JP2002006244A - 効率的な反射結合を行なうための導波路の配置と角度の決定 - Google Patents

効率的な反射結合を行なうための導波路の配置と角度の決定

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Abstract

(57)【要約】 【課題】光導波路を効率的に光結合するための手段を提
供する。 【解決手段】全反射境界面に沿ってク゛ース゛-ヘンヒェン効果を
補償することにより、導波路(56及び58、70及び74)の効
率的な光結合構成を実現する。1実施態様では、境界面
に沿った反射光の横方向シフトを、2つの導波路の軸(64と6
6)間の距離を決定するために計算する。TE偏光を有する
光またはTM偏光を有する光の結合を最大にするために、
軸間の距離を計算することができる。軸間の距離は、偏
光依存損失が最小になるように設定するのが好ましい。
本発明の他の実施態様では、2つの偏光の横方向シフトが等
しくなるように2つの導波路の入射角度を選択して、偏
光依存損失を最小にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、光導波
路の効率的な結合に関し、さらに詳しくは、全反射面に
対する導波路の位置および角度の決定に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】遠隔通信あるいはデータ通信環境におけ
る信号伝達には、光学的なネットワークが盛んに使用さ
れるようになってきた。レーザ光の変調の形態で情報を
交換することができる。光信号を効率的に発生させるた
めの装置と長距離にわたって光信号を送信するためのケ
ーブルは、容易に入手可能である。しかしながら、信号
の強度に大きく減衰させることなく信号を局所的に操作
できるようにすることには多少の問題がある。局所的な
操作は、2つの導波路間における定常状態信号送信装置
により可能であり、あるいは、一つの導波路を通る光信
号を多数の出力導波路のいずれかに伝達することができ
るスイッチング装置により可能となる。
【0003】一つの導波路から他の導波路への光信号を
再び導くための1つの技術として、反射鏡(または、ミ
ラー)を使用する。反射鏡は固定することができ、ある
いは、反射鏡をマイクロマシン装置に接続することによ
りスイッチング装置で使用することができる。反射鏡を
使用する代わりに、全反射面(TIR)を設けることが
できる。従来技術において知られているように、TIR
は、光線が屈折率の高い領域と屈折率の低い領域との間
の境界面に向かって、屈折率の高い方の側から進行する
ときに生じる。TIRの現象を利用したスイッチング装
置は、本発明の譲受人に譲渡されているFouquet他によ
る米国特許第5,699,462号に記載されている。
分離したスイッチングユニット10を図1に示す。スイ
ッチングユニットは、基板上の層によって形成された平
らな導波路を有している。導波路層は、下方のクラッド
層14、光学的なコア16、および、図示せぬ上方のク
ラッド層からなる。光学的なコアは、主として2酸化ケ
イ素から構成することができるが、必要な屈折率を得る
ための材料が注入されている。クラッド層は、コア材料
の屈折率とは大きく異なる屈折率を有する材料から形成
されているので、光信号はコアに沿って導かれる。導波
路の実効位相屈折率は、当該技術分野において周知のよ
うに、コア材料の屈折率とクラッド層の材料の屈折率に
よって決まる。コア材料の層は、第1の光路における第
1の入力導波路20と第1の出力導波路26を画定する
導波路セグメントにパターン形成されている。このパタ
ーン形成は、また、第2の直線路における第2の入力導
波路24と第2の出力導波路22を画定する。次に、上
方のクラッド層が、パターン化されたコア材料の上に被
着される。コア材料、上方のクラッド層、および、下方
のクラッド層14の少なくとも一部分を貫通するように
トレンチ28をエッチングすることによりギャップが形
成される。
【0004】第1の入力導波路20と第2の出力導波路
22は、導波路の接合部30が蒸気あるいはガスで充填
されているときに、第1の入力導波路20から第2の出
力導波路22に向かうTIR転向光を生じることになる
入射角度でトレンチ28の側壁と交差する軸を有する。
しかしながら、接合部30が導波路の実効位相屈折率に
ほぼ一致する屈折率を有する流体で充填されているとき
は、第1の入力導波路20からの光は、屈折率の一致し
た流体を通って直線的に整列した第1の出力導波路26
に向かって進むことになる。
【0005】Fouquet他による特許には、透過状態と反
射状態に光学スイッチングユニット10を切り換えるた
めの多数の代替実施態様が記載されている。透過状態で
は、2つの入力導波路20と24は、それらと直線的に
整列した出力導波路26と22にそれぞれ光学的に結合
される。反射状態では、第1の入力導波路20は、第2
の出力導波路22に光学的に結合されるが、第2の入力
導波路24は、出力導波路22及び26のいずれにも光
学的に接続されない。2つの状態を切り換えるための一
つのアプローチを図1に示す。スイッチングユニット1
0は、流体が収容されたトレンチ内における気泡の形成
を制御するマイクロヒータ38を有している。ヒータ
が、屈折率の一致している流体内に気泡を形成するのに
十分な高温に達しているときは、気泡は、4つの導波路
の接合部30に配置される。その結果、導波路20に沿
って進む光は、トレンチ28の側壁に達する際に屈折率
の不一致に遭遇してTIRを生じ、これにより、導波路
20と22は、光学的に結合される。しかしながら、ヒ
ータ38が動作していないときは、屈折率の一致してい
る流体が、再び、4つの導波路間の接合部30に留まる
ことになる。
【0006】図1を参照して説明する原理は、定常状態
反射装置にも適用できる。すなわち、屈折率の一致して
いる流体がトレンチ28から除去されると、導波路20
と22は、トレンチの壁においてTIRにより連続的に
結合される。この定常状態の実施態様には、導波路24
と26は含まれない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】TIRの現象は、一つ
の導波路から他の導波路への光信号の転送にうまく使わ
れてきたが、さらなる改善が必要である。屈折率の高い
領域と屈折率の低い領域との間の境界面に入射する光
は、TE偏光を有するモードとTM偏光を有するモード
との間で変化する。光は、その偏光に従い、境界面で異
なる応答をする。結果として、導波路モードへの結合が
不完全なために偏光依存損失(PDL)が生じる。境界
面に入射する光の偏光はランダムに変化するので、PD
Lの変化もランダムである。
【0008】偏光依存損失をなくし、あるいは、予測可
能にする導波路の光学的結合構成が必要とされている。
TIR境界面に対して導波路を位置決めするための効率
的なレイアウトを決定する方法も必要とされている。
【0009】
【課題を解決するための手段】屈折率の高い領域と屈折
率の低い領域との間の境界面を交差する2つの導波路の
結合における光学的な効率は、境界面に沿ったグーズ−
ヘンヒェン効果を補償することによって高められる。1
実施態様では、境界面に沿った反射光の横方向のずれ
が、2つの導波路の軸が境界面に沿って離れているべき
距離を決定するために予測される。他の実施態様では、
2つの導波路の軸間の距離が固定されていても、適切な
角度を選択することによって第2の導波路による集光度
を上げることができるので、2つの導波路の入射角度
は、偏光による横方向のずれを等しくするように選択さ
れる。好ましい実施例では、軸間の距離および入射角度
の両方とも、グーズ−ヘンヒェン効果を補償するように
選択される。
【0010】前述したように、TIRは、屈折率の高い
領域と屈折率の低い領域との間の境界面に、屈折率の高
い領域の側から光線が入射するときに生じる。しかしな
がら、グーズ−ヘンヒェン効果により、反射光は、入射
光が境界面と交差するポイントから短い距離だけ離れた
境界面から生じることになる。反射光の集光が最大にな
るように導波路の位置および/または角度を調整するこ
とによって、信号処理の信頼性を高めることができる。
最適な位置決めは、偏光に左右される。すなわち、TM
偏光を有する光の横方向のずれ(ZTM)は、TE偏光を
有する光の横方向のずれ(ZTE)とは異なる。TM偏光
またはTE偏光のいずれかに対して反射を最適化するこ
とができる。代替的には、境界面に沿った導波路の軸間
の距離を、2つの偏光に対する損失が等しくなるように
選択することができる。2つの偏光における2つの最適
ポイント間の差の半分になるように距離を選択すること
によって、反射の偏光依存損失(PDL)を0に近づけ
ることができる。これにより、許容可能な全体的な低損
失構成が得られる。
【0011】TM偏光を有する光の横方向のずれは、以
下の式に基づいて計算することができる。
【式1】 ここで、k=2π/λ、nsは低い方の屈折率、nfは高
い方の屈折率、N=nsinθ、θは入射角度、λは光
の波長である。TE偏光を有する光の横方向のずれは、
以下の式を用いて決定することができる。
【式2】 により決定される。ZTMとZTEの値は、幾何学的な反射
が生じたとしたときに光束が得られる位置からの光束の
ずれに対して既知の三角法を用いることにより変換する
ことができる。この変換を使用して、2つの導波路が幾
何学的な反射位置にあるときに生じるであろう信号減衰
を決定することができる。しかしながら、導波路の軸が
必要な距離だけ離れるように、2つの導波路を全反射面
と交差させて配置することによってこの損失を除去する
ことができる。導波路を配置するこの工程は、境界面を
画定する予め選択された面で終端するように導波路を作
製することによって実施することができる。代替的に
は、交差軸を有するように導波路を作製し、次いで、そ
れらの2つの軸間に所望の距離を与える面に沿って切り
取ることによって実施することができる。前述したよう
に、ZTMの決定にのみ基づいて、あるいは、ZTEの決定
にのみ基づいて、あるいは、ZTMとZTEの平均に基づい
て、この距離を選択することができる。
【0012】2つの導波路に沿った伝播を含む光路の折
り曲げを行なう特定のアプリケーションに対する入射角
度を、偏光依存損失が最小になるように選択することが
できる。式1と式2における横方向のずれは入射角度
(θ)に依存するので、境界面の法線に対して等しくな
るように選択された2つの導波路の入射角度は、導波路
の屈折率(nf)(すなわち、導波路の実効位相屈折
率)と、導波路に対向する境界面の側にある領域の屈折
率(ns)の関数である。2つの偏光に対してずれがほ
ぼ等しくなる条件について式1と式2を解くと、式3及
び式4になる。
【式3】
【式4】 境界面に沿った軸方向のずれの決定と同じように、一方
の偏光あるいは他方の偏光に対して入射角度を最適化す
ることができるが、式4を使用して、偏光依存損失が理
論的に0となる条件を決定するのが好ましい。1例とし
て、nsが空気の屈折率であり、導波路が1.30〜
1.60の範囲にある実効位相屈折率を与える材料から
形成されている場合は、式4を用いて決定される入射角
度の範囲は48°〜60°である。
【0013】
【発明の実施の形態】図2を参照して説明する。高い屈
折率を有する光路に沿って伝播する入力光40が屈折率
の低い領域に対する境界である境界面42に入射したと
き、全反射が生じる。例えば、この屈折率の低い領域
を、空気で充填された領域とすることができる。入力光
40は、TE偏光を有するモードとTM偏光を有するモ
ードとの間でランダムに変化する。図2では、2つの偏
光を数字46と44で示している。グーズ−ヘンヒェン
効果として知られている現象のために、反射光は、入力
光40が境界面に入射する境界面42のポイントから短
い距離だけ離れたポイントから発する。この距離は、入
力光のその時点での偏光によって決まる。図2では、T
M偏光を有する出力光48は、TE偏光を有する出力光
50が生じる距離(ZTE)よりも、その入射ポイントか
ら短い距離(ZTM)において生じるものとして示してい
る。
【0014】グーズ−ヘンヒェン効果を考慮して、光結
合装置の設計者は、出力光線48の位置または出力光線
50の位置のいずれかに出力導波路を配置することによ
り、特定の偏光を有する光の結合を最適化するように選
択することができる。従って、入力導波路と出力導波路
の軸間距離は、ZTMあるいはZTEのいずれかになる。一
方、設計者は、距離ZTMおよびZTEの平均値であるZ
AVEで示される距離に出力導波路を配置することによっ
て偏光依存損失が0になるよう試みることもできる。
【0015】効率の良い光結合装置を得るためには、導
波路の入射角度を考慮することも必要である。以下でさ
らに詳しく説明するように、入射角度は、入力光40の
光線軸から2つの偏光依存出力光48及び50の光線軸
への横方向のずれを決定する際の一つのファクタであ
る。導波路について適正な角度を選択することにより、
2つの偏光について同じずれを得ることができ、出力光
線52の理論的な偏光依存損失が0になる。この角度
は、導波路の屈折率と境界面42の反対側の領域の屈折
率によって決まる。
【0016】図3に、トレンチ60と交差する入力導波
路56および出力導波路58を有する定常状態光結合構
成54を示す。導波路は、基板62上に形成されてい
る。導波路の構造は、図1に関して説明した構造と同一
のものとすることができる。すなわち、パターン形成さ
れた2酸化ケイ素の層から導波路を形成することができ
る。この2酸化ケイ素は、所望の屈折率を有する導波路
のコアを形成するように注入処理(またはドーピング)
されており、伝播する光をコア材料内に捕捉するための
クラッド層がコアの回りに形成されている。しかしなが
ら、導波路を形成するためにドーピングされた2酸化ケ
イ素を使用することは、本発明にとって重要なことでは
ない。コア材料とクラッド層をエッチング処理すること
によりトレンチ60を形成して、空気が充填された領域
を作り出し、これによって、その屈折率を導波路の実効
位相屈折率よりも十分小さくすることができる。しかし
ながら、高い屈折率と低い屈折率の間に境界面を形成す
るために、他の技術を使用することもできる。
【0017】入力導波路56は、出力導波路58の軸6
6の交差ポイントから離れたポイントでトレンチ60の
壁に交差する軸64を有している。全反射のため、入力
導波路56からトレンチ60の側壁に光が入射する際
に、光路が折り曲げられる。反射光の集光が最大になる
ように導波路の位置および/または角度を調整すること
によって、信号処理の信頼性を高めることができる。入
射角度は等しいが、これは、図3では、入力導波路軸6
4とトレンチ60の側壁に対する法線とのなす角θ
1と、出力導波路軸66とトレンチ60の側壁に対する
法線とのなす角θ2として別々に示されている。角度θ1
とθ2とが固定されている場合は、軸64と66がトレ
ンチ60の側壁と交差するポイント間の距離を変えるこ
とができる。例えば、あるアプリケーションにおいて、
導波路は形成するが、トレンチ60の位置については選
択の余地があり、従って、図2における三つの距離、Z
TM、ZTEあるいはZAVEの任意の1つを、トレンチ60
を適切な位置に正確にエッチングすることによって画定
することができる。一方、トレンチ上における導波路軸
の交差ポイント間の距離は固定であるが、入射角度は選
択できるというアプリケーションも考えられる。アプリ
ケーションに応じて、導波路および境界面の幾何学的な
形状は、入力導波路56から出力導波路58への結合が
効率の良いものになるよう選択される。
【0018】導波路56及び導波路58を、それぞれ入
力導波路及び出力導波路として説明するが、図3に示す
構成では双方向の結合が実現できる。すなわち、外部の
光源から導波路56に導かれる光線は、トレンチ60の
側壁から導波路56に反射されるが、これは、逆方向に
伝播する場合の効率と同じ効率で行なわれる。
【0019】所定の入射角度に対して、TM偏光を有す
る光の横方向のずれは、以下の式に基づいて計算するこ
とができる。
【式5】 ここで、k=2π/λ、nfは導波路の屈折率(実効位
相屈折率)、nsはトレンチ60内の領域の屈折率、N
=nsinθ、θは入射角度、λは光線の波長である。
TM偏光を有する光に関して入力導波路56と出力導波
路58との結合を最適化することを目的とするアプリケ
ーションについてはこの式が使える。この場合は、高い
偏光依存損失が生じることになる。なぜなら、光結合構
成では偏光が優先するからである。しかしながら、偏光
の選択性は、いくつかのアプリケーションでは必要とさ
れる場合がある。
【0020】TE偏光を有する光の選択性が所望される
アプリケーションでは、以下の式を使うことができる。
【式6】 入力および出力導波路56および58の軸を距離ZTE
け離すことにより、結合構成は、所望の偏光を有する光
に優位なものとなる。
【0021】他のアプリケーションでは、入力導波路5
6から出力導波路58への反射に対する偏光依存損失を
最小にすることが目的である。これは、所与の導波路入
射角度に対して、ZTMとZTEとの平均の距離だけ2つの
導波路軸64と66を分離することによって達成され
る。結果として、出力導波路58への伝達は、光線の中
心と出力導波路の軸66との間のずれに関してほぼガウ
ス形の伝達係数を有する。従って、信号損失は予測可能
であり、許容可能な範囲内にある。
【0022】他の実施態様では、入射角度は、入力導波
路56と出力導波路58との間に光学的に効率の良い結
合構成を実現するために選択される。適切な入射角度を
選択することによって、2つの偏光に同じ横方向のずれ
が生じる。2つの偏光に対して同じずれを与える条件は
以下の式によって求められる。
【式7】 導波路軸64、66のそれぞれと、トレンチ60の側壁
に直交する線とのなす角度は、以下の式によって求めら
れる。
【式8】 従って、導波路の材料の屈折率(nf)と、トレンチ領
域の屈折率(ns)が既知の場合は、入射角度は簡単に
計算できる。例えば、nsが空気の屈折率であり、導波
路が1.30〜1.60の範囲にある屈折率(nf)を
与える材料で形成されている場合に、式7を用いて決定
される入射角度の範囲を表1に示す。表1に示す屈折率
は導波路の実効位相屈折率であり、これは、典型的な導
波路にはほぼ53°の入射角度が必要であることを意味
している。
【表1】
【0023】図4は、本発明によるスイッチング構成6
8を示すものである。このスイッチング構成は、2つの
入力導波路70及び72、2つの出力導波路74及び7
6を備えている。図4では、このスイッチング構成は反
射状態で示されている。この状態では、マイクロヒータ
78が励起されてトレンチ82内の流体80を加熱す
る。この流体は、導波路の実効位相屈折率にほぼ等しい
屈折率を有している。1つの許容可能な流体はイソプロ
ピルアルコールである。マイクロヒータ78の加熱によ
り4つの導波路の接合部で気泡が形成され、これによ
り、トレンチ82の側壁に全反射境界面が形成される。
【0024】スイッチング構成68が図4に示す反射状
態にあるとき、入力導波路70は、出力導波路74に光
学的に結合される。従って、入力導波路70を伝播する
光は、トレンチ82の側壁で反射されて出力導波路74
に入る。一方、導波路76の軸は、入力導波路72の軸
から十分に離れているため、入力導波路72と出力導波
路76との間の光結合は阻止される。しかしながら、い
くつかの実施態様では、入力導波路72と出力導波路7
6を光学的に結合することが望ましい場合もある。
【0025】マイクロヒータ78が停止すると、トレン
チ82内の流体80は、4つの導波路70、72、74
および76の接合部においてトレンチ82の一部分を占
めることになる。流体80は導波路の実効位相屈折率に
ほぼ等しい屈折率を有しているので、スイッチング構成
68は透過状態にある。入力導波路70を経由して導か
れる信号は、屈折率の一致した流体80を通って出力導
波路76に伝播する。同様に、入力導波路72を介して
導入される光信号は、流体80を通って出力導波路74
に伝搬する。4つの導波路の接合部に関して流体を操作
する他のアプローチを使用することもできる。例えば、
インクジェットプリントヘッドに使われる技術を使用し
て、導波路の接合部から屈折率の一致した液体を噴射す
ることができる。この場合は、流体を充填するために毛
管作用を利用する。
【0026】図5に示すように、全反射(TIR)境界
面を用いて導波路を効率的に光結合するための1実施例
は、TM偏光を有する光の横方向のずれを決定するステ
ップ84を有している。このステップは、式5を使用し
て実行することができる。ステップ86で、TE偏光を
有する光の横方向のずれが決定される。この計算は、式
6に基づいて行うことができる。TM偏光された光ある
いはTE偏光された光の一方のみの結合が好ましいアプ
リケーションもあるので、ステップ84と86の一方の
みを使用することも任意に可能である。
【0027】ステップ88において、導波路とTIR境
界面との間の計算された関係が設定される。このステッ
プの1実施例では、導波路は、固定されたTIR境界面
に対してパターン形成される。他の実施例では、導波路
は、交差する軸を備えるように作製されるが、導波路材
料は、所望の位置にTIR境界面を形成するようにエッ
チングされ、それらの軸は、図3と図4に関連して説明
したようにTIR境界面において離れて配置される。
【0028】導波路の効率的な光結合構成を提供するた
めの他のまたは追加のプロセスとして、図6のステップ
90は、TM偏光とTE偏光を有する光線にほぼ等しい
横方向のずれを生じる入射角度を決定するステップを含
んでいる。ステップ90を実施する際には、式8を使用
することできる。次に、決定された入射角度をステップ
92で使用して、各導波路とTIR境界面との間の計算
された関係を確立する。結果として、ほぼ0である偏光
依存損失が、0の反射損失と同時に達成される。
【0029】以下においては、本発明の種々の構成要件
の組み合わせからなる例示的な実施態様を示す。
【0030】1.光結合装置(54、68)において、
第1の軸(64)と第1の端部を有する第1の光導波路
(56、70)と、第2の軸(66)と第2の端部を有
する第2の光導波路(58、74)であって、前記第1
および第2の端部が共通の境界面(60、82)に沿っ
て配置されており、前記境界面における屈折率の変化に
より、前記第1の光導波路から前記第2の光導波路への
光の反射が生じ、前記第1および第2の軸が、前記境界
面において前記境界面に沿ったグーズ−ヘンヒェン効果
を補償するように選択された距離だけ離れて配置されて
いる、第2の光導波路(58、74)とからなる、光結
合装置(54、68)。 2.前記境界面(60、82)が、前記第1の光導波路
(56、70)および第2の光導波路(58、74)の
比較的高い屈折率からそれより低い屈折率に屈折率が変
化する境界であり、前記グーズ−ヘンヒェン効果が、前
記境界面に入射する光の、前記第1の光導波路からの横
方向のずれ(ZS)である、上項1の光結合装置。 3.前記第1および第2の軸(64及び66)が、TM偏
光を有する光の横方向のずれとTE偏光を有する光の横
方向のずれとのオフセットだけ前記境界面に沿って互い
に離れて配置される、上項2の光結合装置。 4.前記TM偏光を有する前記光の横方向のずれ
(ZTM)が、 ZTM=2(N2−ns 2-1/2tan(θ)/k(N2/n
s 2+N2/nf 2−1) であり、前記TE偏光を有する前記光の横方向のずれ
(ZTE)が、 ZTE=2(N2−ns 2-1/2tan(θ)/k であり、ここで、k=2π/λ、nfは前記比較的高い
屈折率、nsは前記低い方の屈折率、N=nfsinθ、
θは前記境界面への前記光の入射角度、および、λは前
記光の波長である、上項3の光結合装置。 5.前記第1および第2の軸(64、66)が、TM偏光
を有する光とTE偏光を有する光のうちの一方の効率の
高い結合に基づくオフセットだけ前記境界面に沿って離
れて配置される、上項2の光結合装置。 6.前記第1の光導波路(56、70)および第2の光
導波路(58、74)が、前記境界面の法線に対して、
それぞれ、角度θ1とθ2をなし、これらの角度が、前記
境界面(82)におけるグーズ−ヘンヒェン効果を補償
するように選択される、上項1の光結合装置。 7.前記角度θ1とθ2のそれぞれが、それらの角度が、
arcsin((2/(nf 2/ns 2+1))1/2)にほ
ぼ等しいということに基づいて決定され、ここで、nf
は前記第1の光導波路(56、70)および第2の光導
波路(58、74)の屈折率、nsは前記境界面におけ
る屈折率であり、前記角度が等しいことからなる、上項
6の光結合装置。 8.前記第1の光導波路(70)および第2の光導波路
(74)の実効位相屈折率にほぼ等しい屈折率を有する
流体(80)と、前記第1および第2の端部に対して前
記流体を操作するためのメカニズム(78)であって、
前記流体が前記第1および第2の端部に存在しない反射
状態と、及び、前記流体が前記第1および第2の端部に
存在して、前記第1および第2の光導波路からの光を前
記境界面を通して伝播するようにした透過状態とを形成
するメカニズムをさらに備える、上項1、2、3、4、
5、6、または7の光結合装置。 9.第1の導波路(56、70)を第2の導波路(5
8、74)に光学的に結合する方法において、前記第1
の導波路から伝播する光線の横方向のずれを決定して全
反射面に入射させるステップであって、前記第1の導波
路と前記第1の導波路に対向する前記面の側にある領域
(60、82)の屈折率を含むファクタ(要因)に基づ
いて前記横方向のずれを決定するステップを含む、ステ
ップと、前記第1および第2の導波路を前記全反射面に
交差するように配置するステップであって、前記第1お
よび第2の導波路の軸(64、66)を、前記決定され
た横方向のずれに基づいた距離だけ前記面において離し
て配置する、ステップからなる、方法。
【0031】本発明の概要を以下に示す。全反射境界面
に沿ってク゛ース゛-ヘンヒェン効果を補償することより、導波路
(56及び58と70及び74)の効率的な光結合構成を実現す
る。1実施態様では、境界面に沿った反射光の横方向シフト
を、2つの導波路の軸(64及び66)間の距離を決定するた
めに計算する。TE偏光を有する光またはTM偏光を有する
光の結合を最大にするために、軸間の距離を計算するこ
とができる。好ましくは、軸間の距離は、偏光依存損失
が最小になるよう設定される。本発明の他の実施態様で
は、2つの偏光の横方向シフトが等しくなるように2つの導
波路の入射角度を選択して、偏光依存損失を最小にす
る。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、偏光依存損失を低減し
た効率の良い導波路の光結合手段が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による全反射を用いた光スイッチング
ユニットの上面図である。
【図2】グーズ−ヘンヒェン効果の結果としての全反射
を表す図である。
【図3】本発明による定常状態の光スイッチング構成の
上面図である。
【図4】本発明によるスイッチング構成の上面図であ
る。
【図5】本発明の1実施態様を実施するための処理フロ
ーを示す図である。
【図6】本発明の代替実施態様または追加の実施態様を
実施するための処理フローを示す図である。
【符号の説明】
54、68 光結合装置 56、70 第1の光導波路 58、74 第2の光導波路 60、82 境界面(トレンチ) 64 第1の光導波路の軸 66 第2の光導波路の軸 80 流体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 399117121 395 Page Mill Road P alo Alto,California U.S.A.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光結合装置(54、68)において、 第1の軸(64)と第1の端部を有する第1の光導波路
    (56、70)と、 第2の軸(66)と第2の端部を有する第2の光導波路
    (58、74)であって、前記第1および第2の端部が
    共通の境界面(60、82)に沿って配置されており、
    前記境界面における屈折率の変化により、前記第1の光
    導波路から前記第2の光導波路への光の反射が生じ、前
    記第1および第2の軸が、前記境界面において前記境界
    面に沿ったグーズ−ヘンヒェン効果を補償するように選
    択された距離だけ離れて配置されている、第2の光導波
    路(58、74)とからなる、光結合装置(54、6
    8)。
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