JP2001526595A - 工作物の機械加工を制御する方法 - Google Patents

工作物の機械加工を制御する方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、機械加工操作中に移動し、また、複数の工具ユニットが様々な機械加工位置において同時に操作する工作物の機械加工を制御する方法に関し、より特定的には、特に、別々の工具ユニット(a、b、...)によって同時に複数の機械加工位置(A、B、...)のところにある例えばクランクシャフトなどの回転する工作物の回転フライス機械加工を制御する方法において、各々の機械加工位置(A、B)に対して別々である工作物(KW)と工具(WZ)の最適運動パラメータ(nKwa、na、xa、ya、...;nkwb、nb、xb、yb、...)が分かっていて、工作物の回転速度(nKWa、nKWb)、特にクランクシャフト(KW)の回転速度(nKWa、nKWb)および工具ユニット(a、b、...)の運動速度(na、xa、ya、...;nb、vb、yb、...)が、同時に機械加工されるすべての機械加工位置(A、B、...)の合計(S)という点において、最適な機械加工結果が全体的に達成されるように選択されることを特徴とする方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 工作物の機械加工を制御する方法 本発明は、機械加工操作中に移動し、また上部で複数の工具ユニットが様々な 機械加工位置で同時に操作する工作物の機械加工を制御する方法に関する。 機械加工操作、特に金属工作物に対する切削機械加工操作は、工作物と工具の 運動パラメータ、特に互いに対する運動パラメータを変化させることによって大 いに影響されることがある。この点で、機械加工手順において所与の最適化目的 すなわち目標を達成するために、例えばできる限り高い表面品質を達成したり、 各工作物に対してできる限り全体の機械加工時間を短縮したり、工具の有効寿命 をできる限り長くしたりするために努力が払われている。後者の目標は、経費を 削減するという主たる目標を考えると、現在最も頻繁に問題とされる最適化目標 である。 以下具体的に、比較的迅速に回転するフライス機械加工工具が比較的遅く回転 するクランクシャフトの周辺表面および/または端面を機械加工する回転または 旋回フライス機械加工によるクランクシャフトの機械加工について述べるが、本 発明はこれに制限されることはない。 回転フライス機械加工、特に高速回転フライス機械加工などの切削機械加工操 作において、機械加工手順の最適化は、切削速度、すなわち、それぞれの機械加 工位置における工作物に対する工具切削エッジの相対的な速度だけによって異な るのではなく、機械加工位置における温度、切削の最大深さおよび平均深さ、切 削エッジが係合解除されてから次に同じ工具の次の切削エッジが新たに係合する までの時間間隔などの他の複数の要因によっても異なる。 運動パラメータという点において、また特にその回転速度という点で互いに独 立して制御することが可能な2つ以上のフライス機械加工ユニットは、回転中ク ランクシャフトに対して例えば様々な軸方向位置において同時に操作するので、 すべての機械加工位置のそれぞれをそれ自体で100%の可能な最適化目標に設 定することは不可能である。明らかに自由に選択することができるがすべての機 械加工位置に対しても同一であるクランクシャフトの回転速度のために、上記最 適化目標は防げられる。 したがって、第DE 195 46 197 C1号は、運動パラメータおよ び特にクランクシャフトの回転速度を、機械加工が複数の機械加工位置の内の1 つの位置で100%最適化されるように選択することを提案している。その結果 得られるクランクシャフト回転速度は、これらの他の機械加工位置に対して受け 入れられなければならないが、この場合、上記クランクシャフト回転速度は、他 の機械加工位置が100%の最適化の度合いを達成することが不可能となるよう な必須の入力パラメータとして受け入れられる必要がある。 したがって、クランクシャフトの回転速度は、マスタースレーブ原理に基づい た他の機械加工位置に対するマスター側の設定となるものである。 しかしながら、この方法の欠点は、複数の機械加工位置の内の1つの位置に対 して機械加工を最適化して実現することが可能であるが、全体の機械加工位置に 対して機械加工結果の最適化を達成することは不可能であるという点であること が理解されよう。 したがって、本発明の目的は、機械加工操作全体にわたって最適化を可能とす るような機械加工手順を制御する方法を提供することである。 この目的は請求項1に記載の特徴によって達成される。本発明の好ましい実施 態様を添付の請求項に記載する。 前記の手順は、運動パラメータ、特にクランクシャフトの回転速度には、個別 の機械加工位置という点でそれぞれの対応する最適値とは異なる値を取るが、そ の一方、最適な機械加工は機械加工手順の全体的な効果という点で可能とされる ことを意味することが理解されよう。 最適な機械加工の結果をその全体的な効果という点で達成することを可能とす るには、運動パラメータおよび特に、同時に実行される操作における前記の複数 の機械加工位置の内の1つの位置に対して最適値となるクランクシャフトの回転 速度から逸脱する以外に方法はない。 これは次の数値例に基づいて検証することが可能である: KWと示されているクランクシャフトを見ると、高速外部フライス機械加工カ ッターaとbがクランクシャフト上の2つの機械加工位置AとBで操作している 。ここで、最適化の目標はそれぞれフライス機械加工カッターの有効寿命を可能 な限り長くすることであると仮定する。 上記の周知の方法によれば、例えば機械加工位置Aは、その位置において、次 のパラメータ: −クランクシャフトの回転速度nKW:15rpmと; −フライス機械加工カッターの回転速度na:120rpmと; を与えられた場合に達成されるカッターの有効寿命taが1000分となる限り 、100%最適化される。 nKWの値が15rpmであるため、フライス機械加工カッターbが、フライ スか加工カッターbの有効寿命tbが600分となる40rpmというnb値で そこで回転するという事実によって機械加工位置Bで相対的な最適化効果が達成 される。 これと対照的に、クランクシャフトの回転速度nKWを例えば17rpmに増 すと、フライス機械加工カッターの回転速度はそれにしたがって140rpmに 上げなければならず、これによって有効寿命taはたった950分となる。 しかしながら、これで例えば50rpmという速度でフライス機械加工カッタ ーが回転すると有効寿命は700分になり得ることに注意されたい。 したがって、全体的に言って、950+700=1650分という工具の有効 寿命はたった1000+600=1600分という値しか達成できない先行する 周知の方法より高い値となる。 加えて、同時に操作しているフライス機械加工カッターaとbの一般的な最短 の有効寿命は600分から700分に上げられるが、これは、機械加工手順を2 つの新しいフライス機械加工カッターaとbで開始する場合、フライス機械加工 カッターは600分ではなく700分経過するまでは交換する必要はないことを 意味するが、これは機械全体にわたる工具交換の頻度を減少させるという点で最 適化目標として重要な役割を演ずる。 本特許出願の特徴を次の図面を参照して以下に詳細に例示して説明する: 図1Aは、2つの位置でクランクシャフトを同時に機械加工する機械の平面図 であり; 図1Bは、図1Aの機械を軸方向から見た線図であり; 図2は、切削手順の原理を示す線図であり; 図3は、2つの別々のストロークのジャーナルすなわち大端ベアリング・ジャ ーナルのところで機械加工する際に必要とされる原理を示す線図であり; 図4は、クランクウエブ端面を機械加工する際の原理を示す線図であり; 図5は、切削されたチップ形態に関する詳細図であり; 図6は、2つの機械加工位置における最適化に関する図であり; 図7と8は、回転速度または切削速度に関連して有効寿命パターンを示す図で ある。 図1Aと1Bに示すフライス機械加工機械は、チップすなわち切り粉のトラフ 34およびこの中に配置されているチップすなわち切り粉のコンベヤ45を持っ たベッド20を含んでいる。少なくとも一方のヘッドストック24がZ方向に変 移可能な2つのヘッドストック23と24がトラフ34の上方に、Z方向に間隔 をおいて、また、互いに対向する関係で配置されている。 これでヘッドストック23と24は、回転駆動可能で、また、少なくとも電子 的にさらにたぶん機械的にも回転運動の際に互いに同期をとられる互いに対向し て方向付けされているチャック21と22を担持している。 チャック21によってその端フランジを把持されチャック22によってその端 ジャーナルを把持され、すなわち、このように、クランクシャフトKWの中心線 MA上で、ヘッドストック軸と一致しているクランクシャフトKWがこの2つの チャック21と22の間で締め付けられている。この点で、締め付け表面、すな わち、端フランジと端ジャーナルのところの周辺表面は前もって機械加工され、 特に前もって切削機械加工を受け、同時にその上、クランクシャフトを所定の回 転位置でチャック21と22中にはめ合わせるために適切な当接表面が事前機械 加工によってクランクシャフト上に与えられる。 ヘッドストック23と24はクランクシャフトを回転駆動するだけでなく、そ の回転位置(C軸と定義される)も位置決めすることが可能であり、これによっ て、そこで締め付けられるクランクシャフトKWは機械加工操作間に所望の回転 位置にいつでも、より具体的には所定の速度で移動させることが可能である。 Zガイド33は図1Aの方向から見てトラフ34の背後に、そしてトラフ34 から後方に傾斜して立ち上がるように配置され、フライス加工機械のベッド20 上に支持されている。図1Aに見られる、工具サポート25と26の下方スライ ドすなわちサドル29と30はガイド33上でZ方向に変移可能である。 スライドすなわちキャリッジ29と30の各々の上に、Z軸に平行な軸の周り に回転駆動することが可能なそれぞれのディスクフライス機械加工カッターaと bを担持している上方スライドすなわちキャリッジ27と28が変移可能に担持 されている。 この配置では、上方スライドすなわちキャリッジ27と28は中心線MAに向 かってX方向垂線に対して45度未満の角度で上から比較的急峻に変移可能であ る。上方スライドすなわちキャリッジ27および28と下方スライドすなわちキ ャリッジ29と30間のXガイドはそれぞれディスクフライス機械加工カッター aとbの中心点の接続部および中心線MAと一致するのが望ましい。 外部歯付きディスク型フライス機械加工カッターを持つようなフライス機械加 工機械を大端ベアリング・ジャーナルH1とH2の周辺部をその全体にわたって 機械加工する目的で使用できるようにするためには、中心線MA上で締め付けら れているクランクシャフト1は機械加工手順中に少なくとも1回は完全に回転し なければならない。 図1Aから最もよく分かるように、クランクシャフト1が回転運動していると きに、別々の機械加工位置で同時に操作するディスクフライス機械加工カッター aとbは、工具サポート25と26によって、X方向に絶え間なく調整される。 したがって、以下により詳述するように、2つの工具サポート25と26の運 動は、一緒に機械加工されているクランクシャフトの回転運動と機械加工される 偏心表面の幾何学的形状に依存するかぎり間接的に互いに依存する。 この点で、機械加工手順の最適化をこれらの複数の相互依存する制御可能サポ ートによって実現する、例えば切削の所与のチップ厚さまたは深さを達成すると いう点で、または、クランクシャフトに対するその全体に関連する最適な長さで ある工具有効寿命を達成するという点で実現する場合には、ディスク・フライス 機械加工カッターaとbはX方向に別々に移動するだけではなくまた、大抵、絶 え間なく適応した別々の回転速度で回転する。 フライス機械加工カッターaとbおよびそのサポート25と26ならびに、ヘ ッドストックすなわちクランクシャフトKWの回転運動を一緒に制御する機械制 御システムをさらに適切に、1連の工作物の内の最初の品目に対する実際の状況 で得られた機械加工結果に基づいて、機械の入力パネルによって補正値で補正す ることが可能である。 図2は、周辺部表面例えばクランクシャフトのジャーナルと、さらに丸くない 周辺表面を、外部フライス機械加工によって機械加工するという基本的な状況を 示すZ軸方向から見た図である。機械加工位置を拡大したものを図2の右側に示 す。 工作物はより大きい粗(未加工)寸法からより小さい最終寸法に機械加工され る。 この場合、1つだけ示されている複数の切削エッジSは、材料を放射方向に除 去できるように工具の主本体を越えてその放射状に突出する。この場合、工具主 本体はX方向に所定のように変移可能であり、また、反時計回り方向に回転する 。フライス機械加工手順は同方向関係で実現されるので、工具と工作物が機械加 工位置で同じ方向に移動するように、工作物は時計回り方向に回転する。 図2に拡大して示すように、新しい切削エッジSは、2つの凸状弧部と1つの 凹状弧部によって断面で画定され平坦形状の不規則三角形であるチップすなわち 切り粉2を発生する。 この構成では、凹状の側は前もって切削されて側面となっており、長い凸状の 側は新しい切削エッジSによって側面となっている。短い凸状の側面はそれぞれ の工作物部分の周辺部に沿って測定してΔIUという長さとなっている、すなわ ち工具の連続して配置されている2つの切削エッジは工作物の周縁部に突き当る 。 実際問題として、チップすなわち切り粉2は図2に示す形状に留まることはな く、切削エッジのレーキ表面の偏向効果によって螺旋状に巻き上げられることが 理解されよう。 図2からわかるように、切削エッジを通過する方向から見ると、チップ2は最 初に急速にそのチップの厚さ例えばh1を最大のチップ厚さhmaxにまで増す。こ こから、チップの厚さは連続的に比較的ゆっくりと端に向けて減少する(例えば hx)。 この図から明らかなように、工作物の粗寸法と最終寸法の差が不変であり、ま た、工作物の回転速度も不変である場合、工具の回転速度が減少することによっ て切削距離ΔIUが増し従ってhmaxも増す。 図3に、再度Z方向から見た、例えば、中心すなわち主ベアリングMLに対す る回転位置が互いに異なって位置付けされている3つの大端ベアリングH1〜H 3を持つ6シリンダ直立エンジン用のクランクシャフトを示す。 2つの別々の工具、例えばディスク形状外部フライス機械加工カッターaおよ びbは操作中ではそのクランクシャフト上で別々の軸方向位置にある。図3に示 すように、この工具の内の一方は例えば大端ベアリング・ジャーナルH1を機械 加工中であり、他方が例えば大端ベアリング・ジャーナルH2を機械加工してい るということがあり得るが、同様に、この工具の一方が大端ベアリング・ジャー ナルを機械加工し、他方がクランク・ウエブの端面を機械加工中であるというこ とがあり得る。 後者の場合、理論上は、クランクウエブの機械加工操作は、問題となっている 工具aまたはbが、自由な方向すなわちX方向にクランク・ウエブの端面に沿っ て操作する手順によって、部分的にはクランクシャフトによって、その静止状態 で実行され得る。しかしながら、クランクシャフトが静止状態にあると、大端ベ アリング・ジャーナルHの表面であれ主ベアリングMLの表面であれ、周辺表面 上の別の軸方向位置で実行中の機械加工手順では機械加工操作がなんら進行でき ないので、クランク・ウエブ表面を機械加工する手順もまたクランクシャフトが 回転中に実行するのが望ましい。 この場合、図4に示すクランクシャフト位置でクランク・ウエブ機械加工手順 とそれに続くクランクシャフトのさらなる回転運動が開始されるときには、操作 手順には切削運動経路Sa、Sb、SmおよびSxが伴うが、その1部を図4に 示す。 これから分かるように、フライス機械加工カッターは工作物の回転運動と同方 向モードで回転するので、これらの切削経路は、その始まりにおいては、その端 、すなわち切削エッジがクランク・ウエブの側部表面を通り過ぎるポイントにお いてその相互間隔がより大きいものとなる。 図5に、2つの分離した工具WZ1とWZ2が2つの別々の大端ベアリング・ ジャーナルH1とH2を同時に機械加工しているときのより詳細な関係を示す。 工具WZ1とWZ2はX方向に互いに無関係に所定のように移動されることが可 能であり、その回転速度を調整することが可能である。しかしながら、リンキン グ係数は、主ベアリングの周りでこれまた制御されて回転駆動され、また、ある 種の作業操作で停止させることも可能な、工作物としての回転運動である。 図5に示す状況の下では、大端ジャーナルH2は主ベアリングML1ならびに 、工具WZ1とWZ2の中心点M1およびM2と同一線上にある。大端ベアリング ・ジャーナルH1は主ベアリングに対して時計回り方向に約120度だけ移動さ れる。 すでに述べたように、工具WZ1とWZ2はそれぞれが反時計回り方向に回転 し、クランクシャフトはその主ベアリングMLのところで示されているように時 計回り方向に回転する場合、フライス機械加工は、上記の理由で必要とされるよ うに同方向手順を用いて大端ベアリング・ジャーナルH1のところで実施される ことが分かる。 大端ベアリング・ジャーナルH2のところでは、これによって、工具WX2は その位置から下向きに移動し、一方、大端ベアリング・ジャーナルH2は上向き に移動するので、逆方向のフライス機械加工が実行されるような印象を受けるか もしれない。 しかしながら、この状況が同方向のフライス機械加工を伴うか逆方向のフライ ス機械加工を伴うかを判断するに際して、大端ベアリング・ジャーナルの絶対的 な運動は重要な関心事ではなく、むしろ、大端ベアリング・ジャーナルH2が、 機械加工位置における自身の表面を常にフライス機械加工カッターと同じ方向に 移動させる回転運動を自身の中心点を基準として実行しているか否かが重要な関 心事である。 しかしながら、絶対的な見地から考えると、図5に示すように上向きに移動す る大端ベアリング・ジャーナルH2は工具WZ2に沿って上向きにローリングし 、これによって、大端ベアリング・ジャーナルH2の中心点を基準として、大端 ベアリング・ジャーナルが時計回り方向に回転運動をし、このように、実際には 機械加工位置で同方向関係が存在することが分かる。 図5もまた2つの大端ベアリング・ジャーナルH1における機械加工とH2に おける機械加工との間には必然的に発生する関係があるが、これは、例えば所与 のチップ厚さまたは深さに関して、特に複数の同時発生機械加工操作を最適化す ることに関連して考慮すべきである。 その運動は図5を簡略化するために現時点で機械加工中の主ベアリングMLな らびに2つの大端ベアリング・ジャーナルH1およびH2だけが示されているが 、フライス機械加工カッターWZ2はクランクシャフト1に対して非常に急速に 回転しているので、工具WZ2の2つの連続する切削エッジが大端ベアリング・ ジャーナルH2と係合する合間に、クランクシャフトは角度Δαだけ続けて回転 してしまっていると推測される。図5では、大端ベアリング・ジャーナルH2の 中心点とクランクシャフトすなわち主ベアリングMLの中心点は工具WZ2の中 心M2と同一線上にあるので、ピボット旋回角度Δαによって、旧い切削エッジ に対して新しい切削エッジの当たる点がa2だけ変移するが、このような変移は ほぼ正確にY方向に伸張する。 そのおかげで、工具WZ2の対応するX移動によってはほんの少しのX成分x2 しか発生せず、その結果得られる切削間隔ΔIU2によってチップの横断切片が もたらされるが、この厚さは最適なチップ厚さに応じたものでなければならない 。 もし可能であれば、同じチップ厚さがまた、大端ベアリング・ジャーナルH1 上の機械加工位置で達成される。工具WZ1とWZ2の回転層度と直径が同じで あると仮定すると、大端ベアリング・ジャーナルH1の中心点もまた、大端ベア リング・ジャーナルの中心に対して角度Δαだけピボット旋回しており、これに よって、工具WZ1の次の切削エッジが係合状態となる。 この点では、これによって機械加工位置で生じた変移a1はa2より大きいが、 その理由は、主ベアリングMLの中心から大端ベアリング・ジャーナルH1の機 械加工位置までの距離が大端ベアリング・ジャーナルH1までの距離より少し大 きいからである。この変移a1はX方向の断定的成分x1を有しているが、この 成分はそれに対応して工具WZ1がsX方向に移動することによって補償される 。これはすなわち、a1に対しては、Y方向の切削間隔ΔIU1としてほんの比較 的小さい比率しか残っていないことを意味する。これによって、図5の外部右側 に示す薄いチップがもたらされ、その最大厚さはたったh1maxであり、これは最 適チップ厚さより遙かに小さい値である。 ここでまた、その機械加工位置において最適チップ厚さを達成するためには、 切削間隔ΔIU1が大端ベアリング・ジャーナルH1のところで所望のチップ厚さ がまた達成されるまで増加するように、工具WZ1の回転速度は工具WZ2の回 転速度に対して減少させなければならない。この点で、工具WZ1の回転速度は 工具WZ2の回転速度の約30%にまで減少させる必要がある。 所与の、平均のまたは最大のチップ厚さに関連する上述の第1の最適化目標の ほかに、第2の最適化目標として、所定の目標ウインドウの範囲に収まるまたは 所与の最大値を越えないような切削速度がある。 図5に示す相互依存性は、特に所与のチップ厚さを維持するときには、クラン クシャフト上の複数の同時機械加工位置の内のどこか一カ所で図4に示すように クランク・ウエブの端面が機械加工される場合、かなりの程度にまで発生する。 図4に、例えば大端ベアリング・ジャーナルH1とH2が主ベアリングMLを基 準として放射状に互いに対向する関係に置かれている4シリンダ式直列エンジン 用のクランクシャフトを示す。 工具WZによるクランク・ウエブ表面3に対する機械加工が図4に示す位置か ら開始される場合、クランクシャフトは、時計回り方向の指定された向きに主ベ アリングMLの中心の周りをさらに回転し、一方、工具WZは同方向フライス機 械加工を実行するために反時計回り方向に回転する。 切削運動経路Sa、Sb、SmおよびSxの内の1部はクランク・ウエブ表面 3上に示されている。 クランクシャフトが同時に回転運動をするために、前記の手順によって、チッ プの横断切片は、チップの端の近傍でよりチップの始まりで再び顕著に大きくな り、加えて、チップはチップ長が、クランク・ウエブ表面3上での切削経路のそ れぞれの位置によって大いに異なる。 場合によっては、クランクシャフト上の別の位置でまさに発生中のベアリング ・ジャーナルの機械加工がもはやなにも機械加工を進行させないので、クランク シャフトを回転させることなく完了することは一般に不可能である。 したがって、複数のクランク・ウエブ側表面をクランクシャフト上で同時に機 械加工する場合またはベアリング・ジャーナルを機械加工することによってクラ ンク・ウエブ表面を同時に機械加工する場合、工具がすべて同じ直径で同じ回転 速度である状態で、図5に例示するチップ厚さの食い違いが様々な機械加工位置 同士間でかなりの程度まで発生し、このため、所望の最適チップ厚さを機械加工 手順の各段階とすべての機械加工位置において同時に維持しようとすれば、回転 速度および/またはクランク・ウエブ機械加工中の横断方向すなわち横断方向の 運動もまた、フライス機械加工カッターによって連続的にさらなる程度まで変更 する必要がある。 しかしながら、第1の最適化目標が切削エッジの有効寿命であるが、一方では 工具取り替え操作によって引き起こされる搭載の際の無駄時間やアイドリング時 間が層であったり、また他方では、搭載の効率に最も深刻に影響する要因である 工具交換の経費であったりすることは大いにあり得ることである。平均チップ厚 さまたは最大チップ厚さを越えない厚さに対する所与の帯域幅を維持するという 主題は、他のインジケータが無い状態で工具の有効寿命を向上させる補助パラメ ータのように頻繁に選ばれる主題である。この点で、重要な関心事は特に、工具 の有効寿命をできる限り高くすることである。この意味するところは次の通りで あり得る: −例えば、隣接するクランク・ウエブ・フェースを含んで6箇所またはさらに それ以上のベアリング位置が、例えば2つのディスクフライス機械加工カッター で機械加工している場合における、この2つの工具ユニットaとbすなわち一般 的に同時に操作中であるWZ1とWZ2のそれぞれ個々の最長可能有効寿命化、 または −機械上にある2つさらにそれ以上の工具a、b、…、ができる限り同時に摩 耗しまた同時に変更され得ることを目的とした有効寿命の最適化(工具交換周期 の最大化)。 クランクシャフトまたはクランクシャフトのブランクの構成が完全には対称的 ではないために工具aとbは必ずしも均一にそして急速には摩耗しないが、この 意味するところは、ある種の環境下では、工具a、bおよびcのそれぞれが、そ れ自身で考慮すれば機械加工中にできる限り長い有効寿命という点で最適化され 、またある種の環境下では、最適化機械加工ではより遅い工具、例えば工具bは 、例えばより高い切削速度などでまたはチップの切削厚さや深さがより大きくし ようとして取り外しという点でより徹底するように注意して操作され、工具aの 摩耗時間を越えてその工具bの摩耗限界を遅延させるという目的はない。 このようにすれば、機械上のすべての工具、すなわち工具a、b、...などが 一緒に変更されるようにすることが可能である。 この目的のために、また、できる限り機械時間を短縮するという点では、どん な場合でもより急速に摩耗する工具aによって実現される機械加工操作のための ある種の環境下で、工具bによって注意深くそして特定的に実行することが必要 である。 図6に、クランクシャフトが工具aとbによって2つの機械加工位置AとBで 同時に機械加工される所与の機械加工状態を示す。この場合、機械加工位置Aで はクランクウエブ端が(たぶん隣接する大端ベアリング・ジャーナル表面と一緒 に)機械加工され、その一方では機械加工位置Bにおいて、大端ベアリング・ジ ャーナルが機械加工される。各ベアリング位置に対してそれ自身で考慮すると、 機械加工位置Bに対してすなわち大端ベアリング・ジャーナルの機械加工に対し て、クランクシャフトが完全に1回転するまで常に一様な最適な回転速度nKW Bが存在する。 機械加工する、すなわちクランクウエブを機械加工する位置Aに対してクラン クシャフトの、nKWAで識別される最適回転速度のそれに応じた特性曲線は、 逆転ハットの形状とは対照的であり、機械加工状況Bの場合の最適回転速度から 見て部分的にはその下にまたは部分的にその上に延びている。 この点で、採用される基本的な開始点は特に、同一のフライス機械加工カッタ ーの回転速度である(na=nb)。 同一のクランクシャフト回転速度を達成しなければならないので、StdTの ところで実線で示されているように、各角度位置で発生する低回転速度を選択す る開発済みの方法がすでに周知である。 これに応じて、開発済みの最適化手順では、その回転速度nKWBが選択され、 この結果100%という最適度が機械加工位置で得られるが、機械加工位置Aで はたった70%という最適度しか得られないことになる。 本発明による最適化手順によって、例えばクランクシャフト位置0度の真上の 領域では、機械加工位置Bにとっては高すぎる回転速度のためにその機械加工位 置Bでの最適度が悪化するが、それとは対照的に、機械加工位置Aでの最適度は 、具体的に言えば、機械加工位置Bで悪化する効果よりも大きい分量だけ向上す ることが理解されよう。したがって、しかしながら、機械加工位置A、B、... に対して全体で考えると、そうすることによって開発済みの技術による最適化手 順を用いた場合よりも良好な最適化効果が得られる。 図6だけに、クランクシャフト位置に対するクランクシャフト回転速度の依存 性を示す。しかしながら、クランクシャフトの回転速度とは無関係に、また、機 械加工位置AとBで操作するフライス機械加工カッターaとbのフライス機械加 工カッター回転速度naを変更させることが可能である。 図7と8に、この点に関連して、工具有効寿命ts、チップの切削厚さもしく は深さと切削速度vsとの間の関係を示す。 図7に示すように、チップの厚さhに対してプロットされた有効寿命tsは、 有効寿命tsがチップ厚さhoptで極大値に達するように非対称的なキャップ形状 となっている。このキャップ形状の曲線がそれでも比較的浅く落ちる領域±Δh 内では、有効寿命tsはそれでもほぼ最適化された値である。 その点では、フライス機械加工カッターの回転速度が一定のままであればチッ プの厚さはクランクシャフト速度nKWに対応しており、その点では、基本的開 始点としてチップの最大チップ厚さhmaxが採用されるか平均チップ厚さが採用 されるかということは二次的な関心事である。 図7中のキャップ形状の曲線は各々が所与の切削速度vsに対応している。 図8に示すように、一方の有効寿命tsと他方の切削速度vsとの間では逆比 例関係が得られ、これによって、有効寿命はしたがって大幅に向上し、切削速度 は減少する。 個々の大端ベアリング・ジャーナルの直径は同一である限り、図7に示すよう な状況は、機械加工されるクランクシャフトのすべての大端ベアリング・ジャー ナルに対しても同様に適用される。 ここで工具の有効寿命がすべての機械加工位置にわたって全体的に、または同 時に機械加工される少なくとも2つの機械加工位置AとBに対して最適化される 場合、用いられる手順は以下の通りである: 図8では所与の切削速度vs2に対応する有効寿命の下限は図8に示す曲線に対 する最小必要条件として前もって定められる。したがって、ハッチングされた領 域、すなわちvs≦vsmaxである領域は機械加工操作が許容される領域である。 これは図7では、1群のvs2曲線とその上に対応している。 ここで、同時に機械加工される機械加工位置A、B、...、において最適化効 果を達成するためには、例えば図7の機械加工位置Aに対して、なお許容される 最高切削速度すなわち切削速度vs2を持つ曲線が選択され、次に、これによって チップ厚さhoptに対応する最長有効寿命を持つ点が選択されるような手順とな る。チップ厚さhoptがこのように固定され切削速度vs2がこれまた固定されて いる、前記の機械加工位置Aに対してはクランクシャフト回転速度nKWAが必 然的に適用される。図7に示すように、ts=f(h)の曲線群の最高位の点は 上から上に実質的に縦方向に位置している。 有効寿命が最適化されるために、チップ厚さhoptがまた機械加工位置Bに対 して選択される。クランクシャフトの回転速度がすでにnKWB=nKWAに固定 されているので、図7に示す曲線群から所与の曲線が選択される。例えば許容さ れる領域に曲線例えばvs3が存在する場合、その切削速度vs3に対応するフラ イス機械加工カッターの回転速度nbが選択され、同時に、これで既知となった パラメータnKW、naおよびnbで機械加工が機械加工位置AとBに対して実 行される。 しかしながら、この手順の結果として、例えば図7の曲線vs1などのように機 械加工位置Bに対しては許容されない切削速度が与えられると、その曲線の代 わりにいまだ許容される曲線vs2が機械加工位置Bに対して採用され、従ってこ の結果、機械加工位置Bにおいては、チップ厚さhoptが不変のままであるので 、切削速度と一緒にクランクシャフト回転速度nKWBもまた必然的に減少する 。 クランクシャフトの一般的な回転速度によるフィードバック効果のために、機 械加工位置Aに関しては、この機械加工位置Aでは図7で最初に任意に設定され たような切削速度vs2に対応する曲線は必要なく、より高いところにある曲線例 えばvs3が用いられる。任意に設定された初期状況と比較して機械加工位置Aで は、したがって切削速度とクランクシャフトの回転速度は減少するが、これで最 適なチップ厚さが維持されるという恩典が得られる。 加えて、図8に示すように、切削速度vsは所望の通りに減少させることはで きないが、その理由はクランクシャフトが機械加工終了状態にある最大サイクル 時間が一般的に顧客によって製造手順に対してあらかじめ定められるからである 。これによってまた、機械加工位置AとBでの同時機械加工に対する最大利用可 能時間が決まる。これによって図8の最小必要切削速度vsminが決まる。 さらに考えられる変更例では、図7のチップ厚さを設定する場合、採用された 正にhoptという値ではなく、このパラメータはhopt±Δhという帯域幅の中に あり、その点では、クランクシャフトの一定回転速度がnKWとして、その範囲 内では最適チップ厚さからの逸脱による有効寿命の減少が切削速度の同様な増加 による有効寿命の減少より小さい範囲限界±Δhが選択される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フォス ヴォルフ−ディートリッヒ ドイツ国 ボル 73087 エルレングルン ト 17/1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.同時に別々の工具ユニット(a、b、...)によって複数の機械加工位置 (A、B、...)おいて実行される移動中の工作物の機械加工、特に、例えばク ランクシャフトなど回転中の工作物に対する回転フライス機械加工を制御する方 法において、 工作物(KW)と工具(WZ)の、各機械加工位置(A、B)によって別々で ある最適運動パラメータ(nKwa、na、xa、ya、...;nkwb、nb 、xb、yb、...)が分かっていれば、前記工作物の運動速度特に前記クラン クシャフト(KW)の回転速度(nKWa)および前記工具ユニット(a、b) の運動速度(na、xa、ya、...;nb、xb、yb、...)が、同時に機械 加工されるすべての機械加工位置(A、B、...)の合計(S)という点で、最 適な機械加工の結果が全体的に達成される; ことを特徴とする方法。 2.前記機械加工操作が切削機械加工操作であることを特徴とする請求項1に 記載の方法。 3.前記工作物の運動が前記工作物の自身の軸の周りの回転運動であることを 特徴とする先行する請求項のいずれかに記載の方法。 4.前記最適化の目標が前記合計(S)においてできる限り長い工具有効寿命 であることを特徴とする先行する請求項のいずれかに記載の方法。 5.前記最適化目標が、様々な同時操作工具ユニット(a、b、...)と共に 操作する前記機械工具に対する前記工具の交換操作間の最大時間間隔を達成する ことであることを特徴とする先行する請求項のいずれかに記載の方法。 6.前記設定された運動パラメータ、特に前記クランクシャフト(KW)の前 記設定済み回転速度(nKW)が、前記それぞれの機械加工位置(A、B、... )に対してそれぞれ別々に設定された前記最適回転速度(nKWa、nKWb、 ...)の最大値と最小値の間にあることを特徴とする先行する請求項のいずれか に記載の方法。 7.前記設定済み運動パラメータが、各機械加工位置に対して別々に考慮され た前記最適運動パラメータ(nKWa、na、ya、...;nKWb、nb、x b、y7b、...)とは異なることを特徴とする先行する請求項のいずれかに記 載の方法。 8.別々の工具ユニット(a、b、...)が同時に操作する複数の機械加工位 置(A、B、...)における、移動中の工作物の機械加工、特に例えばクランク シャフトなどの回転中の工作物の回転フライス機械加工を制御する方法であり、 すべての同時に機械加工される機械加工位置(A、B、...)の前記合計(S) という点で最大可能工具有効寿命が全体的に達成される前記方法において、 前記同時機械加工された機械加工位置(A、B、...)の各々に対してチップ 厚さ(h)が前記最適範囲(hopt±Δh)内にあり; その点で、前記機械加工位置(A、B、...)または前記全体的なクランクシ ャフト(KW)の機械加工の所定のサイクル時間を維持しながらも、前記最大工 具有効寿命が達成されるように、前記機械加工位置(A、B、...)における前 記切削速度(vs)が選択される; ことを特徴とする方法。 9.採用された前記チップ厚さ(h)が、前記工具有効寿命(ts=h(h))、... という関係式に対応する前記最適チップ厚さ(hopt)であることを特徴とする 請求項8に記載の方法。 10.最適化手順の始めにおいて、最大許容切削速度が、維持される最小工具 有効寿命(tsmin)に対応するように前もって定められることを特徴とする請 求項8または9に記載の方法。 11.同時に機械加工される前記機械加工位置(A、B、...)の最初の位置 (A)に対する前記最適化手順の始めにおいて、前記最大許容切削速度(vsmax )が: 前記設定値に基づいて、他の機械加工位置(B、...)に対して適用される前 記切削速度(vs)が確認され; 前記他の機械加工位置(B、...)に対して適用される前記切削速度の内のど れか1つでも前記許容限界値(vsmax)を越える場合、すべての機械加工位置( A、B、...)が、特に同じ値だけ増加される; ように設定されることを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の方法。 12.前記切削速度のための前記最適化手順の始めにおいて、低い方の限界値 (vsmin)が、特に前記所定のサイクル時間に依存して設定されることを特徴と する先行する請求項のいずれかに記載の方法。
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