JP2002002222A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JP2002002222A
JP2002002222A JP2000192335A JP2000192335A JP2002002222A JP 2002002222 A JP2002002222 A JP 2002002222A JP 2000192335 A JP2000192335 A JP 2000192335A JP 2000192335 A JP2000192335 A JP 2000192335A JP 2002002222 A JP2002002222 A JP 2002002222A
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pneumatic tire
rib
tire
small hole
width direction
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Arata Tomita
冨田  新
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重荷重用車両に好適な偏摩耗の抑制に優れた
空気入りタイヤを提供すること。 【解決手段】 周方向主溝14によって区画されるセン
ターリブ16A及びセカンドリブ16Bのタイヤ幅方向
両端付近にタイヤ周方向に沿って複数の小穴18を設
け、タイヤ幅方向端付近の剛性を低下させる。リブに横
力が入力した際の横力入力側の幅方向端部付近の接地圧
上昇が抑制され、リブの幅方向端付近の接地圧上昇が原
因とされる偏摩耗の発生が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラック、バス等の重
荷重用車両に好適な偏摩耗(リブ内テーパーウエア、及
びリバーウエア)の抑制に優れた空気入りタイヤに関す
る。
【0002】
【従来の技術】トラック、バス等の重荷重用車両に用い
られ、タイヤ周方向に沿って延びるリブをトレッドを備
える空気入りタイヤがあり、走行しているうちにリブエ
ッジから偏摩耗を生ずる問題がある。
【0003】従来、リブエッジからの偏摩耗を抑制する
には、リブ本体から細溝を隔てて離れた領域に段差をつ
けた細リブを設け、その領域に進行方向と逆向きの周方
向剪断力を発生させることでリブ本体のエッジ部の周方
向剪断力を低減する手法が広く用いられている。
【0004】また、特開平8−85308号公報に見ら
れるように、リブ内にディンプルを設けることで、接地
面内の接地圧分布を変化させ、接地長を均一化して周方
向剪断力を均一化する手法もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
細リブやディンプルを用いても、これらは周方向の剪断
力に対する効果を狙ったものであり、タイヤ幅方向の入
力が支配的な条件下での偏摩耗(特に、リブ内テーパー
ウエア)に対しては殆ど効果が無いという現実がある。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、空気入りタイ
ヤ、特に、重荷重用の空気入りタイヤの幅方向入力条件
下での偏摩耗の発生を抑制することのできる空気入りタ
イヤを提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
タイヤ周方向に沿って延びる複数の主溝により区分され
た複数の陸部をトレッドに備えた空気入りタイヤにおい
て、前記陸部の幅方向端部付近にのみタイヤ周方向に沿
って複数の小穴を形成し、前記陸部の幅をW、前記幅方
向端から前記小穴の中心までの距離をLとしたときに、
L≦W/4を満たすことを特徴としている。
【0008】次に、請求項1に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0009】陸部の幅方向端部付近にのみタイヤ周方向
に沿って複数の小穴を形成したので、陸部の幅方向端部
付近の剛性が低下され、陸部に横力が入力した際の横力
入力側の幅方向端部付近の接地圧上昇が抑制される。
【0010】これによって、陸部の幅方向端付近の接地
圧上昇が原因とされる偏摩耗の発生が抑制される。
【0011】なお、幅方向端から小穴の中心までの距離
Lが陸部の幅Wの1/4よりも大きくなると、小穴が潰
れにくくなって幅方向端部付近の剛性を低下させること
ができなくなる。また、滑りを抑制するという陸部の作
用が低下するので好ましくない。
【0012】例えば、特開平8−85308号公報のよ
うに、リブ内全域に小穴を配置すると、リブエッジとリ
ブ本体(中央付近)とが同じ動きをするため、リブエッ
ジ部からの摩耗をリブエッジにとどめ、リブ本体を保護
する作用が得られないばかりか、リブ全体の曲げ剛性が
著しく低下してしまうので、操縦安定性の低下を招く。
【0013】請求項2に記載の空気入りタイヤは、請求
項1に記載の空気入りタイヤにおいて、前記小穴の直径
をDとしたときに、0.05≦D/W≦0.27を満た
すことを特徴としている。
【0014】次に、請求項2に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0015】陸部に小穴を形成するには、モールドに小
穴を形成するためのピンを設ける必要がる。
【0016】小穴の直径Dと陸部の幅Wとの比D/Wが
0.05未満になると、幅方向端部付近の剛性を低下さ
せるためには、小穴の配置密度を高くする必要、即ち、
モールドに高密度にピンを配置する必要があり、モール
ドの製造が困難となる。また、加硫時、ゴムの流れがピ
ンを高密度に配置した部分において悪化する虞がある。
【0017】また、小穴の直径Dと陸部の幅をWとの比
D/Wが0.27を越えると、幅方向端部付近の剛性を
低下させて偏摩耗の発生を抑制するという本来の作用を
引き出せるが、比較的径の大きい小穴がタイヤ周方向に
配置され、実質的な陸部の幅が狭くなってしまうので、
操縦安定性の悪化などの問題が発生し易くなり好ましく
ない。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記小穴の
直径をDとしたときに、1.5mm≦D≦8mmを満た
すことを特徴としている。
【0019】次に、請求項3に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。小穴の直径Dが1.5mm未満になる
と、幅方向端部付近の剛性を低下させるためには、小穴
の配置密度を高くする必要、即ち、モールドに高密度に
ピンを配置する必要があり、製造上困難となる。また、
ピンの剛性も低くなりピンの耐久性にも劣る。
【0020】また、小穴の直径Dが8mmを越えると、
幅方向端部付近の剛性を低下させて偏摩耗の発生を抑制
するという本来の作用を引き出せるが、比較的径の大き
い小穴がタイヤ周方向に配置され、実質的な陸部の幅が
狭くなってしまうので、操縦安定性の悪化などの問題が
発生し易くなり好ましくない。
【0021】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記小穴の深さをh、前記主溝の深さをHとしたとき
に、H/3≦h≦Hを満たすことを特徴としている。
【0022】次に、請求項4に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0023】小穴の深さhが主溝の深さHの1/3未満
になると小穴が潰れにくくなり、幅方向端部付近の剛性
を低下させる作用が低下するので好ましくない。
【0024】一方、小穴の深さhが主溝の深さHよりも
深くなると、小穴底とブレーカー層(ベルト層)との距
離が十分にとれなくなり、亀裂が発生する虞があるので
好ましくなく、小穴の深さh≦主溝の深さHとすること
が好ましい。
【0025】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記小穴のタイヤ周方向の中心間の距離をCとしたとき
に、D<C<3Dを満たすことを特徴としている。
【0026】次に、請求項5に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0027】小穴のタイヤ周方向の中心間の距離Cが小
穴の直径D以下になると、陸部がタイヤ幅方向に分離し
てしまい、陸部としての機能が損なわれる。
【0028】また、小穴のタイヤ周方向の中心間の距離
Cが小穴の直径Dの3倍以上になると、小穴のタイヤ周
方向の間隔が開きすぎ、幅方向端部付近の剛性を低下さ
せる作用が低下するので好ましくない。
【0029】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
前記小穴の深さ方向に直角な断面形状を円形としたこと
を特徴としている。
【0030】次に、請求項6に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0031】小穴の断面形状は、円だけでなく楕円等の
異形でもかまわないが、例えば、周方向に長い楕円を配
置すると、幅方向入力に対してほぼ垂直となる(タイヤ
周方向に延びる)新たなエッジが生まれるので、そこか
ら摩耗核が発生し易くなるので好ましくない。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の空気入りタイヤの一実施
形態を図1または図2にしたがって説明する。
【0033】本実施例の空気入りタイヤ10はTBR1
1R22.5であり、内部構造は通常のラジアル構造で
あるので、内部構造に関しての説明及び図示は省略す
る。
【0034】図2に示すように、本実施例の空気入りタ
イヤ10のトレッド12には、タイヤ赤道面CLを挟ん
で両側に左右2本ずつ、合計4本のタイヤ周方向(矢印
S方向)に延在する周方向主溝14が形成されており、
これらの周方向主溝14によりタイヤ赤道面CL上に
は、センターリブ16Aが、センターリブ16Aの両側
にはセカンドリブ16Bが、セカンドリブ16Bの両側
にはショルダーリブ16Cが区画されている。
【0035】これらセンターリブ16A、セカンドリブ
16B及びショルダーリブ16Cは、本実施形態ではタ
イヤ周方向に連続しているが、横溝により適宜分断され
てブロック状とされていても良い。
【0036】センターリブ16Aの幅方向端付近及びセ
カンドリブ16Bの幅方向端付近には、複数の小穴18
がタイヤ周方向に沿って複数形成されている。
【0037】図1に示すように、本実施形態の小穴18
は、トレッド12の踏面に開口し、踏面に立てた法線に
対して平行(踏面に対して90°)に形成されている。
また、本実施形態の小穴18は、深さ方向に直角な断面
形状が円形である。
【0038】なお、本実施形態の小穴18は、トレッド
12の踏面に立てた法線に対して平行に形成されている
が、法線に対して若干傾斜していても良く、深さ方向に
直角な断面形状は円形が好ましいが、場合によっては、
楕円、多角形等の円形以外の形状であっても良い。
【0039】ここで、この空気入りタイヤ10において
は、リブの幅をW、リブの幅方向端から小穴18の中心
までの距離をLとしたときに、(0<)L≦W/4を満
たすことが必要である。
【0040】また、小穴18の直径をDとしたときに、
0.05≦D/W≦0.27を満たすことが好ましい。
リブの幅Wが30mm程度の場合、1.5mm≦D≦8
mmを満たすことが好ましい。
【0041】また、小穴18の深さをh、周方向主溝1
4の深さをHとしたときに、H/3≦hを満たすことが
好ましく、h≦Hを満たすことが好ましい。
【0042】さらに、小穴18のタイヤ周方向の中心間
の距離をCとしたときに、D<C<3Dを満たすことが
好ましい。
【0043】次に、本実施例の作用を説明する。
【0044】センターリブ16Aの幅方向端付近及びセ
カンドリブ16Bの幅方向端付近に、タイヤ周方向に沿
って複数の小穴18を形成したので、センターリブ16
Aの幅方向端付近及びセカンドリブ16Bの幅方向端付
近の剛性が低下され、横力が入力した際の横力入力側の
幅方向端部付近の接地圧上昇が抑制される。
【0045】これによって、センターリブ16Aの幅方
向端付近及びセカンドリブ16Bの幅方向端付近の接地
圧上昇が原因とされる偏摩耗の発生が抑制される。
【0046】なお、リブの幅方向端から小穴18の中心
までの距離Lがリブの幅Wの1/4よりも大きくなる
と、小穴18が潰れにくくなって幅方向端部付近の剛性
を低下させることができなくなる。また、滑りを抑制す
るというリブの作用が低下するので好ましくない。
【0047】小穴18の直径Dとリブの幅Wの比D/W
が0.05未満(本実施形態ではDが1.5mm未満)
になると、モールドに高密度にピンを配置する必要があ
り、モールドの製造が困難となり、タイヤ加硫時にピン
を高密度に配置した部分においてゴムの流れが悪化する
虞がある。
【0048】また、比D/Wが0.27を越えた場合
(本実施形態ではDが8mmを越えた場合)には、実質
的にセンターリブ16A及びセカンドリブ16Bの幅が
狭くなってしまい、操縦安定性の悪化などの問題が発生
し易くなり好ましくない。
【0049】小穴18の深さhが周方向主溝14の深さ
Hの1/3未満になると小穴18が潰れにくくなり、幅
方向端部付近の剛性を低下させる作用が低下するので好
ましくない。
【0050】また、小穴18の深さhが周方向主溝14
の深さHよりも深くなると、小穴18とベルト層(ブレ
ーカー層)との距離が十分にとれなくなり、亀裂を発生
す虞があるので好ましくない。
【0051】小穴18のタイヤ周方向の中心間の距離C
が小穴18の直径D以下になると、センターリブ16A
がタイヤ幅方向に分離すると共にセカンドリブ16Bが
タイヤ幅方向に分離してしまい、リブとしての機能が損
なわれる。
【0052】また、小穴18のタイヤ周方向の中心間の
距離Cが小穴18の直径Dの3倍以上になると、小穴1
8のタイヤ周方向の間隔が開きすぎ、幅方向端部付近の
剛性を低下させる作用が低下するので好ましくない。
【0053】また、本実施形態では、小穴18の断面形
状を円形としたので、小穴18のエッジから摩耗核が発
生する虞がない。 (その他の実施形態)本実施形態では、センターリブ1
6A及びセカンドリブ16Bに小穴18を設けたが、本
発明はこれに限らず、ショルダーリブ16Cに小穴18
を設けても良い。
【0054】また、本実施形態では、複数の小穴18を
タイヤ周方向に沿って一列に配置したが、図9に示すよ
うに2列(例えば、千鳥状)に配置しても良い。
【0055】また、本実施形態の小穴18は一定径であ
るが、例えば、モールドに設けたピンが加硫済みのタイ
ヤから抜け易いように深さ方向に径が変化していても良
い。 (試験例)本発明の適用された空気入りタイヤ2種、比
較例の空気入りタイヤ4種及び従来例の空気入りタイヤ
1種をそれぞれ22.5×7.50のリムに嵌め、内圧
を830KPaとし、これらを2D−4車のフロント軸
(前輪荷重28.01N)に装着して一般道を3000
0kmを走行(速度0〜80km/h)後、リブ端に発生
した偏摩耗を比較評価した。
【0056】各タイヤのリブ及び周方向主溝の寸法、小
穴の位置及び寸法等は表1内に記載した通りである。
【0057】なお、比較例4のタイヤは、特開平8−8
5308号公報のように小穴をリブ内全域(小穴を幅方
向両端付近及び幅方向中央に配置すると共に、タイヤ幅
方向に隣接する小穴とはタイヤ周方向にずらして配置。
図7参照)に配置したものである。
【0058】比較評価は、セカンドリブとセンターリブ
の幅方向入力側エッジと出側エッジとの摩耗量差を、従
来例のタイヤを100とする指数表示した。
【0059】結果は、以下の表1に示す通りである。な
お、評価は、数値が小さいほど偏摩耗量が少なく、耐偏
摩耗性に優れていることを表している。
【0060】
【表1】
【0061】上記表1の試験結果から、本発明の適用さ
れた実施例のタイヤは、従来例のタイヤ及び比較例のタ
イヤに比較して耐偏摩耗性に優れているることは明らか
である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
空気入りタイヤは上記の構成としたので、空気入りタイ
ヤ、特に、重荷重用の空気入りタイヤの幅方向入力条件
下での偏摩耗の発生を抑制することができるという優れ
た効果を有する。
【0063】請求項2に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、操縦安定性の悪化問題及び製造上の問
題等を回避できる。
【0064】請求項3に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、操縦安定性の悪化問題及び製造上の問
題等を回避できる。
【0065】請求項4に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、陸部の幅方向端部付近の剛性を確実に
低下させることができる。
【0066】請求項5に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、陸部としての機能と維持しつつ幅方向
端部付近の剛性を低下させることができる。
【0067】請求項6に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、小穴のエッジからの摩耗核の発生を抑
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施形態に係る空気入りタ
イヤのセンターリブの平面図であり、(B)はセンター
リブの断面図(図1の1(B)−1(B)線断面図)で
ある。
【図2】本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのト
レッドを示す平面図である。
【図3】実施例に係る空気入りタイヤのトレッドを示す
平面図である。
【図4】比較例1に係る空気入りタイヤのトレッドを示
す平面図である。
【図5】比較例2に係る空気入りタイヤのトレッドを示
す平面図である。
【図6】比較例3に係る空気入りタイヤのトレッドを示
す平面図である。
【図7】比較例4に係る空気入りタイヤのトレッドを示
す平面図である。
【図8】従来例に係る空気入りタイヤのトレッドを示す
平面図である。
【図9】他の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド
を示す平面図である。
【符号の説明】
10 空気入りタイヤ 12 トレッド 14 周方向主溝 16A センターリブ(陸部) 16B セカンドリブ(陸部) 16C ショルダーリブ(陸部) 18 小穴

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ周方向に沿って延びる複数の主溝
    により区分された複数の陸部をトレッドに備えた空気入
    りタイヤにおいて、 前記陸部の幅方向端部付近にのみタイヤ周方向に沿って
    複数の小穴を形成し、 前記陸部の幅をW、前記幅方向端から前記小穴の中心ま
    での距離をLとしたときに、L≦W/4を満たすことを
    特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記小穴の直径をDとしたときに、0.
    05≦D/W≦0.27を満たすことを特徴とする請求
    項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記小穴の直径をDとしたときに、1.
    5mm≦D≦8mmを満たすことを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記小穴の深さをh、前記主溝の深さを
    Hとしたときに、H/3≦hを満たすことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の空気入りタ
    イヤ。
  5. 【請求項5】 前記小穴のタイヤ周方向の中心間の距離
    をCとしたときに、D<C<3Dを満たすことを特徴と
    する請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の空気入
    りタイヤ。
  6. 【請求項6】 前記小穴の深さ方向に直角な断面形状を
    円形としたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何
    れか1項に記載の空気入りタイヤ。
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