JP2001512518A - レオロジー添加剤の製造方法、及びその添加剤を組み入れた塗料組成物 - Google Patents

レオロジー添加剤の製造方法、及びその添加剤を組み入れた塗料組成物

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JP2001512518A JP53683298A JP53683298A JP2001512518A JP 2001512518 A JP2001512518 A JP 2001512518A JP 53683298 A JP53683298 A JP 53683298A JP 53683298 A JP53683298 A JP 53683298A JP 2001512518 A JP2001512518 A JP 2001512518A
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Abstract

(57)【要約】 塗料配合物中のレオロジー添加剤の量に応じて、改良された流出性、隠ぺい特性、及び増粘性を発現する、添加剤で増粘した水性塗料配合物の製造方法。本方法は、3ないし30重量%の水性スメクタイトクレースラリーを製造すること;約44から146キロワット−時/メートトンの、乾燥クレーの範囲のエネルギー入力で粉砕媒体を用いて水性スメクタイトスラリーをビーズミル粉砕すること;及び水性塗料配合物の中にレオロジー添加剤として前記粉砕スメクタイトスラリーを、配合物のリットル当たり約6ないし120gの範囲の量で組み入れることを含む。

Description

【発明の詳細な説明】 レオロジー添加剤の製造方法、及びその添加剤を組み入れた塗料組成物技術分野 本発明は、概ね、レオロジー添加剤、例えば水性クレースラリーの製造方法、 及びそのような添加剤を含む塗料組成物に関する。背景技術 水性クレースラリーとなるようにクレーを湿式粉砕する方法は、先行技術にお いて公知である。そのような先行技術を例示すると、米国特許第3,097,08 1号;第3,754,712号;第4,118,245号;第4,118,246号; 及び英国特許第1,120,219号がある。 結果として生じる水性クレースラリーは、水性塗料配合物、例えばラテックス ペイント用のレオロジー添加剤として有用であることが判っている。このような 水性塗料配合物は、概ね、ヒドロキシエチルセルロース(“HEC”)のような 別の増粘剤を単独で又は“HASE”のようなアルカリ膨潤性増粘剤と組み合わ せて加えることが必要である。 塗料業界は、かかる他の増粘剤を低濃度含むだけで充分に達成出来る水性塗料 配合物を製造出来る水性クレースラリーのようなレオロジー添加剤を探し続けて きた。特に、コストと性能の観点から、HECを殆ど含まないか或いは全く含ま なくて済む水性塗料へのニーズがある。 本発明の方法により製造された水性クレースラリーは、塗料業界のニーズを満 たす。特に、本発明により製造された水性クレースラリーは、以下の特有の性能 因子を発現する: 1. 本発明の水性クレースラリーのレオロジー曲線は、先行技術の水性クレー スラリーのレオロジー曲線より傾斜が小さい。傾斜でのこの差は、本発明の水性 クレースラリー入りのラテックスペイントが先行技術の方法により製造されたた 水性クレースラリーよりブルックフィールド(Brookfield)粘性値が 小さい(20℃、1rpmで測定)という事実によって確認される。このように ブルックフィールド粘性値が小さいと、ケル化コンシステンシーが小さい塗料と なる。 2. 本発明の方法により製造された水性クレースラリーは、先行技術の方法に より製造された水性クレースラリーと比較してチキソトロピー指数が小さく、し かも粘度の回復も遅い。このような特性によって固形分含量が多くても取扱やす い、即ち圧送や流出がしやすくなる。 3. 本発明の方法により製造された水性クレースラリーは、高価な先行技術の 粉砕方法により製造された水性クレースラリーより著しくコスト効果が大きい。 4. 本発明により製造された水性クレースラリーでは、先行技術により製造さ れた水性クレースラリーを用いて配合された水性塗料よりHECおよび/または HASE含量が著しく少ない水性塗料の配合が可能である。 5. 本発明により製造された水性クレースラリーを用いて配合された塗料は、 先行技術の方法により製造された水性クレースラリーを用いて配合された塗料よ り向上した流動及び平坦化特性を発現する。この向上した流動及び平坦化特性は 、塗料に関するヒステリシス曲線を追跡する こと、及び粘度回復の大幅な遅れが本発明により製造された水性クレースラリー を含む塗料で起こることを示すことによって実証された。向上した流動性及び平 坦化の更なる証明は、本発明により製造された水性クレースラリーを含む塗料を 使った比較のためのLanetaの流動性及び平坦化試験によって行なわれた。 6. 本発明の水性クレースラリーを用いて配合された塗料は、先行技術により 製造された水性クレースラリーより低含量のクレーで向上した隠ぺい特性を発現 する。発明の説明 本発明は、水性クレースラリーを製造するための改良された方法ばかりでなく 、そのようなスラリーによって作られたスラリー類、及びこのスラリー類を含む 水性塗料をも含む。本発明の改良点は水性媒体中で約0.5ないし20分間、好 ましくは1.5ないし9分間の時間で約44ないし146、好ましくは59ない し73キロワット−時/メートルトンの乾燥クレー、の範囲のエネルギー入力で クレーをビーズミル粉砕(bead milling)することにある。 “ビーズミル粉砕”と言う用語は“撹はん式ボールミル粉砕(ball mi lling)”と同義であり、水性スラリーとして存在するクレー粒子が、共存 する粉砕媒体を使用することによりランダムに砕解される方法を包含するもので ある。ビーズミル粉砕の場合の粉砕は主として圧縮又は衝突により、そして幾ら かはせん断により起こる。これとは対照的に分散ミルは、主として高せん断によ り粒子の砕解が起こる。 市販されていて、顔料やクレー材料の粉砕に一般的に使用されるいず れのビーズミルも、本発明の方法を実施するのに適している。“Morehou se Cowles Sandmill”、又は同類の垂直型サンドミル、及び オハイオ州、シンシナティ市のJ.H.Day社から市販されている“Poly mill”を使って水性クレースラリーをビーズミル粉砕すると特に優れた結果 が得られた。しかしながら、水平型サンドミルもボールミルやペブルミル(pe bble mill)も本発明の方法を実施するのに適している。 ビーズミルで使用する粉砕媒体は、約0.4ないし50mmの範囲、好ましく は1ないし15mmの範囲の直径であり;特に好ましいのは約10mmの直径の 粉砕媒体である。粉砕媒体は、球形(が好ましい)、卵形、又は楕円形でもよく 、セラミックス、シリカ、砂、又は鋼のような材料から成ってもよい。好適な粉 砕媒体には、Ottawaサンド、鉛を含まない硬質ガラス、鉛入りの硬質ガラ ス、酸化アルミニウム、ケイ酸ジルコニウム、酸化ジルコニウム及び鋼ショット が挙げられる;好ましい粉砕媒体は、ケイ酸ジルコニウムと酸化ジルコニウムで ある。 好ましくは、水性クレースラリーを製造するのに使用されるクレーは、モンモ リロナイト、ベントナイト、ヘクトライト、サポナイト、又はノントロナイトの ようなスメクタイトクレーである。好ましいスメクタイトクレーは、モンモリロ ナイト、特にナトリウムモンモリロナイトとカルシウムモンモリロナイトである 。特に好ましいのは、ナトリウム転化型カルシウムモンモリロナイト、及びそれ とカルシウムモンモリロナイトとのブレンド物である。 一般的に、水性媒体は水から成るが、グリコールのような水溶性媒体を入れて もよい。一般的に、クレー:水性媒体の比は、水性スラリーの重量を基準として クレーが水性スラリーの中で約3ないし30重量%、好ましくは6ないし20重 量%の範囲の量で含まれるようにする。 本発明の方法により製造された水性クレースラリーは、ラテックスペイントの ような水性塗料配合物でレオロジー添加剤として組み入れるのに有用である。こ の水性クレースラリーは、水性塗料配合物の中で配合物リットル当たり約6ない し120gの範囲の量で使用される。図面の説明 図1、1A及び1Bは、下記で説明するスラリー"A"及びスラリー"B"につい て各々、全歪走査、低せん断回復相及び高せん断走査のもとでのヒステリシス曲 線をプロットしたものである。 図1、1A及び1Bは、本発明の方法により製造された水性クレースラリー( 即ち、スラリー"B")が、先行技術の方法により製造された水性クレースラリー (スラリー"A")より優れていることを表している。 前述のように、本発明の水性クレースラリーは、高濃度の固形分でも流出が更 にしやすいという形で現れる改良された取扱い特性を発現する。この長所は、図 面ばかりでなく、スラリー"B"のブルックフィールドの1rpmでの低粘性値な らびに、スラリー"B"の小さいチキソトロピー指数によって下記のスラリー特性 表にも示されている。 図1及び図1Bを見ると、両図面の左側を注意深く見ると、せん断力が負荷さ れた後の粘度の回復が示されている。スラリー"B"は比較的遅い回復であり、従 って混合後に材料に低せん断が負荷されると、低い値の粘度を保ったままである ことが判る。図1及び図1Aのずっと右側は、高せん断で高い粘度を示している 。低せん断での低粘度と高せん断での高い粘度のこのような組み合わせにより、 比較的平坦なレオロジー曲線(即ち、比較的小さい傾斜)となり、この曲線は更 にスラリー"B"がチキソトロプ(thixotrope)としてよりもむしろ増 粘剤のような作用をすることを表している。即ち、スラリー"B"は、固形分が比 較 的高濃度でも流出し、しかも大量に取扱う時でも“ポチャン(plop)”と落 ちずに流出しやすいので、取扱い易いことが判る。 図1は、スラリー"A"及びスラリー"B"の全歪ヒステリシス曲線、即ちいろい ろなせん断速度のもとでの両スラリーの粘度の測定値である。 問題の点は次の通りである: 先ず第一に、ヒステリシス曲線を辿ると、両スラリーの粘度は本質的に互 いによく似ている。 せん断が増加するにつれて、ヒステリシス曲線の下向き傾斜でスラリー" B"はスラリー"A"から離れ始める。最高のせん断速度(即ち、1460/秒の せん断速度)で、スラリー"B"は、スラリー"A"より著しく高い粘度を示し、ス ラリー"A"の粘度は0.0945Pasであり、一方、スラリー"B"の粘度は、 0.130Pasであった。直線X軸でのこの曲線のこの部分の詳細に関しては 図1Bを参照されたい。 せん断が解放されるにつれてスラリー"B"の粘度がスラリー"A"の粘度と 再び等しくなるので、ヒステリシス曲線の戻り部分の中央ではスラリー"B"の粘 度回復が遅れることが明らかである。 ヒステリシス曲線の終わりでは、スラリー"B"の粘性回復の遅れは全く明 白である。この点ではスラリー"B"の粘度は4550Pasであり、一方、スラ リー"A"の粘度は6430Pasである。図1Aには、直線Y軸上での曲線のこ の点の詳細部分を示している。 スラリー"A"を次の方法で製造した: 1. 水3.52kgを秤り採る。 2. “Dispermat”ミルに水を入れて40mmの“Cowles”型 ブレードを用いて1,000rpmで撹はんす る。 3. “Bentolite WH”480g(“Bentolite WH” はナトリウム転化型カルシウムモンモリロナイトである)を秤り採る。 4. 段階2のように撹はんを続けながら、“Bentolite WH”を水 に加える。 5. 撹はん速度を5,000rpmまで上げた後、混合を15分間続ける。 スラリー"B"を次の方法で製造した: 1. 水11781リットルを秤る。 2. “Cowles”ミキサーの中で400mmの“Cowles”型ブレー ドを用いて800rpmで水を撹はんする。 3. 段階2のように撹はんを続けながら、“Bentolite WH”15 9kgを水に加える。 4. 15分になるまで混合を続ける。 5. 次のように操作して容量133リットルの“Morehouse Cow les Sandmill”によって混合物を圧送する。 エネルギー入力 37kw 媒体容量 95kg 媒体種目 1cmのシリカビーズ(silica beads) 負荷時の電流 42.3アンペア 流量 49リットル/分スラリーのキャラクタリゼーション表 レオロジー測定値 スラリー"A" スラリー"B" ブルックフィールド粘度 加工直後: 1rpm(#6回転子) 78,200 70,200 10rpm(#6回転子) 9,400 10,360 100rpm(#6回転子) 1,170 1,696 チキソトロピー指数 加工直後: 1:10 8.32 6.77 1:100 66.84 41.39 10:100 8.03 6.11 ブルックフィールド粘度 加工後1時間: 1rpm(#6回転子) 97,800 91,400 10rpm(#6回転子) 10,540 11,840 100rpm(#6回転子) 1,318 1,836 チキソトロピー指数 加工後1時間: 1:10 9.28 7.72 1:100 74.20 49.78 10:100 8.00 6.45 ブルックフィールド粘度 加工後72間: 1rpm(#6回転子) 267,000 210,000 10rpm(#6回転子) 25,100 26,500 100rpm(#6回転子) 3,170 3,640 チキソトロピー指数 加工後72時間: 1:10 10.64 7.92 1:100 84.23 57.69 10:100 7.92 7.28 次の限定的でない実施例により本発明を説明する。別に断りがなければ、全て の部及びパーセンテージは重量基準である。 下記の性能特性に関して、次の用語は、指示された意味を持っている: 1.流動性及び平坦化:これらの特性は、塗布された塗膜が流れ、刷毛目のよ うな欠陥を示さない能力を表す。流動性及び平坦化の等級が高いほどそれだけ流 動特性が優れている。一般的に、水性塗料配合物は、この点では溶剤系塗料配合 物には匹敵しない。 2.ゲル化:塗料配合業者は、ゲル状又はリバリング状(livery)外観 を有する塗料を製造することがおおい。このような外観は、塗料が塗料缶の中で 滑らかでクリーム状の材料の外観を示さないので望ましくない。一般的に、この 特性は、1rpmでの高いブルックフィールド粘性値、及び1:KUの高いチキ ソトロピー指数と関連がある。 3.隠ぺい/隠ぺい率(Contrast Ratio):隠ぺいは、塗膜があらゆる色の下塗 り生地を覆うほど充分な色を発色する能力である。これは一般的に隠ぺい率の測 定値として表される。隠ぺい率は、白基地の上の塗膜の明るさと黒基地の上の塗 膜の明るさを測定する。黒基地の明るさの値を白基地の場合の明るさの値で割算 した後、100倍する。数値が大きいければ大きいほど、黒基地と白基地の色は それだけ近く、そして塗膜の隠ぺい能力はそれだけ良好である。実施例1 下記の成分を用いて3種類の塗料を製造した。塗料Kは、前述の先行 技術により製造されたスラリー"A"を使って配合した;塗料Lは、前述の本発明 の方法により製造されたスラリー"B"を使って配合した;塗料Mは、塗料K及び 塗料Lと比較するための標準的先行技術の塗料配合物である。下記の全ての量は キログラムで表している。成分 塗料K 塗料L 塗料M 水 101.96 116.90 131.93 “NATOROSOL 250 MHBR”1 0.35 0.35 2.47 10分間混合した後、加える: スラリー"A" 36.59 −−− −−− スラリー"B" −−− 21,17 −−− 5分間混合した後、撹はんしながら加える: “TROYSAN 142”2 0.44 0.44 0.44 “AMP-95”3 0.44 0.44 0.44 “BUBBLEBREAKER 748”4 0.44 0.44 0.44 “TRITON CF-10”5 1.32 1.33 0.34 “TAMOL 731”6 2.65 2.67 2.69 プロピレングリコール 8.83 8.91 9.06 混合した後、撹はんしながら加える: “CR-800”7 35.27 35.60 35.81 “ECCA TEX 90”8 18.52 18.69 18.80 “SNOWFLAKE WHITE”9 203.26 205.08 206.30 5,000rpmで20分間分散させた後、低速で混合しながら加える: 水 44.09 44.50 44.75 “UCAR 379”10 95.07 95.93 96.49 “TEXANOL”11 3.53 3.56 3.58 “BUBBLEBREAKER 748” 0.88 0.89 0.90各成分の詳細 “NATOROSOL 250 MHBR”1:Aqualon社製ヒドロキシエチルセルロース添 加剤 “TROYSAN 142”2:Troy Chemicals社製殺菌剤 “AMP-95”3:Angus Chemical社製顔料湿潤剤/pH調整剤 “BUBBLEBREAKER 748”4Witco Chemical社製消泡剤 “TRITON CF-10”5:Rohm&Haas社製分散剤 “TAMOL 731”6:Rohm&Haas社製湿潤剤 “CR-800”7:Kerr−McGee社製二酸化チタン “ECCA TEX 90”8:English China Clay社製カオリン “SNOWFLAKE WHITE”9:English China Clay社製炭酸カルシ ウム “UCAR 379”10:Union Carbide社製アクリル酸ビニルエマルジョ ン“TEXANOL”11:高分子量アルコール 塗料K、L及びMの性能を下表に示す:塗料K 塗料L 塗料M レオロジー配合 乾燥スメクタイトビーズミル粉砕 HEC +HEC 型スメクタイト +HEC 量/378リットルの塗料 スメクタイト、乾燥kg 4.36 2.50 0.00 HEC、kg 0.35 0.35 2.47 ストーマー粘度、KU 96 95 95 ブルックフィールド粘度 24時間(cps) 1rpm(#6回転子) 39,000 32,000 33,000 10rpm(#6回転子) 9,100 8,000 8,000 100rpm(#6回転子) 2,300 2,140 2,120 チキソトロピー指数 1:10 4.29 4.00 4.12 1:100 16.95 14.95 15.56 10:100 3.96 3.74 3.77 1:KU 406.25 336.84 347.37 ICI(ポイズ) 1.00 0.95 0.80 垂れ下がり抵抗(ミル) 8 7 6 流動性及び平坦化 (0−不可;10−秀) 2 4 2 隠ぺい特性 YLIGHT 89.08 88.92 88.40 YBLACK 84.99 84.94 81.29 隠ぺい率 95.40 95.52 91.96 実施例1の考察 実施例1では、HECを含む従来方法で増粘した塗料Mを、塗料K−即ち、ス メクタイトクレーを従来方法で加工処理した水性スラリーを含む塗料、及び塗料 L−即ち、本発明の方法により製造されたスメクタイトクレーの水性スラリーを 含む塗料と比較した。塗料Mの場合ブルックフィールド粘度及びストーマー粘度 として表されるレオロジー数値が目標数値である。塗料Kの場合、全てのカテゴ リーにおけるブルックフィールド粘度が、塗料Mのブルックフィールド粘度より も優れ、そしてス トーマー粘度は塗料Mのストーマー粘度と匹敵する。このことは、ゲル状外観− 即ち、多くの塗料会社により好ましくないとされる特徴を持つ塗料とみなされる 。 一方、本発明による水性スメクタイトクレースラリーで製造された塗料Lは、 塗料Mのブルックフィールド粘度及びストーマー粘度の両方の粘度と匹敵するが 、塗料MのHECの量は含んでいない。塗料Lはゲル状外観は全く見られず完全 な流体である。塗料Lは、同じ粘度でより滑らかで、より流出出来る生成物と見 なされる塗料Mよりもさらに低いチキソトロピー指数を有し、これが結果として 改良された流動性及び平坦化を発現することも注目しなければならない。更に、 塗料Lが、改良されたローラースパッター抵抗性(roller spatte r resistance)となる極めて高いICI粘度を発現する。 本発明の水性クレースラリーで製造された塗料配合物が優れているのを更に証 明するのは隠ぺい率である。塗料Lは、塗料Kで使用されたクレーの僅か58% しか含んでいないにも拘らず、塗料Lは、隠ぺい率で塗料Kの改良より大きく改 良されていることに注目することが重要である。実施例2 下記の成分を用いて3種類の塗料を製造した。塗料Sは、スラリー"A"を使っ て配合した;塗料Tは、スラリー"B"を使って配合した;塗料Rは、塗料S及び 塗料Tと比較するための標準的先行技術の塗料配合物である。下記の全ての量は キログラムで表している。成分 塗料R 塗料S 塗料T 水 109.86 79.92 93.44 NATOROSOL 330 PLUS 1.00 −−− −−− スラリー"A" −−− 34.02 −−− スラリー"B" −−− −−− 18.14 混合した後、加える: トリポリリン酸カリウム 0.35 0.35 0.35 “AMP-95”3 0.88 0.88 0.88 “BUBBLEBREAKER 748” 0.44 0.44 0.44 混合した後、加える: “CR-800” 22.09 22.09 22.09 “ECCA TEX 90” 39.77 39.77 39.77 “SNOWFLAKE WHITE” 132.48 132.48 132.48 5,000rpmで20分間分散させた後、低速で混合しながら加える: “RJPPLEX AC-264” 154.66 154.66 154.66 “TEXANOL” 22.09 22.09 22.09 “TROYSAN 142” 0.88 0.88 0.88 水 44.19 44.19 44.19 “ACRYSOL RM-825” 1.81 −−− −−− “ACRYSOL TT-935” −−− 4.08 4.08 “BUBBLE BREAKER 748” 0.44 0.44 0.44 “NATOROSOL 330 PLUS”12:Aqualon社製疎水性改良型ヒドロキシエチル セルロース “RHOPLEXAC-264”13:Rohm&Haas社製ビニルエマルジョン “ACRYSOLRM-825”14:Rohm&Haas社製ウレタン会合性増粘剤(本明細 書では“HEUR”とも呼ぶ) “ACRYSOLTT-935”15:Rohm&Haas社製アルカリ膨潤性増粘 剤(本明細書では“HASE”とも呼ぶ) 塗料R、S及びTの性能を下表に示す: 塗料R 塗料S 塗料T レオロジー配合 HEC/HEUR 乾燥スメクタイトビーズミル粉砕 /HASE 型スメクタイト/ HASE 量/378リットルの塗料 スメクタイト、乾燥kg 0.00 4.08 2.18 HEC 1.03 0.00 0.00 HASE 0.00 4.08 4.08 HEUR 1.81 0.00 0.00 ストーマー粘度(KU) 100 100 100 ブルックフィールド粘度 24時間(cps) 1rpm(#6回転子) 14,000 22,000 16,000 10rpm(#6回転子) 5,680 6,140 5,760 100rpm(#6回転子) 2,316 2,512 2,324 チキソトロピー指数 1:10 2.46 3.58 2.78 1:100 6.04 8.76 6.88 10:100 2.45 2.44 2.48 1:KU 140.00 220.00 156.86 ICI(ポイズ) 0.80 0.95 1.20実施例2の考察 実施例2は、塗料Rの性能−即ち、疎水性改良型HEC/HEURを含む従来 方法で増粘した塗料配合物を、塗料S−即ち、従来方法で加工処理したスメクタ イトクレーとHASEを含む塗料配合物、及び塗料T −即ち、本発明のビーズミル粉砕型スメクタイトクレーを含む塗料配合物と比較 する。ストーマー粘性値は、塗料Sに含まれるスメクタイトクレーより遥かに少 量しか含まない塗料Tによってこの例でも得られることが注目される。更に、塗 料Sより塗料Tの場合の方が標準塗料Rでの特性と合致しているので好ましい。 ブルックフィールド粘性値及びチキソトロピー指数が低くなればより液体の塗料 が得られたことを意味している。ここでも、塗料Tの改善されたローラースパッ ター抵抗性をもたらすICI粘度が急激に上昇していることが判る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. レオロジー添加剤の量に応じて、改良された流出性、隠ぺい特性、及び増 粘性を発現する、添加剤で増粘した水性塗料配合物の製造方法において、 3ないし30重量%のクレーを含む水性スメクタイトクレースラリーを製造す る段階; 約44から146キロワット−時/メートルトンの乾燥クレー、の範囲のエネ ルギー入力で粉砕媒体を用いて前記水性スメクタイトスラリーをビーズミル粉砕 する段階;及び 水性塗料配合物の中にレオロジー添加剤として前記粉砕スメクタイトスラリー を配合物のリットル当たり約6ないし120gの範囲の量で組み入れる段階、 を有することを特徴とする方法。 2. 前記ビーズミル粉砕の時間が1.5ないし4分の範囲にあることを特徴と する、請求項1に記載の方法。 3. 前記エネルギー入力が59ないし73キロワット−時/メートルトンの乾 燥クレー、の範囲にあることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 4. 前記ビーズミル粉砕がサンドミルを使って実施されることを特徴とする、 請求項1に記載の方法。 5. 前記ビーズミル粉砕がボールミルを使って実施されることを特徴とする、 請求項1に記載の方法。 6. 前記ビーズミル粉砕で使用される粉砕媒体が約0.4ないし50mmの範 囲の直径を有することを特徴とする、請求項1に記載の方法。 7. 前記ビーズミル粉砕で使用される粉砕媒体が約1ないし15mmの範囲の 直径を有することを特徴とする、請求項6に記載の方法。 8. 前記ビーズミル粉砕で使用される粉砕媒体が、Ottawaサンド、鉛を 含まない硬質ガラス、鉛入りの硬質ガラス、酸化アルミニウム、ケイ酸ジルコニ ウム、酸化ジルコニウム及び鋼ショットから成る群から選ばれることを特徴とす る、請求項1に記載の方法。 9. 前記ビーズミル粉砕で使用される粉砕媒体がケイ酸ジルコニウムから成る ことを特徴とする、請求項8に記載の方法。 10. 前記ビーズミル粉砕で使用される粉砕媒体が酸化ジルコニウムから成る ことを特徴とする、請求項8に記載の方法。 11. 前記クレーがスメクタイトクレーであることを特徴とする、請求項1に 記載の方法。 12. 前記スメクタイトクレーがモンモリロナイトから成ることを特徴とする 、請求項1に記載の方法。 13. 前記モンモリロナイトが、ナトリウムモンモリロナイト、カルシウムモ ンモリロナイト、及びナトリウムモンモリロナイトとカルシウムモンモリロナイ トとのブレンド物から成る群から選ばれることを特徴とする、請求項12に記載 の方法。、 14. 前記水性媒体が水から成ることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 15. 塗料配合物のレオロジー添加物として請求項1に記載の方法で製造され た水性クレースラリーを含む水性塗料配合物。 16. 低せん断での低粘度と低チキソトロピー指数の両方を発現することによ って流出及び圧送のしやすさを有する、水性塗料配合物用のレオロジー添加剤の 製造方法において、 3ないし30重量%のクレーを含む水性スメクタイトクレースラリーを製造す る段階; 約44から146キロワット−時/メートルトンの乾燥クレー、の範囲のエネ ルギー入力で0.5から20分間粉砕媒体を用いて前記スラリーをボールミル粉 砕する段階、 を有することを特徴とする方法。 17. 請求項16の方法により製造されるレオロジー添加剤。
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