JP2002003109A - エレベーターの階床自動設定装置及びその設定方法 - Google Patents

エレベーターの階床自動設定装置及びその設定方法

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JP2002003109A
JP2002003109A JP2000189841A JP2000189841A JP2002003109A JP 2002003109 A JP2002003109 A JP 2002003109A JP 2000189841 A JP2000189841 A JP 2000189841A JP 2000189841 A JP2000189841 A JP 2000189841A JP 2002003109 A JP2002003109 A JP 2002003109A
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JP
Japan
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floor
car
control board
serial transmission
landing
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JP2000189841A
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English (en)
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Masaya Koizumi
賢哉 小泉
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データをシリアル伝送によって授受するエレ
ベーターで、各階の制御基板の設定をミスなく、かつ短
時間で実施できるようにする。 【解決手段】 かごを運転して最下階に停止させ、乗場
側の受光器20に、かご側の投光器21が対向すると、
最下階の制御基板8の書込み許可発信装置16は書込み
許可信号16aを不揮発性メモリ15へ出力する。同時
に、制御盤のCPUカード12はシリアル伝送線13へ
階床データを出力し、不揮発性メモリ15はこれを書き
込む。他の階も同様の動作をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データをシリア
ル伝送によって授受するエレベーターにおける各階の制
御基板の階床を自動設定する装置及びその設定方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、エレベーターの制御信号をシリア
ル伝送して信号線を節減することが実用されている。信
号のシリアル伝送は、制御盤に設けられたマイクロコン
ピュータのCPUと、各階の制御基板との間で行われる
が、エレベーターの据付時、各階の制御基板の階床設定
が必要となる。例えば、乗場呼び信号をシリアル伝送す
る場合に、乗場呼び信号が何階からの信号であるかを認
識するために、各階の制御基板の階床設定が必要とな
る。これらの階床設定は、制御基板上のスイッチを手動
操作して、階床ごとに固有のコードに従って設定するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターの階床設定装置では、各階の制御基板上のス
イッチ操作により階床を設定しているため、設定ミスを
犯す可能性があり、また据付後の改造で呼び系列を変更
するときは全階床分のスイッチを再設定する必要がある
という問題点がある。
【0004】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、各階の制御基板の階床設定ミスをなく
し、かつ据付時間及び改造時間を短縮できるようにした
エレベーターの階床自動設定装置及びその設定方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解消するための手段】この発明の第1発明に係
るエレベーターの階床自動設定装置は、制御盤と各階の
制御基板とをシリアル伝送線で接続し、かごが階床に停
止中に、その階の制御基板に設けられたメモリに対する
書込み許可信号を発生させ、この書込み許可信号の発生
中に制御盤からシリアル伝送線へ階床データを出力する
ようにしたものである。
【0006】また、第2発明に係るエレベーターの階床
自動設定装置は、制御盤と各階の制御基板とをシリアル
伝送線で接続し、各階側に設置された着床装置とかご側
に設置された着床装置とが互いに対向するとかごの着床
を検出し、このときかごの着床階の制御基板に設けられ
たメモリに対する書込み許可信号を発生させ、この書込
み許可信号の発生中に制御盤からシリアル伝送線へ階床
データを出力するようにしたものである。
【0007】また、第3発明に係るエレベーターの階床
自動設定装置は、第1又は第2発明のものにおいて、メ
モリとして不揮発性メモリを用いたものである。
【0008】また、第4発明に係るエレベーターの階床
自動設定方法は、かごを運転して各階に停止させ、かご
が階床に停止するとその階の制御基板に設けられたメモ
リに対する書込み許可信号を発生させ、この書込み許可
信号の発生中に、制御盤からこの制御盤と各階の制御基
板とを接続するシリアル伝送線へ階床データを出力する
各ステップを備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1及び図2はこ
の発明の第1〜第4発明の一実施の形態を示す図で、図
1は構成説明図、図2は構成概要図であり、図中同一符
号は同一部分を示す。
【0010】図2において、1〜3はそれぞれ1階〜3
階の乗場戸、4は機械室、5〜7はそれぞれ1階〜3階
の乗場に設置され乗場呼びを入力する乗場ボタン、8〜
10はそれぞれ乗場ボタン5〜7に接続された信号伝送
用インタフェース基板(以下制御基板という)、11は
機械室4に設置された制御盤で、CPUカード12を有
している。13は昇降路に敷設され、CPUカード12
と各階の制御基板8〜10に接続されたシリアル伝送線
である。
【0011】図1において、15は制御基板8〜10に
設けられたE2PROM等の不揮発性メモリ、16は書
込み許可信号16aを不揮発性メモリ15へ出力する書
込み許可発信装置、17はエレベーターのかご(図示し
ない)の昇降を案内するガイドレール、18はガイドレ
ール17に固定された腕金、19は横断面L字状に形成
され腕金18に締結された乗場側着床装置、20は乗場
側着床装置19の一部に設けられた受光器(光センサ)
で、書込み許可発信装置16に接続されている。
【0012】21はかごに設置され、乗場側着床装置1
9と無接触で係合するかご側着床装置、22はかご側着
床装置21の一部に設けられた投光器、23はかご上に
設置されかご側着床装置21に接続された投光器制御装
置で、移動ケーブル24を介してCPUカード12に接
続されている。25はCPUカード12から制御基板8
〜10へ送出されるかご位置階を示す階床データであ
る。
【0013】次に、この実施の形態の動作を説明する。 A 通常運転時 CPUカード12は各階の制御基板8〜10を次々とポ
ーリングし、乗場ボタン5〜7とこれに内蔵された乗場
呼び登録灯(図示しない)等の各階固有の情報を授受す
る。制御基板8〜10は乗場ボタン5〜7が押されたか
を検出し、その結果を上記ポーリングの際に、これをシ
リアル伝送信号に変換し、シリアル伝送線13を介して
CPUカード12へ送信する。このように、乗場ボタン
5〜7の信号が何階から送信されたかを認識するため
に、各階の制御基板8〜10はそれぞれ固有の階床デー
タを持っている。
【0014】CPUカード12は各階の制御基板8〜1
0からの階床データを受けて、その階の乗場呼びを登録
し、その登録信号をシリアル伝送線13を介して送出
し、乗場ボタン5〜7の乗場呼び登録灯を点灯する。ま
た、CPUカード12は全階の制御基板8〜10に対し
てかご位置信号を送出して、乗場位置表示器(図示しな
い)にかご位置を表示するが、この発明とは直接関係は
ないので、詳細は省略する。
【0015】B 階床設定作業時 上記のように、各階の制御基板8〜10は、それぞれ固
有の階床データを持たなければならないので、これを設
定しなければならない。まず、かごを最下階に停止させ
る。このとき、図1に示すように、かご側着床装置21
と乗場側着床装置19は係合しており、投光器22と受
光器20は互いに対向している。ここで、CPUカード
12から投光器制御装置23に発光指令信号を出力し、
投光器22を発光させる。受光器20がこの発光を感知
すると、書込み許可発信装置16は書込み許可信号16
aを不揮発性メモリ15へ発信する。
【0016】CPUカード12は投光器制御装置23に
発光指令信号を出力すると同時に、プログラムによって
構成された階床データ出力手段(図示しない)は、シリ
アル伝送線13に対して、そのときのかご停止階(図2
では最下階)の階床データ25を出力する。この階床デ
ータ25は各階に送出されるが、かご停止階の書込み許
可発信装置16だけが書込み許可信号16aを出力して
いるため、この階の不揮発性メモリ15へ階床データ2
5が書き込まれる。最下階の書込み終了後、各階停止運
転をしながら最上階に到着すると、全階床の不揮発性メ
モリ15に、それぞれの階床データが書き込まれる。
【0017】このようにして、投光器22と受光器20
が互いに対向すると、書込み許可発信装置16は不揮発
性メモリ15を書込み可能な状態にする。同時に、CP
Uカード12はかご停止階の階床データ25をシリアル
伝送線13へ出力するため、階床データ25はかご停止
階の不揮発性メモリ15に書き込まれる。したがって、
各階の制御基板8〜10の階床を自動設定することが可
能となり、かつかごが正確な着床位置にあるとき階床デ
ータ25の書込みができ、制御基板の階床設定ミスをな
くし、かつ設定時間を短縮することが可能となる。
【0018】なお、不揮発性メモリ15を用いることに
より、電源喪失時でも記憶を保持することが可能であ
る。しかし、通常のRAMメモリを使用しても十分有用
なものとすることが可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、かごが階床に停止中に、その階の制御基板に設け
られたメモリに対する書込み許可信号を発生させ、この
書込み許可信号の発生中に制御盤からシリアル伝送線へ
階床データを出力するようにしたので、各階の制御基板
の階床設定ミスをなくし、かつ設定に要する時間を短縮
することができる。
【0020】また、第2発明では、各階側に設置された
着床装置とかご側に設置された着床装置とが互いに対向
するとかごの着床を検出し、このときかごの着床階の制
御基板に設けられたメモリに対する書込み許可信号を発
生させ、この書込み許可信号の発生中に制御盤からシリ
アル伝送線へ階床データを出力するようにしたので、か
ごが正確な着床位置にあるとき階床データを書き込むこ
とができる。
【0021】また、第3発明では、メモリとして不揮発
性メモリを用いるようにしたので、電源喪失時でも記憶
を保持することができる。
【0022】また、第4発明では、かごを運転して各階
に停止させ、かごが階床に停止するとその階の制御基板
に設けられたメモリに対する書込み許可信号を発生さ
せ、この書込み許可信号の発生中に、制御盤からシリア
ル伝送線へ階床データを出力する各ステップを備えたの
で、各階の制御基板の階床設定ミスをなくし、かつ設定
に要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す構成説明図。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す構成概要図。
【符号の説明】
5〜7 乗場ボタン、8〜10 制御基板(信号伝送用
インタフェース基板)、11 制御盤、12 CPUカ
ード、13 シリアル伝送線、15 メモリ(不揮発性
メモリ)、16 書込み許可発信装置、16a 書込み
許可信号、19乗場側着床装置、20 着床検出装置
(受光器)、21 かご側着床装置、22 着床検出装
置(投光器)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御盤と各階の制御基板とを接続し、シ
    リアル伝送によってデータを授受するシリアル伝送線
    と、上記各階の制御基板に設けられたメモリと、かごが
    階床に停止中に上記メモリに対する書込み許可信号を発
    生する書込み許可発信装置と、上記書込み許可信号の発
    生中に上記制御盤から上記シリアル伝送線へ階床データ
    を出力する階床データ出力手段とを備えてなるエレベー
    ターの階床自動設定装置。
  2. 【請求項2】 制御盤と各階の制御基板とを接続し、シ
    リアル伝送によってデータを授受するシリアル伝送線
    と、上記各階の制御基板に設けられたメモリと、上記各
    階側に設置された着床装置とかご側に設置された着床装
    置とが互いに対向すると上記かごの着床を検出する着床
    検出装置と、上記かごの着床が検出されると上記メモリ
    に対する書込み許可信号を発生する書込み許可発信装置
    と、上記書込み許可信号の発生中に上記制御盤から上記
    シリアル伝送線へ階床データを出力する階床データ出力
    手段とを備えてなるエレベーターの階床自動設定装置。
  3. 【請求項3】 メモリとして不揮発性メモリを用いたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータ
    ーの階床自動設定装置。
  4. 【請求項4】 制御盤と各階の制御基板とを接続するシ
    リアル伝送線を介してデータを授受する方法において、
    かごを運転して各階に停止させる第1ステップと、この
    第1ステップにより上記かごが階床に停止すると、その
    階の制御基板に設けられたメモリに対する書込み許可信
    号を発生する第2ステップと、上記書込み許可信号の発
    生中に上記制御盤から上記シリアル伝送線へ階床データ
    を出力する第3ステップとを備えたことを特徴とするエ
    レベーターの階床自動設定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020031331A1 (ja) * 2018-08-09 2020-02-13 三菱電機株式会社 エレベーター装置

Cited By (3)

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CN112533854A (zh) * 2018-08-09 2021-03-19 三菱电机株式会社 电梯装置
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