JP2002000664A - 車椅子用カバー - Google Patents

車椅子用カバー

Info

Publication number
JP2002000664A
JP2002000664A JP2000184446A JP2000184446A JP2002000664A JP 2002000664 A JP2002000664 A JP 2002000664A JP 2000184446 A JP2000184446 A JP 2000184446A JP 2000184446 A JP2000184446 A JP 2000184446A JP 2002000664 A JP2002000664 A JP 2002000664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
wheelchair
backrest
seat
side plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000184446A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Kudo
昭博 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CORESINCOL KK
Original Assignee
CORESINCOL KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CORESINCOL KK filed Critical CORESINCOL KK
Priority to JP2000184446A priority Critical patent/JP2002000664A/ja
Publication of JP2002000664A publication Critical patent/JP2002000664A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 車椅子の座部と側板との間、及び座部と背も
たれ部との間にこぼれた食べ物等が入り込むことを防止
でき、カバーの取り替え作業を迅速化し、使用者の身体
を安定した状態で保持できる車椅子用カバーとする。 【解決手段】 背もたれ覆部4と、座覆部6と、側板覆
部8を一体に連続して形成する。カバー本体1の側板覆
部8の後部を背もたれ覆部4の側部下方に縫着9する。
背もたれ覆部4の上部に連続して、車椅子の背もたれ部
の背面上部に折り返される第1の取り付け片11と、背
もたれ覆部4の上部両側に連続して、車椅子の背もたれ
部の背面上部両側に折り返され、第1の取り付け片11
と、固定手段で着脱可能に取り付けられる第2の取り付
け片12を形成する。座覆部6の前部裏側に車椅子の座
部の前部に着脱可能に冠着する袋部14を設ける。側板
覆部8の上部両側に車椅子の側板の上端部に着脱可能に
嵌合する屈曲部21を上部に形成した横杆18を固定手
段で着脱可能に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩行が不自由な人
が使用する車椅子の特にシートの汚れを防止する車椅子
用カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車椅子用カバーで座部と背もたれ
部と別々にカバーを設けたものは存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車椅子の使用者は日常
生活の殆どの時間を、車椅子に座ったままの状態で過ご
しているため、食事中に食べ物を座部上にこぼしてしま
うことがある。この場合、座部上にこぼれた食べ物は座
部と側板との間、及び座部と背もたれ部との間に入り込
み、取り除くことが非常に困難で清掃に難儀をしている
のである。又、座部と側板との間、及び座部と背もたれ
部との間は塵等もたまり非常に汚れ易い箇所である。
【0004】しかし、従来のカバーは座部と背もたれ部
と別々にカバーを設けたものであるから、座部と背もた
れ部との間にこぼれた食べ物等が入り込むことに変わり
はない。そして、カバーは座部と背もたれ部が別々に独
立して形成され、別々に着脱しているので取り替え作業
が面倒である。又、車椅子の使用者は座部に座ったまま
動作を行うと座部のカバーが座部とすれて使用者が座部
の前方へずり下がってしまい身体が不安定な状態にな
る。
【0005】上記点より本発明は車椅子の座部と側板と
の間、及び座部と背もたれ部との間にこぼれた食べ物等
が入り込むことを防止できると共に、車椅子の各部分に
装着されるカバーを一挙に着脱してカバーの取り替え作
業を迅速化し、且つ車椅子の使用者の身体を安定した状
態で保持できる車椅子用カバーを提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明車椅子用カバーは、車椅子に着脱可能に取り付け
られるカバー本体であり、このカバー本体は車椅子の背
もたれ部に装着される背もたれ覆部と、車椅子の座部に
装着される座覆部と、車椅子の両側板の内側に装着され
る側板覆部が一体に連続して形成され、カバー本体の側
板覆部の後部が背もたれ覆部の側部下方に一体に連結さ
れていることを特徴とするものである。
【0007】又、本発明は請求項1の車椅子用カバーに
於いて、背もたれ覆部は背もたれ覆部の上部に連続し
て、車椅子の背もたれ部の背面上部に折り返される第1
の取り付け片と、背もたれ覆部の上部両側に連続して、
車椅子の背もたれ部の背面上部両側に折り返され第1の
取り付け片と固定手段で着脱可能に取り付けられる第2
の取り付け片を有し、座覆部は座覆部の前部裏側に車椅
子の座部の前部に着脱可能に冠着する袋部を有し、側板
覆部は側板覆部の上部外側に、車椅子の側板の上端部に
着脱可能に嵌合する屈曲部が上部に形成された横杆が固
定手段で着脱可能に設けられていることを特徴とするも
のである。
【0008】又、本発明は請求項2の車椅子用カバーに
於いて座覆部の裏面に滑り止め加工が施されていること
を特徴とするものである。
【0009】上記構成を有する本発明は請求項1の発明
は、カバー本体が背もたれ覆部と座覆部と側板覆部が一
体に連続して形成されているため、車椅子の座部と側板
との間、及び座部と背もたれ部との間に食べ物等が入り
込むことが防止される。又、カバー本体の側板覆部の後
部が背もたれ覆部の側部下方に一体に連結されているた
めこの連結部から食べ物等がカバーの外へ出ることが防
止される。又、カバー本体が背もたれ覆部と座覆部と側
板覆部が一体に連続しているため、カバー本体が取り替
えを一挙に行うことができる。
【0010】次に請求項2の発明は、背もたれ覆部は背
もたれ覆部の上部に連続して車椅子の背もたれ部の背面
上部に折り返される第1の取り付け片と、背もたれ覆部
の上部両側に連続して背もたれ部の背面上部両側に折り
返され第1の取り付け片と固定手段で着脱可能に設けた
第2の取り付け片を有しているため、両取り付け片によ
り背もたれ部に着脱可能に固定される。又、座覆部は座
覆部の前部裏側に設けた袋部が車椅子の座部の前部に冠
着することにより座部に着脱可能に固定される。又、側
板覆部は側板覆部の上部両側に着脱可能に設けた横杆の
屈曲部を車椅子の側板の上端部に嵌合することにより側
板に着脱可能に固定される。
【0011】次に、請求項3の発明は座覆部の裏面に滑
り止め加工を施すことにより、座ったまま動作を行って
もカバー本体の座覆部が車椅子の座部からずれることが
ないので使用者は座部の前方へずり下がることは防止さ
れる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。図1は本発明車椅子用カバーの一
実施の形態を示す前方斜視図、図2は同上の部分後方斜
視図、図3は同上の部分底面図、図4は同上の使用状態
を示す一部切り欠いた断面図である。
【0013】而して、図中1はカバー本体であり、カバ
ー本体1は折り畳み可能な車椅子2の背もたれ部3の前
面を覆う背もたれ覆部4と、この背もたれ覆部4と連続
して車椅子2の座部5の上面を覆う座覆部6と、この座
覆部6と連続して車椅子2の側板7の内側を覆う側板覆
部8が一体に形成されている。又、両側の側板覆部8の
後部は背もたれ覆部4の側部下方に縫着9され一体に連
結している。
【0014】カバー本体の生地は綿、ポリエステル、ナ
イロン、ビニロン等、天然繊維、人造繊維は問わない。
又、生地に当然柄等を施こすことができ、色調も自由に
選択しファッション性のある生地を採用できる。又、座
覆部6の裏面にはシリコンゴムによる凸部10等の滑り
止め加工が施されている。
【0015】11は背もたれ覆部4の上部に連続して設
けた、車椅子2の背もたれ部3の背面上部に折り返され
る長方形の第1の取り付け片である。12は背もたれ覆
部4の上部両側に連続して設けた、車椅子2の背もたれ
部3の背面上部両側に折り返される両側の第2の取り付
け片である。そして、第1の取り付け片11の表面の両
側に上下方向に細巾の面ファスナー13Aが設けられる
と共に、両側の第2の取り付け片12の裏面に面ファス
ナー13Aと着脱する面ファスナー13Bが設けられ、
第1の取り付け片11を背もたれ部3の背面に折り返し
た後、第2の取り付け片12を第1の取り付け片11の
上面に両側より重ねて第1の取り付け片11の面ファス
ナー13Aに第2の取り付け片12の面ファスナー13
Bを圧着することにより背もたれ覆部4は車椅子2の背
もたれ部3に固定される。
【0016】14は座覆部6の前部裏側に形成した座覆
部6の巾方向に渉って設けた袋部でありこの袋部14は
車椅子2の座部5の前方より、座部5の両側にフレーム
15と上方に間隔を於いて一体に取り付けられている座
部取り付け用パイプ16の前部を一緒に包み込み座部5
を冠着する。そして、座覆部6の裏側の袋部14の端部
に締着用ゴム17が付設され座覆部6は車椅子2の座部
5に固定される。
【0017】18は側板覆部8の上部外側に側板覆部8
の前後方向に渉って設けられた面ファスナー20Aに着
脱可能に設けた横杆であり、この横杆18は側板覆部8
の前後の長さと略同一で横杆18の内側の長手方向に側
板覆部8と面ファスナー20Aに着脱する面ファスナー
20Bが設けられると共に、横杆18の上部外側に車椅
子2の側板7の上端部に着脱可能に嵌着する下向きの屈
曲部21が横杆18の長手方向に渉って形成されてい
る。
【0018】そして、側板覆部8を車椅子2の側板7に
固定する時は、側板覆部8から横杆18を外して、車椅
子2の側板7の上端部に横杆18の屈曲部21を嵌合し
て、横杆18を側板7の上部内側に取り付け。この横杆
18の面ファスナー20Bに側板覆部8の上部外側に設
けた面ファスナー20Aを圧着することにより側板覆部
8は車椅子2の側板7に固定される。尚、図中22は車
椅子2の肘掛け部23に着脱可能に巻着した肘掛けカバ
ーである。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、車椅子の使用者がこぼ
した食べ物は車椅子の座部と側板との間、及び座部と背
もたれとの間に入り込むことがないと共に、カバー本体
の側板覆部と背もたれ覆部の連結部からこぼした食べ物
等が外側へ出て車椅子のフレーム等に付着することがな
いので、車椅子の汚れを防止することができ、且つカバ
ー本体にこぼれた食べ物の除去も容易である。そして、
カバー本体が汚れた時は、車椅子の座部、背もたれ部、
側板に装着されているカバーを一挙に外すことがてきる
ので、その取り替え作業が容易で迅速に可能である。
又、使用者が動いてもカバー本体の座覆部が車椅子の座
部からずれないので、使用者は座部の前方へずり下がる
ことがなく、安定した状態で身体を保持することができ
る。又、カバー本体を付けたまま車椅子を折り畳むこと
ができ、且つカバー本体の色や柄を自由に採用すること
によりファッション性を与え、暗いイメージになりがち
な気分を明るいものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明車椅子用カバーの一実施の形態を示す前
方斜視図である。
【図2】本発明車椅子用カバーの一実施の形態を示す部
分後方斜視図である。
【図3】本発明 車椅子用カバーの一実施の形態を示す
部分底面図である。
【図4】本発明車椅子用カバーの使用状態を示す一部切
り欠いた断面図である。
【符号の説明】
1 カバー本体 2 車椅子 3 背もたれ部 4 背もたれ覆部 5 座部 6 座覆部 7 側板 8 側板覆部 9 縫着 10 凸部 11 第1の取り付け片 12 第2の取り付け片 13A 面ファスナー 13B 面ファスナー 14 袋部 17 締着用ゴム 18 横杆 20A 面ファスナー 20B 面ファスナー 21 屈曲部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車椅子に着脱可能に取り付けられるカバ
    ー本体であり、このカバー本体は車椅子の背もたれ部に
    装着される背もたれ覆部と、車椅子の座部に装着される
    座覆部と、車椅子の両側板の内側に装着される側板覆部
    が一体に連続して形成され、カバー本体の側板覆部の後
    部が背もたれ覆部の側部下方に一体に連結されているこ
    とを特徴とする車椅子用カバー。
  2. 【請求項2】 背もたれ覆部は背もたれ覆部の上部に連
    続して、車椅子の背もたれ部の背面上部に折り返される
    第1の取り付け片と、背もたれ覆部の上部両側に連続し
    て、車椅子の背もたれ部の背面上部両側に折り返され第
    1の取り付け片と固定手段で着脱可能に取り付けられる
    第2の取り付け片を有し、座覆部は座覆部の前部裏側に
    車椅子の座部の前部に着脱可能に冠着する袋部を有し、
    側板覆部は側板覆部の上部外側に、車椅子の側板の上端
    部に着脱可能に嵌合する屈曲部が上部に形成された横杆
    が固定手段で着脱可能に設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の車椅子用カバー。
  3. 【請求項3】 座覆部の裏面に滑り止め加工が施されて
    いることを特徴とする請求項2記載の車椅子用カバー。
JP2000184446A 2000-06-20 2000-06-20 車椅子用カバー Pending JP2002000664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000184446A JP2002000664A (ja) 2000-06-20 2000-06-20 車椅子用カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000184446A JP2002000664A (ja) 2000-06-20 2000-06-20 車椅子用カバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002000664A true JP2002000664A (ja) 2002-01-08

Family

ID=18684890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000184446A Pending JP2002000664A (ja) 2000-06-20 2000-06-20 車椅子用カバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002000664A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005013462A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Nisshin Iryoki Kk 車椅子の乗員保持構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005013462A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Nisshin Iryoki Kk 車椅子の乗員保持構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5088126B2 (ja) カバー脱着式シート
CA2756008C (en) Vehicle seat cover
US20100109399A1 (en) Universal booster seat cover
US5062256A (en) Horse tail cover and method
JP2002000664A (ja) 車椅子用カバー
WO2005039365A2 (en) Interchangeable furniture skirt
JP2003153960A (ja) 車椅子用カバー
JP3718393B2 (ja) 椅子の背
JP2006288497A (ja) シートカバー
JP3066236U (ja) 車椅子用シ―トカバ―
JPH09285329A (ja) バッグ
KR20090089498A (ko) 가방의 커버 착탈구조
JP3794691B2 (ja) 車椅子の乗員保持構造
JP2003153764A (ja) 車椅子の座位保持用クッション
KR200426453Y1 (ko) 의자 등받이에 탈착되는 보조 등받이 구조
JP2002248033A (ja) 乗用車のシートカバー付き後部座席
ITTO960253A1 (it) Sedile di autoveicolo con materassino ausiliario rimuovibile in modo rapido.
JP3038713U (ja) 布 団
JP2602935Y2 (ja) 前掛け
JP2005137593A (ja) 着せ替え式座椅子クッション
JP3022681U (ja) 自動車座席カバー
JP3017095U (ja) マッサージ用椅子カバー
JP3003551U (ja) 車椅子用雨具
JP3058313U (ja) ベッドのマットレス構造
JP2018175100A (ja) 椅子カバー及び折り畳み椅子