JP2001527518A - 口腔組成物中の望ましくない味の抑制 - Google Patents

口腔組成物中の望ましくない味の抑制

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Abstract

(57)【要約】 本発明は食品、飲物、及び医薬中の望ましくない味の抑制方法に関する。また、本発明は望ましくない味がする化合物を含有する口腔及び医薬組成物に関するものであり、その際前記口腔及び医薬組成物をにホスホリル化アミノ酸、例えばホスホチロシン、ホスホセリン、ホスホスレオニン及びそれらの混合物を添加することにより望ましくない味を抑制するものである。

Description

【発明の詳細な説明】 口腔組成物中の望ましくない味の抑制 技術分野 本発明は、食品、飲料、及び医薬のような口腔組成物中の望ましくない味を 抑制する方法に関する。また、本発明は、組成物にホスホリル化アミノ酸を添加 することにより望ましくない味を抑制する、そのような味の化合物を含有する口 腔及び医薬組成物に関する。 発明の背景 消費者は、広義には苦みの味の様相については気にかけていない。従って、苦 い味の口腔組成物を味良くする改良についての要望は数々の配合物及び苦みを減 少/抑制する方法の開発を促進している。 最も多いケースにおいては、消費者及び製造者は香味及び砂糖又は他の甘味成 分のような化合物又はそれらの混合物を使用することにより種々の口腔組成物の 苦みの寄与をマスクすることを試みている。ゼラチン(日本特許出願04-346,937 );ゼラチン化澱粉(日本特許出願04-235,136);酸性アミノ酸(米国特許第4,517 ,379号及び日本特許出願05-015,389及びJP05-004,921);チトサン(日本特許出願 04-009,335);シクロデキストリン(米国特許第5,024,997号);リポソーム(米国 特許第5,009,819号);レシチン又はレシチンのような物質(日本特許出願62-265, 234);界面活性剤(米国特許第5,439,671号);塩(米国特許第5,262,179号)など が口腔組成物中の不快な味をマスクするために使用されている。同様に、被覆又 はマイクロカプセル(ヨーロッパ特許出願551,820);官能基変更(米国特許第5,3 50,839号)及び、マスクする味の構造マトリックス形態も使用されている。この ような技術を使用する口腔組成物は、さらに改良された味の組成物を提供する努 力として、シリケートクレイ(米国特許第3,140,978号及び第4,581,232号);アク リル酸コポリマー(米国特許第5,286,489号);ガム(米国特許第5,288,500号);セ ルロース(米国特許第5,192,563号);及びワ ックスのような剤を合体している。不幸なことに、このような化合物により苦い 味をマスクすることは、実際は口腔組成物の全体の真の香味をマスクしてしまう 。 また、苦みを減少/抑制する他の方法も開示されている。例えば、Kurtz及びF ullerは、望ましくない味を含有する組成物に加えたとき望ましくない味がブロ ックされるように、ある種の化合物を無味に変性することを開示している(米国 特許第5,232,735号及びPCT出願WO 93/10677)。Royらは甘味剤及び苦み抑制 剤としてN-(スルホメチル)-N'-アリールウレアを開示している(米国特許第4,9 94,490号及び米国特許第5,266,717号)。Guadagniらはフラボン、ネオジオスミン の添加は苦みの減少及び後味の除去をもたらすことを見出している(米国特許第 4,154,862号)が、Riemerはある種の桂皮酸誘導体は苦い化合物の味及び人工甘 味剤の後味を抑制する能力を有することを開示している(米国特許第5,336,513号 )。Magnolatoは安価な天然木質物質を用いる選択的吸収によりフルーツ及び野菜 抽出物から苦みを除去する方法をクレームしており(米国特許第4,282,264号)、M illerは大豆から苦みを除去するためにスチームを使用している(米国特許第4,24 8,141号)。 苦み減少の理想的な解決は口腔組成物の香味全体に影響しない普遍的な苦味抑 制剤の開発にある。Katsuragi及びKuriharaは他の味刺激の応答に影響を与える ことなく苦み物質への感覚及び味への応答を押さえるβ-ラクトグロブリン及び ホスハチジン酸で造られた苦み抑制剤をNature,第365巻,213-214頁,1993に報告 している。不幸なことに、このような化合物は多くの異なる味がする化合物中の 苦い味の抑制に限られた成功を示しているだけである。 本発明はホスホリル化アミノ酸、例えばホスホチロシン、ホスホセリン、ホス ホスレオニン、及びそれらの混合物を苦い及び/又は金属性の味のような望まし くない味を有する口腔組成物に添加することが、該組成物の全体の真の味に実質 的に影響させることなく望ましくない味を抑制することを見いだした。 従って、本発明の目的は、口腔組成物にホスホリル化アミノ酸を添加すること により、該組成物、例えば食品、ドリンク、店頭及び処方医薬、およびトイレタ リーの望ましくない味を抑制する方法を提供することにある。 また、本発明の目的は、望ましくない味を有する少なくとも1種の医薬活性剤 及び安全且つ有効な量のホスホリル化アミノ酸を含有する咳き/風邪症状の治療 のための快適な味の医薬組成物を提供することにある。 さらに、本発明の目的は、苦い及び/又は金属性の味を有する化合物及び安全 且つ有効な量のホスホリル化アミノ酸を含有する快適な味の組成物、例えば歯磨 き、マウスウオッシュなどを提供することにある。 さらに、本発明の目的は、苦い及び/又は金属性の味を有する化合物及び安全 且つ有効な量のホスホリル化アミノ酸を含有する胃腸痛を軽減するための快適な 味の口腔組成物、例えば歯磨き、マウスウオッシュなどを提供することにある。 本発明のこれらの及び他の目的はつづく詳細な記載から容易に明らかとなろう 。 発明の要約 本発明は、これらに限定されないが、ホスホチロシン、ホスホセリン、ホスホ スレオニンを含む、ホスホリル化アミノ酸及びそれらの混合物の安全且つ有効な 量を口腔組成物、例えば食品、ドリンク、及び医薬、およびトイレタリーに添加 することを包含する、苦い及び/又は金属性の味のような望ましくない味を抑制 する方法に関する。 また、本発明は、苦い及び/又は金属性の味を有する少なくとも1種の医薬活 性剤及び安全且つ効果な量のホスホリル化アミノ酸を含有する咳き/風邪症状の 治療のための快適な味の医薬組成物;苦い及び/又は金属性の味を有する化合物 及び安全且つ有効な量のホスホリル化アミノ酸を含有する歯磨き、マウスウオッ シュなどのような快適な味の口腔組成物;及び苦い及び/又は金属性の味を有す る化合物及び安全且つ有効な量のホスホリル化アミノ酸を含有する胃腸痛を軽減 するための快適な味の組成物に関する。 特記しないかぎり、ここで使用される全てのパーセンテージ及び割合は全組成 物の重量基準であり、全ての測定は25℃で行われる。 発明の詳細な記載 本発明は、これらに限定されないが、ホスホチロシン、ホスホセリン、ホスホ スレオニンを含む、ホスホリル化アミノ酸及びそれらの混合物の安全且つ有効な 量を口腔組成物、例えば食品、ドリンク、及び医薬、およびトイレタリーに添加 することを包含する、苦い及び/又は金属性の味のような望ましくない味を抑制 する方法を包含する。また、本発明は、苦い及び/又は金属性の味を有する少な いことも1種の医薬活性剤及び安全且つ有効な量のホスホリル化アミノ酸を含有 する咳/風邪症状の治療のための快適な味の医薬組成物;苦い及び/又は金属性 の味を有する化合物及び安全且つ有効な量のホスホリル化アミノ酸を含有する歯 磨き、マウスウオッシュなどのような快適な味の口腔組成物;及び苦い及び/又 は金属性の味を有する化合物及び安全且つ有効な量のホスホリル化アミノ酸を含 有する胃腸痛を軽減するための快適な味の口腔組成物を包含する。 ここで使用される語句「口腔組成物」とは、通常の使用過程において故意に飲 み込まれるいずれの製品、例えば食品、ドリンク、店頭及び処方医薬などである と定義される。しかしながら、ここで使用される語句「口腔組成物」は、ここで 使用される語句「歯用組成物」を包含する意図はなく、口腔に用いられ及び/又 は歯を奇麗にし、故意に飲み込まずむしろ一時は口腔に残り、次に吐き出される 、例えばガム、練り歯磨き、歯磨き粉、マウスウオッシュなどを意味する。 ここで使用されるように、語句「望ましくない味」とは、甘い、酸っぱい、苦 い、うまみ、及び塩辛いなどの基本的な味にかぎらないが、甘い、酸っぱい、苦 い、アルカリ、アストリンゲン、ぴりっとする、乾いた、シャープな、冷たい、 温かい、焼けた、酸性の、スパイシーな、刺激性の、木質の、煙のような、うま み、金属性の及び/又はいかなる後味を含む、このような味が組成物中に望まれ ないならば、いかなる味をも意味する。 ここで使用されるように、用語「抑制」とは、望ましくない味がする化合物が 変化せずに組成物内に残るが、該組成物を消費する人又は動物において該化合物 の望ましくない味の知覚が減少されるような、味の形質導入メカニズムを遅くす る又は妨害することと定義される。 ここで使用されるように、用語「マスク」とは、甘味剤、香味剤などのような 化合物を望ましくない味がする化合物を含有する組成物に添加することにより、 その際望ましくない味がする化合物は変化せずに残るが、その味は望ましくない 味の該組成物を消費する人又は動物には知覚されないように組成物中に存在する 他の味で覆いかぶされる、望ましくない味を覆い、隠し、及び/又はにぶくする ことと定義される。 ここで使用されるように、語句「化学的変換」とは、望ましくない味を有する 化合物がもはや望ましくない味を持たないように、該化合物を構造的に変性する ここと定義される。 ここで使用されるように、語句「安全且つ有効な量」とは、本発明の手法で使 用した場合に妥当な利益/リスク比率と比較して、過度の副作用、例えば毒性、 刺激性又はアレルギー応答性が無く所望の利益を与えるのに充分な物質の量と定 義される。 ここで使用されるように、用語「混和しうる」とは、組成物の成分が通常の使 用条件下で成分又は組成物の効力を実質的に減少させずに、互いに共混合するこ とが可能であることと定義される。 ここで使用されるように、用語「歯磨き粉」とは、歯を磨くときに一般に使用 される歯磨き粉末、練り歯磨き、歯磨きジェル又は液体を含む組成物と定義され る。 ここで使用されるように、語句「ホスホリル化アミノ酸」とは、これらに限ら れないが、ホスホチロシン、ホスホセリン及びホスホスレオニンを含む、ホスホ リル化されたアミノ酸と定義される。また、ここで使用されるように、この語句 はホスホチロシン、ホスホセリン、ホスホスレオニン、及びそれらの混合物の約 2〜約15のペプチド、これらのホスホリル化アミノ酸のデキストロー又はレボ ー回転異性体又はそれらのラセミ混合物、それらの生理学的に許容しうる塩、そ れらのエステル、及びアルキル鎖(直鎖及び分岐鎖、C1−C18)、アシル鎖( 直鎖及び分岐鎖、C1−C18)、アリール基、直鎖及び分岐鎖、C1−C18 による酸部分のエステル、アミノ酸に付加されたハロゲン、チオ、シアノ、及び ニトロ基を含む置換アミノ酸をも包含する意図である。化学技術の当業者には自 明なホスホリル化アミノ酸へのこれらの及び他の改変は本発明の範囲内に含まれ る意図である。 ここで使用されるように、語句「医薬的に許容しうるキャリヤー物質」とは、 人及び下等動物に対する口腔及び/又は鼻用の配剤のために有用な1種以上の混 和しうる固形又は液状充填希釈剤又は封入物質を意味する。医薬的に許容しうる キャリヤー物質は、勿論、人を治療するための配剤に適するように充分に高い純 度で且つ充分に低い毒性でなければならない。 ここで使用されるように、語句「口腔的に許容しうるキャリヤー物質」とは、 本発明の歯用組成物中に使用するために安全且つ有効ないずれの物質をも意味す る。このような物質は増粘物質、保湿剤、水、緩衝剤、研磨艶だし物質、炭酸水 素ナトリウム、二酸化チタン、界面活性剤、香味剤、甘味剤、着色剤、クーラン ト及びそれらの混合物を包含するが、これらに限定されない。望ましくない味の抑制の方法 本発明の範囲内において、ホスホリル化アミノ酸は苦い及び/又は金属性の味 の知覚を抑制することにより働く。従って、ホスホリル化アミノ酸が苦い及び/ 又は金属性の味を引き起こす組成物を含有する口腔組成物に添加された場合、口 腔組成物はホスホリル化アミノ酸のない類似の口腔組成物よりも少ない苦い及び /又は金属性の味がする。口腔組成物に添加されるホスホリル化アミノ酸の量は 、組成物の性質、望ましくない味に応答しうる化合物又は成分の組成物中の濃度 、及び所望の抑制の程度のような種々の因子に依存する。好ましいホスホリル化 アミノ酸はホスホチロシン、ホスホセリン、ホスホスレオニン、及びそれらの混 合物を包含することが分かったが、他のホスホリル化アミノ酸も望ましくない味 の抑制に有用である。本発明の最も好ましいホスホリル化アミノ酸はホスホチロ シンである。有用な結果は典型的には、望ましくない味を有する口腔組成物に対 して約0.01重量%〜約10重量%、好ましくは約0.01重量%〜約8重量 %、より好ましくは約0.1重量%〜約5重量%、最も好ましくは約0.5重量 %〜約2重量%のホスホリル化アミノ酸を添加することにより得られることが分 かった。 抑制が望まれる望ましくない味を有する口腔組成物はそれにホスホリル化アミ ノ酸を合体することにより簡単に調製される。本発明のホスホリル化アミノ酸を 添加することによる望ましくない味の抑制方法並びに組成物については、食品、 ドリンク、及び医薬に関してさらに以下に記述する。 望ましくない又は苦い味を有する食品の例としては、柑橘果物、例えばグレー プフルーツ、オレンジ及びレモン;野菜、例えばトマト、ピメント、セロリ、メ ロン、人参、ジャガイモ、及びアスパラガス;調味又は香味物質、例えば香味剤 、 ソース、醤油、及び唐辛子;大豆からの食品;乳化食品、例えばクリーム、ドレ ッシング、マヨネーズ、及びマーガリン;加工海産製品、例えば魚肉、破砕魚肉 、及び魚卵;ナッツ、例えばピーナッツ、;発酵食品、例えば発酵大豆、;肉及 び加工肉;ピクルス;めん類、粉末スープを含むスープ類;搾乳製品、例えばチ ーズ;パン及びケーキ;菓子、例えばキャンディー、チューインガム、及びチョ コレート;及び健康のために特別に調製された食品があるが、これらに限定され ない。 望ましくない又は苦い味を有するドリンクの例としては、柑橘果物及び野菜の ジュース、豆乳、コーヒー、ココア、紅茶、緑茶、発酵茶、半発酵茶、リフレッ シュドリンク、飲料及びミルクがあるが、これらに限定されない。 望ましくない又は苦い味を有する医薬の例としては、望ましくない味が本発明 のホスホリル化アミノ酸の添加により抑えることのできる咳及び/又は風邪用口 腔組成物、歯用組成物、及び口腔治療用組成物、および胃腸痛治療用医薬活性剤 があるが、これらに限定されない。本発明のホスホリル化アミノ酸の添加により 望ましい味が抑えられる口腔調合薬活性剤に関しては特別な制限はない。しかし ながら、これらの医薬的に許容しうる活性剤は本発明のホスホリル化アミノ酸、 並びに口腔組成物中の他の必須成分と混和しうるべきである。本発明のホスホリ ル化アミノ酸は種々の医薬活性剤の混合物も使用することができる。望ましくな い味を有する医薬的に許容しうる活性剤の典型的な例としては、口腔配剤に適し 且つ医薬活性を有する化合物又は化学物質の種々のグループから選ばれる活性剤 がある。 本発明は、望ましくない味を有する少なくとも1種の医薬活性剤、ホスホリル 化アミノ酸、及び口腔及び鼻用配剤に適した医薬的に許容しうるキャリヤー物質 を含有する咳及び/又は風邪用医薬組成物に関する。咳、風邪、風邪様、アレル ギー、及び/又は流感症状の治療に有用な適当な医薬的に許容しうる活性物質又 は化合物は周知であり、鎮痛、抗炎症、抗ピリン、麻酔、抗ヒスタミン、気管収 縮薬、うっ血除去薬、咳抑制剤、粘滑薬、咳止め薬及び/又は去痰性を有する活 性剤から選ぶことができるが、これらに限定されない。これらの活性剤並びにそ れらの投与量範囲はSunshineらの米国特許第4,783,465号(1988年11月8日発行) ;Sunshineらの米国特許第4,619,934号(1986年10月28日発行);及びRemington's Pharmaceutical Sciences ,pp 734-789,791-799,861-868,907-94 5,875-888,1002-1034,1098-1121,1124-1131,1173-1224,1232-1241(Alfonso R.Ge nnaro編,18版,1990)に記載されており、これらの全てがここに参考として合体さ れる。 望ましい味を有する前記去痰剤(ムコロリン剤としても公知)としてた、グア イフェネシン、テルピンヒドレート、アンモニウムクロリド、N-アセチルシス テイン及びアムブロキソール、それらの医薬的に許容しうる塩、及びそれらの混 合物がある。 望ましくない味を有する上記うっ血除去薬の例としては、プソイドエフェドリ ン、フェニルプロパノールアミン、フェニールエフェリン、及びエフェドリン、 それらの医薬的に許容しうる塩、及びそれらの混合物がある。 望ましくない味を有する上記咳止め薬の例としては、デキストロメトルファン 、クロペジアノール、カルベタペンタン、カラミフェン、ノスカピン、ジフェン ヒドラミン、コデイン、ヒドロコドン、ヒドロモルホリン、それらの医薬的に許 容しうる塩、及びそれらの混合物がある。 望ましくない味を有する上記鎮痛剤の例としては、モルホリン、コデイン、メ ペリジン、ペンタゾシン、プロポキシフェレン、アセタミノフェン、アロプリノ ール、アセチルサリシル酸、クロリンサリシレート、ケトプロフェン、マグネシ ウムシリケート、フェノプロフェン、イブプロフェン、フルビプロフェン、イン ドメタシン、ナプロキセン、及び多くの他のそれらの医薬的に許容しうる塩及び それらの混合物がある。、 望ましくない味を有する上記抗ヒスタミン剤の例としては、ブロムフェニラミ ン、クロロヘニラミン、クレマスチン、デキスクロロフェニラミン、ジフェンヒ ドラミン、ドキシラミン、プロメタジン、テルフェナジン、トリプロリジン、及 び多くの他のそれらの医薬的に許容しうる塩、及びそれらの混合物がある。 典型的には、医薬用咳/風邪活性剤は本発明の医薬組成物の約0.001重 量%〜約99.9重量%、好ましくは約0.001重量%〜約75重量%、より 好ましくは約0.01重量%〜約10重量%を含有する。 本発明の組成物の医薬用風邪活性剤と組み合わせて使用される医薬的に許容し うるキャリヤー物質の選択は基本的には組成物の投与形態により決定される。好 ましい投与形態は液状溶液、液状懸濁液、タブレット、カプセルなどであり、医 薬活性剤の安全且つ有効な量が含有される。口腔及び鼻(鼻スプレー)配剤用の 投与形態の調製のために適した医薬的に許容しうるキャリヤー物質及び賦形剤は 当該技術において周知であり、特定の例としてはRobertの米国特許第3,903,297 号(1975年9月2日発行)に記載されている(ここに参考として合体される)。好ま しくは、本発明の組成物は約0.1重量%〜約99.99重量%の1種以上の医 薬的に許容しうるキャリヤー物質を含有する。 医薬技術者によく知られている他の任意成分もこれらの成分について一般的 に知られている量で含有することができる。本発明の好ましい非必須成分はクー リング剤又はクーリング剤の組み合わせである。適当なクーリング剤はWatsonら の米国特許第4,136,163号(1973年1月23日発行);Rowsellらの米国特許第4,032, 661号及び第4,230,688号,(それぞれ1977年6月28日,1980年10月28日発行);Gru ubらの米国特許第5,226,592号(1993年11月30日発行);これらは全てここに参考 として合体される、に記載されているものである。特に好ましいクーリング剤と しては、上記で合体された米国特許第4,136,163号に教示のN-エチル-p-メタン- 3-カルボキシアミド、及び上記で合体された米国特許第4,230,688号に教示のN, 2,3-トリメチル-2-イソプロピルブタナミドがある。他の特に好ましいクーリン グ剤は3-1-メントキシプロパン-1,2−ジオールである。この物質は、ここに参考 として合体されるAmanoらの米国特許第4,459,425号(1984年7月10日発行)に記載 されている。他の好ましい任意成分はカフェインである。 さらに、本発明は、望ましくない味を有する少なくとも1種の歯用活性剤、ホ スホリル化アミノ酸、及び口腔的に許容しうるキャリヤー物質を含有する歯用組 成物、例えば歯磨き剤、マウスウオッシュなどに関する。歯用活性剤は抗結石剤 、抗虫歯剤、抗菌剤/抗プラーク剤、殺菌剤、抗炎症剤、界面活性剤、栄養素な どの安全で且つ有効な量を含有する、歯みがき、マウスウオッシュのような歯用 組成物に関する。抗結石剤の典型的な例としては、Parran及びSakkabの米国特許 第4,590,066号(1986年5月20日発行);Shedlovskyの米国特許第3,429,963号 (1969年2月25日発行);Changの米国特許第4,304,766号(1981年12月8日発行); Benedict & Sunbergの米国特許第4,661,341号(1987年4月28日発行);Benedict, Bush & Sunbergの米国特許第4,846,650号(1989年7月11日発行);英国特許第490 ,384号(1937年2月15日発行);Widder & Brinerの米国特許第3,678,154号(1972 年7月18日発行);Francisの米国特許第3,737,533号(1973年6月5日発行);Plo ger,Schmidt,Dunker & Gloxhuberの米国特許第3,988,443号(1973年6月5日発行 );Degenhardt & Korikowskiの米国特許第4,877,603号(1989年10月31日発行); に記載されているものがあるが、これらに限定されない。これらの全ての文献は ここに参考として合体される。上記の抗結石剤の混合物も有用である。存在させ る場合は、本発明の組成物の約0.2重量%〜約13重量%、好ましくは約0. 4重量%〜約6重量%である。 任意の歯石調整剤としては、ここに参考として合体される、例えばGaffarらの 米国特許第4,627,977号に記載のもの;並びにポリアミノプロパンスルホン酸(AM PS);亜鉛シトレートトリハイドレート、ポリホスフェート(例えばトリポリホス フェート、ヘキサメタホスフェート)、ジホスホネート(例えばEHDP,AHP)、ポリ ペプチド(例えばポリアスパルチン酸及びポリグルタミン酸)及びそれらの混合 物がある。 抗虫歯剤の典型的な例としては、水溶性フルオリドイオン源があるがこれに限 定されない。このようなフルオリドイオン源の数は多く、Norrisらの米国特許第 2,946,735号(1960年7月26日発行);Briner & Widderらの米国特許第3,535,421 号(1970年10月20日発行);Widderらの米国特許第3,678,154号(1972年7月18日発 行)に記載のものがあり、これら特許の全てはその全体がここに参考として合体 される。好ましいフルオドイオン源物質としては、ナトリウムフルオリド、カリ ウムフルオリド、インジュウムフルオリド、及びナトリウムモノフルオロホスフ ェート及びそれらの混合物がある。ナトリウムフルオリドは好ましいフルオリド イオン源である。本発明の口腔組成物中のフロリドイオン源の量は、もし存在さ せるならば、組成物中、好ましくは約0.005重量%〜約0.35重量%、よ り好ましくは約0.05重量%〜約0.3重量%のフロリドイオン源を与えれば 充分である。 抗菌剤の典型的な例としては、The Merck Index 10版(1976);米国特許第3,50 6,720号及びBeecham GroupPCLのヨーロッパ特許出願第0,251,591号(1988年1月 7日公開);米国特許第4,670,252号;Whiteらの米国特許第5,338,537号(1988年 8月8日発行);Mobleyらの米国特許第5,389,360号(1995年2月14日発行)に記載 のものがあり、これら特許の全てはその全体がここに参考として合体される。本 発明の歯用組成物において有用な非カチオン性水不溶性抗菌剤の典型的な例とし ては、ハロゲン化ジフェニルエーテル、フェノール及びその同族体を含むフェノ ール系化合物、モノ及びポリ−アルキル及び芳香族ハロフェノール、レゾルシノ ール及びその誘導体、ビスフェノール系化合物、及びハロゲン化サリシルアニリ ド、安息香酸エステル、及びハロゲン化カルバニリドがある。抗菌剤/抗プラー ク剤は、存在させる場合は、一般に本発明の組成物の約0.1重量%〜約5重量 %を含有する。 抗バクテリア剤の典型的な例としては、非カチオン性及び実質的に水不溶性の 抗バクテリア剤があるがこれらに限定されない。ここに記載のように実質的に水 不溶性の抗バクテリア剤とは、その溶解度が25℃で約1重量%未満であること を意味し、約0.1重量%未満であることができる。イオン化基が存在する場合 は溶解度はイオン化が起こらないpHで決定される。抗菌剤は有効な抗プラーク 量で存在することができ、典型的には組成物の約0.01重量%〜約5重量%で ある。 抗炎症剤の典型的な例としては、アスピリン、イブプロフェン、ナプロキセン 、インドメタシン、ピロキシカム、フルルビプロフェン、メクロフェナメートナ トリウム、ケトプロフェン、テニダップ、ケトロラックなどがあるがこれらに限 定されない。本発明の歯用組成物中の抗炎症剤の典型的な濃度は、本発明の組成 物の約0.004重量%〜約20重量%、好ましくは約0.02重量%〜約4重 量%、より好ましくは約0.2重量%〜約0.8重量%である。 栄養剤の典型的な例としては、フォレート レチノイド(ビタミンA)、ビタミ ンC、ビタミンE及び亜鉛があるがこれらに限定されない。栄養剤は存在させる 場合は、一般に本発明の組成物の約0.001重量%〜約10重量%を含有する 。 本発明の歯用組成物の調製においては、1種以上の口腔的に許容しうるキャア リヤー物質を組成物に添加することが望ましい。このような物質は当該技術にお いて周知であり、組成物を調製するための所望の物理的及び美観的性質に基づい て当業者により容易に選ばれる。キャリヤー物質は典型的には組成物の約79重 量%〜約98重量%、好ましくは約89重量%〜約98重量%を含有する。 口腔的に許容しうるキャアリヤー物質の典型的な例としては、増粘物質及び/ 又はバインダーを全組成物の約0.1重量%〜約5重量%の量で;保湿剤を全組 成物の約0重量%〜約70重量%;二酸化チタンを全組成物の約0.25重量% 〜約1重量%;緩衝剤を全組成物の約0.5重量%〜約10重量%;米国特許第 3,070,510号(1962年12月25日発行)に記載のような研磨艶だし剤;米国特許第3,5 38,230号(1970年3月2日発行)、米国特許第3,862,307号(1975年6月21日発行) 及び来国特許第4,340,583号(1982年7月29日発行)に記載のようなシリカ歯用研 磨剤を全組成物の約6重量%〜約70重量%;香味剤を全組成物の約0.001 重量%〜約5重量%;甘味剤を全組成物の約0.005重量%〜約5重量%;及 びWatosonらの米国特許第4,136,163号(1979年1月23日発行)、Rowsellらの米国 特許第4,032,661号(1977年6月28日発行)、米国特許第4,230,688号(1980年10月2 8日発行);Grubらの米国特許第5,266,592号(1993年11月30日発行)及びAmanoらの 米国特許第4,459,425号(1984年7月10日発行)に記載のようなクーリング剤又は クーリング剤の組み合わせを包含する。これら特許の全てはその全体がここに参 考として合体される。 炭酸水素ナトリウムも本発明の歯用組成物に添加することができる。炭酸水素 ナトリウムもまたベーキングソーダとして周知であり歯磨き剤及びマウスリンス への使用を含む種々の使用を有する家庭用製品である。水に可溶であるが安定化 されない白色粉末は水性系中で二酸化炭素を放出する傾向がある。本発明の組成 物は全組成物の約1重量%〜約50重量%の炭酸水素ナトリウムを含有すること ができる。 同様に、本発明の歯用組成物はある種の可溶化剤を含有することもできる。適 当な可溶化剤は、組成物中に使用された抗結石剤、抗虫歯剤、抗菌剤/抗プラー ク剤、抗バクテリア剤、抗炎症剤を溶解するために使用され、組成物中に使用さ れた抗結石剤、抗虫歯剤、抗菌剤/抗プラーク剤、抗バクテリア剤、抗炎症剤の 活性に逆の影響を与えない。可溶化剤は典型的には全組成物の約0.05重量% 〜約10重量%のレベルで使用される。 本発明の歯用組成物は界面活性剤、例えば組成物の全pH範囲にわたり適度に 安定でり、好ましくはセッケン水(sud)を形成するものを含有することもでき る。セッケン水剤として有用な界面活性剤はセッケン、及びアニオン性、ノニオ ン性、カチオン性、双性イオン性、及び両性有機合成洗剤、及び混和しうるそれ らの混合物であることができる。これらのタイプの界面活性剤は、ここに参考と して合体されるAgricola,Briner,Granger & Widderの米国特許第3,959,458号( 1976年5月25日発行)により完全に記載されている。このような界面活性剤は一 般に本発明の組成物中に約0重量%〜約10重量%、好ましくは約0.2重量% 〜約5重量%のレベルで存在する。また、界面活性剤は溶解性が少ない成分、例 えばある種の香味剤を溶液中に保持することを助けるために可溶化剤として使用 することができる。この目的のために有用な界面活性剤としてはポリソルビテー ト及びポロキサマーがある。 水も本発明の歯用組成物に存在することができる。商業的に適した口腔組成物 に使用される水は脱イオンされ、有機不純物がないことが好ましい。一般に、水 は本発明の歯用組成物の約2重量%〜約99重量%、好ましくは約20重量%〜 約95重量%含有する。練り歯磨きの形態の場合は、組成物は好ましくは約2重 量%〜約45重量%、より好ましくは約30重量%〜約40重量%の水を含有す るが、マウスウオッシュは好ましくは約45重量%〜約95重量%、より好まし くは約75重量%〜約95重量%の水を含有する。これらの水の量は添加される 自由水に加えて、ソルビトールのような他の物質により導入される自由水を含む 。 本発明の歯用組成物はマウスリンス又は液状歯磨きの形態であることができ、 その際慣用のマウスリンス成分が本発明のキャリヤー物質を含有する。マウスリ ンス又は液状歯磨きは一般に約20:1〜約2:1の水エチルアルコール又はア ルコール未含有溶液、及び好ましくは他の成分、例えば香味剤、甘味剤、保湿剤 及び上記した界面活性剤を含有する。保湿剤、例えばグリセリン及びソルビトー ルは口に湿った感触を与える。本発明のマウスリンス又は液状歯磨きは一般に、 重量基準で約0%〜約60%のアルコール、約0%〜約20%の保湿剤、約0% 〜約2%の界面活性剤、約0%〜約0.5%の甘味剤、約0%〜約0.3%の香 味剤、及び残部が水を含有する。練り歯磨き製品に使用するためのここに記載の 他の任意成分もマウスリンス又は液状歯磨き組成物に有用である。 本発明はさらに、上部胃腸管痛の治療に有用で且つ望ましくない味を有する少 なくとも1種の医薬活性剤、ホスホリル化アミノ酸、及び口腔配剤に適した医薬 的に許容しうるキャリヤー物質を含有する上部胃腸管痛を治療するための組成物 に関する。上部胃腸官痛の治療に有用な医薬活性剤は、上部胃腸管痛(例えば胸 焼け、胃痛、消化不良)の徴候を生ずる上部胃腸管(典型的には胃又は食道)の 不調を治療するために口腔的に調合される場合に安全で且つ有効な物質である。 このような活性剤としては制酸剤及び酸分泌防止剤(例えばH2レセプター−ブ ロッキング抗分泌剤)がある。制酸剤としては、例えば炭酸アルミニウム、水酸 化アルミニウム、燐酸アルミニウム、アルミニウムヒドロキシカーボネート、ジ ヒドロキシアルミニウムナトリウムカーボネート、アルミニウムマグネシウムグ リシネート、ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート、ジヒドロキシアルミ ニウムアミノ酢酸、炭酸カルシウム、燐酸カルシウム、アルミニウムマグネシウ ム水和スルフェート、マグネシウムアルミネート、マグネシウムアルミノシリケ ート、炭酸マグネシウム、マグネシウムグリシネート、水酸化マグネシウム、酸 化マグネシウム、マグネシウムトリシリケート、スクラルフェート、及びそれら の混合物がある。分泌防止剤の例としてはシメチジン、ラニチジン、ファモチジ ン、オメプラゾール、及びそれらの混合物がある。他の有用な医薬活性剤として はビスマス含有剤、例えばビスマスサブサリシレート、ビスマスアルミネート、 ビスマスシトレート、ビスマスサブシトレート、ビスマスニトレート、ビスマス サブカーボネート、ビスマスサブガレート及びそれらの混合物;抗コリン作用剤 、例えばアトロピン、クリジニウム、及びジシクロミン;緩下剤、例えばフェノ ールフタレン及びカサンスロール;及び緩下剤、例えばジフェノキシレート及び ロペラミドがある。医薬活性剤は典型的には本発明の医薬組成物の約1重量%〜 約99重量%、好ましくは約25重量%〜約60重量%、もっとも好ましくは約 30重量%〜約50重量%含有する。 本発明の胃腸管の痛の治療に有用な医薬活性剤と共に使用される医薬的に許容 しうるキャリヤー及び賦形物質の選択は組成物の投与形態により基本的に決めら れる。好ましい投与形態は液状溶液、液状懸濁液、呑むことの可能な錠剤及びカ プセル、噛むことのできる錠剤などであり、安全且つ有効な量の医薬活性剤を含 有する。口腔配剤用の投与形態の調製に適した医薬的に許容しうるキャリヤー及 び賦形物質は当該技術において周知である。これらの選択は、本発明の目的には 重要ではない味、コスト、自己安定性のような二次的事由に基づくであろう。医 薬的に許容しうるキャリヤーの賦形物質として役立つ物質の幾つかの例は糖、例 えばラクトース、グルコース及びスクロース;スターチ、例えばコーンスターチ 及びポテトスターチ;セルロースおよびその誘導体、例えばナトリウムカルボキ シメチルセルロース、エチルセルロース、酢酸セルロース;粉末タラガカンス; 麦芽;ゼラチン;タルク;ステアリン酸;マグネシウムステアレート;カルシウ ムスルフェート;野菜油、例えばピーナッツ油、綿種油、ゴマ油、オリーブ油、 コーン油及びセオブロマ油;ポリオール、例えばプロピレングリコール、グリセ リン、ソルビトール、マンニトール及びプロピレングリコール;寒天;アルギン 酸;並びに医薬配合物に使用される非毒性の混和可能な物質である。湿潤剤及び 潤滑剤、例えばナトリウムラウリルスルフェート、並びに着色剤、香味剤、甘味 剤(非栄養の甘味剤、例えばアスパラターム及びサッカリンを含む)錠剤化剤、 安定剤、抗酸化剤、クーリング剤、及び防腐剤も存在させることができる。また 、他の任意成分はカフェインである。本発明の組成物は、上部胃腸管痛の治療に 有用な典型的には医薬活性剤ではない他の混和しうる医薬添加剤及び活性剤(例 えば非ステロイド薬;殺痛剤;筋し緩剤)を含有することができる。 本発明の摂取組成物に使用される医薬的に許容しうるキャリヤー物質は用量関 係に実際のサイズを与えるのに十分な濃度で使用される。典型的には、医薬的に 許容しうるキャリヤー物質は上部胃腸管痛の治療に有用な医薬組成物の約1重量 %〜約99重量%、好ましくは約40重量%〜約75重量%、最も好ましくは約 50重量%〜約70重量%含有する。また、クーリング剤又はクーリング剤の組 み合わせは典型的には上部胃腸管痛の治療に有用な医薬組成物の約0.01重量 %〜約0.50重量%、好ましくは約0.02重量%〜約0.20重量%、最 も好ましくは約0.040重量%〜約0.10重量%含有する。 また、ホスホリル化アミノ酸は緩下剤及び制吐剤のような医薬活性剤を含有す る類似の組成物、並びに食欲抑制剤、抗コリン作用剤、及び制吐剤を含有する組 成物に加えることができる。 他の基本的な医薬活性酸添加物、例えばストリキニン、キニン、パベリニン、 ベルベリン、プロメタジン、ブルシン、プロパノロール、及びクロロプロマジン の望ましくない味も本発明のホスホリル化アミノ酸の添加により抑えることがで きる。無機酸の塩及び有機酸の塩、例えば基本的医薬活性成分のヒドロクロリド 、ニトレート、スルフェート、アセテート、シトレート、及びカーボネートも含 有することができる。医薬はいかなる調製形態、例えば固形調製剤(例えばカプ セル、顆粒、医薬ピル、粉末、ペレット、トローチ及びドライシロップ);及び 液状調製剤(例えばリッキド、抽出液、エリキシル剤、酒精、シロップ、芳香水 、レモナード、及び流体抽出物)であることができる。例えば、ホスホリル化ア ミノ酸は単独で又は公知の添加剤の1種以上と組み合わせて医薬調製剤に合体す ることができる。このような公知の添加剤の例としては、希釈剤、充填剤、賦形 剤、ビヒクル、バインダー、崩壊剤、潤滑剤、流動改良剤、被覆剤、香味剤、マ スク剤、香料、及び抗酸化剤があるが、これらに限定されない。医薬調製物は慣 用の手段を使用して製造することができる。典型的には、望ましくない味の抑制 は、望ましくない味を有する医薬組成物の約0.001重量%〜約10重量%、 好ましくは約0.01重量%〜約8重量%、より好ましくは約0.1重量%〜約 5重量%、最も好ましくは約0.5重量%〜約2重量%を含有するホスホリル化 アミノ酸の添加により達成される。 ホスホリル化アミノ酸は苦い味を有する組成物を被覆することができる。例え ば固体の形態の食品、例えばキャンディー、他の菓子類、加工魚/肉、野菜、果 物、乾燥野菜ジュース及び乾燥果物ジュース、及び粉末、顆粒、ペレット、錠剤 、軟い及び硬いカプセル及びピルの形態の調製物である。被覆層はホスホリル化 アミノ酸及び親水性ポリマー、例えばセルロース誘導体、ゼラチン、及びポリビ ニルアルコールからなることができる。他の添加剤、例えば甘味剤及び香味剤は 被覆層に混ぜることができる。物質の全表面を覆う必要はない。部分被覆も使用 す ることができる。ホスホリル化アミノ酸を含有する被覆は、既にホスホリル化ア ミノ酸を含有する組成物の上にすることができる。被覆については公知の被覆方 法及び被覆装置を使用することができる。 実施例 下記の実施例は本発明の範囲内の好ましい態様をさらに記載し且つ実証するも のである。これらの実施例は単に説明の目的にのみ与えられているものであり、 本発明を限定するものと解すべきではなく、本発明の精神及び範囲を逸脱するこ となく、その多くの改変が可能である。 実施例1−2 口腔配剤用の液状咳/風邪組成物は下記の成分を組み合わせて調製される: 精製した水(最終バッチ容量のほぼ10%)をライトニン(lightinin)ミキ サーを備えたバッチ容器に注ぐ。クエン酸ナトリウム、くえん酸、プソイドエフ ェドリンHCl及びクロロフェニラミンマレエートを順々に加え、攪拌して溶解さ せる。ついで、グリセリン、ホスホリル化アミノ酸及び液状砂糖を加える。別の 容器で、着色剤を精製水(最終バッチ容量のほぼ0.5%)に加える。ついで、 この着色剤溶液を第1バッチ容器に加える。別の容器で、イブプロフェンアルギ ネート、アセタミノフェン及びデキストロメトルファンを撹拌しながらアルコー ルに加える。プロピレングリコール及び香味剤をこのアルコールプレミックスに 加え、得られた混合物を均一になるまで攪拌し、ついで第1容器に加える。残り の精製水を得られた混合物に加え、攪拌する。 実施例3 口腔配剤用の液状咳/風邪組成物は下記の成分を組み合わせて調製される: この組成物は、先ずデキストロメトロファン及びグリセリルグアイアコレート をアルコールに溶解し、ついで一定攪拌によりメタノール、MDP及びWS−3 を加えることにより調製される。別の容器で、スクロースを少部分の水に溶解し 、着色剤を他の少部分の水に溶解し、また別の容器で、クエン酸ナトリウム及び クエン酸を溶解する。最後に全てのプレミックス、ホスホリル化アミノ酸、及び 残りの水を一定攪拌により混合して、15ml当たりデキストロメトルファン 20mg及びグリセリルグアイアコレート 200mgを含有する本発明の組成物を 調製する。 実施例4−7 本発明の代表的な歯磨きの例を下記する。 *B.F.GoodrichCompanyにより提供されたカルボキシビニルポリマー 実施例8 本発明の代表的な歯磨きの例を下記する。 実施例9−10 本発明の代表的な歯磨きの例を下記する。 実施例11 噛むことが可能な制酸錠剤形態の本発明による摂取医薬組成物は下記のように 調製される。 1) カルシウムカーボネート93.3%、グルコース6.3%及びゼラチン0.4%を 含有する粒状カルシウムカーボネート:Whittaker Clark & Danielsに より供給された 2) Takasago Perfumery Co.,Ltd.,より供給された3-1-メントキシプロパン 1,2-ジオール 3) Sterling Drugsより供給されたN-エチル-p-メンタン-3-カルボキサミ ド 4) ICI Americas,Inc.,より供給された着色小粒 上記の成分を均一になるまでミキサー中で乾式ブレンドし、ついでタブレッ トマシンでほぼ8.5Strong Cobb単位硬度までに直接圧縮し、各1.25gの 重量(1錠当たり500mgカルシウムカーボネート)の噛むことが可能な制酸錠剤 が製造される。胸焼け、酸性消化不良及びこれらの徴候に関連する胃の不調な被 験者のこれらの1種又は2種の摂取は、快適な味及び上部胃腸管痛について効果 的な軽減を与える。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ホスホリル化アミノ酸を望ましくない味を有する口腔組成物に添加するこ とを包含する該組成物中の望ましくない味を抑制する方法。 2.前記口腔組成物が食品、ドリンク、医薬、トイレタリー、及びそれらの混 合からなる群から選ばれ、前記望ましくない味が苦み、金属性の味、及びそれら の混合からなる群から選ばれ、さらに、前記ホスホリル化アミノ酸がホスホチロ シン、ホスホセリン、ホスホスレオニン及びそれらの混合物からなる群から選ば れ、好ましくは前記ホスホリル化アミノ酸がホスホチロシンである請求項1記載 の方法。 3.前記口腔組成物が、前記望ましくない味を有する少なくとも1種の口腔的 に配剤しうる医薬活性剤を含有する請求項1又は2記載の方法。 4.前記口腔的に配剤しうる医薬活性剤が、気管収縮薬、食欲抑制剤、抗ヒス タミン剤、栄養補助剤、緩下剤、鎮痛剤、麻酔薬、制酸剤、H2レセプター拮抗 剤、抗コリン作用剤、下痢どめ剤、うっ血除去剤、粘滑剤、咳止剤、制吐剤、抗 菌剤、抗バクテリア剤、抗真菌剤、抗ウイルス剤、去痰剤、抗炎症剤、解熱剤、 及びそれらの混合物からなる群から選ばれる請求項3記載の方法。 5.望ましくない味を有する少なくとも1種の口腔的に配剤しうる医薬活性剤 及びホスホリル化アミノ酸を含有する医薬組成物。 6.前記組成物が咳/風邪の病状の治療、歯磨き、マウスリンス、及び胃腸痛の 治療からなる群から選ばれ、前記医薬活性剤が、うっ血除去剤、去痰剤、咳止剤 、抗ヒスタミン剤、気管収縮薬、粘滑剤、抗炎症剤、解熱剤、鎮痛剤、麻酔薬、 抗 菌剤、抗生物質、過酸化物、抗バクテリア剤、抗結石剤、抗虫歯剤、栄養剤、制 酸剤、H2レセプター拮抗剤、緩下剤、下痢どめ剤、食欲抑制剤、抗コリン作用 剤、制吐剤、及びそれらの混合物からなる群から選ばれ、前記ホスホリル化アミ ノ酸がホスホチロシン、ホスホセリン、ホスホスレオニン及びそれらの混合物か らなる群から選ばれ、好ましくは前記ホスホリル化アミノ酸がホスホチロシンで ある請求項5記載の方法。 7.前記組成物が抗炎症剤、抗菌剤、抗生物質、過酸化物、抗バクテリア剤、 抗結石剤、抗虫歯剤、栄養剤から選ばれる望ましくない味を有する少なくとも1 種の口腔的に配剤しうる医薬活性剤を含有する歯磨きであり、前記ホスホリル化 アミノ酸がホスホチロシン、ホスホセリン、ホスホスレオニン及びそれらの混合 物からなる群から選ばれ、好ましくは前記ホスホリル化アミノ酸がホスホチロシ ンである請求項5記載の方法。 8.前記組成物が制酸剤、H2−レセプター拮抗剤、緩下剤、下痢どめ剤、及 びそれらの混合物からなる群から選ばれ、前記ホスホリル化アミノ酸がホスホチ ロシン、ホスホセリン、ホスホスレオニン及びそれらの混合物からなる群から選 ばれ、好ましくは前記ホスホリル化アミノ酸がホスホチロシンである請求項5記 載の方法。
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