JP2001525908A - インライン制御弁 - Google Patents

インライン制御弁

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Abstract

(57)【要約】 ピストン型弁組立体と、制御ポート(CP1,CP2)へ付与される流体圧力を制御することにより閉じられる常開弁、又は制御ポート(CP1,CP2)へ付与される流体圧力を制御することにより開かれる常閉弁を提供するように、一つまたはそれ以上の制御ポート(CP1,CP2)を経て制御される複数個の制御室(C1,C2,C3,C4)とを含むインライン制御弁構造が記載される。また釣り合った構造を有し、故に弁の開放と閉鎖のための比較的小さいアクチュエータを含む弁も記載される。

Description

【発明の詳細な説明】 インライン制御弁 本発明はパイプを通る流体(液体または気体)の流れを制御する弁に関する。 本発明は特に本発明者等の先行米国特許4681130に記載の形式のインライ ン制御弁に対して特に有用であり、故にその形式の制御弁に関して以下に述べる 。 上記引用の特許は常開の制御弁であり、流体圧力、例えば入口圧力、を弁内の 二つの制御室へ付与することにより閉位置へ作動され、前記両制御室は弁部材の 上流面へ付与される入口圧力により発生する開放力よりも実質的に大きい組み合 せ閉鎖力を協働して発生し、入口圧力に対する弁の高速且つ安全な閉鎖がよりよ く保証される。 本発明の目的は上記引用特許の弁と構造が同様であるが、各種の用途に適する ように構成できる多くの改良点と変更点を含むインライン制御弁を提供する。 本発明の一観点によれば、インライン制御弁が提供され、この制御弁は下記 のものを含む;入口ポート、入口ポートの下流の出口ポート、及び両ポートの間 の弁座を有するハウジング;及びハウジング内の弁組立体:この弁組立体は下記 のものを含む;弁座に対して進退運動可能で弁座に面する上流面と出口ポートに 面する下流面とを有する弁部材;弁部材へ固定されてその下方へ延びた弁ステム ;弁ステムの下流端に担持され且つハウジングの第1面と協働して第1制御室を 画成する下流面を有するピストンヘッド;弁部材へ固定されてその下流へ延び且 つ弁ステムを包被するもピストンヘッドの手前で終って弁部材、弁ステム及びハ ウジングの第2面と協働して第2制御室を画成する筒状スカート;弁部材の開放 状態で流体の流れを通すハウジングの流体流動通路;第1室の流体圧力がピスト ンヘッドの下流面に作用してこれと弁部材とを前記弁座の方へ動かそうとするよ うに、且つ第2室の流体圧力が弁部材の上流面に作用してこれと弁部材とを前記 弁座の方へ動かそうとするように第1と第2の制御室の間の連通を確立する弁ス テムの圧力制御通路;ピストンヘッドの上流面とハウジングの第3面は第3制御 室を画成してその内部の流体圧力がピストンヘッドの上流面に作用してこれと弁 部材とを弁座から離れた弁部材の開放位置の方へ動かそうとし;及び第3制御室 に連通してその内部の流体を付与して弁部材を弁座から離れた開放位置へ動かそ うとする制御ポート。 本発明の他の一観点によると、制御弁が提供され、この制御弁は下記のものを 含む;入口ポート、入口ポートの下流の出口ポート、及び両ポートの間の弁座を 有するハウジング;及びハウジング内で可動の弁組立体:この弁組立体は下記の ものを含む;弁座に対して進退運動可能な弁部材;この弁部材は弁座に面する上 流面と出口ポートに面する下流面とを有し;弁座は直径が下流方向に増加する円 錐形であり;弁部材は弁部材の閉鎖位置で円錐形弁座に係合可能な環状弾性シー ルを担持し;弁部材は上流の円錐形弁カバーと相補円錐形状の下流弁体とを含み ;環状弾性シールは円錐形弁カバーと弁体との間に締着された円錐形スカートを 含み;環状弾性シールは更に、弁体の外周に形成された環状凹所に収容された内 方区分を有する肉厚の外周と、円錐形弁座に密封係合するために円錐形弁カバー により露出された環状面を有する外方区分とを有する。 本発明のなお他の観点によれば、加圧流体の流れを制御するインライン制御弁 が提供され、この制御弁は下記のものを含む;入口ポート、入口ポートの下流の 出口ポート、及び両ポートの間の弁座を有するハウジング;弁座に対して開放位 置と閉鎖位置とへ可動であり且つ弁座に面する上流面と出口ポートに面する下流 面とを有する弁部材;ハウジングは下記のものを含む;弁部材の下流面と協働し て弁部材の下流に制御室手段を画成する面;入口ポートの流体圧力を制御室手段 へ付与して、弁部材の上流面へ付与される入口圧力により生じる弁部材を開放位 置へ動かそうとする開放力に抗して、弁部材を閉鎖位置へ動かそうとする閉鎖力 を生じるように上流面からその下流面を通って制御室手段に連通した弁部材の通 路;及び弁部材をその開放位置と閉鎖位置とへ作動するアクチュエータ。 本発明の更なる特徴は以下の記載から明らかであろう。 本発明はここに添付図面に関して例としてのみ記述される。 図1は本発明により構成された常開制御弁の一形態を示す縦断面図であり、弁 部材は入口流体圧力の存在下で取る常開位置に示されている。 図2は図1と同様であるが制御圧力がその制御ポートへ付与されたときの閉鎖 位置にある弁部材を示す図である。 図3は図2と同様の横断面図であるが内部構造をよりよく示すために45度回 転した断面線に沿う横断面図である。 図4は図1−3の制御弁の緩衝室の一方向逃口の構造を示す拡大断片図である 。 図5は図1による一連の制御弁及びこれらの弁を制御する一態様を示す略図で ある。 図6は本発明により構成された常閉制御弁の一形態を示す縦断面図である。 図6aは図6の6A−6A線に沿う横断面図である。 図7は図6と同様の図であるが内部構造をよりよく示すために45度回転した 断面線に沿う図である。 図8は開放状態にある図6、図7の制御弁を示す。 図9は本発明により構成された常閉制御弁の他の一形態を示す縦断面図である 。 図10は作動された開放状態にある図9の弁を示す。 図11は弁組立体における弾性シールの構造をより詳細に示す拡大断片図であ る。 図11A−11Cは図11の弾性シールの各種状態を示す。 図12は特に内部構造を示すべく一部破断除去した三次元図であり、本発明に より構成された内部モータ作動制御弁を示す。 図13は閉鎖状態にある弁を示す図12の制御弁の縦断面図である。 図14は図13と同様であるが開放状態にある弁を示す図である。 図15は図14と同様の縦断面図であるが、図14の断面線に関して45度回 転した断面線に沿って取った図である。 図16は本発明により構成された外部モータ作動制御弁を示し、閉鎖状態にあ る弁を示す縦断面図である。 図17は図16と同様であるが、開放状態にある弁を示す図である。 図1−4に示す常開制御弁は一般的に10で示す、好ましくは金属製の、外方 筒状区分11を含むハウジングと、好ましくはプラスチック製の、内方筒状区分 12と、ハウジングの上流端に位置する入口継手ダクト13と、ハウジングの下 流端に位置する出口継手ダクト14とから成る。また好ましくは金属製の、二つ の継手ダクト13、14は円錐形状であり、外方金属側壁11へ溶接される。フ ランジ組立体15は二つの継手ダクト13、14を外方筒状区分11へ溶接する 接合点を補強し、シール16は内方筒状区分12を継手ダクト13、14に関し て密封する。 入口継手ダクト13は流体をハウジング内へ吸入するための入口ポート17を 含み、出口継手ダクト14は流体を放出するための出口ポート18を含む。入口 継手ダクト13はその内面に円錐弁座19を形成し、この円錐弁座19はハウジ ング内で弁組立体と協働して入口ポート17から出口ポート18への流体流動を 制御する。 ハウジング10内の弁組立体は一般的に20で示される。それは円錐弁カバー 21a及び弁体21bから構成される流体力学的形状の弁部材21を含み、前記 弁部材21は環状弾性シール22を弁カバーの外周回りに取着され、円錐弁座1 9に対して進退運動する。弁部材21はアクチュエータへ接続され、前記アクチ ュエータは弁部材21へ螺合されその下流で延びる弁ステム23を含む。弁ステ ム23の下流端はハウジング区分12内に筒状リニア形態でシリンダ25内で可 動な密封リング24aを有するピストンヘッド24を担持する。 弁部材21は、ハウジング10の下流端でその出口ポート18に隣接して、後 方キャップ27により画成された放射方向壁とピストンヘッド24との間のスプ リング26により図1に示す弁閉鎖状態へ付勢される。キャップ27はスパイダ 形状であり、複数個の放射方向延出リブ27a(図1)が形成されており、これ はそれらの間に出口ポート18へ通ずる複数個の軸線方向通路27b(図3)を 画成する。リブ27aの外面は出口継手ダクト14の内方円錐面14aに対して 相補的な形状であり、これによりスプリング26は継手ダクト14にキャップ2 7をしっかりと押圧し、一方、リブ27a間の通路27bが出口ポート18への 流体流動用の大軸線方向通路を画成する。 ハウジング区分12にはキャップ27のリブ27aと整合した複数個の放射方 向延出リブ12a(図1)が同様に形成され、また弁組立体20がその開放位置 にあるとき(図3)制御弁を通じて流体を流動するためにキャップ27の通路2 7bと整合した複数個の軸線方向延出通路12b(図3)が画成されている。 弁組立体20は筒状スカート28を更に含み、前記筒状スカート28は弁部材 21の弁体21bが一体的に形成され、またその下流で延出し、弁ステム23の 各部分を包被する。筒状スカート28はハウジング区分12のリブ12aを通じ て軸線方向に形成された筒状凹所29内を可動である。筒状スカート28の内面 は密封リング30によりハウジングに関して密封され、一方、スカートの外面は シールされず、ハウジング区分12の軸線方向通路12bを通る流体の自由流動 を可能にする。 弁ステム23には弁部材21のスカート28により包被された上流区分23a とピストンヘッド24に隣接した下流区分23bとが形成される。前記下流区分 23bは上流区分23aよりも外径が大きく、二つの区分間に環状壁23cを画 成する。上流区分23aは密封リング31によりハウジングに関して密封され、 下流区分23bは密封リング32によりハウジングに関して密封される。密封リ ング30及び31はハウジング区分12の放射方向延出壁12cにより担持され 、また取り付け具34でそれへ取着される保持板33により適正位置に保持され る。 制御弁の構造は、上述の範囲では、ハウジング10、特にハウジング区分12 と協働して幾つかの室を以下のように画成していることが見られる。即ち; (1)室C1はピストンヘッド24の下流面、ハウジングシリンダ25の面1 0a、及びキャップ27の対向面により画成される。以下でより詳細に述べるが 、室C1は第1制御室として機能し、またハウジングリブ12aの内の一つのリ ブの通路を経て室C1と連通する制御ポートCP1を経て加圧流体が付与される とき、弁部材21をその常開位置から閉位置へ動かす力を生じる。室C1は大気 へのドレイン35を含むがこのドレインは閉栓されるので図1−3の常開構成で は有効でない。 (2)室C2は筒状スカート28の内面を含む弁体21bの下流面、ハウジン グ区分12の(放射方向壁12cの保持板33上の)面10b、及び弁ステム2 3の外面により画成される。室C2は弁ステム23の軸線方向通路36a及び放 射方向通路36bを経て室C1と連通する。またこのように室C2は室C1で生 じた力を増大する力を生じる制御室として機能し、制御ポートCP1を経て制御 圧力が付与されると弁部材21をその常開位置から閉位置へ動かす。 (3)室C3はピストンヘッド24の上流面、弁ステム23の隣接部分、及び ハウジングシリンダ25の面10cにより画成される。室C3はハウジングリブ 12aの内の一つのリブの通路を経て第2制御ポートCP2と連通し、それによ り弁部材21が閉鎖され加圧流体が制御ポートCP2へ付与されると、弁部材2 1が、以下でより詳細に述べるが、その開放位置へ動かされる。 (4)室C4は弁ステム23の環状壁23c及びハウジング区分12の放射方 向壁12c上の面10dにより画成される。室C4は弁部材の弁座19に対する 突然の衝撃を回避するために弁部材21の最終閉位置への運動を緩和する緩衝室 として機能する。緩衝室C4は弁ステム23上の密封リング32及びハウジング の放射方向壁12c上の密封リング31により密封される。 緩衝室C4から流体を出すために、弁ステム23には小径の逃口が形成され、 これは密封リング32の僅かに下流のピストンステム23内の場所で、環状溝3 8に連通する軸線方向孔37を含む。特に図4で示す如く、環状溝38は内方端 38aを密封リング39により閉鎖している。そのように生じた逃口は一方向逃 口であり、制御ポートCP2の方向に緩衝室C4からだけの流体流動を可能にす る。 更にハウジング区分12には制御ポートCP2から延び放射方向壁12cの手 前で終る複数個の軸線方向延出スロット40が形成される。 以下でより詳細に述べるが、この構成は緩衝室C4が弁部材21の弁座19に 対する衝撃を緩和するためにその閉位置へ最終的に動く時だけ弁組立体20の閉 鎖運動を遅らせ緩和するのに効果的であるようなものである。室C4で生じる力 は弁組立体の最終開放運動を強化するのにも効果的である。 図1−4に示す制御弁の操作は以下の通りである、即ち; 制御弁がそのラインに接続されていないとき又は接続されているならば、その ラインがまだ加圧されていないとき、弁組立体はスプリング26の影響下で図2 に示す閉位置にある。しかしながら、制御弁がそのライン内へ接続されまたその ラインが加圧されるとき、入口圧力は弁部材21の上流面へ付与され、それによ り弁組立体20が図1に示すような開放状態に移動される。このように、図示の 弁はそのラインが加圧されるとき常開状態にある。 入口圧力が停止した場合、弁スカート28の面28aに対する下流圧力により 付与される力及びスプリング26により付与される力も弁組立体20をその閉鎖 状態へ(図1)動かし、それにより出口ポート18、入口ポート17、及び入口 ポートへ接続された上流パイプ(図示せず)を経て下流パイプ(図示せず)から 流体が逆流するのを防ぐ。 弁の閉鎖が所望されるとき、加圧流体が制御ポートCP1へ付与される。通常 、これは制御ポートCP1を入口圧力に接続するパイロット弁(例えば、図5に 示すパイロット弁45)を使用して行われる。これが生じるとき、入口圧力が制 御室C1へ付与され、また弁ステム23を通り通路36a及び36bを経て制御 室C2へ付与される。 制御室C1内の圧力は弁組立体20をその閉位置方向へ(即ち、図3で右方向 へ)動かそうとするピストンヘッド24に対する力を生じ、この力の大きさは室 C1内の圧力にピストンヘッド24の外径(D1)面積を掛けた値に等しい。室 C2内の圧力はまた弁組立体20をその閉鎖状態の方へ動かす方向に作用する、 即ち室C1内に生じる力を増強する力を生じる。しかしながら、室C2に生じる 力は弁部材21の下流面に作用し、またこの力は筒状スカート28の内径(D2 )から弁ステム区分23aの外径(D3)を差し引いたものに相当する大きさで ある。 弁組立体が図1に示す如くその開放状態にあると、弁組立体をその開放状態に 維持するために作用する力は入口圧力に筒状スリーブ28の外径(D4)に相当 する面積を掛けた値に等しい。弁を開放状態に維持するために作用するこの力は 制御ポートCP1を経て室C1及び室C2へ付与される圧力により生じる力及び スカート28の面28aへ付与される下流圧力により生じる力の合計よりも小さ く、それらは全て弁組立体を閉鎖するために作用する。故に、弁組立体はその閉 鎖状態の方へ動き始める。 弁組立体20のその閉鎖状態の方への初期運動中に、室C4はスロット40及 び制御ポートCP2を経て大気と連通し、それにより弁組立体のその閉位置への 運動を遅らせるような圧力の増大は室C4内に発生しない。弁組立体がその閉位 置へ近づくと、ここでシール32はスロット40の端部(右端)を通るが、室C 4は密封された室となり、故に弁組立体の閉鎖運動を緩和するように作用する。 特に液体(圧縮不能)の流動を制御するときの緩衝度は逃口孔37及び環状溝3 8により許される流速に依存する。 またスカート28の面28aは弁組立体の最終閉鎖運動を緩和するように作用 する。先に示した如く、下流圧力は弁組立体をその閉位置へ動かす方向にスカー ト面28aに対して作用する。弁組立体が閉位置へ近づくにつれ、弁組立体の両 端の差圧は、より高い流動抵抗のために、増加し、それにより弁組立体がその最 終閉位置に近づくにつれてスカート面28aに付与される出口圧力が減少する。 制御弁の再開放は単に制御ポートCP1への圧力を中断することにより行われ 、この場合、弁部材21へ付与される入口圧力は図1に示す開放位置へ弁組立体 を動かす。 また弁は制御ポートCP1への圧力を中断して制御ポートCP2へ圧力を付与 することにより再開放できる。これが行われるとき、室C3内の加圧流体はピス トンヘッド24の上流面に対する開放力を生じ、これは弁部材21に対する入口 圧力により生じる開放力と共に、弁組立体を図3に示す如きその開放状態へ動か す。 制御ポートCP2は、入口圧力が低いとき又は真空が入口へ付与されるとき、 弁を再開放するためだけに使用できる。またこの制御ポートは弁組立体の運動を 規制又は抑制するために制御ポートCP1と共に使用できる。 弁が閉鎖され加圧流体が制御ポートCP2へ付与され弁が開放されるとき、密 封リング39はこの加圧流体が逃口孔37及び環状溝38を通過して緩衝室C4 内へ入るのを防ぐ。このように、弁の開放の開始時に、(直径D1引くD5によ り画成された)室C3の面部域だけが、弁部材21へ付与される入口圧力と共に 、弁組立体を開放するのに効果的である。しかしながら、弁ステム23のシール 32がスロット40の右端を通るや否や、室C3内の圧力も室C4へ付与され、 それにより開放力が増加する。 密封リング39が存在することにより一連の弁が全て閉鎖されるとき、より簡 単な態様で弁の選択的な制御が可能となる。このように、図5に示す如く、共通 供給パイプ44へ並列接続された一連の弁41−43は、各々その各弁の制御ポ ートCP1へ接続された個別パイロット弁45−47と全ての弁の制御ポートC P2へ接続された共通パイロット弁48とにより個々に制御できる。このように 、圧力(例えば入口圧力)を共通パイロソト弁48を経て全ての制御ポートCP 2へ付与することにより、弁41−43の各々は各共通パイロット弁45−47 を介する各制御ポートCP1への加圧流体の付与を停止することにより下流パイ プ49に関して選択的に閉鎖できる。 図6−8は図1−4に関して上述したものと一般的に同じ構成の弁を示すが、 これは図1−4の構成に於ける如き常開弁よりもむしろ、弁を常閉弁(入口圧力 がそれへ付与されるとき)にするための幾つかの改変を含む。常閉弁の重要な利 点は、制御圧力システムが万一故障した場合に、弁をフェールセーフ閉鎖するよ うにしていることである。理解を容易ならしめるために、図1−4の弁のものと 一般的に同じ素子は同じ参照符号で示す。 前記構成の一変更点は図6−8の常閉弁には軸線方向通路50がその弁部材2 1を通じて形成されていることであり、これは弁ステムの軸線方向通路36aと の連通を確立しており、それにより入口圧力も室C1へ付与されてピストンヘッ ド24の下流面に作用し、また室C2へ付与されて弁体21bの下流面に作用し 、これら両方の力は図6及び図7に示す如き閉鎖状態に弁組立体20を動かそう とする。他の変更点はそれが室C1及び室C2と連通するハウジング区分12を 通る制御ポートCP1を必要としないことであり、故に制御ポートCP1は閉栓 され、単一の制御ポートCP2を室C3と連通させておく。更なる変更点は室C 3がスロット40及び図1−3の構成の逃口孔37よりも大径の孔51を通じて 室C4と連続連通しており、また図1−3の構成の密封リング32及び39が省 略されていることである。 図6−8の構成はピストン24の下流端へ装着するためにその円周回りに離間 された複数個の放射方向延出装着タブ53が形成されたピストン52を含む。ピ ストン52は端壁55によりその上流端で閉鎖される。その下流端はキャップ2 7の筒状空洞56内に摺動可能に収容され、また密封リング56aを含みそれに より更なる室C5を画成する。室C5はスプリング26を含み、ドレイン35を 経て大気へ逃がされる。故に、図6−8の構成のドレイン35は図1−3の構成 に於けるようには閉栓されない。 ピストン52の端壁55は弁ステム23を通じる軸線方向通路36aから離間 されこの軸線方向通路を遮断しないようになっている。このスペース57は装着 タブ53間のスペース58(図6a、7)を経て室C1と連通する。このように 、入口圧力は軸線方向通路50、36a、及びスペース57、58を経て室C1 へ付与される。図1−3の構成の如く、室C1で生じる圧力はまた室C2へ付与 され、両室で生じる力は、弁を開放するように弁部材21に対して入口圧力によ り生じる力とは異なり、弁を閉鎖するのに役立つ。しかしながら、図1−3の構 成と区別される如く、室C1で生じる閉鎖力はピストン52の外方横断面部域に より減少される(これは室C5が大気へ逃がされているからである)。閉鎖力は 、制御圧力が制御ポートCP2を経て付与されるとき、室C3及びC4で生じる 閉鎖力により対向される。 図6−8に示す制御弁が給水パイプへ接続されるとき、入口圧力は弁部材21 の上流面へ付与され、それにより弁を開放しようとする力を生じる。しかしなが ら、入口圧力はまた通路50、36aを経て室C1へ付与され、通路36aを経 て室C2へ付与され、両方とも弁を閉鎖しようとする力を生じる。両室で生じる 力は、(弁が閉鎖されないときの)下流圧力により面28aに対して生じる力、 及びスプリング26により生じる力と共に、開放力よりも十分に大きいので弁は 図6に示す如き常閉状態にある。 図6−8の弁が開放されるとき、制御圧力(例えば、入口圧力)は制御ポート CP2へ付与される。この制御圧力は室C3及び室C4の両室へ(室C4はスロ ット40及び孔51を経て)付与され、これにより生じる開放力は入口圧力によ り弁部材21の上流面に対して生じる開放力と共に、図8に示す如き開放状態へ 弁組立体を動かすのに十分である。圧力が制御ポートCP2から除去されるとき 、弁はその常閉状態に戻る。 他の全ての点で、図6−8に示す制御弁は上述のものと実質的に同態様で構成 され操作される。 図9、10は図6−8のものと類似した常閉弁構成を示す。しかしながら、こ の場合、弁部材21及び弁ステム23を通る軸線方向通路50は弁ステム23の 下流端と後方キャップ27との間の室C5へ軸線方向通路36aを経て延びる。 一方、図6−8の構成に於て、室C5は大気へ逃がされ、図9、10の構成に於 て、室C5はそのようには逃がされないが、むしろ弁ステム23の下流端の外面 と後方キャップ27の空洞61の内面との間で密封リング60により密封される 。故に、この構成に於て、ドレイン35(図8)は閉栓されるが、制御ポートC P1(例えば、図1)は大気へ逃がされる。 また、弁スカート28の外面は密封リング62を担持し、弁スカート用の環状 凹所29が形成されたハウジング区分12の面は複数個の軸線方向延出スロット 63が設けられ、それにより室C6と室C2との間の連通を確立する。 図9、10の構成に於て、弁部材21の上流面へ付与される入口圧力は室C5 、室C2及び室C6の入口圧力により生じる閉鎖力の合計により実質的にバラン スされる開放力を生じる。故に、スプリング26により生じる閉鎖力は常閉状態 へ弁組立体を動かすのに十分である。 弁の開放が所望されるとき制御圧力は制御ポートCP2(図8)へ付与される が、通常これは入口圧力である。圧力が制御ポートCP2へ付与されるとき、開 放力は室C3及び室C4に生じ、ここで、入口圧力により弁部材21の上流面に 対して生じる開放力に加えられるとき、弁を開放するのに十分である。 他の全ての点に於て、図9、10に示す常閉弁は図6−8に関して上述したも のと実質的に同態様で構成及び操作される。 図11は入口継手ダクト13の円錐形シート19に係合可能な環状弾性シール 22及び弁部材21に対する上記制御弁の何れにも使用できる好適構造を示す。 図11aは環状弾性シールをその初期閉鎖位置で示し、図11bはその最終閉鎖 位置で示し、図11cはどのように弁部材がチャタリング現象を実質的に除去す るかを概略的に示す。 図11で一般的に22で示す環状弾性シールは弁組立体の閉鎖状態で円錐形弁 座19に係合する肉厚の外周71が形成された円錐形スカート70を含む。円錐 形スカート70は上流側の円錐形弁カバー21aと対接リング73に支持された 下流側の弁体21bとの間にボルト72により締着され、また弁部材21のこれ ら二部分として相補円錐形になっている。 弁体21bの上流面には弾性シール22の肉厚環状周囲71の下流面を収容す る環状スロット75が形成される。スロット75は台形横断面であり、円錐形弁 部材21の上流面と実質的に平行な底面75a及び弁組立体20の縦軸線に実質 的に平行な対向側面75b、75cが形成される。 錨着部材77がスロット75に収容され、スロットに対して相補形状である。 尚、それには密封リング22の肉厚環状周囲71の下流面に形成された相補あり 型溝78に収容された環状あり型リブ76が形成される。 密封リング22の肉厚環状周囲71の上流面には先細の(即ち、外方向に厚み が減少する)外方環状区分79が形成される。環状区分79は円錐形弁部材21 の上流面に対して鈍角の内方環状壁79a及び円錐形弁部材21の上流面に対し てより小さい鈍角の外方環状壁79bにより画成される。円錐形弁座19に接触 してシーリングを受ける環状区分79の外方面79cは曲線形状である。 弁カバー21aの外端は弾性シール22の面79aで終わり、前記面に対して 相補形状である。弾性シール22の外方環状区分79の外端は面79bにより画 成されており、通常、弁体21bの外端の面21cから離間されている。 弁部材21が円錐形弁座19に近づくにつれて、先ず弾性シール22の面79 cが円錐形座19(図11a)に係合し、弾性シールのこの区分は弁部材12の 最終閉鎖位置で(図11b)弁体21bの面21cに当接して変形される。この ように、図11bに示す如く、弾性シール22の面79bは弁体21bの面21 cに押圧され、弁の閉鎖位置で円錐形座19に対して確実なシールを行う。 図11に示す如き弁シール22の構造は、特に弁を通り流体が逆流する場合に 、弁部材からシールを脱着させようとする非常に大きい力に抗してシール22を 弁部材21へ確実に取着することが判明している。また、特に図11cに示す如 く、シール22の外周は十分に可撓性があり、弁が僅かだけ開放されるときこの 外周は流れの規制を行う円錐形弁座19に対して、流れにより振動する。かかる 構造は弁部材が最終閉鎖位置に近づくにつれてチャタリングを実質的に除去する ことも判明している。 図12−14に示すインライン制御弁は一般的に110で示されるハウジング を含み、前記ハウジングは主要筒状区分112と、上流端の入口継手ダクト11 3と、下流端に出口継手ダクト114とを有する。二つの継手ダクト113、1 14は円錐形状であり、一対の螺状継手リング115、116により主要ハウジ ング区分112へ取着される。 入口継手ダクト113は入口ポート117を含み、出口継手ダクト114は出 口ポート118を含む。入口継手ダクト113の内面には入口ポート117から 出口ポート118への流体流動を制御するための一般的に120で示される弁部 材と協働可能な円錐形弁座119が形成される。 弁部材120は流体力学的形状である。それは円錐形弁カバー121と、円錐 形弁座119に対して進退運動可能な外周回りに環状弾性シール122とを含む 。弁部材120は更に弁カバー121の下流面へ螺着されたステム123と、弁 カバー121の下流面に弁体124とを含む。弁体124は、ステム123が弁 カバー121へ螺着されるとき弾性環状シール122が弁カバー121と弁体1 24との間にしっかりと締着されるように、対接リング125に係合可能である 。 弁ステム123は弁カバー121の下流へ延び、出口継手ダクト114に係合 しハウジング110の後方壁を構成するキャップ127に形成された筒状空洞1 26に収容される。 弁部材120は弁体124を一体的に形成されて弁部材の下流に延びた筒状ス カート128を更に含む。筒状スカート128はハウジング112に軸線方向に 形成された筒状スロット129内に収容される。 ハウジング112は筒状凹所129の上流端に放射方向延出壁130を含む。 壁130は弁スラム123を収容するために中央開口内で形成される。 主ハウジング区分112には相互に離間した軸線方向延出通路112b(図1 5)を画成する周方向離間した複数個の放射方向延出リブ112a(図13、1 4)が形成される。キャップ127には相互に周方向離間した複数個の放射方向 延出スパイダ腕127aが通路127bを明らかにするために同様に形成される 。キャップ127のスパイダ腕127aはハウジング112の放射方向リブ11 2aと整合し、ハウジングとキャップとのそれぞれの軸線方向通路112b,1 27bは弁部材120がその開放状態にあるときに相互に連通して入口ポート1 17から出口ポート118への流体の流れを許す。円錐形の出口継手ダクト11 4の内面と、スパイダ腕127bの外面とは127cで示す如く相補円錐形状で あり、故にスパイダ腕は出口ポート118の丁度上流で出口継手ダクト114に 確実に係合する。 図示の制御弁は次のシールを含む;ハウジング112とその入口継手ダクト1 13、及び出口継手ダクト114との間の密封リング131、132;ハウジン グ壁130と弁ステム123との間の密封リング133;キャップ127と弁ス テム123との間の密封リング134;キャップ127とハウジング区分112 との間の密封リング135;及び弁スカート128と弁スカートを収容するスロ ット129を形成されたハウジング区分112の対応面との間の密封リング13 6。 上記シールは次の室を画成する;(1)弁ステム123の下流面123aとキ ャップ127に形成された筒状空洞126の壁との間の制御室C1;(2)弁体 124、弁スカート128の内面、ハウジング壁130の上流面、及びハウジン グ壁130と弁体124との間で弁スカート128により包被された弁ステム1 23の部分により画成された制御室C2;(3)弁スカート128の下流面12 8aとハウジング区分112に形成された筒状スロット129の壁とにより画成 された制御室C3;及びハウジング区分112の内面、その放射方向壁130の 下流面、そのキャップ127の上流面、及び壁130とキャップ127との間の 弁ステム123の外面により画成された室C4. カバー121、弁体124、弁ステム123を含む弁部材120に軸線方向通 路140が形成され、この通路は弁ステムの下流端の室C1へ通じる。入口圧力 はこのように軸線方向通路140を経て制御室C1へ付与され、弁部材20をそ の閉鎖位置へ動かす方向に第1の力を生じる。 軸線方向通路140から室C2へ通じる放射方向通路141が弁ステム123 に形成される。このように、軸線方向通路140を経て室C1へ付与される入口 圧力は放射方向通路141を経て室C2へも付与され、弁部材120をその閉鎖 位置へ動かす室C1に生じるのと同じ方向に作用する第2の力を生じる。 室C3は破弁スカート128の内面に沿ってハウジング区分112に形成され た複数個の縦方向スロット142により室C2へ接続される。このように、入口 圧力はスロット142を経て室C3へも付与され、弁部材120をその閉鎖位置 へ動かす室C1、C2に生じるのと同じ方向に作用する第3の力を生じる。 室C4は主ハウジング区分112のリブ112aの一つに形成された逃口14 3を経て大気中に逃がされる。故に、これは弁部材へ付与される力を生じない。 しかし、室C4は弁部材をその開放位置かあるいは閉鎖位置へ作動するアクチ ュエータを含む。図12−14に示す例では、一般的に150で示すアクチュエ ータは弁ステム123の外面に形成されたネジ152と係合するネジ151を内 面に形成された電気回転モータの形式のものであり、モータ150が回転すると 、ステム123、それによって弁部材121がモータの回転方向に応じて開放位 置あるいは閉鎖位置へ動かされる。 図12−14に示す弁は次のように操作する。弁部材が図12、13に示す閉 鎖位置にあるものとすれば、入口圧力が入口ダクト117へ付与されると、入口 圧力は入口圧力に弁部材120の上流面の面積を掛けた値に等しい開放力を生じ る。 他方、入口圧力は(1)軸線方向通路140を経て制御室C1へ、(2)放射 方向通路141を経て制御室C2へ、(3)スロット142を経て制御室C3へ 付与される。故に、入口圧力に弁ステム123の下流面123aの面積を掛けた 値に等しい第1の力が制御室C1に生じる;入口圧力にスカート128の内面及 び弁ステム123の外面により規定された面積を掛けた値に等しい第2の力が制 御室C2に生じる;入口圧力にスカート128の下流面128aの面積を掛けた 値に等しい第3の力が制御室C3に生じる。図13から判る如く、例えば、室C 1,C2,C3の有効面積の合計は弁部材120の上流面と実質的に等しいから 、三つの制御室に生じる閉鎖力は弁部材120の入口面に生じる開放力と実質的 に等しく、これと釣り合う。 従って、アクチュエータ150の操作だけで弁は開放及び閉鎖される。前述の 力のバランスにより、アクチュエータ150の操作は弁部材120をその閉鎖位 置(図12、13)又は開放位置(図14、15)へ動かすのに必要とするエネ ルギーは比較的小さい。 図16、17は図12−15に関して実質的に上述したように構成された弁を 示し、故に同一参照符号は対応部分を識別するのに使用されている。図16、1 7に示す弁の主要な差異は内部電気モータにより作動される代わりに、弁ハウジ ングを通り弁部材まで延びる機械継手を有する外部電気モータにより弁が作動さ れる点である。 このように、図16、17に示す如く、室C4内の回転駆動装置は弁ステム1 23に形成された雄ネジ162に係合する雌ネジ161を有する歯車ユニット1 60の形態である。一方、歯車160には室C4内の傘歯車164に係合するベ ベル歯163が形成され、ハウジング区分112を通り延びる駆動軸165によ り結合され、ハウジングの外方で電気モータ166により駆動される。歯車16 0は歯車160の外面とハウジング区分112の対応面との間で回転軸受167 、168により回転するように更に支持できる。 他の全ての点では、図16、17に示す制御弁は図12−15に関して上述し たのと実質的に同じ態様で構成され作用する。このように、上述の如く、室C1 ,C2,C3へ付与される入口圧力はすべて同じ方向に作用して弁部材120の 上流面へ付与された入口圧力により生じる開放力と釣り合う閉鎖力を生じ、電気 モータ166は弁部材をその開放位置あるいはその閉鎖位置へ動かすのに殆どエ ネルギーを必要としない。 本発明は幾つかの好適実施例に関して述べてきたが、これらは例として述べた だけであり、多くの変更例が可能であることは了解されよう。例えば、図11に 示す弁シール構造はここに述べたインライン弁構造の任意の一つに使用でき、ま た他の弁構造にも使用できる。本発明の多くの他の改変例と用途は明らかである 。
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  1. 【特許請求の範囲】 1. インライン制御弁であって、このインライン制御弁は下記のものを含む; 入口ポート、入口ポートの下流の出口ポート、及び両ポートの間の弁座を有する ハウジング;及び前記ハウジング内の弁組立体:前記弁組立体は下記のものを含 む;弁座に対して進退運動可能で弁座に面する上流面と出口ポートに面する下流 面とを有する弁部材;弁部材へ固定されてその下流へ延びた弁ステム;弁ステム の下流端に担持されてハウジングの第1面と協働して第1制御室を画成する下流 面を有するピストンヘッド;弁部材へ固定されてその下流へ延び弁ステムを包被 するもピストンヘッドの手前で終わり、弁部材、弁ステム及び前記ハウジングの 第2面と協働して第2制御室を画成する筒状スカート;弁部材の開放状態で流体 の流れを通すハウジングの流体流動通路;第1室の流体圧力がピストンヘッドの 下流面に作用してこれと弁部材とを前記弁座の方へ動かそうとするように、且つ 第2室の流体圧力が弁部材の上流面に作用してこれと弁部材とを前記弁座の方へ 動かそうとするように第1と第2の制御室の間の連通を確立する弁ステムの圧力 制御通路;第3制御室の内部の流体圧力がピストンヘッドの上流面に作用してこ れと弁部材とを弁座から離れた弁部材の開放位置の方へ動かそうとするように第 3制御室を画成するピストンヘッドの上流面とハウジングの第3面;及び第3制 御室に連通してその内部の流体を付与して弁部材を弁座から離れた開放位置へ動 かす制御ポート。 2. 請求の範囲第1項記載の弁であって、前記弁ステムは下記のものを含む; 前記弁部材、その筒状スカート及びハウジングの前記第2面と協働して前記第2 制御室を画成する上流区分;ピストンヘッドの下流面及びハウジングの前記第3 面と協働して前記第3制御室を画成する下流区分;前記下流区分は外径が前記上 流区分よりも大きく且つ、前記上流区分の隣接部分の環状壁と前記ハウジングの 第4面との間に緩衝室を画成する環状壁を生じ、この緩衝室は弁ステム、従って 弁部材が弁部材の閉鎖位置へ運動するのを緩衝する。 3. 請求の範囲第2項記載の弁であって、前記緩衝室は弁ステムの外面とハウ ジングとの間にシール、及び前記緩衝室を前記制御ポートへ接続して緩衝室内の 流体を制御ポートを介して逃しこれにより閉鎖位置への弁部材の運動を緩衝する 弁ステムの小径の逃し開口を含む。 4. 請求の範囲第3項記載の弁であって、前記小径の逃口は前記緩衝室から前 記制御ポートへの方向にのみ流体の流れを許す一方向逃口である。 5. 請求の範囲第3項または第4項記載の弁であって、前記緩衝室の前記シー ルは弁ステムの前記下流区分の外面の第1場所に密封リングにより画成され、前 記外面には前記制御ポートから前記第1場所と前記制御ポートとの間の前記弁ス テムの外面上の第2場所へ通じる軸線方向延出通路が形成され、これにより緩衝 室は弁部材がその閉鎖位置へ最終運動しているときだけ弁部材を緩衝する効果が ある。 6. 請求の範囲第5項記載の弁であって、前記軸線方向延出通路はハウジング の前記第3面と、前記第2場所からピストンヘッドの上流面へ軸線方向に延びた 弁ステムの下流区分の外面との間に形成された複数個の凹所から成る。 7. 請求の範囲第1−6項の何れか一項記載の弁であって、ピストンヘッド及 び弁部材を閉鎖位置の方へ付勢するようにピストンヘッドの下流面に作用するス プリングを更に含む。 8. 請求の範囲第7項記載の弁であって、前記スプリングはピストンヘッドの 下流面と前記出口ポートのハウジングの第5面に係合するキャップとの間に介在 され、前記キャップには前記出口ポートへ流体を流す複数個の流体通路が形成さ れる。 9. 請求の範囲第1−8項の何れか一項記載の弁であって、弁組立体の前記筒 状スカートはハウジングの軸線方向に形成された環状凹所内を可動であり、スカ ートの内面はハウジングに対して密封され前記第2制御室を画成し、前記スカー トの外面は弁部材の開放状態で前記スカートとハウジングとの間の流体の流れを 可能にするようにハウジングに対して密封されていない。 10.請求の範囲第9項記載の弁であって、前記弁座の直径は前記スカートの内 径よりも大きいが前記スカートの外径よりも小さい。 11.請求の範囲第1−10項の何れか一項記載の弁であって、ハウジングの流 体流動通路は前記ハウジングに形成された複数個の放射方向延出リブにより画成 された複数個の軸線方向延出通路を含む。 12.請求の範囲第1−11項の何れか一項記載の弁であって、前記弁部材は通 常は、弁部材の上流面へ付与された前記入口ポートの流体圧力により開放位置に あり、前記ハウジングは他の一つの制御ポートを含み、これは前記第1制御室と 連通しその内部の流体圧力を前記弁座に対して閉鎖位置に弁部材を動かす方向に 付与する。 13.請求の範囲第1項記載の弁であって、前記弁部材及び前記弁ステムには弁 部材の上流面とピストンヘッドの下流面との間の連通を確立する軸線方向通路が 形成され、それにより前記入口ポートの流体圧力は通常は弁部材を閉鎖位置へ動 かす方向にピストンヘッドへも付与される。 14.請求の範囲第13項記載の弁であって、前記軸線方向通路は弁部材の上流 面とピストンヘッドの外方区域の下流面との間の連通を確立する。 15.請求の範囲第13項記載の弁であって、前記軸線方向通路は弁部材の上流 面とピストンヘッドの中央区域の下流面との間の連通を確立する。 16.請求の範囲第1−15項の何れか一項記載の弁であって、前記弁座は下流 方向に直径が増加する円錐形状であり、前記弁部材も円錐形状であり弁部材の閉 鎖位置で前記円錐形弁座に係合可能な環状弾性シールを担持する。 17.請求の範囲第16項記載の弁であって、前記弁部材は上流弁カバーと下流 弁体とを含み、前記環状弾性シールは前記円錐形弁カバーと弁体との間に締着さ れた円錐形スカートを含み、前記環状弾性シールは前記弁体の外周に形成された 環状凹所に収容された内方区分を有する肉厚外周と、前記円錐形弁座に密封係合 するように前記円錐形弁カバーにより露出された環状面を有する外方区分とを更 に含む。 18.請求の範囲第17項記載の弁であって、弁体の前記凹所は環状弾性シール の前記肉厚外周の下流面に形成されたあり型スロットを収容し且つこれと連動す るあり型リブを含む。 19.請求の範囲第18項記載の弁であって、弁体の前記スロットはその外方縁 から内方向に離間され、前記あり型リブは弁体の前記スロット内に収容された錨 着板に形成される。 20.請求の範囲第19項記載の弁であって、前記スロットは円錐形弁カバーの 上流面に実質的に平行な底面及び弁組立体の縦軸線に実質的に平行な対向側面を 含む。 21.請求の範囲第17−20項の何れか一項記載の弁であって、環状弾性シー ルの前記外方環状区分はその外方向に向かって減少する先細の厚みであり、円錐 形弁カバーの上流面に対して鈍角の内方壁と円錐形弁カバーの上流面に対してよ り小さい鈍角の外方壁とにより画成され、前記円錐形弁カバーは環状弾性シール の前記内方壁で終わり、且つ前記内方壁として相補形状になっている。 22.請求の範囲第21項記載の弁であって、環状弾性シールの前記外方区分の 外端は前記弁体の外端の外面上に横たわり且つ通常はそこから離間されるが閉鎖 圧力によりそれと係合するように変形可能である。 23.制御弁であって、この制御弁は下記のものを含む;入口ポート、入口ポー トの下流の出口ポート、及び両ポートの間の弁座を有するハウジング;及び前記 ハウジング内で可動な弁組立体:前記弁組立体は前記弁座に対して進退運動可能 な弁部材を含み;前記弁部材は弁座に面する上流面と出口ポートに面する下流面 とを有し;前記弁座は下流方向に直径が増加する円錐形状であり;前記弁部材は 弁部材の閉鎖位置で前記円錐形弁座に係合可能な環状弾性シールを担持し;前記 弁部材は上流円錐形弁カバーと相補円錐形状の下流弁体とを含み;前記環状弾性 シールは前記円錐形弁カバーと弁体との間に締着された円錐形スカートを含み; 前記環状弾性シールは前記弁体の外周に形成された環状凹所に収容された内方区 分を有する肉厚外周と、前記円錐形弁座に密封係合するように前記円錐形弁カバ ーにより露出された環状面を有する外方区分とを更に含む。 24.請求の範囲第23項記載の弁であって、弁体の前記凹所は環状弾性シール の前記肉厚外周の下流面に形成されたあり型スロットを収容し且つこれと連動す るあり型リブを含む。 25.請求の範囲第24項記載の弁であって、弁体の前記スロットはその外縁か ら内方向に離間され、前記あり型リブは弁体の前記スロット内に収容された錨着 板に形成される。 26.請求の範囲第25項記載の弁であって、前記スロットは円錐形弁カバーの 上流面に実質的に平行な底面と、弁組立体の縦軸線に実質的に平行な対向側面と を含む。 27.請求の範囲第23−26項の何れか一項記載の弁であって、前記環状弾性 シールの外方環状区分はその外方向に向かって減少する先細の厚みであり、円錐 形弁カバーの上流面に対して鈍角の内方壁と円錐形弁カバーの上流面に対してよ り小さい鈍角の外方壁とにより画成され、前記円錐形弁カバーは環状弾性シール の前記内方壁で終わり、且つ前記内方壁として相補形状になっている。 28.請求の範囲第27項記載の弁であって、環状弾性シールの前記外方区分の 外端は前記弁体の外端の外面上に横たわり且つ通常はそこから離間されるが閉鎖 圧力によりそれと係合するように変形可能である。 29.加圧流体の流れを制御するインライン制御弁であって、この制御弁は下記 のものを含む、入口ポート、入口ポートの下流の出口ポート、及び両ポートの間 の弁座を有するハウジング;及び弁座に対して開放位置と閉鎖位置とへ可動であ り且つ弁座に面する上流面と出口ポートに面する下流面とを有する弁部材;前記 ハウジングは下記のものを含む;前記弁部材の下流面と協働して弁部材の下流に 制御室手段を画成する面;入口ポートの流体圧力を制御室手段へ付与して、弁部 材の上流面へ付与される入口圧力により生じる弁部材を開放位置へ動かそうとす る開放力に抗して、弁部材を閉鎖位置へ動かそうとする閉鎖力を生じるように上 流面からその下流面を通って制御室手段に連通した弁部材の通路;及び弁部材を その開放位置と閉鎖位置とへ作動するアクチュエータ。 30.請求の範囲第29項記載の弁であって、弁部材の下流の制御室手段の前記 下流面は、入口圧力により生じる前記閉鎖力が入口圧力により生じる開放力に実 質的に釣り合うように、弁部材の上流面の面積に実質的に等しい総面積を有する 。 31.請求の範囲第29項又は第30項記載の弁であって、前記弁部材は下記の ものを含む;弁部材の閉鎖位置で前記弁座に係合可能な外周の回りに弾性シール を担持する弁体;及び弁体の延出下流域に固定された弁ステム;前記制御室手段 はハウジングの第1面と前記弁ステムの下流面とにより画成された第1制御室を 含み;前記通路は前記弁体及び弁ステムを通じて形成されて前記第1制御室に至 る軸線方向孔を含み、前記開放力に抗して第1閉鎖力を生じるように前記第1制 御室へ入口圧力を付与する。 32.請求の範囲第31項記載の弁であって、前記弁部材は更に弁体に固定され そこから下流へ延び弁ステムを包被するもそこから離間された筒状形の弁スカー トを含み;前記制御室手段はハウジングの第2面、前記スカート、弁ステムの包 被された部分、及び弁ステムと弁スカートとの間の弁体の下流面により画成され た第2制御室を含み;前記通路は弁ステムに形成され前記軸線方向孔から前記第 2制御室へ通じる放射方向孔を含み、前記開放力に抗する第2閉鎖力を生じるよ うに前記第2制御室へ入口圧力を付与する。 33.請求の範囲第32項記載の弁であって、前記弁スカートは前記ハウジング の軸線方向に形成された筒状凹所に収容され;前記制御室手段は前記ハウジング の第3面及び前記第2制御室に連通した前記弁スカートの下流面により画成され た第3制御室を含み、前記第2制御室の入口圧力が前記第3制御室へも付与され 前記開放力に抗する第3の力を生じる。 34.請求の範囲第33項記載の弁であって、前記入口圧力を受け入れる前記第 1、第2及び第3制御室の下流面の面積の合計は入口圧力を受け入れる弁部材の 上流面の面積と実質的に等しく、それにより前記第1、第2及び第3閉鎖力が前 記開放力に実質的に等しくなる。 35.請求の範囲第33項又は第34項記載の弁であって、弁スカートの外面と ハウジング凹所との間に密封リングが存在し前記第3制御室を画成し、弁スカー トの内面とハウジング凹所との間に通路が存在し前記第3制御室と前記第2制御 室との間の前記連通を確立する。 36.請求の範囲第35項記載の弁であって、前記通路は前記弁スカートの内面 に面する凹所のハウジング面に形成された複数個の軸線方向延出、周方向離間ス ロットを含む。 37.請求の範囲第31−36項の何れか一項記載の弁であって、弁ステムの下 流面と協働して前記第1制御室を画成するハウジングの前記第1面は弁ステムの 下流端を収容する筒状空洞が形成されたキャップ内にあり、またキャップには出 口ポートへの前記腕間の流動通路を画成する複数個の放射方向延出スパイダ腕が 形成されている。 38.請求の範囲第37項記載の弁であって、前記キャップは個別部材であり、 そのスパイダ腕は、前記出口ポートに隣接するハウジングの内面に係合させる前 記第1制御室の入口圧力により、押圧される。 39.請求の範囲第38項記載の弁であって、前記出口ポートに隣接するハウジ ングの前記内面、及びそれと係合可能な前記スパイダ腕の外面は相補円錐形状で ある。 40.請求の範囲第38項又は第39項記載の弁であって、前記ハウジングはキ ャップのスパイダ腕に整合し且つそれと協働して弁部材がその開放状態にあると き前記入口ポートから前記出口ポートへの流体流動用の軸線方向通路を画成する 複数個の放射方向延出リブを含む。 41.請求の範囲第40項記載の弁であって、前記ハウジングは前記キャップ及 び弁ステムの下流部分と協働して第4室を画成し、前記第4室は大気へ逃がされ ている。 42.請求の範囲第41項記載の弁であって、前記第4室はハウジングの前記リ ブの一つを通過する逃口により大気へ逃がされる。 43.請求の範囲第41項又は第42項記載の弁であって、前記ハウジングは弁 ステムを収容し前記第2及び第4室を画成する開口が形成された放射方向延出壁 を含む。 44.請求の範囲第41−43項の何れか一項記載の弁であって、前記アクチュ エータは前記第4室に配置された駆動装置を含む。 45.請求の範囲第44項記載の弁であって、前記駆動装置は回転駆動装置であ り、これは弁ステムの下流部分に形成されたネジに係合するネジを有し、それに より駆動装置が一方の方向に回転すると弁部材はその閉鎖位置へ動かされ、駆動 装置が反対方向に回転すると弁部材をその開放位置へ動かす。 46.請求の範囲第45項記載の弁であって、前記回転駆動装置はハウジングの 前記第4室内の電気モータである。 47.請求の範囲第45項記載の弁であって、前記回転駆動装置は前記ハウジン グの外方の電気モータであり、またハウジングの前記第4室の前記回転駆動装置 へ機械的に結合される。 48.請求の範囲第29−47項の何れか一項記載の弁であって、前記弁ステム 及び前記弁部材は相補円錐形状である。
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