JP2001518612A - センサおよび該センサの作動方法 - Google Patents

センサおよび該センサの作動方法

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JP2001518612A JP2000514111A JP2000514111A JP2001518612A JP 2001518612 A JP2001518612 A JP 2001518612A JP 2000514111 A JP2000514111 A JP 2000514111A JP 2000514111 A JP2000514111 A JP 2000514111A JP 2001518612 A JP2001518612 A JP 2001518612A
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ドラクセルマイル ディーター
ティンメ ハンス−イェルク
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    • G01L9/0073Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in capacitance using a semiconductive diaphragm

Abstract

(57)【要約】 本発明は、センサ(1)例えば同じ形式の容量性の2つの部分構造(C1,C2)を備えるマイクロメカニカル圧力センサに関し、ここでこの部分構造(C1,C2)は評価回路(9,10)に接続されている。同相信号による制御の場合、加算信号が圧力に依存する有効信号として供給され、逆相信号による制御の場合、差分信号が診断信号として供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1の上位概念に記載されたセンサ、例えば圧力センサに関す
る。
【0002】 上記のようなセンサは、マイクロメカニカルシリコン圧力センサの形態で例え
ばDE−PS4418207C1から公知である。ここでこのセンサは実質的に
、あらゆる方向に張設されたダイアフラムから成り、このダイアフラムは、2つ
のダイアフラム表面間に圧力差があると反りを生じる。信号の変換は、例えば集
積された単結晶または誘電体により絶縁された多結晶の圧電抵抗を用いて、また
は固定の対向電極との容量測定により行われる(圧電抵抗式ないしは容量式の信
号変換)。これらのセンサに通常課せられる要求は、これらのセンサの特性が時
間の経過と共に際立って変化しないことである。例えば安全性に関連するセンサ
、例えば自動車分野におけるアクティブ乗員保護装置(エアバッグ)では、観察
すべき所定の変化、例えば欠陥を直ちに識別し、これに基づいて手段を講じてエ
ラーから生じる誤作動を排除することが望ましい。直接に実施できる、圧力セン
サのためのセルフテストはこれまで公知でない。間接的なセルフテストでは、ア
クティブなセルフテストとパッシブなセルフテストを区別することができる。ア
クティブなセルフテストは、所定の静電的な変位および発生するセンサ信号を相
応にサンプリングすることによって行うことができる。しかしながらこれはかな
り困難である。まずシリコン圧力センサダイアフラムの静電的な変位のために、
対向電極が必要であるが、この対向電極はバルクマイクロマシニングを用いて製
作したシリコン圧力センサでは存在しない。表面マイクロマシニングを用いて製
作した圧力センサにおいては(またはより一般的に容量式にサンプリングされる
圧力センサにおいては)有利な対向電極が存在するが、しかし通例は極めて高い
変位電圧が必要であり(約1barの圧力領域では少なくとも数10V)、この
変位電圧は、通例の動作電圧が約5Vであるセンサモジュール上では使用できな
い。1つしかダイアフラムを有しない圧力センサのパッシブセルフテストは通例
、このセンサが正確に決められた、ないしは正確に分かっている基準圧力にさら
されている場合にのみ行うことができる。しかし通常はこのようなことはなく、
したがってパッシブセルフテストによっては、精度の変化も、場合によって生じ
ているセンサの損傷も識別することができない。
【0003】 本発明の課題は、セルフチェックを備えるセンサ、例えば圧力センサを改善し
て、これを技術的に容易に製作できるようにすることである。さらにこのセンサ
は、自動車分野の安全性に関連する適用にとって有利であり、かつ十分に信頼性
が高く、しかも簡単に実施できるセルフチェックを可能にするものでなければな
らない。別の課題はこのセンサの作動方法を提供することである。
【0004】 第1の課題は請求項1の特徴部分に記載された構成を備えるセンサにより、第
2の課題は請求項6の特徴部分に記載された構成を備える方法により解決される
【0005】 本発明の有利な発展形態は従属請求項2から5に記載されている。
【0006】 本発明では、作用エレメントは少なくとも2つの部分構造からなり、これらの
部分構造は測定すべき同じ物理量にさらされている。各々の部分構造は評価回路
に測定信号を供給する。この評価回路は比較回路を有しており、ここで少なくと
も2つの測定信号が比較される。この比較回路は出力として比較信号を供給する
。本発明の重要な着眼点は、センサの作用エレメント、すなわち通例、有効信号
を供給する検出器、例えば容量性の検出器が、少なくとも2つの部分構造からな
り、これらの供給する情報を平均することである。この場合に部分的な損傷を、
2つの部分構造の信号を相互に比較することによって識別することができる。こ
れらの2つの部分構造が正常な場合には、発生する比較信号は所定の値を出力し
、例えば差分信号の場合、これは理想的には0であるはずである。ばらつきによ
る違いを考慮したり、場合によってはオフセット補正することにより、所定の「
ゼロ値」から高々わずかに偏差したテスト信号が得られるが、この信号は、測定
すべき物理的な入力量(例えば圧力)にはまったく依存しない。センサが部分的
に損傷した場合、「ゼロ値」からはっきりと偏差した信号が発生し、この信号と
、損傷していないセンサの目標信号とを比較することにより損傷を識別すること
ができる。
【0007】 本発明の原理によると、作用エレメントの少なくとも2つの部分構造は、機能
的または構造的に同じに構成される。これらの部分構造を同じ構造にすることお
よび/または同じように配線することにより、作用エレメントの部分構造が損傷
していない場合にこれらの部分構造から供給される信号が実践的には同じである
ことが保証される。
【0008】 このセンサの殊に有利な発展形態では、2つの部分構造の出力側はシグマ−デ
ルタ変換器の入力側に結合される。
【0009】 本発明のセンサ作動方法では、有効信号(この信号から測定値が求められる)
を形成するために部分構造を制御して、これらの部分構造の出力信号が加算され
るようにする。さらに診断信号(この信号に基づいてセンサが正常かどうかが決
定される)を形成するために部分構造を制御して、これらの部分構造の出力信号
が減算されるようにする。
【0010】 別の利点、ならびに有利な発展形態および実施形態は、以下で図1から5に関
連して説明する実施例に記載されている。ここで、 図1は、容量式圧力センサの概略断面図を示しており、 図2は、圧力センサの概略平面図を示しており、 図3および4は、圧力センサの動作を概略的に示しており、 図5は、逆相または同相で交互に制御される圧力センサの、別の配線を表す概
略ブロック図を示している。
【0011】 図1および図2の容量式圧力センサ1はマイクロメカニカルセンサである。こ
のセンサは、シリコン基板2上にマイクロメカニカル手法により製作された、少
なくとも2つのダイアフラム3を有する。このダイアフラム3は、ドーピングさ
れた、薄いポリシリコンシートからなり、このポリシリコンシートは、シリコン
基板2の表面に形成された、酸化層5の空所4の上に張られており、測定すべき
圧力が作用すると反りを生じる。このメンブラン3はキャパシタンスC1および
C2の第1電極として動作する。第2電極すなわち対向電極としてシリコン基板
2にドーピングされたウェル領域6を使用し、このウェル領域6の上に空所4が
ある。
【0012】 したがってこのモノリシック圧力センサ1は、表面マイクロメカニカル法(Su
rface Micromachining)を用いて製作されている。ここでこのダイアフラム材料
に対してポリシリコンの他に別の適当な導電性材料を使用して、ダイアフラムの
変位を容量的に捉えることもできる。
【0013】 ダイアフラムが単結晶シリコンにより製作されており、圧電抵抗による信号捕
捉を使用する、いわゆるバルクマイクロメカニカル技術を用いて製作した圧力セ
ンサに対するこの圧力センサの実質的な利点は、従来の集積回路の製作するとき
と類似の製造ステップを使用することができ、その結果、信号処理のための所要
の回路(図1および2には図示されていない)を、CMOS製造ステップつまり
比較的簡単な集積により製作することができることである。
【0014】 図2の平面図は、同じように形成された2つの部分構造7,8(全体容量はC
1およびC2である)を示しており、これらの部分構造7,8はそれぞれ(例え
ば)6つの正方形の個別のダイアフラムからなる。この個別のダイアフラムの数
および形状は任意である。有利であるのは、2つの部分構造7および8をそれぞ
れ同じ構造にし、一緒に接続して全体キャパシタンスC1およびC2にすること
である。この様子が図1の断面図に概略的に示されている。部分構造を同じ構造
にし、同じように配線することにより、これらの部分構造の容量値C1とC2は
、実践的に等しいことが保証されている。C1ないしはC2の絶対的な値は通例
、約2pFであり、100Paの圧力信号は通例、0.15fFの容量値の変化
を発生する。これによって評価回路機器に高い要求がなされる。
【0015】 図3および4の圧力センサ1の配線を示すブロック回路図には、このセンサの
部分構造が、簡単のためにキャパシタンスC1とC2により示されている。セン
サ部品のシリコン基板2上に同じように集積されて構成された評価回路には参照
符号9が付されている。
【0016】 図3ではキャパシタンスC1とC2は、信号13,14により同相で制御され
るようになっており、キャパシタンスC1とC2の出力は共通に、クロック制御
のスイッチ12に供給されている。このスイッチ12は回路装置9に前置接続さ
れている。この回路装置9およびスイッチ12は、概略的にアナログ−デジタル
(A/D)変換器を表しており、このアナログ−デジタル変換器は2次のシグマ
−デルタ変調器と、2段のデジタルデシメーションフィルタを有する(図には詳
しく示されていない)。
【0017】 この制御では、C1およびC2の2つの個別信号の和から供給される有効信号
が得られる。欠陥のないセンサに対しては、C1がC2に等しく、C1+C2か
ら圧力に依存する有効信号が得られる。
【0018】 図4ではキャパシタンスC1とC2は、信号15,16により逆相で制御され
る。この制御では、容量による入力信号の減算が行われ、C1およびC2の2つ
の入力信号の差分から供給される診断信号が得られる。この診断信号により、セ
ンサが正常であるか否かが決定される。
【0019】 この診断信号は、欠陥のないセンサでは、場合によって存在するオフセット補
正を無視するとゼロであり、センサが損傷している場合、ゼロとは異なる値を有
する。
【0020】 しかしながら本発明の原理は、厳密に同相または厳密に逆相で個別キャパシタ
ンスC1およびC2を制御する、図3および4に説明した配線例に限定されない
。むしろより複合した配線も可能である。
【0021】 このために図5では別の実施例が示されている。ここでは(交互に制御される
)キャパシタC1およびC2が、それぞれ別個のスイッチ17,18に配属され
ており、これらのスイッチ17,18は、オペアンプ回路ないしは比較器回路と
して構成された評価回路11の2つの別個の入力側に配属されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 容量式圧力センサの概略断面図である。
【図2】 圧力センサの概略平面図である。
【図3】 圧力センサの動作を概略的に示す図である。
【図4】 圧力センサの動作を概略的に示す別の図である。
【図5】 交互に逆相または同相で制御される圧力センサの別の配線の概略的ブロック図
である。
【符号の説明】
1 容量性圧力センサ 2 シリコン基板 3 ポリシリコンシート 4 空所 5 酸化層 6 ウェル領域 7,8 部分構造 9,11 評価回路 12 クロック制御スイッチ 13−16 信号 17,18 クロック制御スイッチ
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月30日(2000.3.30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 マイクロメカニカルセンサおよび該センサの作動方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】 本発明は、請求項1の上位概念に記載されたマイクロメカニカルセンサおよび
請求項9の記載された、マイクロメカニカルセンサの作動法に関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】 上記のようなマイクロメカニカルセンサは、シリコン圧力センサの形態で例え
ばDE−PS4418207C1から公知である。ここでこのセンサは実質的に
、あらゆる方向に張設されたダイアフラムから成り、このダイアフラムは、2つ
のダイアフラム表面間に圧力差があると反りを生じる。信号の変換は、例えば集
積された単結晶または誘電体により絶縁された多結晶の圧電抵抗を用いて、また
は固定の対向電極との容量測定により行われる(圧電抵抗式ないしは容量式の信
号変換)。これらのセンサに通常課せられる要求は、これらのセンサの特性が時
間の経過と共に際立って変化しないことである。例えば安全性に関連するセンサ
、例えば自動車分野におけるアクティブ乗員保護装置(エアバッグ)では、観察
すべき所定の変化、例えば欠陥を直ちに識別し、これに基づいて手段を講じてエ
ラーから生じる誤作動を排除することが望ましい。直接に実施できる、圧力セン
サのためのセルフテストはこれまで公知でない。間接的なセルフテストでは、ア
クティブなセルフテストとパッシブなセルフテストを区別することができる。ア
クティブなセルフテストは、所定の静電的な変位および発生するセンサ信号を相
応にサンプリングすることによって行うことができる。しかしながらこれはかな
り困難である。まずシリコン圧力センサダイアフラムの静電的な変位のために、
対向電極が必要であるが、この対向電極はバルクマイクロマシニングを用いて作
製したシリコン圧力センサでは存在しない。表面マイクロマシニングを用いて作
製した圧力センサにおいては(またはより一般的に容量式にサンプリングされる
圧力センサにおいては)有利な対向電極が存在するが、しかし通例は極めて高い
変位電圧が必要であり(約1barの圧力領域では少なくとも数10V)、この
変位電圧は、通例の動作電圧が約5Vであるセンサモジュール上では使用できな
い。1つしかダイアフラムを有しない圧力センサのパッシブセルフテストは通例
、このセンサが正確に決められた、ないしは正確に分かっている基準圧力にさら
されている場合にのみ行うことができる。しかし通常はこのようなことはなく、
したがってパッシブセルフテストによっては、精度の変化も、場合によって生じ
ているセンサの損傷も識別することができない。 EP−A−0753728から、逆の2つ位相で動作するダイアフラムを備え
る差動半導体圧力センサが公知であり、この圧力センサは、2つのダイアフラム
の変位の違いを捉えることによって、静力学的な圧力エラーおよび温度エラーを
処理することができる。 US−A−5022270から、圧力センサと付加的な圧力センサとを備える
トランスミッタが公知であり、ここでこの付加的な圧力センサは、測定領域を拡
大するために、または冗長性を目的として使用されている。 US−A−5431057から、マトリクス状に配置された数多くの個別セン
サを備える圧力センサが公知であり、ここでこれらの個別センサは、キャパシタ
ンスを増加し、ひいては出力信号を大きくするために結合アームを介して結合さ
れている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 本発明の課題は、セルフチェックを備えるセンサ、例えば圧力センサを改善し
て、これを技術的に容易に作製できるようにすることである。さらにこのセンサ
は、自動車分野の安全性に関連する適用にとって有利であり、かつ十分に信頼性
が高く、しかも簡単に実施できるセルフチェックを可能にするものでなければな
らない。別の課題はこのセンサの作動方法を提供することである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 第1の課題は請求項1の特徴部分に記載された構成を備えるセンサにより、第
2の課題は請求項6の特徴部分に記載された構成を備える方法により解決される
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 本発明の有利な発展形態は従属請求項2から5に記載されている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 本発明では、作用エレメントは少なくとも2つの部分構造からなり、これらの
部分構造は測定すべき同じ物理量にさらされている。各々の部分構造は評価回路
に測定信号を供給する。この評価回路は比較回路を有しており、ここで少なくと
も2つの測定信号が比較される。この比較回路は出力として比較信号を供給する
。本発明の重要な着眼点は、センサの作用エレメント、すなわち通例、有効信号
を供給する検出器、例えば容量性の検出器が、少なくとも2つの部分構造からな
り、これらの供給する情報を平均することである。この場合に部分的な損傷を、
2つの部分構造の信号を相互に比較することによって識別することができる。こ
れらの2つの部分構造が正常な場合には、発生する比較信号は所定の値を出力し
、例えば差分信号の場合、これは理想的には0であるはずである。ばらつきによ
る違いを考慮したり、場合によってはオフセット補正することにより、所定の「
ゼロ値」から高々わずかに偏差したテスト信号が得られるが、この信号は、測定
すべき物理的な入力量(例えば圧力)にはまったく依存しない。センサが部分的
に損傷した場合、「ゼロ値」からはっきりと偏差した信号が発生し、この信号と
、損傷していないセンサの目標信号とを比較することにより損傷を識別すること
ができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 本発明の原理によると、作用エレメントの少なくとも2つの部分構造は、機能
的または構造的に同じに構成される。これらの部分構造を同じ構造にすることお
よび/または同じように配線することにより、これらの部分構造から供給される
信号が実践的には同じであることが保証される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 このセンサの殊に有利な発展形態では、2つの部分構造の出力側はシグマ−デ
ルタ変換器の入力側に結合される。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月30日(2000.3.30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 一方の課題は請求項1の特徴部分に記載された構成を備えるマイクロメカニカ
ルセンサにより、また他方の課題は請求項9の特徴部分に記載された構成を備え
るセンサ作動法により解決される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 本発明の有利な発展形態は従属請求項に記載されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 本発明では、作用エレメントは少なくとも2つの部分構造からなり、これらの
部分構造は測定すべき同じ物理量にさらされている。各々の部分構造は、比較回
路を有する評価回路に測定信号を供給する。この比較回路では少なくとも2つの
測定信号が比較され、この比較回路は出力として比較信号を供給する。本発明の
重要な着眼点は、センサの作用エレメント、すなわち通例、有効信号を供給する
検出器、例えば容量性の検出器が、少なくとも2つの部分構造からなり、これら
の供給する情報を平均することである。この場合に部分的な損傷を、2つの部分
構造の信号を相互に比較することによって識別することができる。これらの2つ
の部分構造が正常な場合には、発生する比較信号は所定の値を出力し、例えば差
分信号の場合、これは理想的には0であるはずである。ばらつきによる違いを考
慮したり、場合によってはオフセット補正することにより、所定の「ゼロ値」か
ら高々わずかに偏差したテスト信号が得られるが、この信号は、測定すべき物理
的な入力量(例えば圧力)にはまったく依存しない。センサが部分的に損傷した
場合、「ゼロ値」からはっきりと偏差した信号が発生し、この信号と、損傷して
いないセンサの目標信号とを比較することにより損傷を識別することができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定すべき物理量に配属された作用エレメントと、該作用エ
    レメントに結合された電子的評価回路装置(9,11)とを備えるセンサにおい
    て、 前記作用エレメントは、機能的または構造的に同じに構成された、少なくとも
    2つの部分構造(C1,C2)からなり、 該部分構造(C1,C2)は前記の測定すべき同じ物理量にさらされており、 各々の部分構造(C1,C2)は、測定信号を評価回路(9,11)に供給し
    、 評価回路(9,11)は比較回路を有しており、 該比較回路では部分構造の制御に応じて、少なくとも2つの測定信号が有効信
    号形成のために加算され、 また少なくとも2つの測定信号が診断信号形成のために減算されて、これによ
    り該診断信号が、部分構造(C1,C2)に欠陥がなくかつ同じ物理量が共通に
    供給されている場合に0であり、部分構造(C1,C2)の1つに欠陥がある場
    合に0とは異なる値を有するようにされることを特徴とする センサ。
  2. 【請求項2】 前記部分構造および前記評価回路装置は、同一の基板内に集
    積されて構成されている 請求項1に記載のセンサ。
  3. 【請求項3】 前記評価回路装置はシグマ−デルタ変換器を有する 請求項1または2に記載のセンサ。
  4. 【請求項4】 前記部分構造は、表面マイクロメカニカル法のステップを用
    いて製作される 請求項1から3までのいずれ1項に記載のセンサ。
  5. 【請求項5】 前記センサは、容量式の信号変換を備えるマイクロメカニカ
    ル圧力センサである 請求項1から4までのいずれか1項に記載のセンサ。
  6. 【請求項6】 有効信号(該有効信号から測定値が求められる)を形成する
    ために前記部分構造を制御し、これにより該部分構造の出力信号を加算し、 診断信号(該診断信号に基づいて、センサが正常か否かが決定される)を形成
    するために前記部分構造を制御し、これにより該部分構造の出力信号を減算する 請求項1から5までのいずれか1項に記載のセンサを作動する方法。
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