JP2001511864A - タービン翼およびそのガスタービン設備への利用 - Google Patents

タービン翼およびそのガスタービン設備への利用

Info

Publication number
JP2001511864A
JP2001511864A JP53616398A JP53616398A JP2001511864A JP 2001511864 A JP2001511864 A JP 2001511864A JP 53616398 A JP53616398 A JP 53616398A JP 53616398 A JP53616398 A JP 53616398A JP 2001511864 A JP2001511864 A JP 2001511864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
turbine blade
outlet
cooling
blade according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP53616398A
Other languages
English (en)
Inventor
ショイルレン、ミヒァエル
ヘンドラー、ミヒァエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JP2001511864A publication Critical patent/JP2001511864A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/14Form or construction
    • F01D5/18Hollow blades, i.e. blades with cooling or heating channels or cavities; Heating, heat-insulating or cooling means on blades
    • F01D5/186Film cooling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、流入縁(8)、流出縁(9)、流入縁(8)と流出縁(9)との間において互いに反対側にある羽根の腹(10)と背(11)、および流体(18)で洗流される壁構造体(2)を有しているタービン翼(1)に関する。その壁構造体(2)は、冷却流体(6)を案内する内室(21)を包囲し、冷却流体(6)の出口(16)を有する外側壁(3)を含んでいる。外側壁(3)には、出口(16)の範囲に内室(21)に向いて突出した厚肉部(14)が設けられている。本発明は更に、このようなタービン翼(1)のガスタービンへの利用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 タービン翼およびそのガスタービン設備への利用 本発明は、流入縁、流出縁、流入縁と流出縁との間において互いに反対側にあ る羽根の腹と背、および流体で洗流される壁構造体を有しているタービン翼に関 する。この壁構造体は冷却流体を案内する内室を包囲し、冷却流体の出口を有す る外側壁を含んでいる。本発明は更に、このようなタービン翼の用途に関する。 冷却用の冷却ガスが案内される構造のガスタービンの静翼は、米国特許第54 19039号明細書に記載されている。その静翼は単一の鋳造部品として作られ ているか、2つの鋳造部片から組み立てられている。この静翼はその内部にガス タービン設備の圧縮機からの冷却空気の入口を有している。ガスタービンの高温 ガス流に曝され前記入口を包囲する静翼の壁構造体に、片側開放冷却ポケットが 鋳造によって設けられている。この冷却ポケットは壁構造体の外側面に、高温ガ スの流れ方向並びに高温ガスの流れ方向に対して垂直に、静翼の主広がり方向に 沿って配置されている。各冷却ポケットにおいて、冷却空気入口から壁構造体に ある多数の孔を介して冷却ポケットに冷却空気が流入する。冷却ポケットは高温 ガスの流れ方向に冷却空気で貫流され、この冷却空気は静翼の鋳造によって既に 形成されている開口から高温ガスの流れの中に流れ出る。これによって壁構造体 の外側表面に、ある程度の膜冷却が達成される。熱伝導を向上するためにその冷 却ポケットに、特記されていない1つの台座あるいは特記されていない複数の台 座が設けられる。 本発明の課題は冷却可能な壁構造体を有するタービン翼を提供することにある 。本発明のもう1つの課題はこのようなタービン翼の用途を挙げることにある。 タービン翼に向けられた課題は、本発明に基づいて、請求項1の前文に記載の タービン翼において、外側壁が出口の範囲に内室に向いて突出した厚肉部を有し ていることによって解決される。外側壁に厚肉部が結合されていることによって 、外側壁が非常に薄くても、出口の長さと直径の比を大きくすること並びに外側 壁に対する出口の傾斜角度を小さくすることができる。従ってその出口を通って 、 外側壁の膜冷却を形成するのに十分な量の冷却流体、特に冷却空気が流れる。出 口の傾斜角度が小さいことによって、出口のすぐ下流で冷却流体流は外側壁に当 たり、これによって特に有効な冷却が達成される。 特にこのようなタービン翼は、タービン翼が高温ガスで洗流されるガスタービ ンへの採用に適している。高温ガスの温度がタービン翼の母材の融点より高い場 合、タービン翼で達成できる冷却によって、タービン翼の損傷は防止される。外 側壁における温度、即ち表面温度は、膜冷却並びに内室を介しての冷却によって 、タービン翼にとって危険のない温度レベルまで下げられる。内室からの冷却空 気は、対流移行および外側壁を通っての熱伝導を生じ、これによって外側壁の表 面が十分に冷却される。 被冷却外側壁ができるだけ薄く作られている場合、特に効果的な冷却が得られ る。好ましくは外側壁は、少なくとも部分的に2.5mmより小さな平均壁厚、 特に約1mmの平均壁厚を有している。 タービン翼の内室を貫流する冷却空気は加熱され、孔として、特に冷却膜孔と して作られた出口を通って、タービン翼を洗流する流体、特に高温ガスの流れの 中に到達する。出口、特に孔は、好ましくは流体の主流れ方向に対して鋭角を成 している軸に沿って延びている。これによって流体、特に高温ガスに比べて比較 的冷たい出口から流出する冷却空気が、タービン翼の周りに冷たい冷却流体膜を 形成することが保証される。これはタービン翼を有効に保護するために貢献する 。 出口は好ましくは外側壁に対して10°〜45°、特に25°〜35°の角度 αを成す。これは好ましくは一定した横断面積の孔として形成されている。ある いはまた出口は、内室の側にある一定した横断面積の絞り部位および高温ガス流 に向けて広がっている減速部位を有している。この絞り部位によって、冷却流体 が流量調整される。広がっている減速部位によって、冷却流体の流速が減少され 、これによって冷却流体は出口のすぐ下流で外側壁に当たる。 出口は好ましくは0.3mm〜1.5mm、特に約0.6mm〜0.7mmの 最小直径を有している。そのような直径は、厚肉部が設けられていることによっ て、出口の長さと直径との比を2〜5にした状態で製造技術的に支障なしに製造 できる。従って、内室から外側壁の外側表面への冷却流体の十分な供給が保証さ れるほかに、外側壁に対する出口の小さな傾斜角も保証される。 厚肉部は外側壁に、好ましくは局所的な丘状隆起部として形成されている。こ の丘状隆起部を貫通して出口、即ち孔が導かれている。これは、外側壁がたとえ 薄くても、適切な傾斜角にすることおよび出口の長さと直径の比を大きくするこ とを可能にする。丘状隆起部は、好ましくは出口に向けて丸められている。従っ てこの隆起部は、出口の範囲において、この出口への冷却流体の良好な流入を達 成する曲率半径を有している。これによって出口、即ち孔内において冷却流体の 流れが一様にされる。これは外側壁に形成される冷却流体膜の改善に貢献する。 厚肉部は線状隆起部として形成することもできる。この隆起部は複数の出口を 含むことができる。 壁構造体は、外側壁のほかに内室に面した内側壁を持つこともでき、その場合 、内側壁と外側壁との間に、冷却流体が貫流するための冷却部位が設けられる。 各冷却部位は内側壁に冷却流体の入口を有している。この入口は内室に導入され た冷却流体の冷却部位への流入を保証する。冷却流体は冷却部位から出口を通っ て外側壁の外側表面に到達する。冷却部位は、好ましくは外側壁および内側壁に よって包囲された冷却室として形成されている。これは、出口および入口を製造 する際の柔軟性を高め、冷却流体の入口および出口をタービン翼の要求に応じて 追加的に変更することも可能にする。出口は漏斗状開口(減速部位)を有し、こ れは追加的に腐食加工によって、あるいはレーザービームによる切削加工で作れ る。 そのような漏斗状開口の横断面形状は、例えば円形、矩形あるいは他の単純な幾 何学形状にされる。 入口は、好ましくは流入する冷却流体が外側壁に衝突するように、外側壁に対 してほぼ垂直に形成され、これによって、少なくとも入口の範囲において外側壁 の追加的な衝突冷却が達成される。特に羽根の背における冷却部位の出口は、好 ましくは冷却空気の入口とタービン翼の流入縁との間に配置されている。これは 、冷却部位内において冷却流体がタービン翼を洗流する高温ガス流の流れ方向と 逆に流れるような、いわゆる対向流冷却を保証する。これは、特にこのタービン 翼が静翼として採用される場合に膜冷却を向上する。外側壁と内側壁との間に配 置された、少なくとも1つの冷却部位を有する壁構造体をしたタービン翼は、全 体 が鋳造によって一回の作業工程で製造される。勿論、タービン翼を2つ以上の鋳 造部片から、これらの鋳造部片を鋳造後に適当な方式(接合法)で互いに結合す ることによって構成することもできる。好ましくは入口も鋳造によって形成され る。タービン翼は、好ましくは多数の冷却部位をその主軸に沿ってかつ主軸に対 して垂直な平面内に有している。定置形ガスタービンの静翼は羽根の背並びに腹 に3×3個の冷却室を有し、且つ得るべき熱伝達に応じてより多くのあるいはよ り少数の冷却室を持つことができる。 冷却部位において、冷却流体で洗流される熱伝達要素が、冷却流体の主流れ方 向に連続して配置され、これらの熱伝達要素は外側壁に冶金学的に結合されてい る。これによって、冷却部位における長い通流距離にわたり冷却流体の有効な加 熱が保証される。熱伝達要素と外側壁との冶金学的な結合によって、外側壁から 冷却流体への有効な熱伝達が生ずる。 更に、壁構造体の設計構想を外側壁および内側壁に分担させることによって、 壁構造体の機能的特性を切り離すことができ、その場合、外側壁には機械的安定 性について内側壁よりも小さな要求が課せられる。従って内側壁には、これが直 接高温ガス流に曝されないことから、外側壁より大きな壁強度を与えることがで きる。この内側壁はタービン翼の機械的支持機能を実質的に担うことができる。 これに反して外側壁は薄く作られ、これによって、外側壁は熱伝達要素を介して 特に効果的に冷却される。内側壁と外側壁との間の冷却部位における横断面厚さ は、好ましくは冷却流体の流速を高くするために小さく形成され、特に外側壁の 壁厚以内とされる。冷却部位の小さな貫流断面積およびこれによって生ずる冷却 流体の高い流速によって、非常に高い熱伝達係数が得られる。冷却部位における 流れ方向は、好ましくはタービン翼を洗流する流体、特に高温ガスの流れ方向に 対応しているか、あるいはこれと全く逆向きにされる。熱伝達要素は、好ましく は柱状あるいは台座状に形成され、外側壁から内側壁まで達している。この熱伝 達要素は内側壁に固く結合することもできる。熱伝達要素の横断面形状は、熱伝 達に係る要求および流れ技術的な要求に合わされ、例えば横断面円形、多角形に あるいは流れ形状の形に形成される。 タービン翼の用途に向けられた課題は、タービン翼がガスタービン設備におけ る、特にタービンを洗流する高温ガスが1000℃をかなり越えるようなガスタ ービンにおける静翼あるいは動翼として利用されることによって解決される。 以下図に示した実施例を参照して、本発明に基づくタービン翼を詳細に説明す る。図には本発明の説明に利用される構造的および機能的な特徴が概略的に示さ れている。 図1はガスタービンの本発明に基づくタービン翼の横断面図、 図2は図1における部分IIの(タービン翼の壁構造体の)拡大断面図、 図3はガスタービンの本発明に基づくタービン翼の異なった実施例の横断面図 、 図4は図3における部分IVの(タービン翼の壁構造体の)拡大断面図である 。 すべての図において、同一部分には同一符号が付されている。 図1には、主軸19に沿って延びるガスタービンのタービン翼1が示されてい る。このタービン翼1は流入縁8、流出縁9および互いに反対側にある羽根の腹 10と背11を備えた壁構造体2を有している。この壁構造体2は内室21を包 囲する外側壁3を有している。その内室21は部分域(詳細に図示せず)に分割 されている。外側壁3は内室21に向けて突出した厚肉部14を有している。分 かり易くするために、図には2つの厚肉部14しか示されていない。孔17とし て形成された出口16が各厚肉部14を貫通している。この出口16は、内室2 1に導入された冷却流体6、即ち冷却空気が内室21から厚肉部14を通って外 側壁3に流れることを可能にしている。冷却空気6はタービン翼1の外で、ター ビン翼1を洗流する流体、特に高温ガスの流れ18(図2参照)と混り合う。孔 17は外側壁3に対して、特に45°より小さな鋭角αを成している。これによ って、冷却空気6が出口16のすぐ下流で外側壁3に当てられ、外側壁3が効果 的に膜冷却されるようになる。厚肉部14は、好ましくは丘状の単一隆起部とし て形成され、出口16に向けて丸められている。従って、厚肉部14は冷却流体 が出口16に流入する場所において、出口16への冷却流体6の支障のない流入 を保証する曲率半径Rを有している。これはまた、出口6、即ち孔17内におけ る冷却流体の流れを一様にするためにも貢献する。 図3および図4にも同様に、主軸9に沿って延びるガスタービンのタービン翼 1が示されている。このタービン翼1の壁構造体2において、羽根の背11並び に腹10に、それぞれ冷却室20として形成された3つの中空冷却部位5、5a が設けられている。これらの冷却部位5、5aは、外側壁3と内側壁4との間の 壁構造体2内に配置されている。内側壁4は外側壁3と同様に、仕切られた内室 21を包囲している。冷却部位5、5aの長さはその横断面厚さより非常に大き く、例えばその横断面厚さの10倍より大きくなっている。外側壁3の厚さは内 側壁4の厚さより非常に薄く、例えば外側壁3の厚さは1.0mmで、内側壁4 の厚さは1.5mmである。冷却部位5、5aの横断面厚さは外側壁3の壁厚の 範囲内にあり、例えば約1.0mmである。冷却部位5、5aの長さにわたって 、特に5つを越える多数の熱伝達要素7が配置されている。内室21から各冷却 部位5、5aにそれぞれの入口15が通じている。これらの入口15は、特に1 つあるいは多数の孔として形成され、好ましくは鋳造で成形されている。入口1 5は外側壁3に対して垂直に延びている。これによって入口15の範囲において 、外側壁3の補助的な衝突冷却が達成される。各冷却部位5、5aからそれぞれ の出口16が壁構造体2の外側表面に通じている。外側壁3は出口16の部位に 厚肉部14を有している。従って、冷却室20は出口16の範囲において、更に 内室21の方向に入り込んでいる。出口16は、好ましくは孔17として形成さ れている。この孔17は冷却室20と直に境を接する一定横断面積の絞り部位2 3を有している。この絞り部位23には、外側壁3の外側表面の方向に広がって いる減速部位24が続いている。孔17は、図1および図2について既に述べた ように、外側壁3に対して鋭角αを成している軸線22に沿って延びている。特 に羽根の背11において、出口16は同じ冷却室に付属する入口15よりも流入 縁8の近くに配置されている。これによって、冷却空気16は冷却室20内にお いて高温ガス18の流れと逆向きに導かれる。 熱伝達要素7は主軸19の方向において、好ましくは交互に配置され、これに よって冷却空気6と外側壁3に接続された熱伝達要素7との間の、熱伝達のため の接触時間が増大される。外側壁3が薄く形成されていることによって、冷却効 果がなお一層高められる。更に、高温ガス18に直接曝されない支持内側壁4の 冷却も行われる。 本発明は、高温ガスで曝される外側壁が内室に向けて突出した厚肉部を有し、 この厚肉部を貫通して冷却空気を案内するための出口が導かれているような壁構 造体をしたタービン翼によって特徴づけられろ。この厚肉部が設けられているこ とによって、特に外側壁が約1mmの非常に薄い壁厚を有していても、出口の長 さと直径の比を良好にし、且つ出口の外側壁に対する傾斜角を小さくすることが できる。これによって外側壁の効果的な膜冷却が達成される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.流入縁(8)、流出縁(9)、流入縁(8)と流出縁(9)との間において 互いに反対側にある羽根の腹(10)と背(11)、および流体(18)で洗流 される壁構造体(2)を有し、この壁構造体(2)が、冷却流体(6)を案内す る内室(21)を包囲し冷却流体(6)の出口(16)を有する外側壁(3)を 含んでいるタービン翼(1)において、外側壁(3)が出口(16)の範囲に内 室(21)に向いて突出した厚肉部(14)を有していることを特徴とするター ビン翼。 2.出口(16)が、外側壁(3)に対して10°〜45°、特に25°〜35 °の角度(α)を成している軸線(22)に沿って延びていることを特徴とする 請求項1記載のタービン翼。 3.出口(16)が一定した横断面積の孔(17)であることを特徴とする請求 項2記載のタービン翼。 4.出口(16)が内室(21)の側に一定した横断面積の絞り部位(23)を 有し、この絞り部位(23)が、横断面積の広がっている減速部位(24)に移 行していることを特徴とする請求項2記載のタービン翼。 5.厚肉部(14)が局所的な丘状隆起部として形成されていることを特徴とす る請求項1ないし4のいずれか1つに記載のタービン翼。 6.厚肉部(14)が出口(16)に向けて丸められていることを特徴とする請 求項5記載のタービン翼。 7.厚肉部(14)が線状隆起部として形成されていることを特徴とする請求項 1ないし5のいずれか1つに記載のタービン翼。 8.外側壁(3)が少なくとも部位的に2.5mmより小さな平均壁厚、特に約 1mmの平均壁厚を有していることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1 つに記載のタービン翼。 9.出口(16)の長さと直径との比が2〜5、特に3〜4であることを特徴と する請求項1ないし8のいずれか1つに記載のタービン翼。 10.出口(16)0.3mm〜1.5mm、特に約0.6mm〜0.7mmの 最小直径を有している請求項1ないし9のいずれか1つに記載のタービン翼。 11.壁構造体(2)が内側壁(4)およびこの内側壁(4)と外側壁(3)と の間に配置された冷却流体(6)が貫流するための冷却部位(5)を有し、各冷 却部位(5)が内側壁(4)に冷却流体(6)の入口(15)を有していること を特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載のタービン翼。 12.冷却部位(5)に冷却流体(6)で主流れ方向に洗流される熱伝達要素( 7)が連続して配置され、これらの熱伝達要素(7)が冶金学的に結合されてい ることを特徴とする請求項11記載のタービン翼。 13.外側壁(3)、内側壁(4)および熱伝達要素(7)が、一回の作業工程 で鋳造によって作られていることを特徴とする請求項11又は12記載のタービ ン翼。 14.ガスタービンの動翼(1a)あるいは静翼(1b)であることを特徴とす る請求項1ないし12のいずれか1つに記載のタービン翼。 15.ガスタービン設備に利用されることを特徴とする請求項1ないし14のい ずれか1つに記載のタービン翼の用途。
JP53616398A 1997-02-20 1998-02-20 タービン翼およびそのガスタービン設備への利用 Pending JP2001511864A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19706760.3 1997-02-20
DE19706760 1997-02-20
PCT/DE1998/000521 WO1998037310A1 (de) 1997-02-20 1998-02-20 Turbinenschaufel sowie deren verwendung in einer gasturbinenanlage

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001511864A true JP2001511864A (ja) 2001-08-14

Family

ID=7820960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53616398A Pending JP2001511864A (ja) 1997-02-20 1998-02-20 タービン翼およびそのガスタービン設備への利用

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0964981B1 (ja)
JP (1) JP2001511864A (ja)
DE (1) DE59806535D1 (ja)
WO (1) WO1998037310A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011208624A (ja) * 2010-03-31 2011-10-20 Hitachi Ltd 高温部材の冷却構造
JP2014148938A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Siemens Ag ターボ機械のためのフィルム冷却されるタービンブレード
JP2015514913A (ja) * 2012-04-23 2015-05-21 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 局所的な壁厚さ制御を伴うタービン翼
JP2017198205A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ タービンエンジン用のエーロフォイル
US11506062B2 (en) 2020-09-25 2022-11-22 Doosan Enerbility Co.. Ltd Turbine blade, and turbine and gas turbine including the same

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5931638A (en) * 1997-08-07 1999-08-03 United Technologies Corporation Turbomachinery airfoil with optimized heat transfer
EP1015736B1 (de) * 1997-09-18 2003-11-19 Siemens Aktiengesellschaft Turbinenschaufel sowie verwendung einer turbinenschaufel
US6213714B1 (en) * 1999-06-29 2001-04-10 Allison Advanced Development Company Cooled airfoil
DE10333304A1 (de) * 2003-07-15 2005-02-03 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Turbinenschaufel mit Prallkühlung
JP4773457B2 (ja) 2004-12-24 2011-09-14 アルストム テクノロジー リミテッド 埋め込まれた通路を有する部材、特にターボ機械の熱ガスコンポーネント
EP2568118A1 (en) * 2011-09-12 2013-03-13 Siemens Aktiengesellschaft Gas-turbine-component
EP2584148A1 (de) * 2011-10-21 2013-04-24 Siemens Aktiengesellschaft Filmgekühlte Turbinenschaufel für eine Strömungsmaschine
US20140102684A1 (en) * 2012-10-15 2014-04-17 General Electric Company Hot gas path component cooling film hole plateau
US9328616B2 (en) 2013-02-01 2016-05-03 Siemens Aktiengesellschaft Film-cooled turbine blade for a turbomachine
EP2971532A4 (en) 2013-03-15 2016-11-16 United Technologies Corp ADDITIVE FOR THE MANUFACTURE OF DEFLECTORS, COVERS AND MATRICES
US20150096306A1 (en) * 2013-10-08 2015-04-09 General Electric Company Gas turbine airfoil with cooling enhancement
US9970319B2 (en) * 2014-05-05 2018-05-15 United Technologies Corporation Reducing variation in cooling hole meter length
US10982552B2 (en) * 2014-09-08 2021-04-20 Raytheon Technologies Corporation Gas turbine engine component with film cooling hole
US10344611B2 (en) 2016-05-19 2019-07-09 United Technologies Corporation Cooled hot section components for a gas turbine engine
US11085641B2 (en) 2018-11-27 2021-08-10 Honeywell International Inc. Plug resistant effusion holes for gas turbine engine
FR3111661B1 (fr) * 2020-06-22 2022-11-04 Safran Aircraft Engines Aube de turbine avec système de refroidissement

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4770608A (en) * 1985-12-23 1988-09-13 United Technologies Corporation Film cooled vanes and turbines
US4827587A (en) * 1988-01-25 1989-05-09 United Technologies Corporation Method of fabricating an air cooled turbine blade
US5405242A (en) 1990-07-09 1995-04-11 United Technologies Corporation Cooled vane
US5383766A (en) * 1990-07-09 1995-01-24 United Technologies Corporation Cooled vane
GB2262314A (en) * 1991-12-10 1993-06-16 Rolls Royce Plc Air cooled gas turbine engine aerofoil.

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011208624A (ja) * 2010-03-31 2011-10-20 Hitachi Ltd 高温部材の冷却構造
JP2015514913A (ja) * 2012-04-23 2015-05-21 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 局所的な壁厚さ制御を伴うタービン翼
US9863254B2 (en) 2012-04-23 2018-01-09 General Electric Company Turbine airfoil with local wall thickness control
JP2014148938A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Siemens Ag ターボ機械のためのフィルム冷却されるタービンブレード
JP2017198205A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ タービンエンジン用のエーロフォイル
US11506062B2 (en) 2020-09-25 2022-11-22 Doosan Enerbility Co.. Ltd Turbine blade, and turbine and gas turbine including the same

Also Published As

Publication number Publication date
EP0964981B1 (de) 2002-12-04
WO1998037310A1 (de) 1998-08-27
EP0964981A1 (de) 1999-12-22
DE59806535D1 (de) 2003-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001511864A (ja) タービン翼およびそのガスタービン設備への利用
TWI257447B (en) Microcircuit cooling for a turbine blade tip
US7137776B2 (en) Film cooling for microcircuits
EP3436668B1 (en) Turbine airfoil with turbulating feature on a cold wall
KR100553295B1 (ko) 터빈블레이드
EP1010859B1 (en) Cooling system for a turbine airfoil having a three pass cooling circuit
US3700348A (en) Turbomachinery blade structure
JP2003528246A (ja) 冷却形タービン翼
JP2003056305A (ja) タービン翼
CA2480393C (en) Impingement cooling of gas turbine blades or vanes
RU2576754C2 (ru) Турбинная система и газотурбинный двигатель
JPH11132003A (ja) ガスタービンのタービン羽根
JP2009281380A (ja) ガスタービン翼
JPH08503533A (ja) 内部冷却タービン
EP3396107A1 (en) Airfoils and turn cap
KR20050019008A (ko) 마이크로회로 에어포일 본체
US5545002A (en) Stator vane mounting platform
JP2010502872A (ja) 冷却形タービン動翼
CN114000922A (zh) 具有冷却孔的发动机构件
EP3322881A1 (en) Turbomachine component with cooling features and a method for manufacturing and of operation of such a turbomachine component
JP2001505275A (ja) タービン翼並びにガスタービン設備におけるその使用
JP2002161705A (ja) ガスタービン翼
EP0921276B1 (en) Gas turbine blade
JP2001516834A (ja) タービン翼とその使用方法
EP2728114B1 (en) A platform cooling device for a blade of a turbomachine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080325

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080520