JP2002004690A - 戸の振れ止め装置 - Google Patents
戸の振れ止め装置Info
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Abstract
振れ止め装置を提供すること。 【解決手段】 戸3の一側面3a下端に、当該戸3とは
別の部材1が取り付けられ、この戸側取付部材1の下端
面には、前記係合部材9の係合部13が嵌入する凹部4
が、当該戸側取付部材1の左右両側面1a,1bに開放
されるように形成され、床側に配設された係合部材9
は、倒伏姿勢と傾斜姿勢との間で上下揺動可能に一端部
が水平支軸11により支承されたもので、その遊端部に
は、前記凹部4内に設けられた被係合部12と係合する
係合部13が設けられ、前記被係合部12と係合部材9
との内、少なくとも一方に磁石5が併設されたもので、
当該磁石5による磁気吸着力により前記係合部材9を倒
伏姿勢から傾斜姿勢へ引き上げて、前記係合部13を前
記被係合部12に係合させるようにした構成。
Description
引き戸等の各種戸の振れ止め装置に関するものである。
ルによって戸の遊端下部がガイドされない折れ戸や引き
戸等に於いて、これら戸が閉じ限位置等、所定位置に達
した位置で振れ止め(位置決め)する為には、戸の遊端
下部に当接する突起を床面や開口部枠から突設させてお
けば良いが、当該突起で戸の振れ止めをしていないと
き、当該突起が床面等から突出した状態のまま残るの
で、安全な通行や物の出し入れの邪魔になる。
遊端下部に被係合部を設け、戸が所定位置に達したとき
に磁気吸着力で前記被係合部に係合する係合部材を床側
に設けた戸の振れ止め装置が考えられたが、従来のこの
種の振れ止め装置は、床側の係合部材として垂直に昇降
するピンが使用されたもので、当該ピンの昇降ストロー
クが大きいことと、ピンの全重量を引き上げなければな
らないこととによって、比較的大型で強力な磁石が必要
になり、しかもピンの軽量化を図らなければならないの
で、ピンの強度、延いては戸の振れ止め強度が弱くなる
恐れがある。更に、床面から戸側の被係合部との間の距
離より十分に長い、比較的長尺のピンを床面下に埋没さ
せ得るように、床面下に比較的深いピン収納孔を形成し
なければならない等の、実用に供するには問題点が多く
あった。
来の問題点を解消し得る戸の振れ止め装置を提供するこ
とを目的とするものであって、その手段を後述する実施
形態の参照符号を付して示すと、戸3の遊端下部に設け
られた被係合部12と、戸3の前記被係合部12に対向
する床側に配設された係合部材9と、磁石5とから成
り、前記係合部材9は、倒伏姿勢と傾斜姿勢との間で上
下揺動可能に一端部が水平支軸11により支承されたも
ので、その遊端部には、前記被係合部12と係合する係
合部13が設けられ、前記磁石5は、前記被係合部12
と係合部材9との内、少なくとも一方に併設されたもの
で、他方に併設された被吸着面との間の磁気吸着力によ
り前記係合部材9を倒伏姿勢から傾斜姿勢へ引き上げ
て、前記係合部13を前記被係合部12に係合させるよ
うにした戸の振れ止め装置であって、戸3の一側面3a
下端に、当該戸3とは別の部材1が取り付けられ、この
戸側取付部材1の下端面には、前記係合部材9の係合部
13が嵌入する凹部4が、当該戸側取付部材1の左右両
側面1a,1bに開放されるように形成され、当該凹部
4の一端に前記被係合部12が形成された構成となって
いる。
て、前記戸側取付部材1の凹部4は、縦断面への字形と
し、その短辺側斜面4aを前記被係合部12とすると共
に、その長辺側斜面4bに磁石5を埋設し、前記係合部
材9は磁性板から構成して、前記磁石5に吸着されて前
記凹部4の長辺側斜面4bに沿う傾斜姿勢となるように
構成することが出来る。
付図に基づいて説明すると、1は戸側取付部材であり、
2は床側取付部材である。戸側取付部材1は、戸3が床
側取付部材2のある側に向かって移動するときの当該戸
3の移動方向(矢印X方向)側の側面3aの下端に取り
付けられるもので、その下端面には、係合部材嵌入凹部
4が形成されている。この係合部材嵌入凹部4は、短辺
側斜面4aが戸3側に位置する向きの縦断面への字形の
もので、戸側取付部材1の左右両側面1a,1b間にわ
たって連続するように形成されることにより、戸側面3
aと平行な左右横方向の両端が戸側取付部材1の左右両
側面1a,1bに開放している。しかして、当該係合部
材嵌入凹部4の長辺側斜面4bに下端吸着面が面一に露
出するように磁石5が埋設されている。
形凹部7に内嵌するもので、上端周囲に連設されたフラ
ンジ部8が床面6に当接する状態で床面6に固定され、
係合部材9を備えている。この係合部材9は、その上側
表面が被吸着面9aとなる帯状の磁性板、例えば鉄板か
ら構成されたもので、床側取付部材2の付近での戸3の
開閉方向(矢印XY方向)と係合部材9の長さ方向とが
互いに略平行になる向きで、床側取付部材2に形成され
た上側開放の収容凹部10内に配置されると共に、床側
取付部材2に向かっての戸移動方向(矢印X方向)側の
端部が、床側取付部材2の付近での戸3の開閉方向(矢
印XY方向)に対し直交する向きの水平支軸11によ
り、図1に仮想線で示す略水平の倒伏姿勢と図1に実線
で示す傾斜姿勢との間で上下揺動自在に支承されてい
る。
2の真上に位置するとき、磁性板から成る係合部材9が
戸側取付部材1の磁石5との間に働く磁気吸着力により
引き上げられて、水平支軸11の周りに上方に回動し、
戸側取付部材1の係合部材嵌入凹部4内に係合部材9が
嵌入する。そして、当該係合部材9が前記係合部材嵌入
凹部4の長辺側斜面4bに沿う傾斜姿勢に於いて、その
遊端部が前記係合部材嵌入凹部4の短辺側斜面4aに当
接する。即ち、係合部材嵌入凹部4の短辺側斜面4aが
被係合部12と成り、係合部材9の遊端部が前記被係合
部12に係合する係合部13となっている。
付部材2が配設された振れ止め位置に向かって矢印X方
向に移動する戸3が当該振れ止め位置に接近して、床側
取付部材2の上に戸側取付部材1が重なり始めると、戸
側取付部材1の磁石5によって床側取付部材2の係合部
材9に引き上げ力が作用し、当該係合部材9が水平支軸
11の周りに上方に回動して水平倒伏姿勢から傾斜姿勢
となって、戸側取付部材1の係合部材嵌入凹部4内に嵌
入する。そして当該係合部材9の遊端の係合部13が前
記係合部材嵌入凹部4の被係合部12に当接して、戸3
を制止させることになる。
側取付部材1が重なる振れ止め位置で位置決めされ、当
該振れ止め位置を超えて戸3が矢印X方向に移動するこ
とが阻止される。又、磁石5と係合部材9との間の磁気
吸着力に打ち勝つ操作力で戸3を前記振れ止め位置から
矢印Y方向に移動させたときは、磁石5と係合部材9と
の相対的摺接運動を伴って係合部材9が戸側取付部材1
の係合部材嵌入凹部4内から相対的に離脱し、磁石5と
係合部材9とが離間することにより、係合部材9が自重
で水平支軸11の周りで下方に回動し、床側取付部材2
の収容凹部10内に水平倒伏姿勢で収容される。
限定されるものではない。例えば、磁石5を戸側取付部
材1の係合部材嵌入凹部4に併設したが、逆にこの係合
部材嵌入凹部4側に磁気吸着面を設け、係合部材9側に
磁石を取り付けることも可能である。又、本発明装置
は、一般の開き戸、折れ戸、引き戸等、各種の戸を所定
位置で振れ止めするのに利用出来る。
によれば、戸の被係合部に係合する係合部を備えた床側
の係合部材が、略水平の倒伏姿勢と傾斜姿勢との間で上
下揺動可能に一端部が水平支軸により支承され、当該支
軸により係合部材の重量の一部が支承されたものである
から、この係合部材を略水平の倒伏姿勢から戸側の被係
合部に係合する傾斜姿勢に引き上げるときの力が、ピン
状の係合部材全体を同一ストロークだけ垂直に引き上げ
る場合の所要力よりも少なくて済む。そして、磁石によ
る磁気吸着力で係合部材を引き上げる箇所は、当該係合
部材の遊端の係合部のある位置よりも当該係合部材の支
軸側になるので、その磁気吸着力による引き上げストロ
ークは、実際の係合部の上昇ストロークよりも短くて済
む。従って、比較的小型の磁石を係合部材と被係合部と
の内の何れか一方に併設させるだけでも、係合部を所要
ストロークだけ確実強力に上昇させて戸側の被係合部に
係合させ、所期の戸遊端下部の振れ止め効果が得られ
る。
な被係合部を備えた係合部材嵌入凹部を、戸の下端面に
彫り込むように構成するのではなく、戸の一側面下端に
取り付けられた別部材の下端面に構成するものであり、
しかも当該係合部材嵌入凹部は、当該戸側取付部材の左
右両側面に開放されるように形成されているので、既製
の戸に対しても、戸自体に対する加工を必要とせず、簡
単且つ安価に実施することが出来ると共に、戸に対する
戸側取付部材の取付位置や、床側取付部材の取付位置が
多少、振れ止め位置に於ける戸側面に平行な方向にずれ
ていても、戸側の被係合部に床側の係合部材の係合部を
確実に係合させて、所期の振れ止め効果を発揮させるこ
とが出来る。又、振れ止め位置付近での戸の移動方向が
戸の側面と略平行になる折れ戸の振れ止め装置としても
問題なく活用することが出来る。
部材を備えた床側取付部材を薄く構成することが出来、
簡単な構成で安価に本発明装置を実施することが出来
る。
Claims (2)
- 【請求項1】戸の遊端下部に設けられた被係合部と、戸
の前記被係合部に対向する床側に配設された係合部材
と、磁石とから成り、前記係合部材は、倒伏姿勢と傾斜
姿勢との間で上下揺動可能に一端部が水平支軸により支
承されたもので、その遊端部には、前記被係合部と係合
する係合部が設けられ、前記磁石は、前記被係合部と係
合部材との内、少なくとも一方に併設されたもので、他
方に併設された被吸着面との間の磁気吸着力により前記
係合部材を倒伏姿勢から傾斜姿勢へ引き上げて、前記係
合部を前記被係合部に係合させるようにした戸の振れ止
め装置であって、 戸の一側面下端に、当該戸とは別の部材が取り付けら
れ、この戸側取付部材の下端面には、前記係合部材の係
合部が嵌入する凹部が、当該戸側取付部材の左右両側面
に開放されるように形成され、当該凹部の一端に前記被
係合部が形成されている、戸の振れ止め装置。 - 【請求項2】前記戸側取付部材の凹部は、縦断面への字
形のもので、その短辺側斜面が前記被係合部となり、そ
の長辺側斜面に磁石が埋設され、前記係合部材は磁性板
から構成されて、前記磁石に吸着されて前記凹部の長辺
側斜面に沿う傾斜姿勢となるように構成された、請求項
1に記載の戸の振れ止め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001151315A JP3452260B2 (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 戸の振れ止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001151315A JP3452260B2 (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 戸の振れ止め装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10219198A Division JP3283465B2 (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 戸の振れ止め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002004690A true JP2002004690A (ja) | 2002-01-09 |
JP3452260B2 JP3452260B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=18996186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001151315A Expired - Lifetime JP3452260B2 (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 戸の振れ止め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3452260B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006012096A1 (de) * | 2006-03-16 | 2007-09-20 | Fischerwerke Artur Fischer Gmbh & Co. Kg | Türhalter |
CN105863411A (zh) * | 2016-03-31 | 2016-08-17 | 句容市后白镇福临门木门加工厂 | 一种木门的挡门装置 |
-
2001
- 2001-05-21 JP JP2001151315A patent/JP3452260B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006012096A1 (de) * | 2006-03-16 | 2007-09-20 | Fischerwerke Artur Fischer Gmbh & Co. Kg | Türhalter |
CN105863411A (zh) * | 2016-03-31 | 2016-08-17 | 句容市后白镇福临门木门加工厂 | 一种木门的挡门装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3452260B2 (ja) | 2003-09-29 |
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