JPH09327057A - 移動通信システムおよびその通信制御方法 - Google Patents

移動通信システムおよびその通信制御方法

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JPH09327057A
JPH09327057A JP8144155A JP14415596A JPH09327057A JP H09327057 A JPH09327057 A JP H09327057A JP 8144155 A JP8144155 A JP 8144155A JP 14415596 A JP14415596 A JP 14415596A JP H09327057 A JPH09327057 A JP H09327057A
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JP8144155A
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Tsutomu Kusaki
務 草木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロセルシステム用の移動端末を用い
て、高速走行中の列車内での発着信を実現すること。 【解決手段】 移動通信網システム10と鉄道管理網シ
ステム20とで構成される移動通信システムにおいて、
マイクロセルシステムのPS(端末)100が列車内で
通信を行うため、端末の位置情報をCSC(列車内無線
基地局制御局)300およびHLR(位置情報データベ
ース)600に記憶し、また、BS(無線基地局)位置
データベース700に、鉄道網周辺に設置されているB
S(無線基地局)の位置情報を記憶し、MSC(移動通
信交換局)500に着信があった場合、各データベース
の位置情報を照合し、端末が存在する列車を呼び出すB
S400を選択し、同BSからCSC300、マイクロ
セルシステムのCS(列車内無線基地局)200経由
で、PS100に着信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
およびその通信制御方法に係り、特に、マイクロセル移
動通信システムにおける端末による、高速走行中の列車
内での発着信を実現するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】RCR STD−28等で規定されてい
るPHS(パーソナルハンディフォンシステム)に代表
されるマイクロセル移動通信システムは、周波数の有効
利用を行うことによって、システム全体の収容加入者数
(端末数)を、マクロセル移動通信システムに対して増
加を図ること目的としている(これを、従来技術1と称
す)。
【0003】一方、RCR STD−27D等で規定さ
れているPDC(パーソナルデジタルセルラ)やETI
で規定されているGSMに代表されるマクロセル移動通
信システムは、マクロセルの採用で、端末が高速移動中
であってもハンドオーバ回数が少なく通信が行え、ま
た、広範囲でのサービスの提供が可能である(これを、
従来技術2と称す)。
【0004】また、上記両システムの長所を利用し短所
を補間する目的で、GSMとDCETのデュアルモード
端末や、PDCとPHSのデュアルモード端末が検討さ
れている(これを、従来技術3と称す)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術1、
2はともに、システムコンセプト上、その短所は改善す
ることは不可能であり、また、短所を犠牲にすることで
長所を利用している。
【0006】一方、上記した従来技術3は、従来技術
1、2の短所を比較的簡単にカバーする方法ではある。
しかしながら、実質的には2端末を有することと同じで
あり、両システムへ加入が必要になり、また、端末自体
も2端末分の機能が必要になり、重量増加、バッテリー
の消費量の増加、コストの増加が問題となる。
【0007】本発明の目的は、マイクロセルシステム端
末としての機能しか有さない端末で、高速移動中の列車
からの発着信を実現可能とする、移動通信システムを提
供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、既存の移動通
信網システムと、既存の鉄道管理網システムの変更量を
最小限にとどめた、上記移動通信システムを提供するこ
とにある。
【0009】さらに、本発明の他の目的は、上記移動通
信システムにおいて、端末が発信、着信を実現するため
に好適な信号伝達手順を提供することにある。
【0010】さらに、本発明の他の目的は、上記移動通
信システムに用いて好適な、データベース内の情報管理
手法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、移動通信網システムと鉄道管理網システ
ムとで構成される移動通信システムにおいて、マイクロ
セルシステムの端末(PS)が列車内で通信を行うた
め、端末の位置情報を、列車内無線基地局制御局(CS
C)および位置情報データベース(HLR)に記憶し、
また、無線基地局(BS)位置データベースに、鉄道網
周辺に設置されている無線基地局(BS)の位置情報を
記憶し、移動通信交換局(MSC)に着信があった場
合、各データベースの位置情報を照合し、端末が存在す
る列車を呼び出す無線基地局(BS)を選択し、同無線
基地局(BS)から列車内無線基地局制御局(CS
C)、列車内のマイクロセルシステムの無線基地局(C
S)経由で、端末(PS)に着信を行う。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。図1は、本発明の1実施形態に係
る移動通信システムの概念的構成を示す。本実施形態に
よる移動通信システムは、移動通信網システム10と鉄
道管理網システム20とで構成される。
【0013】移動通信網システム10は、複数の移動端
末(以下、PSと称す)100を収容する。小セル用
(マイクロセル用)無線基地局(以下、CSと称す)2
00は列車内に設置され、例えば、1車両に1台設置さ
れ、配下に複数のPS100を収容し無線通信を行う。
列車内CS制御局(以下、CSCと称す)は列車内に設
置され、例えば、1列車に1台設置され、配下に複数の
CS200を収容し通信を行う。
【0014】無線基地局(以下、BSと称す)400は
屋外に設置され、例えば、鉄道に沿って設置され、配下
に複数のPS100もしくは複数のCSC300を収容
し無線通信を行う。無線基地局制御局(以下、BSCと
称す)450は配下に複数のBS400を収容し通信を
行う。BSC450はネットワーク形態によっては設置
されない場合もある。移動通信交換局(以下、MSCと
称す)500は、配下に複数のBSC450もしくは複
数のBS400を収容し、また、他のMSC500と接
続され通信を行う。
【0015】位置情報データベース(以下、HLRと称
す)600は、各PS100の位置情報を記憶するデー
タベースで、MSC500とは信号線550で、列車運
行管理システム800とは信号線650でそれぞれ接続
され、PS100からの位置登録要求があった場合、同
PS100の位置情報を書込み、また、同PS100の
位置情報問合がMSC500から行われた場合、同情報
を検索・抽出する。
【0016】BS位置情報データベース700は、各B
S400の設置されている場所の情報を記憶するデータ
ベースで、MSC500とは信号線570で、列車運行
管理システム800とは信号線750でそれぞれ接続さ
れ、各BS400設置時に設置場所の位置情報が書き込
まれ、また、HLR600から列車運行システム800
経由でBS位置情報問合があった場合、同情報を検索・
抽出して、HLR600へ返送する。
【0017】列車運行管理システム800は鉄道管理網
20内部において、運行中の各列車の制御・管理を行
い、例えば、各列車の運行管理区間3000(位置情
報)を信号線820を介して得られる位置情報として逐
次管理し、HLR60から列車位置情報の問合があった
場合、同情報を検索・抽出する。
【0018】図2は、CSC300内部の位置情報デー
タベース(以下、CSC内位置情報DBと称す)の情報
管理形態を概略的に示す。
【0019】CSC内位置情報DBは、端末番号320
とCSC内位置情報330とを対応付けたCSC内位置
情報DBテーブル310の形態で管理される。端末番号
320は、CSC300配下のPS100のPS番号を
指し、CSC内位置情報330は、同PS100が列車
内の1つもしくは複数のCS200から構成されるエリ
アのいづれのエリアに存在するかの情報である。本情報
はCSの番号(以下、CSNと称す)であってもよい。
【0020】列車内のPS100が位置登録を行った場
合、CS200経由で伝達される位置登録を要求してい
るPS100のPS番号(以下、PSNと称す)を端末
番号欄に書込み、同時に伝達される同PS100の存在
するエリアの番号もしくは収容されるCS200のCS
Nを、PSNに対応するCSC内位置情報欄に書き込
む。
【0021】CSC300配下に収容しているPS10
0に対する着信が、BS400から行われた場合、着P
Sの番号(以下、着PSNと称す)を参照し、CSC内
位置情報DBテーブル310上で一致する着PSNのC
SC内位置情報330を検索・抽出し、同抽出情報をも
とに列車内のPS100へCS200を介して着信を行
う。
【0022】図3は、HLR600内部のPS位置情報
管理の形態を概念的に示す。
【0023】端末番号610は、本HLR600が管理
する全てのPS100の番号を一覧で保持し、各々のP
S100の位置情報620を位置情報欄に保持する。位
置情報の形態は、PS100の存在するエリア(1つも
しくは複数のBS400のゾーンから構成される)のエ
リア番号620aであるか、もしくは、PS100が図
1に示したように列車2000で移動中の場合は、列車
移動中を示す情報と同列車の列車番号との組み合わせ6
20bとなる。
【0024】MSC500から位置登録の要求があった
場合、同要求と同時に伝達される位置登録を要求してい
るPS100のPSNを、端末番号欄から検索し、同P
SNに対応する位置情報620を位置情報欄に書き込
む。MSC500から位置情報問合があった場合は、同
要求と同時に伝達されるPS100のPSNを、端末番
号欄から検索し、同PSNに対応する位置情報620を
位置情報欄から抽出する。上記登録、問合いづれの際に
も、位置情報の形態には依存せず、処理は行われる。
【0025】図4は、BS位置情報データベース700
内部のBS位置情報管理の形態を概念的に示す。
【0026】位置情報710は、全てもしくは一部の運
行管理区間3000を一覧で保持し、各運行管理区間周
辺に設置されているBS400のBSNをBS番号72
0として、対応づけて記憶する。本データベースの対応
関係から、ある運行管理区間を走行中の列車内のPS1
00を呼び出す際のBS400が特定できる。
【0027】HLR600からの指示のもと、列車運行
管理システム800からBS位置情報問合があった場
合、同問合と同時に伝達される当該列車の走行している
運行管理区間を参照し、本テーブルにおいて対応するB
S番号(以下、BSNと称す)を検索・抽出する。抽出
された1つもしくは複数のBSNは、位置情報問合の応
答としてHLR600へ伝達される。
【0028】本データベースの情報は、BS400の設
置時に書き込まれるものであり、PSの位置登録、発着
信等の通信時には変更は行われるものではない。
【0029】図5は、列車運行管理システム800内部
の列車運行管理テーブル810の概念図を示す。
【0030】列車番号820は現在走行(運行)中の列
車の列車番号を一覧で示すもので、各列車の走行位置を
対応づけて、走行区間(位置情報)830として運行管
理区間単位で記憶する。
【0031】運行中の列車2000からは信号線820
を経由して、同列車の列車番号と走行中の運用管理区間
とが伝達される。同列車番号を参照して、本テーブル上
で対応する走行区間830の欄に、上記運用管理区間を
書き込む。
【0032】HLR600から列車運行管理システム8
00に対して、列車位置情報問合があった場合、同問合
と同時に伝達される列車番号を参照し、本テーブル上か
ら対応する運用管理区間を検索・抽出する。
【0033】図6は、PS100が、CSC300およ
びHLR600に対して位置登録を行う手順の概略を示
す。
【0034】列車内のCS200がカバーする無線ゾー
ンにPS100が移動してきた場合(PS100を所有
するユーザが列車に乗車した場合)、PS100は位置
登録動作を開始する。
【0035】PS100−CS200間に無線リンクを
設定し、その後、同PS100のPSNを含む位置登録
を要求するメッセージ(以下、位置登録メッセージと称
す)をCS200へ送信する。
【0036】同メッセージを受信したCS200は、伝
達されたPSNに、CSNもしくは同CS200の属す
るエリア番号を加え、これらを位置登録メッセージに含
めてCSC300へ送信する。
【0037】同メッセージを受信したCSC300は、
CSC内位置情報DBテーブル310の端末番号320
にPSNを、CSC内位置情報330にCSNもしくは
エリア番号を、それぞれ書き込む。書き込み後、同PS
Nと同CSCが設置されている列車3000の列車番号
を含む位置登録メッセージを、BS400へ無線リンク
設定後、送信する。同メッセージは、BSC450を介
してMSC500へ伝達される。
【0038】同メッセージを受信したMSC500は、
同様のメッセージをHLR600へ送信し、位置登録処
理の要求を行う。
【0039】同メッセージを受信したHLR600は、
メッセージ内のPSNを参照して、端末番号610の各
欄からPSNと一致する端末番号を検索・抽出する。抽
出された端末番号欄に対応する位置情報欄620に、同
メッセージ内の列車番号と列車移動中を示す情報620
bを書き込む。
【0040】HLR600において位置情報の書き込み
終了後、MSC500→BSC450→BS400→C
SC300→CS200→PS100の順で、位置登録
の完了を指示するメッセージ(位置登録完了メッセー
ジ)を伝達する。
【0041】図7は、列車で移動中のPS100に対し
ての着信の手順を概略的に示す。
【0042】着PSNを含む着呼信号、例えばIAM
(Initial Address Message )を受信したMSC500
は、HLR600へ、着PSNの位置情報の問合を要求
するメッセージ(位置情報問合メッセージ)を送信す
る。
【0043】同メッセージを受信したHLR600は、
同メッセージ内に含まれる着PSNを参照して、対応す
る位置情報620を検索・抽出する。抽出された位置情
報620が列車移動中を示す情報620bであった場
合、同情報に含まれる列車番号を含めた列車位置問合を
要求するメッセージを、列車運行管理システム800へ
送信する。
【0044】同メッセージを受信した列車運行管理シス
テム800は、同メッセージに含まれる列車番号を参照
して、列車位置管理テーブル810で同列車番号の走行
区間(位置情報)830である運行管理区間3000を
検索・抽出する。さらに、BS位置情報データベース7
00に対して、PS100を呼び出すためのBS400
を問い合わすため、抽出された運行管理区間の情報を含
むメッセージ(呼出BS問合メッセージ)を送信する。
【0045】同メッセージを受信したBS位置情報デー
タベース700では、同メッセージ内に含まれる運行管
理区間の情報を、位置情報710として参照し、対応す
る1つもしくは複数のBS番号720を検索・抽出す
る。本処理により抽出されたBSNが、MSC500も
しくはBSC450から着呼メッセージを送信するBS
400を指す。さらに、抽出されたBSNを含むPS位
置情報の検索の成功を通知するメッセージ(位置情報応
答メッセージ)をMSC500へ送信する。
【0046】同メッセージの受信により、着信先が特定
できたMSC500は、同メッセージ内に含まれるBS
NのBS400を含むBSC450へ、着PSNを含む
着呼メッセージを送信する。
【0047】同メッセージを受信した1つもしくは複数
のBS400は、カバーするゾーンに着PSNを含む着
呼メッセージを報知する。
【0048】報知された着呼メッセージに含まれる着P
SNを配下に収容することが、CSC内位置情報DBテ
ーブル310の端末番号320を参照し判明したCSC
300は、BS400との間で無線リンクを設定し、B
S400からの呼設定メッセージを受信する。さらに同
CSC300では、着PSNからCSC内位置情報33
0を検索・抽出する。抽出されたCSNもしくはエリア
番号をもつ該当CS200に対して、着PSNを含む着
呼メッセージを送信する。
【0049】同メッセージを受信したCS200は、配
下のPS100に対して着PSNを含む着呼メッセージ
を報知する。
【0050】報知された着呼メッセージ内の着PSNに
該当するPSNを保持するPS100は、CS200と
の間に無線リンクを設定し、その後、CS200から呼
設定メッセージ受信する。
【0051】上述した一連の処理により、MSC500
から着PS100への着信が行われる。
【0052】なお、上述した説明では、移動端末(PS
100)への着信動作を例にとったが、移動端末(PS
100)からの発信についても、先とは逆の経路で行え
ることは自明である。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、既存の移
動通信網システムと、既存の鉄道管理網システムとを信
号線で接続し、端末位置情報と列車位置情報とを照合し
て、列車内の基地局制御局を呼び出すための地上基地局
を選択し、列車内には、配下に存在する端末の位置情報
を保持すると共に、列車内基地局を制御し、かつ、地上
基地局との通信の実現のための列車内基地局制御局を設
置し、また、列車内はマイクロセルシステムで構成する
ことで、地上基地局から着信があった場合、列車内基地
局制御局は配下の列車内基地局を介して、端末を呼び出
すことで、マイクロセルシステムだけでは不可能であっ
た高速移動中の端末からの発着信が実現される。また、
既存網を接続して利用することで、新たな網設置が不要
で、変更量が少ないことから、導入・運用コストの低減
が得られ、さらには、同一列車に存在する限り、移動通
信網側での位置登録回数は各端末1回限りとなるため、
トラヒックの大幅削減が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る移動通信システムの
概念的構成を示す説明図である。
【図2】本発明の1実施形態による、CSC内位置情報
データベーステーブルを示す説明図である。
【図3】本発明の1実施形態による、HLR位置情報デ
ータベーステーブルを示す説明図である。
【図4】本発明の1実施形態による、BS位置情報デー
タベーステーブルを示す説明図である。
【図5】本発明の1実施形態による、列車位置管理テー
ブルを示す説明図である。
【図6】本発明の1実施形態による、位置登録シーケン
スの説明図である。
【図7】本発明の1実施形態による、着信シーケンスの
説明図である。
【符号の説明】
10 移動通信網システム 20 鉄道管理網システム 100 移動端末(PS) 200 小セル用(マイクロセル用)無線基地局(C
S) 300 列車内CS制御局(CSC) 400 無線基地局(BS) 450 無線基地局制御局(BSC) 500 移動通信交換局(MSC) 550,570,650,750,820 信号線 600 位置情報データベース(HLR) 700 BS位置データベース 800 列車運行管理システム

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信網システムと鉄道管理網システ
    ムとを具備した移動通信システムであって、 上記移動通信網システムは、 携帯端末を配下に収用し、同端末と無線通信を行う無線
    基地局(BS)と、 この無線基地局(BS)を複数収用し、同無線基地局と
    通信を行い、また、同無線基地局の制御を行う無線基地
    局制御局(BSC)と、 この無線基地局制御局(BSC)を複数収用し、同制御
    局と通信を行う移動通信交換局(MSC)と、 この移動通信交換局(MSC)と信号線を介して接続さ
    れ、配下の端末の位置情報を保持する位置情報データー
    ベース(HLR)と、 移動列車内に設置され、上記無線基地局(BS)と無線
    通信を行い、配下に列車内設置のマイクロセル用基地局
    (CS)を収用するマイクロセル用無線基地局制御局
    (CSC)と、 上記マイクロセル用基地局(CS)に収用されるマイク
    ロセル用移動端末(PS)とを、含み、 また、上記鉄道管理網システムは、 移動中の列車の位置を路線上に論理的に設けられた運行
    管理区間単位に認識し、運行管理を行う列車運行管理シ
    ステムを含み、 上記移動通信網システムと上記鉄道管理網システムとが
    信号線で接続されたことを特徴とする移動通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 網内の前記無線基地局(BS)の設置場所を位置情報と
    して記憶する無線基地局位置データベースが、前記移動
    通信交換局(MSC)および前記列車運行管理システム
    と信号線を介して接続されることを特徴とする移動通信
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、 前記位置情報データーベース(HLR)内において、各
    端末の位置情報の1形態として、端末の存在する列車の
    列車番号と同端末が列車内に存在することを示す情報
    と、同端末の端末番号とを、関連づけて記憶することを
    特徴とする移動通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載において、 前記無線基地局位置データベース内において、前記各無
    線基地局(BS)が設置されている場所が、鉄道網にお
    けるいづれの運行管理区間に対応するかを、無線基地局
    番号と運行管理区間とを対応付けて記憶することを特徴
    とする移動通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項2記載において、 前記マイクロセル用無線基地局制御局(CSC)内にお
    いて、配下に収用する前記マイクロセル用端末(PS)
    の端末番号と、同端末が直接収用される前記マイクロセ
    ル用無線基地局(CS)の番号もしくはエリア番号と
    を、対応付けて記憶することを特徴とする移動通信シス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項2記載において、 前記した請求項3および請求項4および請求項5に記載
    の各位置情報記憶・管理手法によって、各位置情報を保
    持することを特徴とする移動通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の移動通信システムの通信
    制御方法であって、 前記マイクロセル用端末(PS)が位置登録を要求する
    際、同端末を収容する前記マイクロセル用無線基地局制
    御局(CSC)で、同端末から伝達される位置情報を記
    憶し、さらに、前記位置情報データーベース(HLR)
    において、同端末およびマイクロセル用無線基地局制御
    局(CSC)から伝達される位置情報を記憶し、位置情
    報データーベース(HLR)において位置登録が終了し
    たことを同端末まで通知することを特徴とする移動通信
    システムの通信制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載において、 前記マイクロセル用端末(PS)が位置登録を要求する
    際、同端末の端末番号を含む位置登録要求を指示するメ
    ッセージを前記マイクロセル用無線基地局(CS)へ送
    信し、同メッセージを受信した同無線基地局は、同端末
    番号と同無線基地局番号もしくは同無線基地局が含まれ
    るエリアのエリア番号を含む位置登録要求を指示するメ
    ッセージを、前記マイクロセル用無線基地局制御局(C
    SC)へ送信し、同メッセージを受信した同制御局は、
    同端末の位置情報として端末番号と同無線基地局番号も
    しくは同無線基地局が含まれるエリアのエリア番号とを
    記憶し、 さらに、同制御局(CSC)から同端末番号と同制御局
    が設定されている列車番号を位置情報として含む位置登
    録要求を指示するメッセージを、前記無線基地局(B
    S)、前記無線基地局制御局(BSC)、前記移動通信
    交換局(MSC)を介して前記位置情報データーベース
    (HLR)へ伝達し、 位置情報データーベース(HLR)において、同端末番
    号と同列車番号を位置情報として記憶、保持し、 同処理が位置情報データーベース(HLR)において完
    了したこと示すメッセージを、前記移動通信交換局(M
    SC)、前記無線基地局制御局(BSC)、前記無線基
    地局(BS)、前記マイクロセル用無線基地局制御局
    (CSC)、前記マイクロセル用無線基地局(CS)を
    介して、位置登録を要求した前記マイクロセル用端末
    (PS)に通知することを特徴とする移動通信システム
    の通信制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の移動通信システムの通信
    制御方法であって、 前記移動通信交換局(MSC)に、配下の前記マイクロ
    セル用端末(PS)宛の着信があった際、移動通信交換
    局(MSC)が前記位置情報データーベース(HLR)
    へ着端末の位置情報を問い合わせ、問い合わされた同位
    置情報の形態が特定列車内に端末が存在すること示すも
    の、例えば、列車番号であった場合、位置情報データー
    ベース(HLR)が前記列車運行管理システムに同列車
    番号の列車の位置情報を問い合わせ、 列車運行管理システムは同列車の位置情報、例えば、同
    列車の走行中の運行管理区間を、前記無線基地局位置デ
    ータベースへ送信し、同運行管理区間の情報を受信した
    無線基地局位置データベースにおいて、同運行管理区間
    に設置されている前記基地局(BS)の番号を、同端末
    の位置情報として移動通信交換局(MSC)に通知し、
    同位置情報をもとに着信呼をルーチングすることを特徴
    とする移動通信システムの通信制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載において、 前記移動通信交換局(MSC)に着信が行われた際、同
    交換局は、着端末番号を含む位置情報の問い合わせの要
    求をするメッセージを前記情報データーベース(HL
    R)へ送信し、同メッセージを受信した情報データーベ
    ース(HLR)において、対応する位置情報を検索し、
    検索された位置情報の内容が、同端末は特定列車内に存
    在することを示す内容、例えば、列車番号であった場
    合、同列車番号と同端末番号とを含む列車の位置情報の
    問い合わせの要求をするメッセージを、前記列車運行管
    理システムへ送信し、 同メッセージを受信した列車運行管理システムは、同列
    車の走行位置情報、例えば、運行管理区間を検索し、同
    運行管理区間の情報を含む、運行管理区間周辺に設置さ
    れている前記無線基地局(BS)の設置場所(位置情
    報)を問い合わせるためのメッセージを、前記無線基地
    局位置データベースへ送信し、同メッセージを受信した
    無線基地局位置データベースは、同運行管理区間周辺に
    設置されている無線基地局(BS)の番号を検索し、同
    無線基地局番号を、着端末の位置情報として移動通信交
    換局(MSC)へ送信し、 同位置情報を受信した移動通信交換局(MSC)から、
    前記無線基地局制御局(BSC)を介して、無線基地局
    (BS)まで着信を行い、1つもしくは複数の無線基地
    局(BS)から着番号をもつ端末(PS)に対する着信
    があることを示すメッセージを報知して、同着端末の端
    末番号を保持し、 列車内に設置される前記マイクロセル用無線基地局制御
    局(CSC)が、同メッセージを受信した場合、同制御
    局は着端末の位置情報を検索し、検索された同情報をも
    とに、前記マイクロセル用無線基地局(CS)を介して
    着端末に着信を行うことを特徴とする移動通信システム
    の通信制御方法。
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