JP2001516504A - バーティカルmosトランジスタの製造方法 - Google Patents

バーティカルmosトランジスタの製造方法

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JP2001516504A JP54010298A JP54010298A JP2001516504A JP 2001516504 A JP2001516504 A JP 2001516504A JP 54010298 A JP54010298 A JP 54010298A JP 54010298 A JP54010298 A JP 54010298A JP 2001516504 A JP2001516504 A JP 2001516504A
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シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト
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Abstract

(57)【要約】 ゲートオーバラップキャパシタンスの最適化されたバーティカルMOSトランジスタを製造するため、上部ソース/ドレイン領域(2’)、チャネル領域(3’)および下部ソース/ドレイン領域(4’)を有するメサ形構造(6)が形成される。化学機械的研磨によって絶縁構造が形成され、この絶縁構造は下部ソース領域(2’)の側壁をほとんど覆う。チャネル領域(3’)の側壁にゲート誘電体(14)とゲート電極(15)が形成され、その高さはチャネル領域(3’)の高さとほぼ等しい。

Description

【発明の詳細な説明】 バーティカルMOSトランジスタの製造方法 集積密度が高められますます高速になるコンポーネントに関して、集積回路の 構造サイズは世代ごとに減少している。このことはCMOS技術についてもあて はまる。一般に(たとえばRoadmap of Semiconductor Technology,Solid State Technology 3,1995)、2010年頃には10nmよりも僅かなゲート長を有 するMOSトランジスタが使われると予期される。 一方では、今日一般的なCMOS技術のスケーリングによりそのようなゲート 長のプレーナMOSトランジスタを開発する試みがなされている(たとえばA.Ho ri,H.Nakaoka,H.Umimoto,K.Yamashita,M.Takase,N.Shimizu,B.Mizu no,S.Odanaka,A 0.05μm-CMOS with Ultra Shallow Source/Drain Junctions Fabricated by 5KeV Ion Implantation and Rapid Thermal Annealing,IEDM 1 994,485およびH.Hu,L.T.Su,Y.Yang,D.A.Antoniadis,H.I.Smith,C hannel and Source/Drain Engineering in High-Performance sub 0.1μm NMOSF ETs using X-Ray lithography,Symp.VLSI Technology,17,1994を参照)。こ の種のプレーナMOSトランジスタを100nm以下のチャネル長で製造するた めには電子ビーム リソグラフィを使う必要があり、これはこれまでは実験室でのみ可能であった。 電子ビームリソグラフィを使用した結果、開発コストが不釣り合いに高くなって しまう。 これと並行して、短いチャネル長を実現するためにバーティカルトランジスタ が研究されてきた(L.Risch,W.H.Krautschneider,F.Hofmann,H.Schaefe r,Vertical MOS Transisor with 70nm channel length,ESSDERC 1995,p.101- 104参照)。この場合、層の列がソース、チャネルおよびドレインに従って形成 され、これはゲート誘電体とゲート電極によってリング状に取り囲まれている。 このバーティカルMOSトランジスタは、プレーナMOSトランジスタに比べ高 周波特性やロジック特性の点でこれまで満足のいくものではなかった。 ドイツ連邦共和国特許出願DE-OS 196 21 244によれば、ゲートの寄生容量が低 減され高周波用途に適しMOSトランジスタが提案されている。このバーティか トランジスタを製造するために半導体基板上にメサ形構造が形成され、これは垂 直方向に上下に連なってソース領域、チャネル領域ならびにドレイン領域を有し ている。ゲート電極は、それがチャネル領域の範囲内でのみメサ形構造と隣接す るように形成される。ソース領域およびドレイン領域の範囲内で、ゲート電極の 下方と上方に酸化物構造が形成され、これはゲート ゲート電極に埋め込まれる。このようにすることで、ゲートキャパシタンスが最 小化される。この場合、酸化物構造体とゲート電極を製造するために、メサ形構 造を覆うそれぞれ対応する層がデポジットされる。その上にホトレジストが塗布 され、平坦化される。ついで、メサ表面が露出した状態になるまで、ホトレジス トがエッチバックされる。次に、このようにして構造化されたホトレジストがマ スクとして利用されて、その下に存在するメサの範囲内の層が構造化される。こ の層の厚さはメサの高さよりも小さい。平坦性は平坦化されるホトレジストの流 出によって制約されるため、エッチングによるホトレジスト層の以降の構造化に おけるエッチング浸食の大きさをコントロールすることは困難である。 したがって本発明の課題は、ゲートオーバラップキャパシタンス(gate overl ap capacitance)の低減されたバーティカルMOSトランジスタの製造方法にお いて、プロセス信頼性を改善することにある。 本発明によればこの課題は、請求項1記載の方法により解決される。従属請求 項には本発明の有利な実施形態が示されている。 この場合、下部ソース/ドレイン領域、チャネル領域および上部ソース/ドレ イン領域を有する半導体層列からメサ形構造が形成される。この半導体層列は、 エピタキシあるいはインプランテーションと熱処理に よって形成される。この半導体層列の上に第1の補助層が被着され、これは半導 体層列とともに構造化される。メサ形構造の側方において半導体基板中に、下部 ソース/ドレイン領域のための端子領域が形成される。さらに、少なくとも下部 ソース/ドレイン領域の側壁をほとんど覆う絶縁構造が形成される。また、チャ ネル領域の側面にゲート誘電体とゲート電極が形成される。このゲート電極の高 さは、チャネル領域の高さにほぼ等しい。絶縁構造を形成するために絶縁層が被 着され、この絶縁層の厚さは、半導体層列の厚さよりも大きいかそれに等しい。 そしてこの絶縁層は、化学機械的研磨により平坦化される。その際、メサ形構造 における上部層として設けられている第1の補助層が、エッチストップとして用 いられる。 化学機械的研磨により平坦な平面が形成され、そこにおいて第1の補助層の表 面が露出している。これによって、後続のエッチバックステップのための基準面 が得られる。これにより後続のエッチバックステップにおけるエッチングの浸食 の深さを、従来技術よりも良好にコントロールできる。 本発明の実施形態によれば、実質的にコンフォーマルな段差被覆性の絶縁層が 被着される。この場合、その厚さは半導体層列の厚さにほぼ等しい。つまりメサ 形構造の側方において、このメサ形構造の上部ソース/ドレイン領域の表面の高 さに絶縁層の表面が位置す る。 さらに第2の補助層が被着され、この第2の補助層は、第1の補助層と同じエ ッチング特性ならびにほぼ同じ厚さを有する。したがってメサ形構造の側方にに おいて、第1の補助層の表面の高さに第2の補助層の表面が配置される。ついで この第2の補助層は、絶縁層の表面が少なくとも第1の領域において露出するよ う構造化される。第1の領域は、メサ形構造と側方でオーバラップしている。第 1の領域の横方向の寸法はメサ形構造の対応する横方向の寸法よりも、それぞれ 少なくとも絶縁層の層厚の2倍だけ大きい。これにより第2の補助層は絶縁層を 一部分覆うことになり、その部分はメサ形構造の外側に位置し、その部分ではメ サ形構造の隆起によっても絶縁層のトポロジーに影響が及ぼされない。換言すれ ば、第2の補助層の構造化により第2の補助層の一部分が除去され、その部分で は第2の補助層の表面が第1の補助層の表面の上に配置されている。第2の補助 層の構造化後、第1の補助層の表面と第2の補助層の表面は、どこでも同じ高さ に位置する。 続いて絶縁層の化学機械的研磨により、第1の補助層の表面が露出される。そ の際、第1の補助層と第2の補助層はエッチストップとしてはたらく。 ついで第1の補助層と第2の補助層をマスクとして使用して、チャネル領域の 側壁がほとんど露出するま で絶縁層がエッチングされる。チャネル領域下方では絶縁層はエッチングされず 、その結果、メサ形構造の側壁において絶縁層は下部ソース/ドレイン領域とチ ャネル領域との間の境界面まで達することになる。そして、露出したチャネル領 域側壁にゲート誘電体が形成される。 さらに、絶縁層とメサ形構造との間のスペースを充填する導電層が形成される 。絶縁層とメサ形構造との間のスペースは、絶縁層を下部ソース/ドレイン領域 の上部境界面までエッチングすることにより生じる。次に導電層のエッチバック により、ゲート電極が形成される。 有利には第2の補助層は、絶縁層の表面が付加的に第2の領域でも露出するよ う構造化される。チャネル領域側壁が露出するよう絶縁層をエッチングする際、 絶縁層は第2の領域でもエッチングされ、その結果、第2の領域と第1の領域に おいてつながった開口部が生じることになる。導電層の形成にあたり、この開口 部がほとんど満たされる。したがって、導電層のエッチバックにより形成された ゲート電極は、開口部の横断面を有することになる。あとのプロセスにおいて、 第2の領域にこのゲート電極のためのコンタクトホールが形成される。 第2の補助層の構造化にあたり第2の領域に補助構造を設けると格別有利であ り、絶縁層構造化時にこの 補助構造によって開口部内に絶縁層の材料から成るアイランドが形成される。第 2の領域内で、開口部つまりはゲート電極は格子状の断面を有している。このよ うにすれば、導電層により開口部を充填するために開口部の寸法に相応する導電 層の厚さで十分になる。しかも第2の領域においてゲート電極が格子状の断面を 有することの利点は、ゲート電極へのコンタクトホールを開ける際に調整がクリ ティカルなものにはならないことである。なお、第2の領域内の対向する各アイ ランド間の間隔が、メサ形構造の側壁と第1の領域内の絶縁層の対向する側壁と の間の間隔よりも大きくならないよう、アイランドを配置すると有利である。こ れによって、必要とされる導電層の厚みが低減される。 さらに本発明によれば、第1の補助層と第2の補助層を除去する前に第3の補 助層が被着される。そしてこの第3の補助層に対し、第1の補助層と第2の補助 層を選択的にエッチングすることができる。その際、第3の補助層は、第1の補 助層が露出し第2の領域がこの第3の補助層によって覆われるように構造化され る。このようにして、メサ形構造表面に配置されている第1の補助層を除去する ことができる一方、シリコンアイランド表面における第2の領域内では第2の補 助層がそのまま残される。このことで構造の製造にあたり、下部ソース/ドレイ ン領域の端子領域とゲート 電極へのコンタクトホールを別個にエッチングすることができる。このため第2 の領域内のアイランドの部分で絶縁層がエッチングされてしまうのが回避され、 この場合、それがエッチングされてしまうと、半導体基板とゲート電極との間で 短絡の発生するおそれがある。 さらに本発明によれば、第1の補助層と第2の補助層はSi34を有しており 、第3の補助層は、それが設けられているならば、ポリシリコンを有している。 導電層は、ドーピングされたポリシリコン、金属シリサイド、金属および/また はそれらの材料の組み合わせを有するが、導電層のためにゲート電極に有用な材 料が適している。 本発明の別の実施形態によれば、絶縁層は化学機械的研磨により第1の補助層 の高さまで削られ、ついでエッチバックにより構造化され、絶縁構造が形成され る。この絶縁構造はメサ形構造の側方に配置され、その厚さは下部ソース/ドレ イン領域の高さにほぼ等しい。この場合、チャネル領域の側壁にゲート誘電体が 形成される。ゲート電極を形成するために導電層がデポジットされ、構造化され る。この場合、導電層において、チャネル領域上方のメサ形構造の側壁またはメ サ形構造表面に配置された部分が除去される。さらに、ゲート電極を覆う別の絶 縁層が被着される。 本発明によれば、前述の絶縁層そしてこの別の絶縁 層および/または絶縁充填物はSiO2を有しており、第1の補助層はシリコン 窒化物を有している。導電層のためには、ゲート電極として一般的なあらゆる材 料が適しており、たとえばドーピングされたポリシリコン、金属シリサイド、金 属および/またはそれらの材料の組み合わせが適している。 次に、図面を参照しながら実施例に基づき本発明について詳しく説明する。 図1は、半導体層列と第1の補助層を有する半導体基板を示す図である。 図2は、半導体層列の構造化によりメサ形構造が形成され、このメサ形構造の 側壁にスペーサが形成され、さらに端子領域が形成された後の半導体基板を示す 図である。 図3は、絶縁層が被着され、さらに第2の補助層が被着され構造化された後の 半導体基板を示す図である。 図4は、図3を上から見た平面図である。 図5は、絶縁層が平坦化された後の半導体基板断面図である。 図6は、メサ形構造の側壁が部分的に露出され、露出したメサ形構造側壁にゲ ート誘電体が形成された後の半導体基板の断面図である。 図7は、ゲート電極が形成された後の半導体基板断面図である。 図8は、ゲート電極表面に金属シリサイド層が形成され、第1および第2の補 助層のところで終わる高さをもつ絶縁充填物がゲート電極上部に形成され、さら に第3の補助層がデポジットされ、構造化された後の半導体基板を示す図である 。 図9は、コンタクトが形成された後の半導体基板断面図である。 図10は、最上部層として第1の補助層をもつメサ形構造と半導体基板中の端 子領域を備えた半導体基板断面図である。 図11は、端子領域表面に金属シリサイド層が形成され、絶縁層が形成された 後の半導体基板断面図であって、この場合、絶縁層はメサ形構造よりも厚く、第 1の補助層がデポジットされ、ついで平坦化される。 図12は、絶縁層がエッチバックされ、メサ形構造側壁にゲート誘電体が形成 された後の半導体基板断面図である。 図13は、露出したメサ形構造の高さよりも大きい厚さの別の絶縁層が形成さ れ、この別の絶縁層が平坦化された後の半導体基板断面図である。 図14は、絶縁層がエッチバックされた後の半導体基板断面図である。 図15は、第1の補助層が除去され、メサ形構造の露出した表面に金属シリサ イドが形成され、さらにコンタクトが形成された後の半導体基板を示す図である 。 基板1たとえば単結晶シリコンウェハまたはSOI基板の単結晶シリコン層上 には第1のシリコン層2、第2のシリコン層3および第3のシリコン層4が配置 されている。この場合、第1のシリコン層2、第2のシリコン層3および第3の シリコン層4はそれぞれ、Si22Cl2,B26,AsH3,PH3,HCl, H2を含むプロセスガスを使用し、700℃〜950℃の温度範囲ならびに10 0〜10000Paの圧力範囲で、その場的にドーピングされたエピタキシによ り形成される。第1のシリコン層2は、5×1019cm-3のドーパント濃度をも つn形ドーピングされたシリコンから、200nmの厚さで形成される。第2の シリコン層3は1018cm-3のドーパント濃度をもつp形ドーピングされたシリ コンから、100nmの厚さで形成される。第3のシリコン層4は、5×1019 cm-3のドーパント濃度をもつn形ドーピングされたシリコンから、100nm の厚さで形成される。ドーパントとしては、n形ドーピングされたシリコンには ヒ素またはリンが用いられ、p形ドーピングされたシリコンにはホウ素が用いら れる(図1参照)。 第3のシリコン層4上には第1の補助層5が取り付けられる。この第1の補助 層5は、厚さ200nmのシリコン窒化物によって形成される。 次に、ホトリソグラフィプロセスステップを使用して、第1の補助層5、第3 のシリコン層4、第2のシリコン層3および第1のシリコン層2が、たとえば( 窒化物のためには)CHF3,O2を用い(シリコンのためには)HBr,NF3 ,He,O2を用いて、異方性ドライエッチングにより構造化される(図2参照 )。この構造化にあたり、F=0.6μmという最小リソグラフィ寸法と、0. 2μmという最大ミスアライメントが用いられる。エッチングは約100nm、 基板1に対して施され、その結果、メサ形構造6の外側で第1のシリコン層2も 除去される。メサ形構造6は、基板1の表面に対し平行にF×Fの断面を有する 。 メサ形構造6の形成によって、第1のシリコン層2から下部ソース/ドレイン 領域2’が形成され、第2のシリコン層3からチャネル領域3’が、さらに第3 のシリコン層4から上部ソース/ドレイン領域4’が形成される。 次にメサ形構造6の側壁に、50nmの厚さのSiO2スペーサ7が設けられ る。たとえば5×1015cm-2のドーズ量および40keVのエネルギーでヒ素 によるインプランテーションを行うことにより、メサ形構造6の側方においてメ サ形構造をリング状に取り囲む端子領域8が半導体基板1に形成される(図2参 照)。 SiO2スペーサ7を除去した後、SiO2から成り実質的にコンフォーマルな 段差被覆性を有する絶縁層9が、面全体にわたり被着される(図3参照)。絶縁 層9は、下部ソース/ドレイン領域2’、チャネル領域3’および上部ソース/ ドレイン領域4’を有するメサ形構造6の高さに対応する厚さで形成される。し たがって絶縁層9の厚さはたとえば500nmになる。 次に、Si34から成る第2の補助層10が被着され、SiO2に対し選択的 に構造化される。第2の補助層10は第1の補助層5と実質的に同じ厚さを有し ており、つまりたとえば200nmの厚さを有している。第2の補助層10の構 造化は、絶縁層9の表面が第1の領域11内で露出されるようにして行われ、こ の第1の領域はメサ形構造6と側方でオーバラップし、その横方向の寸法は絶縁 層9の層厚の少なくとも2倍の大きさだけ、メサ形構造6の対応する横方向寸法 よりも大きい。さらに絶縁層9の表面は、第1の領域11と隣接する第2の領域 12内で露出される。第2の領域12内には、第2の補助層10の構造化によっ て第2の補助層10のアイランド状の部分が残されている(図3および図4に描 かれた図3の平面図を参照、ここで第1の領域11と第2の領域12は対応する 参照符号とともに両方向矢印として示されている)。図3に示されている図4の 断面部分は、図4にII I−IIIによって表されている。また、図4には、絶縁層9のトポロジーがそ の下に配置されたメサ形構造6ゆえに変化している領域が、破線によって描かれ ている。さらにこの平面図には、メサ形構造6の見えない断面が破線で描かれて いる。 次に、絶縁層9が化学機械的研磨によって平坦化される。その際、第1の補助 層5の上に配置されている絶縁層9の一部分が除去される。この場合、シリコン 窒化物から成る第1の補助層5と第2の補助層10は、エッチストップとしては たらく。したがって絶縁層9の層の浸食は、第1の補助層5または第2の補助層 10の表面に到達するとただちに終了する(図5参照)。続いて、第2の補助層 10の一部分と絶縁層9との間に残ったギャップが、SiO2層のコンフォーマ ルなデポジットと構造化により、絶縁充填物13により充填される。 第1の補助層5と第2の補助層10をエッチマスクとして使用することで、絶 縁層9と絶縁充填物13がエッチングされる。このエッチングはたとえばC48 を用い、シリコン窒化物に対し選択的に行われる。この場合、エッチング時間に よってエッチングの深さが決まる。絶縁層9は、上部ソース/ドレイン領域4’ とチャネル領域3’の側壁が露出するまで行われる(図6参照)。これに対し下 部ソース/ドレイン領域2’の側壁は、絶縁層9によって覆われたままである 。その後、熱酸化により、チャネル領域3’と上部ソース/ドレイン領域4’の 露出した側壁に、たとえばSiO2から成るゲート誘電体14がたとえば5nm の層厚で形成される。 次に、絶縁層9のエッチングにあたり生じた開口部内に、たとえば400nm の厚さのn形ドーピングされたポリシリコン層をデポジットし、ついで化学機械 的研磨によってそのポリシリコン層を平坦化し、さらにHBr,Cl2,He, O2により異方性エッチバックすることで、ゲート電極15が形成される。ゲー ト電極15により、上記の開口部の底部全体が覆われる。これはチャネル領域3 ’の高さに応じて、たとえば100nmの高さを有する(図7参照)。 ドーピングされたポリシリコン層の平坦化にあたり、それぞれシリコン窒化物 を含む第1の補助層5と第2の補助層10は、やはり規定されたエッチストップ として用いられる。これによりゲート電極15の高さを異方性エッチングの持続 時間によって、たとえば100nmというチャネル長に相応する厚さに合わせて 、精確に設定することができる。 次に、内部にゲート電極15の形成された開口部の側縁に、たとえばSiO2 から成る絶縁スペーサ16が形成される。絶縁スペーサ16は、50nmの厚さ のSiO2層をコンフォーマルにデポジットし、ついでシリコンとシリコン窒化 物に対し選択的にたとえば CHF3,O2を用いて異方性エッチバックすることによって形成される。 その後、セルフアライメントされたシリサイド化により、ゲート電極15にシ リサイド端子17が設けられる(図8参照)。この目的でたとえば面全体にわた りチタン層が被着され、この層は後続の熱処理プロセスで、その下に位置するゲ ート電極15のシリコンとともにシリサイド端子17を成す。これに対し、チタ ンは窒化シリコンまたは酸化シリコンとは反応せず、したがってその後、シリサ イド端子17に対し選択的にそれを除去することができる。 次に、各絶縁スペーサ16の間のシリサイド端子17の上方の領域に、たとえ ばSiO2から成る絶縁充填物18が設けられる。この絶縁充填物18は、第1 の補助層5および第2に補助層10の高さで終わっている(図8参照)。絶縁充 填物18を形成するために、たとえば300nmの厚さで面全体にわたり別の絶 縁層がデポジットされる。この層から、化学機械的研磨を用いた平坦化によって 絶縁充填物18が形成される。第1の補助層5と第2の補助層10は、ここでも エッチストップとしてはたらく。 さらに、たとえばポリシリコンから成る第3の補助層19が100nmの厚さ で形成されて構造化され、この第3の補助層19が第2の領域12内で第2の補 助層10を覆うようになる(図4および図8参照)。 これに続いて、第1の補助層5と第2の補助層10が、それらが第3の補助層 19によって覆われていなければ、SiO2とシリコンに対し選択的にたとえば 熱いH3PO4によって除去される。その際、上部ソース/ドレイン領域4’の表 面が露出する。換言すれば、上部ソース/ドレイン領域4’へのコンタクトがセ ルフアライメントされて開けられる。 第3の補助層19が除去された後、ホトリソグラフィプロセスステップを使用 して端子領域8への、ならびにゲート電極15のシリサイド端子へのコンタクト ホールが開けられる。この場合、端子領域9、上部ソース/ドレイン領域4’お よびゲート電極15の端子領域17へのコンタクト20が、有利にはAl Si (1%)Cu(0.5%)から成る金属層の形成と構造化により形成される(図 9参照)。ゲート電極15のシリサイド端子17へのコンタクトホールを開ける 際、第2の領域に残された第2の補助層10の一部分によって、第2の補助層1 0のアイランドの下に位置する絶縁層9の部分がエッチングされてしまうことが 回避される。絶縁層9のこの部分は、端子領域8へのコンタクトホールが形成さ れる領域の絶縁層9と同じ厚さを有するので、このことによってゲート電極15 と端子領域8との短絡が避けられる。また、ゲート電極15へのコンタクト20 の領域内にアイランドが設けられることで、メサ形構造6とアイランドが最小 リソグラフィ寸法Fの領域のサイズであっても、いっそう大きいコンタクトホー ルが可能となる。このようにして、ゲート電極15へのコンタクトの横断面をそ の電気的特性に関して最適化することができる。 ゲート電極15と端子領域8との短絡を危惧しなくてもよいようにプロセスを 精確に実施するならば、ゲート電極15へのコンタクトの領域内で第2の補助層 10を保護する第3の補助層19を使用しなくてもよい。 別の実施例によれば、基板21たとえば単結晶シリコンウェハまたはSOI基 板の単結晶シリコン層の上にメサ形構造22が形成され、これは垂直方向に上下 に連なって下部ソース/ドレイン領域23、チャネル領域24および上部ソース /ドレイン領域25を有している。下部ソース/ドレイン領域23は、5×1019 cm-3のドーパント濃度で100nmの厚さのn形ドーピングシリコンを有し ている。チャネル領域24は、1018cm-3で100nmの厚さのp形ドーピン グシリコンを有している。上部ソース/ドレイン領域25は、5×1019cm-3 で200nmの厚さのn形ドーピングシリコンを有している。また、ドーパント として、n形ドーピングシリコンについてはヒ素またはリンが、p形ドーピング シリコンについてはホウ素が用いられる(図10参照)。 メサ形構造22を形成するために第1の実施例と同 様、n形ドーピングされた第1のシリコン層と、p形ドーピングされた第2のシ リコン層と、n形ドーピングされた第3のシリコン層が、Si22Cl2,B26 ,AsH3,PH3,HCl,H2を用いてエピタキシャル成長により形成される 。択一的に、インプランテーションおよびアニーリングによって、この半導体層 列を形成してもよい。補助層26を被着させた後、メサ形構造22を形成するた め層列と補助層26が異方性エッチングにより構造化される。メサ形構造22は 実質的に正方形の断面をもち0.6μmのチャネル長で形成される。この場合、 使用されるリソグラフィは、F=0.6μmの最小リソグラフィ寸法と0.2μ mの最大ミスアライメントを有する。 メサ形構造22を形成するための異方性エッチングは、下部ソース/ドレイン 領域23を形成する際に第3のシリコン層も確実に分断されるまで続けられる。 異方性エッチングはたとえば(窒化物に対しては)CHF3,O2により行われ、 (シリコンに対しては)HBr,NF3,He,O2により行われる。 これに続いて、メサ形構造22の側縁にSiO2スペーサが設けられる(図1 0参照)。このSiO2スペーサ27はたとえば、厚さ50nmでSiO2層をデ ポジットし、ついで異方性エッチバックを行うことにより形成される。下部ソー ス/ドレイン領域23のための端子領域28を形成するため、次に40KeV および5×1015cm-2でヒ素を用いてインプランテーションが実行される。そ してたとえば1000℃で10秒間熱処理を行うことによって、ドーパントが活 性化される。その後、端子領域28の表面に、セルフアライメントされたシリサ イド形成によりシリサイド端子29が形成される。このシリサイド端子29は、 たとえばTiSi2により形成される。これは、端子領域28と下部ソース/ド レイン領域23の直列抵抗の低減に用いられる。また、端子領域28はメサ形構 造22をリング状に取り囲んでいる。 次に面全体にわたり絶縁層30が被着され、この絶縁層の厚さはメサ形構造2 2と補助層26を合わせた高さよりも大きい。たとえば絶縁層30は600nm の厚さを有する。そして化学機械的研磨により、絶縁層30が平坦化される。そ の際、シリコン窒化物から成る補助層26はエッチストップとして用いられる( 図11参照)。 窒化物に対し選択的に絶縁層30は、高さに関して下部ソース/ドレイン領域 23の高さで終わる絶縁構造31が生じるまでエッチングされる(図12参照) 。このエッチングはたとえば、NHF4,HFを用いたウェットエッチングによ って実行される。絶縁層30は平坦化された後では、補助層26の高さで終わっ ており、化学機械的研磨により平坦化されたので、絶縁構造31形成時のエッチ ングの深さを、エッチング 時間によって精確にコントロールすることができる。その際、チャネル領域24 と上部ソース/ドレイン領域25の側縁が露出する。 ついでチャネル領域24と上部ソース/ドレイン領域25の側縁に熱酸化によ り、たとえば5nmの厚さのゲート誘電体32が形跡される(図12参照)。 その後、ドーピングされたポリシリコン層33が形成される。ドーピングされ たポリシリコン層33は、チャネル領域24と上部ソース/ドレイン領域と補助 層26の合計に少なくとも相応する厚さを有している。したがってドーピングさ れたポリシリコン33はたとえば、500nmの厚さを有する。このドーピング されたポリシリコン層33は、化学機械的研磨により平坦化される。その際、補 助層26はエッチストップとしてはたらく。HBr,Cl2,He,O2を用いて シリコン窒化物とシリコン酸化物に対し選択的にエッチングを行うことで、ドー ピングされたポリシリコン層33がエッチバックされる。これによってゲート電 極層33’が形成され、その高さはチャネル領域24の高さに相応する。したが って、ゲート電極層33’は100nmの高さを有する(図14参照)。 次に、ホトリソグラフィプロセスステップを使用してゲート電極層33’が構 造化され、この場合、側方で制限されたゲート電極33”が形成される。その際 に用いられるホトレジストマスクの調整しだいで、ゲ ート電極33”はメサ形構造22をリング状に取り囲むかまたは、メサ形構造2 2の側縁の一部分に沿ってのみ配置される。ホトレジストマスクとメサ形構造2 2をこのようにオーバラップさせることで、トランジスタ幅を最小構造サイズF よりも下げることができる。 ゲート電極33”は、別の絶縁構造34によって覆われる。この別の絶縁構造 34の形成のために、たとえばSiO2から成る別の絶縁層が形成され、この層 はメサ形構造22および補助層26よりも突き出ている。そしてこの別の絶縁層 の平坦化とエッチバックによって、別の絶縁構造34が形成される。ついでSi O2とシリコンに対し選択的に補助層26が、たとえば熱いH3PO4により除去 される。これによって、上部ソース/ドレイン領域25の表面が露出する(図1 5参照)。次に上部ソース/ドレイン領域25の露出した表面に、たとえばTi Si2から成るシリサイド端子領域35が設けられる。このシリサイド端子領域 35は、たとえばセルフアライメントされたシリサイド化プロセスによりチタン から形成される。端子領域28のシリサイド端子29とゲート電極33”のため に、上記の別の絶縁構造34に、あるいは上記の別の絶縁構造34と絶縁構造3 1とに、コンタクトホールが開けられてコンタクト36が設けられる。1つのコ ンタクト36は、上部ソース/ドレイン領域25の シリサイド端子35のために形成される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年2月10日(1999.2.10) 【補正内容】 請求の範囲 1.バーティカルMOSトランジスタの製造方法において、 半導体基板の主表面上に半導体層列を被着して構造化することにより、下部 ソース/ドレイン領域、チャネル領域および上部ソース/ドレイン領域を有する メサ形構造を形成し、 前記半導体層列上に第1の補助層を被着し、該第1の補助層を前記半導体層 列といっしよに構造化し、 前記メサ形構造の側方で半導体基板中に下部ソース/ドレイン領域のための 端子領域を形成し、 少なくとも下部ソース/ドレイン領域の側壁をほとんど覆う絶縁構造を形成 し、 チャネル領域の側壁にゲート誘電体とゲート電極を形成し、該ゲート電極の 高さは前記チャネル領域の高さとほぼ等しく、 絶縁構造を形成するため絶縁層を被着し、該絶縁層の厚さは前記半導体層列 の厚さよりも大きいかまたは等しく、該絶縁層を化学機械的研磨により前記第1 の補助層の高さまで平坦化し、該第1の補助層をエッチステップとしてはたらか せてさらにエッチングステップを実施し、前記チャネル領域の側壁を露出させる ことを特徴とする、 バーティカルMOSトランジスタの製造方法。 2.前記端子領域を形成するためインプランテーションを行って、メサ形構造の 側縁をマスクスペーサで覆う、請求項1記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング レースナー ドイツ連邦共和国 D―81739 ミュンヘ ン ハインツェルメンヒェンシュトラーセ 2 (72)発明者 ダーク ベハマー ドイツ連邦共和国 D―89079 ウルム フリードリッヒスハーフェナー シュトラ ーセ 22

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.バーティカルMOSトランジスタの製造方法において、 半導体基板の主表面上に半導体層列を被着して構造化することにより、下部 ソース/ドレイン領域、チャネル領域および上部ソース/ドレイン領域を有する メサ形構造を形成し、 前記半導体層列上に第1の補助層を被着し、該第1の補助層を前記半導体層 列といっしよに構造化し、 前記メサ形構造の側方で半導体基板中に下部ソース/ドレイン領域のための 端子領域を形成し、 少なくとも下部ソース/ドレイン領域の側壁をほとんど覆う絶縁構造を形成 し、 チャネル領域の側壁にゲート誘電体とゲート電極を形成し、該ゲート電極の 高さは前記チャネル領域の高さとほぼ等しく、 絶縁構造を形成するため絶縁層を被着し、該絶縁層の厚さは前記半導体層列 の厚さよりも大きいかまたは等しく、該絶縁層を化学機械的研磨により平坦化す ることを特徴とする、 バーティカルMOSトランジスタの製造方法。 2.前記端子領域を形成するためインプランテーションを行って、メサ形構造の 側縁をマスクスペーサで 覆う、請求項1記載の方法。 3.絶縁層を実質的にコンフォーマルな段差被覆性で被着し、該絶縁の厚さは半 導体層列の厚さにほぼ等しく、 第2の補助層を被覆し、該補助層は前記第1の補助層と同じエッチング特性 およびほぼ同じ厚さを有し、 第2の補助層を構造化して、前記絶縁層の表面を少なくとも第1の領域で露 出させ、該第1の領域は前記メサ形構造と側方でオーバラップし、該領域の横方 向の寸法は前記メサ形構造の対応する横方向の寸法よりも少なくとも前記絶縁層 の層厚の2倍だけ大きく、 前記絶縁層の化学機械的研磨により、前記第1の補助層の表面を露出させ、 前記の第1の補助層と第2の補助層をマスクとして使用して、チャネル領域 の側壁がほとんど露出するよう前記絶縁層をエッチングし、 前記チャネル領域の側壁にゲート誘電体を形成し、 前記の絶縁層とメサ形構造との間のスペースを実質的に満たす導電層を形成 し、 該導電層のエッチバックによりゲート電極を形成する、 請求項1または2記載の方法。 4.前記第2の補助層の構造化にあたり前記絶縁層の表面を、前記第1の領域と 接する第2の領域で付加的に露出させ、 前記チャネル領域の側壁の露出にあたり、第1の領域と第2の領域において つながった開口部が生じるよう、絶縁層を第2の領域でもエッチングし、 該開口部を前記導電層によって実質的に満たし、 ゲート電極形成後、前記の第1の領域と第2の領域に絶縁充填物を設け、 前記の第1の補助層と第2の補助層を、絶縁層および絶縁充填物に対し選択 的に除去し、上部ソース/ドレイン領域の表面を露出させ、 前記第2の領域においてゲート電極へのコンタクトホールを開ける、 請求項3記載の方法。 5.前記の第1の補助層と第2の補助層を除去する前に第3の補助層を被着し、 該第3の補助層に対し前記の第1の補助層と第2の補助層を選択的にエッチング 可能であり、該第3の補助層を、第1の補助層が露出し第2の補助層が第3の補 助層で覆われるよう構造化する、請求項4記載の方法。 6.前記の第1の補助層と第2の補助層はシリコン窒化物を有し、前記第3の補 助層はポリシリコンを有し、前記の絶縁層と絶縁充填物はシリコン酸化物を有し 、前記導電層はドーピングされたポリシリコン を有する、請求項3〜5のいずれか1項記載の方法。 7.前記端子領域および/またはゲート電極および/または上部ソース/ドレイ ン領域の表面に金属シリサイドを設ける、請求項6記載の方法。 8.前記絶縁層を化学機械的研磨およびエッチングにより構造化して絶縁構造を 形成し、該絶縁構造は前記メサ形構造の側方に配置され、該絶縁構造の厚さは前 記下部ソース/ドレイン領域の高さとほぼ等しく、 前記チャネル領域の側壁を露出させてゲート誘電体を設け、 前記ゲート電極を形成するために導電層をデポジットして構造化し、 ゲート電極を覆う別の絶縁層を被着させ、 前記の端子領域、ゲート電極および上部ソース/ドレイン領域へのコンタク トを形成する、 請求項1または2記載の方法。 9.前記の絶縁層、別の絶縁層および/または絶縁充填物はシリコン酸化物を有 し、前記第1の補助層はシリコン窒化物を有し、前記導電層はドーピングされた ポリシリコンを有する、請求項8記載の方法。 10.前記の端子領域および/またはゲート電極および/または上部ソース/ドレ イン領域の表面に金属シリサイドを設ける、請求項9記載の方法。
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