JP2002001627A - 自動工具交換装置 - Google Patents

自動工具交換装置

Info

Publication number
JP2002001627A
JP2002001627A JP2000187038A JP2000187038A JP2002001627A JP 2002001627 A JP2002001627 A JP 2002001627A JP 2000187038 A JP2000187038 A JP 2000187038A JP 2000187038 A JP2000187038 A JP 2000187038A JP 2002001627 A JP2002001627 A JP 2002001627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
tools
stocker
automatic
pots
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000187038A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Hayade
英喜 早出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EGURO Ltd
Eguro Ltd
Original Assignee
EGURO Ltd
Eguro Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EGURO Ltd, Eguro Ltd filed Critical EGURO Ltd
Priority to JP2000187038A priority Critical patent/JP2002001627A/ja
Publication of JP2002001627A publication Critical patent/JP2002001627A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置構成を大型化することなく多数の工具を
小スペースに格納できるツールマガジンを備えた自動工
具交換装置を提供する。 【解決手段】 ツールホルダ(TH)に装着された複数
種類の工具(T)を交換可能に格納するツールストッカ
(8)には、ツールホルダ(TH)を着脱自在に保持す
る複数のツールポット(11)が放射状に配置されて上
下2段に設けられている。また、上下2つのツールポッ
ト(11,11)を一組として工具交換位置まで移動さ
せる旋回機構および上下動機構が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マシニングセンタ
やターニングセンタ等に付設されて複数種類の工具を自
動交換する自動工具交換装置に関し、詳しくは、多数の
工具を小スペースに格納できるツールストッカを備えた
自動工具交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタやターニングセンタ等
には、複数種類の工具を自動交換する自動工具交換装置
が付設されている。そして、この自動工具交換装置は、
通常、ツールホルダに装着された複数種類の工具を交換
可能に格納するツールストッカ(ツールマガジン)と、
このツールストッカに格納された複数種類の工具から任
意の工具を選択して交換するツール交換アームとを備え
て構成されている。
【0003】前記ツールストッカとしては、複数種類の
工具をチェーンの長手方向に沿って配列するチェーン式
(特開平8−39382号公報参照)や、前記各工具を
ドラムの端面に軸方向を揃えて環状に配列するドラム式
の他、前記各工具を放射状に配列する形式(特開平8−
108336号公報参照)など、種々の形式のものが従
来一般に知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
チェーン式やドラム式のツールストッカにおいては、複
数種類の工具を1列に配列して格納している。このた
め、格納できる工具数を増大するには、チェーンの周長
やドラムの径を増大する必要があり、装置構成が大型化
するという問題がある。
【0005】そこで、本発明は、装置構成を大型化する
ことなく多数の工具を小スペースに格納できるツールス
トッカを備えた自動工具交換装置を提供することを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する手
段として、本発明に係る自動工具交換装置は、ツールホ
ルダに装着された複数種類の工具を交換可能に格納する
ツールストッカを備え、このツールストッカには、前記
ツールホルダを着脱自在に保持する複数のツールポット
が放射状に配列されて上下2段に設けられていることを
特徴とする。
【0007】本発明に係る自動工具交換装置では、複数
種類の工具を装着した各ツールホルダをツールストッカ
の各ツールポットに保持させることにより、複数種類の
工具が放射状に配列されて上下2段に格納されるのであ
り、多数の工具が小スペースに格納される。
【0008】本発明の自動工具交換装置において、上下
2つのツールポットを一組として工具交換位置まで移動
させる旋回機構および上下動機構を前記ツールストッカ
が備えていると、旋回機構および上下動機構により上下
一組のツールポットを工具交換位置まで移動させること
により、ツール交換アームは定位置で工具を交換するこ
とができるので好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る自動工具交換装置の実施の形態を説明する。参照する
図面において、図1は本発明の一実施形態に係る自動工
具交換装置が付設されたターニングセンタの概略構造を
示す正面図、図2は図1に示したターニングセンタの概
略構造を示す平面図、図3は一実施形態に係る自動工具
交換装置に装備されたツールストッカの平面図、図4は
図3に示したツールストッカの縦断面図である。
【0010】一実施形態に係る自動工具交換装置を説明
するに当たり、まず、この自動工具交換装置が付設され
たターニングセンタの概略構造を図1および図2により
説明する。このターニングセンタは、ワークWをクラン
プして選択的に固定または回転させる主軸台装置1と、
バイト等の旋削工具T1をクランプして固定する旋削工
具クランプ装置2と、エンドミル等の回転工具T2をク
ランプして回転駆動する回転工具クランプ装置3とを備
えている。
【0011】前記ワークWは、図1において主軸台装置
1の左方に配置されたワークストッカ4内に整列して収
容されている。また、主軸台装置1は、ワークWをクラ
ンプする主軸台1Aがベッド1B上に立設されたコラム
1Cに沿って上下方向に位置制御可能に構成されてい
る。そして、この主軸台装置1の主軸台1Aにワークス
トッカ4内のワークWを搬送してクランプさせるため、
ターニングセンタには、左右、前後および上下の3軸方
向に移動可能なワーク搬送装置5が設けられている。
【0012】前記旋削工具クランプ装置2は、ベッド1
B上に支持されて前記主軸台1Aに対し左右および前後
の2軸方向に位置制御可能なテーブル6上に固定されて
いる。この旋削工具クランプ装置2は、予めツールホル
ダに装着された旋削工具T1をクランプして固定するこ
とにより、前記主軸台装置1の主軸台1Aにクランプさ
れて回転駆動されるワークWに対し旋削加工を施す。
【0013】前記回転工具クランプ装置3は、前記テー
ブル6上にインデックステーブル7を介して所定角度づ
つ旋回制御可能に支持されている。この回転工具クラン
プ装置3は、予めツールホルダに装着された回転工具T
2をクランプして回転駆動することにより、前記主軸台
装置1の主軸台1Aにクランプされて固定されたワーク
Wに対しエンドミルやフライス等の加工を施す。
【0014】ここで、前記旋削工具クランプ装置2がク
ランプする旋削工具T1および前記回転工具クランプ装
置3がクランプする回転工具T2を自動的に交換するた
め、ターニングセンタには、本発明の一実施形態に係る
自動工具交換装置が付設される。この自動工具交換装置
は、ツールホルダTHに装着された複数種類の工具Tを
交換可能に格納するツールストッカ8と、このツールス
トッカ8に格納された複数種類の工具Tから任意の工具
Tを選択して交換するツール交換アームユニット9とを
備えている。
【0015】図1に示すように、前記ツールストッカ8
は、支持フレーム10の上部に設けられた前後ビーム1
0Aおよびその下方の支持ベース10Bを支持部材とし
て前記テーブル6の右側方の上方に配設されている。ま
た、ツール交換アームユニット9は、支持フレーム10
の左右ビーム10Cを支持部材として、左右、前後およ
び上下の3軸方向に移動可能に構成されている。
【0016】前記ツールストッカ8には、図3および図
4に示すように、複数種類の工具Tがそれぞれ装着され
た各ツールホルダTHを着脱自在に保持する多数のツー
ルポット11が放射状に配列されて上下2段に設けられ
ている。すなわち、ツールストッカ8は、前記支持ベー
ス10B上に旋回自在に設置されたターンテーブル12
の外周部付近に放射状に配列される多数(例えば32
個)のポット支持部材13を備えており、各ポット支持
部材13に上下2個のツールポット11が軸線をそれぞ
れ放射方向に向けて設けられている。
【0017】ここで、前記各ポット支持部材13ごとに
上下一組のツールポット11,11をターンテーブル1
2と共に工具交換位置まで旋回移動できるようにし、か
つ、ターンテーブル12に対して工具交換位置まで上昇
移動できるようにするため、前記ターンテーブル12の
外周部には、各ポット支持部材13の数に対応した組数
のガイドバー14A,14Bが内外2重の同心状に配列
して立設されている。また、内外2本のガイドバー14
A,14Bにガイドブッシュ15A,15Bを介して摺
動自在に嵌合する長板状のリフトベース16が各ポット
支持部材13の数だけ設けられている。そして、各リフ
トベース16の外端部上に前記ポット支持部材13がそ
れぞれ設置されることにより、多数のツールポット11
が軸線をそれぞれ放射方向に向けて放射状に上下2段に
配列されている。
【0018】また、各ポット支持部材13ごとに上下一
組のツールポット11,11を工具交換位置まで移動さ
せる旋回機構および上下動機構として、ターンテーブル
12の駆動モータ17およびリフトベース16の昇降装
置18が設けられている。
【0019】前記駆動モータ17は、減速ギヤ機構が組
み込まれたサーボモータであり、その出力軸(図示省
略)を下に向けた状態で前記支持フレーム10の前後ビ
ーム10Aに円筒状の取付部材19を介して支持されて
いる。そして、この駆動モータ17は、図示しない出力
軸がカップリング部材20を介してターンテーブル12
の中心部に連結されることにより、ターンテーブル12
を旋回駆動できるように構成されている。
【0020】また、前記昇降装置18は、内蔵されたエ
アシリンダ装置の作動に応じてスライダ18Aがベース
部材18Bに対して往復摺動するように構成されてい
る。この昇降装置18は、スライダ18Aが上下方向に
昇降する向きで、前記取付部材19の外周面の工具交換
位置に対面する部位にベース部材18Bが固定されてい
る。そして、この昇降装置18のスライダ18Aの外面
下部には、前記各リフトベース16の内端部の係合突部
16Aに上下方向から係合可能な上下一対の係合片18
Cを有する係合部材18Dが固定されている。
【0021】一方、前記ツール交換アームユニット9
は、水平軸廻りに反転自在に回動制御されるアームを有
し、その先端のグリップで工具Tが装着されたツールホ
ルダTHを把持できるように構成されている。そして、
このツール交換アームユニット9は、左右、前後および
上下の3軸方向に駆動制御されることにより、ツールス
トッカ8の任意のポット支持部材13が昇降装置18に
より上方の工具交換位置にあるとき、そのポット支持部
材13のツールポット11,11に保持されているツー
ルホルダTHに装着された工具Tと、前記旋削工具クラ
ンプ装置2側のツールホルダTHに装着された旋削工具
T1または回転工具クランプ装置3側のツールホルダT
Hに装着された回転工具T2とを交換できるように構成
されている。
【0022】以上のように構成された一実施形態に係る
自動工具交換装置によれば、複数種類の工具を装着した
各ツールホルダTHをツールストッカ8の各ポット支持
部材13に設けられた上下2個の各ツールポット11,
11にそれぞれ保持させることにより、複数種類の工具
Tを平面視において放射状に配列して上下2段に格納す
ることができる。例えば32個のポット支持部材13を
備えるツールストッカ8では、小さなスペース内に最大
64本の工具Tを格納することができる。
【0023】一実施形態の自動工具交換装置において、
前記旋削工具クランプ装置2側のツールホルダTHに装
着された旋削工具T1または回転工具クランプ装置3側
のツールホルダTHに装着された回転工具T2をツール
ストッカ8に格納されている任意の工具Tと交換するに
は、その交換用の工具Tが装着されたツールホルダTH
を保持しているツールポット11を工具交換位置に移動
させる。すなわち、駆動モータ17によりターンテーブ
ル12を旋回させて前記ツールポット11を有する任意
のポット支持部材13を工具交換位置まで移動させる。
この工具交換位置では、前記ポット支持部材13が設置
されたリフトベース16の係合突部16Aが昇降装置1
8側の係合部材18Dの上下一対の係合片18C,18
Cの間に挿入される。そこで、昇降装置18によりスラ
イダ18Aを上昇させ、係合部材18Dおよびリフトベ
ース16を介してポット支持部材13を工具交換位置ま
で上昇させる。
【0024】ポット支持部材13が工具交換位置まで上
昇すると、その上下一組のツールポット11,11にツ
ールホルダTHが保持された交換用の工具Tは、その左
右に位置してツールストッカ8に格納されている他の工
具Tの上方に位置するため、ツール交換アームユニット
9のアームは、他の工具Tと干渉することなく交換用の
工具Tをツールポット11から着脱できるようになる。
そこで、ツール交換アームユニット9を左右、前後およ
び上下の3軸方向に駆動制御し、かつ、そのアームを水
平軸廻りに回動制御することにより、前記旋削工具T1
または回転工具T2と交換用の工具Tとを交換する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
工具交換装置によれば、複数種類の工具を装着した各ツ
ールホルダをツールストッカの各ツールポットに保持さ
せることにより、複数種類の工具を放射状に配列して上
下2段に格納でき、装置構成を大型化することなく多数
の工具を小スペースに格納することができる。
【0026】本発明の自動工具交換装置において、上下
2つのツールポットを一組として工具交換位置まで移動
させる旋回機構および上下動機構を前記ツールストッカ
が備えている場合には、旋回機構および上下動機構によ
り上下一組のツールポットを工具交換位置まで移動させ
ることにより、ツール交換アームは定位置の工具交換位
置で工具を交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動工具交換装置が
付設されたターニングセンタの概略構造を示す正面図で
ある。
【図2】図1に示したターニングセンタの概略構造を示
す平面図である。
【図3】一実施形態に係る自動工具交換装置に装備され
たツールストッカの平面図である。
【図4】図3に示したツールストッカの縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 :主軸台装置 2 :旋削工具クランプ装置 3 :回転工具クランプ装置 4 :ワークストッカ 5 :ワーク搬送装置 6 :テーブル 7 :インデックステーブル 8 :ツールストッカ 9 :ツール交換アームユニット 10 :支持フレーム 11 :ツールポット 12 :ターンテーブル 13 :ポット支持部材 14A:ガイドバー 14B:ガイドバー 15A:ガイドブッシュ 15B:ガイドブッシュ 16 :リフトベース 17 :駆動モータ 18 :昇降装置 19 :取付部材 20 :カップリング部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ツールホルダに装着された複数種類の工
    具を交換可能に格納するツールストッカを備えた自動工
    具交換装置であって、前記ツールストッカには、前記ツ
    ールホルダを着脱自在に保持する複数のツールポットが
    放射状に配列されて上下2段に設けられていることを特
    徴とする自動工具交換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された自動工具交換装置
    であって、前記ツールストッカは、上下2つのツールポ
    ットを一組として工具交換位置まで移動させる旋回機構
    および上下動機構を備えていることを特徴とする自動工
    具交換装置。
JP2000187038A 2000-06-22 2000-06-22 自動工具交換装置 Pending JP2002001627A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000187038A JP2002001627A (ja) 2000-06-22 2000-06-22 自動工具交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000187038A JP2002001627A (ja) 2000-06-22 2000-06-22 自動工具交換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002001627A true JP2002001627A (ja) 2002-01-08

Family

ID=18687097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000187038A Pending JP2002001627A (ja) 2000-06-22 2000-06-22 自動工具交換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002001627A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4473548B2 (ja) 工具タレットおよび工作機械
JP4892127B2 (ja) 万能工作機械
US5025539A (en) Drilling and milling machine
US4970765A (en) Machine tool
JP2000233335A (ja) 工作機械
JP5722534B2 (ja) 複数のワークピーススピンドルを備えた多軸旋盤
JP2003025101A (ja) 棒状工作物を機械加工するための工作機械
JPH0651253B2 (ja) 工作機械
JP6263607B2 (ja) 工作機械
US4555844A (en) Part turnover attachment for automatic machine tool
JP2010064243A6 (ja) 複数のワークピーススピンドルを備えた多軸旋盤
US6688352B2 (en) Multi-axis work center, for multiple production, in particular for wood working
JP4330413B2 (ja) 自動工具交換装置
JP3985998B2 (ja) 複合加工用工作機械
JP2002001627A (ja) 自動工具交換装置
JP4465712B2 (ja) 工作機械
JP2001071228A (ja) 工作機械の工具交換装置
JP4384915B2 (ja) 工作物保持スピンドル付き多軸式マシニングセンター
JPS6195845A (ja) 多頭工作機用自動工具交換装置
KR20000057014A (ko) 스핀들 위치 교환기를 갖는 가공 장치와 스핀들 위치 교환방법
JPH10249693A (ja) 眼鏡レンズの外周加工装置
JPH08174363A (ja) 工作機械
JPH06304835A (ja) 工作機械のストック用工具交換装置
JPH0585297B2 (ja)
KR20010001922A (ko) 주축이 이송되는 공작물의 양측가공용 수직 다두선반

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050426

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051102