JP2001526502A - 会議施設 - Google Patents

会議施設

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JP2001526502A
JP2001526502A JP2000524925A JP2000524925A JP2001526502A JP 2001526502 A JP2001526502 A JP 2001526502A JP 2000524925 A JP2000524925 A JP 2000524925A JP 2000524925 A JP2000524925 A JP 2000524925A JP 2001526502 A JP2001526502 A JP 2001526502A
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マグラス、アンドリュー・ジョン
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British Telecommunications PLC
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British Telecommunications PLC
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
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Abstract

(57)【要約】 遠隔通信ビデオ会議施設はユーザの表示サービス(21)上に他のユーザを表わすのにグラヒカル表現(アバタ)(2,3,4)により表わしている。仮想環境は各ユーザに対して異なる構成がとれるようにし、例えばアバタの相対的な位置を違え、また仮想環境のその他の要素(例えばその環境の色板設備(32))が見易くするために違えることができる)。アバタはシンボリックな動作を実行し、仮想遠隔通信会議プロセスの間に行なわれる各種のイベントに関して、アバタが複雑なやり方で動くようにする単純な指令の制御の下で、ユーザが仮想環境中を複雑なナビゲーションタスクを実行するという必要を生じさせずに実行するようにしている。例えば、白板設備(32)を使いたいとするユーザ(2)“マウス”またはキーボード操作を用いて設備にアクセスできて、これはユーザ(2)を表わしているアバタが他のユーザ(1,3,4)の仮想環境内で白板(32)に移動するようにさせる。文書(33)をコピイする動作はこのようなコピイを表わすもの(33a)をテーブル(31)上で移動することによって表わすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の属する技術分野 この発明はテレコンファレンスの実行(遠隔地間を通信回線で結んで会議を実
行すること)、とくに“仮想会合空間(バーチャルミーテングスペース)”に関
係する画像の生成に関するものであり、この記述が意味するところは互に離れた
複数の位置にいる個人個人が従来形式の会合をエミュレートするやり方で相互作
用である対話ができるようになっていることを言う。
【0002】 従来の技術 仮想の三次元空間を定義し、その中では個々のテレコンファレンスのメンバの
位置決めがされ、会合空間の個々の眺望(ビュー)の各々がメンバ達のディスプ
レイの上に示されて、三次元空間内部での個々のユーザの位置によって判断され
るようなシステムが多数開発されている。例は米合衆国特許5,491,743でShiioら
に認可されたもの(譲受入IBM)と富士通名の欧州特許出願No.0 516 371に見
られる。このようなシステムで与えることができる施設は文書が作り出されたり
、検索されたりなどができるようにしている。例えば、“会合空間”の1つの壁
が製図板のようなものとして表わされていて、その上に画像が呈示できる。この
製図板を使用したいと望むユーザは制御機能を実行して、それがこのシステムに
ユーザと白板との相対的位置を仮想空間内で変更できるようにして、それにより
ユーザがその上に画像を生成できるようにする。
【0003】 個々のユーザは計算機が生成したユーザを表わすもので“アバタ(avatars) ”(もしくは“アイコン”)として知られているものによって仮想空間表示で表
示される。こういったものはユーザのビデオ画像から得ることができ、ライブ(
生)であるかあるいはメモリから検索されるかのどちらかであるが、通常はこう
いったものはディジタル的に生成された表示となっている。一般に、各ユーザは
その者のアバタの外観を特徴のメニュから仮想空間内で選ぶことができるように
されている。これに代るものとしては、各個々のユーザは、自分自身の視点(ビ
ューポイント)について、他のユーザのアバタがそれぞれどのように現れるかを
選ぶことができる。会合空間の他の特徴である会合空間の要素の色とか形とかい
ったものもまたユーザによって選択可能とされていてよい。
【0004】 発明が解決しようとする課題 通常の仮想会合空間については多数の不利益なことが存在している。既述のSh
iioの特許で論じられているシステムでは、会議室の全景が表示される。各ユー ザは同じ眺望を見ることになり、そこには自分のアバタがどの位置にあっても含
まれている。このやり方では、ユーザは他の参加者と一緒に一つの部屋の中にい
るという感じをもてず、単に会議室の外の眺望のきく点から自分のアバタの活動
を眺めていることになる。各ユーザについて、他のユーザのアバタだけを見るよ
うにすることは可能であり、またある視点からは自分のアバタを見ることはない
ようにして各アバタにとっての他の各アバタまでとそのユーザの視点までとの相
対的な位置がユーザ間で一致しているようにすることも可能である。例えばこの
明細書添付の図面である図2に関して、もしユーザ“3”が会合空間の表示を示
されているとして、その表示ではユーザ“1”のアバタがユーザ“3”に面と向
っていて、ユーザ“2”と“4”のアバタがユーザ“3”の視点に対して90°
でお互に面と向っているとすると、そのときはユーザ“4”はユーザ“2”のア
バタでユーザ“3”に面と向かっているものと、ユーザ“1”と“3”とのアバ
タでユーザ“3”の視点に向って90°で互に面と向っているものとを見ること
になる。これが実際の会議室のより現実的な表示を与えるが、ユーザの相対的な
位置はユーザと会議施設の他の要素とを全部同時に通常のビデオモニタ上で眺め
るのをむづかしくしている。
【0005】 先に述べた富士通の文献では、他のユーザのアバタはユーザの視点の周りに置
かれていて、頂度ターンテーブル上にあるようにされ、これが回転できて選ばれ
たアバタが視野の中にもってこれるようにしている。そのアバタによって表わさ
れたユーザは第1のユーザのアバタを見ている必要はないことになる。従って眼
と眼の合うアイコンタクトは双方向である必要はなく、また参加者達は実際の空
間内に居るときのように対話をすることはなくなり、これは2つのアバタは一方
のユーザに対しては近くに現れて、他のユーザに対してはそうは必ずしも現れな
いことによる。
【0006】 さらに、会合空間で行なわれる事象(イベント)として“白板(ホワイトボー
ド)”を個々に操作したり、あるいは会合に加入したり退席するといったものは
、合理的な現実さをもつためには仮想空間の中での複雑なナビゲーションを必要
とする。両方のシステムでは、このようなナビゲーションはユーザの部分でかな
りの考慮が求めることになるのは非現実的な例えば一方のユーザが他の者を通り
抜けてとか家具を通り抜けて歩いて行くといったことが発生しないことを確かに
するための事項である。このような心を乱すことは会議それ自体の進行を妨げる
ことになる。さらに、もし作図設備が用意されるとすると、それは視野の一部分
を占有するだけとなり、使うのがむずかしくなる。
【0007】 課題を解決するための手段 この発明によると、遠隔通信会議施設における表示装置(21,22,23,
24)上で各ユーザ(1,2,3,4)に対応しているグラヒカル表示によりユ
ーザ(1,2,3,4)を表わす方法が用意されていて、該ユーザは仮想遠隔通
信会議プロセスの間に行なわれる各種イベントに関してシンボリック動作を実行
するかのように示されて、該ユーザとその者達の動作とはグラヒカル表示により
各ユーザに対して表示され、かつ各ユーザ表示のシンボリックな位置と動きとは
各ユーザの視点に従って選ばれることを特徴としている。
【0008】 この発明の第2の特徴によると表示装置(21,22,23,24)上で各ユ
ーザ(1,2,3,4)に対応しているグラヒカル表現によってユーザを表示す
るための表示制御手段(10,11,12,13,14)を備えた遠隔会議シス
テムが用意されていて、該表示制御手段は、仮想遠隔通信会議プロセスの間に行
なわれる各種イベントに関して、ユーザにより実行されたシンボリック動作を示
すようにされており、またこの会議システムは各ユーザに向けて他のユーザとそ
の者の活動との表示を提供するためのものであり; 該表示制御手段(10,11,12,13,14)が各ユーザの存在と活動とを
各他のユーザに向けて、眺望を提供する相手のユーザの視点に従って選ばれた、
シンボリックな位置と動きとにより表示するものであることを特徴としている。
【0009】 発明の実施の形態 この発明は会合の現実性を帯びた表示を“会合空間(ミーテングスペース)”
を用意することによって可能としており、この空間は各ユーザの視点からのもの
と一致し、ユーザ間では必ずしも一致をとらなくてよい。
【0010】 エミューレートしたものと違って、実際の会合空間についてのもっと不便な特
徴が除去できる。例えば、1人のユーザによる施設へのアクセスであって他のユ
ーザにより見てもらうためのアクセスが見ているユーザとそのアクセスしている
ユーザとで違ったやり方で表示することができ、ユーザで遠隔通信会議に現在積
極的に関与していない者はその会議を現在眺めている者とは違ってやり方で表示
されるようにできる。
【0011】 文書のコピイを提供するといった動作はシンボルによって表示され、社交上の
合図もまた、個々のユーザからの特定の指令に応答して、表示することができる
【0012】 会合空間についての各ユーザの表わし方は会合空間についての他のすべての要
素で、他のユーザを含んでいるものが、その者自身の表示デバイスの寸法に対応
して、狭くそして好ましいのは固定の視野内に現れるようにすることができる。
例えば、広角スクリーンパノラマディスプレイデバイスをもつユーザは他のユー
ザを、もっと小さなスクリーン(例えばラップトップコンピュータ)をもつある
ユーザのものよりをぐんと離して表示してよい。
【0013】 これが、視点の変更が不必要であるという点で、会合空間内で各ユーザによる
このシステムの使用を楽なものとする改良となっている。またすべてのユーザが
視点を変えずに互に見ることができるようにし、このことは実際の会合空間でも
可能ではなかったことである。
【0014】 この発明の操作は中央の“サーバ”と複数のクライアントデバイスの間での対
話によって行なうことができる。中央のサーバはすべてのユーザにとって共通な
システムのこういった特徴(例えば示されることになる動作についての情報)を
制御する。またクライアントデバイスは各ユーザに特有にこういった特徴につい
て責任を負い、この特徴には例えばそれぞれのユーザによってとられる動作とか
他のユーザ端末上で示すためにサーバに送られる情報がある。
【0015】 実施例 この発明の詳細を添付の図面を参照して記述して行く。
【0016】 図1では、4人のユーザ1,2,3,4が仮想テレコンファレンスで対話でき
るような構成が示されている。各ユーザはそれぞれの人間/機械インターフェー
スユニット21,22,23,24を有し、そこにはそのユーザにとって必要と
されるビデオとオーディオの装置がすべて含まれていて仮想会合空間で起ってい
ることを見聞するのにあて、また必要とされるユーザ入力デバイス(例えば、キ
ーボード、計算機“マウス”など)が含まれていて仮想会合空間に入力を送る。
各インターフェース21,22,23,24はそれぞれのクライアント装置11
,12,13,14に接続され、これがユーザと会合空間の動作を制御する主サ
ーバ10との間の対話を提供している。サーバ10は、別の入力として、メモリ
30をもち、そこでは仮想会合スペースを定義している恒久的なデータを維持し
ている。会合空間の制御はクライアント装置11,12,13,14とサーバ1
0との間の相互作用(対話)によって実行される。ある実施例では、大部分の表
示制御機能がサーバ10で行なわれるか、表示装置21,22,23,24が同
一でないシステムでは、表示制御機能の多くが各装置について違っていてよく、
従ってより多くの表示制御機能がクライアント装置11,12,13,14内に
分散されることが必要とされている。
【0017】 例えばユーザ1といったユーザの1人からのその者のユーザインターフェース
21を介した入力に応答して、クライアント装置はこういった入力を主サーバに
送り、そのサーバは会合空間定義30に従って他のユーザスクリーン22,23
,24上で表示されることになる画像を制御して、インターフェースデバイス2
1を介して入力された、ユーザ1の動作を表わすようにする。非常に簡単な例と
して、ユーザの動作で最初に会合空間との接触をとったときのものはクライアン
ト計算機11によってほん訳されて、サーバ10により変換がされて、会合空間
に入るユーザ1を表わすものとされ、これが今度は個々のクライアント12,1
3,14に送られて、ユーザ1のアバタとして表示されることになり表示装置2
2,23,24の視野内で移動する。
【0018】 仮想空間内での個々のユーザ1を表わす方法はユーザによってその者のクライ
アントデバイス11を介して選択するか、あるいは会合空間にいる各受信側ユー
ザ2,3,4により選択するかされてよく、この場合ユーザ1を表わすための選
択者独自の要件に従ってアバタを各々選択してよい。同じように仮想会合空間の
ある部分は会合空間定義ユニット30内で中央で定義されてよいが、他の特徴は
他とは独立して各個々のクライアント定義されてよい。このような定義はカラー
機構、個々のユーザ1,2,3,4の相対的な位置などを含んでいてよい。
【0019】 図2には、先行技術の会合空間の表示を示している。4人のユーザ1,2,3
,4がテーブル31の周りに等間隔で位置していることをこの仮想会合空間が示
していることが分る。いずれかのユーザ(例えばユーザ3)にとって他のユーザ
のすべて(1,2,3,4)をはっきりと見るようにするには、かなりの広角視
野が必要とされることが分かる。別なユーザを見るためには、視線方向は変更さ
れねばならず、仮想会議の全メンバを同時に見ることはむづかしい。この問題は
もっと多くの人々が会議に参加するときは明らかに増幅される。さらに、もし会
合空間内に“白板(ホワイトボード)”での表現とした事項があるとすると、全
部の参加者が一度に見ることができるようにすることはできず、あたかも例えば
白板がユーザ“1”に向いているときに、ユーザ“3”のアバタがそれからは別
のところを向いていることになるようなものである。そこで、その者に視野には
現れなくなる。
【0020】 図3はこの発明のシステムにおける仮想会合空間を示し、ユーザ3によって見
た図である。ユーザ3にとっては3人の他のユーザ1,2,4がいて、ここでは
もっとずっと狭い角の中に含まれている。
【0021】 図4は同じ仮想会合空間を示しているが、別のユーザ4の視点から見ている。
他のユーザ1,2,3はまたユーザ4から見て狭い角内に含まれていて、図3で
ユーザ1,2,4がユーザ3から見て狭い角の中に含まれていたのと同様である
。サーバ10とクライアント11,12,13,14とはこのひずんだ座標系に
従いアバタの相対等位置を表示するようにされて、各ユーザにとって他のユーザ
が比較的狭い角度に含まれ、同じ視野内に皆が現れてもよいことになる。ユーザ
間の角度距離は各視点からは違っているけれどもテープの周りで現れる順序は保
たれている。これが社交上の合図が視点とは無関係に同じように現れるようにし
ており、例えばテーブルについている隣同志での対話がそれに当たる。
【0022】 図5ないし12は仮想会合空間の各種の表示(表現)を示し、異なる個々のユ
ーザ1,2,3,4が異なる環境で眺めたところを示している。各ユーザを表わ
しているアバタは参照番号1,2,3,4によって示されている。この記述をは
っきりさせるために、各ユーザについてのアバタはそれぞれの形をもっていて、
視点間では一致がとれているが、既述の通り、各ユーザはその者自身の視点で違
ったやり方で特定の参加者を表わすように選ぶことができる。各図に表わされた
視点は眺望が表示されているユーザ端末に関する参照番号によって示されている
。したがって、図5,7,8及び9はユーザ1に属するユーザ端末21上で見た
眺望を示しており、図6と12はユーザ4に属する端末24上での眺望を示し、
また図10と11とはそれぞれユーザ2と3とにより使用されている端末22,
23をそれぞれ表わしている。こういった全部の仮想会合空間画像共通に他のユ
ーザ1,2,3,4、テーブル31及び“白板”32がある。他の要素はそれが
示される図と関係して記述して行く。各ユーザにとっては、他のユーザと会合空
間の要素とのすべてが完全に眺望できて、視点を変更する必要はないことに留意
されたい。このことは1人のユーザに対してあてはまることで、若干の要素が他
のユーザの後に現れたとしてもそのようになる。
【0023】 図5は参加者の1人1によって見た仮想会合空間の眺望を模式的に示す。ユー
ザ2と4とがまたテレコンファレンス内に参加している。これがテーブル31の
周りのそれぞれの位置でアバタ2,4を完全に表示することによって示すことが
できるようにしている。ユーザ3は、仮想会合空間内に1つの位置を割当てられ
てはいるが未だこの会合空間に入場していないで、その者のアバタは空席3の表
示によって置き換っている。ユーザ2,3,4はほぼ90°の角に展開して示さ
れ、ユーザ2と3のアバタは眺めているユーザ1のテーブル31の周りの角度位
置から約135°のところにそれぞれいる。
【0024】 図6は別のユーザ4によって見た同じ情況を示す。この眺望は図5のものと同
じであるが、違っている点があり、ユーザ1がユーザ4に代って表示されている
ことが分る。テーブルの周りの相対的位置は保存されていて、言い換えるとユー
ザ3はまたユーザ2の左に居るが、ユーザ間の角度距離は図5のものと同じでは
ない。この会合空間ではユーザ4により見るように、ユーザ1と2とが約45°
だけ離れていて、ユーザ1と3とは約135°の見ているユーザ4からの角度位
置にある。
【0025】 図7はユーザ1によって見た会合空間の眺望を表わし、2人のユーザ2と3と
が別の接続を用いて両者間で会話を展開している。ユーザ2と3とのアバタは互
に対面してしかも他の眺望よりは接近して示されていて、両者が現在会合空間上
で主として事にあたっていないことを示している。私的な話合い(協議)のため
の施設が仮想会合空間内に用意されていてよく、2人の当事者間での話合いがで
きるようにし、例えば会合に大規模に呈示する前に相談するところで合意を得る
ようにする。
【0026】 ユーザはその者が近い将来会議を閉会とするか、そこから退席したいとするこ
とを、サーバへ指令を入力することによって示すことができる。サーバはそのユ
ーザのアバタに対してこのような情況で実際の人々により実行される活動を表わ
している動作を実行させるようにして応答をする。このような動作はケース内に
書類を入れるとか、時計を見る(もし仮想会合空間内に1つ置かれているとして
の話)とか腕時計を見るとか(図7ではユーザ4について示してある)、あるい
はコートを着るとかを含んでいてよい。異なる動作はユーザが指令を作動させる
各時点で表示できて、閉会時間に次第に近づいていることを示すようにする。ユ
ーザは所望閉会時間までの所定時間にこのような合図が現れるように予めプログ
ラムすることができる。
【0027】 図8の表示はユーザ2が依然会合空間に接続されたままではあるが、文書に見
入っていることを示す。これはユーザによる関連文書の計算機スクリーン上での
呼出しにより行なうことができ、例えば‘マウス’での‘クリック’によって行
なわれ、会合空間は一般にスクリーンの視点の一隅に会合空間を小さく表示する
ように追いやられている。このシステムはそのユーザのアバタがデータベース3
1上の文書の表示33を見入っていることを示しており、他のユーザである例え
ばユーザ1に対してはそのユーザが会合空間ではなくあるものを主として学習し
ているという事実を表示している。
【0028】 別のユーザ1はそこで(例えばマウスカーソルを‘クリック’する)動作を実
行することにより文書のコピイをえることができる。文書がコピイ禁止をされて
いないことを条件として(そのことは文書の表示の何らかの特性、例えばその色
、によって表示することができる)ユーザはそこでその文書のコピイを入手する
ことができる。代りに、その文書を保持しているユーザ2は1人に、何人かに、
あるいは他の参加者の全部に向けて文書をコピイするある動作を実行できる。そ
のコピイの表示33aはユーザ空間内でユーザ2から他のユーザに向けて移動す
ることにより示される。
【0029】 図9,10,11及び12は個々のユーザ1,2,3及び4の視点を表わして
いて、あるユーザ(例えばユーザ1)が仮想会合空間の“白板”施設を使用した
いとしている場合を示す。この施設にアクセスするために、ユーザ1は所定の入
力をユーザインターフェース21に対して実行してその者が白板を使用したいと
していることを表示するようにできる。例えば、そのユーザは視点21に表わさ
れた白板空間32上を“クリック”するために“マウス”を用いる。これがスク
リーン表示21を変更させて、図9に示したような白板32の全スクリーンビュ
ーとなる。カーソル35が与えられて白板32上に図面34などをユーザが描け
るようにする。会合空間の眺望(ビュー)はインターフェースセット21aに追
いやられる。
【0030】 他のユーザ2,3,4の視点からは、ユーザ1のアバタはテーブル31の周り
のそれぞれの位置(もちろんこれは各ユーザに対して違っている)から白板の表
示32に向って(ユーザ1のアバタに対する位置も各視点で違っている)移動し
ているとして表示される。アバタ1の白板32へ向う動きは、そこで各場合につ
いて違っており、それは視点が違っていることによる。さらにユーザ1は白板3
2に到達するために仮想テーブル31の周りで(もしくはそこを通って)ナビケ
ーとすることを求められない。
【0031】 各視点では、白板32は視野の中に現れることに留意したい。しかし、各ユー
ザは異なる他のユーザの後に位置している白板32を見ることになる。例えば、
図5ではユーザ1の視点からは白板32はユーザ4のアバタの背後にあることが
分る。図6ではユーザ4によって見た白板32はユーザ3のアバタの背後にある
。したがって、通常の仮想会合空間とは違い(あるいは実際の会合空間とは違い
)、ユーザは誰も白板が自分の後にあるとは認識しない。各ユーザは白板が誰か
他の者の背後にあると認識する。こうして各ユーザは白板が自分の視野内部にあ
ることが分ることになる。
【0032】 個々のユーザの動き、位置、及び他の属性がこうしてシンボル(記号)を用い
て仮想会合空間内で表示される。各ユーザは他のユーザのアバタが適当なやり方
で会合の間にとられている活動について振舞うことを見ることになり、ユーザは
このような活動の詳細について異なる眺望をもつことになり、例えば別なユーザ
がある要素にアクセスするために移動しなければならない距離や、アバタ間の相
対的距離や、また個々のアバタと会合空間の固定部分の外観についても異なる眺
望をもつことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を動作するようにされたシステムの一般構成を示す図。
【図2】 先行技術による仮想会合場所を表わす図。
【図3】 この発明による仮想会合場所を表わす図。
【図4】 この発明による仮想会合場所を表わす図。
【図5】 記述される異なる環境で異なる個々のユーザにより見た仮想会合場所の各種表
現の1つを示す図。
【図6】 記述される異なる環境で異なる個々のユーザにより見た仮想会合場所の各種表
現の1つを示す図。
【図7】 記述される異なる環境で異なる個々のユーザにより見た仮想会合場所の各種表
現の1つを示す図。
【図8】 記述される異なる環境で異なる個々のユーザにより見た仮想会合場所の各種表
現の1つを示す図。
【図9】 記述される異なる環境で異なる個々のユーザにより見た仮想会合場所の各種表
現の1つを示す図。
【図10】 記述される異なる環境で異なる個々のユーザにより見た仮想会合場所の各種表
現の1つを示す図。
【図11】 記述される異なる環境で異なる個々のユーザにより見た仮想会合場所の各種表
現の1つを示す図。
【図12】 記述される異なる環境で異なる個々のユーザにより見た仮想会合場所の各種表
現の1つを示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 AA08 BA09 BA12 CA08 DA10 EA12 EA19 EA27 FA02 FA09 FA12 5C064 AA02 AB04 AB06 AC02 AC13 AD14

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔通信会議施設における表示装置(21,22,23,2
    4)上で各ユーザ(1,2,3,4)に対応しているグラヒカル表示によりユー
    ザ(1,2,3,4)を表わす方法であって、該ユーザ(1,2,3,4)は仮
    想遠隔通信会議プロセスの間に行なわれる各種イベントに関してシンボリック動
    作を実行するかのように示されて、該ユーザ(1,2,3,4)とその者達の動
    作とはグラヒカル表示により各ユーザ(1,2,3,4)に対して表示され、か
    つ各ユーザ(1,2,3,4)表示のシンボリックな位置と動きとは各ユーザ(
    1,2,3,4)の視点に従って選ばれることを特徴としている方法。
  2. 【請求項2】 各ユーザ(1)については、他の各ユーザ(2,3,4)の
    表示がそのユーザの表示装置(21)の視野内部に他のユーザがすべて含まれて
    いるようにされる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記シンボリック動作は前記他のユーザが固定の視野内部に
    あるように選ばれる請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 1人のユーザ(1)が他のユーザ(2,3,4)により眺め
    られるようにするために施設へアクセスすることは眺めているユーザ(2,3,
    4)とアクセスしているユーザ(1)とに対して違ったやり方で現れる請求項1
    ないし3のいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 現在遠隔通信会議に積極的に参加していないユーザ(3)が
    会議を現在眺めている者(2,4)とは違ったやり方で表示される請求項1ない
    し4のいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 表示装置(21,22,23,24)上で各ユーザ(1,2
    ,3,4)に対応しているグラヒカル表現によってユーザを表示するための表示
    制御手段(10,11,12,13,14)を備えた遠隔会議システムであって
    、該表示制御手段は、仮想遠隔通信会議プロセスの間に行なわれる各種イベント
    に関して、ユーザにより実行されたシンボリック動作を示すようにされており、
    またこの会議システムは各ユーザに向けて他のユーザとその者の活動との表示を
    提供するためのものであり; 該表示制御手段(10,11,12,13,14,)が各ユーザの存在と活動と
    を各他のユーザに向けて、眺望を提供する相手のユーザの視点に従って選ばれた
    、シンボリックな位置と動きとにより表示するものであることを特徴とする会議
    システム。
  7. 【請求項7】 前記表示制御手段は、各ユーザ(1)について、各他のユー
    ザ(2,3,4)がすべてそのユーザ(1)の表示装置(21)の視野内部に入
    っているようにされて表示するようにしている請求項6記載の会議システム。
  8. 【請求項8】 前記シンボリックな動作は固定視野内部で行なわれるように
    選ばれる請求項7記載の会議システム。
  9. 【請求項9】 1人のユーザ(1)による施設にアクセスするための手段が
    他のユーザ(2,3,4)による眺望のために備えてあり、アクセスされた施設
    は眺めているユーザとアクセスしているユーザとに対して違ったやり方で現れる
    請求項6ないし8のいずれか1項記載の会議システム。
  10. 【請求項10】 前記表示制御手段(10,11,13,14)は現在遠隔
    通信会議に積極的に参加していないユーザ(3)を現在会議を眺めている者(2
    ,4)とは違ったやり方で表示するようにされている請求項6ないし9のいずれ
    か1項記載の会議システム。
  11. 【請求項11】 各ユーザ(1,2,3,4)と関係したクライアント手段
    (11,12,13,14)であって、ユーザの視点の少くとも一部分を生成す
    るためのものを含む請求項6ないし10のいずれか1項記載の会議システム。
  12. 【請求項12】 各ユーザ(1,2,3,4)によってアクセスできるサー
    バ手段(10)であって、ユーザの視点の少くとも一部分を生成するためのもの
    を含む請求項6ないし11のいずれか1項記載の会議システム。
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