JP2002003887A - 洗浄組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 老人等の使用者に対して安全でかつ高い殺菌
・除菌および抗菌力を有する石鹸、シャンプー、洗剤等
を提供する。 【解決手段】 トリクロカルバンを組成物全体を基準に
して０.１〜5質量％含むことを特徴とする洗浄組成物、
例えば固形石鹸、洗濯用洗浄剤、食器用の洗浄剤および
トリクロカルバンを組成物全体を基準にして０.１〜5質
量％およびベンゼン不含のカルボキシビニルポリマー１
〜１０質量％を含む液体石鹸組成物。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄組成物に関す
るものであり、特に老人介護用の石鹸、液体洗浄組成物
等に関し、殺菌作用に優れた洗浄組成物に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、老人介護の問題がクローズアップ
されてきており、それに伴って身体や手の洗浄用の石鹸
・ハンドソープ・ボディーシャンプー等の液体石鹸や、
洗髪用のシャンプーや洗濯用の石鹸等についてもこれら
の老人介護に見合ったものが要求されている。また現
在、化粧品分野においてボディーシャンプー、シャンプ
ー、リンス等に増粘剤として、カルボキシビニルポリマ
ー（ＣＶＰ）等が使用されているが、この中には合成過
程においてベンゼンを含むものが存在する。ベンゼン
は、発癌性物質、特に皮膚に対して高い発癌性を有する
物質であり、かかる物質を含有することは望ましくな
い。従って、ベンゼンを含まず、老人等に代表される全
ての使用者に対して安全な石鹸組成物に対する要求があ
る。また、病院、看護施設、老人ホーム、ケアセンター
等において、多数の人、特に老人が共同で生活する環境
においては、感染防止等の観点から、高い殺菌・除菌お
よび抗菌力を有する石鹸、シャンプー、洗剤等を提供す
るという要望がある。特にこれらの石鹸、シャンプー、
洗剤等を流した後、配管等へ付着する微生物に対して殺
菌・除菌および抗菌作用を示すものが求められてきた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、老人等の全ての使用者に対して安全でかつ高い殺菌
・除菌および抗菌力を有する石鹸、シャンプー、洗剤等
の洗浄組成物を提供することである。本発明の別の課題
は、洗浄液を配管等に流した際に、そこに付着する微生
物に対して殺菌・除菌および抗菌作用を示す石鹸、シャ
ンプー、洗剤等の洗浄組成物を提供することである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記実情
に鑑み鋭意検討した結果、所定量のトリクロカルバン
（一般名） [Ｎ−（４−クロロフェニル）−Ｎ’−
（３，４−ジクロロフェニル）尿素（化合物名）]（以
下、トリクロカルバンと言う）を石鹸組成物に配合する
と上記課題を解決でき、また液状の組成物についてはベ
ンゼン不含のカルボキシビニルポリマー（以下、ＣＶＰ
と略称する）を用いることで上記課題を解決することが
できることを見出して本発明を完成するに至った。ま
た、ＣＶＰを用いることで、液体石鹸を増粘／分散のた
め、所望の液体石鹸の濃度、流動度が得られ、最終製品
中の未分散粒子を残存させない効果を見出して、本発明
を完成するに至った。すなわち、本発明の第一の形態
は、トリクロカルバンを組成物全体を基準にして０.１
〜5質量％含むことを特徴とする固形石鹸組成物に関す
る。また、本発明の第二の形態は、トリクロカルバンを
組成物全体を基準にして０.１〜5質量％およびＣＶＰ１
〜１０質量％を含むことを特徴とする、液体石鹸組成物
に関する。さらに、本発明の第三の形態は、トリクロカ
ルバンを組成物全体を基準にして０.１〜5質量％を含む
ことを特徴とする、洗剤組成物に関する。このようにト
リクロカルバンを０.１〜5重量質量％配合することによ
って、殺菌力等に優れた石鹸等が得られる。これらの洗
浄組成物において、トリクロカルバン]に加えて、従来
公知の殺菌剤、除菌剤、抗菌剤を添加してもよい。これ
らの固形石鹸組成物、液体石鹸組成物等の複数使用によ
り相乗効果が得られることがある。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 （第一の形態：固形石鹸組成物）本発明の第一の形態に
よると、トリクロカルバンを組成物全体を基準にして
０.１〜5質量％含む固形石鹸組成物が提供される。本発
明において使用されるトリクロカルバンとは、下記式で
表される化合物であって、グラム陰性菌に対して優れた
防腐殺菌効果を示す化合物である（化粧品原料基準）。

【０００６】

【化１】

【０００７】このような化合物として、例えば保土谷化
学工業株式会社からＴＣＣ-Ｈの名称で販売しているも
のが挙げられるが、本発明においてはこれに限定される
ものではない。本発明において、トリクロカルバンの配
合量を０.１〜5質量％と規定したのは、この範囲内で非
常に優れた殺菌効果を示し、また本発明による石鹸を含
む廃水が配管等の殺菌効果につながるからである。ま
た、本発明の第一の形態において、前記トリクロカルバ
ン以外の配合は従来公知のものであってよく、例えばエ
デト酸塩等の天然原料を主成分とするのが好ましい。以
下に、本発明における石鹸の配合の一例を示す。

【０００８】 植物原料 １００.００質量％ エデト酸塩 ０.５０質量％ 香料 必要に応じて添加 トリクロカルバン ０.１〜5質量％

【０００９】（第二の形態：液体石鹸組成物）本発明の
第二の形態は、トリクロカルバンを組成物全体を基準に
して０.１〜5質量％およびＣＶＰ１〜１０質量％を含む
液体石鹸組成物に関する。なお、本発明において、液体
石鹸組成物とは、身体の洗浄用（ボディーシャンプ
ー）、洗髪用（シャンプー）、手の洗浄用（ハンドソー
プ）等を含む液体の洗浄剤を一般に意味する。

【００１０】これらの液体石鹸組成物は、前記のトリク
ロカルバンの配合量を０.１〜5質量％に加えて、ＣＶＰ
１〜１０質量％を分散・増粘剤として含有することを特
徴としている。水性石鹸においてＣＶＰの使用により、
液体石鹸のよりよい有効的および効果的な活性能力およ
び無駄のない効果的な使用が期待できる。かかるＣＶＰ
は特に式：

【００１１】

【化２】

【００１２】で表され（粧原基４１−１０１２４３）、
例えば住友精化から販売されているアクペックが挙げら
れるが本発明においてはこれに限定されるものではな
い。また、本発明の第二の形態において、前記トリクロ
カルバンおよび架橋型アクリル系水溶性樹脂以外の配合
は従来公知のものであってよく、例えばエデト酸塩等の
天然原料を主成分とするのが好ましい。以下に、本発明
における石鹸の配合の一例を示す。

【００１３】 （ボディーシャンプー） 配合例１： ａ） 脱イオン水 ５８.０質量％ ラウリル硫酸ナトリウム １８.５０質量％ ヨルダポン ＡＣＬ３０ ９.２０質量％ ＥＤＴＡ ０.２０質量％ イミダゾリジル尿素 ０.２０質量％ トリクロカルバン ０.２０質量％

【００１４】 ｂ） ＣＶＰ １.５０質量％ ＭＡＺＡＲＮＩＤＥ ＪＴ１２８ ０.９０質量％ 香料 ０.９０質量％ ｃ） クエン酸 ０.１０質量％ ｄ） 脱イオン水 ６.７５質量％ 塩化アンモニウム １.７０質量％

【００１５】 配合例２： ａ） ラウリル硫酸アンモニウム（２８質量％） ４５.７０質量％ ＋ラウリルエーテル酸ナトリウム（２６質量％） ｂ） クエン酸無水物 １８.００質量％ トリクロカルバン １.２０質量％ ｃ） 脱イオン水 ３０.４５質量％ ＵＲＥＡ ＰＯＬＹＭＥＲ ＬＫ ０.７５質量％ ｄ） ラウリル硫酸ジエタノールアミド ３.００質量％ グルコート １２５ ８.００質量％ ＣＶＰ ２.００質量％ ＥＤＴＡ ０.２０質量％ ｅ） 香料 所望に応じて

【００１６】 配合例３： 脱イオン水 １００.００質量％へ ココイルイセチオン酸ナトリウム ２.００質量％ ラウリル硫酸ナトリウム １９.００質量％ ラウリルエーテル酸ナトリウム １６．００質量％ ＣＶＰ ３.００質量％ ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド ３.００質量％ ココアムフォカルボキシフリシネイト ３.００質量％ ＥＤＴＡ二ナトリウム塩 ０.１０質量％ アロマティック ２００−５７５ ０.５０質量％ トリクロカルバン １.３０質量％ 塩化ナトリウム ５００〜７００ｐｓｃへ

【００１７】 配合例３ ａ） 脱イオン水 ５０.９０質量％ ラウリルエーテル硝酸ナトリウム ２５.００質量％ α−オレフィンスルホン酸ナトリウム １０.００質量％ エラシントＭ ０.４０質量％ ＣＶＰ ２.００質量％ ヤシ油脂肪酸アミドプロピルペタン ８.００質量％ ｂ） 香料 ０.５０質量％ ＥＤＴＡ ０.２０質量％ トリクロカルバン １.００質量％ ｃ） クエン酸 ｐＨ６.０へ 塩化ナトリウム 必要に応じて

【００１８】 配合例４（シャンプー・リンス剤） エンビコウル ＥＳＢ３／Ｄ ４５.００質量％ ＣＶＰ ３.００質量％ トリクロカルバン ０.１０質量％ 脱イオン水 １００ 質量％へ

【００１９】（第三の形態：洗剤組成物）本発明の第三
の形態は、トリクロカルバンを組成物全体を基準にして
０.１〜5質量％を含む洗剤組成物に関する。なお、本発
明における洗剤組成物とは洗濯用洗剤および食器用洗剤
を意味する。これらの洗剤は、粉末であっても液体であ
ってもよい。洗濯用洗剤の代表的な配合を以下に示す。

【００２０】 配合例 界面活性剤 ３０〜４０質量％ 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム ３〜２０質量％ ポリオキシエチレンアルキルエーテル １〜１５質量％ アルキル硫酸エステルナトリウム １〜２０質量％ 脂肪酸ナトリウム ３〜１５質量％ アルミノケイ酸塩 １〜１０質量％ 炭酸塩 ０.５〜１０質量％ 蛍光増白剤 ５〜３０質量％ 酵素 ０.１〜５質量％ トリクロカルバン ０.１〜３質量％

【００２１】このような組成の洗濯用洗剤は、病院、看
護施設、老人ホーム、ケアセンター等における枕、シー
ツ、寝巻き、パジャマ、衣類等に対して好適に洗浄可能
であるのと同時に殺菌効果をこれらの洗濯物の殺菌処理
も同時に行うことが可能となる。また、排水の際の床、
配管内および排水中の有害バクテリアに対する除菌効果
も有している。なお、本発明において、トリクロカルバ
ンに加えて、以下の殺菌剤、除菌剤または抗菌剤を添加
しても良い。これらの殺菌剤、除菌剤または抗菌剤の例
を以下に示す。

【００２２】１） 安息香酸およびその塩類、例えば
ナトリウム塩 ２） イソプロピルメチルフェノール ３） ウンデシレン酸およびその塩類、例えばウンデ
シレン酸およびウンデシレン酸亜鉛 ４） ウンデシレン酸モノエタノールアミド ５） 塩化ベンザルコニウム ６） 塩化ベンゼトニウム ７） 塩化アルキルジアミノエチルグリシン ８） 塩化クロルヘキシジン ９） オルトフェニルフェノール １０） グルコン酸クロルヘキシジン

【００２３】１１） クレゾール（１％未満） １２） クロラミン Ｔ １３） クロルキシレノール １４） クロルクレゾール １５） クロルフェネシン １６） クロロブタノール １７） ５−クロロ−２−メチル−４−イソチアゾリン
−３−オン １８） サリチル酸およびその塩類、例えばサリチル酸
およびサリチル酸ナトリウム １９） 臭化アルキルイソキノリニウム ２０） 臭化ドミフェン

【００２４】２１） ソルビン酸およびその塩類、例え
ばカリウム塩 ２２） チモール ２３） チラム ２４） デヒドロ酢酸およびその塩類、例えばナトリウ
ム塩 ２５） トリクロサン（トリクロロヒドロキシジフェニ
ルエーテル） ２６） パラオキシ安息香酸エステル（パラベン）、例
えばメチル、エチル、ブチル、プロピルエステル ２７） パラクロロフェノール ２８） バロカルバン ２９） フェノール ３０） ヘキサクロロフェン

【００２５】３１） ２−メチル４−イソチアゾリン−
３−オン ３２） ラウロイルサルコシンナトリウム（ラウロイル
サルコシンン塩） ３３） レゾルシン ３４） 塩化セチルトリメチルアンモニウム ３５） 塩化セチルピリジニウム ３６） 塩化ラウリルトリメチルアンモニウム ３７） 臭化セチルトリメチルアンモニウム ３８） エチルアルコール ３９） 亜硫酸（水素）ナトリウム ４０） 硫黄

【００２６】４１） イクタモール ４２） イソプロパノール ４３） イソプロピルメチルエーテル ４４） エタノール ４５） 塩化アルキルトリメチルアンモニウム ４６） 塩化セチルピリジニウム ４７） 塩化セチルトリメチルアンモニウム ４８） オウバクエキス ４９） オキシベンゾン ５０） ガイヨウエキス

【００２７】５１） 過ホウ酸塩 ５２） 感光素（１０１号、２０１号、３０１号、４０
１号） ５３） グアイアズレン（スルホン酸ナトリウム） ５４） クロルヘキシジン ５５） コケモモエキス ５６） シニコン、シコン(紫根)エキス ５７） ジプロピレングリコール ５８） プロピレングリコール ５９） 臭化セチルトリメチルアンモニウム ６０） ジンクピリチオン

【００２８】６１） トウキ（当帰）エキス ６２） 乳酸、乳酸ナトリウム ６３） 尿素 ６４） ヒノキチオール ６５） フェノキシエタノール ６６） １，３−ブチレングリコール ６７） メチルクロロイソチアゾリン ６８） メチルパラベン ６９） 陽イオン系界面活性剤 ７０） ラクトフェリン ７１） レモン(エキス) ７２） ローズマリーエキス。 これらの薬剤は、従来公知の量、例えば０．１〜１５質
量％の量で添加することができる。

【００２９】さらに、例えば以下の増粘剤、分散剤、沈
降防止剤を添加することもできる。増粘剤、分散剤、沈
降防止剤 １） アラビアゴム（アラビアガム） ２） アルギン酸塩、例えばアルギン酸ナトリウム ３） ＡＺ（脂肪族アルカノールアミド、ＤＡ） ４） ＦＡＥ（ポリオキシエチレン脂肪酸エステル）、
ＰＥＧ ５） オゾケライト ６） 海草エキス ７） カラギ（―）ナン ８） カルナウバロウ ９） カルボシキメチルセルローズナトリウム １０） キサンタンガム

【００３０】１１） クインスシードガム、クインスシ
ードゴム １２） 酢酸ラノリン（アルコール） １３） ジエタノールアミン １４） 脂肪酸アルカノールアミド ＤＡ、ＡＺ １５） セタノール、セチルアルコール １６） 天然ゴムラテックス １７） トラガラント １８） トリエタノールアミン、例えばラウリル硫酸ト
リエタノールアミン １９） 二酸化ケイ素 ２０） パラフィン

【００３１】２１） ＰＶＰ（ポリビニルピロリドン） ２２） ビスフェノールＡ エポキシ樹脂オレイン酸エ
ステル ２３） ヒドロキシセルローズ ２４） ヒドロキシブチルセルローズ ２５） ホホバ油 ２６） ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸塩 ２７） ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル ２８） ポリビニルアルコール ２９） ミツロウ ３０） 無水ケイ酸

【００３２】３１） メチルセルローズ ３２） モクロウ ３３） モノステアリン酸ソルビタン ３４） モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタ
ン ３５） ラノリンおよびその誘導体、例えばラノリン、
ラノリンアルコール、液状ラノリン、還元ラノリン、硬
化ラノリン、水素添加ラノリンアルコール等 ３６） ラノリン脂肪酸イソプロピル ３７） 流動パラフィン ３８） ロジン ３９） ワセリン ４０） アクリルアミド ４１） アクリル酸およびその誘導体、例えばアクリル
酸、アクリル酸エステル、ポリアクリル酸ソーダ、アク
リル酸塩類モノマー、アクリル酸ジメチルアミノエチル
エステル、アクリル酸ジエチレングリコールエトキシレ
ート、アクリル変性ジペンタエリスリトールのアクリレ
ート、２-エトキシエチルアクリレート、エポキシアク
リレート、ｎ−ステアリルアクリレート等 ４２） ＣＭＣ ４３） ＰＥＧ（ポリエチレングリコール） 上記の製剤は、増粘剤、分散剤、沈降防止剤として、一
般に広く使用されているが、製品成分の効果により平均
的には０.５〜２.０％とされている。但し、天然由来の
ものについては、それ以上の比率で使用することが可能
である。

【００３３】

【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、トリクロ
カルバンを組成物全体を基準にして０.１〜5質量％含む
ことを特徴とする固形石鹸組成物、トリクロカルバンを
組成物全体を基準にして０.１〜5質量％およびベンゼン
不含の架橋型アクリル系水溶性樹脂１〜１０質量％を含
む液体石鹸組成物およびトリクロカルバンを組成物全体
を基準にして０.１〜5質量％を含む洗剤組成物は、発癌
性物質を含んでおらず、高い殺菌・抗菌除菌作用を有し
ている。また、これらの組成物を用いた洗液は配管等に
対する除菌作用を有している。また、同様にして、その
他の殺菌剤、除菌剤または抗菌剤を通常の配合よりも多
量に添加することによって同様な効果が得られる。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 トリクロカルバン [Ｎ−（４−クロロ
   フェニル）−Ｎ’−（３，４−ジクロロフェニル）尿
   素]を組成物全体を基準にして０.１〜5質量％含むこと
   を特徴とする固形石鹸組成物。
2. 【請求項２】 トリクロカルバン [Ｎ−（４−クロロ
   フェニル）−Ｎ’−（３，４−ジクロロフェニル）尿
   素]を組成物全体を基準にして０.１〜5質量％およびベ
   ンゼン不含のカルボキシビニルポリマー１〜１０質量％
   を含むことを特徴とする、液体石鹸組成物。
3. 【請求項３】 トリクロカルバン [Ｎ−（４−クロロ
   フェニル）−Ｎ’−（３，４−ジクロロフェニル）尿
   素]を組成物全体を基準にして０.１〜5質量％を含むこ
   とを特徴とする、洗剤組成物。
4. 【請求項４】 トリクロカルバン [Ｎ−（４−クロロ
   フェニル）−Ｎ’−（３，４−ジクロロフェニル）尿
   素]に加えて、さらに殺菌・除菌または抗菌作用を有す
   る物質を含むことを特徴とする、請求項１に記載の固形
   石鹸組成物。
5. 【請求項５】 トリクロカルバン [Ｎ−（４−クロロ
   フェニル）−Ｎ’−（３，４−ジクロロフェニル）尿
   素]に加えて、さらに殺菌・除菌または抗菌作用を有す
   る物質を含むことを特徴とする、請求項２に記載の液体
   石鹸組成物。
6. 【請求項６】 トリクロカルバン [Ｎ−（４−クロロ
   フェニル）−Ｎ’−（３，４−ジクロロフェニル）尿
   素]に加えて、殺菌・除菌または抗菌作用を有する物質
   を含むことを特徴とする、請求項３に記載の洗剤組成
   物。