JP2002001433A - 歪み矯正装置 - Google Patents

歪み矯正装置

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JP2002001433A
JP2002001433A JP2000185367A JP2000185367A JP2002001433A JP 2002001433 A JP2002001433 A JP 2002001433A JP 2000185367 A JP2000185367 A JP 2000185367A JP 2000185367 A JP2000185367 A JP 2000185367A JP 2002001433 A JP2002001433 A JP 2002001433A
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ram
distortion
pressing member
workpiece
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Hiroshi Nakanishi
弘 中西
Kazuyoshi Yamaguchi
和義 山口
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TOHO MECHANIC KK
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TOHO MECHANIC KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの曲げ過ぎや曲げ不足を少なくするこ
とにより、歪み矯正作業にかかる時間を短縮でき、矯正
作業にともなうワークの疲労を少なくする。 【解決手段】 歪み矯正装置1は、ラム27、ワーク支
持機構10、サーボモータ36、動力伝達機構44、歪
みセンサ19及び制御装置51を備える。ラム27は、
棒状をなすワークWの半径方向(上下方向)へ往復動可
能に設けられている。ワーク支持機構10は、ワークW
の歪み部分をラム27に向けた状態で、同ワークWを支
持する。動力伝達機構44は、サーボモータ36の回転
を直線往復動に変換してラム27に伝達し、そのラム2
7を前記歪み部分に押圧させて歪みを矯正する。制御装
置51は、歪みセンサ19の検出結果に基づき、前記歪
み部分の歪み量を所定範囲に収めるためのラム27の目
標位置を求め、ラム27がその目標位置へ移動するよう
にサーボモータ36を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャフト等の棒状
をなすワークの歪み(半径方向における撓み)を取り除
くために用いられる歪み矯正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、棒状をなすワークの歪みを、ラム
と呼ばれる硬質の部材を押し当てることにより取り除く
ようにした歪み矯正装置が知られている。この装置で
は、油圧シリンダが用いられており、そのシリンダから
下方へ出没するピストンロッドの下端に前記ラムが取付
けられる。ワークは横置きにされ、その歪み部分がラム
に向けられた状態で、すなわち、歪んだ部分が最も高く
なる回転位相にされた状態で、ワーク支持機構によって
支持される。そして、ワークの歪み量が許容範囲内に収
まるように油圧シリンダが駆動制御される。ピストンロ
ッドとともにラムが下降してワークを押圧する。この押
圧によりワークが曲げられ、前記歪み部分が矯正され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
歪み矯正装置においては、ラムの停止位置が必ずしも一
定にはならない。これは、主として、ラムのアクチュエ
ータとして油圧シリンダを使用していることによる。す
なわち、ピストンロッドの停止に際し、油圧回路での油
の流れを、電磁弁等の方向制御弁によって切替えている
が、その切替え動作が油を介して油圧シリンダに伝達す
るまでに若干の時間を要する。方向制御弁の切替えから
若干遅れてピストンロッドが停止するため、ラムが目標
位置を越えて停止するものと考えられる。また、早めに
油圧回路を切替えたとしても、前記と同様の理由によ
り、ラムが目標位置に停止するとは限らない。さらに、
油温の上昇にともなう油圧の変動も、ラムの停止位置が
ばらつく原因の1つであると考えられる。
【0004】そして、このことが、ワークの曲げ過ぎ、
曲げ不足を引き起こしている。いずれの場合も、再度油
圧シリンダを駆動してラムをワークに押し当てることに
より対処しているが、歪みの矯正作業に時間がかかって
しまい、作業効率の低下を招いている。また、ワークを
曲げ過ぎた場合には、それを矯正するために反対方向に
ワークを曲げるが、この作業を何度も行っているうち
に、ワークが金属疲労を引き起こすおそれがある。
【0005】そこで、本発明の課題は、ワークの曲げ過
ぎや曲げ不足を少なくすることにより、歪み矯正作業に
かかる時間を短縮でき、矯正作業にともなうワークの疲
労を少なくできる歪み矯正装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、棒状をなすワークの半径方向へ往復動可能に設けら
れた押圧部材と、前記ワークの歪み部分を前記押圧部材
に向けた状態で、同ワークを支持するワーク支持機構
と、サーボモータと、前記サーボモータの回転を直線往
復動に変換して前記押圧部材に伝達し、その押圧部材を
前記歪み部分に押圧させて歪みを矯正する動力伝達機構
と、前記ワークの歪み量を検出する歪み量検出器と、前
記歪み量検出器の検出結果に基づき、前記歪み部分の歪
み量を所定範囲に収めるための前記押圧部材の目標位置
を求め、押圧部材がその目標位置へ移動するように前記
サーボモータを制御する制御手段とを備えている。
【0007】従って、歪み矯正に際しては、ワークの歪
み部分が押圧部材に向けられた状態で、そのワークがワ
ーク支持機構により支持される。一方、ワークの歪み量
が歪み量検出器によって検出される。そして、制御手段
により、歪み量検出器の検出結果に基づき、歪み部分の
歪み量を所定範囲に収めるための押圧部材の目標位置が
求められる。押圧部材がその目標位置へ移動するように
サーボモータが制御される。この制御により、サーボモ
ータの回転が動力伝達機構により押圧部材に伝達され、
押圧部材がワークの半径方向へ往復動する。押圧部材が
ワークに押し当てられると、前記歪み部分が曲げられ
て、歪みが矯正される。
【0008】ここで、本発明では、押圧部材を往復動さ
せるためのアクチュエータとしてサーボモータが用いら
れている。サーボモータには、指令信号に対する応答性
が要求されるため、通常のモータに比べて、頻繁な始動
・停止が可能であり、発生トルクが大きい、慣性が小さ
い等の特徴がある。従って、前述したサーボモータの制
御により、動力伝達機構を介して、押圧部材を前記目標
位置に正確に停止させることが可能である。特に、作動
のために油を用いていないので、油圧シリンダを用いた
場合に比べ応答性に優れ、所望のタイミングでサーボモ
ータの回転が停止する。その結果、高い精度で押圧部材
が目標位置に停止し、その押圧部材によりワークの歪み
部分が適正量曲げられて、歪み量が所定範囲に収まる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記動力伝達機構は、前記ワークの半
径方向へ往復動可能、かつ回転不能に設けられるととも
に、前記押圧部材に連結されたねじ軸と、前記ねじ軸に
螺合され、かつ前記サーボモータにより回転駆動される
ナットとを備えている。
【0010】従って、サーボモータが回転すると、その
回転はナットに伝達され、同ナットがねじ軸の回りを回
転する。回転が止められているねじ軸は、前記ナットの
回転によりワークの半径方向へ移動し、これにともなっ
て押圧部材が同方向へ移動する。この動力伝達機構は、
ねじ軸及びナットといった機械部品の組合せにより構成
されており、サーボモータの動きが、これらのねじ軸及
びナットを介して押圧部材に瞬時に伝達される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を、図面に従って説明する。本実施形態での歪み矯
正の対象となるのは、棒状をなし、かつ円形の断面形状
を有するワークWである。ただし、断面の大きさは一定
でなくてもよく、長さ方向における部分部分によって異
なっていてもよい。また、ワークWの材質は特に限定さ
れない。ここでは、断面が一様である金属製のシャフト
がワークWとされている。
【0012】図1,3に示すように、歪み矯正装置1
は、その土台部分を構成するベッド2と、ベッド2に対
し垂直に立ったコラム3とを備えている。ベッド2の上
には、テーブル4が水平方向へ往復動可能に取付けられ
ている。詳しくは、図4に示すように、ベッド2の上に
は一対のガイドレール5が固定され、テーブル4の下面
には一対のサドルサポート(支持脚)6が固定されてお
り、これらのサドルサポート6がガイドレール5にスラ
イド可能に嵌合されている。ベッド2の上であってテー
ブル4の後方(図4の左方)には、テーブル送り用のサ
ーボモータ7が設置されている。このサーボモータ7の
出力軸には、カップリング(図示略)を介して送りねじ
20が連結されている。一方、テーブル4の後面にはナ
ット(図示略)が固定されており、このナットに前記送
りねじ20が螺合されている。そして、サーボモータ7
の作動にともなう送りねじ20の回転がナットに伝達さ
れることにより、同ナットが送りねじ20に沿って移動
する。これにともない、サドルサポート6がガイドレー
ル5に沿ってスライドし、テーブル4がベッド2の上で
往復動する。
【0013】図2,4に示すように、テーブル4上の一
方(図2の左方)の端部には主軸台8が固定され、その
主軸台8には主軸頭9が軸11により上下方向へ回動自
在に支持されている。主軸頭9には、駆動軸としての主
軸12と、その主軸12を回転駆動するためのステッピ
ングモータ13とが設けられている。さらに、主軸台8
の上には、主軸頭9を下から支えるダンパ14が設けら
れている。テーブル4上の他方(図2の右方)の端部に
おいて、前記主軸台8と対向する箇所には心押台15が
固定されている。心押台15には、前記主軸頭9と同様
にして、心押頭29が軸(図示略)により上下方向へ回
動可能に支持されている。心押頭29には、回動自在に
支持された従動軸としての心押軸16と、その心押軸1
6を水平方向へ出没させるアクチュエータとが設けられ
ている。アクチュエータとしては、ここではエアシリン
ダ17が用いられているが、これに限られない。また、
心押台15の上には、心押頭29を下から支えるダンパ
30が設けられている。前記ワークWは、その両端面の
中心にあけられたセンター穴に、前記主軸12及び心押
軸16の各先端が挿入されることによって支持される。
そして、これらの主軸台8、主軸12、ステッピングモ
ータ13、心押台15、心押軸16、エアシリンダ17
等によって、ワーク支持機構10が構成されている。
【0014】図2に示すように、テーブル4上であっ
て、主軸台8と心押台15との間には、ワークWを下側
から受ける複数のサポータ18と、歪み量検出器として
の複数の歪みセンサ19とが設けられている。サポータ
18及び歪みセンサ19の各数は特に限定されないが、
ここでは前者が4つに、後者が3つに設定されている。
各歪みセンサ19は、ばねによって常に上方へ付勢され
てワークWに下方から接触している。すなわち、歪みセ
ンサ19はワークWの形状(歪み)に追従して変位し、
ワークWとの接触箇所(高さ)に基づき歪み量を検出す
る。
【0015】さらに、主軸台8の近傍には、歪み矯正後
のワークWを主軸12から押出すための押出し装置21
が設けられている。また、テーブル4には、押出し装置
21によって押出されたワークWをテーブル4の前方
(図3,4の右方)へ払出すための払出し装置22が設
けられている。図4に示すように、払出し装置22は、
軸23により支持されたアーム24と、そのアーム24
に連結されたアクチュエータとしてのエアシリンダ25
と、軸23の近傍に設置されたワーク受け26とを備え
ている。この払出し装置22では、通常は、アーム24
が二点鎖線で示す箇所に位置しているが、歪み矯正後
に、アーム24がエアシリンダ25の押上げ力によっ
て、軸23を支点として上方へ回動し、実線で示す位置
に至る。すると、ワークWがその傾斜したアーム24に
沿って転がり、ワーク受け26に導かれる。
【0016】図2に示すように、ワークWの上方には、
押圧部材としてのラム27が、ワークWの半径方向であ
る上下方向へ往復動可能に設けられている。ラム27は
焼き入れが施された鋼板によって形成されており、その
下端部には、ワークWの断面形状に合わせて円弧状の凹
部(図3参照)28が設けられている。
【0017】このラム27を往復動させる機構について
説明すると、図1,3に示すように、コラム3上部の取
付板31には、左右一対のガイドシャフト32が上下方
向へ往復動可能に挿通されている。両ガイドシャフト3
2の下端部にはプレート33が固定されている。一方、
取付板31の上にはケース34が取付けられており、そ
の上面の後部(図3の左側部)には減速機35を介して
ACサーボモータ36が取付けられている。サーボモー
タ36は、サーボ機構において、入力信号に応じて制御
対象である機械負荷を操作、駆動するモータである。サ
ーボ機構とは、物体の位置、角度等を制御量として、目
標値の任意の変化に追従するように構成された自動制御
系である。このサーボ機構においては、通常、目標の回
転角と実際の回転角とが2つの回転角センサによって電
圧信号に変換され、その差が増幅されて、サーボモータ
36が回転される。2つの回転角センサの電圧信号の差
が演算され、その差に基づき、迅速かつ正確に目標の回
転角まで負荷が回転される。前記減速機35の出力軸3
5aはケース34の内部に入り込んでおり、その出力軸
35aにタイミングプーリ37が取付けられている。
【0018】また、ケース34内の前部には、ナット3
8が軸受39により回動可能に支持されており、このナ
ット38の上部にタイミングプーリ41が一体回転可能
に取付けられている。このタイミングプーリ41と、前
記減速機側のタイミングプーリ37とにはタイミングベ
ルト42が掛けられている。ナット38にはねじ軸43
が螺合されている。ねじ軸43は、その下端部において
前記プレート33に固定されており、回転不能となって
いる。そして、ねじ軸43の下端部又はプレート33に
ラム27が固定されている。ここでは、これらのねじ軸
43とナット38として、ボールねじが用いられてい
る。ボールねじは、ねじ軸43の雄ねじとナット38の
雌ねじとの間に鋼球(ボール)を入れたねじであり、雄
ねじと雌ねじの間のすべり接触による摩擦抵抗を,転が
り抵抗に置きかえて軽減するものである。上記機構中、
両タイミングプーリ37,41、タイミングベルト4
2、ナット38、ねじ軸43等によって、サーボモータ
36の回転を直線往復動に変換してラム27に伝達する
動力伝達機構44が構成されている。
【0019】なお、ねじ軸43は、ダストカバー45に
よって覆われている。ダストカバー45は、ごみ等がね
じ軸43等に付着するのを防止できるものであればよ
く、ここでは、布によって蛇腹状に形成されたものが用
いられている。また、図1,3中の46は、作業者の手
等が歪み矯正装置1を含む所定の空間内に入ったとき
に、そのことを検出して警告するための左右一対(図1
では右側のもののみ図示)のエリアセンサである。ま
た、47は、ガイドシャフト32が基準位置(原点)に
達したことを検出するリミットスイッチである。
【0020】前述した歪みセンサ19、リミットスイッ
チ47は、制御手段としての制御装置51の入力側に接
続され、サーボモータ7,36、ステッピングモータ1
3、エアシリンダ17,25、押出し装置21は制御装
置51の出力側に接続されている。制御装置51は、各
種センサ19,47等の検出値に基づき、サーボモータ
7,36等の各種アクチュエータを制御する。
【0021】次に、前記構成の歪み矯正装置1を用いて
ワークWの歪みを矯正する作業について説明する。図5
〜7は、制御装置51によって実行される処理の一部で
ある。図5は、ワークWの弾性変形量をチェックするた
めのルーチンを示し、図6,7は、チェックした弾性変
形量に基づき、歪みを矯正するためのルーチンを示して
いる。
【0022】まず、図5の弾性変形量チェックルーチン
の実行に先立ち、人手により、多数本のワークWのうち
から無作為に複数本(例えば3本)を選ぶ。そのうちの
1本を、サポータ18の上に置き、エアシリンダ17を
作動させて心押軸16を心押台15から突出させる。心
押軸16の先端が一方のセンター穴に入り込み、ワーク
Wが主軸台8側へ押される。他方のセンター穴に主軸1
2の先端が入り込み、ワークWが主軸12及び心押軸1
6によって両側から支持される。この状態では、ワーク
Wはサポータ18から若干(1.5〜2.0mm程度)
浮上がる。
【0023】弾性変形量チェックルーチンでは、制御装
置51はまずステップS10において、サーボモータ7
を制御することにより、所定の歪みセンサ19がラム2
7の下方に位置するまでテーブル4を移動させる。ステ
ップS20において、サーボモータ36を制御すること
により、ラム27を、ワークWに接する位置まで下降さ
せる。ステップS30において、ラム27を、予め定め
ておいた距離dだけ下降させ、ステップS40におい
て、歪みセンサ19の値を、ワークWの弾性変形量e1
として読込む。
【0024】次に、ステップS50において、ラム27
を前記距離dだけ上昇させる。すなわち、ワークWを元
の位置へ戻す。ステップS60において、そのときの歪
みセンサ19の値を、ワークWの弾性変形量e2として
読込む。そして、ステップS70において、ステップS
40,S60での両弾性変形量e1,e2が等しいかど
うかを判定する。この判定条件が満たされていないと、
すなわち、ラム27の押圧により曲げられたワークWが
自身の弾性復元力によって元の状態に戻っていると、ス
テップS90において、前記距離dに所定値、例えば
0.1mmを加算及び更新し、前記ステップS30へ戻
る。
【0025】一方、ステップS70の判定条件が満たさ
れていると、すなわち、ラム27の押圧により曲げられ
たワークWが元の状態に戻らなくなると、ステップ80
において、そのときのラム27の位置を、ワークWが弾
性復元しなくなる位置としてメモリ(記憶手段)に記憶
する。ステップS100において、歪みセンサ19が接
しているワークWの3箇所について、前記ラム27の位
置を記憶したかどうかを判定し、満たされていないとス
テップS10へ戻り、満たされていると弾性変形量チェ
ックルーチンを終了する。このように、3つの歪みセン
サ19の接触している箇所に関し、ワークWが弾性復元
しなくなるときのラム27の位置をメモリに記憶する。
【0026】なお、本実施形態では、ワークW間におけ
る前記ラム27の位置のばらつきを考慮して、上記弾性
変形量チェックルーチンを複数本(3本)のワークWに
関して行うようにしている。そして、各ワークWに関し
て記憶した複数箇所(3箇所)のラム27の位置の平均
値を求め、この値を以後の処理に用いるようにしてい
る。
【0027】次に、図6,7の歪み矯正処理ルーチンで
は、制御装置51はまずステップP10において、サー
ボモータ7を制御することにより、所定の歪みセンサ1
9がラム27の下方に位置するまでテーブル4を移動さ
せる。ステップP20において、ステッピングモータ1
3を作動させて、主軸12及び心押軸16によって支持
されたワークWを、所定の単位角度α(例えば0.9
°)回転させる。このとき、ステッピングモータ13に
よって主軸12が回転駆動されるが、心押軸16はこれ
に追従して回転する。ステップP30において、歪みセ
ンサ19によるワークWの歪み量をメモリに記憶する。
ステップP40において、ワークWが1回転(360°
回転)したかどうかを判定し、満たされていないとステ
ップP20へ戻る。このように、ワークWの歪み量が所
定角度α刻みでメモリに記憶される。このときには、前
述したようにワークWがサポータ18からわずかに浮上
がっているため、回転によりワークWがサポータ18に
接触することがない。このため、正確な歪み量を検出及
び記憶することができる。
【0028】ステップP40の判定条件が満たされてい
ると、ステップP50において、前記ステップP30で
記憶した値の中で一番歪み量の多い回転位相を割出す。
ステップP60において、前記弾性変形量チェックルー
チンで求めた、ワークWが弾性復元しなくなるときのラ
ム27の位置(平均値)に基づき、歪み量を所定範囲に
収めるためのラム27の目標位置を決定する。例えば、
ワークWが弾性復元しなくなるときのラム27の位置そ
のものを目標位置としてもよいし、これを補正した位置
を目標位置としてもよい。補正方法としては、所定値を
加算したり、所定の係数(補正係数)を乗算したりする
ことが挙げられる。また、目標位置の算出に際しては、
前記ステップP50の回転位相での歪み量を考慮しても
よい。
【0029】次に、図7のステップP70において、前
記ステップP50で割出した回転位相となるように、ワ
ークWを回転させる。この回転位相では、ワークWの最
も大きく歪んだ部分が上側、すなわちラム27側を向く
ことになる。ステップP80において、ラム27が前記
ステップP60での目標位置まで下降するようにサーボ
モータ36を制御し、その後、ラム27を上昇させる。
【0030】ステップP90において、歪みセンサ19
による歪み量が許容範囲の上限値以下であるかどうかを
判定し、ステップP100において、歪み量が許容範囲
の下限値以上であるかどうかを判定する。両判定条件が
満たされていると、すなわち、歪み量が所定の許容範囲
内に収まっていると、ステップP110において、上記
の矯正処理をワークWの3箇所(歪みセンサ19の接し
ている箇所)について行ったかどうかを判定する。この
判定条件が満たされていないとステップP10へ戻り、
満たされていると歪み矯正処理ルーチンを終了する。
【0031】これに対し、前記ステップP90,P10
0のいずれか一方が満たされていないと、ステップP1
20〜140で補正矯正処理を行う。詳しくは、前記ス
テップP90の判定条件が満たされていないと、すなわ
ち、ラム27によるワークWの矯正が足りないと、ステ
ップP120で前記目標位置を補正する。そして、ラム
27を補正位置まで下降させた後、上昇させ、ステップ
P90へ戻る。ステップP100の判定条件が満たされ
ていないと、すなわち、ラム27によるワークWの矯正
が過剰であると、ステップP130においてワークWを
180°回転させる。ステップP140において、ラム
27を所定距離下降させた後上昇させ、ステップP90
へ戻る。これらのステップP120〜P140の処理に
より、歪み量が許容範囲内に収まる。
【0032】上述したように、本実施形態によると、歪
み矯正に際しては、ワークWの歪み量が歪みセンサ19
によって検出される。制御装置51により、歪みセンサ
19の検出結果に基づき、歪み部分の歪み量を所定範囲
に収めるためのラム27の目標位置が求められる。ワー
クWの歪み部分がラム27に向けられた状態で、そのワ
ークWがワーク支持機構10により支持される。ラム2
7が前記目標位置へ移動するようにサーボモータ36が
制御される。この制御により、サーボモータ36の回転
が動力伝達機構44によりラム27に伝達されてラム2
7が昇降する。すなわち、サーボモータ36が回転する
と、その回転は減速機35、タイミングプーリ37、タ
イミングベルト42及びタイミングプーリ41を介して
ナット38に伝達され、同ナット38がねじ軸43の回
りを回転する。回転が止められているねじ軸43は、ナ
ット38の回転により上下方向へ移動し、これにともな
ってラム27が同方向へ移動する。ラム27が目標位置
まで下降する過程でワークWに押下げ力が加わり、前記
歪み部分が曲げられて、歪みが矯正される。
【0033】ここで、本実施形態では、ラム27を往復
動させるためのアクチュエータとしてサーボモータ36
を用いている。サーボモータには、指令信号に対する応
答性が要求されるため、通常のモータに比べて、頻繁な
始動・停止が可能であり、発生トルクが大きい、慣性が
小さい等の特徴がある。また、動力伝達機構44が、減
速機35、タイミングプーリ37,41、タイミングベ
ルト42、ねじ軸43及びナット38といった機械部品
の組合せにより構成されており、サーボモータ36の回
転が、これらの機械部品を介してラム27に瞬時に伝達
される。従って、これらのサーボモータ36の制御と、
動力伝達機構44による動力伝達とにより、ラム27を
前記目標位置に正確に停止させることが可能である。ま
た、サーボモータ36の作動のために油を用いていない
ので、油圧シリンダを用いた場合(従来技術に相当)に
比べ応答性に優れ、サーボモータ36が所望のタイミン
グで回転が停止する。
【0034】その結果、ラム27によりワークWの歪み
部分を適正量曲げて、歪み量を許容範囲内に収めること
ができる。ワークWの曲げ過ぎ、曲げ不足の頻度が低く
なり、歪み量を許容範囲内に収めるまでに要する時間が
短くなり、歪み矯正作業全体に要する時間を短縮でき
る。また、ワークWを曲げ過ぎると、それを矯正するた
めにワークWを反対方向へ曲げるが、これを繰り返して
いると、金属疲労を起こすおそれがある。これに対し本
実施形態では、曲げ過ぎの頻度が低くなることに加え、
曲げ過ぎの程度も小さくなるので、曲げの繰り返しに起
因する金属疲労の発生を防止することができる。
【0035】本実施形態は前述した事項以外にも次の特
徴を有する。 (a)ラムを往復動させるためのアクチュエータとして
油圧シリンダを用いた場合(従来技術に相当)、その作
動時にピストンロッドが比較的大きな音をともなって往
復動するばかりか、その油圧シリンダに加圧した油を供
給する油圧ユニット、とりわけ油圧ポンプからも大きな
音が発生する。従って、歪み矯正装置の作動にともなう
騒音の問題も無視できない。これに対し、サーボモータ
36を用いている本実施形態では、その作動音が非常に
小さい。また、油圧ユニットが不要であるため、その作
動にともなう音の発生もない。従って、歪み矯正装置1
の作動にともない生ずる音が非常に小さく、騒音の問題
を解消できる。
【0036】(b)ラムを往復動させるためのアクチュ
エータとして油圧シリンダを用いた場合(従来技術に相
当)には、油圧ユニットにおける油圧ポンプの作動にと
もない油温が上昇するため、これを冷却する装置が別途
必要となる。これに対し、サーボモータを用いている本
実施形態では、もともと油を用いていないので、このよ
うな冷却装置を設ける必要がない。
【0037】(c)仮に、テーブルを往復動させるため
のアクチュエータとして油圧シリンダを用いた場合に
は、テーブルを所望の位置に正確に停止させることが難
しい。右から左へ移動させた場合の停止位置と、左から
右へ移動させた場合の停止位置との間でずれが生ずる場
合がある。そして、特に、短いワークの場合には、この
ずれによる影響が大きく、歪みの矯正精度の低下を招く
ことがある。これに対し、本実施形態では、サーボモー
タ7を用いているため、テーブル4を所望の位置に正確
に停止させることができる。
【0038】(d)仮に、主軸頭9が主軸台8に固定さ
れ、心押頭29が心押台15に固定されていると、ワー
クWの両端部が固定状態にあることから、ラム27によ
ってワークWの所望の歪み部分が曲げられたとき、それ
とは異なる箇所が新たに歪んでしまうおそれがある。こ
れに対し、本実施形態では、主軸頭9が軸11により主
軸台8に支持され、心押頭29が軸により心押台15に
支持された、いわゆるフローティング機構が採用されて
いる。このため、ラム27によってワークWの歪み部分
が曲げられて、そのワークWの全体が下方へ撓もうとし
たとき、その撓みに追従して、主軸頭9及び心押頭29
が上方へ回動する。ワークWの両端部に対し、これらを
移動不能に保持しようとする力が加わらない。所望の歪
み部分の矯正にともない、別の箇所が新たに歪むのを防
止することができる。
【0039】(e)ワークWの歪みを矯正する1つの方
法として、ラムを少しずつ(一定距離ずつ)下降させる
とともに、その下降毎に、歪み量が許容範囲に入ってい
るかどうかを判定し、この許容範囲に入るまで、前記ラ
ムの下降を繰り返す方法が考えられる。しかし、これで
は、最終的には歪みを許容範囲に収めることができるも
のの、矯正作業に長い時間がかかる。これに対し、本実
施形態では、歪み量を許容範囲に収めるための目標位置
を求め、ラム27をその目標位置へ一気に移動させ、そ
の後、必要に応じて目標位置を補正するようにしてい
る。このため、効率よくラム27を移動させ、矯正作業
時間を一層短くすることができる。
【0040】(f)ワークWの弾性変形量は、たとえ同
じ外径であっても、材質の種類、熱処理の有無、熱処理
の方法等の要素によって異なってくる。従って、これら
を考慮せずに、例えば外径のみによってラムの目標位置
を決定すると、ワークの歪み部分を曲げ過ぎたり曲げ足
りなかったりする。これに対し、本実施形態では、ワー
クWが弾性復元しなくなるときのラム27の位置(平均
値)を求め、これに基づいてラム27の目標位置を決め
ている。このため、前述した材質の種類、熱処理の有無
等の影響を排除でき、歪み部分の曲げ過ぎや曲げ不足を
少なくすることができる。
【0041】なお、本発明は次に示す別の実施形態に具
体化することができる。 (1)前記実施形態では、歪み矯正処理ルーチンにおい
て、各ワークWの3箇所について、歪み量が同程度であ
るとして、1箇所ずつ歪み量を検出し、歪み矯正処理を
行っている。これに代えて、最初に3箇所についての歪
み量を検出し、その歪み量の多い箇所から順に歪み矯正
処理を行うようにしてもよい。一般に、歪み矯正を行う
と、その影響が隣の箇所の歪みに及ぶ場合があるが、前
記のように歪み量の多い箇所から歪みを矯正してゆく
と、その影響が、歪み矯正の箇所が変わる毎に次第に小
さくなる。このため、補正矯正処理を少なくしたり不要
にしたりすることができる。
【0042】(2)動力伝達機構44において、タイミ
ングプーリ37,41及びタイミングベルト42の組合
せをギヤに変更したり、スプロケット及びチェーンの組
合せに変更したりしてもよい。
【0043】(3)前記実施形態では、ワーク支持機構
10として、主軸12及び心押軸16をワークWのセン
ター穴に挿入して同ワークWを支持するタイプを採用し
たが、これに代えて、ワークの両端部の外周面に複数
(例えば3つ)のローラを接触させ、これらのローラに
よって同ワークを支持するタイプを採用してもよい。こ
のタイプでは、ローラの回転によりワークを回転させる
ことができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ワーク
の曲げ過ぎや曲げ不足を少なくすることにより、歪み矯
正作業にかかる時間を短縮でき、矯正作業にともなうワ
ークの疲労を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における歪み矯正装置の部
分断面図である。
【図2】図1の部分拡大断面図である。
【図3】歪み矯正装置の一部を破断して示す側面図であ
る。
【図4】図3の部分拡大側面図である。
【図5】制御装置によって実行される弾性変形量チェッ
クルーチンを説明するフローチャートである。
【図6】歪み矯正処理ルーチンを説明するフローチャー
トである。
【図7】同じく歪み矯正処理ルーチンを説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 歪み矯正装置 10 ワーク支持機構 19 歪み量検出器としての歪みセンサ 27 押圧部材としてのラム 36 サーボモータ 38 ナット 43 ねじ軸 44 動力伝達機構 51 制御手段としての制御装置 W ワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状をなすワークの半径方向へ往復動可
    能に設けられた押圧部材と、 前記ワークの歪み部分を前記押圧部材に向けた状態で、
    同ワークを支持するワーク支持機構と、 サーボモータと、 前記サーボモータの回転を直線往復動に変換して前記押
    圧部材に伝達し、その押圧部材を前記歪み部分に押圧さ
    せて歪みを矯正する動力伝達機構と、 前記ワークの歪み量を検出する歪み量検出器と、 前記歪み量検出器の検出結果に基づき、前記歪み部分の
    歪み量を所定範囲に収めるための前記押圧部材の目標位
    置を求め、押圧部材がその目標位置へ移動するように前
    記サーボモータを制御する制御手段とを備えることを特
    徴とする歪み矯正装置。
  2. 【請求項2】 前記動力伝達機構は、 前記ワークの半径方向へ往復動可能、かつ回転不能に設
    けられるとともに、前記押圧部材に連結されたねじ軸
    と、 前記ねじ軸に螺合され、かつ前記サーボモータにより回
    転駆動されるナットとを備えるものであることを特徴と
    する請求項1に記載の歪み矯正装置。
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