側からクレジットカード決済により代
金の徴収を行うステップとを含むことを特徴とする。
【0080】第55の発明は、上記第53の発明におい
て、上記仲介者側が、対象商品を販売希望する上記売り
手側へ当該商品の代金の支払、及び対象商品を購入希望
する上記買い手側からの当該商品の代金の徴収を、金融
機関振込によって行うステップを含むことを特徴とす
る。
【0081】第56の発明は、上記第53の発明におい
て、上記売買情報一覧上に対して、少なくとも、上記買
い手側に対して対象商品が実際に販売されるときの対象
商品の価格CP、及び上記仲介者側が上記売り手側から
対象商品を引き取るときの対象商品の価格MPSの何れ
かを含ませるステップを含むことを特徴とする。
【0082】第57の発明は、上記第56の発明におい
て、「CP>MPS」なる関係とするステップを含むこ
とを特徴とする。
【0083】第58の発明は、請求項1〜13の何れか
に記載の情報処理装置の機能、又は請求項14〜22の
何れかに記載の電子商取引システムの機能を実施するた
めの処理プログラムを、コンピュータが読出可能に格納
した記憶媒体であることを特徴とする。
【0084】第59の発明は、請求項23〜57の何れ
かに記載の電子商取引方法の処理ステップを、コンピュ
ータが読出可能に格納した記憶媒体であることを特徴と
する。
【0085】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0086】<第1〜第3の実施の形態の趣旨>まず、
第1〜第3の実施の形態の趣旨について説明する。
【0087】第1の実施の形態では、 (a)会員登録 (b)コンテンツの募集 (c)コンテンツの査定 (d)査定結果の通知 (e)コンテンツの送信 (f)代金の支払い などの処理を全て電子化し、商品(コンテンツ)取引の
効率化を図る。
【0088】第1の実施の形態の最も特徴とする構成
は、次のような(1)〜(9)にある。 (1)買い手側は、売り手側へ買い取り価格の目安を提
示する。これにより、買い手側と売り手側の間での商品
の取引に無駄が無くなる。 (2)買い手側は、買い取り希望するコンテンツ(以
下、「募集コンテンツ」と言う)を限定する。これによ
り、買い手側は所望するコンテンツを得ることができ
る。 (3)買い手側は、売り手側のコンテンツの査定処理を
当該売り手側へ自動的に実行させる。これにより、買い
手側の無駄な手間を省くことができる。 (4)売り手側は、当該売り手側のコンテンツの査定処
理を当該売り手側自身で実行する。これにより、買い手
側へ不当にコンテンツが渡るのを防ぐことができる。 (5)売り手側でのコンテンツの査定処理の結果を暗号
化して出力する。これにより、売り手側は当該査定結果
を不当に改竄することを防ぐことができる。 (6)売り手側は、コンテンツの査定処理の結果に対し
て不満があれば、当該コンテンツの販売を拒否すること
ができる。 (7)売り手側は、コンテンツを暗号化して買い手側へ
送信する。これにより、当該コンテンツを受信する権利
のある正当な買い手側以外は、暗号化コンテンツを復号
して元のコンテンツを取得できない。 (8)売り手側から買い手側へのコンテンツの送信をネ
ットワーク経由で行う。これにより、処理時間の短縮化
を図れ、無駄な手間を省くことができる。 (9)買い手側は、コンテンツの確認後、代金の支払処
理を行う。これにより、買い手側は安全な支払処理を行
うことができる。
【0089】第2の実施の形態では、第1の実施の形態
における(a)〜(f)で示した処理のうち、(c)コ
ンテンツの査定の処理のみ買い手側で主観評価により行
うが、このとき、売り手側が、コンテンツの品位を任意
のソフトウェアに低下させて当該コンテンツを買い手側
へ提供する。
【0090】第2の実施の形態の最も特徴とする構成
は、第1の実施の形態における(1)、(2)、及び
(6)〜(9)と、次のような(10)及び(11)に
ある。 (10)売り手側は、コンテンツの品質を低下させたも
のを査定用のコンテンツとして買い手側へ送信する。こ
れにより、買い手側へ不当にコンテンツが渡るのを防ぐ
ことができる。 (11)買い手側は、売り手側からのコンテンツの査定
を人的に主観評価により行う。これにより、より高度な
コンテンツの査定が可能となる。
【0091】第3の実施の形態では、コンテンツ査定用
のソフトウェアによるコンテンツ査定が不可能であった
場合、コンテンツ査定を、第2の実施の形態と同様に、
人的に主観評価により再度行う。
【0092】第3の実施の形態の最も特徴とする構成
は、第1の実施の形態における(1)、(2)、及び
(6)〜(9)と、第2の実施の形態における(10)
及び(11)と、次のような(12)にある。 (12)コンテンツ査定を自動化できなかったコンテン
ツに対してのみ、再度人的にコンテンツ査定する。これ
により、コンテンツ査定をより効率化できる。
【0093】<第1の実施の形態>本発明は、例えば、
図1に示すような電子商取引システム100に適用され
る。
【0094】(電子商取引システム100の構成)電子
商取引システム100は、上記図1に示すように、売り
手側の端末装置110(以下、単に「売り手側110」
と言う)、売り手側110から運用管理されるWWWブ
ラウザ120、買い手側の端末装置150(以下、単に
「買い手側150」と言う)、買い手側150から運用
管理される買い手側サーバ140、及び金融機関側の端
末装置160(以下、単に「金融機関側160」と言
う)が、インターネット等のネットワーク130(ここ
では、インターネットとする)を介して互いに通信可能
に接続された構成としている。
【0095】売り手側110、買い手側150、買い手
側サーバ140、及び金融機関側160はそれぞれ、例
えば、図2に示すような構成をしたコンピュータ200
の機能を有し、コンピュータ200内のCPU201に
より、本実施の形態での電子商取引システム100の動
作が実施される。
【0096】具体的には、コンピュータ200は、上記
図2に示すように、CPU201と、ROM202と、
RAM203と、キーボード(KB)209のキーボー
ドコントローラ(KBC)205と、表示部としてのC
RTディスプレイ(CRT)210のCRTコントロー
ラ(CRTC)206と、ハードディスク(HD)21
1及びフロッピー(登録商標)ディスク(FD)212
のディスクコントローラ(DKC)207と、ネットワ
ークインターフェースカード(NIC)208とが、シ
ステムバス204を介して互いに通信可能に接続された
構成としている。そして、システムバス204が、上記
図1に示したインターネット130と接続される。
【0097】CPU201は、ROM202或いはHD
211に記憶されたソフトウェア、或いはFD212よ
り供給されるソフトウェアを実行することで、システム
バス204に接続された各構成部を総括的に制御する。
すなわち、CPU201は、後述する本実施の形態にお
ける処理シーケンスに従った処理プログラムを、ROM
202、或いはHD211、或いはFD212から読み
出して実行することで、本実施の形態での電子商取引シ
ステム100の動作を実現するための制御を行う。
【0098】RAM203は、CPU201の主メモリ
或いはワークエリア等として機能する。KBC205
は、KB209や図示していないポインティングデバイ
ス等からの指示入力を制御する。CRTC206は、C
RT210の表示を制御する。DKC207は、ブート
プログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、
ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び上
記処理プログラム等を記憶するHD211及びFD21
2とのアクセスを制御する。NIC208は、インター
ネット130を介した種々のデータを双方向でやりとり
する。
【0099】尚、上記図1では、説明の簡単のため、売
り手側110、買い手側150、及び金融機関側160
をそれぞれ1つづつインターネット130上へ接続する
構成としているが、この接続数に限られることはない。
【0100】売り手側110は、ディジタルコンテンツ
を販売する側であり、上記図2に示したコンピュータ2
00の機能を有する端末装置を含み、当該端末装置上で
WWWブラウザ120のソフトウェアを起動すること
で、インターネット130上の買い手側150との通信
によるディジタルコンテンツの販売を行う。
【0101】買い手側150は、売り手側110にて販
売されているディジタルコンテンツを購入する側であ
り、買い手側サーバ140を介して売り手側110へデ
ィジタルコンテンツの売買情報を提供し、ディジタルコ
ンテンツを売り手側110から購入(入手)した後に、
その代金支払いを金融機関160へ依頼する。
【0102】WWWブラウザ120は、売り手側110
の端末装置上で動作するクライアントソフトウェアを含
み、例えば、HTML形式等のデータファイルを適した
形式で端末装置へ画面表示すると共に、買い手側サーバ
140との当該データファイルの送受信を行うようにな
されている。また、WWWブラウザ120は、GUI
(Graphic User lnterface)を有
する最適化されたものである。これにより、例えば、買
い手側150のユーザが、電子商取引サービスや、買い
手側サーバ140の詳しい働きを知らない場合であって
も、電子商取引サービスを利用できる。WWWブラウザ
120としては、Netscape社のnetscap
eNavigator(商標)や、Microso社の
Intemet Explorer(商標)等が適用可
能である。
【0103】買い手側サーバ140は、HTTP(Hy
per Text TransferProtocol)
サーバ、及びFTP(File Transfer Pr
otocol)サーバの機能を有する。また、買い手側
サーバ140は、サーバープログラムを含み、当該サー
バープログラムの起動により、WWWブラウザ120か
らの要求に従ったサービスを実行してその結果を通知し
たり、当該要求に従ったデータファイル(HTML形式
のファイル等)の返送等の処理を実行する。さらに、買
い手側サーバ140は、売り手側110に対して開放さ
れたデータ記憶領域を有し、例えば、売り手側110か
らFTP送信されたディジタルコンテンツを受信して当
該データ記憶領域へ格納する。また、買い手側サーバ1
40は、ディジタルコンテンツの売買情報等のデータ更
新や、金融機関側160への振込依頼等を行う。
【0104】金融機関側160は、買い手側150と提
携した金融機関を含み、買い手側サーバ140からの要
求に従って、売り手側110への代金振り込みを代行す
る。
【0105】インターネット130は、通信ネットワー
クの一種であり、例えば、TCP/IPプロトコル等の
ネットワークプロトコルを使用したものである。ここで
のネットワークプロトコルは、端末装置同士が通信する
ための標準的な処理シーケンスを提供し、インターネッ
ト130を介したデータの送受信の際に当該データをど
のようにフォーマットすべきか等を示す。これにより、
通信相手の端末装置が異機種のものであっても、シーム
レスに通信することができる。
【0106】尚、上記標準的なネットワークプロトコル
としては、HTTP,FTP,SMTP等がある。HT
TPに関しては、T.Bemers Lee、R.Fi
eldig、及びH.Frystykの論文「Hype
retext Transfer Protocal−H
TTP/1.0:1995年9月4日)」等に詳しく記
載されている。また、FTPに関しては、J.BPos
tel及びJ.K.Reynoldsの論文「File
Transfer Protocol(FTP):RF
C959、Information Sciences
Institute、USC、1985年10月」等に
詳しく記載されている。また、SMTPに関しては、
J.B.Postelの論文「Simple Mail
Transfer Protocol:RFC821、
Infomation Science Institu
te、USC、1982年8月」等に詳しく記載されて
いる。
【0107】(電子商取引システム100の動作)図3
は、電子商取引システム100の動作を示したものであ
り、図4〜図12は、当該動作における画面の一例や暗
号化方式の概念を示したものである。尚、以下の説明に
おいて、「ページ」とは、売り手側110の操作者が、
WWWブラウザ120を用いて買い手側サーバ140か
ら取得したHTML形式等のデータファイルを、売り手
側110の端末装置上で画面表示される当該表示画面を
示す。
【0108】ステップS301:(図3参照) 売り手側110のユーザは、インターネット130に接
続された自側の端末装置(テレビジョン受像機や電子手
帳等の端末装置を含む)にて動作するWWWブラウザ1
20による当該端末装置での表示画面上を操作すること
で、所定のURL(インターネット130上のアドレ
ス)で指定される買い手側150のページへアクセスし
て会員登録する。尚、ここでの会員登録処理については
後述する。
【0109】ステップS302:売り手側110のユー
ザは、買い手側150のページへアクセスすることで、
買い手側150が募集中のコンテンツの一覧情報を取得
する。図6は、上記募集中コンテンツ一覧情報による画
面340の一例を示したものである。この画面340で
は、コンテンツの買い取りの際の最低及び最高価格が示
されている。これにより、売り手側110のユーザは、
コンテンツの売却の際の目安を容易に認識することがで
き、不毛なやり取りをする手間を省くことができる。
【0110】ステップS303:売り手側110のユー
ザは、上記図6の画面340を参照することで、買い手
側150が要求しているコンテンツを所有しており、且
つ当該コンテンツに対して納得できる価格(買い取り価
格)が提示されているか否か(買い手側150とのニー
ズが一致するか否か)を判別する。この判別の結果、買
い手側150とのニーズが一致しなかった場合、売り手
側110のユーザは、本処理終了とする。
【0111】ステップS304:ステップS303の判
別の結果、買い手側150とのニーズが一致した場合、
売り手側110のユーザは、上記図6の画面上にて、該
当するコンテンツの情報に対して設けられている「売り
たい」ボタンを押下する等して、当該コンテンツの売却
を買い手側150へ要求する。そして、売り手側110
のユーザは、自身の所有する売却対象のコンテンツの査
定処理を行うためのコンテンツ査定用のソフトウェア
と、後述するコンテンツ暗号化用のソフトウェアを入手
済みであるか否かを判別する。この判別の結果、入手済
みでない場合のみ、次のステップS305を介してステ
ップS306へと進む、入手済みの場合は、そのまま後
述するステップS306へと進む。
【0112】ステップS305:ステップS304の判
別の結果、コンテンツ査定用のソフトウェア及びコンテ
ンツ暗号化用のソフトウェアを入手済みでない場合、例
えば、売り手側110のユーザが初めて本システム10
0を利用する等の理由により当該ソフトウェアを入手し
ていない場合、売り手側110のユーザは、買い手側サ
ーバ140から自端末装置内へ当該ソフトウェアをダウ
ンロードする。具体的には例えば、売り手側110が買
い手側サーバ140へアクセスすることにより、売り手
側110の端末装置上には、図7に示すような画面(ダ
ウンロードページ)350が表示される。売り手側11
0のユーザは、画面350での操作により、未入手のコ
ンテンツ査定用のソフトウェア及びコンテンツ暗号化用
のソフトウェアを自端末装置へダウンロードする。
【0113】尚、コンテンツ査定用のソフトウェアの実
行によるコンテンツ査定処理については後述するが、当
該処理による対象コンテンツの査定結果は、売り手側1
10にて不当に操作されないように、暗号化された記号
(数字、アルファベット、算術記号等)として出力され
る。ここでの暗号化方式としては、例えば、RSA(公
開鍵暗号)方式やDES(共通鍵暗号)方式等の様々な
暗号化方式を適用可能であり、売り手側110へ当該暗
号化方式での暗号ルールが解らないものであればどのよ
うな方式でも限られることはない。また、コンテンツ査
定処理を売り手側110へ委ねる理由としては、売り手
側110が所有するコンテンツが買い手側150へ不当
に渡ることを防止するためである。また、コンテンツ査
定処理を、ソフトウェア(アプリケーション)ではな
く、例えば、JAVA(登録商標)アプレットにより行
うようにしてもよい。このJAVAアプレットとは、ペ
ージ上で実行可能な形式のJAVA中間言語ファイルで
あり、米国Sun Micro Systemsにより開
発されたプラットフォーム非依存のプログラミング言語
である。この場合、コンテンツ査定用のソフトウエアの
ダウンロード及び保存処理を売り手側110へ強制せず
に済む。これは、売り手側110の端末装置に十分な記
憶容量がない場合や、売り手側110のユーザが端末装
置の操作に不慣れである場合等に有効である。
【0114】ステップS306:売り手側110のユー
ザは、自端末装置にてコンテンツ査定用のソフトウェア
を起動することで、自身の所有する売却対象のコンテン
ツの査定処理を行う。
【0115】ステップS307:売り手側110のユー
ザは、上記図7の画面350上にて、「査定結果送信ペ
ージへ」のボタン(関連づけられた次ページの読み込み
を実行するためのリンクボタン)を押下する等して、コ
ンテンツ査定の結果送信ページを自端末装置内へ取り込
む。そして、売り手側110のユーザは、自端末装置に
て表示された、例えば、図8に示すような画面360上
にて、対象コンテンツの番号(コンテンツ番号)、コン
テンツ査定の結果(コンテンツ査定ソフト出力値)、ス
テップS301での登録時に与えられた会員ID、及び
パスワード等を入力し、「送信」ボタンを押下する等し
て、当該入力情報を買い手側サーバ140へ送信する。
【0116】ステップS308:買い手側サーバ140
は、売り手側110からの情報を受信し、当該受信情報
に含まれるコンテンツ査定ソフト出力値(暗号化された
コンテンツ査定用のソフトウェアの出力値)から、査定
価格を求める。そして、買い手側サーバ140は、上記
査定価格(査定金額)、受付番号、暗号化用公開キー、
及びコンテンツ送付先情報(買い手側150が指定する
送付先)等を、例えば、図9に示すような画面370の
情報として売り手側110のWWWブラウザ120へ送
信することで、売り手側110へ提示する。
【0117】尚、暗号化用公開キーを売り手側110へ
公開するタイミングとしては、例えば、ステップS30
1での会員登録の完了通知のタイミンクでも良いし、他
のタイミングでも良い。
【0118】ステップS309:売り手側110のユー
ザは、上記図9の画面370により提示された査定金額
に納得するか否かを判別する。この判別の結果、査定金
額に納得しなかった場合、売り手側110のユーザは、
本処理終了とする。
【0119】ステップS310:ステップS309での
判別の結果、査定金額に納得した場合、売り手側110
のユーザは、自端末装置により、買い手側サーバ140
内の売り手側110へ開放されたデータ記憶領域(買い
手側150が指定したFTPアドレス)へ、コンテンツ
を暗号化してFTP送信する。このときの暗号化には、
上記図9の画面370により提示された暗号化キーを用
いる。
【0120】尚、売り手側110において、FTP送信
に必要なソフトウェアとしては、従来から流通している
汎用ソフトウェアを使用してもよいし、自端末装置がコ
ンピュータで無い場合には、当該装置へ付属されている
任意のソフトウェアを使用してもよい。また、売り手側
110がインターネット130経由でコンテンツを送信
したくない場合、上記図9の画面370にて提示された
郵送のための情報(郵便番号及び情報)により、郵送に
て当該コンテンツを買い手側150へ送付すればよい。
また、売り手側110での暗号化については、詳細は後
述するが、例えば、公開鍵暗号(RSA、楕円曲線暗
号)方式を用いる。
【0121】ステップS311:買い手側150は、売
り手側110よりネットワーク130経由、或は郵送に
よりコンテンツを受け取り、当該コンテンツを確認した
後、査定金額を売り手側110へ支払う。ここでの支払
方法としては、買い手側150のユーザが提携した金融
機関側160へネットワーク130経由で振込依頼を行
う方法が好適である。
【0122】以上が、本実施の形態における電子商取引
システム100の動作である。ここで、上述した当該動
作における、ステップS301での会員登録処理、ステ
ップS306でのコンテンツ査定処理、及びステップS
310での暗号化について具体的に説明する。
【0123】会員登録処理:図4及び図5参照 売り手側110のユーザは、買い手側150が運用管理
している買い手側サーバ140内にある会員登録のため
のフォームを含む、例えば、図4に示すようなHTML
形式等のデータファイルによる画面320を、WWWブ
ラウザ120を用いて取得する。そして、売り手側11
0のユーザは、上記図4の画面320上にて、氏名、住
所、連絡先、及び振込先等の個人情報を入力し、「送
信」ボタンを押下する等して、当該入力情報を買い手側
サーバ140へ送信する。買い手側サーバ140は、売
り手側110からの情報を受信し、当該受信情報に基づ
き会員登録処理を実行し、売り手側110に対して、例
えば、図5に示すような、会員ID及びパスワード情報
を含むデータファイルによる画面330を、WWWブラ
ウザ120を介して売り手側110へ送信する。
【0124】コンテンツ査定処理:図10参照 例えば、対象コンテンツが動画像データである場合、動
画像データの品位を測る評価項目としては、輝度、コン
トラスト、彩度、及びノイズ量等がある。輝度、コント
ラスト、及び彩度については、測定値が高い方が高品位
であり、ノイズについては、測定値が低いが高品位であ
る。また、動画像データの品位を測る他の評価項目とし
ては、構図、動き量、シーンチェンジの数、及び撮影テ
ーマに対する忠実度等が考えられる。これらの項目は、
動画像データの種類によって評価基準が異なるため、対
象となるコンテンツ毎に適正な評価基準を設けて判定を
行う。上述のような各項目による動画像データの評価
は、例えば、10段階評価で行い、その平均値をとる。
例えば、図10では、輝度、コントラスト、彩度、ノイ
ズ量、構図、動き量、シーンチェンジの数、及び忠実度
の各項目の評価を10段階で行い、これらの結果の平均
を求めている。このとき、各項目毎に重み付けしてもよ
い。
【0125】上記評価結果のコンテンツ査定金額への反
映方法としては、例えば、次のような方法がある。評価
値の平均が中間値である“5.0”の時、査定金額も最
高金額と最低金額の中間の金額となるようにする。ま
た、評価値の平均が最高或は最低である場合、査定金額
も最高金額或は最低金額となるようにする。すなわち、
評価値の平均と査定金額を線形対応させる。或は、評価
値の平均が中間値付近である場合、査定金額を中間の金
額に固定し、評価値の平均が最高値或は最低値の場合、
査定金額を最高金額或は最低金額となるようにする。す
なわち、評価値の平均と査定金額を非線型に対応づけ
る。
【0126】尚、ここでは、対象コンテンツが動画像デ
ータである場合について説明したが、対象コンテンツ
が、例えば、音声(音楽)データや、画像及び音声デー
タ、或はゲームソフトウェア等である場合、この場合も
上述した動画像データの場合と同様に、コンテンツの種
類毎に予め評価項目を設定し、当該評価項目ごとの評価
値を集計して、この結果を査定金額へ反映させる。
【0127】暗号化:図11及び図12参照 ここでの暗号化としては、公開鍵暗号方式を用いる。図
11に示すように、鍵の製作者(ここでは、買い手側1
50)は、暗号化用に公開する公開キーと、復号用の秘
密キーをペアで作成し、当該公開キーを、暗号化する側
(ここでは、複数の売り手側110−1,110−2,
110−3,…)へ公開する。暗号化する側は、図12
に示すように、公開されたキー(上記図9の画面370
にて提示された暗号化キー)を用いて、コンテンツを暗
号化して送信する。暗号化されたコンテンツの受け取り
側、すなわち鍵の製作者は、公開キーとペアで作成した
秘密キーを用いて、当該暗号化コンテンツを復号化す
る。このような公開鍵暗号方式によれば、管理する鍵を
少なくできる。
【0128】<第2の実施の形態>本実施の形態では、
上記図1の電子商取引システム100の動作を、例え
ば、図13に示すフローチャートに従った動作とする。
尚、上記図13のフローチャートにおいて、上記図2の
フローチャートと同様の処理実行するステップには同じ
符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0129】ステップS301〜S303:売り手側1
10は、会員登録し(ステップS301)、買い手側1
50が募集中のコンテンツのー覧情報を取得する(ステ
ップS302)。そして、売り手側110は、買い手側
150とニーズが一致した場合に、次のステップS30
4´からの処理を実行する(ステップS303)。
【0130】ステップS304´:売り手側110のユ
ーザは、自身の所有する売却対象のコンテンツの変換を
行うためのコンテンツ変換用のソフトウェアと、コンテ
ンツ暗号化用のソフトウェアを入手済みであるか否かを
判別する。ここでのコンテンツの変換とは、対象コンテ
ンツの品位を低下させるための変換を示す。この判別の
結果、入手済みでない場合のみ、次のステップS305
´を介してステップS306´へと進む、入手済みの場
合は、そのまま後述するステップS306´へと進む。
【0131】ステップS305´:ステップS304´
の判別の結果、コンテンツ変換用のソフトウェア及びコ
ンテンツ暗号化用のソフトウェアを入手済みでない場
合、例えば、売り手側110のユーザが初めて本システ
ム100を利用する等の理由により当該ソフトウェアを
入手していない場合、売り手側110のユーザは、買い
手側サーバ140から自端末装置内へ当該ソフトウェア
をダウンロードする。
【0132】尚、ステップS305´でのコンテンツ変
換用のソフトウェア及びコンテンツ暗号化用のソフトウ
ェアのダウンロードの方法は、第1の実施の形態におけ
るコンテンツ査定用のソフトウェア及びコンテンツ暗号
化用のソフトウェアのダウンロードの方法と同様である
ため、その詳細な説明は省略する。また、コンテンツ変
換用のソフトウェアの実行によるコンテンツ変換処理に
ついては後述するが、当該処理を、ソフトウェア(アプ
リケーション)ではなく、例えば、JAVAアプレット
により行うようにしてもよい。この場合、コンテンツ変
換用のソフトウエアのダウンロード及び保存処理を売り
手側110へ強制せずに済む。これは、売り手側110
の端末装置に十分な記憶容量がない場合や、売り手側1
10のユーザが端末装置の操作に不慣れである場合等に
有効である。
【0133】ステップS306´:売り手側110のユ
ーザは、自端末装置にてコンテンツ変換用のソフトウェ
アを起動することで、自身の所有する売却対象のコンテ
ンツの品位を低下させ、買い手側150へFTP送信或
は郵送する。尚、FTP送信する場合の送信先情報は、
ステップS301での会員登録時に売り手側110へ提
示するようにしても良いし、他のタイミングで提示する
ようにしてもよい。
【0134】ステップS307´:買い手側150は、
売り手側110からの変換後のコンテンツを査定用コン
テンツとして受け取り、その受付番号を即に売り手側1
10へ発行する。
【0135】ステップS308´:買い手側150は、
第1の実施の形態におけるコンテンツ査定処理と同様の
処理実行により、査定用コンテンツに対して査定を行
い、その結果得られた査定金額の情報を、例えば、図1
4に示すような画面380の情報として売り手側110
のWWWブラウザ120へ送信することで、売り手側1
10へ提示する。
【0136】尚、売り手側110から郵送で査定用コン
テンツが送られてきた場合、買い手側150は、当該査
定用コンテンツへの査定を行った後、その結果得られた
査定金額の情報を受け付け番号を付加した状態で、郵送
或は電子メール等により売り手側110へ提示する。
【0137】ステップS309〜S311:売り手側1
10は、買い手側150から提示された査定価格に納得
した場合に(ステップS309)、対象コンテンツを暗
号化して買い手側150へ送信する(ステップS31
0)。買い手側150は、売り手側110からのコンテ
ンツを確認した後、査定価格を売り手側110へ支払う
(ステップS311)。
【0138】ここで、上述したステップS306´での
コンテンツの変換処理について具体的に説明する。例え
ば、対象コンテンツが画像データである場合、画像デー
タの品位を低下させる変換処理としては、画像をダウン
サンプリング(間引き処理)して画像の情報量(画素
数)を減らす処理や、MPEG(Moving Pic
ture Expert Group)等の不可逆の圧縮
処理を施す処理等が考えられる。これらの方法は共に、
画像データの転送量を減らすことができると共に、原理
的にオリジナル画像を復元できないことから好適であ
る。もちろん、オリジナル画像を復元できない方法であ
ればどのような方法であっても好適である。
【0139】<第3の実施の形態>本実施の形態では、
上記図1の電子商取引システム100の動作を、例え
ば、図15に示すフローチャートに従った動作とする。
尚、上記図15のフローチャートにおいて、上記図2及
び上記図13のフローチャートと同様の処理実行するス
テップには同じ符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0140】ステップS301〜S306:売り手側1
10は、会員登録し(ステップS301)、買い手側1
50が募集中のコンテンツのー覧情報を取得する(ステ
ップS302)。そして、売り手側110は、買い手側
150とニーズが一致した場合(ステップS303)、
自端末装置にてコンテンツ査定用のソフトウェアを起動
することで、自身の所有する売却対象のコンテンツの査
定処理を行うが(ステップS306)、このとき、コン
テンツ査定用のソフトウェア及びコンテンツ暗号化用の
ソフトウェアを入手済みでない場合には(ステップS3
04)、当該ソフトウェアを、買い手側サーバ140か
ら自端末装置内へダウンロードし(ステップS30
5)、これをコンテンツ査定に使用する。
【0141】ステップS306−1:売り手側110の
ユーザは、自端末装置でのコンテンツ査定処理の結果、
当該コンテンツ査定処理が正常終了したか否かを判別す
る。具体的には例えば、コンテンツ査定用のソフトウェ
アでは、コンテンツ査定処理が正常終了したか否かをメ
ッセージ等によってユーザへ通知するようになされてい
る。これにより、売り手側110のユーザは、自端末装
置へ画面表示されたメッセージ等により、コンテンツ査
定処理が正常終了したか否かを認識することができる。
ここでの判別の結果、コンテンツ査定処理が正常終了し
た場合(コンテンツ査定処理の自動化が可能であった場
合)には、次のステップS307からの処理が実行さ
れ、コンテンツ査定処理が正常終了していない場合(コ
ンテンツ査定処理の自動化が不可能であった場合)に
は、後述するステップS304´からの処理が実行され
る。
【0142】ステップS307〜S311:ステップS
306−1の判別の結果、コンテンツ査定処理の自動化
が可能であった場合、売り手側110は、コンテンツ査
定の結果を取得し、当該コンテンツ査定の結果(コンテ
ンツ査定ソフト出力値)と共に、対象コンテンツの番号
(コンテンツ番号)、会員ID、及びパスワード等を買
い手側サーバ140へ送信する(ステップS307)。
買い手側サーバ140は、売り手側110からの情報に
基づいて、コンテンツの査定価格を求め、当該査定価格
と共に、受付番号、暗号化用公開キー、及びコンテンツ
送付先情報等を売り手側110へ提示する(ステップS
308)。売り手側110は、買い手側150から提示
された査定価格に納得した場合に(ステップS30
9)、対象コンテンツを暗号化して買い手側150へ送
信する(ステップS310)。買い手側150は、売り
手側110からのコンテンツを確認した後、査定価格を
売り手側110へ支払う(ステップS311)。
【0143】ステップS304´〜S308´、S30
9〜S311:ステップS306−1の判別の結果、コ
ンテンツ査定処理の自動化が不可能であった場合、売り
手側110は、対象コンテンツの品位を低下させるため
のコンテンツ変換用のソフトウェアを入手済みであるか
否かを判別し(ステップS304´)、入手済みでない
場合には、当該コンテンツ変換用のソフトウェアを買い
手側サーバ140から自端末装置内へダウンロードする
(ステップS305´)。売り手側110は、自端末装
置にてコンテンツ変換用のソフトウェアを起動すること
で、自身の所有する売却対象のコンテンツの品位を低下
させ、買い手側150へFTP送信或は郵送する(ステ
ップS306´)。買い手側150は、売り手側110
からの変換後のコンテンツを査定用コンテンツとして受
け取り、その受付番号を即に売り手側110へ発行し
(ステップS307´)、査定用コンテンツに対して人
的な査定を行い、その結果得られた査定金額を売り手側
110へ提示する(ステップS308´)。売り手側1
10は、買い手側150から提示された査定価格に納得
した場合に(ステップS309)、対象コンテンツを暗
号化して買い手側150へ送信する(ステップS31
0)。買い手側150は、売り手側110からのコンテ
ンツを確認した後、査定価格を売り手側110へ支払う
(ステップS311)。
【0144】<第4〜第6の実施の形態の趣旨>まず、
第4〜第6の実施の形態の趣旨について説明する。
【0145】第4の実施の形態では、売り手側(商品の
販売を希望するユーザ)及び買い手側(商品の購入を希
望するユーザ)が仲介者が提供するホームページへアク
セスし、商品の売買の依頼を行う。このホームページ上
には、売り手側向けの情報として、買い手側の希望価格
(購入希望価格)、及び仲介者が売り手側から商品を引
き取るときの価格(引取価格)の情報が掲載され、買い
手側向けの情報として、売り手側の希望価格(販売希望
価格)、及び仲介者が買い手側へ販売する価格の情報が
掲載されている。この場合、次の4つの商取引形態が想
定され、第4の実施の形態では、これら全ての商取引形
態に対応できる電子商品売買仲介を提供する。 (a)売り手側は、仲介者を介して、売り待ちである商
品(購入希望するユーザがいる商品)を販売する。 (b)売り手側は、売り待ちがない商品を販売希望する
商品(購入希望するユーザがいない商品)として登録
(売り登録)する。 (C)買い手側は、仲介者を介して、買い待ちがある商
品(販売希望するユーザがいる商品)を購入する。 (d)買い手側は、買い待ちがない商品(販売希望する
ユーザがいない商品)を購入希望することを登録(買い
登録)する。
【0146】また、第4の実施の形態では、売買される
商品を限定せず、買い手側或は売り手側から寄せられた
商品詳細情報をそのまま掲載する。そして、商品の配送
は、売り手側と買い手側が揃った段階で初めて行う。
【0147】第4の実施の形態における最も特徴とする
ところは、次の(1)〜(5)にある。 (1)売り手側は、販売対象の商品が如何なるものであ
っても販売することができる。 (2)売り手側は、仲介者の手数料を明確に把握するこ
とができる。 (3)買い手側は、購入希望する商品が如何なるもので
あっても、買い登録ができる。 (4)買い手側は、仲介者の手数料を明確に把握するこ
とができる。 (5)仲介者は、商品を在庫として実際に抱えることが
ないため、リスクを小さくできる。
【0148】第5の実施の形態では、売買される商品を
仲介者が限定し、販売希望されている商品(売り希望)
に対しては、売り待ちの有無に関わらず直ちに仲介者が
買い取る。ことのときの余剰の商品については、在庫と
して、仲介者が提供するホームページ上に掲載される。
購入希望されている商品(買い希望)に対しては、当該
商品が在庫としてある場合には直ちに買い手側へ販売さ
れ、在庫として無い場合には上記ホームページ上に買い
登録として掲載される。したがって、仲介者は、直ぐに
販売できる商品のみを扱うことで、在庫として抱える商
品を減らすことができる。また、配送のスケジューリン
グを行う際、売り手側の予定に左右されなくなるため、
商品の売買完了までにかかる時間を短縮できる。
【0149】第5の実施の形態における最も特徴とする
ところは、次の(1)〜(5)にある。 (1)売り手側は、販売対象の商品を、買い手側の有無
に関わらず直ぐに買い取ってもらえる。 (2)売り手側は、仲介者の手数料を明確に把握するこ
とができる。 (3)買い手側は、在庫がある場合には直ぐに商品を手
に入れられる。 (4)買い手側は、仲介者の手数料を明確に把握するこ
とができる。 (5)仲介者は、商品配送の調整が容易になることか
ら、売買効率が向上する。
【0150】第6の実施の形態では、仲介者が、売買さ
れる商品を郵送等の簡易送付が可能な商品に限定するこ
とで、物流にかかるコストを軽減する。また、売り手側
への代金支払については、売り手側からの商品送付後に
行い、買い手側への商品送付については、買い手側から
の入金確認後に行う。これにより、商取引を確実に行う
ことができ、また、商品配送のスケジューリングを行う
必要が無くなるため、商品の売買完了までにかかる時間
を短縮できる。
【0151】第6の実施の形態における最も特徴とする
ところは、次の(1)〜(5)にある。 (1)売り手側は、販売対象の商品を、買い手側の有無
に関わらず直ぐに買い取ってもらえる。 (2)売り手側は、仲介者の手数料を明確に把握するこ
とができる。 (3)買い手側は、在庫がある場合には直ぐに商品を手
に入れられる。 (4)買い手側は、仲介者の手数料を明確に把握するこ
とができる。 (5)仲介者は、代金を確実に入手できる。 (6)仲介者は、商品配送の調整が容易になることか
ら、売買効率が向上する。
【0152】<第4の実施の形態>本発明は、例えば、
図16に示すような電子商取引システム500に適用さ
れる。
【0153】(電子商取引システム500の構成)電子
商取引システム500は、上記図16に示すように、売
り手側の端末装置510(以下、単に「売り手側51
0」と言う)、売り手側510から運用管理されるWW
Wブラウザ520、買い手側の端末装置550(以下、
単に「買い手側550」と言う)、買い手側550から
運用管理されるWWWブラウザ540、仲介者側の端末
装置570(以下、単に「仲介者側570」と言う)、
及び仲介者側570から運用管理されるWWWサーバ5
60が、インターネット等のネットワーク530(ここ
では、インターネットとする)を介して互いに通信可能
に接続された構成としている。
【0154】尚、上記図16では、説明の簡単のため、
売り手側510、買い手側550、及び仲介者側570
をそれぞれ1つづつインターネット530上へ接続する
構成としているが、この接続数に限られることはない。
【0155】売り手側510、買い手側550、仲介者
側570、及びWWWサーバ560はそれぞれ、例え
ば、上記図2に示したような構成をしたコンピュータ2
00の機能を有し、コンピュータ200内のCPU20
1により、本実施の形態での電子商取引システム500
の動作が実施される。
【0156】売り手側510は、商品を販売する側であ
り、上記図2に示したコンピュータ200の機能を有す
る端末装置を含み、当該端末装置上でWWWブラウザ5
20のソフトウェアを起動することで、インターネット
530上の仲介者側570との通信による商品の売買取
引を行う。
【0157】買い手側550は、商品を購入する側であ
り、上記図2に示したコンピュータ200の機能を有す
る端末装置を含み、当該端末装置上でWWWブラウザ5
40のソフトウェアを起動することで、インターネット
530上の仲介者側570との通信による商品の売買取
引を行う。
【0158】仲介者側570は、売り手側510が所持
する商品を、買い手側550へ販売する仲介を行うもの
であり、WWWサーバ560によって売り手側510及
び買い手側550へ商品売買情報を提供し、商品の配
送、代金の徴収、及び支払い等の処理を実行する。ま
た、仲介者側570は、配送業者580へ商品の配送を
依頼する。このときの依頼の方法としては、例えば、電
話やファクシミリによるものであっても、或は、インタ
ーネット530を介しての電子メール等によるものであ
ってもよい。配送業者580は、仲介者側570からの
依頼に従って、商品の配送を行う。尚、ここでの商品売
買の決済方法によっては、売り手側510への代金の支
払い、及び買い手側550からの代金の徴収を行う場合
がある。
【0159】売り手側510のWWWブラウザ520、
及び買い手側550のWWWブラウザ540はそれぞ
れ、売り手側510や買い手側550の端末装置上で動
作するクライアントソフトウェアを含み、例えば、HT
ML形式等のデータファイルを適した形式で端末装置へ
画面表示すると共に、当該データファイルの送受信を行
うようになされている。また、WWWブラウザ520,
540は、GUI(Graphic Userlnte
rface)を有する最適化されたものである。これに
より、例えば、売り手側510や買い手側550のユー
ザが、電子商取引サービスや、仲介者側570のWWW
サーバ560の詳しい働きを知らない場合であっても、
電子商取引サービスを利用できる。WWWブラウザ52
0,540としては、Netscape社のnetsc
apeNavigator(商標)や、Microso
社のIntemet Explorer(商標)等が適
用可能である。
【0160】仲介者側570のWWWサーバ560は、
HTTP(Hyper Text Transfer P
rotocol)サーバ、及びFTP(File Tr
ansfer Protocol)サーバの機能を有す
る。また、WWWサーバ560は、サーバープログラム
を含み、当該サーバープログラムの起動により、WWW
ブラウザ520からの要求に従ったサービスを実行して
その結果を通知したり、当該要求に従ったデータファイ
ル(HTML形式のファイル等)の返送、或は電子メー
ルサービスの提供等の処理を実行する。さらに、WWW
サーバ560は、商品売買仲介情報等のデータ、及び配
送業者580の配送スケジュール情報等の格納や更新処
理を随時実行する。
【0161】インターネット530は、通信ネットワー
クの一種であり、例えば、TCP/IPプロトコル等の
ネットワークプロトコルを使用したものである。ここで
のネットワークプロトコルは、端末装置同士が通信する
ための標準的な処理シーケンスを提供し、インターネッ
ト530を介したデータの送受信の際に当該データをど
のようにフォーマットすべきか等を示す。これにより、
通信相手の端末装置が異機種のものであっても、シーム
レスに通信することができる。
【0162】尚、上記標準的なネットワークプロトコル
としては、HTTP,FTP,SMTP等がある。HT
TPに関しては、T.Bemers Lee、R.Fi
eldig、及びH.Frystykの論文「Hype
retext Transfer Protocal−H
TTP/1.0:1995年9月4日)」等に詳しく記
載されている。また、FTPに関しては、J.BPos
tel及びJ.K.Reynoldsの論文「File
Transfer Protocol(FTP):RF
C959、Information Sciences
Institute、USC、1985年10月」等に
詳しく記載されている。また、SMTPに関しては、
J.B.Postelの論文「Simple Mail
Transfer Protocol:RFC821、
Infomation Science Institu
te、USC、1982年8月」等に詳しく記載されて
いる。
【0163】(電子商取引システム500の動作)図1
7は、電子商取引システム500の動作を示したもので
あり、図17〜図20は、当該動作における画面の一例
の概念を示したものである。尚、以下の説明において、
「ページ」とは、売り手側510及び買い手側550の
操作者が、それぞれ対応するWWWブラウザ520,5
40を用いて仲介者側570のWWWサーバ560から
取得したHTML形式等のデータファイルを、売り手側
510及び買い手側550の各端末装置上で画面表示さ
れる当該表示画面を示す。
【0164】(1)売り手側510が商品を販売する場
【0165】ステップS601:図17参照 売り手側510のユーザは、自端末装置上で動作するW
WWブラウザ520を操作することで、所定のURL
(インターネット上の住所)により示される仲介者側5
70のホームページへアクセスする。これは、売り手側
側510が、仲介者側570により管理及び運営されて
いるWWWサーバ560内にある商品情報を含む、例え
ば、HTML等のデータファイノレを、WWWブラウザ
520を用いて取得することに相当する。
【0166】図18は、ステップS601にて売り手側
510の端末装置、或は後述する買い手側550の端末
装置へ画面表示される、仲介者側570のホームページ
(売買情報一覧)の画面650の一例を示したものであ
る。尚、売買情報一覧画面650における価格表示につ
いての詳細は後述する。
【0167】ステップS602〜S604:ここでは、
売り手側510が商品を販売する場合であるので、ステ
ップS602では「売りたい商品がある」、次のステッ
プS603では「売りたい」という処理過程を介して、
次のステップS604へ進むことになる。売り手側51
0のユーザは、上記図18の画面650を参照(特に、
画面650の左部分の「売りたい用」の情報を参照)
し、自分が販売希望する商品に対応するものを、購入希
望している買い手側がいる旨が掲載されているか否かを
確認する。すなわち、売り手側510のユーザは、自分
が販売希望する商品に対して売り待ち有りの状態である
か否かを判別する。この判別の結果、売り待ち有りでな
い場合、後述するステップS611からの処理に進む。
【0168】ステップS605:売り手側510のユー
ザは、上記図18の画面650上の「売りたい人用」に
いて、“氏名”、“住所”、“電話番号”、“電子メー
ルアドレス(E−Mail)”、“商品番号”、後述す
る決済方法によってはクレジットカード情報等の個人情
報を入力して、「売りたい」ボタンを押下等することに
より、当該入力情報を仲介者側570のWWWサーバ5
60へ送信する(売り要求の送信)。
【0169】ステップS606:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、売り手側510からの売り要求を受
け、当該要求に従って配送スケジュールを調整する。
【0170】ステップS607:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、ステップS606での配送スケジュ
ールの調整の結果として、例えば、図19に示すよう
な、商品の引き取り予定日時(当該商品を購入希望して
いる買い手側が希望している取り引き日時)等の情報を
含む画面660のデータファイルを売り手側510へ送
信する。これにより、売り手側510は、上記図19の
画面660にて、商品の引き取り予定日時を確認し、そ
の日時でよければ「はい」ボタンを押下し、都合が悪け
れば「いいえ」ボタンを押下する等して、その旨を仲介
者側570のWWWサーバ560へ通知する。
【0171】ステップS608:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、売り手側510からの上記通知に従
って、商品の引き取り日時が決定するまで(売り手側5
10が承諾するまで)、ステップS606〜S608の
処理を繰り返し実行する。
【0172】尚、ステップS606〜S608における
仲介者側570のWWWサーバ560と売り手側510
の間のやり取りについては後述する。また、商品の引き
取り予定日時、すなわち当該商品を購入希望している買
い手側(ここでは、買い手側550とする)が希望して
いる取り引き日時については、詳細は後述するが、予め
登録されている。
【0173】ステップS609:ステップS606〜S
608により、商品の引き取り予定日時が決定すると、
仲介者側570のWWWサーバ560は、当該予定日時
を買い手側550へ電子メール等によって通知する。ま
た、仲介者側570は、商品の引き取りについてを配送
業者580にも通知する。
【0174】ステップS610:売り手側510のユー
ザは、決定した引き取り予定日時に従って、仲介者側5
70と提携している配送業者580により、販売希望し
た商品を買い手側550へ配送する。これにより、買い
手側550のユーザは、所望した商品を受け取り、その
後、代金支払を行う。尚、買い手側550での代金の支
払い方法については後述する。
【0175】ステップS627:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、上述の商品取引に従って、売買情報
を更新する。
【0176】ステップS611:一方、上述したステッ
プS604において、売り手側510が販売希望する商
品に対して売り待ち有りの状態でない場合、すなわち上
記図18の売買情報一覧画面650にて、売り手側51
0が販売したい商品に対して売り待ち(買いたい人)が
ある旨が掲載されていない場合、売り手側510のユー
ザは、上記図18の画面650上の「売りたい人用」に
いて、“氏名”、“住所”、“電話番号”、“電子メー
ルアドレス(E−Mail)”、“商品番号”、後述す
る決済方法によってはクレジットカード情報等の個人情
報と共に、“商品の詳細”を入力して、「売りたい」ボ
タンを押下等することにより、当該入力情報を仲介者側
570のWWWサーバ560へ送信する(売り要求の送
信)。
【0177】ステップS612:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、売り手側510からの売り要求を受
け、当該要求により示される商品を売り登録するか否か
確認するためのデータファイルを、売り手側510へ送
信する。これにより、売り手側510は、売り登録を希
望するか否かを、仲介者側570のWWWサーバ560
へ通知する。
【0178】ステップS613:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、売り手側510からの上記通知によ
り、売り手側510が売り登録を承諾したか否かを判別
し、売り手側510が売り登録を承諾した場合には次の
ステップS614からの処理を実行し、承諾していない
場合には本処理終了とする。
【0179】ステップS614:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、例えば、図20に示すような、商品
の引き取り可能な日時を入力をさせるための画面670
のデータファイルを、売り手側510へ送信する。
【0180】ステップS615:売り手側510は、上
記図20の画面670上において、商品の引き取り可能
な日時を入力し、当該入力情報を仲介者側570のWW
Wサーバ560へ返信する。
【0181】ステップS627:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、売り手側510からの返信情報に従
って、売買情報を更新する。
【0182】(2)買い手側550が商品を購入する場
【0183】ステップS601:上記図17参照 買い手側550のユーザは、自端末装置上で動作するW
WWブラウザ540を操作することで、所定のURL
(インターネット上の住所)により示される仲介者側5
70のホームページへアクセスする。これは、買い手側
550が、仲介者側570により管理及び運営されてい
るWWWサーバ560内にある商品情報を含む、例え
ば、HTML等のデータファイノレを、WWWブラウザ
540を用いて取得することに相当する。
【0184】ステップS602、S603、S616:
ここでは、買い手側550が商品を購入する場合である
ので、ステップS602では「買いたい商品がある」、
次のステップS603では「買いたい」という処理過程
を介して、次のステップS616へ進むことになる。買
い手側550のユーザは、上記図18の画面650を参
照(特に、画面650の右部分の「買いたい用」の情報
を参照)し、自分が購入希望する商品に対応するもの
を、販売希望している売り手側がいる旨が掲載されてい
るか否かを確認する。すなわち、買い手側550のユー
ザは、自分が購入希望する商品に対応するもの(預かり
品)があるか否かを判別する。この判別の結果、預かり
品有りでない場合、後述するステップS622からの処
理に進む。
【0185】ステップS617:買い手側550のユー
ザは、上記図18の画面650上の「買いたい人用」に
いて、“氏名”、“住所”、“電話番号”、“電子メー
ルアドレス(E−Mail)”、“商品番号”、後述す
る決済方法によってはクレジットカード情報等の個人情
報を入力して、「買いたい」ボタンを押下等することに
より、当該入力情報を仲介者側570のWWWサーバ5
60へ送信する(買い要求の送信)。
【0186】ステップS618:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、買い手側550からの買い要求を受
け、当該要求に従って配送スケジュールを調整する。
【0187】ステップS619:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、ステップS618での配送スケジュ
ールの調整の結果として、例えば、上記図19に示した
ような、商品の引き取り予定日時(当該商品を販売希望
している売り手側が希望している取り引き日時)等の情
報を含む画面660のデータファイルを買い手側550
へ送信する。これにより、買い手側550は、上記図1
9の画面660にて、商品の引き取り予定日時を確認
し、その日時でよければ「はい」ボタンを押下し、都合
が悪ければ「いいえ」ボタンを押下する等して、その旨
を仲介者側570のWWWサーバ560へ通知する。
【0188】ステップS620:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、買い手側550からの上記通知に従
って、商品の引き取り日時が決定するまで(買い手側5
50が承諾するまで)、ステップS618〜S620の
処理を繰り返し実行する。尚、このときの仲介者側57
0と買い手側550の間のやりとりは、上述したステッ
プS606〜S608での仲介者側570と売り手側5
10の間のやりとりと同様である。
【0189】ステップS621:ステップS618〜S
620により、商品の引き取り予定日時が決定すると、
仲介者側570のWWWサーバ560は、当該予定日時
を売り手側510へ電子メール等によって通知する。ま
た、仲介者側570は、商品の引き取りについてを配送
業者580にも通知する。
【0190】ステップS610:売り手側510のユー
ザは、決定した引き取り予定日時に従って、仲介者側5
70と提携している配送業者580により、販売希望し
た商品を買い手側550へ配送する。これにより、買い
手側550のユーザは、所望した商品を受け取り、その
後、代金支払を行う。尚、買い手側550での代金の支
払い方法については上述した通りである。
【0191】ステップS627:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、上述の商品取引に従って、売買情報
を更新する。
【0192】ステップS622:一方、上述したステッ
プS616において、上記図18の売買情報一覧画面6
50にて、買い手側550が購入希望する商品に対応す
るものを、販売希望している売り手側がいる旨が掲載さ
れていない場合、買い手側550のユーザは、上記図1
8の画面650上の「買いたい人用」にいて、“氏
名”、“住所”、“電話番号”、“電子メールアドレス
(E−Mail)”、“商品番号”、後述する決済方法
によってはクレジットカード情報等の個人情報と共に、
“商品の詳細”を入力して、「買いたい」ボタンを押下
等することにより、当該入力情報を仲介者側570のW
WWサーバ560へ送信する(買い要求の送信)。
【0193】ステップS623:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、買い手側550からの買い要求を受
け、当該要求により示される商品を買い登録するか否か
確認するためのデータファイルを、買い手側550へ送
信する。これにより、買い手側550は、買い登録を希
望するか否かを、仲介者側570のWWWサーバ560
へ通知する。
【0194】ステップS624:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、買い手側550からの上記通知によ
り、買い手側550が買い登録を承諾したか否かを判別
し、買い手側550が売り登録を承諾した場合には次の
ステップS625からの処理を実行し、承諾していない
場合には本処理終了とする。
【0195】ステップS625:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、例えば、上記図20に示したよう
な、商品の引き取り可能な日時を入力をさせるための画
面670のデータファイルを、買い手側550へ送信す
る。
【0196】ステップS626:買い手側550は、上
記図20の画面670上において、商品の引き取り可能
な日時を入力し、当該入力情報を仲介者側570のWW
Wサーバ560へ返信する。
【0197】ステップS627:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、買い手側550からの返信情報に従
って、売買情報を更新する。
【0198】ここで、上記図18の売買情報一覧画面6
50における価格表示、売り手側510と仲介者側57
0の間の商品引き取り予定日時決定のためのやり取り、
及び買い手側550の支払方法について具体的に説明す
る。
【0199】・上記図18の売買情報一覧画面650に
おける価格表示について本実施の形態では、買い手側5
50に対して実際に販売されるときの価格(以下、「C
P」と言う)と、仲介者側570が売り手側510から
引き取る(預かる)ときの価格(以下、「MPS」と言
う)が共に、売買情報一覧画面650へ掲載される。ま
た、売り手側510の売り希望価格(以下、「SP」と
言う)と、仲介者570が買い手側550へ販売すると
きの価格(以下、「MPC」と言う)についても共に、
売買情報一覧画面650へ掲載される。
【0200】例えば、商品を販売する場合も購入する場
合も仲介者側570の利益が上乗せされるため、 CP>MPS …(1) SP<MPC …(2) なる不等式(1),(2)がなりたつ。したがって、買
い手側550は、売り手側510が販売する商品を、仲
介者側570が売り手側510から引き取ったときの価
格(MPS)よりも高い価格(CP)で購入し、売り手
側510は、仲介者側570が買い手側550へ販売す
る価格(MPC)よりも安い価格(MPS)で商品を仲
介者側570へ引き渡すことになる。
【0201】上述のようなCP、MPS、SP、MPC
が全て同時に、売買情報一覧画面650へ掲載されるこ
とにより、売り手側510及び買い手側550は、仲介
者側570の中間マージンがいくらであるかの情報を容
易に認識できる。また、売り手側510は、自分が販売
する商品が、実際に希望した販売価格(SP)で掲載さ
れているかを容易に確認することができ、買い手側55
0も、自分が希望している購入価格(CP)が実際に掲
載されているかを容易に確認することができる。このた
め、仲介者側570が不当な中間マージンを得ることを
確実に防止できるため、商取引を健全化することがで
き、さらに、売り手側510及び買い手側550へ商取
引に対する安心感を与えることができる。
【0202】・仲介者側570と売り手側510の間で
の、商品引き取り予定日時決定のためのやり取りについ
て(上記図17のステップS606〜S608参照)当
該日時決定の方法としては、上述したように、上記図1
9の画面660により、仲介者側570から予定日時を
売り手側510へ提示し、売り手側510がこれに答え
る方法がある。また、例えば、上記図20の画面670
により、売り手側510へ都合の良い日を選択させ、仲
介者側570が、この選択による日時を調整する方法が
ある。尚、買い手側550の希望日時については、予め
登録されるようになされるため、これを考慮して、当該
日時決定のための処理が実行される。
【0203】・買い手側550の代金の支払方法につい
て当該代金の支払方法としては、例えば、次のような方
法〜が挙げられる。
【0204】配送業者580が、売り手側510から
商品を引き取る際に、所望の代金(図上記図18の画面
650にて掲載されている仲介者側570の引き取り価
格)を売り手側510へ支払い、買い手側550からク
レジットカード決済により代金の徴収を行う。この場
合、予め、買い手側550に対して、個人情報の1つと
してクレジットカード番号等の情報を提供させておく。
【0205】仲介者側570は、売り手側510に対
して、金融機関振り込みにより商品に対する代金を支払
い、買い手側550からクレジットカード決済により代
金の徴収を行う。
【0206】配送業者580が、売り手側510から
商品を引き取る際に、所望の代金(図上記図18の画面
650にて掲載されている仲介者側570の引き取り価
格)を売り手側510へ支払い、買い手側550へ商品
を引き渡す際に、買い手側550の所望の代金(上記図
18の画面650にて掲載されている買い手側550の
希望価格)を徴収し、この差額の利益を仲介者側560
へ渡す。また、仲介者側560から配送業者580への
配送に関する支払いについては、例えば、仲介者側56
0が、月単位に配送工数に応じてまとめて支払うように
してもよいし、配送業者580が上記差額の利益を仲介
者側570に渡す際に個別に支払うようにしてもよい。
【0207】売り手側510から買い手側559へ商
品が配送された後に、買い手側550からの金融機関振
り込み等で代金を徴収した仲介者側570が、売り手側
510へ金融機関振り込み等で所望の代金を支払う。
【0208】以上が、本実施の形態における電子商取引
システム500の構成及び動作である。本実施の形態で
の仲介者側570のWWWサーバ560において実行さ
れる処理を、4つのケース1〜4についてまとめると次
のようになる。
【0209】ケース1)売り手側510が販売希望する
任意の商品があり、当該商品に対して購入希望する買い
手側550がある場合 (a)売り手側510に対して、個人情報及び商品番号
を、上記図18の画面650へ入力させて送信させる。 (b)売り手側510とデータファイルの送受信を行っ
て、商品の引き取り日時を決定する。 (c)上記引き取り日時と同日の引き渡し日時を買い手
側550へ通知する。 (d)配送業者580へ配送を依頼する。 (e)売買情報を更新する。
【0210】ケース2)売り手側510が販売希望する
任意の商品があり、当該商品に対して購入希望する買い
手側550がいない場合 (f)売り手側510に対して、個人情報及び商品の詳
細情報を、上記図18の画面650へ入力させて送信さ
せる。 (g)売り手側510に対して売り登録するか否かを確
認する。 (h)売り手側510に対して引き取り可能日時を送信
させる。 (i)売買情報の更新を行う。
【0211】ケース3)買い手側550が購入希望する
任意の商品があり、当該商品に対して販売希望する売り
手側510がいる場合 (j)買い手側550に対して、個人情報及び商品番号
を、上記図18の画面650へ入力させて送信させる。 (k)買い手側550とデータファイルの送受信を行っ
て、商品の引き渡し日時を決定する。 (l)上記引き渡し日時と同日の引き取り日時を売り手
側510へ通知する。 (m)配送業者580へ配送を依頼する。 (n)売買情報を更新する。
【0212】ケース4)買い手側550が購入希望する
任意の商品があり、当該商品に対して販売希望する売り
手側510がいない場合 (o)買い手側550に対して、個人情報及び商品の詳
細情報を、上記図18の画面650へ入力させて送信さ
せる。 (p)買い手側550に対して買い登録するか否かを確
認する。 (q)買い手側550に対して引き取り可能日時を送信
させる。 (r)売買情報の更新を行う。
【0213】<第5の実施の形態>本実施の形態では、
上記図16の電子商取引システム500の動作を、例え
ば、図21に示すフローチャートに従った動作とする。
【0214】(1)売り手側510が商品を販売する場
【0215】ステップS701:売り手側510のユー
ザは、自端末装置上で動作するWWWブラウザ520を
操作することで、所定のURL(インターネット上の住
所)により示される仲介者側570のホームページへア
クセスする。これは、売り手側側510が、仲介者側5
70により管理及び運営されているWWWサーバ560
内にある商品情報を含む、例えば、HTML等のデータ
ファイノレを、WWWブラウザ520を用いて取得する
ことに相当する。
【0216】図22は、ステップS701にて売り手側
510の端末装置、或は後述する買い手側550の端末
装置へ画面表示される、仲介者側570のホームページ
(売買情報一覧)の画面750の一例を示したものであ
る。本実施の形態では、上記図22の画面750の売買
情報に示されるように、売買対象の商品が仲介者570
によって限定されている。このため、売り手側510
は、自分が販売希望する商品が当該売買情報の一覧に掲
載されている場合のみ、当該商品の販売が行える。尚、
売買情報一覧画面750における価格表示についての詳
細は後述する。
【0217】ステップS702〜S704:ここでは、
売り手側510が商品を販売する場合であるので、ステ
ップS702では「売りたい商品がある」、次のステッ
プS703では「売りたい」という処理過程を介して、
次のステップS704へ進むことになる。売り手側51
0のユーザは、上記図22の画面750を参照し、その
売買情報一覧へ、自分が販売希望する商品に対応するも
のが掲載されているか否かを確認し、掲載されている場
合に、“氏名”、“住所”、“電話番号”、及び“電子
メールアドレス(E−Mail)”等の個人情報を入力
して、該当する商品情報欄の「売りたい」ボタンを押下
等することにより、当該入力情報を仲介者側570のW
WWサーバ560へ送信する(売り要求の送信)。
【0218】尚、本実施の形態では、上記図22の画面
750の売買情報一覧において、該当する商品情報欄の
「売りたい」ボタンを押下等することで、当該商品を指
定するように構成しているが、例えば、第4の実施の形
態と同様に、直接当該商品を示す番号(商品番号)を入
力するようにしてもよい。
【0219】ステップS705:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、売り手側510からの売り要求を受
け、当該要求に従って配送スケジュールを調整する。
【0220】ステップS706:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、ステップS606での配送スケジュ
ールの調整の結果として、例えば、上記図19に示した
ような、商品の引き取り予定日時(当該商品を購入希望
している買い手側が希望している取り引き日時)等の情
報を含む画面660のデータファイルを売り手側510
へ送信する。これにより、売り手側510は、上記図1
9の画面660にて、商品の引き取り予定日時を確認
し、その日時でよければ「はい」ボタンを押下し、都合
が悪ければ「いいえ」ボタンを押下する等して、その旨
を仲介者側570のWWWサーバ560へ通知する。
【0221】ステップS707:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、売り手側510からの上記通知に従
って、商品の引き取り日時が決定するまで(売り手側5
10が承諾するまで)、ステップS705〜S707の
処理を繰り返し実行する。
【0222】尚、ステップS705〜S707における
仲介者側570のWWWサーバ560と売り手側510
の間のやり取りについては、第4の実施の形態での当該
やり取りと同様である。また、商品の引き取り予定日
時、すなわち当該商品を購入希望している買い手側(こ
こでは、買い手側550とする)が希望している取り引
き日時についても、第4の実施の形態と同様に、予め登
録されている。
【0223】ステップS708:ステップS705〜S
707により、商品の引き取り予定日時が決定すると、
仲介者側570のWWWサーバ560は、商品の引き取
りについてを配送業者580へ通知する。配送業者58
0は、仲介者側570から通知された引き取り予定日時
に従って、売り手側510から仲介者側570へと商品
を配送する。
【0224】ステップS709:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、ステップS708にて配送されてき
た商品について売り待ちがあるか否か(当該商品を購入
希望する買い手側がいるか否か)を判別する。この判別
の結果、売り待ちがない場合には、後述するステップS
712へ進む。
【0225】ステップS710:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、ステップS708にて配送されてき
た商品について売り待ち状態にある買い手側(ここで
は、買い手側550とする)に対して、予め登録されて
いる引き渡し予定日時を考慮して、当該商品の引き渡し
予定日時を決定し、電子メール等によって買い手側55
0へ通知する。また、仲介者側570のWWWサーバ5
60は、上記決定した引き渡し予定日時を配送業者58
0へも通知する。
【0226】ステップS711:配送業者580は、仲
介者側570から通知された引き渡し日時に従って、買
い手側550へ商品を配送する。これにより、買い手側
550のユーザは、所望した商品を受け取り、その後、
代金支払を行う。尚、買い手側550での代金の支払方
法については後述する。
【0227】ステップS712:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、上述の商品取引に従って、売買情報
を更新する。
【0228】(2)買い手側550が商品を購入する場
【0229】ステップS701:上記図21参照 買い手側550のユーザは、自端末装置上で動作するW
WWブラウザ540を操作することで、所定のURL
(インターネット上の住所)により示される仲介者側5
70のホームページへアクセスする。これは、買い手側
550が、仲介者側570により管理及び運営されてい
るWWWサーバ560内にある商品情報を含む、例え
ば、HTML等のデータファイノレを、WWWブラウザ
540を用いて取得することに相当する。
【0230】ステップS702、S703、S713:
ここでは、買い手側550が商品を購入する場合である
ので、ステップS702では「買いたい商品がある」、
次のステップS703では「買いたい」という処理過程
を介して、次のステップS713へ進むことになる。買
い手側550のユーザは、上記図22の画面750を参
照し、自分が購入希望する商品に対応するものが掲載さ
れているか否か(預かり品があるか否か)を確認する。
この確認の結果、預かり品有りでない場合、後述するス
テップS719からの処理に進む。
【0231】ステップS714:買い手側550のユー
ザは、上記図22の画面750上にて、“氏名”、“住
所”、“電話番号”、及び“電子メールアドレス(E−
Mail)”等の個人情報を入力して、該当する商品情
報欄の「買いたい」ボタンを押下等することにより、当
該入力情報を仲介者側570のWWWサーバ560へ送
信する(買い要求の送信)。
【0232】尚、本実施の形態では、上記図22の画面
750の売買情報一覧において、該当する商品情報欄の
「買いたい」ボタンを押下等することで、当該商品を指
定するように構成しているが、例えば、第4の実施の形
態と同様に、直接当該商品を示す番号(商品番号)を入
力するようにしてもよい。
【0233】ステップS715:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、買い手側550からの買い要求を受
け、当該要求に従って配送スケジュールを調整する。
【0234】ステップS716:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、ステップS715での配送スケジュ
ールの調整の結果として、例えば、上記図19に示した
ような、商品の引き取り予定日時(当該商品を販売希望
している売り手側が希望している取り引き日時)等の情
報を含む画面660のデータファイルを買い手側550
へ送信する。これにより、買い手側550は、上記図1
9の画面660にて、商品の引き取り予定日時を確認
し、その日時でよければ「はい」ボタンを押下し、都合
が悪ければ「いいえ」ボタンを押下する等して、その旨
を仲介者側570のWWWサーバ560へ通知する。
【0235】ステップS717:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、買い手側550からの上記通知に従
って、商品の引き取り日時が決定するまで(買い手側5
50が承諾するまで)、ステップS715〜S717の
処理を繰り返し実行する。尚、このときの仲介者側57
0と買い手側550の間のやりとりは、第4の実施の形
態での当該やり取りと同様である。
【0236】ステップS718:ステップS715〜S
717により、商品の引き取り予定日時が決定すると、
仲介者側570のWWWサーバ560は、当該予定日時
を配送業者580へ通知する。配送業者580は、仲介
者側570から通知された引き渡し日時に従って、買い
手側550へ商品を配送する。これにより、買い手側5
50のユーザは、所望した商品を受け取り、その後、代
金支払を行う。尚、買い手側550での代金の支払方法
については後述する。
【0237】ステップS712:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、上述の商品取引に従って、売買情報
を更新する。
【0238】ステップS719:一方、上述したステッ
プS713において、上記図22の売買情報一覧画面7
50にて、買い手側550が購入希望する商品に対応す
るものが掲載されていない場合、買い手側550のユー
ザは、上記図22の画面750にて、“氏名”、“住
所”、“電話番号”、及び“電子メールアドレス(E−
Mail)”等の個人情報と共に、購入希望する商品の
詳細情報を入力し、当該入力情報を仲介者側570のW
WWサーバ560へ送信する(買い要求の送信)。
【0239】ステップS720:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、買い手側550からの買い要求を受
け、当該要求により示される商品を買い登録するか否か
確認するためのデータファイルを、買い手側550へ送
信する。これにより、買い手側550は、買い登録を希
望するか否かを、仲介者側570のWWWサーバ560
へ通知する。
【0240】ステップS721:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、買い手側550からの上記通知によ
り、買い手側550が買い登録を承諾したか否かを判別
し、買い手側550が売り登録を承諾した場合には次の
ステップS722からの処理を実行し、承諾していない
場合には本処理終了とする。
【0241】ステップS722:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、例えば、上記図20に示したよう
な、商品の引き取り可能な日時を入力をさせるための画
面670のデータファイルを、買い手側550へ送信す
る。
【0242】ステップS723:買い手側550は、上
記図20の画面670上において、商品の引き取り可能
な日時を入力し、当該入力情報を仲介者側570のWW
Wサーバ560へ返信する。
【0243】ステップS712:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、買い手側550からの返信情報に従
って、売買情報を更新する。
【0244】ここで、上記図22の売買情報一覧画面7
50における価格表示、及び買い手側550の支払方法
について具体的に説明する。
【0245】・上記図22の売買情報一覧画面750に
おける価格表示について 売買情報一覧画面750には、買い手側550に対して
実際に販売されるときの価格(CP)と、仲介者側57
0が売り手側510から引き取る(預かる)ときの価格
(MPS)とが共に掲載される。このとき、仲介者側5
70の利益が上乗せされるため、第4の実施の形態と同
様に、上記式(1)で表される不等式がなりたつ。した
がって、買い手側550は、仲介者側570が売り手側
510から引き取ったときの価格よりも高い価格で購入
することになる。
【0246】上述のようなCP及びMPSが同時に、売
買情報一覧画面750へ掲載されることにより、売り手
側510及び買い手側550は、仲介者側570の中間
マージンがいくらであるかの情報を容易に認識できる。
また、売り手側510は、自分が実際に仲介者側570
へ引き渡した価格(CP)が実際に掲載されているかを
容易に確認することができる。このため、仲介者側57
0が不当な中間マージンを得ることを確実に防止できる
ため、商取引を健全化することができ、さらに、売り手
側510及び買い手側550へ商取引に対する安心感を
与えることができる。
【0247】・買い手側550の代金の支払方法につい
て 当該代金の支払方法としては、例えば、次のような方法
及びが挙げられる。
【0248】配送業者580が、売り手側510から
商品を引き取る際に、所望の代金(図上記図22の画面
750にて掲載されている仲介者側570の引き取り価
格)を売り手側510へ支払い、買い手側550からク
レジットカード決済により代金の徴収を行う。この場
合、予め、買い手側550に対して、個人情報の1つと
してクレジットカード番号等の情報を提供させておく。
【0249】仲介者側570は、売り手側510に対
して、金融機関振り込みにより商品に対する代金を支払
い、買い手側550からクレジットカード決済により代
金の徴収を行う。
【0250】以上が、本実施の形態における電子商取引
システム500の構成及び動作である。本実施の形態で
の仲介者側570のWWWサーバ560において実行さ
れる処理を、3つのケース1〜3についてまとめると次
のようになる。
【0251】ケース1)仲介者側570により限定され
た商品の中に、売り手側510が販売希望する商品があ
る場合 (a)売り手側510に対して、個人情報及び商品番号
を、上記図22の画面750へ入力させて送信させる。 (b)売り手側510とデータファイルの送受信を行っ
て、商品の引き取り日時を決定する。 (c)上記取引き日時を買い手側550へ通知する。 (d)配送業者580へ商品の配送を依頼する。 (e)売買情報を更新する。
【0252】ケース2)仲介者側570により限定され
た商品の中に、買い手側550が購入希望する商品があ
る場合 (g)買い手側550に対して、個人情報及び商品番号
を、上記図22の画面750へ入力させて送信させる。 (g)買い手側550とデータファイルの送受信を行っ
て、商品の引き取り日時を決定する。 (h)配送業者580へ商品の配送を依頼する。 (i)売買情報を更新する。
【0253】ケース3)仲介者側570により限定され
た商品の中に、買い手側550が購入希望する商品がな
い場合 (j)買い手側550に対して、個人情報及び商品の詳
細情報を、上記図22の画面750へ入力させて送信さ
せる。 (k)買い手側550に対して、買い登録するか否かを
確認する。 (l)買い手側550に対して、商品の引き取り可能日
時を送信させる。 (m)売買情報を更新する。
【0254】<第6の実施の形態>本発明は、例えば、
図23に示すような電子商取引システム800に適用さ
れる。
【0255】(電子商取引システム800の構成)電子
商取引システム800は、上記図16の電子商取引シス
テム500が配送業者580を含む構成であるのに対し
て、上記図23に示すように、当該配送業者580を含
まない構成としている。これは、電子商取引システム8
00での対象商品を、郵送等の簡易配送が可能な商品に
限定しているためである。ここでの対象商品としては、
例えば、航空券、コンサートチケット、ハイウエイカー
ド等のように、付加価値が高く、配送の際に壊れる心配
の無い軽量小型商品を適用するのが望ましい。
【0256】尚、上記図23の電子商取引システム80
0において、上記図16の電子商取引システム500と
同様に動作する個所には同じ符号を付し、その詳細な説
明は省略する。
【0257】(電子商取引システム800の動作)本実
施の形態での電子商取引システム800では、例えば、
図24に示すフローチャートに従った動作が実施され
る。
【0258】(1)売り手側510が商品を販売する場
【0259】ステップS901:売り手側510のユー
ザは、自端末装置上で動作するWWWブラウザ520を
操作することで、所定のURL(インターネット上の住
所)により示される仲介者側570のホームページへア
クセスする。ここでのホームページの画面としては、そ
の一例として、上記図22に示したような画面750を
用いる。これは、売り手側側510が、仲介者側570
により管理及び運営されているWWWサーバ560内に
ある商品情報を含む、例えば、HTML等のデータファ
イノレを、WWWブラウザ520を用いて取得すること
に相当する。
【0260】ステップS902〜S904:ここでは、
売り手側510が商品を販売する場合であるので、ステ
ップS902では「売りたい商品がある」、次のステッ
プS903では「売りたい」という処理過程を介して、
次のステップS904へ進むことになる。売り手側51
0のユーザは、上記図22の画面750を参照し、その
売買情報一覧へ、自分が販売希望する商品に対応するも
のが掲載されているか否かを確認し、掲載されている場
合に、“氏名”、“住所”、“電話番号”、及び“電子
メールアドレス(E−Mail)”等の個人情報を入力
して、該当する商品情報欄の「売りたい」ボタンを押下
等することにより、当該入力情報を仲介者側570のW
WWサーバ560へ送信する(売り要求の送信)。
【0261】尚、本実施の形態では、上記図22の画面
750の売買情報一覧において、該当する商品情報欄の
「売りたい」ボタンを押下等することで、当該商品を指
定するように構成しているが、例えば、第4の実施の形
態と同様に、直接当該商品を示す番号(商品番号)を入
力するようにしてもよい。
【0262】ステップS905:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、売り手側510からの売り要求を受
け、当該要求に従って、売り手側510に対して商品送
付を要求する。例えば、WWWサーバ560は、仲介者
側570から指定された住所、送付期限、及び契約条項
等の情報を含むHTMLファイルを商品送付要求として
売り手側510へ送信する。
【0263】ステップS906:売り手側510は、仲
介者側570のWWWサーバ560から送信されてきた
商品送付要求に従って、販売希望する商品を仲介者側5
70へ送付する。尚、ここでの商品の送付は、郵便等の
簡易配送を示し、送付対象の商品としては、当該簡易配
送が可能な商品を前提としている。
【0264】ステップS907:仲介者側570は、売
り手側510から送付された商品が、所望の商品である
か否かを確認する。
【0265】ステップS909:ステップS907での
確認の結果、所望の商品でない場合、仲介者側570
は、当該商品を売り手側510へ送り返し、本処理終了
とする。
【0266】ステップS908:ステップS907での
確認の結果、所望の商品である場合、仲介者側570
は、売り手側510に対して当該商品の代金を支払う。
ここでの代金支払方法としては、様々な方法が適用可能
であるが、例えば、金融機関振込方法を適用する場合、
仲介者側570は、予め、売り手側510の振込先情報
を、ステップ904での売り手側510の入力情報から
取得しておく。
【0267】ステップS910:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、ステップS906にて送付されてき
た商品について売り待ちがあるか否か(当該商品を購入
希望する買い手側がいるか否か)を判別する。この判別
の結果、売り待ちがない場合には、後述するステップS
922へ進む。
【0268】ステップS911、S912:仲介者側5
70のWWWサーバ560は、ステップS906にて送
付されてきた商品(対象商品)について売り待ち状態に
ある買い手側(ここでは、買い手側550とする)に対
して、対象商品の入荷報告を通知すると共に(ステップ
S911)、入金要求する(ステップS912)。例え
ば、WWWサーバ560は、対象商品の入荷情報、仲介
者側570の指定口座、入金期限、及び誓約条項等の情
報を含む電子メールを買い手側550へ送信する。
【0269】ステップS913:仲介者側570は、買
い手側550からの入金待ち状態となる。
【0270】尚、ステップS913において、買い手側
550が何らかの理由により、電子メールにより通知さ
れた入荷報告及び入金要求を拒否した場合、例えば、電
話等によって仲介者側570がフォローするようにして
もよい。また、買い手側550が期日までに入金せず、
対象商品を購入希望する買い手側が他にいる場合には、
当該他の買い手側へ対象商品を提供するようにしてもよ
い。また、買い手側550から仲介者側570への入金
方法としては、例えば、上述した売り手側510への代
金支払と同様な手順による金融機関振込の方法でもよい
し、或はクレジットカード決済による方法を用いるよう
にしてもよい。また、当該クレジット決済による入金方
法の場合、ステップ912において、入金要求の代わり
に、仲介者側570が買い手側550へ引落予告をする
ようにしてもよい。
【0271】ステップS914:仲介者側570は、買
い手側550からの入金を確認後、買い手側550に対
して商品を送付する。
【0272】ステップS922:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、上述の商品取引に従って、売買情報
を更新する。
【0273】(2)買い手側550が商品を購入する場
【0274】ステップS901:買い手側550のユー
ザは、自端末装置上で動作するWWWブラウザ540を
操作することで、所定のURL(インターネット上の住
所)により示される仲介者側570のホームページへア
クセスする。これは、買い手側550が、仲介者側57
0により管理及び運営されているWWWサーバ560内
にある商品情報を含む、例えば、HTML等のデータフ
ァイノレを、WWWブラウザ540を用いて取得するこ
とに相当する。
【0275】ステップS902、S903、S915:
ここでは、買い手側550が商品を購入する場合である
ので、ステップS902では「買いたい商品がある」、
次のステップS903では「買いたい」という処理過程
を介して、次のステップS915へ進むことになる。買
い手側550のユーザは、上記図22の画面750を参
照し、自分が購入希望する商品に対応するもの(対象商
品)が掲載されているか否か(預かり品があるか否か)
を確認する。この確認の結果、預かり品有りでない場
合、後述するステップS917からの処理に進む。
【0276】ステップS916:買い手側550のユー
ザは、上記図22の画面750上にて、“氏名”、“住
所”、“電話番号”、及び“電子メールアドレス(E−
Mail)”等の個人情報を入力して、該当する商品情
報欄の「買いたい」ボタンを押下等することにより、当
該入力情報を仲介者側570のWWWサーバ560へ送
信する(買い要求の送信)。
【0277】尚、本実施の形態では、上記図22の画面
750の売買情報一覧において、該当する商品情報欄の
「買いたい」ボタンを押下等することで、当該商品を指
定するように構成しているが、例えば、第4の実施の形
態と同様に、直接当該商品を示す番号(商品番号)を入
力するようにしてもよい。
【0278】ステップS912:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、買い手側550からの買い要求によ
り、買い手側550に対して入金要求する。例えば、W
WWサーバ560は、対象商品の入荷情報、仲介者側5
70の指定口座、入金期限、及び誓約条項等の情報を含
む電子メールを買い手側550へ送信する。
【0279】ステップS913:仲介者側570は、買
い手側550からの入金待ち状態となる。
【0280】尚、ステップS913において、買い手側
550が何らかの理由により、電子メールにより通知さ
れた入荷報告及び入金要求を拒否した場合、例えば、電
話等によって仲介者側570がフォローするようにして
もよい。また、買い手側550が期日までに入金せず、
対象商品を購入希望する買い手側が他にいる場合には、
当該他の買い手側へ対象商品を提供するようにしてもよ
い。また、買い手側550から仲介者側570への入金
方法としては、例えば、上述した売り手側510への代
金支払と同様な手順による金融機関振込の方法でもよい
し、或はクレジットカード決済による方法を用いるよう
にしてもよい。また、当該クレジット決済による入金方
法の場合、ステップ912において、入金要求の代わり
に、仲介者側570が買い手側550へ引落予告をする
ようにしてもよい。
【0281】ステップS914:仲介者側570は、買
い手側550からの入金を確認後、買い手側550に対
して商品を送付する。
【0282】ステップS922:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、上述の商品取引に従って、売買情報
を更新する。
【0283】ステップS917:一方、上述したステッ
プS915において、上記図22の売買情報一覧画面7
50にて、買い手側550が購入希望する商品に対応す
るものが掲載されていない場合、買い手側550のユー
ザは、上記図22の画面750にて、“氏名”、“住
所”、“電話番号”、及び“電子メールアドレス(E−
Mail)”等の個人情報と共に、購入希望する商品の
詳細情報を入力し、当該入力情報を仲介者側570のW
WWサーバ560へ送信する(買い要求の送信)。
【0284】ステップS918:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、買い手側550からの買い要求を受
け、当該要求により示される商品を買い登録するか否か
確認するためのデータファイルを、買い手側550へ送
信する。これにより、買い手側550は、買い登録を希
望するか否かを、仲介者側570のWWWサーバ560
へ通知する。
【0285】ステップS919:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、買い手側550からの上記通知によ
り、買い手側550が買い登録を承諾したか否かを判別
し、買い手側550が売り登録を承諾した場合には次の
ステップS920からの処理を実行し、承諾していない
場合には本処理終了とする。
【0286】ステップS920:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、例えば、上記図20に示したよう
な、商品の受け取り可能な日時を入力をさせるための画
面670のデータファイルを、買い手側550へ送信す
る。
【0287】ステップS921:買い手側550は、上
記図20の画面670上において、商品の受け取り可能
な日時を入力し、当該入力情報を仲介者側570のWW
Wサーバ560へ返信する。
【0288】ステップS922:仲介者側570のWW
Wサーバ560は、買い手側550からの返信情報に従
って、売買情報を更新する。
【0289】以上が、本実施の形態における電子商取引
システム800の構成及び動作である。本実施の形態で
の仲介者側570のWWWサーバ560において実行さ
れる処理、及び仲介者側570において実行される処理
を、4つのケース1〜4についてまとめると次のように
なる。
【0290】ケース1)仲介者側570により限定され
た商品の中に、売り手側510が販売希望する商品があ
り、当該商品を購入希望する買い手側550がいる場合 WWWサーバ560の処理 (a)売り手側510に対して、個人情報及び商品番号
を、上記図22の画面750へ入力させて送信させる。 (b)売り手側510に対して、仲介者側570へ商品
を送付させる。 (c)買い手側550に対して、入荷報告をする。 (d)買い手側550に対して、入金要求をする。 (e)売買情報を更新する。 仲介者側570の処理 (f)売り手側510から送付された商品が所望の商品
であるかを確認する。 (g)売り手側510へ商品の代金を支払う。 (h)買い手側550からの入金を確認し、その確認
後、買い手側550へ商品を送付する。
【0291】ケース2)仲介者側570により限定され
た商品の中に、売り手側510が販売希望する商品があ
り、当該商品を購入希望する買い手側550がいない場
合 WWWサーバ560の処理 (i)売り手側510に対して、個人情報及び商品番号
を、上記図22の画面750へ入力させて送信させる。 (j)売り手側510に対して、仲介者側570へ商品
を送付させる。 (k)売買情報を更新する。 仲介者側570の処理 (l)売り手側510から送付された商品が所望の商品
であるかを確認する。 (m)売り手側510へ商品の代金を支払う。
【0292】ケース3)仲介者側570により限定され
た商品の中に、買い手側550が購入希望する商品があ
り、当該商品の在庫が仲介者側570にある場合 WWWサーバ560の処理 (n)買い手側550に対して、個人情報及び商品番号
を、上記図22の画面750へ入力させて送信させる。 (o)買い手側550に対して、入金要求をする。 (p)売買情報を更新する。 仲介者側570の処理 (q)買い手側550からの入金を確認し、その確認
後、買い手側550へ商品を送付する。
【0293】ケース4)仲介者側570により限定され
た商品の中に、買い手側550が購入希望する商品があ
り、当該商品の在庫が仲介者側570にない場合 WWWサーバ560の処理 (r)買い手側550に対して、個人情報及び商品番号
を、上記図22の画面750へ入力させて送信させる。 (s)買い手側550に対して、買い登録するかを確認
する。 (t)買い手側550に対して、引き取り可能日時を送
信させる。 (u)売買情報を更新する。
【0294】尚、本発明の目的は、第1〜第6の実施の
形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアの
プログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或い
は装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュー
タ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読みだして実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体か
ら読み出されたプログラムコード自体が第1〜第6の実
施の形態の機能を実現することとなり、そのプログラム
コードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することとな
る。プログラムコードを供給するための記憶媒体として
は、ROM、フロッピーディスク、ハードディスク、光
ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることが
できる。また、コンピュータが読みだしたプログラムコ
ードを実行することにより、第1〜第6の実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が
実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって第
1〜第6の実施の形態の機能が実現される場合も含まれ
ることは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読み出
されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された
拡張機能ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユ
ニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラ
ムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡
張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は
全部を行い、その処理によって第1〜第6の実施の形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0295】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、売
り手側となる一般のユーザであっても、 任意の電子コ
ンテンツ(映像や音声(音楽)のデータ、静止画デー
タ、ゲームソフトウェア等)の購入を希望する買い手側
の当該購入希望の電子コンテンツに関する情報を取得し
て、コンピュータ等で動作する情報取得閲覧ソフトウェ
アによって閲覧等し、自分が販売希望する電子コンテン
ツに対応するものが掲載されている場合には、当該電子
コンテンツを購入希望している買い手側に対して販売す
ることができる。したがって、一般のユーザ(消費者)
であってもネットワークを介して買い手側(販売業者
等)へ販売できる上り方向の商取引を電子化することが
可能となり、電子コンテンツ不足等を防ぐことができ
る。
【0296】具体的には例えば、次のような効果が挙げ
られる。 (1)売り手側へ買取価格の目安を提示することができ
るため、商取引に無駄が無い。 (2)買い手側が購入希望する電子コンテンツ(募集コ
ンテンツ)を限定することができるため、所望の電子コ
ンテンツを取得することができるる。 (3)買い手側が電子コンテンツの査定を売り手側へ自
動的に実行させることができるため、当該処理のための
手間を省くことができる。 (4)売り手側が電子コンテンツの査定を自身で行うた
め、買い手側へ不当に電子コンテンツが渡ることを防ぐ
ことができる。 (5)電子コンテンツの査定結果を暗号化して出力する
ことができるため、売り手側が当該結果を不当に改竄す
る防ぐことができる。 (6)売り手側は電子コンテンツの査定結果(査定価格
等)に不満があれば販売を拒否することができる。 (7)電子コンテンツを暗号化して送信することができ
るため、正当な買い手側以外へ不正に当該電子コンテン
ツが渡り復号されることを防ぐことができる。 (8)電子コンテンツの送付をネットワーク経由で行う
ことができるため、処理時間を短縮でき、手間もかから
ない。 (9)買い手側が電子コンテンツを確認後、代金支払処
理を実行することができるため、安全な商取引を行え
る。
【0297】(10)売り手側は電子コンテンツの品質
を低下させたものを査定用として買い手側へ送ることが
できるため、買い手側へ不当に電子コンテンツが渡るの
を防ぐことができる。 (11)電子コンテンツの査定を買い手側が人的に主観
評価により行うことができるため、より高度な当該査定
が可能となる。
【0298】(12)電子コンテンツの査定を自動化で
きなかった場合については、再度人的な査定を行うこと
ができるため、当該査定をより効率化できる。
【0299】また、本発明によれば、売り手側が販売希
望する商品に関する情報である販売情報、及び買い手側
が購入希望する商品に関する情報である購入情報等の情
報を取得して、コンピュータ等で動作する情報取得閲覧
ソフトウェアによって閲覧等し、自分が販売希望或いは
購入希望する商品に対応するものが掲載されている場合
には、当該商品を購入希望或いは販売希望している買い
手側或いは売り手側へ商品取引を要求することができ
る。このとき、上記閲覧情報を仲介者側で管理し、当該
仲介者側がネットワークを介して売り手側及び買い手側
と通信して、売り手側と買い手側の間の商品の売買取引
の仲介を行うように構成すれば、売り手側から仲介者へ
の売買委託や、仲介者から買い手側への販売を、物流、
商品の確認、及び一部の代金決済等を除いて、全てを電
子化することができる。また、上記閲覧情報に対して、
仲介者側で発生した情報(仲介手数料等)を含ませるよ
うに構成すれば、商取引の健全性を高めることができ
る。
【0300】具体的には例えば、次のような効果が挙げ
られる。 (1)売り手側は、販売希望する商品が如何なるもので
あっても効率的に販売することができる。 (2)売り手側及び買い手側はそれぞれ、仲介者の手数
料等を明確に認識することができる。 (3)買い手側は、購入希望する商品が如何なるもので
あっても、当該商品の買い登録ができる。 (4)仲介者側は、商品を在庫として実際に抱えること
がないためリスクを小さくできる。
【0301】(5)売り手側は、販売希望する商品に対
して買い手側がある無しにかかわらず、直ぐに仲介者側
に買い取ってもらえる。 (6)買い手側は、購入希望する商品が仲介者側に在庫
としてある場合には直ぐに当該商品を手に入れられる。 (7)仲介者側は、商品の配送の調整が楽になることか
ら、売買効率が向上する。すなわち、商品売買の流れを
早くすることが可能となる。 (8)仲介者にとっては代金の取りはぐれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した
電子商取引システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記電子商取引システムの売り手側及び買い手
側等で使用される端末装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】上記電子商取引システムの動作を説明するため
のフローチャートである。
【図4】上記電子商取引システムにおいて、会員登録の
ための画面の一例を説明するための図である。
【図5】上記会員登録終了の画面の一例を説明するため
の図である。
【図6】上記電子商取引システムにおいて、商品(コン
テンツ)の売買情報一覧の画面の一例を説明するための
図である。
【図7】上記電子商取引システムにおいて、上記コンテ
ンツ査定のソフトウェアダウンロードのための画面の一
例を説明するための図である。
【図8】上記コンテンツ査定の結果の画面の一例を説明
するための図である。
【図9】上記コンテンツ査定の結果通知の画面の一例を
説明するための図である。
【図10】上記コンテンツ査定処理を説明するための図
である。
【図11】上記電子商取引システムでの暗号化処理を説
明するための図である。
【図12】上記暗号化処理の結果を復号する処理を説明
するための図である。
【図13】第2の実施の形態における上記電子商取引シ
ステムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】第2の実施の形態における、上記コンテンツ
査定の結果の画面の一例を説明するための図である。
【図15】第3の実施の形態における上記電子商取引シ
ステムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図16】第4の実施の形態において、本発明を適用し
た電子商取引システムの構成を示すブロック図である。
【図17】上記電子商取引システムの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図18】上記電子商取引システムにおいて、商品の売
買情報一覧の画面の一例を説明するための図である。
【図19】上記電子商取引システムにおいて、商品の配
送予定日を決定するための画面の一例を説明するための
図である。
【図20】上記商品の配送予定日を決定するための画面
の他の例を説明するための図である。
【図21】第5の実施の形態における上記電子商取引シ
ステムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図22】第5の実施の形態における、上記商品の売買
情報一覧の画面の一例を説明するための図である。
【図23】第6の実施の形態において、本発明を適用し
た電子商取引システムの構成を示すブロック図である。
【図24】上記電子商取引システムの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
100 電子商取引システム 110 売り手側端末装置 120 売り手側WWWブラウザ 130 ネットワーク(インターネット) 140 買い手側サーバ 150 買い手側端末装置 160 金融機関側端末装置 500 電子商取引システム 510 売り手側端末装置 520 売り手側WWWブラウザ 530 ネットワーク(インターネット) 540 買い手側WWWブラウザ 550 買い手側端末装置 560 仲介者側WWWサーバ 570 仲介者側端末装置 580 配送業者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 430 G06F 17/60 430 502 502 512 512 13/00 540 13/00 540S G09C 1/00 660 G09C 1/00 660B 660G

Claims (59)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介した電子コンテンツの
    売買取引が可能な売り手側の情報処理装置であって、 任意の電子コンテンツの購入を希望する買い手側の当該
    購入希望の電子コンテンツに関する情報を上記ネットワ
    ークを介して取得する取得手段と、 上記買い手側に対して、上記取得手段により得られた情
    報に対応する販売希望の電子コンテンツを上記ネットワ
    ークを介して提供する第1の提供手段とを備えることを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の提供手段は、上記販売希望の
    電子コンテンツを暗号化して提供することを特徴とする
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の提供手段は、上記販売希望の
    電子コンテンツの査定結果に基づいて、上記販売希望の
    電子コンテンツを提供することを特徴とする請求項1記
    載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 上記販売希望の電子コンテンツの査定処
    理を、上記買い手側から上記ネットワークを介して提供
    されたソフトウェアによって実行する査定処理手段を備
    え、 上記第1の提供手段は、上記査定手段での査定結果に基
    づいて、上記販売希望の電子コンテンツを提供すること
    を特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 上記販売希望の電子コンテンツを査定用
    の電子コンテンツへ変換する変換手段と、 上記買い手側に対して、上記変換手段により得られた査
    定用の電子コンテンツを上記ネットワークを介して提供
    する第2の提供手段とを備え、 上記第1の提供手段は、上記買い手側にて行われた上記
    査定用の電子コンテンツに対する査定の結果に基づい
    て、上記販売希望の電子コンテンツを提供することを特
    徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 上記販売希望の電子コンテンツの査定処
    理を、上記買い手側から上記ネットワークを介して提供
    されたソフトウェアによって実行する査定処理手段と、 上記査定手段にて査定処理が正常終了したか否かに基づ
    いて、上記販売希望の電子コンテンツを査定用の電子コ
    ンテンツへ変換する変換手段と、 上記買い手側に対して、上記変換手段により得られた査
    定用の電子コンテンツを上記ネットワークを介して提供
    する第2の提供手段とを備え、 上記第1の提供手段は、上記査定手段での査定結果、又
    は上記買い手側にて行われた上記査定用の電子コンテン
    ツに対する査定の結果に基づいて、上記販売希望の電子
    コンテンツを提供することを特徴とする請求項3記載の
    情報処理装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介した電子コンテンツの
    売買取引が可能な買い手側の情報処理装置であって、 上記ネットワーク上の任意のユーザに対して、購入希望
    する電子コンテンツに関する情報を上記ネットワークを
    介して提供する第1の提供手段と、 上記第1の提供手段による提供情報に対して上記任意の
    ユーザから上記ネットワークを介して提供されてきた販
    売希望の電子コンテンツを取得する第1の取得手段とを
    備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 上記任意のユーザに対して、上記販売希
    望の電子コンテンツを暗号化するための鍵情報を上記ネ
    ットワークを介して提供する第2の提供手段と、 上記鍵情報により暗号化された電子コンテンツを復号す
    る復号手段とを備え、 上記第1の取得手段は、上記鍵情報を用いて上記任意の
    ユーザ側で暗号化された上記販売希望の電子コンテンツ
    を取得し、 上記復号手段は、上記第1の取得手段で得られた暗号化
    電子コンテンツを復号することを特徴とする請求項7記
    載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 上記任意のユーザに対して、当該ユーザ
    が販売希望する電子コンテンツの査定を行うためのソフ
    トウェアを上記ネットワークを介して提供する第3の提
    供手段を備え、 上記第1の取得手段は、上記任意のユーザ側での上記ソ
    フトウェアによる上記販売希望の電子コンテンツの査定
    結果に基づき上記任意のユーザから提供されてきた上記
    販売希望の電子コンテンツを取得することを特徴とする
    請求項7記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 上記任意のユーザ側にて査定用の電子
    コンテンツに変換された上記販売希望の電子コンテンツ
    を取得する第2の取得手段と、 上記任意のユーザに対して、上記査定用の電子コンテン
    ツの査定結果を上記ネットワークを介して提供する第4
    の提供手段を備え、 上記第1の取得手段は、上記第4の提供手段での上記査
    定結果に基づき上記任意のユーザから提供されてきた上
    記販売希望の電子コンテンツを取得することを特徴とす
    る請求項7記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介した商品の売買取引
    が可能な情報処理装置であって、 少なくとも、売り手側が販売希望する商品に関する情報
    である販売情報、及び買い手側が購入希望する商品に関
    する情報である購入情報の何れかの情報を上記ネットワ
    ークを介して取得する取得手段と、 上記ネットワークを介して、上記取得手段により得られ
    た販売情報又は購入情報に対して購入又は販売を応答す
    る応答手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  12. 【請求項12】 上記取得手段は、上記ネットワーク上
    の商品売買の仲介側にて管理されている情報を取得し、 上記応答手段は、上記仲介側に対して応答することを特
    徴とする請求項11記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 上記取得手段は、上記仲介側にて発生
    した商品売買の仲介に関する情報を上記ネットワークを
    介して取得することを特徴とする請求項12記載の情報
    処理装置。
  14. 【請求項14】 少なくとも売り手側と端末装置及び買
    い手側の端末装置を含む複数の機器がネットワークを介
    して互いに通信可能に接続されてなる電子商取引システ
    ムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜13の何れかに記載の情報処理装置の機能を有する
    ことを特徴とする電子商取引システム。
  15. 【請求項15】 売り手側と買い手側の間で電子コンテ
    ンツの売買取引をネットワークを介して行うための電子
    商取引システムであって、 情報取得閲覧ソフトウェアが起動可能な売り手側の端末
    装置と、 買い手側の端末装置と、 少なくとも上記買い手側が購入希望する電子コンテンツ
    に関する情報、及び上記売り手側の個人情報の何れかの
    情報を管理し、上記売り手側の情報取得閲覧ソフトウェ
    アからの要求に従ったデータファイルの送受信を行い、
    上記売り手側から送信されてくる電子コンテンツの受信
    用として上記買い手側に対して開放されたデータ格納領
    域を有し、上記買い手側が管理運営するサーバ装置と、 上記買い手側からの依頼により上記売り手側へ振込処理
    を行う金融機関側の端末装置と、 上記売り手側の端末装置、上記買い手側の端末装置、上
    記サーバ装置、及び上記金融機関側の端末装置を通信可
    能に接続するための通信ネットワークとを含むことを特
    徴とする電子商取引システム。
  16. 【請求項16】 上記サーバ装置は、少なくともHTT
    P(Hyper Text Transfer Prot
    ocol)サーバ、及びFTP(FileTransf
    er Protocol)サーバの何れかのサーバ機能
    を有し、上記情報取得閲覧ソフトウエアからの要求に従
    ったサービスを実行して、その結果を所定のデータファ
    イルとして返送すると共に、上記売り手側から送信され
    てくる電子コンテンツを受信することを特徴とする請求
    項15記載の電子商取引システム。
  17. 【請求項17】 売り手側と買い手側の間で任意の商品
    の売買取引をネットワークを介して行うための電子商取
    引システムであって、 情報取得閲覧ソフトウェアが起動可能な売り手側の端末
    装置と、 情報取得閲覧ソフトウェアが起動可能な買い手側の端末
    装置と、 商品売買の仲介者側の端末装置と、 上記仲介者側が管理運営するサーバ装置と、 少なくとも上記仲介者側からの依頼に従った商品の配
    送、及び当該商品の代金の受渡の何れかの処理を行う配
    送業者側と、 少なくとも、上記売り手側の端末装置、上記買い手側の
    端末装置、上記仲介者側の端末装置、上記サーバ装置、
    及び上記配送業者側の端末装置の何れかを通信可能に接
    続するための通信ネットワークとを含むことを特徴とす
    る電子商取引システム。
  18. 【請求項18】 上記サーバ装置は、少なくともHTT
    P(Hyper Text Transfer Prot
    ocol)サーバ、及びFTP(FileTransf
    er Protocol)サーバの何れかのサーバ機能
    を有し、上記情報取得閲覧ソフトウエアからの要求に従
    ったサービスを実行して、その結果を所定のデータファ
    イルとして返送すると共に、電子メールサービスを提供
    し、商品売買仲介情報及び上記配送業者側の配送スケジ
    ュール情報を含む情報の格納及び更新を随時行うことを
    特徴とする請求項17記載の電子商取引システム。
  19. 【請求項19】 売り手側と買い手側の間で任意の商品
    の売買取引をネットワークを介して行うための電子商取
    引システムであって、 情報取得閲覧ソフトウェアが起動可能な売り手側の端末
    装置と、 情報取得閲覧ソフトウェアが起動可能な買い手側の端末
    装置と、 商品売買の仲介者側の端末装置と、 上記仲介者側が管理運営するサーバ装置と、 少なくとも、上記売り手側の端末装置、上記買い手側の
    端末装置、上記仲介者側の端末装置、及び上記サーバ装
    置の何れかを通信可能に接続するための通信ネットワー
    クとを含むことを特徴とする電子商取引システム。
  20. 【請求項20】 上記サーバ装置は、少なくともHTT
    P(Hyper Text Transfer Prot
    ocol)サーバ、及びFTP(FileTransf
    er Protocol)サーバの何れかのサーバ機能
    を有し、上記情報取得閲覧ソフトウエアからの要求に従
    ったサービスを実行して、その結果を所定のデータファ
    イルとして返送すると共に、電子メールサービスを提供
    し、商品売買仲介情報を含む情報の格納及び更新を随時
    行うことを特徴とする請求項19記載の電子商取引シス
    テム。
  21. 【請求項21】 上記情報取得閲覧ソフトウェアは、W
    WWブラウザを含むことを特徴とする請求項15、1
    7、及び19の何れかに記載の電子商取引システム。
  22. 【請求項22】 上記通信ネットワークは、インターネ
    ットを含むことを特徴とする請求項15、17、及び1
    9の何れかに記載の電子商取引システム。
  23. 【請求項23】 売り手側と買い手側の間で電子コンテ
    ンツの売買取引をネットワークを介して行うための電子
    商取引方法であって、 上記売り手側が、情報取得閲覧ソフトウエアを用いて、
    上記買い手側が管理運営するサーバ装置にアクセスして
    会員登録をするステップと、 上記売り手側が、上記買い手側が購入希望している電子
    コンテンツに関する情報を含むデータファイルを上記買
    い手側のサーバ装置から取得し、当該データファイルを
    上記情報取得閲覧ソフトウエアを用いて表示するステッ
    プと、 上記売り手側が、本商取引に必要なソフトウェアを、上
    記買い手側のサーバ装置から取得するステップと、 上記売り手側が、上記買い手側へ提供する電子コンテン
    ツに対して、上記本商取引に必要なソフトウェアに含ま
    れるコンテンツ査定ソフトウェアを用いて査定処理する
    ステップと、 上記売り手側が、上記買い手側へ提供する電子コンテン
    ツを識別するためのコンテンツ番号、上記会員登録時の
    会員認証情報、及び上記査定処理の結果の少なくとも何
    れかの情報を上記買い手側へ送信するステップと、 上記買い手側が、上記査定処理の結果に基づいて、上記
    コンテンツ番号により示される対象電子コンテンツに対
    する査定価格、受付番号、暗号化の際に使用する鍵情
    報、及び対象電子コンテンツの送付先情報の少なくとも
    何れかの情報を上記売り手側へ送信するステップと、 上記売り手側が、上記査定価格に納得した場合、上記買
    い手側へ対象電子コンテンツを上記暗号化鍵を用いて暗
    号化して送信するステップと、 上記買い手側が、上記売り手側から送信されてきた対象
    電子コンテンツを確認後、金融機関へ上記ネットワーク
    経由で振込依頼することで、上記査定価格の金額を上記
    売り手側へ支払うステップとを含むことを特徴とする電
    子商取引方法。
  24. 【請求項24】 上記本商取引に必要なソフトウェア
    は、上記コンテンツ査定ソフトウェア、及び暗号化ソフ
    トウェアの少なくとも何れかを含むことを特徴とする請
    求項23記載の電子商取引方法。
  25. 【請求項25】 上記売り手側がコンテンツ査定ソフト
    ウェアを用いて査定処理した結果の出力値が、上記売り
    手側が当該出力値から査定価格を推測することができな
    いようにするための処理を実行するステップを含むこと
    を特徴とする請求項23記載の電子商取引方法。
  26. 【請求項26】 上記出力値を暗号化するステップを含
    むことを特徴とする請求項25記載の電子商取引方法。
  27. 【請求項27】 売り手側と買い手側の間で電子コンテ
    ンツの売買取引をネットワークを介して行うための電子
    商取引方法であって、 上記売り手側が、情報取得閲覧ソフトウエアを用いて、
    上記買い手側が管理運営するサーバ装置にアクセスして
    会員登録をするステップと、 上記売り手側が、上記買い手側が購入希望している電子
    コンテンツに関する情報を含むデータファイルを上記買
    い手側のサーバ装置から取得し、当該データファイルを
    上記情報取得閲覧ソフトウエアを用いて表示するステッ
    プと、 上記売り手側が、本商取引に必要なソフトウェアを、上
    記買い手側のサーバ装置から取得するステップと、 上記売り手側が、上記本商取引に必要なソフトウェアに
    含まれるコンテンツ変換ソフトウェアを用いて、上記買
    い手側へ提供する電子コンテンツの品位を低下させ、当
    該品位を低下させた電子コンテンツを査定用の電子コン
    テンツとして上記買い手側へ送信するステップと、 上記買い手側のサーバ装置が、上記売り手側から送信さ
    れてきた電子コンテンツに対する受付番号を上記売り手
    側へ送信するステップと、 上記買い手側が、上記売り手側から送信されてきた査定
    用の電子コンテンツを査定するステップと、 上記買い手側が、上記査定の結果を上記受付番号と共に
    上記売り手側へ送信するステップと、 上記売り手側が、上記査定の結果に納得した場合、上記
    受付番号により示される対象電子コンテンツを暗号化し
    て上記買い手側へ送信するステップと、 上記買い手側が、上記売り手側から送信されてきた対象
    電子コンテンツを確認後、金融機関へ上記ネットワーク
    経由で振込依頼することで、上記査定の結果により示さ
    れる査定価格の金額を上記売り手側へ支払うステップと
    を含むことを特徴とする電子商取引方法。
  28. 【請求項28】 上記本商取引に必要なソフトウェア
    は、上記コンテンツ変換ソフトウェア、及び暗号化ソフ
    トウェアの少なくとも何れかを含むことを特徴とする請
    求項27記載の電子商取引方法。
  29. 【請求項29】 上記売り手側がコンテンツ変換ソフト
    ウェアを用いて電子コンテンツの品位を低下する処理方
    法は、原理的に元の電子コンテンツを復元できないよう
    になされた方法を含むことを特徴とする請求項27記載
    の電子商取引方法。
  30. 【請求項30】 売り手側と買い手側の間で電子コンテ
    ンツの売買取引をネットワークを介して行うための電子
    商取引方法であって、 上記売り手側が、情報取得閲覧ソフトウエアを用いて、
    上記買い手側が管理運営するサーバ装置にアクセスして
    会員登録をするステップと、 上記売り手側が、上記買い手側が購入希望している電子
    コンテンツに関する情報を含むデータファイルを上記買
    い手側のサーバ装置から取得し、当該データファイルを
    上記情報取得閲覧ソフトウエアを用いて表示するステッ
    プと、 上記売り手側が、本商取引に必要なソフトウェアを、上
    記買い手側のサーバ装置から取得するステップと、 上記売り手側が、上記買い手側へ提供する電子コンテン
    ツに対して、上記本商取引に必要なソフトウェアに含ま
    れるコンテンツ査定ソフトウェアを用いて自動査定処理
    するステップと、 上記自動査定処理が正常終了した場合の第1の処理ステ
    ップと、 上記自動査定処理が異常終了した場合の第2の処理ステ
    ップとを含み、 上記第1の処理ステップは、 上記売り手側が、上記買い手側へ提供する電子コンテン
    ツを識別するためのコンテンツ番号、上記会員登録時の
    会員認証情報、及び上記自動査定処理の結果の少なくと
    も何れかの情報を上記買い手側へ送信するステップと、 上記買い手側が、上記自動査定処理の結果に基づいて、
    上記コンテンツ番号により示される対象電子コンテンツ
    に対する査定価格、受付番号、暗号化の際に使用する鍵
    情報、及び対象電子コンテンツの送付先情報の少なくと
    も何れかの情報を上記売り手側へ送信するステップと、 上記売り手側が、上記査定価格に納得した場合、上記買
    い手側へ対象電子コンテンツを上記暗号化鍵を用いて暗
    号化して送信するステップと、 上記買い手側が、上記売り手側から送信されてきた対象
    電子コンテンツを確認後、金融機関へ上記ネットワーク
    経由で振込依頼することで、上記査定価格の金額を上記
    売り手側へ支払うステップとを含み、 上記第2の処理ステップは、 上記売り手側が、上記本商取引に必要なソフトウェアに
    含まれるコンテンツ変換ソフトウェアを用いて、上記買
    い手側へ提供する電子コンテンツの品位を低下させ、当
    該品位を低下させた電子コンテンツを査定用の電子コン
    テンツとして上記買い手側へ送信するステップと、 上記買い手側のサーバ装置が、上記売り手側から送信さ
    れてきた電子コンテンツに対する受付番号を上記売り手
    側へ送信するステップと、 上記買い手側が、上記売り手側から送信されてきた査定
    用の電子コンテンツを手動査定するステップと、 上記買い手側が、上記手動査定の結果を上記受付番号と
    共に上記売り手側へ送信するステップと、 上記売り手側が、上記手動査定の結果に納得した場合、
    上記受付番号により示される対象電子コンテンツを暗号
    化して上記買い手側へ送信するステップと、 上記買い手側が、上記売り手側から送信されてきた対象
    電子コンテンツを確認後、金融機関へ上記ネットワーク
    経由で振込依頼することで、上記手動査定の結果により
    示される査定価格の金額を上記売り手側へ支払うステッ
    プとを含むことを特徴とする電子商取引方法。
  31. 【請求項31】 上記本商取引に必要なソフトウェア
    は、上記コンテンツ査定ソフトウェア、上記コンテンツ
    変換ソフトウェア、及び暗号化ソフトウェアの少なくと
    も何れかを含むことを特徴とする請求項30記載の電子
    商取引方法。
  32. 【請求項32】 上記売り手側がコンテンツ査定ソフト
    ウェアを用いて自動査定処理した結果の出力値が、上記
    売り手側が当該出力値から査定価格を推測することがで
    きないようにするための処理を実行するステップを含む
    ことを特徴とする請求項30記載の電子商取引方法。
  33. 【請求項33】 上記出力値を暗号化するステップを含
    むことを特徴とする請求項32記載の電子商取引方法。
  34. 【請求項34】 上記売り手側がコンテンツ変換ソフト
    ウェアを用いて電子コンテンツの品位を低下する処理方
    法は、原理的に元の電子コンテンツを復元できないよう
    になされた方法を含むことを特徴とする請求項30記載
    の電子商取引方法。
  35. 【請求項35】 上記暗号化の方式は、公開鍵暗号(R
    SA)方式を含むことを特徴とする請求項23、27、
    及び30の何れかに記載の電子商取引方法。
  36. 【請求項36】 上記本商取引に必要なソフトウェア
    は、上記売り手側からダウンロードされ保存された後に
    実行されるようになされたソフトウェアを含むことを特
    徴とする請求項23、27、及び30の何れかに記載の
    電子商取引方法。
  37. 【請求項37】 上記本商取引に必要なソフトウェア
    は、上記売り手側の情報取得閲覧ソフトウェア上で実行
    され、保存が行われないようになされたソフトウェアを
    含むことを特徴とする請求項23、27、及び30の何
    れかに記載の電子商取引方法。
  38. 【請求項38】 上記会員登録の際に、上記売り手側
    が、自身の個人情報及び振込先情報の少なくとも何れか
    の情報を開示し、上記買い手側が、会員ID及びパスワ
    ード情報の少なくとも何れかを上記売り手側へ発行する
    ステップを含むことを特徴とする請求項23、27、及
    び30の何れかに記載の電子商取引方法。
  39. 【請求項39】 上記買い手側が、対象電子コンテンツ
    を限定するステップを含むことを特徴とする請求項2
    3、27、及び30の何れかに記載の電子商取引方法。
  40. 【請求項40】 上記買い手側が購入希望している電子
    コンテンツに関する情報へ、上記買い手側が当該電子コ
    ンテンツを買い取る際の価格の上限及び下限の値を含ま
    せるステップを含むことを特徴とする請求項23、2
    7、及び30の何れかに記載の電子商取引方法。
  41. 【請求項41】 上記売り手側が、上記買い手側が提示
    した査定価格に納得できない場合、本商取引を終了する
    ステップを含むことを特徴とする請求項23、27、及
    び30の何れかに記載の電子商取引方法。
  42. 【請求項42】 上記売り手側から上記買い手側への電
    子コンテンツの提供方法は、上記ネットワークを介した
    当該電子コンテンツの送信による方法、及び郵送による
    方法の少なくとも何れかの方法を含むことを特徴とする
    請求項23、27、及び30の何れかに記載の電子商取
    引方法。
  43. 【請求項43】 売り手側と買い手側の間で任意の商品
    の売買取引をネットワークを介して行うための電子商取
    引方法であって、 上記売り手側又は上記買い手側が、情報取得閲覧ソフト
    ウエアを用いて、仲介者が管理運営するサーバ装置から
    売買情報一覧及び上記売り手側又は上記買い手側の個人
    情報を入力するフォームを有するデータファイルを取得
    して表示するステップと、 上記売り手側が販売希望する対象商品があり、当該商品
    に対して購入希望する上記買い手側がある場合の、上記
    仲介者側のサーバ装置が実行する処理ステップとして、
    (a)上記売り手側に対して、少なくとも個人情報及び
    販売希望する対象商品を識別するための商品番号の何れ
    かを上記フォームに対して入力させて送信させるステッ
    プと、(b)上記売り手側とのデータファイルの送受信
    により、対象商品の引取日時を決定するステップと、
    (c)上記買い手側に対して、上記引取日時と同日の引
    渡日時を通知するステップと、(d)商品の配送者側に
    対して、対象商品の配送を依頼するステップと、(e)
    上記売買情報を更新するステップとを含み、 上記売り手側が販売希望する対象商品があり、当該商品
    に対して購入希望する上記買い手側がない場合の、上記
    仲介者側のサーバ装置が実行する処理ステップとして、
    (f)上記売り手側に対して、少なくとも個人情報及び
    対象商品の詳細情報の何れかの情報上記フォームに入力
    させて送信させるステップと、(g)上記売り手側に対
    して、売り登録するか否かを確認するステップと、
    (h)上記売り手に対して、対象商品の引取可能日時を
    送信させるステップと、(i)上記売買情報の更新を行
    うステップとを含み、 上記買い手側が購入希望する対象商品があり、当該商品
    を販売希望する売り手側がある場合の、上記仲介者側の
    サーバ装置が実行する処理ステップとして、(j)上記
    買い手側に対して、少なくとも個人情報及び購入希望す
    る対象商品を識別するための商品番号の何れかの情報を
    上記フォームに入力させて送信させるステップと、
    (k)上記買い手側とのデータファイルの送受信によ
    り、対象商品の引渡日時を決定するステップと、(l)
    上記売り手側に対して、上記引渡日時と同日の引取日時
    を通知するステップと、(m)商品の配送者側に対し
    て、対象商品の配送を依頼するステップと、(n)上記
    売買情報を更新するステップとを含み上記買い手側が購
    入希望する対象商品があり、当該商品を販売希望する上
    記売り手側がいない場合の、上記仲介者側のサーバ装置
    が実行する処理ステップとして、(o)上記買い手側に
    対して、少なくとも個人情報及び購入希望する対象商品
    を識別するための商品番号の何れかの情報を上記フォー
    ムに入力させて送信させるステップと、(p)上記買い
    手側に対して、買い登録するか否かを確認するステップ
    と、(q)上記買い手側に対して、対象商品の引渡可能
    日時を送信させるステップと、(r)上記売買情報の更
    新を行うステップとを含むことを特徴とする電子商取引
    方法。
  44. 【請求項44】 上記売買情報一覧上に対して、少なく
    とも、上記買い手側に対して対象商品が実際に販売され
    るときの対象商品の価格CP、上記仲介者側が上記売り
    手側から対象商品を引き取るときの対象商品の価格MP
    S、上記売り手側の対象商品の販売希望価格SP、及び
    上記仲介者側が上記買い手側へ対象商品を販売するとき
    の対象商品の価格MPCの何れかを含ませるステップを
    含むことを特徴とする請求項45記載の電子商取引方
    法。
  45. 【請求項45】 「CP>MPS」且つ「SP<MP
    C」なる関係とするステップを含むことを特徴とする請
    求項44記載の電子商取引方法。
  46. 【請求項46】 売り手側と買い手側の間で任意の商品
    の売買取引をネットワークを介して行うための電子商取
    引方法であって、 上記売り手側又は上記買い手側が、情報取得閲覧ソフト
    ウエアを用いて、仲介者が管理運営するサーバ装置から
    売買情報一覧及び上記売り手側又は上記買い手側の個人
    情報を入力するフォームを有するデータファイルを取得
    して表示するステップと、 上記仲介者側により限定された商品の中に、上記売り手
    側が販売希望する対象商品がある場合の、上記仲介者側
    のサーバ装置が実行する処理ステップとして、(a)上
    記売り手側に対して、少なくとも個人情報及び販売希望
    する対象商品を識別するための商品番号の何れかを上記
    フォームに対して入力させて送信させるステップと、
    (b)上記売り手側とのデータファイルの送受信によ
    り、対象商品の引取日時を決定するステップと、(c)
    上記買い手側に対して、上記引取日時と同日の引渡日時
    を通知するステップと、(d)商品の配送者側に対し
    て、対象商品の配送を依頼するステップと、(e)上記
    売買情報を更新するステップとを含み、 上記仲介者側により限定された商品の中に、上記買い手
    側が購入希望する商品がある場合の、上記仲介者側のサ
    ーバ装置が実行する処理ステップとして、(f)上記買
    い手側に対して、少なくとも個人情報及び購入希望する
    対象商品を識別するための商品番号の何れかの情報を上
    記フォームに入力させて送信させるステップと、(g)
    上記買い手側とのデータファイルの送受信により、対象
    商品の引渡日時を決定するステップと、(h)商品の配
    送者側に対して、対象商品の配送を依頼するステップ
    と、(i)上記売買情報を更新するステップとを含み、 上記仲介者側により限定された商品の中に、上記買い手
    側が購入希望する商品がない場合の、上記仲介者側のサ
    ーバ装置が実行する処理ステップとして、(j)上記買
    い手側に対して、少なくとも個人情報及び購入希望する
    対象商品を識別するための商品番号の何れかの情報を上
    記フォームに入力させて送信させるステップと、(k)
    上記買い手側に対して、買い登録するか否かを確認する
    ステップと、(l)上記買い手側に対して、対象商品の
    引渡可能日時を送信させるステップと、(m)上記売買
    情報の更新を行うステップとを含むことを特徴とする電
    子商取引方法。
  47. 【請求項47】 上記売買情報一覧上に対して、少なく
    とも、上記買い手側に対して対象商品が実際に販売され
    るときの対象商品の価格CP、及び上記仲介者側が上記
    売り手側から対象商品を引き取るときの対象商品の価格
    MPSの何れかを含ませるステップを含むことを特徴と
    する請求項46記載の電子商取引方法。
  48. 【請求項48】 「CP>MPS」なる関係とするステ
    ップを含むことを特徴とする請求項47記載の電子商取
    引方法。
  49. 【請求項49】 上記配送者側が、上記売り手側から対
    象商品を引き取る際に所定の代金を上記売り手側へ支払
    うステップと、 上記仲介者側が、対象商品を購入希望する上記買い手側
    からクレジットカード決済により代金の徴収を行うステ
    ップとを含むことを特徴とする請求項43又は46記載
    の電子商取引方法。
  50. 【請求項50】 上記仲介者側が、対象商品を販売希望
    する上記売り手側へ当該商品の代金の支払いを金融機関
    振込によって行うステップと、 上記仲介者側が、対象商品を購入希望する上記買い手側
    からクレジットカード決済により代金の徴収を行うステ
    ップとを含むことを特徴とする請求項45又は48記載
    の電子商取引方法。
  51. 【請求項51】 上記配送者側が、上記売り手側から対
    象商品を引き取る際に第1の代金を上記売り手側へ支払
    うステップと、 上記配送者側が、上記買い手側へ対象商品を引き渡す際
    に第2の代金を徴収するステップと、 上記配送者側が、上記第1の代金と上記第2の代金の差
    額の利益を上記仲介者側へ渡すステップとを含むことを
    特徴とする請求項43又は46記載の電子商取引方法。
  52. 【請求項52】 上記仲介者側が、対象商品が上記売り
    手側から上記買い手側へ配送された後に、当該商品の代
    金を上記買い手から金融機関振込によって徴収し、当該
    商品の代金を上記売り手側へ金融機関振込によって支払
    うステップを含むことを特徴とする請求項43又は46
    記載の電子商取引方法。
  53. 【請求項53】 売り手側と買い手側の間で任意の商品
    の売買取引をネットワークを介して行うための電子商取
    引方法であって、 上記売り手側又は上記買い手側が、情報取得閲覧ソフト
    ウエアを用いて、仲介者が管理運営するサーバ装置から
    売買情報一覧及び上記売り手側又は上記買い手側の個人
    情報を入力するフォームを有するデータファイルを取得
    して表示するステップと、 上記仲介者側により限定された商品の中に、上記売り手
    側が販売希望する対象商品があり、当該商品に対して購
    入希望する上記買い手側がある場合の、上記仲介者側の
    サーバ装置が実行する処理ステップとして、(a)上記
    売り手側に対して、少なくとも個人情報及び販売希望す
    る対象商品を識別するための商品番号の何れかを上記フ
    ォームに対して入力させて送信させるステップと、
    (b)上記売り手に対して、対象商品を上記仲介者側へ
    送付させるステップと、(c)上記買い手に対して、入
    荷報告をするステップと、(d)上記買い手に対して、
    支払い要求をするステップと、(e)上記売買情報を更
    新するステップとを含み、 上記仲介者側が実行する処理ステップとして、(f)上
    記売り手側から送付された対象商品が所望の商品である
    かを確認するステップと、(g)上記売り手側へ対象商
    品の代金を支払うステップと、(h)上記買い手側から
    の入金を確認し、或いはクレジット決済の手続きをし、
    上記買い手側へ対象商品を送付するステップとを含み、 上記仲介者側により限定された商品の中に、上記売り手
    側が販売希望する対象商品があり、当該商品に対して購
    入希望する上記買い手側がいない場合の、上記仲介者側
    のサーバ装置が実行する処理ステップとして、(i)上
    記売り手側に対して、少なくとも個人情報及び販売希望
    する対象商品を識別するための商品番号の何れかを上記
    フォームに対して入力させて送信させるステップと、
    (j)上記売り手に対して、対象商品を上記仲介者側へ
    送付させるステップと、(k)上記売買情報を更新する
    ステップとを含み、 上記仲介者側が実行する処理ステップとして、(l)上
    記売り手側から送付された対象商品が所望の商品である
    かを確認するステップと、(m)上記売り手側へ対象商
    品の代金を支払うステップと、 上記仲介者側により限定された商品の中に、上記買い手
    側が購入希望する対象商品があり、当該商品が上記仲介
    者側に在庫としてある場合の、上記仲介者側のサーバ装
    置が実行する処理ステップとして、(n)上記買い手手
    側に対して、少なくとも個人情報及び購入希望する対象
    商品を識別するための商品番号の何れかを上記フォーム
    に対して入力させて送信させるステップと、(o)上記
    買い手に対して、支払い要求をするステップと、(p)
    上記売買情報を更新するステップとを含み、 上記仲介者側が実行する処理ステップとして、(q)上
    記買い手側からの入金を確認し、或いはクレジット決済
    の手続きをし、上記買い手側へ対象商品を送付するステ
    ップを含み、 上記仲介者側により限定された商品の中に、上記買い手
    側が購入希望する対象商品があり、当該商品が上記仲介
    者側に在庫としてない場合の、上記仲介者側のサーバ装
    置が実行する処理ステップとして、(r)上記買い手側
    に対して、少なくとも個人情報及び購入希望する対象商
    品に関する情報の何れかを上記フォームに対して入力さ
    せて送信させるステップと、(s)上記買い手側に対し
    て、買い登録するかを確認するステップと、(t)上記
    買い手側に対して、対象商品の引取可能日時を送信させ
    るステップと、(u)上記売買情報の更新を行うステッ
    プとを含むことを特徴とする電子商取引方法。
  54. 【請求項54】 上記仲介者側が、対象商品を販売希望
    する上記売り手側へ当該商品の代金の支払いを金融機関
    振込によって行うステップと、 上記仲介者側が、対象商品を購入希望する上記買い手側
    からクレジットカード決済により代金の徴収を行うステ
    ップとを含むことを特徴とする請求項53記載の電子商
    取引方法。
  55. 【請求項55】 上記仲介者側が、対象商品を販売希望
    する上記売り手側へ当該商品の代金の支払、及び対象商
    品を購入希望する上記買い手側からの当該商品の代金の
    徴収を、金融機関振込によって行うステップを含むこと
    を特徴とする請求項53記載の電子商取引方法。
  56. 【請求項56】 上記売買情報一覧上に対して、少なく
    とも、上記買い手側に対して対象商品が実際に販売され
    るときの対象商品の価格CP、及び上記仲介者側が上記
    売り手側から対象商品を引き取るときの対象商品の価格
    MPSの何れかを含ませるステップを含むことを特徴と
    する請求項53記載の電子商取引方法。
  57. 【請求項57】 「CP>MPS」なる関係とするステ
    ップを含むことを特徴とする請求項56記載の電子商取
    引方法。
  58. 【請求項58】 請求項1〜13の何れかに記載の情報
    処理装置の機能、又は請求項14〜22の何れかに記載
    の電子商取引システムの機能を実施するための処理プロ
    グラムを、コンピュータが読出可能に格納したことを特
    徴とする記憶媒体。
  59. 【請求項59】 請求項23〜57の何れかに記載の電
    子商取引方法の処理ステップを、コンピュータが読出可
    能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
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