JP2002001818A - 地中管路補修工法における温度管理方法及びこれに用いる管路補修用ライナー - Google Patents

地中管路補修工法における温度管理方法及びこれに用いる管路補修用ライナー

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JP2002001818A
JP2002001818A JP2000183787A JP2000183787A JP2002001818A JP 2002001818 A JP2002001818 A JP 2002001818A JP 2000183787 A JP2000183787 A JP 2000183787A JP 2000183787 A JP2000183787 A JP 2000183787A JP 2002001818 A JP2002001818 A JP 2002001818A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ライナーの熱硬化性樹脂が地中管路の破損部分
に対応する部分において熱硬化したのを検知することの
できる地中管路補修工法における温度管理方法及び管路
補修用ライナーを提供すること。 【解決手段】熱硬化性樹脂が含浸された筒状で袋状のラ
イナー4を補修すべき地中管路2内に挿入した後、ライ
ナー4の内側に流体を流入させることにより、ライナー
4を地中管路2の内面に圧接させ、この状態でライナー
4を加熱装置27で加熱して熱硬化性樹脂を硬化させる
様にした地中管路補修工法において、ライナー4が地中
管路2に挿入される前に、地中管路2の形状や配置から
ライナー4の加熱時にライナー4の温度が低くなると予
想される部分を特定して、この特定した部分のライナー
4に予め温度センサ22iを取り付けおくと共に、地中
管路2に挿入したライナー4の加熱時に温度センサ22
iから出力される温度検出信号から熱硬化性樹脂が硬化
温度に達したのを求める地中管路補修工法における温度
管理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱硬化性樹脂が
含浸された筒状で袋状のライナーを補修すべき地中管路
の内面に圧接して熱硬化させることにより、地中管路を
補修する様にした地中管路補修工法における温度管理方
法及びこれに用いる管路補修用ライナーに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば地中に埋設されて下水を流
す下水管路や他の用途の管路等の地中管路はコンクリー
ト管等から構成されているものが多い。この様な地中管
路において、何らかの原因により地中管路を構成するコ
ンクリート管に部分的にひび割れ等の破損部が生じるこ
とがある。この場合、地中管路には破損部から雨水が浸
入したり、地中管路から下水が外部に洩れたりするた
め、好ましくない。
【0003】この様な場合の地中管路補修方法として
は、例えば、加熱水でライナーを加熱することにより、
ライナーの熱硬化性樹脂を熱硬化させる方法がある。
【0004】この方法では、まず、熱硬化性樹脂が含浸
された筒状で袋状のライナーを補修すべき地中管路内に
挿入した後、ライナー内に水を流入(注入)して充填さ
せて、この充填した水に圧力をかける。これにより、ラ
イナーを水圧で地中管の内面に圧接させられる。次に、
この状態でポンプによりライナー内の水を地上のボイラ
ー車のボイラーとの間で循環させて、循環する水をボイ
ラーで加熱することにより、ライナー内の水の温度を上
昇させてライナーの熱硬化性樹脂を加熱する。この際、
ライナー内の温度は、熱硬化性樹脂が熱硬化を開始する
温度(以下、熱硬化開始温度と省略)以上に加熱するこ
とにより、熱硬化性樹脂を硬化させる様にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、雨水が
破損部から地中管路に浸入しているような場合、加熱水
をライナー内に循環させても、破損部に対応する部分に
おいてはライナーの温度が他の部分に比べて上昇しにく
い。このため、破損部に対応する部分以外の部分の温度
が熱硬化開始温度に達していても、破損部に対応する部
分では熱硬化開始温度に達していないことが多い。従っ
て、ライナーが熱硬化開始温度に達した後、ライナー内
の熱硬化性樹脂の熱硬化が終了するまでの時間は、地中
管路の破損部に対応する部分が他の部分よりかなりかか
るものであった。
【0006】このため、従来は、ライナー全体を確実に
熱硬化させるために、上述の様な時間を考慮して、通常
の熱硬化終了までに係る時間の倍以上の間、ライナー内
の水の循環加熱を行っていた。例えば、破損部に対応す
る部分以外の部分において、ライナー内の水の循環加熱
開始からライナーの熱硬化性樹脂の熱硬化終了までの時
間が1時間係る場合、ライナー内の水の循環加熱はその
倍の2時間程度を取っていた。このため、地中管路の補
修に時間がかかるという問題があった。
【0007】そこで、この発明の第1の目的は、ライナ
ーの熱硬化性樹脂が地中管路の破損部分に対応する部分
において熱硬化したのを検知することのできる地中管路
補修工法における温度管理方法を提供することにある。
【0008】また、この発明の第2の目的は、ライナー
の熱硬化性樹脂が全ての部分において熱硬化したのを検
知することのできる地中管路補修工法における温度管理
方法を提供することにある。
【0009】さらに、この発明の第3の目的は、ライナ
ーの熱硬化性樹脂が全ての部分において熱硬化したのを
検知することのできる管路補修用ライナーを提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この第1の目的を達成す
るため、請求項1の発明は、熱硬化性樹脂が含浸された
筒状で袋状のライナーを補修すべき地中管路内に挿入し
た後、前記ライナーの内側に流体を流入させることによ
り、前記ライナーを前記地中管路の内面に圧接させ、こ
の状態で前記ライナーを加熱手段で加熱して前記熱硬化
性樹脂を硬化させる様にした地中管路補修工法におい
て、前記ライナーが前記地中管路に挿入される前に、前
記地中管路の形状や配置から前記ライナーの加熱時に前
記ライナーの温度が低くなると予想される部分を特定し
て、この特定した部分のライナーに予め温度センサを取
り付けおくと共に、前記地中管路に挿入したライナーの
加熱時に前記温度センサから出力される温度検出信号か
ら前記熱硬化性樹脂が硬化温度に達したか否かを求める
地中管路補修工法における温度管理方法としたことを特
徴とする。
【0011】また、第1の目的を達成するため、請求項
2の発明は、熱硬化性樹脂が含浸された筒状で袋状のラ
イナーを補修すべき地中管路内に挿入した後、前記ライ
ナーの内側に流体を流入させることにより、前記ライナ
ーを前記地中管路の内面に圧接させ、この状態で前記ラ
イナーを加熱手段で加熱して前記熱硬化性樹脂を硬化さ
せる様にした地中管路補修工法において、前記ライナー
が前記地中管路に挿入される前に、前記地中管路を検査
して、この検査結果に基づいて前記ライナーの加熱時に
前記ライナーの温度が低くなると予想される部分を特定
して、この特定した部分のライナーに予め温度センサを
取り付けおくと共に、前記地中管路に挿入したライナー
の加熱時に前記温度センサから出力される温度検出信号
から前記熱硬化性樹脂が硬化温度に達したか否かを求め
る地中管路補修工法における温度管理方法としたことを
特徴とする。
【0012】更に、第2の目的を達成するため、請求項
3の発明は、熱硬化性樹脂が含浸された筒状で袋状のラ
イナーを補修すべき地中管路内に挿入した後、前記ライ
ナーの内側に流体を流入させることにより、前記ライナ
ーを前記地中管路の内面に圧接させ、この状態で前記ラ
イナーを加熱手段で加熱して前記熱硬化性樹脂を硬化さ
せる様にした地中管路補修工法において、前記ライナー
の管路補修部分の全範囲にわたって多数の温度センサを
取り付けておくと共に、前記地中管路に挿入したライナ
ーの加熱時に全ての前記温度センサから出力される温度
検出信号から前記熱硬化性樹脂が硬化温度に達したか否
かを求める地中管路補修工法における温度管理方法とし
たことを特徴とする。
【0013】また、第3の目的を達成するため、請求項
4の発明は、熱硬化性樹脂が含浸された筒状で袋状のラ
イナーの管路補修部分に対応する全ての部分に多数の温
度センサを取り付けた管路補修用ライナーとしたことを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態1】以下、この発明の実施の形態1
を図面に基づいて説明する。 [構成]図1において、1は地面、1aは地面1の地中、
1bは地面1の地表面、2は地中1aに形成された地中
管路である。この地中管路2は、地中1aに埋設された
下水管等からなる下水管路や、その他の目的のために設
けられた管路である。この地中管路2は、コンクリート
製のヒューム管や陶器製の陶管等を地中に埋設して連設
することで形成されている。3は、下端が地中管路2に
連通し且つ上端が地表面1bに開口するマンホール3で
ある。このマンホール3は地中1bに埋設されている。
【0015】この様な地中管路(既設管路)2のヒュー
ム管や陶管等の既設管に何らかの原因によりひび割れ等
が生ずることがある。従って、この様な地中管路2の補
修が必要となる。
【0016】この場合、例えば、図1に示したように、
地中管路2の補修すべき部分に管路補修用のライナー4
を挿入する。このライナー4は、図6に示したように、
気体や液体が透過しない不透過フィルム等からなる内層
5と、内層5に添着されたフェルト等の繊維層6と、内
層6に重ね合わせられたフェルト等の繊維層7と、繊維
層7が添着された外層8を有する。この外層8は、気体
や液体が透過しない不透過フィルム等から形成されてい
る。また、繊維層6,7には、熱硬化性樹脂が含浸され
ている。
【0017】このライナー4は、筒状に形成されている
と共に、一端部が栓体9で閉成されて袋状に形成されて
いる。この栓体9は筒状のライナー4の一端部に挿入さ
れていると共に、締め付けバンド10でライナー4の一
端部を締め付け固定することにより、ライナー4の一端
部と栓体9との間が気体及び液体が透過しないように気
密になっている。
【0018】また、このライナー4の他端部側はマンホ
ール3を介して地上から上方に引き出されている。この
ライナー4の他端部には栓体11が挿入されている。そ
して、このライナー4の他端部は締め付けバンド12に
より締め付け固定されている。これにより、ライナー4
の他端部と栓体11との間が気体及び液体が透過しない
ように気密になっている。この栓体11は、地表面1a
上に設置した支持フレーム13に固定又は保持されてい
る。この支持フレーム13の脚部は、マンホール3の開
口の回りに脚部が来るように地表面1a上に設置され
る。
【0019】一方、地上にはボイラー車14が配置さ
れ、このボイラー車14には給湯タンク15aを有する
ボイラー装置15が搭載されている。そして、給湯タン
ク15aには循環水戻しホース16及び温水供給ホース
17が接続され、循環水戻しホース16には調圧装置1
8を介して循環水戻しホース19に一端部が接続され、
温水供給ホース17にはポンプ20及び調圧装置18を
介して温水供給ホース21に一端部が接続されている。
【0020】この循環水戻しホース19の他端部は、栓
体11の貫通孔11aに気密に保持されてライナー4内
に連通している。また、温水供給ホース21は、栓体1
1の貫通孔11bを貫通してライナー4に挿入され且つ
他端部が栓体9に保持されている。そして、温水供給ホ
ース21の他端部には温水吐出口21aが設けられてい
る。
【0021】また、ライナー4は、略中央から栓体9ま
での部分が地中管路2の補修すべき部分に挿入されてい
る。このライナー4の外層8には、図2(a),図3
(a)に示したように、多数の熱電対(温度センサ)2
i[i=1,2,3,・・・n]が略中央から栓体9までの
部分の最下面に位置させて長手方向に等ピッチに取り付
けられている。この熱電対22iは、工場等でライナー
4に予め組み付けられるか、ライナー4が地中管路2内
に挿入される前に補修工事現場でライナー4に予め組み
付けられる。
【0022】この熱電対22iは、図3(b)に示した
ように、補償導線22ia,22ibを介して制御装置23
の温度検出回路24に接続されている(図3参照)。こ
の温度検出回路24からの温度検出信号は制御装置23
の演算制御回路25に入力される。また、この演算制御
回路25は、表示手段26の表示制御を行うと共に、給
湯タンク15a内の水の加熱を行う加熱装置27の制御
を行うようになっている。尚、演算制御回路25は、熱
電対22iからの検出信号を基にライナー4の各部の温
度を求める様になっている。 [作用]次に、この様な構成の作用を説明する。
【0023】図1において、地中管路2の下部側に28
で示したようなクラックがあり、この部分から地中管路
2内への雨水の浸入がある場合、この部分は補修する必
要がある。
【0024】この様な地中管路2を補修する場合、熱電
対(温度センサ)22iが組み付けられたライナー4を
図1に示したように地中管路2内に挿入して、図1に示
したようにホース16,17,19,21等を組み付け
配置すると共に、熱電対22 iを温度検出回路24に接
続する。
【0025】この状態で、ボイラー装置15の給湯タン
ク15aに図示しない水源から水を供給すると共に、ポ
ンプ20を作動させて給湯タンク15a内の水を温水ホ
ース17,ポンプ20,調圧装置18及び温水供給ホー
ス21を介してライナー4内に供給する。この供給は、
ライナー4内に水が充填されて膨出し、ライナー4の外
周面がある程度の圧力で地中管路2の内面に圧接される
まで行って、図示しない水源から水給湯タンク15aへ
の給水を停止させる。
【0026】この後、給湯タンク15a内の水とライナ
ー4内の水をポンプ20により循環させる。即ち、ポン
プ20を作動させて、給湯タンク15a内の水を温水ホ
ース17,ポンプ20,調圧装置18を介して温水供給
ホース21に供給する。この温水供給ホース21に供給
される水は、矢印29で示したように栓体9側に流れ
て、矢印30で示したように温水吐出口21aからライ
ナー4内に流入する。このライナー4内に流入した水
は、矢印31で示したようにライナー4内を栓体11側
に戻された後、循環水戻しホース19,調圧装置18及
び循環水戻しホース16を介して給湯タンク15a内に
戻される。
【0027】この様に水(流体)をライナー4と給湯タ
ンク15aとの間で循環させている状態で、ボイラー装
置15の加熱装置27を作動させて、給湯タンク15a
内の水を加熱する。これに伴い、循環する水が徐々に温
度上昇させられて温水になり、この温水によりライナー
4が徐々に加熱されて温度上昇する。
【0028】この状態で、ライナー4内の水が略50°
C以上になると、ライナー4が50°Cに加熱されて、
ライナー4の熱硬化性樹脂の熱硬化が開始される。
【0029】この熱硬化が開始されると樹脂の発熱反応
により反応部位周囲の温度が急激に上昇する。これを温
度センサが感知することで、その温度センサの設置部位
の硬化反応を検出することができる。
【0030】ここで、ライナー4のクラック28に臨む
部分において雨水の漏れがある場合にはライナー4のク
ラック28に臨む部分の温度は50°Cに達していない
ことが多いので、この場合にはライナー4のクラック2
8に臨む部分での熱硬化性樹脂の熱硬化が開始されな
い。例えば、ライナー4のクラック28に臨む部分にお
いて雨水の漏れがある場合において、この部分に対応す
るライナー4内の温度を熱硬化性樹脂の熱硬化開始温度
である略50°Cまで上昇させるには、更にライナー4
内の温度を更に数十度上昇させる必要がある。この場
合、この部分の熱硬化性樹脂の確実な熱硬化を行わせる
ために、安全を見込んでライナー4内の温度を略80°
Cまで上昇させる。
【0031】一方、この様にしてライナー4が加熱され
ると、熱電対22iは起電力を発生する。この熱電対2
iからの起電力はライナー4の温度が上昇するに伴い
増加する。しかも、この熱電対22iの起電力は温度検
出信号として温度検出回路24に入力される。そして、
温度検出回路24は、熱電対22iからの起電力に基づ
いて温度を求めて演算制御回路25に入力する。
【0032】そして、演算制御回路25は、ライナー4
内の水が略50°C以上になって、ライナー4のクラッ
ク28に臨む部分以外の部分の熱硬化性樹脂の熱硬化が
開始されると、熱電対22iからの温度検出信号を基
に、ライナー4のクラック28に臨む部分以外の部分の
温度が50°Cになったと判断する。
【0033】即ち、熱電対223がクラック28に臨ん
でいる場合、熱電対223以外の他の熱電対221,22
2,・・・224,熱電対22iは、ライナー4がピークが発
生したのを検出する。
【0034】しかし、上述したようにクラック28の部
分からの雨水の浸入があると、この雨水の浸入部分では
ライナー4が冷却されるので、ライナー4のクラック2
8に臨む部分及びその周囲は他の部分より温度上昇が遅
れることになる。即ち、熱電対221,222,・・・2
4,熱電対22iは、ライナー4が50°Cになったの
を検出しても、クラック28に臨んでいる部分のライナ
ー4の温度が50°Cにならないので、クラック28に
臨んでいる部分の熱電対223はライナー4が50°C
より低い温度を検出する。
【0035】従って、演算制御回路25は、ボイラー装
置15の加熱装置27やポンプ20等を制御して、循環
する水の加熱を継続させる。そして、ライナー4内の水
が50°Cから更に上昇して、ライナー4のクラック2
8に臨む部分の温度が50°Cになると、ライナー4の
クラック28に臨む部分の熱硬化性樹脂の熱硬化が開始
される。この際、演算制御回路25は、クラック28に
臨む部分に熱電対22 3からの検出信号を基に、ライナ
ー4のクラック28に臨む部分の温度が50°Cになっ
たと判断する。
【0036】そして、更に演算制御回路25は、ライナ
ー4の確実な熱硬化のために、ボイラー装置15の加熱
装置27やポンプ20等を制御して、循環する水の加熱
を継続させ、ライナー4内の水が80°Cになるまで上
昇させて、ボイラー装置15の加熱装置27やポンプ2
0の作動を停止させる。
【0037】或いは、演算制御回路25は、クラック2
8に臨む部分に熱電対223からの検出信号を基に、ラ
イナー4のクラック28に臨む部分の温度が50°Cに
なったと判断すると、判断時点から一定時間後にボイラ
ー装置15の加熱装置27やポンプ20の作動を停止さ
せる。これは、ライナー4の熱硬化が確実に行われるよ
うに養生させるためである。 (変形例1)以上説明した実施例では、多数の熱電対2
iをライナー4の補修すべき地中管路2に挿入された
部分の最下面に沿って等ピッチで取り付けた例を示した
が、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、
多数の熱電対22iを、図7に示したように、ライナー
4の補修すべき地中管路2に挿入される部分の外層8の
外周面に螺旋状に配置固定してもよい。この場合、補償
導線22ia,22ibも外層8に螺旋状に捲回されること
になる。
【0038】この場合には、ライナー4の補修すべき地
中管路2に挿入される部分の全範囲の温度を検出するこ
とができる。 (変形例2)また、以上説明した実施例では、熱電対2
iを温度センサとして用いると共に、補償導線2
ia,22ibを用いて熱電対22iの温度検出信号であ
る起電力を温度検出回路24に入力させるようにした
が、必ずしもこれに限定されるものではない。
【0039】例えば、温度変化により抵抗値が変化する
抵抗器40iを熱電対22iにかえて温度センサとしてラ
イナー4の外層8に固定し、各抵抗器40iの抵抗値の
変化を温度検出回路24で検出する様にしてもよい。
【0040】また、図9に示したように、熱電対22i
にかえて略80°CでONするバイメタルスイッチ50
iを温度センサとしてライナー4の外層8に取り付け
て、バイメタルスイッチ50iのON信号を温度検出回
路24に入力させることにより、バイメタルスイッチ5
iのON信号からライナー4が80°Cになったのを
温度検出回路24により検出させるようにしても良い。
【0041】更に、図10に示したように、熱電対22
iにかえて略80°Cで溶けるヒューズ60iを温度セン
サとしてライナー4の外層8に取り付けて、ヒューズ6
iが溶けたときのOFF信号を温度検出回路24に入
力させ、ヒューズ60iが溶けたときのOFF信号から
ライナー4が80°Cになったのを温度検出回路24に
より検出させるようにしても良い。
【0042】尚、バイメタルスイッチの作動温度やヒュ
ーズの溶ける温度は、80°Cに限定されるものではな
く、50°Cから80°C以上の温度のなかの任意の値
を選ぶこともできる。
【0043】
【発明の実施の形態2】以上説明した実施例では、多数
の温度センサをライナー4の外層8に取り付けて、ライ
ナー4の熱硬化時の温度管理を行うようにしたが、かな
らずしもこれに限定されるものではない。
【0044】例えば、図11に示したように、地上に配
置した検査車70と、検査車70内の制御装置により移
動制御されるテレビカメラ71を地中管路2内に挿入し
て、テレビカメラ71を地中管路2内で長手方向に移動
制御しながら、テレビカメラ71からの映像を検査車7
0の図示しないモニターテレビで見て、地中管路2のク
ラック72を見つけたり、屈曲する地中管路2の水が溜
まりやすい様な最も低い部分73等を見つける。
【0045】特に、屈曲する地中管路2の水が溜まりや
すい様な最も低い部分73等は配管図等から予測がつく
ので、地中管路2の水が溜まりやすい様な最も低い部分
73の特定は配管図を用いて行ってもよい。
【0046】この様な検査や特定により、ライナー4の
クラック72に対応する部分4aや、ライナー4の部分
73に対応する部分4b等に、上述した熱電対22i
抵抗器40i,バイメタルスイッチ50i,ヒューズ60
i等の温度センサS1,S2を図12(b)に示したよ
うに取り付けて、上述した実施の形態1と同様な温度管
理を行うようにしても良い。
【0047】
【発明の実施の形態3】また、図13〜図21は、発明
の実施の形態3を示したものである。即ち、本実施の形
態3では、図13に示したように、ライナー4の外層8
に多数の温度センサSiを縦横に等ピッチで配設したセ
ンサ付フィルム80(図15参照)を巻き付けて接着固
定した例を示したものである。このセンサ付フィルム8
0は、図16,17,図18に示したように絶縁材料性
のベースフィルム81、中間絶縁フィルム82、絶縁カ
バーフィルム83を有する。
【0048】ベースフィルム81には、図19に示した
様に、長手方向と交差する方向に延びる多数の導電パタ
ーン84i[i=1,2,3・・・m]が長手方向に等ピッチ
で印刷配線されている。このベースフィルム81及び導
電パターン84i上には中間絶縁フィルム82が接着固
定されている。
【0049】また、中間絶縁フィルム82上には、図1
9に示したように、導電パターン84iと直交する方向
(中間絶縁フィルム82の長手方向)に延びる導電パタ
ーン85j[j=1,2,3・・・n]が導電パターン84i
の延びる方向に等ピッチで印刷配線されている。そし
て、導電パターン84iと導電パターン85jが交差する
交差部86k[k=1,2,3,・・・n]の近傍には、導電
パターン84iの一部を露出させる接続用穴82aが多
数形成されている(図20参照)。そして、交差部86
kには、導電パターン84iと導電パターン85jに両端
が接続された温度センサ87kが配設されている(図2
0では、接続用穴82aの説明の便宜上、温度センサ8
kの図示を省略)。この温度センサ87kとしては、上
述した熱電対22i,抵抗器40i,バイメタルスイッチ
50i,ヒューズ60i等が用いられる。
【0050】しかも、中間絶縁フィルム82上には、導
電パターン85j及び温度センサ87kを気密に覆うよう
に絶縁カバーフィルム83が接着固定されている。これ
により、導電パターン85j,温度センサ87kが中間絶
縁フィルム81と絶縁カバーフィルム82との間に気密
に保持されている。
【0051】更に、導電パターン84iと導電パターン
85jは、図21に示したように、温度検出回路24に
接続されている。
【0052】この構成によれば、温度センサ87kを更
に細かにライナー4に取り付けることができるので、よ
りきめ細かな温度管理を行うことができる。尚、作用は
発明の実施の形態1と同じであるので省略する。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、熱硬化性樹脂が含浸された筒状で袋状のライナーを
補修すべき地中管路内に挿入した後、前記ライナーの内
側に流体を流入させることにより、前記ライナーを前記
地中管路の内面に圧接させ、この状態で前記ライナーを
加熱手段で加熱して前記熱硬化性樹脂を硬化させる様に
した地中管路補修工法において、前記ライナーが前記地
中管路に挿入される前に、前記地中管路の形状や配置か
ら前記ライナーの加熱時に前記ライナーの温度が低くな
ると予想される部分を特定して、この特定した部分のラ
イナーに予め温度センサを取り付けおくと共に、前記地
中管路に挿入したライナーの加熱時に前記温度センサか
ら出力される温度検出信号から前記熱硬化性樹脂が硬化
温度に達したか否かを求めるようにしたので、ライナー
の熱硬化性樹脂が地中管路の破損部分に対応する部分に
おいて熱硬化したのを検知することができる。これによ
り、地中管路の補修にかかる時間を従来の工法に比べて
遙かに短縮できる。
【0054】また、請求項2の発明は、熱硬化性樹脂が
含浸された筒状で袋状のライナーを補修すべき地中管路
内に挿入した後、前記ライナーの内側に流体を流入させ
ることにより、前記ライナーを前記地中管路の内面に圧
接させ、この状態で前記ライナーを加熱手段で加熱して
前記熱硬化性樹脂を硬化させる様にした地中管路補修工
法において、前記ライナーが前記地中管路に挿入される
前に、前記地中管路を検査して、この検査結果に基づい
て前記ライナーの加熱時に前記ライナーの温度が低くな
ると予想される部分を特定して、この特定した部分のラ
イナーに予め温度センサを取り付けおくと共に、前記地
中管路に挿入したライナーの加熱時に前記温度センサか
ら出力される温度検出信号から前記熱硬化性樹脂が硬化
温度に達したか否かを求める様にしたので、ライナーの
熱硬化性樹脂が地中管路の破損部分に対応する部分にお
いて熱硬化したのを検知することができる。これによ
り、地中管路の補修にかかる時間を従来の工法に比べて
遙かに短縮できる。この場合、温度センサは必要最小限
の温度センサで済むので、温度管理にかかるコストを低
減できる。
【0055】更に、請求項3の発明は、熱硬化性樹脂が
含浸された筒状で袋状のライナーを補修すべき地中管路
内に挿入した後、前記ライナーの内側に流体を流入させ
ることにより、前記ライナーを前記地中管路の内面に圧
接させ、この状態で前記ライナーを加熱手段で加熱して
前記熱硬化性樹脂を硬化させる様にした地中管路補修工
法において、前記ライナーの管路補修部分の全範囲にわ
たって多数の温度センサを取り付けておくと共に、前記
地中管路に挿入したライナーの加熱時に全ての前記温度
センサから出力される温度検出信号から前記熱硬化性樹
脂が硬化温度に達したか否かを求めるようにしたので、
ライナーの熱硬化性樹脂が全ての部分において熱硬化し
たのを検知することができる。これにより、地中管路の
補修にかかる時間を従来の工法に比べて遙かに短縮でき
る。
【0056】また、請求項4の発明の管路補修用ライナ
ーは、熱硬化性樹脂が含浸された筒状で袋状のライナー
の管路補修部分に対応する全ての部分に多数の温度セン
サを取り付けた構成としたので、熱硬化性樹脂が全ての
部分において熱硬化したのを検知することのできるライ
ナーを提供できる。これにより、地中管路の補修にかか
る時間を従来の工法に比べて遙かに短縮できるライナー
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる地中管路補修工法を説明する
ための説明図である。
【図2】図1に示したライナーと温度センサとの関係を
示す説明図である。
【図3】(a)は図2のライナーの底面図、(b)は
(a)の配線図である。
【図4】図2の熱電対の説明図である。
【図5】図2の補償導線の配置部の拡大図である。
【図6】図1のライナーと地中管路との関係を示す部分
破断斜視図である。
【図7】この発明のライナーと温度センサとの関係の変
形例を示す説明図である。
【図8】(a)はこの発明の温度センサの他の例を示す
説明図、(b)は(a)の温度センサの回路図である。
【図9】この発明の温度センサの他の例を示す回路図で
ある。
【図10】この発明の温度センサの他の例を示す回路図
である。
【図11】発明の実施の形態2にかかるこの発明の地中
管路補修工法を説明するための説明図である。
【図12】(a)は図11の地中管路にライナーを挿入
したときの説明図、(b)は(a)のライナーへの温度
センサの取付位置の説明図である。
【図13】発明の実施の形態3にかかるこの発明の地中
管路補修工法に用いるライナーの説明図である。
【図14】図13のライナーの断面図である。
【図15】図14の温度センサ付フィルムの展開図であ
る。
【図16】図15の温度センサ付フィルムの一部を露出
して示したセンサ取付部の拡大斜視図である。
【図17】図15の温度センサ付フィルムの概略断面で
ある。
【図18】図17のベースフィルムと導電パターンとの
関係を示す説明図である。
【図19】図17の中間絶縁フィルムと導電パターンと
の関係を示す説明図である。
【図20】図15の温度センサ付フィルムの一部を露出
して示したセンサ取付部の説明図である。
【図21】図15の導電パターンの配線回路図である。
【符号の説明】
2・・・地中管路 4・・・ライナー 22i・・・熱電対(温度センサ) 27・・・加熱装置(加熱手段) 40i・・・抵抗器 50i・・・バイメタルスイッチ 60i・・・ヒューズ S1,S2・・・温度センサ 87k・・・温度センサ
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Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱硬化性樹脂が含浸された筒状で袋状のラ
    イナーを補修すべき地中管路内に挿入した後、前記ライ
    ナーの内側に流体を流入させることにより、前記ライナ
    ーを前記地中管路の内面に圧接させ、この状態で前記ラ
    イナーを加熱手段で加熱して前記熱硬化性樹脂を硬化さ
    せる様にした地中管路補修工法において、 前記ライナーが前記地中管路に挿入される前に、前記地
    中管路の形状や配置から前記ライナーの加熱時に前記ラ
    イナーの温度が低くなると予想される部分を特定して、
    この特定した部分のライナーに予め温度センサを取り付
    けおくと共に、前記地中管路に挿入したライナーの加熱
    時に前記温度センサから出力される温度検出信号から前
    記熱硬化性樹脂が硬化温度に達したか否かを求めること
    を特徴とする地中管路補修工法における温度管理方法。
  2. 【請求項2】熱硬化性樹脂が含浸された筒状で袋状のラ
    イナーを補修すべき地中管路内に挿入した後、前記ライ
    ナーの内側に流体を流入させることにより、前記ライナ
    ーを前記地中管路の内面に圧接させ、この状態で前記ラ
    イナーを加熱手段で加熱して前記熱硬化性樹脂を硬化さ
    せる様にした地中管路補修工法において、 前記ライナーが前記地中管路に挿入される前に、前記地
    中管路を検査して、この検査結果に基づいて前記ライナ
    ーの加熱時に前記ライナーの温度が低くなると予想され
    る部分を特定して、この特定した部分のライナーに予め
    温度センサを取り付けおくと共に、前記地中管路に挿入
    したライナーの加熱時に前記温度センサから出力される
    温度検出信号から前記熱硬化性樹脂が硬化温度に達した
    か否かを求めることを特徴とする地中管路補修工法にお
    ける温度管理方法。
  3. 【請求項3】熱硬化性樹脂が含浸された筒状で袋状のラ
    イナーを補修すべき地中管路内に挿入した後、前記ライ
    ナーの内側に流体を流入させることにより、前記ライナ
    ーを前記地中管路の内面に圧接させ、この状態で前記ラ
    イナーを加熱手段で加熱して前記熱硬化性樹脂を硬化さ
    せる様にした地中管路補修工法において、 前記ライナーの管路補修部分の全範囲にわたって多数の
    温度センサを取り付けておくと共に、前記地中管路に挿
    入したライナーの加熱時に全ての前記温度センサから出
    力される温度検出信号から前記熱硬化性樹脂が硬化温度
    に達したか否かを求めることを特徴とする地中管路補修
    工法における温度管理方法。
  4. 【請求項4】熱硬化性樹脂が含浸された筒状で袋状のラ
    イナーの管路補修部分に対応する全ての部分に多数の温
    度センサを取り付けたことを特徴とする管路補修用ライ
    ナー。
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