JP2001527618A - 強制パージウエーブロータ - Google Patents

強制パージウエーブロータ

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スナイダー,フィリップ・エイチ
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アリスン・エンジン・カンパニー・インコーポレーテッド
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    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C3/00Gas-turbine plants characterised by the use of combustion products as the working fluid
    • F02C3/02Gas-turbine plants characterised by the use of combustion products as the working fluid using exhaust-gas pressure in a pressure exchanger to compress combustion-air

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Abstract

(57)【要約】 エンジンのトッピングサイクルを達成するためにウエーブロータ(14)内で遷移ガス動的プロセスを使用するウエーブロータ装置(14)及び方法。本発明の1つの形態においては、ウエーブロータは5個のポートを備えた装置である。最大圧力の出口ポート(18)からの作動流体はコンプレッサ(11)からの空気を導入する入口ポートに隣接してその前方に位置するポート(19)へ送られる。本発明の好ましい実施の形態においては、ウエーブロータ装置(14)の周辺に沿って位置する2つのポート列を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】 強制パージウエーブロータ 発明の背景 本発明は一般にエンジンのトッピング(topping)サイクルを達成するために波 ロータ即ちウエーブロータ内で遷移ガス動的プロセスを使用するウエーブロータ 装置及び方法に関する。詳細には、本発明の1つの実施の形態において、トッピ ングサイクルに基づくウエーブロータの最大圧力部分内のガスの一部はコンプレ ッサからの空気を導入する入口ポートに隣接してこれに先行するポートへ送られ る。本発明はガスタービンエンジンと一緒に使用するように開発されたが、この 分野以外のある応用も可能である。 ウエーブロータは一般に一般的な用語として用いられ、所望の流れプロセスを 効率的に達成するために遷移内部流体流れを利用する種類の機械を言う。194 0年代のウエーブロータは技術者や設計者により研究されてきており、ガスター ビンエンジンに使用するのに特に適するものとして認識されている。ガスタービ ンエンジンの性能レベルはトッピングサイクルに基づくウエーブロータをエンジ ンと一体化することにより高められる。 現在では、ガスタービンエンジンの比動力を改善し、比燃料消費を減少させる ために多くの研究がなされている。これらの課題を達成する1つの試みはコンプ レッサの圧力比(コンプレッサ出口圧力/コンプレッサ入口圧力)を増大させる こと及び(又は)燃焼器の温度を増大させることである。しかし、いくつかの制 約が、顕著に増大したコンプレッサの圧力比及び(又は)燃焼器の温度を有する 航空機のガスタービンエンジンの実現を阻んでいる。 圧力比を増大させると、ガスの密度が増大し、一層小さな通路及びブレーディ ング(blading)がしばしば必要になる。一層小さな通路及びブレーディングを使 用すると、表面積が増大し、摩擦損失により素子の効率が減少することがある。 また、一層小さな通路及びブレーディングを使用すると、チップ間隙が比例的に 大きくなるため、ブレードチップでの漏洩量の増大に伴う損失が発生する。それ 故、圧力比 の増大に起因するサイクル効率及び理論的な改善のすべて又は一部は素子の効率 の減少により実現不能になることがある。航空機のガスタービンエンジンのため の現在の材料上の制限及び冷却技術は顕著に増大した作動温度を得るのに不十分 であり、従って、ガスタービン内での作動流体の顕著な温度上昇を阻んでいる。 適当に設計されたウエーブロータは作動流体を圧縮及び膨張させることにより 有用な仕事を引き出すために普通のガスタービンエンジンの主要な部分と同じよ うな機能を果たすことができる。しかし、回転する翼を利用する普通のガスター ビンエンジンとは異なり、ウエーブロータ内のエネルギの移送及び引き出しを行 うと、不安定な遷移波及び流れプロセスが生じる。サイクルトッピングの役割に 使用されるウエーブロータは大きな損失を伴わずにエンジンの圧力比を増大させ ることができる。同時に、現在の材料技術を使用しながら燃焼器の出口温度を増 大させることができる。その理由は、ウエーブロータがその通路内で発生する自 己冷却能力を有するからである。自己冷却能力はガス流の温度を交互に増減する ためにウエーブロータの間欠的に晒される個々の通路壁を利用し、通路壁の熱容 量が材料の平均温度を許容できるレベルに維持できるようにする。 従来のウエーブロータ及び遷移ガス流を使用する方法は正しい方向における段 階ではあるが、更なる改善の要求が依然として存在する。本発明は、新規で、自 明でない態様でこの要求を満たす。 発明の概要 本発明の1つの実施の形態においては、コンプレッサ及びタービンを有するガ スタービンエンジンとウエーブロータとの組み合わせが提供され、この組み合わ せは、ガス流のための複数の貫通通路を有するロータと;複数の通路内に存在す るガスを受け取るためにロータと流体連通した状態で位置した複数の順々の出口 ポートであって、複数の出口ポートの1つが複数の出口ポートの残りのものより も大きな圧力を有する第1の出口ポートを構成する複数の出口ポートと;複数の 通路内へのガスの流入を許容するためにロータと流体連通した状態で位置した複 数の順々の入口ポートであって、複数の入口ポートの1つがコンプレッサからガ スを受け取るためのコンプレッサ入口ポートを構成する複数の入口ポートと;ガ スをロータへ送給するために、第1の出口ポートとコンプレッサ入口ポートに隣 接してこれの前方に位置 する複数の入口ポートのうちの第2のポートとの間を連結する通路と;を有する 。 本発明の別の実施の形態においては、ガスタービンエンジンのサイクルをトッ ピングさせるためにウエーブロータを利用する方法が提供される。この方法は、 作動流体を通過させるための複数の流体通路を備えた回転可能なロータを有する ウエーブロータを提供する工程と;複数のウエーブロータ入口ポート及び複数の ウエーブロータ出口ポートが流体を複数の流体通路を順次通過するようにロータ を回転させる工程と;複数の流体通路のうちの少なくとも1つの流体通路内の作 動流体の部分を複数の出口ポートのうちの少なくとも1つを介して排出させる排 出工程であって、当該1つの出口ポートが複数の出口ポートに比べて最大の圧力 を有する排出工程と;排出後に作動流体の当該部分の圧力を減少させる工程と; 減圧後に作動流体の当該部分を複数の入口ポートのうちの1つへ導入する工程と ;を有する。 本発明の1つの形態の1つの目的はガスタービンエンジンのための改善された ウエーブロータを提供することである。 本発明の関連する目的及び利点は以下の説明から明らかとなろう。 図面の簡単な説明 第1図は本発明の強制パージウエーブロータを結合したガスタービンエンジン の側立面図、 第2図は第1図のガスタービンエンジン及び強制パージウエーブロータを概略 的に示す図、 第3図は第1図の一部である強制パージウエーブロータの斜視図、 第4図は貫通流型式の強制パージウエーブロータのトッピングサイクルのため の時間経過(ウエーブ)線図、 第5図は逆流型式の強制パージウエーブロータのトッピングサイクルのための 時間経過(ウエーブ)線図である。 好ましい実施の形態の説明 本発明の原理を促進し、理解する目的のために、図面に示す実施の形態を参照 し、これを説明するために特定の用語を使用する。しかし、これにより本発明の 要旨が限定されることを意図するものではないことを理解すべきであり、図示の 装置に対する変形及び更なる修正、並びに、当業者なら、図示のような本発明の 原理の更な る応用を普通に行えることを理解すべきである。 第1図を参照すると、コンプレッサ11と、タービン12と、燃焼器/バーナ 13と、強制パージウエーブロータ14とを有するガスタービンエンジン10が 示されている。3つの素子は航空機の飛行推進エンジンを形成するように一緒に 一体化されている。これらの素子を一緒に結合できる多数の方法を実現すること は重要である。タービン間に付加すべきコンプレッサと再加熱燃焼室との間を連 結する内側クーラーと共に、付加的なコンプレッサ及びタービンを設けることが できる。更に、ガスタービンエンジンは個々の応用に対して同等に使用するのに 適する。歴史的には、ガス又は油伝達ライン、電気発生及び海上推進のためのポ ンプセットの如き産業的なガスタービンエンジンの幅広い応用がなされてきた。 第2図を参照すると、結合されたウエーブロータ14を備えたガスタービンエン ジン10が示されている。ウエーブロータ14は衝撃波、膨張波及び高温作動流 体から低温作動流体へのインターフェイスの使用によりエンジンの基本的なサイ クル(従来のブレイトン(Brayton)ガスタービンサイクル)をトッピングさせる ために周期的な遷移ガス動的プロセスを利用する。ガスタービンエンジンをトッ ピングさせるためには、燃焼プロセスの前の従来の圧縮の最後のステージに続く 付加的な圧縮及び従来の膨張の最初のステージの前の付加的な膨張を行う。 コンプレッサ11はその中の作動流体流れを受け取るためのコンプレッサ入口 ポート15を有する。コンプレッサ11はコンプレッサ入口ポート15とコンプ レッサ出口ポート15aとの間の作動流体の圧力を増大させるように伝統的な態 様で作動する。好ましい実施の形態においては、作動流体がガスであることを理 解すべきであり、最も好ましくは、作動流体は空気である。作動流体の圧力の増 大は圧力比(コンプレッサ出口ポート15aでの圧力/コンプレッサ入口ポート 15での圧力)により表され、加圧された作動流体はダクトを介してウエーブロ ータの入口ポート16へ送給される。第2のウエーブロータの入口ポート20は 燃焼器/バーナ13からウエーブロータ14への作動流体の導入のための経路を 提供する。第3のウエーブロータの入口ポート19は以下パージ入口ポートと呼 び、ウエーブロータ入口ポート16に隣接してこれの前方に位置する。ウエーブ ロータ入口ポート20、19、16がウエーブロータのトッピングサイクルのた めの入口ポートシーケンス 即ち順序を形成し、多重サイクルがウエーブロータ装置に使用できることを理解 すべきである。好ましい実施の形態においては、ウエーブロータ装置の周辺に沿 って位置する2つの入口ポートシーケンスが存在する。 ウエーブロータ14はウエーブロータからの作動流体の排出を容易にする一対 のウエーブロータ出口ポート17、18を有する。第1のウエーブロータ出口ポ ート17はウエーブロータパージ入口ポート19とほぼ向き合って位置し、ダク トを通して作動流体をウエーブロータから流出させてタービンの入口ポート50 へ流入させることができる。第2のウエーブロータ出口ポート18は作動流体が ウエーブロータから出て、ダクトを介して燃焼器/バーナ13及びウエーブロー タパージ入口ポート19に流入するのを許容する。出口ポート18からの作動流 体は燃焼器/バーナ13とウエーブロータパージ入口ポート19との間で分割さ れる。それ故、装置のポート19へ流れる流体があるので、ウエーブロータから 燃焼器/バーナ13への作動流体の質量流量は減少する。ウエーブロータ出口ポ ート17、18がウエーブロータのトッピングサイクルのための出口ポートシー ケンスを形成し、多重サイクルがウエーブロータ装置に使用できることを理解す べきである。好ましい実施の形態においては、ウエーブロータ装置の周辺に沿っ て位置する2つの出口ポートシーケンスが存在する。入口ポートシーケンス及び 出口ポートシーケンスは回転可能なロータと組合わさって、トッピングサイクル を形成する。更に、出口ポート18から燃焼器/バーナ13及びパージ入口ポー ト19への作動流体の送りでは、流体の圧力及び速度を増大させ、ウエーブロー タからタービンへの高温作動流体を一層完全にパージし、送給するために、作動 流体のエネルギを利用する。 本発明の1つの形態においては、出口ポート18から出てパージ入口ポート1 9へ送られる作動流体の部分はある圧力とされねばならず、出口ポート18にお いて存在する状態以下の温度にするとよい。出口ポート18から出たこの作動流 体の圧力を減少させる1つの方法は摩擦損失を生じさせるようにオリフィス又は ダクトを通して作動流体を流通させることである。作動流体の温度減少は普通の 中間冷却により達成できる。更に、本発明の1つの形態では、パージ入口ポート 19へ流入する作動流体の圧力及び温度を減少させるためにガス駆動タービン装 置100を利用する。 第3図には、ウエーブロータ装置21の1つの実施の形態を示す。ウエーブロ ータ装置21は好ましくは、端板28、29に形成された複数の入口ポート16 、19、20及び出口ポート17、18が複数の流体通路23を通過するように 中心線Xのまわりで回転できる円筒状のロータ40を有する。端板はウエーブロ ータ21と第2図に示すような他のエンジン素子との間で静止のダクト通路に結 合される。複数の流体通路23はウエーブロータ装置21の周辺のまわりに位置 する。1つの実施の形態においては、ロータ40の回転が当業者の誰もが考慮で きる範囲内での普通の回転装置により達成されることを理解すべきである。ガス 駆動タービン100はまたウエーブロータ40の回転を生じさせる回転手段とし て使用できる。更に、別の実施の形態においては、ロータは自己回転式のフリー ホイール構成のものであり、フリーホイールは独立の駆動手段でないことを示す 。この型式の回転手段はこれに制限されることを意図するものではなく、当業者 の誰もが考慮できる範囲内でのロータ40を回転させるための他の手段を含む。 本発明の1つの形態では、毎分約1,000ないし50,000回転の範囲内の 回転速度を利用し、一層好ましくは毎分約17,000回転とする。 回転する通路23内の遷移ガス動的プロセスは、それぞれの入口及び出口位置 において存在する環境状態に対して複数の通路23の端部を急激に晒し、閉じる ことにより設定される。遷移プロセスが複数の各通路23内で周期的に行われる ので、遷移ガス動的プロセスはウエーブロータ14と一緒に使用される定常流装 置と両立できるように設計され、複数の隣接する通路23の使用が隣接する通路 内での時間差位相で同一の遷移プロセスを生じさせることを可能にする。 ウエーブロータ40は一対の軸受(図示ぜず)上で回転できるシャフト22に 固定的に結合される。本発明の1つの形態においては、ウエーブロータ40は中 心線Xのまわりで矢印Zの方向に回転する。方向Zはガスタービンエンジンのロ ータの回転方向と同方向又は反対方向とすることができる。複数の円周方向で離 間した通路23は中心線Xに平行なウエーブロータ装置21の長さに沿って延び 、外壁部材25と内壁部材26との間に形成される。複数の通路23は周辺環状 体24として配列され、隣接する通路は各通路内の流体流れを隔離するように外 壁部材25と内壁部材26との間を連結する共通の壁部材41を共有する。 一対のウエーブロータ端板28、29はロータ40に極めて近接して固定状態 で位置し、ロータ40が中心線Xのまわりで回転するときに、複数の通路23に 対して出入りする作動流体の通過を制御する。ウエーブロータ端板28、29は 複数の通路23からの流体の漏洩を阻止するようにロータ40に対してシール関 係にて位置する。本発明の1つの形態においては、シール効果を有効に増大させ るために付加的な補助のシール(図示せず)を設ける。ラビリンスグランド(パ ッキン押え)や摺動シール(これらに限定されない)の如き型式のシールを使用 できる。しかし、ウエーブロータへのシールの適用は当業者にとって既知である 。 ウエーブロータ端板29は入口端板であり、複数の円周方向で離間したウエー ブロータ入口ポートを有する。好ましい実施の形態においては、一対の入口ポー ト列20、19、16が端板に貫通形成される。反対側の他方のウエーブロータ 端板28は貫通形成された複数のウエーブロータ出口ポート17、18を有する 出口端板である。好ましい実施の形態においては、一対の出口ポート列17、1 8が端板に貫通形成される。本発明の1つの形態においては、ウエーブロータ出 口ポート18からパージ入口ポート19への作動流体移送ダクトはウエーブロー タ装置21と一体になっており、ロータ40の中心、一層詳しくはシャフト22 の中心を通る。本発明の別の形態においては、移送ダクトはウエーブロータ40 の外部に位置する。入口及び出口ポートのそれぞれの位置及び寸法は第4、5図 に関連して説明するガス特性により決定される。 第4図には、本発明の強制パージウエーブロータの限定的な特徴を強調する、 貫通流型式のパージウエーブロータのトッピングサイクルのためのウエーブ線図 を示す。上述の説明から、ロータ40の回転時に、複数の各通路23が順々に入 口及び出口ポートと整合せしめられ、作動流体の典型的なチャージの経路がそれ ぞれの通路23に沿っていることが分かる。説明の目的のための貫通流型式のパ ージウエーブロータのトッピングサイクルは任意の時点で開始することができる 。 比較的高温で高圧の作動流体はバーナ/燃焼器13から入口ポート20を通し て通路23内へ導入される。好ましくは、作動流体は提供された作動流体を加熱 する機能を果たす普通の構成のバーナ/燃焼器13から提供される。更に、ウエ ーブロータ14内でのウエーブ即ち波の速度は音速又はそれ以上であり、作動流 体の速度 は亜音速ないし近音速である。 領域F内の比較的低温で低圧の作動流体は衝撃波100、106により圧縮さ れ、出口ポート18を介してウエーブロータから強制排出される。領域A内の作 動流体は、通路23が出口ポート18と整合している間にその出口ポートを通し て流出することができる。出口ポート18を出た作動流体は任意の出口ポートの うちの最大圧力を有する。出口ポート18から出たとき、領域Aからの作動流体 は燃焼器/バーナ13とパージ入口ポート19との間で分割される。 破線105は高温作動流体領域Bと領域A内の低温作動流体との間の高温作動 流体から低温作動流体へのインターフェイスを表す。ロータ40の回転が通路2 3を入口ポート20と整合させ、バーナ/燃焼器13からの高圧高温作動流体の 導入を許容する。通路23及び出口ポート18内の圧力及び温度状態が、通路2 3と出口18との整合時に領域A内の低温作動流体の流出を可能にする。衝撃波 100は入口ポート20の先端縁20aから出て、通路23を通って横断し、反 対側の端板28に至り、出口ポート18の先端縁18aを画定する。 第2の衝撃波106は出口ポート18の先端縁18aで設定され、通路23を 下って逆流し、高温作動流体領域B及び低温作動流体領域A内の作動流体の圧力 を上昇させる。第2の衝撃波106は通路23を通り続け、端板29に至り、入 口ポート20の後端縁20bを画定する。ロータ40の回転が続行すると、入口 ポート20が閉じられ、複数の膨張波(図示の目的で3つのみを示す)102i 、102j、102kが入口ポート20の後端縁20bにおいて発生し、複数の 膨張波は通路23を通って横断し、端板28に至る。複数の膨張波102i、1 02j、102kはすべて入口ポート20の後端縁20bから同時に出発し、通 路23を通り、出口ポート18の後端縁18bの位置を画定する。後端縁18b での高温作動流体/低温作動流体インターフェイス105の同時の到着が更に、 出口ポート18の後端緑18bの位置を画定する。本発明の別の形態においては 、出口ポート19は最初は閉じており、表面150に沿っての低温作動流体の流 通を許容する。低温作動流体の流通はこれらの構造体の冷却を補助する。通路2 3内の領域Cは実質的に静止状態の作動流体を含む。 ロータ40の回転が続行すると、通路23が出口ポート17と整合する。複数 の 強力な膨張波(図示の目的で3つのみを示す)103i、103j、103kが 出口ポート17の先端縁17aから通路23を通って反対側の端板29まで延び る。複数の膨張波103i、103j、103kのための接触場所はパージ入口 ポート19の先端縁19aのための適当な位置の範囲を画定する。先端縁19a の位置及びこれに関連する圧力は衝撃波が領域Dを通ってこの地点から出現する か否かを決定する。本発明の1つの形態においては、膨張波103i、103j 、103kの反射が端板29において生じ、反射した波は領域D内で通路を通っ て横断する。先端縁19aにおける圧力は膨張波103i、103j、103k の到着により減少される圧力の度合いに依存する。本発明の1つの形態において は、通路23がパージ入口ポート19と整合しているときに、(先端縁19aか ら出て地点111へ向かう)衝撃波は通路23を通って横断し、領域D内の反射 した膨張波103i、103j、103kにより少なくとも部分的に相殺される 。本発明の別の形態においては、先端縁19aにおける圧力はこの地点からの衝 撃波の発生を許容するような値に減少されない。波102、103により達成さ れる膨張は、流れがポート20から入った後に生じる作業交換(work exchange) と一緒に、出口ポート17から出る作動流体の温度を減少させる。 高温作動流体から低温作動流体へのインターフェイスは破線110により表さ れ、作動流体を高温作動流体領域Dと冷却作動流体領域Eとに分離する。パージ 作動流体はパージ入口ポート19から導入され、パージ入口ポート19の閉鎖時 には、複数の膨張波(図示の目的で4つのみを示す)104i、104j、10 4k、1041がポートの後端縁19bから出現する。複数の膨張波104i、 104j、104k、1041は通路23を通って横断し、高温作動流体/低温 作動流体インターフェイスが地点17bに到達するまで、領域D内の高温作動流 体は通路から追い出される。更に、出口ポート17の後端縁17bの位置は、膨 張波104及びインターフェイス110の双方が端板28と接触する場所により 画定される。本発明の代わりの形態においては、表面151の冷却は出口ポート 17の閉鎖を遅らせることにより達成される。 ロータ40の続行する回転により出口ポート17が閉じると、衝撃波112が 通路23を通って横断し、領域Eから出て領域F内へ移動する作動流体を圧縮す る。 更に、衝撃波112が端板29と接触する位置は入口ポートの後端縁16bを画 定する。 上述の波及びガスインターフェイスの運動のシーケンス即ち順序は、これらの 順序を設定する上述のポート位置と共働して、ポート20から進入して燃焼器/ バーナ13を通過するガスを最終的にポート17内へ実質上追い出す。ポート1 9を省略した従来の装置はポート20から進入するガスの大半の部分をポート1 7を介して追い出さずに領域F内へ移動できるようにしていた。このガスは上述 の自己冷却特性を部分的に損失させ、燃焼器13への循環流れとしてこの高温流 体を含むようにポート18から追い出されていた。 本発明においては、燃焼器/バーナ13とウエーブロータ14との間での作動 流体の循環を実質的に排除することにより、出口ポート18での温度を減少させ る。本発明の代わりの形態においては、ポート状態のある変更により、地点17 bでの高温又は低温流体の接触110の到達を遅らせることができ、燃焼器/バ ーナ13へ戻る作動流体の循環を生じさせる。これは作動を向上させるために使 用することができるが、作動流体の循環度合いは移送ダクト又はバーナ入口にお ける高温作動流体により生じる制限を回避するようにポート19の流れを介して 制御できる。 第5図には、第4図のウエーブ線図と実質上同様の逆流型式のパージウエーブ ロータのトッピングサイクルのためのウエーブ線図を示す。逆流型式のパージウ エーブロータ装置は上述した貫通流型式のパージウエーブロータと実質上同様で ある。ウエーブロータ装置に対する変更は、バーナ20から端板28への入口ポ ートの再位置決め、並びに、端板29に対するパージ及びバーナ/燃焼器への出 口ポート18の再位置決めを含む。残りのポート19、16、17は貫通流型式 の強制パージウエーブロータと同じ相対位置に維持される。逆流型式のパージウ エーブロータのトッピングサイクルのための通路23を通る波及び作動流体流の 説明は第4図により提供されたものと実質上同様である。 図面及び前述の説明において本発明を詳細に図示し、説明したが、これらは単 なる例示であって、限定を意図するものではなく、好ましい実施の形態を図示し 、説明したこと、並びに、本発明の要旨内でのすべての変更及び修正を保護すべ きであることを理解すべきである。
【手続補正書】特許法第184条の4第4項 【提出日】平成10年12月21日(1998.12.21) 【補正内容】 請求の範囲 1. 組み合わせにおいて、 コンプレッサ、タービン及び燃焼器を有するガスタービンエンジンと; ウエーブロータと; を有し、上記ウエーブロータが、 ガス流のための複数の貫通通路を有するロータ; 上記複数の通路から出るガスを受け取るために上記ロータと流体連通するよう に位置した複数の順々の出口ポートであって、当該複数の出口ポートの1つが同 複数の出口ポートの残りのポートよりも大きな圧力を有する第1の出口ポートを 構成し、当該複数の出口ポートの別の出口ポートがタービンへのポートを画定す るようになった複数の出口ポート; 上記複数の通路内へのガスの流入を許容するために上記ロータと流体連通する ように位置した複数の順々の入口ポートであって、当該複数の入口ポートの1つ が上記コンプレッサからガスを受け取るためのコンプレッサ入口ポートを構成す るようになった複数の入口ポート;及び 上記第1の出口ポートと、上記コンプレッサ入口ポートに隣接してその前方に 位置する、上記複数の入口ポートのうちの第2の入口ポートとの間で上記燃焼器 へガスを再導入することなく、ガスを上記ロータへ送給するために、当該第1の 出口ポートと上記第2の入口ポートとの間で結合された通路であって、当該複数 の入口ポートのうちの当該第2の入口ポートの少なくとも一部が上記タービンへ のポートに対向しこれと整合して位置するようになった通路; を有することを特徴とする組み合わせ。 2. ガスタービンエンジンのサイクルをトッピングさせるためにウエーブロー タを利用する方法において、 作動流体を通過させるための複数の流体通路を備えた回転可能なロータを有す るウエーブロータを提供する工程と; 複数のウエーブロータ入口ポート及び複数のウエーブロータ出口ポートが上記 複数の流体通路を順々に通過するように上記ロータを回転させる回転工程と; 上記複数の流体通路のうちの少なくとも1つの通路内の作動流体の部分を、上 記複数の出口ポートのうちの最大圧力を有する1つの出口ポートを通して排出さ せる排出工程と; 排出後に作動流体の当該部分の圧力を減少させる工程と; 減圧後に作動流体の当該部分を上記複数の入口ポートのうちの1つの入口ポー ト内へ導入する導入工程と; を有することを特徴とする方法。 3. ガスタービンエンジンのサイクルをトッピングさせるためにウエーブロー タを利用する方法において、 作動流体を通過させるための複数の流体通路を備えた回転可能なロータを有す るウエーブロータを提供する提供工程であって、上記ウエーブロータが当該ウエ ーブロータからの流体の排出を許容する複数の出口ポートと該ウエーブロータへ の流体の流入を許容する複数の入口ポートとを有し、上記出口ポートがタービン へのポートとパージ及びバーナへのポートとを有し、上記複数の入口ポートがバ ーナからのポートと、パージ入口ポートと、コンプレッサからのポートとを有す るような提供工程; 上記複数のウエーブロータポートが上記複数の流体通路を順々に通過するよう に上記ロータを回転させる工程;及び 上記複数の流体通路内の作動流体の実質的な部分を上記タービンへのポート内 へ強制流入させるように上記複数の出口ポートのうちの1つからの作動流体の部 分を上記パージ入口ポート内へ導入する工程; を有することを特徴とする方法。 4. ガスタービンエンジンのサイクルをトッピングさせるためにウエーブロー タを利用する方法において、 作動流体を通過させるための複数の流体通路を備えた回転可能なロータを有す るウエーブロータを提供する提供工程と; 複数のウエーブロータ入口ポート及び複数のウエーブロータ出口ポートが上記 複数の流体通路を順々に通過するように上記ロータを回転させる工程と; 上記複数の流体通路のうちの少なくとも1つの通路内の作動流体の少なくとも 一 部を、上記複数の出口ポートのうちの最大圧力を有する1つの出口ポートを通し て排出させる工程と; 作動流体の少なくとも一部を作動流体第1部分と作動流体第2部分とに分割す る工程と; 上記複数の通路の少なくとも1つが上記複数の出口ポートと流体連通している 間に上記作動流体第1部分を上記複数の入口ポートの1つ内へ導入する導入工程 と; を有することを特徴とする方法。 5. 請求の範囲第1項に記載の組み合わせにおいて、一対の端板を更に有し、 上記複数のポートが上記一対の端板により画定され、当該複数のポートが上記複 数の通路を通過するように当該一対の端板間で上記ロータを回転させる手段を更 に有することを特徴とする組み合わせ。 6. 請求の範囲第5項に記載の組み合わせにおいて、上記複数の出口ポートが 上記タービンへのポート及び上記第1の出口ポートを含む第1の列を画定し、上 記複数の入口ポートがバーナからのポート、当該複数の入口ポートの上記第2の 入口ポート及び上記コンプレッサ入口ポートを含む第2の列を画定することを特 徴とする組み合わせ。 7. 請求の範囲第6項に記載の組み合わせにおいて、上記複数の入口ポートの 上記第2の入口ポートへ入るガスが上記第1の出口ポートでの圧力以下に減少さ れた圧力を有していることを特徴とする組み合わせ。 8. 請求の範囲第7項に記載の組み合わせにおいて、上記複数の入口ポートの 上記第2の入口ポートへ入るガスが上記第1の出口ポートでの温度以下に減少さ れた温度を有していることを特徴とする組み合わせ。 9. 請求の範囲第7項に記載の組み合わせにおいて、上記の圧力減少が摩擦損 失により達成され、上記の温度減少が中間冷却により達成されることを特徴とす る組み合わせ。 10. 請求の範囲第6項に記載の組み合わせにおいて、上記複数の入口ポート の上記第2の入口ポートへ入るガスが、当該複数の入口ポートの当該第2の入口 ポート内へ流入するガスの圧力及び温度を減少させるために仕事引き出しを提供 するガス駆動タービン装置を通過してしまっていることを特徴とする組み合わせ 。 11. 請求の範囲第1項に記載の組み合わせにおいて、上記通路を通って上記 複数の入口ポートの上記第2の入口ポートへ送給されるガスが一層完全にパージ され、ガスを上記タービンへのポートへ送給することを特徴とする組み合わせ。 12. 請求の範囲第11項に記載の組み合わせにおいて、上記複数の通路内の ガスの速度が亜音速であり、上記ガス内の波の速度が少なくとも音速であること を特徴とする組み合わせ。 13. 請求の範囲第1項に記載の組み合わせにおいて、上記通路が上記ウエー ブロータと一体化していることを特徴とする組み台わせ。 14. 請求の範囲第1項に記載の組み合わせにおいて、一対の端板を更に有し 、上記ロータが上記一対の端板間で回転し; 上記複数の出口ポートが上記タービンへのポート及び上記第1の出口ポートを 含む第1の列を画定し、上記複数の入口ポートがバーナからのポート、当該複数 の入口ポートの上記第2の入口ポート及び上記コンプレッサ入口ポートを含む第 2の列を画定し; 上記複数の入口ポートの上記第2の入口ポートへ入るガスが上記第1の出口ポ ートでの圧力以下に減少された圧力を有しており; 上記通路を通って上記複数の入口ポートの上記第2の入口ポートへ送給される ガスが一層完全にパージされ、ガスを上記タービンへのポートへ送給し; 上記複数の通路内のガスの速度が亜音速であり、上記ガス内の波の速度が少な くとも音速である; ことを特徴とする組み合わせ。 15. 請求の範囲第14項に記載の組み合わせにおいて、一対の上記第1の列 を上記ウエーブロータの周辺に沿って配置し、一対の上記第2の列を当該ウエー ブロータの周辺に沿って配置したことを特徴とする組み合わせ。 16. 請求の範囲第2項に記載の方法において、上記排出工程後に作動流体の 上記部分の温度を減少させる工程を更に有することを特徴とする方法。 17. 請求の範囲第2項に記載の方法において、上記回転工程が毎分約17, 000回転で行われることを特徴とする方法。 18. 請求の範囲第2項に記載の方法において、上記導入工程が、上記複数の 流 体通路の上記1つが上記複数の出口ポートの1つと実質上整合している間に行わ れることを特徴とする方法。 19. 請求の範囲第2項に記載の方法において、上記排出工程後の作動流体の 部分を第1の部分と第2の部分とに分割する工程を更に有し、上記部分の一方が 上記導入工程時に上記複数の入口ポートの1つ内へ導入されることを特徴とする 方法。 20. 請求の範囲第3項に記載の方法において、上記導入工程後に、上記複数 の通路の1つ内のガスを上記ロータから強制排出させる工程を更に有することを 特徴とする方法。 21. 請求の範囲第2項に記載の方法において、上記ポートで存在する環境状 態に対して上記流体通路の端部を急激に晒し、次いで閉じる工程を更に有するこ とを特徴とする方法。 22. 請求の範囲第4項に記載の方法において、上記提供工程がコンプレッサ 入口ポートとパージ入口ポートとバーナからの入口ポートとを有するウエーブロ ータを提供し、上記パージ入口ポートが上記コンプレッサ入口ポートに隣接して それに続いてその前方に位置し、上記複数の入口ポートの上記1つが当該パージ 入口ポートにより画定されることを特徴とする方法。 23. 請求の範囲第4項に記載の方法において、上記導入工程の前に上記作動 流体第1部分の圧力を減少させる工程を更に有することを特徴とする方法。 24. 請求の範囲第22項に記載の方法において、上記導入工程が上記流体通 路内の高温ガスの実質的な部分を通路から上記タービンへ強制送給する工程を有 することを特徴とする方法。 25. 請求の範囲第24項に記載の方法において、上記提供工程が互いに隣接 する複数の流体通路を提供し、上記通路内で生じる遷移プロセスが隣接する通路 に関して時間差位相関係にあることを特徴とする方法。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年5月14日(1999.5.14) 【補正内容】 請求の範囲 1. 組み合わせにおいて、 コンプレッサ、タービン及び燃焼器を有するガスタービンエンジンと; ウェーブロータと; を有し、上記ウエーブロータが、 ガス流のための複数の貫通通路を有するロータ; 上記複数の通路から出るガスを受け取るために上記ロータと流体連通するよう に位置した複数の順々の出口ポートであって、当該複数の出口ポートの1つが同 複数の出口ポートの残りのポートよりも大きな圧力を有する第1の出口ポートを 構成し、当該複数の出口ポートの別の出口ポートがタービンへのポートを画定す るようになった複数の出口ポート; 上記複数の通路内へのガスの流入を許容するために上記ロータと流体連通する ように位置した複数の順々の入口ポートであって、当該複数の入口ポートの1つ が上記コンプレッサからガスを受け取るためのコンプレッサ入口ポートを構成す るようになった複数の入口ポート;及び 上記第1の出口ポートと、上記コンプレッサ入口ポートに隣接してその前方に 位置する、上記複数の入口ポートのうちの第2の入口ポートとの間で上記燃焼器 へガスを再導入することなく、ガスを上記ロータへ送給するために、当該第1の 出口ポートと上記第2の入口ポートとの間で結合された通路であって、当該複数 の入口ポートのうちの当該第2の入口ポートの少なくとも一部が上記タービンへ のポートに対向しこれと整合して位置するようになった通路; を有することを特徴とする組み合わせ。 2. ガスタービンエンジンのサイクルをトッピングさせるためにウエーブロー タを利用する方法において、 作動流体を通過させるための複数の流体通路を備えた回転可能なロータを有す るウエーブロータを提供する工程と; 複数のウエーブロータ入口ポート及び複数のウエーブロータ出口ポートが上記 複数の流体通路を順々に通過するように上記ロータを回転させる回転工程と; 上記複数の流体通路のうちの少なくとも1つの通路内の作動流体の部分を、上 記複数の出口ポートのうちの最大圧力を有する1つの出口ポートを通して排出さ せる排出工程と; 排出後に作動流体の当該部分の圧力を減少させる工程と; 減圧後に作動流体の当該部分を上記複数の入口ポートのうちの1つの入口ポー ト内へ導入する導入工程と; を有することを特徴とする方法。 3. ガスタービンエンジンのサイクルをトッピングさせるためにウエーブロー タを利用する方法において、 作動流体を通過させるための複数の流体通路を備えた回転可能なロータを有す るウエーブロータを提供する提供工程であって、上記ウエーブロータが当該ウエ ーブロータからの流体の排出を許容する複数の出口ポートと該ウエーブロータへ の流体の流入を許容する複数の入口ポートとを有し、上記出口ポートがタービン へのポートとパージ及びバーナへのポートとを有し、上記複数の入口ポートがバ ーナからのポートと、パージ入口ポートと、コンプレッサからのポートとを有す るような提供工程; 上記複数のウエーブロータポートが上記複数の流体通路を順々に通過するよう に上記ロータを回転させる工程;及び 上記複数の流体通路内の作動流体の実質的な部分を上記タービンへのポート内 へ強制流入させるように上記複数の出口ポートのうちの1つからの作動流体の部 分を上記パージ入口ポート内へ導入する工程; を有することを特徴とする方法。 4. ガスタービンエンジンのサイクルをトッピングさせるためにウエーブロー タを利用する方法において、 作動流体を通過させるための複数の流体通路を備えた回転可能なロータを有す るウエーブロータを提供する提供工程と; 複数のウエーブロータ入口ポート及び複数のウエーブロータ出口ポートが上記 複数の流体通路を順々に通過するように上記ロータを回転させる工程と; 上記複数の流体通路のうちの少なくとも1つの通路内の作動流体の少なくとも 一 部を、上記複数の出口ポートのうちの最大圧力を有する1つの出口ポートを通し て排出させる工程と; 作動流体の少なくとも一部を作動流体第1部分と作動流体第2部分とに分割す る工程と; 上記複数の通路の少なくとも1つが上記複数の出口ポートと流体連通している 間に上記作動流体第1部分を上記複数の入口ポートの1つ内へ導入する導入工程 と; を有することを特徴とする方法。 5. 請求の範囲第1項に記載の組み合わせにおいて、一対の端板を更に有し、 上記複数のポートが上記一対の端板により画定され、当該複数のポートが上記複 数の通路を通過するように当該一対の端板間で上記ロータを回転させる手段を更 に有することを特徴とする組み合わせ。 6. 請求の範囲第5項に記載の組み合わせにおいて、上記複数の出口ポートが 上記タービンへのポート及び上記第1の出口ポートを含む第1の列を画定し、上 記複数の入口ポートがバーナからのポート、当該複数の入口ポートの上記第2の 入口ポート及び上記コンプレッサ入口ポートを含む第2の列を画定することを特 徴とする組み合わせ。 7. 請求の範囲第6項に記載の組み合わせにおいて、上記複数の入口ポートの 上記第2の入口ポートへ入るガスが上記第1の出口ポートでの圧力以下に減少さ れた圧力を有していることを特徴とする組み合わせ。 8. 請求の範囲第7項に記載の組み合わせにおいて、上記複数の入口ポートの 上記第2の入口ポートへ入るガスが上記第1の出口ポートでの温度以下に減少さ れた温度を有していることを特徴とする組み合わせ。 9. 請求の範囲第7項に記載の組み合わせにおいて、上記の圧力減少が摩擦損 失により達成され、上記の温度減少が中間冷却により達成されることを特徴とす る組み合わせ。 10. 請求の範囲第6項に記載の組み合わせにおいて、上記複数の入口ポート の上記第2の入口ポートへ入るガスが、当該複数の入口ポートの当該第2の入口 ポート内へ流入するガスの圧力及び温度を減少させるために仕事引き出しを提供 するガス駆動タービン装置を通過してしまっていることを特徴とする組み合わせ 。 11. 請求の範囲第1項に記載の組み合わせにおいて、上記通路を通って上記 複数の入口ポートの上記第2の入口ポートへ送給されるガスが一層完全にパージ され、ガスを上記タービンへのポートへ送給することを特徴とする組み合わせ。 12. 請求の範囲第11項に記載の組み合わせにおいて、上記複数の通路内の ガスの速度が亜音速であり、上記ガス内の波の速度が少なくとも音速であること を特徴とする組み合わせ。 13. 請求の範囲第1項に記載の組み合わせにおいて、上記通路が上記ウエー ブロータと一体化していることを特徴とする組み合わせ。 14. 請求の範囲第1項に記載の組み合わせにおいて、一対の端板を更に有し 、上記ロータが上記一対の端板間で回転し; 上記複数の出口ポートが上記タービンへのポート及び上記第1の出口ポートを 含む第1の列を画定し、上記複数の入口ポートがバーナからのポート、当該複数 の入口ポートの上記第2の入口ポート及び上記コンプレッサ入口ポートを含む第 2の列を画定し; 上記複数の入口ポートの上記第2の入口ポートへ入るガスが上記第1の出口ポ ートでの圧力以下に減少された圧力を有しており; 上記通路を通って上記複数の入口ポートの上記第2の入口ポートへ送給される ガスが一層完全にパージされ、ガスを上記タービンへのポートへ送給し; 上記複数の通路内のガスの速度が亜音速であり、上記ガス内の波の速度が少な くとも音速である; ことを特徴とする組み合わせ。 15. 請求の範囲第14項に記載の組み合わせにおいて、一対の上記第1の列 を上記ウエーブロータの周辺に沿って配置し、一対の上記第2の列を当該ウエー ブロータの周辺に沿って配置したことを特徴とする組み合わせ。 16. 請求の範囲第2項に記載の方法において、上記排出工程後に作動流体の 上記部分の温度を減少させる工程を更に有することを特徴とする方法。 17. 請求の範囲第2項に記載の方法において、上記回転工程が毎分約17, 000回転で行われることを特徴とする方法。 18. 請求の範囲第2項に記載の方法において、上記導入工程が、上記複数の 流 体通路の上記1つが上記複数の出口ポートの1つと実質上整合している間に行わ れることを特徴とする方法。 19. 請求の範囲第2項に記載の方法において、上記排出工程後の作動流体の 部分を第1の部分と第2の部分とに分割する工程を更に有し、上記部分の一方が 上記導入工程時に上記複数の入口ポートの1つ内へ導入されることを特徴とする 方法。 20. 請求の範囲第3項に記載の方法において、上記導入工程後に、上記複数 の通路の1つ内のガスを上記ロータから強制排出させる工程を更に有することを 特徴とする方法。 21. 請求の範囲第2項に記載の方法において、上記ポートで存在する環境状 態に対して上記流体通路の端部を急激に晒し、次いで閉じる工程を更に有するこ とを特徴とする方法。 22. 請求の範囲第4項に記載の方法において、上記提供工程がコンプレッサ 入口ポートとパージ入口ポートとバーナからの入口ポートとを有するウエーブロ ータを提供し、上記パージ入口ポートが上記コンプレッサ入口ポートに隣接して それに続いてその前方に位置し、上記複数の入口ポートの上記1つが当該パージ 入口ポートにより画定されることを特徴とする方法。 23. 請求の範囲第4項に記載の方法において、上記導入工程の前に上記作動 流体第1部分の圧力を減少させる工程を更に有することを特徴とする方法。 24. 請求の範囲第22項に記載の方法において、上記導入工程が上記流体通 路内の高温ガスの実質的な部分を通路から上記タービンへ強制送給する工程を有 することを特徴とする方法。 25. 請求の範囲第24項に記載の方法において、上記提供工程が互いに隣接 する複数の流体通路を提供し、上記通路内で生じる遷移プロセスが隣接する通路 に関して時間差位相関係にあることを特徴とする方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 組み合わせにおいて、 コンプレッサ及びタービンを有するガスタービンエンジンと; ウエーブロータと; を有し、上記ウエーブロータが、 ガス流のための複数の貫通通路を有するロータ; 上記複数の通路から出るガスを受け取るために上記ロータと流体連通するよう に位置した複数の順々の出口ポートであって、当該複数の出口ポートの1つが同 複数の出口ポートの残りのポートよりも大きな圧力を有する第1の出口ポートを 構成するようになった複数の出口ポート; 上記複数の通路内へのガスの流入を許容するために上記ロータと流体連通する ように位置した複数の順々の入口ポートであって、当該複数の入口ポートの1つ が上記コンプレッサからガスを受け取るためのコンプレッサ入口ポートを構成す るようになった複数の入口ポート;及び 上記第1の出口ポートと、ガスを上記ロータへ送給するために上記コンプレッ サ入口ポートに隣接してその前方に位置する、上記複数の入口ポートのうちの第 2の入口ポートとの間で結合された通路; を有することを特徴とする組み合わせ。 2. ガスタービンエンジンのサイクルをトッピングさせるためにウエーブロー タを利用する方法において、 作動流体を通過させるための複数の流体通路を備えた回転可能なロータを有す るウエーブロータを提供する工程と; 複数のウエーブロータ入口ポート及び複数のウエーブロータ出口ポートが上記 複数の流体通路を順々に通過するように上記ロータを回転させる工程と; 上記複数の流体通路のうちの少なくとも1つの通路内の作動流体の部分を、上 記複数の出口ポートのうちの最大圧力を有する1つの出口ポートを通して排出さ せる工程と; 排出後に作動流体の当該部分の圧力を減少させる工程と; 減圧後に作動流体の当該部分を上記複数の入口ポートのうちの1つの入口ポー ト内へ導入する工程と; を有することを特徴とする方法。 3. ガスタービンエンジンのサイクルをトッピングさせるためにウエーブロー タを利用する方法において、 作動流体を通過させるための複数の流体通路を備えた回転可能なロータを有す るウエーブロータを提供する提供工程であって、上記ウエーブロータが当該ウエ ーブロータからの流体の排出を許容する複数の出口ポートと該ウエーブロータへ の流体の流入を許容する複数の入口ポートとを有し、上記出口ポートがタービン へのポートとパージ及びバーナへのポートとを有し、上記複数の入口ポートがバ ーナからのポートと、パージ入口ポートと、コンプレッサからのポートとを有す るような提供工程; 上記複数のウエーブロータポートが上記複数の流体通路を順々に通過するよう に上記ロータを回転させる工程;及び 上記複数の流体通路内の作動流体の実質的な部分を上記タービンへのポート内 へ強制流入させるように上記複数の出口ポートのうちの1つからの作動流体の部 分を上記パージ入口ポート内へ導入する工程; を有することを特徴とする方法。
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