JP2002003464A5 - - Google Patents

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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(1)、
【化1】
Figure 2002003464
(但し、R1は水素原子又はメチル基を、R2は炭素数が1乃至10の直鎖状或は分岐鎖状
のアルキレン基を、R3は炭素数が1乃至5のアルキル基を表わし、Xはハロゲン原子を
示す。)で表される(メタ)アクリロイル基含有カルバミン酸ハライド類。
【請求項2】
2が、−CH2CH2−、−(CH23−、−(CH24−、−CH2CH(CH3)−
、−CH(CH3)CH2−、−CH(CH3)CH(CH3)−、−CH2C(CH32
および−C(CH32CH2からなる群より選ばれるアルキレン基であり、R3が、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチルおよびtert−ブチルからなる群より選ばれるアルキル基であり、Xが塩素または臭素である請求項1に記載の(メタ)アクリロイル基含有カルバミン酸ハライド類。
【請求項3】
N−メチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)カルバミン酸クロライド。
【請求項4】
一般式(2)
【化2】
Figure 2002003464
(但し、R1は水素原子又はメチル基を、R2は炭素数が1乃至10の直鎖状或は分岐鎖状
のアルキレン基を、R3は炭素数が1乃至5のアルキル基を示す。)で表される(メタ)アクリロイル基含有アミンの塩。
【請求項5】
(メタ)アクリロイル基含有アミンと塩を形成する酸が、塩化水素、臭化水素、硫酸、硝酸、トリフルオロ酢酸のいずれかであることを特徴とする請求項4に記載の(メタ)アクリロイル基含有アミンの塩。
【請求項6】
2が、−CH2CH2−、−(CH23−、−(CH24−、−CH2CH(CH3)−
、−CH(CH3)CH2−、−CH(CH3)CH(CH3)−、−CH2C(CH32
および−C(CH32CH2からなる群より選ばれるアルキレン基であり、R3が、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチルおよびtert−ブチルからなる群より選ばれるアルキル基である請求項4または5のいずれかに記載の(メタ)アクリロイル基含有アミンの塩。
【請求項7】
N−メチル−N−(2−メタクリロイルオキシエチル)アミンの塩酸塩。
【請求項8】
下記一般式(2)、
【化3】
Figure 2002003464
(但し、R1は水素原子又はメチル基を、R2は炭素数が1乃至10の直鎖状或は分岐鎖状
のアルキレン基を、R3は炭素数が1乃至5のアルキル基を示す。)で表される(メタ)アクリロイル基含有アミンの塩とカルボニルジハライドを反応することを特徴とする下記一般式(1)、
【化4】
Figure 2002003464
(但し、R1は水素原子又はメチル基を、R2は炭素数が1乃至10の直鎖状或は分岐鎖状
のアルキレン基を、R3は炭素数が1乃至5のアルキル基を示し、Xはハロゲン原子を示
す。)で表される(メタ)アクリロイル基含有カルバミン酸ハライド類の製造方法。
【請求項9】
(メタ)アクリロイル基含有アミンと塩を形成する酸が、塩化水素、臭化水素、硫酸、硝酸、トリフルオロ酢酸のいずれかであることを特徴とする請求項8に記載の(メタ)アクリロイル基含有カルバミン酸ハライド類の製造方法。
【請求項10】
2が、−CH2CH2−、−(CH23−、−(CH24−、−CH2CH(CH3)−
、−CH(CH3)CH2−、−CH(CH3)CH(CH3)−、−CH2C(CH32
および−C(CH32CH2からなる群より選ばれるアルキレン基であり、R3が、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチルおよびtert−ブチルからなる群より選ばれるアルキル基である請求項8または9のいずれかに記載の(メタ)アクリロイル基含有カルバミン酸ハライド類の製造方法。
【請求項11】
(メタ)アクリロイル基含有アミンの塩が、N−メチル−N−(2−メタアクリロイルオキシエチル)アミン塩酸塩であり、(メタ)アクリロイル基含有カルバミン酸ハライド類が、N−メチル−N−(2−メタアクリロイルオキシエチル)カルバミン酸クロライドである請求項8に記載の(メタ)アクリロイル基含有カルバミン酸ハライド類の製造方法。
【請求項12】
精製した(メタ)アクリロイル基含有アミンの塩を用いることを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載の(メタ)アクリロイル基含有カルバミン酸ハライド類の製造方法。
【請求項13】
精製した(メタ)アクリロイル基含有アミンの塩が、再結晶法で精製することを特徴とする請求項12に記載の(メタ)アクリロイル基含有カルバミン酸ハライド類の製造方法。
【請求項14】
再結晶法に用いられる溶媒が、(メタ)アクリロイル基含有アミンの塩の良溶媒と貧溶媒の混合溶媒であることを特徴とする請求項13に記載の(メタ)アクリロイル基含有カルバミン酸ハライド類の製造方法。
【請求項15】
カルボニルジハライドが、塩化カルボニルまたは塩化カルボニル前駆体である請求項8乃至14のいずれかに記載の(メタ)アクリロイル基含有カルバミン酸ハライド類の製造方法。
【請求項16】
下記一般式(3)、
【化5】
Figure 2002003464
(但し、R2は炭素数が1乃至10の直鎖状或は分岐鎖状のアルキレン基を、R3は炭素数
が1乃至5のアルキル基を示す。)で表されるアミンの塩化水素、臭化水素、硫酸、硝酸
、トリフルオロ酢酸のいずれかの塩と(メタ)アクリル酸誘導体を反応させることを特徴とする一般式(2)
【化6】
Figure 2002003464
(但し、R1は水素原子又はメチル基を、R2は炭素数が1乃至10の直鎖状或は分岐鎖状
のアルキレン基を、R3は炭素数が1乃至5のアルキル基を示す。)で表される(メタ)アクリロイル基含有アミンの塩の製造方法。
【請求項17】
2が、−CH2CH2−、−(CH23−、−(CH24−、−CH2CH(CH3)−
、−CH(CH3)CH2−、−CH(CH3)CH(CH3)−、−CH2C(CH32
および−C(CH32CH2からなる群より選ばれるアルキレン基であり、R3が、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチルおよびtert−ブチルからなる群より選ばれるアルキル基である請求項16に記載の(メタ)アクリロイル基含有アミンの塩の製造方法。
【請求項18】
(メタ)アクリル酸誘導体が、(メタ)アクリル酸ハライドである請求項16または17
のいずれかに記載の(メタ)アクリロイル基含有アミンの塩の製造方法。
【請求項19】
請求項16乃至18に記載の製造方法により得られる(メタ)アクリロイル基含有アミンの塩を用いることを特徴とする請求項8乃至15のいずれかに記載の(メタ)アクリロ
イル基含有カルバミン酸ハライド類の製造方法。
[2] R2が、−CH2CH2−、−(CH23−、−(CH24−、−CH2CH(C
3)−、−CH(CH3)CH2−、−CH(CH3)CH(CH3)−および−CH2C(CH32−、−C(CH32CH2からなる群より選ばれるアルキレン基であり、R3が、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチルおよびtert−ブチルからなる群より選ばれるアルキル基であり、Xが塩素または臭素である上記[1]に記載の(メタ)アクリロイル基含有カルバミン酸ハライド類。
[6] R2が、−CH2CH2−、−(CH23−、−(CH24−、−CH2CH(C
3)−、−CH(CH3)CH2−、−CH(CH3)CH(CH3)−、−CH2C(CH32および−C(CH32CH2からなる群より選ばれるアルキレン基であり、R3が、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチルおよびtert−ブチルからなる群より選ばれるアルキル基である上記[4]または[5]のいずれかに記載の(メタ)アクリロイル基含有アミンの塩。
[10] R2が、−CH2CH2−、−(CH23−、−(CH24−、−CH2CH(
CH3)−、−CH(CH3)CH2−、−CH(CH3)CH(CH3)−、−CH2C(CH32および−C(CH32CH2からなる群より選ばれるアルキレン基であり、R3が、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチルおよびtert−ブチルからなる群より選ばれるアルキル基である上記[8]または[9]のいずれかに記載の(メタ)アクリロイル基含有カルバミン酸ハライド類の製造方法。
[17] R2が、−CH2CH2−、−(CH23−、−(CH24−、−CH2CH(
CH3)−、−CH(CH3)CH2−、−CH(CH3)CH(CH3)−、−CH2C(CH32および−C(CH32CH2からなる群より選ばれるアルキレン基であり、R3
が、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチルおよびtert−ブチルからなる群より選ばれるアルキル基である上記[16]に記載の(メタ)アクリロイル基含有アミンの塩の製造方法。

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DE1235896B (de) * 1963-11-27 1967-03-09 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung primaerer oder sekundaerer Aminoalkylestersalze der Acryl-, Methacryl-, Croton-, Itacon- oder Fumarsaeure
CH449601A (de) * 1964-03-07 1968-01-15 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Äthercarbamidsäurehalogeniden

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