JP2002001759A - 表面硬化ポリカーボネート樹脂成形品の製造方法 - Google Patents

表面硬化ポリカーボネート樹脂成形品の製造方法

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JP2002001759A
JP2002001759A JP2000183220A JP2000183220A JP2002001759A JP 2002001759 A JP2002001759 A JP 2002001759A JP 2000183220 A JP2000183220 A JP 2000183220A JP 2000183220 A JP2000183220 A JP 2000183220A JP 2002001759 A JP2002001759 A JP 2002001759A
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film
polycarbonate resin
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semi
coating film
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JP2000183220A
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Koichi Hara
公一 原
Nobuhiro Watanabe
信広 渡辺
Mitsugi Nakae
貢 中江
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリカーボネート樹脂成形品を簡単な製造工
程で製造でき、表面硬度が高く、しかも複雑な形状に成
形可能な表面硬化ポリカーボネート樹脂成形品の製造方
法を提供する。 【解決手段】 表面硬化ポリカーボネート樹脂成形品の
製造方法は、(1)樹脂フィルム上に硬化性のコーティ
ング剤を塗布し、(2)該コーティング剤を半硬化し
て、樹脂フィルム付き半硬化コーティング膜を形成し、
(3)金型内に該半硬化コーティング膜を装着すると共
に、ポリカーボネート樹脂を射出成形して前記半硬化コ
ーティング膜を転写したポリカーボネート樹脂成形品を
形成し、(4)次いで前記半硬化コーティング膜上の樹
脂フィルムを剥離し、(5)しかる後に該半硬化コーテ
ィング膜を硬化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、航空機、
ビル、学校、各商店などの窓ガラス、自動車、航空機な
どの灯具カバー、照明カバーなどに利用できるポリカー
ボネート樹脂成形品の製造方法に関し、特に表面硬度が
高く、複雑形状に成形可能な表面硬化ポリカーボネート
樹脂成形品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ポリカーボネート樹脂は、透明性
や耐衝撃性に優れることから、ガラスの代替品としての
用途が広がって来ている。しかし、ポリカーボネート樹
脂は、表面硬度がガラスよりも著しく劣るため、表面に
硬化性の塗料を塗布して硬化したり、表面にあらかじめ
硬化したフィルムを貼り合わせる等の改良が行われてき
た。表面に硬化性の塗料を塗布して硬化する方法として
は、ポリカーボネート成形品にシリコーン系、アクリル
系のコーティング剤を塗布し、熱又は光で硬化させる方
法が広く行われている。しかしながら、この方法では、
成形品の運搬、アニーリング、洗浄、塗布、乾燥、硬化
等の多くの工程及び設備を必要とするだけでなく、大型
設備が必要であり経済性に劣る。また、表面にあらかじ
め硬化したフィルムを貼り合わせる方法としては、例え
ば、特公平59−45502号公報、特公平4−964
8号公報及び特公平4−9649号公報に記載されてい
るように、あらかじめ表面に硬化膜を形成したフィルム
を金型に装着し、樹脂を射出成形するコーティドフィル
ムインサート成形法がある。しかしながら、この方法で
は、フィルム表面が硬いため、成形品のR形状、複雑形
状への追随性が悪く、膜にクラックが発生するという問
題がある。このため曲率の少ない単純な形状にしか適用
できない。また、長期の使用によりフィルムが成形品よ
り剥離するという問題がある。以上のことから、ポリカ
ーボネート樹脂成形品の製造工程が短縮、複雑な形状の
成形品を製造することを可能にすることが望まれてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の課題
を解決するためになされたもので、ポリカーボネート樹
脂成形品を簡単な製造工程で製造でき、表面硬度が高
く、しかも複雑な形状に成形可能な表面硬化ポリカーボ
ネート樹脂成形品の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、樹脂フィルム
上に半硬化コーティング膜を形成してから、その上にポ
リカーボネート樹脂を射出成形し、前記樹脂フィルムを
剥離し、該半硬化コーティング膜を硬化することによ
り、前記目的を達成することを見出し本発明を完成した
ものである。
【0005】すなわち、本発明は、(1)樹脂フィルム
上に硬化性のコーティング剤を塗布し、(2)該コーテ
ィング剤を半硬化して、樹脂フィルム付き半硬化コーテ
ィング膜を形成し、(3)金型内に該半硬化コーティン
グ膜を装着すると共に、ポリカーボネート樹脂を射出成
形して前記半硬化コーティング膜を転写したポリカーボ
ネート樹脂成形品を形成し、(4)次いで前記半硬化コ
ーティング膜上の樹脂フィルムを剥離し、(5)しかる
後に該半硬化コーティング膜を硬化することを特徴とす
る表面硬化ポリカーボネート樹脂成形品の製造方法を提
供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、さらに詳細に本発明につい
て説明する。本発明の表面硬化ポリカーボネート樹脂成
形品の製造方法は、図1に示すように、 (1)樹脂フィルム1上に硬化性のコーティング剤2を
塗布する工程 (2)コーティング剤2を、加熱又は光照射により半硬
化して、樹脂フィルム付き半硬化コーティング膜3を形
成するプレ硬化工程 (3)樹脂フィルム付き半硬化コーティング膜3を、射
出成形用の金型内に装着し、射出成形したポリカーボネ
ート樹脂(PC)成形品に半硬化コーティング膜3を転
写する工程 (4)樹脂フィルム1を剥離する工程 (5)半硬化コーティング膜3を硬化して硬化コーティ
ング膜5を形成する本硬化工程からなる。
【0007】本発明で使用する樹脂フィルムとしては、
特に限定されないが、例えばポリエステル系樹脂フィル
ム、ポリイミド系樹脂フィルム、ポリオレフィン系樹脂
フィルム等が挙げられ、特にポリエステル系樹脂フィル
ムが好ましい。この樹脂フィルムの厚さは、特に限定さ
れないが、10〜100μmが好ましい。本発明で使用
する硬化性のコーティング剤としては、シリコーン系、
アクリル系、エポキシ系、アミノ系又はウレタン系等の
コーティング剤が挙げられ、特にシリコーン系又はアク
リル系のコーティング剤が好ましい。
【0008】シリコーン系コーティング剤は熱硬化性で
あり、下記式、 Rn Si(OH)4-n (Rは、炭素原子数1〜8のアルキル基、炭素原子数2
〜8のアルケニル基、炭素原子数6〜12のアリール
基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、α−もしく
はγ−グリシドキシプロピル基又はα−もしくはγ−メ
タクリロキシプロピル基であり、nは1〜3の整数であ
る)の構造を有するオルガノシラン及びこれにコロイダ
ルシリカを添加したものが挙げられ、具体的な市販品と
してはトスガード510(東芝シリコーン社製)、KP
−85(信越化学工業社製)などが挙げられる。また、
このシリコーン系コーティング剤には、耐光性を付与す
るために、耐光剤を添加してもよい。アクリル系コーテ
ィング剤は光硬化性であり、下記式、 CH2 =CYCOOR1 (Yは水素原子、メチル基又はエチル基、R1 炭素原子
数1〜12のアルキル基である)の構造を有する化合物
が挙げられ、具体的な市販品としてはユニデック(大日
本インキ社製)が挙げられる。また、このアクリル系コ
ーティング剤には、光重合開始剤を添加してもよい。
【0009】本発明で使用するポリカーボネート樹脂と
しては、特に制限はなく種々のものが用いられる。通
常、2価フェノールとカーボネート前駆体との反応によ
り製造される芳香族ポリカーポネートを用いることがで
きる。すなわち、2 価フェノールとカーボネート前駆体
とを溶液法あるいは溶融法、2 価フェノールとホスゲン
の反応、2 値フェノールとジフェニルカーボネートなど
とのエステル交換法により反応させて製造されたものを
使用することができる。
【0010】2価フェノールとしては、様々なものが挙
げられるが、特に2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン〔ビスフェノールA〕、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル) メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル) エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジメチルフェニル) プロパン、4,4−ジヒド
ロキシジフェニル、ビス(4−ヒドロキシフェニル) シ
クロアルカン、ビス(4−ヒドロキシフェニル) オキシ
ド、ピス(4−ヒドロキシフェニル) スルフィド、ピス
(4−ヒドロキシフェニル) スルホン、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)スルホキシド、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル) エーテル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)
ケトンなど、あるいはこれらのハロゲン置換体などが挙
げられる。特に好ましい2価フェノールとしては、ビス
(ヒドロキシフェニル) アルカン系、特にビスフェノー
ルAを主原料としたものである。また、カーボネート前
駆体としては、カルボニルハライド、カルボニルエステ
ル、またはハロホルメートなどであり、具体的にはホス
ゲン、2価フェノールのジハロホーメート、ジフェニル
カーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボ
ネートなどである。この他、2 価フェノールとしては、
ハイドロキノン、レヅルシン、カテコール等が挙げられ
る。これらの2価フェノールは、それぞれ単独で用いて
もよいし、2種以上を混合して用いたものでもよい。
【0011】なお、ポリカーボネート樹脂は、分岐構造
を有していてもよく、分岐剤としては、1,1,1−ト
リス(4−ヒドロキジフェニル) エタン、α, α',α''
−トリス(4−ヒドロキシフェニル) −1,3,5−ト
リイソプロピルベンゼン、フロログリシン、トリメリッ
ト酸、イサチンビス(o−クレゾール) などがある。ま
た、分子量の調節のためには、フェノール、p−t−ブ
チルフェノール、p−t−オクチルフェノール、p−ク
ミルフェノール、p−ドデシルフェノールなどが用いら
れる。また、本発明に用いるポリカーボネート樹脂は、
ポリカーボネート部とポリオルガノシロキサン部を有す
るランダム共重合体、ブロック共重合体、あるいはこれ
らの共重合体を含有するポリカーボネート樹脂、又はテ
レフタル酸などの2官館性カルボン酸、またはそのエス
テル形成誘導体などのエステル前駆体の存在下でポリカ
ーボネートの重合を行うことにより得られるポリエステ
ルーポリカーボネート樹脂であってもよい。また、これ
ら種々のポリカーボネート樹脂の混合物を用いることも
できる, 本発明において用いるポリカーボネート樹脂
は、機械的強度及び成形性の点から、粘度平均々子量が
10,000〜100,000、好ましくは15.00
0〜40,000、さらに好ましくは20,000〜3
0,000であると好適である。
【0012】前記工程(1)において、コーティング剤
の塗布は様々な手法により行うことができ、例えばドク
ターブレードを用いて塗布すればよい。前記工程(2)
において、コーティング剤の半硬化の条件としては、コ
ーティング剤が熱硬化性の場合には、温度70〜100
℃で5〜20分加熱すればよく、温度70〜90℃で5
〜15分加熱することが好ましい。加熱温度70℃未満
又は加熱時間5分未満であると、コーティング剤に粘着
性が生じてフィルムの取り扱いが困難になり、加熱温度
100℃超又は加熱時間20分超であると硬化しすぎて
しまう恐れがある。コーティング剤が光硬化性の場合に
は、高圧水銀灯、メタルハライドランプ等から発する紫
外線を利用し、50〜500mJ照射することが好まし
い。50mJ未満であると、コーティング剤に粘着性が
生じてフィルムの取り扱いが困難になり、500mJ超
であると硬化しすぎてしまう恐れがある。半硬化の状態
とは、粘着性が無い状態であり、半硬化コーティング膜
を設けたフィルムを曲率15mmRの円筒面に沿って密
着させて曲げたときにクラックが生じない程度の硬化度
である。また、半硬化コーティング膜とポリカーボネー
ト樹脂との長期密着性を高めるため、半硬化コーティン
グ膜上にプライマーを塗布してもよい。プライマーとし
ては、例えば、アクリル系樹脂のPH91(東芝シリコ
ーン社製)などが挙げられる。
【0013】前記工程(3)においては、樹脂フィルム
付き半硬化コーティング膜の半硬化コーティング膜側
が、射出成形されたPC成形品に転写されればよく、ポ
リカーボネート樹脂を射出成形する際の条件としては、
特に限定されないが、金型温度40〜120℃、成形温
度250〜340℃、冷却時間3〜60秒で成形すれば
よい。前記工程(4)においては、PC成形品に転写さ
れた半硬化コーティング膜の外側にある樹脂フィルムが
剥離できればよく、剥離方法は限定されない。前記工程
(5)において、コーティング剤の硬化の条件として
は、コーティング剤が熱硬化性の場合には、温度110
〜150℃で15分〜5時間加熱すればよく、温度11
0〜130℃で20〜2時間加熱すると好ましい。加熱
温度110℃未満又は加熱時間15分未満であると、硬
化が十分でなく、加熱温度150℃超であると、成形品
の変形が起きる恐れがある。コーティング剤が光硬化性
の場合には、高圧水銀灯、メタルハライドランプ等から
発する紫外線を利用し、500〜2000mJ照射すれ
ばよく、700〜1500mJ照射すると好ましい。5
00mJ未満であると、表面の硬度が不十分となる恐れ
がある。
【0014】
【実施例】次に、実施例を用いて本発明をさらに詳しく
説明する。 実施例1 (1)厚さ50μmのシリコーン離型処理ポリエステル
フィルム上に、熱硬化性コーティング剤としてトスガー
ド510(東芝シリコーン社製)をドクターブレードを
用いて、厚み7 μm に塗布し、(2)コーティング剤を
80℃、15分間加熱してプレ硬化を行いフイルム上に
半硬化コーティング膜を形成し、フィルム付き半硬化コ
ーティング膜を作成した。このフィルムに粘着性はな
く、曲率15mmRの円筒に沿って、図2に示すような
形状に曲げて膜上のクラックの有無を観察したところな
かった。(3)フィルム付き半硬化コーティング膜を金
型内に装着し、射出成形機(東芝機械社製:IS200
EN)を用いポリカーボネート(出光石油化学社製:出
光タフロンIR2200) を、成形温度300℃、金型
温度60℃、冷却時間10秒の条件でポリカーボネート
樹脂成形品を形成し、半硬化コーティング膜を転写し
た。(4)ルミラーフィルムを剥がした後、(5)半硬
化コーティング膜を、120℃、60分間加熱して本硬
化を行い表面硬化ポリカーボネート樹脂成形品を得た。
【0015】得られた、成形品について、以下の試験を
行った。その結果を表1に示す。 〔鉛筆硬度〕JIS K 5651に準じて評価した。 〔硬化コーティング膜とポリカーボネート樹脂成形品と
の密着性〕硬化コーティング膜に碁盤目に区切りテープ
を貼り付け、テープ剥離後に剥離した碁盤目の剥離の有
無、剥離数の割合(%)を示した。 〔クラックの有無〕成形品コーナー部のクラックの有無
を目視で観察した。
【0016】実施例2、3及び比較例1 実施例1において、(2)のプレ硬化温度及び時間を表
1に示すようにした以外は同様にして成形品を製造し
た。得られた、成形品について、実施例1と同様の試験
を行った。その結果を表1に示す。 実施例4及び比較例2 実施例1において、(2)で形成した半硬化コーティン
グ膜にプライマーとしてアクリル系樹脂のPH91(東
芝シリコーン社製)を塗布、乾燥した以外は同様にして
成形品を製造した。得られた、成形品について、実施例
と同様の試験を行った。その結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の方
法によりポリカーボネート樹脂成形品を製造すると、ポ
リカーボネート樹脂成形品を簡単な製造工程で製造で
き、表面硬度が高く、しかも複雑な形状に成形可能であ
る。このため、自動車、航空機、ビル、学校、各商店な
どの窓ガラス、自動車、航空機などの灯具カバー、照明
カバーなどとして有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の表面硬化ポリカーボネート樹脂成形
品の製造方法の製造工程を示す概略図である。
【図2】 本発明の実施例における製造過程において、
曲げ形状を付与した成形途中品を示す図である。
【符号の説明】
1:樹脂フィルム 2:コーティング剤 3:半硬化コーティング膜 4:ポリカーボネート樹脂成形品 5:硬化コーティング膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:20 B29K 105:20 B29L 11:00 B29L 11:00 C08L 69:00 C08L 69:00 Fターム(参考) 4F006 AA35 AA36 AB39 BA02 CA04 CA08 DA03 EA05 4F202 AA28 AD05 AD10 AD11 AD20 AG01 AG03 AH17 AH46 AH51 AH73 CA11 CB01 CB13 CM46 CM72 CM73 CN01 CQ01 4F206 AA28 AD05 AD08 AD20 AH42 AH51 AH73 JA07 JB13 JF05 JL02 JM06 JN25 JN41 JW21 JW31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)樹脂フィルム上に硬化性のコーテ
    ィング剤を塗布し、(2)該コーティング剤を半硬化し
    て、樹脂フィルム付き半硬化コーティング膜を形成し、
    (3)金型内に該半硬化コーティング膜を装着すると共
    に、ポリカーボネート樹脂を射出成形して前記半硬化コ
    ーティング膜を転写したポリカーボネート樹脂成形品を
    形成し、(4)次いで前記半硬化コーティング膜上の樹
    脂フィルムを剥離し、(5)しかる後に該半硬化コーテ
    ィング膜を硬化することを特徴とする表面硬化ポリカー
    ボネート樹脂成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記コーティング剤がシリコーン系コー
    ティング剤であることを特徴とする請求項1に記載の表
    面硬化ポリカーボネート樹脂成形品の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記樹脂フィルムがポリエステル系樹脂
    フィルムであることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の表面硬化ポリカーボネート樹脂成形品の製造方法。
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