JP2001526456A - 電気毛布および類似品に関する改良 - Google Patents

電気毛布および類似品に関する改良

Info

Publication number
JP2001526456A
JP2001526456A JP2000524959A JP2000524959A JP2001526456A JP 2001526456 A JP2001526456 A JP 2001526456A JP 2000524959 A JP2000524959 A JP 2000524959A JP 2000524959 A JP2000524959 A JP 2000524959A JP 2001526456 A JP2001526456 A JP 2001526456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
layer
heating
element according
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000524959A
Other languages
English (en)
Inventor
ジェラード、グラハム
Original Assignee
ウインターワーム リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=10823218&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2001526456(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ウインターワーム リミテッド filed Critical ウインターワーム リミテッド
Publication of JP2001526456A publication Critical patent/JP2001526456A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/40Heating elements having the shape of rods or tubes
    • H05B3/54Heating elements having the shape of rods or tubes flexible
    • H05B3/56Heating cables
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2203/00Aspects relating to Ohmic resistive heating covered by group H05B3/00
    • H05B2203/019Heaters using heating elements having a negative temperature coefficient

Landscapes

  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明では、電気毛布に2本の導線がありその導線の間に融解層があり、この融解層にはその抵抗に関して「負の温度係数(NTC)」の特性があるものとする。これらの導線に制御回路が接続され、オーバーヒート状態になると、融解層が実際に融解を起こす前に、NTC層により導線の間に漏れ電流が流れて、導線に対する電源の供給が停止され、(毛布のその後の利用可能性を破壊する)融解層の融解が回避され、毛布は再び使うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、この文書で「電気毛布(毛布)」と呼んでいるものに関連するもので
ある。大部分のケースでこのような呼び方が適切であるものの、実際には、この
ような製品が、すべて「毛布」として使用されるわけではないので、「シート式
加熱素材」とでもした方がより包括的であろう。 しかしながら、このようなシート素材には、すべて加熱用電気装置が組み込ま
れ、そのほとんどの用途が「電気毛布」であると考えられることから、この文書
では、表現の簡略化のために、この名称のみを採用する。 しかしながら、本発明は、パッドや温熱シートなど、他の「シート式加熱素材
」にも適用できることを指摘しておく。
【0002】 いずれにせよ、本発明は、より特定的に「電気毛布」の加熱素子を対象とした
ものである。
【0003】 (背景技術) 従来型の電気毛布には、長い管状の加熱素子が組込まれており、その構造は、
中核部の周囲に最初(または内側)の電熱線(抵抗発熱導線)が巻かれ、その上をプ
ラスチック(例えばポリセン)の融解チューブ層が覆って、さらにこの溶融チュー
ブ層の上に第2番目(または外側)の電熱線が巻かれ、それが最外部のカバーチュ ーブに納められるというものである。 このように、「融解チューブ」が、電熱線の間で融解層を形成している。
【0004】 加熱素子の一方の終端で、電熱線は交流電源に接続されるか接続用装置に導か
れ、もう一方の終端で、電熱線は例えばダイオードなどの整流器に接続され、ひ
とつの交流タイプの半周期のみが電熱線を通される。 ふつう電源の正の半周期のみが電熱線に流される。
【0005】 プラスチックのチューブは、毛布の加熱素子がオーバーヒートすると、プラス
チックが融解してこれを阻止する役割があるため、「融解チューブ」と呼ばれる
。この融解によって、それが最初の終端で発生した場合には電熱線の間でショー
トが起こるか、あるいは負の半周期の電流が電熱線を流れるかし、いずれの場合
も、このような状態が検出されて電源が切られる。
【0006】 従来型の電気毛布には短所もあるが、実質的にはすべての電気毛布が、このよ
うな構造になっている。短所のひとつとして、融解が検出された段階で、加熱素
子は修理不能な状態になっており、それ以上は使用できず、せっかくの毛布がま
ったく無駄になってしまうことがあげられる。
【0007】 そこで、オーバーヒート状態が検出されたら電源を制御して毛布の致命的ダメ
ージを防止する、さまざまな試みが行われてきた。 そのひとつとして、3番目の導線(例えば「ティンセル」と呼ばれるタイプ)を 使用する方法がある。この方法では、3番目の導線を中核に組込み、隣にある内 側の電熱線との間に、特別な薬剤を添加したPVCの層をおき、これが内側と第3番
目の電熱線との間の電気抵抗層となる。この薬剤添加PVCの電気抵抗と温度との 間には、「負の温度係数(NTC)」、つまり、温度が上昇すると電気抵抗が下がる 特性がある。 この温度係数はきわめて高く、中核と内側の導線との間の抵抗は、室温ではメ
ガオームのレベルであるのに例えば70℃では数百オームにまで下がる。 このような3番目の導線を組込んだ電気毛布では、このNTC特性を利用して、オ
ーバーヒートによる抵抗の変化を電子的な方法で検出し、融解が起こる前に電源
を調節するなどして、致命的なダメージを防ぐことができる。 このような調整システムは、ユーザーが選んだ快適レベルを維持する目的にも
利用できる。
【0008】 この「3線システム」には、欠点もある。 そのひとつとして、第3番目の導線とNTC材料の追加により、加熱装置、つまり
毛布全体が、ぶ厚くなり、柔軟性が低くなり、当然ながら価格も高くなる傾向が
生じることがあげられる。 さらに、「3線システム」の毛布も、「2線システム」の毛布と同じように、3 線式調整システムが故障した場合には、融解モードで正しく機能する必要がある
【0009】 2線式の加熱素子に、既知のNTC層を使う場合でも、加熱素子の全使用範囲にわ
たって均一な特性を維持することは困難であり、そのためにキャリブレーション
コントロールが必要となり、これにはかなりに費用と時間を要する。
【0010】 加熱用製品(毛布)は、通常さまざまなサイズで販売されるので、各製品には異
なった長さの加熱素子が使われ、制御ユニットに送り返されるNTC値は、各製品 で異なり、各製品ごとのキャリブレーションが必要となる。
【0011】 もうひとつのアプローチが、PTC(正の温度係数)による方法である。これはア メリカ式システムであり、カーボン含浸ポリマーに2つの平行な母線から電流を 加えて自己調整素子を形成させるものである。 これは理論的には、良好なシステムであるが、高価で、製造が困難で、サイズ
が大きく、製品全体のサイズも大きくなるという欠点のほか、(アメリカの110ボ
ルトに対して)240ボルトあたりの欧州の電圧では故障しやすいという問題もある
【0012】 さらに、高い温度レベルを検出するためのバイメタル金属片を組込む方法も知
られているが、これは、装着が常に困難であるほか、製品の費用とサイズが大き
くなるという問題がある。
【0013】 本発明は、3線タイプではなく、2線タイプ(そのうちのひとつだけが加熱手段 で必要な)電気毛布を対象としており、オーバーヒート状態の検出の結果として 加熱素子つまり毛布の破壊がもたらされず、毛布が再び使用できるというもので
ある。
【0014】 (発明の開示) 本発明に従って、電気毛布のために延長された加熱素子が使われ、これは、毛
布を加熱し素子を延長する第1番目の導線、素子の長さを伸ばす第2番目の導線、
NTCを提示するために選択され、設計されあるいは形成された1番目と2番目の導 線の間の融解層、さらに融解層における抵抗の変化を検出して、融解層の破壊防
止のために毛布加熱用の導線に対する電源調節の手段を提供する電子制御装置か
ら構成される。
【0015】 まず最初に優先される形態では、2番目の導線も、加熱用の導線として使われ 、両方の導線が電熱線として機能できる。
【0016】 もうひとつの形態では、2番目の導線は、毛布の温度が予め設定された値を超 えた場合に電流パスを提供する検出または感知用の導線として使われる。 そして特に、感知用の導線に正の温度係数(PTC)特性を持たせ、温度が上昇す ると抵抗が増加するようにし、これを電子制御装置が利用して電熱線への電源調
整を行う。
【0017】 この感知用の導線は、またNTC層を通る電流パスも提供し、この層が温度超過 の状態を示している場合には、電熱線への電源を切ることを要求できる。
【0018】 ここで望ましいことは、融解層がNTCおよび融解の特性を有し、それがIEC規制
などの現行規定が要求する安全テストを毛布が合格するのに十分なだけ低い(通 常120-130℃)ことである。 これに関連しては、現在の薬剤添加PVCの融解ポイントは十分に低くない。 しかしながらよりソフトに改質されたPVCは適合している。ひとつの例をあげ ると、Stantonin Antimonyを重量で20%添加したソフトPVCは、適合している。
【0019】 融解層に小さなNTC特性を有するようにし、電子装置に、融解が実際に起こる 前に融解層でのごく微小な抵抗の変化を検出させることもできる。
【0020】 ふつう、ここで説明したような3線式の毛布では、電子装置がシンプルなため 、このような保護機能を十分に作動させるには、大きなNTC特性が要求されるの だが、融解用として使えるようなプラスチック素材に大きなNTC特性を持たせる には、薬剤添加をかなり行う必要があるが、そうすると融解素材としての機能が
失われてしまう。そのために、この3線式の構造が考案された。
【0021】 本発明では、低い温度で融解する特性を有する融解層が、NTC層としても機能 するため、3番目の導線は必要なく、実際に、小さな融解層を使えるので、電気 装置を、より薄くがさばらないものにできる。 本発明は、人間や動物のための外側の暖房用具として使う、いわゆる「外掛け
」毛布には、特に有利なものである。
【0022】 融解とNTCの特性は、単一素材の使用または設計から獲得するか、あるいはそ の代わりに、それぞれの特性を、ポリセンまたは橋かけ結合ポリエチレンを使っ
て獲得し、薬剤または類似のものでのコーティングまたはミックスにより必要な
NTC特性を確保できる。
【0023】 NTC特性の値を小さくすることから、融解が起こる前に融解層での微細な変化 を検出できる高性能の電子装置を採用する必要がある。 それによって、オーバーヒートが発生した際に発熱素子と毛布との破損を防止
する。
【0024】 (発明を実施するための最良な形態) 本発明の実際の実施例を、添付した参照図によって示す。
【0025】 これらの図において、示された回路では、入力端子10と12にはコンセントから
の交流電圧が接続される。 交流電源は、整流された後に、毛布の加熱素子14(示されていない)に流される
。 電源は、スイッチ16、ヒューズ18、内部導線20、ダイオード22から構成される
回路を通じて流され、この回路は、AC電源の正の半周期のみを通過させるもので
、これが毛布に装備され、外部素子24ダイオード26、シリコン制御整流器28が、
以下の説明のように電源を制御し、ヒューズ30およびスイッチ32が、これと作動
するスイッチ16に連結される。参照番号34は、小さなNTC特性も有する融解層を 示している。
【0026】 従来タイプの製品では、融解が起こった際、2つの導線20と24とが接触し、接 触ポイントが素子のどちらの終端に近いかによって、2つの事象のうちのいずれ かが起こる。 つまり、接触がダイオード22がある終端かその付近で起こった場合には、接触
によって、交流電源の負の半周期が、スイッチ32、ヒューズ30、平行抵抗ペア36
と38、平行ダイオードペア40と42、外部導線24、導線接触ポイント、内部導線20
、ヒューズ18、およびスイッチ16から構成される回路を通じて、素子に流される
。 この電流が、抵抗器36と38の温度を上昇させ、これらがヒューズ30に熱を加え
て融解させ電源を切る。このような状況では、加熱素子は毛布とともに破壊され
る。
【0027】 次の事象、つまり、融解と導線接触が加熱素子の他の終端(電源供給の終端)で
起こった場合には、きわめて単純に素子にいわゆるショートが発生し、ヒューズ
18が切れて素子への電源供給が止められるが、この場合においても、毛布は破壊
されてしまう。
【0028】 しかしながら実施例では、電子制御回路に補助された整流器28が、電源を調整
するので、通常の使用モードでは、オーバーヒートになっても融解は起こらない
。 このような制御回路が、配線50、52、54、56で示されている。
【0029】 この回路を作動させる電源として、この例では、ダイオード58、抵抗60、ツェ
ナー・ダイオード62、ダイオード64、およびコンデンサー66によるシンプルな回 路を使って交流電源から8.2v DCがつくられる。
【0030】 制御回路には、 4093B Quad Nand Gate 68と関連コンポーネント(68A, 68B)に
よって形成された、可変マーク/スペース率パルス発生器が装備され、その「オ ン」と「オフ」のタイムが抵抗器70と72および74と76を通じて交流電源波形のゼ
ロポイント交点に同期化される。 パワーレベル「6」(図を参照)は、周期の95%の「オン」タイムとなり、パワー
レベル「1」は、周期の5%の「オン」タイムとなる。周期タイムはトータルでお よそ5秒ほどである。 このような回路には、かさばって高価な無線周波妨害抑制装置が必要なく、そ
れ自体が、本発明の独立した側面となっている。
【0031】 ここで、本発明の実施例がどう機能するかについて説明する。
【0032】 通常の使用中、つまりオーバーヒート状態が存在しない時には、ダイオード40
と42の接合部(ポイント「A」)の電圧は、アース線78(ゼロボルト)に対して常に 正になり、ダイオード80が制御回路からの正の電圧をブロックする。
【0033】 毛布またはその一部がオーバーヒートを始めると、それが層24のNTCによって 検出される。 つまり、層24の抵抗がわずかに下がり、それにより導線20と24の間に小さな漏
れ電流が流れ、これが負の半周期に対する半周期整流ダイオード22をバイパスし
、負の半周期が流れる。 この負の半周期の電流は、限流抵抗器82、コンデンサー84、およびツェナー・ ダイオード86によって、負のDC電流とこの場合は8.2vの安全電圧に平均化される
。 この電圧は、ポイント「B」に存在し、ツェナー・ダイオード88によって、68A のゲートに対する入力はゼロボルトにクランプされ、それによりゲート電流68が
無効にされる。この結果、整流器28が閉じられ、素子に対する電流が切られて融
解が避けられる。 このように、この回路は、オーバーヒート状態がある場合には常に融解を防止
し毛布を破壊から守るという、希求された効果を実現している。 しかしながら、何らかの理由によってこの制御回路が故障した場合には、もち
ろん通常の融解プロセスが作動するが、この場合には、毛布は致命的なダメージ
を受けることになる。
【0034】 図2と図3に、本発明の、もうひとつ別の、より機能的な実施例を示す。 これらの図において、図2に示された発熱素子は、柔軟なケーブルの形態をし ており、中心から外側に - まず中核繊維10X、中核繊維10Xの周囲にらせん状に 巻き付けられた発熱素子電熱線12X、低温(120-130℃)融解NTC層14X、PTC導線セ ンサワイヤ16X、PVCまたは類似品の「さや」状の外部層18X - から構成される。 電熱線12Xは、標準的な電気毛布タイプの電熱線で、中核は、柔軟な加熱素子 の製造分野の者にはよく知られたものである。 層14Xは、小さなNTC特性を示すもので、できれば押し出し成形品がよい。セン
サワイヤには、例えば純粋な銅か純粋なニッケルなどを使う。 外部層18Xは、防水性で、できれば押し出し成形品がよい。
【0035】 PTCセンサワイヤ16には、一定の厚みのあるものを選び、インチごとに予め決 められた「曲げ」を付け、(予め決められた加熱素子の長さの) 製品の各サイズ について、センサ抵抗が常に同じ値となるようにする。 これは、製品の各サイズについて、キャリブレーションの必要がない共通の制
御ユニットが使えることを意味し、メーカーにとって有利である。
【0036】 図3では、図2に示された加熱素子の回路を示しており、20Xは図2の素子コンポ
ーネントを示している。 単一の電熱線12Xが、ライブとニュートラルのLとNのラインで示された、240ボ
ルトのAC電源を渡って、2つのサイリスタ22Xと24Xに直列に接続される。 Nラインは、26Xで示されたようにアースに接続される。 サイリスタ22Xと24Xは、電源の負の半周期がワイヤ12Xを流れることを防止す る。ニュートラルラインNには、熱式ヒューズ28Xが装備される。
【0037】 サイリスタ2Xは、そのゲートを通じてNTC制御ユニット30に接続される。 このユニットは、ライブとニュートラルのラインを渡った直列回路であり、ユ
ニット30、抵抗器32X、ダイオード34X、抵抗器36X、ダイオード38Xより構成され
る。
【0038】 サイリスタ24Xのゲートは、PTCユニット40Xに接続され、このユニット40Xは、
ライブとニュートラルのラインLとNの間に直列回路で接続され、ユニット40X、 抵抗器42X、ダイオード44X、安全のために平行に接続されたダイオードペア46X と48X、平行抵抗器ペア50Xと52Xから構成される。 このPTCユニットは、ユーザーが素子が作動する平均温度を設定できる温度制 御メーター54Xに接続される。
【0039】 PTCセンサワイヤ16Xは、ダイオード56X、センサワイヤ16X、抵抗器36X、ダイ オード38Xから構成される直列回路として、ラインLとNの間に接続される。
【0040】 最後に、保護ダイオード60Xが、センサワイヤ16Xを渡って平行に接続される。
【0041】 回路相互間の接続は、図に明示されている。
【0042】 上記の回路の作動について、次に説明する。
【0043】 示された回路には、基本的に、3つの制御システムがあり、これらは、オーバ ーヒート時の破壊防止のためのオーバーヒート連続保護システム(図1に関連した
説明に類似のもの)、ユーザーが素子が作動する温度の微調整ができる(これも図
1に類似の)精密温度制御システム、そして融解層14Xに問題がある場合に電源を 切る融解システムである。 この実施例での本発明の利点は、センサワイヤ12Xが、これらの制御機能のす べてに役割を有することである。
【0044】 基本的に、オーバーヒート時の破壊防止連続保護システムは、NTCユニット30X
により制御される。 また、製品のユーザーが温度の微調整ができる精密温度制御システムは、PTC 制御ユニット40Xによって管理される。 これらの制御は、別々に作動するよう設定される。
【0045】 まず最初にPTC制御システムについて見てみよう。正の半周期は、ダイオード5
6Xを通じ、PTCセンサワイヤ16Xを通じ、電流感知抵抗である抵抗器36Xを通じ、 ダイオード38Xを通じ、熱式ヒューズ28Xを通じて、ニュートラルNに流される。 約20℃の温度において、接合点(A)での正の電圧は、約4.6ボルトとなる。 毛布の温度が上昇するにつれ、センサワイヤ16XのPTC効果により、ワイヤ16X の抵抗が高くなる。これにより、(A)の電圧が(50℃で約4ボルト)低下する。 この電圧低下が、比較器と制御ロジックを有するPTC制御ユニット40Xによって
検出され、例えば45℃にユーザーが選択した温度設定が超えられると、サイリス
タ24Xがスイッチオフする。 そして加熱素子12Xへの電源がオフになり、温度が再び設定レベル以下になる と、サイリスタ24Xが再びスイッチオンして、加熱が再開される。
【0046】 実際のところNTCロジックである制御ロジック40Xは、電源電圧のゼロ交点での
みスイッチ「オン」「オフ」することが許されるので、RFI(無線周波妨害)がな い作動が確保される。 このようにして、毛布の温度を正確に制御することができる。 しかし、この温度制御システムが故障したりPTCシステムに検出できないよう な局部的な高温部分が発生した場合には、製品が通常遭遇する以上の温度に設定
されたNTCシステムが作動することになる。
【0047】 このNTC制御システムは、平行のかたちで作動する。 つまり、素子上のどのような部分でも、局部的高温部分が検出できる。 図3に見られるように、加熱素子12XとPTCセンサ16Xは、素子の長さの全体をつ
うじてNTC層14Xによって隔離されている。 この層14Xの抵抗は、温度の上昇とともに低くなり、これが発生した場合には 、次のようなことが起こる。
【0048】 ニュートラルNからの負の半周期が、熱式ヒューズ28X、熱式ヒューズ28Xと熱 接触している抵抗器50Xと52Xを通じ、ダイオード46Xと48X、PTCセンサワイヤ16X
を通じ、NTC層14Xを通る故障パスを渡って、加熱素子ワイヤ12Xを通ってライブL
に戻る。 ダイオード56Xが、ショートの可能性から負の半周期をブロックする。 ダイオード38Xが、加熱抵抗器50Xと52Xを感知抵抗器36Xによるショートから防
止する。負の半周期のごく小量の漏れでも、(A)に負の半周期の電圧が現れる。 これが、NTC比較器と制御ロジック30Xによって検出され、これが予め設定された
値を上回ると、ロジック30Xは、サイリスタ22Xをオフにして電源を切る。 ここで、安全のために、PTCとNTCの検出器40Xと30Xは、電子的に完全に分離さ
れており、いずれかの故障は、もう一方に影響を与えないことに注意してほしい
【0049】 認可基準を満たすために、まだ熱による融解システムが利用される。 これは、NTC層14Xの低い融解特性を利用している。これは標準の融解システム
であり、PTCとNTCの両方のシステムが故障した際に機能させるためのもので、こ
のような場合には、柔軟な製品上のどのような高温部分でも、最終的にNTC層14X
が融解され(約120-130℃) 次のようなことが起こる。
【0050】 負の半周期がニュートラルから熱式ヒューズ28Xを通じ、加熱抵抗器50Xと52X を通じ、ダイオード46Xと48Xを通じ、直接あるいはダイオード60Xを通じて、セ ンサワイヤ16Xを通じ、融解エリアを通じて加熱素子12Xに、そしてライブ端末L に流れる。 この電流によって、加熱抵抗器50Xと52Xの温度が急速に上昇する。 これらの抵抗器は熱式ヒューズ28Xと熱接触をしており、このヒューズが例え ば102℃に予め設定された温度で切れ、製品の電源が切られる。
【0051】 (産業上の利用可能性) 上記の説明からも分かるように、図2と図3のような構造には、実際に3重のオ ーバーヒート保護の機能がある。 このようなシンプルな構造でこのように高度な機能を提供できるようなシステ
ムは他にはない。 PTCとNTCの比較器とロジック制御ブロックは多くの形態をとることができ、電
子的に多くの異なったシステムを使うことができる。
【0052】 できれば、少なくとも図2と図3に示された本発明の実施例に従った異なった加
熱素子との間で、加熱導線に沿ったPTCワイヤと厚さと単位距離当たりの「曲げ 」が、予め決められた長さを有する素子の各サイズについて、センサワイヤの抵
抗が同じ値であるよう選択され、加熱素子の各サイズでキャリブレーションの必
要がない共通の制御ユニットが使われるようにし、製造過程を改善することが望
ましい。
【0053】 融解/NTC層には、適合する素材なら何でも使用できるが、私達は、この段階で
、薬剤添加PVCを使うことを提案している。 これは、NTC特性を与えるために25%のStannotin Antimonyをミックスさせた PV
Cの押し出し成形品であるが、もちろん、他の適合する素材も採用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1番目の実施例による加熱素子の回路図である。
【図2】 本発明の第2番目の実施例による加熱素子の側面図である。
【図3】 図2に示した加熱素子の回路図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年6月14日(1999.6.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 3K034 AA07 AA13 BA08 BA12 DA05 DA08 EA03 EA13 EA16 EA18 HA04 HA05 HA10 3K092 PP05 QA05 QB21 QB22 QB27 RE02 RE03 RE05 UA06 UA18 UA19 UC07 VV25

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気毛布のための延長された加熱素子で、毛布を加熱し素子
    を延長する第1番目の導線、素子の長さを伸ばす第2番目の導線、NTCを提示する ために選択され設計されあるいは形成された1番目と2番目の導線の間の融解層、
    さらに融解層における抵抗の変化を検出して、融解層の破壊防止のために毛布加
    熱用の導線に対する電源調節の手段を提供するための電子制御装置から構成され
    るもの。
  2. 【請求項2】 請求項1に従った加熱素子で、第2番目の導線も加熱用の手
    段に使われるもの。
  3. 【請求項3】 請求項2に従った加熱素子で、両方あるいはひとつの導線 が電熱線として使われるもの。
  4. 【請求項4】 請求項1に従った加熱素子で、第2番目の導線が検出用また
    は感知用の導線となり、これが、毛布の温度が予め設定された値を上回った場合
    には電流パスを提供するもの。
  5. 【請求項5】 請求項4に従った加熱素子で、感知用の導線が正の温度係
    数(PTC)を有するため、温度が上昇すると抵抗が増加し、これを電子制御装置が 利用することにより加熱用導線に対する電源を調整するもの。
  6. 【請求項6】 請求項5に従った加熱素子で、感知用の導線が電流パスも
    提供して、これもNTC層を通るもので、この層の温度が高すぎる状態を示してい る場合には、加熱用導線に対する電源をオフにするもの。
  7. 【請求項7】 上記のいずれかの請求項に従った加熱素子で、NTC層が低 い融解特性(通常120-130℃)を有しているもの。
  8. 【請求項8】 上記のいずれかの請求項に従った加熱素子で、融解層が小
    さなNTCを有するようにし、電子装置が、融解が実際に起こる前の融解層でのき わめて小さな抵抗の変化を検出できるようにしたもの。
  9. 【請求項9】 請求項8に従った加熱素子で、オーバーヒートが起こっ た際の抵抗の変化によって、漏れ電流が融解層を破壊することなく融解層を通り
    、制御回路がこの漏れ電流を検出して、導線に対する電源供給をオフにするもの
  10. 【請求項10】 上記のいずれかの請求項に従った加熱素子で、融解層が
    、ポリ塩化ビニール(PVC)、ポリセン、あるいは橋かけ結合ポリエチレンなどの 融解プラスチックであるもの。
  11. 【請求項11】 請求項10に従った加熱素子で、融解プラスチックを、
    薬剤または類似のものとコーティングまたはミックスすることにより、必要とさ
    れるNTC特性を与えたもの。
  12. 【請求項12】 請求項11に従った加熱素子で、融解層が、Stantonin
    Antimonyを添加したPVCであるもの。
  13. 【請求項13】 実質的に本文書の上記で添付図版を参照に説明したよう
    な加熱素子。
  14. 【請求項14】 上記のいずれかの請求項に従った加熱素子で、電子制御
    装置を除いたもの。
  15. 【請求項15】 請求項1から13のいずれかに従った加熱素子を使った電 気毛布。
JP2000524959A 1997-12-05 1998-12-02 電気毛布および類似品に関する改良 Pending JP2001526456A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB9725836.2A GB9725836D0 (en) 1997-12-05 1997-12-05 Improvements relating to heating blankets and the like
GB9725836.2 1997-12-05
PCT/GB1998/003597 WO1999030535A1 (en) 1997-12-05 1998-12-02 Improvements relating to heating blankets and the like

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001526456A true JP2001526456A (ja) 2001-12-18

Family

ID=10823218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000524959A Pending JP2001526456A (ja) 1997-12-05 1998-12-02 電気毛布および類似品に関する改良

Country Status (13)

Country Link
US (1) US6310332B1 (ja)
EP (1) EP1036486B1 (ja)
JP (1) JP2001526456A (ja)
KR (1) KR100586120B1 (ja)
CN (1) CN1133355C (ja)
AT (1) ATE220847T1 (ja)
AU (1) AU740320B2 (ja)
CA (1) CA2312753C (ja)
DE (1) DE69806636C5 (ja)
ES (1) ES2181303T3 (ja)
GB (1) GB9725836D0 (ja)
NZ (1) NZ504964A (ja)
WO (1) WO1999030535A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8698045B2 (en) 2003-07-15 2014-04-15 Thermocable (Flexible Elements) Limited Heating blanket

Families Citing this family (62)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU756477C (en) * 1998-12-23 2003-09-11 Fisher & Paykel Healthcare Limited Fault protection system for a respiratory conduit heater element
US6713733B2 (en) * 1999-05-11 2004-03-30 Thermosoft International Corporation Textile heater with continuous temperature sensing and hot spot detection
DE60101895T2 (de) * 2001-03-27 2004-12-16 C.R.F. S.C.P.A. Türschloss
US6730887B2 (en) * 2001-09-11 2004-05-04 Sunbeam Products, Inc. Warming blanket having remote safety circuit
KR100484371B1 (ko) * 2001-10-25 2005-04-20 가부시키가이샤 아텍스 히터선부착 시트체의 제조방법
DE10211142A1 (de) * 2002-01-12 2003-08-14 Beurer Gmbh & Co Heizvorrichtung mit flexiblem Heizkörper
US6847018B2 (en) * 2002-02-26 2005-01-25 Chon Meng Wong Flexible heating elements with patterned heating zones for heating of contoured objects powered by dual AC and DC voltage sources without transformer
US6927369B2 (en) 2002-03-14 2005-08-09 Beurer Gmbh & Co. Heating device having a flexible heating body
US6689989B2 (en) * 2002-03-18 2004-02-10 Harold W. Irwin, Sr. Heater for electric blanket
US6768086B2 (en) 2002-07-08 2004-07-27 Sunbeam Products, Inc. Temperature sensor for a warming blanket
AU2003272815A1 (en) * 2002-09-30 2004-04-19 Goldman Sachs And Co. System for analyzing a capital structure
US20040069769A1 (en) * 2002-10-11 2004-04-15 Carr Sheldon P. Load sensing and over-temperature control for a resistive heating device
US6888108B2 (en) 2002-10-11 2005-05-03 Perfect Fit Industries, Inc. Low voltage power supply system for an electric blanket or the like
US6713724B1 (en) 2002-10-11 2004-03-30 Perfect Fit Industries, Inc. Heating element arrangement for an electric blanket or the like
US20040070904A1 (en) * 2002-10-11 2004-04-15 Carr Sheldon P. Over-voltage protection arrangement for a low voltage power supply
US7223948B2 (en) * 2002-11-15 2007-05-29 W.E.T. Automotive Systems Ag Covered conductor and heater formed therewith
US6737610B1 (en) * 2003-01-08 2004-05-18 Dekko Technologies, Inc. Stranded heater wire with sensor
DE10308724C5 (de) * 2003-01-23 2013-03-14 Beurer Gmbh Schmiegsame Wärmevorrichtung
US20050050737A1 (en) * 2003-09-08 2005-03-10 Fung Kam Fai Hair coloring device
US7064299B2 (en) * 2003-09-30 2006-06-20 Milliken & Company Electrical connection of flexible conductive strands in a flexible body
US7049557B2 (en) * 2003-09-30 2006-05-23 Milliken & Company Regulated flexible heater
JP4494460B2 (ja) 2004-03-08 2010-06-30 ヴィー・エー・テー・オートモーティヴ・システムス・アクチェンゲゼルシャフト 平形加熱要素
US6958463B1 (en) 2004-04-23 2005-10-25 Thermosoft International Corporation Heater with simultaneous hot spot and mechanical intrusion protection
US7180037B2 (en) * 2004-05-26 2007-02-20 Weiss Controls, Inc. Heater wire and control therefor
WO2006076148A1 (en) * 2004-12-30 2006-07-20 3M Innovative Properties Company Patient warming blanket
GB0500353D0 (en) * 2005-01-08 2005-02-16 Thermocable Flexible Elements A controller
US7193179B2 (en) * 2005-01-12 2007-03-20 Milliken & Company Channeled under floor heating element
US7180032B2 (en) * 2005-01-12 2007-02-20 Milliken & Company Channeled warming mattress and mattress pad
US20060150331A1 (en) * 2005-01-12 2006-07-13 Child Andrew D Channeled warming blanket
US7038170B1 (en) 2005-01-12 2006-05-02 Milliken & Company Channeled warming blanket
US7138611B2 (en) * 2005-03-02 2006-11-21 Shuh-Tsai Yang Heating structure and its temperature control method
US7034251B1 (en) 2005-05-18 2006-04-25 Milliken & Company Warming blanket
US7189944B2 (en) * 2005-05-18 2007-03-13 Milliken & Company Warming mattress and mattress pad
US7193191B2 (en) 2005-05-18 2007-03-20 Milliken & Company Under floor heating element
WO2007013022A2 (en) * 2005-07-25 2007-02-01 Warmup Heating Systems Inc Control system for heating arrangement
EP1783785A1 (de) * 2005-11-07 2007-05-09 Nexans Flexibler elektrischer Leiter
US7968826B2 (en) 2006-05-04 2011-06-28 Milliken & Company Calibrated thermal sensing system utilizing resistance varying jumper configuration
DE102006021649C5 (de) 2006-05-08 2013-10-02 W.E.T. Automotive Systems Ag Flächiges Heizelement
US7876917B2 (en) 2006-08-28 2011-01-25 Youngtack Shim Generic electromagnetically-countered systems and methods
DE102006026047B4 (de) 2006-06-01 2015-06-11 Gentherm Gmbh Heizelement, Sitz und Fahrzeug mit einem solchen
US20080029502A1 (en) * 2006-08-04 2008-02-07 You Han S Electromagnetic-field-shielded heating wire used in bedding and apparatus for driving the same
US9112395B2 (en) 2006-08-28 2015-08-18 Youngtack Shim Electromagnetically-countered actuator systems and methods
US8625306B2 (en) 2006-08-28 2014-01-07 Youngtack Shim Electromagnetically-countered display systems and methods
US20110095935A1 (en) * 2006-08-28 2011-04-28 Youngtack Shim Electromagnetically-countered systems and methods by maxwell equations
CN100536627C (zh) * 2007-12-05 2009-09-02 江阴市卫康电热电器有限公司 单端同轴式硅橡胶加热线
EP2146546A1 (en) * 2008-07-17 2010-01-20 Microlife Intellectual Property GmbH Heater wire control circuit and method to operate a heating element
DE102009008530B4 (de) 2009-02-11 2011-04-21 Beurer Gmbh Heizgerät mit einem schmiegsamen elektrischen Wärmeteil
US8772679B2 (en) * 2009-03-19 2014-07-08 Weiss Controls, Inc. Method and system for controlling a heating element with temperature sensitive conductive layer
US8143559B2 (en) * 2009-09-01 2012-03-27 Advance Thermo Control, Ltd. Heating pad with temperature control and safety protection device
CN101847022B (zh) * 2010-05-21 2012-05-23 施军达 温度控制器
US9320084B2 (en) * 2010-11-29 2016-04-19 Weiss Controls, Inc. Heater wire safety circuit
WO2012075001A2 (en) 2010-11-29 2012-06-07 Weiss Instruments, Inc. Heater wire safety circuit
CA2825776C (en) 2011-10-26 2018-08-14 Sunbeam Products, Inc. A circuit integrity detection system for detecting the integrity of a sensing wire in electrically heated textiles
US8927908B2 (en) * 2012-04-05 2015-01-06 Multi-Technology Health Care Inc. Temperature control circuit for two heating devices
US8909267B2 (en) 2012-04-19 2014-12-09 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Energy-efficient detection of network connection requests
US10065278B2 (en) 2013-01-22 2018-09-04 Western Industries Incorporated Spill resistant warming drawer
DE202013101027U1 (de) 2013-03-08 2013-03-18 Beurer Gmbh Schmiegsames Wärmegerät
DE202015102703U1 (de) 2015-05-26 2015-08-03 Beurer Gmbh Mittels mobilem Endgerät steuerbares schmiegsames Wärmegerät
JP6228950B2 (ja) 2015-07-02 2017-11-08 香港塔祈巴那電器有限公司 採暖用温度制御装置
CN108621475B (zh) * 2018-05-10 2019-07-30 汕头市龙华包装机械有限公司 一种精确控制电热丝热合温度的方法及机构
US11765794B2 (en) 2019-02-28 2023-09-19 Fka Distributing Co., Llc Portable heating apparatus with temperature-retaining component
US20230413386A1 (en) 2022-06-17 2023-12-21 Shenzhen Cosyland Electronic Co., Ltd. Electric heating temperature control apparatus and electric heating device

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS324085B1 (ja) * 1953-10-08 1957-06-22
FR1193593A (fr) * 1957-03-28 1959-11-03 Thomson Houston Comp Francaise Perfectionnements aux couvertures chauffantes électriques
JPS4924743B1 (ja) 1963-07-22 1974-06-25
US3493727A (en) 1967-04-14 1970-02-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd Temperature control device
JPS5328821B2 (ja) * 1973-02-05 1978-08-17
US4309597A (en) * 1980-05-19 1982-01-05 Sunbeam Corporation Blanket wire utilizing positive temperature coefficient resistance heater
US4607154A (en) * 1983-09-26 1986-08-19 Fieldcrest Mills, Inc. Electrical heating apparatus protected against an overheating condition and a temperature sensitive electrical sensor for use therewith
KR900007569B1 (ko) * 1985-10-25 1990-10-15 마쯔시다덴기산교 가부시기가이샤 가요성 감열전선
FR2590433B1 (fr) * 1985-11-20 1989-06-30 Degois Cie Ets Element chauffant de securite destine a etre utilise, notamment dans une couverture chauffante
GB8601271D0 (en) 1986-01-20 1986-02-26 Mead Corp Carton
JPH076867A (ja) * 1993-03-17 1995-01-10 Daikyo Denshi Densen Kk 溶融型三重制御i線式絶縁電熱線

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8698045B2 (en) 2003-07-15 2014-04-15 Thermocable (Flexible Elements) Limited Heating blanket

Also Published As

Publication number Publication date
CN1133355C (zh) 2003-12-31
EP1036486A1 (en) 2000-09-20
CA2312753A1 (en) 1999-06-17
DE69806636C5 (de) 2019-05-23
AU1344499A (en) 1999-06-28
ATE220847T1 (de) 2002-08-15
US6310332B1 (en) 2001-10-30
NZ504964A (en) 2002-08-28
ES2181303T3 (es) 2003-02-16
KR20010032795A (ko) 2001-04-25
CN1286012A (zh) 2001-02-28
CA2312753C (en) 2007-02-06
DE69806636D1 (de) 2002-08-22
DE69806636T2 (de) 2003-04-03
WO1999030535A1 (en) 1999-06-17
KR100586120B1 (ko) 2006-06-02
GB9725836D0 (en) 1998-02-04
EP1036486B1 (en) 2002-07-17
AU740320B2 (en) 2001-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001526456A (ja) 電気毛布および類似品に関する改良
AU663171B2 (en) Improvements in or relating to electrically heated panels
JPH10144192A (ja) 電気装置の安全回路
JPS6091584A (ja) 過熱状態を防止する電熱装置およびこれに用いる感温電気センサ
US4278874A (en) Heating circuits
EP1645167B2 (en) Heating blanket
US4491723A (en) Heating circuit with overheat safety control feature
US8173938B2 (en) Controller for a heating cable
EP0562850A2 (en) Heating device
IE47562B1 (en) Protective circuits for electrically heated blankets or pads
GB2028608A (en) Heating circuits
JP2896941B2 (ja) 電気採暖具
EP0668646B1 (en) Improvements in or relating to electrically heated panels
JPS61239582A (ja) 感熱線
JP3796936B2 (ja) 広面積暖房装置
JPS6089092A (ja) 可撓性発熱線
JPS6222122A (ja) 温度過昇防止装置
JPH11135233A (ja) 感熱発熱線及び暖房装置
JPS61143975A (ja) 安全装置