JP2002007283A - 情報配信方法、情報配信システムおよび移動体通信端末 - Google Patents

情報配信方法、情報配信システムおよび移動体通信端末

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JP2002007283A
JP2002007283A JP2000188327A JP2000188327A JP2002007283A JP 2002007283 A JP2002007283 A JP 2002007283A JP 2000188327 A JP2000188327 A JP 2000188327A JP 2000188327 A JP2000188327 A JP 2000188327A JP 2002007283 A JP2002007283 A JP 2002007283A
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Kimiharu Okubo
公晴 大久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メール情報の同報配信による移動体通信網に
対する影響を低減させるとともに同報される全ての移動
体端末が指定時刻どおりにメール情報の内容を表示する
ことができる情報配信方法、情報配信システムおよび移
動体通信端末を提供する。 【解決手段】 インターネット上にてやり取りがなされ
るメール情報であって指定時刻にて内容が表示されるべ
きものを指定時刻の前に携帯端末に対して送信する。そ
して、携帯端末は、メール情報に付随される指定時刻に
てメール情報の内容を表示手段に表示させる。また、移
動体通信網において、インターネット上にてやり取りが
なされるメール情報を携帯端末が用いるプロトコルにプ
ロトコル変換するインターネット/交換機プロトコル変
換装置を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メール情報の同報
配信による移動体通信網に対する影響を低減させるとと
もに同報されるすべての移動体通信端末が指定時刻どお
りにメール情報の内容を表示することができる情報配信
方法、情報配信システムおよび移動体通信端末に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インターネット上にてやり取りがなされ
るメール情報を移動体通信網を介して携帯端末(移動体
通信端末)に対して配信する情報配信システムの一例を
図7に示す。図7は、従来の情報配信システムの一構成
例を示す構成ブロック図である。
【0003】図7に示す情報配信システムでは、インタ
ーネット網100にサーバ101および移動体通信網1
10が接続されている。サーバ101には、情報端末7
02が接続されている。情報端末702は、例えば、パ
ーソナルコンピュータ等の情報端末である。サーバ10
1は、例えば、インターネットサービスプロバイダ(イ
ンターネット接続会社)によって管理・運営される。
【0004】移動体通信網110では、インターネット
/交換機プロトコル変換装置730は、インターネット
網100に接続されている。インターネット/交換機プ
ロトコル変換装置730は、中央センタ120の内部に
備えられる。インターネット/交換機プロトコル変換装
置730は、交換機140〜14nとの間で情報のやり
取りを行なう。各交換機は、管轄する基地局との間で情
報のやり取りを行なう。図7に示す例では、交換機14
0は、基地局151〜15nとの間で情報のやり取りを
行ない、交換機14nは、基地局161〜16nとの間
で情報のやり取りを行なう。
【0005】各基地局は、管轄するエリアに点在する携
帯端末との間で情報のやり取りを行なう。図7に示す例
では、基地局151は、携帯端末771〜77nとの間
で情報のやり取りを行ない、基地局15nは、携帯端末
781〜78nとの間で情報のやり取りを行なう。ここ
で、携帯端末は、PHS(Personal Hand
yphone System)、携帯電話機等の移動体
通信端末である。
【0006】次に、インターネット網100にてやり取
りがなされるメール情報が携帯端末に送信されるまでの
動作について説明する。ここで、電子メール情報、コン
テンツ、ショートメッセージ等の送信情報を総括してメ
ール情報と呼ぶ。
【0007】送信者は、情報端末702にてWWWブラ
ウザ等のソフトウェアを立ち上げることによってメール
情報を作成して、作成したメール情報の送信指示を行な
う。すると、メール情報は、情報端末702から、サー
バ101を経由して、インターネット網100に対して
送信される。また、インターネットサービスプロバイダ
自身もメール情報を送信してもよい。このとき、作成さ
れたメール情報は、サーバ101からインターネット網
100に対して送信される。
【0008】移動体通信網110では、インターネット
/交換機プロトコル変換装置730は、インターネット
網100を経由して得られるメール情報を携帯端末が用
いるプロトコルにプロトコル変換する。そして、変換後
のメール情報を交換機140〜14nのうち送信宛先で
ある携帯端末に対応する交換機に対して出力する。その
交換機は、メール情報を、接続される基地局を経由して
携帯端末に対して送信する。そして、メール情報を受信
した携帯端末は、液晶パネル等で構成される表示パネル
上にメール情報の内容を表示させる。
【0009】また、メール情報を複数の携帯端末に対し
て同報にて送信する場合、インターネット/交換機プロ
トコル変換装置730は、各携帯端末ごとにメール情報
を作成する。つまり、同一内容のメール情報を同報する
携帯端末の数分だけ複製する。そして、メール情報は、
交換機および基地局を介して順次各携帯端末に対して送
信される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の情報配信システ
ムでは、指定時刻に、複数の携帯端末に対して同報にて
メール情報を送信しようとする場合、インターネット/
交換機プロトコル変換装置730は、同報数分のメール
情報を生成する。そして、同報するメール情報は、その
データ量が一度に携帯端末に対して送信可能なデータ量
を超えると、幾つかのブロックに分割されて送信され
る。従って、ブロック分割やそれに基づく余分な処理が
発生するので、単位時間あたりのメール処理速度が低下
する。それに伴って、移動体通信網110内では、メー
ル情報の送信に関して待ち合わせが生じることにより、
輻輳が生じることがある。そして、他の送信者からのメ
ール情報の送信に対して伝達遅延等の影響を与えてしま
うことがある。
【0011】また、同報で複数の携帯端末に対してメー
ル情報を送信する場合に、メール情報が各携帯端末に対
して指定時刻から順次送信されることで、携帯端末間で
メール情報の受信時刻に時間差が生じることがある。例
えば、指定時刻が午後12時とされているにも関わら
ず、同報の1番目の宛先である携帯端末771が、午後
12時にメール情報を受信し、同報のn番目の宛先であ
る携帯端末77nが、午後12時10分にメール情報を
受信するといったような事態が生ずることがある。
【0012】そこで、本発明は、以上のような課題を解
決するものであって、メール情報の同報配信による移動
体通信網に対する影響を低減するとともに同報される全
ての移動体通信端末が指定時刻どおりにメール情報の内
容を表示することができる情報配信方法、情報配信シス
テムおよび移動体通信端末を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による情報配信方
法は、メール情報の内容の表示希望時刻を示す指定時刻
をメール情報に付随して、当該メール情報を指定時刻の
前に移動体通信端末に対して送信し、移動体通信端末
は、付随される指定時刻にて当該メール情報の内容を表
示手段に表示させることを特徴とする。移動体通信端末
は、PHS、携帯電話機等の携帯端末である。また、表
示手段は、液晶パネル等で構成される文字、画像情報等
を表示可能な表示パネルである。表示パネルは、一般
に、携帯電話機等のフロント部分に備えられる。
【0014】複数の移動体通信端末に対して同報でメー
ル情報を送信する場合、指定時刻前に各移動体通信端末
に対して順次メール情報を送信する。各移動体端末がメ
ール情報に付随される指定時刻にてメール情報の内容を
表示させることで、同報先である全ての移動体端末は、
指定時刻どおりにメール情報の内容を表示させることが
できる。
【0015】本発明による情報配信システムは、メール
情報を携帯端末が取り扱うプロトコルにプロトコル変換
を行なうプロトコル変換部を備え、移動体通信端末は、
予め受信したメール情報の内容を指定時刻にて表示手段
に表示させることを特徴とする。
【0016】メール情報には、当該メール情報の内容の
表示希望時刻を示す指定時刻が付随される。
【0017】プロトコル変換部は、メール情報に指定時
刻が付随されているか否かについて判断し、付随されて
いる場合には、プロトコル変換後のメール情報に時刻指
定の対象であることを示す時刻指定フラグを付随させ
る。
【0018】プロトコル変換部は、メール情報のうち同
報で送信されるものについては、その送信処理の優先度
を他のメール情報の送信処理に比して下げる。従って、
メール情報を同報送信する場合であっても、移動体通信
網内において、輻輳の発生を抑制することができる。
【0019】移動体通信端末は、受信したメール情報に
時刻指定フラグが付随されているか否かについて判断
し、付随されていないときには、即時にメール情報の内
容を表示させ、付随されているときには、その指定時刻
にてメール情報の内容を表示させる。
【0020】移動体通信端末は、指定時刻と自側の時刻
とを随時比較し、一致した場合には、メール情報の内容
を表示させる。上記の判断動作は、特定の時間間隔(例
えば、1分)にてなされる。
【0021】メール情報を同報で複数の移動体通信端末
に対して配信する場合、メール情報は、指定時刻の前
に、順次各移動体通信端末に対して送信される。各移動
体端末がメール情報に付随される指定時刻にてメール情
報の内容を表示することで、同報先である全ての移動体
端末は、指定時刻どおりにメール情報の内容を表示させ
ることができる。
【0022】本発明による移動体通信端末は、予め受信
した複数のメール情報を記憶する記憶手段を備え、各メ
ール情報の内容を指定時刻にて表示させることを特徴と
する。そして、移動体通信端末は、随時、自側の時刻と
各メール情報に付随される指定時刻とを比較し、一致す
るものがあれば、当該メール情報の内容を表示させる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は、本発明を用い
た情報配信システムの一構成を示す構成ブロック図であ
る。
【0024】図1に示す情報配信システムは、図7に示
す情報配信システムにおける情報端末702、インター
ネット/交換機プロトコル変換装置730、携帯端末7
71〜77nおよび携帯端末781〜78nをそれぞれ
情報端末102、インターネット/交換機プロトコル変
換装置130、携帯端末171〜17nおよび携帯端末
181〜18nに変更したものである。なお、特許請求
の範囲に記載のプロトコル変換部は、インターネット/
交換機プロトコル変換装置130に相当する。
【0025】情報端末102、インターネット/交換機
プロトコル変換装置130、携帯端末171〜17nお
よび携帯端末181〜18nは、情報端末702、イン
ターネット/交換機プロトコル変換装置730、携帯端
末771〜77nおよび携帯端末781〜78nと機能
が異なる。また、図1に示す他の構成要素については、
図7に示す構成要素と同じでよい。なお、図1に示す例
では、通信ネットワークとしてインターネット網100
が開示されているが、インターネット網100の代わり
にIPを用いた広域ネットワーク(WAN)を用いても
よい。
【0026】次に、動作について説明する。本実施の形
態では、メール情報が携帯端末171〜17nに対して
同報にて送信される場合を例にとって説明する。図2
は、メール情報の作成および送信の動作を説明するため
のフローチャートである。
【0027】送信者は、情報端末102において、電子
メール情報、コンテンツ、ショートメッセージ等のメー
ル情報を作成する(ステップS201)。情報端末10
2には予めWWWブラウザ等のインターネットとの接続
に必要なソフトウェア(ブラウザ)が組み込まれ、送信
者は、これらのブラウザを立ち上げ、キーボード操作等
によってメール情報を作成する。
【0028】次に、送信者は、先に作成したメール情報
の宛先アドレスおよび当該メール情報の開示時刻を示す
指定時刻を同ブラウザ上にて入力する(ステップS20
2)。宛先アドレスには、携帯端末171〜17nのア
ドレスが格納される。指定時刻には、午後12時といっ
たような時刻情報が格納される。
【0029】そして、送信者は、メール情報、宛先アド
レスおよび指定時刻等の入力を終了したら、これらの情
報をインターネット網100対して送信させる(ステッ
プS203)。送信は、例えば、ブラウザに表示される
送信ボタン等がマウス操作等により押されることによっ
て開始される。宛先アドレスおよび指定時刻を示す情報
は、添付情報としてメール情報に付随される。そして、
メール情報は、サーバ101を経由してインターネット
網100に対して送信される。なお、インターネットサ
ービスプロバイダもメール情報を送信してもよい。この
とき、メール情報は、サーバ101から直接インターネ
ット網100に対して送信される。
【0030】移動体通信網110では、インターネット
/交換機プロトコル変換装置130は、メール情報をイ
ンターネット網100から受信する。図3は、インター
ネット/交換機プロトコル変換装置130の動作を説明
するためのフローチャートである。そして、メール情報
に指定時刻を示す情報が付随されているか否かについて
判断する(ステップS301)。指定時刻を示す情報が
付随されていなかった場合(ステップS301)、イン
ターネット/交換機プロトコル変換装置130は、メー
ル情報を携帯端末が用いるプロトコルにプロトコル変換
して、一般のメール送信と同様な手順にて携帯端末に対
して送信する(ステップS308)。このとき、メール
情報は、交換機および基地局を介して携帯端末に対して
送信される。
【0031】指定時刻を示す情報が付随されている場合
(ステップS301)、インターネット/交換機プロト
コル変換装置130は、当該メール情報が同報して送信
する対象であるか否かについて判断する(ステップS3
02)。宛先アドレスに複数のアドレスが格納されてい
た場合には、同報送信の対象であると認識する。
【0032】同報送信の対象でない場合(ステップS3
02)、インターネット/交換機プロトコル変換装置1
30は、メール情報を携帯端末が用いるプロトコルにプ
ロトコル変換して、変換後のメール情報に指定時刻を示
す情報および時刻指定がなされていることを示す時刻指
定フラグを付随させる(ステップS306)。そして、
変換後のメール情報を非優先レベルにて携帯端末に対し
て送信する(ステップS307)。つまり、他の情報の
送信要求が発生した場合には、同報送信よりも、その情
報の送信処理を先に実行する。メール情報は、ステップ
S308の手順と同様に、交換機および基地局を経由し
て送信される。
【0033】同報送信の対象である場合(ステップS3
02)、インターネット/交換機プロトコル変換装置1
30は、メール情報が同報先の全ての携帯端末に対して
送信されたか否かについて判断する(ステップS30
3)。全ての携帯端末に対するメール情報の送信が終了
した場合には(ステップS303)、以降の処理を終了
する。すべての携帯端末に対してメール情報の送信が終
了しなかった場合には(ステップS303)、ステップ
S304以降の処理を繰り返し実行する。以下、ステッ
プS304以降の処理について説明する。
【0034】インターネット/交換機プロトコル変換装
置130は、ステップS306と同様な手順でプロトコ
ル変換後のメール情報に対して指定時刻を示す情報およ
び時刻指定フラグを付随させる(ステップS304)。
次に、ステップS307と同様な手順にてメール情報を
非優先的に携帯端末に対して送信する(ステップS30
5)。そして、ステップS303以降の処理を再度実行
することによって、次の携帯端末に対するメール情報の
送信処理を実行する。つまり、以上のような手順によっ
て、指定時刻の前に、同報先である全ての携帯端末に対
して順次メール情報を送信する。
【0035】ここで、本実施の形態では、ステップS3
02での判断は肯定的となり、ステップS303以降の
処理が実行される。そして、メール情報は、携帯端末1
71〜17nに対して送信される。図4および図6は、
各携帯端末における動作を説明するためのフローチャー
トである。
【0036】携帯端末171〜17nは、受信したメー
ル情報に時刻指定フラグが付随されているか否かについ
て判断する(ステップS401)。時刻指定フラグが付
随されていない場合(ステップS401)、即時に、メ
ール情報の内容を表示パネルに表示する(ステップS4
02)。時刻指定フラグが付随されている場合(ステッ
プS401)、時刻指定フラグ、指定時刻を示す情報お
よびメール情報の内容を内部の記憶部等に記憶する(ス
テップS403)。本実施の形態では、携帯端末171
〜17nは、ステップS403の処理を実行する。そし
て、記憶部には、図5に示すような情報が記憶される。
図5は、記憶部に記憶される情報の一例を示す説明図で
ある。
【0037】携帯端末171〜17nは、随時、記憶部
内にメール情報が格納されているか否かについて判断す
る。ここでは、メール情報に付随される時刻指定フラグ
を参照することによって判断する。そして、少なくとも
一つ以上記憶部内にメール情報が記憶されているか否か
について判断する(ステップS601)。無ければ(ス
テップS601)、以降の処理を中止する。
【0038】少なくとも一つ以上あれば(ステップS6
01)、自側の時刻と一致する指定時刻が付随されるメ
ール情報があるか否かについて判断する(ステップS6
02)。一致するものがなければ(ステップS60
2)、以降の処理を中止する。一致するものがあれば
(ステップS602)、当該メール情報の内容を表示パ
ネルに表示する(ステップS603)。なお、ステップ
S601からの処理は、一定の時間間隔(例えば、1分
ごと)にて繰り返し実行される。また、ステップS60
1からの処理とステップS401からの処理とは、各携
帯端末における別個の処理系によって実行される。
【0039】以上のように、本実施の形態によると、送
信するメール情報に指定時刻を付随させ、そのメール情
報を指定時刻の前に携帯端末に対して送信し、携帯端末
は、指定時刻にてメール情報の内容を表示手段に表示さ
せる。従って、送信者は、送信するべきメール情報を前
もって携帯端末に対して送信することができるので、指
定時刻を意識してメール情報を送信する必要がなくな
る。従って、誕生日を祝う電子メール等を誕生日前に前
もって携帯端末に対して送信するといったようなことも
できる。
【0040】また、同報で複数の携帯端末に対してメー
ル情報を送信する場合、指定時刻の前に、メール情報
は、順次各携帯端末に対して送信される。各携帯端末
は、付随される指定時刻にて受信したメール情報の内容
を表示する。従って、同報先である全ての携帯端末は、
指定時刻どおりにメール情報の内容を表示することがで
きる。
【0041】さらに、同報送信の処理優先度を下げるこ
とで、移動体通信網110内において、他のメール情報
の送信待ち合わせが生じることを回避することができる
ので、輻輳の発生を押さえることができる。従って、他
の送信者からのメール情報の送信に対して伝送遅延等の
影響を及ぼすことを防止することができる。
【0042】また、上記の実施の形態では、情報端末1
02にて作成されたメール情報が携帯端末に対して送信
される場合を例にとって説明したが、同様な手順で、サ
ーバ101から種々のコンテンツを携帯端末に対して同
報送信してもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、送信するメール情報に
指定時刻を付随させ、そのメール情報を指定時刻の前に
移動体通信端末に対して送信し、移動体通信端末は、指
定時刻にてメール情報の内容を表示させる。従って、送
信者は、配信すべきメール情報を予め移動体通信端末に
対して送信させることができるので、指定時刻を意識し
てメール情報を送信する必要が無くなる。
【0044】また、同報で複数の移動体通信端末に対し
てメール情報を配信する場合、指定時刻前に順次各移動
体通信端末に対してメール情報を送信し、各移動体通信
端末は、付随される指定時刻にて受信したメール情報の
内容を表示する。従って、同報先である全ての移動体通
信端末は、指定時刻どおりに、メール情報の内容を表示
させることができる。
【0045】さらに、同報送信の優先度を下げること
で、移動体通信網において、呼の集中による輻輳の発生
を防ぐことができる。従って、他の送信者からのメール
情報の送信に対して伝送遅延等の悪影響を及ぼすことを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を用いた情報配信システムの一構成を
示す構成ブロック図である。
【図2】 メール情報の作成および送信の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図3】 インターネット/交換機プロトコル変換装置
130における動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図4】 各携帯端末における動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図5】 記憶部の内部に記憶されるメール情報の一例
を示す説明図である。
【図6】 各携帯端末における動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図7】 従来の情報配信システムの構成ブロック図で
ある。
【符号の説明】
100 インターネット網 101 サーバ 102 情報端末 110 移動体通信網 120 中央センタ 130 インターネット/交換機プロトコル変
換装置 140〜14n 交換機 151〜15n 基地局 161〜16n 基地局 171〜17n 携帯端末 181〜18n 携帯端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 H04L 11/20 101B Fターム(参考) 5K030 HA06 HC01 HC09 JL01 JT09 LD02 LD13 5K051 AA03 BB02 CC07 EE06 GG02 HH15 JJ14 5K067 AA21 BB21 DD51 EE02 FF05 FF23 FF33 HH11 5K101 KK02 LL12 MM07 NN21 RR18 UU19

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット上でやり取りがなされる
    メール情報を移動体通信網を経由して移動体通信端末に
    対して配信する情報配信方法において、 メール情報の内容の表示希望時刻を示す指定時刻を、送
    信するメール情報に付随させ、 当該メール情報を指定時刻の前に移動体通信端末に対し
    て送信し、 移動体通信端末は、付随される指定時刻にて当該メール
    情報の内容を表示手段に表示させることを特徴とする情
    報配信方法。
  2. 【請求項2】 複数の移動体通信端末に対して同報でメ
    ール情報を送信する場合、指定時刻前に各移動体通信端
    末に対して順次メール情報を送信する請求項1記載の情
    報配信方法。
  3. 【請求項3】 インターネット上でやり取りがなされる
    メール情報を移動体通信網を経由して移動体通信端末に
    対して配信する情報配信システムにおいて、 メール情報を携帯端末が取り扱うプロトコルにプロトコ
    ル変換を行なうプロトコル変換部を備え、 移動体通信端末は、予め受信したメール情報の内容を指
    定時刻にて表示手段に表示させることを特徴とする情報
    配信システム。
  4. 【請求項4】 メール情報には、当該メール情報の内容
    の表示希望時刻を示す指定時刻が付随される請求項3記
    載の情報配信システム。
  5. 【請求項5】 プロトコル変換部は、メール情報に指定
    時刻が付随されているか否かについて判断し、付随され
    ている場合には、プロトコル変換後のメール情報に時刻
    指定の対象であることを示す時刻指定フラグを付随させ
    る請求項4記載の情報配信システム。
  6. 【請求項6】 プロトコル変換部は、メール情報のうち
    同報で送信されるものについては、その送信処理の優先
    度を他のメール情報の送信処理に比して下げる請求項4
    または請求項5記載の情報配信システム。
  7. 【請求項7】 移動体通信端末は、受信したメール情報
    に時刻指定フラグが付随されているか否かについて判断
    し、付随されていないときには、即時にメール情報の内
    容を表示させ、付随されているときには、その指定時刻
    にてメール情報の内容を表示させる請求項5または請求
    項6記載の情報配信システム。
  8. 【請求項8】 移動体通信端末は、指定時刻と自側の時
    刻とを随時比較し、一致した場合には、メール情報の内
    容を表示させる請求項7記載の情報配信システム。
  9. 【請求項9】 メール情報を同報で複数の移動体通信端
    末に対して配信する場合、メール情報は、指定時刻の前
    に、順次各移動体通信端末に対して送信される請求項3
    ないし請求項8記載の情報配信システム。
  10. 【請求項10】 メール情報の内容を表示手段に表示す
    る移動体通信端末において、 予め受信した複数のメール情報を記憶する記憶手段を備
    え、 各メール情報の内容を指定時刻にて表示させることを特
    徴とする移動体通信端末。
  11. 【請求項11】 随時、自側の時刻と各メール情報に付
    随される指定時刻とを比較し、一致するものがあれば、
    当該メール情報の内容を表示させる請求項10記載の移
    動体通信端末。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006135522A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Hitachi Communication Technologies Ltd シグナリング中継装置
JP2008546299A (ja) * 2005-05-30 2008-12-18 キム・ナグク ハイパーリンクメッセージを利用したモバイルコンテンツの接続及び送受信方法、このための移動通信端末、移動通信プロバイダーサーバー、及びコンテンツプロバイダーサーバーシステム
CN101895837A (zh) * 2010-07-14 2010-11-24 中兴通讯股份有限公司 用于移动终端的邮件发送方法和邮件系统

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