JP2001527424A - ロバスタチンヒドロキシ酸を製造するための代謝コントロール発酵操作 - Google Patents

ロバスタチンヒドロキシ酸を製造するための代謝コントロール発酵操作

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JP2001527424A JP54797099A JP54797099A JP2001527424A JP 2001527424 A JP2001527424 A JP 2001527424A JP 54797099 A JP54797099 A JP 54797099A JP 54797099 A JP54797099 A JP 54797099A JP 2001527424 A JP2001527424 A JP 2001527424A
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ビオガル・ジョージィセルジャール・エル・テー
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Abstract

(57)【要約】 種培養段階および主発酵段階を有する発酵プロセスにおいて微生物によってメビノリンを生産する方法であって、a)種培養段階において、微生物を培養して播種物を生産し;b)主発酵段階において、播種物を発酵培地へ継代し;次いでc)主発酵段階において定常状態条件を維持することによってメビノリンを含む発酵ブロスを生産すること、を特徴とする方法。1種または2種以上の有機炭素源を供給すること;グルコースおよび/または総還元糖含量をコントロールすること;有機および/または無機窒素源を供給すること;pHをコントロールすること;泡レベルをコントロールすること;回収することおよび供給することによってブロスの量をコントロールすること;および溶存酸素濃度をコントロールすることによって、定常状態条件が主発酵段階において維持されるのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】 ロバスタチンヒドロキシ酸を製造するための代謝コントロール発酵操作 技術分野 本発明は、一般に、コレステロール降下薬の生合成に関する。さらに詳しくは 、本発明は、特定の微生物によるコレステロール低下薬メビノリンの生合成に関 する。 背景技術 メビノリン(ロバスタチン、モナコリンK;β,δ−ジヒドロキシ−7−[1, 2,6,7,8,8a−ヘキサヒドロ−2,6−ジメチル−8−(2−メチル−ブチ リルオキシ)ナフタレン−1−イル]ヘプタン酸δ−ラクトン)は、最も重要な 公知のコレステロール低下薬のひとつである。本明細書で用いる語句メビノリン は、ラクトンとヒドロキシ酸の両方の形体を意味する。 その開環ヒドロキシ酸体は、コレステロール生合成の初期中間体であるメバロ ン酸の形成を触媒する、3−ヒドロキシ−3−メチルグルタリル補酵素Aの強力 なインヒビターである。メビノリンは、その適用の結果として、生合成の後期段 階で形成される毒性ステロイド骨格をもつ生合成中間体が蓄積できなくなるので 、特に有益である。メビノリンは、血液中を循環しているLDLコレステロール を除去する、細胞膜表面にあるLDL−レセプターの数を増加し、それによって 血漿中コレステロール濃度を低下させる。 通例、有効成分は、発酵を介して生産される。GB2046737には、たと えば、モナスカス・ルーバー(Monascus ruber)を7から40℃の間で培養する など、モナスカス属に属するいくつかの菌株によって有効成分を生産しうること が開示されている。培養培地として、グルコース、ペプトン、トウモロコシ浸漬 汁および塩化アンモニウムの水溶液が用いられた。好気性条件下で10日間発酵 を行い、5リットルのブロスの濾液から87mgのメビノリンが得られた。 米国特許第4294926号には、好ましくは、アスペルギルス・テレウス(A spergillus terreus)属に属する受託番号ATCC20541または205 42の微生物を、炭素源としてグルコース、フルクトース、マルトースなどの炭 水化物、窒素源として酵母、加水分解酵母、加水分解カゼイン、トウモロコシ浸 漬汁など、および炭酸カルシウム、硫酸マグネシウム、コバルト,鉄,マンガン の塩などのミネラル塩を含有する培養培地に20〜37℃で適用することによる メビノリンの生合成が開示されている。同様の操作が米国特許第4420491 号、第4342767号、第4319039号および第4294846号に記載 されており、これらにおいては、1〜6%の炭水化物および0.2〜6%の窒素 源を含有する培地にて3〜5日間発酵が行なわれている。 ドイツ特許第4402591号には、Pleurotus ostreatus、P.sapidus、P.sa caなどのヒラタケ(Pleurotus)属に属する微生物を表面または浸漬培養にて2 5〜35℃で7〜4日間培養することによるメビノリンの生合成が開示されてい る。 カナダ特許第2129416号には、コニオシリウム(Coniothyrium)属に属 する受託番号コニオシリウム・フッケリ(fuckelii)ATCC74277の微生 物を、3〜15%のグルコース、0.5〜4%のペプトン、0.5〜5%のアミ ラーゼ、0.2〜1%の硫酸アンモニウム、0.01〜0.1%の硫酸マグネシ ウム、0.05〜0.2%の抗泡剤、0.2〜1.5%のL−イソロイシン、0 .2〜1.5%のL−アスパラギン酸を含有するpH5〜6の培養培地で培養す ることによるメビノリンの製造、もしくは特異的ケースとしてメバスタチンの製 造が開示されている。実施例では、ブロスの有効成分濃度は19〜430mg/ Lであった。 ハンガリー特許HU208997には、受託番号NCAIM(P)F00118 9で寄託されたMV−1と称するアスペルギルス・オブスクルス(Aspergillus obscurus)の正基準標本菌株が開示されている。発酵は、窒素源として酵母抽出 物および/またはペプトンおよび/またはカゼイン、炭素源としてグルコースお よび/またはマルトースまたはスクロースを含有する培地で行うのが好ましい。 実験室スケールの培養の終了時におけるブロスの活性は400〜850mg/L である。 これまでの議論では、発酵操作それ自体の進歩というよりもむしろ新しいメビ ノリン産生微生物の発見に集中したメビノリン生合成を進歩させる研究がなされ ている。いくつかの参考文献には、慣例かつ公知の培地にて表面および固相培養 の両方の適用にて発酵を行い得ることが開示されている。バッチ式の操作が適用 され、操作の行動様式は、開始条件に依存したものであった。しかし、最も便利 な濃度に成分を維持すること、最適溶存酸素の供給およびpHといったような技 術的制限により、継続的補正作用を実行することは難しい。主発酵段階にある微 生物は、その代謝に応じて、最適成長および有効成分の産生を得るために、異な る条件/培地の組成を要求する。本発明者らは、彼らの実験から、種培養中およ び主発酵の開始時において、活性バイオマスは非常に少なく、かつ変化しやすい ものであるという結論に達した。したがって、発酵の収量は、相対的に低く、変 化しやすいものである。発酵の終了時の収量、すなわちメビノリン濃度は、もち ろん菌株の種類によって異なるが、850mg/Lを越えなかった。本発明者ら は、種培養段階から発酵の終了までの全発酵操作について詳細な分析を行った。 種培養調製段階においては、公知の培地および達成プロセスの両方の場合に、バ イオマスは非常に少ないことがわかった。したがって、主発酵中、微生物および 培養物の代謝は満たされていない。発明の目的 したがって、本発明の目的は、発酵条件を変えて発酵を実行することで微生物 の能力を強化することによってメビノリン生産発酵操作の効率を改善することで ある。 本発明の他の目的は、種段階および主発酵段階のいずれかまたは両方において 、微生物の代謝にとって最も都合のよい化学的および生理的条件を提供すること である。 本発明のさらに他の目的は、種段階および主発酵段階のいずれかまたは両方に おいて、成長速度を、次いで、延長された時間、最大の生成物形成速度を定常状 態の条件に維持することによつて、微生物の代謝にとって最も都合のよい化学的 および生理的条件を提供することである。発明の要約 これらの本発明の目的およびその他の目的は、種培養段階および主発酵段階を 有する発酵プロセスにおいて微生物によるメビノリンの生産方法を提供すること によって、本発明のひとつの具体例において達成されるものであり、該方法は、 a)種培養段階において、微生物を培養して播種物を生産し; b)主発酵段階において、播種物を発酵培地へ継代し;次いで c)主発酵段階において定常状態条件を維持することによってメビノリンを含む 発酵ブロスを生産すること を特徴とする方法である。 本発明の好ましい具体例において、1種または2種以上の有機炭素源を供給す ること;グルコースおよび/または総還元糖含量をコントロールすること;有機 および/または無機窒素源を供給すること;pHをコントロールすること;泡レ ベルをコントロールすること;回収することおよび供給することによってブロス の量をコントロールすること;および溶存酸素濃度をコントロールすることによ って、定常状態条件は主発酵段階において維持される。 約24℃〜30℃の温度範囲で、微生物の浸漬培養において発酵段階を行うのが 好ましい。本発明の特に好ましい具体例において、微生物はアスペルギルス属で ある。本発明のさらに他の好ましい具体例において、有機炭素源は、グルコース 、デンプン加水分解物および植物油からなるグループから選ばれ;グルコース含 量は、主発酵段階の第60時間目から約0.2%以下に維持され;窒素源は、ト ウモロコシ浸漬汁および水酸化アンモニウムからなるグループから選ばれ;pH は、炭素源および/または塩基を供給することにより約5.2〜約7.0の範囲 、好ましくは約5.2〜約6.2の範囲になるようにコントロールされ;泡レベ ルは、泡レベルコントロール物質(合成物質または植物油が好ましい)を添加す ることによりコントロールされ;および溶存酸素濃度は、好ましくは発酵ブロス を攪拌および/または通気することによりコントロールされる。本発明のさらに 別の好ましい具体例において、播種物は、種発酵段階のpHがその最小値に達し た後に増加する時に、種培養段階から主発酵段階へ移される。発明の詳細な説明 本発明者らは、生合成プロセスの種培養および主発酵段階のいずれかまたは両 方において、1種または2種以上の幾つかのプロセスパラメーター、ステップお よび/または変数を調節することによってメビノリンの最適な生合成が、成し遂 げられることを発見した。 発明者らは、種培養においては、これらのプロセスパラメーター、ステップお よび/または変数が、必要な培地成分を容易に吸収しうる形態および最も都合の よい濃度で微生物に供給すること、ならびに培養時間を約10〜約25%まで延 長すること、であることを発見した。 本発明者らは、主発酵段階中に定常状態条件を得るためには、これらのプロセ スパラメーター、ステップおよび/または変数が、グルコースおよび/または総 還元糖含量をコントロールすること;炭素源を適当な最小濃度に維持すること; 有機および/または無機窒素源を供給すること;pHをコントロールすること; 泡レベルをコントロールすること;回収することおよび供給することによってブ ロスの量をコントロールすること;および攪拌速度および/または通気速度を変 化させることによって溶存酸素濃度をコントロールすること、であることを発見 した メビノリン生合成を最適化するために、種培養段階または主発酵段階のいずれ かにおける上記プロセスパラメーター、ステップおよび/または変数のそれぞれ が、同時に調節される必要はない。しかし、好ましい本発明の具体例において、 メビノリンの生合成は、上記プロセスパラメーター、ステップおよび/または変 数のそれぞれに関連がある。このような好ましい具体例では、定常状態条件、す なわち一定のpH、グルコース濃度、溶存酸素、粘度、体積などが迅速に達成さ れ、長時間維持され、既存の操作の結果をはるかに超える抗収量を提供すること ができる、進歩した代謝コントロールされたメビノリン発酵操作が行われる。 種培養段階における1種または2種以上の上記プロセスパラメーター、ステッ プおよび/または変数を調節することにより、該段階において幾つかの利点が実 現する。これらの利点としては、成長中心の数を増やすことによって“定常状態 ”条件に到達するのに必要な時間が約20〜30%まで短縮されること、および より有利な形態学的形態において有効バイオマスが成長し、それによってより有 利な微生物培養条件が得られることが挙げられる。これらの利点および延長され た培養時間の結果として、有効バイオマスの濃度は、ほとんど倍になる。 主発酵段階における1種または2種以上の上記プロセスパラメーター、ステッ プおよび/または変数を調節することにより、該段階において幾つかの利点が実 現する。これらの利点としては、成長相がより速く、その変動がより少ないこと 、長時間にわたって維持されうる定常状態が迅速に形成されることが挙げられる 。これらの利点から、発酵の活性の目覚しい増加が得られる。 したがって、ひとつの具体例において、本発明は、アスペルギルス属に属する 菌株を、吸収可能な炭素源および窒素源ならびに鉱物塩を含有する培地で、pH 5.2〜7.0にて温度24〜30℃の温度で浸漬培養にて培養することによる 、メビノリン製造のための発酵操作に関するものであり、該操作においては培養 物を“定常状態”段階に維持するために、主発酵段階に代謝コントロール操作が 適用される。この具体例において、総還元糖をコントロールするのが好ましい。 主発酵の栄養源には、グルコース、加水分解デンプンおよび植物油といったよう な有機炭素源を供給するのが好ましい。発酵の第60時間目から、グルコース濃 度が0.2%以下に維持されるのが好ましい。この操作中、トウモロコシ浸漬汁 および水酸化アンモニウム溶液といったような窒素源を供給する。pHは、炭素 源または水酸化アンモニウムおよび/または水酸化ナトリウムといったような塩 基を供給することにより、約5.2〜6.2の範囲に維持するのが好ましい。ヒ マワリ油および/または大豆油といったような植物油、および/または合成抗泡 剤をブロスに供給することにより、発酵槽の泡レベルもまたコントロールするこ とができる。攪拌速度および/または通気速度を変化させることにより、溶存酸 素をコントロールするのが好ましい。該発酵の過程中、一回または2回以上の回 収を行う。 好ましい具体例において、以下の成分を含む種培養物を主な培養培地に植える 。 *)Ph.Hg.VIIにしたがって4倍活性 上記成分の培養培地に、通常適用されるナトリウム、カリウム、マグネシウムお よび鉄といったような微量および多量元素を加えて培地を完成する。培養時間を 10〜25%延長した種培養物を主培養培地に植える。種培養物を継代する段階 において、pHは最小値の後の増加段階にある。 発酵に用いるのは、アスペルギルス・オブスクルス菌株、その変異体またはそ の突然変異体が好ましく、コードナンバーNCAIM(P)F001189とし て寄託されているアスペルギルス・オブスクルスn.sp.MV−1正基準標本が より好ましい。 pHが最小値の後の増加段階において、培養時間を延長して、種培養物を滅菌 した主発酵培地に植える。主発酵段階において、最大の有効成分産生速度である “定常状態”条件は、栄養要求を満たすための炭素源および窒素源の供給するこ と;培養物望ましくない厚化およびバイオマスが異常に肥大化することを避ける ためにグルコース濃度をコントロールすること;酸素要求にしたがって攪拌速度 および通気速度をコントロールすること;泡レベルコントロールと炭素源要求を 合わせて、植物油と合成剤の混合物などの両方の目的に適した物質でコントロー ルすること;グルコースシロップまたは塩基などの炭素源を供給しながらpHを 約5.2〜6.2の範囲に維持すること;および発酵槽の最大活動体積に達した 時、または加工プロセスを行うのに経済的に十分なメビノリン濃度に到達した時 に、一回または二回以上の回収を行うこと、によって長時間維持することができ る。 これらの要素を適用することによって、ライフサイクルに応じて、微生物によ く適合した一定の環境を提供することができる、多用途のコントロール可能な発 酵操作が得られる。 上記好ましい具体例のとおり、本発明操作は、公知の操作よりも優れた収量が 得られ、非常に少ない原料およびエネルギーを使用するだけでよく、有効物質の 単位量に比べて環境を汚染する廃棄物の量が少なく、より効率的に発酵槽を使用 するものである。 以下の実施例において、HU208997に開示の方法に従ったメビノリンの 生合成(比較例1)を、本発明の好ましい具体例にしたがった方法(実施例2) と比較する。比較例1 HU208997に従ったメビノリンの生合成 以下の成分を含む種培養培地を600リットルの容器で製造する。 種数6.5×109アスペルギルス・オブスクルス菌株の種懸濁液を用いて播 種を行った。種培養物のプロセスパラメーターは以下のとおりであった。 種培養物の主発酵培地への継代は、pHが低下段階にあって5.6である、3 6時間の時点で標準の操作に従って行った。バイオマスを遠心分離で固めた細胞 の体積は14%であった。 上記種培養物を播種率10%でMEF−03と表示した主発酵培地に播種した 。主発酵培地の成分は以下のとおりであった。*)Ph.Hg.VIIにしたがって4倍強度 0時間の体積:500リットル。 発酵は7日間行う。通気および攪拌速度は以下のとおりである。 *)溶存酸素は飽和値の40%以上に維持する。 発酵過程の間中、4個の50kgの酵素的に液化したトウモロコシデンプンを 50、73、90および108時間目にスケジュールにしたがって供給する。有効成分生産のためのデータ 発酵時間:164時間、HPLCにより測定した活性:927mg/kg、ブロ スの量:580kg。上記の結果、発酵有効成分は0.58トン*927g/ト ン/1000/1m3=0.54kg/m3総体積である。実施例2 グルコースシロップおよび窒素源供給ならびに水酸化ナトリウムまたは水酸化ア ンモニウムによるpHコントロールを用いたメビノリンの生合成 600リットルの容器に下記の成分を含む種培養培地を調製する。*)Ph.Hg.VIIにしたがって4倍強度 種数6.5×109アスペルギルス・オブスクルス菌株の種懸濁液を用いて播 種を行った。種培養物のプロセスパラメーターは比較例1と同じであった。 しかし、種培養物の継代は、比較例1とは異なる作法で行った。継代の時間は 第40時間である。pHが最小値(pH4.9)に到達し、再度上昇を開始し、 約pH5に到達したときに継代を行った。したがつて、pHはその最小値から約 0.1増加した値であった。バイオマスを遠心分離で固めた細胞の体積は24% であった。 上記種培養物を播種率10%でMEF−03と表示した主発酵培地に播種した 。主発酵培地の成分は以下のとおりであった。 *)25%グルコースシロップの形態で25kgを供給 **)Ph.Hg.VIIにしたがって4倍強度 発酵は13日間行う。通気および攪拌速度は以下のとおりである。 *)溶存酸素は、通気優先方法によって飽和値の40%以上に維持する。 発酵過程において、溶存酸素の維持は非常に重要である。最も激しい段階にお いて、約25〜32ノーマルm3/hの通気および300〜400rpmの攪拌速 度を供給することにより該維持は達成される。 主発酵段階の間、温度は27±2℃、内圧は0.4バールおよび培養時間は3 09時間であった。 発酵の過程において、以下の栄養を供給した。 1.加水分解トウモロコシデンプン(グルコースシロップ)を酵素処理および HC1処理により製造し、供給する。グルコースシロップの製造に用いた生の材 料は以下のとおりであった:トウモロコシデンプン25%、CaCl20.3〜 0.4%、酵素アミラーゼ(BAN)0.1〜0.2%および濃塩酸1%。グル コースシロップの供給は、pHがその最小値(5.0)の後、上昇する段階、す なわち第45時間目のpH値が5.6の時点で開始した。供給は、pHを5.4 〜5.8の間に維持にしながら、継続的に行った。最小供給速度は0.5リット ル/時間であり、最大速度は5リットル/時間であった。 2.グルコースシロップを最小速度で供給することに加えて、NaOHまたは NH4OH溶液をpHが5.5以下に低下したときのpHコントロールのために 供給する。 3.トウモロコシ浸漬汁(1%)(0時間の体積との相対値)を、発酵の第1 00時間の時点で供給する。有効成分生産のためのデータ 発酵時間:309時間、HPLCにより測定した活性:2868mg/kg、ブ ロスの量:680kg。上記の結果、発酵有効成分は0.68トン*2868g /トン/1000/1m3=1.95kg/m3総体積である。実施例3 供給、コントロールおよび回収によるメビノリンの生合成 アスペルギルス・オブスクルスn.sp.MV−1正基準標本菌株を、以下の組 成の滅菌播種培地で培養する。 *)Ph.Hg.VIIにしたがって4倍強度 播種段階では、以下のプロセスパラメーターを用いた。 pHが最小値(pH4.8)に到達した後、値が最小値から0.1単位上昇、 すなわち値が4.9に到達したときに播種物の継代を行った。バイオマスを遠心 分離で固めた細胞の体積は24%であった。継代率8%において、上記播種物を 以下の成分を含む主発酵培地に継代した。*)Ph.Hg.VIIにしたがって4倍強度 主発酵段階では、以下のプロセスパラメーターを用いた。 供給材料 1.炭素源材料:グルコース(グルコースシロップ)が25%になるまで大部 分を分解した約40トンの加水分解デンプンを継続的に供給する。グルコースシ ロップを製造するのに用いた原料は以下のとおりである:トウモロコシまたは小 麦デンプン25%、塩化カルシウム0.3%、BAN240酵素0.3%および 塩酸約2%。 2.窒素源材料:トウモロコシ浸漬汁(50%)を発酵0時間の滅菌体積5m3 に対して1%量で使用した。 3.pHコントロールのための塩基。水酸化ナトリウムまたはアンモニアの2 5〜30%非滅菌溶液を用いてpHをコントロールした。供給 1.グルコースシロップ:pHが最小値になった後、増加を始める約50時間 の時点で、供給を開始する。グルコースシロップは、pHを5.4〜5.8の範 囲にコントロールするために供給する。グルコースの供給は一回分ずつの形態で 行うかまたは継続的に行う。グルコースシロップは、0〜1000kg/時間の 範囲、好ましくは150〜500kg/時間の範囲の速度で供給する。最少量の グルコースシロップ供給を最低速度で行っても、pH最小値が維持できなくなっ た時に、pHコントロールのための塩基供給が必要となる。 2.トウモロコシ浸漬汁:トウモロコシ浸漬汁は、約100時間の時点で1回 分を供給する。以後は、必要になれば1回分ずつ供給する。 3.NaOHまたはNH4OH:最低のグルコースシロップ供給速度において もpHが5.5以下に低下するような場合に、塩基を供給してpHをコントロー ルする。 泡レベルは、ヒマワリ油:PPG(95:5)の混合物を供給することによっ て、泡体積が発酵槽の運転容積の25%を越えないようにコントロールする。 回収は、112、138、178、204時間に発酵槽から4m3のブロスを採 取することによって4回行う。有効成分生産のためのデータ 発酵時間:226時間、HPLCにより測定した活性(母液):1825mg/ kg、採取された活性(回収による):1788mg/kg。上記の結果、発酵 有効成分は95トン*1788g/トン/1000/105m3総体積である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,GH,G M,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA, UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 オラーハ,アンタル ハンガリー、ハー―4031デブレツェン、イ シュトヴァーン15/ア番 (72)発明者 チェーケ,ラースロー ハンガリー、ハー―4032デブレツェン、ガ ールドニュイ11番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.培養物を“定常状態”段階に維持するために主発酵段階に代謝コントロー ル操作が適用される、アスペルギルス属に属する菌株を吸収可能な炭素源および 窒素源ならびに鉱物塩を含有する培地でpH5.2〜7.0にて温度24〜30 ℃の温度で浸漬培養にて培養することによる、メビノリン製造のための発酵操作 方法。 2.主発酵段階において総還元糖含量をコントロールする請求項1記載の方法 。 3.主発酵段階において有機窒素源を供給する請求項1記載の方法。 4.炭素源であるグルコースを供給する請求項3記載の方法。 5.発酵60時間目から発酵の終了時まで0.2%以下になるようにグルコー ス含量をコントロールする請求項4記載の方法。 6.炭素源として加水分解デンプンおよび/または植物油を供給する請求項3 記載の方法。 7.主発酵段階において窒素源を供給する請求項1記載の方法。 8.窒素源としてトウモロコシ浸漬汁および/または水酸化アンモニウムを供 給する請求項7記載の方法。 9.主発酵段階においてpHを5.2〜6.2にコントロールする請求項1記 載の方法。 10.炭素源および/または塩基の供給によってpHコントロールを行う請求 項9記載の方法。 11.塩基供給のために水酸化アンモニウムおよび/またはアルカリ金属水酸 化物を用いる請求項10記載の方法。 12.発酵総内の泡をコントロールする請求項1記載の方法。 13.植物油および合成作用剤によって泡をコントロールする請求項12記載 の方法。 14.植物油がヒマワリ油および/または大豆油である請求項13記載の方法 。請求項13記載の方法。 15.溶存酸素濃度に従って撹拌速度および/または通気速度をコントロール する請求項1記載の方法。 16.主発酵段階において部分的採取を行う請求項1記載の方法。 17.下記の成分に水および通例適用される微量および多量元素(ナトリウム 、カリウム、マグネシウムおよび鉄など)を加えて完成される、種培養培地で培 養されたアスペルギルス微生物培養物によって主発酵段階の播種を行う請求項1 記載の方法。 グルコース 2−6w/v% リン酸 0.002−0.006w/v% 酸性カゼイン 0.2−0.8w/v% トウモロコシ浸漬汁(50%) 1.5−5w/v% ヒマワリ油 0.05−0.18w/v% ポリプロピレングリコール 0.05−0.18w/v% パンクレアチン, 0.002−0.008w/v% Ph.Hg.VIIにしたがって4倍強度 18.通例の培養時間よりも10〜25%延長された時間を適用することによ って、および/またはpHがその最小値から上昇する段階において、種培養物を 主発酵へ継代する請求項1記載の方法。 19.適用される微生物が、アスペルギルス・オブスクルス菌株、その変異体 またはその突然変異体である請求項1記載の方法。 20.発酵に適用される微生物が、受託番号NCAIM(P)F001189で 寄託されたアスペルギルス・オブスクルスn.sp.MV−1正基準標本菌株であ る請求項19記載の方法。 21.種培養段階および主発酵段階を有する発酵プロセスにおいて微生物によ ってメビノリンを生産する方法であって、 a)種培養段階において、微生物を培養して播種物を生産し; b)主発酵段階において、播種物を発酵培地へ継代し;次いで c)主発酵段階において定常状態条件を維持することによってメビノリンを含む 発酵ブロスを生産すること、を特徴とする方法。 22.1種または2種以上の有機炭素源を供給すること;グルコースおよび/ または総還元糖含量をコントロールすること;有機および/または無機窒素源を 供給すること;pHをコントロールすること;泡レベルをコントロールすること ;回収することおよび供給することによってブロスの量をコントロールすること ;および溶存酸素濃度をコントロールすることによって、定常状態条件が主発酵 段階において維持される請求項21記載の方法。 23.グルコースおよび/または還元糖含量をコントロールすることによって 、主発酵段階において定常状態条件を維持する請求項22記載の方法。 24.有機および/または無機窒素源を供給することによって、主発酵段階に おいて定常状態条件を維持する請求項22記載の方法。 25.有機炭素源を供給することによって、主発酵段階において定常状態条件 を維持する請求項22記載の方法。 26.有機炭素源がグルコース、加水分解デンプンおよび植物油からなるグル ープから選ばれる請求項25記載の方法。 27.有機炭素源がグルコースである請求項26記載の方法。 28.グルコース含量を主発酵段階の60時間目から約0.2%以下に維持す る請求項27記載の方法。 29.窒素源がトウモロコシ浸漬汁および水酸化アンモニウムからなるグルー プから選ばれる請求項24記載の方法。 30.pHをコントロールすることによって、主発酵段階において定常状態条 件を維持する請求項22記載の方法。 31.pHを約5.2〜約7.0の範囲に維持する請求項30記載の方法。 32.pHを約5.2〜約6.2の範囲に維持する請求項31記載の方法。 33.炭素源および/または塩基を供給することによってpHをコントロール する請求項30記載の方法。 34.塩基が、水酸化アンモニウムおよびアルカリ金属水酸化物からなるグル ープから選ばれる請求項33記載の方法。 35.泡レベルをコントロールすることによって、主発酵段階において定常状 態条件を維持する請求項22記載の方法。 36.泡レベルをコントロールする物質を添加することによって、主発酵段階 において定常状態条件を維持する請求項22記載の方法。 37.泡レベルをコントロールする物質が合成物質である請求項36記載の方 法。 38.泡レベルをコントロールする物質が植物油である請求項36記載の方法 。 39.植物油が、ヒマワリ油および/または大豆油からなるグループから選ば れる請求項38記載の方法。 40.溶存酸素濃度をコントロールすることによって、主発酵段階において定 常状態条件を維持する請求項22記載の方法。 41.発酵ブロスの撹拌および/または通気によって、溶存酸素濃度をコント ロールする請求項40記載の方法。 42.さらに、主発酵段階中に発酵ブロスを定期的に採取することを特徴とす る請求項21記載の方法。 43.微生物の浸漬培養にて発酵プロセスを行う請求項21記載の方法。 44.約24℃〜約30℃の温度範囲にて発酵プロセスを行う請求項21記載 の方法。 45.種培養物のpHがその最小値から上昇する時に、播種物を種培養段階か ら主発酵段階へ継代する請求項21記載の方法。 46.微生物がアスペルギルス属である請求項21記載の方法。 47.微生物が、アスペルギルス・オブスクルス菌株、その変異体またはその 突然変異体である請求項46記載の方法。 48.微生物が、受託番号NCAIM(P)F001189で寄託されたアスペ ルギルス・オブスクルスn.sp.MV−1正基準標本菌株である請求項47記載 の方法。 49.種培養段階中、グルコース2−6w/v%;リン酸0.002−0.0 06w/v%;酸性カゼイン0.2−0.8w/v%;トウモロコシ浸漬汁(5 0%)1.5−5w/v%;ヒマワリ油0.05−0.18w/v%;ポリプロピ レングリコール0.05−0.18w/v%;パンクレアチン(Ph.Hg.V IIにしたがって4倍強度)0.002−0.008w/v%;水および微量 および多量元素の塩を含む培地で微生物バイオマスを培養する請求項46記載の 方法。 50.微量および多量元素の塩が、ナトリウム、カリウム、マグネシウムおよ び鉄ならびにその混合物からなるグループから選ばれる請求項49記載の方法。
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