JP2001523324A - 破断されたシールリング - Google Patents

破断されたシールリング

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、円柱状の部材の半径方向の溝と前記円柱状の部材が動くことができるように設置されているボアを有するハウジングとの間の空間に設置されるシールリングであって、表面に刻み目を有さず、シールリングの厚みを通して破断線を有することにより向かい合う面を形成するシールリングを提供する。向かい合う面は、粗く、互いにかみあっており、これらの面が接触を強いられたときに、これらの面は連結する。さらに、前記シールリングは、前記破断線が有るにも拘らず、前記シールリングが前記空間をシールすることができるように真ん丸である。前記シールリングは、ポリイミド、ポリアミド、ポリエステル、PEEK、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイド、及び、ポリベンズイミダゾールなどの硬質のポリマーから作られる。本発明のシールリングは、前記ボアと前記半径方向の溝の間の前記空間を単一のシールリングでシールすることができる。本発明はまた、そのようなシールリングに破断線を作る装置をも提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 破断されたシールリング 発明の背景 発明の属する分野 本発明は、硬質のポリマーから作られたシールリングに関するものである。よ り具体的には、静的な用途、往復運動をする用途、及び、回転運動する用途にお いて用いられ、シール機能を発揮するシールリングに関する。そのようなリング は、液体又は気体の形状をとる流体が孤立することにより、流体がシールリング に対して圧力を及ぼしてシール表面をつくる用途において用いられる。 発明の背景 一般に知られているように、そのようなリングは、種々の素材から作られ、最 も一般的には、鋳鉄などの金属、軟質のエラストマー、及び、種々のポリマーか ら作られる。リングは、ピストン又はシャフトの溝に設置されるので、リングの ピストン又はシャフトへの取り付けまたはピストン又はシャフトからの取り外し を容易にするために、合口がリングに施されている。このようなリングに合口を 施すための方法としては、金属又はポリマーの場合には機械加工という方法が、 軟質のポリマーの場合には切断という方法が知られている。機械加工及び切断の いずれも、単調かつ労力集中型の仕事であり、結果として、パーツのコストがよ り高いものとなっている。また、リングを機械加工すると、実際には素材がリン グから除去されるため、機械加工された各端部を互いに接触させても、リングは “真ん丸”ではない。 Bergに付与された米国特許第3,720,418号には、リングを破断する方 法が開示されており、そこでは、先ず、リングの外表面に「切欠き」を食刻し又 は刻み、その後、切欠きを入れた領域を重い物体で叩くことにより破断を生じ させる。破断の前にリングの表面に切欠きを設けることにより、通常、破断され た端部の表面に永久に溝ができてしまう。食刻又は刻むことに起因する外部表面 における溝は、機械加工に起因するリングの変形と同様に、圧力を加えられた流 体の抜け道を与える結果となる。 従って、安く製造でき、シールの性能を犠牲にすることなく簡単に取り付ける ことができる、硬質のポリマーから作られたシールリングへのニーズが存在する 。 発明の要約 本発明は、円柱状の部材の半径方向の溝とこの円柱状の部材が動くことができ るように置かれるボアを有するハウジングとの間の空間に置かれるシールリング を提供することにより、このニーズに応えるものである。シールリングは、ポリ イミド、ポリアミド、ポリエステル、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK) 、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイド、及び 、ポリベンズイミダゾールなどの硬質のポリマーから作られる。シールリングの 表面には刻み目はなく、また、シールリングの厚みを通して、破断線があり、向 かい合う面を形成する。これらの面は粗く、互いにかみあっており、これらの面 が接するように強いられた時に、これらの面が連結する。更に、シールリングは 真ん丸であり、シールリングが破断線があるにもかかわらず、空間をシールする ことができるようになっている。本発明のシールリングは、ボアと半径方向の溝 との間の空間を単一リングにより密封できるものである。本発明はまた、このシ ールリングを破断する装置を提供する。 図面の簡単な説明 図1は、破断されたシールリングの部分図である。 図2は、破断線を作るための、シールリングに作用する力の方向を示す線図で ある。 図3は、シールリングの3次元部分図であり、シールリングの破断線を示す。 図4は、円柱状の部材がハウジングのボアの内部に置かれた場合にシール機能 を果たすための、円柱状の部材の半径方向の溝の内部に置かれたシールリングの 断面図である。 図5Aは、図4における円柱状の部材の半径方向の溝の内部に置かれたシール リングの拡大図であり、密封前において流体の流れる方向を示す。 図5Bは、図4における円柱状の部材の半径方向の溝の内部に置かれたシール リングの拡大図であり、密封に関係する際のシールリングを示す。 図6Aは、先行技術における、刻み目をいれる際のシールリングからの素材の 除去を示す部分図であり、刻み目が破断を生じさせるのに役立っている。 図6Bは、先行技術における、シールリングにおいて合口をつくるための機械 加工の際の素材のシールリングからの除去を示す部分図である。 図6Cは、本発明のシールリングの破断線の2次元部分図であり、かみあって 連結する関係にある向かい合う面を示す。 図7は、本発明のシールリングの破断線をつくる装置の一実施例の斜視図であ る。 詳細な説明 図4において、一般に2で示されるシール装置は、ハウジング4、及び、ハウ ジング4のボア8の内部において動くことができるように置かれた円柱形の部材 6からなる。円柱形の部材6は、ボア8の内部において、往復運動又は回転運動 のいずれかの様式で動く。円柱状の部材6は、シールリング12を設置するため の半径方向の溝10を有しており、この円柱状の部材がハウジングの内部に置か れたとき、シールリングはシール機能を発揮する。 予想される通り、シールリング12を横切っての流体の漏出は、シール装置2 が適切に機能していないことの証拠である。シールリングがシール装置の内部に 置かれ、シール装置が加圧下に置かれるとき、適切に機能するシールリングは、 流体の漏出を妨げ、又は、少なくとも最小限にする。円柱状の部材6は、一般に 14で示されるシールリングの上流の加圧側と、一般に16で示されるシールリ ングの下流の非加圧側を有する。シールリング12は、加圧側14を非加圧側1 6から孤立させることにより、機能する。 図5Bから分かる通り、シールリング12は、内表面20、外表面22、上流 表面24、及び、下流表面26を含む種々の表面からなる。図5Aに戻ると、系 を加圧する前には、シール装置と接触しているシールリングの面は、唯一つであ るから、シールリングは、流体の漏出を妨げない。実際、流体は、半径方向の溝 10を通ってシールリング12の周りを自由に流れる。図5Bに示す通り、作動 時及び加圧下においては、シールリング12の外表面22及び下流表面26は、 それぞれボア8及び半径方向の溝10と同時にシール接触することを強いられて おり、その結果、シールを形成する。 ボア、溝つきシャフト、及び、シールリングは回転式の用途におけるシール装 置をつくり、一方、シリンダー、溝つきピストン、及び、シールリングは往復運 動式の用途におけるシール装置をつくる。 図3及び図6Cの部分図は、本発明のシールリング12を示す図である。シー ルリング12の内直径は、円柱状の部材6の外直径よりも小さく、また、シール リング12は、伸縮性がないので、シールリングは、合口を作るために一時的に 膨張する必要があり、その結果、シールリング12を円柱状の部材6の半径方向 の溝10へと設置することができる。図6Cにおいては、破断線18は、図3に 見られるシールリングの厚みを通して延びるシールリングの表面のぎざぎざ線と して示されている。本発明においては、シールリングの半径方向の溝10への設 置が容易となるように、破断線18は、次に述べる方法により作られる。 破断線18は、シールリングの軸に垂直である向かい合う面からなる。換言す れば、破断線18は、本質的に半径に対して角度をなしてそれるということはな い。その上、後述の破断する方法によって自然に生じることであるが、向かい合 う面は粗いものとなっている。 シールリングが円柱状の部材6の半径方向の溝10の内部に設置され、その後 、ハウジング4のボア8の内部に設置されるときには、向かい合う面は互いに接 触するか近接する。当業者には一般に知られているが、シールリングは、円柱状 の部材が回転運動又は往復運動をする際には、加熱され、これによりシールリン グは、作動状態において熱的に膨張する。この理由により、向かい合う面は、作 動状態に至るまでは、必ずしも接触する必要はない。温度と同様に、流体圧力も 、シールリングのシール機能を発揮する能力に影響を与える作動条件である。上 述の通り、シール装置の加圧側14に作動圧力が達成され、かつ、作動温度が達 成されたとき、向かい合う面はかみあって連結し、シールリングの取り付けのた めに作られた合口が閉じ、合口は、漏出点とはならない。粗い、向かい合う面が かみあって連結するという事実があるが故に、シール機能を発揮するためには単 一のシールリングで十分であるということは、注意を要する。換言すれば、合口 が完全に閉じることができなかっために、従来は一般的であった、破断線が反対 方向に互い違いに配置される複数の破断シールリングは、シール機能を発揮する ために必要ではない。 次に、一般的な用語を用いて、シールリング12を破断する装置について述べ る。この装置は、支持手段及び加圧手段の両方からなる。支持手段は、いくらか 離れて配置される2箇所において、シールリングの内表面20にそって、シール リング12を支持し、その結果、シールリングに支持されていない領域ができる 。そして、加圧手段は、シールリング12の外表面22の支持されていない領域 の回りのいずれかの点、しかも、実質的に当該2箇所の間に位置し、かつ、それ らとは反対側にある点に適用され、シールリング12において破断線18を作る 。加圧手段は、支持手段の2箇所の間の中間点におけるシールリングの外表面に 適用されることが好ましい。シールリングに破断を引き起こすのに十分な程度に 、加圧手段は、当該2箇所の間の空間へと動くように設計されている。図1に見 られるように、外表面からシールリングの中心に向かう内側方向へと加圧手段を 適用することが、シールリングを破断する好ましい方法であることが分かってい る。加圧手段によって生じる力は、シールリングの内表面を引っ張られた状態に おき、一方で、シールリングの外表面を圧縮された状態におく(図2参照)。一度 、極限の引っ張り応力を超えると、脆性がある破断線が、シールリングの内部か らシールリングの厚みを通して半径方向に外側に向かって生じる。当業者にとっ ては明らかなように、シールリングの破断は、支持手段を静止状態に保ちつつ加 圧手段を動かすこと、加圧手段を静止状態に保ちつつ支持手段を動かすこと、又 は、同時に加圧手段と支持手段の両方を動かすことによって、達成できる。 図には、一般に30で示される本発明のシールリング12を破断する装置の1 つの実施例が示されている。支持手段は、土台32からなり、土台の一方の端部 において、切欠き部分34を有する。この切欠き部分34のいずれの側において も、2本の支持ピン36が延びており、これらは、シールリング12を支持する 。加圧手段に関しては、これは、バー38からなり、ぶら下がった部分40を有 する。加圧ピン42が、このぶら下がった部分40から延びる。加圧手段は、2 つの位置調整ボルト44によって、支持手段に対し位置調整をして取り付けられ ている。ボルト44は、ぶら下がった部分40の切欠き部分34に対する位置調 整をし、加圧手段を切欠き部分34の間へと導く。この実施態様には、各位置調 整ボルト44に重ね合わせられて、加圧手段と支持手段との間のおいて伸びる、 スプリング46が示されている。作動時には、シールリング12は、2つの支持 ピン36上に置かれ、シールリングが支持されていない領域が2つの支持ピンの 間に伸びる。次に、加圧手段の加圧ピン42は、支持ピン36の間のシールリン グが支持されていない領域に対して押し付けられ、シールリング12が破断され る。支持ピン36からシールリングを取り除くために圧力を緩和するときに、加 圧手段を支持手段から離すために、スプリング46が設けられている。 支持ピン及び加圧ピンは、実際上、局所的な変形を生じることなくシールリン グを破断するために力を集中させるのに適している限り、いかなる装置であって もよい。ナイフの端部又は他の鋭利な端部を有する装置によって与えられる局所 的な変形の類は、シールリングの表面に刻み目を残す傾向があるため、本発明の シールリングにとって有害である。 シールリングを破断するのに必要な力の量は、素材の特性及びシールリングの 断面積によって変わり、これは当業者にとっては自明である。シールリングに対 して力が与えられる速度もまた重要である。力が過度にゆっくりと与えられると 、破断線は、半径に対して角度をなして伝播する。また、力がゆっくりと与えら れると、ピン又は他の破断機構がシールリングの中心へ向かって過度に移動する 過度の伸張に加えて、シールリングの元の丸いリングの形状の変形が生じうる。 シールリングが過度に伸張すれば、素材の局所的な弾性限界を超え、シールリン グは変形する。一方、力が過度にすばやく与えられても、過度の伸張が起こり、 シールリングが変形する。これらの理由により、シールリングに力が与えられる 速度は、ゆっくりというよりもむしろ速やかであることが好ましい。この力は、 手の圧力によって与えることも、制御機構手段によって与えることもできる。 実際上、シールリングが図2に示すx−y平面から外れて動くことを防止する 必要があり、これは、シールリングを土台に対して同じ高さにおくことによって 達成できる。換言すれば、シールリングが破断される間、(土台に対して角度を なして)z−平面においてシールリングが動くべきではない。実際、シールリン グが、局所的に変形することなく、図2に示す点線(力を与える前)及び実線( 力を与えている間)によって示される力を与えるのに伴って動くことができるよ うに、シールリングは、破断の間、x−y平面において放射状に自由に変形でき るべきである。従って、シールリングが破断されるときの支持手段以外には、シ ールリングの周辺についての制約はあるべきではない。 上述の方法に従って上述の装置を用いることにより、破断線があるにも拘らず 真ん丸であるシールリングが得られるが、これは、シール機能を発揮するために 必要なことである。「真ん丸」とは、シールが破断された後においても丸い形状 を維持するというシールの能力を意味する。ANSI Y14.5M-1982には、共通軸に対 して垂直ないかなる平面と交わる表面の総ての点が、その軸から等距離にあるも のとして、「真ん丸」をさらに定義している。シールリングが「真ん丸」でなけ れば、シールリングの外表面22はハウジング4のボア8と完全には接触しない ので、漏出が非常に起きやすい。上述の通り、シールリングへ合口を機械加工す る際に、シールリングの素材がいくらか実際に除去されると、シールリングは真 ん丸ではなくなり、図6Bに示すように向かい合う面が互いに接触する状態に戻 されるときに、合口を完全に閉じることができなくなり、漏出の潜在的可能性を つくる。 本発明のシールリングのためには、破断線18を作る際に、刻み目、切欠き、 又は、食刻が表面のどこにも与えられないことが必須である。表面のどこかが、 破断線を作るに先立って、刻み目が入れられ、切欠きが入れられ、食刻されたな らば、漏出が起きやすいであろう。図6Aに見られるように、外表面の刻み目は 、実際には、シールリングの表面をいくらか除去することになるため、流体が漏 出する経路の潜在的可能性が生じる。従って、本発明のシールリングには、刻み 目、切欠き、又は、食刻はない。 更に、ある種の物理的性質はシールリングにおいて重要である。特に重要な性 質は、引張り強さ、引張り係数、及び、伸び率である。金属のシールリングは、 よりよい引張り強さ及び引張り係数を有する傾向にあるが、伸び率は、ポリマー の方がより高い。本発明のリングのためには、引張り強さは、9,000から18,000 psi(62.1×103から124.1×103kPa)の範囲であるべきであり、伸び率は 、2.5から10%の範囲であるべきであり、そして、引張り係数は、310,000から75 0,000psi(2.14×106から5.17×106kPa)であるべきである。当業者であ れば、これらは単に好ましい範囲に過ぎず、制限するものではないことを理解す るであろう。 種々のポリマーが、本発明に従って用いるのに適している。特に適しているも のとしては、ポリイミド、ポリアミド、ポリエステル、PEEK、ポリアミドイ ミド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイド、及び、ポリベンズイ ミダゾールがある。ポリマーがポリイミドの場合には、少なくとも1つのジアミ ン及び少なくとも1つの無水物からつくられることが好ましい。用いられる好ま しいジアミンには、m−フェニレンジアミン(MPD)、p−フェニレンジアミン (PPD)、オキシジアニリン(ODA)、メチレンジアニリン(MDA)、及び、ト ルエンジアミン(TDA)が含まれる。用いられる好ましい無水物には、ベンゾ フェノンテトラカルボン酸二無水物(BTDA)、ビフェニル二無水物(BPDA) 、トリメリト酸無水物(TMA)、ピロメリト酸二無水物(PMDA)、無水マレ イン酸(MA)、ナド酸無水物(NA)が含まれる。 好ましいポリイミドには、次の無水物とジアミンとの組み合わせからつくられ るポリマーが含まれる。BTDA−MPD、MA−MDA、BTDA−TDA− MPD、BTDA−MDA−NA、TMA−MPD & TMA−ODA、BP DA−ODA、BPDA−MPD、BPDA−PPD、BTDA−4,4’−ジ アミノベンゾフェノン、及び、BTDA−ビス(p−フェノキシ)−p,p’− ビフェニル。特に満足のいく本発明において有用なポリイミドは、ピロメリト酸 二無水物及び4,4’−オキシジアニリンからつくられるポリイミド(PMDA −ODA)である。 ポリイミド組成物は、少なくとも1つのポリイミドの、約400℃以下の温度 において溶融加工が可能であり、ポリアミド及びポリエステル樹脂から選ばれ、 約45から79.9%の重量パーセントで含まれ得る少なくとも1つの他のポリマーと のブレンドを含み得る。溶融加工が可能であるとは、慣習的な意味で用いられる 。すなわち、ポリマーは、指示された温度において、実質的に劣化することなく 、押し出し成形装置において加工される。 種々のポリアミド及び/又はポリエステルを本発明において用いることができ 、及び/又はポリイミドとブレンドすることができる。例えば、用いることがで きるポリアミドには、ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン6,10、及び、 ナイロン6,12が含まれる。用いることができるポリエステルには、ポリブチ レンテレフタレート及びポリエチレンテレフタレートが含まれる。 可溶性の又は溶融加工が可能なポリアミド又はポリエステルは、更に、液晶ポ リマー(LCP)の形態であり得る。LCPは、通常、ポリエステルアミド及び ポリエステルイミドを含むポリエステルであるが、これらに限定されない。LC Pは、Jacksonらによって、例えば、米国特許第4,169,933号、第4,242,4 96号、及び、第4,238,600に開示されており、また同様に、「Liquid Crystal P olymers:VI Liquid Crystalline Polyesters of Substituted Hydroquin ones」においても、開示されている。 当業者にとっては明らかなように、本発明のポリマーは、最終的なシールリン グの総合的な特性を低下させない、他の添加剤、充填材、及び、乾燥潤滑材を更 に含むことができる。例えば、黒鉛を組成物に混合させると、耐磨耗性素材とし ての用途の範囲が広がる。他の有益な添加剤は、熱膨張係数を小さくするための 炭素繊維である。種々の無機充填材が、摩擦係数を小さくし、かつ耐磨耗性を向 上させるとして知られている。用いられる充填材は、シールリングの破断の妨げ となってはならない。 本発明は、さらに、次の実施例及び比較例によって説明される。 実施例 直径1インチ(2.54cm)のシールリングを、種々のポリマーの既成の形状か ら製作した。シールリングは、0.090インチ(0.23cm)(壁及び厚みの両方)の 断面積からなるものであった。種々のポリマーを用いて、シールリングを製作し た。これらの個々のポリマーは、この種の用途に必要な特性である、よい磨耗 特性及び低い摩擦特性を有するために選ばれた。試験されたポリマーの例として は、次のものが有る。 1. Torlon(登録商標)4301(Amoco Chemicals Corporation社製のポリ アミドイミド) 2. Celazole(商標)U-60(Hoescht Celanese社製のポリベンズイミダゾ ール) 3. Polypenco(登録商標)Techtron(商標)(充填材の入っていないポリ フェニレンサルファイド) 4. Vespel(登録商標)ポリイミド樹脂(E.I.du Pont de Nemours and Company社製) 5. Meldin(登録商標)2001及び2021(Furon Advanced Materials Division社製のポリイミド) 6. 15%の黒鉛充填材入りのSintimid 比較用のシールリング A. Teflon(登録商標)PTFE(E.I.du Pont de Nemours and Company 社製) B. Victrex(登録商標)450G(Victrex Corporation社製のガラス充填材 入りのPEEK) C. 機械加工による合口を有する鋳鉄 D.機械加工による合口を有するVespel(登録商標)ポリイミド樹脂 1) SP-21 2) SP-22 比較例A及びB 比較用のシールリングA及びB(各々、比較例A及びBという)を、2箇所に おいて支持して装置に設置し、シールリングを破断するために、加圧手段を適用 した。比較例Aについては、PTFEは柔らかすぎたために破断しなかった。換言す れば、伸び率及び引張り強さは、各々、300%及び6500psi(4480kPa )であった。比較例Bについては、ガラス充填材入りのPEEKの伸び率が14 %と高すぎたために、シールリングは破断しなかった。 実施例1乃至6 シールリングを、上述の1乃至6のポリマーから製作し(各々、実施例1乃至 6という)、支持手段上の2箇所において支持して装置に設置し、シールリング を破断するために、加圧手段を適用し、粗い破断線を得た。破断線は、半径に対 して角度をもってそれることはなく、シールリングは、真ん丸を維持した。 実施例7及び8並びに比較例C、D1、及び、D2 シールリングを、比較用のシールリングC、D1、及び、D2と比較するため に、上述のポリマー4から製作した(各々、実施例7及び8という)。これらのシ ールリングを、車のトランスミッションのシール装置に設置し、トランスミッシ ョンの円柱状の部材(シャフト)の様々な毎分回転数(rpm)、120psi(827 .4kPa)の圧力[通常の作動範囲は、5から240psi(34.5から1654.8kPa) ]、及び、室温から華氏220度(104.34℃)の温度[通常の作動範囲は、華氏-40 から300度以下(-39.96から148.74℃)]にさらした。漏出のデータを、以下の表 1に掲げる。 表1 シールリングの漏出性能(ml/min) 実施例7及び8のシール機能は適切に発揮され、比較例C、D1、及び、D2 に対して、漏出はずいぶんと改善された。破断線は粗いため、シールリングが、 シール装置の内部に設置され、圧力が与えられたとき、向かい合う面が互いに接 触するように力が働き、それらが、かみあって連結して、シール機能を発揮する 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モット,ジェームズ,ロナルド. アメリカ合衆国 19350 ペンシルベニア 州 ランデンバーグ フリント ヒル ロ ード 1664 (72)発明者 レイモンド,アーノルド,ウエイン. アメリカ合衆国 19702 デラウェア州 ニューアーク ベルフォート ループ 7 (72)発明者 ステンタ,クリストファー,スコット. アメリカ合衆国 21901 メリーランド州 ノース イースト ウィルラード ドラ イブ 259

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 円柱状の部材の半径方向の溝と前記円柱状の部材が動くことができるよう に設置されているボアを有するハウジングとの間の空間に設置されるシールリン グであって、 ポリイミド、ポリアミド、ポリエステル、PEEK、ポリアミドイミド、 ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイド、及び、ポリベンズイミダゾ ールからなる群から選ばれた少なくとも1つのポリマーから作られ、 表面に刻み目を有さず、前記シールリングの厚みを通して破断線を有する ことにより向かい合う面を形成し、 前記面は、粗く、かみあっており、前記面が接触を強いられたときに、前 記面は連結し、 さらに、前記破断線が有るにも拘らず、前記空間をシールすることができ るように真ん丸であり、 前記ボアと前記半径方向の溝との間の前記空間を単一のシールリングでシ ールすることができる ことを特徴とするシールリング。 2. 前記ポリマーが次の物理的性質を有することを特徴とする、請求項1に記 載のシールリング。 (1) 9000から18000pSiの範囲の引張り強さ、 (2) 2.5から10%の範囲の伸び率、及び、 (3) 310,000から750,000psiの範囲の引張り係数。 3. 前記シールリングの表面に破断線をつくる装置であって、 (1) 前記シールリングの内表面を、支持されていない領域を得るた めに距離をおいた2箇所において支持する手段と、 (2) 前記シールリングの前記支持されていない領域の外表面に対し て加圧する手段と、 (3) 前記シールリングに前記破断線をつくるために、前記加圧手段 と前記支持手段とを互いに向かって動かす手段と を備えたことを特徴とする装置。 4. (1)ボアを形成するハウジングと、 (2)前記ハウジングの内部に動くことができるように設置された円柱状 の部材であって、半径方向の溝を有し、前記半径方向の溝と前記ボアの間に空間 を有する円柱状の部材と、 (3)前記円柱状の部材の前記半径方向の溝の内部に設置されたシールリ ングであって、 ポリイミド、ポリアミド、ポリエステル、PEEK、ポリアミドイ ミド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイド、及び、ポリベンズイ ミダゾールからなる群から選ばれた少なくとも1つのポリマーから作られ、 表面に刻み目を有さず、前記シールリングの厚みを通して破断線を 有することにより向かい合う面を形成し、 前記向かい合う面が粗く、 内表面、外表面、上流表面、及び、下流表面を有する シールリングと を備えたシール装置であって、 前記円柱状の部材が動く際に流体の圧力が前記上流表面に与えられた場合 に、前記シールリングが、真ん丸となり、かつ、前記向かい合う面が互いにかみ あって連結し、更に、前記下流表面及び前記外表面が、各々、同時に前記半径方 向の溝及び前記ボアとの接触を強いられることによって、シールリングには破断 線があるにも拘らず前記空間をシールするシールリングとなること を特徴とするシール装置。
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