JP2000295244A - ネットワークシステム、情報管理装置及びその方法 - Google Patents

ネットワークシステム、情報管理装置及びその方法

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JP2000295244A
JP2000295244A JP10314599A JP10314599A JP2000295244A JP 2000295244 A JP2000295244 A JP 2000295244A JP 10314599 A JP10314599 A JP 10314599A JP 10314599 A JP10314599 A JP 10314599A JP 2000295244 A JP2000295244 A JP 2000295244A
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Isao Hidaka
伊佐夫 日高
Hiroshi Kawamoto
洋志 川本
Toshihiro Tsunoda
智弘 角田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】種々の方式で接続されている端末装置を使用す
るユーザについて、容易にその所在を認識し得るネット
ワークシステム、情報管理装置及びその方法を提案す
る。 【解決手段】ユーザが端末装置110、111、11
2、113を使用する際、ユーザ固有の情報及びユーザ
が使用する端末装置固有の情報を特定情報として情報管
理装置102に送信し、情報管理装置102は特定情報
を記憶することにより端末装置110、111、11
2、113を使用するユーザを特定すると共に、特定さ
れたユーザに関する情報を他のユーザに通知することに
より、端末装置110、111、112、113を使用
する各ユーザは互いに使用する端末装置を認識すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークシステ
ム、情報管理装置及びその方法に関し、種々の端末装置
を用いる複数のユーザが互いに使用中である端末装置を
把握し得るネットワークシステム、情報管理装置及びそ
の方法に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワーク上で種々の端末装置
を使用しているユーザ間で情報の授受を行う場合、各ユ
ーザは互いの居所(使用端末装置)を認識する必要があ
った。図20はLAN(Local Area Network)2上に複数
のワークステーションWS1、WS2、WS3、……が
接続され、当該複数のワークステーションWS1、WS
2、WS3、……にそれぞれ端末装置3A〜3Eが接続
されたネットワークシステム1を示し、当該LANを構
築する各ワークステーションWS1、WS2、WS3、
……及び各端末装置3A〜3EはUNIX(登録商標)
のOS(Operating System)上で動作しているものとす
る。
【0003】このシステムにおいて、端末装置3Aを操
作するユーザAが端末装置3Dを操作するユーザDに対
してリアルタイムにメッセージを送る場合、端末装置3
Aはまず、ユーザの入力操作に応じてユーザ情報取得要
求をLAN2内に放送する。このユーザ情報取得要求は
ユーザAが操作する端末装置3Aが接続されたワークス
テーションWS1からLAN2を介して各ワークステー
ションWS2、WS3、……に伝えられる。
【0004】ユーザ情報取得要求を受けたワークステー
ションWS2、WS3、……は、それぞれに接続されて
いる端末装置3C、3D及び3Eを使用しているユーザ
(ユーザC、ユーザD及びユーザE)を各端末装置3
C、3D及び3Eに入力されたユーザIDにより識別
し、当該識別結果をワークステーションWS1に返送す
る。かくしてワークステーション1はユーザDが使用中
である端末装置3Dを認識し、ユーザAは端末装置3A
からユーザDが操作する端末装置3Dに対してLANを
介してメッセージを送信することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかるネッ
トワークシステムにおいては、IP(Internet Protoco
l) の Broadcastと呼ばれるLAN内でのみ使用される
機能を使って各ユーザが使用している端末装置を認識す
るようになされているため、ルータ4によって接続され
た外部LAN12上のワークステーションWS14を利
用しているユーザF(端末装置13F)についての情報
をLAN2内部で認識することが困難な問題があった。
【0006】また、図21に示すように、複数のOS
(UNIX、Windows、Macintosh(商
品名)等)からなるマルチプラットホーム構成のネット
ワークシステムにおいては、同一のOSで動作する端末
装置23A及び23Bは互いを認識し得るのに対して、
これらの端末装置23A及び23Bが他のOSで動作す
る端末装置23C、23D及び23E、23Fを認識す
ることが困難であった。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
であり、種々の方式で接続されている端末装置を使用す
るユーザについて、容易にその所在を認識し得るネット
ワークシステム、情報管理装置及びその方法を提案しよ
うとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、ユーザが端末装置を使用する際、
ユーザ固有の情報及びユーザが使用する端末装置固有の
情報を特定情報として情報管理装置に送信し、情報管理
装置は特定情報を記憶することにより端末装置を使用す
るユーザを特定すると共に、特定されたユーザに関する
情報を他のユーザに通知することにより、端末装置を使
用する各ユーザは互いに使用する端末装置を認識するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0010】図1において100は全体としてネットワ
ークシステムを示し、各端末装置を使用するユーザに関
する情報を登録するようになされたデータベース101
とこれを管理するサーバ(情報管理装置)102は、所
定のアクセスポイント(図示せず)を介してネットワー
ク105に接続される。
【0011】ネットワーク105には、通信網120を
介して端末装置であるパーソナルコンピュータ110が
接続される。パーソナルコンピュータ110は当該パー
ソナルコンピュータ110に対して着脱自在の外部記憶
手段であるメモリカード130x(130A、130
B、130C、……)を接続するスロットが設けられて
おり、複数のユーザA、ユーザB、ユーザC及びユーザ
Dはそれぞれ個々に所有するメモリカード130A、1
30B、130C及び130Dを例えばパーソナルコン
ピュータ110に接続して当該パーソナルコンピュータ
110を使用することができる。
【0012】またネットワーク105には、通信網12
1を介して端末装置であるテレビジョン装置111が接
続される。テレビジョン装置111は当該テレビジョン
装置111に対して着脱自在の外部記憶手段であるメモ
リカード130x(130A、130B、130C、1
30D、……)を接続するスロットが設けられており、
ユーザA、ユーザB、ユーザC及びユーザDはそれぞれ
個々に所有するメモリカード130A、130B、13
0C及び130Dをテレビジョン装置111に接続して
当該テレビジョン装置111を使用することができる。
【0013】またネットワーク105には、通信網12
2を介して端末装置である携帯電話112が接続され
る。携帯電話112は当該携帯電話112に対して着脱
自在の外部記憶手段であるメモリカード130x(13
0A、130B、130C、130D、……)を接続す
るスロットが設けられており、ユーザA、ユーザB、ユ
ーザC及びユーザDはそれぞれ個々に所有するメモリカ
ード130A、130B、130C及び130Dを携帯
電話112に接続して当該携帯電話112を使用するこ
とができる。
【0014】またネットワーク105には、通信網12
3を介して端末装置であるポケットベル113が接続さ
れる。ポケットベル113は当該ポケットベル113に
対して着脱自在の外部記憶手段であるメモリカード13
0x(130A、130B、130C、130D、…
…)を接続するスロットが設けられており、ユーザA、
ユーザB、ユーザC及びユーザDはそれぞれ個々に所有
するメモリカード130A、130B、130C及び1
30Dをポケットベル113に接続して当該ポケットベ
ル113を使用することができる。
【0015】ここで、各端末装置(パーソナルコンピュ
ータ110、テレビジョン装置111、携帯電話112
及びポケットベル113)に接続されるメモリカード1
30x(130A、130B、130C、130D、…
…)は、図2に示すように、各端末装置のスロットに接
続するためのコネクタ132と、当該コネクタ132に
対してバスBUSを介して接続されたメモリ131とに
よって構成されている。
【0016】メモリ131は、図3に示すメモリマップ
で指定される領域に当該メモリカード130xを所望す
るユーザ固有の各種情報を記憶するようになされてい
る。すなわち、このメモリ131の記憶領域のうち、第
1の領域AR11はメモリカード130xを接続する端
末装置をネットワークに接続するためのネットワーク接
続情報を記憶する領域であり、当該メモリカード130
xを端末装置に接続したときサーバ102から使用登録
(認証)を受けるためのメモリカードIDを予め登録す
るようになされている。
【0017】この登録処理は、例えばユーザがメモリカ
ード130xを購入したとき、所定の登録装置によって
メモリカードIDをメモリカード130xに書き込むと
共に、当該メモリカードIDをユーザ名等のユーザ情報
と共にネットワークを介してサーバ102に送信する。
サーバ102は図4に示すように、ネットワークインタ
ーフェイス102Bを介してメモリカードID及びユー
ザ情報を情報処理部102Aに受けると、CPU及びメ
モリで構成された情報処理部102Aの初期登録処理部
102DはメモリカードID及びユーザ情報をデータベ
ースインターフェイス102Cを介してデータベース1
01に登録する。
【0018】因みに、メモリカード130xをユーザが
購入したとき、既に当該メモリカード130xのメモリ
131にメモリカードIDが記載されている場合は、ユ
ーザはインターネット経由又は郵便等でサーバ102を
運営する会社にメモリカードIDとユーザ情報とを通知
することにより、データベース101にこれらの情報を
登録することもできる。この場合、メモリカード130
xを接続し得ない端末装置をユーザが使用する場合を考
慮して、サーバ102の初期登録処理部102Dは端末
ID及び端末パスワードを発行しデータベース101に
登録すると共にこれをユーザに提供するようになされて
いる。
【0019】また図3において、メモリカード130x
のメモリ131の第2の領域AR12は、メモリカード
130xを接続した端末装置を使用して例えばサーバ1
02から種々のサービス(情報提供等)を受ける際にダ
ウンロードされる付加情報を記憶する領域である。
【0020】また第3の領域AR13は、住所録又はス
ケジュールデータ等のようなメモリカード130xを所
有するユーザ固有の情報を記憶する領域である。
【0021】また第4の領域AR14は、メモリカード
130xを接続する端末装置毎に使用可能な情報を記憶
する領域であり、例えば接続対象である端末装置がテレ
ビジョン装置111である場合に使用されるテレビ番号
一覧又はテレビ番号毎にWWW(World Wide Web)上で説
明を見るためのURL(Uniform Resource Locator)情
報、メモリカード130xの接続対象である端末装置が
パーソナルコンピュータ110である場合に読み書きさ
れる編集中の文章又は画面若しくは開発途中のプログラ
ム、メモリカード130xの接続対象である端末装置が
携帯電話112又はポケットベル113である場合に送
受信される文字メールサービスのデータ等がそれぞれ記
憶される。
【0022】また第5の領域は、静止画等の各種データ
を記憶する領域である。
【0023】このように、メモリカード130xには、
当該メモリカード130xを所有するユーザを特定する
固有のメモリカードID及び当該ユーザが固有に使用す
る種々の情報(個人情報、端末毎情報等)が記憶される
と同時にサーバ102によってメモリカードIDがデー
タベース101に登録される。
【0024】そして、ユーザは各端末装置を操作する際
に、メモリカード130xを操作端末装置に接続するこ
とにより、ユーザは自らを特定する固有の情報であるネ
ットワーク接続情報(メモリカードID)を操作端末装
置を介してサーバ102に通知することができる。この
ときユーザが操作する端末装置とユーザとの対応関係を
サーバ102が管理するデータベース101に通知し登
録する。
【0025】すなわち、第1の端末装置として、パーソ
ナルコンピュータ110は、図5に示すように、CPU
110A、RAM(Random Access Memory)110B、R
OM(Read Only Memory)110C、メモリカード130
との間でデータを授受するメモリカード(MC)インタ
ーフェイス(INF)110D、インターフェイス処理
部110J、通信網120との間でデータを授受する通
信インターフェイス110E、液晶表示パネル等の表示
部110Gに対して表示しようとするデータに応じた文
字や図形を記憶したVRAM(Video RAM)110
F、及びキーボードやマウス等の入力部110Hをユー
ザが操作することにより入力される信号をCPU110
Aに伝える入力インターフェイス(INF)110Iが
それぞれデータバスBUSに接続されている。
【0026】CPU110AはROM110Cに格納さ
れている動作プログラムに従って種々の動作を実行する
ようになされており、当該動作に応じて各回路部を制御
する。CPU110Aの各種処理内容は表示部110G
に表示される。
【0027】ここで、例えばユーザAがパーソナルコン
ピュータ110を操作する際に、当該ユーザAが自ら所
有するメモリカード130Aをメモリカード用のスロッ
ト(図示せず)に挿入すると、メモリカード130Aの
検出用接点がメモリカードインターフェイス110Dの
接点と接続されることにより、インターフェイス処理部
110Jはメモリカード検出用の信号レベルの変化(論
理「L」レベルから論理「H」レベルへの変化)を検出
し、これによりCPU110Aに対してインタラプト信
号を送出することにより割り込み処理を行う。これによ
りCPU110Aはメモリカード130Aが挿入された
ことを検出する。因みにインターフェイス処理部110
Jはメモリカード130Aに対するデータの授受におい
てそのインターフェイス仕様に則ったプロトコル処理を
行う処理ブロックである。これによりインターフェイス
処理部110Jは、メモリカード130Aに記憶されて
いるユーザAの固有の情報を読み出し得る状態となる。
【0028】メモリカードインターフェイス110D
は、シリアルインターフェイスで構成され、少なくとも
3本のデータ線を有する。第1のデータ線はデータ伝送
時にクロック信号を伝送し、第2のデータ線はデータ伝
送時に必要なステータス信号を伝送し、第3のデータ線
はメモリカード130Aに書き込み又は読み出すデータ
をシリアルに伝送する。
【0029】そして、CPU110Aはメモリカードイ
ンターフェイス110Dを介してメモリカード130A
内のデータを読み出し、これを通信インターフェイス1
10E、通信網120及びネットワーク105を介して
サーバ102に送信することにより、サーバ102に対
してこのときメモリカード130Aを所持するユーザが
使用する端末装置がパーソナルコンピュータ110であ
る旨の使用登録要求を行う。
【0030】この使用登録要求のシーケンスを図6に示
す。すなわち、パーソナルコンピュータ(PC)110
のスロットにメモリカード130Aが挿入されると、パ
ーソナルコンピュータ110のCPU110Aはメモリ
カードインターフェイス110Dを介してメモリカード
130Aの接続状態を検出し、サーバ102に発信を行
い通信路を確保する。
【0031】そして、パーソナルコンピュータ110の
CPU110Aは、PPP(Point To Point Protocol)
処理によるセッションの確立を行った後、サーバ102
に対して使用登録要求を送信する。この使用登録要求デ
ータD21はユーザ(この場合ユーザA)が端末装置
(この場合パーソナルコンピュータ110)を使用開始
した旨を表す特定情報と、このときパーソナルコンピュ
ータ110を使用するユーザ宛ての情報がサーバ102
に届いている場合にこれをパーソナルコンピュータ11
0又は所定の指定連絡先に送信させる要求と、当該受け
付けるメッセージの送信元(ユーザ)を指定するグルー
プ情報とであり、CPU110Aはこれらの情報をメモ
リカード130Aに格納されているネットワーク情報
(図3)のなかのメモリカードID及びユーザAによっ
て入力された種々の情報によって構成する。
【0032】使用登録要求データD21を受け取ったサ
ーバ102のユーザ情報登録処理部102E(図4)
は、データベース101に予め登録されているメモリカ
ード130AのメモリカードIDの所在としてパーソナ
ルコンピュータ110を登録すると共に、上述のグルー
プ情報によって指定された他のユーザ(メモリカードI
D)が端末装置を使用しているか(これをOnlineと呼
ぶ) 又は使用していないか(これをOffline と呼ぶ)を
データベース101から検索する。
【0033】そして、サーバ102のユーザ情報登録処
理部102Eは、データベース101への登録が成功し
たか否かの登録結果情報と、グループ情報によって指定
された他のユーザ(メモリカードID)がOnlineである
か又はOffline であるかを表すステータス情報を応答デ
ータD27(図6)としてパーソナルコンピュータ11
0に返送する。このとき、サーバ102のメッセージ処
理部102Gは、上述のグループ情報によって指定され
た他のユーザ(メモリカードID)からのメッセージが
届いてデータベース101に格納されていると、当該メ
ッセージを応答データD27に含めてパーソナルコンピ
ュータ110に送信する。
【0034】かくしてユーザAがパーソナルコンピュー
タ110にユーザ固有のメモリカード130Aを接続し
た際のサーバ102に対する使用登録処理が完了し、デ
ータベース101にはこのときメモリカードIDによっ
て表されるユーザAがパーソナルコンピュータ110を
使用中である旨が登録されたことになる。
【0035】そして、サーバ102は図7において後述
する表示グループ情報によって指定されるグループ構成
ユーザのうち、現在Online状態となっているユーザに対
して、ユーザAがOnline状態となったことを表すOnline
情報D28を送信する。
【0036】因みに、端末装置(例えばパーソナルコン
ピュータ110)とサーバ102の使用登録シーケンス
における使用登録要求データ(特定情報)D21のデー
タ内容の詳細は、図7に示すように、使用登録要求であ
ることを表すメッセージタイプ(固定値「1」)と、メ
モリカード130Aから読み取ったメモリカードID
(MC−ID)と、メモリカード130Aを接続してユ
ーザが端末装置を使用しているOnline状態又はユーザが
端末装置からメモリカード130Aを引き抜いて端末装
置の使用を終了したOffline 状態を表すステータス情報
と、ユーザAが使用する端末装置(パーソナルコンピュ
ータ110)の端末種別を表す端末IDと、端末装置の
アドレス(電話番号又はURL(Uniform Resource Loca
tor)等)を表す端末連絡先情報と、端末の性能(データ
処理速度や画サイズ等)や通信路の状態(伝送品質)を
表す端末詳細情報と、このときメモリカード130Aを
接続した端末装置とは異なる端末装置をメッセージの受
け取り端末としてその電話番号やURLによって指定す
る際の指定連絡先情報と、他の端末装置からのメッセー
ジを受けるか否かを設定するメッセージ受信フラグと、
ユーザが所望とする時間帯だけメッセージを受け取るよ
うにする有効期限情報と、このときメモリカード130
Aを接続した端末装置をユーザが使用中である旨を通知
する相手(メモリカード130を有するユーザ)を指定
する表示グループ情報とを有する。
【0037】この使用登録要求データD21のうち、端
末ID、端末連絡先情報、端末詳細情報、指定連絡先情
報、メッセージ受信フラグ、有効期限及び表示グループ
情報はユーザが入力部110Hを操作することにより入
力する情報である。
【0038】因みに、電話番号やURLによって指定さ
れた端末連絡先情報により、他のユーザやサーバ102
はユーザAに対してアクセスする方法を決定することが
できる。例えばユーザAがパーソナルコンピュータ11
0を使用しているのであれば、端末連絡先情報としてU
RLが指定されることにより、他のユーザやサーバ10
2は直接TCP/IP(Transmission Control Protocol
/Internet Protocol)の接続を行い、また、ユーザAが
携帯電話112やテレビジョン装置(Web TV)111を
使用しているのであれば端末連絡先情報として電話番号
を指定することにより他のユーザやサーバ102は音声
でメッセージを交換することができる。
【0039】また、端末装置(例えばパーソナルコンピ
ュータ110)とサーバ102の使用登録シーケンスに
おける応答データD27のデータ内容の詳細は、図8に
示すように、応答データであることを表すメッセージタ
イプ(固定値「2」)と、データベース101への使用
登録が成功したか否かを表す理由コードと、このとき使
用登録したユーザとグループを構成している他のユーザ
からのメッセージがサーバ102に届いているか否かを
他のユーザごとに表す発信元のメモリカードID(MC
−ID)、ステータス情報及びメッセージの有無情報と
を有する。発信元のメモリカードID(MC−ID)、
ステータス情報及びメッセージの有無情報は他のユーザ
の数だけ応答データD27に含まれる。
【0040】このようにして、ユーザAがメモリカード
130Aをパーソナルコンピュータ110に接続して当
該パーソナルコンピュータ110を使用している状態
(Online状態)がデータベース101に登録されている
際に、例えばユーザBが第2の端末装置であるテレビジ
ョン装置111にメモリカード130Bを接続して当該
テレビジョン装置111を使用すると、テレビジョン装
置130は通信網121及びネットワーク105を介し
てユーザBがテレビジョン装置111を使用する状態
(Online状態)をサーバ102に通知しデータベース1
01に登録する。
【0041】すなわち、第2の端末装置として、テレビ
ジョン装置111は、図9に示すように、データバスB
USにCPU111A、メモリ111B、メモリカード
(MC)インターフェイス(INF)111C、インタ
ーフェイス処理部111N、通信インターフェイス(I
NF)111D、受信回路部(RF)111E、出力部
111F、及びキーボードやマウス等の入力部111H
をユーザが操作することにより入力される信号をCPU
111Aに伝える入力インターフェイス(INF)11
1Iがが接続された構成を有する。CPU111Aはメ
モリ111Bに格納されている動作プログラムに従って
種々の動作を実行するようになされている。
【0042】RF(Radio Frequency) 部111Eは、ア
ンテナ(図示せず)で受波したテレビジョン放送波SRF
を受信し、当該受信してなる受信信号S111Eを出力
部111Fに送出する。出力部111Fは、受信信号S
111Eに対して中間周波増幅処理、映像検波処理等を
施すことによりテレビジョン映像信号STVを生成し、こ
れをCRT(Cathode Ray Tube Display)111Gに送出
することにより、RF部111Eで受信したテレビジョ
ン放送をCRT111Gの表示画面に可視表示する。
【0043】ここで、例えばユーザBがテレビジョン装
置111を操作する際に、当該ユーザBが自ら所有する
メモリカード130Bをメモリカード用のスロット(図
示せず)に挿入すると、メモリカード130Bの検出用
接点がメモリカードインターフェイス111Cの接点と
接続されることにより、インターフェイス処理部111
Nはメモリカード検出用の信号レベルの変化(論理
「L」レベルから論理「H」レベルへの変化)を検出
し、これによりCPU111Aに対してインタラプト信
号を送出することにより割り込み処理を行う。これによ
りCPU111Aはメモリカード130Bが挿入された
ことを検出する。因みにインターフェイス処理部111
Nはメモリカード130Bに対するデータの授受におい
てそのインターフェイス仕様に則ったプロトコル処理を
行う処理ブロックである。これによりインターフェイス
処理部111Nは、メモリカード130Bに記憶されて
いるユーザBの固有の情報を読み出し得る状態となる。
【0044】メモリカードインターフェイス111C
は、シリアルインターフェイスで構成され、少なくとも
3本のデータ線を有する。第1のデータ線はデータ伝送
時にクロック信号を伝送し、第2のデータ線はデータ伝
送時に必要なステータス信号を伝送し、第3のデータ線
はメモリカード130Bに書き込み又は読み出すデータ
をシリアルに伝送する。
【0045】そして、CPU111Aはメモリカードイ
ンターフェイス111Cを介してメモリカード130B
内のデータを読み出し、これを通信インターフェイス1
11D、通信網121及びネットワーク105を介して
サーバ102に送信することにより、サーバ102に対
してこのときメモリカード130Bを所持するユーザB
が使用する端末装置がテレビジョン装置111である旨
の使用登録要求を行う。
【0046】この使用登録要求のシーケンスは図6につ
いて上述したパーソナルコンピュータ110における使
用登録のシーケンスと同様にして、テレビジョン装置1
11のスロットにメモリカード130Bが挿入される
と、テレビジョン装置111のCPU111Aはメモリ
カードインターフェイス111Cを介してメモリカード
130Bの接続状態を検出し、サーバ102に発信を行
い通信路を確保する。
【0047】そして、テレビジョン装置111のCPU
111Aは、PPP(Point To Point Protocol) 処理に
よるセッションの確立を行った後、サーバ102に対し
て使用登録要求を送信する。この使用登録要求データD
21はユーザBが端末装置(この場合テレビジョン装置
111)を使用開始した旨を表す情報と、このときテレ
ビジョン装置111を使用するユーザB宛ての情報がサ
ーバ102に届いている場合にこれをテレビジョン装置
111又は所定の指定連絡先に送信させる要求と、当該
受け付けるメッセージの送信元(ユーザ)を指定するグ
ループ情報とであり、CPU111Aはこれらの情報を
メモリカード130Bに格納されているネットワーク情
報(図3)のなかのメモリカードID及びユーザによっ
て入力された種々の情報によって構成する。
【0048】使用登録要求データD21を受け取ったサ
ーバ102のユーザ情報登録処理部102E(図4)
は、データベース101に予め登録されているメモリカ
ードIDの所在としてテレビジョン装置111を登録す
ると共に、上述のグループ情報によって指定された他の
ユーザ(メモリカードID)が端末装置を使用している
Online状態であるか、又は使用していないOffline 状態
であるかをデータベース101から検索する。
【0049】そして、サーバ102のユーザ情報登録処
理部102Eは、データベース101への登録が成功し
たか否かの登録結果情報と、グループ情報によって指定
された他のユーザ(メモリカードID)がOnline状態で
あるか又はOffline 状態であるかを表すステータス情報
を応答データD27(図6)としてテレビジョン装置1
11に返送する。このとき、サーバ102のメッセージ
処理部102Gは、上述のグループ情報によって指定さ
れた他のユーザ(メモリカードID)からのメッセージ
が届いてデータベース101に格納されていると、当該
メッセージを応答データD27に含めてパーソナルコン
ピュータ110に送信する。
【0050】かくしてユーザBがテレビジョン装置11
1にユーザ固有のメモリカード130Bを接続した際の
サーバ102に対する使用登録処理が完了し、データベ
ース101にはこのときメモリカードIDによって表さ
れるユーザがテレビジョン装置111を使用中である旨
が登録されたことになる。
【0051】そして、サーバ102は図7について上述
した表示グループ情報によって指定されたユーザBと共
にグループを構成する各ユーザのうち、現在Online状態
となっているユーザ(例えばユーザA)に対して、ユー
ザBがOnline状態となったことを表すOnline情報D28
を送信する。
【0052】因みに、端末装置(テレビジョン装置11
1)とサーバ102の使用登録シーケンスにおける使用
登録要求データD21のデータ内容の詳細は、図7につ
いて上述したデータ内容と同様であり、使用登録要求で
あることを表すメッセージタイプ(固定値「1」)と、
メモリカード130Bから読み取ったメモリカードID
(MC−ID)と、メモリカード130Bを接続してユ
ーザが端末装置を使用しているOnline状態又はユーザが
端末装置からメモリカード130Bを引き抜いて端末装
置の使用を終了したOffline 状態を表すステータス情報
と、サーバ102からの通知に基づいてユーザBが端末
装置に入力することによりメモリカード130Bに記憶
される端末IDと、端末装置のアドレス(電話番号等)
を表す端末連絡先情報と、端末の性能(データ処理速度
や画サイズ等)を表す端末詳細情報と、このときメモリ
カード130Bを接続した端末装置とは異なる端末装置
をメッセージの受け取り端末として指定する際の指定連
絡先情報と、他の端末装置からのメッセージを受けるか
否かを設定するメッセージ受信フラグと、ユーザが所望
とする時間帯だけメッセージを受け取るようにする有効
期限情報と、このときメモリカード130Bを接続した
端末装置をユーザが使用中である旨を通知する相手(メ
モリカード130を有するユーザ)を指定する表示グル
ープ情報とを有する。
【0053】この使用登録要求データD21のうち、端
末ID、端末連絡先情報、端末詳細情報、指定連絡先情
報、メッセージ受信フラグ、有効期限及び表示グループ
情報はユーザが入力部111Hを操作することにより入
力する情報である。
【0054】また、端末装置(テレビジョン装置11
1)とサーバ102の使用登録シーケンスにおける応答
データD27のデータ内容の詳細は、図8について上述
したデータ内容と同様であり、応答データであることを
表すメッセージタイプ(固定値「2」)と、データベー
ス101への使用登録が成功したか否かを表す理由コー
ドと、このとき使用登録したユーザBとグループを構成
している他のユーザからのメッセージがサーバ102に
届いているか否かを他のユーザごとに表す発信元のメモ
リカードID(MC−ID)、ステータス情報及びメッ
セージの有無情報とを有する。発信元のメモリカードI
D(MC−ID)、ステータス情報及びメッセージの有
無情報は他のユーザの数だけ応答データD27に含まれ
る。
【0055】かくして、データベース101にユーザB
がテレビジョン装置111を使用する状態(Online状
態)の登録が完了し、当該登録されたこと、すなわちユ
ーザBがテレビジョン装置111を介してOnline状態と
なったことがこのとき既にOnline状態となっているユー
ザAの操作端末装置(パーソナルコンピュータ110)
に送信されると、ユーザAはグループ構成ユーザである
ユーザBに対して必要に応じてメッセージを送信するこ
とができる。
【0056】この場合、サーバ102からユーザA(パ
ーソナルコンピュータ110)に対して送信されるOnli
ne情報D28(図6)として、ユーザBがOnline状態と
なった端末装置(例えばテレビジョン装置111)から
使用登録要求データD21としてサーバ102に送信さ
れた端末連絡先情報、端末詳細情報、指定連絡先情報等
が含まれ、ユーザAが使用するパーソナルコンピュータ
110はこれらの情報に基づいてユーザBに対してメッ
セージを直接送信することができる。
【0057】これにより、ユーザBはメモリカード13
0Bを使用端末装置であるテレビジョン装置111に接
続するだけで、自らの居所(テレビジョン装置111)
をデータベース101に登録することができると共に、
グループを構成する他のユーザ(例えばユーザA)に対
して当該居所をサーバ102により通知し、メッセージ
を受け取ることができる。
【0058】因みに、ユーザAからユーザBに対してメ
ッセージを送信する方法としては、ユーザAが使用する
端末装置(パーソナルコンピュータ110)からユーザ
Bが使用する端末装置(テレビジョン装置111)対し
て直接メッセージを送信する方法に代えて、当該メッセ
ージをサーバ102が一旦受け取り、当該サーバ102
からユーザBの使用端末装置(テレビジョン装置11
1)に対してメッセージが届いている旨の着信通知デー
タを送信するようにしても良い。
【0059】この場合、図4に示すサーバ102は、図
10に示すように、ユーザAの使用端末装置(パーソナ
ルコンピュータ110)から送信されるメッセージを含
んだメッセージ送信要求データD30Aをネットワーク
インターフェイス102B及びデータバスBUSを介し
て情報処理部102Aのメッセージ受付処理部102G
に入力し、当該メッセージ受付処理部102Gによって
当該メッセージをデータベース101に格納する。
【0060】そして、メッセージ受付処理部102G
は、当該メッセージ送信要求データD30Aを受け取っ
た旨を応答データD40によりメッセージ送信元である
ユーザAの使用端末装置(パーソナルコンピュータ11
0)に返送する。
【0061】また、メッセージ送信要求データD30A
を受け取ったメッセージ取出し処理部102Gは、デー
タべース101に登録されているメッセージの送信先で
あるユーザBがOnline状態である場合に、当該Online状
態であるユーザBの使用端末装置(テレビジョン装置1
11)に関する情報(図7について上述した端末ID、
端末連絡先情報、指定連絡先情報等)及び、ユーザAか
ら送信されたメッセージ送信要求データD30Aに含ま
れるユーザBのメモリカードID等の情報(後述する)
に基づいて、このときOnline状態となっているユーザB
の使用端末装置(テレビジョン111)を特定し、当該
端末装置に対して、メッセージが届いている旨を表す着
信通知データD31を送信する。そして、当該着信通知
データD31を受け取ったユーザBは、サーバ102に
対してメッセージ取得要求データD32を送信する。
【0062】このメッセージ取得要求データD32を受
け取ったサーバ102のメッセージ取出し処理部102
Gは、データベース101からユーザB宛てのメッセー
ジ送信要求データD30Aを読み出すと共に当該メッセ
ージ送信要求データD30Aに基づいて送信データD3
0Bを生成する。そして、情報処理部102Aのデータ
変換・出力処理部102Hは、データベース101に登
録されているユーザBの端末詳細情報(図7)及び、こ
のときユーザBからサーバ102に対して送信されたメ
ッセージ取得要求データD32に含まれるユーザBの使
用端末装置やメッセージの受信指定端末装置に関する情
報(後述する)に基づいて、メッセージの送信先である
ユーザBが指定する受信端末装置を特定し、当該端末装
置(例えばテレビジョン装置111)が受付可能なデー
タ形式に送信データD30Bを変換し、これをユーザB
の使用端末装置(テレビジョン111)又は指定端末装
置に送信する。
【0063】また、メッセージ(送信データD30B)
の送信先であるユーザBがOffline状態である場
合、サーバ102の情報処理部102AはユーザBがO
nline状態となるまでメッセージをデータベース1
01に保管することになる。この場合、メッセージ送信
要求データD30Aに含まれるメッセージ有効期限を過
ぎると、情報処理部102Aのメッセージ期限外削除処
理部102Gは当該メッセージを削除する。
【0064】因に、サーバ102の情報処理部102A
の機能であるユーザ情報照会処理部102Fは、データ
ベース101に使用登録されたユーザについて、他のユ
ーザからその使用端末装置や指定連絡先情報等の問い合
わせが届いた場合に、これらの情報を検索して提供する
ための機能ブロックである。
【0065】ここで、当該メッセージの送信処理シーケ
ンスに用いられる各種データ(メッセージ送信要求デー
タD30A、応答データD40、着信通知データD3
1、メッセージ取得要求データD32、送信データD3
0B)のデータ内容について説明する。
【0066】図11は図10においてユーザAからサー
バ102に対して送信されるメッセージ送信要求データ
D30Aを示し、メッセージ送信要求データD30Aで
あることを表すメッセージタイプ(固定値)と、当該メ
ッセージ送信要求データD30Aの発信元であるユーザ
(例えばユーザA)をそのユーザが固有に所有するメモ
リカードIDによって特定するメモリカードID情報
と、当該メッセージ送信要求データD30Aの送信先で
あるユーザ(例えばユーザB)をその送信先であるユー
ザが固有に所有するメモリカードIDによって特定する
メモリカードID情報とを必須項目として有する。
【0067】そして、メッセージ送信要求データD30
Aはこれら必須項目に加え、必要に応じて、メッセージ
送信要求データD30Aの宛て先端末装置を表す宛て先
端末指定情報と、実際のメッセージ内容と、メッセージ
をサーバ102(データベース101)において保持す
る有効期限情報と、メッセージの宛て先ユーザがメッセ
ージを取得した際に当該取得した旨を連絡する端末装置
を電話番号やURLで指定したメッセージ受信連絡先情
報(読んだら教えて先情報)とを有する。
【0068】因みに、宛て先端末指定情報は、宛て先の
ユーザが複数種類の端末を使用している場合に特定の端
末装置を使用しているときのみメッセージ(送信データ
D30B)を送信する旨を指定する情報であり、例え
ば、宛て先ユーザが携帯電話及びパーソナルコンピュー
タを使用するユーザに対して画像を送信する場合、当該
宛て先ユーザがパーソナルコンピュータを使用している
ときのみ当該画像を送信する指示である。
【0069】かかるメッセージ送信要求データD30A
は、ユーザAがOnline状態となっている際にユーザAが
使用端末装置(パーソナルコンピュータ110)を操作
することによりサーバ102に送信される情報であり、
メッセージを送信する場合の他、必須項目であるメッセ
ージタイプ、送信元を特定するメモリカードID情報及
び送信先を特定するメモリカードID情報のみを送信す
ることにより、このとき送信先として特定されるユーザ
に対して、メッセージを含まない合図を与えることがで
きる。
【0070】また、図12は図10においてユーザAか
らサーバ102に対してメッセージ送信要求データD3
0Aが送信された際のサーバ102からユーザAへの応
答データD40を示し、当該応答データD40は、メッ
セージ送信要求データD30Aに対する応答データD4
0であることを表すメッセージタイプ(固定値)と、サ
ーバ102がメッセージ送信要求データD30Aを正し
く受信したか否かを表す理由コード情報と、メッセージ
送信要求データD30Aの送信先ユーザがOnline状態で
あるか否かを表すステータス情報と、このとき他のユー
ザからユーザA宛てのメッセージがサーバ102に届い
ている場合そのメッセージの送信元を表すメモリカード
ID情報とそのメッセージ内容とを有する。
【0071】また、図13は図10においてサーバ10
2からユーザBに対して送信される着信通知データD3
1を示し、当該着信通知データD31は、メッセージの
着信を通知する情報であることを表すメッセージタイプ
(固定値)と、当該メッセージの送信先(ユーザB)を
そのユーザが所有するメモリカードIDによって表す送
信先メモリカードID情報と、当該着信通知データD3
1が他のユーザからのメッセージの着信を表す情報であ
るか又は図10について上述したメッセージ受信連絡先
情報(読んだら教えて先情報)に対する返信であるかの
種別を表すメッセージ種別情報と、メッセージの送信元
を表す送信元メモリカードID情報と、送信元のユーザ
がOnline状態であるか又はOffline 状態であるかを表す
ステータス情報とを有する。
【0072】因みに、送信先メモリカードID情報は、
着信通知データD31が衛星やDAB(Digital Audio B
roadcasting)を利用して配信される場合に当該着信通知
データD31があらゆるユーザに届くため、いずれのユ
ーザ宛てであるかを指定する際に使用される。
【0073】また、図14は図10においてユーザBか
らサーバ102に対して送信されるメッセージ取得要求
データD32を示し、当該メッセージ取得要求データD
32は、サーバ102に届いているメッセージの取得を
要求するデータであることを表すメッセージタイプ(固
定値)と、メッセージ取得要求を送信する送信元ユーザ
(ユーザB)をそのユーザが所有するメモリカードのI
Dによって表すメモリカードID情報(MC−ID)
と、メモリカード130Bを接続してユーザBが端末装
置(テレビジョン111)を使用しているOnline状態又
はユーザBが端末装置からメモリカード130Bを引き
抜いて端末装置の使用を終了したOffline状態を表すス
テータス情報と、ユーザBが使用する端末装置(テレビ
ジョン装置111)の端末種別を表す端末IDと、端末
装置のアドレス(電話番号又はURL(Uniform Resourc
e Locator)等)を表す端末連絡先情報と、端末の性能
(データ処理速度や画サイズ等)や通信路の状態(伝送
品質)を表す端末詳細情報と、このときメモリカード1
30Bを接続した端末装置とは異なる端末装置をメッセ
ージの受け取り端末としてその電話番号やURLによっ
て指定する際の指定連絡先情報と、他の端末装置からの
メッセージを受けるか否かを設定するメッセージ受信フ
ラグと、ユーザが所望とする時間帯だけメッセージを受
け取るようにする有効期限情報と、このときメモリカー
ド130Aを接続した端末装置をユーザが使用中である
旨を通知する相手(メモリカード130を有するユー
ザ)を指定する表示グループ情報とを有する。
【0074】また、図15は図10においてサーバ10
2からユーザBに対して送信される送信データD30B
を示し、当該送信データD30Bは、送信データD30
Bであることを表すメッセージタイプ(固定値)と、当
該送信データD30Bの送信先(ユーザB)をそのユー
ザが所有するメモリカードIDによって表す送信先メモ
リカードID情報と、送信データD30Bの元となるメ
ッセージ送信要求データD30A(図10)の送信元ユ
ーザをそのユーザが所有するメモリカードのIDによっ
て表す送信元メモリカードID情報と、当該送信元ユー
ザがOnline状態であるか又はOffline 状態であるかを表
すステータス情報と、実際のメッセージ内容とを有す
る。
【0075】因みに、送信先メモリカードID情報は、
送信データD30Bが衛星やDAB(Digital Audio Bro
adcasting)を利用して配信される場合に当該送信データ
D30Bがあらゆるユーザに届くため、いずれのユーザ
宛てであるかを指定する際に使用される。
【0076】以上はユーザAがパーソナルコンピュータ
110を使用すると共に、ユーザBがテレビジョン装置
111を使用してサーバ102に対して使用登録を行っ
た場合について述べたが、図1に示すように、さらにユ
ーザCが携帯電話112を使用し使用登録要求等のデー
タをTCP/IPにのせてサーバ102に対して送受信
することによりサーバ102に対する使用登録を行った
り、ユーザDがポケットベル113を使用して着信通知
を受け取ることができる。
【0077】携帯電話112は、図16に示すように、
データバスBUSにCPU112A、メモリ112B、
メモリカード(MC)インターフェイス(INF)11
2C、インターフェイス処理部112N、通信網122
との間で信号の送受信を行う送受信回路(RF)112
E、送受信回路部112Eにおいて受信したRF(Radio
Frequency) 信号をベースバンド信号に変換すると共に
送信しようとするベースバンド信号をRF信号に変換す
るベースバンド処理部112D、マイクロホン112G
及びスピーカ112HとのインターフェイスであるMM
I(Man MachineInterface) 部112F、表示部112
I及びキーボード112Jが接続された構成を有する。
【0078】CPU112Aはメモリ112Bに格納さ
れている動作プログラムに従って種々の動作を実行する
ようになされており、当該動作に応じて各回路部を制御
する。CPU112Aの各種処理内容は必要に応じて液
晶パネル等で構成される表示部112Iに表示される。
【0079】キーボード112Jは、ユーザ(例えばユ
ーザC)が所望の通話先の電話番号を入力すると、当該
電話番号を表すデータをCPU112Aに供給する。C
PU112AはユーザCが入力した電話番号で表される
通話先に対して、送受信回路部31Eを介して接続要求
を送信する。このとき通信網122は通話先の応答に応
じて回線を接続する。回線が接続されると、送受信回路
部112Eは、アンテナ(図示せず)を介して受信した
通話先からのRF信号をベースバンド処理部112Dに
供給し、ここでRF信号をベースバンド信号に変換す
る。ベースバンド処理部112Dは当該変換されてなる
ベースバンド信号をMMI部112Fに供給することに
より、受信された通話先からの音声信号をスピーカ11
2Hから音声として出力する。
【0080】また、ユーザCがマイクロホン112Gを
介して音声を入力すると、MMI部112Fはマイクロ
ホン112Gから供給される入力音声信号をベースバン
ド処理部112Dに供給し、ここでベースバンド信号を
RF信号に変換する。そしてベースバンド処理部112
Dは当該変換されてなるRF信号を送受信回路部112
Eを介して通信網122に送出することにより、当該R
F信号を回線接続された通話先に送信する。かくして携
帯電話112を使用するユーザCは、通話先との間で会
話や種々の情報の授受を行うことができる。
【0081】ここで、携帯電話112を使用するユーザ
Cが、自ら固有に所有するメモリカード130Cを携帯
電話112のメモリカード用のスロット(図示せず)に
接続すると、メモリカード130Cの検出用接点がメモ
リカードインターフェイス112Cの接点と接続される
ことにより、インターフェイス処理部112Nはメモリ
カード検出用の信号レベルの変化(論理「L」レベルか
ら論理「H」レベルへの変化)を検出し、これによりC
PU112Aに対してインタラプト信号を送出すること
により割り込み処理を行う。これによりCPU112A
はメモリカード130Cが接続されたことを検出する。
因にインターフェイス処理部112Nはメモリカード1
30Cに対するデータの授受においてそのインターフェ
イス使用に則ったプロトコル処理を行う処理ブロックで
ある。これによりインターフェイス処理部112Nは、
メモリカード130Cに記憶されているユーザ固有の情
報を読出し得る状態となる。
【0082】このとき、CPU112Aはメモリカード
インターフェイス112Cを介してメモリカード130
C内のデータを読み出し、これを図7について上述した
使用登録要求データD21と同様のデータとして送受信
回路部112E及び通信網122を介してサーバ102
に送信することにより、サーバ102は、パーソナルコ
ンピュータ110やテレビジョン装置111について上
述した場合と同様の使用登録処理、応答処理等(図7〜
図15)を実行する。
【0083】これにより、例えばユーザCが携帯電話1
12にメモリカード130Cを接続して当該携帯電話1
12を使用した場合、当該ユーザCとグループを構成す
る他のユーザ(例えばユーザA、ユーザB等)は、ユー
ザCが携帯電話112によってOnline状態となったこと
を認識することができる。
【0084】また、ポケットベル113(図1)は、図
16に示すように、データバスBUSにCPU113
A、メモリ113B、メモリカード(MC)インターフ
ェイス(INF)113C、インターフェイス処理部1
13N、通信網122との間で信号の受信を行う受信回
路部(RF)113E、受信回路部112Eにおいて受
信したRF(Radio Frequency) 信号をベースバンド信号
に変換するベースバンド処理部113D、着信音を出力
するスピーカ113HとのインターフェイスであるMM
I(Man Machine Interface) 部113F、表示部113
I及び操作入力部113Jが接続された構成を有する。
【0085】CPU113Aはメモリ113Bに格納さ
れている動作プログラムに従って種々の動作を実行する
ようになされており、当該動作に応じて各回路部を制御
する。CPU113Aの各種処理内容や着信データは液
晶パネル等で構成される表示部113Iに表示される。
【0086】操作入力113Jは、着信データを表示部
113Iに表示する際の指示等をユーザが入力する際に
用いられる。
【0087】ここで、ポケットベル113を使用するユ
ーザDが、自ら固有に所有するメモリカード130Dを
ポケットベル113のメモリカード用のスロット(図示
せず)に接続すると、メモリカード130Dの検出用接
点がメモリカードインターフェイス113Cの接点と接
続されることにより、インターフェイス処理部113N
はメモリカード検出用の信号レベルの変化(論理「L」
レベルから論理「H」レベルへの変化)を検出し、これ
によりCPU113Aに対してインタラプト信号を送出
することにより割り込み処理を行う。これによりCPU
113Aはメモリカード130Dが接続されたことを検
出する。因にインターフェイス処理部113Nはメモリ
カード130Dに対するデータの授受においてそのイン
ターフェイス使用に則ったプロトコル処理を行う処理ブ
ロックである。これによりインターフェイス処理部11
3Nは、メモリカード130Dに記憶されているユーザ
固有の情報を読出し得る状態となる。
【0088】このとき、CPU113Aはメモリカード
インターフェイス113Cを介してメモリカード130
D内のデータ(メモリカードID等のユーザD固有の情
報)を読み出し、これをメモリ113Bに格納する。そ
して、ユーザDが図7の指定連絡先情報等によって予め
サーバ102に対してポケットベル113をユーザD宛
メッセージの宛て先として指定しておくことにより、ポ
ケットベル113に対して送信された着信通知データD
31(図13)の送信先メモリカードIDとこのときポ
ケットベル113のメモリ113Bに格納されたメモリ
カード130DのメモリカードIDが一致するとき、C
PU113Aは当該着信通知データD31を受信し、こ
れを表示部113Iに表示する。
【0089】この着信通知データD31によってメッセ
ージがサーバ102に届いていることを認識したユーザ
Dは、他の送信手段を有する端末装置(パーソナルコン
ピュータや携帯電話等)を用いてメッセージ取得要求デ
ータD32(図14)をサーバ102に送信することに
より、当該メッセージ取得要求データD32に含まれる
端末連絡先で指定した端末でユーザD宛のメッセージを
受け取ることができる。
【0090】次に、サーバ102と各端末装置との間で
送受信されるデータの伝送フォーマットについて説明す
る。端末装置からサーバ102に送信されるデータは、
インターネット標準のRFC822のフォーマット形式
に従う。ここでは、「項目名:データ内容CR LF」
(CR:Carriage Return 、LF:Linefeed) の分で1
つの項目を表すことになる。そして、最後の「CR L
F」のみでメッセージの終わりを表す。図18は図10
について上述したメッセージ送信要求データD30Aの
伝送フォーマットを示し、自分のメモリカードID(M
C−ID)が「AA000123」、宛て先のメモリカ
ードID(MC−ID)が「BB09876」、宛て先
の端末指定が「PHS」、有効期限が「99/01/0
1」、メッセージ受信時の確認先が「PHSの050−
123−4567」の例である。
【0091】また図19は、インターネット232に対
して端末装置233A〜233Xがそれぞれ種々の方式
で接続されるネットワークシステムの一例を示し、例え
ば端末装置233Aはイーサネット235を介してイン
ターネット232に接続され、端末装置233Bはファ
イアウォール(Firewall)238により特殊なプロトコル
を用いることによりインターネット232に接続され
る。
【0092】インターネット232に直接接続されてい
る端末装置233Aに関しては、直接接続されているこ
とによりTCP/IP上に使用登録要求データD21等
を実装する。
【0093】これに対して、ファイアウォール238を
介してインターネット232に接続された端末装置23
3Bについては、例えばSOCS等を用いて使用登録要
求D21(図7)等のデータを送受信する。
【0094】また、端末装置233C及び233Dはそ
れぞれPHS(Personal HandyphoneSystem)やPDC(Pe
rsonal Digital Cellular) 、又は Pager等のインフラ
を用いて、PIAFS(PHS Internet Access Forum Sta
ndard)やWAP(Wireless Application Protocol) 等の
通信方式を使用することにより、専用のゲートウェイを
介してインターネット232との接続を確保する。
【0095】この場合、携帯電話やPHS等の端末装置
233Cからの接続に関しては、TCP/IPに載せて
データを送受信するが、OS(Operating System)を持た
ないような端末装置の場合、PIAFS(PHS Internet
Access Forum Standard)のようにエラーの無い無線伝送
を用いると共に、専用のゲートウェイをサーバのネット
ワークに置くことにより、この場合にはTCP/IPで
はなく、例えば図18に示した伝送フォーマットの電文
を直接送信することになる。この場合、専用ゲートウェ
イでTCP/IPとの変換処理を行う。
【0096】また、ポケットベル233D又はDAB(D
igital Audio Broadcast) 端末装置からの接続の場合、
端末装置は受信を行うのみであり、図13について上述
した着信通知データD31を受け付けることになる。D
ABの場合、放送を受信する装置であるため、各ユーザ
宛の着信通知データD31が常に無線上に存在すること
になるため、メモリカードを端末装置に接続することに
より得られる自分のメモリカードIDと放送を受信する
ことにより得られた着信通知データD31の宛て先メモ
リカードIDとが一致する場合にこれを受け付けるよう
にする。この場合、エラーレートが低いこと、さらにそ
のサービス(放送サービス)自体が持つ再送機能によ
り、TCP/IPではなく、図18に示した伝送フォー
マットを直接送信することになる。
【0097】また、衛星又は公衆回線を使用したテレビ
ジョン装置からの接続の場合は、DABの場合と同様に
して、着信通知を衛星を経由して着信することになる。
その他は、WebTV等と同様にユーザからの要求があ
る場合に、公衆回線を介して接続し、TCP/IPの手
順に従って伝送を行うことになる。
【0098】また、端末装置233Fは、公衆回線を介
してダイアルアップによってアクセスポイント234経
由でインターネット232に接続している。端末装置2
33Eは衛星237を介してデータを取得し、公衆回線
を介してデータを送信するようになされている。
【0099】以上の構成において、ネットワークシステ
ム100上の各ユーザは、端末装置を使用する毎にメモ
リカード130を端末装置に接続することにより、サー
バ102に対して使用登録を行う。これにより、サーバ
102は各ユーザが使用する端末装置を認識することが
できる。
【0100】そして、サーバ102はユーザが使用登録
を行った際に、当該ユーザが使用する端末装置又は指定
連絡先を他のユーザ(使用登録により使用端末装置又は
指定連絡先が認識されている他のユーザ)に対して通知
する。例えばユーザAが任意の端末装置(例えばパーソ
ナルコンピュータ110)を使用してその使用登録をサ
ーバ102に対して行ったとき、サーバ102はユーザ
Aがパーソナルコンピュータ110を使用中であること
(Online状態であること)を他のユーザに対して通知す
る。
【0101】これによりネットワークシステム100上
の各ユーザは、ユーザAがパーソナルコンピュータ11
0を使用すること、又はユーザAに対するメッセージの
送信先(指定連絡先)を認識することができる。
【0102】そして、サーバ102は、各端末装置に対
する接続方法や、端末装置に対応したデータの変換(例
えば端末装置がテレビジョン装置であれば画像データへ
の変化であり、また端末装置が音声のみを出力する装置
であれば音声データへの変換)を行うことにより、ユー
ザが使用する端末装置に対して、確実にデータを送信す
ることができる。
【0103】従って、各ユーザは、使用登録を行ったユ
ーザ(例えばユーザA)の使用端末装置や指定連絡先を
確実に認識することができると共に、サーバ102から
の着信通知データD31(図13)やメッセージ等を含
む送信データD30B(図15)等を確実に受け取るこ
とができる。
【0104】また、例えばサーバ102に使用登録され
たユーザ(例えばユーザA)が当該サーバ102に使用
登録された他の各ユーザに対してメッセージ等の情報を
送信しようとする場合、サーバ102はユーザAからの
メッセージを他のユーザが使用する端末装置や指定連絡
先に1対1で送信することにより、当該ユーザAからの
メッセージは、確実に他のユーザに対して送信される。
【0105】かくして以上の構成によれば、ネットワー
クシステム100においてユーザが所望の端末装置を使
用した際に、サーバ102に対して使用登録を行うこと
により、サーバ102において各ユーザの使用端末装置
や指定連絡先を把握することができる。従って、これら
使用端末装置や指定連絡先の情報を他のユーザに通知す
ることにより、各ユーザがメッセージ等を送信すべき宛
て先を確実に把握することができる。
【0106】このように、サーバ102は、端末の所有
者ではなく、ある時点での利用者を特定することがで
き、ユーザの所作を把握することができる。
【0107】また、サーバ102は連絡先の端末装置の
詳細情報を把握することができることにより、その端末
装置に応じた連絡方法をとることができる。
【0108】また、図7について上述したメッセージ受
信フラグにより連絡先であるユーザがメッセージの受け
取りを拒否することを他のユーザに知らせることができ
る。
【0109】また、図7及び図14について上述した表
示グループ情報によって、連絡をとるユーザを予め設定
することができる。
【0110】また、DABを利用して着信通知データD
31を各ユーザに配信することにより、すべてのユーザ
について、当該ユーザ宛のメッセージの着信通知を行う
ことができる。
【0111】なお上述の実施の形態においては、各ユー
ザ及びその使用端末装置を登録及び管理する管理装置と
してサーバ102を用いる場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、いずれかの端末装置が各ユーザ及び
使用端末装置を登録及び管理する管理装置として機能す
るようにしても良い。
【0112】また上述の実施の形態においては、端末装
置としてパーソナルコンピュータ10、テレビジョン装
置111、携帯電話112及びポケットベル113を用
いる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、P
DA(Personal Digital Assistance) 等のような他の種
々の端末装置を用いる場合に適用することができる。
【0113】また上述の実施の形態においては、ユーザ
が各端末装置を使用する際にカード状のメモリカード1
30(図2)を用いる場合について述べたが、本発明は
これに限らず、例えばCPUを搭載した外部小型装置等
を用いても良い。
【0114】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、ユーザが
端末装置を使用する際、ユーザ固有の情報及びユーザが
使用する端末装置固有の情報を特定情報として情報管理
装置に送信し、情報管理装置は特定情報を記憶すること
により端末装置を使用するユーザを特定すると共に、特
定されたユーザに関する情報を他のユーザに通知するこ
とにより、端末装置を使用する各ユーザは互いに使用す
る端末装置を認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるネットワークシステムの全体構成
を示す略線図である。
【図2】メモリカードの構成を示すブロック図である。
【図3】メモリカードのメモリマップを示す略線図であ
る。
【図4】サーバの機能ブロックを示すブロック図であ
る。
【図5】パーソナルコンピュータの構成を示すブロック
図である。
【図6】パーソナルコンピュータ及びサーバ間での使用
登録シーケンスを示す略線図である。
【図7】使用登録要求データを示す略線図である。
【図8】使用登録要求データに対する応答データを示す
略線図である。
【図9】テレビジョン装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図10】サーバを介したメッセージ送信シーケンスを
示す略線図である。
【図11】メッセージの送信要求データを示す略線図で
ある。
【図12】メッセージの送信要求データに対する応答デ
ータを示す略線図である。
【図13】着信通知情報を示す略線図である。
【図14】メッセージ取得要求データを示す略線図であ
る。
【図15】メッセージ取得要求データに応答して送信さ
れる送信情報を示す略線図である。
【図16】携帯電話の構成を示すブロック図である。
【図17】ポケットベルの構成を示す略線図である。
【図18】メッセージの送信要求データの伝送フォーマ
ットを示す略線図である。
【図19】種々のメディアを用いた場合の実施の形態を
示す略線図である。
【図20】従来例の説明に供する略線図である。
【図21】従来例の説明に供する略線図である。
【符号の説明】
100……ネットワークシステム、101……データベ
ース、102……サーバ、102A……情報処理部、1
05……ネットワーク、110……パーソナルコンピュ
ータ、111……テレビジョン装置、112……携帯電
話、113……ポケットベル、120、121、12
2、123……通信網、130A、130B、130
C、130D……メモリカード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角田 智弘 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GA21 GB02 JA35 JB22 KB03 5K030 GA15 HC14 JA10 KA07 LD02 LD20 5K033 CB13 DB12 DB20 EA07 EC03 5K051 FF01 FF07 GG15 HH17 HH19 KK06 9A001 BB04 CC02 CC05 CC06 CC08 JJ01 JJ12 JJ25 JJ27 KK56 LL03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の通信手段を介して端末装置及び情報
    管理装置が接続されるネットワークシステムにおいて、 ユーザが上記端末装置を使用する際、上記ユーザ固有の
    情報及び上記ユーザが使用する上記端末装置固有の情報
    を特定情報として上記情報管理装置に送信する上記端末
    装置と、 上記特定情報に基づいて上記端末装置を使用する上記ユ
    ーザを特定すると共に、特定された上記ユーザに関する
    情報を他のユーザに通知する上記情報管理装置とを具え
    ることを特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】上記端末装置は、上記ユーザ固有の情報を
    格納した記憶手段を接続するインターフェイス手段を具
    え、上記インターフェイス手段を介して接続された上記
    記憶手段から上記ユーザ固有の情報を読み取って上記情
    報管理装置に送信することを特徴とする請求項1に記載
    のネットワークシステム。
  3. 【請求項3】上記ユーザに関する情報は、上記ユーザが
    使用する上記端末装置を特定する上記端末装置固有の情
    報及び上記ユーザ宛てのメッセージを送信する際の宛て
    先を表す情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の
    ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】所定の通信手段を介して端末装置に接続さ
    れる情報管理装置において、 ユーザが上記端末装置を使用する際、上記端末装置から
    送信される上記ユーザ固有の情報及び上記ユーザが使用
    する上記端末装置固有の情報を含む特定情報を受信する
    特定情報受信手段と、 上記受信された特定情報を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段の特定情報に基づいて上記端末装置を使用
    する上記ユーザを特定すると共に、特定された上記ユー
    ザに関する情報を他のユーザに通知するユーザ情報管理
    手段とを具えることを特徴とする情報管理装置。
  5. 【請求項5】上記ユーザに関する情報は、上記ユーザが
    使用する上記端末装置を特定する上記端末装置固有の情
    報及び上記ユーザ宛てのメッセージを送信する際の宛て
    先を表す情報を含むことを特徴とする請求項4に記載の
    情報管理装置。
  6. 【請求項6】上記ユーザに関する情報は、上記ユーザが
    使用する上記端末装置を特定する上記端末装置固有の情
    報及び上記ユーザ宛てのメッセージを送信する際の宛て
    先を表す情報を含み、 上記ユーザ情報管理手段は、上記ユーザに関する情報に
    基づいて、上記ユーザ又は上記他のユーザ宛の情報を上
    記特定された端末装置に対して又は上記宛て先を表す情
    報に基づく送信先に対して送信することを特徴とする請
    求項4に記載の情報管理装置。
  7. 【請求項7】所定の通信手段を介して端末装置に接続さ
    れる情報管理装置の上記端末装置を管理する情報管理方
    法において、 ユーザが上記端末装置を使用する際、上記端末装置から
    送信される上記ユーザ固有の情報及び上記ユーザが使用
    する上記端末装置固有の情報を含む特定情報を受信する
    特定情報受信ステップと、 上記受信した特定情報に基づいて上記端末装置を使用す
    る上記ユーザを特定すると共に、特定された上記ユーザ
    に関する情報を他のユーザに通知するユーザ情報管理ス
    テップとを具えることを特徴とする情報管理方法。
  8. 【請求項8】上記ユーザに関する情報は、上記ユーザが
    使用する上記端末装置を特定する上記端末装置固有の情
    報及び上記ユーザ宛てのメッセージを送信する際の宛て
    先を表す情報を含むことを特徴とする請求項7に記載の
    情報管理方法。
  9. 【請求項9】上記ユーザに関する情報は、上記ユーザが
    使用する上記端末装置を特定する上記端末装置固有の情
    報及び上記ユーザ宛てのメッセージを送信する際の宛て
    先を表す情報を含み、 上記ユーザ情報管理ステップは、上記ユーザに関する情
    報に基づいて、上記ユーザ又は上記他のユーザ宛の情報
    を上記特定された端末装置に対して又は上記宛て先を表
    す情報に基づく送信先に対して送信することを特徴とす
    る請求項7に記載の情報管理方法。
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