JP2520529B2 - パケット化セルラ通信システム - Google Patents
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Description
セル移動通信システムに関する。
たは携帯装置から発信され、またはそこで受信される電
話通信の手段を与える。一般的に、周波数変調(FM)
無線チャネルが、無線端末からなる移動装置と、(地理
的に局在化した移動加入者にサービスするベース局を介
して)移動電話交換局(MTSO)の間のリンクとして
使用される。さらに、米国連邦通信委員会(FCC)に
よって割り当てられた、限定された数の使用可能な無線
チャネル上で大量のトラフィックが動作可能になるよう
に、セル技術が現在利用されている。一般的に、セル・
システムにおいては、セルと呼ばれる広い地理的エリア
を、より小さい地理的エリアすなわちマイクロセルに分
割することによって、異なるマイクロセルで同一の無線
チャネルが再使用される。
可能なトラフィック量を非常に増加させるが、加入者が
あるセルから別のセルに移動するときに各通話の完全性
を維持するためには、高度のルーティングおよび交換装
置が必要である。特に、アクティブ加入者がセルからセ
ルへ移動すると、交換システムは、新たな無線周波数チ
ャネルを割り当て、さらに、新たなセルおよび被呼者と
の間の信号をルーティングするために通信資源を割り当
てる。
に増大し、セルの大きさがトラフィック量を処理するた
めにさらに減少すると、アクティブ加入者がセル境界を
越えるときの周波数が増加するために、非常に多くの要
求が交換アーキテクチャに課される。数年のうちに、存
在する移動セル交換機および付随する移動ネットワーク
・アーキテクチャのために必要な交換容量は極度に大き
くなると予想される。
して予想される要求を解決するためにさまざまな提案が
なされている。大規模のセル交換機は増加するトラフィ
ック量を処理することが可能であろうが、これは比較的
高価であり、短期的な要求に対してただちに使用可能で
はない。さらに、現在のセル・システムの回路交換アー
キテクチャおよびネットワーク・アーキテクチャは、一
般的に、要求があり次第サービス・エリアを拡張すると
いうことができない。
n)は、セルが小さくなるにつれて増加する境界横断によ
る交換負担を非常に軽減する交換アーキテクチャを提案
している(米国特許第4,916,691号(出願人:
AT&T)参照)。特にグッドマンは、情報のパケット
を2つのセグメントに分割することを示している。一方
は加入者がセル境界を越えるときにセルとともに変化
し、他方はアクティブ加入者がセルからセルへ移動して
も変化しない。セル境界間で変化しない情報に付随する
ルーティング手続きは、交換機のメモリに1度だけ、通
話の最初に格納される。しかし、変化する情報に付随す
るルーティング手続きは、交換機によって受信されたそ
のパケットのヘッダから導出される。
は2個の独立の装置からなり、一方は初期ルーティング
を設定し、他方は、加入者がセル境界を越えるときに変
化するヘッダの部分のみを変化させるために使用され
る。このセル・アーキテクチャおよび付随する基礎構造
は、交換および制御機能の多くを、トラフィック量によ
って正当化される付加的な変調装置に分散することによ
って高速の成長を可能にするが、付加的変調装置の必要
性を軽減し、それに付随する交換動作の複雑さを縮小
し、交換機に対する交換負担をさらに減少することが強
く所望される。
さくなるにつれて増加する境界横断周波数による交換負
担の増加の問題を解決するために特に有効な、新しい交
換システムおよびアーキテクチャである。本発明の重要
な点は、交換および制御機能の大部分が、多くの独立な
サブセルすなわちマイクロセルにサービスするベース
局、および、個々の無線端末すなわち加入者に分散され
るような実現にある。
ング手続きは、交換機のメモリに格納される。アクティ
ブ加入者がセル境界を越えると、交換機はその与えられ
た通話に対する情報の全パケットを通話中起点セルに送
る。各ベース局が各ベース局を相互接続する高速ローカ
ル・エリア・ネットワークを通じて、各パケットを加入
者の現在のベース局に送ることができるように、各加入
者はベース局に現在位置を通知する。
ない通話からなるトラフィックがローカル・エリア・ネ
ットワーク上に配置されるため、本発明のアーキテクチ
ャはセル境界間の増加する横断によって影響されない。
従って、加入者は連続的にベース局に現在位置を通知
し、加入者が新しいセル内に移動すると、ベース局は加
入者の現在ベース局に情報を送るため、交換機はハンド
・オーバ過程では何の役割も果たさない。
動するのに付随する交換またはルーティングは、ローカ
ル・エリア・ネットワークによって互いに連結された各
ベース局によって分散された方法で実現される。さら
に、ローカル・エリア・ネットワークを越えるセル間の
パケットのハンド・オーバおよび交換は、実時間転送ま
たはメモリ/バス転送動作によって実現される。これら
の動作は比較的単純である。本発明の実施例では、各ベ
ース局は、時分割多重アクセス(TDMA)として周知
のディジタル伝送形式を利用したローカル・エリア・ネ
ットワークを介して、他のベース局に接続される。
灯柱や電柱などに設置された固定キャニスタから加入者
にサービスするマイクロセルのクラスタが、移動加入者
との通話を、光ファイバでベース局を通じてルーティン
グする。各ベース局は、T1すなわち加入者ループ・キ
ャリア(SLC)伝送線を介して最近接の交換局へ通話
をルーティングする。交換局によって実行されるほとん
どの初期交換機能はそのままである。
ービス・エリア内に位置している場合でも、あるベース
局に最初にルーティングされた通話が常にその局にルー
ティングされるように、各ベース局は、大伝送容量ロー
カル・エリア・ネットワーク(LAN)を通じて他のベ
ース局に接続される。このようにして、ルーティング
は、最初のベース局から加入者の現在のベース局へ、ロ
ーカル・エリア・ネットワークを通して実現される。従
って、ローカル・エリア・ネットワークは、初期ベース
局の範囲内にとどまらず通話中に移動した通話に対して
のみ使用される。
るように、六角形の地理的エリアすなわちセルが、隣接
するセル間に明確ではっきりした境界を有してパッキン
グされたものとして概念化される。セル・システムが普
及すると、使用可能なチャネル、すなわち割り当てられ
た無線周波数またはタイム・スロットよりも多くのアク
ティブ加入者が与えられたセル内に存在することによっ
て、セルは飽和する。
割」と呼ばれる、このような加入者の増加を処理するた
めの固有の技術を有する。「セル分割」を利用する場
合、セルの大きさは、マイクロセルと呼ばれるより小さ
い地理的エリアに縮小され、異なるマイクロセルにおけ
る同一の無線チャネルの再使用が可能となる。各マイク
ロセルは干渉しないように確定されたサービス・エリア
をカバーする。(例えば、R.スティール(R. Steele)
他「Proc. IEEE, Part F」第132巻第5号396〜4
04ページ(1985年)参照。)
TN)へのアクセスのために、このセル・システムは、
無線端末、ベース局、および少なくとも1つの移動電話
交換局(MTSO)を含む。MTSOは複数のベース局
に接続され、各ベース局は同軸または光ファイバ線で複
数のキャニスタに連結され、各キャニスタは、マイクロ
セルの境界内に限定された局在化した移動加入者からの
無線信号を送受信するために使用される。すなわち、与
えられたセルの無線サービス・エリアは、それぞれ変換
器からなるキャニスタからの放射の、重なり合うグリッ
ド状パターンによって実現される。
向無線信号によって移動加入者と通信し、光ファイバや
同軸ケーブルなどでベース局と通信する。一般的に、こ
れらのキャニスタは街灯中や電柱に設置され、さらに、
道路の200〜2000フィートのセグメントの直線見
通し線受信可能範囲を利用する。従って、これらのキャ
ニスタは、無線信号の送受信のためのグリッド状分散ア
ンテナとして作用する。このシステムの基礎構造はベー
ス局とセル交換機と連結し、セル交換機を互いに、およ
び、PSTN加入者と連結するハードウェアおよびソフ
トウェアの組合せである。(例えば、同時出願の米国特
許出願第333,490号(出願人:AT&T)参
照。)
一部は、加入者の移動可能性による。固定加入者のため
のネットワーク・システムとは対照的に、通話を開設す
るためには、セル・システムは加入者の位置を識別しな
ければならず、さらに、加入者があるセルから他のセル
へ移動するときに、セル間およびマイクロセル間で通話
を引き渡さなければならない。セルが小さくなると、セ
ル間の、特に、ベース局からベース局への引き渡しの数
が極度に多くなり、セル交換機の交換容量を超過する。
るための本発明のセル通信システムは、各ベース局に、
従って間接的に各無線端末すなわち加入者に交換を分散
し、従って負担を軽減するための分散通信アーキテクチ
ャを開発している。さらに、ベース局を直接最近接のP
STNのローカル交換局に高速伝送線で接続することに
よって、加入者によるセル横断に付随する交換以外のほ
とんどの交換が、ローカル交換局によって処理される。
このようにして、MTSOに対する要求が除去される。
信システムのシステム・アーキテクチャの例が示されて
いる。移動加入者にサービス・エリアを拡大するのに加
えて、本システムは固定加入者にサービスすることも可
能であり、従って、より適切には「パーソナルおよびマ
イクロセル通信システム」と呼ぶことができる。本実施
例のセル・ネットワーク・システムは「通話」と言う語
を用いて説明されるが、ここで、および図示されたシス
テムで使用される「通話」という語は、データ伝送、フ
ァクシミリ、オーディオ、ビデオなどの任意の種類の通
信を含む。
ル・システムはベース局101〜108からなり、各ベ
ース局は別々の地理的エリアすなわちセルにサービスす
る。さらに、各ベース局は公衆交換電話ネットワーク
(PSTN)の中継線に接続される。実施例では、各ベ
ース局は最近接のPSTNの交換局に高速伝送線111
で接続される。この伝送線は例えば1.544Mbps
で動作し、24個の双方向音声チャネルを有するT1伝
送線のようなものである。しかし、32個の双方向音声
チャネルを処理する加入者ループ・キャリア(SLC)
線もまた利用可能である。
トで情報を送受信する。例えば、音声フォーマットは6
4kb/s圧縮パルス・コード変調である。さらにベー
ス局は、この情報と、無線端末アクセス物理層のフォー
マットの間で、移動加入者のアクセス環境に対応してト
ランスコーダおよびチャネル・コーダのような手段によ
って変換する。各ベース局は、パケット・ヘッダを検査
することによって適切なキャニスタへパケットを送信
し、テーブル参照による指示に従ってそのパケットをル
ーティングする。
信するための変換器からなるキャニスタ(101−1〜
101−4、102−1〜102−4、など)は、光フ
ァイバ109のネットワークでそれぞれのベース局と相
互接続される。光ファイバ109は同軸ケーブルで代用
可能である。ベース局から、通話は、伝送線111の中
継線を通って、PSTNの交換局へ送信され、続いて被
呼者へルーティングされる。以下の説明を簡単にするた
めに、図2に示されるように、ベース局101〜108
はそれぞれA〜Fの文字で表し、各キャニスタには1〜
4の番号を付ける。
は、信号強度およびチャネル使用可能性の測定を解析す
ることによって、ベース局、従って被呼者への通信を開
設するための最適マイクロセルすなわちキャニスタを決
定する。通話中は、高速伝送線111上で選択された最
初の回線割当は、情報のパケットを送受信するために使
用される。最初に割り当てられた回線への通信パケット
の円滑な流れを保証するため、各加入者は、各伝送パケ
ット内に、現在のベース局およびキャニスタ識別番号
を、最初のベース局および回線割当とともに、例えばA
4/A−4T14(現在位置:ベース局A、キャニスタ
4;最初の位置:ベース局A;第4T1伝送線上で使用
可能な24チャネルのうちの1つに14番目のチャネル
割当)のように設定する。
もディジタルでもよい。いずれの場合でも、加入者は、
時分割多重アクセス(TDMA)や周波数分割多重化
(FDM)のような、多数のユーザ間で限定された無線
チャネル資源を共有するための周知の技術で通信するこ
とが可能である。
ース局間ハンド・オーバおよび外部加入者開始通話を参
照することによって、本発明のセル通信システムが加入
者情報およびシステム制御情報の流れを組織し制御する
方法を示す。これらの例は、交換負担がベース局間で分
散される方法を示し、特に、移動加入者によるセル境界
間の横断が増加した場合について示す。
開設するためのシナリオの例を示す。図3では、各パケ
ットは「葉書」によって図示されている。現在のベース
局およびキャニスタ識別番号が葉書の左上に示され、最
初のベース局/回線割当が葉書の右上部分に示され、デ
ータすなわち「情報フィールド」が中央部に示されてい
る。この図では、水平方向は位置を表し、垂直方向は、
上から下へパケット転送の順番に時間を表す。各パケッ
トは長方形で示されている。
た最近接のキャニスタへの信号強度に基づいて、被呼者
への通信を開設するために最適なマイクロセルを決定す
る。続いて、加入者は、選択されたキャニスタに現在位
置(例えばA4;ベース局A、キャニスタすなわちマイ
クロセル4を表す)を送信する。キャニスタA4はメッ
セージおよび加入者の識別番号を、ファイバ109を通
じてベース局Aに中継する。
および光信号をベース局へ送信するレーザを変調するた
めの付随する回路からなる。ベース局は、受信されたメ
ッセージを使用して発呼加入者を認証し、発呼者が通話
を許可される場合、通話に対して回線を割り当て、ベー
ス局およびキャニスタIDを格納し、回線割当(例えば
4T14;第4T1伝送線111のチャネル14を表
す)に関してキャニスタに通知する。
じて、加入者および割り当てられた中継線に発信音を送
る。移動加入者は、将来のパケットで現在位置および与
えられた回線割当(例えばA4/A−4T14;現在の
ベース局Aおよびキャニスタ4、最初のベース局A、チ
ャネル割当は第4T1回線の14、を示す)を送信する
ために、割り当てられた回線を格納する。
者番号を含むパケットを送信する。これによって、ベー
ス局が、PSTNを通じてローカル交換局と被呼者の接
続を開設することが可能となる。被呼者および加入者か
らの応答は、通話中は、最初に選択されたベース局およ
び中継線(この例ではそれぞれベース局Aおよび中継線
4T14)を通ってルーティングされる。
限り、パケットは、無線端末からベース局へ、そして中
央交換局へ、直接移動する。一般的に、音声情報の双方
向の流れは、方向が交互に変わるトーク・スパートの列
からなり、各トーク・スパートは数個のパケットを含
む。一般的に、加入者が情報のパケットを送信する無線
端末は、トーク・スパート間の無声ギャップ内でパケッ
トが発生されないように、音声活動検知器を含む。
ス局内の他のキャニスタによって最適に処理されると判
断した場合、本発明のセル通信システムは、通話をある
ベース局から他のベース局へ引き渡す。図4を参照する
と、最初に、端末は、新しいベース局および各キャニス
タ(例えば、A4からB2へ)のチャネル割当を要求す
ることによってハンド・オーバを開始する。
在のベース局およびキャニスタ位置と、前のベース局位
置および中継線割当を送信することによって、ベース局
からトラッキングに必要な資源の負担を軽減する。新し
いベース局におけるチャネル割当に対する加入者からの
要求があると、ベース局Bは新しい無線チャネルを割り
当て、加入者に新たに割り当てられた無線チャネルを通
知する。
および割り当てられた回線を含むすべての以後のパケッ
トのパケット・ヘッダを変更する。新しいベース局B
は、加入者から新たに受信されたすべてのパケットを識
別し、そのパケットを、高い伝送速度で動作するローカ
ル・エリア・ネットワークを通じて最初のベース局Aに
送信する。利用可能なさまざまなローカル・エリア・ネ
ットワークが当業者に周知であり、ここでは説明しな
い。
を受信すると、データは、最初に割り当てられたチャネ
ルを通してPSTNに送信される。さらに、ベース局A
は、その加入者のすべての受信されたパケットをローカ
ル・エリア・ネットワークを介してベース局Bに転送す
るために、変換参照テーブル内の加入者現在位置を更新
する。交換局は、ハンド・オーバ過程、すなわち、ある
ベース局から別のベース局への通話またはセル間の通話
では何の役割も果たしていないため、その作業負荷はハ
ンド・オーバの量によって影響を受けず、従ってハンド
・オーバの量は非常に多くなることも可能である。
適なベース局およびキャニスタをモニタリングする。最
適キャニスタが最初のベース局内にある場合、そのキャ
ニスタからのサービスが要求される。被呼者からのパケ
ットは同一のベース局に送信されるが、当業者に周知の
変換参照テーブルに基づくパケット交換のような手段に
よって、異なるキャニスタへルーティングされる。
離れている(例えばG2からF2へ)場合、すなわち、
加入者が位置A4から通話を開始し、現在G2〜F2へ
の再割当を要求している場合のシナリオにおいては、加
入者の再割当要求はベース局Fに対してなされる。図5
を参照すると、ベース局Fは加入者に新しいチャネル割
当に関して通知し、加入者はパケット・ヘッダをF2/
A−4T14に変更する。このパケット・ヘッダは、現
在位置、前の位置および回線割当を示す。
ケットがベース局Fに転送されるように、ベース局Gは
転送アドレス(例えばF2/A−4T14)を格納す
る。続いて、ローカル・エリア・ネットワークの大きさ
に関係するある所定の時間の後、ベース局Gは、転送参
照テーブルから前の割当を消去する。移動加入者からの
パケットはベース局/キャニスタF2に送信され、ベー
ス局Fはローカル・エリア・ネットワークを通じてベー
ス局Aへ情報パケットをルーティングする。ベース局A
が加入者回線割当を格納し、参照テーブル内の加入者の
現在位置を変更すると、ベース局AはPSTNから受信
されたパケットをベース局Fに送信する。
から移動加入者へ発信された場合、信号はマスタ・ベー
ス局113にルーティングされる。マスタ局113は全
ベース局101〜108を呼び出して、被呼移動加入者
を探索させる。加入者が探索されると、加入者は最適キ
ャニスタ(例えばC4)を通じて応答し、現在のキャニ
スタおよびベース局の位置をベース局に通知する。
当て、外部信号を現在の加入者のベース局の交換局へ転
送するようにマスタ局113に通知する。ベース局は入
電を受信し、その通話に対する中継線を割り当て、以後
の資源割当のためにベースおよびキャニスタID(例え
ばC4/C−8T17)を格納する。ベース局は呼出音
を加入者および回線割当に送信し、加入者は回線割当を
格納する。上記のように、セル間の移動、すなわちセル
間の引き渡しは、同様にして実現される。
を目的としたものであり、本発明の技術的範囲に包含さ
れるような他のさまざまなプロトコルが存在する。ベー
ス局間およびキャニスタ間のハンド・オーバ手続きの大
部分は、上記のように、単純なルーティング転送および
メモリ/バス転送動作によって実現される。図7〜9に
は、移動加入者と被呼者の間の情報パケットの流れに対
する、PSTN、ローカル・エリア・ネットワーク、キ
ャニスタおよびベース局の間のルートの例が示されてい
る。
よって直接PSTNへルーティングされるか、または、
ローカル・エリア・ネットワークによって他のベース局
に中継されるかのいずれかである。各パケット・ヘッダ
のアドレス・フィールド(すなわちベース局/キャニス
タ)は、各パケットの適切な宛先に対応するベース局へ
のルーティング情報を含む。同様に、ベース局によって
PSTNから受信されたパケットは、加入者との通信の
ために適切なキャニスタへルーティングされるか、また
は、ローカル・エリア・ネットワークを介して各パケッ
ト・ヘッダのアドレス・フィールドに対応する適切なベ
ース局へルーティングされる。上記のように、ローカル
・エリア・ネットワーク上を送信される情報パケット
は、図8に示されるように、キャニスタ、ベース局また
はPSTNにルーティングされる。
システムおよびアーキテクチャによれば、交換および制
御機能の大部分が、多くの独立なサブセルすなわちマイ
クロセルにサービスするベース局、および、個々の無線
端末すなわち加入者に分散されるような実現によって、
無線セルが小さくなるにつれて増加する境界横断周波数
による交換負担の増加の問題が解決される。
る。
オーバ・プロトコルの図である。
オーバ・プロトコルの図である。
オーバ・プロトコルの図である。
オーバ・プロトコルの図である。
局によるルーティングの図である。
局によるルーティングの図である。
局によるルーティングの図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の通信チャネルを有する少なくとも
1つの伝送線によって公衆交換電話網にそれぞれ直接に
接続された複数のベース局と、 公衆交換電話網とは独立に、前記複数のベース局を相互
接続する相互接続手段とからなる、パケット化セルラ通
信システムにおいて、 各ベース局が、 セルラ加入者の現在位置を表す現在ベース局識別子と、
通信パケットの属する呼が発信された場所を表す発信ベ
ース局識別子と、ベース局と公衆交換電話網の間の通信
チャネルのうちの1つを表す回線割当とを含む通信パケ
ットを、セルラ加入者から受信する手段と、 受信した通信パケットの現在ベース局識別子、発信ベー
ス局識別子および回線割当に応答して、(a)当該ベー
ス局と公衆交換電話網の間の通信チャネルのうちの1つ
を通じて、および、(b)前記相互接続手段と、発信ベ
ース局と、発信ベース局と公衆交換電話網の間の通信チ
ャネルのうちの1つとを通じて、当該通信パケットを公
衆交換電話網へ選択的に送る手段とからなることを特徴
とするパケット化セルラ通信システム。 - 【請求項2】 各ベース局が、公衆交換電話網から受信
した通信パケットを、 (a)当該通信パケットの属する呼が当該ベース局から
発信され当該ベース局からまだハンドオフされていない
ときに当該ベース局と無線通信チャネルによって接続さ
れたセルラ加入者と、 (b)前記相互接続手段によって当該ベース局から少な
くとも一度ハンドオフされた後に他のベース局と無線通
信チャネルによって接続されたセルラ加入者とのうちの
いずれかへ、選択的に送る手段をさらに有することを特
徴とする請求項1のシステム。
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