JP2947108B2 - 協同作業インタフェース制御装置 - Google Patents

協同作業インタフェース制御装置

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JP2947108B2
JP2947108B2 JP7008790A JP879095A JP2947108B2 JP 2947108 B2 JP2947108 B2 JP 2947108B2 JP 7008790 A JP7008790 A JP 7008790A JP 879095 A JP879095 A JP 879095A JP 2947108 B2 JP2947108 B2 JP 2947108B2
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウィンドウ制御等によ
って複数端末の顔映像を同時に表示する機能と、複数端
末間での協同作業機能とを備えた多地点テレビ会議シス
テムにおいて、顔映像表示領域と協同作業映像領域を統
一的に管理し、会議テーブルを囲んだ感覚で複数端末間
同士で協同作業を行うことのできる協同作業インタフェ
ース制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の端末上で利用者同士が会議
等を行える多地点会議システムにおいて、会話と並行し
て、電子化された会議資料に対して各地点の会議参加者
が相互に参照および変更を行うことを可能とする協同作
業方式が知られている。協同作業方式については「マル
チメディア分散在席会議システムMERMAID」(電
子情報通信学会技術研究報告Vol.89,No.19
0,pp.25−30)(以下:引例1)に記載されて
いる。
【0003】一方、多地点会議システムにおいて、仮想
的な会議空間を想定し、仮想的な会議テーブルの映像と
それをとり囲む座席位置に他地点の顔映像を表示するこ
とによって仮想的な会議空間を表示することのできる方
式が特願平5−326676号「会議環境制御装置」
(以下:引例2)として知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の技
術では、仮想的な空間を想定して顔映像と協同作業映像
の表示を管理する手段がないため、利用者は会話を行う
場合も協同作業を行う場合にも対面会議と大きく異なる
環境で行う必要がある。また、引例2に示された方式に
よれば、顔映像の配置を仮想会議空間を想定して管理す
る手段によって、利用者は対面会議に近い感覚で会話を
行うことは可能であるが、協同作業手段を仮想会議空間
の要素として管理する手段がないため、協同作業を行う
場合には引例1と同等の手段を別途用いる必要があり、
対面会議と大きく異なる環境で協同作業を行う必要があ
る。このように、いずれの従来方式においても対面会議
と大きく異なる環境で協同作業を行う必要があり、テレ
ビ会議システムにおいて協同作業を行う場合に、利用者
に大きな違和感を抱かせるという問題点があった。本発
明の第1の目的は、多地点テレビ会議システムにおい
て、仮想会議空間を定義する機能と、仮想会議空間内の
任意の位置に仮想的な座席と仮想的な協同作業の場所を
設定し、表示装置上の顔映像の配置と協同作業手段映像
の配置をこの仮想空間を透視射影したものとし、利用者
に対面会議と差異の少ない顔映像および協同作業映像を
提示することによって、確実に違和感の少ない環境で協
同作業を行えるようにすることにある。
【0005】次に、協同作業手段では電子化された会議
資料を他会議参加者に受渡す場合や、操作権を移動した
りする場合に、会議参加者のいずれかの人を特定する操
作(以下:相手特定操作)が必要となることがある。従
来の技術によれば、協同作業手段の領域においてボタン
操作やメニュー操作で特定する相手に該当するものを選
択することによって前記相手特定操作を行う。しかしな
がら、顔映像と協同作業手段の操作とを関連づける手段
がないため、利用者が前記相手特定操作を行う場合に
は、各顔映像と前記ボタンやメニューの各項目との対応
付けを利用者が経験や他の情報に基づいて行わなければ
ならないという問題があった。本発明の第2の目的は、
利用者のポインティング操作の内容および端末画面上で
の顔映像領域と協同作業手段映像の位置関係および協同
作業手段の処理状態とを基にそのポインティング操作が
協同作業手段に関連した操作であるか否か判定し、その
結果に応じてポインティング操作の内容を異なる座標へ
のポインティング操作や協同作業領域に対するポインテ
ィング以外の入力情報へ変換することを可能とすること
にある。
【0006】さらに、協同作業手段では複数の人が一つ
のデータを対象とした操作を行うため、すべての利用者
が協同作業の状態を把握する手段が必要となる。従来技
術によれば、協同作業手段の状態は協同作業手段の映像
内の表示によって利用者に伝達されるだけであった。し
たがって、利用者が会話中で顔映像領域に着目している
ときには、協同作業手段の状態を知るために着目点を変
更する必要があった。本発明の第3の目的は、協同作業
手段の状態を検出し、その結果と画面上での映像配置情
報を基に、協同作業手段の状態を視覚的に表現するため
の演出映像を画面上の適切な位置に生成することによ
り、利用者が協同作業手段の映像に着目しなくても、常
に協同作業手段の状態を視覚的に知ることを可能とする
ことにある。
【0007】さらに次に、協同作業手段では該協同作業
手段の映像をどの端末の間で共有しているかということ
に関する共有状態の制御を行う必要がある。ここで、端
末Aと端末Bが協同作業領域Xを共有しているとは、協
同作業領域Xの映像が端末Aおよび端末B上に表示さ
れ、さらに端末Aと端末Bの利用者が協同作業領域Xに
対して操作可能な状態にあることを言う。従来技術によ
れば、共有状態の制御を行うためには協同作業手段に対
してキーボード入力やメニュー選択を手段とした明示的
なコマンド操作を行う必要がある。そのため、たとえ画
面上の映像配置によって仮想会議空間を演出している場
合にも、共有状態を制御しようとすると違和感を生じる
という問題点があった。本発明の第4の目的は、協同作
業領域を画面上で移動することによって共有状態を制御
することを可能とし、違和感なく共有状態の制御を行う
手段を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
映像と音声の入出力および表示画面上でのポインティン
グ操作が可能な端末側制御部と、3箇所以上の複数地点
に設置された端末側制御部相互の回線接続切換を制御す
る中央制御部と、前記中央制御部で、テレビ会議に使わ
れる電子化された会議資料に対して各地点の会議参加者
が相互に参照または変更等を行える協同作業領域を作成
する協同作業手段を備える協同作業インタフェース制御
装置において、前記中央制御部が、各端末に対応づけた
座席と会議テーブルと前記会議テーブル上の任意の場所
に配置される前記協同作業領域とからなる仮想会議室を
表現するために各座席と会議テーブルと協同作業領域の
仮想的な配置情報を管理する空間情報管理手段を備え、
前記端末側制御部が、前記配置情報に基づき前記会議テ
ーブルを表現するための会議テーブル映像を生成する会
議テーブル映像生成手段と、前記配置情報に基づき、前
記会議テーブル映像と前記協同作業領域の映像と前記各
座席に対応づけられた端末の映像の配置を制御する映像
配置制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】本発明の第2の発明は、第1の発明におい
て、前記中央制御部が、前記協同作業手段の処理状態を
検出する協同作業状態検出手段を備え、前記端末側制御
部が、利用者のポインティング操作の内容と端末画面上
での前記各座席の映像および前記協同作業領域の映像の
配置関係と前記協同作業検出手段で検出された協同作業
手段の処理状態とを基に前記ポインティング操作が協同
作業手段に関連した操作であるか否かを判定し、その結
果に応じて前記ポインティング操作の内容を異なる座標
へのポインティング操作や協同作業領域に対するポイン
ティング操作以外の入力情報に変換する操作入力管理手
段を備えることを特徴とする。
【0010】本発明の第3の発明は、第2の発明におい
て、前記端末側制御部が、前記映像配置制御手段から前
記各座席の映像と前記協同作業領域の映像の画面上での
配置情報と前記協同作業検出手段で検出された協同作業
手段の処理状態とに基づいた演出映像を作成し、前記協
同作業手段の処理状態を視覚的に表現する空間演出映像
生成手段を備えることを特徴とする。
【0011】本発明の第4の発明は、映像と音声の入出
力および表示画面上でのポインティング操作が可能な端
末側制御部と、3箇所以上の複数地点に設置された端末
側制御部相互の回線接続切換を制御する中央制御部と、
前記中央制御部で、テレビ会議に使われる電子化された
会議資料に対して各地点の会議参加者が相互に参照また
は変更等を行える協同作業領域を作成する協同作業手段
を備える協同作業インタフェース制御装置において、前
記中央制御部が、各端末に対応づけた座席と会議テーブ
ルと前記会議テーブル上の任意の場所に配置される前記
協同作業領域とからなる仮想会議室を表現するために各
座席と会議テーブルと協同作業領域の仮想的な配置情報
を管理する空間情報管理手段を備え、各端末に対応づけ
た会議空間を演出する座席や会議テーブルおよび前記会
議テーブル上の任意の場所に配置される前記協同作業領
域からなる仮想会議室を作成し、各座席と会議テーブル
と協同作業領域の仮想的な配置情報である仮想会議空間
情報を管理する空間情報管理手段と、前記仮想会議空間
情報に基づき前記複数の端末のうち、前記協同作業手段
の操作が行える端末を選択する情報である操作入力選択
信号と、前記選択された端末に関する情報である協同作
業映像分配制御信号を出力する共有状態制御手段と、前
記操作入力信号に基づき選択された端末だけが前記協同
作業手段に対して入力操作を行えるようにした操作入力
合成制御手段と、前記協同作業映像分配制御信号に基づ
き選択された端末だけに、前記協同作業手段の処理結果
を出力する協同作業映像分配制御手段とを備え、前記端
末側制御部が、前記配置情報に基づき前記会議テーブル
を表現するための会議テーブル映像を生成する会議テー
ブル映像生成手段と、前記配置情報に基づき、前記会議
テーブル映像と前記協同作業領域の映像と前記各座席に
対応づけられた端末の映像の配置を制御する映像配置制
御手段とを備えることを特徴とする。
【0012】本発明の第5の発明は、映像と音声の入出
力および表示画面上でのポインティング操作が可能な端
末側制御部と、3箇所以上の複数地点に設置された端末
側制御部相互の回線接続切換を制御する中央制御部と、
前記中央制御部で、テレビ会議に使われる電子化された
会議資料に対して各地点の会議参加者が相互に参照また
は変更等を行える協同作業領域を作成する協同作業手段
を備える協同作業インタフェース制御装置において、前
記中央制御部が、各端末に対応づけた座席と会議テーブ
ルと前記会議テーブル上の任意の場所に配置される前記
協同作業領域とからなる仮想会議室を表現するために各
座席と会議テーブルと協同作業領域の仮想的な配置情報
を管理する空間情報管理手段を備え、前記仮想会議空間
情報に基づき前記複数の端末のうち、前記協同作業手段
の操作が行える端末を選択する情報である操作入力選択
信号と前記選択された端末に関する情報である協同作業
映像分配制御信号を出力する共有状態制御手段と、前記
操作入力信号に基づき選択された端末だけが前記協同作
業手段に対して入力操作を行えるようにした操作入力合
成制御手段と、前記協同作業映像分配制御信号に基づき
選択された端末だけに、前記協同作業手段の処理結果を
出力する協同作業映像分配制御手段と、前記協同作業手
段の処理状態を検出する協同作業状態検出手段とを備
え、前記端末側制御部が、前記配置情報に基づき前記会
議テーブルを表現するための会議テーブル映像を生成す
る会議テーブル映像生成手段と、前記配置情報に基づ
き、前記会議テーブル映像と前記協同作業領域の映像と
前記各座席に対応づけられた端末の映像の配置を制御す
る映像配置制御手段と、会議参加者のポインティング操
作の内容および端末画面上での前記各座席の映像と前記
協同作業領域の映像の配置関係と前記協同作業検出手段
で検出された協同作業手段の処理状態とを基に前記ポイ
ンティング操作が協同作業手段に関連した操作であるか
否かを判定し、その結果に応じて前記ポインティング操
作の内容を異なる座標へのポインティング操作や協同作
業領域に対するポインティング操作以外の入力情報に変
換する操作入力管理手段と、前記映像配置制御手段から
前記各座席の映像と前記協同作業領域の映像の画面上で
の配置情報と、前記協同作業検出手段で検出された協同
作業手段の処理状態とに基づいた演出映像を作成し、前
記協同作業手段の処理状態を視覚的に表現する空間演出
映像生成手段と、前記映像配置手段から表示画面上の映
像と、前記会議テーブル映像生成手段から作成された会
議テーブルの情報と、前記協同作業映像分配手段から前
記協同作業手段の処理結果と、前記演出信号と、各端末
から送受される映像信号とを受け取り、表示画面上に表
示する映像を生成する映像合成手段とを備えることを特
徴とする。
【0013】
【作用】本発明では、協同作業手段への入力情報や協同
作業手段の出力映像の解析によって協同作業手段の処理
状態を検出する手段と、利用者が顔映像領域に対して行
ったポインティング操作を協同作業手段に対する端末指
定の入力情報に変換する手段とを備える。そのために、
画面全体の座標の管理と協同作業領域内の座標の管理を
一元的に行い、ポインタカーソルが協同作業領域外にあ
る場合にも、協同作業の状態に応じてポインタ操作を協
同作業機能への入力とすることを可能とする。例えば、
協同作業において操作権の変更やデータの送信などを行
う際の相手端末の指定を行う場合に、表示装置上の顔映
像ウィンドウをポインティングすることによって、これ
を行うことが考えられる。
【0014】また、会議空間の映像配置情報と協同作業
手段の処理状態に関する情報を基に、協同作業手段の処
理状態を視覚的に表現する演出映像を生成する手段を備
えることによって、協同作業インタフェースにおいて効
果的に顔映像を用いることが可能となる。例えば、協同
作業状態検出手段によって協同作業手段での操作権の状
態を検出し、操作権を持つ端末の顔映像と協同作業領域
との間に仮想的な手の映像などを表示することで、操作
権を保持しているのが誰であるかを一見して判断できる
協同作業インタフェースを実現することができる。
【0015】また、本発明では、画面上での協同作業領
域の表示位置と各仮想座席映像の表示位置の位置関係に
よって協同作業手段の共有状態を制御する手段を備え、
利用者が画面上で協同作業領域の位置を変化させること
によって違和感なく協同作業領域の共有状態を制御する
ことを可能とする。例えば、協同作業領域を仮想テーブ
ルの中央に配置した場合には、全端末で協同作業領域を
共有し、端末Aと端末Bの仮想座席の間に配置した場合
には、端末Aと端末Bで共有することなどが考えられ
る。
【0016】これら手段を有することによって、協同作
業手段への操作入力、協同作業の状態確認、協同作業手
段の共有制御などにおいて仮想的な会議空間を利用者に
強く印象づけ、さらに、画面空間と独立した操作手段
(例えばキーボード)を用いる機会を削減することによ
って確実に違和感の少ない操作によって協同作業を行う
ことが可能となる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の構成を説明する構成図であ
る。本発明による協同作業インタフェース制御装置は、
多地点テレビ会議において各端末と接続して協同作業全
体を管理する中央制御部1、各端末において協同作業を
管理する端末側制御部2で構成される。
【0019】中央制御部1は、複数の端末からの入力信
号として、利用者の操作によって映像の配置が変更され
た場合に端末から送られる映像配置変更要求302と、
協同作業手段に対する入力として各端末から送信された
協同作業操作要求303とを受けとり、各端末上での映
像配置を制御するための映像配置指示301と、協同作
業の出力映像である協同作業映像304と、検出した協
同作業の状態を各端末に伝えるための協同作業状態情報
305とを各端末に送信する。
【0020】端末側制御部2は、映像配置指示301、
映像配置変更要求302、協同作業操作要求303、協
同作業映像304、協同作業状態情報305の各情報の
中の自端末の分を中央制御部1との間で送受する。また
これと並行して端末側制御部2は、他の複数の端末から
直接的あるいは間接的に送られた他端末顔映像信号31
0を受信する。ここで、他端末顔映像信号310は従来
の多地点テレビ会議システムのテレビ会議端末の映像入
出力機能およびテレビ会議制御装置の回線接続切換機能
によって、各端末の間で送受される信号である。
【0021】中央制御部1は、仮想的な会議空間として
各端末の顔映像に対応する座席や会議テーブルや会議テ
ーブル上の任意の場所に配置される協同作業領域の配置
を管理する空間情報管理手段11と、操作入力選択信号
102に基づいて協同作業操作要求303の中から協同
作業手段16に受け渡すべきものを分別し協同作業入力
104として合成する操作入力合成制御手段13と、協
同作業映像分配制御信号103に基づいて協同作業手段
16の出力する協同作業出力105を各端末への協同作
業映像304として分配する協同作業映像分配制御手段
14と、仮想会議空間情報101に基づいて操作入力選
択信号102および協同作業映像分配制御信号103を
生成する共有状態制御手段12と、協同作業入力104
を入力として作業を行いその結果を協同作業出力105
として出力する協同作業手段16と、協同作業入力10
4および協同作業出力105を基に協同作業手段16の
状態を検出し協同作業状態情報305として各端末に送
信する協同作業状態検出手段15とで構成される。
【0022】端末側制御部2は、端末上に表示すべき他
端末顔映像信号310と協同作業映像304と空間演出
映像203と会議テーブル映像信号206からなる複数
の映像入力信号を映像合成制御信号204に基づいて出
力映像信号205に合成する映像合成装置23と、出力
映像信号205を表示する映像表示装置26と、映像配
置指示301に基づいて表示装置上の顔映像や協同作業
映像や会議テーブル映像の映像配置を算出した結果を映
像合成制御信号204および映像配置情報202として
出力する映像配置制御手段22と、映像配置指示301
に基づいて会議テーブル映像信号206を生成する会議
テーブル映像生成手段27と、ポインティングなどによ
って画面上での利用者操作入力を行うための利用者操作
手段25と、映像配置情報202に基づいて操作入力信
号201から映像配置変更要求302および協同作業操
作要求303を抽出する操作入力管理手段21と、協同
作業状態情報305と映像配置情報202に基づいて空
間演出映像203を生成する空間演出映像生成手段24
とで構成される。
【0023】次に、協同作業手段を2つにした場合の中
央制御部1の別の実施例を説明する図が図9である。本
実施例では、新たな協同作業手段17を用いるために、
先に説明したものと同機能の共有状態制御手段12と操
作入力合成制御手段13と協同作業映像分配制御手段1
4と協同作業状態検出手段15が加わる。操作入力選択
信号1102、協同作業映像分配制御信号1103、協
同作業入力1104、協同作業出力1105の各信号の
意味するところは、図1に示した一実施例における操作
入力選択信号102、協同作業映像分配制御信号10
3、協同作業入力104、協同作業出力105の各信号
と同様である。
【0024】また、協同作業手段17に関する協同作業
映像1304および協同作業状態情報1305を新たに
各端末へ送信し、協同作業手段17への入力として協同
作業操作要求1303を端末から受けとる。端末側制御
部2では、新たに協同作業手段17の映像を表示するた
めに、映像合成装置23で合成する協同作業映像の数を
一つ増やす。これによって、協同作業手段17を新たに
用いることを可能とする。また、これと同様にしてさら
に新たな協同作業手段を増やすことも可能である。
【0025】次に、空間情報管理手段11、映像配置制
御手段22、映像合成装置23、会議テーブル映像生成
手段27の実施例について図1、図2、図3を用いて説
明する。
【0026】図2は特願平5−326676「会議環境
制御装置」において詳細に示されている方式の一部を説
明するものである。特願平5−326676では、図2
(a)に図示したように仮想座席503、仮想テーブル
504を配置した仮想会議空間を定義し、さらに各仮想
座席からの仮想視線502と仮想視野501を管理す
る。この例では端末A,B,C,D,E,Fがそれぞれ
図2(a)のA,B,C,D,E,Fの各仮想座席につ
いたものとする。図2(b)は仮想会議空間が図2
(a)の状態にある時に、端末Aの画面上に表示される
映像の例を示している。画面上には、端末Aの仮想視野
501の範囲にある仮想座席C,D,Eの映像すなわち
端末C,D,Eの顔映像505,506,507が仮想
空間を斜視投影した位置および大きさで表示されてい
る。透視射影は仮想視線502と仮想視野501をパラ
メータとして行う。ここで、仮想視線502は、仮想会
議空間において各座席からの仮想的な視線方向と視線距
離(視線距離とは相手がどの程度の大きさで見えるかを
示す数値である)を表す情報であり、仮想視野501は
仮想視線502の方向を中心とした仮想的な視野の広が
りを示す情報である。他の端末についても同様にそれぞ
れの仮想視野に含まれる端末の顔映像が、仮想会議空間
を表示画面に透視射影した位置に表示される。また、顔
映像とは、多地点会議システムにおいて各地点の会議参
加者の顔の様子を伝える映像のことである。
【0027】本発明では、協同作業手段をも仮想会議空
間の要素として管理し、さらに端末において仮想会議空
間の状態に合わせた表示を行うための処理を行う。その
一実施例を図3に示す。図3(a)は図2(a)に仮想
協同作業領域509を要素として追加したものである。
図3(a)には仮想視野501および仮想視線502は
示していないが、本実施例においても図2(a)と同様
に仮想視野501および仮想視線502を仮想会議空間
の要素として管理する。また、図3(b)は仮想会議空
間が図3(a)の状態にある時に、端末Aの画面上仮想
テーブル映像508および協同作業映像510が表示さ
れる様子を例示している。
【0028】また、本発明の協同作業インタフェース制
御装置は、端末の画面上に複数地点の顔映像を表示する
機能と、その表示位置を制御する機能とを備えた多地点
会議システムにおいて用いることができるが、特に引例
2に示された方式のように、顔映像の配置を管理するこ
とによって仮想的な会議空間を表現する機能を備えた多
地点会議システムにおいて、効率的に用いることが可能
である。
【0029】まず、空間情報管理手段11では図3
(a)の仮想会議空間を管理するために、図2(a)で
示した従来技術による仮想会議空間の管理に加えて、仮
想会議空間内での仮想協同作業領域509の位置情報
(例えば仮想協同作業領域509の各頂点の仮想会議空
間における座標値)と、仮想テーブル504の位置情報
(例えば、仮想テーブル504の仮想会議空間における
中心座標値と半径)をも管理する。そして、映像配置変
更要求302によって仮想会議空間の状態に変化を生じ
た場合には、変化後の仮想会議空間の情報を各端末の会
議テーブル映像生成手段27および映像配置制御手段2
2に映像配置指示301として送出する。映像配置指示
301の内容は、仮想会議空間の要素である仮想視野5
01と仮想視線502と仮想テーブル504と仮想座席
503と、仮想テーブル504と仮想協同作業領域50
9の仮想会議空間における位置情報である。
【0030】会議テーブル映像生成手段27では映像配
置指示301に含まれる仮想テーブル504の仮想会議
空間における位置情報を仮想視野501と仮想視線50
2をパラメータとして透視射影変換することで画面に表
示する仮想テーブル映像508の形状を算出して仮想テ
ーブル映像508を表示するための会議テーブル映像信
号206を映像合成装置23に送信する。
【0031】また、映像配置制御手段22では映像配置
指示301に含まれる顔映像505,506,507や
協同作業領域510の仮想会議空間での位置情報を、仮
想視野501と仮想視線502をパラメータとして透視
射影変換することで画面上での座標を決定し、映像合成
装置23の制御形式に合わせた映像合成制御信号204
(例えば各映像を表示すべきウィンドウの画面上での座
標値を含む信号)として送信する。
【0032】映像合成装置23は、映像信号204にし
たがって、空間演出映像203と会議テーブル映像信号
206と協同作業領域304と他端末顔映像信号310
とを画像合成し、出力映像信号205を生成する。画像
合成の方式には例えばマルチウィンドウ方式等を用いる
ことができる。
【0033】映像合成装置23は該映像合成信号204
にしたがって、例えばマルチウィンドウ方式によって画
像合成処理を行う。
【0034】このように、本実施例では仮想座席50
3、仮想視線502、仮想視野501、仮想協同作業領
域509、仮想テーブル504を要素とする仮想会議空
間を想定した処理を行うことによって、多地点の参加者
があたかも一つの会議テーブルを囲んでいる感覚で、会
話と協同作業を行うための映像表示を可能とする。
【0035】次に、共有状態制御手段12、操作入力合
成制御手段13、協同作業映像分配制御手段14におけ
る処理について図1、図4、図5を用いて説明する。
【0036】利用者が利用者操作手段25を用いて画面
上で協同作業領域の位置を変更すると、各端末から映像
配置変更要求302が空間情報管理手段11に対して送
信され、空間情報管理手段11では仮想会議空間情報を
更新した後その内容を仮想会議空間情報101として共
有状態制御手段12に送信する。ここで仮想会議空間情
報101は前述した映像配置指示301と同様の内容で
ある。共有状態制御手段12では、仮想会議空間情報1
01に含まれる仮想協同作業領域509と仮想座席と仮
想テーブル504の位置情報から協同作業手段を共有す
べき端末の集合を算出し、操作入力選択信号102およ
び協同作業映像分配制御信号103を送信する。ここ
で、操作入力選択信号102は、操作入力合成制御手段
13が複数の端末からの信号である協同作業操作要求3
03の中で共有端末の集合に含まれる端末から送られた
ものだけを選択かつ合成して協同作業入力104とする
信号であり、また、協同作業映像分配制御信号103
は、協同作業映像分配制御手段14が協同作業出力10
5を共有端末の集合に含まれる端末に対してのみ分配送
信する信号である。
【0037】次に、共有状態制御手段12において共有
すべき端末の集合を算出する方式(以下、共有端末の算
出方式と呼ぶ)の第1の実施例を図4を用いて説明す
る。
【0038】第1の実施例では、仮想協同作業領域50
9の中心位置と各仮想座席A,B,C,D,E,Fの中
心位置との距離を計算し、例えば仮想協同作業領域50
9に最も近い仮想座席の距離をLとした時、距離がL+
1未満の仮想座席に対応する端末をして共有端末とする
(算出方式1とする)ことが考えられる。図4(a)と
(b)の各状態で算出方式1を用いたとすると、(a)
ではA,B,C,D,E,Fのすべての端末が共有端末
の集合に含まれ、(b)ではC,Dの2つの端末が共有
端末の集合に含まれる。
【0039】次に、共有端末の算出方式の別の例を図5
を用いて説明する。この例では、共有状態制御手段12
は図5(a)に示すように仮想テーブル504を各仮想
座席すなわち各端末と対応した領域A,B,C,D,
E,Fの6つの部分領域に分割して管理する。そして、
部分領域のうちで仮想協同作業領域509の全体あるい
は一部分と重なっているものと対応する端末を共有端末
とする(算出方式2とする)。図5(b)の状態では仮
想協同作業領域509はすべての部分領域と重なってい
るのでA,B,C,D,E,Fのすべての端末が共有端
末の集合に含まれ、図5(c)の状態では、領域C,
D,Eが仮想協同作業領域509と重なっているので端
末C,D,Eの3つの端末が共有端末の集合に含まれ
る。以上で説明した算出方式1および算出方式2以外の
算出方式でも、仮想協同作業領域509と仮想座席との
位置関係を基に共有端末の集合を算出可能な方式であれ
ば用いることができる。
【0040】次に、協同作業手段16および協同作業状
態検出手段15について詳細に説明する。協同作業手段
16は、何らかの電気信号(例えば計算機におけるキー
ボードやマウスからの入力信号)を協同作業入力104
として入力し、それに伴う処理を行った結果あるいは処
理過程の様子を映像信号であるところの協同作業出力1
05(例えば計算機におけるディスプレイ出力信号)と
して出力する機能を備えたものであればよい。第1の実
施例としては、計算機とその上で動作するアプリケーシ
ョンプログラム(処理結果の一部あるいはすべての処理
結果が映像として表示されるもの)の組合せによるもの
がある。
【0041】協同作業状態検出手段15は、協同作業入
力104と協同作業出力105を入力とし協同作業手段
16の状態を検出し、その結果を協同作業状態情報30
5として各端末に送信する。ここで検出する協同作業手
段16の状態とは、その時点で協同作業の操作権がどの
端末にあるかということや、その時点で協同作業手段1
6が協同作業入力104としてどのような種類の入力を
受け付けることができるか(例えば、画面上のYという
ボタンを選択できるか否か)ということなどである。
【0042】協同作業状態検出手段15の第1の一実施
例は、過去の協同作業入力104をすべて蓄積し、協同
作業状態検出手段15の内部で蓄積した協同作業入力1
04の情報を解析することによって協同作業手段16の
状態を推定する方式である。例えば、協同作業入力10
4の内容とそれに対する協同作業手段16の処理内容が
既知であれば、協同作業状態検出手段15の内部で協同
作業手段16の処理をシミュレーションし、任意の時点
での協同作業手段16の状態を同定することができる。
【0043】協同作業状態検出手段15の第2の一実施
例は、協同作業手段16の出力である協同作業出力10
5を解析し、出力映像の特徴点を見い出すことによって
協同作業手段16の状態を検出する方式である。例え
ば、画面の中央に「終了」というボタンが表示された場
合には協同作業手段16は常に終了待ち状態であるとい
うことが予めわかっていれば、「終了」というボタンの
存在を検査することによって協同作業手段16が終了待
ち状態であるか否かを判定できる。
【0044】また、第3の一実施例としては、第1の一
実施例による方式と第2の一実施例による方式を組み合
わせたものが考えられる。これらの方式を用いることに
よって、例えば「協同作業手段が相手特定操作の入力待
ち状態であること」(以下、相手特定操作待ち状態と呼
ぶ)を検出することが可能となる。また、本発明による
協同作業インタフェース制御装置における処理を考慮し
て協同作業手段16を構築する場合には、協同作業状態
検出手段15の機能を協同作業手段16に組み込むこと
も可能である。
【0045】次に、操作入力管理手段21について詳細
に説明する。操作入力管理手段21では、利用者が利用
者操作手段25を用いて行うポインティング操作によっ
て発生する操作入力信号201と映像配置情報202と
協同作業状態情報305を基に利用者操作が協同作業手
段に関連した操作であるか否かを判定し、関連ある場合
にはその時点の協同作業手段の状態に応じて操作入力信
号201の内容を異なる座標へのポインティング操作や
ポインティング以外の協同作業領域に対する入力情報へ
変換する。
【0046】操作入力管理手段21の一実施例は、協同
作業状態情報305から協同作業手段15が前述した相
手特定操作待ち状態であるかを判定し、相手特定操作待
ち状態であってなおかつ操作入力信号201のポインテ
ィング対象が顔映像領域である場合に、操作入力信号2
01を協同作業手段と関連した相手特定操作であると見
なす方式である。この場合、その操作入力信号201を
協同作業手段において実際に相手特定操作を行うための
ボタン操作やメニュー操作に変換し協同作業操作要求3
03として送出する。
【0047】操作入力管理手段の別の一実施例は、協同
作業状態情報305から協同作業手段の操作権が他の利
用者にあると判明した場合には、たとえ操作入力信号2
01が協同作業手段の映像上をポインティングしている
としても、協同作業とは関連はないと見なすことができ
る。
【0048】操作入力手段のまた別の一実施例は、中央
制御部1が図9に示す構造であって例えば協同作業手段
Aと協同作業手段Bが提供されているとすると、操作入
力信号201に基づく判定で、利用者の操作が協同作業
領域Aを始点とし協同作業領域Bを終点としたドラッグ
操作であるとわかり、なおかつ協同作業状態情報305
に基づく判定で該利用者が協同作業領域AおよびBの双
方の操作権を保持しているとわかった場合に、該操作入
力信号201は協同作業領域Aから協同作業領域Bへの
データ転送を意図したものであり協同作業領域AとBの
双方に関連のある操作であると見なす方式である。この
場合には、該操作入力信号201は協同作業領域Aに対
するデータ送信操作と協同作業領域Bに対するデータ受
信操作に変換する。
【0049】次に、空間演出映像生成手段24において
行う処理について図1、図6、図7、図8を用いて詳細
に説明する。まず図1において、空間演出映像生成手段
24は、協同作業状態情報305を基に協同作業手段1
6の状態を判断し、その状態に応じた内容の演出映像を
空間演出映像203として生成する。また、空間演出映
像511の表示位置は映像配置情報202に含まれる各
領域の配置情報を基に空間演出映像生成手段24が決定
する。図6に空間演出映像の第1の一実施例として協同
作業手段の操作権の状態を演出する空間演出映像511
を示す。図6は仮想的な手を表現した空間演出映像51
1を端末Eの顔画像領域から協同作業領域へ向けて表示
することによって操作権を端末Eが保持していることを
演出したものである。この例では、協同操作用のカーソ
ル512は空間演出映像511とは別に表示される。
【0050】図7は空間演出映像の第2の一実施例であ
り、図6と同様に仮想的な手を表現した空間演出映像5
13を端末Eの顔画像領域から協同作業領域へ向けて表
示することによって操作権を端末Eが保持していること
を演出したものである。この例では、利用者の操作入力
に応じて空間演出映像513を状態1から状態2,状態
3のように変化させることによって、空間演出映像にカ
ーソルとしての機能も持たせている。
【0051】さらに、図8は空間演出映像の第3の一実
施例であり、共有端末の算出に算出方式2を用いた場合
に図8(a)で示す仮想会議空間での部分領域A,B,
C,D,E,Fの区分を、図8(b)で示した実際の画
面表示の中で容易に判断できるように仮想テーブル映像
508の上に部分領域の区分を示す空間演出映像514
を表示したものである。この例では、図8(b)におけ
る協同作業領域509を見ることによって、協同作業手
段が端末Dと端末Eによって共有されていることが容易
に判断できる。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、顔映像と協
同作業映像の映像配置を管理するための空間情報管理手
段および映像配置制御手段と、協同作業手段の処理状態
を検出するための協同作業状態検出手段と、協同作業手
段が利用者からの入力として端末の別を指定する情報を
待っている状態であることを検出した場合に利用者が顔
映像領域に対して行ったポインティング操作を協同作業
手段に対する端末指定の入力情報に変換する操作入力管
理手段を備えることによって、ポインタカーソルが協同
作業領域外にある場合にも、協同作業の状態に応じてポ
インタ操作を協同作業機能への入力とすることを可能と
する。
【0053】さらに、顔映像領域と協同作業映像領域の
位置関係を利用した演出映像を生成する空間演出映像生
成手段を備えることで、協同作業手段内部の状態を視覚
的に表現することを可能とする。例えば協同作業におけ
る操作権を持つ端末の顔映像と協同作業領域との間に仮
想的な手の映像などを表示するなど、協同作業インタフ
ェースにおいて効果的に顔映像を用いることなどが可能
となる。
【0054】また、空間情報管理手段と共有状態制御手
段を備え、画面上での協同作業領域の表示位置と各仮想
座席映像の表示位置の位置関係によって協同作業手段の
共有状態を制御することにより、利用者が画面上で協同
作業領域の位置を変化させることによって違和感なく協
同作業領域の共有状態を制御することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の協同作業インタフェース制御装置の構
成の一実施例を示す図。
【図2】引例2において示された会議環境制御方式の説
明図。
【図3】本発明における仮想会議空間の管理と画面表示
の例を示す説明図。
【図4】本発明の空間情報管理手段における共有端末の
算出方式の一例を示す図。
【図5】本発明の空間情報管理手段における共有端末の
算出方式の別の一例を示す図。
【図6】本発明の空間演出映像の一例を示す図。
【図7】本発明の空間演出映像の別の一例を示す図。
【図8】本発明の空間演出映像の更に別の一例を示す
図。
【図9】本発明の中央制御部の別の一実施例を示すブロ
ック図。
【符号の説明】
1 中央制御装置 2 端末側制御装置 11 空間情報管理手段 12 共有状態制御手段 13 操作入力合成制御手段 14 協同作業映像分配制御手段 15 協同作業状態検出手段 16 協同作業手段 17 協同作業手段 21 操作入力管理手段 22 映像配置制御手段 23 映像合成装置 24 空間演出映像生成手段 25 利用者操作手段 26 映像表示装置 27 会議テーブル映像生成手段 101 仮想会議空間情報 102 操作入力選択信号 103 協同作業映像分配制御信号 104 協同作業入力 105 協同作業出力 201 操作入力信号 202 映像配置情報 203 空間演出映像 204 映像合成制御信号 205 出力映像信号 206 会議テーブル映像信号 301 映像配置指示 302 映像配置変更要求 303 協同作業操作要求 304 協同作業映像 305 協同作業状態情報 310 他端末顔映像信号 501 仮想視野 502 仮想視線 503 仮想座席 504 仮想テーブル 505 端末Cの顔映像 506 端末Dの顔映像 507 端末Eの顔映像 508 仮想テーブル映像 509 仮想協同作業領域 510 協同作業映像 511 空間演出映像 512 カーソル 513 空間演出映像 514 空間演出映像 1102 操作入力選択信号 1103 協同作業映像分配制御信号 1104 協同作業入力 1105 協同作業出力 1303 協同作業操作要求 1304 協同作業映像 1305 協同作業状態情報

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像と音声の入出力および表示画面上での
    ポインティング操作が可能な端末側制御部と、3箇所以
    上の複数地点に設置された端末側制御部相互の回線接続
    切換を制御する中央制御部と、前記中央制御部で、テレ
    ビ会議に使われる電子化された会議資料に対して各地点
    の会議参加者が相互に参照または変更等を行える協同作
    業領域を作成する協同作業手段を備える協同作業インタ
    フェース制御装置において、 前記中央制御部が、各端末に対応づけた座席と会議テー
    ブルと前記会議テーブル上の任意の場所に配置される前
    記協同作業領域とからなる仮想会議室を表現するために
    各座席と会議テーブルと協同作業領域の仮想的な配置情
    報を管理する空間情報管理手段を備え、 前記端末側制御部が、前記配置情報に基づき前記会議テ
    ーブルを表現するための会議テーブル映像を生成する会
    議テーブル映像生成手段と、前記配置情報に基づき、前
    記会議テーブル映像と前記協同作業領域の映像と前記各
    座席に対応づけられた端末の映像の配置を制御する映像
    配置制御手段とを備え、 さらに、 前記中央制御部が、前記協同作業手段の処理状
    態を検出する協同作業状態検出手段を備え、 前記端末側制御部が、利用者のポインティング操作の内
    容と端末画面上での前記各座席の映像および前記協同作
    業領域の映像の配置関係と前記協同作業検出手段で検出
    された協同作業手段の処理状態とを基に前記ポインティ
    ング操作が協同作業手段に関連した操作であるか否かを
    判定し、その結果に応じて前記ポインティング操作の内
    容を異なる座標へのポインティング操作や協同作業領域
    に対するポインティング操作以外の入力情報に変換する
    操作入力管理手段を備えることを特徴とする協同作業イ
    ンタフェース制御装置。
  2. 【請求項2】前記端末側制御部が、前記映像配置制御手
    段から前記各座席の映像と前記協同作業領域の映像の画
    面上での配置情報と前記協同作業検出手段で検出された
    協同作業手段の処理状態とに基づいた演出映像を作成
    し、前記協同作業手段の処理状態を視覚的に表現する空
    間演出映像生成手段を備えることを特徴とする請求項
    に記載の協同作業インタフェース制御装置。
  3. 【請求項3】映像と音声の入出力および表示画面上での
    ポインティング操作が可能な端末側制御部と、3箇所以
    上の複数地点に設置された端末側制御部相互の回線接続
    切換を制御する中央制御部と、前記中央制御部で、テレ
    ビ会議に使われる電子化された会議資料に対して各地点
    の会議参加者が相互に参照または変更等を行える協同作
    業領域を作成する協同作業手段を備える協同作業インタ
    フェース制御装置において、 前記中央制御部が、各端末に対応づけた座席と会議テー
    ブルと前記会議テーブル上の任意の場所に配置される前
    記協同作業領域とからなる仮想会議室を表現するために
    各座席と会議テーブルと協同作業領域の仮想的な配置情
    報を管理する空間情報管理手段を備え、各端末に対応づ
    けた会議空間を演出する座席や会議テーブルおよび前記
    会議テーブル上の任意の場所に配置される前記協同作業
    領域からなる仮想会議室を作成し、各座席と会議テーブ
    ルと協同作業領域の仮想的な配置情報である仮想会議空
    間情報を管理する空間情報管理手段と、前記仮想会議空
    間情報に基づき前記複数の端末のうち、前記協同作業手
    段の操作が行える端末を選択する情報である操作入力選
    択信号と、前記選択された端末に関する情報である協同
    作業映像分配制御信号を出力する共有状態制御手段と、
    前記操作入力信号に基づき選択された端末だけが前記協
    同作業手段に対して入力操作を行えるようにした操作入
    力合成制御手段と、前記協同作業映像分配制御信号に基
    づき選択された端末だけに、前記協同作業手段の処理結
    果を出力する協同作業映像分配制御手段とを備え、前記
    端末側制御部が、前記配置情報に基づき前記会議テーブ
    ルを表現するための会議テーブル映像を生成する会議テ
    ーブル映像生成手段と、前記配置情報に基づき、前記会
    議テーブル映像と前記協同作業領域の映像と前記各座席
    に対応づけられた端末の映像の配置を制御する映像配置
    制御手段とを備えることを特徴とする協同作業インタフ
    ェース制御装置。
  4. 【請求項4】映像と音声の入出力および表示画面上での
    ポインティング操作が可能な端末側制御部と、3箇所以
    上の複数地点に設置された端末側制御部相互の回線接続
    切換を制御する中央制御部と、前記中央制御部で、テレ
    ビ会議に使われる電子化された会議資料に対して各地点
    の会議参加者が相互に参照または変更等を行える協同作
    業領域を作成する協同作業手段を備える協同作業インタ
    フェース制御装置において、 前記中央制御部が、各端末に対応づけた座席と会議テー
    ブルと前記会議テーブル上の任意の場所に配置される前
    記協同作業領域とからなる仮想会議室を表現するために
    各座席と会議テーブルと協同作業領域の仮想的な配置情
    報を管理する空間情報管理手段を備え、前記仮想会議空
    間情報に基づき前記複数の端末のうち、前記協同作業手
    段の操作が行える端末を選択する情報である操作入力選
    択信号と前記選択された端末に関する情報である協同作
    業映像分配制御信号を出力する共有状態制御手段と、前
    記操作入力信号に基づき選択された端末だけが前記協同
    作業手段に対して入力操作を行えるようにした操作入力
    合成制御手段と、前記協同作業映像分配制御信号に基づ
    き選択された端末だけに、前記協同作業手段の処理結果
    を出力する協同作業映像分配制御手段と、前記協同作業
    手段の処理状態を検出する協同作業状態検出手段とを備
    え、 前記端末側制御部が、前記配置情報に基づき前記会議テ
    ーブルを表現するための会議テーブル映像を生成する会
    議テーブル映像生成手段と、前記配置情報に基づき、前
    記会議テーブル映像と前記協同作業領域の映像と前記各
    座席に対応づけられた端末の映像の配置を制御する映像
    配置制御手段と、会議参加者のポインティング操作の内
    容および端末画面上での前記各座席の映像と前記協同作
    業領域の映像の配置関係と前記協同作業検出手段で検出
    された協同作業手段の処理状態とを基に前記ポインティ
    ング操作が協同作業手段に関連した操作であるか否かを
    判定し、その結果に応じて前記ポインティング操作の内
    容を異なる座標へのポインティング操作や協同作業領域
    に対するポインティング操作以外の入力情報に変換する
    操作入力管理手段と、前記映像配置制御手段から前記各
    座席の映像と前記協同作業領域の映像の画面上での配置
    情報と、前記協同作業検出手段で検出された協同作業手
    段の処理状態とに基づいた演出映像を作成し、前記協同
    作業手段の処理状態を視覚的に表現する空間演出映像生
    成手段と、前記映像配置手段から表示画面上の映像と、
    前記会議テーブル映像生成手段から作成された会議テー
    ブルの情報と、前記協同作業映像分配手段から前記協同
    作業手段の処理結果と、前記演出信号と、各端末から送
    受される映像信号とを受け取り、表示画面上に表示する
    映像を生成する映像合成手段とを備えることを特徴とす
    る協同作業インタフェース制御装置。
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