JP2001520300A - エレクトロルミネセントデバイスのための重合体材料 - Google Patents

エレクトロルミネセントデバイスのための重合体材料

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Abstract

(57)【要約】 隣接する置換基を有するアリーレン単位を含む共役ポリ(1,4−アリーレンビニレン)化合物であって、前記置換基が、化合物のフォトルミネセンスおよび/またはエレクトロルミネセンスにおけるブルーシフトを生起するのに十分な影響を化合物の電子的構造に与えるように配向されている共役ポリ(1,4−アリーレンビニレン)化合物が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、電気、電子、光学、およびオプトエレクトロニクスのデバイス、例
えば、発光ダイオード(LEDs)のような重合体を基材とした発光デバイスに
使用される重合体に向けられたものである。特に、本発明は、フォトルミネセン
スおよび/またはエレクトロルミネセンス効率を向上させるポリ(1,4−アリ
ーレンビニレン)に関する。
【0002】 有機半導体の潜在的な高いフォトルミネセント量子収率は、電場が印加された
状況下において、電荷注入を介する発光(エレクトロルミネセンス)を実現する
ものである。よって、この結果、LEDsのために有機材料が使用されることと
なり、有機層の構造的安定性および処理性を改良すべく、より小さい有機化合物
を超える利点を有する重合体が使用される。
【0003】 重合体を基材とする最初のLEDsは、正孔注入電極としてのインジウムスズ
酸化物(indium tin oxide,ITO)と、電子注入電極としてのアルミニウムま
たはカルシウムと、両者の間に介装されたポリ(1,4−フェニレンビニレン)
(PPV)の発光層とから構成されたものである(Burroughesら、Nature,1990
,347,539)。これに続き、他の重合体がLED用途に供され、重合体における
置換パターンおよび有効な共役長さを制御することによって発光の色を調節する
ことが主流となった。
【0004】 LEDsのためのPPVsを合成する経路は、Wesslingのスルホニウム塩前駆
体経路が主たるものであるが(米国特許第3,401,152号/1968、Wesslingら)、 他の重要な方法にGilchのものがある(Gilchら、J.Poly.Sci.1-A,1966,4,
1337)。これは、過剰なカリウムt−ブトキシドを用いてビス(ハロメチル)ベ
ンゼンの脱ハロゲン化水素を行うことにより共役重合体を直接得るものである。
この手順は、典型的には約15〜20%の絶対的なPL効率を有する赤色発光性
のポリ(2,5−ジアルコキシ−1,4−フェニレンビニレン)に適用された。
最も普通の形態では、その調製については、ポリ[2−メトキシ−5(2’−エ
チルヘキシロキシ)−1,4−フェニレンビニレン]が言及されている(Wudl、
米国特許第5,189,136号/1990)。SwatosとGordonは、クロロ前駆体経路を基礎 としてこの経路を改変した。これは、1等量の塩基を使用してクロロ置換可溶性
前駆体重合体を形成し、次いでこの前駆体重合体を熱変換して完全に共役した重
合体を形成するものである[SwatosとGordon、Polym. Prepr., 1990, 31(1), 50
5]。以来、この経路は、アルキル−、アリール−、およびアルコキシ−置換P PVsを作製するために、様々なグループが利用している(Hsiehら、Adv. Mate
r., 1995, 7, 36;Polym. Adv. Tech., 1997, 8, 392;米国特許第5,558,904号 ;Sarneckiら、Synth. Met., 1995, 69, 545)。
【0005】 容易に製造することができかつ処理することのできるフォトルミネセントおよ
びエレクトロルミネセント重合体を提供する必要性は依然として存在する。フォ
トルミネセンスおよびエレクトロルミネセンス効率を向上させる重合体の必要性
も依然として存在する。
【0006】 本発明の目的は、前記した問題点を解決することにある。よって、本発明によ
れば、隣接する置換基を有するアリーレン単位を含む共役ポリ(1,4−アリー
レンビニレン)化合物であって、前記置換基が、化合物のフォトルミネセンスお
よび/またはエレクトロルミネセンスにおけるブルーシフトを生起するのに十分
な影響を化合物の電子的構造に与えるように配向されていることを特徴とする共
役ポリ(1,4−アリーレンビニレン)化合物が提供される。
【0007】 また、本発明によれば、デバイスにおけるブルーシフトしたエレクトロルミネ
センスまたはフォトルミネセンスを生成するために、電気、電子、光学、または
オプトエレクトロニクスの部品またはデバイスにおいて、隣接する置換基を有す
るアリーレン単位を含むポリ(アリーレンビニレン)化合物を使用することを特
徴とする使用方法が提供される。
【0008】 置換基は、立体効果または立体電子効果を及ぼすことによって、化合物の電子
的構造に影響を与えることができ、例えば、立体的な塊を収容するよう重合体骨
格を捻るようにし、この捻れにより、化合物の共役性が低減されるに至る。この
ように共役性が低減することにより、ルミネセンスにおけるブルーシフト(blue
-shift)がもたらされる。加えて、置換基は、1以上の孤立電子対を有すること
ができ、これにより重合体における共役性が妨げられ、ルミネセンスにおけるブ
ルーシフトを生じさせることができる。
【0009】 このブルーシフトは、仮説的な化合物、すなわち、同一構造の重合体であって
置換基の配向(その立体的な塊に起因するか、または何らかの電子的効果に起因
するかは問わない)が化合物の電子的構造に何ら効果を与えないものと対比して
のブルーシフトである。このように、このブルーシフトは、例えば、置換基の立
体的な塊を収容するのに必要な程度、重合体の骨格を捻ることによって共役性の
低減が引き起こされることに起因するブルーシフトであろう。
【0010】 本発明は、隣接する置換基を有するポリ−1,4−(アリーレンビニレン)、
好ましくは2,3−二置換のPPVを基材とする材料に由来する効率的なブルー
シフトした発光の驚くべき発見、およびLEDsにおけるその使用を記載するも
のである。この発明により、従来にない置換パターンが突き止められた。例えば
、標準的な2,5−二置換PPVに対峙するものとして、フェニル環上の2,3
−位置におけるポリ(フェニレンビニレン)(PPVs)の場合であり、これに
より発光の色を調節する手段が提供される。加えて、本発明によれば、好ましく
はGilchの経路によって、可溶性であると共に直接取得可能なルミネセント重合 体が提供される。この発明は、改良された材料の合成、および有機LEDsにお
けるその適用に言及するものである。
【0011】 また、本発明によれば、材料を基材とする発光デバイス、例えば発光ダイオー
ド(LEDs)が提供され、この場合、発光重合体の層を使用することにより、
アルミニウムまたはカルシウム陰極を使用して効率的なデバイスを構成すること
が可能である。この重合体は、隣接するアリール置換基を有するポリ(1,4−
アリーレンビニレン)、好ましくはフェニレン環の2,3−位置上に置換基を有
するポリ(1,4−フェニレンビニレン)(PPV)誘導体である。この置換パ
ターンにより、ブルーシフトした発光ならびに高いPLおよびELデバイス効率
がもたらされる。重合経路は簡素であり、また、得られた重合体は可溶性で、か
つ固体状態において高いフォトルミネセンスを有する良好な膜形成特性を示す。
【0012】 ここに添付図面を参照し、例として本発明をさらに詳細に説明する。
【0013】 本発明によるエレクトロルミネセント(EL)デバイスは、少なくとも1つの
活性層(EL層)と1以上の電荷輸送層(所望に応じて)とが、2つの異なる導
電層(電極)の間に介装された注入型のダイオードである。一方の電極は正孔を
注入する半透明または透明な電極であり、他方の電極は電子を注入する電極であ
る。電極は電源を介して互いに電気的に接続され、完成された回路が形成されて
いる。PPVまたは正孔輸送層、例えば、ポリ(ビニルカルバゾール)(PVK
)を用いた二重層デバイスを使用することにより、効率を向上させることができ
る。
【0014】 この発明は、1つの特定の態様において、塩基(カリウム第三級ブトキシド)
を用いる脱ハロゲン化水素法により調製することのできる重合体、ポリ[(2,
3−ジブトキシ)−1,4−ポリ(フェニレンビニレン)]1に言及するもので
ある。結果的に得られる重合体は、高い分子量を有し、そのアルキル鎖により、
クロロホルムおよびテトラクロロエタンのような有機溶剤に対する可溶性が発現
する。驚くべきことに、アルコキシ置換基を有するにもかかわらず、固体膜は黄
緑の領域で高い効率(絶対的PL効率40%)で蛍光を発する。また、本発明は
、重合体2に関する更なる態様にも関するものである。PLおよびELデバイス
におけるその発光性の性質に加えて、これは、その金属イオンに対する親和性に
より、センサの部品として使用することができる。
【0015】 更なる態様では、この発明は、ジアルコキシベンジルビスホスホネート8およ
びジアルコキシ−ベンズアルデヒド7のWadsworth-Emmons反応を使用して合成さ
れた蛍光性オリゴマー9へと展開される。ブルーシフトした発光およびかなりの
高い蛍光効率が生じる理由は、9の単結晶X線解析に示されるように、芳香族環
が注目に値する様式で捻れており、この結果、重合体骨格の有効な共役長さが分
裂していることに由来する。共役の局在化は、9におけるスチリル置換基のシス
類似的な(cisoid)配置にも起因し得る(図1参照)。
【0016】
【化3】
【0017】 クラウンエーテル類似体2も蛍光性である。これは、以下の図式2に示すよう
にして調製することができる。
【0018】
【化4】
【0019】 重合体2も発光性であることから、これを発光性の電気化学的デバイスおよび
他のデバイスに有利に使用することができる。この場合、種々の金属イオン、好
ましくはリチウムのキレート化により、相分離し得る1以上の重合体の配合物か
らではなく、均一な相から作製されるイオン的にドープした材料を得ることがで
きる。この種のドーピングにより、発光層への電荷注入に対する障壁が低減され
るに至り得る。構成ブロック10とDMOS前駆体11またはジブトキシ前駆体
6との脱ハロゲン化水素縮合重合から誘導されるランダム共重合体は、効率的な
デバイスを与える(図式3)。m:nの比率は、10:1〜1:10の範囲、好
ましくは約1:1とすることができる。
【0020】
【化5】
【0021】 1を使用し、次のようにして2つの層のデバイスを作製した。スルホニウム前
駆体経路により作製したPPV前駆体重合体の層[「ポリ(p−フェニレンビニ
レン)、ポリ(2,5−ジメチル−p−フェニレンビニレン)およびポリ(2,
5−ジメトキシ−p−フェニレンビニレン)の前駆体経路の化学と電子的性質」
、P. L. Burn, D. D. C. Bradley, R. H. Friend, D. A. Halliday, A. B. Holm
es, R. W. JacksonおよびA. Kraft, J. Chem. Soc. Perkin Trans. 1, 1992, 32
25-3231]を、ITO被覆したガラスプレート上にスピンコートし、熱によりP PVへと変換した。他の種類の二重層デバイスにおいては、PVKの輸送層を、
溶液から直接ITO上へとスピンコートした。
【0022】 次に、重合体、ポリ[(2,3−ジブトキシ)−1,4−ポリ(フェニレンビ
ニレン)](PDB−PPV)1の層をPPV層の上にスピンコートした後、重
合体層の上にアルミニウムまたはカルシウムの層を真空下で製膜した。接点を取
り付け、直流電源に接続した。順バイアス電圧を印加した結果、約2.3eV(
約550nm)で最大の発光を示し、4,500cd/m2を超える明るさを有 する黄緑色の光の発光が得られた。陰極としてカルシウムを用いた場合、約1.
5%の内部効率が観察された。
【0023】 例示的な実施例に基づけば、重合体の芳香族骨格に対する炭素またはヘテロ原
子結合によって結合されたアリール、ヘテロアリール、アルキル、および分岐ア
ルキル置換基を保有する単量体から、2,3−二置換−1,4−フェニレンビニ
レン重合体のような隣接して置換されたアリーレンビニレン重合体を調製する脱
ハロゲン化水素経路によって、効率の高いデバイスを得ることができることは明
らかである。
【0024】 隣接する置換基は、H、R、RO−、RS−、およびRR’N−(ここでR=
511、C613、またはC817等、およびその分岐誘導体)、ならびにアリ ール(Ar)(ここで、Arはアリール、ヘテロアリールまたはその縮合誘導体
)から選択することができる。好適な置換基は、最終的な重合体を可溶性とする
ものである。これらには、分岐アルキル、アラルキル、および対応するアルコキ
シ誘導体が含まれる。最も好適な置換基はブチロキシであり、他の好適な置換基
はエチルヘキシル(オキシ)(ethylhexyl(oxy))および3’,7’−ジメチル オクチル(オキシ)(dimethyloctyl(oxy))である。10までの炭素原子を保有
するアルキルまたはアルコキシ置換基および分岐する置換基のような他の炭素鎖
が有利である。この種の置換基は、あらゆる組合せで選択することができ、記載
したものに限定されるものではない。
【0025】 あらゆる共役ポリアリーレンビニレン重合体、または他の共役重合体(ポリフ
ルオレン、ポリチエニレン、ポリナフタレン、ポリフェニレン、ポリピリジン、
ポリキノリン、ポリキノキサリン、ポリ[チエニレン−コ−フェニレン(thieny
lene-co-phenylene)]等)、または少なくとも芳香環上に2,3−二置換を有 するジスチリルベンゼン成分を保有する蛍光性単位に由来する共重合体を用いて
、類似する効果を達成することができる。好適な重合体は、隣接する二置換パタ
ーンを保有するポリ(アリーレンビニレン)共役単位に由来するものである。最
も好ましくは、2,3−二置換ビスハロメチルベンゼン誘導体が開始単量体とし
て供された共役重合体生成物である。
【0026】 好適な合成手法は、テトラヒドロフランまたはジオキサンのような種々の溶剤
中でカリウムt−ブトキシドを塩基として使用する脱ハロゲン化水素縮合重合を
伴うものである。この結果得られる重合体は溶液処理性であり、重合体エレクト
ロルミネセントデバイスのための良好な膜形成特性を有する。1,4−ビス(ハ
ロメチルベンゼン)単量体による重合体は、米国特許第5,558,904号に開示され ている。しかしながら、これらは不溶性の重合体を与えるものである。本発明に
おける隣接する2つの置換は重合体の合成方法によって達成されるものであり、
溶液処理性であってかつ驚くべき蛍光発光波長および効率を有する生成物重合体
に至るものである。
【0027】 米国特許第5,558,904号に開示された2,3−ジフェニル(ジアリール)置換 パターンを用いた先の例は、最終重合体に可溶性が欠如しているので、このよう
な特徴を示すことを予期し得るものではない。これは、H. Antoniadisら、Polym
. Adv. Tech., 1997, 8, 392に詳細に開示されている。この場合、溶液処理性に
ついては、最終重合体の処理および生成を可能とする前駆体経路の使用が必要で
あった。
【0028】 実施例 共役重合体PDB−PPV1を調製する方法は、式Br−CH2−Ar−CH2 −Brの単量体の調製を伴う。すなわち、6等量の塩基(好ましくはTHFまた
はジオキサン中のカリウム第三級ブトキシド)を用いてこの単量体を重合するこ
とにより、クロロホルムおよびテトラクロロエタンのような有機溶剤に可溶な所
望の重合体が得られる。重合体の合成を以下の図式4に示す。
【0029】
【化6】
【0030】 実施例1:単量体6の調製 Helgesonらによって記載された方法に従い(J. Am. Chem. Soc., 1997, 99, 6
411)、ホルムアルデヒドとモルホリンとを用いてMannich反応を行うことにより
、メチルカテコール誘導体3を合成した。その後、水素供与体の存在下にモルホ
リン基を除去するために、炭素に加えて水酸化パラジウムを使用する移動水素化
を行うことにより(Hanessianら、Synthesis, 1981, 118, 396)、適切な収率(
59%)でジメチルカテコール4を製造した。その後、大過剰の炭酸カリウムお
よび臭化ジブチルを使用してO−アルキル化を行い、適切な高収率(83%)で
ジアルコキシ−キシレン5を得た。GruterらがJ. Org. Chem., 59, 4473で示し たようにして、四塩化炭素中で僅かに過剰のN−ブロモスクシンイミドを用いて
キシレンのラジカル臭化を行い、比較的高収率(57%)で単量体6を得た。
【0031】 実施例2:重合体1の調製 カリウム第三級ブトキシド(0.41g、3.6ミリモル)の乾性THF(1
6cm3)の脱ガス溶液に、単量体6(0.24g、0.6ミリモル)の乾性T HF(16cm3)の脱ガス溶液を室温で20分かけて徐々に添加した。室温に おいて窒素下で18時間反応混合物を攪拌した後、これをメタノール中に注いだ
。この結果得られた黄色の沈殿物をろ過によって収集し、メタノールにより再沈
殿させた。これにより、明るい黄色の固体である重合体1を収集した(60mg
、40%)。
【0032】 実測値:C,76.6;H,9.1;Br,0。[C16222nとすれば、
C,78.0;H,9.0;Br,0%が理論値である。
【0033】 CHCl3中でのゲル透過クロマトグラフィ(GPC)評価分析により、重量 平均分子量(Mw)=2,120,000、数平均分子量(Mn)=361,00
0、またMw/Mn=5.9であることが示された。
【0034】 λmax(CHCl3)/nm444、λmax(膜)/nm450。
【0035】 PL発光(最大)/nm551(2.25eV)、PL効率40%、EL発光
(最大)/eV2.28。
【0036】 実施例3:重合体1による2層LEDの作製 スルホニウム前駆体重合体の溶液を、インジウムスズ酸化物で被覆されたガラ
スプレート上にスピンコートし、膜を真空中にて230℃で6時間熱変換するこ
とによりPPVの膜(厚さ約100nm)を調製した。クロロホルム中の重合体
1の1%(w/v)溶液を変換したPPV膜の頂部にスピンコートして、約10
0nmの厚さの均一な膜とした。この構造体をマスクの頂部に載置し、金属エバ
ポレータの内部で、被覆した膜の上にアルミニウムまたはカルシウムを製膜した
。金属層は、典型的には500〜1000Åの厚さとした。その後、電極に金属
接点を取り付け、直流電源に接続した。活性なデバイス面積は、典型的には4m
2とした。
【0037】 二重層デバイス(ITO/PPV/PDB−PPV/Ca)は、1.5%の最
大効率を有し、9Vのターンオン電圧により4500cd/m2を超える輝度を 示す。また、正孔輸送層としてのPKVを用いて二重層デバイスを構成すると、
Al陰極では0.6%の最大効率を示した。
【0038】 実施例4:モデルオリゴマー9の調製
【0039】
【化7】
【0040】 9は、淡い緑色の結晶として得られる。融点(m.p.)80−81、λmax (CHCl3)/362nm、(膜)/366nm、青緑色の蛍光、PLmax(膜
)2.6eV。
【0041】 トルエン(10cm3)中の2,3−ジメトキシベンズアルデヒド7(0.3 3g、2.0ミリモル)と1,4−[(2,3−ジブトキシ)キシリレン]−ビ
ス(ジエチルホスホネート)8(0.52g、1.0ミリモル)の混合物を、窒
素雰囲気下で攪拌して約100℃に加熱した。この熱混合物に対して、カリウム
第三級ブトキシド(0.35g、3.0ミリモル)の全てを一度に添加した結果
、オレンジがかった茶色へと色が変化した。その後、混合物を加熱して4時間還
流した。室温に冷却した後、トルエンを添加し(20cm3)、続いて酢酸によ る加水分解を行った(10%水溶液、20cm3)。有機層を分離し、有機層を 試験して中性となるまで水洗した。有機成分を乾燥させた後、減圧下に溶剤を除
去して黄色の油分を得た。カラムクロマトグラフィにより生成物9を単離し(9
:1ヘキサン:ジエチルエーテルv/v)、メタノールからの再結晶によりさら
に精製して緑色−白色の針状体を得た(0.35g、64%)。
【0042】 M.p.80.0−81.0℃。
【0043】 δH (250 MHz; CDCl3) 7.49-7.47 (6H, m, Ar-HとCH=CH), 7.30-7.26 (2H, m, ArHa), 7.08 (2H, t, J 8.0, ArHb), 6.86-6.83 (2H, m, ArHc), 4.04 (4H, t, J 6.6, ArOCH2), 3.89-3.87 (12H, m, ArOCH3), 1.88-1.77 (4H, m, CH2), 1.6
4-1.49 (4H, m, CH2), 1.00 (6H, t, J 7.2, CH3)。
【0044】 δC(63.5 MHz; CDCl3) 153.1 (C, Ar), 150.6 (C, Ar), 147.1 (C, Ar), 132.
0 (C, Ar), 131.7 (C, Ar), 124.2 (CH, Ar), 124.1 (CH, Ar), 123.4 (CH, Ar)
, 121.0 (CH, Ar), 117.9 (CH, Ar), 111.3 (CH, Ar), 73.7 (OCH2), 61.1 (OCH 2 ), 55.8 (OCH2), 32.4 (CH2), 19.4 (CH2), 14.0 (CH3)、 m/z (CI) 547 (MH+, 75 %), 402 (10), 166 (40), 72 (C4H8O, 60), 52 (C4H4,
70)。
【0045】 実測値(MH+):547.3060。C34426とすれば、546.2981が
理論値である。
【0046】 実測値:C,74.7;H,7.8。C34426とすれば、C,74.7; H,7.8%が理論値である。
【0047】 λmax(CHCl3/nm)366、λmax(膜/nm)362。
【0048】 PLmax(膜/nm)477、PL効率(固体状態)約80%。
【0049】 オリゴマー9のX線構造(図1参照)は、トランスビニレン結合の周囲の一般
的でないシス類似的な配座を示す。ベンゼン環はビニレン結合の平面に対して約
15°捻れており、したがって、ベンゼン環は正規のパターンから互いに30°
の角度で捻れている。この捻れは、最終的に、それぞれ4ベンゼン環後の重合体
骨格の共役を妨害をする。オリゴマーは、固体状態において高いPL効率(約8
±8%)を示す。
【0050】 単量体の合成
【0051】
【化8】
【0052】 3,6−ジメチルベンゾ−15クラウン−5、14 窒素雰囲気下において、テトラヒドロフラン(110cm3)中のジメチルカ テコール4(2.5g、18ミリモル)の溶液に対して、水酸化ナトリウム(1
.44g、36ミリモル)を添加した。混合物を1時間攪拌し、テトラヒドロフ
ラン(50cm3)中のテトラエチレングリコール−ジ−p−トシラート(9. 05g、18ミリモル)の溶液を30分かけて滴下添加した。混合物を22時間
還流した。混合物を冷却し、溶剤を除去し、残渣をジクロロメタン(200cm 3 )中にとった。水(3×100cm3)を用いて有機層を抽出し、MgSO4で 乾燥させた。減圧下で溶剤を除去し、茶色の粗製物を得た。フラッシュカラムク
ロマトグラフィ(ヘキサンに続いて9:1のヘキサン:酢酸エチルv/v)によ
りベンゾクラウンエーテルを単離し、無色の油分としてエーテル14を生成した
(2.2g、41%)。Rf0.25(6:4ヘキサン:酢酸エチルv/v)。
【0053】 νmax(KBr)/cm-1 2860, 1580, (Ar), 1281, 1134, 1081 (C-O)。
【0054】 δH (400 MHz; CDCl3) 6.79 (2H, s, Ar-H), 4.11 (2×2H, t, J 5.2, Ar-OCH 2 ), 3.96 (2×2H, t, J 5.2, ArO-CH2CH2), 3.74 (4×2H, m, OCH2), 2.22 (6H, s, ArCH3)。
【0055】 δC(400 MHz; CDCl3) 150.6 (C, Ar), 150.6 (C, Ar), 129.8 (C, Ar), 129.8 (C, Ar), 125.4 (CH, Ar), 125.4 (CH, Ar), 71.9 (CH2), 71.9 (CH2), 71.1 (
CH2), 71.1 (CH2), 70.6 (CH2), 70.6 (CH2), 70.3 (CH2), 70.3 (CH2), 15.8 (
CH3) 15.8 (CH3)。
【0056】 m/z (CI) 297 (MH+, 20 %), 244 (5), 164 (10)。
【0057】 実測値(MH+):297.1702。C16245とすれば、296.1624が
理論値である。
【0058】 実測値:C,64.4;H,8.1。C16245とすれば、C,64.8; H,8.2%が理論値である。
【0059】
【化9】
【0060】 3,6−ビス(ブロモメチル)−ベンゾ−15−クラウン5、10 四塩化炭素(50cm3)中のベンゾ−クラウンエーテル14(1.77g、 5.97ミリモル)、N−ブロモスクシンイミド(2.18g、12.2ミリモ
ル)、およびベンゾルパーオキシド(0.14g、0.6ミリモル)の混合物を
加熱して5時間還流した後、スクシンイミドを溶剤混合物の表面に浮遊させた。
室温に冷却した後、セライト(Celite(商標名))により混合物をろ過し、エー
テルで洗浄した。ろ過物を収集し、減圧下で溶剤を除去した。残渣をエーテル(
100cm3)中にとり、水(2×50cm3)を用いて有機層を抽出した。Mg
SO4で有機成分を乾燥させ、減圧下で溶剤を除去して、オレンジ色の固体とし て粗製生成物を製造した。沸騰ヘキサンからの再結晶により、無色の固体10と
してビスブロモメチル生成物10が生成した(0.56g、21%)。M.p.
127.5−128.5℃、Rf0.32(6:4ヘキサン:酢酸エチルv/v )。
【0061】 νmax(生(neat)のビスブロモメチル生成物10)/cm-1 2875, 1451 (Ar), 1287, 1146, 1057 (C-O), 677 (C-Br)。
【0062】 δH (250 MHz; CDCl3) 7.09 (2H, s, Ar-H), 4.53 (4H, s, CH2Br), 4.33 (4H
, t, J 5.0, ArOCH2), 4.00 (4H, t, J 5.0, ArOCH2CH2), 3.75 (8H, m, OCH2) 。
【0063】 δC(100 MHz; CDCl3) 150.9 (C, Ar), 150.9 (C, Ar), 133.4 (C, Ar), 133.4 (C, Ar), 126.1 (CH, Ar), 126.1 (CH, Ar), 72.6 (CH2), 72.6 (CH2), 71.1 (
CH2), 71.1 (CH2), 70.4 (CH2), 70.4 (CH2), 27.7 (CH2), 27.7 (CH2)、 m/z (CI) 470 (M+NH4 +, 58 %), 390 (5), 312 (12), 44 (15)。
【0064】 実測値(M+NH4 +):470.0178。C16225Br2とすれば、451.9
835が理論値である。 実測値:C,42.5;H,4.8;Br,35.2。C16225Br2とす
れば、C,42.5;H,4.9;Br,34.9%が理論値である。
【0065】
【化10】
【0066】 15C5−PPV、2 ジブロミド単量体10(0.2g、0.44ミリモル)の乾性THF(16c
3)の脱ガス溶液に、KOtBu(0.1g、0.88ミリモル)の乾性THF
(16cm3)の脱ガス溶液を室温で20分かけて徐々に添加した。窒素下にて 18時間周囲温度で反応混合物を攪拌した後、これを攪拌しながらメタノール(
600cm3)中に注いだ。この結果得られる黄色の沈殿を集め、メタノールで 洗浄し、真空中で乾燥させた。重合体を最小量のCHCl3中に再溶解し、メタ ノール(600cm3)中に注ぐことにより再沈殿させた。ろ過により固体を収 集し、真空中で乾燥させることによりオレンジ色の固体としての重合体9を得た
(75mg、58%)。
【0067】 νmax(膜)/cm-1 2925, 2867, 1492 (Ar), 1285, 1133 (C-O), 938(トランス
ビニレン)。
【0068】 δH (400 MHz; CDCl3) 7.50-7.25 (2H, br m, 共役単位), 4.25 (4H, br m, A
rOCH2), 4.05 (4H, br m, ArOCH2CH2), 3.80 (8H, br m, OCH2)。
【0069】 δC(100 MHz; CDCl3) 150.5, 131.5, 121.0 (C、共役芳香族炭素), 71.5, 70.
5, 70.5 (クラウンエーテルCH2)(共役単位は8,000スキャンによっても認 められなかった)。
【0070】 実測値:C,62.6;H,6.8;Br,1.4。[C16205nとすれ
ば、C,65.7;H,6.9;Br,0%が理論値である。
【0071】 CHCl3中でのGPC評価分析により、Mw=10.7×106、Mn=126
×103、またMw/Mn=84であることが示された。
【0072】 λmax(膜)/nm442。
【0073】 共重合体の合成
【0074】
【化11】
【0075】 15C5−DBPPV共重合体、12 ビス(ブロモメチル)−ベンゾ−15−クラウン−5単量体10(0.2g、
0.44ミリモル)と2,3−ジブトキシ−1,4−ビス(ブロモメチル)ベン
ゼン6(0.18g、0.44ミリモル)単量体の混合物の乾性THF(40c
3)の脱ガス溶液に、KOtBu(0.26g、2.2ミリモル)の乾性THF
(40cm3)の脱ガスした溶液を室温で20分かけて徐々に添加した。窒素下 にて6時間周囲温度で反応混合物を攪拌した後、これをメタノール(500cm 3 )中に攪拌しながら注いだ。この結果得られたオレンジ色の沈殿を収集し、メ タノールで洗浄して真空中で乾燥させた。重合体を最小量のCHCl3中に再溶 解し、メタノール(500cm3)により再沈殿させた。ろ過により固体を収集 し、真空中で乾燥させ、明るいオレンジ色の固体として重合体を得た(0.15
g、35%)。
【0076】 νmax(膜)/cm-1 2956, 2869, 1436 (Ar), 1283, 1135 (C-O), 974(トランス
ビニレン)。
【0077】 δH (400 MHz; CDCl3) 7.49-7.45 (H−共役単位), 4.22-3.73 (2OH, m, br,
OCH2とArOCH2), 1.84-1.57 (8H, m, br, CH2), 1.03-0.99 (6H, m, br, CH3)。
【0078】 1HNMRにより決定されたm:nの比率は約1:1。
【0079】 実測値:C,70.0;H,7.8;Br,0.9。[C32427nとすれ
ば、C,71.4;H,7.8;Br,0%が理論値である。
【0080】 CHCl3中でのGPC評価分析により、Mw=2.7×106、Mn=24×1
3、またMw/Mn=110であることが示された。
【0081】 λmax(CHCl3)/nm442、λmax(膜)/nm452。
【0082】
【化12】
【0083】 15C5−DMOSPPV共重合体、13 10(0.14g、0.3ミリモル)と2−メチルオクチルシリル−1,4−
ビス(ブロモメチル)ベンゼン11(0.13g、0.3ミリモル)単量体の混
合物の乾性THF(13cm3)の脱ガス溶液に、KOtBu(0.16g、1.
3ミリモル)の乾性THF(12cm3)の脱ガス溶液を室温で20分かけて徐 々に添加した。窒素下にて8時間周囲温度で反応混合物を攪拌した後、これを攪
拌しながらメタノール(200cm3)中に注いだ。この結果得られたオレンジ 色の沈殿を収集してメタノールで洗浄し、真空中で乾燥させた。重合体を最小量
のCHCl3中に再溶解し、メタノール(200cm3)中に注ぐことにより再沈
殿させた。ろ過により固体を収集した後に真空中で乾燥させ、明るいオレンジ色
の固体として重合体を得た(0.13g、76%)。
【0084】 νmax(膜)/cm-1 2923, 2856, 1459 (Ar), 1283, 1137 (C-O), 937(トランス
ビニレン)。
【0085】 δH (400 MHz; CDCl3) 7.67-6.95 (9H, m, br, H−共役単位), 4.22 (4H, s,
br, ArOCH2), 4.05 (4H, s, br, ArOCH2CH2), 3.79 (8H, s, br, OCH2), 1.31-
1.22 (12H, m, br, OCH2), 0.88 (5H, m, br, CH2CH3), 0.43-0.36 (6H, m, br,
CH3)、1HNMRにより決定されたm:nの比率は約1:1。
【0086】 実測値:C,71.4;H,8.3;Br,1.9。[C34485Si]n
すれば、C,72.3;H,8.6;Br,0%が理論値である。
【0087】 CHCl3中でのGPC評価分析により、Mw=286×103、Mn=37×1
3、またMw/Mn=7.7であることが示された。
【0088】 λmax(CHCl3)/nm434、λmax(膜)/nm442。
【0089】 共重合体12、13のPL効率およびEL効率と、DMOS−PPVおよび1
の対応する効率を以下の表1に示す。特に、重合体12、13のエレクトロルミ
ネセンス効率が高く、一方、これらの共重合体はさらに、良好なフォトルミネセ
ンス効率をも示している。
【0090】
【表1】
【0091】 参考文献は次の通りである。 米国特許第3.401,152号、Wesslingら。 米国特許第5,558,904号、Hsiehら。 米国特許第5,189,136号、Wudl, F.。 J. H. Burroughesら、Nature, 1990, 365, 47。 H. G. Gilchら、J. Poly. Sci. 1-A, 1966, 4, 1337。 B. R. Hsiehら、Adv. Mater., 1995, 7, 36。 WO 95/32526、StaringとDemandt。 H. Antoniadisら、Poly. Adv. Tech., 1997, 8, 392。
【図面の簡単な説明】
【図1】 オリゴマー9のX線結晶構造を示す図である。
【図2】 オリゴマー9の吸収およびPLスペクトルを示す図である。
【図3】 PPV膜と比較したPDBPPV1の吸収スペクトルを示す図である。
【図4】 PPV膜と比較したPDBPPV1のPLスペクトルと、二重層デバイス(構
成;ITO/PPV/PDB−PPV1/Ca)のELスペクトルを示す図であ
る。
【図5】 二重層デバイス(構成;ITO/PPV/PDB−PPV/Ca)についての
電流密度対印加電圧のプロットを示す図である。
【図6】 共重合体12、13の膜の吸収とフォトルミネセンススペクトルとを示す図で
ある。
【図7】 単一層デバイスITO/15C5−DBPPV12/AlについてのI−V−
Lプロットを示す図である。
【図8】 単一層デバイスITO/15C5−DMOSPPV13/AlについてのI−
V−Lプロットを示す図である。
【図9】 駆動電圧約14V、EL量子収率2.0%までにおける二重層デバイスITO
/PPV/15C5−DMOSPPV13/AlについてのI−V−Lプロット
を示す図である。
【図10】 15C5−DBPPV共重合体12のCVプロットを示す図である。
【図11】 15C5−DMOSPPV共重合体13のCVプロットを示す図である。
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月29日(2000.5.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 (式中、Subは請求項1〜7のいずれか1項に記載された置換基であり、ビ
ニレン単位はトランスビニレン単位またはシスビニレン単位とすることができ、
nは重合体における式の単位の数である。)
【化2】 (式中、ビニレン単位はトランスビニレン単位またはシスビニレン単位とする
ことができ、nは重合体におけるそれぞれの式の単位の数である。)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 チュア、ベング、シム イギリス国、ケンブリッジ シービー3 9イーティー シルバー ストリート ク イーンズ カレッジ (72)発明者 カシアリ、フランコ イギリス国、ケンブリッジ シービー1 3エイチエル ブラムトン ロード 52 (72)発明者 モラッティ、スティーブン、カール イギリス国、ケンブリッジ シービー3 9ジェイエイチ オウルストーン ロード 28 Fターム(参考) 3K007 AB03 CB01 DA00 DB03 EB00 FA01 4J032 CA04 CB01 CB04 CD01 CE03 CG01

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する置換基を有するアリーレン単位を含む共役ポリ(1,4−アリーレン
    ビニレン)化合物であって、前記置換基が、化合物のフォトルミネセンスおよび
    /またはエレクトロルミネセンスにおけるブルーシフトを生起するのに十分な影
    響を化合物の電子的構造に与えるように配向されていることを特徴とする共役ポ
    リ(1,4−アリーレンビニレン)化合物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の化合物において、置換基は、 (i)R−、RO−、RS−、およびRR’N− (式中、RおよびR’は、独立に、直鎖または分岐鎖アルキル基、アルケニル
    基、または1〜10の炭素原子を有するアルキニル基;アリール基;あるいは芳
    香族もしくは非芳香族複素環基である)、ならびに (ii)隣接する置換基が互いに環状基を形成する基であって、環状基が、該
    環状基に結合するアリーレン単位の2つの炭素原子に加えて、1〜10の炭素原
    子とO、S、およびNから選択される0または1〜6のヘテロ原子を含有する基 から独立に選択されることを特徴とする化合物。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の化合物において、環状基が2〜6のヘテロ原子を含有すること
    を特徴とする化合物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物において、隣接する置換基の一方
    または両方は、分岐アルキル基および分岐アルコキシ基から独立に選択されるこ
    とを特徴とする化合物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物において、アリール単位の隣接す
    る置換位置における炭素原子のそれぞれが、O、S、またはNから選択されるヘ
    テロ原子を介してその置換基に結合することを特徴とする化合物。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物において、置換基が重合体を可溶
    化する置換基であることを特徴とする化合物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物において、隣接する置換基の一方
    または両方は、ブチロキシ、エチルヘキシロキシ、および3’,7’−ジメチル
    オクチロキシ基から独立に選択されることを特徴とする化合物。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物において、アリーレン単位は、フ
    ルオレン単位、フェニル単位、チエニル単位、ナフタレン単位、ピリジン単位、
    キノリン単位、キノキサリン単位、またはチエニレンおよびフェニレンを含む単
    位であることを特徴とする化合物。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物において、ポリ(アリーレンビニ
    レン)は、ジスチリル−2,3−置換ベンゼン成分(fragment)を保有する蛍光
    単位を含む共重合体であることを特徴とする化合物。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物において、ポリ(フェニレンビニ
    レン)化合物であることを特徴とする化合物。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の化合物において、隣接する置換基は、フェニレン残基の2−
    位置および3−位置にあることを特徴とする化合物。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の化合物において、式(I)の化合物であることを特徴とする
    化合物。 【化1】 (式中、Subは請求項1〜7のいずれか1項に記載の置換基であり、ビニレ
    ン単位はトランスビニレン単位またはシスビニレン単位とすることができ、nは
    重合体における式の単位の数である。)
  13. 【請求項13】 請求項11記載の化合物において、式(II)または式(III)の化合物で
    あることを特徴とする化合物。 【化2】 (式中、ビニレン単位はトランスビニレン単位またはシスビニレン単位とする
    ことができ、nは重合体におけるそれぞれの式の単位の数である。)
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか1項に記載された化合物を製造する方法であって、
    塩基の存在下にビス(ハロメチル)置換アリール単量体を重合してポリ(アリー
    レンビニレン)を生成することを含み、前記アリール単量体は、アリール残基上
    に隣接する置換基を有するものであることを特徴とする化合物の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の製造方法において、単量体がビス(クロロメチル)、ビス(
    ブロモメチル)またはビス(ヨードメチル)単量体であることを特徴とする製造
    方法。
  16. 【請求項16】 請求項14または15記載の製造方法において、塩基がカリウム第三級ブトキ
    シドであることを特徴とする製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項1〜13のいずれか1項に記載された化合物を含むことを特徴とする部
    品またはデバイス。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の部品またはデバイスにおいて、電気、電子、光学、またはオ
    プトエレクトロニクスの部品またはデバイスであることを特徴とする部品または
    デバイス。
  19. 【請求項19】 請求項17または18記載の部品またはデバイスにおいて、フォトルミネセン
    トまたはエレクトロルミネセントの部品またはデバイスであることを特徴とする
    部品またはデバイス。
  20. 【請求項20】 請求項17〜19のいずれか1項に記載された部品またはデバイスを含むこと
    を特徴とする発光ダイオード。
  21. 【請求項21】 請求項17〜20のいずれか1項に記載された部品またはデバイスを製造する
    方法であって、請求項1〜13のいずれか1項に記載された化合物の溶液を基板
    上に被覆して膜を形成することを含むことを特徴とする部品またはデバイスの製
    造方法。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の製造方法において、基板がインジウムスズ酸化物(ITO)
    であることを特徴とする製造方法。
  23. 【請求項23】 請求項21または22記載の製造方法において、溶液がクロロホルム溶液であ
    ることを特徴とする製造方法。
  24. 【請求項24】 請求項21〜23のいずれか1項に記載の製造方法において、溶液を基板上に
    スピンコートすることを特徴とする製造方法。
  25. 【請求項25】 電気、電子、光学、またはオプトエレクトロニクスの部品またはデバイスにお
    いて、請求項20記載の発光ダイオードを使用することを特徴とする使用方法。
  26. 【請求項26】 デバイスにおけるブルーシフトしたエレクトロルミネセンスまたはフォトルミ
    ネセンスを生起するために、電気、電子、光学、あるいはオプトエレクトロニク
    スの部品またはデバイスにおいて、隣接する置換基を有するアリーレン単位を含
    むポリ(アリーレンビニレン)化合物を使用することを特徴とする使用方法。
  27. 【請求項27】 請求項26記載の使用方法において、隣接する置換基が請求項1〜7のいずれ
    か1項に記載されたものであることを特徴とする使用方法。
  28. 【請求項28】 請求項26または27記載の使用方法において、アリーレン単位が請求項8〜
    13のいずれか1項に記載されたものであることを特徴とする使用方法。
  29. 【請求項29】 請求項26〜28のいずれか1項に記載の使用方法において、電気、電子、光
    学、またはオプトエレクトロニクスの部品またはデバイスが発光ダイオードのよ
    うな発光デバイスであることを特徴とする使用方法。
JP2000517035A 1997-10-21 1998-10-21 エレクトロルミネセントデバイスのための重合体材料 Expired - Lifetime JP3243247B2 (ja)

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