JP2001522485A - 無接点形のデータ交換のシステムにおける衝突の処理の方法 - Google Patents

無接点形のデータ交換のシステムにおける衝突の処理の方法

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Abstract

(57)【要約】 可搬の物体またはバッジと、少くとも1つのデータ送受信を行う端末またはバウンダリであって端末の作動のフィールドに同時に存在する複数のバッジと協力するものの間のデータ交換のシステムにおける衝突を処理する方法。この方法は次の順次の諸段階を具備する、すなわち、(a)端末により、確率変調パラメータをともなう呼出しのメッセージのすべてを複数のバッジへ送信すること、(b)衝突の場合の確率変調パラメータに基づき100%より小なる確率をもってすべての呼出しに応答しメッセージをバッジにより条件付きで送信することであって、このメッセージはすべての呼出しに応答しバッジに特定の識別子を包含するもの、(c)すべての呼出しへの1つの応答のメッセージを端末が受信し、該メッセージ他の1つのバッジからのメッセージの間の衝突が存在しない場合は端末とバッジの間の特定のデータ通信を設定しデータ交換を進行させ、そして新しい反復のために段階(a)を再開させること、および、(d)そうでない場合は、確率変調のパラメータの動的な修飾をもって選択的に、新しい反復のために段階(a)を再開させること、の諸段階を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】 無接点形のデータ交換のシステムにおける衝突の処理の方法 本発明は可搬式の物体と端末の間の無接点形の通信に関する。 無接点でデータを交換することはよく知られており、この技術の応用は、制限 のない態様で、アクセスおよび遠隔の支払い、例えば公共の輸送機関へのアクセ スおよび支払い、を制御することを包含する。 この特定の例において、各使用者は「無接点形のカード」または「無接点形の バッジ」の形式の可搬の物体を有しており、該可搬の物体は、バッジを端末に接 近させ金属によらない相互結合が形成されるようにすることにより固定の「端末 」と情報の交換を行うことができる物体である(用語「端末」は可搬の物体と協 力するに適切なデータ送受信装置を指定するために普通に用いられる)。 本発明は、端末の作動のフィールドに複数のバッジが存在することができ、フ ィールド内で単一の物体の到着を隔離する物理的手段、例えば溝へ挿入するとい う手段、が存在しないという特殊な場合に関係している。 種々のバッジから送信される信号が、同時に相互に重畳することができるとす ると、端末は「衝突対抗(anti-collision)の」機構を有しなければならず、該 機構はそのような事態を検出しバッジから信号が再送信されるように事態を処理 するものである。 この目的のために種々のアルゴリズムが提案されてきている。例えばEP−A− 669592は、端末の作動のフィールドに同時に存在するバッジからの応答の正確な 同期性にもとづいている。しかし、それはそのような同期性を達成する能力を要 求するものであり、すなわ ち、端末から送信される質問のメッセージに応答しバッジのすべてが同時に信号 を送出するようにさせる能力である。実際に、その技術は、各バッジにハードワ イヤの論理の形式で組込まれるべき応答の機構を必要とするのである。 そのような同期性を得ることはいつも可能ではないのであり、特に、応答時間 をもつマイクロプロセッサのバッジを使用する場合であって、該応答時間は、必 要な同期性の度合いを得ることができるだけの充分な正確性をもって予想するこ とができない場合にいつも可能ではない。 そのような事情の下において、例えばFR−A−2666167のような提案がなされ ており、このものは、比較的多数のスロットを有するフレームを規定し、その場 合にバッジからの応答は各送信についてランダムなまたは凝似ランダムな数を選 択することによりフレーム内の位置が決定されるスロットの期間において非同期 的に送信される。その技術は、バッジ間の同期性の欠如の問題を解決し衝突の確 率を大いに減少させるのであり、該確率はフレーム当りのタイムスロットの数が 増大するにつれて減少する。 それにもかかわらず、実効的には、その技術は比較的に長いフレームを必要と するという欠点を有するが、それは次の条件の下においてであり、すなわちフレ ームが非常に多くのタイムスロットを有しなければならぬという条件、およびそ れに加えてタイムスロット自体が充分に大であり精密な情報のすべて、特にバッ ジの完全な識別番号、が送信されることが可能になるという条件の下においてで ある。このことは、取引の期間の大なるおよび系統的な増大をもたらし、またこ のことは、端末の作動のフィールドに実際に存在するバッジの数に無関係に成立 する(その理由はフレームの継続時間は該数に無関係であり、最も多い場合であ る1つだけのバッジが存在 するときにバッジが多く存在する場合と同じ長さの期間であるからである。) EP−A−702324は衝突を処理する他の1つの機構を提案するものであり、該機 構は、衝突が検出されると端末はバッジへ衝突の警報を送信し、各バッジはこの 警報を受信すると、回答のメッセージを送信するか否かを決定し、その場合に該 決定はランダムな性質のものであり一定の応答の確率、例えば50%、を有する。 端末により受信される応答の数、したがって衝突の危険性は、最初の衝突が検出 された後に減少する。1つまたはそれより多い衝突が依然として検出されると、 該機構は、衝突が完全に削減するまで反復させられる。 そのような機構による場合、特に、端末の作動のフィールドに多くのバッジが 存在すると、衝突が複数回、反復発生し、反復の回数が多くなり、存在するバッ ジのすべての識別に要する時間がそれに応じて増大することをもたらすことが可 能であることが理解されるであろう。 本発明の目的の1つは、これらの種々の困難を衝突を処理する非同期の形式の 機構を提案することにより解決することであり、すなわち、マイクロプロセッサ のバッジとともに使用するに全く適切である機構であって、端末の作動のフィー ルドに実際にまたは潜在的に存在するバッジの平均の数に容易に適合することが できるものを提案することにより解決することである。 端末の制御の下のこの適応的整合(adaptive matching)静的または動的に等し く良好であることが以下に説明される。静的整合(static matching)は、衝突対 抗のアルゴリズムの継続時間を端末の作動のフィールドで代表的に見出され得る バッジの平均の数の関数として最適化するよう、先験的に端末を設定することか らなる。動的 整合(dynamic matching)は、1つの反復から次位の反復への与えられた識別の シーケースの期間におけるアルゴリズムのパラメータを、端末の作動のフィール ドに実際に存在するバッジの数の関数として修飾することからなる。 静的または動的の整合は独立的にまたは蓄積的に実施されることができる。 衝突の処理の過程(静的または動的の整合)を最適化することは、端末の制御 下にあり、したがってバッジからは独立しており、したがって、このことは、非 常に相違する状況および環境において等しく良好に使用されることができる。 したがって、自身の設定を修飾することなしに同じバッジが使用されることが でき、その場合に「手が自由(handsfree)」形式の読取り装置(例えば検査ゲー トを通過させるための)を有する端末であって端末の作動のフィールド内に多数 のバッジ、代表的には8ないし10のバッジが同時に存在することが可能であるも の、および「自発的な作動(voluntary act)」形式の読取り装置を有する端末で あって、すなわち使用者がバッジを小なる寸法の読取りの区域へ入れること、ま たは、例えば公共の輸送機関用の遠隔の支払いの必要が生じたときバッジを圧着 させる(この場合においては同時に存在することができるバッジの代表的な数は より小であり、2に近くそしてわずかに極めて稀なことであるが3より大である )こと、が必要である。 より精密には、本発明は下記の順次の諸段階により特徴づけられるのであり、 すなわち、(a)端末が一般的な呼出しのメッセージを送信する段階であって、 該メッセージは衝突確率の変調のパラメータを包含するもの、(b)各バッジが 、衝突確率の変調のパラメータの関数として100%より小なる確率をもって一般 的呼出し応答 のメッセージを条件付きで送信する段階であって、各一般的呼出し応答のメッセ ージはバッジに特定の識別子を包含するもの、(c)端末において一般的呼出し 応答のメッセージを受信し、該メッセージと他の1つのバッジから送信される1 つのメッセージの間に衝突が存在しない場合は、端末とバッジの間に特定のデー タ通信の連系が確立され、データ交換が継続され、新しい反復のために段階(a )へ復帰する段階、および、(d)そうでない場合は、方法は、新しい反復のた めに段階(a)へ復帰する段階、である。 種々の有利な実施形態は次のものであり、すなわち、 ● 送信されつつある一般的呼出し応答のメッセージの確率は、段階(c)ま たは(d)における新しい連続する反復において修飾され、特にこの確率は、衝 突の発生に際しては、段階(d)に引続く次位の反復において減少させられる、 ● 少くとも段階(d)に引続く反復の期間内に、一般的呼出しメッセージ(G ENCALL)の最初の送信に引続いての衝突の発生に際しては、確率変調のパラメー タは端末により送信され、応答する可能性のある各バッジによる一般的呼出し応 答のメッセージの送信について100%より小なる確率が規定される、 ● バッジは凝似ランダムな値を発生させ、該凝似ランダムな値を受信した確 率変調のパラメータと比較する、 ● 確率変調のパラメータは、端末の予め定められた形式をあらわす固定され たデータを包含する第1のフィールド、および確率変調用の特定のデータを包含 する第2のフィールドを具備し、段階(b)において、固定のデータはバッジに 包含される対応するデータとの先行の比較の支配を受け、段階(b)のランダム な値が発生させられ、段階(c)の条件付きの送信は先行の比較が結果「眞(tr ue)」をもたらす場合にのみ遂行される、 ● 段階(c)において、一般的呼出しに応答し端末により受信されるものと してのバッジに特定的な識別子およびあいまいでない通信チャンネル番号を具備 する制御メッセージを発生させ、該制御メッセージを端末かへ送出し、次いでこ のやりかたで割当てられるチャンネルを通してデータ交換を継続し、有利にする には、バッジが複数の端末の作動のフィールドにおいて同時に見出されるときは 、チャンネル番号はバッジと連系を確立した端末に特定的なデータ項目を包含し ており、該データ項目は隣接する端末間で相違している、 ● 確率変調のパラメータは、1つの一般的呼出しのメッセージから次位のも のへ動的に修飾可能である1つのパラメータであり、端末は、段階(d)で作動 し一般的呼出し応答のメッセージの受信が存在しないことと、従順でないメッセ ージを受信しつつあることを弁別し、特に衝突の発生に際し2つの相異るバッジ から送信されるメッセージを弁別し、段階(d)において、従順でないメッセー ジが存在する場合、確率変調のパラメータは段階(a)への復帰の前に修飾され 、その場合変調は後続の段階(b)において得られつつある「眞」の結果の確率 を減少させる方向において行われるものであり、そして、段階(d)において一 般的呼出し応答のメッセージを受信する端末が存在しない場合に、確率変調のパ ラメータは、段階(a)への復帰に先立って、後続の段階(b)において「眞」 の結果を得る確率を増大させる方向に修飾される、 ● 段階(b)の各比較の後、バッジは、端末から送信される一般的呼出しメ ッセージの同じ系列に応答し発生する連続する「偽の」結果の数を計数し、対応 する計数値が予め定められたしきい値に到達すればいつでも応答メッセージが一 般的呼出しに対し伝送されることを強制し、この強制はたとえ確率変調のパラメ ータにより規 定されるプロトコルがランダムな応答を要求する場合であっても行われるもので ある。 本発明のその他の利点および特徴は添付図面を参照しつつ示される以下の記述 を読むことにより了解されるであろう。 第1図は端末の終端における衝突処理のアルゴリズムを示す。 第2図はバッジの終端における対応するアルゴリズムを示す。 第3図は本発明の方法により得られる結果および本発明の方法の作動が最適化 される技法をあらわす効率のプロットを示す。 以下に、第1図(端末の終端(terminal end)において遂行される諸段階)お よび第2図(バッジの終端(badge end)において遂行される諸段階)のフローチ ャートを参照しつつ説明される本発明の実施例が記述される。 これらのアルゴリズムは衝突を処理する本発明の方法の第1の具体例に対応し 、以下に、方法がさらに改良されることを可能にする変形が記述される。 本発明は、以下において「確率変調のパラメータ(modulation modulation par ameter)」またはPMPと称されるパラメータの使用にもとづいており、このものは 端末により発生させられ、端末からの質問に応答し応答信号が送信されるか、送 信されないか、ランダムな態様で行わせるよう各バッジにより実行される確率の アルゴリズムに対する入力値として使用されるものである。 このパラメータは、端末がバッジの応答の確率を変調することを可能にするこ とに役立つが、統計的および/または動的に適合させられることができる1つの パラメータである。以下に記述される具体例において、考慮される唯一の場合は 、統計的に適合させられるパラメータの場合であり、すなわち、端末の形状およ び環境の関数として調節される1つのパラメータであり、該パラメータは、1つ の端末から他の1つの端末にわたり変化するが時間に関しては一定であることを 維持する(以下において、付加的および変形的具体例が記述されるとき、場合は また時間に関し動的に適合されることができる1つのパラメータについて記述さ れる)。 最も有利であるためには、PMPは2つのフィールドを有し、すなわち、端末の 予め定められた形式をあらわす固定のデータを包含するフィールド、および特定 的に確率を変調するフィールドである。 第1のフィールドは、例えば、端末はこれこれの帯域へのアクセスを制御する 1つの端末、道路通行税を遠隔的に支払う1つの端末、これこれの都市の公共輸 送機関用の遠隔支払い用の1つの端末、等であることを表示する、このフィール ドは、使用者が複数の類似のバッジ(例えば、同じ紙入れ内の複数の無接点形の バッジ)をもっている場合、相異なる取引きに対応する相異なるバッジ間の弁別 を行い、同時に他のバッジが取引において誤った回答を行うことおよび干渉を行 うことを防止することを可能にする。以下の記述において、次のことが仮定され るのであり、すなわち、このフィールドはバッジにおける対応するフィールドと 同一であるか否かを見るために比較されること、整合が本当に見出されること( 例えば、質問の端末はパリの地下鉄へのアクセスを行う端末であり、バッジはパ リの地下鉄乗車についての支払い用のバッジであること)、および他のすべての 場合においてバッジによる応答のメッセージの発信は体系として禁止されている こと、である。 端末がバッジを識別するための機構は、端末が「一般的呼出し」フレームGENC ALLであって、なによりも前述において定義されたPMPを包含するもの、を送信す ることにより開始される。 このGENCALLのフレームは、端末の作動のフィールドに存在する種々のバッジ により同時に受信される。受信したフレームが本当に 一般的なGENCALLであると検出されると(第2図、ステップ14)、命令を待機す る位置にあるこれらの種々のバッジは(第2図、ステップ12)、確率的なアルゴ リズムの適用において、この呼出しに応答すべきか否かを決定する。 応答する段階(第2図、ステップ16)は、従来のアルゴリズムを用いランダム な番号を取出すことを包含するが、このことはバッジの一連番号を用いて選択的 に分散化される(一連番号は常に極めて長いものであり、極めて単純な手段を用 いて疑似ランダムな番号の取出しを行うことを可能にする)。 次いで取出されたランダムな番号と受信したGENCALLのメッセージの間の比較 がなされる(第2図、ステップ18)。例えば、基準は、ランダムな番号がPMPの 値pより小であるかまたはそれに等しいことであることが可能である。 例として、PMPがp=0からp=63の範囲の64の相異なる値の任意の1つの値 に設定されることができると、取出されるランダムな番号は同様に0から63の範 囲の値であることができる。したがって、PMPの値がp=63に設定されると、回 答の確率は最大で100%であり、PMPがp=0に設定されると回答の確率は最小値 である1/64、すなわち約1.56%である。バッジへ送出されるPMPの特定の値p は、最小の値と最大の値の間の範囲でバッジの応答が作動開始される確率を決定 する。 一般的な呼出しに対するそのような応答のメッセージすなわちGENREPが本当に 送信されると(第2図、ステップ20)、該応答のメッセージはバッジの一連番号 を包含し、該一連番号はあいまい性なしに問題のバッジを識別することを可能に する独特の番号でありそれにより端末は他のものからそれを識別することができ るものである(より精密には、このフィールドは、用語「一連」の厳密な意味に おける一連の番号を製造者の番号とともに包含する)。次いでバッジは命令のメ ッセージを待機する(第2図、ステップ22)。 端末は応答を待機する間受信のモードヘ切換えられ(第1図、ステップ24)、 応答を受信すると受信した応答が本当に正式に前述で特定されたGENREP形式の応 答であることの認証を行う。もしそうであれば、それは、衝突が存在しなかった こと、そしてバッジはあいまい性なく識別されることができ、したがって一連番 号は受信した応答のGENREPを復号することにより抽出されることができる、こと を意味する。 そうでない場合には、応答は無視されアルゴリズムはステップ10へ復帰し一般 的な呼出しGENCALLの送信を反復する(選択的には、後述するようにPMPの変化と ともに行われる)。この事情は、衝突(応答は、受信はされたが、従順なもので はなかった)であるか、応答なしであるか、のいずれかに対応することができる のであり、以下に説明されることであるが、ある状況下においては、一般的な呼 出しGENCALLが反復されるときPMPを修飾するためにこれら2つの場合を特定的に 区別することが有利であることができる。 従順な応答が受信されると、端末は、チャンネル番号を一連番号がGENREPに包 含されているバッジに割当て(第1図、ステップ28)、それにより引続きチャン ネルを通して単純化された態様でデータを交換することが継続されることを可能 にする(チャンネルは短い識別子に実質的に等しく、代表的には単一バイトを占 有し、データ交換加速用の短いコードを構成し、それにより端末はバッジの識別 番号の全部を送信する必要がなくなる)。作動の範囲が重複する端末が複数個存 在すると、チャンネル番号がバッジからの応答を処理している端末の識別を包含 し、端末が種々の端末からあいまい性なしに識別されることができることを確実 化するよう配慮が払われる のであり、それによりバッジは物理的に通信を行いそれによりバッジがあいまい な命令を受信することが防止される。 次いで端末は、割当てられたチャンネル番号およびバッジの一連番号、すなわ ちいまちょうど受信された応答GENREPに包含される番号、を包含する命令メッセ ージCOMを送信する(第1図、ステップ30)。 そのような命令COMを受信したとき(第2図、ステップ32)、バッジはそれが 従順状態であることを認証し、すなわち該バッジへ眞正に向けられたものである ことを認証し、それが成立する場合には、バッジは、それに対し割当てられ命令 COMにおいて送信されたチャンネル番号を記憶する(第2図、ステップ34)。次 いで取引は、例えば送信される受信の積極的確認により、継続され(第2図、ス テップ36)次いで、端末による処理のためのデータの種々の項目を、それ自体は 知られている態様で送信する(第1図、ステップ38)。「終末」の命令を受信し た後、バッジは、端末の作動のフィールドを離れてしまうまで、および/または 予め定められた時間が経過するまで沈黙を守り、例えば後続のGENCALLに応答し 送信されるGENREPの確率を零に強制するのである。これは後続のGENCALLのメッ セージを受信したときでさえ、データ交換が反復されないことを確実化するため であり、該後続のGENCALLのメッセージは、他のバッジまたはその後に作動のフ ィールド内へ進入してきたバッジからのGENREPの応答を要請することを継続する 端末から送信されるものである。 第3図は、本発明の衝突処理の機構の有効性をあらわす曲線である。 この図は、接触を確立するために必要な試行の平均値Mを与え(すなわち、第 1図のアルゴリズムが反復される回数または送信が必 要な順次のGENCALLフレームの数)、これは存在するバッジのすべてをPMPの値p および端末の作動のフィールドに同時に存在するバッジの数Nの関数として識別 するためのものである。 この例において、PMPは0から63までの範囲の任意の値に設定されることがで き、応答を送出するバッジの確率をもたらすものであり、該確率は(p+1)/ 64、すなわち1/64(1.56%)から1(100%)の範囲にある値である。 N=1のとき、pは最大値を有することが当然のこととして有利であり(p= 63の場合、確率は100%であり、M=1である)、その理由は衝突の可能性が ないからである。 しかし、N>1のとき、Mの最適値は、すなわち存在するバッジの数Nに対応 する特徴の最小値は、pの値が0と63の中間にあるときに発生し、その場合該最 適の中間値はバッジの数の増大にともない減少する、ことを了解することができ る。 また、PMPの与えられた値pについて、必要な試行の平均の数は、存在するバ ッジの数の関数として増大することも了解することができる。換言すれば、バッ ジのすべてを識別するに必要な時間はバッジの数が減少するにともない減少し、 したがってシステムは、同時に実際に存在するバッジの数に適合させられる。 種々の改良および変形が想像されることができる。 したがって、最も有利にするには、或る端末について、一度に、そしてすべて について、PMPを値pに設定する(前述の例におけるように)代りに、該値pを 、受信した応答および検出された衝突の多くのまたは少ない数の関数として動的 に変化するようにさせることが可能である。 より精密には、ステップ26(第1図)において、端末は、衝突をあらわす非従 順の応答を受信することと応答を受信しない場合とを 弁別することにより、応答する手段を有することができる。端末の電磁的環境が 過度に混乱させられない条件下において、そのような弁別は、実際、沈黙の検出 装置として作動するしきい値の手段により達成されることができる。 当初は、PMPは最大値(考慮されている例においては63)が与えられる、すな わち、確率100%の応答を与えるものである。 最初の一般的な呼出しGENCALLが送信された後、衝突が検出されると、すなわ ち応答が本当に受信されるが該応答は従順でないものであると、端末はPMPの値 が減少するようにさせるのであり(例えば2により割り算)、該減少は第3図の 有効性の特性から導出される床の値(floor value)により制限される。 新しい一般的呼出しがこのやりかたで減少させられたPMPとともに送信され、 以下引続いて行われる。 逆に、一般的呼出しGENCALLに引続いて応答の受信が存在しないと(バッジが ない、または範囲の極限にのみバッジが存在する)、PMPの値pは増大し、次位 のバッジからの応答を受信する確率を増大させ端末のフィールドへ進入させる。 したがって端末は、応答の確率を減少させるようPMPを動的に変調することに より作動するのであり、該応答はバッジが極めて多数存在するときバッジに対し 送出される次位の一般的呼出しに対し行われるものであり(衝突が検出される) 、そして、逆に、バッジのすべてが識別された後または端末の作動のフィールド を離れた後に、大なる確率の値を回復するものである。 前述された例において、応答の確率はPMPの線形の関数である。有利な変形に おいて、バッジの数が衝突の可能性を高くするものであると、確率はPMPに従っ て減少する関数であり、該減少は線型の減少よりも急速な減少であり、例えば指 数関数の関係にある減少で ある可能性がある。そのような事情の下で、衝突の可能性が高く、最初のGENCAL Lの受信に際してのものであるときは、バッジは応答の最小の確率から開始しそ れに引続き衝突が存在しない場合に応答の確率を増大させる。 他の1つの変形において、この場合はバッジの側で実施されることであるが、 バッジはバッジが順次に受信しGENREPのメッセージを送信することにより応答す ることをしなかったGENCALLのフレームの数を記憶するのであり、すなわち、換 言すればステップ18(第2図)における比較の順次の回数は、消極的な結果をも たらすのである。この総計が予め定められたしきい値(例えば10回)を超過する と、GENCALLのメッセージの次位の受信に際してのGENREPの送信が、GENCALLの命 令の受信後に得られるランダムな数に無関係に、強制される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年9月29日(1999.9.29) 【補正内容】 明細書 無接点形のデータ交換のシステムにおける衝突の処理の方法 本発明は可搬式の物体と端末の間の無接点形の通信に関する。 無接点でデータを交換することはよく知られており、この技術の応用は、制限 のない態様で、アクセスおよび遠隔の支払い、例えば公共の輸送機関へのアクセ スおよび支払い、を制御することを包含する。 この特定の例において、各使用者は「無接点形のカード」または「無接点形の バッジ」の形式の可搬の物体を有しており、該可搬の物体は、バッジを端末に接 近させ金属によらない相互結合が形成されるようにすることにより固定の「端末 」と情報の交換を行うことができる物体である(用語「端末」は可搬の物体と協 力するに適切なデータ送受信装置を指定するために普通に用いられる)。 本発明は、端末の作動のフィールドに複数のバッジが存在することができ、フ ィールド内で単一の物体の到着を隔離する物理的手段、例えば溝へ挿入するとい う手段、が存在しないという特殊な場合に関係している。 種々のバッジから送信される信号が、同時に相互に重畳することができるとす ると、端末は「衝突対抗(anti-collision)の」機構を有しなければならず、該 機構はそのような事態を検出しバッジから信号が再送信されるように事態を処理 するものである。 この目的のために種々のアルゴリズムが提案されてきている。例えばEP−A− 669592は、端末の作動のフィールドに同時に存在するバッジからの応答の正確な 同期性にもとづいている。しかし、それはそのような同期性を達成する能力を要 求するものであり、すなわ ち、端末から送信される質問のメッセージに応答しバッジのすべてが同時に信号 を送出するようにさせる能力である。実際に、その技術は、各バッジにハードワ イヤの論理の形式で組込まれるべき応答の機構を必要とするのである。 そのような同期性を得ることはいつも可能ではないのであり、特に、応答時間 をもつマイクロプロセッサのバッジを使用する場合であって、該応答時間は、必 要な同期性の度合いを得ることができるだけの充分な正確性をもって予想するこ とができない場合にいつも可能ではない。 そのような事情の下において、例えばFR−A−2666167のような提案がなされ ており、このものは、比較的多数のスロットを有するフレームを規定し、その場 合にバッジからの応答は各送信についてランダムなまたは凝似ランダムな数を選 択することによりフレーム内の位置が決定されるスロットの期間において非同期 的に送信される。その技術は、バッジ間の同期性の欠如の問題を解決し衝突の確 率を大いに減少させるのであり、該確率はフレーム当りのタイムスロットの数が 増大するにつれて減少する。 それにもかかわらず、実効的には、その技術は比較的に長いフレームを必要と するという欠点を有するが、それは次の条件の下においてであり、すなわちフレ ームが非常に多くのタイムスロットを有しなければならぬという条件、およびそ れに加えてタイムスロット自体が充分に大であり精密な情報のすべて、特にバッ ジの完全な識別番号、が送信されることが可能になるという条件の下においてで ある。このことは、取引の期間の大なるおよび系統的な増大をもたらし、またこ のことは、端末の作動のフィールドに実際に存在するバッジの数に無関係に成立 する(その理由はフレームの継続時間は該数に無関係であり、最も多い場合であ る1つだけのバッジが存在 するときにバッジが多く存在する場合と同じ長さの期間であるからである。) EP−A−702324は衝突を処理する他の1つの機構を提案するものであり、該機 構は、衝突が検出されると端末はバッジへ衝突の警報を送信し、各バッジはこの 警報を受信すると、回答のメッセージを送信するか否かを決定し、その場合に該 決定はランダムな性質のものであり一定の応答の確率、例えば50%、を有する。 端末により受信される応答の数、したがって衝突の危険性は、最初の衝突が検出 された後に減少する。1つまたはそれより多い衝突が依然として検出されると、 該機構は、衝突が完全に削減するまで反復させられる。 そのような機構による場合、特に、端末の作動のフィールドに多くのバッジが 存在すると、衝突が複数回、反復発生し、反復の回数が多くなり、存在するバッ ジのすべての識別に要する時間がそれに応じて増大することをもたらすことが可 能であることが理解されるであろう。 本発明の目的の1つは、これらの種々の困難を衝突を処理する非同期の形式の 機構を提案することにより解決することであり、すなわち、マイクロプロセッサ のバッジとともに使用するに全く適切である機構であって、端末の作動のフィー ルドに実際にまたは潜在的に存在するバッジの平均の数に容易に適合することが できるものを提案することにより解決することである。 端末の制御の下のこの適応的整合(adaptive matching)静的または動的に等し く良好であることが以下に説明される。静的整合(static matching)は、衝突対 抗のアルゴリズムの継続時間を端末の作動のフィールドで代表的に見出され得る バッジの平均の数の関数として最適化するよう、先験的に端末を設定することか らなる。動的 整合(dynamic matching)は、1つの反復から次位の反復への与えられた識別の シーケースの期間におけるアルゴリズムのパラメータを、端末の作動のフィール ドに実際に存在するバッジの数の関数として修飾することからなる。 静的または動的の整合は独立的にまたは蓄積的に実施されることができる。 衝突の処理の過程(静的または動的の整合)を最適化することは、端末の制御 下にあり、したがってバッジからは独立しており、したがって、このことは、非 常に相違する状況および環境において等しく良好に使用されることができる。 したがって、自身の設定を修飾することなしに同じバッジが使用されることが でき、その場合に「手が自由(handsfree)」形式の読取り装置(例えば検査ゲー トを通過させるための)を有する端末であって端末の作動のフィールド内に多数 のバッジ、代表的には8ないし10のバッジが同時に存在することが可能であるも の、および「自発的な作動(voluntary act)」形式の読取り装置を有する端末で あって、すなわち使用者がバッジを小なる寸法の読取りの区域へ入れること、ま たは、例えば公共の輸送機関用の遠隔の支払いの必要が生じたときバッジを圧着 させる(この場合においては同時に存在することができるバッジの代表的な数は より小であり、2に近くそしてわずかに極めて稀なことであるが3より大である )こと、が必要である。 より精密には、本発明は下記の順次の諸段階により特徴づけられるのであり、 すなわち、(a)端末が一般的な呼出しのメッセージを送信する段階であって、 該メッセージは衝突確率の変調のパラメータを包含するもの、(b)各バッジが 、衝突確率の変調のパラメータの関数として100%より小なる確率をもって一般 的呼出し応答 のメッセージを条件付きで送信する段階であって、各一般的呼出し応答のメッセ ージはバッジに特定の識別子を包含するもの、(c)端末において一般的呼出し 応答のメッセージを受信し、該メッセージと他の1つのバッジから送信される1 つのメッセージの間に衝突が存在しない場合は、端末とバッジの間に特定のデー タ通信の連系が確立され、データ交換が継続され、新しい反復のために段階(a )へ復帰する段階、および、(d)そうでない場合は、方法は、新しい反復のた めに段階(a)へ復帰する段階、である。 種々の有利な実施形態は次のものであり、すなわち、 ● 送信されつつある一般的呼出し応答のメッセージの確率は、段階(c)ま たは(d)における新しい連続する反復において修飾され、特にこの確率は、衝 突の発生に際しては、段階(d)に引続く次位の反復において減少させられる、 ● 少くとも段階(d)に引続く反復の期間内に、一般的呼出しメッセージ(G ENCALL)の最初の送信に引続いての衝突の発生に際しては、確率変調のパラメー タは端末により送信され、応答する可能性のある各バッジによる一般的呼出し応 答のメッセージの送信について100%より小なる確率が規定される、 ● バッジは凝似ランダムな値を発生させ、該凝似ランダムな値を受信した確 率変調のパラメータと比較する、 ● 確率変調のパラメータは、端末の予め定められた形式をあらわす固定され たデータを包含する第1のフィールド、および確率変調用の特定のデータを包含 する第2のフィールドを具備し、段階(b)において、固定のデータはバッジに 包含される対応するデータとの先行の比較の支配を受け、段階(b)のランダム な値が発生させられ、段階(c)の条件付きの送信は先行の比較が結果「眞(tr ue)」をもたらす場合にのみ遂行される、 ● 段階(c)において、一般的呼出しに応答し端末により受信されるものと してのバッジに特定的な識別子およびあいまいでない通信チャンネル番号を具備 する制御メッセージを発生させ、該制御メッセージを端末からバッジへ送出し、 次いでこのやりかたで割当てられるチャンネルを通してデータ交換を継続し、有 利にするには、バッジが複数の端末の作動のフィールドにおいて同時に見出され るときは、チャンネル番号はバッジと連系を確立した端末に特定的なデータ項目 を包含しており、該データ項目は隣接する端末間で相違している、 ● 確率変調のパラメータは、1つの一般的呼出しのメッセージから次位のも のへ動的に修飾可能である1つのパラメータであり、端末は、段階(d)で作動 し一般的呼出し応答のメッセージの受信が存在しないことと、従順でないメッセ ージを受信しつつあることを弁別し、特に衝突の発生に際し2つの相異るバッジ から送信されるメッセージを弁別し、段階(d)において、従順でないメッセー ジが存在する場合、確率変調のパラメータは段階(a)への復帰の前に修飾され 、その場合変調は後続の段階(b)において得られつつある「眞」の結果の確率 を減少させる方向において行われるものであり、そして、段階(d)において一 般的呼出し応答のメッセージを受信する端末が存在しない場合に、確率変調のパ ラメータは、段階(a)への復帰に先立って、後続の段階(b)において「眞」 の結果を得る確率を増大させる方向に修飾される、 ● 段階(b)の各比較の後、バッジは、端末から送信される一般的呼出しメ ッセージの同じ系列に応答し発生する連続する「偽の」結果の数を計数し、対応 する計数値が予め定められたしきい値に到達すればいつでも応答メッセージが一 般的呼出しに対し伝送されることを強制し、この強制はたとえ確率変調のパラメ ータにより規 定されるプロトコルがランダムな応答を要求する場合であっても行われるもので ある。 本発明のその他の利点および特徴は添付図面を参照しつつ示される以下の記述 を読むことにより了解されるであろう。 第1図は端末の終端における衝突処理のアルゴリズムを示す。 第2図はバッジの終端における対応するアルゴリズムを示す。 第3図は本発明の方法により得られる結果および本発明の方法の作動が最適化 される技法をあらわす効率のプロットを示す。 以下に、第1図(端末の終端(terminal end)において遂行される諸段階)お よび第2図(バッジの終端(badge end)において遂行される諸段階)のフローチ ャートを参照しつつ説明される本発明の実施例が記述される。 これらのアルゴリズムは衝突を処理する本発明の方法の第1の具体例に対応し 、以下に、方法がさらに改良されることを可能にする変形が記述される。 本発明は、以下において「確率変調のパラメータ(modulation modulation par ameter)」またはPMPと称されるパラメータの使用にもとづいており、このものは 端末により発生させられ、端末からの質問に応答し応答信号が送信されるか、送 信されないか、ランダムな態様で行わせるよう各バッジにより実行される確率の アルゴリズムに対する入力値として使用されるものである。 このパラメータは、端末がバッジの応答の確率を変調することを可能にするこ とに役立つが、統計的および/または動的に適合させられることができる1つの パラメータである。以下に記述される具体例において、考慮される唯一の場合は 、統計的に適合させられるパラメータの場合であり、すなわち、端末の形状およ び環境の関数として調節される1つのパラメータであり、該パラメータは、1つ の端末から他の1つの端末にわたり変化するが時間に関しては一定であることを 維持する(以下において、付加的および変形的具体例が記述されるとき、場合は また時間に関し動的に適合されることができる1つのパラメータについて記述さ れる)。 最も有利であるためには、PMPは2つのフィールドを有し、すなわち、端末の 予め定められた形式をあらわす固定のデータを包含するフィールド、および特定 的に確率を変調するフィールドである。 第1のフィールドは、例えば、端末はこれこれの帯域へのアクセスを制御する 1つの端末、道路通行税を遠隔的に支払う1つの端末、これこれの都市の公共輸 送機関用の遠隔支払い用の1つの端末、等であることを表示する、このフィール ドは、使用者が複数の類似のバッジ(例えば、同じ紙入れ内の複数の無接点形の バッジ)をもっている場合、相異なる取引きに対応する相異なるバッジ間の弁別 を行い、同時に他のバッジが取引において誤った回答を行うことおよび干渉を行 うことを防止することを可能にする。以下の記述において、次のことが仮定され るのであり、すなわち、このフィールドはバッジにおける対応するフィールドと 同一であるか否かを見るために比較されること、整合が本当に見出されること( 例えば、質問の端末はパリの地下鉄へのアクセスを行う端末であり、バッジはパ リの地下鉄乗車についての支払い用のバッジであること)、および他のすべての 場合においてバッジによる応答のメッセージの発信は体系として禁止されている こと、である。 端末がバッジを識別するための機構は、端末が「一般的呼出し」フレームGENC ALLであって、なによりも前述において定義されたPMPを包含するもの、を送信す ることにより開始される。 このGENCALLのフレームは、端末の作動のフィールドに存在する種々のバッジ により同時に受信される。受信したフレームが本当に 一般的なGENCALLであると検出されると(第2図、ステップ14)、命令を待機す る位置にあるこれらの種々のバッジは(第2図、ステップ12)、確率的なアルゴ リズムの適用において、この呼出しに応答すべきか否かを決定する。 応答する段階(第2図、ステップ16)は、従来のアルゴリズムを用いランダム な番号を取出すことを包含するが、このことはバッジの一連番号を用いて選択的 に分散化される(一連番号は常に極めて長いものであり、極めて単純な手段を用 いて疑似ランダムな番号の取出しを行うことを可能にする)。 次いで取出されたランダムな番号と受信したGENCALLのメッセージの間の比較 がなされる(第2図、ステップ18)。例えば、基準は、ランダムな番号がPMPの 値pより小であるかまたはそれに等しいことであることが可能である。 例として、PMPがp=0からp=63の範囲の64の相異なる値の任意の1つの値 に設定されることができると、取出されるランダムな番号は同様に0から63の範 囲の値であることができる。したがって、PMPの値がp=63に設定されると、回 答の確率は最大で100%であり、PMPがp=0に設定されると回答の確率は最小値 である1/64、すなわち約1.56%である。バッジへ送出されるPMPの特定の値p は、最小の値と最大の値の間の範囲でバッジの応答が作動開始される確率を決定 する。 一般的な呼出しに対するそのような応答のメッセージすなわちGENREPが本当に 送信されると(第2図、ステップ20)、該応答のメッセージはバッジの一連番号 を包含し、該一連番号はあいまい性なしに問題のバッジを識別することを可能に する独特の番号でありそれにより端末は他のものからそれを識別することができ るものである(より精密には、このフィールドは、用語「一連」の厳密な意味に おける一連の番号を製造者の番号とともに包含する)。次いでバッジは命令のメ ッセージを待機する(第2図、ステップ22)。 端末は応答を待機する間受信のモードへ切換えられ(第1図、ステップ24)、 応答を受信すると受信した応答が本当に正式に前述で特定されたGENREP形式の応 答であることの認証を行う。もしそうであれば、それは、衝突が存在しなかった こと、そしてバッジはあいまい性なく識別されることができ、したがって一連番 号は受信した応答のGENREPを復号することにより抽出されることができる、こと を意味する。 そうでない場合には、応答は無視されアルゴリズムはステップ10へ復帰し一般 的な呼出しGENCALLの送信を反復する(選択的には、後述するようにPMPの変化と ともに行われる)。この事情は、衝突(応答は、受信はされたが、従順なもので はなかった)であるか、応答なしであるか、のいずれかに対応することができる のであり、以下に説明されることであるが、ある状況下においては、一般的な呼 出しGENCALLが反復されるときPMPを修飾するためにこれら2つの場合を特定的に 区別することが有利であることができる。 従順な応答が受信されると、端末は、チャンネル番号を一連番号がGENREPに包 含されているバッジに割当て(第1図、ステップ28)、それにより引続きチャン ネルを通して単純化された態様でデータを交換することが継続されることを可能 にする(チャンネルは短い識別子に実質的に等しく、代表的には単一バイトを占 有し、データ交換加速用の短いコードを構成し、それにより端末はバッジの識別 番号の全部を送信する必要がなくなる)。作動の範囲が重複する端末が複数個存 在すると、チャンネル番号がバッジからの応答を処理している端末の識別を包含 し、端末が種々の端末からあいまい性なしに識別されることができることを確実 化するよう配慮が払われる のであり、それによりバッジは物理的に通信を行いそれによりバッジがあいまい な命令を受信することが防止される。 次いで端末は、割当てられたチャンネル番号およびバッジの一連番号、すなわ ちいまちょうど受信された応答GENREPに包含される番号、を包含する命令メッセ ージCOMを送信する(第1図、ステップ30)。 そのような命令COMを受信したとき(第2図、ステップ32)、バッジはそれが 従順状態であることを認証し、すなわち該バッジへ眞正に向けられたものである ことを認証し、それが成立する場合には、バッジは、それに対し割当てられ命令 COMにおいて送信されたチャンネル番号を記憶する(第2図、ステップ34)。次 いで取引は、例えば送信される受信の積極的確認により、継続され(第2図、ス テップ36)次いで、端末による処理のためのデータの種々の項目を、それ自体は 知られている態様で送信する(第1図、ステップ38)。「終末」の命令を受信し た後、バッジは、端末の作動のフィールドを離れてしまうまで、および/または 予め定められた時間が経過するまで沈黙を守り、例えば後続のGENCALLに応答し 送信されるGENREPの確率を零に強制するのである。これは後続のGENCALLのメッ セージを受信したときでさえ、データ交換が反復されないことを確実化するため であり、該後続のGENCALLのメッセージは、他のバッジまたはその後に作動のフ ィールド内へ進入してきたバッジからのGENREPの応答を要請することを継続する 端末から送信されるものである。 第3図は、本発明の衝突処理の機構の有効性をあらわす曲線である。 この図は、接触を確立するために必要な試行の平均値Mを与え(すなわち、第 1図のアルゴリズムが反復される回数または送信が必 要な順次のGENCALLフレームの数)、これは存在するバッジのすべてをPMPの値p および端末の作動のフィールドに同時に存在するバッジの数Nの関数として識別 するためのものである。 この例において、PMPは0から63までの範囲の任意の値に設定されることがで き、応答を送出するバッジの確率をもたらすものであり、該確率は(p+1)/ 64、すなわち1/64(1.56%)から1(100%)の範囲にある値である。 N=1のとき、pは最大値を有することが当然のこととして有利であり(p= 63の場合、確率は100%であり、M=1である)、その理由は衝突の可能性が ないからである。 しかし、N>1のとき、Mの最適値は、すなわち存在するバッジの数Nに対応 する特徴の最小値は、pの値が0と63の中間にあるときに発生し、その場合該最 適の中間値はバッジの数の増大にともない減少する、ことを了解することができ る。 また、PMPの与えられた値pについて、必要な試行の平均の数は、存在するバ ッジの数の関数として増大することも了解することができる。換言すれば、バッ ジのすべてを識別するに必要な時間はバッジの数が減少するにともない減少し、 したがってシステムは、同時に実際に存在するバッジの数に適合させられる。 種々の改良および変形が想像されることができる。 したがって、最も有利にするには、或る端末について、一度に、そしてすべて について、PMPを値pに設定する(前述の例におけるように)代りに、該値pを 、受信した応答および検出された衝突の多くのまたは少ない数の関数として動的 に変化するようにさせることが可能である。 より精密には、ステップ26(第1図)において、端末は、衝突をあらわす非従 順の応答を受信することと応答を受信しない場合とを 弁別することにより、応答する手段を有することができる。端末の電磁的環境が 過度に混乱させられない条件下において、そのような弁別は、実際、沈黙の検出 装置として作動するしきい値の手段により達成されることができる。 当初は、PMPは最大値(考慮されている例においては63)が与えられる、すな わち、確率100%の応答を与えるものである。 最初の一般的な呼出しGENCALLが送信された後、衝突が検出されると、すなわ ち応答が本当に受信されるが該応答は従順でないものであると、端末はPMPの値 が減少するようにさせるのであり(例えば2により割り算)、該減少は第3図の 有効性の特性から導出される床の値(floor value)により制限される。 新しい一般的呼出しがこのやりかたで減少させられたPMPとともに送信され、 以下引続いて行われる。 逆に、一般的呼出しGENCALLに引続いて応答の受信が存在しないと(バッジが ない、または範囲の極限にのみバッジが存在する)、PMPの値pは増大し、次位 のバッジからの応答を受信する確率を増大させ端末のフィールドへ進入させる。 したがって端末は、応答の確率を減少させるようPMPを動的に変調することに より作動するのであり、該応答はバッジが極めて多数存在するときバッジに対し 送出される次位の一般的呼出しに対し行われるものであり(衝突が検出される) 、そして、逆に、バッジのすべてが識別された後または端末の作動のフィールド を離れた後に、大なる確率の値を回復するものである。 前述された例において、応答の確率はPMPの線形の関数である。有利な変形に おいて、バッジの数が衝突の可能性を高くするものであると、確率はPMPに従っ て減少する関数であり、該減少は線型の減少よりも急速な減少であり、例えば指 数関数の関係にある減少で ある可能性がある。そのような事情の下で、衝突の可能性が高く、最初のGENCAL Lの受信に際してのものであるときは、バッジは応答の最小の確率から開始しそ れに引続き衝突が存在しない場合に応答の確率を増大させる。 他の1つの変形において、この場合はバッジの側で実施されることであるが、 バッジはバッジが順次に受信しGENREPのメッセージを送信することにより応答す ることをしなかったGENCALLのフレームの数を記憶するのであり、すなわち、換 言すればステップ18(第2図)における比較の順次の回数は、消極的な結果をも たらすのである。この総計が予め定められたしきい値(例えば10回)を超過する と、GENCALLのメッセージの次位の受信に際してのGENREPの送信が、GENCALLの命 令の受信後に得られるランダムな数に無関係に、強制される。次いで、受信され た順次のGENCALLの命令の計数装置は、当然のこととして零にリセットされる。 このことは、状況がどのようであれそしてPMPの値がどのようであれ、GENREP の応答が、端末の作動のフィールドに同時に存在するバッジのすべてにより、与 えられた時間間隔内において常に送信される(例えば前述の例においてはGENCAL Lのフレームは期間内に11回送信される)。 他の変形もまた可能であり、例えば、バッジは歴史的なデータを記憶し、端末 は再度の初期化の信号を送信し、記憶された歴史的データの関数としてバッジか ら選択的な応答、例えば或るバッジは回答せずおよび/または他のバッジは必ら ず回答するなど、が行われることが確実化される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AU,BR ,CA,CN,IL,JP,KR,MX,SG,TR, UA,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.可搬の物体または「バッジ」と、端末の作動のフィールド内に同時に存在 する複数のバッジと協力するに適合する少なくとも1つのデータ送受信の端末の 間でデータを交換するシステムにおいて、衝突を制御する方法であって、該方法 は下記の順次の諸段階、すなわち、 (a)端末は該複数のバッジへ一般的呼出しのメッセージ(GENCALL)を送信する 段階であって、該メッセージは衝突確率の変調のパラメータ(PMP)を包含するも の、 (b)各バッジは端末に対し、一般的な呼出しの応答のメッセージ(GENREP)を 条件付きで発信し、該メッセージは衝突確率変調のパラメータ(PMP)の関数とし て100%より小なる確率をもって条件付きで送信され、各一般的な呼出し応答の メッセージ(GENREP)はバッジに特定的な識別子を包含するもの、 (c)一般的呼出し応答メッセージを端末が受信するに際し、該メッセージと他 の1つのバッジから送信されたメッセージの間に衝突が存在しない場合に、端末 とバッジの間に特定のデータ通信の連系路が確立され、データ交換が継続され、 新しい反復のために段階(a)へ復帰する段階、そして、 (d)そうでない場合に、新しい反復のために段階(a)へ復帰する段階、 を具備する方法。 2.一般的呼出し応答のメッセージが送信される確率は、段階(c)または( d)における新しい連続する反復の各々に際し修飾される、請求の範囲1記載の 方法。 3.一般的呼出し応答のメッセージが送信される確率は、段階( d)に引続く新しい反復において衝突が発生した場合に、減少させられる請求の 範囲2記載の方法。 4.少なくとも段階(d)に引続く反復の期間内に、一般的呼出しメッセージ (GENCALL)の最初の送信に引続いて衝突が発生した場合に、確率変調のパラメー タ(PMP)が端末により送信され、回答するであろう各バッジによる一般的呼出し 応答のメッセージ(GENREP)の送信について100%より小さな確率が規定される 、請求の範囲1記載の方法。 5.バッジが確率変調のパラメータ(PMP)を受信したとき、バッジは疑似ラン ダムな値を発生し、該疑似ランダムな値を受信した確率変調のパラメータと比較 する、請求の範囲4記載の方法。 6.確率変調のパラメータは、端末の予め定められた形式をあらわす固定され たデータを包含する第1のフィールド、および確率を変調するための特定のデー タを包含する第2のフィールドを具備し、 段階(b)において、固定されたデータはバッジに包含される対応するデータ との先行の比較の支配を受け、そして、 先行の比較が「眞」の結果をもたらす場合にのみ、段階(b)のランダムな値 が発生させられ段階(c)の条件付きの送信が遂行される、請求の範囲4記載の 方法。 7.段階(c)において、特定の連系路を確立することは、下記の諸段階、す なわち、 制御メッセージ(COM)を発生する段階であって、該制御メッセージは、一般的 呼出しに応答し端末により受信されるものとしてバッジに特定的な識別子、およ びあいまいな通信チャンネルの番号を具備するもの、 端末からバッジへ該制御メッセージを送出する段階、そして、 このやりかたで割当てられるチャンネル上においてデータ交換を継続する段階 、 を包含する、請求の範囲1記載の方法。 8.複数の端末の作動のフィールド内に同時に見出される可能性のあるバッジ について、チャンネル番号はバッジと連系路を確立した端末に特定的なデータ項 目を包含し、該データ項目は隣接の端末間で相違している、請求の範囲7記載の 方法。 9.確率変調のパラメータは1つの一般的呼出しのメッセージから次位のもの へと動的に修飾可能なパラメータであり、 端末は、段階(d)で作動し、一般的呼出し応答のメッセージの受信の不存在 と、非従順のメッセージの受信を弁別する手段であって、特に相異なる2つのバ ッジにより送信されるメッセージ間に衝突が発生した場合のもの、を包含してお り、 段階(d)において、非従順のメッセージが存在する場合に、確率変調のパラ メータは段階(a)への復帰の前に修飾され、該修飾は後続の段階(b)におい て「眞」の結果が得られる確率を減少される方向にあり、そして、 段階(d)において、一般的呼出し応答のメッセージを受信する端末が存在し ない場合に、確率変調のパラメータは、段階(a)へ復帰するに先立って、後続 の段階(b)において「眞」の結果を得る確率を増大させる方向に修飾される、 請求の範囲1記載の方法。 10.段階(b)の各比較の後に、バッジは、端末により送信される一般的呼出 しメッセージの同じ系列に応答し発生する連続的な「偽」の結果の数を計数し、 対応する計数が予め定められたしきい値に到達するときはいつでも、一般的呼出 しに対し応答メッセージが送信されるよう強制し、このことはたとえ確率変調の パラメータに より規定されるプロトコルがランダムな応答を要求するときでも強制する、請求 の範囲1記載の方法。
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