JP2002006349A - 複数のラマンポンプを有する光学システムをポンピングする方法 - Google Patents
複数のラマンポンプを有する光学システムをポンピングする方法Info
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Abstract
ラマンゲインの生成と利用を容易にするような方法と装
置を提供する。 【解決手段】 時分割多重化された複数の波長を後方ポ
ンプされたラマン増幅を用いて平坦で高帯域のゲインを
得る。周波数掃引方法は、様々なシステムの欠点を解決
するのに必要とされるゲインのバンド幅の形状に対し幅
広く調整可能にしながら、少なくとも8THzの幅でゲ
インのバンド幅にわたって平坦なゲイン(変動が0.0
5%以下)を生成できる。好ましいことにこれらの条件
の全ては、公知で単純な全電子制御を用いて、ミリセカ
ンド内で確立し変更することができる。
Description
に、広いバンド幅にわたって平坦なラマンゲインを生成
する方法と装置に関する。
A. Hasegawa,著の“Numerical studyof optical solito
n transmission amplified periodically by the stimu
latedRaman process,”Appl. Opt., 23, 1095 (1984);
と、L. F. Mollenauer, J. P. Gordon, and M. N. Isla
m,著の“Soliton propagation in long fiber with per
iodically compensated loss,”IEEE J. Quantum Elect
ronics QE-22, 157(1986)を参照のこと)は、ラマン効
果に基づいて得られたゲインを用いて、伝送用の光ファ
イバのスパン(一部)を増幅器に変えている。このよう
なスキームは多くの利点を提供し、そして実際のところ
全光長距離伝送の最初のデモンストレーションに対し成
功裏に用いられており、これはその後、L. F. Mollenau
er とK.Smithの著による“Demonstration of soliton t
ransmission over more than 4000 km in fiber with l
oss periodically compensated by Raman gain,”which
appeared in Opt. Lett. 13, 675(1988)で報告されてい
る。
イバ増幅器の出現により、ラマン増幅は、主に必要とさ
れるポンプパワーの大きさゆえに現在では余り利用され
なくなっている。すなわち、信号パワーが1−2mW程
度の単一チャネル伝送においては、正のラマンゲインを
得るのに必要な数百mWのしきい値パワーは大きすぎ、
そして今のところ実用的ではない。高密度WDM(正味
信号レベルは100mW程度)が近年優勢になるにつれ
て、そして数百mWの出力を有する半導体ポンプレーザ
が同時に市場に出てくるにつれて、選択する技術が変わ
りつつある。現在ラマンゲインは、ノイズ/非線形のペ
ナルティー(欠点)を解決する能力があるため、および
ゲインのバンド幅の場所と大きさは利用可能なポンプ波
長にのみ依存するという事実のために高く評価されてい
る。高密度WDMに対するラマン増幅の別の重要な利点
は、エルビウム増幅器とはまったく対照的に、ラマンゲ
インのバンド幅の形状は、ポンプレベルと信号レベルと
は無関係である点である。
伝送システムの重要性ゆえに、ラマンゲインの生成と利
用を容易にするような方法と装置を提供することであ
る。
マンゲインのバンド幅を得るために、結合したポンプ波
長を時分割多重化することである。
を阻止する方法として、最初に考えられたもので、本発
明の方法は、周波数掃引を行う際に、いくつかの重要な
利点を有する。
方法は、様々なシステムの欠点を解決するのに必要とさ
れるゲインのバンド幅の形状に対し幅広く調整可能にし
ながら、少なくとも8THzの幅でゲインのバンド幅に
わたって平坦なゲイン(変動が0.05%以下)を生成
できる。好ましいことにこれらの条件の全ては、公知で
単純な全電子制御を用いて、ミリセカンド内で確立し変
更することができる。
グラウンドを説明する。図1にはラマン効果を示す図で
ある。図1によれば、シリカガラス製のファイバ中のラ
マン効果は、基底状態101から仮想状態102へのポ
ンプ誘導遷移と、この仮想状態102からの放射103
が後に続く。放射103は、格子の励起状態104に至
ると終了する。励起状態104からの放射105(通常
数フェムト秒内で発生する)で、基底状態101へ戻る
ことになる。
めて高い非共鳴性を有し、通常このレベルはシリカガラ
ス内では基底状態から5−6eV上の場所にある。この
ため光学遷移は、非常に強いマトリックス原子から主に
強度を得て、第1電子状態へ移る。
状態の分布(population of terminal state)は、とり
囲んでいるフォノンバスと平衡状態で決定され、そのた
め光学ポンピングと放射の割合とはほとんど無関係であ
る。このことは、光学ポンピング動作(optical pumpin
g dynamics)からのラマンゲインのバンド幅の形状とは
無関係となる原因である。
り、それゆえに順方向ポンピング(ポンピング光と信号
光が同一方向に伝搬する)において、信号パターン上で
のゲインの依存性における重大な問題を引き起こす傾向
がある。しかし後方ラマンポンピングで得られるポンプ
光と信号光との間の相互作用を行う長い有効パス(特定
ファイバ損失長さの2倍に等しい)は、通常、数百マイ
クロ秒の有効積分時間に対応する。これは高いポンプパ
ワーレベルと信号パワーレベルで動作するエルビウム増
幅器の積分時間以上となり、さらにまたパターンの依存
性の問題を解決するのに必要な長さ以上となり、これは
本発明の時分割多重化スキームについても当てはまる。
光の時に最大となり、それらが直交して偏光するときに
ほぼゼロとなる(図1においては、この偏光依存性を解
決する2つの方法が示されており、その第1の方法は、
ポンプ光そのものを無偏光にすることであり、第2の方
法は、後方ラマンポンピングのみを用いることであ
る)。
答して、反対方向に伝搬するポンプ光と信号光を表すSt
okesベクトルは、反対方向にPoincare球を回転し、そし
てパス平均ベースでポンプ光と信号光の相対的な偏光状
態を完全に平均化する。いずれの方法もそれ自身として
は有効であるが、一緒に用いる場合にはラマンゲインの
測定可能な偏光依存性は、一緒に消失する傾向がある。
一対の結合式にしたがって互いに相互作用する。
数とパワーを表し、α sとPsは、信号波長においてファ
イバ損失係数とパワーを表す。Aeffは、ファイバの有
効コア面積であり、Rはラマンゲイン係数である。純粋
のシリカ製ファイバにおける偏光が同じポンプ光と信号
光に対するラマンゲイン帯域のピークにおいては、R=
68km-1/W/(μm)2であり、偏光が異なるポン
プ光に対しては、その値はほぼ半分となる。Rは、光フ
ァイバのGeの含有量が増加すると大幅に増加する。
組成に依存するが、ほぼ純粋なシリカガラスに対しては
図1に示すように、そして分散シフト型ファイバに対し
ては図2に示すように、その形状は非対称で、周波数差
がゼロの方向に対しは、ほとんど線形の傾斜となり、ピ
ークの高周波側でははるかに急な傾斜となる。より平坦
なゲイン帯域を達成するために、多重化ポンプ周波数
(すなわち波長)を使用する場合には、ラマン応答の非
対称性は、様々なポンプ波長の相対的なパワーの高い非
均一性を支配する傾向がある。しかし所望の分布は、そ
れがいかに複雑なものであっても、本明細書で記述すべ
き技術でもって容易かつ経済的に達成可能である。
チポンプ波長の使用に伴う基本的な問題点、すなわちラ
マン効果そのものにより得られる、非常に強く、かつ有
害な相互作用を解決する1つの方法とみなしていた。最
も単純な例においては、2個のポンプ波長間の相互作用
を考えてみると、その相互作用は、2個のポンプ波長の
うちの長い方の波長を信号として取り扱うことにより、
結合式(式1)から計算できる。
バの中を伝搬するにつれて、エネルギーは短い波長から
長い波長へ急速に移り変わる。そのためパス平均ベース
で2つのポンプの間の相対的パワーの分布は、初期の分
布(最初に意図した分布)とはまったく異なる。さらに
また、ラマンゲインは、ファイバ損失が線形となるよう
に、ファイバのスパンにわたって均一に分布しているこ
とが重要であるため、短い波長パワーをあらかじめ強化
しておくことは十分な解決方法ではない。しかし2つの
ポンプ波長が、異なる時間に(ずれて)ファイバ中を伝
搬すると、この相互作用を回避することができる。パワ
ーが2つの波長間を行ったり来たりする(dithered bac
k and forth)ような速度は、有効積分時間に対し十分
速い限り、累積した信号ゲインは、時間(それゆえにパ
ターン)とは独立している。前述したように、後方ラマ
ンポンピングにおける積分時間は、数百マイクロ秒のオ
ーダーとなり、ディザリング(dithering)の必要周波
数は、1以下である必要がある、すなわちせいぜい数M
Hzである。その周波数範囲においては、レーザの必要
とされる電子駆動装置はシンプルで、かつ安く容易に構
成することができる。
には、2つの基本的な方式がある。第1の方式は図4に
示すように、複数の固定波長レーザ401(1)...
401(N)が、光学的に多重化されるが、それぞれ
は、電圧被制御ゲート402(1)...402(N)
により行われるパスル駆動電流の使用により、別々の時
間に動作するようになる。これは概念的には単純である
が、この方式は、平坦なゲインを達成するためには限ら
れた解像度となり(図5)、複数のレーザとマルチプレ
クサに対する要件は過酷で、そのため高価であり、かさ
ばる傾向にある。図4に示すように、光学システム42
5内を伝搬する光学信号410と、反対方向に伝搬する
結合されたラマンポンプ波長420とを有し、これは、
それぞれカプラ426(1)...426(N)によ
り、光学システム425により結合された固定波長レー
ザ401(1)...401(N)の出力ポンプを結合
することにより生成される。
例が示されている。具体的に説明すると、光学システム
625内を伝搬する光学信号610は、カプラ626に
より光学システム625内に結合された反対方向に伝搬
するラマンポンプ波長620を有する。ラマンポンプ波
長620は、1つのレーザ601(1)により、あるい
は2個のレーザ601(N)により生成され、その出力
は、偏光コンバイナ630により偏光多重化される。
プレーザは一定(dc)電流により駆動されるが、その
波長はプログラム可能な電子関数生成器650により、
連続的および周期的に走査される。電子関数生成器65
0により生成されたプログラム可能な関数は、所望の平
坦のゲイン帯域を得るために、所望の方法で変更するこ
とができる。この方式(以下便宜上、掃引波長、あるい
は掃引周波数スキームと称する)は、2つの単純な(そ
れゆえに経済的)利点と、波長走査駆動電子装置の帯域
幅にのみ解像度が制約されるという2つの利点を有す
る。バンド幅は、数10−数100MHzの範囲内にあ
り、かつ安い電子部品で形成することができるために、
解像度は常に第1の方式よりもはるかに良い。高速の周
波数走査は、ポンプのBrillouin後方散乱を回避するた
めに、レーザの周波数広域化を形成する必要がなくな
る。
マンゲインの帯域の幅と形状は、関連電子波形を単純に
調節することにより、容易かつ高速で制御可能である。
ゲイン形状調整装置の構成の単純さ、低価格さ、速度
は、純粋に光学的ゲインイコライザの高価性と複雑さ、
低速性と、光学的挿入損失と比較すべきことである。
平坦でかつ最も幅の広いゲイン帯域を生成させるような
ラマンポンプ周波数のある帯域に対して、重み付け関数
を決定するための有効なアルゴリズムを本発明者らは開
発した。このアルゴリズムは、1つのポンプ周波数に対
する、実験的に測定されたゲインスペクトラム(図2に
示すような)を用いる。所望のゲインスペクトラムの平
坦領域と、それに基づく推測を対応するものとして仮定
することから、対応するskirtsという仮定から始まり、
この対応する重み付け関数は定義式のFourier変換によ
り見いだされる。この解決方法は、繰り返しステップを
行うことにより、例えば計算されたポンプ重み付け係数
を用いて、ラマンゲインスペクトラムのより良好な値を
予測することにより改善される。50回から100回の
繰り返しが必要であるが、全体のプロセスにかかる時間
は高速PCで1分以下である。
た結果の例を示す。具体的に説明すると図7は、ポンプ
波長に対し必要とされる重み付け関数と、1511〜1
410nmの間で掃引されたときの8THz以上の幅の
フラットなゲイン帯域(1530〜1595nm)を示
す。このゲイン帯域は、よりはるかに複雑な、そして面
倒なエルビウムファイバ増幅器の「C」バンドと「L」
バンドを組み合わせたのとほぼ同じ幅を有する。さらに
またこのバンドは、スペクトラル効率が0.4における
3.2Tbit/秒の伝送容量に対し十分余裕がある。
プルが0.01dB以下となるように(公称20dBか
ら外れた)、あるいは変動が0.05%以下となるよう
にした平坦なゲイン領域の拡大図である。上記の105
nm(15THz)からのポンプ掃引を、84nm(1
2THz)に減少させること、およびこのゲインリップ
ルは8THzのバンドにわたって十分小さく(0.01
dB以下)、そしてこれは特定のレーザに対し実現可能
であるということが重要であると決めることができる。
ンプ周波数における必要とされる周期変動を示す。ポン
プレーザの出力周波数は、それに同調するのに用いられ
る電圧あるいは電流に関し、多かれ少なかれ線形性を維
持するという仮定のもとで、駆動電子装置は図7、図8
の結果を正確に再現するために、基本駆動周波数の10
0倍以下のバンド幅を有する必要がある。この実施例に
おいて、仮定した基本駆動周波数が1MHzの場合に
は、電子装置のバンド幅は100MHz以下である必要
があり、この要件は容易に適合できる。
坦なカーブに限定されない。この掃引周波数方法は、高
密度WDMにおける様々な周波数間のラマン相互作用を
補償することの必要のある他の単純な形状、例えば図1
0に示すような線形傾斜も可能となる。長波長チャネル
は、短波長チャネルとの相互作用からのゲインを受け
る。原理的には、平坦で、かつ急速には変動しない関数
により表される限り、いかなる形状のゲインバンド幅も
可能となる。
ンプでの狭いバンドゲインにわたってレーザパワーを大
幅に増加できる。図7の場合、例えばその係数は1.8
7である。必要とされる絶対ポンプパワーに対する感触
を得るために、80km長さのスパンの分散シフト型フ
ァイバ(有効コア面積が50μm2)では、16.8d
Bのスパン損失のうち約75%、すなわち12.5dB
が後方ポンプラマンゲインににより補償される。(それ
以上に補償することは、信号そのもののRayleigh二重バ
ック散乱からの問題を引き起こす)その場合、もし可能
なレベルの信号パワーでは、狭バンドゲインに対しては
285mWのポンプパワーが必要とされ、8THzの平
坦なゲインバンドを生成するためには、そのパワーは5
33mWにまで上昇する。大きな信号パワーが必要な場
合には(高密度WDMの場合のように)、ポンプパワー
は全信号パワーよりも幾分大きい量だけされに増加させ
る必要がある。
の実施例の全8THzのバンド幅が必要とされないアプ
リケーションにおいては、ゲインのバンド幅を減らすこ
とにより必要とされる周波数掃引とポンプレーザのパワ
ー出力を、それに応じて減らすことが可能となる。図1
1はポンプレーザの10THzの周波数掃引のみを必要
とするような、5THzゲインのバンド幅に減らし、レ
ーザパワーのファクタは、わずか1.56である例を示
している。
上を光ファイバに結合する)と、高速かつ広い(80n
m以上の)周波数チューニングのような組み合わせた要
件に適合する最適な方法は、既知の設計の幅が広く同調
可能な低パワー(半導体レーザ)と、その後に形成され
る半導体伝搬波増幅器の組合せを用いることである。同
調レーザの有力な候補は、同調垂直カプラフィルタレー
ザ(tunable vertical-coupler filtered laser:VC
FL)であり、これに関しては、I.Kim et al.,著の文
献“Broadly tunable vertical-coupler filtered tens
ile-stained InFaAs/InGaAsP multiple quantum well l
aser,”which appeared in Appl. Phys.Lett., Vol 64,
pp. 2764(1994).を参照のこと。このデバイスのチュー
ニングは、半導体の屈折率の小さな変動は、広い範囲に
わたって(すなわち80nm以上にわたって)長周期グ
レーティングの位相マッチング波長を容易に変化させる
という事実に基づいて行われる。長周期グレーティング
を用いて、レーザの後ろファセットをブロードバンドミ
ラーに結合し、大きなフィードバックが位相マッチング
した波長時にのみ起こる。他の可能性は、LiNbO3
の部品を使用すること、あるいは他の適宜の電子光学結
晶を用いて、レーザのフィードバックループ内に挿入さ
れる、広範囲に同調可能なLyotフィルタを形成すること
である。
思いつくものである。しかしこれらの変形例は、本発明
の特許請求の範囲に含まれるものである。
えば80nm以上)にわたって掃引用しながら、高い出
力パワーを維持するポンプレーザを実現することが困難
な場合には、このような問題は、図4、6の技術を組み
合わせることにより容易に解決できる。特に図7と11
から分かるように、ポンプ重み付け分布は、2つの十分
に離れたバンドに分離する傾向がある。すなわち、1つ
は低周波数範囲をカバーする狭い高密度バンドであり、
もう一方は高いポンプ周波数をカバーする広い低密度バ
ンドである。かくして、一対の掃引周波数レーザは、そ
れぞれ、2つのより制限された周波数範囲の一方あるい
は他方に対し設計されたものであり、そして周波数ギャ
ップの領域において急峻な遷移を有するWDMカプラと
ともに多重化され、そしてこれらは掃引周波数分布全体
の等価を与えるために時間的に交互に動作する。
記載した番号がある場合は本発明の一実施例の態様関係
を示すもので本発明の範囲を限定するものと解釈しては
ならない。
フ。
を表すグラフ。
を表すグラフ。
化する装置を表す図。
フ。
30〜1595nm)を表すグラフ。
たポンプ周波数内の周期的変動を表すグラフ。
トラムを表すグラフ。
態におけるラマンゲイン対周波数の関係を表すグラフ。
Claims (23)
- 【請求項1】 ラマンポンプ波長を光学システムに時分
割多重化するステップを有することを特徴とする複数の
ラマンポンプを有する光学システムをポンピングする方
法。 - 【請求項2】 前記ラマンポンプ波長は、個々の波長か
らなる有限の組を有することを特徴とする請求項1記載
の方法。 - 【請求項3】 前記複数のラマンポンプは、波長が変動
するポンプ信号を生成することを特徴とする請求項1記
載の方法。 - 【請求項4】 前記ラマンポンプ波長と光学信号は、同
一方向に光学システム内を伝搬することを特徴とする請
求項1記載の方法。 - 【請求項5】 前記ラマンポンプ波長と光学信号は、反
対方向に光学システム内を伝搬することを特徴とする請
求項1記載の方法。 - 【請求項6】 前記選択されたラマンポンプ波長は、個
々の波長からなる有限の組を有し、他の選択されたポン
プ波長は変動することを特徴とする請求項1記載の方
法。 - 【請求項7】 光学パスと、 前記光学パスと光学的結合する複数のカプラと、 前記光学カプラに光学結合する複数のラマンポンプと、 を有する光学システムをポンピングする方法において、 ラマンポンプから出力されるラマンポンプ波長は、前記
光学システム内で時分割多重化されることを特徴とする
光学システムをポンピングする方法。 - 【請求項8】 前記ラマンポンプ波長は、個々の波長か
らなる有限の組を有することを特徴とする請求項7記載
の方法。 - 【請求項9】 前記ラマンポンプ波長は、変動すること
を特徴とする請求項7記載の方法。 - 【請求項10】 前記ラマンポンプ波長と光学信号は、
同一方向に光学システム内を伝搬することを特徴とする
請求項7記載の方法。 - 【請求項11】 前記ラマンポンプ波長と光学信号は、
反対方向に光学システム内を伝搬することを特徴とする
請求項7記載の方法。 - 【請求項12】 前記ラマンポンプ波長のうち選択され
た波長は、個々の波長からなる有限の組を有し、他の選
択されたポンプ波長は変動することを特徴とする請求項
7記載の方法。 - 【請求項13】 光学パスと、 複数の光学ラマンポンプ波長を生成する手段と、 前記複数の光学ラマンポンプ波長を、前記光学パスに結
合する手段と、を有する光学システムにおいて、 前記複数の光学ラマンポンプ波長は、時分割多重化され
ていることを特徴とする光学システム。 - 【請求項14】 前記光学ラマンポンプ波長は、有限の
組の個々の波長を有することを特徴とする請求項13記
載の光学システム。 - 【請求項15】 前記複数の光学ラマンポンプ波長は、
変動する波長の組を含むことを特徴とする請求項13記
載の光学システム。 - 【請求項16】 前記ラマンポンプ波長は、光学信号が
光学パス内を流れるのと同一方向に光学パスに結合する
ことを特徴とする請求項13記載の光学システム。 - 【請求項17】 前記ラマンポンプ波長は、光学信号が
流れるのと反対方向に光学システムに結合することを特
徴とする請求項13記載の光学システム。 - 【請求項18】 前記選択されたラマンポンプ波長は、
個々の信号からなる有限の組を有し、他の選択されたポ
ンプ波長は変動することを特徴とする請求項13記載の
光学システム。 - 【請求項19】 ラマンポンプから生成されたラマンポ
ンプ波長は、時分割多重化されるように、複数のラマン
ポンプから光学システムをポンピングする方法。 - 【請求項20】 前記ラマンポンプ波長は、反対方向に
伝搬する信号であることを特徴とする請求項19記載の
方法。 - 【請求項21】 複数の光学ラマンポンプを有する光学
システム内のラマンゲインバンドを生成する方法におい
て、 前記ラマンポンプにより生成された光学ラマン信号を、
光学システム内に時分割多重化するステップを有するこ
とを特徴とする光学システム内でラマンゲインバンドを
生成する方法。 - 【請求項22】 前記光学ラマンポンプ波長は、光学信
号と反対方向に伝搬する信号であることを特徴とする請
求項21記載の方法。 - 【請求項23】 前記ラマンポンプ波長は、複数のレー
ザにより生成された波長変動信号であり、 前記波長変動の特性と、前記レーザの出力パワーの同期
制御が組み合わされることを特徴とする請求項22記載
の方法。
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