JP2001519183A - アルファ2−マクログロブリンに対するモノクローナル抗体及びグルカン検出のためのその使用 - Google Patents

アルファ2−マクログロブリンに対するモノクローナル抗体及びグルカン検出のためのその使用

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、リムルスα2−マクログロブリンに特異的に結合するモノクローナル抗体に向けられる。好ましいモノクローナル抗体は、エンドトキシンの存在下での、ゲルを形成し、又は色素原基質を切断する、リムルス遊走細胞溶解物の酵素の活性化を阻害するが、グルカンの存在下での該活性化は阻害しない。モノクローナル抗体は、とりわけ、リムルスα2−マクログロブリンを精製するのに用いてもよく、そして好ましい抗体は、遊走細胞溶解物を用いた、試験試料中のグルカンを特異的に検出するための方法に用いることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の属する技術分野 本発明はグルカン検出の分野に関する。より詳細には、本発明は、リムルス( Limulus )遊走細胞(amebocyte)溶解物を用いたグルカンの検出に関する。
【0002】 背景技術 リムルス遊走細胞溶解物は、2つの酵素経路の間に、凝固(ゲル)形成を経る 。これらの酵素経路は、エンドトキシン又はグルカンのどちらかの存在下で活性
化される一連のセリンプロテアーゼを含む。リムルス遊走細胞溶解物は、例えば
、水及び多様な生物学的試験試料中の、エンドトキシンの存在を検出するため、
本活性を利用したアッセイに広く用いられる。
【0003】 しかし、リムルス遊走細胞溶解物は、グルカンよりもエンドトキシンの存在に
より高い感受性があるため、先行技術は、リムルス遊走細胞溶解物(LAL)を用 い成功したグルカンアッセイを開発することができなかった。LALを用いグルカ ンを検出しようと試みる際、試験試料中のごく少量のエンドトキシンの存在によ
り、擬陽性結果が生じる。したがって、当業には、試験試料中のグルカンを特異
的に検出するため用いることが可能である方法に対する必要性が依然としてある
【0004】 発明の概要 単離されそして精製されているモノクローナル抗体を提供するのが、本発明の
目的である。
【0005】 リムルスα2−マクログロブリンに特異的に結合するモノクローナル抗体を産 生するハイブリドーマ細胞を提供するのが、本発明の別の目的である。
【0006】 リムルスα2−マクログロブリンを精製するのに使用するための固体支持体を 提供するのが、本発明のさらに別の目的である。
【0007】 リムルスα2−マクログロブリンを精製する方法を提供するのが、本発明のさ らに別の目的である。
【0008】 試験試料中のグルカンを特異的に検出するための方法及び試薬を提供するのが
、本発明のさらに別の目的である。
【0009】 試験試料中のグルカンを特異的に検出するためのキットを提供するのが、本発
明のさらなる目的である。
【0010】 本発明のこれらの及び他の目的が、以下に記載される態様の1つ又はそれ以上 により、提供される。
【0011】 本発明の1つの態様は、リムルスα2−マクログロブリンに特異的に結合する、
単離されそして精製されているモノクローナル抗体を提供する。
【0012】 本発明の別の態様は、リムルスα2−マクログロブリンに特異的に結合するモ ノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ細胞を提供する。
【0013】 本発明のさらに別の態様は、リムルスα2−マクログロブリンを精製するのに 使用するための固体支持体を提供する。該固体支持体は、リムルスα2−マクロ グロブリンに特異的に結合するモノクローナル抗体を含む。
【0014】 本発明のさらに別の態様は、試験試料中のグルカンを特異的に検出するための
試薬を提供する。該試薬は、遊走細胞溶解物及びリムルスα2−マクログロブリ ンに結合するモノクローナル抗体を含む。該モノクローナル抗体の遊走細胞溶解
物への添加は、エンドトキシンの存在下での遊走細胞溶解物の酵素の活性化を阻
害するが、グルカンの存在下での該活性化は阻害しない。
【0015】 本発明のさらに別の態様は、試験試料中のグルカンを特異的に検出する方法を
提供する。遊走細胞溶解物を、リムルスα2−マクログロブリンに特異的に結合 するモノクローナル抗体と接触させる。該モノクローナル抗体の遊走細胞溶解物
への添加は、エンドトキシンの存在下での遊走細胞溶解物の酵素の活性化を阻害
する。その後、遊走細胞溶解物を試験試料と接触させる。遊走細胞溶解物の酵素
の活性化は、試験試料中のグルカンの存在を示す。
【0016】 本発明のさらに別の態様は、リムルスα2−マクログロブリンを精製する方法 を提供する。リムルスα2−マクログロブリンに結合するモノクローナル抗体を 含む固体支持体を、該モノクローナル抗体が、リムルス遊走細胞溶解物中のα2 −マクログロブリンに可逆的に結合する条件下で、リムルス遊走細胞溶解物と接
触させる。該モノクローナル抗体に特異的に結合していないタンパク質を、固体
支持体から除去する。その後、α2−マクログロブリンをモノクローナル抗体か ら遊離させる。モノクローナル抗体からの遊離の際、α2−マクログロブリンは 、リムルス遊走細胞溶解物の他のタンパク質を実質的に含まない。
【0017】 本発明のさらなる態様は、試験試料中のグルカンを特異的に検出するためのキ
ットである。該キットは、遊走細胞溶解物及びリムルスα2−マクログロブリン に結合するモノクローナル抗体を含む。該モノクローナル抗体のリムルス遊走細
胞溶解物への添加は、エンドトキシンの存在下での遊走細胞溶解物の酵素の活性
化を阻害するが、グルカンの存在下での該活性化は阻害しない。
【0018】 このように、本発明は、当業に、リムルスα2−マクログロブリンに特異的に 結合するモノクローナル抗体を提供する。該モノクローナル抗体を、とりわけリ
ムルスα2−マクログロブリンを精製するため、及び遊走細胞溶解物を用い試験 試料中のグルカンを特異的に検出するための方法において、用いてもよい。
【0019】 好ましい実施態様の詳細な説明 リムルスα2−マクログロブリンに特異的に結合するモノクローナル抗体が本 明細書に開示される。リムルスα2−マクログロブリンに特異的に結合する特定 のモノクローナル抗体は、エンドトキシンに反応するリムルス遊走細胞溶解物の
酵素の活性化を阻害することが可能であるが、グルカンに反応する該活性化を阻
害することは不可能であることが、本発明の発見である。リムルスα2−マクロ グロブリン特異的モノクローナル抗体はまた、リムルスα2−マクログロブリン を精製するのに、そしてリムルス遊走細胞溶解物からグルカン特異的アッセイを
生成するのに用いてもよい。リムルスα2−マクログロブリンは、一般的なプロ テアーゼ阻害剤であり、カブトガニ(horseshoe crab)、リムルス・ポリフェ ムス(Limulus polyphemus)の遊走細胞溶解物に存在する。リムルスα2−マク
ログロブリンのアミノ酸配列は、本明細書に援用される、Iwaiら,EurJBioc hem242,822(1996)に開示されている。しかし、以前の研究は、精製α2−マ
クログロブリンは、エンドトキシン反応に関連する溶解物ゲル凝固形成に関与す
るセリンプロテアーゼを阻害しないことを示している(Iwaiら、1996)。したが
って、リムルスα2−マクログロブリンに特異的に結合するモノクローナル抗体 が、エンドトキシンの存在に反応するリムルス遊走細胞溶解物における酵素カス
ケードに対し阻害的影響を有するであろうことを見出すのは、驚くべきことだっ
た。
【0020】 本発明にしたがい、精製リムルスα2−マクログロブリンを免疫原として用い 、標準的ハイブリドーマ技術を用い、本発明の多様な態様を実施するのに有用な
モノクローナル抗体を生成してもよい。モノクローナル抗体は、キットに付随す
る技術マニュアルにしたがい、ClonaCellTM−HYハイブリドーマクローニングキ ット(StemCell Technologies Inc.)を用い、生成してもよい。該キットは 、増殖因子、B細胞刺激因子、及び単細胞の増殖を促進する培地補足物を含む、 メチルセルロースに基づく培地を含む。
【0021】 モノクローナル抗体の生成過程における免疫原として用いるリムルスα2−マ クログロブリンは、サイズ排除クロマトグラフィー、硫酸アンモニウム分画、イ
オン交換クロマトグラフィー、アフィニティークロマトグラフィー、結晶化、等
電点電気泳動、及び分離用ゲル電気泳動などの標準的生化学的技術を用い、精製
してもよい。リムルスα2−マクログロブリンはまた、Iwaiら(1996)に開示さ れる配列が与えられれば、組換え的に生成し、又は化学的に合成してもよい。
【0022】 リムルスα2−マクログロブリンに特異的に結合するモノクローナル抗体は、I
waiら(1996)に開示されるアミノ酸配列を有するα2−マクログロブリンなどの
リムルスα2−マクログロブリンに存在するエピトープに特異的に結合する。好 ましくは、モノクローナル抗体に認識されるα2−マクログロブリンエピトープ は、他のリムルスタンパク質に存在しない。典型的には、エピトープを形成する
には、少なくとも6、8、10、又は12の隣接するアミノ酸が必要とされる。しかし
、隣接しないアミノ酸を含むエピトープは、例えば、少なくとも15、25、又は50
アミノ酸など、より多くを必要とする可能性がある。リムルスα2−マクログロ ブリンに特異的に結合するモノクローナル抗体は、ウェスタンブロット又は他の
免疫化学的アッセイに用いられると、他のタンパク質が提供する検出シグナルよ
りも少なくとも5、10、又は20倍高い検出シグナルを提供する。好ましくは、リ ムルスα2−マクログロブリンに特異的に結合するモノクローナル抗体は、免疫 化学的アッセイにおいて、他のタンパク質を検出せず、そして溶液からリムルス
α2−マクログロブリンを免疫沈降することが可能である。
【0023】 本発明の広い実施に特に有用なモノクローナル抗体は、リムルス遊走細胞溶解
物中のリムルスα2−マクログロブリンに特異的に結合すると、色素原(chromog
enic)基質の切断又はゲル凝固の形成により検出することが可能である、エンド
トキシンの存在下での溶解物の酵素の活性化を阻害するが、グルカンの存在下で
の該活性化は阻害しない。LAL−エンドトキシンアッセイでの使用に適した色素 原基質はまた、グルカンアッセイにも適している。溶解物反応性に対するこの差
別的影響を有するこうしたモノクローナル抗体は、いずれも、本発明の範囲内で
ある。より好ましい態様において、モノクローナル抗体は、モノクローナル抗体
7A10である。本抗体及びリムルスα2−マクログロブリンに特異的に結合する3つ
の他の抗体を、精製リムルスα2−マクログロブリン及びClonaCellTM−HYハイブ
リドーマクローニングキット(StemCell Technologies Inc.)を用い、マウ スで生成した。融合前培地、培地Aがゲンタマイシンを含まなかった以外、標準 的ClonaCellTM−HYプロトコルにしたがった。これらのモノクローナル抗体を、 リムルスα2−マクログロブリンを精製する方法に用いてもよい。
【0024】 モノクローナル抗体7A10を分泌するハイブリドーマ細胞を、寄託番号ATCC HB
−12415下に、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(American Typ
e Culture Collection)、12301 Parklawn Drive,Rockville,Maryland 2
0852に、1997年10月7日に寄託した。この寄託は、ブタペスト条約の条件下に維 持されるであろうし、そして本明細書に援用される。該寄託及び本明細書の記載
の間が矛盾する場合、該寄託の内容物が支配する(controlling)。
【0025】 モノクローナル抗体7A10が特異的に結合するリムルスα2−マクログロブリン のエピトープに特異的に結合する他のモノクローナル抗体もまた、日常的なハイ
ブリドーマ方法論を用い、生成することが可能である。リムルスα2−マクログ ロブリンの同一エピトープに関し、7A10と競合する抗体は、当業に理解される方
法である、標識7A10抗体を用いた競合アッセイにおいて、候補抗体を用いること
により、検出することが可能である。7A10抗体は、例えば、放射能又は蛍光タグ
で標識してもよく、そして別のモノクローナル抗体がリムルスα2−マクログロ ブリン上の特定のエピトープに関し、標識7A10と競合する能力は、例えば、当業
に知られるように、蛍光活性化細胞分類、シンチレーション計測、又は他の方法
により検出してもよい。
【0026】 エンドトキシンの特定のレベル又は濃度に対する遊走細胞溶解物の反応の最大
阻害を達成するために必要とされるモノクローナル抗体の濃度は、以下の実施例
1に記載されるように、個々の抗体各々に関し、決定することが可能である。モ ノクローナル抗体7A10を用いる好ましい態様において、0.5EU/mlの濃度のエン
ドトキシンに対する溶解物反応の完全阻害(100%)を達成するのに必要とされ る抗体の濃度は、約6μg/mlであった。
【0027】 本発明のモノクローナル抗体は、当業に知られるいかなる方法により、単離さ
れそして精製されてもよい。例えば、抗体に認識されるエピトープを持つリムル
スα2−マクログロブリンが結合しているカラムに、ハイブリドーマ培地を通過 させることにより、モノクローナル抗体をアフィニティー精製してもよい。Immu
noPure(登録商標)Plus(Pierce)などの固定プロテインGを含むカラムを用い た抗体精製が好ましい。結合抗体をその後、例えば高塩濃度の緩衝液を用い、カ
ラムから溶出させてもよい。
【0028】 エンドトキシン又はグルカンを含む試料の添加に対する遊走細胞溶解物の反応
は、例えばゲル凝固形成により、又は色素原的方法により、例えば比濁測定的方
法により、当業によく知られるように、検出することが可能である。こうしたア
ッセイのための遊走細胞溶解物の調製は日常的であり、そして本発明のアッセイ
法を実行するのに使用するため、当業に周知であるような、溶解物を調製するた
めのいかなる方法を用いてもよい。表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermi dis )、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、又は溶血性連鎖球菌(Str eptococcus hemolyticcus)などの細菌由来のグラム陽性細菌多糖、あるいはホ
スファチジル酸(phosphatidylic acid)、ホスファチジルグリセロール、又は
ホスファチジルエタノールアミンなどの合成リピドA誘導体を用い、リムルスα2 −マクログロブリン特異的モノクローナル抗体の存在下でのエンドトキシンに対
する遊走細胞溶解物の反応を試験してもよい。好ましくは、エンドトキシンの濃
度の範囲、例えば10ng/ml、1ng/ml、500pg/ml、125pg/ml、62.5pg/ml、31
.25pg/ml、15.6pg/ml、7.8pg/ml、及び0.00pg/mlを用い、モノクローナ
ル抗体の存在下でのエンドトキシン反応の最大阻害を評価しそして保証してもよ
い。
【0029】 合成(1→3)−β−D−グルカン、例えば「カードラン(curdlan)」又は「パ
ッキマン(packiman)」、あるいは、鵞口瘡カンジダ(Candida albicans)、 イヌ胞子菌(Microsporum canis)、アスペルギルス・フミガトゥス(Aspergil lus fumigatus)、又はサッカロミセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevis iae )などの酵母由来の真菌多糖を用い、グルカンに反応する、リムルスα2−マ
クログロブリン特異的モノクローナル抗体を含む遊走細胞溶解物の酵素の活性化
を試験してもよい。再び、エンドトキシンの存在下での溶解物の酵素の活性化を
阻害するが、グルカンの存在下での該活性化は阻害しない、モノクローナル抗体
の能力を有効にするには、グルカンの濃度の範囲、例えば、10pg/ml、5pg/ml 、2.5pg/ml、1.25pg/ml及び0.00pg/mlが推奨される。溶解物の酵素の活性
化は、Iwanagaら, Hemostasis 7:183−88(1978)及び米国特許第4,510,2
41号に開示されるものなど、ゲル凝固形成により、又は色素原基質の切断により
、検出することが可能である。
【0030】 本発明のモノクローナル抗体はまた、固体支持体に結合させ、そしてリムルス
遊走細胞溶解物からリムルスα2−マクログロブリンをアフィニティー精製する のに用いてもよい。固体支持体は、タンパク質が結合することが可能である、い
かなる固体支持体であってもよく、限定されるわけではないが、ビーズ(例えば
ガラス、ラテックス、セファロース、又はセルロースビーズ)、濾過膜(例えば
ニトロセルロース又はナイロンから構成される)、チューブの内表面(例えばガ
ラス又はプラスチックチューブ)、あるいはぺトリ皿又は6−、12−、24−、48 −、もしくは96−ウェルプレートなどのガラス又はプラスチックスライド又はプ
レートが含まれる。抗体の結合を容易にするため、固体支持体の表面をラミニン
、ポリリジン又はポリオルニチンなどの基質で被覆してもよい。あるいは、抗体
に対する結合部位を提供するため、当業に知られるように、固体支持体の表面を
化学的に反応性である基、例えばカルボキシル、スルフヒドリル、又はアミン基
で誘導体化してもよい。
【0031】 リムルスα2−マクログロブリンのアフィニティー精製のため、抗体被覆固体 支持体をリムルス遊走細胞溶解物と接触させる。溶解物は、当業に周知の方法に
より調製する。接触段階は、モノクローナル抗体が溶解物中のα2−マクログロ ブリンに可逆的に結合する条件下で、例えば4℃で、そして特異的な結合が起こ るのを可能にするのに十分な時間に渡り、行う。結合後、固体支持体を、例えば
低塩緩衝溶液で洗浄し、非特異的に結合しているタンパク質を除去する。洗浄段
階に続き、モノクローナル抗体に可逆的に結合しているα2−マクログロブリン を遊離させてもよい。この遊離は、例えば、固体支持体を、溶出剤の単一濃度又
は増加濃度勾配を含む緩衝液、例えば0.01〜1M HCl、0.1〜1M酢酸、pH2.0、
0.01M NH4CH、0.025M Na2CO3:0.5M NaCl、pH10から11.5、2〜4M KSCN 又はNaSCN、2〜4M MgCl2、1〜6MグアニジンHCl、あるいは1〜6M尿素で洗浄する
ことにより、達成することが可能である。遊離したα2−マクログロブリンを、 当業に知られる方法、例えば透析、特定の分子分画(cut−off)膜フィルターを
通じた加圧濾過、電気泳動、又は凍結乾燥により、緩衝溶液から濃縮してもよい
【0032】 このように得られたα2−マクログロブリン調製は、リムルス遊走細胞溶解物 の他のタンパク質を実質的に含まない。調製の純度は、SDS−ポリアクリルアミ ドゲル電気泳動など、当業に知られるいかなる方法により、評価してもよい。好
ましくは、α2−マクログロブリン調製は、少なくとも80%純粋であり;より好 ましくは、調製は90%、95%、又は99%純粋である。
【0033】 リムルスα2−マクログロブリンの精製のため、モノクローナル抗体7A10又は7
A10が特異的に結合するリムルスα2−マクログロブリンのエピトープと反応する
別のモノクローナル抗体の使用が好ましい。本発明の他のモノクローナル抗体も
また、リムルス・ポリフェムスから、又は使用される特定のモノクローナル抗体
と交差反応性であるα2−マクログロブリンを含む他の種から、α2−マクログロ
ブリンを精製するのに用いてもよい。こうした種は、タキプレウス・トリデンタ
トゥス又はタキプレウス・ギガスなどの他のカブトガニ、ザリガニであるパシフ
ァスタクス・レニウスクルス(Pacifastacus leniusculus)などの他の節足動 物、及びラット、マウス、ウシ及びヒトなどの哺乳動物を含む脊椎動物を含む。
【0034】 本発明のモノクローナル抗体を用い、試験試料中のグルカンの存在を特異的に
検出するための試薬及び方法を提供してもよい。該試薬は、遊走細胞溶解物及び
リムルスα2−マクログロブリン上のエピトープに特異的に結合し、そしてエン ドトキシンの存在下でゲル凝固を形成する、溶解物の酵素の活性化を阻害するモ
ノクローナル抗体を含む。遊走細胞溶解物は、リムルス・ポリフェムス、タキプ
レウス・トリデンタトゥス、又はタキプレウス・ギガスなどのカブトガニの遊走
細胞から標準的方法論を用い、調製してもよい。リムルス遊走細胞の溶解物が好
ましい。モノクローナル抗体の遊走細胞溶解物への添加は、エンドトキシンの存
在下での遊走細胞溶解物の酵素の活性化を阻害するが、グルカンの存在下での該
活性化は阻害しない。モノクローナル抗体7A10が好ましいが,7A10が特異的に結
合するのと同一のα2−マクログロブリンのエピトープに特異的に結合する他の モノクローナル抗体、又はα2−マクログロブリンの他のエピトープに結合し、 そしてエンドトキシンに反応する溶解物の酵素の活性化の阻害を生じる抗体を用
いてもよい。こうしたモノクローナル抗体は、上述のように、標準的ハイブリド
ーマ生成法及び日常的スクリーニングを用い、得ることが可能である。
【0035】 本発明の試薬を、試験試料中のグルカンの特異的な検出のためのキットに供給
してもよい。試験試料は、可能性がある酵母混入を決定することが有用であるで
あろういかなる試料でもよく、水及び限定されるわけではないが、組織培地、血
液、及び血清を含む生物学的試料を含む。該キットは、遊走細胞溶解物、好まし
くはリムルス・ポリフェムス遊走細胞溶解物、及びリムルスα2−マクログロブ リンに結合し、そしてエンドトキシンの存在下での遊走細胞溶解物の酵素の活性
化を阻害するが、グルカンの存在下での該活性化は阻害しないモノクローナル抗
体を含む。該キットはその後、エンドトキシンを検出するのに、又は溶解物への
モノクローナル抗体の添加に際し、エンドトキシンの存在下であっても、グルカ
ンを特異的に検出するのに、用いてもよい。
【0036】 以下は、例示目的のみのため提供され、そして広い条件で上述される、本発明
の範囲を限定することを意図しない。
【0037】 実施例1 本実施例は、モノクローナル抗体7A10の存在による、グルカンではなくエンド
トキシンに対するリムルス遊走細胞溶解物の反応の阻害を立証する。
【0038】 モノクローナル抗体7A10を、最終濃度が1.560μg/ml、3.125μg/ml、及び
6.250μg/mlになるよう、リムルス遊走細胞溶解物に添加した。エンドトキシ ンに対する溶解物反応のパーセント阻害を、モノクローナル抗体を含まないコン
トロール溶解物において、及び異なる濃度のモノクローナル抗体を有する溶解物
試料において、色素原基質切断の阻害を測定することにより、評価した。各溶解
物試料は、エンドトキシン0.5EU/mlに曝露した。
【0039】 このレベルのエンドトキシンに対する溶解物試料の反応は、6.250μg/mlの モノクローナル抗体の7A10濃度で完全に阻害された(図1)。やはりリムルスα2 −マクログロブリン上のエピトープに特異的に結合するが、モノクローナル抗体
7A10とは異なるエピトープを認識する、第二のモノクローナル抗体2D5の濃度を 増加させても、このレベルのエンドトキシンの存在下での酵素の活性化に阻害的
影響は持たなかった。
【0040】 精製モノクローナル抗体7A10の添加を用い、エンドトキシンに対するリムルス
遊走細胞溶解物の反応を阻害してもよい。その結果、モノクローナル抗体7A10は
、試験試料中のグルカンの検出に特異的なアッセイの実施を可能にする。
【0041】 本発明はその特定の態様と関連して記載されているが、上記の記載及び実施例
は例示を意図しており、本発明の範囲の限定を意図しない。本発明が関連する当
業者には、他の側面、利点及び修飾が明らかであろうし、そしてこれらの側面及
び修飾は本発明の範囲内であり、本発明の範囲は付随する請求項によってのみ、
限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、モノクローナル抗体7A10の存在下での、エンドトキシン に対するリムルス遊走細胞溶解物の反応の阻害を示す。
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月26日(2000.12.26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/577 C12N 15/00 C 33/579 5/00 B (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ペペ,マイケル・ジー アメリカ合衆国メリーランド州21701,フ レデリック,キャロル・パークウェイ 228

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リムルス(Limulus)α2−マクログロブリンに特異的に結合
    する、単離及び精製されているモノクローナル抗体。
  2. 【請求項2】 リムルス遊走細胞(amebocyte)溶解物へのモノクローナル 抗体の添加が、溶解物の酵素の活性化をエンドトキシンの存在下で阻害するが、
    グルカンの存在下で阻害しない、請求項1の単離及び精製されているモノクロー ナル抗体。
  3. 【請求項3】 モノクローナル抗体が、モノクローナル抗体7A10が特異的に
    結合するリムルスα2−マクログロブリンのエピトープに特異的に結合する、請 求項1の単離及び精製されているモノクローナル抗体。
  4. 【請求項4】 モノクローナル抗体が、モノクローナル抗体7A10である、請
    求項1の単離及び精製されているモノクローナル抗体。
  5. 【請求項5】 リムルスα2−マクログロブリンに特異的に結合するモノク ローナル抗体を産生する、ハイブリドーマ細胞。
  6. 【請求項6】 モノクローナル抗体のリムルス遊走細胞溶解物への添加が、
    溶解物の酵素の活性化をエンドトキシンの存在下で阻害するが、グルカンの存在
    下で阻害しない、請求項5のハイブリドーマ細胞。
  7. 【請求項7】 モノクローナル抗体が、モノクローナル抗体7A10が特異的に
    結合するリムルスα2−マクログロブリンのエピトープに特異的に結合する、請 求項5のハイブリドーマ細胞。
  8. 【請求項8】 モノクローナル抗体が、モノクローナル抗体7A10である、請
    求項5のハイブリドーマ細胞。
  9. 【請求項9】 リムルスα2−マクログロブリンに特異的に結合するモノク ローナル抗体を含む、リムルスα2−マクログロブリンを精製するのに使用する ための固体支持体。
  10. 【請求項10】 モノクローナル抗体が、モノクローナル抗体7A10が特異的
    に結合するリムルスα2−マクログロブリンのエピトープに特異的に結合する、 請求項9の固体支持体。
  11. 【請求項11】 モノクローナル抗体が、モノクローナル抗体7A10である、
    請求項9の固体支持体。
  12. 【請求項12】 以下を含む、試験試料中のグルカンを特異的に検出するた
    めの試薬: 遊走細胞溶解物;及び リムルスα2−マクログロブリンに結合するモノクローナル抗体であって、モ ノクローナル抗体の遊走細胞溶解物への添加が、遊走細胞溶解物の酵素の活性化
    をエンドトキシンの存在下で阻害するが、グルカンの存在下で阻害しないもの。
  13. 【請求項13】 遊走細胞溶解物が、リムルス・ポリフェムス(Limulus p olyphemus )、タキプレウス・トリデンタトゥス(Tachypleus tridentatus)、
    及びタキプレウス・ギガス(Tachypleus gigas)からなる群より生じる遊走細 胞に由来する、請求項12の試薬。
  14. 【請求項14】 モノクローナル抗体が、モノクローナル抗体7A10が特異的
    に結合するリムルスα2−マクログロブリンのエピトープに特異的に結合する、 請求項12の試薬。
  15. 【請求項15】 モノクローナル抗体が、モノクローナル抗体7A10である、
    請求項12の試薬。
  16. 【請求項16】 以下の段階を含む、試験試料中のグルカンを特異的に検出
    する方法: リムルスα2−マクログロブリンに特異的に結合するモノクローナル抗体と遊 走細胞溶解物とを接触させる段階であって、接触させる段階の後、エンドトキシ
    ンの存在下の遊走細胞溶解物の酵素の活性化が阻害されるもの;及び その後、試験試料と遊走細胞溶解物とを接触させる段階であって、遊走細胞溶
    解物の酵素の活性化が試験試料中のグルカンの存在を示すもの。
  17. 【請求項17】 モノクローナル抗体が、モノクローナル抗体7A10が特異的
    に結合するリムルスα2−マクログロブリンのエピトープに特異的に結合する、 請求項16の方法。
  18. 【請求項18】 モノクローナル抗体が、モノクローナル抗体7A10である、
    請求項16の方法。
  19. 【請求項19】 遊走細胞溶解物が、リムルス・ポリフェムス、タキプレウ
    ス・トリデンタトゥス、及びタキプレウス・ギガスからなる群より生じる遊走細
    胞に由来する、請求項16の方法。
  20. 【請求項20】 以下の段階を含む、リムルスα2−マクログロブリンを精 製する方法: 固体支持体をリムルス遊走細胞溶解物と接触させる段階であって、固体支持体
    が、リムルスα2−マクログロブリンに結合するモノクローナル抗体を含み、前 記接触が、リムルス遊走細胞溶解物中のα2−マクログロブリンがモノクローナ ル抗体に可逆的に結合する条件下で起こるもの; モノクローナル抗体に特異的に結合していないタンパク質を固体支持体から除
    去する段階;及び モノクローナル抗体からα2−マクログロブリンを遊離させる段階であって、 α2−マクログロブリンが、モノクローナル抗体からの遊離の際、リムルス遊走 細胞溶解物の他のタンパク質を実質的に含まないもの。
  21. 【請求項21】 モノクローナル抗体が、モノクローナル抗体7A10が特異的
    に結合するリムルスα2−マクログロブリンのエピトープに特異的に結合する、 請求項20の方法。
  22. 【請求項22】 モノクローナル抗体が、モノクローナル抗体7A10である、
    請求項20の方法。
  23. 【請求項23】 以下を含む、試験試料中のグルカンを特異的に検出するた
    めのキット: 遊走細胞溶解物;及び リムルスα2−マクログロブリンに結合するモノクローナル抗体であって、モ ノクローナル抗体の遊走細胞溶解物への添加が、遊走細胞溶解物の酵素の活性化
    をエンドトキシンの存在下で阻害するが、グルカンの存在下で阻害しないもの。
  24. 【請求項24】 遊走細胞溶解物が、リムルス・ポリフェムス、タキプレウ
    ス・トリデンタトゥス、及びタキプレウス・ギガスからなる群より単離される遊
    走細胞に由来する、請求項23のキット。
  25. 【請求項25】 モノクローナル抗体が、モノクローナル抗体7A10が特異的
    に結合するリムルスα2−マクログロブリンのエピトープに特異的に結合する、 請求項23のキット。
  26. 【請求項26】 モノクローナル抗体が、モノクローナル抗体7A10である、
    請求項23のキット。
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