JP2001517059A - 電動機特にブラシレス直流電動機用固定子 - Google Patents

電動機特にブラシレス直流電動機用固定子

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、固定子巻線(W1、W2、W3、W4)を受け入れるための所定数の固定子歯(3)を備えた固定子本体(9)を有し、この場合、固定子本体(9)が磁化可能な材料からなる基本本体(10)を含み、固定子巻線(9)をその中に受入可能であり、又は固定子巻線(9)がその中に受け入れられている少なくとも固定子歯(3)の領域内に絶縁層を有する、電動機特にブラシレス(ブラシなし)直流電動機用固定子に関するものである。本発明により、絶縁層がプラスチックの射出成形により基本本体と結合されたプラスチック層として形成され、この場合、絶縁層と一体に、端子接点(15)のための、固定子本体(9)の支持要素が射出成形され、巻線の端部がこの端子接点(15)と結合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は独立請求項1の上位概念の特徴を有する電動機特にブラシレス(ブラ
シなし)直流電動機用固定子(ステータ)に関するものである。
【0002】 特に自動車技術において、できるだけ容易に操作可能であり且つできるだけ安
価に製作可能な、したがってコスト的に有利な、パワー・ステアリング(かじ取
り倍力装置)用電気操作式油圧ポンプの電気駆動装置を提供することが要求され
ている。上記の使用例に対しては、効率が良好であり及びメンテナンスがしやす
いことの理由から、特にブラシレス直流電動機、特に4相直流電動機が適してい
る。
【0003】 このような電動機の既知の固定子は、一般に、磁化可能な材料からなる基本本
体を有している。基本本体はしばしば積層薄板から製作され、積層薄板は押抜き
積層により相互に結合されている。薄板は固定子の縦軸に垂直な面内に伸長して
いる。
【0004】 このように製作された基本本体は既に固定子歯を有し、固定子歯上に必要本数
の巻線が巻き付けられる。しかしながら、固定子歯に巻線を巻き付ける前に、固
定子に巻線を巻き付けるとき又はその他の時点において巻線を形成する導体の絶
縁が損傷されるのを防止する手段がとられている。この損傷の危険性は、特に固
定子薄板のシャープ・エッジにより与えられている。
【0005】 したがって、既知の固定子においては、少なくとも巻線の導体が接触するおそ
れがある固定子歯の内面領域が粉末塗膜で被覆される。この層は、一方で基本本
体乃至固定子薄板のシャープ・エッジを被覆し、他方で1本以上の巻線の絶縁が
損傷したときにそれ自身が基本本体と電気接触を形成することを防止する。しか
しながら、基本本体のこのような粉末塗膜においては、この方法は比較的時間及
びコストがかかることが欠点である。
【0006】 さらに、既知の電動機の固定子巻線は、一般に電動機のハウジング内に設けら
れた端子接点と結合される。さらに、ハウジング内に制御回路もまた設けられ、
この場合、固定子巻線は、一般に制御回路上に設けられた端子接点と、例えばは
んだ付け、締付等により結合される。しかしながら、これはさらに別の作業ステ
ップを必要とし、これによりこのような電動機の製造費が高価となる。
【0007】 したがって、従来技術から出発して、容易に且つコスト的に有利に製造可能で
あり、特に固定子巻線の容易な接点形成を可能にする電動機特にブラシレス直流
電動機を提供することが本発明の課題である。
【0008】 本発明はこの課題を請求項1の特徴により解決する。 本発明は、従来行われてきた固定子歯の粉末塗膜を、固定子歯のプラスチック
による射出成形による被覆により置換え可能であるという知見から出発し、この
場合、同時に、即ち製造ステップにおいて、固定子巻線の接点形成のための端子
接点の支持部分を形成可能である。これにより、固定子乃至対応電動機の製造に
おいて本質的に合理化できるという利点が得られる。
【0009】 本発明の好ましい実施態様において、支持部分即ち支持要素が、固定子本体の
正面側に設けられた、固定子の縦軸と同軸のリングとして形成されている。リン
グは端子接点のための切欠部を有するように射出成形することができ、次にこの
切欠部内に端子接点の脚部が容易に挿入され、例えば圧入される。
【0010】 リングが、半径方向外側に位置する、例えば固定子の縦軸に対し直角に伸長す
る肩部を有していることが好ましい。この肩部内に、ほぼ軸方向に伸長する端子
接点が設けられている。
【0011】 端子接点を固定子それ自身に直接設けることにより、巻線の巻付け工程のため
に、予め端子接点が導体端部の機械的固定を可能にするという利点が得られる。
したがって、既知の固定子乃至電動機において、特に巻線端部が制御回路上の接
点端子と直接結合されるときに発生するような、巻付けと導体端部の接点形成と
の間における巻線の最終巻線の取外しが回避される。
【0012】 本発明の好ましい実施態様において、リングが、肩部から半径方向内側領域内
で固定子の縦軸方向に外方に伸長する壁部を有し、壁部が、固定子と結合可能又
は結合された制御回路を保持及び固定するように働く。このために、制御回路内
に対応切欠部又は貫通孔が設けられ、この切欠部又は貫通孔内に壁部が挿入され
る。
【0013】 同時に、端子接点の少なくとも軸方向外方領域が、制御回路の押抜き格子又は
プリント回路板内の対応する接点形成切欠部又は接点形成貫通孔内に挿入され、
及び制御回路の対応導体と、例えばはんだ付け、締付け、溶接等により電気的及
び機械的に結合されることが好ましい。これにより、巻線の接点形成が極めて容
易であるという利点、並びに端子接点が同時に電気接点形成及び制御回路の機械
的保持のための要素として働くという利点が得られる。
【0014】 好ましい実施態様において、制御回路の下側、特に押抜き格子又はプリント回
路板の下側がリングの肩部上に支持されている。これにより、制御回路の保持の
追加安定性が達成される。
【0015】 本発明の他の実施態様が従属請求項から明らかである。 固定子本体に設けられた端子接点による巻線端部の接点形成が、上記及び下記
のすべての特徴と組み合わされて、プラスチック層により固定子歯を射出成形に
よる被覆とは独立に利用可能であることが当然であることを注記しておく。
【0016】 以下に本発明を図面に示す実施態様により詳細に説明する。 図1は固定子巻線W1、W2、W3及びW4がその上に設けられた固定子1を
有する4相直流電動機の略回路図を示す。巻線W1乃至W4は固定子1の歯又は
極3に巻き付けられている。反対相I及びIII乃至対応巻線W1及びW3並び
に相II及びIV乃至対応巻線W2及びW4の図示の電磁結合は、巻線W1及び
W3乃至巻線W2及びW4が同じ固定子歯上に巻き付けられていることにより達
成される。
【0017】 巻線W1及びW3乃至W2及びW4の巻付け乃至接点形成は、図示されていな
い回転子(ロータ)の歯又は極に対面する固定子極3の前方の領域においてそれ
ぞれ反対磁界が発生されるように行われる。これが図1において巻線W1乃至W
4の点により表わされている。
【0018】 各巻線の一方の端部乃至接続端は直流電源5と接続されている。各巻線のそれ
ぞれ他方の端部乃至それぞれ他方の接続端は制御可能な電子スイッチS1、S2
、S3、S4と結合され、電子スイッチS1、S2、S3、S4は、例えばパワ
ー半導体(例えばパワーFET)として形成されていてもよい。スイッチS1乃
至S4の各々の制御入力は電動機制御ユニット7と接続され、電動機制御ユニッ
ト7は、それ自身既知のように、スイッチS1乃至S4の対応操作により、希望
の時間区間の間、巻線W1乃至W4を直流電源と接続する。
【0019】 制御可能な各スイッチS1乃至S4に並列にダイオードD1乃至D4が挿入さ
れ、この場合、ダイオードの導通方向は、対応スイッチが閉じているときに付属
ダイオードが遮断するように選択されている。
【0020】 それぞれの反対相I及びIII乃至II及びIVの結合及びダイオードD3及
びD1乃至D4及びD2の結合により、対応相を開いたときに蓄積磁気エネルギ
ーの流出が行われ、これにより、電動機の効率の改善が保証される。
【0021】 図2は対応固定子1の構造を斜視図で示している。図示の固定子は12個の固
定子極3を有している。固定子本体9は、通常、積層された固定子薄板からなる
基本本体を含み、固定子薄板は固定子の縦軸に対し直角方向に伸長している。固
定子薄板の積層は通常押抜き積層により製作されてもよく、この場合、それぞれ
2枚以上の薄板は点状の圧力を与えることにより結合される。
【0022】 続いて、固定子薄板の積層がプラスチック本体と共に射出成形により被覆され
、この場合、少なくとも巻線W1乃至W4の導体と接触する固定子歯の内部領域
においてプラスチック被膜が形成される。これにより、特に巻線の巻付け工程の
間における巻線ワイヤの絶縁層の損傷を回避するために、従来のように、固定子
歯のこの領域に粉末塗膜を設けることはもはや必要ではない。
【0023】 同時に、固定子歯3の正面側に巻付け補助部材11が一体に射出成形され、巻
付け補助部材11は、巻線W1乃至W4の巻付けの間にワイヤのガイドとして働
き、且つ同時に固定子歯3の正面側からはみ出そうとする巻線部分を所定の位置
に固定させる。
【0024】 固定子本体9は、その頂部側に、肩部13aを設けた一体成形リング13を有
している。この正面側の肩部13a内に端子接点15が圧入されている。このた
めに、リング13に端子接点のための対応切欠部が射出成形され、次に、この切
欠部内に、例えば押抜き及び曲げにより薄板から形成された端子接点15の脚部
が圧入される。
【0025】 リング13の肩部13aの上側で上方に伸長するリング13の壁部17は、図
4からわかるように、制御回路18を固定保持する働きをする。このために、制
御回路18はプラスチックで射出成形された押抜き格子19を有し、押抜き格子
19に対応する空間21が設けられ、空間21内にリング13の壁部17が挿入
される。この場合、押抜き格子19の下側がリング13の肩部13aと当接して
もよい。
【0026】 端子接点15はその上部領域を押抜き格子19の導体部材19aの接点形成貫
通孔23内に挿入させ、はんだ付け等により導体部材19aと結合することがで
きる。
【0027】 1回の作業工程において固定子薄板の積層をプラスチックで射出成形により被
覆することにより、極めてコスト的に有利な固定子1の製造が行われ、この場合
、固定子歯3の内部領域が押出被覆され、且つ同時に、リング13及び巻付け補
助部材11が一体射出成形される。端子接点15を固定子1に直接設けることは
、巻線を形成する導体の端部と制御回路18との接点形成を容易にする。
【0028】 以下に、図3により固定子1の巻線の巻付け方法を説明する。 まず最初に、図示の実施態様においては、巻線W1乃至W4の各々が合計6個
の固定子歯3の周りに伸長し、固定子歯3はそれ自身既知のように半径方向に相
互に対面する、それぞれ3つの隣接固定子歯の2つのグループに分割されている
ことを注記しておく。前記のように、これらの6個の固定子歯はそれぞれ、結合
された2つの巻線、即ち巻線W1及びW3、又はW2及びW4を支持している。
2つのこれらのグループが図3に示され、この場合、以下においてはこれらの巻
線は単にW1及びW3と呼ぶことにする。巻線W2及びW4に対する残りの6個
の固定子歯3も同様に巻き付けられている。これに関しては、以下に記載の方法
が同様に使用される。
【0029】 必要とされる電流強度が高いために、巻線W1及びW3の各々は、並列に配置
された個々のワイヤの複数の部分巻線から構成されている。本発明により、それ
ぞれ2本又は2n本のワイヤ(即ち偶数本のワイヤ)、図示の実施態様において
は両方のワイヤ25、27が同時に対応固定子歯3上に巻き付けられる。
【0030】 このために、まず2本のワイヤ25、27の始端部がそれぞれ端子接点15の
第1の端子接点15I及び第2の端子接点15IIと接続される。このために、 端子接点は固定溝15aを有し、固定溝15a内に(絶縁が剥離された)ワイヤ
端部が挿入され、且つ固定溝15aの壁部を共に曲げることにより乃至輪の曲げ
により仮固定される。接点形成は例えば別の溶接装置により行ってもよく、この
場合、ワイヤの絶縁体は接点形成工程と同時に破断乃至除去されることが好まし
い。
【0031】 ワイヤ端部を固定したのち、3つのワイヤ・グループからなる第1の固定子歯
3に巻線が巻き付けられる。図3に示す実施態様においては、巻付けは反時計方
向に行われる。希望本数の巻線を巻き付けたのち、隣接する固定子歯に移行され
、希望本数の巻線が反対方向に巻き付けられる(図3の左側グループの中央の巻
線歯3)。最後に、第1の3つのグループの最後の固定子歯上に移行され、且つ
この固定子歯に希望本数の巻線が巻き付けられる。これは再び第1の固定子歯の
巻付け方向に行われる。
【0032】 それに続いて、対角方向に対面する3つのグループの第1の固定子歯に移行さ
れ(図3において右側の3つのグループの右の固定子歯)且つこれに巻き付けら
れる。固定子歯のこの第2の3つのグループの巻線の巻付けは同様に行われる。
【0033】 第2の3つのグループの最後の固定子歯(図3において右側の3つのグループ
の左の固定子歯)の巻付けののち、ワイヤ25の端部が第3の端子接点15II と接続され、及びワイヤ27の端部が第4の端子接点15IVと接続される。
ワイヤ端部の端子接点15への割当は、この第1の部分巻付け工程において、ま
ず特に問題とすることではない。しかしながら、端子接点15のいずれがこれら
の巻線W1及びW3と対応するかを確認しなければならないことは当然である。
言い換えると、のちに巻線を操作するために、両方の巻線のいずれが両方の端子
接点に対応するかがわかっていなければならない。巻線W1及びW3は、それら
が同じ巻付け方向を有しているので、相互に等価である。
【0034】 この第1の部分巻付け工程を終了したのち、同様に第2の部分巻付け工程が行
われる。唯一の相違は、第1乃至第4の端子接点の他の固定手段乃至固定溝15
aと結合されることになる。これは、既に巻き付けられたワイヤの端部を取り外
すことなくワイヤ端部の固定を容易にする。
【0035】 しかしながら、この第2の部分巻付け工程、場合によりそれに続く部分巻付け
工程においては、第1の部分巻付け工程において選択された、一つの巻線例えば
巻線W1に対する端子接点15I及び15IIIの割当、乃至他の巻線例えば巻 線W3に対する端子接点15及び15IIIの割当が保持されることに注意し
なければならない。
【0036】 しかしながら、通常、すべての特定の端子接点がすべての特定の巻線乃至巻線
端部と対応することが予め決定される。 巻付けの前に、予めワイヤを特定の端子接点に割り当て、及び部分巻付け工程
の間にこの割当を保持することにより、ワイヤのマーキング又は通路の測定の実
施のような追加手段を行うことなく、部分巻付け工程ののちに、ワイヤ端部を正
しい端子接点に接続することが容易に可能である。これは、特に、同時に巻き付
けられるワイヤの本数が少ないとき(好ましくは2本のワイヤ)に適用される。
【0037】 さらに、巻付け工程の直前乃至直後に導体端部を固定することにより、特に最
後の巻線の取外しが回避されるという利点が得られる。巻線を形成する導体の端
部がモータの取付を妨害することがないので、取付の間に、巻線が巻き付けられ
た固定子の取扱いやすさもまた向上される。
【0038】 全部で、巻線W1、W3毎に必要な本数の並列ワイヤが装着されるまで、多数
の部分巻付け工程が実行される。この場合、端子接点における固定手段乃至固定
溝15aの数は、特に必要な部分巻付け工程の数に対応する。
【0039】 接続される他の2つの巻線W2及びW4は同様に製作され、この場合、巻付け
方向が既に形成された巻線W1及びW3に対してもまた正しく選択されなければ
ならないことに注意すべきである。
【0040】 図示の方法は、4相直流モータに対してのみでなく、任意の(偶数の)相を有
する電動機に対してもまた使用可能であることは当然であり、この場合、2つの
相の巻線はそれぞれ電磁結合されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 付属操作回路を有する4相直流電動機の略回路図である。
【図2】 本発明による固定子の斜視図である。
【図3】 本発明による巻線の巻付け方法を説明するための、巻線が巻き付けられた図1
の固定子の略部分側面図である。
【図4】 制御回路を装着した図1の固定子の斜視図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月23日(2000.2.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 Industriestr.2−8, 78315 Radolfzell,Germ any (72)発明者 ヴィルケンドルフ,ハルディ ドイツ連邦共和国デー−88696 オヴィン ゲン,ヒンテルム・フォルストハオス 6 Fターム(参考) 5H019 AA10 CC04 DD01 DD10 EE01 EE09 EE14 GG01 5H603 AA03 AA04 AA09 BB01 BB10 BB13 CA01 CA05 CB04 CB12 CB13 CB18 CB26 CC11 CD21 FA16 5H604 AA08 BB01 BB15 BB17 CC01 CC05 CC16 DA14 DB01 PB03 QB03 QB04 QB14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)固定子巻線(W1、W2、W3、W4)を受け入れるた
    めの所定数の固定子歯(3)を備えた固定子本体(9)を有し、 b)この場合、固定子本体(9)が磁化可能な材料からなる基本本体(10)
    を含み、 c)固定子巻線(9)をその中に受入可能であり、又は固定子巻線(9)がそ
    の中に受け入れられている少なくとも固定子歯(3)の領域内に絶縁層を有する
    、 電動機特にブラシレス(ブラシなし)直流電動機用固定子において、 d)絶縁層が基本本体に押出成形により被覆されたプラスチック層であること
    と、及び e)絶縁層と一体に、端子接点(15)のための、固定子本体(9)の支持要
    素が射出成形され、この場合、巻線の端部が付属端子接点(15)と接続可能で
    あり、又は接続されていることと、 を特徴とする電動機特にブラシレス直流電動機用固定子。
  2. 【請求項2】 支持要素が、固定子本体(9)の正面側に設けられた、固定
    子(1)の縦軸と同軸のリング(13)として形成されていることを特徴とする
    請求項1の固定子。
  3. 【請求項3】 リング(13)に端子接点(15)のための切欠部が設けら
    れ、切欠部内に端子接点(15)を受入可能であり、又は切欠部内に端子接点(
    15)が受け入れられ、好ましくは圧入されていることを特徴とする請求項2の
    固定子。
  4. 【請求項4】 リング(13)が、半径方向外側に位置する、好ましくは固
    定子(1)の縦軸に対し直角に伸長する肩部(13a)を有し、肩部(13a)
    内に端子接点(15)が設けられていることを特徴とする請求項2又は3の固定
    子。
  5. 【請求項5】 リング(13)が、肩部から半径方向内側領域内で固定子(
    1)の縦軸方向に外方に伸長する壁部(17)を有し、壁部(17)が、固定子
    と結合可能又は結合された制御回路(18)を保持及び固定するように働くこと
    を特徴とする請求項4の固定子。
  6. 【請求項6】 端子接点(15)が、同時に、特に押抜き格子(19)又は
    プリント回路板を有する制御回路(18)の電気接点形成及び機械的保持の働き
    をすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの固定子。
  7. 【請求項7】 制御回路(18)の下側、特に押抜き格子(19)又はプリ
    ント回路板の下側がリング(13)の肩部(13a)上に支持されていることを
    特徴とする請求項4乃至6のいずれかの固定子。
  8. 【請求項8】 押出被覆層と一体に巻付け補助部材が射出成形され、巻付け
    補助部材が固定子歯(3)の正面側で固定子歯(3)の半径方向外方領域内に設
    けられ、且つほぼ軸方向に伸長していることを特徴とする請求項5乃至7のいず
    れかの固定子。
JP2000512277A 1997-09-17 1998-09-15 電動機特にブラシレス直流電動機用固定子 Expired - Fee Related JP3464451B2 (ja)

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