JP2001518337A - 収容システム - Google Patents

収容システム

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JP2001518337A
JP2001518337A JP2000514544A JP2000514544A JP2001518337A JP 2001518337 A JP2001518337 A JP 2001518337A JP 2000514544 A JP2000514544 A JP 2000514544A JP 2000514544 A JP2000514544 A JP 2000514544A JP 2001518337 A JP2001518337 A JP 2001518337A
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    • A47C19/00Bedsteads
    • A47C19/22Combinations of bedsteads with other furniture or with accessories, e.g. with bedside cabinets

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】衣類等のシート状物の収容システムは収容ユニット(1)を備え、第1及び第2の構成要素(2,3)と、主レール(17a)と少なくとも1つの旋回自在或は伸縮自在に連結されたレール要素(17d)の形態の延長部とを含むレール・アセンブリ(17)とから構成されている。要素(17d)は第1構成要素の外側に伸張された状態で支持されることができて、第2構成要素が開状態の際にレール・アセンブリの実効長を増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の技術分野 本発明は収容システムに関する。より詳細には、本発明はつるし下げスペース
を有する収容ユニット又はワードローブ(洋服ダンス)に関し、そのつるし下げ
スペースは、ユニットの閉塞の際に低減され、該ユニットの開放の際に増大され
る。また本発明は、衣類、タオル、ブランケット、ベッドシーツ、ぶら下げファ
イル、紙の書類、図面、並びにそうした類のシート状物をつるし下げる特定用途
を有する。
【0002】 発明の背景 衣類をつるし下げるワードローブは殆ど全ての家庭で見られる家具の共通した
一品である。従来のワードローブは、その最大容量まで一般には利用できない固
定されたつるし下げスペース又は空間を有する。そのつるし下げスペース内の衣
類の数が増大すると、そうした衣類を取り出したり、追加衣類を衣類つるし下げ
レール上につるし下げることが益々難しくなる。加えて、もしそうした衣類が可
能な限りに小さく(密着して)つるし下げられたならば、身に着けるべき衣類の
選択を為すべく、好みの衣類を眺めることが難しくなる。
【0003】 発明の目的 本発明の目的は、衣類等のシート状物をつるし下げるシステムを提供すること
であり、コンパクトな収容を可能とする共に、眺めること(閲覧)や、それらシ
ート状物の取り出し或はつるし下げを容易にするためにつるし下げスペースの増
大を可能としている。
【0004】 本発明の他の目的、特徴、並びに、長所等は、以下に続く詳細な説明から明ら
かとなるか、或は、その発明の実施例を通じて学び得る。
【0005】 本発明に従えば、収容システムが提供され、該収容システムが、 シート状物を受け取るつるし下げスペースを提供する第1構成要素と、 前記第1構成要素と結合して、開状態及び閉状態の間の移動が可能な収容ユニ
ットを画成する第2構成要素と、 前記シート状物をつるし下げるレール・アセンブリであり、当該レール・アセ
ンブリが、一方端部で前記第1構成要素と結合されると共に、他方端部で延長部
と結合される主レールを含み、該延長部が伸張された状態で前記第1構成要素の
外側に支持されるように適合された、前記第2構成要素が開状態の際に当該レー
ル・アセンブリの実効長を増大することから成るレール・アセンブリと、を備え
る。
【0006】 好ましくは、前記延長部は前記第2構成要素によって支持される。
【0007】 好ましくは、前記第2構成要素は前記第1構成要素に対して回転することによ
って開状態まで移動させられ、前記延長部の端部に設けられたローラを受け入れ
るガイド・トラックを含んで、該延長部が、前記第2構成要素の相対的回転中に
、それとの間の結合を維持しつつ、線形に伸張することを可能としている。
【0008】 好ましくは、前記レール・アセンブリは少なくとも1つの旋回自在に連結され
たレール要素から形成される関節式連結構造を含む。好ましくは、複数の要素が
提供され、それら要素が略水平面内で旋回し、前記第2構成要素が閉状態である
際に、前記第1構成要素によって提供されるスペース内に折り畳まれるように配
列されている。代替的には、前記少なくとも1つの要素が、略垂直平面内で旋回
されるように配列されている。
【0009】 好ましくは、前記第1構成要素は、リアパネル、サイドパネル、並びに、前記
ユニットの少なくとも部分的なルーフ部を含み、前記第2構成要素はフロントパ
ネル形態であり、前記第1構成要素と旋回自在に結着されると共に、サイドパネ
ル及び他の部分的なルーフ部を含んで、閉状態で、前記第1及び第2の構成要素
の前記ルーフ部が完全なルーフパネルを提供しており、そしてより好ましくは、
前記第1構成要素が、前記第1構成要素の前記サイドパネルと前記第2構成要素
のフロントドアパネルとの間に設けられたヒンジ連結部によって、第2構成要素
に旋回自在に結着されている。代替的には、前記第1構成要素はベースパネル及
びリアパネルを含み、前記第2構成要素はフロントパネルを含んで、それが前記
ベースパネルに枢着されている。
【0010】 好ましくは、本システムはキャリッジ・アセンブリを備え、その上に前記ユニ
ットが搭載されて、当該アセンブリはそのユニットが直立から水平配向へ旋回す
ることを可能とすると共に、引き続き収容の為に水平に変位することを可能とす
る。好ましくは、キャリッジ・アセンブリは、前記ユニットが前記直立配向と前
記水平配向との間の移動の為に枢着されているプラットフォームと、前記プラッ
トフォームが摺動して前記ユニットの水平配置を実行させるようなガイド・レー
ルとを含む。
【0011】 好ましくは、第2レール・アセンブリは前記第1構成要素に結合され、前記第
2構成要素が開状態の際、前記第1レール・アセンブリと実質的に平行して伸張
するように配列されている。
【0012】 好ましくは、前記ユニットは当該ユニット内につるし下げられているシート状
物へのアクセス性を向上する為の移動用に配列された少なくとも1つのパネルを
含み、該パネルがリンケージ開口機構を介して前記第2構成要素に結合されて、
該パネルの移動が前記第2構成要素のその開状態への対応する移動となる。
【0013】 好ましくは、レール・アセンブリの前記主レールは、その他端部で、前記第1
構成要素に連結された支持部材によって支持され、該支持部材が前記主レールを
その下側から係合して、該主レール及び前記延長部間のハンガーの摺動移動を禁
止しないようにしている。
【0014】 好ましくは、延長部は前記主レールに対して伸縮自在に伸張し得る。
【0015】 以下、本発明は添付図面が参照されて非制限的な目的でより詳細に説明される
【0016】 図1は、ワードローブ(10)形態であり且つ完全な閉状態の収容ユニット(
1)の第1実施例を示している。ユニット(1)は第1構成要素(2)と該第1
構成要素(2)に結合されると共に、開状態及び閉状態の間を移動可能な第2構
成要素(3)とを備える。ユニット(1)は、フロントパネル(11)、バック
パネル(12)、2つのサイドパネル(13,14)、ルーフパネル(15)、
並びに、ベースパネル(16)から構成されて、矩形状のボックス状構造を形成
しており、第1構成要素が少なくともそのバックパネル(12)を含み、第2構
成要素(3)が少なくともそのフロントパネル(11)を含んでいる。完全に閉
じられた状態のワードローブのつるし下げスペースは、フロントパネル(11)
及びバックパネル(12)の間に画成されている。このつるし下げスペース内部
には、該つるし下げスペース内に嵌合するように折り畳まれる折り畳み自在のレ
ール・アセンブリ(17)があって、そのレール・アセンブリ(17)の主レー
ル(17a)だけがそのつるし下げスペースを横切るように跨って、ワードロー
プ内の全てのシート状物が該ワードローブが完全に閉じられた状態である際にレ
ール・アセンブリ(17)のそのレール(17a)上のハンガーによってつるし
下げられる。レール(17a)はその両端部の内の一方(17b)でバックパネ
ル(12)に直交して固定され、そして該バックパネル(12)の幅中間に固定
されることがより好ましく、ワードローブ内のスペースが最も効率的に利用され
得る。またレール(17a)の端部(17b)はルーフパネル(15)から垂直
方向下方の好都合な距離のところで固定されることが好ましく、障害物無しに、
ハンガーがレール・アセンブリ(17)から取り除かれたり或はそこに装着され
たりするに充分なものとなる。レール(17a)の他端部(17c)はレール・
アセンブリ(17)の旋回自在に結合されたレール要素で形成された延長部に接
合されて、ワードロープが完全に開かれた位置である際にアセンブリ(17)の
全ての要素が伸張して連続水平ハンガー・レールを形成する。レール(17a)
上に始めからつるし下げられているシート状物の全ては、次いで、その伸張され
たレール・アセンブリにわたって展開され得て、レール・アセンブリ上のシート
状物を取り除いたり、該レール・アセンブリ上にかけたり、或は、レール・アセ
ンブリ上のそれらシート状物を眺めたりする容易性又は平易性を増大している。
【0017】 図2b及び図2cは、部分的に開かれた状態、及び、完全に開かれた状態の、
収容ユニット或はワードローブ(20)の1つの好適実施例を示している。基本
的には、ワードローブ(20)のこの実施例における第1構成要素(21)はバ
ックパネル(12)、サイドパネル(13)、並びに、ベースパネル(16)か
ら構成され、第2構成要素はフロントパネル(11)及びサイドパネル(14)
から構成されるドア・ユニット(22)を備える。このドア・ユニット(22)
はヒンジ(23)によって第1構成要素(21)に接合され、ワードローブ(2
0)が図2cに示されるように完全に開かれた状態である際、フロントパネル(
11)はサイドパネル(13)に平行していることがより好ましく、当然、サイ
ドパネル(14)はバックパネル(12)と平行することになり、そしてつるし
下げスペース(24)はこれらサイドパネル(14)及びバックパネル(12)
の間に画成される。先行して折り畳まれたレール・アセンブリ(17)はこれで
伸張されて連続したレールを形成し、ドア・ユニットに結着された要素(17d
)を具備した状態で、サイドパネル(14)及びバックパネル(12)の間に水
平に跨るようになっている。ルーフパネル(15)は、ワードローブが完全に開
かれた位置である際、第1構成要素(21)の境界(25)内につるし下げられ
た衣類に対するアクセス性及び視認性を向上するための2つの部分から、好まし
くは、形成されている。これが当てはまるのは、ワードローブ(20)高さ、即
ち、ルーフパネル(15)のレベルがユーザの目のレベルより実質的に低い場合
である。もしこのシナリオが生じたならば、ルーフパネル(15)を2つの三角
形ルーフ部(15a,15b)に分割させて、図2b及び図2cに最も明示され
ているように、それらの内の一方が第1構成要素(21)に結着し、他方のルー
フ部がドア・ユニット(22)に結着するように為すことが好ましい。これは美
的外観と共にアクセス性及び視認性を改善することになる。勿論、ルーフパネル
(15)の形状及び位置を変更することによってアクセス性及び視認性を増大す
る他の数多くの方法があり、例えば、ルーフパネル(15)は、図3aに示され
るようにドア・ユニット(21)に結着された単一パネルで形成され得ることも
、図3bに示されるように2つのパネル(15c)及び(15d)に分割され得
ることも、図3cに示されるようにパネル(15e)によって図示されるように
持ち上げることも、或は、図3dでのパネル(15f)によって示されるように
折り畳むこともできる。
【0018】 実施例(20)用の折り畳み自在レール・アセンブリ(17)は、基本的には
、先に記載された適切な位置でバックパネル(12)に固定された一方端部(1
7b)を具備された主レール(17a)と、少なくともワードローブが完全に開
かれた位置である際、サイドパネル(14)に結着されたレール要素(17d)
等の複数のレール要素を含む延長部とから構成されている。1つの好適実施例に
おいて、この要素は、サイドパネル(14)に恒久的に結着されたその端部(1
7d)を有する。このようにして、ワードローブが開かれた際、折り畳み自在レ
ール・アセンブリ(17)は自動的に広げられて、図2bに示されるようにドア
・ユニット(22)の位置を追従させ、最終的にワードローブが完全に開かれた
状態となると、図2cに示されるように、折り畳み自在レール・アセンブリ(1
7)は伸張されて連続したハンガー・レールを形成して、サイドパネル(14)
及びバックパネル(12)間に跨る。ワードローブが閉じられると、延長部がド
ア・ユニット(22)及び主レールに対して自動的に折り畳まれ、それにドア・
ユニット(22)の位置が追従して、そして最終的に、ワードローブが完全に閉
じられた状態でフロントパネル(11)及びバックパネル(12)によって画成
されたつるし下げスペース内に折り畳まれて、つるし下げスペースを横切って跨
っている要素(17a)をあとに残す。図2bはワードローブが部分的に開かれ
た際に部分的に折り畳まれたレール・アセンブリ(17)を示し、図2cはワー
ドロープが完全に開かれた位置である際に完全に伸張されたレール・アセンブリ
(17)を示す。上述した折り畳み或は折り込みを達成するために、レール・ア
センブリ(17)は、好ましくは、3つの要素から構成され(しかし、例えば4
つの要素から構成されてもよい)、1つが主レール(17a)であり、相互に枢
着されて、ワードローブが開かれている際或は閉じられている際に水平面内に移
動及び回転する他方の要素であり、そして、サイドパネル(14)に枢着されて
いても或は固定されていてもよい延長要素(17d)である。主レール(17a
)に直に結着された要素(17e)は、ワードローブが完全に閉じられた位置で
ある際、レール(17a)から遠ざかるように可能な限りに大きな角度(フロン
トパネル(11)の存在で課せられた制約である最大90度)で位置決めするこ
とが、レール(17a)につるし下げられているハンガーに対する当該要素(1
7e)の干渉を回避するために好ましい。この要件を達成するために、レール・
アセンブリ(17)は4つの要素を有することができる。
【0019】 サイドパネル(13及び14)の幅がバックパネル(12)の幅に同等か或は
その半分以上であれば、アセンブリは図4aに示されるように4つの要素(17
a,17e,17f,17g)から構成され得る。要素(17g)は、フロント
パネル(11)からバックパネル(12)の幅の半分に等しい隔たりをもってサ
イドパネル(14)に結着されていることが好ましく、ハンガー上のシート状部
のサイドパネル(14)の方向へ向かっての平滑な摺動を促進する均一なつるし
下げスペースを確保し、且つ、端部(17b)と同一レベルの高さに配置される
ことが好ましい。もしその要素(17g)がフロントパネル(11)からバック
パネル(14)の幅の半分以下の隔たりをもって配置されると、ボトル-ネック が図4bに示されるように、サイドパネル(14)の方向に向かって形成される
ことになる。勿論、サイドパネル(14)の方向へ向かってのハンガー上のシー
ト状物の平滑な摺動は、ハンガー・ロッド(17)の端部(17d)がフロント
パネル(11)からバックパネル(12)の幅の半分以上の隔たりをもってサイ
ドパネル(14)に結着されることで達成され得るが、要素(17e,17f,
17g)は図4cに示される外郭(41)に合致するように湾曲されることにな
る。レール・アセンブリ(17)は、ワードローブが完全に閉じられた位置であ
ると完全に折り畳まれて、大まかには図4dに示されるような形態を有すること
になる。
【0020】 もしサイドパネル(13及び14)の幅がバックパネル(12)の幅の半分以
下であれば、要素(17g)は図4eに示されるようにL形状となり得て、サイ
ドパネル(14)に枢着され得えるので、ワードローブが完全に開かれた状態で
あると、つるし下げロッド(17)が完全に伸張されて、均一なつるし下げスペ
ースを獲得する。アセンブリ(17)はワードローブが完全に閉じられた位置に
なると完全に折り畳まれて、大まかには図4fに示される形態を有することにな
る。その結果、折り畳み自在アセンブリ(17)の各要素の長さは以下の規準を
満たすべきである。 − レール(17a)は、ワードローブが完全に閉じられた位置になると
、フロントパネル(11)及びバックパネル(12)によって画成されるつるし
下げスペースを横切るように跨ぐために充分な長さとすべきであり、 − 全てのレール及びその他の3つの要素(17e,17f,17g)の
合計長さは、ワードローブが完全に開かれた位置になると、端部(17b)から
端部(17d)まで、サイドパネル(14)及びバックパネル(12)によって
画成されるつるし下げスペースを水平に横切るように跨ぐために充分なものとす
べきであり、 − 各要素(17e,17f,17g)の長さは、ワードローブが完全に
閉じられた位置となるとつるし下げスペース内にそれら要素が折り畳まれるよう
に調整されるべきであって、それら要素の何れも主レール要素からつるし下げら
れたハンガーと干渉すべきではない。
【0021】 図5a及び図5bは完全に開かれた位置及び部分的に閉じられた位置のそれぞ
れであるワードローブに対するアセンブリ(17)の別の可能な形態をそれぞれ
示している。アセンブリ(17)は、主レール(17a)及び要素(17h)で
ある2つの要素から構成されている。要素(17h)は、レール(17a)に枢
着されて、サイドパネル(13)に平行する垂直平面に沿って回転可能である。
ワードローブが完全に開かれた位置になると、要素(17h)は持ち上げられて
、その端部(17d)がサイドパネル(14)上の所定箇所に静止され(又は載
せられ)、レール及び要素(17h)がサイドパネル(14)及びバックパネル
(12)の間に画成されたつるし下げスペースを水平に横切るように跨る連続ハ
ンガー・レールを形成する。ワードローブが閉じられる前に、要素(17h)は
サイドパネル(14)との係合点から降下させなければならず、それによって該
要素は自由につり下がって、その後にワードローブを閉鎖させることができる。
理解して頂けるように、図5に示される形態でのアセンブリ(17)に係る実施
例は構築がより簡略化されているが、ワードローブを開いたり、閉じたりする段
階がより多く必要とされる。
【0022】 ワードローブ内のシート状物の配列は、ワードローブが完全に閉じられた位置
になると、全てのシート状物が主レール(17a)につるし下げられるようなも
のでなければならない。ワードローブが開かれるて、該ワードローブが完全に開
かれた状態となるまで、シート状物はレール(17a)につるし下がったままと
なっており、その時点で折り畳み自在レール・アセンブリは完全に伸張されて、
連続的なハンガー・レールを形成する。次いでシート状物はその伸張されたアセ
ンブリ(17)に沿って展開させられ得る。これはシート状物の取り出し、装着
、或は、閲覧の容易性を増大するものである。ワードローブが完全に開かれた状
態から閉じられる前、全てのシート状物はレール(17a)上に押し戻されなけ
ればならず、即ち、延長部をワードローブの閉鎖中に折り畳むために、ハンガー
のフック部の全てはレール(17a)上にフックされなければならない。この時
点で、レール(17a)の端部(17c)付近につるし下げられているシート状
物の幾つかは、ワードローブが完全に閉じられた状態となる際に画成されるワー
ドローブのつるし下げスペース内に必ずしもあるわけではない。従って、ドア・
ユニット(22)が閉じられると、それが全てのシート状物を押圧することとな
って、それは全てワードローブが完全に閉じられた状態となった際のつるし下げ
スペース内になる。こうして、シート状物は非常にコンパクトに収容され得るこ
とになる。
【0023】 ドア・ユニット(22)は、ヒンジ(23)に加えて、グランド上に静止する
何等かの手段で支持させるようにすることが好ましい。これは、ワードローブ(
20)が完全に開かれた位置となって、シート状物が伸張されたレール・アセン
ブリ(17)にわたって展開された際、ワードローブの重心がつるし下げスペー
ス(24)の中心回りにシフトするからであり、それはワードローブに対する転
倒モーメントを作り出すことになる。もしドア・ユニット(22)が支持されて
いなければ、たとえ、ドア・ユニット(22)を接合するヒンジ(23)と第1
構成要素(21)とが大きな力を被ることになったとしても、ワードローブは、
第1構成要素(21)が固定位置に堅固に結着されていなければ転倒する可能性
がある。それ故に、ドア・ユニット(22)がヒンジ(23)に加えて支持され
ることが好ましい。1つの可能性は、車輪対(26)及び(27)を図2に示さ
れるようにサイドパネル(14)に結着することである。
【0024】 本発明の別の実施例(60)が図6a乃至図6cに図示され、閉じられた位置
、部分的に開かれた位置、並びに、完全に開かれた位置にあるワードローブがそ
れぞれ示されている。完全に閉じられた状態でのワードローブ(60)は、図1
に示された実施例(10)と同様の構造を提供している。基本的には、第1構成
要素(61)はバックパネル(12)及びベースパネル(16)から構成されて
おり、第2構成要素又はドア・ユニット(62)はフロントパネル(11)から
構成されている。ドア・ユニット(62)は水平軸線(63)に沿ってベースパ
ネル(16)に枢着され、該ドア・ユニット(62)が完全に開かれた際にフロ
ントパネル(11)は好ましくは水平位置にある。ワードローブ(60)が完全
に開かれた位置にある際、シート状物に対するより良好なアクセス性及び視認性
のために、ルーフパネル(15)は好ましくはフロントパネル(11)に結着さ
れている。そして同一の理由のため、2つのサイドパネル(13及び14)もフ
ロントパネル(11)に好ましくは結着されている。勿論、これは第1構成要素
がベースパネル(16)及びバックパネル(12)のみを含むことで、該第1構
成要素を構造的に弱くすることになり、それらベースパネル及びバックパネルが
水平軸線(64)に沿って一体的に接合され、2つの同等三角部での余剰サイド
パネル(13及び14)が提供されて、三角部(13a)及び(14a)が第2
構成要素に結着し、三角部(13b)及び(14b)が第1構成要素に結着する
ことになる。これは第1構成要素を強化し、そして同時にシート状物に対するア
クセス性及び視認性を減ずることがない。勿論、分割されたサイドパネル(13
及び14)の形状は必要に応じて変動し得る。支持スタンド(65)はレール・
アセンブリ(17)を支持するために必要とされ、そしてそれ故に完全に開かれ
た位置にあるワードローブ(60)のつるし下げスペース(66)は、図6cに
示されるように、支持スタンド(65)及びバックパネル(12)間に画成され
る。
【0025】 レール・アセンブリ(17)は主レール(17a)と要素(67)の形態の延
長部とから構成され得る。要素(67)はレール(17a)に枢着されて、サイ
ドパネル(13)に平行する垂直平面に沿って回転可能である。ワードローブが
完全に開かれると、ハンガー要素(67)が持ち上げられ、その端部(68)が
図6cに示されるように支持スタンド(65)の上部に載せられることが可能と
なって、レール(17a)及び要素(67)が支持スタンド(65)及びバック
パネル(12)間に画成されたつるし下げスペース(66)を水平に横切って跨
っている連続的なハンガー・レールを形成する。勿論、レール・アセンブリは他
の形態、例えば、図6dに示されるように3要素から成るハンガー・ロッドの形
態であることが可能であって、該レール・アセンブリ(17)の主レール(17
a)及び要素(69,610)が相互に枢着されて、その内の要素(69)及び
(610)が水平面内を移動及び回転するようになる。レール・アセンブリ(1
7)の形態に拘わらず、該レール・アセンブリ(17)を作り上げている主レー
ル及び要素の合計長及び個別長は、ワードローブが完全に開かれた位置にある際
に画成されるつるし下げスペースにわたって跨り、該ワードローブが完全に閉じ
られた位置にある際に画成されるつるし下げスペース内へ折り畳まれるようにな
っている。
【0026】 ワードローブが完全に開かれた位置となって連続的な水平ハンガー・レールを
形成するようにレール・アセンブリ(17)が伸張される前に、先ず、支持スタ
ンド(65)を垂直位置に持ち上げて、該レール・アセンブリ(17)の端部(
68)をその支持スタンド(65)の上部に載せねばならぬことが必要される1
つ余計なステップがある以外は、シート状物の収容及び検索の手続きは、基本的
には、実施例(20)に対するものと同一である。逆に、支持スタンド(65)
はワードローブが閉じられる前に降下させる必要がある。
【0027】 本発明の別の実施例(70)が図7a乃至図7cに図示されており、閉じられ
た位置、部分的に開かれた位置、並びに、完全に開かれた位置でのワードローブ
がそれぞれ示されている。完全に閉じられた状態にあるワードローブ(70)は
、図1に示される実施例(10)と同様の構造を提供する。ワードローブ(70
)は、ルーフパネル(15)、ベースパネル(16)、サイドパネル(13,1
4)、並びに、バックパネル(12)から構成される第1構成要素(71)と、
フロントパネル(11)から構成される第2構成要素/ドア・ユニット(72)
とを備える。ドア・ユニット(72)はバックパネル(12)に直交する軸線に
沿って開かれ、該バックパネル(12)の直交するように固定された2つのトラ
ック・ランナー(73及び74)に沿ってガイドされる。完全に開かれた位置で
は、つるし下げスペース(75)がフロントパネル(11)及びバックパネル(
12)間に画成され、より大きなつるし下げスペースが獲得されるように、該つ
るし下げスペースを水平に横切って跨っている連続的なレールを形成しているレ
ール・アセンブリ(17)が伴われている。折り畳み自在アセンブリ(17)は
少なくとも2つの部分、一方が主レール(17a)と、他方がその主レール(1
7a)に枢着されている(或は、レール・アセンブリを折り畳み自在と為すこと
ができる他の便宜的な手段によって枢着されている)レール要素形態の延長部と
の少なくとも2つの部分から構成されなければならない。このレール要素は、ワ
ードローブが図7bに示されるように閉じられて完全閉位置にある際、レール(
17a)の端部(17c)に連結されたヒンジ回りに自由につり下がることを許
容されることが好ましい。ワードローブが完全に開かれている位置にある際、要
素(76)は、連続的なレールを形成すべく、ヒンジ回りを水平位置まで回転さ
せられて、当該要素(76)の端部(77)が、好ましくはパネル(11)の幅
中間で且つ端部(17b)と同一レベルの高さで、フロントパネル(11)上に
載せられる。勿論、折り畳み自在レール・アセンブリは、例えば図7dに示され
るように、主レール(17a)と、要素(78)及び(79)との3つ以上の部
分から構成され得る。要素(79)の端部(710)はパネル(11)に恒久的
に固定され得て、各要素は水平面内に移動及び回転するように枢着される。この
ようにして、ワードローブ(70)が開かれると、レール・アセンブリが自動的
に伸張されることとなって、ワードローブが完全開位置となった際、連続的なハ
ンガー・レールを形成すべく最終的に充分に伸張されることになる。逆に、ワー
ドローブが閉じられると、ハンガー・ロッドが自動的に折り畳まれて、ワードロ
ーブが完全に閉じられることを許容する。ワードローブが完全閉位置である際に
完全に折り畳まれたハンガー・レール・アセンブリ(17)の配列は、図7eと
同様になるべきである。1対の車輪(711)及び(712)はフロントパネル
(11)に結着されることが図7に示されるように好ましく、ワードローブが開
位置にある際、ドア・ユニット(72)によって作り出されたモーメントでワー
ドローブが転倒することを防止している。
【0028】 ワードローブが実施例(10)のボックス状構造の形態で完全に閉じられた状
態になると、シート状物の全てをつるし下げスペース内にぎっしり詰め込む(又
は圧縮する)ことができる。ワードローブが独立ユニットであり得て、適切なサ
イズの任意の水平空所或は垂直空所内に挿入され得る。ワードローブが垂直位置
である際にボトム(底部)パネル(16)に結着された車輪によって、或は、ワ
ードローブが水平位置である際にフロントパネル(11)に結着された車輪によ
って、ワードローブは一方の箇所から他方の箇所までスーツケースのようにより
容易に移動可能でとなる。起立位置でのワードローブは任意の固定物(例えばキ
ャビネットの脇、壁等々)に結着可能となって、多目的家具の一片を形成する。
【0029】 完全閉位置であるワードローブは、図8に示されるように、キャビネット下方
における引き出しとして保持され得る。本質的には、このワードローブはキャリ
ッジ・アセンブリ(81)の水平プラットフォーム上に枢着され、そこで完全閉
状態の該ワードローブはヒンジ回りを垂直配向から水平配向へそしてその逆へ回
転可能となっている。そしてプラットフォーム(81)は、キャビネット下方の
固定位置に結着されたランナー・トラック(82)及び(83)に載せることが
できる。またワードローブは、例えば、図9に示されるようにベッド下方等の任
意の空所内に結合可能である。このワードローブはキャリッジ・アセンブリ(9
1)のプラットフォームに枢着され、そこで完全閉位置の該ワードローブがその
ヒンジ回りに水平配向から垂直配向そしてその逆へ回転可能となっている。そし
てプラットフォーム(91)は、キャリッジ・アセンブリ(91)のランナー・
トラック(92)及び(93)上に載せることができる。そういうことであるの
で、ワードローブが横たわった位置である際、ワードローブ全体はベッド下方の
引き出しとして動作する。ワードローブが横たわった位置で収容されると、ワー
ドローブが起立位置である際に垂直位置でつり下がっていた衣類等の形態のシー
ト状物も横たわった位置となる。これが意味することは、衣類が最早ハンガーに
懸架されておらず、各ハンガーとの接触点で衣類を引っ張る延長された重力の降
下が回避されていることである。
【0030】 次に図10に移れば、収容ユニット(1)の基本実施例が再び完全閉状態で示
されており、上述したものと同様パーツが同様参照番号で指示されており、当該
ユニット(1)は第1構成要素(2)及び該第1構成要素(2)に結合された第
2構成要素(3)を含んで、開状態及び閉状態間を移動可能なように示されてい
る。このユニット(1)は、フロントパネル(11)、バックパネル(12)、
2つのサイドパネル(13,14)、ルーフパネル(15)、並びに、ベースパ
ネル(16)から構成されており、第1構成要素(2)が少なくともバックパネ
ル(12)及びベースパネル(16)を含み、第2構成要素(3)が少なくとも
フロントパネル(11)を含んで、矩形ボックス状構造を形成している。完全に
閉じられた状態での収容ユニット(1)のつるし下げスペースは、フロントパネ
ル(11)及びバックパネル(12)間に画成されている。このつるし下げスペ
ース内には、少なくとも1つ(最大2つ)の折り畳み自在レール・アセンブリ(
17)があり、それがそのつるし下げスペース内に嵌合する長さまで伸縮自在に
縮められるように設計され、該収容ユニット内のシート状物の全ては収容ニット
(1)が完全に閉じられた状態でのレール・アセンブリ(17)のこの長さにつ
るし下げられる。レール(17)はその両端部の一方(17b)でバックパネル
(12)に直交して固定され、1つのレール・アセンブリの場合に対しては、そ
のバックパネル(12)の幅中心に固定されて、収容ユニット(1)内のスペー
スが最も効率的に利用され得ることが好ましい。レール(17a)の端部(17
b)は、ルーフパネル(15)から下方の適切な垂直距離のところで固定さて、
つるし下げられたシート状物が障害なくそのレール・アセンブリ(17)から取
り除かれ且つ装着されるに充分であることが好ましい。
【0031】 レールにつるし下げられたシート状物の安定要件に応じて収容ユニット内には
1つ或は2つのレール・アセンブリを設けることができ、それによって2つのレ
ールにつるし下げられたシート状物はたった1つのレールにつるし下げられた場
合よりも安定しており、それは即ち、たった1つのレールにつるし下げられた物
体はそのレール回りにより回転しがちであり、それ故に安定性に欠ける。図11
は2つのレール・アセンブリが具備されている収容ユニットに対する可能な形態
の内の1つを示している。レール要素(17a)の端部(17c)付近には別の
支持体を有することが好ましい。この支持体は、それがレールに沿ってつるし下
げられ得た物体のスムーズな摺動を妨げないように備え付けるべきである。図1
1は、サイドパネル(13)及びルーフパネル(15)にそれぞれ取り付けられ
ている支持体部材(A1)及び(A2)の2つの可能な形態を示している。図1
1から判明され得るように、これら両支持体は下方からレールに係合して、レー
ルに沿ってのつるし下げ物体の平滑な摺動に望ましくなるように該支持体と係合
せずに、その上方でハンガーのフックを摺動させることを可能する。ハンガーの
フック部の形状及びサイズは変動可能であるが、図11に示される概念を心に留
めて、つるし下げられた物体の摺動を妨害しないレール端部(17c)に支持体
部材を据えることが可能である。レール端部(17c)付近のこの追加支持体(
(A1)或は(A2)の何れか一方)は、これら支持体部材(A1)或は(A2
)無しに、バックパネル(12)に固定されたカンチレバーとして設計されなけ
ればならないレール(17a)の強度要件を大きく低減する。理解して頂くべき
ことは、図11に示された支持体(A1)及び(A2)の組合せは単なる1提案
であり、(A1)及び(A1)、或は、(A2)及び(A2)等の他の組合せも
使用可能である。同様の設計原理は、収容ユニットが1つのレール・アセンブリ
を有する場合にも適用される。そのレール・アセンブリとしては(A1)或は(
A2)の何れかで支持され得る。
【0032】 図12は、伸縮自在な伸縮性レール・アセンブリ(17)の可能な形態の内の
1つを示している。図12(a)は、完全に縮められた状態のレール・アセンブ
リを示している。これは、図11の(17a)と類似した(A3)を伴った、3
つの要素(A3),(A4),(A5)を有する。これら全ての要素(A3),
(A4),(A5)は相互に重なって摺動できて、レール・アセンブリが図12
(b)に示されるようにより長く形成可能となっている。この伸張されたレール
に沿ってのつるし下げ物体の平滑な摺動を確保するために、他のレール要素に結
着されたレール要素の端部は図12(b)に示されるテーパ状でなければならず
、全レール要素(A3),(A4),(A5)の最上面は、図12(c)及び図
12(d)に示されるように同一レベルであることが望ましい。図13は、(1
7A)と類似の(A6)を伴った、3つの要素(A6),(A7),(A8)を
有する従来の伸縮自在ロッドを含むレール・アセンブリの別の可能な形態を示し
ている。図12(a)及び(b)は、レール・アセンブリが完全に縮められた状
態及び伸張された状態をそれぞれ示している。図12(c)及び(d)はこのレ
ール・アセンブリの断面細部を示している。図12及び図13に示されたレール
・アセンブリは必ずしも3要素に限定される必要性はなく、要求された伸張済み
長に依存して2つ、4つ、或は、それ以上の要素を有することができる。
【0033】 図12に示される実施例(20)における伸縮自在な伸張性レール・アセンブ
リをユーザにとってより親切となるように利用するため、ここで提案されること
は、図14に示されるように、ドア・ユニット(22)に結着された湾曲トラッ
ク(A9)と、レール要素(A5)の端部に結着された1対のローラ(A10)
とを設けることである。図14(a)は、伸縮自在な伸張性レール・アセンブリ
を具備する実施例(20)の平面図を示している。理解して頂けるように、ドア
・ユニット(22)が閉位置から完全開位置まで揺動すると、金属製ロッドで形
成され得る湾曲トラック(A9)は、レール要素(A5)に結着されているロー
ラ(A10)を引っ張る。これはレール・アセンブリをドア・ユニット(22)
が開かれると共に自動的に拡張させ、そして逆も真なりである。図14(b)は
、ローラ・アセンブリに接近した詳細を示している。ローラ(A10)は、逆「
L」形状であると共にレール要素(A5)の端部に結着された小さなプラットフ
ォーム(A11)に取り付けられている。プラットフォーム(A11)及びレー
ル要素(A5)間に間隙があって、特に収容システムが完全に閉じられた状態で
ある際、レール・アセンブリはつるし下げ用に最大限に利用されている。
【0034】 しかしながら、図14に示される形態には幾つかの短所がある。例えば、ドア
・ユニット(14)が完全開状態から閉じられる前に、ユーザとしては、収容シ
ステムが完全閉状態である際のつるし下げスペース内に全てのシート状物がつる
し下げられるように確保する必要性がある。そうすること無しに、軸線(23)
回りに揺動するドア・ユニット(22)の閉塞動作はレール・アセンブリの伸張
された部分につるし下げられた物体を押圧しがちであり、レール回りにそれらつ
るし下げ物体を揺動させて、それらをくちゃくちゃにする。幾つかの場合、これ
はドア・ユニット(22)の閉塞をも妨害することなる。それ故に、つるし下げ
物体の摺動動作に平行してドア閉塞動作を行わせることが望ましく、ドアが閉じ
られる際、それがレール・アセンブリを縮めさせ得ると同時に、つるし下げ物体
をバックパネル(12)へ向けて押圧し得るように為す。結局は、ドアが閉じら
れる際、レール・アセンブリは完全に縮められて、つるし下げ物体が、収容シス
テムが完全閉状態である際に画成されるつるし下げスペース内に入ることになる
。図15に示される実施例(70)のドア・ユニット(72)はこの特定を示す
。図15は、伸縮自在の伸長性レール・アセンブリが具備されている実施例(7
0)の詳細を示している。サイドパネル(14)はドアとして動作することが好
ましくは、それが開かれた際には追加的な開口を作り出して、収容システムが開
放された際につるし下げ物体の閲覧、取り出し、或は、つるし下げを促進補助す
る。図15(a)は、ヒンジ(A12)を介してバックパネル(12)に結合さ
れているドアとして動作するサイドパネル(14)の可能な形態の内の1つを示
している。このシステムをユーザにとってより親切なものとするために、ここで
提案されることは、サイドパネル(14)の回転動がフロントパネル(11)を
開くために利用されることである。こうして、システムはサイドパネル(14)
が回転されることだけで開放される。図15(a)は、これを達成するための可
能な機構の内の1つを示している。この機構は(A12)に中心を置くと共にサ
イドパネル(14)に固定されたギア(A13)から構成されており、パネル(
14)が回転すると、ギア(A13)は回転する。構成要素(71)に取り付け
られたギア(A15)は、また構成要素(71)に取り付けられているギア(A
14)を介してギア(A13)に連結している。よって、ギア(A15)はギア
(A13)と同一方向に回転する。ヒンジ(A18)によって連結されている2
つのアーム(A16)及び(A17)がある。アーム(A16)の他方端部はギ
ア(A15)に取り付けられて、該ギア(A15)が回転すると、アーム(A1
6)が回転し、アーム(A17)の他方端部が(A19)でフロントパネル(1
1)に蝶着されている。こうした連結によって、サイドパネル(14)が開かれ
るか或は閉じられると、フロントパネル(11)を開くか或は閉じる。他方にお
いて、フロントパネル(11)の開口/閉塞もサイドパネル(14)の開口/閉
塞を為す。ギア(A13),(A14),(A15)のサイズ及び配置、アーム
(A16)及び(A17)の幾何形状、並びに、ヒンジ(A17)の配置の適切
な選択で、収容システムが開かれる最大限度を決定することができる。
【0035】 図15(b)は、サイドパネル(14)が折り畳み式ドアとして設計された2
つのパネル(14a)及び(14b)を備えている別の形態を示している。収容
システムを完全に開くため或は完全に閉じるために、パネル(14)の折り畳み
動作を利用することが好ましい。図15(b)は、これを達成する可能な機構の
内の1つを示している。この機構は2つのアーム(A20)及び(A21)から
構成されている。アーム(A20)は、その一方端部で、ヒンジ(A22)を介
してパネル(14a)に連結し、その本体で、ヒンジ(A23)を介して構成要
素(71)に連結し、そして、その他方端部で、ヒンジ(A24)を介してアー
ム(A21)の端部に連結している。アーム(A21)の他方端部は、ヒンジ(
A25)を介してフロントパネル(11)に連結している。それ故に、パネル(
14)の折り畳み動作はフロントパネル(11)を開くこととなり、その逆も真
なりである。同様に、フロントパネル(11)の閉塞/開口はパネル(14)の
折り畳み解除(広げる)/折り畳みを為す。アーム(A20)及び(A21)の
幾何形状と、ヒンジ(A23)及び(A25)の配置との適切な選択で、収容シ
ステムが開かれる最大限度を決定することが可能である。理解して頂けるように
、上述した2つの機構は単なる提案であり、当業者であれば同一結果を達成すべ
く共通して利用可能な機械的パーツを用いた他の機構を利用することが可能であ
り、それはサイドパネル(14)の単なる回転/折り畳みによってシステムを完
全に閉鎖或は開放させるものである。代替的には、サイドパネル(14)は図1
5(c)に示されるようにフロントパネル(11)に蝶着され得る。そうしたこ
とで、収容システムはサイドパネル(14)を左/右へ引っ張ることで開放/閉
鎖を行うことが可能である。
【0036】 図14及び図15に示される実施例は、その収容システムが、図16に示され
るような家具システムの独立ユニット或は末端ユニット(A16a)である場合
に適合するものである。上述したユニットは、サイドパネル(14)がドアとし
て開かれることが許容されておらず、それ故につるし下げ物体へのアクセスが妨
害されているので、中間ユニット(16b)としては適切ではない。そのことを
考慮すると、フロントパネル(11)は、図17(a)に示されるように、2つ
のより小さなパネル(11a)及び(11b)から構成されるように変更される
ことが好ましい。金属製スライド(74)はパネル(13)へ向かって水平にシ
フトするものであって、パネル(11a)を支持して、パネル(11b)を自由
に移動させることができる。それ故に、スライド(73),(74)及びレール
・アセンブリは、それら一方で、パネル(11a)に結着しており、他方で題1
構成要素(71)に結着している。図17(a)は2つのパネル(11a)及び
(11b)の1つの可能な配列を示しており、パネル(11b)はパネル(11
a)にヒンジ(A26)を介して連結されて、パネル(11b)は水平平面内を
回転可能となっている。収容システムが完全に開かれると、パネル(11b)は
パネル(11a)のフロントまで回転でき、それで追加的な開口が作り出されて
、つるし下げ物体へのアクセス性を増大する。収容システムをユーザにとってよ
り親切に為すため、パネル(11a)のヒンジ(A26)回りの回転動作を収容
システムの開放或は閉塞のために利用することが好ましい。アーム(A27)の
追加的な揺動は、図17(a)に示されるように、その一方端部でヒンジ(A2
8)を介して第1構成要素(71)に連結し、その他方端部でヒンジ(A29)
を介してパネル(11b)に連結し得る。これは、パネル(11b)のヒンジ(
A26)回りの回転動作だけで、図17(a)に示されるような形態まで収容ユ
ニットを開かせることを可能とする。パネル(11b)のヒンジ(A26)回り
の回転動作が成立可能となるように、アーム(A27)は僅かに伸張性であるこ
とが好ましい。図17(b)は、パネル(11b)及びアーム(A27)の対応
する2つの初期回転経路(A30)及び(A31)をそれぞれ示している。留意
されるべきことは、経路(A30)は水平且つ実施例(71)に関するサイドパ
ネル(13)と平行して移動可能であり、(A31)は実施例(71)に対して
固定されていることである。理解して頂けるように、経路(A30)は、初期的
には、ヒンジ(A28)に対して回転経路(A31)よりも遠方へ移動している
。これが意味することは、パネル(11b)のヒンジ(A26)回りの回転で開
放の機構を始動するために、先ずパネル(11a)は許容されていないパネル(
12)へ向かって移動しなければならず、よって機構は始動され得ない。もし何
等かの予備的な伸張が、経路(A30)が経路(A31)から遠方へ移動する部
分を克服すべく直線接合(A26)及び(A28)に沿ってアーム(A27)に
対して提供されれば、パネル(11b)はヒンジ(A26)回りに回転可能とな
り且つ機構は始動され得る。パネル(11b)が点(A32)を越えて回転し、
その後、経路(A30)がヒンジ(A28)に対して経路(A31)よりも短く
移動すると、パネル(11b)のヒンジ(A26)回りの回転動がパネル(11
a)を左側へ引っ張ることとなる。最後に収容システムは、図17(a)に示さ
れるように、パネル(11b)がその最大まで回転すると完全に開かれることと
なる。アーム(A27)の幾何形状とヒンジ(A28)及び(A29)の配置と
の適切な選択で、収容システムが開かれる最大限度を決定することができる。
【0037】 図18は、パネル(11a)及び(11b)の別の可能な配列を示している。
この例において、パネル(11b)はパネル(11a)に沿って摺動することが
できるように設計されており、よって、システムが完全に開かれると、図17に
示された実施例に対してのものと同程度の開口が提供される。一方端で、ヒンジ
(A34)を介してパネル(11b)に連結すると共に、他方端でヒンジ(A3
5)を介して実施例(71)に連結する揺動アーム(A33)を提供することが
好ましい。この場合、システムはパネル(11a)を左へ引っ張ることで開放さ
れ、この動作はアーム(A33)の回転に至って、パネル(11b)をパネル(
11a)へ向かって摺動させることを強制する。よって、収容システムが完全に
開かれると、図18に示されるように見える。アーム(A33)の幾何形状とヒ
ンジ(A35)の配置との適切な選択で、収容システムが開かれる最大限度を決
定することができる。
【0038】 パネル(11a)に結着されるパネル(11b)であることに加えて、パネル
(11b)は構成要素(71)に結着され得る。図19に示されるように、パネ
ル(11b)はヒンジ(A37)を介してスライド(A36)に結着する。この
スライド(A36)は、実施例(71)に取り付けられたトラック(A37)に
沿って摺動する。それ故に、パネル(11b)はそれを回転することで開放され
得て、サイドパネル(14)と平行となり、引き続くその摺動で図19に示され
るように実施例(71)内へ入る。これは、収容システムが完全に開かれると、
図17に示されたものと同一の開口を作り出す。ユーザにとってより親切なもの
とすべく、パネル(11a)が開かれた際にシステム全体を開放するような機構
を含ませることができる。図19は、3つのアーム(A39),(A40),(
A41)から構成される機構の可能な配列の内の1つを示している。アーム(A
39)は、その一方端で、ヒンジ(A42)を介してスライド(A36)に連結
し、その他方端で、ヒンジ(A43)を介してアーム(A40)の端部に連結し
ている。アーム(A40)は、その本体で、ヒンジ(A44)を介して実施例(
71)に連結し、その他方端で、ヒンジ(A44)を介してアーム(A41)の
端部に連結している。アーム(A41)は、その他方端で、ヒンジ(A46)を
介してパネル(11a)に連結している。図19から理解して頂けるように、パ
ネル(11b)が実施例(71)内へ摺動すると、それがアーム(A40)をヒ
ンジ(A44)回りにアーム(A39)を介して回転させる。次いで、アーム(
A40)の回転がパネル(11a)をアーム(A41)を介して左側へ押圧して
、収容システムが開かれる。アーム(A39),(A40),(A41)の幾何
形状と、ヒンジ(A44)の配置との適切な選択で、収容システムが開かれる最
大限度を決定することができる。理解して頂けるように、図17乃至図19に示
された収容システムの開放を促進補助する上述の機構は単なる提案であり、当業
者であれば、同一結果を達成すべく共通して利用可能な機械的パーツを用いた他
の機構で代替でき、それも本発明の範囲内に入る。
【0039】 最後に理解して頂くべきことは、その各種局面の内の任意の局面での発明的概
念が数多くの異なる構造内へ組み入れることが可能であり、先行する記載の普遍
性が添付図面の詳細で廃棄されるべきものではない。様々な改変、変更、並びに
/若しくは、追加を、本発明の精神或は領域から逸脱すること無しに、各種パー
ツから成る様々な構造及び配列内に組み入れることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に係る収容ユニットの第1実施例の概略的な斜視図である。
【図2】 図2aは図1のユニットの斜視図であり、図2bは部分的開かれた状態の前記
ユニットの斜視図であり、図2cは完全に開かれた状態の前記ユニットの斜視図
である。
【図3】 図3a乃至図3dは、前記ユニットのルーフに対する各種変更例を示す。
【図4】 図4a乃至図4eは、前記ユニットのレール・アセンブリの各種代替構造を示
す。
【図5】 図5a及び図5bは、前記レール・アセンブリの別の代替構造を示す。
【図6】 図6aは本発明に係る収容ユニットの第2実施例の斜視図であり、図6bは部
分的に開かれた状態の、図6aのユニット斜視図であり、図6cは完全に開かれ
た状態の図6aのユニットの斜視図であり、図6dは完全に閉じられた状態での
、変更レール・アセンブリが具備された図6aのユニットの斜視図である。
【図7】 図7aは本発明に係る収容ユニットの第3実施例の斜視図であり、図7bは部
分的に開かれた状態の図7aのユニットの斜視図であり、図7cは完全に開かれ
た状態の図7aのユニットの斜視図であり、図7dは部分的に開かれた状態の、
変更レール・アセンブリが具備された図7aのユニットの斜視図であり、図7e
は閉じられた状態での図7eのユニットの概略平面図である。
【図8】 図8は、本発明に係る収容システムを示す。
【図9】 図9は、本発明に係る代替的な収容システムを示す。
【図10】 図10は、本発明の更なる実施例の概略斜視図である。
【図11】 図11は、2つのレール・アセンブリが具備されたユニットの部分的断面図で
ある。
【図12】 図12は、伸縮自在のレール・アセンブリを示す。
【図13】 図13は、別の伸縮自在レール・アセンブリを示す。
【図14】 図14は、本発明に係るレール・アセンブリを第2構成要素に結合するために
使用されるガイド・トラック及びローラを示す。
【図15】 図15は、パネルを本発明に係るユニットの第2構成要素に結合するリンケー
ジ機構を示す。
【図16】 図16は、本発明に係るユニットを組み入れている家具システムの平面図であ
る。
【図17】 図17は、本発明の代替的なリンケージ機構を示す。
【図18】 図18は、本発明の代替的なリンケージ機構を示す。
【図19】 図19は、本発明の代替的なリンケージ機構を示す。
【符号の説明】
1 収容ユニット 2 第1構成要素 3 第2構成要素 10 ワードローブ 11 フロントパネル 12 バックパネル 13,14 サイドパネル 15 ルーフパネル 16 ベースパネル 17 レール・アセンブリ 17a 主レール
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月6日(2000.4.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】発明の概要 本発明に従えば、収容システムが提供され、該収容システムが、 シート状物を受け取るつるし下げスペースを提供する第1構成要素と、 前記第1構成要素と結合して、開状態及び閉状態の間の移動が可能な収容ユニ
ットを画成する第2構成要素と、 レール・アセンブリであり、前記第2構成要素が閉状態の際に前記シート状物 をつるし下げるために一方端部で前記第1構成要素に結合されている主レールと 、他方端部で前記第2構成要素と結合されている延長部と、を含み、該延長部が 、前記第2構成要素の前記開状態への移動に及んで前記主レールに対して伸張可 能であり、当該レール・アセンブリが伸張された状態となることで、当該レール ・アセンブリの実効長を増大すると共に、前記シート状物を前記延長部上へ摺動 させることができて、前記第2構成要素が開状態となると、前記シート状物を当 該レール・アセンブリに沿って展開させることから成るレール・アセンブリと、 を備える。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容システムであって、 シート状物を受け取るつるし下げスペースを提供する第1構成要素と、 前記第1構成要素との結合に適合されて、収容ユニットを画成すると共に、開
    状態及び閉状態の間に移動可能な第2構成要素と、 前記シート状物をつるし下げるレール・アセンブリであり、その一方端で前記
    第1構成要素に結合された主レールと、他方端での延長部とを含み、該延長部が
    前記第1構成要素の外側へ伸張された状態で支持されるに適合されて、前記第2
    構成要素が開状態である際に当該レール・アセンブリの実効長を増大することか
    ら成るレール・アセンブリと、 を備える収容システム。
  2. 【請求項2】 前記延長部が前記第2構成要素によって支持されている、請
    求項1に記載の収容システム。
  3. 【請求項3】 前記延長部が、少なくとも1つの旋回自在に連結されたレー
    ル要素から形成される連結式構造を備える、請求項1に記載の収容システム。
  4. 【請求項4】 複数のレール要素が提供されており、それら要素が実質的に
    水平平面内に旋回するように配置され、前記第2構成要素が閉状態である際に前
    記第1構成要素によって提供される前記スペース内に折り畳まれるように配置さ
    れている、請求項3に記載の収容システム。
  5. 【請求項5】 前記第2構成要素が前記第1構成要素に対して回転すること
    で前記開状態まで移動させられ、前記延長部の端部に設けられたローラを受け入
    れるガイド・トラックを含んで、該延長部が、前記第2構成要素との間の結合を
    維持しつつ、その第2構成要素の相対回転中に線形的に伸張することを可能とし
    ている、請求項1乃至3の内の何れか一項に記載の収容システム。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1つの要素が実質的に垂直平面内で旋回する
    ように配列されている、請求項3に記載の収容システム。
  7. 【請求項7】 前記延長部が伸張された際に前記主レールから遠ざかった、
    前記要素の内の1つが、前記第2構成要素に対して固定されている、請求項4に
    記載の収容システム。
  8. 【請求項8】 前記延長部が伸張された際に前記主レールから遠ざかった、
    前記要素の内の1つが、前記第2構成要素に旋回自在に結合されている、請求項
    4に記載の収容システム。
  9. 【請求項9】 前記要素の内の前記1つが、「L」形状であり、且つ、前記
    第2構成要素の自由エッジに隣接して該第2構成要素に結合されて、該第2構成
    要素が開状態である際に、その第2構成要素から隔たった関係で前記レール・ア
    センブリの残りを保持する、請求項8に記載の収容システム。
  10. 【請求項10】 前記第1構成要素が、前記ユニットのリアパネル、サイド
    パネル、並びに、ルーフ部を含み、前記第2構成要素が前記第1構成要素に旋回
    自在に結着されたフロントパネルの形態であり、且つ、サイドパネル及び別のル
    ーフ部を含み、閉状態で、前記第1及び第2の構成要素の前記ルーフ部が完全な
    ルーフパネルを提供する、先行する請求項の内の何れか一項に記載の収容システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記第1構成要素が、前記第1構成要素の前記サイドパネ
    ルと前記第2構成要素の前記フロントパネルとの間に設けられたヒンジ連結によ
    って前記第2構成要素に旋回自在に結着されている、請求項10に記載の収容シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記第1構成要素がベースパネル及びリアパネルを含み、
    前記第2構成要素が前記ベースパネルに蝶着されたフロントパネルを含む、請求
    項1乃至9の内の何れか一項に記載の収容システム。
  13. 【請求項13】 支持構造体が設けられて、前記第2構成要素が開状態であ
    る際に、前記フロントパネル上に前記延長部を支持する、請求項12に記載の収
    容システム。
  14. 【請求項14】 前記支持構造体が、前記第2構成要素に旋回自在に取り付
    けられ、且つ、前記第2構成要素が閉状態である際に収容位置から支持状態まで
    旋回自在で、前記フロントパネルに対して略直立した状態で伸張している筋交い
    を含む、請求項13に記載の収容システム。
  15. 【請求項15】 前記第1構成要素がリアパネル及び2つのサイドパネルを
    含み、前記第2構成要素が、開状態及び閉状態の間を前記リアパネルに直交する
    方向への移動のためのトラック上に取り付けられたフロントパネルを含む、請求
    項1乃至9の内の何れか一項に記載の収容システム。
  16. 【請求項16】 前記構成要素の内の少なくとも一方にローラ支持体が設け
    られている、先行する請求項の内の何れか一項に記載の収容システム。
  17. 【請求項17】 前記ローラ支持体が前記第2構成要素上に設けられている
    、請求項16に記載の収容システム。
  18. 【請求項18】 前記ユニットが取り付けられているキャリッジ・アセンブ
    リを含み、該アセンブリが前記ユニットを直立配向から水平配向へ旋回させてか
    ら、収容のために水平方向へ変位させられる、先行する請求項の内の何れか一項
    に記載の収容システム。
  19. 【請求項19】 前記キャリッジ・アセンブリが、前記直立配向及び水平配
    向間の移動のために前記ユニットが蝶着されているプラットフォームと、該プラ
    ットフォームが前記ユニットの水平変位を行うために摺動するガイド・レールと
    を含む、請求項18に記載の収容システム。
  20. 【請求項20】 第2レール・アセンブリが前記第1構成要素に結合され、
    前記第2構成要素が開状態である際に、前記第1レール・センブリと実質的に平
    行して伸張するように配列されている、請求項1に記載の収容システム。
  21. 【請求項21】 前記ユニットが、当該ユニット内につるし下げられている
    前記シート状物へのアクセス性を向上すべく移動するように配列され、且つ、リ
    ンケージ用開口機構を介して前記第2構成要素に結合された少なくとも1つのパ
    ネルを含み、該パネルの移動が、前記第2構成要素の前記開状態へ向かっての対
    応する移動となる、請求項1に記載の収容システム。
  22. 【請求項22】 前記レール・アセンブリの前記主レールが前記第1構成要
    素に連結された支持体部材によってその他方端が支持され、該支持体部材が前記
    主レールの下側から係合して、前記主レール及び前記延長部間のハンガーの摺動
    移動を禁止しないように為している、請求項1に記載の収容システム。
  23. 【請求項23】 前記延長部が前記主レールに対して収縮自在な伸張性であ
    る、請求項1に記載の収容システム。
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