JP2001512345A - 生態学的な水利用を行う装置 - Google Patents

生態学的な水利用を行う装置

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JP2001512345A JP53624598A JP53624598A JP2001512345A JP 2001512345 A JP2001512345 A JP 2001512345A JP 53624598 A JP53624598 A JP 53624598A JP 53624598 A JP53624598 A JP 53624598A JP 2001512345 A JP2001512345 A JP 2001512345A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、水槽、とくに水洗便器のためにフィルタ挿入体を有し、このフィルタ挿入体が、水槽底部から間隔を置いて保持されるフィルタ部分(6)を有する、生態学的な水利用を行う装置に関する。本発明によれば、フィルタ部分保持部は、フィルタ部分(6)の下に延びる支柱(9)を含む。この本発明の解決策によれば、フィルタ挿入体は、例えばはち及び器具によって負荷を受けることができ、その際、この負荷にもかかわらず、きわめて細かいが、それでもなお水に対しておおいに透過性のフィルタを使用することができ、このフィルタ自体は、支持機能を受持つ必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】 生態学的な水利用を行う装置 本発用は、水槽、とくに水洗便器のためにフィルタ挿入体を有し、このフィル タ挿入体が、水槽底部から間隔を置いて保持されるフィルタ部分を有する、生態 学的な水利用を行う装置に関する。 英国特許第2288340号明細書によれば、水洗便器に挿入可能なフィルタ 挿入体が公知であり、このフィルタ挿入体は、フレーム内に保持された高級鋼か らなるフィルタ部分を有する。フレームに脚部分が取付けられており、これらの 脚部分によって、フレームは、フィルタ部分とともに水槽底部から間隔を置いて 保持される。 フィルタ部分によって汚染残留物は引止められ、これらの汚染残留物は、流出 及び下水組織に到達せず、その際、水槽底部から間隔を置いて配置されたフィル タの大きな流通横断面積により、洗浄水の強力な汚染積載物の際にも水洗便器か ら水槽出口の開口への妨害のない水流出が保証されている。 本発明の課題は、家庭排水及び下水組織の汚染積載物をなおさらに減少するこ とができる、生態学的な水利用を行う新しい改善された装置を提供することにあ る。 この課題を解決する本発明による装置は、フィルタ部分保持部が、フィルタ部 分の下に延びる支柱を含むことを特徴としている。 この処置によれば、フィルタ部分自体は、水槽に降ろされた負荷、例えばはち 及び器具、又はジャガ芋の皮等のような多量の調理くずのための支持機能を受持 つ必要はなく、かつそれに相応して水に対する大きな流通の際に、細かいメッシ ュに構成することができるので、きわめて細かい汚染粒子も引止められる。 本発明の構成において、支柱は、なるべくじょうご状に、支持フレームから延 びている。その際、支持フレームは、外側支持フレームとして 形成されていることができ、かつ支柱は、外側支持フレームから内側支持フレー ムに延びている。 本発明の別の構成において、支持フレームは、下方へ狭くなる水槽に向かって 内側に接するように、水槽内側輪郭に整合されていることができる。その代わり に支持フレームは、フィルタ挿入体のかご状の形成の際に、水槽縁上に載せるこ とができる。 本発用の別の構成において、フィルタ挿入体のフィルタ部分は、2分割されて 、なるべくフィルタ外側部分とフィルタ外側部分によって囲まれたフィルタ内側 部分とを有するように形成されており、その際、優先的に汚れが堆積するフィル タ内側部分は、フィルタ挿入体から取出すことができる。 本発明のとくに有利な構成において、水洗便器は、収容容器に結合可能なかつ 下水組織への流出部から切離された別の流出部を備えている。この別の流出部は 、水洗便器に取付け可能な挿入体に設けることができ、この挿入体は、別の出口 の他に、流出通路に結合すべき出口、及び一方又は他方の出口を選択する摺動体 を含んでいる。 フィルタによって浄化された水を収容する可能性によって、汚染を含む流出通 路の積載物が避けられるだけでなく、フィルタによって浄化される水も、例えば 花に水をやる等のために、有利に再利用に供することができる。 有利な構成において、それ故に収容容器は、ポット、とくにじょうろとして形 成されている。収容容器は、快適な洗浄のために多部分から分解可能に形成する ことができ、その際、収容容器は、例えば上側部分と下側部分を有することがで きる。上側部分は、収容容器内の液体レベルがいつでも監視できるように、透明 であると有利である。 安全性のために、収容容器は、収容容器のオーバーフローの際に有効な収容槽 内に配置される。 したがって本発明は、新鮮水消費量を減少するため、再利用の目的で 新鮮水及びほとんど汚れていない水を収集するため、及び流出及び下水組織にお ける汚染積載を避けるために使われ、かつそれ故に生態学的及び経済的な観点か ら利点を提供する。 とりわけ本発明は、とりわけ利用されていない又は最小の汚染粒子しか備えて いない新鮮水を、再利用に利用できるようにするために、排水通路に排出せず、 分離して収拾するという問題を基礎にしている。例えばレタスの洗浄の際のほと んど汚れていない水は、従来とりわけ夏の数か月において、はちに収容され、か つ例えば前庭に打水するために利用される。比較的清潔な水を浪費しないように 努力されており、かつこれがそれほど煩わしくないならば、一年中でも新鮮な水 が収集される。 再三流出部に到達し、時間とともに分解され、かつ流出間、臭気抜き及び通路 内にどろどろしたスラッジとして沈着する汚染積載物は、特別の問題をなしてい る。不快な臭いが生じ、かつ全体としてますます不衛生な状態が発展し、この状 態は、とりわけ配管の露出の際に明らかになる。経験によれば、後者は、流出部 が詰まっており、新しい新しい料理が調達され、又は動き回るときに生じる。 排水下水組織は、ますます多量に汚染積載物を積み込まれ;浄化装置が多くの 費用をかけて再び取り除かなければならない欠陥を背負い込んでいる。 本発明によれば、例えば家事において目的とする水を収集できることが達成さ れる(漏れ水;レタス、野菜、くだもの等を洗浄する際;食器、盆、手のすすぎ 及び洗い流し;やかん、ゆたんぽ等を空にする)。この収集された水は、例えば 洗浄、掃除、室内植物の散水のため、庭かんがい、洗車等のために、危険なく再 利用することができる。別の流出部からのいわゆる半汚染水に対する利点は、水 がとりわけアルカリ液を負わされておらず、かついわゆる“小さな循環路”が問 題になるので、収集器が正確にその水の品質を知っているという点にある。 実施例及びこの実施例に関する添付の図面によって、本発明を詳細に 説明し、かつ記述する。ここでは: 図1は、本発明によるフィルタ挿入体を平面図で示し、 図2は、図1のフィルタ挿入体を側断面図で示し、 図3は、本発明による装置において利用できる収容ポットを背面図で示し、 図4は、図3の収容ポットを側面図で示し、 図5及び6は、図3又は4のポットの詳細を示し、 図7及び8は、収容槽内における図3又は4の収容ポットを異なった側面図で 示し、 図9ないし11は、本発明による装置において利用可能でありかつ水洗便器に 取付けることができる2つの流出部を備えた挿入体を示している。 フィルタ挿入体(図1及び2)によってフィルタ処理された水を収集するため に、洗い流し場に分離した流出部が設けられ、この流出部は、下水流出組織に結 合されていない。この流出部によって収集すべき水は、可とう性のホースによっ てポット(3ないし8)内に導かれる。ポットは、オーバーフロー防止部として 使われる収容槽(図7及び8)内にある。 理想装備は、第2の洗浄凹所であり、この洗浄凹所は、収集すべき水のためだ けに利用される。洗浄凹所が存在する際に、処理は、同様に装置(図9ないし1 1)、洗浄底部のための2つの流出部を有する挿入体によって、通路又は収集容 器への水放出導管を選択して行うことができる。 洗浄の装備変更は、それぞれの家事のためにわずかな財政上の費用によって可 能である。必要な装置の使用によって、このシステムは、平均的にきわめて短い 時間内に;とくに水を大量に使用するところで、逐次償還される。 もちろんフィルタは、排水システムに固体部分が到達することがないようにす るために、単独で利用することができ、かつ例えば通路へのそ の流出が行われる第2の洗浄凹所において利用することができるので、ここでも 液体だけが流出部に到達し;固体汚染積載物は、大体において引止められる。 通常のフィルタは、ほとんどの場合、粗いメッシュの組織を有し、この組織は 、袋の形にして上側の縁にはめられ、かつハンドルを備えている。フィルタを手 で保持しなければならず、かつ作業のために一方の手だけしか利用されないこと は、不利である。例えばニロスタ(Nirosta)からなる洗浄のための市販 で入手可能なフィルタ挿入体は、底部に粗流出穴を備えており、これらの粗流出 穴は、例えば砂のような最小の汚染部分を流出部に到達させる。流出部上に載せ られた粗フィルタ又は流出部装備品内に統合された残留物捕獲フィルタは、あま りに小さな捕獲面積を提供し、かつ最小汚染部分も引止めない。ここにおいてこ れらのフィルタがほぼそれぞれの作業過程の後においてさえ空にし、かつ改めて 水によって洗浄しなければならないことは、不利である。洗浄凹所内に残った固 体の汚染残留物も、手間をかけて取出さなければならず、かつ凹所自体は、再び 洗浄しなければならない。 ここにおいて利用されたフィルタは、粗いものから最小までの汚れ粒子が、収 集すべき水から分離され、かつそれにもかかわらず水の流出速度が害されていな いという利点を提供する。 フィルタは、簡単に取扱い、かつ洗浄することができる。これは、洗浄凹所内 に挿入される。外側フレームは、ほぼ形状結合して、凹所の底部範囲における壁 の丸められた移行部上にあり、かつそれによりこれを完全に覆っている。フィル タは、それぞれの作業過程の後に洗浄する必要はないので、あらかじめ備えて定 常的に凹所内に留まることができる。小フィルタは、ハンドルによって大フィル タから取出すことができ、かつ問題なく空にし、かつ洗浄することができる。大 フィルタの洗浄は、同様に簡単に行われる。これは、つかみ装置によって凹所か ら取出すことができる。大フィルタのフィルタ組織上に残った汚染部分は、刷毛 、 かき取り器、布等によって掃き捨てることができる。基本洗浄は、通常の器具洗 浄過程において行われる。 図1及び2に、長方形/だ円洗浄凹所のためのフィルタ挿入体が示されている 。 フィルタ挿入体は、大フィルタ1及び小フィルタ2からなる。後者は、装置3 によって大フィルタの底部開口内に同一平面に挿入されており、かつ主として合 成物質フィルタ組織からなる。大フィルタ1の外側支持フレーム4に、同一平面 のために補償パッキン5を取付けることができる。大フィルタ1のじょうご状の 骨格上に、かつ小フィルタ2の内側底部又は全範囲に、全面的にミクロフィルタ 組織6が取付けられている。大フィルタの支持フレーム4の上側縁に、注入/保 護縁7が設けられており、この注入/保護縁は、2つの側面につかみ凹所8を有 するように形成されている。ここに示した2つのつかみ凹所を越えて、なお別の つかみ凹所を設けることができる。 大フレーム骨格の支柱9は、じょうご状に支持フレーム4又は洗浄壁に向かっ て上方に延びているので、上側の骨格フレーム縁11は、ほぼ洗浄凹所の下側1 /3から、洗い流し場の壁10においてほぼ形状結合して挿入されている。通常 市販の洗い流し場は、凹所の下側部分において流出部に向かって下方に収束して いる。このことは、上側フィルタ縁の同一平面の載置を可能にし、かつ大フィル タ1の下になお小フィルタ2のための場所を残し、この小フィルタは、収容及び 収集容器として使われる。小フィルタ2の上側縁に、例において保持部材12が 取付けられており、これらの保持部材は、大フィルタ1の下側中央フレーム縁に おける対向片に係止するようにはまっている。それにより小フィルタは、大フィ ルタの底部開口において同一平面にある。 2部分からなるフィルタ挿入体に対して、1部分からなるものは、さらに手頃 な価格で製造することができる。フィルタをフィルタかごとして製造し、このフ ィルタかごが洗浄凹所を全面的に覆うことは、有利な ことがあるが、このことは、それほどコスト上望ましいわけではない。大フィル タが上側の注入/保護縁を備え、この注入/保護縁が水平載置幅において少なく とも外側フレーム縁の寸法に相当し、かつフィルタ組織上に保護するように取付 け又は載せられていると、有利である。 つかみ凹所8の代わりに、保持/支持ハンドルを設けることができる。小フィ ルタの中央配置の代わりに、洗い流し場の形及び注入角度に相応して外側中央の 配置も考えることができる。リング状の補償パッキンの代わりに、大フィルタの 上側縁における片、帯等が利用できる。さらに小フィルタの底部は、空にするた めに下方に折畳むことができることを考えることができる。大フィルタの寸法、 面積及び傾斜角は、それぞれの使用目的に相応して形成することができ、かつ例 えば洗浄凹所の形に整合することができる。小フィルタの寸法は、それぞれ大フ ィルタのものに対する目的に合った比になっており、又は小フィルタの容量は、 大フィルタによって収容すべき汚染積載物に対する比においても、収容すべき汚 染積載物の量に相応して選択することができる。大フィルタ内における小フィル タの配置は、洗い流し場の形及び注入角度にしたがう。注入/保護縁及び補償縁 パッキンは、種々の幅、高さ及び傾斜角にして設けることができる。 フィルタ挿入体骨格の製造のために、PP、PE、PA、POM、ABS等が 適しており、その際、注入/保護縁は、金属、ガラス又は繊維強化することがで きる。フィルタ組織のために、DIN53853/53854/53855/4 197によるPA、PP、PET、PVDC、PVDF等が適している。補償縁 パッキンのために、ゴム、エラストマー、合成物質等が使用できる。これらの合 成物質は、多様に着色することができ、例えば白、黒、灰色であることができ、 スペクトル色を有することができ、又は透明であることができる。 フィルタ挿入体の支持骨格は、なるべく合成物質射出成形部分として製造され る。安定性と重量減少に貢献するガス内圧法による製造方法を 考えることができる。フィルタ挿入体の骨格のメッキによる表面仕上げ加工も、 有利に行うことができる。前記の骨格部分のために、例えば押し抜き刻印部分と して、ニロスタのようなさびない材料からの製造も考えることができる。 フィルタ組織は、支持骨格になるべく溶接されており、その際、合成物質が問 題になるとき、超音波溶接又は接着による部分の結合が有利に行われる。フィル タ部分は、注入/被覆射出成形によって、支持骨格の材料内に埋め込んでもよい 。 小フィルタは、つるし、挿入、押込み、ねじ込み及びクランプによって大フィ ルタに取付けることができ、又は大フィルタに取付けるために係止及びクリップ 装置が設けられている。 フィルタは、直接収集容器上に載せ/被せることができ、かつその後、このよ うなものとして大きいものから最小部分まで、水とは異なった液体を分離するた め、例えばフルーツジュース加工等のために利用することができる。フィルタは 、望ましいコストの変形として、端から端まで延びたフィルタにより一片で製造 することができ;全体的に円錐形に延びた面は、汚染積載物を分離するために使 われる。 今度は図3ないし6を参照し、ここには収容容器として利用可能なポットが図 示されている。 ポットは、2つの部分から、上側部分13及び下側又は底部分14からなる。 上側部分13は、案内パッキン溝15及び隆起部16を備えている。これは、そ の上側縁を上側部分13の案内溝15内に持込むことによって、下側又は底部分 14上に形状結合して載せられ/挿入され/被せられる。下側部分14に外側溝 17が統合されており、この外側溝は、止め金、クリップ、クランプ等のような パッキン固定部18のための停止部として使われる。完全な密閉を達成するため に、両方の部分の間に、例えば丸ひもリング(Oリング)19等のようなパッキ ン装置も挿入することができる。 別の実施例として、例えばねじ止め可能な“丸窓”の形の外壁の幅広側におけ る一層大きな噛み合い開口又は折畳み可能な噛み合い開口による製造が考慮され る。前記の室において、根本的な内側洗浄が簡単化されており、又はそもそも初 めて可能である。比較的小さな充填開口だけの場合、内壁及び内側底部は、困難 にしか又は全く、少なくとも手動では到達することができない。このような容器 の従来の洗浄は、法外な水消費によってしか進ちょくすることができない。汚染 膜及び残さいの根本的な除去は、例えば従来のじょうろにおけるように、内側の 湾曲部が到達困難なので、保証されていない。ポットが、個人的な家事において 生態学的な水利用に至る場合、すなわち再利用のために比較的汚染されていない 水の収集に至る場合、ポットのときどきの根本的な内側洗浄が必要である。通常 の洗浄は、要求に従わない。前記のポットにおいて、必要な洗浄が可能である。 ポットの上側部分は、水レベルが見えるようにするために、とくに透明に製造 される。ポットの外側寸法は、できるだけ洗浄庫の寸法に合わせる。 前記のポットは、優先的に合成物質から製造されている。2分割された構成の 際、ポット上側部分は、ポット全高のほぼ1/3まで達している。ポットに見え る前記の止め金は、ポット容積に従い、その際、止め金又はクリップ又はその他 の拘束部及び固定部を選択することができる。 ポット部分の結合縁において、リング、溝及び隆起部の他に、パッキンのため にゴムリング帯も利用できる。注ぎ出し及びつかみ装置は、その外側寸法におい て洗浄下側庫に合わされている。 “丸窓”は、相応するパッキン溝及び/又はゴムを有するねじ蓋又はたれ蓋と して形成することができる。ポットの外壁に、揺動可能なハンドルを取付けるた めに上側及び下側にヒンジ又は類似の装置が設けられていると有利であり、その 際、ハンドルをその中に沈めるために、ここに相応する凹所を加工することもで きる。 ポットに、充填ホースのための保持部が取付けられており、又はここに統合さ れていると有利である。 ポットのための材料として、合成物質の他に、例えばニロスタ、アルミニウム のようなあまり腐食しない金属及び金属合成物質組合せを考慮することができる 。合成物質製造の際、補強隆起部及び壁を設けることができ、その際、白、黒、 スペクトル色及び混合色のような任意の着色が可能である。ポット壁は、透明で もよい。 オーバーフロー防止部として、図7及び8に示すような収容槽が使われる。こ れは、ポット内に収集された水が一度オーバーフローしようとする場合、洗浄庫 内における起こることがあるはんらんを阻止する。収容槽は、とりわけ生態学的 な水利用の際に、追加的な安全装置として使われる。これは、同様に優先的に合 成物質から製造されており、かつ注ぎ出し装置20及びつかみ凹所21を備えて いる。寸法は、収容すべき容器の周と容積に相当する。なるべく槽の材料は、ポ ットのものに相当する。しかしポット及び槽のために、例えば異なった色を選択 することができる。 1つの洗浄凹所だけが存在する際にも水を収容できるようにするために、2つ の分離した流出部を洗浄凹所に設置することができる。洗浄底部における既存の 流出部の他に、分離した第2の流出部のために第2の穴を押し抜く/あけること が可能である。それぞれの流出部(通路/ポット)を選択できるようにするため に、既存のゴムせん閉鎖部を扱うことができ、このことは、比較的煩わしい。さ らに所望の密閉度が常に保証されているわけではない。図9ないし11による挿 入体によれば、水導管は、摺動体22、蓋又は類似の装置によって選択すること ができる。挿入体自体に、2つの必要な流出部23が統合されている。 例えば2つの流出装置及び摺動体を備えた合成物質設置箱の製造も可能であり 、この設置箱は、下側構造として洗浄底部の下に取付けられるので、挿入体は、 どのような突起もなく洗浄凹所底部に同一面に統合さ れている。摺動装置は、ゴム片等のような相応するパッキン処置を備えている。 挿入体は、合成物質、ニロスタ又は類似の材料から製造することができる。挿 入体の外側縁の傾斜は、円錐形洗浄底部に合わされていると有利である。挿入体 に、通路流出部のための流出部及び可とう性の管を加工することができる。挿入 体は、摺動体によって汚染角が残らないように、洗浄底部に沈み込むことができ 、その際、摺動装置に相応するゴムパッキンを設けることができる。摺動体は、 それぞれ水槽に関して目的に合った形を有し、かつ例えば正方形、だ円等に形成 されている。なるべく摺動体は、洗浄凹所内側から操作される。 さらに分離した合成物質載せ部を設けることができ、この合成物質載せ部は、 案内溝等を備えかつ洗浄底部に挿入された挿入体上に載せられ、その際、この合 成物質載せ部に、流出部を選択する摺動体が統合さている。この載せ部は、取り 外すことができ、かつそれにより流出範囲のときどきの根本的な洗浄を可能にす る。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年12月28日(1998.12.28) 【補正内容】 明細書 生態学的な水利用を行う装置 本発明は、水槽、とくに水洗便器のためにフィルタ挿入体を有し、このフィル タ挿入体が、水槽底部から間隔を置いて保持されるフィルタ部分、及びフィルタ 部分の下において外側支持フレームから延びた支柱を備えたフィルタ部分保持部 を有する、生態学的な水利用を行う装置に関する。 英国特許第2288340号明細書によれば、水洗便器に挿入可能なフィルタ 挿入体が公知であり、このフィルタ挿入体は、フレーム内に保持された高級鋼か らなるフィルタ部分を有する。フレームに脚部分を形成する2つの支柱が取付け られており、これらの支柱によって、フレームは、フィルタ部分とともに水槽底 部から間隔を置いて保持される。フィルタ部分を直接支持するために、支持フレ ームの長手側脚の間に延びた1つだけの支柱が設けられている。フィルタ部分に よって汚染残留物は引止められ、これらの汚染残留物は、流出及び下水組織に到 達せず、その際、水槽底部から間隔を置いて配置されたフィルタの大きな流通横 断面積により、洗浄水の強力な汚染積載物の際にも水洗便器から水槽出口の開口 への妨害のない水流出が保証されている。 本発明の課題は、家庭排水及び下水組織の汚染積載物をなおさらに減少するこ とができる、生態学的な水利用を行う新しい改善された装置を提供することにあ る。 この課題を解決する本発明による装置は、支柱が、外側支持フレームから内側 支持フレームに延びていることを特徴としている。 有利にもこのようなフィルタ挿入体は、フィルタ部分自体が、水槽に降ろされ た負荷、例えばはち及び器具、又はジャガ芋の皮等のような多量の調理くずのた めの支持機能を受持つ必要はなく、かつそれに相応し て水に対する大きな流通の際に、細かいメッシュに構成することができるので、 きわめて細かい汚染粒子も引止められるように構成することができる。 本発明の構成において、支柱は、じょうご状に支持フレームから延びている。 本発明の別の構成において、支持フレームは、下方へ狭くなる水槽に向かって 内側に接するように、水槽内側輪郭に整合されていることができる。その代わり に支持フレームは、フィルタ挿入体のかご状の形成の際に、水槽縁上に載せるこ とができる。 本発明の別の構成において、フィルタ挿入体のフィルタ部分は、2分割されて 、なるべくフィルタ外側部分とフィルタ外側部分によって囲まれたフィルタ内側 部分とを有するように形成されており、その際、優先的に汚れが堆積するフィル タ内側部分は、フィルタ挿入体から取出すことができる。 本発明のとくに有利な構成において、水洗便器は、収容容器に結合可能なかつ 下水組織への流出部から切離された別の流出部を備えている。この別の流出部は 、水洗便器に取付け可能な挿入体に設けることができ、この挿入体は、別の出口 の他に、流出通路に結合すべき出口、及び一方又は他方の出口を選択する摺動体 を含んでいる。 フィルタによって浄化された水を収容する可能性によって、汚染を含む流出通 路の積載物が避けられるだけでなく、フィルタによって浄化される水も、例えば 花に水をやる等のために、有利に再利用に供することができる。 有利な構成において、それ故に収容容器は、ポット、とくにじょうろとして形 成されている。収容容器は、快適な洗浄のために多部分から分解可能に形成する ことができ、その際、収容容器は、例えば上側部分と下側部分を有することがで きる。上側部分は、収容容器内の液体レベルがいつでも監視できるように、透明 であると有利である。 請求の範囲 1.水槽、とくに水洗便器のためにフィルタ挿入体を有し、このフィルタ挿入 体が、水槽底部から間隔を置いて保持されるフィルタ部分(6)、及びフィルタ部 分(6)の下において外側支持フレーム(4)から延びる支柱(9)を備えたフ ィルタ部分保持部を有する、生態学的な水利用を行う装置において、 支柱(9)が、外側支持フレーム(4)から内側支持フレームに延びているこ とを特徴とする、生態学的な水利用を行う装置。 2.支柱(9)が、じょうご状に支持フレーム(4)から延びていることを特 徴とする、請求項1に記載の装置。 3.支持フレーム(4)が、水槽に向かって内側に接するように、水槽内側輪 郭(10)に整合されており、又はフィルタ挿入体のかご状の形成の際に、水槽 縁上に載せることができることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。 4.フィルタ挿入体のフィルタ部分が、2分割されて、なるべくフィルタ外側 部分(1)とフィルタ外側部分によって囲まれたフィルタ内側部分(2)とを有 するように形成されていることを特徴とする、請求項1ないし3の1つに記載の 装置。 5.水洗便器が、収容容器に結合可能なかつ下水組織への流出部から切離され た別の流出部を備えていることを特徴とする、請求項1ないし4の1つに記載の 装置。 6.流出部(23)が、水槽底部に設けられた挿入体に形成されており、かつ 流出部のうちの1つを選択する選択摺動体(22)が設けられていることを特徴 とする、請求項5に記載の装置。 7.収容容器が、ポット、とくにじょうろとして形成されていることを特徴と する、請求項5又は6に記載の装置。 8.収容容器が、快適な洗浄のために分解可能に形成されていること を特徴とする、請求項5ないし7の1つに記載の装置。 9.収容容器が、透明な上側部分(13)を有することを特徴とする、請求項 8に記載の装置。 10.収容容器が、収容槽内に配置されていることを特徴とする、請求項5な いし9の1つに記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),CA,CZ,JP,U S (72)発明者 レリンゲル,ハラルド ドイツ連邦国 デー―66346 ピユツテイ ンゲン ゾンメルベルクシユトラーセ168 アー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.水槽、とくに水洗便器のためにフィルタ挿入体を有し、このフィルタ挿入 体が、水槽底部から間隔を置いて保持されるフィルタ部分(6)を有する、生態 学的な水利用を行う装置において、 フィルタ部分保持部が、フィルタ部分(6)の下に延びる支柱(9)を含むこ とを特徴とする、生態学的な水利用を行う装置。 2.支柱(9)が、なるべくじょうご状に、支持フレーム(4)から延びてい ることを特徴とする、請求項1に記載の装置。 3.支持フレーム(4)が、外側支持フレームとして形成されており、かつ支 柱(9)が、外側支持フレーム(4)から内側支持フレームに延びていることを 特徴とする、請求項2に記載の装置。 4.支持フレーム(4)が、水槽に向かって内側に接するように、水槽内側輪 郭(10)に整合されており、又はフィルタ挿入体のかご状の形成の際に、水槽 縁上に載せることができることを特徴とする、請求項2又は3に記載の装置。 5.フィルタ挿入体のフィルタ部分が、2分割されて、なるべくフィルタ外側 部分(1)とフィルタ外側部分によって囲まれたフィルタ内側部分(2)とを有 するように形成されていることを特徴とする、請求項1ないし4の1つに記載の 装置。 6.水洗便器が、収容容器に結合可能なかつ下水組織への流出部から切離され た別の流出部を備えていることを特徴とする、請求項1ないし5の1つに記載の 装置。 7.流出部(23)が、水槽底部に設けられた挿入体に形成されており、かつ 流出部のうちの1つを選択する選択摺動体(22)が設けられていることを特徴 とする、請求項6に記載の装置。 8.収容容器が、ポット、とくにじょうろとして形成されていることを特徴と する、請求項6又は7に記載の装置。 9.収容容器が、快適な洗浄のために分解可能に形成されていることを特徴と する、請求項6ないし8の1つに記載の装置。 10.収容容器が、透明な上側部分(13)を有することを特徴とする、請求 項9に記載の装置。 11.収容容器が、収容槽内に配置されていることを特徴とする、請求項6な いし10の1つに記載の装置。
JP53624598A 1997-02-19 1998-02-18 生態学的な水利用を行う装置 Pending JP2001512345A (ja)

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