JP2002007591A - 顔画像情報記憶管理システム、顔画像情報記憶管理方法 - Google Patents

顔画像情報記憶管理システム、顔画像情報記憶管理方法

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JP2002007591A
JP2002007591A JP2000190992A JP2000190992A JP2002007591A JP 2002007591 A JP2002007591 A JP 2002007591A JP 2000190992 A JP2000190992 A JP 2000190992A JP 2000190992 A JP2000190992 A JP 2000190992A JP 2002007591 A JP2002007591 A JP 2002007591A
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JP2000190992A
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Mari Tanaka
真理 田中
Katsutoshi Sawada
勝利 澤田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書に添付すべき顔画像やその他の目的で用
いられる顔画像を通信を介して迅速、簡便、安全、正確
かつ効率的に提供することができるようにすることがで
きるシステム、方法を提供することを目的としている。 【解決手段】 顔画像情報を撮影する顔画像情報取得手
段、該顔画像情報を記憶する顔画像情報記憶手段、該顔
画像情報を管理する顔画像情報管理手段、外部と通信す
る通信手段を有し、前記管理手段が前記通信手段を介し
て顔画像情報の識別番号を送信した者が課金を条件に前
記通信手段を介して該顔画像情報をダウンロードするこ
とを可能にすることを特徴とする顔画像情報記憶管理シ
ステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顔画像情報記憶管
理装置、顔画像情報記憶管理方法に関し、更に詳しく
は、、顔画像情報を記憶し、被撮影者あるいは被撮影者
の顔画像使用許諾を得たものが顔画像情報を通信を介し
て受信することを可能にするためのシステム、方法に関
するものである。より具体的には、例えば被撮影者が顔
画像情報をサーバに登録し、顔画像情報の識別番号を開
示することで第3者に顔画像の使用を許諾し、顔画像情
報を提供するためのシステム、方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、顔写真を撮影し、顔画像情報をサ
ーバに蓄積し、インターネット等で公開するサービスが
知られていたが、この場合には不特定多数に顔画像情報
を公開してしまうため、被撮影者が顔画像情報の利用を
許諾した者以外が顔画像情報を利用することが可能であ
った。また、顔画像の画質が悪いこと、画像が横長であ
ることから、一般に縦長である証明写真の用途には使え
なかった。また、顔画像情報と共に電子メールアドレス
等を含む個人情報を記憶したサーバの場合、サーバのデ
ータが流出した場合、被撮影者の個人情報が悪用される
可能性があった。
【0003】写真等をスキャナーで読み込み、またはデ
ジタルカメラの画像情報を読み込んで得た画像情報をサ
ーバに記憶し、インターネットで閲覧可能に提供するサ
ービスが知られていたが、この場合にはさまざまな撮影
条件で撮影された画像情報であることから、顔画像の大
きさや撮影角度、色バランス、不要な背景も写っている
ことから、顔画像情報として効率的に利用することがで
きなかった。
【0004】履歴書等の書類の情報を通信を介して提出
する需要が増加しているが、これらの書類に貼付される
べき顔画像情報を管理し、送信する方法が確立されてい
ないため、履歴書等を通信を介して提出することが普及
していないのが実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような背
景に鑑みてなされたものであって、文書に添付すべき顔
画像やその他の目的で用いられる顔画像を通信を介して
迅速、簡便、安全、正確かつ効率的に提供することがで
きるようにすることができるシステム、方法を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1、13記
載の発明は顔画像情報を撮影する顔画像情報取得手段、
該顔画像情報を記憶する顔画像情報記憶手段、該顔画像
情報を管理する顔画像情報管理手段、外部と通信する通
信手段を有し、前記管理手段が前記通信手段を介して顔
画像情報の識別番号を送信した者が課金を条件に前記通
信手段を介して該顔画像情報をダウンロードすることを
可能にすることを特徴とする。
【0007】このように構成すれば、被撮影者または被
撮影者から画像情報の利用の承諾を得たものは顔画像情
報を通信を介して迅速、簡便、安全、正確かつ効率的に
顔画像情報をダウンロードすることができる。 (2)請求項2、14記載の発明は支払いを受ける手段
を有することを特徴とする。
【0008】このように構成すれば、顔画像情報の撮
影、顔画像情報の記憶、管理に関わる料金を徴収するこ
とが可能となり、適正な課金を課すことができる。 (3)請求項3、15記載の発明は顔画像情報の識別番
号を自動発生させることを特徴とする。このように構成
すれば、被撮影者の入力の負荷を減らすことが可能で、
簡便性を改善し、かつ撮影、情報登録の時間を短縮する
ことによる単位時間当たりの利用可能者数を増加させる
ことができる。また、情報入力手段を簡素化することが
できる。 (4)請求項4、16記載の発明はランダムな顔画像情
報の識別番号を発生させることを特徴とする。このよう
に構成すれば、撮影手段を先に利用した被撮影者の識別
番号が撮影手段を次に利用した利用者に判ってしまうこ
とを防止することができる。 (5)請求項5、17記載の発明は前記記憶手段に被撮
影者の個人情報を記憶していないことを特徴とする。こ
のように構成すれば、サーバに不正に侵入されても個人
情報の流出を防ぐことができる。 (6)請求項6、18記載の発明は前記顔画像情報と関
連させて、被撮影者が記憶手段に記憶されている顔画像
情報のダウンロード許諾を与えるために利用するパスワ
ードが記憶されていることを特徴とする。このように構
成すれば、でたらめな識別番号を入力して該当する顔画
像情報を利用することをより難しくすることができる。 (7)請求項7、19記載の発明は顔画像情報取得手段
からPHS,携帯電話、公衆回線、インターネットを介
して顔画像情報を顔画像情報記憶手段に送信することを
特徴とする。このように構成すれば、安価、迅速かつ安
定に顔画像情報を送信することが可能になる。 (8)請求項8、20記載の発明は前記顔画像情報のダ
ウンロード回数に制限を加えることを特徴とする。この
ように構成すれば、無限に顔画像情報をダウンロードで
きるシステムに比べ、顔画像の撮影頻度を極端に下げる
ことが防止でき、従来の証明写真ビジネスへの影響も最
小限に留めることができる。 (9)請求項9、21記載の発明は前記顔画像情報のダ
ウンロード期限を設けたことを特徴とする。このように
構成すれば、古い顔画像情報が証明写真に利用されるこ
とを防ぐことができる。また、一定期限でサーバ上の画
像情報を削除することにより、サーバの情報量の増加を
抑制することができる。 (10)請求項10、22記載の発明は前記顔画像情報
の利用者のダウンロード目的に応じて顔画像情報を加工
して顔画像情報の利用者に提供することを特徴とする。
このように構成すれば、顔画像情報の利用者がiモード
を利用しているときにはそれを自動判別してiモード用
のデータ形式に変換してデータを送信することができ、
顔画像情報の多様で適正な利用形態が可能となる。 (11)請求項11、23記載の発明は前記顔画像情報
に応じて顔画像情報に背景を合成して顔画像情報の利用
者に送信することを特徴とする。このように構成すれ
ば、好みや着衣の色に応じた背景色を選択することが可
能となる。 (12)請求項12、24記載の発明は被撮影者の指定
により、複数の顔画像利用者に対して包括的な顔画像ダ
ウンロード許諾を与えることが可能であることを特徴と
する。このように構成すれば、1回の撮影、1回の操作
で複数の顔画像利用者に顔画像情報の利用ダウンロード
を許諾でき、顔画像情報を効率的に利用することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の実施の形態例を詳細に説明する。
【0010】
【実施例1】図1は本発明の一実施の形態例を示すブロ
ック図である。図において、11は被撮影者の顔画像を
光電変換により取得する画像情報取得手段、12は自動
写真撮影装置の各手段を制御する制御手段、13は各種
情報を表示する表示手段、14は被撮影者からの金銭的
支払いを受ける手段、15は操作手段、16は取得され
た被撮影者の顔画像情報や、その他の情報を一時的また
は長期にわたり記憶する記憶手段、17はプリンター、
18は自動写真撮影装置がサーバの通信手段との間で情
報を送受信するための通信手段、19はサーバである。
サーバ19は顔画像情報を管理する画像情報管理手段と
顔画像情報を記憶する情報記憶手段と通信手段を有して
いる。11から18で自動写真撮影装置を構成してい
る。前記本発明の形態例では自動写真撮影装置とサーバ
が別体となった構成を示したが、自動撮影装置とサーバ
は一体でも良いし、別体でも良い。更に、自動写真撮影
装置を構成する画像情報取得手段、表示手段、支払いを
受ける手段、操作手段、記憶手段、プリンター、通信手
段等やサーバを構成する通信手段、情報管理手段、情報
記憶手段は各々一体となって本発明のシステムを構成す
ることもできるし、各々またはその一部が別体となって
いても良い。
【0011】被撮影者は操作手段15によってサービス
を選択し、表示手段13に表示された料金(例えばサー
バ登録の場合は500円、証明写真の場合は700円)
を支払い、画像情報取得手段11によって顔画像を撮影
する。ここでは被撮影者がサーバ登録を選択した場合に
ついて説明する。制御手段12は前記撮影された(ここ
ではデジタルの)顔画像情報をJPEG圧縮し、制御手段1
2が自動発生させた識別番号(4桁の自動写真撮影装置
の装置識別番号と予め制御手段12に許可された8桁の
番号から乱数を用いて選択した番号の計12桁の数字)
をファイル名とする画像情報ファイルを作成し、更に必
要に応じて4桁の英数字からなるパスワードを自動発生
させ、画像情報ファイルに記憶させる。前記識別番号は
サーバ19の情報管理手段が情報記憶手段に記憶された
顔画像情報ファイルを検索するためのキーとして利用す
るものであり、パスワードは顔画像情報の識別番号を送
信して顔画像情報のダウンロードを要求してきた者が被
撮影者であるか、または被撮影者によって顔画像情報の
ダウンロードを許諾された者であるかを判断するための
ものである。制御手段12は該画像情報ファイルを記憶
手段16に記憶させ、通信手段18を介してサーバ19
に該画像情報ファイルを転送する。サーバ19の情報管
理手段はサーバ19の画像情報記憶手段にこの転送され
た画像情報ファイルを記憶させる。プリンター17は前
記顔画像情報を前記識別番号とともに(必要に応じて更
にパスワードと共に)プリントし、被撮影者に提供す
る。顔画像情報ダウンロード時には、被撮影者は被撮影
者が操作する外部端末から通信回線を経由してサーバ1
9に接続し、該外部端末から前記識別番号を入力する。
被撮影者が操作する端末としてはPHS,携帯電話、通信回
線と接続されたパーソナルコンピュータ等が挙げられ
る。画像情報管理手段は検索機能や照合機能を有し、入
力された識別番号によって顔画像情報ファイルを検索
し、必要に応じてパスワードを要求し、正当な利用者で
あると判断すると顔画像情報を通信手段を介して前記識
別番号送信者に返信する。被撮影者が被撮影者以外の者
に顔画像情報の利用を許可する場合には顔画像情報の識
別番号やパスワードを顔画像情報の利用を許可する前記
被撮影者以外の者に通知する。顔画像情報の識別番号や
パスワードの通知を受けた者はそれを顔画像サーバに送
信することで前記手順を経て顔画像情報の送信を受ける
ことができる。具体例としては、通信を介して履歴書を
例えば会社や学校等に提出する際、顔写真以外の文字情
報(ここでは被撮影者の履歴に関する書誌事項等。ここ
では履歴情報と言う)に加えて、前記識別番号を提出先
へ通知すれば、履歴情報を受け取った側(提出先)はサ
ーバ19に該識別番号を通知することでサーバ19から
顔画像情報を入手することができる。このように構成す
れば履歴書を提出する側は文字情報を送るだけで、履歴
書を提出される側では顔画像が入った履歴書を作成する
ことができる。
【0012】他の具体例としては、顔画像情報をダウン
ロードする者は送信されてきた被撮影者の顔画像情報を
端末、例えば携帯電話の画面に表示したり、顔画像をメ
ールと共に発信することが可能になる。また、顔画像情
報をパソコンに読み込んで文書に組み込んだり、ホーム
ページに掲載することが可能になる。
【0013】
【実施例2】 実施例1において、顔画像情報をサーバ
19から識別番号の入力者に送信手段18を介して送信
する条件としてクレジットカードの番号を通知させるこ
とによって1回100円の顔画像情報の利用料金を徴収
した。これによって顔画像の撮影時の他に顔画像情報の
利用回数に応じた課金が可能になり、利用頻度に応じた
合理的な料金徴収が可能になった。
【0014】
【実施例3】 実施例1における識別番号に加えて、制
御手段12が撮影日時の情報を発生させて、顔画像情報
と合わせてサーバ19に送信し、撮影日時の情報を顔画
像情報と共に記憶した。画像情報管理手段が画像情報を
検索して通信手段から送信する前に撮影日時の情報を読
み出し、撮影日から6ヶ月以上を経過した顔画像情報は
送信しないようにした。これによって顔画像情報に利用
期限を設け、古い顔写真を用いて手続をしてしまうこと
を防止できるようになった。
【0015】
【実施例4】 実施例1において、顔画像情報の識別番
号の入力者がiモードを利用しているときにはサーバ1
9中の画像情報管理手段が送信された情報によってそれ
を自動判別して入力者の表示画面の能力に合わせて顔画
像情報の画素数、階調を変換して顔画像情報を送信し
た。画素数は例えば情報記憶手段に記憶されているとき
には480本あった垂直方向の画像情報の内、3本毎に
連続する2本の画像情報を間引くことで垂直方向の画像
情報を160本に減らして送信した。このように顔画像
情報利用者の表示画面の能力に応じて画像情報を加工し
て提供することによって、効率的な顔画像情報の転送、
顔画像情報の多様な利用形態が可能となった。
【0016】
【実施例5】 実施例1において顔画像情報を顔画像情
報利用者に送信する際に、顔画像データの背景を顔画像
と分離し、背景を任意に選択できるようにした。具体的
には画像情報取得手段11で撮影した画像情報に対し
て、制御手段12が画像認識によって被撮影者の顔の位
置を検出し、アゴの位置から20cm下の点の400か
ら700nmにおける平均反射率を測定した。前記平均反
射率が80%以上であった場合、着衣が白と判定し、そ
の場合には青色の背景を用いた。このように、白いワイ
シャツを着用している被撮影者の顔画像情報には青色の
背景を選択することで、着衣と背景の区別がつきにくく
ならないようにできた。
【0017】
【実施例6】 実施例1において、被撮影者の選択によ
り複数の顔画像利用者に対して回数の制限なく包括的に
顔画像情報のダウンロードを許諾できるようにした。具
体的には撮影に際して被撮影者が操作手段15によって
サービスを選択する際に、表示手段13に「人材派遣業
者に対して顔画像の利用を認める」という選択肢を表示
し、この選択肢が選択された場合には、被撮影者はリク
ルート社やアデコキャリアスタッフ社等の個々の人材派
遣会社に対してではなく、システムに登録された「人材
派遣業者」全てに対して包括的に顔画像情報のダウンロ
ードを許諾することができる。このようにすると、1回
の撮影、1回の操作で複数の人材派遣会社に顔画像情報
のダウンロードを許諾でき、人材派遣の紹介を効率的に
受けることができる。
【実施例7】実施例7の流れ図を図5に示す。
【0018】実施例1において、識別番号の入力によっ
て顔画像情報のダウンロードを可能にしていたのに代え
て、被撮影者による識別番号、パスワード等の入力に応
じて情報管理手段が制限パスワードを被撮影者に発行
し、被撮影者は識別番号と制限パスワードを顔画像の利
用を許諾する被許諾者に通知し、該被許諾者は識別番号
と該制限パスワードを情報管理手段に送り、情報管理手
段では識別番号と該制限パスワードが正当であることを
確認した場合に顔画像情報のダウンロードを可能にする
ように制御した。情報管理手段は自ら発行した制限パス
ワードが一度行使されると、そのパスワードの効力を無
効にするように制御した。このように構成することで、
被撮影者あるいは顔画像情報利用被許諾者による顔画像
情報のダウンロードを1度だけに限定して顔画像情報の
ダウンロード許諾を与えることが可能になった。また、
このように構成することで、情報管理手段側から顔画像
情報の利用回数を制御できるようになり、例えば利用回
数3回までは撮影料金に含まれるが、それ以上の利用に
は別途料金の支払いが必要になる、といった課金システ
ムが可能になった。
【0019】本発明において、画像情報取得手段はビデ
オカメラ、デジタルカメラ等を利用することができ、デ
ジタルカメラを利用することが好ましい。画像情報取得
手段は垂直方向の画素数が水平方向の画素数よりも多く
なるように設置することが好ましい。表示手段はCR
T、液晶表示装置等を用いることができる。撮影手段が
有する支払いを受ける手段は貨幣、紙幣の他、貨幣代替
物による支払いを受けることが可能である。例えば、ク
レジットカード、プリペイドカード、デビットカード、
携帯電話による課金サービス等による支払いを受けるこ
とができる。サーバの情報管理手段が有する支払いを受
ける手段には特に制限は無いが、例えばクレジットカー
ド番号の入力等を挙げることができる。通信手段18に
は特に制限はなく、PHS、携帯電話、モデム等を利用
することができるが、通信コスト、通信速度の点でPH
S、携帯電話を用いることが好ましく、PHSを用いる
ことが最も好ましい。これら通信手段を利用して直接サ
ーバに接続することも可能であるが、インターネット、
パソコン通信を介して接続することも可能である。PH
S、携帯電話を用いて顔画像情報を直接サーバに送信す
ると、情報の盗聴や改変等の危険が減少し、好ましい。
サーバ19は顔画像情報を識別番号と共に記憶し、識別
番号が入力されたときには該当する顔画像情報の利用を
可能とする。図4に示すように識別番号と同時にパスワ
ードを要求し、パスワードが一致した場合のみ顔画像情
報の利用を可能にすることもできる。識別番号には特に
制限は無いが数字または英字、その組み合わせで構成さ
れることが好ましく、12桁以上の数字であることが最
も好ましい。図1は本発明の一実施の形態例を示すブロ
ック図である。図2は本発明の一実施の形態例を示す流
れ図である。図3は本発明の自動写真撮影装置の一形態
例を示す図である。図4は本発明の一実施の形態例を示
す流れ図である。図5は本発明の一実施の形態例を示す
流れ図である。
【0020】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下の効果が得られる。 (1)請求項1、13記載の発明によれば、被撮影者ま
たは被撮影者から画像情報の利用の承諾を得たものは顔
画像情報を通信を介して迅速、簡便、安全、正確かつ効
率的に利用することができる。 (2)請求項2,14記載の発明によれば、顔画像情報
の撮影、顔画像情報の記憶、管理に関わる料金を徴収す
ることが可能となり、適正な課金を課すことができる。 (3)請求項3,15記載の発明によれば、被撮影者の
入力の付加を減らすことが可能で、簡便性を改善し、か
つ撮影、情報登録の時間を短縮することによる単位時間
当たりの利用可能者数を増加させることができる。ま
た、情報入力手段を簡便化することができる。 (4)請求項4,16記載の発明によれば、撮影手段を
先に利用した被撮影者の識別番号が判ってしまうことを
防止することができる。 (5)請求項5,17記載の発明によれば、サーバに不
正に侵入されても個人情報の流出を防ぐことができる。 (6)請求項6,18記載の発明によれば、でたらめな
識別番号を入力して該当する顔画像情報を利用すること
をより難しくすることができる。 (7)請求項7,19記載の発明によれば、安価、迅速
かつ安定に顔画像情報を送信することが可能になる。 (8)請求項8,20記載の発明によれば、無限に顔画
像情報を利用できるシステムに比べ、顔画像の撮影頻度
を極端に下げることが防止でき、従来の証明写真ビジネ
スへの影響も最小限に留めることができる。 (9)請求項9,21記載の発明によれば、古い顔画像
情報が証明写真に利用されることを防ぐことができる。
また、一定期限でサーバ上の画像情報を削除することに
より、サーバの情報量の増加を抑制することができる。 (10)請求項10,22記載の発明によれば、顔画像
情報の利用者がiモードを利用しているときにはそれを
自動判別してiモード用のデータ形式に変換してデータ
を送信することができる。これによって、顔画像情報の
多様な利用形態が可能となる。 (11)請求項11,23記載の発明によれば好みや着
衣の色に応じた背景色を選択するが可能となる。 (12)請求項12,24記載の発明によれば、1回の
撮影、1回の操作で複数の顔画像利用者に顔画像情報の
利用を許諾でき、顔画像情報を効率的に利用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態例を示す流れ図である。
【図3】本発明の自動写真撮影装置の一形態例を示す図
である。
【図4】本発明の一実施の形態例を示す流れ図である。
【図5】本発明の一実施の形態例を示す流れ図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 U Fターム(参考) 5B049 AA05 AA06 CC36 EE07 GG02 GG03 5B050 BA10 BA12 BA15 CA08 FA03 FA19 GA07 5C054 AA01 AA05 CC03 CD04 EA01 EA05 EA07 FE12 GA00 GA05 HA14 5C064 BA07 BB01 BC01 BC16 BC23 BC25 BD02 BD08

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顔画像情報を撮影する顔画像情報取得手
    段、該顔画像情報を記憶する顔画像情報記憶手段、該顔
    画像情報を管理する顔画像情報管理手段、外部と通信す
    る通信手段を有し、前記管理手段が前記通信手段を介し
    て顔画像情報の識別番号を送信した者が課金を条件に前
    記通信手段を介して該顔画像情報をダウンロードするこ
    とを可能にすることを特徴とする顔画像情報記憶管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】支払いを受ける手段を有することを特徴と
    する請求項1記載の顔画像情報記憶管理システム。
  3. 【請求項3】顔画像情報の識別番号を自動発生させる手
    段を有することを特徴とする請求項1または2記載の顔
    画像情報記憶管理システム。
  4. 【請求項4】ランダムな顔画像情報の識別番号を発生さ
    せる手段を有することを特徴とする請求項1から3記載
    の顔画像情報記憶管理システム。
  5. 【請求項5】記憶手段に被撮影者の個人情報を記憶する
    領域がないことを特徴とする請求項1から4記載の顔画
    像情報記憶管理システム。
  6. 【請求項6】前記顔画像情報と関連させて、被撮影者が
    記憶手段に記憶されている顔画像情報のダウンロード許
    諾を与えるために利用するパスワードが記憶されている
    ことを特徴とする請求項1から5記載の顔画像情報記憶
    管理システム。
  7. 【請求項7】顔画像情報取得手段からPHS,携帯電
    話、公衆回線、インターネットを介して顔画像情報を顔
    画像情報記憶手段に送信することを特徴とする請求項1
    から6記載の顔画像情報記憶管理システム。
  8. 【請求項8】前記顔画像情報のダウンロード回数に制限
    を加えることを特徴とする請求項1から7記載の顔画像
    情報記憶管理システム。
  9. 【請求項9】前記顔画像情報のダウンロード期限を設け
    たことを特徴とする請求項1から8記載の顔画像情報記
    憶管理システム。
  10. 【請求項10】前記顔画像情報の利用者の利用目的に応
    じて顔画像情報を加工して顔画像情報の利用者に提供す
    ることを特徴とする請求項1から9記載の顔画像情報記
    憶管理システム。
  11. 【請求項11】前記顔画像情報に応じて顔画像情報に背
    景を合成して顔画像情報の利用者に送信することを特徴
    とする請求項1から10記載の顔画像情報記憶管理シス
    テム。
  12. 【請求項12】被撮影者の指定により、複数の顔画像利
    用者に対して包括的な顔画像ダウンロード許諾を与える
    ことが可能であることを特徴とする請求項1から11記
    載の顔画像情報記憶管理システム。
  13. 【請求項13】顔画像情報を撮影する顔画像情報取得手
    段、該顔画像情報を記憶する顔画像情報記憶手段、該顔
    画像情報を管理する顔画像情報管理手段、外部と通信す
    る通信手段を有し、前記管理手段が前記通信手段を介し
    て顔画像情報の識別番号を送信した者が課金を条件に前
    記通信手段を介して該顔画像情報をダウンロードするこ
    とを可能にすることを特徴とする顔画像情報記憶管理方
    法。
  14. 【請求項14】支払いを受ける手段を有することを特徴
    とする請求項13記載の顔画像情報記憶管理方法。
  15. 【請求項15】顔画像情報の識別番号を自動発生させる
    手段を有することを特徴とする請求項13または14記
    載の顔画像情報記憶管理方法。
  16. 【請求項16】ランダムな顔画像情報の識別番号を発生
    させる手段を有することを特徴とする請求項13から1
    5記載の顔画像情報記憶管理方法。
  17. 【請求項17】前記顔画像情報記憶手段に被撮影者の個
    人情報を記憶する領域がないことを特徴とする請求項1
    3から16記載の顔画像情報記憶管理方法。
  18. 【請求項18】前記顔画像情報と関連させて、被撮影者
    が記憶手段に記憶されている顔画像情報のダウンロード
    許諾を与えるために利用するパスワードが記憶されてい
    ることを特徴とする請求項13から17記載の顔画像情
    報記憶管理方法。
  19. 【請求項19】顔画像情報取得手段からPHS,携帯電
    話、公衆回線、インターネットを介して顔画像情報を顔
    画像情報記憶手段に送信することを特徴とする請求項1
    3から18記載の顔画像情報記憶管理方法。
  20. 【請求項20】前記顔画像情報のダウンロード回数に制
    限を加えることを特徴とする請求項13から19記載の
    顔画像情報記憶管理方法。
  21. 【請求項21】前記顔画像情報のダウンロード期限を設
    けたことを特徴とする請求項13から20記載の顔画像
    情報記憶管理
  22. 【請求項22】前記顔画像情報の利用者の利用目的に応
    じて顔画像情報を加工して顔画像情報の利用者に提供す
    ることを特徴とする請求項13から21記載の顔画像情
    報記憶管理方法。
  23. 【請求項23】前記顔画像情報に応じて顔画像情報に背
    景を合成して顔画像情報の利用者に送信することを特徴
    とする請求項13から22記載の顔画像情報記憶管理方
    法。
  24. 【請求項24】被撮影者の指定により、複数の顔画像利
    用者に対して包括的な顔画像ダウンロード許諾を与える
    ことが可能であることを特徴とする請求項13から23
    記載の顔画像情報記憶管理方法。
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