JP2002005468A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JP2002005468A
JP2002005468A JP2000186532A JP2000186532A JP2002005468A JP 2002005468 A JP2002005468 A JP 2002005468A JP 2000186532 A JP2000186532 A JP 2000186532A JP 2000186532 A JP2000186532 A JP 2000186532A JP 2002005468 A JP2002005468 A JP 2002005468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
air conditioner
heat exchanger
container
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000186532A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4623337B2 (ja
Inventor
Mariko Takakura
麻里子 高倉
Makio Takeuchi
牧男 竹内
Yoshihiko Hagiwara
良彦 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2000186532A priority Critical patent/JP4623337B2/ja
Publication of JP2002005468A publication Critical patent/JP2002005468A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4623337B2 publication Critical patent/JP4623337B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】冷房運転時に熱交換器に付着して滴下する凝縮
水を受ける大型のドレンパンやドレン配管が必要であ
る。設置場所に制約がある。ドレン水の持つ潜熱を捨て
るので、エネルギ的に無駄である。 【解決手段】圧縮機18を駆動する通常モードの冷房運
転中に、容器6内の凝縮水が満杯になると、散水冷房モ
ードに移行し、圧縮機18を停止すると共にポンプ17
を駆動する。冷たい凝縮水を通水管13に圧送し、ノズ
ルを介して熱交換器5のフィン11に吹き掛ける。凝縮
水を再蒸発させて顕熱交換することにより、送風機4に
より送られる空気を冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は室内を空気調和する
空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】冷房運
転時の空気調和機では、熱交換器に付着する凝縮水が滴
下するので、これを受けるためのドレンパンを設けるこ
とが必要である。このため、空気調和機が大型化するの
で、設置場所に制約がある。また、ドレンパンに溜まっ
た水を室外へ排水するためのドレン配管も必要である。
ドレン水の持つ潜熱はそのまま室外へ捨てられることな
り、エネルギ的に無駄である。
【0003】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、設置工事を簡素化できると共に設置場所の自由度
が高い空気調和機を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するため、請求項1記載の発明は、熱交換器から
の凝縮水を溜める容器と、圧縮機と、容器に溜められる
水を熱交換器に掛ける散水手段と、送風機と、送風機を
駆動した状態で、圧縮機を停止させ且つ散水手段に散水
させる散水冷房モードを特殊冷房モードとして有する制
御手段とを備えることを特徴とする。
【0005】本構成では、特殊冷房モードとしての散水
冷房モードにおいて、送風機を駆動した状態で圧縮機を
停止し、容器に溜められた熱交換器からの冷たい凝縮水
を熱交換器に散水する。凝縮水を再蒸発させて顕熱交換
することにより送風機から送られる空気を冷却し、冷房
運転を実施する。従来のドレンパンやドレン配管を廃止
することが可能となり、設置工事を簡素化できる。ま
た、設置場所の制約が少なくなり、設置の自由度が増
す。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、上記散水手段は熱交換器の各フィンを貫き内部に水
を流す通水管を含み、この通水管は散水穴を有すること
を特徴とする。この場合、通水管を熱交換器の上方に配
置する場合と比較して、小型化を達成できる。請求項3
記載の発明は、請求項2において、上記通水管は熱交換
器の冷却管の一部を用いて構成されることを特徴とす
る。この場合、通水管を冷却管とは別途に構成する場合
と比較して構造を簡素化でき、また、製造コストを安く
することができる。
【0007】請求項4記載の発明は、請求項2又は3に
おいて、上記通水管は熱交換器のフィンの少なくとも上
部に配置されることを特徴とする。この場合、フィンの
上部に吹き掛けられた散水が重力でフィンの下部へ移動
するので、散水を効率的に利用できる。請求項5記載の
発明は、請求項1ないし4の何れか一つにおいて、上記
散水手段は容器に溜められた水を圧送するポンプと、圧
送された水をフィンに吹き掛ける手段とを含むことを特
徴とする。この場合、圧送された水をフィンに吹き掛け
るので、フィンの広い範囲に向けて効率的に水を吹き掛
けることが可能となる。
【0008】請求項6記載の発明は、請求項5におい
て、上記吹き掛ける手段はノズルを含むことを特徴とす
る。ノズルであれば、噴出の方向や圧力を自在に調整す
ることができる。請求項7記載の発明は、上記熱交換器
からの凝縮水を溜める容器と、圧縮機と、水を吸い上げ
る手段と、送風機と、送風機を駆動した状態で圧縮機を
停止させ且つ吸い上げる手段における水の気化熱で冷房
する加湿冷房モードを特殊冷房モードとして有する制御
手段とを備えることを特徴とする。
【0009】本構成では、特殊冷房モードとしての加湿
冷房モードにおいて、送風機を駆動した状態で圧縮機を
停止し、容器に溜められた熱交換器からの凝縮水が吸い
上げられる。吸い上げられた水が蒸発する気化熱で、送
風機から送られる空気を冷却し、冷房運転を実施する。
従来のドレンパンやドレン配管を廃止することが可能と
なり、設置工事を簡素化できる。また、設置場所の制約
が少なくなり、設置の自由度が増す。
【0010】請求項8記載の発明は、請求項7におい
て、上記吸い上げる手段はスポンジ体を含むことを特徴
とする。スポンジ体であれば、構造が簡単でコストが安
い。また、吸水した水を蒸発させるに伴ってさらに吸水
するというように自動的に吸水が調整されるので、便利
である。請求項9記載の発明は、請求項7において、上
記吸い上げる手段は加湿器を含むことを特徴とする。加
湿器を内蔵するタイプの空気調和機において、凝縮水を
加湿に利用でき、従来の加湿器への給水構造を簡素化し
たり廃止したりすることができる。
【0011】請求項10記載の発明は、請求項1ないし
9の何れか一つにおいて、上記容器の所定の高水位を検
出する手段と容器の所定の低水位を検出する手段とをさ
らに備え、制御手段は所定の高水位が検出されたときに
特殊冷房モードに切り換え、所定の低水位が検出された
ときに通常の冷房モードに切り換えることを特徴とす
る。本構成では、容器内の凝縮水が所定の高水位になる
と、散水冷房モードか或いは加湿冷房モードで、圧縮機
を駆動せずに冷房運転して省エネを図る一方、容器内の
凝縮水を減じていき、容器内の凝縮水が所定の低水位に
なると、圧縮機を駆動する通常の冷房モードに戻す。
【0012】請求項11記載の発明は、請求項1ないし
10の何れか一つにおいて、上記容器がドレンパンを兼
用することを特徴とする。この場合、部材の兼用によ
り、構造を簡素化し、小型で安価な空気調和機を提供で
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を添
付図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施の
形態の空気調和機の内部構成を示す概略断面図である。
本実施の形態では空気調和機1が室内機としての天井埋
設型(カセット型)のものである例に則して説明する
が、これに限定されるものではない。図1を参照して、
本空気調和機1は例えば天井埋設型(カセット型)の室
内機からなり、箱状をなす空気調和機本体としてのケー
シング2と、このケーシング2の下面に接続されて天井
面21の開口22を覆う化粧パネル3と、ケーシング2
の中央部に配置された遠心式の送風機4と、この送風機
4の周囲下流に配置されたフィンコイル式の熱交換器5
と、熱交換器5の下方に配置され熱交換器5から落下す
る凝縮水を受けるドレンパンを兼用する容器6と、所要
時に熱交換器5に散水する散水装置Aとを備えている。
2aはケーシング2の表面を覆う断熱材である。
【0014】化粧パネル3の中央部には略矩形をなす吸
込口7が設けられ、この吸込口7の周囲4方に吹出口8
が設けられている。ケーシング3内には、吸込口7から
エアフィルタ9、送風機4および熱交換器5を介して吹
出口8に至る風路10が形成されている。すなわち、送
風機4が駆動されることによって、吸込口7からエアフ
ィルタ9を通してケーシング2内に吸い込まれた空気
は、送風機4の遠心方向に吹き出されて熱交換器5のフ
ィン11間を流れて加熱又は冷却され、吹出口8を通し
て室内空間へ吹き出されるようになっている。
【0015】図1,図2および図3を参照して、熱交換
器5は互いの間に所定の間隔を設けて平行に並ぶ多数の
フィン11と、これらのフィン11を貫く熱交換用の多
数の冷却管12とを備えている。これらの冷却管12は
ジグザグ状をなしてひとつながりに接続されている。散
水装置Aは、熱交換器5の各フィン11を貫くようにし
て配置される通水管13を備えており、図3および図4
に示すように、通水管13の周面14には、通水管13
内を流される洗浄液を熱交換器5の各フィン11に吹き
掛ける吹掛け手段として多数のノズル15が形成されて
いる。ノズル15は散水穴15aを有している。ノズル
15を廃止し、通水管13の周面14に単なる穴からな
る散水穴を設けることもできる。
【0016】散水装置Aは、上記の通水管13と、上記
容器6から通水管13に至る経路16に設けられ、容器
6から水を汲み上げて通水管13内に圧送するポンプ1
7とを備えている。図2に示すように、通常の冷房時に
蒸発器として働く熱交換器5、圧縮機18、室外機に内
蔵され通常の冷房時に凝縮器として働く熱交換器19、
および減圧器20を介して冷媒を循環させる冷媒回路2
3が構成されている。
【0017】通水管13は冷却管12の一部を閉塞した
行き止まり管として構成されている。冷却管12の一部
を用いて通水管13を構成するので、通水管13を冷却
管12とは別途に構成する場合と比較して構造を簡素化
でき、また製造コストを安くすることができる。通水管
13の一端は上記の経路16を介してポンプ17および
容器6に接続されている。図4に示すノズル15の場
合、通水管13の周面14に形成した穴の周囲の一部を
切り起こすことにより、容易に形成できる。また、ノズ
ル15の場合、噴射の方向と圧力を自在に調整できる。
なお、上記の吹掛け手段は単なる穴でも良い。単なる穴
の場合、非常にコスト安価に吹掛け手段を構成できる。
【0018】上記の通水管13は熱交換器5のフィン1
1の少なくとも上部に配置されていることが、好まし
い。というのは、上部に配置すると、フィン11の上部
に吹き掛けられた散水がフィン11を伝わって下部まで
達するし、また、噴射された散水が下向きに拡がる傾向
にあるので、フィン11の上下全体に散水を行き渡らせ
ることができるからである。すなわち、散水を効率的に
利用できる。図2を参照して、容器6には、容器6内の
水位が所定の高水位H(例えば満杯)になることを検出
する第1のフロートスイッチ24と、容器6内の水位が
所定の低水位Lになることを検出する第2のフロートス
イッチ25とが設けられている。
【0019】第1および第2のフロートスイッチ24,
25はマイクロコンピュータ等からなる制御部26に接
続され、これらのフロートスイッチ24,25からの信
号が制御部26に与えられる。また、制御部26には、
ポンプ17用のモータ27のドライバ28、圧縮機18
用のモータ29のドライバ30、送風機4用のモータ4
bのドライバ31が接続され、制御部26から各ドライ
バ28,30,31に信号が与えられて、ポンプ17、
圧縮機18、送風機4の運転、停止が制御されるように
なっている。
【0020】次いで、図5のフローチャートを参照し
て、制御の流れについて説明する。通常の冷房モードで
は、送風機4を駆動すると共に圧縮機18を駆動し(ス
テップS1,S2)、熱交換器5を通過する空気を熱交
換器5により冷却する。その間、容器6内の水位を監視
し、第1のフロートスイッチ24が容器6内の所定の高
水位Hを検出する(ステップS3)と、特殊冷房モード
である散水冷房モードに移行する。
【0021】散水冷房モードでは、圧縮機18の運転を
停止するとともにポンプ17を駆動する(ステップS
4,S5)。これにより、容器6内の冷たい凝縮水が通
水管13に圧送され、ノズル15を介して熱交換器5の
各フィン11に吹き掛けられる。送風機4により送られ
る空気は各フィン11に吹き掛けられる冷たい凝縮水に
よって冷やされることになる。そして、各フィン11に
吹き掛けられた水は一部蒸発し、蒸発しきれなかった水
は滴下されて再び容器6内に戻る。そして、容器6内の
水位が所定の低水位Lにまで低下したことが第2のフロ
ートスイッチ25により検出されると(ステップS
6)、ポンプ17を停止した後、散水冷房モードから通
常の冷房モードに戻る(ステップS7,S2)。
【0022】本実施の形態によれば、下記の作用効果を
奏する。すなわち、 1)散水冷房モードにおいて、圧縮機4を停止した状態
で、容器6内の冷たい凝縮水を熱交換器5に散水する。
凝縮水を再蒸発させて顕熱交換することにより送風機4
から送られる空気を冷却し、冷房運転を実施する。容器
6によって従来のドレンパンを兼用することにより、従
来のドレンパンやドレン配管を廃止することが可能とな
り、設置工事を簡素化できるとともに小型で安価な空気
調和機を提供できる。また、設置場所の制約が少なくな
り、設置の自由度が増す。 2)熱交換器5の各フィン11を貫く通水管13を用い
て散水するので、この通水管を熱交換器の上方に配置す
る場合と比較して、小型化を達成できる。 3)通水管13は熱交換器5の冷却管12の一部を用い
て構成するので、構造を簡素化でき、また、製造コスト
を安くすることができる。 4)ポンプ17により圧送された水をフィン11に吹き
掛けるので、フィン11の広い範囲に向けて効率的に水
を吹き掛けることが可能となる。しかも、通水管13に
ノズル15を設けているので、水の噴出の方向や圧力を
自在に調整することができる。
【0023】なお、上記通水管13を複数設けて、これ
らを略均等位置に配置しても良い。この場合、均等配置
された複数の通水管13によりフィン11全体にまんべ
んなく散水を吹き掛けることができる。次いで、図6お
よび図7は本発明の別の実施の形態を示している。これ
らの図を参照して、本実施の形態では、フィン11を貫
く通水管13を廃止し、熱交換器5の側面から所定間隔
離間して平行に延びる通水管32を設け、この通水管3
2に複数のノズル33を設けている点である。他の構成
については図2の実施の形態と同様であるので、図に同
一符号を付してその説明を省略する。本実施の形態にお
いても、図2の実施の形態と同様の上記1)および4)
の作用効果を奏することができる。
【0024】次いで、図8および図9は本発明のさらに
別の実施の形態を示している。図8を参照して、本実施
の形態が図2の実施の形態と主に異なるのは、通水管1
3やポンプ17を含む散水装置Aに代えて、吸い上げ手
段としてのスポンジ体34を設けた点にある。ポンプ1
7の廃止に伴って、これを駆動するモータ27やドライ
バ28も廃止される。スポンジ体34の下端は常に水に
浸っている必要があるので、第2のフロートスイッチ2
5よりも下位になるようにその高さ位置が設定されてい
る。他の構成については、図2の実施の形態と同様であ
るので、図に同一符号を付してその説明を省略する。
【0025】図9に示すフローチャートを参照して、本
実施の形態における制御の流れについて説明する。通常
の冷房モードでは、送風機4を駆動すると共に圧縮機1
8を駆動し(ステップS1,S2)、熱交換器5を通過
する空気を熱交換器5により冷却する。その間、容器6
内の水位を監視し、第1のフロートスイッチ24が容器
6内の所定の高水位Hを検出する(ステップS3)と、
特殊冷房モードである加湿冷房モードに移行する。
【0026】加湿冷房モードでは、圧縮機18の運転を
停止することにより省エネを図る(ステップS4)。ス
ポンジ体34により容器6内から吸い上げられた水が蒸
発し、その気化熱によって送風機4から送られる空気を
冷却し、冷房運転を実施する。そして、各フィン11に
吹き掛けられた水は一部蒸発し、蒸発しきれなかった水
は滴下されて再び容器6内に戻る。そして、容器6内の
水位が所定の低水位Lにまで低下したことが第2のフロ
ートスイッチ25により検出されると、加湿冷房モード
から通常の冷房モードに戻る(ステップS5,S2)。
【0027】本実施の形態では、所要時に圧縮機18を
駆動しない省エネの冷房運転が実施できる。また、容器
6によってドレンパンを兼用することにより、従来のド
レンパンやドレン配管を廃止することが可能となり、設
置工事を簡素化できる。また、設置場所の制約が少なく
なり、設置の自由度が増す。また、容器6内から水を吸
い上げる手段としてスポンジ体34を用いれば、構造が
簡単でコストが安い。また、吸水した水を蒸発させるに
伴ってさらに吸水するというように自動的に吸水が調整
されるので、便利である。
【0028】なお、上記のスポンジ体34に代えて、図
10に示すように、吸い上げ手段として加湿器35を用
いても良い。加湿器35としては、通風可能なシェル3
6内に透湿性多孔質膜からなる多数の上下に延びるパイ
プ37を並べて形成したものを例示することができる。
パイプ37は毛細管現象により容器6内の水を吸い上げ
る。この場合、加湿器35を内蔵するタイプの空気調和
機において、凝縮水を加湿に利用でき、加湿器への従来
の給水構造を簡素化したり廃止したりすることができ
る。
【0029】本発明は上記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の範囲で種々の変更を施すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の空気調和機の概略断面
図である。
【図2】空気調和機の要部とその電気的構成を示す模式
図である。
【図3】散水装置の要部の一部欠載斜視図である。
【図4】熱交換器および通水管の断面図である。
【図5】図1の実施の形態における冷房運転の制御の流
れを示すフローチャートである。
【図6】本発明の別の実施の形態の要部とその電気的構
成を示す模的図である。
【図7】図6の実施の形態の通水管の斜視図である。
【図8】本発明のさらに別の実施の形態の要部とその電
気的構成を示す模式図である。
【図9】図8の実施の形態における冷房運転の制御の流
れを示すフローチャートである。
【図10】本発明のさらに別の実施の形態の要部の一部
破断側面図であり、図8の実施の形態のスポンジ体に代
えて加湿器を用いる例を示している。
【符号の説明】
1 空気調和機 2 ケーシング(空気調和機本体) 4 送風機 4b モータ 5 熱交換器 6 ドレンパン 10 風路 11 フィン 12 冷却管 13,32 通水管 14 周面 15,33 ノズル(吹き掛ける手段) 16 経路 17 ポンプ 18 圧縮機 A 散水装置 23 冷媒回路 24 第1のフロートスイッチ 25 第2のフロートスイッチ 26 制御部 27,29 モータ 28,30,31 ドライバ 34 スポンジ体(吸い上げる手段) 35 加湿器(吸い上げる手段) 36 シェル 37 パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 良彦 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 Fターム(参考) 3L050 AA07 AA10 BD05 BE04 BF03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器(5)からの凝縮水を溜める容器
    (6)と、圧縮機(18)と、容器(6)に溜められる
    水を熱交換器(5)に掛ける散水手段(A)と、送風機
    (4)と、送風機(4)を駆動した状態で、圧縮機(1
    8)を停止させ且つ散水手段に散水させる散水冷房モー
    ドを特殊冷房モードとして有する制御手段(26)とを
    備えることを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】上記散水手段(A)は熱交換器(5)の各
    フィン(11)を貫き内部に水を流す通水管(13)を
    含み、この通水管(13)は散水穴(15a)を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】上記通水管(13)は熱交換器(5)の冷
    却管(12)の一部を用いて構成されることを特徴とす
    る請求項2記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】上記通水管(13)は熱交換器(5)のフ
    ィン(11)の少なくとも上部に配置されることを特徴
    とする請求項2又は3記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】上記散水手段(A)は容器(6)に溜めら
    れた水を圧送するポンプ(17)と、圧送された水をフ
    ィン(11)に吹き掛ける手段(15)とを含むことを
    特徴とする請求項1ないし4の何れか一つに記載の空気
    調和機。
  6. 【請求項6】上記吹き掛ける手段(15)はノズル(1
    5)を含むことを特徴とする請求項5記載の空気調和
    機。
  7. 【請求項7】上記熱交換器(5)からの凝縮水を溜める
    容器(6)と、圧縮機(18)と、水を吸い上げる手段
    (34,35)と、送風機(4)と、送風機4)を駆動
    した状態で圧縮機(18)を停止させ且つ吸い上げる手
    段(34,35)における水の気化熱で冷房する加湿冷
    房モードを特殊冷房モードとして有する制御手段(2
    6)とを備えることを特徴とする空気調和機。
  8. 【請求項8】上記吸い上げる手段(34,35)はスポ
    ンジ体(34)を含むことを特徴とする請求項7記載の
    空気調和機。
  9. 【請求項9】上記吸い上げる手段(34,35)は加湿
    器(35)を含むことを特徴とする請求項7記載の空気
    調和機。
  10. 【請求項10】上記容器(6)の所定の高水位(H)を
    検出する手段(24)と容器の所定の低水位(H)を検
    出する手段(25)とをさらに備え、制御手段(26)
    は所定の高水位(H)が検出されたときに特殊冷房モー
    ドに切り換え、所定の低水位(L)が検出されたときに
    通常の冷房モードに切り換えることを特徴とする請求項
    1ないし9の何れか一つに記載の空気調和機。
  11. 【請求項11】上記容器(6)がドレンパンを兼用する
    ことを特徴とする請求項1ないし10の何れか一つに記
    載の空気調和機。
JP2000186532A 2000-06-21 2000-06-21 空気調和機 Expired - Fee Related JP4623337B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000186532A JP4623337B2 (ja) 2000-06-21 2000-06-21 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000186532A JP4623337B2 (ja) 2000-06-21 2000-06-21 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002005468A true JP2002005468A (ja) 2002-01-09
JP4623337B2 JP4623337B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=18686677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000186532A Expired - Fee Related JP4623337B2 (ja) 2000-06-21 2000-06-21 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4623337B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100919402B1 (ko) * 2007-05-04 2009-10-05 삼성전자주식회사 공기조화기의 열교환기
KR101228314B1 (ko) * 2007-09-07 2013-01-31 삼성전자주식회사 열교환기
CN109855187A (zh) * 2019-03-22 2019-06-07 青岛海信电子设备股份有限公司 一种空调器及其加湿方法
CN113028635A (zh) * 2021-04-07 2021-06-25 威海广泰空港设备股份有限公司 空调冷凝水回收消除装置、消除方法及无冷凝水空调系统

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5384343A (en) * 1976-12-29 1978-07-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd System for treating dew
JPS5682430U (ja) * 1979-11-29 1981-07-03
JPS63139430U (ja) * 1987-03-06 1988-09-13
JPH0369926U (ja) * 1989-11-07 1991-07-12
JPH09226358A (ja) * 1996-02-22 1997-09-02 Aisin Seiki Co Ltd 室内用気化冷房装置
JP2001201082A (ja) * 2000-01-20 2001-07-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空気調和機

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5384343A (en) * 1976-12-29 1978-07-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd System for treating dew
JPS5682430U (ja) * 1979-11-29 1981-07-03
JPS63139430U (ja) * 1987-03-06 1988-09-13
JPH0369926U (ja) * 1989-11-07 1991-07-12
JPH09226358A (ja) * 1996-02-22 1997-09-02 Aisin Seiki Co Ltd 室内用気化冷房装置
JP2001201082A (ja) * 2000-01-20 2001-07-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空気調和機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100919402B1 (ko) * 2007-05-04 2009-10-05 삼성전자주식회사 공기조화기의 열교환기
KR101228314B1 (ko) * 2007-09-07 2013-01-31 삼성전자주식회사 열교환기
CN109855187A (zh) * 2019-03-22 2019-06-07 青岛海信电子设备股份有限公司 一种空调器及其加湿方法
CN113028635A (zh) * 2021-04-07 2021-06-25 威海广泰空港设备股份有限公司 空调冷凝水回收消除装置、消除方法及无冷凝水空调系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4623337B2 (ja) 2011-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6276450B1 (ja) 空気調和機
CN110691492B (zh) 制冷系统和数据中心
JP2018189351A (ja) 空気調和機
CN111811037A (zh) 通风加湿系统、空调系统及空调系统控制方法
JP3528760B2 (ja) 熱交換器洗浄装置及び空気調和機
KR20180098943A (ko) 개인용 에어컨
JPH11311438A (ja) 空気調和装置
JP2002005468A (ja) 空気調和機
CN212339416U (zh) 通风加湿系统及具有其的空调系统
JP5228344B2 (ja) 換気空調装置
JPH11294832A (ja) 空気調和装置
KR101061884B1 (ko) 공조기 및 공조기의 실외기
JP2000329390A (ja) 空気調和機
KR20030097047A (ko) 초음파기화식냉풍기
CN112539479A (zh) 一种用于空调的加湿装置、控制方法及具有其的空调
JPH09275955A (ja) 加湿空気製造方法と、加湿空気を用いた解凍装置及び空気調和装置
JP2001355996A (ja) 熱交換器洗浄装置及び空気調和機
JP2002054827A (ja) 空気調和装置
CN215412253U (zh) 窗式除湿机
CN214307362U (zh) 一种用于空调的加湿装置及具有其的空调
KR20020086774A (ko) 에어컨용 가습장치
JPH0674502A (ja) 空気調和機
JP2002317971A (ja) 空気調和装置
JP7493123B2 (ja) 液体微細化装置
CN216790414U (zh) 一种混合制冷系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100415

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101007

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101020

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees