JP2001513460A - ペースト押出方法 - Google Patents
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Abstract
Description
微細粉末(fine powder)のペースト押出(paste extru
sion)の方法に関する。
いて分散液のを凝固させ、そして得られる凝固塊(coagulum)を乾燥し
て微細粉末を得ることにより製造されるタイプのPTFEである。PTFE微細
粉末は溶融条件で流動しないので、この粉末は溶融流れを必要としない押出方法
により物品に加工されてきた。この押出方法はペースト押出として知られており
、そして例えば米国特許第2685707号に記載されている。ペースト押出に
おいては、25℃で少なくとも0.45センチポイズの粘度を有しそしてその後
の押出の条件下に液体である有機滑剤(organic lubricant)
とPTFE微細粉末を混合することによってペースト押出組成物は形成される。
PTFEは滑剤を吸収し(soaks up)、その結果滑化されたPTFE微
細粉末(lubricated PTFE fine powder)とも呼ば
れる乾燥した圧力融合性(pressure coalescing)ペースト
押出組成物が得られる。
れている図1を参照して理解することができる。装置の内側には、押出オリフィ
ス9で終わる室7が規定されている。滑化されたPTFE微細粉末は、通常室7
に合致するように圧力下に成形された装填材料(charge)として、室7に
入れられ、次いで室7内において押出オリフィスの対向端部に配置されたラム1
1により“ペースト押出される。ラム11は押出オリフィス9に向けて移動して
滑化されたPTFE微細粉末を押出オリフィス9を通して押し出す。典型的には
、室内にマンドレル13が配置されており、そにより滑化されたPTFE微細粉
末はシート、チューブ、ロッド又はコーテイングの形態でペースト押出される。
滑化された押出物は滑化された生の押出物(lubricated green
extrudate)としても知られている。
ている。特に、室25を規定するバレル23を有する押出装置21が示される。
ラム27が室25の一端に配置されている。マンドレル29は室25内に固定さ
れておりそしてその遠位端にシリンダ31が取り付けられている。シリンダ31
は円錐形表面と円筒形表面を有する。滑化されたPTFE微細粉末がペースト押
出されるにつれて、粉末は室25を通してラム27により押され、シリンダ31
のまわりを流れそして押し出されたチューブ32として押出装置21から押し出
される。
形することもできる。ペースト押出は通常20〜50℃の温度で行われるが、こ
の範囲外の押出温度も知られている。
加熱して、押出物から滑剤を揮発させそして追い出し、続いてPTFEを焼結す
る随意の工程を行う。スレッドシーラントテープ(thread sealan
t tape)のような或る物品は、カレンダー加工されそして乾燥の後切断さ
れそして焼結には付されない。
ースト押出期間中、フィブリルと呼ばれる小さな相互接続された繊維状クラスタ
ーに変形される。図1及び図2の装置においては、滑化されたPTFE微細粉末
は、それがマンドレルの回りを押し進められそして押出装置の端部を通して押し
出されるにつれて、フィブリルに成形される。図1では、このフィブリル化は、
マンドレル13とダイ区域5における室7の壁との間の区域で起こる。図2では
、フィブリル化はシリンダ31とバレル23との間で起こる。
これは図1及び図2に示されたような装置において押出の後、滑化された押出物
及びそれから形成された物品が押出方向には強いが、押出交差方向(extru
sion−cross direction)には特に弱いことを意味する。例
えば、図2の装置21でペースト押出により形成されたフィブリルは、フィブリ
ルが装置21から外へ進むにつれて、1つの方向に、即ち垂直に配向される。押
出交差方向のこの弱さは、滑化された押出物をその後の乾燥及び随意の焼結の前
に特に注意深く取り扱わなければならないことを意味する。
つ以上の異なる方向に延伸し、それによりフィブリルを再配向させる(reor
ienting)ことにより、押出後に直すことができる。未焼結PTFE押出
物の多重横方向延伸(multi−lateral stretching)に
よるフィブリル再配向の方法は、米国特許第5321109号に記載の如く当該
技術分野で知られている。押出方向に形成されたフィブリルの再配向は、押出プ
ロセス内の再配向により達成することもできる。各場合に、先行技術は、押出方
向にフィブリルを形成し、次いでその後米国特許第3315020号に示された
ように膨張室によるなどの種々の方法により、又は米国特許第3008187号
、米国特許第48760510号に示されたように滑化された押出物に螺旋型運
動(spiral−type movement)を加えることによりフィブリ
ルをディスオリエンティング(disorienting)させることを教示し
ている。未焼結の滑化された生の押出物又はそれから製造された物品の異方性は
一般に焼結された最終物品に及ぶことが文献に示されている。この異方性は、物
品を長い焼結サイクルに付すことにより補償することができるが、これはやっか
いであり且つ費用がかかる。焼結前に達した増加した等方性は通常焼結された最
終物品においても見いだされる。
る物品は依然として取り扱いが難しく且つ押出方向における収縮を含む望ましく
ない物理的性質を依然として有している。
化された生の押出物としてオリフィスから押し出すことにより、押出装置におい
て滑化されたPTFE微細粉末をペースト押出する方法であって、オリフィスを
通って出る前に、押出装置における滑化されたPTFE微細粉末の流れの方向を
、押出装置を通る滑化されたPTFE微細粉末の最初の流れの方向とは少なくと
も60°異なる方向に再配向させる(reorienting)ことを特徴とす
る方法に関する。
E微細粉末をペースト押出する方法に関する。滑化されたPTFE微細粉末はP
TFE粒子を含んで成り、そして滑化されたPTFE微細粉末がペースト押出さ
れるとき、PTFE粒子はフィブリルを形成する。これらのフィブリルはペース
ト押出の方向に配向されており、即ち、フィブリルは粒子が押し出されるのと同
じ方向に引き延ばされる(elongate)。
粉末の流れがその最初の流れの方向から少なくとも60°押出期間中に再配向さ
れるようにペースト押出される。この方法はこれまで慣用の方法を使用しては得
ることができなかった程度に展性のある(malleable)押出物を与える
。更に、滑化された押出物及び乾燥した押出物は二軸方向生強度(biaxia
l green strength)の予想されなかった驚くべき増加を示す。
ダイ45と、ダイ45内に配置されたチップ56を具備する押出ヘッド41が示
されている。従来は、押出ヘッド41は例えばバレル43により押出装置に取り
付けられていた。バレル43はダイ45に接続されておりそして一緒になって室
47を規定する。バレル43においては室47は直径D1を有する。ダイ45は
截頭円錐部分49及び円筒形部分51を有しており、それにより室47の直径は
円筒形部分51における直径D2に徐々に増加する。ダイ45の截頭円錐形部分
49の壁はバレル43の壁から60°外向きに延びている。
ロッド55はバレル43を通って延びておりそしてチップ56に接続する。チッ
プ56は截頭円錐形部分57と円筒形部分59を有する。截頭円錐形部分57及
び円筒形部分59はダイ45を補足しそしてダイ45とマンドレル53との間に
均一な空間61を形成して、滑化されたPTFE微細粉末がそれらの間を流れる
ことを可能とするような寸法である。
矢印により示される。粉末がバレル45内の室47を通って移動するにつれて、
粉末はチップ56の截頭円錐形部分57に接触し、この点で、粉末、従って粉末
中のPTFEフィブリルは粉末の最初の流れの方向から60°の角度で再配向さ
れる(reoriented)。滑化されたPTFE微細粉末は、それがダイ4
5の円筒形部分51に到達するにつれて再び60°再配向され、その結果押し出
されたペーストは、滑化されたPTFE微細粉末の最初の流れの方向とほぼ同じ
方向に押出ヘッド41から流れる。
化されて、押出方向とは別の方向に配向されているフィブリルを形成する。滑化
されたPTFE微細粉末の流れの方向が少なくとも60°再配向されるとき、滑
化された押出物及び滑化された押出物から形成された乾燥した物品は引張強さ、
降伏強さ及び破断点百分率伸びの予想されない増加を示すことが見いだされた。
の形状及び寸法の平坦なシートを得ることができる。マンドレル53はペースト
押出プロセス中常に中心に置かれて(centered)、均一な厚さの壁を有
する滑化された押出物の形成を可能とすることが好ましい。
オリフィスを通って出る前に、滑化されたPTFE微細粉末が押出ヘッドを通る
滑化されたPTFE微細粉末の最初の流れの方向とは90°異なる方向に流れる
ように、再配向される。この場合に、すべてのフィブリル化は押出の方向に垂直
な方向に起こる。図5には、ダイ65を有する押出ヘッド61が示されており、
ダイ65はそれに接続されたたバレル63を有しており、空間71を規定する。
マンドレル67を有するチップ69はダイ65内に配置され、マンドレル67は
バレル63内に上向きに延びている。チップ69は平坦な上部表面を有していて
、押出ヘッド61を通って流れる滑化されたPTFE微細粉末がチップ69に接
触するとき、滑化されたPTFE微細粉末の流れの方向はその最初の流れの方向
から90°再配向される。滑化されたPTFE微細粉末はそれがダイ65の壁に
達するにつれて再び90°再配向され、それにより押し出されたペーストは滑化
されたPTFE微細粉末の最初の流れの方向とほぼ同じ方向に押出ヘッド61か
ら流れる。
tation)は増加した二軸方向生強度を有する滑化された生の押出物を生じ
させる。押出物及び滑化された押出物から形成された乾燥した物品は引張強さ、
降伏強さ、及び破断点百分率伸びの予想されない増加を示す。
ら外れるように押されることである。ペースト押出において使用される滑化され
たPTFE微細粉末は、特に溶融押出される他の熱加工可能なプラスチックに比
べてしばしば均一ではない。結果として、フィブリル化率(rate of f
ibrillation)は刻々変わり、その結果発生される押出圧が変動する
ことである。この変動がマンドレルのまわりで均一ではないならば、マンドレル
は中心から外れるように押される。
と、滑化されたペーストは抵抗の少ない路、即ち、空間61がより大きく且つマ
ンドレル53を中心の合った位置に戻るように移動させる駆動力がない路を取る
。これが起こると、押し出されている中空物体の厚さはもはやその断面に沿って
均一ではない。
されている如く自己中心合わせ性(self centering)である。図
6に戻ると、ダイ85とダイ85内に配置されたチップ89を有する押出ヘッド
81が示されている。従来は、押出ヘッド41は、例えばダイ85に接続されて
いるバレル83によって押出装置に取り付けられている。チップ89はバレル8
3とダイ85内にに配置されるマンドレル87に接続される。チップ89は上向
きに延びている周うね(circumferential ridge)91を
含み、該周うね91はダイ85と相補う対をなして(mate with)ダイ
85とマンドレル87との間に均一な空間93を形成する。押出ヘッド81を通
って流れる滑化されたPTFE微細粉末がマンドレル87のチップ89に接触す
ると、滑化されたPTFE微細粉末の流れの方向はその最初の流れの方向から1
80°再配向される。滑化されたPTFE微細粉末の流れの方向は、該粉末がダ
イ85の壁に接触するにつれて再び180°再配向され、それにより押し出され
たペーストは滑化されたPTFE微細粉末の最初の流れの方向とほぼ同じ方向に
押出ヘッド81から流れる。
lf−centering)であることを可能とする。何故ならば、滑化された
PTFE微細粉末はチップ89を中心から外れるように移動させる釣り合ってい
ない力を自動的に訂正する反対方向の平行な路に従うからである。粉末の不均一
な流れがチップ89を中心から外れるように押すならば、全体の路は断面におい
て釣り合ってくる。換言すれば、周うね91上の粉末の流れが粉末の最初の18
0°再配向期間中締め付けられる(constricted)ならば、粉末の最
初の180°再配向期間中のチップ89の他の側の周うね91上の粉末の流れは
増加し、チップ89及びマンドレル87を中心から外れるように移動させる。粉
末のこの増加した流れが周うね91の上へ及び上を進む(go up and
over)につれて、それはチップ89及びマンドレル87を、粉末の流れが再
び空間93において釣り合うまで中心の合った位置に向けて押し戻す。
に、得られた滑化された生の押出物は格段に良く釣り合った異方性を有しており
、この異方性は極めて展性がありそして従来達成するのが不可能又は困難であっ
た変換技術(transformation techniques)に適する
押し出された成形品を与える。例えば、図8〜10を参照すると、本発明の方法
から得られる滑化された生の押出物を使用して成形することができる成形品のタ
イプの例が示される。図8には、相補的モールド部分113及び115の間に浮
遊した滑化された生の押出物のシート111が示される。図9には、モールド部
分113及び115がシート111上に圧縮され、それにより複雑な形状を有す
る成形品117が得られる。滑化された生の押出物から製造された物品117の
ような成形品は、押出物が十分な二軸方向強度を有する場合に得られうるにすぎ
ない。
ヘッド101が示される。従来は、押出ヘッド101は例えばダイ105に接続
されているバレル103により押出装置に取り付けられていた。チップ108は
押出ヘッド101内に配置されたマンドレル107に接続されている。押出ヘッ
ド101は、チップ108及びマンドレル107がそれらの中に形成された空気
口109を有することを除いては、図6に示された押出ヘッド81と同じである
。空気口109を通してブローされた空気は押出物の直径を増加させることを可
能とする。
所定の収縮挙動及びその後の変化を考慮して乾燥及び焼結させることができる。
本発明の方法の利点の1つは、取り扱いが容易で、且つ焼結すると非常に低い長
手方向収縮率を示す大きな直径のPTFE管の押出を可能とするということであ
る。
、従ってPTFE粒子が、押出期間中滑化されたPTFE微細粉末の最初の流れ
の方向から少なくとも60°再配向されてPTFE粒子を二軸方向にフィブリル
化させるかぎりは、本発明の範囲内で使用することができる押出装置デザインの
多くの他の態様があることは当業者により理解されるべきである。
末タイプ669−Nをシェル・オイル・カンパニーにより販売されているシェル
ゾル(Shellsol)K滑剤と混合して、PTFE81.5重量%及び滑剤
18.5重量%を有する滑化されたPTFEを得た。同じ滑化されたPTFEを
下記実施例の各々に使用した。押出の前に、滑化されたPTFEを、PTFEの
ペースト押出の分野で良く知られた方法である低圧下の円筒形中空装填物(cy
lindrical hollow charge)として成形した。
使用して、滑化されたPTFEを押し出して、その生の状態で一軸方向にフィブ
リル化されたPTFEチューブとした。生のチューブは8mmの外径と2.9m
mの肉厚を有していた。サンプルを押出の直後にチューブから切り出した。
(folding)がなされる場合に、損傷なく完全に折りたたまれた(fol
ded)。他の方向又は方位における折りたたみはサンプルにおいて欠陥及びク
ラックを生じさせる。折りたたみが押出の方向に平行であるとき最悪の欠陥が生
じる。
1708に従う引張測定に供した。得られた結果は下記のとおりであった。
理的性質を有するが、交差方向では劣った物理的性質を有することを示す。伸び
の測定は最大1000%に限定されることに留意されたい。
施例1と同様に使用して、滑化されたPTFE組成物を押し出して、その生の状
態で二軸方向にフィブリル化されたPTFEチューブとした。生のチューブは9
4mmの直径と1.6の肉厚を有していた。サンプルを実施例1と同様に切りそ
して測定した。サンプルは、サンプルにおいて欠陥又はクラックを生じることな
くすべての方向に折りたたんまれた。ASTM D1708に従って物理的性質
も測定して下記の結果を得た。
滑化された生の押出物は押出方向及び交差方向の両方において殆ど200%の降
伏強さの増加を示し、そして93%から1000%以上への交差方向の伸びの増
加を示した。換言すれば、本発明の方法を使用して製造された滑化された生の押
出物はすべての方向において弾性であり、これは実施例1に記載のような慣用の
方法により製造された滑化された生の押出物よりはるかに展性がある押出物を生
じさせた。
例2を繰り返した。この押出物の物理的性質を以下に示す。
有することを示す。交差方向の物理的性質は、実施例1の慣用の押出方法を使用
して得られた交差方法の物理的性質に比べて有意に改良されていた。
循環空気オーブン中で380℃で2時間焼結させることにより仕上げた。チュー
ブの肉厚は2.9mmから2.3mmに減少しそして長手方向収縮率は24%で
あった。物理的性質をASTM法D1708によって再び測定した。
0℃で2時間焼結させることにより仕上げた。厚さは1.6mmから2.1mm
に増加しそして長手方向収縮率は11%であった。物理的性質をASTM法D1
708によって測定した。
の本発明の押出方法では、長手方向収縮率、引張強さ及び破断点伸び%の改良を
示す焼結されたチューブが得られた。
せることにより仕上げた。厚さは2.3mmから2.1mmに減少しそして長手
方向収縮率は15%であった。物理的性質をASTM法D1708によって測定
した。
6に記載の本発明の押出方法では、24%から15%への長手方向収縮率の減少
を示す焼結されたチューブが得られた。
部分断面側面図である。
の最初の流れの方向から少なくとも60°異なる方向に再配向されるようになっ
ている、ダイとマンドレルを含む本発明に従って構成された押出ヘッドの断面側
面図である。
の最初の流れの方向に垂直な方向に流れるようにした本発明に従う押出ヘッドの
断面側面図である。
の最初の流れの方向と反対の方向に流れるようにした本発明に従う押出ヘッドの
断面側面図である。
ッド内に空気源があることを除いては、図6の押出ヘッドと同様な押出ヘッドの
断面側面図である。
置されている、モールドの上部区域と下部区域の断面側面図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 滑化されたPTFE微細粉末を押出装置を通して押し進めそ
して滑化された生の押出物としてオリフィスから押し出すことにより、押出装置
において滑化されたPTFE微細粉末をペースト押出する方法であって、押出装
置における滑化されたPTFE微細粉末の流れの方向を、押出装置を通る滑化さ
れたPTFE微細粉末の最初の流れの方向とは少なくとも60°異なる方向に再
配向させることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 押出装置における滑化されたPTFE微細粉末の流れの方向
を、押出装置を通る滑化されたPTFE微細粉末の最初の流れの方向とは少なく
とも90°異なる方向に再配向させる工程を含む請求項1の方法。 - 【請求項3】 押出装置における滑化されたPTFE微細粉末の流れの方向
を、押出装置を通る滑化されたPTFE微細粉末の最初の流れの方向とは少なく
とも180°異なる方向に再配向させる工程を含む請求項1の方法。 - 【請求項4】 滑化された生の押出物を乾燥する工程を更に含む請求項1〜
3のいずれかの方法。 - 【請求項5】 乾燥した押出物を焼結することを更に含む請求項4の方法。
- 【請求項6】 請求項1〜3のいずれかの方法により形成された物品。
- 【請求項7】 請求項4の方法により形成された物品。
- 【請求項8】 請求項5の方法により形成された物品。
- 【請求項9】 入り口と、第1室と、第2室と、出口を有する外側ダイを具
備し、該第1室はダイの入り口における滑化されたPTFE粉末の流れの方向に
平行な表面を有し、該第2室はダイの入り口における滑化されたPTFE微細粉
末の流れの方向から少なくとも60°の角度外向きに延びている表面を有し、 更に、該ダイに配置された内側チップであって該チップの外表面の少なくとも
一部が該第2室の表面の角度に合う内側部チップを具備する、滑化されたPTF
E微細粉末のペースト押出に使用するための押出ヘッド。 - 【請求項10】 該チップの少なくとも一部が円錐の形状にある請求項9の
押出ヘッド。 - 【請求項11】 該チップの少なくとも一部が截頭円錐の形状にある請求項
9の押出ヘッド。 - 【請求項12】 該第2室及びチップが、滑化されたPTFE微細粉末のダ
イへの流れの方向から90°の角度で外向きに延びている表面を有する、請求項
9の押出ヘッド。 - 【請求項13】 該外側ダイを通って延びておりそして第2室において該チ
ップを支持するマンドレルを更に具備する、請求項9の押出ヘッド。 - 【請求項14】 入り口と、室と、出口を有する外側ダイ、及び 該ダイの該室に配置されたチップを具備し、該チップは該室へと延びている該
チップに形成されたうねを有しており、該室は該外側ダイとチップとの間に空間
を形成して滑化されたPTFE微細粉末が該空間を通ることを可能とするように
該うねに対して相補的な形状を有している、滑化されたPTFE微細粉末のペー
スト押出に使用するための押出ヘッド。 - 【請求項15】 うねが円周状である請求項14の押出ヘッド。
- 【請求項16】 該外側ダイを通って延びておりそして該室において該チッ
プを支持するマンドレルを更に具備する、請求項14の押出ヘッド。 - 【請求項17】 請求項9の押出ヘッドを含む押出装置。
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