JP2002005671A - 移動体用ナビゲーション装置 - Google Patents

移動体用ナビゲーション装置

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JP2002005671A
JP2002005671A JP2000185353A JP2000185353A JP2002005671A JP 2002005671 A JP2002005671 A JP 2002005671A JP 2000185353 A JP2000185353 A JP 2000185353A JP 2000185353 A JP2000185353 A JP 2000185353A JP 2002005671 A JP2002005671 A JP 2002005671A
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Tatsuya Nishikawa
達哉 西川
Hiroyuki Takagi
啓之 高木
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地図センター側で最新の地図情報に基づき目
的地に至るまでの経路を策定し、これをナビゲーション
装置が受信し表示する。 【解決手段】 地図センター1に、複数の縮尺の地図情
報を蓄積管理する地図情報記憶手段11と、地図情報記
憶手段11より必要な地図情報を抽出する地図情報検索
手段13とを設ける。ナビゲーション装置2は、現在位
置検出手段22にで検出した現在位置情報と、入力手段
26で入力した目的地を地図センター1に送信する。地
図センター1は、ナビゲーション装置2より受信した現
在位置情報と目的地とから、現在位置から目的地までの
経路を計算し、経路計算結果をナビゲーション装置2に
送信する。ナビゲーション装置2は、地図センター1よ
り受信した経路計算結果を現在位置と共にモニター23
に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーション装
置側で現在位置と共に表示する地図を地図センターから
取得する移動体用ナビゲーション装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のナビゲーション装置は、地図情報
を格納しているCD−ROMやDVD−ROMを搭載し
ている。この装置では、GPSや自立航法で得た現在位
置が含まれている地図をCD−ROMやDVD−ROM
から検索し、画面に表示している。
【0003】また、現在位置と経由地や目的地を入力す
ると、このCD−ROMやDVD−ROMに格納されて
いる地図情報から経路を計算し、その結果を画面に表示
したり、音声等で通知することによって経路案内を行っ
ている。また、携帯電話等を用いてインターネットを介
して地図情報以外の情報(例えば、最寄りのお店の情報
等)を得ることもできる。さらに、FM多重放送からそ
の道路や周辺の道路状況を得るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ナビゲーション装置においては、以下の問題があった。 道路が新設又は削除された場合、CD−ROMやDV
D−ROMを交換しなくては最新の地図情報を得ること
ができず、手間とコストがかさむ。 必要としない地図も搭載することとなり、メモリー容
量がかさむ。 FM多重放送で道路状況を取入れる場合、広域情報な
ので自車が進行していない部分の道路状況も表示され
る。
【0005】本発明は、このような事情に鑑み、地図セ
ンター側で最新の地図情報に基づき目的地に至るまでの
経路を策定し、これをナビゲーション装置が受信し表示
可能にした移動体用ナビゲーション装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、以下の手段を採用した。請求項1に記載した発明
は、地図情報を移動体(例えば、実施の形態における車
両)の外部に設けた地図センター(例えば、実施の形態
における地図センター1)から通信手段(例えば、実施
の形態における通信手段25)を介して取得する移動体
用ナビゲーション装置(例えば、実施の形態におけるナ
ビゲーション装置2)において、目的地を入力する入力
手段(例えば、実施の形態における入力手段26)を備
え、入力手段にて入力された目的地と、移動体に設けら
れた現在位置検出手段(例えば、実施の形態における現
在位置検出手段22)にて検出された現在位置情報を地
図センターに向けて通信手段を介して送信し、前記地図
センターから送信した現在位置情報と目的地に応じた経
路を地図情報から計算した経路計算結果を前記通信手段
を介して受信することを特徴とする。
【0007】この構成では、ナビゲーション装置側でユ
ーザー(ドライバー)が入力手段にて目的地の設定を行
い、通信手段にて地図センターに目的地と現在位置情報
を送信すると、地図センター側では、ナビゲーション装
置より受信した目的地及び現在位置情報と地図情報とか
ら経路計算を行い、その経路計算結果を通信手段を用い
てナビゲーション装置に送信する。これにより、ナビゲ
ーション装置側の表示手段には、目的地までの経路のみ
が現在位置と共に表示されることになる。
【0008】請求項2に記載した発明は、地図情報を移
動体(例えば、実施の形態における車両)の外部に設け
た地図センター(例えば、実施の形態における地図セン
ター1)から通信手段(例えば、実施の形態における通
信手段25)を介して取得する移動体用ナビゲーション
装置(例えば、実施の形態におけるナビゲーション装置
2)において、出発地と目的地を入力するための入力手
段(例えば、実施の形態における入力手段32)と通信
手段(例えば、実施の形態における通信手段31)を備
えた端末(例えば、実施の形態におけるパソコン3)を
移動体および地図センターと独立して設け、前記端末に
て入力された出発地と目的地を地図センターに向けて通
信手段を介して送信し、前記地図センターは、受信した
出発地と目的地に応じた経路を地図情報から計算する経
路計算手段(例えば、実施の形態における地図情報検索
手段13)と経路計算手段にて計算した経路計算結果を
記憶する記憶手段(例えば、実施の形態におけるユーザ
情報記憶手段16)を備え、地図センターに記憶した経
路計算結果を通信手段を介して移動体用ナビゲーション
装置もしくは端末にて受信可能としたことを特徴とす
る。
【0009】このような構成では、端末からユーザー
(ドライバー自身、あるいは運送会社やタクシー会社に
おけるオペレータ等)が入力手段にて出発地と目的地の
設定を行い、通信手段にて地図センターに出発地と目的
地を送信すると、地図センター側では、端末より受信し
た出発地及び目的地と、地図情報とから経路計算を行
い、その経路計算結果をドライバー毎に区別してユーザ
情報記憶手段に記憶する。
【0010】そして、ナビゲーション装置側から地図情
報の取得要求があると、地図センターは、記憶手段に記
憶された経路計算結果の中から、取得要求のあったドラ
イバーに対応する経路計算結果をナビゲーション装置へ
送信する。これにより、ナビゲーション装置の表示手段
には、目的地までの経路のみが現在位置と共に表示され
ることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面と共に説明する。 [地図センターの構成]図1に示すように、地図センタ
ー1は、複数の縮尺の地図を記憶している地図情報記憶
手段11を備えており、この地図情報記憶手段11に
は、記憶している地図に更新があった場合に更新を行う
地図情報更新手段12が接続されている。
【0012】地図情報検索手段l3には、前記地図情報
記憶手段11の他に、道路沿線の店舗の情報や道路状況
等の付加情報を記憶している付加情報記憶手段14と、
ナビゲーション装置2及びパソコン(端末)3と情報を
送受信するための通信手段15とが接続されていて、ナ
ビゲーション装置2やパソコン3で入力された目的地や
経由地に基づき地図情報記憶手段11に記憶されている
地図を検索し、経路計算を行う経路計算手段も含まれて
いる。
【0013】また、地図情報検索手段13は、地図情報
記憶手段11内の地図だけでなく、ナビゲーション装置
2又はパソコン3からの付加情報要求に応じて、付加情
報記憶手段14に記憶されている道路沿線の店舗の情報
や道路状況等の付加情報も検索する。地図情報検索手段
13は更に、ユーザ情報記憶手段16と接続されてい
て、検索結果である付加情報と経路計算を、このユーザ
情報記憶手段16に記憶する。
【0014】[ナビゲーション装置の構成]ナビゲーシ
ョン装置2は、車両(移動体)に搭載されており、情報
記憶手段21に記憶された地図情報と、車両に設けられ
た現在位置検出手段(例えば、GPS)22によって検
出された現在位置とから、モニター(表示手段)23に
表示すべき地図と現在位置を制御する制御手段24を備
えており、この制御手段24には、さらに通信手段25
と入力手段26とが接続されている。
【0015】制御手段24は、通信手段25を介して、
入力手段26で入力された目的地や経由地、さらには付
加情報設定を地図センター1に送信すると共に、地図セ
ンター1に設けられているユーザ情報記憶手段16と付
加情報記憶手段14とから、地図情報と付加情報を取り
出すことができ、これら取り出した情報を情報記憶手段
21に記憶する。なお、地図センター1から受取る地図
情報は複数の縮尺の地図を備えている。
【0016】通信手段25としては、例えば、携帯電話
の採用が考えられる。携帯電話の中でも、特に次世代携
帯電話といわれているIMT2000等を用いれば、通
信速度が速いため、より多くの地図情報と付加情報を送
受信することができるようになるので、より好適であ
る。入力手段26としては、音声認識装置,タッチパネ
ル,ジョグダイヤル,ジョイスティック,及びキーボー
ド等が考えられる。
【0017】[パソコンの構成]パソコン3は、通信手
段31を備えており、ユーザーは、表示手段33を見な
がら入力手段32によって出発地や目的地、必要に応じ
て経由地や付加情報を入力して、それらを地図センター
1に送信することができる。ユーザーは、ドライバ自身
であってもよいし、運送会社やタクシー会社のオペレー
タ等であってもよいが、本実施の形態では、ドライバ自
身である場合を想定して説明する。
【0018】パソコン3での入力情報は、情報記憶手段
34に記憶しておくことが可能であり、また、この情報
記憶手段34には、地図センター1で策定された経路計
算結果(後述)をダウンロードしておくことも可能であ
る。符号35は、制御手段であり、通信手段31,入力
手段32,表示手段33,及び情報記憶手段34と接続
されて、これらの全体動作を制御する。
【0019】(第1の実施の形態)次に、図2〜図4の
フローチャートを参照しながら、ナビゲーション装置2
から地図センター1へ現在位置情報と目的地を送信し、
これら送信情報を用いて地図センター1で策定された経
路計算結果をナビゲーション装置2が地図センター1よ
り受信し、モニター23に表示する場合の処理について
説明する。
【0020】[ナビゲーション装置のメインフロー1]
まず、図2を用いて、ナビゲーション装置2側で行われ
る処理の流れについて説明する。ナビゲーション装置2
に電源が入ると、最初に、システムチェックを行う。そ
して、このシステムチェックを終えると、ステップS1
において、ユーザーの設定項目の確認を行う。
【0021】ユーザの設定項目とは、経路沿線の店舗の
情報やガソリンスタンドの存在や渋滞情報や道路規制情
報、高速道路や有料道路やフェリーの使用等をいい、入
力手段32によって設定される。また、地図センター1
より取得する地図の縮尺をユーザーが選択することも可
能であり、この場合には、その選択要求もユーザーの設
定項目とする。
【0022】ステップS2では、通信手段25が使用可
能かを判断し、その判断結果が「YES」の場合は、ス
テップS3に進む。これに対し、ステップS2の判断結
果が「NO」の場合、例えば、電源が入っていない場合
や故障や接続されていない等で使用不可の場合は、ステ
ップS11に進み、モニター23に「通信手段が繋がっ
ていないか、電源が入っていません。」等の警告を表示
するとともに音声ガイダンスを促し、ステップS2に戻
る。
【0023】ステップS3では、現在位置検出手段22
を用いた現在位置の検出が可能かを判断し、その判断結
果が「YES」場合は、現在位置の検出を行い、ステッ
プS4に進む。これに対し、ステップS3の判断結果が
「NO」の場合、例えば、地下駐車場等でGPS衛星の
電波が届かずに現在位置を検出できないような場合は、
ステップS11に進み、モニター23に「GPSの届く
位置まで移動してください。」等の警告を表示するとと
もに音声ガイダンスを促し、ステップS2に戻る。
【0024】以上の処理は、上記ステップS2,S3の
判断結果が共に「YES」になるまで繰り返される。上
記ステップS2,S3の判断結果が共に「YES」の場
合、すなわち、通信手段25が使用可能で現在位置も検
出可能な場合には、経路案内が可能となる。
【0025】ステップS4では、入力手段26を用いて
目的地を入力し、ステップS5では、目的地までの間で
途中に経由したい経由地があれば、入力手段26によっ
て経由地を入力する。これら目的地及び経由地が入力さ
れたら、ステップS6において、情報記憶手段21をク
リア(空に)し、次いでステップS7において、図3に
記載のナビゲーション装置における地図取得フローを実
行する。
【0026】ステップS8では、ステップS3で現在位
置検出手段22によって検出された現在位置に基づき、
制御手段24によってモニター23に表示する地図を情
報記憶装置21から抽出し、現在位置と共にモニター2
3に表示する。また、情報記憶装置21に付加情報があ
れば、それもモニター23に表示する。さらに、経路案
内や交差点の右左折,高速道路の走行等のアナウンスも
行う。なお、ステップS7とステップS8の処理は同時
に行っても良い。
【0027】ステップS9では、目的地に到着したかど
うかを判断し、その判断結果が「YES」の場合、すな
わち、目的地に到着した場合は、ステップS10に進
み、判断結果が「NO」の場合は、ステップS8に戻
る。ステップS10では、再設定を要求して再要求があ
るかを判断し、その判断結果が「YES」の場合、すわ
わち、再要求がある場合はスタートに戻り、判断結果が
「NO」の場合、すなわち、再要求がなければ本フロー
を終了する。
【0028】[ナビゲーション装置による地図取得フロ
ー]次に、図3を用いて、ナビゲーション装置2側で行
われる地図取得処理の流れについて説明する。このサブ
ルーチンは、図2のステップS7で行われる処理であ
る。
【0029】ステップS21では、通信手段25による
地図センター1への接続を行う。次いで、ステップS2
2では、ユーザーを特定するためにユーザーIDを送信
し、ユーザーの承認を地図センター1にて得る。ステッ
プS23では、地図センター1から受信したユーザーの
承認結果が「OK」であるかを判断する。
【0030】ステップS23の判断結果が「NO」の場
合、すなわち、ユーザー承認が得られない場合には、ス
テップS31に進み、地図センター1との接続を解除す
ると共に、ステップS32において、モニター23に
「ユーザーIDが否認されました。接続を解除します」
等の警告を表示するとともに音声ガイダンスを促し、本
フローを終了する。
【0031】ステップS23の判断結果が「YES」の
場合、すなわち、ユーザー承認が得られたならば、ステ
ップS24に進み、現在位置情報,目的地,経由地,ユ
ーザー設定項目を地図センター1に送信する。ステップ
25において、地図センター1から地図情報と付加情報
と経路を受信したならば、一旦情報記憶手段21に保存
する。しかる後、ステップ26において、地図センター
1との接続を解除し、本フローを終了する。
【0032】[地図センターでのフロー1]次に、図4
を用いて、図3のナビゲーション装置2側の処理に対応
して地図センター1側で行われる処理の流れについて説
明する。ステップS41において、通信手段15を介し
てナビゲーション装置2からユーザーIDを受信する
と、ステップS42において、そのユーザーIDが予め
登録されているか否かを判断する。
【0033】ステップS42の判断結果が「NO」の場
合、すなわち、ユーザーIDが登録されていない場合
は、ステップS51に進み、通信手段15を介して「ユ
ーザー承認NO」の信号をナビゲーション装置2へ送信
し、本フローを終了する。これに対し、ステップS42
の判断結果が「YES」の場合、すなわち、ユーザーI
Dが登録されている場合には、ステップS43に進み、
通信手段15を介して「ユーザー承認OK」の信号をナ
ビゲーション装置2へ送信する。
【0034】次いで、ステップS44において、通信手
段15を介して現在位置情報と目的地と経由地とユーザ
ー設定項目をナビゲーション装置2から受信する。ステ
ップS45では、ステップS44で受信した現在位置情
報,目的地,経由地を基に、地図情報検索手段13によ
って、地図情報記憶手段11から地図を検索し、経路を
計算する。
【0035】同様に、ステップS46では、ステップS
44で受信したユーザー設定項目から、地図情報検索手
段13によって付加情報記憶手段14を検索し、付加情
報を抽出する。これらの結果(経路及び付加情報)は合
成され、経路計算結果とされる。しかる後、ステップS
47において、経路計算結果としての地図情報,付加情
報,及び経路をナビゲーション装置2に向けて送信す
る。
【0036】(第2の実施の形態)次に、図5〜図9の
フローチャートを参照しながら、パソコン3から地図セ
ンター1へ出発地と目的地を送信し、これら送信情報を
用いて地図センター1で策定された経路計算結果をナビ
ゲーション装置2のユーザ情報記憶手段16に記憶して
おき、ナビゲーション装置2がこのユーザ情報記憶手段
16に記憶されている経路計算結果を地図センター1よ
り受信し、モニター23に表示する場合の処理について
説明する。
【0037】[パソコンのメインフロー]まず、図5を
用いて、パソコン3側で行われる処理の流れについて説
明する。なお、パソコンlには、地図センター1から地
図情報等を取得するための専用ソフトがインストールさ
れているものとする。ステップS61〜ステップS64
では、パソコン3の入力手段(キーボード・マウス等)
32にて出発地と目的地と経由地とユーザー設定項目を
入力する。
【0038】これら出発地等が入力されたら、ステップ
S65において、図6に記載のパソコン3による地図取
得フローを実行する。ステップS66では、再設定を要
求して再要求があるかを判断し、その判断結果が「YE
S」の場合、すわわち、再要求がある場合はスタートに
戻り、判断結果が「NO」の場合、すなわち、再要求が
なければ本フローを終了する。
【0039】[パソコンによる地図取得フロー]次に、
図6を用いて、パソコン3側で行われる地図取得処理の
流れについて説明する。このブルーチンは、図5のステ
ップS65で行われる処理である。
【0040】ステップS71では、通信手段25による
地図センター1への接続を行う。次いで、ステップS7
2では、ユーザーを特定するためにユーザーIDを送信
し、ユーザーの承認を地図センター1にて得る。ステッ
プS73では、地図センター1から受信したユーザーの
承認結果が「OK」であるかを判断する。
【0041】ステップS73の判断結果が「NO」の場
合、すなわち、ユーザー承認が得られない場合には、ス
テップS81に進み、地図センター1との接続を解除す
ると共に、ステップS82において、モニター23に
「ユーザーIDが否認されました。接続を解除します」
等の警告を表示するとともに音声ガイダンスを促し、本
フローを終了する。
【0042】ステップS73の判断結果が「YES」の
場合、すなわち、ユーザー承認が得られたならば、ステ
ップS74に進み、出発地,目的地,経由地,ユーザー
設定項目を地図センター1に送信する。このステップS
74においては、本ステップに対応する図3のステップ
S24における現在位置情報に代えて、出発地を送信す
る。
【0043】ステップ75において、地図センター1に
て計算された経路の結果、すなわち、地図情報,付加情
報,及び経路を受信したならば、これらの情報を一旦情
報記憶手段34に保存する。次いで、ステップ76にお
いて、地図センター1との接続を解除し、本フローを終
了する。
【0044】[地図センターでのフロー2]次に、図7
を用いて、図6のパソコン3側の処理に対応して地図セ
ンター1側で行われる処理の流れについて説明する。
【0045】まず、ステップS91において、通信手段
15を介してパソコン3からユーザーIDを受信する
と、ステップS92において、そのユーザーIDが予め
登録されているか否かを判断する。ステップS92の判
断結果が「NO」の場合、すなわち、ユーザーIDが登
録されていない場合は、ステップS101に進み、通信
手段15を介して「ユーザー承認NO」の信号をパソコ
ン3へ送信し、本フローを終了する。
【0046】これに対し、ステップS92の判断結果が
「YES」の場合、すなわち、ユーザーIDが登録され
ている場合には、ステップS93に進み、通信手段15
を介して「ユーザー承認OK」の信号をパソコン3へ送
信する。次いで、ステップS94において、通信手段1
5を介して出発地と目的地と経由地とユーザ設定項目を
パソコン3から受信する。
【0047】ステップS95では、ステップS94で受
信した出発地,目的地,経由地を基に、地図情報検索手
段13によって、地図情報記憶手段11から地図を検索
し、経路を計算する。同様に、ステップS96では、ス
テップS94で受信したユーザー設定項目から、地図情
報検索手段13によって付加情報記憶手段14を検索
し、付加情報を抽出する。これらの結果(経路及び付加
情報)は合成され、経路計算結果とされる。
【0048】そして、ステップS97では、経路計算結
果としての地図情報,付加情報,経路を、地図情報検索
手段13に接続されてユーザー毎(例えば、ユーザーI
Dに関連付けられて)に管理されているユーザー情報記
憶手段16に記憶する。しかる後、ステップS98にお
いて、地図情報,付加情報,及び経路をパソコン3に向
けて送信する。
【0049】本実施の形態では、パソコン3を通信手段
31を介して直接地図センター1と接続した例について
説明したが、本発明は、インターネット上に地図センタ
ー1を置いた場合にも適用可能である。この場合には、
パソコン3に予めインストールされているビューワを用
いて地図センター1のサイトを開き、そこに出発地,目
的地,経由地,及びユーザー設定項目を直接入力しても
良い。
【0050】[ナビゲーション装置のメインフロー2]
次に、図8を用いて、ナビゲーション装置2側で行われ
る処理の流れについて説明する。ナビゲーション装置2
に電源が入ると、最初に、システムチェックを行う。そ
して、このシステムチェックを終えると、ステップS1
11において、通信手段25が使用可能かを判断し、そ
の判断結果が「YES」の場合は、ステップS112に
進む。
【0051】これに対し、ステップS111の判断結果
が「NO」の場合、例えば、電源が入っていない場合や
故障や接続されていない等で使用不可の場合は、ステッ
プS131に進み、モニター23に「通信手段が繋がっ
ていないか、電源が入っていません。」等の警告を表示
するとともに音声ガイダンスを促し、ステップS111
に戻る。
【0052】ステップS112では、現在位置検出手段
22を用いた現在位置の検出が可能かを判断し、その判
断結果が「YES」場合は、現在位置の検出を行い、ス
テップS113に進む。ステップS113では、情報記
憶手段21をクリア(空に)する。
【0053】これに対し、ステップS112の判断結果
が「NO」の場合、例えば、地下駐車場等でGPS衛星
の電波が届かずに現在位置を検出できないような場合
は、ステップS131に進み、モニター23に「GPS
の届く位置まで移動してください。」等の警告を表示す
るとともに音声ガイダンスを促し、ステップS111に
戻る。
【0054】以上の処理は、上記ステップS111,S
112の判断結果が共に「YES」になるまで繰り返さ
れる。上記ステップS111,S112の判断結果が共
に「YES」の場合、すなわち、通信手段25が使用可
能で現在位置も検出可能な場合には、経路案内が可能と
なる。
【0055】ステップS114では、通信手段25によ
る地図センター1への接続を行う。次いで、ステップS
115では、ユーザーを特定するためにユーザーIDを
送信し、ユーザーの承認を地図センター1にて得る。ス
テップS116では、地図センター1から受信したユー
ザーの承認結果が「OK」であるかを判断する。
【0056】ステップS116の判断結果が「NO」の
場合、すなわち、ユーザー承認が得られない場合には、
ステップS141に進み、地図センター1との接続を解
除すると共に、ステップS142において、モニター2
3に「ユーザーIDが否認されました。接続を解除しま
す」等の警告を表示するとともに音声ガイダンスを促
し、ステップS121に進む。
【0057】ステップS116の判断結果が「YES」
の場合、すなわち、ユーザー承認が得られたならば、ス
テップS117に進み、地図センター1のユーザ情報記
憶手段16にユーザー毎に記憶されている地図情報と付
加情報と経路を地図センター1より受信したならば、一
旦情報記憶手段21に保存する。次いで、ステップ11
8において、地図センター1との接続を解除する。
【0058】ステップS119では、現在位置検出手段
22によって検出された現在位置に基づき、制御手段2
4によってモニター23に表示する地図を情報記憶装置
21から抽出し、現在位置と共にモニター23に表示す
る。情報記憶装置21に付加情報があれば、それもモニ
ター23に表示する。さらに、経路案内や交差点の右左
折,高速道路の走行等のアナウンスも行う。
【0059】ステップS120では、目的地に到着した
かどうかを判断し、その判断結果が「YES」の場合、
すなわち、目的地に到着した場合は、ステップS121
に進み、判断結果が「NO」の場合は、ステップS11
9に戻る。ステップS121では、再設定を要求して再
要求があるかを判断し、その判断結果が「YES」の場
合、すわわち、再要求がある場合はスタートに戻り、判
断結果が「NO」の場合、すなわち、再要求がなければ
本フローを終了する。
【0060】[地図センターでのフロー3]次に、図9
を用いて、図8のナビゲーション装置2側の処理に対応
して地図センター1側で行われる処理の流れについて説
明する。
【0061】ステップS151において、通信手段15
を介してナビゲーション装置2からユーザーIDを受信
すると、ステップS152において、そのユーザーID
が予め登録されているか否かを判断する。ステップS1
52の判断結果が「NO」の場合、すなわち、ユーザー
IDが登録されていない場合は、ステップS161に進
み、通信手段15を介して「ユーザー承認NO」の信号
をナビゲーション装置2へ送信し、本フローを終了す
る。
【0062】ステップS152の判断結果が「YES」
の場合、すなわち、ユーザーIDが登録されている場合
には、ステップS153に進み、通信手段15を介して
「ユーザー承認OK」の信号をナビゲーション装置2へ
送信する。次いで、ステップS154において、ユーザ
情報記憶手段16に記憶されている地図情報と付加情報
と経路とユーザー設定項目を、例えばステップS151
で受信したユーザーIDをキーにして検索し、通信手段
15を介してナビゲーション装置2へ送信する。
【0063】本実施の形態では、ナビゲーション装置2
が地図センター1からユーザー情報記憶手段16の記憶
情報を取得するのに、地図センター1に直接接続するよ
うにしていたが(図8のステップS114)、これに限
らず、例えば、ユーザー情報記憶手段16にユーザ情報
が記憶された際に、地図センター1側でこの記憶情報を
添付したメールを作成し、ナビゲーション装置2に向け
て送信するようにしても良い。また、パソコン3に代え
て携帯電話等の端末を使用してもよい。
【0064】さらに、情報記憶手段34を揮発性メモリ
やCD−R等のコンピュータにより読み取り/書き込み
可能な記録媒体により構成すると共に、ナビゲーション
装置2にこの記録媒体の読取手段を設け、地図センター
1で策定された経路計算結果をこの記録媒体にダウンロ
ードさせるようにしてもよい。この場合、ナビゲーショ
ン装置2側では、地図センター1から経路計算結果を受
信するのではなく、この記録媒体に記録された経路計算
結果を前記読取手段で読み取り、モニター23に表示す
ることになる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ナビゲーション装置に表示される地図が、ドライバにと
って必要最小限の情報である目的地に至るまでの経路の
みであるため、ナビゲーション装置による経路案内がド
ライバーにとってより一層わかり易いものとなる。ま
た、地図センターへの経路計算要求を車両外からでもす
ることができ、しかもその結果を用いてナビゲーション
装置にて経路案内をすることが可能となる。
【0066】さらに、地図情報を地図センターの地図情
報記憶手段にて一括管理しているので、CD−ROMや
DVD−ROM等の地図情報記録媒体を車両に搭載しな
くて済み、コストの削減を図ることができると共に、道
路の新設や削除といった状況が発生した場合であって
も、CD−ROM等の変更や、記憶メモリの書換え等の
作業を行うことなく、ユーザはいつも最新の地図情報を
得ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示すシステム構成図
である。
【図2】 ナビゲーション装置で行われるメインフロー
を示すフローチャートである。
【図3】 図2のステップS7において、ナビゲーショ
ン装置で行われる処理の流れを示すサブルーチン・フロ
ーチャートである。
【図4】 図3の処理に対応して、地図センターで行わ
れる処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】 パソコンで行われるメインフローを示すフロ
ーチャートである。
【図6】 図5のステップS65において、パソコンで
行われる処理の流れを示すサブルーチン・フローチャー
トである。
【図7】 図6の処理に対応して、地図センターで行わ
れる処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】 ナビゲーション装置で行われるメインフロー
を示すフローチャートである。
【図9】 図8の処理に対応して、地図センターで行わ
れる処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 地図センター 2 ナビゲーション装置 3 パソコン(端末) 13 地図情報検索手段(経路計算手段) 16 ユーザ情報記憶手段(記憶手段) 22 現在位置検出手段 25 通信手段 26 入力手段 31 通信手段 32 入力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB05 HB22 HB25 HC08 HC11 HC14 HC16 HC31 HD03 HD16 2F029 AA02 AB07 AC02 AC14 AC18 5H180 AA01 BB05 FF05 FF22 FF25 FF27 FF32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図情報を移動体の外部に設けた地図セ
    ンターから通信手段を介して取得する移動体用ナビゲー
    ション装置において、 目的地を入力する入力手段を備え、 入力手段にて入力された目的地と、移動体に設けられた
    現在位置検出手段にて検出された現在位置情報を地図セ
    ンターに向けて通信手段を介して送信し、 前記地図センターから送信した現在位置情報と目的地に
    応じた経路を地図情報から計算した経路計算結果を前記
    通信手段を介して受信することを特徴とする移動体用ナ
    ビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 地図情報を移動体の外部に設けた地図セ
    ンターから通信手段を介して取得する移動体用ナビゲー
    ション装置において、 出発地と目的地を入力するための入力手段と通信手段を
    備えた端末を移動体および地図センターと独立して設
    け、 前記端末にて入力された出発地と目的地を地図センター
    に向けて通信手段を介して送信し、 前記地図センターは、送信した出発地と目的地に応じた
    経路を地図情報から計算する経路計算手段と経路計算手
    段にて計算した経路計算結果を記憶する記憶手段を備
    え、 地図センターに記憶した経路計算結果を通信手段を介し
    て移動体用ナビゲーション装置もしくは端末にて受信可
    能としたことを特徴とする移動体用ナビゲーション装
    置。
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Cited By (5)

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