JP2001514824A - 電気通信接続の確立 - Google Patents

電気通信接続の確立

Info

Publication number
JP2001514824A
JP2001514824A JP53949998A JP53949998A JP2001514824A JP 2001514824 A JP2001514824 A JP 2001514824A JP 53949998 A JP53949998 A JP 53949998A JP 53949998 A JP53949998 A JP 53949998A JP 2001514824 A JP2001514824 A JP 2001514824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time slot
frame
slot number
time
delay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP53949998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4210335B2 (ja
Inventor
オルソン,フレドリク
リンドバーグ,ミカエル
ハンソン,ウルフ
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2001514824A publication Critical patent/JP2001514824A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4210335B2 publication Critical patent/JP4210335B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/06Time-space-time switching
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13208Inverse multiplexing, channel bonding, e.g. TSSI aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13392Channels assigned according to rules

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、シーケンス及びフレームの完全さが保持されるように、スイッチ又はスイッチ段において異なるタイム・スロット間で接続に関係するユーザ・データをスイッチングする方法及び装置に関する。本発明によれば、スイッチにおける1以上の制御メモリの記憶位置形式による分配情報を決定するために効果的なアルゴリズムが利用される。これらのユーザ・データが前記スイッチ又はスイッチ段を通じて同一の相互的な時間順序を保持するように、前記アルゴリズムからの前記分配情報に従って、ユーザ・データがスイッチングされることになる。前記アルゴリズムにより決定された分配情報は、シーケンスの完全さを保証すると同時に、前記スイッチ及び/又はスイッチ段を通るユーザ・データの遅延を最小化する。前記アルゴリズムは、更に、一つのフレーム内の入タイム・スロットに関係するデータが同一フレーム内の出タイム・スロットに割り当てられるように、いくつかのデータを遅延させる制御情報を遅延値形式により発生する。

Description

【発明の詳細な説明】 電気通信接続の確立 発明の技術分野 本発明は、スイッチ又はスイッチ段を通るユーザ・データのスイッチングに関 する。特に、本発明は、スイッチ又はスイッチ段における異なるタイム・スロッ ト間の接続に関係するユーザ・データをスイッチングする方法及び装置に関する 。 発明の背景 ディジタル・スイッチを通ってスイッチングされるユーザ・データは、チャネ ル、いわゆる接続に属する。スイッチでは、スイッチにおけるそれぞれの入力に よる各接続から発生するユーザ・データは、スイッチにおけるそれぞれの選択可 能出力へスイッチングされる。これに対する接続で使用される技術は回路スイッ チングである。回路スイッチングにおいて共通のスイッチ構造は、「時空間時間 “Time Space Time” (TST)」と呼ばれている。この構造 を有するスイッチでは、複数の時間スイッチ段が空間スイッチ段に接続される。 ユーザ・データは、まず入時間スイッチ段、次に空間スイッチ段、最後に出時間 スイッチ段を通ってスイッチングされる。 TST構造のスイッチを通ってスイッチングされるいくつかの接続からのユー ザ・データは、時多重化により多重化される。時多重化では、ユーザ・データが 複数のタイム・スロットに配置され、これらは複数のフレームに配列される。ユ ーザ・データをスイッチによりスイッチングする際は、ユーザ・データが異なる 複数のタイム・スロット及び複数のフレーム間で移動される。これは、スイッチ の時間スイッチ段において、メモリ、いわゆる通話メモリによりユーザ・データ を遅延することにより達成される。通話メモリは、ユーザ・データを記憶するた めの記憶位置を備えている。各記憶位置は、1タイム・スロットに対応し、ある 時間中に、ユーザ・データの1データ・ワード、例えば1バイトを記憶する。通 話メモリに加えて、時間スイッチ段は、制御メモリ及びタイム・スロット・カウ ンタも備えており、これらによって、通話メモリへのユーザ・データの書き込み 、 及び通話メモリからユーザ・データの読み出しが異なる複数のタイム・スロット において実行される。更に、制御メモリもそれぞれ1タイム・スロットに対応さ せた複数の記憶位置を備えている。通話メモリと同様に、タイム・スロット・カ ウンタが制御メモリ内の記憶位置を周期的にアドレス指定する。各タイム・スロ ット用に、制御メモリ内の1記憶位置がアドレス指定されて制御メモリに記憶さ れた制御情報を読み出す。続いて、制御メモリ内の制御情報が通話メモリをアド レス指定して、一方において、入時間スイッチ段からユーザ・データを読み出し 、他方において、ユーザ・データを出時間スイッチ段に書き込む。 入時間スイッチ段に到着するユーザ・データは、入タイム・スロットにより提 供される。空間スイッチ段では、入時間スイッチ段により、ユーザ・データがい わゆる内部タイム・スロットに配置される。出時間スイッチ段から出て行くユー ザ・データは、出時間スイッチ段により出タイム・スロットに配置される。空間 スイッチ段におけるコンフリクトは、内部タイム・スロットにより防止される。 制御情報は、制御システム、例えば電気通信システムの一部であるコンピュー タ・プログラム制御された制御システムにより生成される。この制御システムは スイッチに接続されている。制御メモリへの制御情報の書き込みは、制御システ ムから指令されてスイッチによりユーザ・データのスイッチングに使用されたタ イム・スロットに割り当てる。 第1の接続形式、いわゆる狭帯域接続では、各フレームの単一入タイム・スロ ットによりユーザ・データが到着する。ユーザ・データは、異なる狭帯域接続に 対して異なった遅延となる。各狭帯域接続のときは、遅延は、そのユーザ・デー タがどの入タイム・スロットによりスイッチに到着するかにより、またどの内部 タイム・スロット及び出タイム・スロットによりその狭帯域接続用ユーザ・デー タがスイッチによりスイッチングされるかによる。狭帯域接続用の入タイム・ス ロット、内部タイム・スロット及び出タイム・スロット間の相互的なタイミング 関係は、この狭帯域接続に関係するユーザ・データの遅延を決定する。 他の接続形式、いわゆる広帯域接続は、各フレームにおいていくつかのタイム ・スロットを占有する。広帯域接続に関係するユーザ・データは、個別的ないく つかの狭帯域接続としての意味では、各フレーム内のいくつかの入タイム・スロ ットにより到着し、かつスイッチによりいくつかの内部タイム・スロット、及び いくつかの出タイム・スロットにスイッチングされる。従って、広帯域接続は、 いくつかの狭帯域接続の結合として考えることができる。広帯域接続に関係する ユーザ・データは、スイッチのより異なる遅延をもって連続的にいくつかの狭帯 域接続にスイッチングされる。 この接続での問題は、広帯域接続のためにシーケンスの完全さ、いわゆるタイ ム・スロット・シーケンスの完全さ(Time Slot Sequece I ntegrity:TSSI)、及びフレームの完全さ いわゆるタイム・スロ ット・フレームの完全さ(Time Slot Frame Integrit y:TSFI)を得ることにある、即ち一方において、広帯域接続用のユーザ・ データを構成しているデータ・ワードがスイッチを通って同一の時間順序を維持 していること、また他方において、同一フレーム内の入タイム・スロットにより 到着するこれらのデータ・ワードが出タイム・スロットにおいて同一のフレーム に配置されることを保証することである。 例えばスイッチによりフレームの完全さ(TSFI)が確保されないのであれ ば、いくつかの電気通信応用におけるユーザ端末は、フレーム解析及びフレーム 再生装置を備える必要がある。これはユーザにとって好ましくないコストの増加 を意味する。 発明の概要 本発明の目的は、スイッチ又はスイッチ段を通すスイッチング接続におけるシ ーケンスの完全さ(TSSI:Time Slot Sequence Int egrity)及びフレームの完全さ(TSFI:Time Slot Fra me Integrity)を得る簡単な方法を見出すことにある。 特に、本発明の主な目的は、シーケンス及びフレームの完全さを保持するよう に、スイッチ及びスイッチ段において異なるタイム・スロット間の接続に関係す るユーザ・データをスイッチングする方法及び装置を提供することにある。 本発明の更なる目的は、ユーザ・データに関する相互的な時間順序(シーケン スの完全さ)がスイッチ又はスイッチ段を通して保持されるように、異なるタイ ム・スロット間でユーザ・データの分配を制御する情報について決定する簡単か つ効果的なアルゴリズムを提供することにある。更に、スイッチ段又は複数のス イッチ段による時間遅延は、可能な限り小さくなることが望ましい。 本発明の更なる他の目的は、フレームの完全さが保持されるように、スイッチ 又はスイッチ段を通るユーザ・データの遅延を制御し、遅延値形式により制御情 報を決定するアルゴリズムを拡張することにある。 これらの目的は、添付する請求の範囲により定義される本発明よって達成され る。 好ましくは、広帯域形式の接続に関係するユーザ・データは、一方において、 広帯域接続に割り当てられた各フレーム内の複数の内部タイム・スロットに分配 されてスイッチによりユーザ・データをスイッチングし、また他方において、前 記広帯域接続に割り当てられた各フレーム内の複数の出タイム・スロット・スイ ッチに分配されて前記スイッチにより前記ユーザ・データをスイッチングする。 本発明によれば、シーケンス及びフレームの完全さを保持することに関連して 利用された情報を判断するアルゴリズムが使用される。このアルゴリズムは、2 つの部分を含む。このアルゴリズムの第1の部分は、時間スイッチ段を通るシー ケンスの完全さを保持することに関連づけられる。前記第1の部分は、このアル ゴリズムの第2の部分との組み合わせにより、このスイッチを通るシーケンス及 びフレームの完全さを共に保持することに関連づけられる。 特に、前記アルゴリズムの第1の部分は、前記スイッチ内の制御メモリにおけ る記憶位置の形式により、分配情報を決定するために使用される。ユーザ・デー タを構成するデータ・ワードは、前記スイッチ段を通して同一の相互的な時間順 序を保持するように、前記アルゴリズムの第1の部分からの前記分配情報に従っ て、時間スイッチ段によりスイッチングされることになる。前記アルゴリズムの 第1の部分により決定された分配情報は、シーケンスの完全さを保証すると同時 に、スイッチ段によるユーザ・データの遅延を最小化する。 例としてTSTスイッチでは、シーケンスの完全さを保持するために前記アル ゴリズムの第1の部分が入時間段に適用されてもよい。次に、出時間段によるシ ーケンスの完全さを保持するために、対応するアルゴリズム部分がこの出時間段 に使用されてもよい。従って、前記アルゴリズムの第1の部分は、スイッチ段を 通して又は完全なスイッチを通してのシーケンスの完全さを保持するために、前 記アルゴリズムの第2の部分から独立して使用されてもよい。 しかしながら、好ましい実施例は、スイッチによるシーケンス及びフレームの 完全さを共に保持するために、前記アルゴリズムの第1及び第2の部分が共に適 用されることを意味する。 特に、前記アルゴリズムの第2の部分は、一つのフレーム内の入タイム・スロ ットに関連づけられたデータ・ワードが同一フレーム内の出タイム・スロットに 割り当てられるように、ユーザ・データを遅延させるために、遅延値形式による 制御情報を発生する。問題の前記スイッチ段内の制御メモリは、好ましくは、拡 張されて、この制御メモリの拡張部分に発生した遅延値が記憶される。本発明の 最良の実施例において、遅延値は1ビット/タイム・スロットからなる。 本発明の実施例によれば、スイッチのスイッチ段における通話メモリは、全部 で2フレーム内のタイム・スロット数に対応する記憶位置を含むように、拡張さ れる。これらの記憶位置は、通話メモリ内に同一サイズの2メモリ部分に配列さ れる。更に、前記時間スイッチ段には、制御情報、なかでもスイッチ段の制御メ モリにおいて発生した遅延値、及びタイム・スロット・カウンタ回路からのカウ ンタ情報の決定した部分に基づいた遅延情報を発生するために遅延制御ユニット が設けられる。この遅延情報は、各タイム・スロットについて、(通話メモリが 設けられるのは出側段か入側段かに従って)前記通話メモリの第1及び第2の部 分のうちのいずれへ/から、そのユーザ・データがスイッチングされるべきかを 制御する。ここで、前記通話メモリの第1の部分は、第1のフレームの複数のタ イム・スロットに対応し、また前記制御メモリの第2の部分は後続する第2のフ レームの複数のタイム・スロットに対応している。 従って、ユーザ・データは、フレームの完全さ(TSF1)を獲得するために 入又は出タイム・スイッチ段内で2フレームに対応する時間まで遅延され、これ によってデータ・ワードは、遅延値に従って、又は最終的に遅延制御ユニットに より発生した遅延情報に従って、最早可能(earliest possibl e)フレーム又は後続のフレームに出現するようにされる。 本発明は下記の利点を有する。 -シーケンスの完全さがスイッチ段により又はスイッチにより容易に保持され る。 -スイッチによりシーケンス及びフレームの完全さが共に保持可能とされる。 -シーケンス及びフレームの完全さを得るための遅延機構がスイッチの片側で 単に実施されるだけでよく、これによって遅延が最小化される。 -アルゴリズムにより決定される遅延情報がスイッチ段及び/又はスイッチに よるユーザ・データの遅延を最小化させる。 -遅延値形式による付加的な制御情報が1ビット/タイム・スロットにより実 現可能とされるので、ロジック実施を容易にし、かつ制御メモリに必要とされる 余分なメモリ空間を最小化する。 -メモリ・アクセ数が増加しない。 -解決方法がスイッチ構造自体に統合される。 図面の簡単な説明 ここで、図面を参照して更に本発明を詳細に説明する。 図1はTST構造及び制御システムを有する回路-スイッチング・スイッチを 概要的に示す。 図2aは本発明による制御システム及び出時間スイッチ段を有する時間スイッ チ・モジュールを示す。 図2bは本発明による制御システム及び入時間スイッチ段を有する時間スイッ チ・モジュールを示す。 図3は本発明によるタイム・スロット・カウンタ回路を示す。 図4は本発明による遅延制御ユニットを示す。 図5はどのように入タイム・スロット・ナンバーが内部タイム・スロット用の フレームの時間位相に対して正規化されるのかを説明する本発明による流れ図を 示す。 図6はどのように本発明によりオフセット変数が決定されるのかを示す。 図7aはどのように制御メモリ内の記憶位置形式による分配情報がオフセット 変数を使用することにより判断されるのかを説明する本発明による流れ図を示す 。 図7bはどのように判断されたオフセット変数がそれぞれの制御メモリ内のメ モリ位置に対する入タイム・スロット及び出タイム・スロットの分配に影響する のかを示す。 図8はどのように内部タイム・スロットが出タイム・スロット用フレームの時 間位相に対して正規化されるのかについて説明する、本発明による流れ図を示す 。 図9はどのように基準値が決定されるのかについて説明する、本発明による流 れ図を示す。 図10は基準値により表されたフレームに対して後続のフレームに関連づけら れるタイム・スロットがあるかについての判断を説明する、本発明による流れ図 を示す。 図11は出タイム・スロット用のフレーム内のそれぞれのタイム・スロット番 号に対して遅延値形式により制御情報の判断を説明する、本発明による流れ図を 示す。 図12はどのように入タイム・スロット内のユーザ・データが広帯域接続設定 の説明例による入タイム・スロット及び出タイム・スロットに分配されるのを概 要的に示す、入タイム・スロット、内部タイム・スロットのフレーム及び出タイ ム・スロットのフレームの図を示す。 実施例の説明 電話及びコンピュータのようなユーザ端末(図示なし)は、ユーザ・データを 発生し、また受信する。この「ユーザ端末」は、更にデータを発生し、また受信 する電気通信システムの内部装置、例えばトランク、トーン送信機、トーン受信 機及び会議ユニットを意味すると理解されるべきである。ユーザ・データは、例 えば8ビットのデータ・ワードからなる。1グループのユーザ端末へ又はからの ユーザ・データは、同一のいわゆるマルチプレクスによる多重化によりタイム・ スロットと呼ばれるタイム・インターバルで現れ、続いてこれらのタイム・スロ ットは、PCMフレーム又は単にフレームと呼ばれる125msのより大きなタ イム・インターバルの一部となる。ユーザ端末により発生され、また(通常は他 の)ユーザ端末により受信されるユーザ・データは、そのユーザ・データにとっ て固有な、いわゆる接続と関連づけられる。従って、マルチプレクスは、複数の 接続からのユーザ・データを含む。ある接続に関係するユーザ・データは、各フ レーム内の1以上のタイム・スロットに配列され、それぞれのフレームに対する これらタイム・スロットのタイミング関係は、連続するフレーム間で変化するこ とはない。これらのフレームは時間基準をなし、これによって、ユーザ・データ が接続に関連づけられる。 図1には、「時間-空間-時間」(Time-Space-Time)形式のいわ ゆるTSTスイッチの回路-スイッチング・スイッチ1と、このスイッチに接続 された制御システム2とを有する電話通信システムが示されている。スイッチ1 は多数の入力3.n及び多数の出力4.nを有する。簡単にするために、2つの 入力3.1、3.2及び2つの出力4.1、4.2のみが示されている。更に、 スイッチ1は、入時間スイッチ段5.n及び出時間スイッチ段6.nを含み、こ れらは、対により、時間スイッチ・モジュール7.nの一部、及び空間スイッチ 段8を形成する。簡単にするために、2つの入時間スイッチ段5.1、5.2、 及び2つの出時間スイッチ段6.1、6.2のみが示されている。 各入力3.nはそれぞれの入時間スイッチ段5.nに接続されている。各出時 間スイッチ段6.nに対しては、それぞれの出力4.nが接続されている。同じ 時間スイッチ・モジュール7.n内の入時間スイッチ段5.n及び出時間スイッ チ段6.nにそれぞれ接続されている入力3.n及び出力4.nは、通常同一グ ループのユーザ端末に関係するマルチプレクスに関連づけられる。入時間スイッ チ段からの出力9.nは空間スイッチ段8.nの入力10.nに接続される。空 間スイッチ段の出力11.nは、出時間スイッチ段6.nの入力12.nに接続 される。出力9.1、9.2、11.1、11.2及び入力10.1、10.2 、12.1、12.2に対する接続は、図によって更に明確に示されている。 図2aでは、時間スイッチ・モジュール7.n及び接続システム2が示されて いる。制御システム2は概要的に示されており、これに対して時間スイッチ・モ ジュール7.nはより詳細に示されている。時間スイッチ・モジュール7.nは 入時間スイッチ段5.n及び出時間スイッチ段6.nを備えている。マルチプレ クスが1グループのユーザ端末から到着する入力3.nは、アドレス指定ユニッ ト13に接続され、これは更に通話メモリ14に接続されている。通話メモリ1 4はアドレス指定ユニット15に接続され、これは出力9.nに接続されている 。 入力12.nはアドレス指定ユニット16に接続され、これは更に通話メモリ1 7に接続されている。通話メモリ17はアドレス指定ユニット18に接続され、 これは更に出力4.nに接続されている。制御システム2はアドレス指定ユニッ ト19及び20に接続されている。アドレス指定ユニット19は制御メモリ21 に接続されている。制御メモリ21はアドレス指定ユニット22に接続されてい る。アドレス指定ユニット22はアドレス指定ユニット15に接続されている。 アドレス指定ユニット20は制御メモリ23に接続されている。続いて、制御メ モリ23はアドレス指定ユニット24に接続されている。アドレス指定ユニット 24の出力25は、遅延制御ユニット26に接続され、これは更にアドレス指定 ユニット16に接続されている。入力27には、それ自体知られており、従って 示されていない、クロック・パルスを発生するクロックからクロック信号が来て おり、各クロック・パルスは1タイム・スロットに対応している。入力27はタ イム・スロット・カウンタ(TSC)28に接続されている。タイム・スロット ・カウンタ28は、一方において、異なる出力29,30及び31を通ってアド レス指定ユニット13、18、22、24に接続され、他方において、遅延制御 ユニット26に接続されている。 タイム・スロット・カウンタ28は、図3に更に詳細に示されている。それ自 体知られているカウンタ32を除き、タイム・スロット・カウンタ28は、更に 手段33、手段34及び手段35を含み、これらに対してカウンタ32が接続さ れている。出力29は、手段33に関連づけられ、かつアドレス指定ユニット1 3に接続されている。出力30は、一方において、手段34に関連づけられ、か つアドレス指定ユニット手段22に接続され、また他方において、アドレス指定 ユニット手段24に接続されている。出力31は、一方において、手段35に関 連づけられ、かつアドレス指定ユニット手段18に関連づけられ、また他方にお いて、遅延制御ユニット26に接続されている。手段33、34及び35の機能 は、以下で説明する。 遅延制御ユニット26は図4に更に詳細に示されている。アドレス指定ユニッ ト機能24の出力25から遅延制御ユニット26への入力36は、一方において 、第1の比較器37の第1の入力に部分的に接続され、他方において、第1の排 他 的論理和ゲート38の第1の入力に部分的に接続されている。タイム・スロット ・カウンタ28内の手段35の出力31から遅延制御ユニット26への入力39 は、一方において、手段40に接続され、他方において、第2の比較器41に接 続されている。手段40は第1の比較器37の第2の入力に接続されている。第 1の比較器37及び第2の比較器41は、第2の排他的論理和ゲート42のそれ ぞれの入力に接続されている。排他的論理和ゲート42からの出力は、第1の排 他的論理和ゲート38の第2の入力に接続されている。第1の排他的論理和ゲー ト38は更にアドレス指定ユニット遅延制御ユニット16に接続されている。更 に、アドレス指定ユニット24からの出力25は、部分的に遅延制御ユニット2 6を通ってアドレス指定ユニット16に接続されている。 再び図1及び図2aを参照すると、それぞれの接続でのユーザ・データは、入 力3.nから選択可能な出力4.nにスイッチ1によりスイッチングされる。こ の点に関して、時間スイッチ段5.n、6.nにおける時間スイッチング、及び 空間スイッチ段8における空間スイッチングが実行される。時間スイッチングは 、そのフレームに対して与えられたタイム・スロットにより時間スイッチ段5. n、6.nに到着したユーザ・データが遅延されて、時間スイッチ段5.n、6 .nからそのフレームに相対する他のタイム・スロットで出て行くことを意味す る。空間スイッチングでは、空間スイッチ段の入力10.nからその出力11. nへ直流接続のような物理的な接続が確立される。空間スイッチングは、入力1 0.n、例えば10.7(図示なし)上の空間スイッチ段8に到着したユーザ・ データが選択可能な出力11.n、例えば11.3(図示なし)から空間スイッ チ段8を出て行くことを意味する。 スイッチ1により接続に関係するユーザ・データをスイッチングする際に、ユ ーザ・データは、各フレーム内の与えられた1以上のタイム・スロット、いわゆ る入タイム・スロットにより入時間スイッチ段5.nに到着する。入タイム・ス ロットでは、ユーザ・データは通話メモリ14(図2a)に書き込まれる。この ユーザ・データは、通話メモリ14から他のタイム・スロット、いわゆる内部タ イム・スロットに読み出される。従って、内部タイム・スロットに存在するユー ザ・データは、中間空間スイッチ段8(図1)により物理的にスイッチングされ て、内部タイム・スロットにより出タイム・スイッチ段6.nの通話メモリ17 (図2a)に書き込まれる。更に他のタイム・スロット、いわゆる出タイム・ス ロットでは、ユーザ・データが通話メモリ17から読み出される。 通話メモリ14及び17へ及びこれらからユーザ・データの書き込み及び読み 出しは、アドレス指定ユニット13、15、16、18により制御され、これら は、更に、アドレス指定ユニット19、20、22、24、制御メモリ21、2 3、及び遅延制御ユニット26を通ってタイム・スロット・カウンタ28及び制 御システム2により制御される。 アドレス指定ユニット13を通ってタイム・スロット・カウンタ回路28によ り、ユーザ・データは、固定シーケンスにより、通話メモリ14内の記憶位置4 3.nに周期的に書き込まれる。通話メモリ14内の記憶位置43.nの数は、 1フレーム内のタイム・スロット数に等しい。簡単にするために、5記憶位置4 3.1〜43.5が示され(ただし、図2aでは参照番号43.1のみが示され ている)、これらは1フレーム内の5タイム・スロットに対応している。しかし ながら、実際において、各フレーム内のタイム・スロット数は、例えば、一般的 にほぼ512より大である。 各記憶位置43.nは、各フレーム内の固有の1タイム・スロットのみを表し ている。従って、1フレーム内のある入タイム・スロットより到着するユーザ・ データは、入タイム・スロットに対応する与えられた記憶位置43.nに記憶さ れる。通話メモリ17から出タイム・スロットへのユーザ・データの読み出しは 、同様にして実行される。しかしながら、通話メモリ17には、通話メモリ14 の2倍の記憶位置44.n、即ち2フレーム内のタイム・スロットと同数の記憶 位置44.nがある。通話メモリ17、10には、記憶位置44.1〜44.1 0(ただし、図2aには参照番号44.1のみが示されている)が示されている 。ユーザ・データの読み出しは、各タイム・スロットが2つ置きのフレームによ り与えられた出タイム・スロットを表すように、固定シーケンスにより周期的に 、各出タイム・スロットに1記憶位置44.nで、実行される。従って、ユーザ ・データは、最早可能出フレーム(earliest possible ou tgoing frame)内、又は後続の出フレーム内のタイム・スロッ トにスイッチ可能にされる。 記憶位置44.nが割り当てられたユーザ・データは、ユーザ・データを書き 込む時点でタイム・スロット・カウンタ28の値に従って、2フレームに対応す る時間まで選択的に遅延可能にされると共に、この記憶位置44.n(アドレス 指定ユニット16に対するアドレス指定情報)にユーザ・データの書き込みが実 行される。 ここで、図3を参照する。タイム・スロット・カウンタ28の一部分を形成す るカウンタ32は、異なるカウンタ値を採用するように、カウンタ・シーケンス の中で異なる状態を周期的に取る。カウンタ32により取られる異なるカウンタ 値の数は、2フレーム内のタイム・スロット・ナンバーに等しい。2フレーム内 の各タイム・スロットのために、固有のカウンタ値が採用される。 手段33及び35では、カウンタ値からのいわゆるオフセットを有する値が発 生される。それぞれの手段33及び35では、位相値と呼ばれる値が各カウンタ 値に対して発生される。手段33により得られた位相値は、カウンタ値と比較し た差を有し、内部タイム・スロット用のフレームと入タイム・スロット用のフレ ームとの間の位相差を表している。手段35により得られた出力31における位 相値は、カウンタ値と比較した差を有し、出タイム・スロット用のフレームと内 部タイム・スロット用のフレームとの間の位相差を表している。以下では、出力 31での位相値は、更に出位相値とも呼ばれる。スイッチは、これらの位相値に より、入タイム・スロット用のフレーム、内部タイム・スロット用のフレーム及 び出タイム・スロット用のフレーム間の相互的な位相差を処理する。 手段33及び34では、カウンタ値とフレーム内のタイム・スロット・ナンバ ーを表す値との間でモジュロ演算が実行される。モジュロ演算により、数が1フ レーム内のタイム・スロット・ナンバーに等しいが、しかしカウンタ32から各 カウンタ・シーケンスに対して2回繰り返されるカウンタ値読み出しの1シーケ ンスは、手段34の出力30に周期的に発生される。手段33では、位相値と1 フレーム内のタイム・スロット・ナンバーを表す値との間のモジュロ演算が実行 される。このようにして、オフセットを除き、手段34からのカウンタ値と同一 のカウンタ値が手段33の出力29に発生される。実際において、モジュロ演算 は、カウンタ値及び位相値の最上位ビットが除去されることを意味する。 制御システム2(図1及び2a)により、スイッチ1を制御する制御情報が発 生される。この制御情報は、一方において、例えば12ビットのデータ・ワード 、また他方において単一ビットのデータ・ワードを備えている。これらのデータ ・ワードは、制御メモリ21及び23内の記憶位置45.n及び46.nにそれ ぞれ書き込まれ、かつ複数の単一ビットが制御メモリ23内の記憶位置47.n (1ビット/記憶位置47.n)に書き込まれてスイッチ1を制御する。記憶位 置47.n内のビットは、以下,遅延値又は遅延ビットと呼ばれる。従って、そ れぞれの形式の記憶位置45.n、46.n)47.nの数は、フレーム内のタ イム・スロット・ナンバーに等しい。従って、各形式の記憶位置45.n、46 .n、47.nの数は、5に等しい。制御情報は、アドレス指定ユニット22、 24を通してタイム・スロット・カウンタ28により、それぞれの制御メモリ2 1、23における記憶位置45.n、46.n、47.nから各タイム・スロッ トに読み出される。読み出しは、1フレーム内のそれぞれのタイム・スロットに 対して固有の1記憶位置45.n、46.n、47.nが固定シーケンスにより 周期的に実行される。従って、各記憶位置45.n、46.n、47.nは暗黙 のうちに各フレーム内の1タイム・スロットのみに対応する。 通話メモリ内のいずれの記憶位置からユーザ・データが読み出されるべきかを 表し、かつこのようにして内部タイム・スロット内に存在する制御情報は、各タ イム・スロト内の制御メモリ21から読み出される。一方において、フレーム内 のいずれの出タイム・スロットにユーザ・データの読み出しが実行されるべきか 、また他方において、ユーザ・データが第1の可能フレームから読み出されるべ きか、又は1付加フレーム遅延されるべきかを表す制御情報は、各内部タイム・ スロット内の制御メモリ23から読み出される。 遅延制御ユニット26(図4)は、通話メモリ17にユーザ・データを書き込 むために、アドレス指定ユニット24を介して制御メモリ23からの制御情報か ら、及びタイム・スロット・カウンタ28からの制御情報から、アドレス指定ユ ニット16へアドレス指定情報を発生する。ユニット26において、制御メモリ 23からの制御情報は、タイム・スロット・カウンタ28からの情報と比較され る。比較結果は、アドレス指定ユニット16を介して、通話メモリ17の第1の 部分48又は通話メモリ17の第2の部分49内の記憶位置44.nに書き込ま れているユーザ・データとなる。 遅延制御ユニット26は、入力36において制御メモリ23内の記憶位置46 .n、47.nから制御情報を受け取る。記憶位置46.n内の制御情報は、ア ドレス指定ユニット16に直接印加され、かつアドレス指定情報の第1の部分5 0を形成する。記憶位置46.n内の制御情報は、第1の比較器37の第1の入 力にも印加される。入力39はユニット35から位相値が供給され、更にこれが アドレス指定ユニット18を制御してユーザ・データを出タイム・スロットに読 み出す。第1の比較器37の第2の入力は、ユニット35からの位相値と、1フ レーム内のタイム・スロットの数を表す値との間でモジュロ演算を実行するユニ ット40を介して、各フレーム内の出タイム・スロットを表す比較値Aが供給さ れている。 あるタイム・スロットにおいて、比較値Aが制御情報、即ち制御メモリ23内 の記憶位置46.nからの値Bより大きいときは、第1の比較器37の出力の出 力データを構成するビットが「1」にセットされる。 他方において、もし比較値Aが制御情報Bより小さい、又は等しいときは、こ のビットが「0」にセットされる。このビットが「1」にセットされると、この ビットは、以下を表す。即ち、 i.もし、ユーザ・データの書き込みが通話メモリ17の第1の部分48に発 生し、更にユーザ・データの読み出しが通話メモリ17の第1の部分48に発生 すると、又は ii.もし、ユーザ・データの書き込みが通話メモリ17の第2の部分49に 発生し、更にユーザ・データの読み出しが通話メモリ17の第2の部分49に発 生すると、 ユーザ・データは、1フレーム以上遅延され、それ以外は遅延されない。 第2の比較器41では、出位相値が1フレーム内のタイム・スロット・ナンバ ーを表す値と比較される。もし、出位相値が1フレーム内のタイム・スロット・ ナンバーより大きいときは、第2の比較器41からの出力の出力データを構成す るビットが「1」にセットされる。他方において、出位相値が1フレーム内のタ イム・スロット・ナンバーより小さいか又は等しいときは、このビットが「0」 にセットされる。このビットが「1」にセットされれば、現在のタイム・スロッ ト内のユーザ・データの読み出しは、第2のメモリ17の第2の部分49から実 行される。そうではなく、このビットが「0」にセットされれば、これは、ユー ザ・データの読み出しが通話メモリ17の第1の部分48から実行されることを 示す。 第1の排他的論理和処理は、第2の排他的論理和ゲート42により第1の比較 器37からのビットと第2の比較器41からのビットとの間で実行される。第1 の排他的論理和ゲートの結果は、第2の排他的論理和ゲート42の出力における 1ビットであり、これが「1」にセットされているときは、現在のタイム・スロ ットにおいて通話メモリ17の第1の部分48へのユーザ・データの書き込みは 、ユーザ・データが1フレーム以上遅延される結果となることを表している。そ うではなく、これが「0」にセットされているときは、現在のタイム・スロット において通話メモリ17の第2の部分49への書き込みは、ユーザ・データが1 フレーム以上遅延される結果となることを表している。 第2の排他的論理和処理は、第2の排他的論理和ゲート42の出力からのビッ トと、記憶位置47.nからの遅延ビットとの間の第1の排他的論理和ゲート3 8により実行される。記憶位置47.nからの遅延ビットは、アドレス指定情報 の第2の部分51を構成する。この遅延ビットは、もしこれが「0」にセットさ れていれば、そのユーザ・データが通話メモリ17の部分に、即ち第1の部分4 8又は第2の部分49に配置されることを表しており、このことは、ユーザ・デ ータが出タイム・スロット用に第1の可能フレーム内のタイム・スロットに読み 出されることを意味する。他方において、遅延ビットが「1」にセットされてい れば、ユーザ・データが通話メモリ17のその部分に配置されることを表してお り、これは、後続のフレーム内のタイム・スロットに読み出されることを意味す る。 排他的論理和ゲート38の出力における1ビット、いわゆる遅延情報は、もし これが「0」にセットされていれば、ユーザ・データが通話メモリ17の第1の 部分48に書き込まれることを表し、これに対して「1」にセットされていれば 、ユーザ・データが通話メモリ17の第2の部分49に書き込まれることを表し ている。第1の排他的論理和ゲート38の出力からの1ビット形式での遅延情報 は、制御メモリ23内の記憶位置46.n、47.nにおける制御情報に基づき 、及びタイム・スロット・カウンタ28からの出位相値に基づいて、通話メモリ 17の第1の部分48か、又は通話メモリ17の第2の部分49にユーザ・デー タの書き込みが発生するように、アドレス指定ユニット16を制御する。 いわゆる狭帯域接続において、接続用のユーザ・データは、各フレームの単一 の入タイム・スロット、各フレームの内部タイム・スロット、及び各フレームの 出タイム・スロットに出現する。狭帯域接続用の制御情報は、記憶位置45.n 及び記憶位置46.n、47.nに書き込まれる。記憶位置45.n、46.n 、47.nは内部タイム・スロットに対応する。記憶位置45.n内の制御情報 は、ユーザ・データがどの入タイム・スロットから内部タイム・スロットにスイ ッチされるべきか、即ちユーザ・データがどの記憶位置43.nで通話メモリ1 4から読み出されるかを示している。記憶位置46.n、47.n内の制御情報 は、内部タイム・スロットから、ユーザ・データがどの内部タイム・スロットへ スイッチされるべきか、即ちユーザ・データの読み出しが接続用の出タイム・ス ロットで発生するように、どの記憶位置44.nで通話メモリ17にそのユーザ ・データが書き込まれるべきかを示している。従って、狭帯域接続に関連づけら れた制御情報は、どの入タイム・スロットよりそのユーザ・データがスイッチに 到着するのかを表す値、そのユーザ・データが空間スイッチ段を通してどの入タ イム・スロットにスイッチされるべきかを表す値、及びそのユーザ・データがス イッチからどの出タイム・スロットに出て行くにのかを示す値を含む。以下、判 断されたフレームに対するタイミング関係を表す値は、入タイム・スロット・ナ ンバー、内部タイム・スロット・ナンバー及び出タイム・スロット・ナンバーと それぞれ呼ばれる。タイム・スロット・ナンバーに加えて、狭帯域接続に関する 制御情報は、記憶位置47.n.に書き込まれる各タイム・スロット用の一定遅 延値を含む。この値は、ユーザ・データがスイッチから最早可能フレームで出て 行くことを示す。 いわゆる広帯域接続では、接続用のユーザ・データが、いくつかの狭帯域接続 として原則的に、各フレームのいくつかの入タイム・スロット、各フレームのい くつかの内部タイム・スロット、及び各フレームのいくつかの出タイム・スロッ トにスイッチされる。従って、広帯域接続用のスイッチを制御する制御情報は、 いくつかの入タイム・スロット・ナンバー、いくつかの内部タイム・スロット・ ナンバー、及びいくつかの出タイム・スロット・ナンバーを含む。これに加えて 、制御情報は、広帯域接続用に1フレーム内の各タイム・スロットについて一つ の複数の遅延値を含み、ユーザ・データが最早可能フレームに現れるべきか、又 は出時間スイッチ段において1付加フレーム遅延されるべきかを表している。こ れらの値は記憶位置47.nに書き込まれる。 更にこのような本発明の構成は、入時間スイッチ段に適用可能であることを理 解すべきである。図2bを参照すると、制御システム2が接続されている時間ス イッチ・モジュール7.n形式によるスイッチ構造が示されている。図2aと同 一の参照番号は、同一又は対応する要素を表すために使用されている。図2aと 比較したときの差は、本発明が入時間スイッチ段5.nに適用されていることで ある。通話メモリ14は2つの部分48及び49を含むように拡張され(簡単に するために、図2aと同一の参照番号が使用される)、それぞれは番号がフレー ム内のタイム・スロットの番号に対応する記憶位置を含む。更に、制御メモリ2 1は、記憶位置45.nに制御情報、また位置47.nに遅延値47.n形式に よる制御情報を含むように、拡張されている。入時間スイッチ段5.n内の制御 メモリ21からの制御情報は、アドレス指定ユニット22を通って遅延制御ユニ ット26に供給され、この実施例において、遅延制御ユニット26は、アドレス 指定ユニット15に接続されて拡張通話メモリ14からのユーザ・データの読み 出しを制御する。遅延制御ユニット26は、図2aのものにほぼ対応して機能し 、ここでは、出力29におけるタイム・スロットのカウンタ情報が図2aにおけ る手段35からの情報に対応している。特に、遅延制御ユニットは、各内部タイ ム・スロットについて、通話メモリ14の第1の部分48及び第2の部分49の うちのいずれのユーザ・データが内部タイム・スロットへスイッチされるべきか を制御する遅延情報を発生する。図2aにより、遅延制御ユニット26は拡張通 話 メモリ17にユーザ・データを記憶するのを制御し、これに対して、図2bによ り、遅延制御ユニット26は拡張通話メモリ14からユーザ・データを読み出す のを制御することに注意すべきである。図2bにおいて、入時間スイッチ段6. nは、記憶位置46.nに制御情報を有する制御メモリ23と、1フレーム内の タイム・スロット・ナンバーに等しい数による記憶位置44.nを有する通話メ モリ17とを含む。制御メモリ23内の制御情報は、通話メモリ17内のユーザ ・データの記憶を直接制御し、また図2aの手段33により発生したタイム・ス ロット制御情報に対応するものは、制御メモリ17からのユーザ・データの周期 的な読み出しを制御する。 実際において、このような本発明の構成は、ユーザ・データのいくつかを時間 スイッチ段を通して遅延させる任意の時間スイッチ段に適用可能であることを理 解すべきである。第1形式のタイム・スロットと第2形式のタイム・スロットと の間でユーザ・データをスイッチするために使用される任意の時間スイッチ段を 考える。例えば、第1のタイム・スロットは入タイム・スロットであってもよく 、また第2のタイム・スロットは内部タイム・スロットであってもよい。全く同 じように、第1のタイム・スロットは内部タイム・スロットであってもよく、ま た第2のタイム・スロットは出タイム・スロットであってもよい。間題の時間ス イッチ段内の通話メモリは、それぞれが1フレームに対応する複数の記憶位置を 有する2つの部分に拡張され、同様に、この段の制御メモリは遅延値の形式によ る制御情報を含むように拡張される。更に、各タイム・スロットについて、通話 メモリが設けられるのは出側段か、又は入側段かに従って)通話メモリのいずれ の部分へ/からのユーザ・データがスイッチされるべきかを制御する遅延情報を 発生する遅延制御ユニットが設けられている。 しかしながら、例えば放送の応用において、本発明は全ての加入者においてシ ーケンス及びフレームの完全さが得られるように、出側段に適用されることに注 意すべきである。このようにして、遅延制御は各出側広帯域接続に対して実行さ れる。 以下の説明において、広帯域接続に関する入タイム・スロット・ナンバーは、 ベクトルtin[0,1,2...W−1]により表される。Wは各フレーム内の広 帯域接続用のタイム・スロット数を表す。対応して、内部タイム・スロット・ナ ンバーはベクトルtint[0,1,2...W−1]により表され、また出タイム ・スロット・ナンバーはベクトルtout[0,1,2...W−1]により表され る。簡単のために、入タイム・スロット・ナンバーはベクトルtin[0,1,2 ...W−1]による連続的な順序で出現する。この順序は、ユーザ・データが 内部タイム・スロットに配列される順序と同一であると仮定される。 タイム・スロット・シーケンスの完全さ(TSSI)及びタイム・スロット・ フレームの完全さ(TSFI)が確保されるように、即ちユーザ・データを構成 しているデータ・ワード間の相互的な時間順序がスイッチによるスイッチングの 際に確保されるように、かつ同一のフレーム内の内部タイム・スロットに出現す るデータ・ワードが同一フレームの出タイム・スロットに出現するように、広帯 域接続に関係するユーザ・データを内部タイム・スロット及び出タイム・スロッ トに分配する方法によると、ベクトルtin[0,1,2...W−1]、tint[0 ,1,2...W−1]、及びtout[0,1,2...W−1]が入力データを構 成するアルゴリズムが使用される。これに加えて、このアルゴリズムは、入タイ ム・スロット用のフレームと内部タイム・スロット用のフレームとの間の位相差 を表す定数Δin、内部タイム・スロット用のフレームと出タイム・スロット用の フレームとの間の位相差を表す定数Δut、及び1フレーム内のタイム・スロット ・ナンバーを表す定数Cframe形式による入力データから開始する。広帯域接続 に関係するフレーム内のタイム・スロット・ナンバーWは、1フレーム内のタイ ム・スロットの総数Cframeより小さいか、又は等しい。このアルゴリズムは、 入力データに基づいて、それぞれ制御メモリ21、23内の記憶位置45.n、 46.n形式により分配情報を判断して入及び出タイム・スロット・ナンバーを 記憶し、かつ制御メモリ21及び23内の入及び出タイム・スロット・ナンバー のメモリは、この分配情報に従ってそれぞれ処理される。更に、このアルゴリズ ムは、記憶位置47.n形式により分配情報、及びこの分配情報に従って制御メ モリ23に書き込む遅延値を決定する。更に、遅延値は、この分配情 報に従って記憶位置47.n内の制御メモリ23に書き込まれる。 要するに、本発明により使用される異なる形式の情報は、以下簡単化された形 式により要約され得る。 -制御情報は、一方においてタイム・スロット・ナンバー、他方において遅延 値を含む。 -分配情報は、前記制御情報を記憶するためにそれぞれの制御メモリ内の記憶 位置を含む(内部タイム・スロット・ナンバーは45.nに記憶され、出タイム ・スロット・ナンバーは46.nに記憶され、かつ遅延値は47.nに記憶され る)。 遅延情報は、遅延制御により発生され、かつそのユーザ・データが通話メモリ の第1及び第2の部分のうちのいずれへ/からスイッチされるべきかを制御する 情報からなる。 ベクトルtin[0,1,2...W−1]、tint[0,1,2...W−1]及 びtout[0,1,2...W−1]によるタイム・スロット・ナンバーは、いく つかの狭帯域接続用のタイム・スロット・ナンバーと同様にして発生される。入 タイム・スロット・ナンバー及び出タイム・スロット・ナンバーは、1つの接続 に対して複数のユーザ端末によって与えられ、これらのユーザ端末間でユーザ・ データがその接続の中でスイッチされる。ベクトルtint[0,1,2...W− 1]に対するタイム・スロット・ナンバーは、空間スイッチ段8においてコンフ リクトが発生しないように、決定される。異なる入時間スイッチ段5.nに到着 し、かつ同一の入時間スイッチ段6を通ってスイッチングされるべきユーザ・デ ータは、空間スイッチ段8においてコンフリクトが発生しないように、時間的に 離される。ユーザ・データは入時間スイッチ段5.nにより空間スイッチ段8内 の内部タイム・スロットへ配置される。例えば、同一の入時間スイッチ段6.n を通ってスイッチされるべきいくつかの接続用のユーザ・データが空間スイッチ 段8において同一のタイム・スロットに出現すれば、コンフリクトが発生する。 ベクトルtin[0,1,2...W−1]、tint[0,1,2...W−1]及び tout[0,1,2...W−1]によるタイム・スロット・ナンバーは、公知の 方法により発生され、従って更に詳細には説明しない。 ここで、タイム・スロット・ナンバーを分配すると共に、遅延値を決定して分 配する方法が図5〜11を参照して説明される。 1.入タイム・スロット・ナンバーを内部タイム・スロット用のフレームの時 間位相に対して正規化し、ベクトルtin0[0,1,2...W−1]を発生する 。正規化は、入タイム・スロット・ナンバーが内部タイム・スロット数用のフレ ームに相対して与えられるように、タイム・スロットナンバーが再生されること を意味する。 図5を参照して、ベクトルtin0[0,1,2...W−1]の値を決定する。 まず、ヘルプ変数iをOに初期化する、即ちi=Oにセットする(ブロック60 を参照)。次に、次のステップを含むシーケンスを反復する。即ち、 i.ヘプ変数iをWと比較する。iがWり小さくないときは、反復を中断する (オプション・ブロック61を参照)。 ii.(tin[i]+△in)モジュロCframeをtin0[i]に記憶する(ブロ ック62を参照)。 iii.tin0[i]をtin0[O]と比較する(ブロック63を参照)。もし tino[i]がtin0[O]より小さいときは、Cframeをtin0[i]に加算する( ブロック64を参照)。 iv.1をヘルプ変数iに加算する(ブロック65を参照)。 Cframeの値を超えるベクトルtin0[0,1,2...W−1]は、その値に関 係するユーザ・データが、ベクトルtin0[0,1,2...W−1]の値として Cframeの値より小さいユーザ・データより、後のフレームに関連づけられるこ とを示している。内部タイム・スロット・ナンバーはtin0[n]モジュロCfra me により与えられる。 2.変数δの値を決定する。変数δはオフセット変数であり、ユーザ・データ を内部タイム・スロットに分配するのを制御する値を表す。このようないわゆる オフセット値は、どのように広帯域接続に関係する内部タイム・スロット内のユ ーザ・データが内部タイム・スロットに分配されるべきかを決定する。オフセッ ト値がユーザ・データの分配に反映させる方法は、図7bに関連して更に詳細に 説明される。まず、tint[0,1,2...W−1]の値が変更されないように 、 ヘルプ・ベクトルtint0[0,1,2...W−1]を生成する。ヘルプ・ベクト ルの値は、 により与えられる。 従って、ベクトルtint[0,1,2...W−1]の値は、ベクトルtint0[0 ,1,2...W−1]にコピーされる。以下、この方法はベクトルtint0[0, 1,2...W−1]の値を操作し、これに対してベクトルtint[0,1,2. ..W−1]は変更されることなく確保される。図6を参照して、まず、オフセ ット変数δを0に初期化して、オフセット変数δを決定する、即ちδ=0にセッ トする(ブロック70を参照)。更に、ヘルプ変数iを0に初期化する、即ちi =0にセットする(ブロック71を参照)。次のステップが含まれるシーケンス を反復する。 i.ヘルプ変数iをWと比較する。iがWより小さくないときは、反復を中断 する(ブロック72を参照)。 ii.次のステップが含まれているシーケンスを反復する。 ii.i tin0[i]をtint0[(i+δ)modulo W]と比較する 。tin0[i]がtint0[(i+δ)modulo W]より大きくないときは 、反復を中断する(ブロック73を参照)。 ii.ii.Cframeをtint0[δ]に加算する(ブロック74を参照)。 ii.iii.変数δに1を加算する(ブロック75を参照)。 iii.1をヘルプ変数iに加算する(ブロック76を参照)。 3.オフセット変数δを使用して、制御メモリ21及び23内の記憶位置45 .n、46.nを形成している分配情報をそれぞれ決定し、かつ制御情報を分配 情報に従って制御メモリ21、23内の記憶位置45.n、46.nに記憶する 。図7aを参照して、ヘルプ変数を0に初期化する、即ちi=0をセットする( ブロック80を参照)。下記のステップが含まれているシーケンスを反復する。 i.ヘルプ変数iをWと比較する。iがWより小さくないときは、反復を中断 する(ブロック81を参照)。 ii.tin[i]を制御メモリ21内の記憶位置45.nに記憶する。ただし 、n=tint[(i+δ)modulo W](ブロック82を参照)。 iii.記憶位置46.n内の制御メモリ23にtout[i]を記憶する。た だし、n=tint[(i+δ)modulo W](ブロック83を参照)。 iv.変数iに1を加算する(ブロック84を参照)。 図7bは、各入タイム・スロット・ナンバーtin[i]及び各出タイム・スロ ット・ナンバーtout[i]に関して、入タイム・スロット・ナンバーtin[i ]、及び各出タイム・スロット・ナンバーtout[i]が内部タイム・スロット ・ナンバーtint[0,1,2...W−1]により与えられる記憶位置45.n 、46.nのうちのいずれにそれぞれが記憶されるかを、どのようにオフセット 変数δの異なる値(0、1及び2)が制御するのかを示す概要図である。簡単に するために、広帯域接続用の4タイム・スロット・ナンバー、即ちW=4につい て考察する。 δ=0のとき、入タイム・スロット・ナンバーtin[0]、tin[1]、tin [2]、tin[3]は、位置45.tint[0]、45.tint[1]、45.tint [2]及び45.tint[3]にそれぞれ記憶される。記憶位置45.nは、 接続に割り当てられている内部タイム・スロット・ナンバーにより決定され、か つそこでのインデックス値は、直接、入タイム・スロット・ナンバーに関連づけ られたインデックス値に対応している。同じことが出タイム・スロット・ナンバ ー及びそれらの記憶位置46.nにも適用される。 δ=1のとき、記憶位置45.n、46.nは、接続に割り当てられている内 部タイム・スロット・ナンバーにより決定され、かつそこでのインデックス値は 入タイム・スロット・ナンバーに関連づけられたインデックス値に相対する1位 置だけ変移される。 δ=2のとき、インデックス変移は2位置である。 ステップ1及び2と、記憶位置45.nにおいて広帯域接続のために入タイム ・スロット・ナンバーを引き続き記憶することでステップ3による記憶位置45 . nの決定とは、入タイム・スロットと内部タイム・スロットとの間のシーケンス の完全さが確保されることを保証する。加えて、ステップ2により決定されたオ フセットにより、入タイム・スロットと内部タイム・スロットとの間の時間スイ ッチにおける遅延が最小化可能にされる。対応する手順は、シーケンスの完全さ 、及び最小化された時間スイッチング遅延が得られるように、内タイム・スロッ トと出タイム・スロットとの間の時間スイッチングに適用可能である。 完全なTSTスイッチによるユーザ・データのスイッチングにおいて、シーケ ンスの完全さ及びフレームの完全さの両方を保存したいときは、ステップ1〜7 が実行され、そのうちのステップ4〜7が次のように説明される。 4.内部タイム・スロット・ナンバーを正規化し、オフセット変数δによる分 配情報に従って、これ内部タイム・スロットが出タイム・スロット用フレームの 時間位相に対してどのように分配されるのかを考慮し、ベクトルtint1[0,1 ,2...W−1]を発生する。正規化は、内部タイム・スロットが出タイム・ スロット用のフレームに相対して示されるように、再生されることを意味する。 図8を参照して、ベクトルtint1[0,1,2...W−1]の値を決定する。ま ず、ヘルプ変数iを0に初期化する、即ちi=0をセットする(ブロック90を 参照)。次に、次のステップを含むシーケンスを反復する。 i.ヘルプ変数iをWと比較する。iがWより小さくないときは、反復を中断 する(ブロック91を参照)。 ii.tint1[i]に(tint[(i+δ)modulo W]+Δut)を 記憶する(ブロック92を参照)。 iii. tint1[i]をtint1[0]と比較する(ブロック93を参照)。 もし、tint1[i]がtint1[0]より小さいときは、Cframeをtint1[i] に加算する(ブロック94を参照)。 iv.ヘルプ変数iに1を加算する(ブロック95を参照)。 5.変数first_frame_startの値を決定する。この値は、基 準値又はフレーム値と呼ばれ、TSF1が考慮されないときは、出タイム・スロ ットへのユーザ・データの読み出しが実行される最早可能フレームを示す。変数 first_frame_startの値が0か又はCframeである。図9を 参照して、ヘルプ変数iを0にセットする(ブロック100を参照)。次に、下 記のステップを含むシーケンスを反復する。 i.ヘルプ変数iをWと比較する。iがWより小さくないときは、反復を中断 し(オプション・ブロック101を参照)、かつ変数first_frame startをCframeにセットする(ブロック102を参照)。 ii.tint1[i]をtout[i]と比較する(ブロック103を参照)。も し、tint1[i]がtout[i]より大きいときは、変数first_fram e_startの値を0にセットする(ブロック104を参照)。 iii.1をヘルプ変数iに加算する(ブロック105を参照)。 6.タイム・スロットは決定基準値(フレーム値)により表されたフレームに 相対する後続のフレームに関連づけられているか否かを判断する。このようにし て、一定の出タイム・スロット・ナンバーに関係するユーザ・データが付加フレ ームにより遅延されるべきか否かが判断される。図10を参照して、ヘルプ変数 iを0にセットし(ブロック110を参照)、かつ変数B_none_in_second_frame を値TRUEにセットする(ブロック111を参照)。以下、下記のステップを 含むシーケンスを反復する。 i.ヘルプ変数iをWと比較する。iがWより小さくないときは、反復を中断 する(ブロック112を参照)。 ii.tint1[i]を(tout[i]+first_frame_start )と比較する(ブロック113を参照)。もし、tint1[i]が(tout[i] +first_frame_start)より大きいときは、変数B_none_in_s econd_frame を値FALSEにセットし、次いで反復を中断する(ブロック11 4を参照)。 iii.1をヘルプ変数iに加算する(ブロック115を参照)。 7.遅延値DELAY/NO_DELAY形式により制御情報を決定し、これ らの遅延値を制御メモリ23内の記憶位置47.nに書き込む。図11を参照し て、ヘルプ変数iを0にセットする(ブロック120を参照)。以下、下記のス テップを含むシーケンスを反復する。 i.ヘルプ変数iをWと比較する。iがWより小さくないときは、反復を中断 する(判断ブロック121を参照)。 ii.tint1[i]を(tout[i]+first_frame_start )と比較する(ブロック122を参照)。もし、tint1[i]が(tout[i] +first_frame_start)より大きくなく、かつ変数B_none_in _second_frame が値FALSEであるときは、値DELAYを記憶位置47.n に記憶する。ただし、n=tint[(i+δ)modulo W](ブロック1 23を参照)。DELAYは、ユーザ・データが出時間スイッチ段6.nにおい て1付加フレーム遅延されることを示す、即ちDELAY=1。もし、tint1[ i]が(tout[i]+first_frame_start)より大きい、又 は変数B_none_in_second_frameが値TRUEであるときは、値NO_DELA Yを記憶位置47.nに記憶する。ただし、n=tint[(i+δ)modul o W](ブロック124を参照)。NO_DELAYは、ユーザ・データが出 時間スイッチ段6.nにおいて付加フレームにより遅延されないことを示す、即 ちNO_DELAY=0。 iii.1をヘルプ変数iに加算する(ブロック125を参照)。 好ましくは、アルゴリズムは、プロセッサ、例えばマイクロプロセッサにより 実行されるソフトウェアによって実現される。このマイクロプロセッサ(図示な し)は、1例として制御システムに配置される。以上のアルゴリズム説明は、プ ログラミング言語、例えばC++において対応するプログラミング・コードが容 易に実施されるように作成されている。 以下、本発明により、広帯域接続用のTSTスイッチをどのように構成すれば 、シーケンス及びフレームの完全さがスイッチにより確保されるのかが示されて いる。3チャネルの広帯域接続について考察する。従って、W=3。1フレーム Cframe内の総タイム・スロット・ナンバーは512である。制御システム2は 、入タイム・スロットtin={15、243、372}から出タイム・スロット tout{36、167、221}への3チャネル広帯域接続を確立する要求を受 け取る。データをスイッチングするためのアイドル内部タイム・スロットは、 tint={183、327、378}である。入タイム・スロット用のフレーム と内部タイム・スロット用のフレームとの間の位相差は、Δin=13である。入 タイム・スロット用のフレームと出タイム・スロット用のフレームとの間の位相 差は、Δut=276である。 図12は、この例により、どのように入タイム・スロット内のユーザ・データ が内部タイム・スロット及び出タイム・スロットへ分配されるのかを概要的に示 す、入タイム・スロットのフレーム、内部タイム・スロット及び出タイム・スロ ットのフレームの図である。位相差Δin=13及びΔout=276は点線により 示されている。タイム・スロット・ナンバー15、243、372は入フレーム 内の位置を示し、これに対してXの位置は、タイム・スロットが到着する時間軸 tintに対する時点を示す。タイム・スロット・ナンバー36、167、221 は出タイム・スロットの位置を示し、これに対してXの位置は、出フレームに読 み出される時間軸tintに対する時点を示す。 制御システム2内のプロセッサは、以上で与えた入力パラメータの値から開始 する本発明のよるアルゴリズムを実行する。 1.入タイム・スロット・ナンバーは、図5の流れ図により内部フレームに対 して正規化される。従って、正規化された入タイム・スロット・ナンバーtin0 のヘルプ・ベクトルは、{28、256、385}となる。 2.オフセット変数δの値は、図6の流れ図に従って決定される。従って、オ フセット値はδ=1となる。 3.制御メモリ21及び23内の記憶位置45.n、46.nの形式による分 配情報は、それぞれ図7aの流れ図に従って決定される。その結果、制御情報{ 372、15、243}は制御メモリ21内の位置45.{183、327、3 78}に配置され、また制御情報{221、36、167}は制御メモリ23内 の位置46.{183、327、378}に配置される。δ=1なので、入タイ ム・スロット・ナンバー及び出タイム・スロット・ナンバーはそれぞれの制御メ モリにおいて1位置だけ遷移される。例えば、入タイム・スロット・ナンバー1 5は45.183の代わりに位置45.327、入タイム・スロット・ナンバー 243は45.327の代わりに位置45.378、及び入タイム・スロット ・ナンバー372は45.378の代わりに位置45.183(+512)に帰 結する。 4.入タイム・スロット・ナンバーは、図8の流れ図に従ってオフセット変数 を考慮して、出フレームに対して正規化される。従って、正規化された入タイム ・スロット・ナンバーtint1のヘルプ・ベクトルは、{51、102、419} となる。 5.基準値変数first_frame_startは、図9の流れ図に従っ て決定される。基準値変数の値は、最速入タイム・スロット(fastest incoming time slot)がフレーム完全さ補正機構を考慮する ことなく、スイッチされ得る出フレームを表す。オフセット値1を考慮して、ス テップ3により決定された分配情報により、入タイム・スロット15内のデータ は、内部タイム・スロット327にスイッチされ、それから最も早く出フレーム B内のタイム・スロット36に読み出すようにスイッチされる。時間に関して、 出フレームA内のタイム・スロット36に読み出すためにこのデータをスイッチ させることは不可能である。しかしながら、ユーザ・データを入タイム・スロッ ト243から内部タイム・スロット378へ、次いで出フレームA内の出タイム ・スロット167へスイッチさせることは可能である。このようにして、fir st_frame_startは、出フレームAを表す値0を獲得する。 6.図10の流れ図により、タイム・スロットが基本値0により表されたフレ ームに相対する後続のフレームに関連づけられているか否か、換言すれば、その データが出フレームBにスイッチされる入タイム・スロットがあるか否かが判断 される。図12により、時間に関して、入タイム・スロット15及び372内の データは出フレームBにスイッチされるべきことが分る。従って、変数B_none_ in_second_frame は値FALSEとなる。 7.遅延値形式により制御情報は、図11の流れ図に従って判断され、かつ制 御メモリ23内の位置47.nに記憶される。NO_DELAYは記憶位置47 .183、47.327に記憶され、またDELAYは記憶位置47.378に 記憶される。実際において、内部タイム・スロット378にスイッチされる入タ イム・スロット243からのデータは、このデータが出フレームA内のタイム・ ス ロット167に読み出されず、代わって出フレームB内のタイム・スロット16 7に読み出されるように、1フレームだけ遅延されることを意味する。 このようにして、スイッチは、所望の広帯域接続用のスイッチを通して共にシ ーケンス及びフレームの完全さが確保されるように、設定される。入タイム・ス ロットB内の入タイム・スロット15、243、372内のデータは、出フレー ムB内のタイム・スロット36、167、221に同一の正逆順序により読み出 される。 位置45.n、46.n内の制御情報は、シーケンスの完全さが確保されるよ うに、ユーザ・データがスイッチされるのを確実にする。位置45.n、46. n内の制御情報は、遅延情報を読み出す遅延制御ユニット26に読み出される。 この遅延情報は、各内部タイム・スロットについて、内部タイム・スロット内の ユーザ・データが発信タイム・スイッチ段6.n内のスピーチ・メモリ17の第 1の部分48及び第2の部分49のうちのいずれにスイッチされるべきかを制御 する。このようにして、遅延情報は、ユーザ・データが出タイム・スロットの第 1の可能フレームに出現すべきか、又は1付加フレームにより遅延されるべきか を制御する。 本発明の以上の実施例は、どのように発明の概念が実現され得るかの単なる例 であって、本発明がこれに限定されない。本発明の精神及び基本原理から逸脱す ることなく、説明したもの以外に本発明を特定形式に包含することは可能である 。 例えば、タイム・スロット・カウンタ回路28は、図3の出力29、30及び 31に出力されるカウンタ値及び位相値を多かれ少なかれ直接発生する個別的な 3個のカウンタにより実現され得る。 このアルゴリズムは、例え拡張した通話メモリが入タイム・スイッチ段に設け られても機能するように、容易に変更可能である。 更に、与えられたアルゴリズムは、説明したものと異なるハードウェア構成に 使用できるように、変更されてもよい。 本発明は、添付する請求の範囲により定義され、かつここで説明し、かつ請求 した基本原理を保持する更なる変更及び改良は本発明の範囲内にある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW (72)発明者 ハンソン,ウルフ スウェーデン国 フディンゲ,ノラングス ベーゲン 74エイ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.広帯域接続に関係し、かつ第1のタイム・スロットのフレーム内にある第1 のタイム・スロットのサブセットWに出現するユーザ・データを、通話メモリに 記憶し、かつ読み出すことにより、これらのユーザ・データを第2のタイム・ス ロットのフレーム内にある対応する第2のタイム・スロットのサブセットWへス イッチングする方法であって、前記記憶位置から読み出すための位置が制御メモ リ内のタイム・スロット・ナンバーにより決定され、前記第1のタイム・スロッ トのサブセットが第1のタイム・スロット・ナンバーtin[0,1,...W− 1]に関連づけられ、かつ前記第2のタイム・スロットのサブセットが第2のタ イム・スロット・ナンバーtint[0,1,...W−1]に関連づけられている 方法において、 更に、前記第2のタイム・スロット・ナンバーtint[0,1,...W−1] により与えられる前記制御メモリ内の位置のうちのいずれに、前記第1のタイム ・スロット・ナンバーtin[i]が記憶されるべきかを、各第1のタイム・スロ ット・ナンバーtin[i]について、制御しているオフセットδを決定すること により、第1のタイム・スロット・ナンバーtin[0,1,...W−1]を記憶 するための分配情報を前記制御メモリ内の記憶位置形式により決定し、かつ前記 決定した位置に前記第1のタイム・スロット・ナンバーtin[i]を記憶するス テップを備えていることを特徴とする方法。 2.前記分配情報の決定は、 -前記第1のタイム・スロットが前記第2のタイム・スロット用のフレームに 相対して示されるように、前記第2のタイム・スロット用のフレームの時間位相 に対して前記第1のタイム・スロット・ナンバーtin[0,1,...W−1]を 正規化するステップと、 -前記正規化された第1のタイム・スロット・ナンバーt,no[0,1,... W−1]及び前記第2のタイム・スロット・ナンバーtint[0,1,...W− 1]から、前記第1のタイム・スロットのサブセット内にあるユーザ・データを 前記第2のタイム・スロットのサブセットへ分配することを制御する前記オフセ ットδを決定するステップと を備え、 各第1のタイム・スロット・ナンバーtin[i]に対して、前記位置の制御は 、前記第2のタイム・スロット・ナンバーtint[0,1,...W−1]、前記 決定されたオフセットδ、及び1フレームにおける前記広帯域接続用のタイム・ スロット数Wのうちの少なくとも1つに基づいていることを特徴とする請求項1 記載の方法。 3. 前記第1のタイム・スロットはスイッチ段に到着するタイム・スロットに 対応し、かつ前記第2のタイム・スロットは前記スイッチ段から出て行くタイム ・スロットに対応することを特徴とする請求項1記載の方法。 4.各第1のタイム・スロット・ナンバーtin[i]に対して、前記第1のタイ ム・スロット・ナンバーtin[0,1,...W−1]の前記正規化は、 -前記第1のタイム・スロット・ナンバーtin[i]、及び前記第1のタイム ・スロット用のフレームと前記第2のタイム・スロット用のフレームとの間の位 相差Δinの和を決定するステップと、 -前記決定した和と1フレームにおけるタイム・スロットの総数Cframeとの間 でモジュロ演算を実行することにより、正規化された第1のタイム・スロット・ ナンバーtin0[i]の初期値を決定するステップと、 -前記初期値のうちの第1のものを現在の決定初期値と比較するステップと、 -前記比較の結果に従って、1フレーム内のタイム・スロットの総数Cframeに 対応する値を前記正規化した第1のタイム・スロット・ナンバーtin0[i]の 初期値に選択的に加算して前記第1のタイム・スロット・ナンバーtin[i]に 関連づけられた第2の正規化した第1のタイム・スロット・ナンバーtin0[i ]を発生するステップと を含むことを特徴とする請求項2記載の方法。 5. 前記オフセットδの前記決定は、前記正規化した第1のタイム・スロット ・ナンバーtin0[0,1,...W−1]、及び前記第2のタイム・スロット・ ナンバーtint0[0,1,...W−1]に基づく比較と、前記比較の結果に従 って前記オフセットδを選択的に増加させることを含む反復処理を備えているこ とを特徴とする請求項2記載の方法。 6. 前記反復処理における各反復は、 -正規化した第1のタイム・スロット・ナンバーtin0[i]と、前記オフセッ トδの現在値及び1フレーム内の前記広帯域接続用のタイム・スロット数Wに従 って、前記第2のタイム・スロット・ナンバーtint0[0,1,...W−1] のうちの1つとの比較、及び -1フレーム内のタイム・スロットの総数Cframeを、前記比較の結果に従−っ たインデックスとして前記オフセットδの現在値により示される第2のタイム・ スロット・ナンバーtint0[0,1,...W−1]のものに選択的に加算する こと を含むことを特徴とする請求項5記載の方法。 7. 前記制御メモリの位置は、各第1のタイム・スロット・ナンバーtin [i]について、下記の式: tint[(i+δ)modulo W] により与えられることを特徴とする請求項2記載の方法。 8.広帯域接続に関係し、かつ第1のタイム・スロットのフレームの内にある第 1のタイム・スロットのサブセットに出現するユーザ・データを第2のタイム・ スロットのフレーム内で対応する第2のタイム・スロットのサブセットへスイッ チングする装置であって、 -これらのユーザ・データを記憶し、かつ読み出す通話メモリと、 -タイム・スロット・ナンバーを記憶する制御メモリとを有し、前記通話メモ リ内の位置が前記制御メモリ内の前記タイム・スロット・ナンバーにより決定さ れ、前記第1のタイム・スロットのサブセットが第1のタイム・スロット・ナン バーtin[0,1,...W−1]に関連づけられ、かつ前記第2のタイム・スロ ットのサブセットが第2のタイム・スロット・ナンバーtint[0,1,...W −1]に関連づけられている装置において、更に、 各第1のタイム・スロット・ナンバーtin[i]に対して、前記第2のタイム ・スロット・ナンバーtint[0,1,...W−1]により与えられる前記制御 メモリ内の位置のうちのいずれに、前記第1のタイム・スロット・ナンバー tin[i]が記憶されるべきかを制御するオフセットを決定することにより、各 第1のタイム・スロット・ナンバーtin[0,1,...W−1]を記憶する分配 情報を前記制御メモリ内の記憶位置形式により決定し、かつ前記決定した位置に 前記第1のタイム・スロット・ナンバーtin[i]を記憶させる手段を備えてい ることを特徴とする装置。 9. 広帯域接続に関係し、かつ入タイム・スロットのフレーム内にある入タイ ム・スロットに出現するユーザ・データを通話メモリに記憶し、かつ読み出すこ とにより、これらのユーザ・データを内部タイム・スロットのフレーム内で対応 する内部タイム・スロットのサブセットW、及び出タイム・スロットのフレーム 内で対応する出タイム・スロットのサブセットWへスイッチングする方法であっ て、前記通話メモリ内の位置がそれぞれの制御メモリ内のタイム・スロット・ナ ンバーにより決定され、前記入タイム・スロットのサブセット、前記内部タイム ・スロットのサブセット及び前記出タイム・スロットのサブセットが入タイム・ スロット・ナンバーtin[0,1,...W−1]、内部タイム・スロット・ナン バーtint[0,1,...W−1]及び出タイム・スロット・ナンバーtout[0 ,1,...W−1]に関連づけられている方法において、更に、 -前記入タイム・スロット・ナンバーtin[0,1,...W−1]及び前記出 タイム・スロット・ナンバーtout[0,1,...W−1]を記憶する分配情報 を、それぞれの制御メモリ内の記憶位置形式により、それぞれ決定するステップ と、 -前記内部タイム・スロットが前記出タイム・スロット用のフレームに相対して 示されるように、前記出タイム・スロット用のフレームの時間位相に対して前記 内部タイム・スロット・ナンバーtint[0,1,...W−1]を正規化するス テップと、 -ユーザ・データの読み出しが最も早く実行され得る出フレームを表すフレー ム値を決定するステップと、 -前記接続のいずれかの出タイム・スロットは前記決定したフレーム値により 表されたフレームに相対して後続のフレームに関連づけられているか否かについ て決定するステップと、 -ユーザ・データは、前記正規化された内部タイム・スロット・ナンバーtint [0,1,...W−1]、前記出タイム・スロット・ナンバーtout[0,1,. ..W−1]、前記決定されフレーム値、及び後続のフレームとの関連の決定に 基づいて、第1の可能出フレームに出現すべきか、又は1付加フレーム遅延され るべきかについて、制御する制御情報DELAY/NO_DELAYを決定する ステップと を備えていることを特徴とする方法。 10.前記分配情報の決定は、 -前記入タイム・スロットが前記内部タイム・スロット用のフレームに相対し て示されるように、前記内部タイム・スロット用のフレームの時間位相に対して 前記入タイム・スロット・ナンバーtin[0,1,...W−1]を正規化するス テップと、 -前記正規化された入タイム・スロット・ナンバーtin0[0,1,...W− 1]及び前記内部タイム・スロット・ナンバーtint[0,1,...W−1]によ り、前記入タイム・スロットのサブセット内にあるユーザ・データを前記内部タ イム・スロットのサブセットと前記出タイム・スロットのサブセットとに分配す ることを定めるオフセットδについて決定するステップと、 -各入タイム・スロット・ナンバーtin[i]及び各出タイム・スロット・ナ ンバーtout[i]に対して、前記入タイム・スロット・ナンバーtin[i]及 び出タイム・スロット・ナンバーtout[i]は、前記内部タイム・スロット・ ナンバーtint[0,1,...W−1]、前記オフセットδ、及び1フレーム内 の広帯域接続用タイム・スロット・ナンバーWに基づき、前記内部タイム・スロ ット・ナンバーtint[0,1,...W−1]により示されるそれぞれの制御メ モリ内のいずれの記憶位置に、それぞれ記憶されるべきかについて、決定し、か つそれぞれの制御メモリ内の前記決定した位置に前記入タイム・スロット・ナン バーtin[i]及び前記出タイム・スロット・ナンバーtout[i]を記憶する ステップと を備えていることを特徴とする請求項9記載の方法。 11.各入タイム・スロット・ナンバーtin[i]に対して、前記入タイム・ スロット・ナンバーtin[0,1,...W−1]の正規化は、 -前記入タイム・スロット・ナンバーtin[i]、及び前記入タイム・スロッ ト・ナンバー用のフレームと前記内部タイム・スロット用のフレームとの間の位 相差Δinの和を決定するステップと、 -前記決定した和と1フレーム内のタイム・スロットの総数Cframeとの間のモ ジュロ演算を実行することにより、正規化した入タイム・スロット・ナンバ-ti n0 [i]の初期値を決定するステップと、 -前記初期値のうちの最初のものを前記決定した現在初期値と比較するステップ と、 -前記初期値の比較の結果に従って、1フレーム内のタイム・スロットの総数Cf rame に対応する値を、前記正規化した入タイム・スロット・ナンバーtin0[i ]の初期値に選択的に加算して、更新され、正規化され、前記入タイム・スロッ ト・ナンバーtin0[i]に関連づけられた入タイム・スロット・ナンバーtin0 [i]を発生するステップとを備えていることを特徴とする請求項10記載の方 法。 12.前記オフセットδの決定は、前記正規化した入タイム・スロット・ナンバ ーtin0[0,1,...W−1]及び前記内部タイム・スロット・ナンバーtint 0 [0,1,...W−1]に基づく比較と、前記比較の結果に従った前記オフセ ットδの選択的な増加とを含む反復処理を備えていることを特徴とする請求項1 0記載の方法。 13.前記反復処理における各反復は、 -正規化した入タイム・スロット・ナンバーtin0[i]と、前記オフセットδ の現在値及び1フレームの前記広帯域接続用のタイム・スロット数Wに従った前 記内部タイム・スロット・ナンバーtint0[0,1,...W−1]のうちの1つ との比較と、 -1フレーム内のタイム・スロットの総数Cframeと、前記比較の結果に従って インデックスとして前記オフセットδの前記現在値により示される内部タイム・ スロット・ナンバーtint0[0,1,...W−1]のものとの選択的な加算と を備えていることを特徴とする請求項12記載の方法。 14.それぞれの制御メモリ内の各入タイム・スロット・ナンバーtin[i]及 び各出タイム・スロット・ナンバーtout[i]に対して、前記制御メモリの位 置は、下記の式: tint[(i+δ)modulo W] により与えられることを特徴とする請求項10記載の方法。 15.各内部タイム・スロット・ナンバーtint[i]に対して、前記内部タイ ム・スロット・ナンバーtint[0,1,...W−1]の正規化は、 -Δutが前記内部タイム・スロット用のフレームと前記出タイム・スロット用 のフレームとの間の位相差を表すときに、下記の式: (tint[(i+δ)modulo W]+Δut)modulo Cframe により、正規化した内部タイム・スロット・ナンバーtint1[i]の初期値を決 定するステップと、 -前記最初の正規化した内部タイム・スロット・ナンバーtint1[O]に関連 づけられる初期値を前記現在の決定初期値と比較するステップと、 -前記初期値の比較の結果に従い、1フレーム内のタイム・スロットの総数Cf rame に対応する値を正規化した内部タイム・スロット・ナンバーtint1[i]の 初期値に選択的に加算して、更新され、正規化され、前記内部タイム・スロット ・ナンバーtint[i]に関連づけられた内部タイム・スロット・ナンバーtint 1 [i]を発生するステップと 備えていることを特徴とする請求項9記載の方法。 16.前記フレーム値の決定は、前記正規化した内部タイム・スロット・ナンバ ーtint1[0,1,...W−1]と前記出タイム・スロット・ナンバーtout[0 ,1,...W−1]とを比較することを含むことを特徴とする請求項9記載の 方法。 17.各正規化された内部タイム・スロット・ナンバーに対して、いずれかの出 タイム・スロットが前記決定したフレーム値により表されたフレームに相対する 後続のフレームに関連づけられているか否かについての判断は、前記正規化した 内部タイム・スロット数と、前記対応する出タイム・スロット・ナンバー及び前 記決定したフレーム値決定したフレーム値の和との間の比較に基づくことを特徴 とする請求項9記載の方法。 18.更に、シーケンスの完全さが異なるタイム・スロット間で保持されるよう に、異なるタイム・スロット間でユーザ・データの分配を制御するオフセットδ を決定するステップを備え、 出タイム・スロット・ナンバーtout[0,1,...W−1]を記憶する前記 制御メモリは、遅延値DELAY/NO_DELAY形式により制御情報を記憶 する更なる部分を含み、 前記方法は、更に、各遅延値DELAY/NO_DELAYに対して、前記内 部タイム・スロット・ナンバーtint[0,1,...W−1]、前記オフセット δ、及び1フレーム内の広帯域接続用のタイム・スロット・ナンバーWに基づき 、前記内部タイム・スロット・ナンバーtint[0,1,...W−1]に対応す る前記制御メモリの前記更なる部分内の記憶位置のうちのいずれに、遅延値が記 憶されるべきかを決定するステップと、前記決定した位置に前記遅延値を記憶す るステップとを備えていることを特徴とする請求項9記載の方法。 19.前記制御情報は、遅延値形式により与えられ、かっ遅延値は、前記正規化 した対応する内部タイム・スロット・ナンバーtint1[i]が前記対応する出タ イム・スロット・ナンバーtout[i]と前記決定したフレーム値の和より大き いとき、又は前記決定されたフレーム値により表されたフレームに相対する後続 のフレームに関連づけられた出タイム・スロットがないときは、遅延が実行され ないことを表す値NO_DELAYを取り、そうでなければ、遅延値は、遅延が 実行されることを表す値DELAYを取ることを特徴とする請求項9記載の方法 。 20.出タイム・スロットを記憶する前記通話メモリは、第1の部分(48)及 び第2の部分(49)を備え、それぞれが数において1フレーム内のタイム・ス ロット数に対応する記憶位置を有し、前記第1の部分(48)が出タイム・スロ ットの第1のフレームに対応し、かつ前記第2の部分(49)が後続する出タイ ム・スロットの第2のフレームに対応する方法であって、 更に、少なくとも前記出タイム・スロット・ナンバーtout[0,1,... W−1]及び遅延値DELAY/NO_DELAY形式による、前記決定した制 御情報に基づき、遅延情報を決定するステップを備え、前記サブセットWの内部 タイム・スロットの各タイム・スロットに対して、前記遅延情報は、前記通話メ モリの前記第1の部分(48)及び第2の部分(49)のうちのいずれへ、前記 内部タイム・スロット内にあるユーザ・データがスイッチングされるべきかを制 御することを特徴とする請求項9記載の方法。 21.広帯域接続に関係し、かつ入タイム・スロットのフレーム内にある入タイ ム・スロットのサブセットに出現するユーザ・データを内部タイム・スロットの フレーム内で対応する内部タイム・スロットのサブセットと、出タイム・スロッ トのフレーム内で対応する出タイム・スロットのサブセットとへスイッチングす る装置であって、これらのユーザ・データを記憶し、かつ読み出す通話メモリと 、タイム・スロット・ナンバーを記憶する制御メモリとを有し、前記通話メモリ 内の位置がそれぞれの制御メモリ内のタイム・スロット・ナンバーにより決定さ れ、前記入タイム・スロットのサブセット、前記内部タイム・スロットのサブセ ット及び前記出タイム・スロットのサブセットが入タイム・スロット・ナンバー tin[0,1,...W−1]、内部タイム・スロットtint[0,1,...W− 1]、及び出タイム・スロット・ナンバーtout[0,1,...W−1]にそれぞ れ関連づけられている装置において、更に、 -前記それぞれの制御メモリ内の記憶位置形式による分配情報を判断して前記 入タイム・スロット・ナンバーtin[0,1,...W−1]及び前記出タイム・ スロット・ナンバーtout[0,1,...W−1]をそれぞれ記憶する手段と、 -前記内部タイム・スロットが前記出タイム・スロット用のフレームに相対し て示されるように、前記出タイム・スロット用のフレームの時間位相に対して前 記内部タイム・スロット・ナンバーtint[0,1,...W−1]を正規化する 手段と、 -ユーザ・データの読み出しが最も早く実行され得る出フレームを表したフレ ーム値を決定する手段と、 -前記接続のいずれかの出タイム・スロットが前記決定されたフレーム値によ り表されたフレームに相対する後続のフレームに関連づけられているか否かを判 断する手段と、 -前記正規化された内部タイム・スロット・ナンバーtint1[0,1,...W −1]、前記出タイム・スロット・ナンバーtout[0,1,...W−1]、前記 決定されフレーム値及び後続のフレームに関連づけられた決定に基づいて、ユー ザ・データが第1の可能出フレームに出現すべきか、又は1付加フレーム遅延さ れるべきかについて制御する遅延値DELAY/NO_DELAYの形式による 制御情報を決定する手段と を備えていることを特徴とする装置。 22.出タイム・スロット数を記憶する前記制御メモリが前記制御情報を遅延値 形式により記憶する更なる部分を含み、前記装置が、更に、 -シーケンスの完全さが異なるタイム・スロット間で保持されるように、異な るタイム・スロット間におけるユーザ・データの分配を制御するオフセットδを 決定する手段と、 -各遅延値に対して、前記内部タイム・スロット・ナンバーtint[0,1,. ..W−1]、前記オフセットδ、及び1フレーム内の前記広帯域接続用のタイ ム・スロット数Wに基づいて、前記内部タイム・スロット・ナンバーtint[0, 1,...W−1]に対応する前記制御メモリの更なる部分における記憶位置の うちのいずれに、前記遅延値DELAY/NO_DELAYが記憶されるべきか について決定して、前記決定した位置に前記遅延値を記憶する手段と を備えていることを特徴とする請求項21記載の装置。 23.出タイム・スロットを記憶する前記通話メモリが第1の部分(48)及び 第2の部分(49)を備え、それぞれが数において1フレーム内のタイム・スロ ット数に対応する記憶位置を有し、前記第1の部分(48)が出タイム・スロッ トの第1のフレームに対応し、かつ前記第2の部分(49)が後続する出タイム ・スロットの第2のフレームに対応する装置であって、 前記装置は、更に、少なくとも前記出タイム・スロット・ナンバーtout[0, 1,...W−1]及び前記決定した遅延値DELAY/NO_DELAYに基 づいて、遅延情報を発生する遅延制御ユニットを備え、前記内部タイム・スロッ トのサブセットWのうちの各タイム・スロットに対して、前記遅延情報は、前記 通話メモリの前記第1の部分(48)及び第2の部分(49)のうちのいずれへ 、前記内部タイム・スロット内にあるユーザ・データがスイッチングされるべき かについて制御することを特徴とする請求項21記載の装置。 24.前記分配情報を決定する前記手段は、 -前記入タイム・スロットが前記内部タイム・スロット用のフレームに相対し て示されるように、前記内部タイム・スロット用のフレームの時間位相に対して 前記入タイム・スロット数を正規化する手段と、 -前記正規化された入タイム・スロット数、及び前記内部タイム・スロット数 から、前記内部タイム・スロットのサブセット、及び前記出タイム・スロットの サブセットに、前記入タイム・スロットのサブセット内にあるユーザ・データの 分配を定めるオフセットδについて決定する手段と、 -各入タイム・スロット数及び各出タイム・スロット数に対して、前記内部タ イム・スロット・ナンバー、前記オフセット、及び1フレーム内の前記広帯域接 続用のタイム・スロット数に基づき、前記内部タイム・スロット・ナンバーによ り与えられるそれぞれの制御メモリ内のいずれの記憶位置に、前記入タイム・ス ロット・ナンバー及び出タイム・スロット・ナンバーがそれぞれ記憶されるべき かを決定し、かつそれぞれの制御メモリ内の前記決定した位置に前記入タイム・ スロット・ナンバーtin[i]及び前記出タイム・スロット・ナンバーtout[ i]を記憶する手段と を備えていることを特徴とする請求項21記載の装置。
JP53949998A 1997-03-10 1998-03-02 電気通信接続の確立 Expired - Lifetime JP4210335B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9700850A SE508851C2 (sv) 1997-03-10 1997-03-10 Förfarande och anordning vid uppkoppling av telekommunikationsförbindelse med upprätthållen sekvens- och ramintegritet
SE9700850-2 1997-03-10
PCT/SE1998/000372 WO1998041053A1 (en) 1997-03-10 1998-03-02 Establishing telecommunication connections

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001514824A true JP2001514824A (ja) 2001-09-11
JP4210335B2 JP4210335B2 (ja) 2009-01-14

Family

ID=20406087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53949998A Expired - Lifetime JP4210335B2 (ja) 1997-03-10 1998-03-02 電気通信接続の確立

Country Status (12)

Country Link
US (1) US6169737B1 (ja)
EP (1) EP0966860B1 (ja)
JP (1) JP4210335B2 (ja)
KR (1) KR100413054B1 (ja)
CN (1) CN1124068C (ja)
AT (1) ATE328454T1 (ja)
AU (1) AU6426998A (ja)
BR (1) BR9808225A (ja)
CA (1) CA2283269A1 (ja)
DE (1) DE69834713T2 (ja)
SE (1) SE508851C2 (ja)
WO (1) WO1998041053A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6876650B2 (en) * 2000-05-04 2005-04-05 Pmc-Sierra, Inc. Bipartite graphical connecting scheduling in time and space switch fabrics
US7154887B2 (en) * 2001-07-12 2006-12-26 Lsi Logic Corporation Non-blocking grooming switch
US7349387B2 (en) * 2002-09-27 2008-03-25 Wu Ephrem C Digital cross-connect

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2224961B1 (ja) * 1973-04-06 1977-04-29 Voyer Paul
US4543652A (en) * 1982-10-04 1985-09-24 Hitachi, Ltd. Time-division switching unit
US4704716A (en) * 1985-12-31 1987-11-03 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Method and apparatus for establishing a wideband communication facility through a communication network having narrow bandwidth channels
US4858227A (en) * 1987-08-25 1989-08-15 Solid State Systems, Inc. Space and time having multiplexed memories

Also Published As

Publication number Publication date
AU6426998A (en) 1998-09-29
SE9700850L (sv) 1998-09-11
JP4210335B2 (ja) 2009-01-14
EP0966860B1 (en) 2006-05-31
EP0966860A1 (en) 1999-12-29
KR20000076108A (ko) 2000-12-26
SE9700850D0 (sv) 1997-03-10
DE69834713T2 (de) 2007-04-26
CN1250585A (zh) 2000-04-12
DE69834713D1 (de) 2006-07-06
US6169737B1 (en) 2001-01-02
ATE328454T1 (de) 2006-06-15
BR9808225A (pt) 2000-05-16
SE508851C2 (sv) 1998-11-09
WO1998041053A1 (en) 1998-09-17
KR100413054B1 (ko) 2003-12-31
CN1124068C (zh) 2003-10-08
CA2283269A1 (en) 1998-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4035584A (en) Space division network for time-division switching systems
FR2611411A1 (fr) Systeme de commutation de multiplex temporels hybrides
EP0774197B1 (en) Switching in a telecommunications service node
JPH09214614A (ja) リモート端末に接続された電話加入者に対し、複数の電話サービスプロバイダーからサービスを提供する装置
FR2547151A1 (fr) Systeme de commutation numerique
JP2001514824A (ja) 電気通信接続の確立
JP2001515670A (ja) 時間スイッチ段及びスイッチ
US4170718A (en) Immediate ring-back control system for time-division telephone exchange
JP2000503179A (ja) 交換装置
US6160807A (en) Timeslot interchange network
US3943297A (en) Electronic private automatic branch exchange
US4125747A (en) Telephone switching circuit
JP2854960B2 (ja) 非同期デジタル信号多重処理回路
JP3416195B2 (ja) 構内ディジタル電子交換機のpb信号送出方法
JPS5853838B2 (ja) 時分割通話路装置
KR100378811B1 (ko) 티티에스 합성음의 다중 사용자 실시간 처리장치 및 방법
JPS6251395A (ja) 両方向回線選択方式
US20050249338A1 (en) Method and telecommunications system for processing digitally stored sound sequences
JP3028655B2 (ja) Dチャンネル信号制御装置
JPH04239254A (ja) マルチ接続トーキーにおけるメッセージ頭出し方式
JPS58114656A (ja) デイジタル多相ト−キ装置
JPS62155694A (ja) 電子交換機
JPS59112791A (ja) 交換制御装置
JPH1127768A (ja) デジタル伝送路の収容位置情報セーブ方式
JPS6035856A (ja) 情報量計数用メモリスイツチ方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080930

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term