JP2001522179A - ベースステーションネットワークにおいて送信システムの容量を分配する方法 - Google Patents
ベースステーションネットワークにおいて送信システムの容量を分配する方法Info
- Publication number
- JP2001522179A JP2001522179A JP2000518509A JP2000518509A JP2001522179A JP 2001522179 A JP2001522179 A JP 2001522179A JP 2000518509 A JP2000518509 A JP 2000518509A JP 2000518509 A JP2000518509 A JP 2000518509A JP 2001522179 A JP2001522179 A JP 2001522179A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base station
- base
- base transceiver
- capacity
- assigned
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 52
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 26
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 12
- 230000001413 cellular effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 102100036407 Thioredoxin Human genes 0.000 claims description 40
- 101100208110 Arabidopsis thaliana TRX4 gene Proteins 0.000 claims description 3
- 101100425276 Dictyostelium discoideum trxD gene Proteins 0.000 claims description 3
- 101100154863 Mus musculus Txndc2 gene Proteins 0.000 claims description 3
- 101100208114 Arabidopsis thaliana TRX8 gene Proteins 0.000 claims 1
- 101150080339 BTS1 gene Proteins 0.000 description 8
- 230000011664 signaling Effects 0.000 description 6
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 4
- 101000795897 Homo sapiens Thioredoxin domain-containing protein 8 Proteins 0.000 description 2
- 102100031740 Thioredoxin domain-containing protein 8 Human genes 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 101100208111 Arabidopsis thaliana TRX5 gene Proteins 0.000 description 1
- 101100425275 Dictyostelium discoideum trxC gene Proteins 0.000 description 1
- 102100022102 Histone-lysine N-methyltransferase 2B Human genes 0.000 description 1
- 102100029234 Histone-lysine N-methyltransferase NSD2 Human genes 0.000 description 1
- 101001045846 Homo sapiens Histone-lysine N-methyltransferase 2A Proteins 0.000 description 1
- 101001045848 Homo sapiens Histone-lysine N-methyltransferase 2B Proteins 0.000 description 1
- 101100461042 Homo sapiens NSD2 gene Proteins 0.000 description 1
- 101100101240 Schizosaccharomyces pombe (strain 972 / ATCC 24843) txl1 gene Proteins 0.000 description 1
- 101150096347 TRX3 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 1
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/08—Access point devices
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W92/00—Interfaces specially adapted for wireless communication networks
- H04W92/04—Interfaces between hierarchically different network devices
- H04W92/12—Interfaces between hierarchically different network devices between access points and access point controllers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
セルラー無線ネットワークのベーストランシーバステーション(BTS1-BTS12)とベースステーションコントローラ(BSC)との間の通信を取り扱うシステムにおいて、送信容量は、所定数の容量単位(T0-T31)で構成される。少なくとも2つのベーストランシーバステーションを含む所与のベースステーショングループに少なくとも1つの容量単位(TCH)を割り当てることができる。上記容量単位は、上記ベーストランシーバステーションにより取り扱われるトラフィックの瞬時量が付加的な容量の一時的割り当てを必要とするときにベースステーショングループのあるベーストランシーバステーションに割り当てられ、そして上記容量単位は、上記ベーストランシーバステーションにより取り扱われるトラフィックの瞬時量が付加的な容量の一時的割り当てをもはや必要としないときにベースステーショングループに割り当てできるように再び解放される。
Description
【0001】
本発明は、ベースステーションネットワークの送信システムの容量を分配する
ための請求項1の前文に記載の方法であって、所与の送信システムを用いてベー
スステーションの数を増加し及び/又は送信システムの利用率を改善することの
できる方法に係る。又、本発明は、このような方法を適用する送信システムにも
係る。
ための請求項1の前文に記載の方法であって、所与の送信システムを用いてベー
スステーションの数を増加し及び/又は送信システムの利用率を改善することの
できる方法に係る。又、本発明は、このような方法を適用する送信システムにも
係る。
【0002】
例えば、GSM(移動テレコミュニケーション用のグローバルシステム)ネッ
トワークにおいて、ベースステーションコントローラBSCと、これにより制御
されるベーストランシーバステーションBTSとの間の通信は、通常、次のよう
に構成される。両方向の時分割をベースとする2Mbpsシステムを用いて送信
が実現される。システムは、32個の64kbpsタイムスロットを含み、その
各々は、4個の16kbps部分タイムスロットに分割することができる。1つ
(ポイント−ポイント)又は多数のベーストランシーバステーションを、チェー
ン、マルチドロップ、ループ又はスター構成でこのようなシステムに接続するこ
とができる。ベーストランシーバステーションは、8個の16kbps両方向ト
ラフィックチャンネル(TCH)を含む1つ以上の送信/受信(TRX)ユニッ
トを有する。各TRXユニットに対して、送信システムは、トラフィックチャン
ネルに2つのタイムスロットをそしてTRXシグナリング(TRXSIG)に対
して1つの16kbps部分タイムスロットを固定のやり方で割り当てる。加え
て、このシステムは、各ベーストランシーバステーションに対し、オペレーショ
ン及びメンテナンスユニットシグナリング(OMUSIG)のために1つの16
kbpsの部分タイムスロットを固定のやり方で指定する。従って、1つの送信
システムは、12TRXユニットで充分である。この最大のケースでは、若干の
部分タイムスロットのみが未使用となり、その厳密な量は、TRXユニットがい
かに多くのベーストランシーバステーションに分割されるかに依存する。又、1
0個のTRXユニットのトラフィックが2Mbpsシステムに配置されるような
構成もある。更に、送信システムのタイムスロットの幾つかがGSMトラフィッ
クを含み、そして幾つかがNMT(ノルデックモービルテレホン)トラフィック
或いは他のセルラー無線システムのトラフィック又はページングトラフィックを
含むような構成もある。
トワークにおいて、ベースステーションコントローラBSCと、これにより制御
されるベーストランシーバステーションBTSとの間の通信は、通常、次のよう
に構成される。両方向の時分割をベースとする2Mbpsシステムを用いて送信
が実現される。システムは、32個の64kbpsタイムスロットを含み、その
各々は、4個の16kbps部分タイムスロットに分割することができる。1つ
(ポイント−ポイント)又は多数のベーストランシーバステーションを、チェー
ン、マルチドロップ、ループ又はスター構成でこのようなシステムに接続するこ
とができる。ベーストランシーバステーションは、8個の16kbps両方向ト
ラフィックチャンネル(TCH)を含む1つ以上の送信/受信(TRX)ユニッ
トを有する。各TRXユニットに対して、送信システムは、トラフィックチャン
ネルに2つのタイムスロットをそしてTRXシグナリング(TRXSIG)に対
して1つの16kbps部分タイムスロットを固定のやり方で割り当てる。加え
て、このシステムは、各ベーストランシーバステーションに対し、オペレーショ
ン及びメンテナンスユニットシグナリング(OMUSIG)のために1つの16
kbpsの部分タイムスロットを固定のやり方で指定する。従って、1つの送信
システムは、12TRXユニットで充分である。この最大のケースでは、若干の
部分タイムスロットのみが未使用となり、その厳密な量は、TRXユニットがい
かに多くのベーストランシーバステーションに分割されるかに依存する。又、1
0個のTRXユニットのトラフィックが2Mbpsシステムに配置されるような
構成もある。更に、送信システムのタイムスロットの幾つかがGSMトラフィッ
クを含み、そして幾つかがNMT(ノルデックモービルテレホン)トラフィック
或いは他のセルラー無線システムのトラフィック又はページングトラフィックを
含むような構成もある。
【0003】 公知技術の方法及びそれを実施するシステムは、例えば、ノキア・テレコミュ
ニケーションズ・ドキュメント「TRUAベースステーション送信ユニット、製
品説明(TRAU Base Station Transmission Unit, Product Description)」、NT
C C33315002SE B0、ノキアテレコミュニケーションズ、オイ、
1995−1996年に開示されている。図1aは、2Mbps送信システムを
使用する考えられるベースステーションネットワークを示している。このネット
ワークにおけるベーストランシーバステーションは、ベースステーションコント
ローラ101から延びるケーブルによりチェーン接続されている。ベーストラン
シーバステーションBTS1(102)は、6個のTRXユニットを有し、これ
は、例えば、3つのセクターの各々が2つのTRXユニットを有するようにセク
ター化される。ベーストランシーバステーションBTS2、BTS3及びBTS
4の各々は、2つの全方向性TRXユニットを有する。ベーストランシーバステ
ーションBTS1のインターフェイスユニット103は、タイムスロットT1−
T12をTRXユニットの無線チャンネルに両方向式に接続する。タイムスロッ
トにおけるトラフィックチャンネルTCHの配置が図2に詳細に示されている。
このテーブルの行は、タイムスロットT0−T31に対応し、そしてXは、当該
部分タイムスロットが未使用であることを指示する。同様に、ベーストランシー
バステーションBTS2は、タイムスロットT13−T16を指定し、BTS3
は、タイムスロットT17−T20を指定し、そしてBTS4は、タイムスロッ
トT21−T24を指定する。 シグナリング(TRXSIG)と、オペレーション及びメンテナンス(OMU
SIN)とに別々のタイムスロットを割り当てねばならない。図2に示す例示的
なケースでは、ベーストランシーバステーションBTS1は、これらの目的で、
タイムスロットT25、T26及びT27を使用し、BTS2は、タイムスロッ
トT28を使用し、BTS3は、タイムスロットT29を使用し、そしてBTS
4は、タイムスロットT30を使用する。
ニケーションズ・ドキュメント「TRUAベースステーション送信ユニット、製
品説明(TRAU Base Station Transmission Unit, Product Description)」、NT
C C33315002SE B0、ノキアテレコミュニケーションズ、オイ、
1995−1996年に開示されている。図1aは、2Mbps送信システムを
使用する考えられるベースステーションネットワークを示している。このネット
ワークにおけるベーストランシーバステーションは、ベースステーションコント
ローラ101から延びるケーブルによりチェーン接続されている。ベーストラン
シーバステーションBTS1(102)は、6個のTRXユニットを有し、これ
は、例えば、3つのセクターの各々が2つのTRXユニットを有するようにセク
ター化される。ベーストランシーバステーションBTS2、BTS3及びBTS
4の各々は、2つの全方向性TRXユニットを有する。ベーストランシーバステ
ーションBTS1のインターフェイスユニット103は、タイムスロットT1−
T12をTRXユニットの無線チャンネルに両方向式に接続する。タイムスロッ
トにおけるトラフィックチャンネルTCHの配置が図2に詳細に示されている。
このテーブルの行は、タイムスロットT0−T31に対応し、そしてXは、当該
部分タイムスロットが未使用であることを指示する。同様に、ベーストランシー
バステーションBTS2は、タイムスロットT13−T16を指定し、BTS3
は、タイムスロットT17−T20を指定し、そしてBTS4は、タイムスロッ
トT21−T24を指定する。 シグナリング(TRXSIG)と、オペレーション及びメンテナンス(OMU
SIN)とに別々のタイムスロットを割り当てねばならない。図2に示す例示的
なケースでは、ベーストランシーバステーションBTS1は、これらの目的で、
タイムスロットT25、T26及びT27を使用し、BTS2は、タイムスロッ
トT28を使用し、BTS3は、タイムスロットT29を使用し、そしてBTS
4は、タイムスロットT30を使用する。
【0004】 図1aに示すベースステーションネットワークは、チェーントポロジーを有す
る。図1bでは、ベースステーションネットワークは、ベーストランシーバステ
ーションBTS3から2つの他のベーストランシーバステーションBTS5及び
BTS6へ接続が分岐するのでスタートポロジーを有する。TRXユニットは、
それらの合計数を同一に保つために、図1aとは若干異なるようにベーストラン
シーバステーション間に分配される。図1cにおいて、ベースステーションネッ
トワークは、ベーストランシーバステーションBTS4とベースステーションコ
ントローラBSCとの間に直接的な通信接続が与えられるので、ループトポロジ
ーを有する。このループトポロジーは、公知のベースステーションネットワーク
では、主として通信を保証するために使用される。というのは、この構成では、
ベースステーションネットワークにおける全てのベーストランシーバステーショ
ンがベースステーションコントローラと2つの別々の通信接続を有するからであ
る(別々の接続は、ベーストランシーバステーションにより形成されたループの
互いに逆方向である)。図3は、このようなループ構成のベースステーションネ
ットワークにおけるベーストランシーバステーション300を概略的に示す。ベ
ーストランシーバステーション300と、同じベースステーションネットワーク
の他の装置との間の通信は、送信ユニット301(TRU)を経て行なわれる。
送信ユニット301は、交差接続であり、ある分岐テーブル(図示せず)は、種
々のタイムスロットが送信ユニット301を経て左から右へ(又は右から左へ)
いかに直接的に接続されるかそしてどのタイムスロットが送信ユニット301の
下部からベーストランシーバステーションの制御機能(BCF)部分へ接続され
るかを決定する。後者により、タイムスロットで表わされる送信容量は、ベース
トランシーバステーションのTRXユニット302と303との間に分配される
。通常のやり方では、図3は、種々のタイムスロットを別々の信号ラインとして
示すが、実際には、それらは、同じ物理的接続を経て転送される。この例は、6
個のタイムスロットが送信ユニット301を経て直接的に接続され(ライン30
4)そして2つのタイムスロットがベーストランシーバステーションのTRXユ
ニット302及び303に接続される(ライン305及び306)と仮定する。
る。図1bでは、ベースステーションネットワークは、ベーストランシーバステ
ーションBTS3から2つの他のベーストランシーバステーションBTS5及び
BTS6へ接続が分岐するのでスタートポロジーを有する。TRXユニットは、
それらの合計数を同一に保つために、図1aとは若干異なるようにベーストラン
シーバステーション間に分配される。図1cにおいて、ベースステーションネッ
トワークは、ベーストランシーバステーションBTS4とベースステーションコ
ントローラBSCとの間に直接的な通信接続が与えられるので、ループトポロジ
ーを有する。このループトポロジーは、公知のベースステーションネットワーク
では、主として通信を保証するために使用される。というのは、この構成では、
ベースステーションネットワークにおける全てのベーストランシーバステーショ
ンがベースステーションコントローラと2つの別々の通信接続を有するからであ
る(別々の接続は、ベーストランシーバステーションにより形成されたループの
互いに逆方向である)。図3は、このようなループ構成のベースステーションネ
ットワークにおけるベーストランシーバステーション300を概略的に示す。ベ
ーストランシーバステーション300と、同じベースステーションネットワーク
の他の装置との間の通信は、送信ユニット301(TRU)を経て行なわれる。
送信ユニット301は、交差接続であり、ある分岐テーブル(図示せず)は、種
々のタイムスロットが送信ユニット301を経て左から右へ(又は右から左へ)
いかに直接的に接続されるかそしてどのタイムスロットが送信ユニット301の
下部からベーストランシーバステーションの制御機能(BCF)部分へ接続され
るかを決定する。後者により、タイムスロットで表わされる送信容量は、ベース
トランシーバステーションのTRXユニット302と303との間に分配される
。通常のやり方では、図3は、種々のタイムスロットを別々の信号ラインとして
示すが、実際には、それらは、同じ物理的接続を経て転送される。この例は、6
個のタイムスロットが送信ユニット301を経て直接的に接続され(ライン30
4)そして2つのタイムスロットがベーストランシーバステーションのTRXユ
ニット302及び303に接続される(ライン305及び306)と仮定する。
【0005】 図3において、送信ユニット301は、2つのいわゆるT型保護スイッチ30
7及び308を備え、これにより、システムは、ベースステーションネットワー
クのループトポロジーを使用する。送信ユニットは、異なる送信方向から到来す
る信号を付随するいわゆるパイロット情報を監視し、そしてベーストランシーバ
ステーションのTRXユニット302及び303により使用されるタイムスロッ
トを、ベーストランシーバステーションとベースステーションコントローラとの
間で左側の経路を経てルート指定すべきか右側の経路を経てルート指定すべきか
を決定する。図3において、送信ユニットは、ライン305及び306で示され
たタイムスロットが左のルートを経て送信されねばならないことを検出し、従っ
て、保護スイッチ307及び308は、ベーストランシーバステーションのTR
Xユニット302及び303をライン305及び306の左側の岐路に接続する
ようにセットされている。異なる測定結果の場合に、保護スイッチ307及び3
08の一方又は両方を、破線で示す他方の位置にセットすることができ、この場
合に、当該タイムスロットのトラフィックは、ベーストランシーバステーション
300の右側経路を通してルート指定される。保護スイッチ307及び308の
設定は、送信ユニット301の現在分岐テーブルにおいて変更がなされるように
行なわれる。ここで、「左」、「右」及び「下」のような方向を示す語は、図3
に示す向きを指すものに過ぎず、実際の状態とは無関係であることに注意された
い。
7及び308を備え、これにより、システムは、ベースステーションネットワー
クのループトポロジーを使用する。送信ユニットは、異なる送信方向から到来す
る信号を付随するいわゆるパイロット情報を監視し、そしてベーストランシーバ
ステーションのTRXユニット302及び303により使用されるタイムスロッ
トを、ベーストランシーバステーションとベースステーションコントローラとの
間で左側の経路を経てルート指定すべきか右側の経路を経てルート指定すべきか
を決定する。図3において、送信ユニットは、ライン305及び306で示され
たタイムスロットが左のルートを経て送信されねばならないことを検出し、従っ
て、保護スイッチ307及び308は、ベーストランシーバステーションのTR
Xユニット302及び303をライン305及び306の左側の岐路に接続する
ようにセットされている。異なる測定結果の場合に、保護スイッチ307及び3
08の一方又は両方を、破線で示す他方の位置にセットすることができ、この場
合に、当該タイムスロットのトラフィックは、ベーストランシーバステーション
300の右側経路を通してルート指定される。保護スイッチ307及び308の
設定は、送信ユニット301の現在分岐テーブルにおいて変更がなされるように
行なわれる。ここで、「左」、「右」及び「下」のような方向を示す語は、図3
に示す向きを指すものに過ぎず、実際の状態とは無関係であることに注意された
い。
【0006】 公知方法の欠点は、送信システムが、実際のトラフィック状態に関わりなく、
最大トラフィックに基づいてベーストランシーバステーションのTRXユニット
に容量を指定することである。従って、時々、ネットワークオペレータが不必要
な送信容量に対して支払しなければならない。公知方法の更に別の欠点は、所与
の領域においてTRXユニットの数が12を越える程度まで付加的な移動通信容
量を確立しなければならない場合に、オペレータが、新たなあまり利用されない
送信システムを提供しなければならないことである。
最大トラフィックに基づいてベーストランシーバステーションのTRXユニット
に容量を指定することである。従って、時々、ネットワークオペレータが不必要
な送信容量に対して支払しなければならない。公知方法の更に別の欠点は、所与
の領域においてTRXユニットの数が12を越える程度まで付加的な移動通信容
量を確立しなければならない場合に、オペレータが、新たなあまり利用されない
送信システムを提供しなければならないことである。
【0007】
本発明の目的は、上記欠点を緩和することである。本発明による方法は、独立
請求項に記載したことを特徴とする。 この方法の基本的な考え方は、次の通りである。送信システムにおけるタイム
スロットの少なくとも一部分は、ベーストランシーバステーション及びそのTR
Xユニットにより共用される。所与のタイムスロット又は部分的タイムスロット
は、異なる瞬間に、トラフィック状態に基づいて異なるTRXユニットに割り当
てることができる。トラフィックタイムスロットの幾つかが固定のやり方でTR
Xユニットに割り当てられそして残りが共用されるか、又は全てのタイムスロッ
トが共用される。後者の場合には、TRXシグナリング(TRXSIG)と、オ
ペレーション及びメンテナンスシグナリング(OMUSIB)とに対して固定の
部分タイムスロットを割り当てるのが好ましい。
請求項に記載したことを特徴とする。 この方法の基本的な考え方は、次の通りである。送信システムにおけるタイム
スロットの少なくとも一部分は、ベーストランシーバステーション及びそのTR
Xユニットにより共用される。所与のタイムスロット又は部分的タイムスロット
は、異なる瞬間に、トラフィック状態に基づいて異なるTRXユニットに割り当
てることができる。トラフィックタイムスロットの幾つかが固定のやり方でTR
Xユニットに割り当てられそして残りが共用されるか、又は全てのタイムスロッ
トが共用される。後者の場合には、TRXシグナリング(TRXSIG)と、オ
ペレーション及びメンテナンスシグナリング(OMUSIB)とに対して固定の
部分タイムスロットを割り当てるのが好ましい。
【0008】 従って、本発明の効果は、送信システムの容量をより効率的に利用できること
である。というのは、最もトラフィック量の多いTRXユニット、ベーストラン
シーバステーション及び領域に常に容量を向けることができるからである。現在
のやり方に比べて、より多くのTRXユニットを送信システムに付随させること
ができる。これは、特に、ネットワークオペレータが送信接続を借りねばならな
い場合に意義がある。その結果、本発明の更に別の効果は、所与の領域において
トラフィックの量が増加するにつれて、新たな送信システムの導入を、現在のや
り方に比して延期できることである。
である。というのは、最もトラフィック量の多いTRXユニット、ベーストラン
シーバステーション及び領域に常に容量を向けることができるからである。現在
のやり方に比べて、より多くのTRXユニットを送信システムに付随させること
ができる。これは、特に、ネットワークオペレータが送信接続を借りねばならな
い場合に意義がある。その結果、本発明の更に別の効果は、所与の領域において
トラフィックの量が増加するにつれて、新たな送信システムの導入を、現在のや
り方に比して延期できることである。
【0009】
以下、添付図面を参照して本発明を詳細に説明する。 図4及び5は、本発明による方法の一例を示す。2つのTRXユニットをもつ
1つのベーストランシーバステーションBTS5と、送信システムを使用する1
つのTRXユニットをもつ1つのベーストランシーバステーションBTS6がネ
ットワークに追加されている。公知技術と同様に、送信システムタイムスロット
の幾つかがTRXユニットに固定のやり方で割り当てられるが、あるタイムスロ
ットは、2つのTRXユニットにより常に共用される。タイムスロットT1−T
8(401)は、ベーストランシーバステーションBTS1の4つのTRXユニ
ットに固定のやり方で割り当てられ、そしてタイムスロットT9及びT10は、
BTS2の1つのTRXユニットに割り当てられる。同様に、図5に示したよう
に、タイムスロットT11−T16は、ベーストランシーバステーションBTS
3、BTS4及びBTS5の1つのTRXユニットに割り当てられ、そしてタイ
ムスロットT17及びT18は、BTS6のTRXユニットのみに割り当てられ
る。タイムスロットT19及びT20は、ベーストランシーバステーションBT
S1のTRX4(402)及びBTS3のTRX10に最初に割り当てられる。
同様に、タイムスロットT21及びT22は、BTS1のTRX6及びBTS4
の他のTRXユニット(403)に最初に割り当てられる。更に、タイムスロッ
トT23及びT24は、図5に基づきベーストランシーバステーションBTS2
及びBTS5の他のTRXユニットに最初に割り当てられる。
1つのベーストランシーバステーションBTS5と、送信システムを使用する1
つのTRXユニットをもつ1つのベーストランシーバステーションBTS6がネ
ットワークに追加されている。公知技術と同様に、送信システムタイムスロット
の幾つかがTRXユニットに固定のやり方で割り当てられるが、あるタイムスロ
ットは、2つのTRXユニットにより常に共用される。タイムスロットT1−T
8(401)は、ベーストランシーバステーションBTS1の4つのTRXユニ
ットに固定のやり方で割り当てられ、そしてタイムスロットT9及びT10は、
BTS2の1つのTRXユニットに割り当てられる。同様に、図5に示したよう
に、タイムスロットT11−T16は、ベーストランシーバステーションBTS
3、BTS4及びBTS5の1つのTRXユニットに割り当てられ、そしてタイ
ムスロットT17及びT18は、BTS6のTRXユニットのみに割り当てられ
る。タイムスロットT19及びT20は、ベーストランシーバステーションBT
S1のTRX4(402)及びBTS3のTRX10に最初に割り当てられる。
同様に、タイムスロットT21及びT22は、BTS1のTRX6及びBTS4
の他のTRXユニット(403)に最初に割り当てられる。更に、タイムスロッ
トT23及びT24は、図5に基づきベーストランシーバステーションBTS2
及びBTS5の他のTRXユニットに最初に割り当てられる。
【0010】 ベーストランシーバステーションBTS1のユニットTRX1及びTRX2が
セクタ1を表わし、TRX3及びTRX4がセクタ2を表わし、そしてTRX5
及びTRX6がセクタ3を表わすと仮定する。例えば、セクタ2において所与の
瞬間に8個のトラフィックチャンネルでは不充分である場合には、ベーストラン
シーバステーションBTS1は、タイムスロットT19が空であれば、それを指
定する。この状態において、ベーストランシーバステーションBTS3は、せい
ぜい12のトラフィックチャンネル(8+4)しか使用することができない。ベ
ーストランシーバステーションBTS1のセクタ2において12個のチャンネル
では不充分な場合には、ベーストランシーバステーションは、タイムスロットT
20が空であれば、それも指定する。これは、ベーストランシーバステーション
BTS3に対して8個のチャンネルしか残さない。同様に、BTS3は、タイム
スロットT19及びT20が空であるときにそれらを指定することができる。従
って、タイムスロットT19及びT20と、タイムスロットT21−T24は、
トラフィック状態に基づいて使用される。種々のセル及びセルのセクタにおける
トラフィックのピークは、通常、一致しないので、上記方法は、ネットワークの
混雑を著しく増加することはない。ネットワークの設計は、トラフィックピーク
の一時的な分布を許さねばならず、オフィスビルディングを含むエリアでは、ト
ラフィックのピークがオフィス時間に発生し、そして住居エリアでは、オフィス
時間以外に発生する。ベースステーションが最初に割り当てられたタイムスロッ
トを共用するようなベースステーショングループは、トラフィックピークが一致
するおそれのないベースステーションを含まねばならない。
セクタ1を表わし、TRX3及びTRX4がセクタ2を表わし、そしてTRX5
及びTRX6がセクタ3を表わすと仮定する。例えば、セクタ2において所与の
瞬間に8個のトラフィックチャンネルでは不充分である場合には、ベーストラン
シーバステーションBTS1は、タイムスロットT19が空であれば、それを指
定する。この状態において、ベーストランシーバステーションBTS3は、せい
ぜい12のトラフィックチャンネル(8+4)しか使用することができない。ベ
ーストランシーバステーションBTS1のセクタ2において12個のチャンネル
では不充分な場合には、ベーストランシーバステーションは、タイムスロットT
20が空であれば、それも指定する。これは、ベーストランシーバステーション
BTS3に対して8個のチャンネルしか残さない。同様に、BTS3は、タイム
スロットT19及びT20が空であるときにそれらを指定することができる。従
って、タイムスロットT19及びT20と、タイムスロットT21−T24は、
トラフィック状態に基づいて使用される。種々のセル及びセルのセクタにおける
トラフィックのピークは、通常、一致しないので、上記方法は、ネットワークの
混雑を著しく増加することはない。ネットワークの設計は、トラフィックピーク
の一時的な分布を許さねばならず、オフィスビルディングを含むエリアでは、ト
ラフィックのピークがオフィス時間に発生し、そして住居エリアでは、オフィス
時間以外に発生する。ベースステーションが最初に割り当てられたタイムスロッ
トを共用するようなベースステーショングループは、トラフィックピークが一致
するおそれのないベースステーションを含まねばならない。
【0011】 又、図5は、送信システムタイムスロットにおいてシグナリングTRXSIG
とオペレーション及びメンテナンス信号OMUSIGとを探索する方法も示して
いる。 図6及び7は、本発明による方法の第2の例を示す。TRXユニットの数は、
36であり、即ち図1に示したケースに比して3倍である。送信システム容量の
動的な割り当ては、ここでは、上記の例よりも詳細に説明する。ラッシュ時間の
ピーク値Ehは各TRXユニット対エリアにおいて同じでありそしてEh=16で
あると仮定する。使用中のトラフィックチャンネルにおいてトラフィック量が測
定される。異なるエリアにおける瞬時トラフィック量は、互いに独立しているの
で、エリアのピークトラフィック値は、平方加算される。18のTRX対がある
ので、全ベースステーションネットワークのピークトラフィックEhkは、次の式
から計算される。 Ehk=16√18=67.9≒17.0・4 1つのタイムスロットは、4つのトラフィックチャンネルを有することができる
ので、全てのベースステーションのトラフィックチャンネルが自由に選択できる
場合には、全ベースステーションネットワークのトラフィックに対して17タイ
ムスロットの容量で充分である。図6及び7の例は、そのように仮定している。
図7によれば、トラフィックタイムスロットの数は18である。72個の全トラ
フィックチャンネルは、全部で36のTRXユニット、及びそれらの288個の
無線チャンネルにより共用され、従って、タイムスロットは、全てのベースステ
ーションに最初に割り当てられるといえる。
とオペレーション及びメンテナンス信号OMUSIGとを探索する方法も示して
いる。 図6及び7は、本発明による方法の第2の例を示す。TRXユニットの数は、
36であり、即ち図1に示したケースに比して3倍である。送信システム容量の
動的な割り当ては、ここでは、上記の例よりも詳細に説明する。ラッシュ時間の
ピーク値Ehは各TRXユニット対エリアにおいて同じでありそしてEh=16で
あると仮定する。使用中のトラフィックチャンネルにおいてトラフィック量が測
定される。異なるエリアにおける瞬時トラフィック量は、互いに独立しているの
で、エリアのピークトラフィック値は、平方加算される。18のTRX対がある
ので、全ベースステーションネットワークのピークトラフィックEhkは、次の式
から計算される。 Ehk=16√18=67.9≒17.0・4 1つのタイムスロットは、4つのトラフィックチャンネルを有することができる
ので、全てのベースステーションのトラフィックチャンネルが自由に選択できる
場合には、全ベースステーションネットワークのトラフィックに対して17タイ
ムスロットの容量で充分である。図6及び7の例は、そのように仮定している。
図7によれば、トラフィックタイムスロットの数は18である。72個の全トラ
フィックチャンネルは、全部で36のTRXユニット、及びそれらの288個の
無線チャンネルにより共用され、従って、タイムスロットは、全てのベースステ
ーションに最初に割り当てられるといえる。
【0012】 図8を参照してタイムスロット又はタイムスロットの一部分を割り当てる手順
を以下に説明する。ステップ80において、ベーストランシーバステーションは
、それ自身とベースステーションコントローラとの間の通信により多くの容量を
必要とすることが分かる。この発見は、ベーストランシーバステーションに使用
できる全てのタイムスロットが既にいっぱいであるか、又は使用可能なタイムス
ロットの一部分(例えば、80%)がいっぱいであることに基づき、後者のケー
スでは、ベーストランシーバステーションは、容量が限界に近づきつつあること
を何らかの方法で予想する。図8のステップ81は、タイムスロット又はその一
部分に対する割り当て要求を表わし、これは、ベーストランシーバステーション
に使用できるタイムスロット、好ましくはOMUSIG又はTRXSIGチャン
ネルのような制御情報タイムスロットにおいて、標準的なメッセージの形態で、
ベーストランシーバステーションからベースステーションコントロータへ送信さ
れる。ステップ82において、ベースステーションコントローラは、ベースステ
ーションネットワークのタイムスロット割り当て状態を、それが維持するテーブ
ルからチェックする。ベーストランシーバステーションの割り当て要求が受け入
れられる(適当なタイムスロット又は部分タイムスロットが空である)場合に、
ベースステーションコントローラは、ベーストランシーバステーションに割り当
てられたタイムスロット又は部分タイムスロットの識別をベーストランシーバス
テーションに指示する(ステップ83)。この指示は、OMUSIG又はTRX
SIGチャンネルのような制御情報タイムスロットにおいて送信されるのが好ま
しい。この指示に応答して、ベーストランシーバステーションは、制御をアクチ
ベートし(ステップ84)、ベーストランシーバステーションの交差接続又は送
信ユニットにおいて割り当てられたタイムスロット(又は部分タイムスロット)
とダウンリンク無線チャンネルとの間の接続を設定する。送信ユニットにおける
種々の接続形式に関する詳細な説明は、以下で行う。又、ベーストランシーバス
テーションは、ステップ85に従い、ベースステーションコントローラに接続が
なされたことを通知し、この情報に応答して、ベースステーションコントローラ
は、割り当てテーブルを更新し、タイムスロット又は部分タイムスロットが当該
ベーストランシーバステーションに割り当てられたと表示されるようにする(ス
テップ86)。ステップ85及び86に基づく確認手順が使用されない場合は、
割り当てテーブルは、ステップ82の割り当て状態のチェックに関連して更新さ
れる。
を以下に説明する。ステップ80において、ベーストランシーバステーションは
、それ自身とベースステーションコントローラとの間の通信により多くの容量を
必要とすることが分かる。この発見は、ベーストランシーバステーションに使用
できる全てのタイムスロットが既にいっぱいであるか、又は使用可能なタイムス
ロットの一部分(例えば、80%)がいっぱいであることに基づき、後者のケー
スでは、ベーストランシーバステーションは、容量が限界に近づきつつあること
を何らかの方法で予想する。図8のステップ81は、タイムスロット又はその一
部分に対する割り当て要求を表わし、これは、ベーストランシーバステーション
に使用できるタイムスロット、好ましくはOMUSIG又はTRXSIGチャン
ネルのような制御情報タイムスロットにおいて、標準的なメッセージの形態で、
ベーストランシーバステーションからベースステーションコントロータへ送信さ
れる。ステップ82において、ベースステーションコントローラは、ベースステ
ーションネットワークのタイムスロット割り当て状態を、それが維持するテーブ
ルからチェックする。ベーストランシーバステーションの割り当て要求が受け入
れられる(適当なタイムスロット又は部分タイムスロットが空である)場合に、
ベースステーションコントローラは、ベーストランシーバステーションに割り当
てられたタイムスロット又は部分タイムスロットの識別をベーストランシーバス
テーションに指示する(ステップ83)。この指示は、OMUSIG又はTRX
SIGチャンネルのような制御情報タイムスロットにおいて送信されるのが好ま
しい。この指示に応答して、ベーストランシーバステーションは、制御をアクチ
ベートし(ステップ84)、ベーストランシーバステーションの交差接続又は送
信ユニットにおいて割り当てられたタイムスロット(又は部分タイムスロット)
とダウンリンク無線チャンネルとの間の接続を設定する。送信ユニットにおける
種々の接続形式に関する詳細な説明は、以下で行う。又、ベーストランシーバス
テーションは、ステップ85に従い、ベースステーションコントローラに接続が
なされたことを通知し、この情報に応答して、ベースステーションコントローラ
は、割り当てテーブルを更新し、タイムスロット又は部分タイムスロットが当該
ベーストランシーバステーションに割り当てられたと表示されるようにする(ス
テップ86)。ステップ85及び86に基づく確認手順が使用されない場合は、
割り当てテーブルは、ステップ82の割り当て状態のチェックに関連して更新さ
れる。
【0013】 ベーストランシーバステーションへの付加的な容量の割り当ては、ベースステ
ーションコントローラによって開始することもできる。図8のステップ87にお
いて、ベースステーションコントローラは、所与のベーストランシーバステーシ
ョンのエリアに位置する移動ステーションが、ページングメッセージ、即ち新た
な接続を確立する要求を受け取りつつあることを検出する。又、ベースステーシ
ョンコントローラは、ベーストランシーバステーションに割り当てられたタイム
スロットが既に他のトラフィックでいっぱいであることも検出する。従って、ベ
ースステーションコントローラは、ステップ82の手順を開始し、上述したよう
にベーストランシーバステーションに新たなタイムスロットを割り当てる。
ーションコントローラによって開始することもできる。図8のステップ87にお
いて、ベースステーションコントローラは、所与のベーストランシーバステーシ
ョンのエリアに位置する移動ステーションが、ページングメッセージ、即ち新た
な接続を確立する要求を受け取りつつあることを検出する。又、ベースステーシ
ョンコントローラは、ベーストランシーバステーションに割り当てられたタイム
スロットが既に他のトラフィックでいっぱいであることも検出する。従って、ベ
ースステーションコントローラは、ステップ82の手順を開始し、上述したよう
にベーストランシーバステーションに新たなタイムスロットを割り当てる。
【0014】 ベースステーションコントローラは、ステップ82に基づいて割り当て状態を
チェックするときに、空いている適当なタイムスロット又は部分タイムスロット
がないことが分かると、ステップ83に基づき、新たなタイムスロット又は部分
タイムスロットの割り当てをベーストランシーバステーションに指示しない。図
8は、ベーストランシーバステーションが付加的な容量をもはや必要としないと
きにそれを解放することを示していない。この解放は、ベーストランシーバステ
ーションにより送信される通知であって、以前に割り当てられた付加的な容量が
もはや必要でないことを指示する通知に基づいて行なわれる。或いは又、ベース
ステーションコントローラは、各タイムスロット及び/又は部分タイムスロット
におけるトラフィックを測定し、従って、アクティブなトラフィックをもたない
タイムスロット又は部分タイムスロットを検出してもよい。このようなタイムス
ロット又は部分タイムスロットがベースステーショングループの最初に割り当て
られた「共用」容量に属しそして所与のベーストランシーバステーションに現在
一時的に割り当てられることを割り当てテーブルが示す場合には、ベースステー
ションコントローラは、そのベーストランシーバステーションに割り当て解除通
知を送信し、そして割り当てテーブルを更新し、そのベースステーショングルー
プのいずれのベーストランシーバステーションにもタイムスロット又は部分タイ
ムスロットを割り当てできるようにする。
チェックするときに、空いている適当なタイムスロット又は部分タイムスロット
がないことが分かると、ステップ83に基づき、新たなタイムスロット又は部分
タイムスロットの割り当てをベーストランシーバステーションに指示しない。図
8は、ベーストランシーバステーションが付加的な容量をもはや必要としないと
きにそれを解放することを示していない。この解放は、ベーストランシーバステ
ーションにより送信される通知であって、以前に割り当てられた付加的な容量が
もはや必要でないことを指示する通知に基づいて行なわれる。或いは又、ベース
ステーションコントローラは、各タイムスロット及び/又は部分タイムスロット
におけるトラフィックを測定し、従って、アクティブなトラフィックをもたない
タイムスロット又は部分タイムスロットを検出してもよい。このようなタイムス
ロット又は部分タイムスロットがベースステーショングループの最初に割り当て
られた「共用」容量に属しそして所与のベーストランシーバステーションに現在
一時的に割り当てられることを割り当てテーブルが示す場合には、ベースステー
ションコントローラは、そのベーストランシーバステーションに割り当て解除通
知を送信し、そして割り当てテーブルを更新し、そのベースステーショングルー
プのいずれのベーストランシーバステーションにもタイムスロット又は部分タイ
ムスロットを割り当てできるようにする。
【0015】 図9a−11は、ベースステーションネットワークを本発明に基づいて動作さ
せるためにベーストランシーバステーションの送信ユニットに使用される技術的
な形態を詳細に示す。図9a及び9bは、ベーストランシーバステーション90
0を示し、これは、送信ユニット(TRU)901と、TRXユニット(図示せ
ず)に通信容量を分配する制御機能部分(BCF)902とを有している。ベー
ストランシーバステーション900は、1つのタイムスロットが固定のやり方で
割り当てられる。更に、ベーストランシーバステーション900は、信号ライン
904で表わされたタイムスロットがベーストランシーバステーションに最初に
割り当てられているベースステーショングループに属する。図9aにおいて、ベ
ーストランシーバステーション900は、上記タイムスロットを指定しておらず
、従って、その送信ユニット901は、タイムスロットを表わす信号ライン90
4を直接的に接続する。図9bにおいて、ベーストランシーバステーション90
0は、信号ライン904で表わされたタイムスロットを、ベースステーションコ
ントローラ(図示せず)からの許可で指定している。図9bにおいて、送信ユニ
ット901のオペレーションを制御する分岐テーブル(図示せず)に、信号ライ
ン904の左側岐路をベースステーションの制御機能部分902に接続するY型
保護スイッチ905を追加することにより、割り当てが行なわれる。この保護ス
イッチに代わって、信号ライン904の左側岐路から、信号ライン903のよう
に、ベースステーションの制御機能部分へ同様の直接的な接続をもつこともでき
る。図9a及び9bに示されたベーストランシーバステーションがループ構成の
ベースステーションネットワークに属する場合には、分岐テーブルを公開するこ
とができ、その第1(図9aに示す状態における)は、信号ライン903に対す
る1つのY型保護スイッチと、信号ライン904に対する送信ユニット901を
通る直接的接続とを有する。送信ユニット901の第2の分岐テーブル(図9b
に示す状態における)は、2つのY型保護スイッチを含み、その両方は、図3を
参照して公知技術について上述したのと同様に、ベースステーションコントロー
ラとの考えられる最良の接続を形成するために使用される。
せるためにベーストランシーバステーションの送信ユニットに使用される技術的
な形態を詳細に示す。図9a及び9bは、ベーストランシーバステーション90
0を示し、これは、送信ユニット(TRU)901と、TRXユニット(図示せ
ず)に通信容量を分配する制御機能部分(BCF)902とを有している。ベー
ストランシーバステーション900は、1つのタイムスロットが固定のやり方で
割り当てられる。更に、ベーストランシーバステーション900は、信号ライン
904で表わされたタイムスロットがベーストランシーバステーションに最初に
割り当てられているベースステーショングループに属する。図9aにおいて、ベ
ーストランシーバステーション900は、上記タイムスロットを指定しておらず
、従って、その送信ユニット901は、タイムスロットを表わす信号ライン90
4を直接的に接続する。図9bにおいて、ベーストランシーバステーション90
0は、信号ライン904で表わされたタイムスロットを、ベースステーションコ
ントローラ(図示せず)からの許可で指定している。図9bにおいて、送信ユニ
ット901のオペレーションを制御する分岐テーブル(図示せず)に、信号ライ
ン904の左側岐路をベースステーションの制御機能部分902に接続するY型
保護スイッチ905を追加することにより、割り当てが行なわれる。この保護ス
イッチに代わって、信号ライン904の左側岐路から、信号ライン903のよう
に、ベースステーションの制御機能部分へ同様の直接的な接続をもつこともでき
る。図9a及び9bに示されたベーストランシーバステーションがループ構成の
ベースステーションネットワークに属する場合には、分岐テーブルを公開するこ
とができ、その第1(図9aに示す状態における)は、信号ライン903に対す
る1つのY型保護スイッチと、信号ライン904に対する送信ユニット901を
通る直接的接続とを有する。送信ユニット901の第2の分岐テーブル(図9b
に示す状態における)は、2つのY型保護スイッチを含み、その両方は、図3を
参照して公知技術について上述したのと同様に、ベースステーションコントロー
ラとの考えられる最良の接続を形成するために使用される。
【0016】 Y型保護スイッチは、本発明を実現するためにベーストランシーバステーショ
ンの送信ユニットに使用できる唯一の接続形式ではない。図10は、3つのベー
ストランシーバステーション1001、1002及び1003を含むベースステ
ーションネットワークを示し、各ベーストランシーバステーションは、12の考
えられるタイムスロットの3つ(3信号ライン1004)が固定のやり方で割り
当てられる。更に、信号ライン1005、1006及び1007で表わされたタ
イムスロットが、当該ベーストランシーバステーションより成るベースステーシ
ョングループに最初に割り当てられる。各ベーストランシーバステーションの送
信ユニットは、3つの分岐スイッチ1008、1009及び1010を含み、そ
の位置は、最初に割り当てられたタイムスロットの各々が接続されるベースステ
ーションを決定する。図10において、これらのタイムスロットは、所与のベー
ストランシーバステーションに割り当てられず、従って、全ての分岐スイッチ1
008、1009及び1010は、上方位置にある。例えば、信号ライン100
7で表わされたタイムスロットがベーストランシーバステーション1003に割
り当てられた場合には、ベーストランシーバステーション1001及び1002
における対応スイッチ1010が上方位置に保持され、そしてベーストランシー
バステーション1003のスイッチ1010は、破線で示す下方位置に切り換え
られる。従って、このケースでは、いずれのベーストランシーバステーションに
も全く新しい分岐テーブルを導入する必要がない。というのは、ある2位置スイ
ッチが全ベーストランシーバステーションの送信ユニットの分岐テーブルに既に
定義されているからである。
ンの送信ユニットに使用できる唯一の接続形式ではない。図10は、3つのベー
ストランシーバステーション1001、1002及び1003を含むベースステ
ーションネットワークを示し、各ベーストランシーバステーションは、12の考
えられるタイムスロットの3つ(3信号ライン1004)が固定のやり方で割り
当てられる。更に、信号ライン1005、1006及び1007で表わされたタ
イムスロットが、当該ベーストランシーバステーションより成るベースステーシ
ョングループに最初に割り当てられる。各ベーストランシーバステーションの送
信ユニットは、3つの分岐スイッチ1008、1009及び1010を含み、そ
の位置は、最初に割り当てられたタイムスロットの各々が接続されるベースステ
ーションを決定する。図10において、これらのタイムスロットは、所与のベー
ストランシーバステーションに割り当てられず、従って、全ての分岐スイッチ1
008、1009及び1010は、上方位置にある。例えば、信号ライン100
7で表わされたタイムスロットがベーストランシーバステーション1003に割
り当てられた場合には、ベーストランシーバステーション1001及び1002
における対応スイッチ1010が上方位置に保持され、そしてベーストランシー
バステーション1003のスイッチ1010は、破線で示す下方位置に切り換え
られる。従って、このケースでは、いずれのベーストランシーバステーションに
も全く新しい分岐テーブルを導入する必要がない。というのは、ある2位置スイ
ッチが全ベーストランシーバステーションの送信ユニットの分岐テーブルに既に
定義されているからである。
【0017】 インバウンド信号ラインを、送信ユニットを経て接続するか、又は送信ユニッ
トから制御機能部分へ接続する図10に示す分岐スイッチは、図9a及び9bに
示されたケースに適用することができる。この場合、図9a及び9bのベースス
テーション送信ユニットの分岐テーブルに含まれる分岐スイッチは、信号ライン
904を送信ユニット901に通すように向けるか、又はそれを経て制御機能部
へ向けるような分岐スイッチである。
トから制御機能部分へ接続する図10に示す分岐スイッチは、図9a及び9bに
示されたケースに適用することができる。この場合、図9a及び9bのベースス
テーション送信ユニットの分岐テーブルに含まれる分岐スイッチは、信号ライン
904を送信ユニット901に通すように向けるか、又はそれを経て制御機能部
へ向けるような分岐スイッチである。
【0018】 図10は、各ベーストランシーバステーションが、最初に割り当てられたどの
タイムスロットがそこにアドレスされるかに関わりなく、付加的な容量をとり得
ると仮定する。従って、各ベーストランシーバステーションは、信号ライン10
05、1006及び1007で表わされたタイムスロットのいずれか1つを使用
することができる。しかしながら、ベースステーションアーキテクチャーは、所
与のベーストランシーバステーションが特定のタイムスロットしか付加的な容量
として使用できない状態を引き起こすことがある。図11は、本発明がこのよう
なケースに適用されたベースステーションネットワークを示す。ベーストランシ
ーバステーションBTS1−BTS9は、各ベーストランシーバステーションに
1つのタイムスロット(信号ライン1101)が固定のやり方で割り当てられた
チェーン構成のベースステーションネットワークを形成する。簡単化のために、
ベーストランシーバステーションBTS4−BTS7は、図面から取り除かれて
いるが、それらの位置及び接続は、図面の残り部分から容易に推定できよう。全
てのベーストランシーバステーションを含むベースステーショングループに3つ
のタイムスロット(信号ライン1102、1103及び1104)が最初に割り
当てられる。各ベーストランシーバステーションは、3つの分岐スイッチ110
5、1106及び1107を有し、1つの共通のラインが制御機能部1108へ
延びている。このケースでは、いわゆる条件分岐テーブルの使用を必要とし、即
ちベーストランシーバステーションの送信ユニットにおいて接続が変更される場
合に、その送信ユニットの分岐テーブルも変更しなければならない。ベースステ
ーションの制御機能部は、どのタイムスロットが付加的な容量として割り当てら
れたか知る必要がない。というのは、新たな分岐テーブルにより制御される送信
ユニットは、割り当てられたタイムスロットで表わされた付加的な容量を、制御
機能部から見て常に同様に、ベーストランシーバステーションへ向けるからであ
る。
タイムスロットがそこにアドレスされるかに関わりなく、付加的な容量をとり得
ると仮定する。従って、各ベーストランシーバステーションは、信号ライン10
05、1006及び1007で表わされたタイムスロットのいずれか1つを使用
することができる。しかしながら、ベースステーションアーキテクチャーは、所
与のベーストランシーバステーションが特定のタイムスロットしか付加的な容量
として使用できない状態を引き起こすことがある。図11は、本発明がこのよう
なケースに適用されたベースステーションネットワークを示す。ベーストランシ
ーバステーションBTS1−BTS9は、各ベーストランシーバステーションに
1つのタイムスロット(信号ライン1101)が固定のやり方で割り当てられた
チェーン構成のベースステーションネットワークを形成する。簡単化のために、
ベーストランシーバステーションBTS4−BTS7は、図面から取り除かれて
いるが、それらの位置及び接続は、図面の残り部分から容易に推定できよう。全
てのベーストランシーバステーションを含むベースステーショングループに3つ
のタイムスロット(信号ライン1102、1103及び1104)が最初に割り
当てられる。各ベーストランシーバステーションは、3つの分岐スイッチ110
5、1106及び1107を有し、1つの共通のラインが制御機能部1108へ
延びている。このケースでは、いわゆる条件分岐テーブルの使用を必要とし、即
ちベーストランシーバステーションの送信ユニットにおいて接続が変更される場
合に、その送信ユニットの分岐テーブルも変更しなければならない。ベースステ
ーションの制御機能部は、どのタイムスロットが付加的な容量として割り当てら
れたか知る必要がない。というのは、新たな分岐テーブルにより制御される送信
ユニットは、割り当てられたタイムスロットで表わされた付加的な容量を、制御
機能部から見て常に同様に、ベーストランシーバステーションへ向けるからであ
る。
【0019】 以上、主としてベースステーションとベースステーションコントローラとの間
の2Mbps接続について説明した。この場合、トラフィックは、32個のタイ
ムスロットに分割され、これらは、更に4つの部分タイムスロットに分割するこ
とができる。本発明は、これらの図に示されたシステムに限定されるものではな
く、本発明の考え方は、ベースステーションとベースステーションコントローラ
との間の通信がタイムスロット又は同様の容量単位の割り当てに基づく全てのシ
ステムに適用することができる。例えば、2Mbpsとは別の広く使用されてい
るデータ送信レートは、1.5Mbps、1Mbps及び0.5Mbpsである
。ベースステーションとベースステーションコントローラとの間の通信が多数の
並列の周波数帯域で行なわれる場合には、本発明による動的な割り当て方法は、
全ての周波数帯域又は幾つかの周波数帯域に使用することができる。
の2Mbps接続について説明した。この場合、トラフィックは、32個のタイ
ムスロットに分割され、これらは、更に4つの部分タイムスロットに分割するこ
とができる。本発明は、これらの図に示されたシステムに限定されるものではな
く、本発明の考え方は、ベースステーションとベースステーションコントローラ
との間の通信がタイムスロット又は同様の容量単位の割り当てに基づく全てのシ
ステムに適用することができる。例えば、2Mbpsとは別の広く使用されてい
るデータ送信レートは、1.5Mbps、1Mbps及び0.5Mbpsである
。ベースステーションとベースステーションコントローラとの間の通信が多数の
並列の周波数帯域で行なわれる場合には、本発明による動的な割り当て方法は、
全ての周波数帯域又は幾つかの周波数帯域に使用することができる。
【0020】 上記説明では、タイムスロット割り当てに関してベースステーションが等しい
ものであり、即ち割り当て可能な空きタイムスロットが、最初にそれを指定した
ベースステーションに割り当てられると仮定した。又、ベースステーションは、
所与のタイムスロットが主としてあるベースステーションに指定され、そして他
のベースステーションは、その主たるベースステーションがそのタイムスロット
を必要としない場合だけそれを指定できるように、所与の優先順位を与えること
もできる。
ものであり、即ち割り当て可能な空きタイムスロットが、最初にそれを指定した
ベースステーションに割り当てられると仮定した。又、ベースステーションは、
所与のタイムスロットが主としてあるベースステーションに指定され、そして他
のベースステーションは、その主たるベースステーションがそのタイムスロット
を必要としない場合だけそれを指定できるように、所与の優先順位を与えること
もできる。
【図1a】 既知のベースステーションネットワークの一例を示す図である。
【図1b】 既知のベースステーションネットワークの一例を示す図である。
【図1c】 既知のベースステーションネットワークの一例を示す図である。
【図2】 図1aのネットワークにおける送信システムのタイムスロットの現在使用状態
を示す図である。
を示す図である。
【図3】 ループ構成のベースステーションネットワークにおける既知のベーストランシ
ーバステーションを示す図である。
ーバステーションを示す図である。
【図4】 送信システム容量の一部分が本発明に基づいてTRXユニットにより共用され
るように拡張された図1aのネットワークを示す図である。
るように拡張された図1aのネットワークを示す図である。
【図5】 図4のネットワークにおいて本発明による送信システムタイムスロットの使用
を示す図である。
を示す図である。
【図6】 送信システムの全トラフィック容量が本発明に基づいてTRXユニットにより
共用されるように拡張されたネットワークを示す図である。
共用されるように拡張されたネットワークを示す図である。
【図7】 図6のネットワークにおける送信システムタイムスロットの使用を示す図であ
る。
る。
【図8】 タイムスロット又は部分タイムスロットを割り当てる原理を示す図である。
【図9a】 本発明による原理を用いるベーストランシーバステーションを示す図である。
【図9b】 本発明による原理を用いるベーストランシーバステーションを示す図である。
【図10】 本発明による原理を用いるベースステーションネットワークを示す図である。
【図11】 本発明による原理を用いる第2のベースステーションネットワークを示す図で
ある。
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW
Claims (10)
- 【請求項1】 セルラー無線ネットワークのベーストランシーバステーショ
ン(BTS1-BTS12)とベースステーションコントローラ(BSC)との間の通信を取り扱 うシステムにおいて送信容量を分配する方法であって、送信容量が、別々に割り
当てできる所定数の容量単位(T0-T31)で構成される方法において、少なくとも2
つのベーストランシーバステーションを含む所与のベースステーショングループ
に少なくとも1つの容量単位(TCH)を割り当てることができ、上記容量単位は、 第1ベーストランシーバステーションにより取り扱われるトラフィックの瞬時量
が付加的な容量の一時的割り当てを必要とするときには上記ベースステーション
グループの第1ベーストランシーバステーションに割り当てられ、そして上記容
量単位は、第1ベーストランシーバステーションにより取り扱われるトラフィッ
クの瞬時量が付加的な容量の一時的割り当てをもはや必要としないときはベース
ステーショングループに割り当てできるように再び解放されることを特徴とする
方法。 - 【請求項2】 上記ベースステーショングループは、所与のベースステーシ
ョンコントローラのもとで動作するベーストランシーバステーション(TRX4,10;T
RX6,12;TRX8,14)の一部分のみを含む請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 上記ベースステーショングループは、所与のベースステーシ
ョンコントローラのもとで動作する全てのベーストランシーバステーション(TRX
1-36)を含む請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 上記ベースステーションコントローラは、容量単位割り当て
状態を示す割り当てテーブルを維持する請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 上記ベースステーションコントローラは、ターミナルによる
新たな接続要求(70)に関連したベーストランシーバステーションによる割り当て
要求(71)、又はあるターミナルへ接続するための交換センターからの要求(72)の
一方である入力に応答して、割り当てられるべき新たな容量単位(73)を選択する
請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 容量単位のある第1部分は、所与のベーストランシーバステ
ーションに永久的に割り当てられ、そして容量単位(TCH)のある第2部分は、所 与のベースステーショングループに割り当てできる請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 全ての容量単位(TCH)は、所与のベースステーショングルー プに割り当てできる請求項1に記載の方法。
- 【請求項8】 上記容量単位は、繰り返し反復するタイムスロットであり、
所与のベースステーショングループに割り当てできるタイムスロットは、全体的
にのみ割り当てできる請求項1に記載の方法。 - 【請求項9】 上記容量単位は、繰り返し反復するタイムスロットであり、
所与のベースステーショングループに割り当てできる少なくとも1つのタイムス
ロットは、部分タイムスロットで割り当てできる請求項1に記載の方法。 - 【請求項10】 セルラー無線ネットワークのベーストランシーバステーシ
ョン(BTS1-BTS12)とベースステーションコントローラ(BSC)との間の通信を取り 扱う送信システムであって、この送信システムの送信容量が、別々に割り当てで
きる所定数の容量単位で構成されるシステムにおいて、所与のベースステーショ
ングループに割り当てできる少なくとも1つの容量単位を指示するための手段を
少なくとも1つのベースステーションコントローラに備え、これにより、ベース
ステーションコントローラは、ベーストランシーバステーションにより取り扱わ
れるトラフィックの瞬時量が付加的な容量の一時的割り当てを必要とするときに
ベースステーショングループのあるベーストランシーバステーションに上記容量
単位を割り当てるように構成されたことを特徴とする送信システム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI974034A FI974034A (fi) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | Menetelmä tukiasemaverkon siirtojärjestelmän kapasiteetin jakamiseksi |
FI974034 | 1997-10-23 | ||
PCT/FI1998/000821 WO1999022535A2 (en) | 1997-10-23 | 1998-10-22 | Method for distributing the capacity of a transmission system in a base station network |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001522179A true JP2001522179A (ja) | 2001-11-13 |
Family
ID=8549784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000518509A Pending JP2001522179A (ja) | 1997-10-23 | 1998-10-22 | ベースステーションネットワークにおいて送信システムの容量を分配する方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6792274B1 (ja) |
EP (1) | EP1025730A2 (ja) |
JP (1) | JP2001522179A (ja) |
CN (1) | CN1276953A (ja) |
AU (1) | AU9630598A (ja) |
FI (1) | FI974034A (ja) |
WO (1) | WO1999022535A2 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI991118A (fi) * | 1999-05-17 | 2000-11-18 | Nokia Networks Oy | Resurssien allokointimenetelmä |
FI109508B (fi) * | 1999-09-28 | 2002-08-15 | Nokia Corp | Menetelmä Abis-rajapinnan transmissiokanavien allokoimiseksi pakettisolukkoradioverkossa ja pakettisolukkoradioverkon verkko-osa |
EP1137296A1 (de) | 2000-03-21 | 2001-09-26 | TELEFONAKTIEBOLAGET LM ERICSSON (publ) | Verfahren und Vorrichtungen für ein zellulares Kommunikationsnetz |
KR20010111719A (ko) * | 2000-06-13 | 2001-12-20 | 박종섭 | 이동통신 시스템에서의 무선 패킷 데이타 서비스방법 |
JP3789354B2 (ja) * | 2001-12-26 | 2006-06-21 | 日本電気通信システム株式会社 | 基地局制御装置負荷分散方式 |
US7190682B2 (en) * | 2002-03-14 | 2007-03-13 | Ericsson, Inc. | Radio heads and methods and systems for communicating data between radio heads |
US20050245267A1 (en) * | 2004-04-30 | 2005-11-03 | Guethaus Roland J | Methods of allocating a channel to baseband processing units in a communication system |
US7394767B2 (en) * | 2005-03-31 | 2008-07-01 | Motorola, Inc. | Distributed redundancy capacity licensing in a telecommunication network element |
ATE411716T1 (de) * | 2005-07-04 | 2008-10-15 | Motorola Inc | Vorrichtung und verfahren zum gemeinsamen benutzen von betriebsmitteln zwischen mehreren kommunikationsnetzen |
EP1742427A3 (en) * | 2005-07-04 | 2008-05-21 | Motorola, Inc. | Resource sharing between a plurality of communication networks |
KR100961747B1 (ko) * | 2006-06-27 | 2010-06-07 | 삼성전자주식회사 | 무선 통신 시스템의 자원 할당 장치 및 방법 |
KR100776667B1 (ko) | 2006-11-06 | 2007-11-19 | 한국전자통신연구원 | 이동통신망 제어 시스템에서의 트래픽 핸들링 유닛 선택장치 및 그 방법 |
GB0801535D0 (en) * | 2008-01-28 | 2008-03-05 | Fujitsu Lab Of Europ Ltd | Communications systems |
US8432878B2 (en) * | 2008-05-02 | 2013-04-30 | Industrial Technology Research Institute | Method and apparatus for wireless communication |
US20120120890A1 (en) * | 2010-11-12 | 2012-05-17 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Apparatus and method for transmitting multimedia data in multimedia service providing system |
US9036475B2 (en) * | 2010-12-22 | 2015-05-19 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Method and arrangement in a distributed radio base station |
US9516508B2 (en) * | 2013-03-15 | 2016-12-06 | Federated Wireless, Inc. | System and method for heterogenous spectrum sharing between commercial cellular operators and legacy incumbent users in wireless networks |
US9894713B2 (en) * | 2013-08-07 | 2018-02-13 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Method of controlling a base station system |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI88991C (fi) | 1991-10-03 | 1993-07-26 | Nokia Telecommunications Oy | Allokeringsfoerfarande foer radiokanaler |
US5722043A (en) * | 1993-02-05 | 1998-02-24 | The Research Foundation Of State University Of New York | Method and apparatus of assigning and sharing channels in a cellular communication system |
FI932373A0 (fi) * | 1993-05-25 | 1993-05-25 | Nokia Telecommunications Oy | Basstation foer cellulaert radiosystem samt cellulaert radiosystem |
FI108100B (fi) * | 1993-06-23 | 2001-11-15 | Nokia Networks Oy | Tiedonsiirtomenetelmä ja tiedonsiirtojärjestelmä solukkoradioverkossa |
US5594720A (en) | 1993-11-24 | 1997-01-14 | Lucent Technologies Inc. | Multiple access cellular communication with dynamic slot allocation and reduced co-channel interferences |
SG47764A1 (en) * | 1993-12-07 | 1998-04-17 | British Telecomm | Cellular radio system |
WO1995032591A1 (en) | 1994-05-19 | 1995-11-30 | Airnet Communications Corp. | System for dynamically allocating channels among base stations in a wireless communication system |
JP3014023B2 (ja) * | 1995-01-31 | 2000-02-28 | 日本電気株式会社 | Tdma通信システムにおけるタイムスロット割り当て方法 |
US6047187A (en) * | 1995-04-07 | 2000-04-04 | Ericsson, Inc. | Stabilized control channel planning using loosely coupled dedicated traffic channels |
US5699356A (en) * | 1995-07-17 | 1997-12-16 | Mci Communication | System and method for personal communication system dynamic channel allocation |
US5708974A (en) | 1995-09-29 | 1998-01-13 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Method of allocating resources efficiently in a system which does not permit switching in real time |
US5831976A (en) * | 1996-05-03 | 1998-11-03 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for time sharing a radio communication channel |
US6175737B1 (en) * | 1996-11-15 | 2001-01-16 | David E. Lovejoy | Method and apparatus for wireless communications for base station controllers |
US6069871A (en) * | 1997-07-21 | 2000-05-30 | Nortel Networks Corporation | Traffic allocation and dynamic load balancing in a multiple carrier cellular wireless communication system |
-
1997
- 1997-10-23 FI FI974034A patent/FI974034A/fi unknown
-
1998
- 1998-10-22 AU AU96305/98A patent/AU9630598A/en not_active Abandoned
- 1998-10-22 US US09/529,507 patent/US6792274B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-10-22 WO PCT/FI1998/000821 patent/WO1999022535A2/en not_active Application Discontinuation
- 1998-10-22 JP JP2000518509A patent/JP2001522179A/ja active Pending
- 1998-10-22 CN CN98810468.7A patent/CN1276953A/zh active Pending
- 1998-10-22 EP EP98950123A patent/EP1025730A2/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FI974034A (fi) | 1999-04-24 |
WO1999022535A3 (en) | 1999-07-01 |
US6792274B1 (en) | 2004-09-14 |
FI974034A0 (fi) | 1997-10-23 |
EP1025730A2 (en) | 2000-08-09 |
WO1999022535A2 (en) | 1999-05-06 |
AU9630598A (en) | 1999-05-17 |
CN1276953A (zh) | 2000-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001522179A (ja) | ベースステーションネットワークにおいて送信システムの容量を分配する方法 | |
US5384826A (en) | Distributed packetized switching cellular radio telephone communication system with handoff | |
US5432780A (en) | High capacity sectorized cellular communication system | |
EP1188335B1 (en) | System and method for reducing dropped calls in a wireless communications network | |
JP2003521819A (ja) | 加入者の分散に基づくスケーラブルな無線ネットワークのアーキテクチャー | |
KR100528407B1 (ko) | 무선통신 시스템에서의 동적 주파수 할당 장치 및 그방법 | |
US20060046730A1 (en) | Support for multiple access point switched beam antennas | |
JP2002509407A (ja) | 移動体通信システムで測定報告を伝送する方法 | |
EP0359535A2 (en) | High capacity sectorized cellular communication system | |
JP2001517000A (ja) | 移動通信システムにおける効率的なメッセージの送信 | |
JPH0746248A (ja) | 無線通信システム | |
KR20010021124A (ko) | 클러스터 구조형 이동통신시스템, 기지국, 클러스터총괄국, 회선제어국 및 이동국 | |
JP2003502963A (ja) | パケット交換トラフィックを中継する無線システムにおいて接続を確立する方法 | |
US6580924B1 (en) | Wireless co-tenant base station | |
WO1999037035A1 (en) | Wireless co-tenant base station | |
JP2520529B2 (ja) | パケット化セルラ通信システム | |
JP2002540724A (ja) | 遠隔通信局に複数の通信局を接続する方法とシステム | |
JPH10512725A (ja) | 移動体通信システムにおける負荷削減のためのシステム及び方法並びに移動体通信システム | |
US20080318589A1 (en) | Transmission Optimization in a Wireless Base Station System Based on Load-Sharing | |
JP2001513286A (ja) | ホームセルを加入者局に割り当てる方法 | |
JP2002531024A (ja) | 加入者線自動再割り当て方法と通信システム | |
JPS60248039A (ja) | デイジタル通信システム | |
EP1044576B8 (en) | Channel allocation method in mobile system and corresponding mobile system, base station and base station controller | |
JP2834080B2 (ja) | 簡易型携帯電話システムにおける通信方法 | |
JP2001523932A (ja) | トランスポート網内のデータ接続装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040705 |