JP2002003457A - プロセス - Google Patents

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JP2002003457A
JP2002003457A JP2001137885A JP2001137885A JP2002003457A JP 2002003457 A JP2002003457 A JP 2002003457A JP 2001137885 A JP2001137885 A JP 2001137885A JP 2001137885 A JP2001137885 A JP 2001137885A JP 2002003457 A JP2002003457 A JP 2002003457A
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クレアー エバンズ,
Peter Michael Radley
ピーター マイケル ラドレイ,
Sarah E Worsley
サラ イー. ウォースレイ,
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C227/00Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C227/14Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton from compounds containing already amino and carboxyl groups or derivatives thereof
    • C07C227/18Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton from compounds containing already amino and carboxyl groups or derivatives thereof by reactions involving amino or carboxyl groups, e.g. hydrolysis of esters or amides, by formation of halides, salts or esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C229/00Compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C229/76Metal complexes of amino carboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07BGENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
    • C07B2200/00Indexing scheme relating to specific properties of organic compounds
    • C07B2200/07Optical isomers

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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 配位子L、塩基B、金属Mを含む錯体を調製
するプロセスを提供する。 【解決手段】 一般式L・B・Mの錯体の調製プロセス
であって:Lは(R1)(R2)N−(CH2n−N(R
3)(R4)であり、ここで(R1)(R2)NおよびN
(R3)(R4)は同じでも異なってもよい光学活性アミ
ノ酸であり、nは1〜10の整数であり、Bは塩基であ
り、そしてMは金属であり、その調製プロセスが以下の
工程:i)LおよびBを含有し、pH7.5未満の反応
混合物を提供する工程;ii)反応混合物をMと接触さ
せて第1の錯体混合物を提供する工程、およびiii)
第1の錯体混合物をさらなる量のBと接触させて第2の
錯体混合物を提供する工程を包含する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配位子、金属およ
び塩基を含む錯体の調製のためのプロセスに関する。
【0002】
【従来の技術】US−A−5717123に議論される
ように、キレート剤(chelant)またはキレート
化剤は、金属イオンとの配位共有結合を形成し、キレー
トを形成する化合物である。キレートは、配位化合物で
あり、ここで、中心金属原子は、少なくとも1つの複素
環式環が各環の一部としてこの金属原子を用いて形成さ
れるように、少なくとも1つの他の分子(配位子)中の
2個以上の他の原子に結合される。
【0003】キレート剤(chelant)は、食品加
工、石鹸、界面活性剤、洗浄製品、パーソナルケア製
品、医薬品、パルプおよび紙加工、水処理、金属加工お
よび金属めっき溶液、テキスタイル加工溶液、肥料、動
物用飼料、除草剤、ゴムおよびポリマー化学、現像、な
らびに油田化学を包含する、種々の用途において使用さ
れる。
【0004】写真用材料の漂白段階において、特に重要
なクラスの漂白剤は、アミノポリカルボン酸漂白剤(例
えば、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)またはエチ
レンジアミン二コハク酸の鉄(III)の錯体のアンモ
ニウムまたはアルカリ金属塩)である。EDTAの鉄ア
ンモニウム塩の生成は、US−A−4364871およ
びUS−A−4438040に教示される。EDTAよ
りも高い漂白力を有するプロピレンジアミン四酢酸(P
DTA)の鉄(III)の錯塩もまた、漂白剤として広
く使用されてきた。
【0005】EDDSの金属イオンおよび塩基(例え
ば、アンモニア)との錯体の調製は、当該分野において
公知である。例えば、EP−A−0641168は、
(S,S)−エチレンジアミン−N,N’−二コハク酸
鉄(III)アンモニウム塩を開示する。この化合物
は、以下の式によって表される:
【0006】
【化1】 EP−A−0641168は、上記化合物が(S,S)
EDDSとアンモニアおよび鉄または鉄化合物との単純
接触によって合成され得ることを教示する。光学活性ア
ミノ酸(例えば、エチレンジアミン−N,N’−二コハ
ク酸)を含む配位子を含むキレートの生成のためのこの
ような先行技術のプロセスが、不溶性の酸化物および/
または水酸化物の望ましくない沈殿を引き起こし得るこ
とは、当該分野において認識されていた。このことは、
固体の生成の問題とはならない、EDTAのような生成
物のキレートの生成とは対照的である。
【0007】US−A−5717123は、濃縮された
安定性の鉄キレート溶液が、ポリアミノ二コハク酸(例
えば、EDDS)の水溶性アルカリ金属塩の、鉄(II
I)の塩の水溶液への添加によって得られ得ることを教
示する。
【0008】US−A−5763634は、ポリアミノ
二コハク酸の鉄(III)キレートが、ポリアミノ二コ
ハク酸の鉄(III)塩およびアルカリ金属塩の容器へ
の同時添加による不溶性酸化物/水酸化物の沈殿なしで
調製され得ることを教示する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、先行技術の
問題を軽減する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の式の錯
体を調製するためのプロセスであって: L・B・M ここで、(a)Lは、式(R1)(R2)N−(CH2n
−N(R3)(R4)であり、ここで、(R1)(R2)N
およびN(R3)(R4)の各々は、光学活性アミノ酸で
あり、同じであっても異なっていてもよく、そしてここ
で、nは1〜10の整数であり、(b)Bは塩基であ
り、そして(c)Mは金属であり、プロセスが、以下の
工程: (i)LおよびBを含有し、そして7.5未満のpHを
有する反応混合物を提供する工程; (ii)反応混合物をMと接触させて、第1の錯体混合
物を提供する工程、および (iii)第1の錯体混合物をさらなる量のBと接触さ
せて、第2の錯体混合物を提供する工程、を包含する、
プロセスである。そのことにより上記目的が達成され
る。
【0011】好適な実施形態においては、上記プロセス
は、上記第2の錯体混合物をさらなる量のMおよびさら
なる量のBと連続して接触させる工程をさらに包含す
る。
【0012】好適な実施形態においては、(iii)に
おける上記第1の錯体混合物と接触される上記Bの量
が、上記反応混合物、第1の錯体混合物および/または
第2の錯体混合物のpHが7.5未満の値を有するよう
な量である。
【0013】好適な実施形態においては、(i)で提供
される上記Bの量、および/または(iii)において
上記第1の錯体混合物と接触される上記Bの量が、上記
反応混合物、第1の錯体混合物および/または第2の錯
体混合物のpHが4〜6であるような量である。
【0014】好適な実施形態においては、上記プロセス
は、上記第2の錯体混合物を加熱する工程をさらに包含
する。
【0015】好適な実施形態においては、上記第2の錯
体混合物は、60〜100℃、好ましくは、70〜90
℃の温度まで加熱される。
【0016】好適な実施形態においては、上記第2の錯
体混合物は30〜90分間加熱される。
【0017】好適な実施形態においては、M、Bおよび
Lを完全に添加した後、プロセスは、(iv)上記第2
の錯体混合物のpHを6〜7の値に調節する工程、をさ
らに包含する。
【0018】好適な実施形態においては、上記アミノ酸
は天然に存在するアミノ酸である。
【0019】好適な実施形態においては、上記アミノ酸
はアスパラギン酸またはグルタミン酸である。
【0020】好適な実施形態においては、LはS異性体
形態である。
【0021】好適な実施形態においては、LはS,S異
性体形態である。
【0022】好適な実施形態においては、Lはエチレン
ジアミン二コハク酸またはその塩である。
【0023】好適な実施形態においては、Lは(S,
S)−エチレンジアミン二コハク酸またはその塩であ
る。
【0024】好適な実施形態においては、Bは、アンモ
ニア、アンモニウム化合物(水酸化アンモニウムを含
む)、有機アミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
およびそれらの混合物から選択される。
【0025】好適な実施形態においては、Bはアンモニ
アである。
【0026】好適な実施形態においては、Mは鉄であ
る。
【0027】好適な実施形態においては、プロセスは、
上記反応混合物、第1の錯体混合物および/または第2
の錯体混合物を酸化条件に供して、酸化状態Mを増加さ
せる工程をさらに包含する。
【0028】本発明はまた、実施例3、4、5または6
のいずれか1つに関して本明細書中で実質的に記載され
るプロセスである。
【0029】
【発明の実施の形態】第1局面において、本発明は、以
下の式の錯体の調製のためのプロセスを提供する: L・B・M ここで、(a)Lは、式(R1)(R2)N−(CH2n
−N(R3)(R4)であり、ここで、(R1)(R2)N
およびN(R3)(R4)の各々は、光学活性アミノ酸で
あり、これは、同一であっても異なってもよく;そして
ここで、nは、1〜10の整数であり、(b)Bは、塩
基であり、そして(c)Mは、金属であり、このプロセ
スは、以下の工程: (i)LとBとを含み、そして7.5未満のpHを有す
る反応混合物を提供する工程; (ii)この反応混合物を、Mと接触させ、第1の錯体
混合物を提供する工程;および (iii)この第1の錯体混合物と、さらなる量のBと
を接触させ、第2の錯体混合物を提供する工程、を包含
する。
【0030】本明細書中で、用語「塩基」は、プロトン
を受容し得る物質を意味する。
【0031】式L・B・MのLは、塩の形態であり、そ
して本発明のプロセスにおいて使用されるLは、その塩
の酸の形態であり得ることが、当業者に明らかである。
【0032】本発明のプロセスにおいて、BおよびM
は、イオン形態、元素形態および/または分子形態で利
用され得ることが、理解される。
【0033】驚くべきことに、塩基Bと金属Mおよび配
位子Lとの接触を分離し、その結果工程(i)の反応混
合物のpHが7.5未満に維持されることにより、固体
の形成が実質的に減少する、錯体を調製するためのプロ
セスが提供されることを、本発明者らは見出した。本発
明のプロセスは、工程(i)の反応混合物中に少なくと
もいくらかの塩基を提供し、そして引き続き、さらなる
塩基を、金属M、塩基Bおよび配位子Lの混合物と接触
させる。この別個の添加は、pHが、所望でない固体形
成を生じるpHより低いレベルに維持されることを確実
にする。
【0034】(プロセス)好ましくは、(iii)にお
いて第1の錯体混合物と接触されるBの量は、この第1
の錯体混合物および/または第2の錯体混合物のpH
が、7.5より小さな値を有するような量である。好ま
しくは、(i)において提供されるBの量、および/ま
たは(iii)において第1の錯体混合物と接触される
Bの量は、反応混合物、第1の錯体混合物および/また
は第2の錯体混合物のpHが、4〜6の値を有するよう
な量である。本発明の1つ以上の工程において、または
特許請求される本発明の全ての工程(i)、(ii)お
よび(iii)における1局面において、反応混合物の
pHは、7.5未満の値、好ましくは4〜6の値を有す
る。
【0035】M(例えば、硝酸鉄(III)の形態での
鉄(III)イオンなど)の添加の間、および工程(i
ii)においてアンモニアなどのBが添加されることに
よりpHが上昇するまで、反応混合物は、典型的に、1
と2との間のpHに達する。低いpHは、配位子Lの分
解(例えば、EDDSの、ラクタムおよびエチレンジア
ミンモノスクシネートへの分解)をもたらし得る。従っ
て、好ましい局面においては、工程(ii)の開始から
工程(iii)の開始まで、反応混合物は30℃以下の
温度に維持される。
【0036】いくつかの局面において、本発明のプロセ
スは、副生成物として、Mの酸化物(例えば、鉄の酸化
物)が生成し、これは、この反応条件下では不溶性であ
る。不溶性の副生成物は、例えば濾過により除去され得
る。生成する固体の量を最少化するため、および/また
はこれらの濾過を容易にするための、好ましい局面にお
いては、このプロセスは、M(例えば、鉄(III)イ
オン)に対して化学量論的に過剰のL(例えば、エチレ
ンジアミン二コハク酸など)を提供する。好ましい局面
においては、Lに対するMの比は0.95〜0.85で
ある。
【0037】1局面において、このプロセスは、第2の
錯体混合物を加熱する工程をさらに包含する。この好ま
しい局面において、第2の錯体混合物は、60〜100
℃、好ましくは70〜90℃、より好ましくは約80℃
の温度に加熱され得る。
【0038】第2の錯体混合物が加熱される場合には、
1局面において、これは30〜90分間、典型的には4
5〜75分間、または典型的には約60分間加熱され得
る。
【0039】錯体形成混合物の成分が接触され、そして
この混合物が必要に応じて上述のように加熱された後
に、本発明のプロセスは、好ましくは、第2の錯体混合
物のpHを、6〜7.5、または6〜7の値に調節する
工程を、さらに包含する。
【0040】本発明の反応媒体(反応混合物/第1の錯
体混合物/第2の錯体混合物)は、通常は完全に水性で
あるが、エタノールなどの他の溶媒の存在は、除外され
ない。
【0041】本発明のプロセスは、第2の錯体混合物を
さらなる量のMおよびさらなる量のBと連続的に接触さ
せる、さらなる工程を包含し得る。この様式で、pHお
よび固体形成のさらなる制御がなされ得る (配位子L)Lは、式(R1)(R2)N−(CH2n
N(R3)(R4)を有し、ここで、(R1)(R2)Nお
よびN(R3)(R4)の各々は、光学活性アミノ酸であ
り、これらは同一であっても異なっても良い。好ましく
は、nは、2、3、または4である。
【0042】このアミノ酸は、通常、標準的な教科書に
列挙されるおよそ25個の天然に存在する光学活性なア
ミノ酸(すなわち、アラニン、バリン、ロイシン、ノル
ロイシン、フェニルアラニン、チロシン、セリン、シス
チン、トレオニン、メチオニン、ジヨードチロシン、サ
イロキシン、ジブロモチロシン、トリプトファン、プロ
リンおよびヒドロキシプロリン(これらは全て「天然」
である)、アスパラギン酸、グルタミン酸およびβ−ヒ
ドロキシグルタミン酸(これらは全て「酸性」であ
る)、ならびにオルニチン、アルギニン、リジンおよび
ヒスチジン(これらは全て「塩基性」であり、以下に述
べる理由によりあまり好ましくない))のうちの1つで
ある。これら全ての酸はαアミノ基を有するが、他のア
ミノ酸(例えば、フェニルグリシンまたはβアミノ基を
有するアミノ酸(例えば、β−アラニン))が使用され
得る。好ましいアミノ酸は、2つのカルボキシル基およ
び1つのアミノ基を有するアミノ酸(好ましくは上に列
挙する「酸性」アミノ酸)である。アスパラギン酸およ
びグルタミン酸が、これら3つのうちで最も好ましい。
「塩基性」アミノ酸は、所望でない副反応に対してより
高い可能性を有し、そして現在は、「中性」アミノ酸よ
りあまり好ましくない。合成アミノ酸の場合において
は、置換ヒドロカルビル基が存在し得る。特定の光学異
性体(特にL形)が望ましい。なぜなら、これらは生分
解性を増加させ、そしていくつかの場合にはまた、キレ
ート効果を増大させ得るからである。
【0043】好ましくは、Lは、光学活性である。
【0044】好ましくは、Lは、S異性体形態である。
より好ましくは、Lは、S,S異性体形態である。
【0045】配位子Lは、エチレンジアミン N,N'
−二コハク酸(EDDS)、ジエチレントリアミン−
N,N’’−二コハク酸、トリエチレンテトラアミン−
N,N’’’−二コハク酸、1,6−ヘキサメチレンジ
アミン−N,N'−二コハク酸、テトラエチレンペンタ
ミン−N,N''''−二コハク酸、2−ヒドロキシプロピ
レン−1,3−ジアミン−N,N'−二コハク酸、1,
2−プロピレン−ジアミン−N,N'−二コハク酸、
1,3−プロピレンジアミン−N,N'−二コハク酸、
シスシクロヘキサンジアミン N,N’−二コハク酸、
トランス−シクロヘキサンジアミン N,N’−二コハ
ク酸、およびエチレンビス(オキシエチレン−ニトリ
ロ)−N,N'−二コハク酸から選択され得る。
【0046】好ましくは、Lは、エチレンジアミン
N,N'−二コハク酸(EDDS)である。
【0047】好ましくは、Lは、(S,S)−エチレン
ジアミン N,N'−二コハク酸またはその塩である。
【0048】1つの局面において、配位子Lは、WO9
5/12570の教示に従って調製され得る。配位子L
は、遊離酸または塩の形態のアミノ酸誘導体であり得、
ここで、Lは、2つ以上のアミノ酸分子の窒素原子がヒ
ドロカルビルまたは置換ヒドロカルビル基によって連結
されるプロセスによって調製され、このプロセスは、7
〜14の範囲のpHの水性媒体中で、好ましくは水性ア
ルカリ中で、式X−A−Yの化合物(ここで、Xおよび
Yは、ハロ原子であり、これらは同じであっても異なっ
ていても良く、そしてAは、ヒドロカルビルまたは置換
ヒドロカルビル基(ここで、XおよびYが脂肪族炭素原
子または脂環式炭素原子に結合する)である)と、アミ
ノ酸(またはその塩)とを反応させる工程を包含し、こ
こで、この反応は,アルカリ土類金属または遷移金属
の、溶解したカチオンの存在下で実行される。
【0049】本発明における使用のための配位子は、例
えば、US−A−3158635に開示されるプロセス
によって調製され得る。US−A−3158635は、
無水マレイン酸(あるいはエステルまたは塩)と、所望
のポリアミノ二コハク酸に対応するポリアミンとをアル
カリ条件下で反応させることを開示する。この反応は、
多数の光学異性体を生成し、例えば、エチレンジアミン
と無水マレイン酸との反応は、エチレンジアミン二コハ
ク酸には2つの不斉炭素原子があるので、3つの光学異
性体[R,R]、[S,S]、および[S,R]エチレ
ンジアミン二コハク酸(EDDS)の混合物を生成す
る。これらの混合物は、混合物として使用されるか、あ
るいは、所望の異性体(単数または複数)を得るために
当該分野の水準の範囲内の手段によって分離される。あ
るいは、[S,S]異性体は、NealおよびRos
e、「Stereospecific Ligands
and Their Complexes of E
thylenediaminedisuccinic
Acid」、Inorganic Chemistr
y、第7巻(1968)、第2405〜2412頁によ
って記載されるように、L−アスパラギン酸のような酸
と1,2−ジブロモエタンのような化合物との反応によ
って調製される。
【0050】(塩基B)好ましくは、本発明のプロセス
の塩基Bは、アンモニア、アンモニウム化合物(水酸化
アンモニウムを含む)、有機アミン、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウムおよびこれらの混合物から選択され
る。
【0051】(金属M)好ましくは、本発明のプロセス
の金属Mは、鉄である。
【0052】このプロセスにおいて、金属Mは、元素形
態、イオン形態、または分子形態で提供され得る。これ
らの形態のいずれにおいても、この金属は、この金属が
錯体において有するべき酸化状態で提供され得る。ある
いは、この金属は、この金属が錯体において有する酸化
状態とは異なる酸化状態で提供され得る。この後者の局
面において、このプロセスは、金属の酸化状態を改変す
る工程を包含し得る。この改変は、酸化であり得る。
【0053】好ましくは、この金属は、遷移金属であ
る。より好ましくは鉄である。
【0054】好ましい局面において、式L・B・Mの金
属Mは、遷移金属イオンである。より好ましい局面で
は、式L・B・Mの金属Mは、鉄イオン、特に、Fe2+
および/またはFe3+である。非常に好ましい局面にお
いて、式L・B・Mの金属Mは、Fe3+である。
【0055】(さらに好ましい局面)さらに好ましい局
面いおいて、L、BおよびMは、以下に規定される通り
である。
【0056】Lは、式(R1)(R2)N−(CH2n
N(R3)(R4)の光学活性な化合物であり、ここで、
(R1)(R2)NおよびN(R3)(R4)の各々は、光
学活性なアミノ酸であり、同一であっても異なってもよ
く;そしてここで、nは1〜10の整数であり、好まし
くは、nは2、3または4であり;Bは、アンモニア/
アンモニウムであり;そしてMは、遷移金属イオンであ
る。
【0057】Lは、式(R1)(R2)N−(CH2n
N(R3)(R4)の化合物のS,S異性体形態であり、
ここで、(R1)(R2)NおよびN(R3)(R4)の各
々は、光学活性なアミノ酸であり、同一であっても異な
ってもよく;そしてここで、nは1〜10の整数であ
り、好ましくは、nは2、3または4であり;Bは、ア
ンモニア/アンモニウムであり;そしてMは、遷移金属
イオンである。
【0058】Lは、エチレンジアミンN,N’−二コハ
ク酸(EDDS)であり;Bは、アンモニア/アンモニ
ウムであり;そしてMは、遷移金属イオンである。
【0059】Lは、(S,S)エチレンジアミンN,
N’−二コハク酸(EDDS)であり;Bは、アンモニ
ア/アンモニウムであり;そしてMは、遷移金属イオン
である。
【0060】Lは、式(R1)(R2)N−(CH2n
N(R3)(R4)の光学活性な化合物であり、ここで、
(R1)(R2)NおよびN(R3)(R4)の各々は、光
学活性なアミノ酸であり、同一であっても異なってもよ
く;そしてここで、nは1〜10の整数であり、好まし
くは、nは2、3または4であり;Bは、アンモニア/
アンモニウムであり;そしてMは、鉄である。
【0061】Lは、式(R1)(R2)N−(CH2n
N(R3)(R4)の化合物のS,S異性体形態であり、
ここで、(R1)(R2)NおよびN(R3)(R4)の各
々は、光学活性なアミノ酸であり、同一であっても異な
ってもよく;そしてここで、nは1〜10の整数であ
り、好ましくは、nは2、3または4であり;Bは、ア
ンモニア/アンモニウムであり;そしてMは、鉄であ
る。
【0062】Lは、エチレンジアミンN,N’−二コハ
ク酸(EDDS)であり;Bは、アンモニア/アンモニ
ウムであり;そしてMは、鉄である。
【0063】Lは、(S,S)エチレンジアミンN,
N’−二コハク酸(EDDS)であり;Bは、アンモニ
ア/アンモニウムであり;そしてMは、鉄である。
【0064】Lは、式(R1)(R2)N−(CH2n
N(R3)(R4)の光学活性な化合物であり、ここで、
(R1)(R2)NおよびN(R3)(R4)の各々は、光
学活性なアミノ酸であり、同一であっても異なってもよ
く;そしてここで、nは1〜10の整数であり、好まし
くは、nは2、3または4であり;Bは、アンモニア/
アンモニウムであり;そしてMは、Fe2+またはF
3+、好ましくはFe3+である。
【0065】Lは、式(R1)(R2)N−(CH2n
N(R3)(R4)の化合物のS,S異性体形態であり、
ここで、(R1)(R2)NおよびN(R3)(R4)の各
々は、光学活性なアミノ酸であり、同一であっても異な
ってもよく;そしてここで、nは1〜10の整数であ
り、好ましくは、nは2、3または4であり;Bは、ア
ンモニア/アンモニウムであり;そしてMは、Fe2+
たはFe3+、好ましくはFe3+である。
【0066】Lは、エチレンジアミンN,N’−二コハ
ク酸(EDDS)であり;Bは、アンモニア/アンモニ
ウムであり;そしてMは、Fe2+またはFe3+、好まし
くはFe3+である。
【0067】Lは、(S,S)エチレンジアミンN,
N’−二コハク酸(EDDS)であり;Bは、アンモニ
ア/アンモニウムであり;そしてMは、Fe2+またはF
3+、好ましくはFe3+である。
【0068】本発明のプロセスは、以下の実施例に例示
される。実施例の各々において、「EDDS」は、
(S,S)エチレンジアミン二コハク酸、すなわち以下
の式の化合物を意味する:
【0069】
【化2】
【0070】
【実施例】(実施例1〜4) 実施例1〜4は、以下:比較実施例1および2では、構
成要素の非連続添加および/または7.5より高くまで
pHを上昇するように添加することによって生成される
高レベルの固体、ならびに実施例3および4では、本発
明に従って連続添加により生成される少量の固体を示す
一連の実験である。
【0071】手順: ステージ1:ガラス製の反応容器にエチレンジアミン二
コハク酸および水を充填し、そしてアンモニア水溶液を
攪拌しながら充填する; ステージ2:既に形成された混合物に、硝酸鉄(II
I)9水和物水溶液を1〜2時間かけて添加する; ステージ3:さらにアンモニア水溶液を添加する; ステージ4:この反応混合物を、1時間80℃に加熱
し、次いで冷却後、pHを6.5〜7.5に調節する。
この溶液を濾過し、透明な生成溶液および不溶性の物質
を得る。
【0072】
【表1】 (実施例5)これらの実施例は、Fe対EDDSが0.
95の化学量論を例示する、以下の手順に従った。
【0073】pH検出器、オーバーヘッド攪拌器、およ
び温度検出器を備えた1リットルの反応フラスコに、3
60gのEDDSの湿潤ケーク(244.8gに等価で
ある68%のEDDS含量、0.838mole)、お
よび360gの水を充填した。攪拌器を攪拌し、そして
アンモニア溶液(30%w/w)を6.5のpHに達す
るまで添加した。硝酸鉄(III)の溶液(9.2%w
/wの鉄(III)イオン、487g、0.800mo
le)を、2時間かけて蠕動ポンプにより添加した。
【0074】次いで、さらに、アンモニア溶液を再びp
H6.50に達するまで添加した。反応混合液を80℃
まで加熱し、そして1時間保持した後、35℃未満まで
冷却した。さらにアンモニアをpHが7になるまで添加
した。反応混合物を、11cmのNo54 Whatm
anろ紙で濾過した。
【0075】
【表2】 本発明者らは、濾過性に対する鉄 対 EDDSの化学
量論の影響を実証した。
【0076】(実施例6)220lのガラス裏打ち(l
ined)反応器に、65.115kgの湿潤ケークE
DDS(33.2%LODで59.326kg、および
34.10%LODで5.789kg)、続いて51.
4kgの水を装填する。攪拌器を回転させ、そして水性
アンモニアをpH6.30まで、16.24kg(31
%溶液)装填した。温度が22.8℃から28.9℃に
上昇した。硝酸鉄(III)溶液(9.19%w/w
Fe)を3時間かけて装填し(81.1kg)、温度は
29℃より低かった。さらなるアンモニアを反応器に装
填し、7.2のpHに到達させ(15.02kg)、温
度は37.9℃まで上昇した。反応器を10ミクロンス
テンレス綱フィルターを介して排出し、216.3kg
の透明な茶色の溶液を得た。この物質は、3.23%w
/wの三価鉄含量を有した。ラクタムよおびエチレンジ
アミンモノスクシネート(EDMS)の両方は、0.1
g/lよりも低かった。
【0077】(実施例7(比較))172gの水中の8
1.7gのEDTAの攪拌されたスラリーに、74.0
gのアンモニア溶液(26.8%)を添加し、10.1
のpHを有する溶液を得た。硝酸鉄(III)の溶液1
66.7g(9.5%w/w鉄含量)を10分間かけて
添加し、暗い色の溶液を得た。この物質を25分間攪拌
し、続いて80℃で1時間加熱した。この混合物を冷却
し、そしてpHをpH7に調節した。この物質を、N
o.41 Whatman紙を通して濾過し、透明な溶
液482gおよび少量の固体(<0.05g)を得た。
この溶液は、3.1%w/wの三価鉄含量を有した。
【0078】この実施例は、本発明の特定の化合物とは
対照的に、EDTAの錯体は、高い固体形成の問題がな
く、錯体成分を単に添加することによって合成され得る
ことを実証する。
【0079】(実施例8(比較))174gの水中の8
1.8gのEDTAの攪拌されたスラリーに、36.0
gのアンモニア溶液(26.8%w/w)を添加した。
このように生成した溶液(pH5.96)に、168.
1gの硝酸鉄(III)溶液(9.5%w/w鉄含量)
を添加した。この混合物を10分間攪拌し、次いでさら
なる36.2gのアンモニア溶液を添加し、暗い色の溶
液を得た。この溶液を80℃で1時間加熱し、その後、
直径7cmのNo.41 Whatman濾紙を通して
濾過した。少量の固体のみが得られた(<0.05
g)。この溶液は、三価鉄含量3.2%w/wを有し、
そして474gの重量であった。
【0080】本発明は、式L・B・Mの錯体を調製する
ためのプロセスを提供し、ここで、(a)Lは、式(R
1)(R2)N−(CH2n−N(R3)(R4)であり、
ここで、(R1)(R2)NおよびN(R3)(R4)の各
々は、光学活性アミノ酸であり、同じであっても異なっ
ていてもよく、そしてここで、nは1〜10の整数であ
り、(b)Bは塩基であり、そして(c)Mは金属であ
り、このプロセスは、(i)LおよびBを含有し、そし
て7.5未満のpHを有する反応混合物を提供する工
程;(ii)この反応混合物をMと接触させて、第1の
錯体混合物を提供する工程、および(iii)この第1
の錯体混合物をさらなる量のBと接触させて、第2の錯
体混合物を提供する工程、を包含する。
【0081】上記明細書中に記載される全ての刊行物
は、本明細書中で参考として援用される。本発明の記載
される方法およびシステムの種々の改変および変化が、
発明の範囲および精神から逸脱することなく、当業者に
明らかである。本発明を、特定の好ましい実施形態と関
連して記載してきたが、特許請求される本発明は、この
ような特定の実施形態に過度に制限されるべきではない
ことが、理解されるべきである。実際、化学または関連
した分野の当業者に明らかである発明を実施するための
記載されたモードの種々の改変が、上記の特許請求の範
囲内であることが意図される。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、先行技術の問題が軽減
される。
フロントページの続き (71)出願人 500542848 Global House, Baile y Lane, Manchester M90 4AA, United King dom (72)発明者 エバンズ, クレアー イギリス国 シーエイチ46 6イーダブリ ュー, モアートン ワイラル, レイク ヘイ クローズ 4 (72)発明者 ラドレイ, ピーター マイケル イギリス国 シーエイチ3 9キューエイ チ チェスター, タッテンホール, タ ッテンホール ロード, アルバニィ (72)発明者 ウォースレイ, サラ イー. イギリス国 チェスター, ハンティング ダン, バターバチェ ロード 67 Fターム(参考) 4H006 AA01 AA02 AA03 AB82 AC90 4H050 AA02 AA03 AB82 BE14 WB14 WB21

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の式の錯体を調製するためのプロセ
    スであって: L・B・M ここで、 (a)Lは、式(R1)(R2)N−(CH2n−N(R
    3)(R4)であり、ここで、(R1)(R2)NおよびN
    (R3)(R4)の各々は、光学活性アミノ酸であり、同
    じであっても異なっていてもよく、そしてここで、nは
    1〜10の整数であり、 (b)Bは塩基であり、そして (c)Mは金属であり、該プロセスが、以下の工程: (i)LおよびBを含有し、そして7.5未満のpHを
    有する反応混合物を提供する工程; (ii)該反応混合物をMと接触させて、第1の錯体混
    合物を提供する工程、および (iii)該第1の錯体混合物をさらなる量のBと接触
    させて、第2の錯体混合物を提供する工程、を包含す
    る、プロセス。
  2. 【請求項2】 前記プロセスが、前記第2の錯体混合物
    をさらなる量のMおよびさらなる量のBと連続して接触
    させる工程をさらに包含する、請求項1に記載のプロセ
    ス。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のプロセスであ
    って、ここで、(iii)における前記第1の錯体混合
    物と接触される前記Bの量が、前記反応混合物、第1の
    錯体混合物および/または第2の錯体混合物のpHが
    7.5未満の値を有するような量である、プロセス。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のプロセスであって、こ
    こで、(i)で提供される前記Bの量、および/または
    (iii)において前記第1の錯体混合物と接触される
    前記Bの量が、前記反応混合物、第1の錯体混合物およ
    び/または第2の錯体混合物のpHが4〜6であるよう
    な量である、プロセス。
  5. 【請求項5】 前記プロセスが、前記第2の錯体混合物
    を加熱する工程をさらに包含する、請求項1〜4のいず
    れか1項に記載のプロセス。
  6. 【請求項6】 前記第2の錯体混合物が、60〜100
    ℃、好ましくは、70〜90℃の温度まで加熱される、
    請求項5に記載のプロセス。
  7. 【請求項7】 前記第2の錯体混合物が30〜90分間
    加熱される、請求項5または6に記載のプロセス。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載のプ
    ロセスであって、ここで、M、BおよびLを完全に添加
    した後、該プロセスが、(iv)前記第2の錯体混合物
    のpHを6〜7の値に調節する工程、をさらに包含す
    る、プロセス。
  9. 【請求項9】 前記アミノ酸が天然に存在するアミノ酸
    である、請求項1〜8のいずれか1項に記載のプロセ
    ス。
  10. 【請求項10】 前記アミノ酸がアスパラギン酸または
    グルタミン酸である、請求項1〜9のいずれか1項に記
    載のプロセス。
  11. 【請求項11】 LがS異性体形態である、請求項1〜
    10のいずれか1項に記載のプロセス。
  12. 【請求項12】 LがS,S異性体形態である、請求項
    1〜11のいずれか1項に記載のプロセス。
  13. 【請求項13】 Lがエチレンジアミン二コハク酸また
    はその塩である、請求項1〜12のいずれか1項に記載
    のプロセス。
  14. 【請求項14】 Lが(S,S)−エチレンジアミン二
    コハク酸またはその塩である、請求項1〜13のいずれ
    か1項に記載のプロセス。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれか1項に記載
    のプロセスであって、ここで、Bが、アンモニア、アン
    モニウム化合物(水酸化アンモニウムを含む)、有機ア
    ミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよびそれら
    の混合物から選択される、プロセス。
  16. 【請求項16】 Bがアンモニアである、請求項15に
    記載のプロセス。
  17. 【請求項17】 Mが鉄である、請求項1〜16のいず
    れか1項に記載のプロセス。
  18. 【請求項18】 請求項1〜17のいずれか1項に記載
    のプロセスであって、該プロセスが、前記反応混合物、
    第1の錯体混合物および/または第2の錯体混合物を酸
    化条件に供して、酸化状態Mを増加させる工程をさらに
    包含する、プロセス。
  19. 【請求項19】 実施例3、4、5または6のいずれか
    1つに関して本明細書中で実質的に記載されるプロセ
    ス。
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