JP2009281380A - ガスタービン翼 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば均一な高い着火温度あるいは低温の冷却流を見越しておくために、従来技術に対して改善された内部冷却を有する翼部分のブレードあるいはベーンを提供する。
【解決手段】中央空洞部が、吸引側外壁13を圧力側外壁14と接続している少なくとも一つの長手方向に延びている第一ウェブ15により前縁領域7aと後縁領域7bに分割されており、それにより前縁領域7a内において前縁室1を定義していること、長手方向に延びている第二ウェブ16が設けられており、第一ウェブ15を吸引側外壁13接続しており、それにより第二ウェブ16の吸引側10で第一入口室2を、後縁領域内において冷却空気のための第二入口室3を定義していること、および前記第一ウェブ15が、第一入口室2と前縁室1の間に少なくとも一つの交差孔H1を備えており、したがって第二ウェブ16が開口部を有していないことにより解決される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスタービンエンジン用の翼ブレードあるいはベーンと、更にこのようなブレードあるいはベーンの改善された冷却に関する。
ガスタービンエンジンの分野において、高温燃焼ガスは一つ以上のタービンを通って燃焼室から流れる。高温ガスは一つ以上の圧縮機のための動力を提供し、かつ他の目的のために使用できる動力を出力する。従ってタービンブレードおよびベーンは運転効率損失することなく前記高温ガスの高い温度に耐えねばならない。これは冷却によって達することができる。ある程度の制限内でブレード温度を維持するためのタービンブレードの内部冷却の様々な方法が従来技術で知られている。ブレードおよびベーンを冷却する公知の方法は、圧縮機から得られる加圧された冷却空気によりブレードあるいはベーンの内部に通路を供給することにより行われる。冷却技術は、冷媒流路の長さを延ばすことにより、冷却効果を増大させる、蛇行流を作り出す直列に接続した長手方向に整向された通路をいわゆる蛇行冷却回路を含んでいる。蛇行冷却は、連続する長手方向の回路の通路内で冷却空気を再利用することによって効率的である。通路を分けているウェブ内に開口部を設けることにより、内部通路を貫流する冷却空気は、排出前に、ブレードあるいはベーンの対流性冷却および/または“衝突冷却(impingement cooling)”を提供することができる。衝突冷却は熱伝達が高いが、冷却空気を再利用できないので無駄が多い。翼の外壁の冷却に有用な別の知られた冷却方法、いわゆる“フィルム冷却”は、ブレードあるいはベーンの翼面あるいは翼内に孔を設けることにより達せられる。衝突冷却とフィルム冷却の組合せは時には難しいことがある。なぜなら衝突冷却に必要な冷却空気の高い圧力により外側翼面からのフィルム冷却流が分離してしまう場合があり、従って冷却効率が下がってしまうからである。
米国特許第5246340号明細書 米国特許第2003/0133797号明細書 米国特許第2007/0172335号明細書 米国特許第5660524号明細書
従って本発明の課題の一つは、例えば均一な高い着火温度あるいは低温の冷却流を見越しておくために、従来技術に対して改善された内部冷却を有する翼部分のブレードあるいはベーンを提供することである。
上記従来技術はこの課題に対して何の提案も提供しない。
本発明は、構成部品の長手方向軸線に沿って根元部分と先端部分を備えており、さらに前縁部、後縁部、前記前縁部と前記後縁部の間で延びている吸引側外壁、および圧力側外壁を有する翼部分を備えているガスタービンエンジン構成部品を提供することにより上記の課題を解決する。前記外壁は、根元部分から先端部分および/または先端部分から根元部分までの冷却空気の通路のための中央空洞部を取囲む。前記中央空洞部は、前記吸引側外壁を前記圧力側外壁と接続している少なくとも一つの長手方向に延びている第一ウェブにより前縁領域と後縁領域に分割されており、それにより前縁領域内において前縁室を定義している。従って、前縁室は吸引側外壁、圧力側外壁および前記第一ウェブにより区画されている。さらに、長手方向に延びている第二ウェブが設けられており、前記第二ウェブを吸引側外壁接続しており、それにより第二ウェブ吸引側で第一入口室を、後縁領域内において冷却空気のための第二入口室を定義している。
外壁と内部のウェブは根元部分から先端部分まで延びているのが一般的であるが、隣接した通路間の壁すなわちウェブを横切る接続通路すなわち開口部は可能である。前記第一ウェブは、第一入口室と前縁室の間に冷却空気を通過させるための少なくとも一つの交差孔を備えており、したがって第二ウェブは開口部すなわち通路を有していない。第一入口室と前縁室の間の前記第一ウェブにおける少なくとも一つの交差孔は、第一入口室からの冷却空気のためのただ一つの出口であり、このことは、第一入口室と接している吸引側外壁の部分も、第二ウェブも冷却空気交差孔を有していないことが好ましいことを意味する。
従って本発明の鍵となる特徴は、翼部分における中央ウェブ幾何学形状が構造に対して所望の剛性を備えながら案内されていること、さらに小室間の交差孔が、前縁部に向かう、冷却空気導管内に二つの分離した入口流を提供する。本発明により冷却されるシステムにより翼を、従ってタービンを例えば高い入口ガス温度で運転することができ、従来技術で使用された高いガス温度に対して同じ(か低い)冷却空気消費量を維持する。
翼部分の様々な設計が従来技術において知られている。例えばいわゆる“二重壁の考え”が知られており、翼部分の吸引側外壁と圧力側外壁に対して平行に、かつ翼部分の吸引側外壁と圧力側外壁の間で延びている、少なくとも一つの長手方向壁が知られている。他方では、長手方向ウェブによる、吸引側外壁と圧力側外壁のわずかな接続が、いわゆる“ガーダーの考え”として知られている。より高い焼成温度を可能にするために努力している最も先進的技術により、衝突冷却とフィルム冷却の両方が可能になる。
特許文献1は、冷却空気交差孔を備えた、半径方向の内部リブあるいはウェブを有する二つの半鋳造品(two casting halves)で製造された翼部分を開示しており、前記ウェブは動翼あるいは静翼の内部を複数の空洞部に分割している。特許文献2と特許文献3は,吸引側外壁と圧力側外壁を接続しているウェブを備えた翼部分を開示しており、ウェブは互いに傾斜を付けて配置されている。上記二重壁の考えとガーダーの考えの組合せは例えば特許文献4において理解できる。ここでは、内壁が外壁間で延びかつ外壁の一部と一体構造である壁を備えている。さらに、中央インサートが設けられており、この中央インサートは、中央インサートと外壁の間に二つの衝突室を形成している。
しかしながら、冷却室を通って流れる冷却空気と冷却室間を流れる空気、特に前縁室内へ流れ込む冷却空気を上手に制御することが依然として望ましい。冷却空気が根元部分から先端部分へと流れると、冷却空気の圧力が低下する。この目的で、本発明により、たとえ増大させることはあっても、翼構造の剛性と安定性を損失することなく、必要とされる圧力に従い冷却空気交差孔の大きさを調節することにより、冷却空気流の圧力を調節することができる。
本発明の第一の好ましい実施例において、第一ウェブは前記第二ウェブにより二つの長手方向壁部分に分割されている。第二ウェブは、第一ウェブに沿った吸引側外壁と圧力側外壁の間の距離の好ましくは30%〜70%の間、さらに好ましくは40%〜60%の間、最も好ましくは約半分で、第一ウェブに沿って位置する第一ウェブの領域内で第一ウェブに接続する。タービン構成部品の長手方向軸線に沿ったウェブの平面に対して垂直な翼部分の横断面図において、第二ウェブと第一ウェブは一緒に“T”の字を形成し、その中で第二ウェブは脚部を有しており、吸引側外壁を基礎にしており、第一ウェブは“T”の字の梁部を形成している。第一ウェブの中央領域での第二ウェブとの接続によって、第一ウェブは二つのアームあるいはアーム部分に分割されており、この二つのアーム部分は吸引側外壁と圧力側外壁として定義することができ、このことは各々が連結した壁による。二つのアーム部分は基本的に同じ長さであるか、あるいは約0.25〜4.0、好ましくは約0.5〜2.0の範囲の長さの比率の寸法で作られているのが好ましい。第二ウェブは圧力側外壁に接触しないが、一方の側では吸引側外壁の部分に接触し、他方の側では第一ウェブに接触する。
第二ウェブは第一ウェブと肉厚が同じであるか、あるいは第一ウェブよりも厚いのが好ましい。第一ウェブの肉厚に対する第二ウェブの肉厚の比率は1.01〜1.20の範囲であるのが好ましい。ウェブは約2〜10mmの範囲の肉厚を有しているのが好ましく、肉厚はウェブの平面に対して垂直な方向で測定される。ウェブは翼部分を吸引側半分と圧力側半分に長手方向に分割している中央平面に対して、約60〜120°の角度で、好ましくは約75〜100°の角度で配置されているのが好ましい。翼部分を長手方向に分割しているこの中央平面は以下のように定義される。前記中央平面から吸引側の外側面までの垂直距離は、前記中央平面から横断面図の前記中央平面に沿ったどの点での圧力側外壁の外側面までの垂直距離と同じである。第二ウェブは、第一ウェブから約60〜120°の角度で、好ましくは75〜100°の角度で延びている。
第一ウェブは、翼部分を吸引側半分と圧力側半分に長手方向に分割している中央平面に対して、約60〜120°、好ましくは約75〜100°の角度で配置されているのが好ましい。翼部分を長手方向に分割している中央平面は以下のように定義される。前記中央平面から吸引側外壁の外側表面までの垂直距離は、横断面図における平面に沿った、前記中央平面からどの点での圧力側外壁の外側表面までの垂直距離と同じである。第二ウェブは第一ウェブから約60〜120°の角度で、好ましくは約75〜100°の角度で延びているのが好ましい。
他の好ましい実施例によれば、第一入口室と前縁室の間の第一ウェブ内の少なくとも一つの交差室(H1)は、長手方向に延びている孔、好ましくは衝突孔の列であり、それにより冷却空気は、冷却空気が向けられた壁に衝突することができる。列の内側の孔H1の横断面積は、先端部分の領域では根元部分の領域よりも大きいのが好ましく、孔H1の横断面積は、根元部分から先端部分まで徐々にあるいは連続的に増大しているのが好ましい。孔の横断面形状は、円形であるのが好ましいが、孔は異方性の形状であってもよい。先端部分領域の孔の大きさが増大すると、起こりえる圧力損失を補償するのに有利であり、先端部分に向かって近いほど、空気は流れる。
前記第一ウェブがさらに第二入口室と前縁室の間に少なくとも一つの交差室H2を備えているとさらに有利である。前記少なくとも一つの交差室H2は、好ましくは長手方向に延びている孔の列、さらに好ましくは衝突孔である。第二入口室から前縁室内に向かっている孔は、根元部分から先端部分まで、基本的に一定の断面積を有しているのが好ましく、それらの孔がすべて円形形状であるのが好ましい。しかしながら、他の(異方性)形状あるいは列内で大きさが変化することも可能である。
第一ウェブは長手方向に延びている二つの衝突孔の列を有しているのが好ましく、第一入口室と前縁室の間の孔は、根元部分から先端部分まで、連続してあるいは徐々に増大する横断面積の、円形横断面で円筒形状を有しているのが好ましいが、第二入口室と前縁室の間の孔は、根元部分から先端部分まで、一定の横断面積を備えた、円形横断面で円筒形状を有しているのが好ましい。
本発明の別の実施例によれば、吸引側外壁(13)および/または圧力側外壁(14)が、冷却空気を高温ガス通路内へ排出するための少なくとも一つの出口孔(F1〜F7)を備えており、前記少なくとも一つの出口孔が好ましくはフィルム冷却孔であり、さらに好ましくは出口孔の列である。前記フィルム冷却孔は壁の平面に対して垂直に配置されているのではなく、壁に対して鋭角であるのが好ましい。
さらに、吸引側外壁を圧力側外壁と接続している少なくとも一つの第三ウェブが、第二入口室の後縁側に設けられており、それにより第二入口室は第一中間室から分離していると有利である。第三ウェブは第二入口室を第一中間室から分離するように設けられているのが好ましく、第四ウェブは第一中間室を第二中間室から分離するように設けられているのが好ましい。第五ウェブは第二中間室を後縁室から分離するように設けられているのがさらに好ましい。さらに別のウェブは、空洞をさらに多くの小室に分割することが可能である。
少なくとも一つの別のウェブは、少なくとも一つの交差孔、好ましくは少なくとも二つの交差孔を備えており、交差孔は、長手方向に延びている孔の列、好ましくは衝突孔の列である。前記列の内部において、交差孔は各々、タービン構成部材あるいはウェブの長手方向で互いに重なって配置されているのが好ましい。第三ウェブと第四ウェブは各々、少なくとも一つの交差孔の列、好ましくは二つの孔の列を有しているのが好ましいが、後縁室を定義している、第五ウェブあるいは他のいずれのウェブも衝突孔がない。
少なくとも一つの別のウェブ、好ましくは第三ウェブおよび第四ウェブにおいて、少なくとも一つの、好ましくは二つの交差孔の列の内部の交差孔の横断面積が、根元部分の領域においてよりも先端部分の領域における方が大きい。さらに、交差孔の横断面積が、根元部分から先端部分まで徐々にあるいは連続的に増大しているのが好ましい。先端部分に向かって横断面積が連続的に増大する、少なくとも一つの孔の列は第一ウェブに設けられており、少なくとも一つの別のウェブ内で一列に並んだ孔の横断面積は、第一ウェブ内の孔に比べて小さく増大するのが好ましい。しかしながら、これらの交差孔は列の全長にわたり横断面積が一定であってもよく、二つ以上の孔の列が一つのウェブ内に設けられており、少なくとも一つの列が根元部分から先端部分の内部で横断面積が一定の孔を有しており、そして少なくとも一つの他の列が根元部分から先端部分まで横断面積が増大する(減少する)孔を有していることも可能である。交差孔の横断面の長軸が、タービン構成部品あるいはウェブの長手方向軸線に対してほぼ平行であり、交差孔の横断面の短軸が、前記長手方向軸線に対してほぼ垂直に配置されているように交差孔はウェブ内に配置されている。従って、円筒形状孔は、円形横断面形状を有しているか、あるいは異方性横断面形状を有しており、交差孔の横断面の長軸は、交差孔の横断面の短軸とは異なっているのが好ましく、交差孔の横断面の長軸は、交差孔の横断面の短軸よりも長いのが好ましい。
二つの隣接した交差孔間(二つの隣接した交差孔二つの第一端部間)の間隔は、列の全長を通じて一定であるが、その間隔は列内で、あるいは違う列間で異なっていてもよい。交差孔の二つの列が一つのウェブ内に配置されている場合、二つの列の孔はタービン構成部品あるいはウェブの長手軸線に沿って同じ高さに設けられているか、あるいは高さ方向で互い違いに設けられている。出口孔の列はウェブの全長、あるいはその一部にわたり延びていてもよい。
交差孔は約0.5〜5mmの範囲の、円形孔に関する直径、あるいは異方性孔に関する長さおよび/または幅を有しているのが好ましい。異方性孔は、例えば約1.2〜約2.5までの、好ましくは2.0までの範囲にまたがる、幅に対する長さの比率でもって設計することができる。これによりウェブに機械的欠陥が無いことが確実に維持され、同時に最大の内部熱伝達係数が交差孔内部で確実に得られる。円形孔の場合、直径比は1.0である。第一ウェブは、翼部分を吸引側半分と圧力側半分に、長手方向に、すなわち半径方向に分割している中央平面に対して約60〜120°、好ましくは約75〜100°の角度で配置されているのが好ましく、この角度は第一ウェブの前縁側に向かって第一ウェブの吸引側部分と中央平面の間で測定されている。前記中央平面から吸引側外壁の外側表面までの垂直距離は、前記中央平面に沿ったどの点においても、前記中央平面から圧力側外壁の外側表面までの垂直距離と同じであり、および/または第二ウェブは約60〜120°、好ましくは約75〜100°の範囲で第一ウェブから延びている。
二つの隣接した小室間の少なくとも一つのウェブは、各々約10〜30個の孔、好ましくは20個の孔の二つの列を有しているのが好ましく、これらの孔は衝突孔であるのが好ましい。
後縁領域は、翼部分の吸引側外壁および/または圧力側外壁において、少なくとも一つの出口孔を備えた後縁室を有しており、前記出口孔はフィルム冷却孔であるのが好ましい。少なくとも一つの出口孔の大きさは、翼部分内部の交差孔の交差領域に合わせて調節されている。少なくとも一つの出口孔の大きさは、翼部分内部の交差孔の交差領域に合わせて調節されている。後縁領域内の出口孔、好ましくは後縁領域内のすべての個々の出口孔の横断面積は、後縁部に対して最も近くに設けられた、交差孔を有するウェブ内の、個々の交差孔、好ましくはすべての個々の交差孔の横断面積の約20%〜約55%の間であるように調節することができる。後縁領域内の出口孔すべての累積面積は、後縁部に対して最も近くに設けられた、交差孔を有するウェブ内の、交差孔すべての累積横断面積の約20%〜約55%の間であるように調節されているのがさらに好ましい。
翼部分内の少なくとも三つの小室は各々、フィルム冷却孔、あるいはフィルム冷却孔の列を備えており、これにより圧力側と吸引側で冷却回路から冷却媒体を出すことができるのが好ましい。長手方向に延びている列内部のこれらフィルム冷却孔の横断面積は、根元部分から先端部分への方向で一定であるのが好ましい。出口孔列はウェブの全長、あるいはウェブの本の一部にわたり延びていてもよい。
冷却回路の通路は、根元部分から先端部分まで、いわゆる蛇行状に延びており、少なくとも一つの小室、あるいは小室の各々において、空気は翼部分内への入口での空気の方向に対して逆の方向へ流れる。小室の少なくとも一つが導管を備えており、この導管は、冷却空気が前記導管を貫通でき、かつ冷却空気が到来する小室内での冷却空気の方向に対して逆の流れ方向を有するように、根元部分および/または先端部分の領域内で、タービン構成部品の、例えば長手方向軸線に対してほぼ垂直に、すなわち半径方向に対してほぼ垂直に配置されている場合に、このことを達成できる。導管は空気流が約180°だけその方向を変えるように向けられているように、すなわち空気流が半径方向で外側に向かう方向から、半径方向で内側へ向かう方向へと、その方向を変えるように形成されている。本発明の好ましい実施例によれば、第二中間室と後縁室は根元部分領域内でこのような導管により接続されており、これにより、第二中間室内で先端部分から根元部分へと、すなわち半径方向で内側に向かって流れる空気は、後縁室内において空気が根元部分から先端部分へと、すなわち半径方向で外側へ向かって流れるように方向を変える。
圧力側外壁から吸引側外壁まで測定された第一ウェブの長さは、横断面図の中央平面に対して垂直に測定された場合、翼部分内部において、吸引側から圧力側までのおおよそ最大距離の約50%〜約90%、好ましくは約60%〜約80%の範囲である。
前縁室の少なくとも一つの側と接している、吸引側外壁および/または圧力側外壁の部分が、冷媒を高温空気通路内へ排出するために、さらに少なくとも一つの出口孔、好ましくは長手方向に延びている少なくとも二つの出口孔の列を備えているとさらに有利である。前記出口孔はフィルム冷却孔であるのが好ましい。さらに少なくとも第二入口室および/または少なくとも別の小室が、吸引側外壁および/または圧力側外壁のその接している部分一つにおいて、一つの出口孔の列を備えているのが好ましい。
翼部分を製造するための使用される工程は、限定はされてないが、進歩した可溶性製造技術と従来のセラミックコア技術の両方を備えている。例えば、翼は少なくとも一つのT字型ウェブ断面と、少なくとも一つのV字型ウェブ断面と、複数のウェブおよび/または少なくとも一つのウェブと吸引側外壁および/または圧力側外壁の組合せを使用して製造することができる。
少なくとも一つの小室は、好ましくは流路の擾乱、偏向あるいは妨害に必要なリブあるいは他の構造の形式の、タービュレータとも呼ばれている少なくとも一つの乱流促進体を有する少なくとも一つの壁を備えているのが有利である。幾つかの、それどころか小室はすべて、一つ以上の壁、すなわち吸引側外壁および/または圧力側外壁に沿った少なくとも一つの乱流促進体を有しているのが好ましい。乱流促進体は、衝突孔を通って小室に入る冷却空気がリブ間で衝突するように配置されているのが好ましい。乱流促進体はタービン構成部品の長手方向軸線に対して垂直に配置されていて、小室内に延びているのが好ましい。すなわち乱流促進体のリブは、長手方向軸線に対して垂直に、言い換えればタービン構成部品の半径方向にほぼ垂直に、壁から小室内に延びているのが好ましい。乱流促進体すなわちタービュレータは、好ましくは第一入口室および/または第二入口室および/または後縁室内で、流れ方向に対して斜めに置かれていてもよい。それにより、空気は一致した交差孔および/または出口孔に誘導される。タービュレータあるいはそのリブは、台形であるのが好ましいが、対象であれ非対称であれ、その他の幾何学形状も可能である。タービュレータは、リブのようなタービュレータ構成部品がリブ間での一定の比率、および/または幅と高さの間での一定の比率、および/または隣接したタービュレータリブ間の間隔と幅の間での一定の比率、および/または隣接したタービュレータリブ間の間隔と高さの間での一定の比率を有しているのが好ましい。
本発明の他の実施例は従属請求項に述べてある。
添付の図面に本発明の好ましい実施例を示してある。
本発明による第一実施例による、タービン部品の縦方向軸線に対して垂直な、タービン構成部品の横断面図である。 説明することの目的のための、図1の翼部分1の様々な高さにおける横断面図の概略的重ね合わせによる本発明の一実施例に基づいたタービン構成部品の長手方向横断面図である。 長手方向軸線に対して垂直なタービン構成部品の横断面図であり、交差孔とウェブの角度は傾斜している。 長手方向軸線に対して垂直なタービン構成部品の横断面図であり、図5の断面A−Aと図6の断面B−Bに関する線を示してある。 a)は図4のA−A線に沿った断面図であり、b)はa)の孔の一つの拡大した横断面図を示す。 a)は図4のB−B線に沿った断面図であり、b)はa)の孔の一つの拡大した横断面図を示す。 長手方向軸線に対して垂直な、本発明の第二実施例によるタービン構成部品の横断面図である。 図7aのタービュレータの横断面図である。 本発明の別の実施例によるタービュレータを備えた壁の概略平面図であり、タービュレータは流れ方向に対して垂直に配置されている。 本発明の別の実施例によるタービュレータを備えた壁の概略平面図であり、タービュレータは流れ方向に対してある角度の傾斜をもって配置されている。 本発明の別の実施例によるタービュレータを備えた壁の概略平面図であり、タービュレータは流れ方向に対してある角度の傾斜をもって配置されている。 本発明の別の実施例によるタービュレータを備えた壁の概略平面図であり、図8aのC−C線を通る断面図を示す。
本発明の好ましい実施例を説明する目的のためであるが、本発明の好ましい実施例を制限する目的のためではない図によれば、図1にはタービン構成部品25の翼部分7、すなわちブレードあるいはベーンの横断面が示してある。タービン構成部品25の長手方向軸線に対して平行に、すなわち半径方法に延びる平面24は、図では実質的に翼部分7を吸引側半分7cと圧力側半分7dに分割して表わした。平面24から吸引側外壁13までの間隔は、図1の横断面図で測定した平面24のいずれの点においても、平面24から圧力側外壁14までの間隔に等しい。
吸気側10と圧力側11を有する翼部分7は、湾曲した吸引側外壁13と湾曲した圧力側外壁14により構成されており、これらの外壁はタービン構成部品25の前縁部8と後縁部9で互いに結合する。吸引側外壁13は凸状に形成されており、圧力側外壁14は高温ガス通路36に向かって凹状に形成されている。前記外壁13,14は境界を定めており、従って中央空洞部を取囲む。この中央空洞部は第一の長手方向に延びている壁あるいはウェブ15により、前縁領域7aと後縁領域7bに分割されており、この第一のウェブは吸引側外壁を圧力側外壁と接続しており、これにより前縁室1が定義される。図1の実施例による前縁領域8を構成する前記前縁室1は、第一ウェブ11により第一サイドと、
前縁部8と隣接した吸引側外壁13の部分により第二サイドと、そして前縁部8と隣接した圧力側外壁14の部分により第三サイドと隣接している。前記第一ウェブ15および/または他のウェブ16〜19は真直ぐであるのが好ましいが、例えば湾曲しているかあるいは捩れていてもよい。横断面図において、第二ウェブ16と第一ウェブ15は互いにTの字を形成しており、第二ウェブ16は吸引側外壁13に基部を成す脚部を備え、第一ウェブ15はTの字の梁部を形成している。第一ウェブ15の中央領域における第二ウェブとの接続により、第一ウェブ15は二つのアームあるいはアーム部分15a,15bに分かれている。この二つの部分は吸引側アーム部分15aと圧力側アーム部分15bとして定義されており、この二つの部分は第一ウェブが取り付けられている外壁13,14によって決まる。二つのアーム部分15a,15bは基本的に同じ長さa1,a2であるかあるいは長さa1:a2の割合が、約0.25〜4.0、好ましくは0.5〜2.0の範囲の寸法で作られるのが好ましい。図1においてわかるように、第二ウェブ16は圧力側外壁14と接触しないが、一方の側では吸引側外壁13の部分にだけ接触し、他方の側では第一ウェブ15に接触する。図1に描かれた平面24に対して、描かれた第一ウェブ15は、前縁部8に向かってウェブの吸引側アーム部分15aと平面24の間で測定される、約60〜約120°、好ましくは約100〜約120°の範囲内の角度γで配置されている。圧力側外壁14から吸引側外壁13まで測定された第一ウェブ15の長さは、横断面図の中央平面に対して垂直に測定された場合、翼部分7の内部の吸気側10から圧力側11の最大距離の約50%〜約90%、好ましくは約60%〜約80%の範囲内にある。
後縁領域7bの内側において、さらに空洞部は第一ウェブ15の基本的に中央領域を吸引側外壁13と接続している第二ウェブ16を長手方法に延ばすことにより分割されており、それによって第一入口室2は囲まれる。従って前記第一入口室2は、第一サイドでは前記第二ウェブ16により、第二サイドでは第一ウェブ15の吸引側アーム部分15aにより、そして第三サイドでは吸引側外壁13の部分に接している。前記第二ウェブ16は
第一ウェブ15から、約60〜100°、好ましくは70〜90°の角度δで配置されており、前記角度δは第一ウェブ15、すなわち第一ウェブ15の吸引側アーム部分15aと、吸引側外壁13に面している第二ウェブ16の片側の第二ウェブ16の間で測定される。
図1によれば、さらに吸引側外壁13を圧力側外壁14に接続しているウェブ17〜19は、空洞部の後縁領域7bをさらに分割するために設けられている。第三ウェブ17は第二入口室3を第一中間室4から分離しており、この第一中間室は前記第三ウェブ17、圧力側外壁14の部分、第四ウェブ18および吸引側外壁13の部分により区画されている。前記第四ウェブ18は、吸引側外壁13に対して鋭角μで配置されている。第五ウェブ19を設けることにより、第二中間室5は第四ウェブ18、圧力側外壁14の部分、第五ウェブ19および吸引側外壁13の部分により囲まれている。第五ウェブ19と後縁部9の間には後縁室6が設けられている。後縁室は後縁部9に隣接した圧力側外壁14の部分、吸引側外壁13の部分、そして同じく第五ウェブ19により囲まれている。
図1の横断面図において、示した第三ウェブ17は平面24に対してほぼ垂直に、かつ基本的に第二ウェブ16に対してほぼ平行に配置されているが、第四ウェブ18と第五ウェブ19は、平面24に対してわずかに傾斜している。ここで第三ウェブ17は第二ウェブ16に対してほぼ平行に配置されており、第二ウェブ16と第四ウェブ18が図1の横断面図において互いに向かって傾斜するように、第四ウェブ18は平面24に対する第二ウェブ16の傾斜とは反対の、平面24に対する傾斜を有している。これとは別のバランスと角度は図3で見ることができる。
図1によれば、第三ウェブ17と第四ウェブ18は各々、二つの交差孔H3,H4およびH5,H6を備えており、これらの交差孔により冷却空気は一つの小室から隣接した小室へ流れることができる。横断面図において、第三ウェブ17にある交差室は角度が付いている。言い換えると、交差室の軸線はウェブ17,18の長手方向平面に対して垂直ではなく、交差孔H3,H4を流れる空気流が第一中間室4内で異なる方向に向くように配置されている。しかしながら第四ウェブ18あるいは孔の列は各々、図1の横断面図で見た場合、前記交差孔H1,H2および/またはH5,H6を通過する空気が各々、ウェブ15,18を通って、二つの平行流となって相応した小室1,5内へ流入するように基本的に互いに平行に配置されている。
図1で見て取れるように、小室1〜6は囲まれているウェブ15〜19および/または外壁13,14の数と形状に依存して、様々な横断面形状であってもよい。ここで前縁室1と第一入口室2と後縁室6は、各々が三つのウェブ15〜19および/または壁13,14と境界を成すように横断面図が基本的に三角形である。二つの中間室4,5は基本的に台形であり、五つの異なるウェブおよび/または壁と巨魁を成す第二入口室3は基本的に横断面図が五つの角部を有している。
ウェブ15〜19および/または外壁13,14は、タービン構成部品の大きさと型に依存して変わってもよい。図1のタービン構成部品において、例えば第二ウェブ16はウェブ15よりも肉厚が大きい。このことはウェブおよび/または翼部分7の幾何図形的配列全体を支持する際の第二ウェブ16の機能に関連して特に好ましい。さらに図1によれば、その他のウェブ16〜19は翼部分7の後縁部9に向かって肉厚が連続的に小さくなる。さらに肉厚はウェブ15〜19における交差孔の横断面積に依存してもよい。
交差孔H1,H2を備えた第一および第二ウェブのために、冷却媒体流が、通常前縁部8の領域から後縁部7の領域まで翼部分7の内側に向かうように、翼部分7内の小室1〜6はほとんど直列に配置されているが、空気の一部も入口室2,3から後縁部8に向かって案内される。
本発明による冷却回路28において、冷却空気は根元部分21から先端部分22まで通常の流れ方向によりタービン構成部品25の翼部分7の内部で流れる。しかしながら、例えば少なくとも一つの通路、例えば図2の通路5における、図2で示したような蛇行した冷却型システムにおいて、空気は先端部分22から根元部分21へと流れる。この目的で、図1による翼部分7は通常根元部分21と先端部分22の間で延びている六つの小室1〜6を有しており、そのうちの幾つかは(図2に示したように)根元部分21に向かって開いている。図1の実施例によれば、例えば圧縮装置から来る冷却空気29は第一入口室2と第二入口室3を通ってブレードあるいはベーン25に入り、翼部分7内への入口流は入口矢印12により描いてある。ブレードあるいはベーン内へ入った後、冷却空気は分散される。言い換えれば前縁部8と後縁部9に向かって案内される。描いた実施例によれば、第一入口室2からの冷却空気は前縁領域7a内に、すなわち少なくとも一つの交差孔H1を通って前縁室1内に、好ましくは第一ウェブ15内の長手方向に延びている一列の交差孔内に向かう。第二入口室3に入る冷却空気は前縁部8および後縁部9の両方に向かう。第二入口室3から前縁部8の方向に向かう冷却空気は、少なくとも一つの交差孔H2、好ましくは第一ウェブ1内の長手方向に延びている一列の交差孔を通って前縁室1に入る。第二入口室3から後縁部9の方向に向かう冷却空気は、少なくとも一つの交差孔H3,H4、好ましくは第三ウェブ内の二列の交差孔を通って第一中間室4に入る。さらに、冷却空気は第一中間室4の後縁側を区画している第四ウェブ内の少なくとも二つの交差孔を通って第一中間室4から第二中間室5に入る。図1〜7の実施例における前記交差孔H1〜H6は、実際は長手方向に、すなわち半径方向に延びている衝突孔の列である。
第三ウェブ17内の交差孔H3,H4の構造が角度を付されているために、第三ウェブ17の第一列の交差孔H3を通過する冷却空気は、第一中間室4に接する吸引側外壁13の部分の方向に向かうが、ウェブ17の第二列の交差孔H4を通過する冷却空気は、反対側の、第一中間室4に接する圧力側外壁14の部分の方向に向かう。第四ウェブ18の第一列の交差孔H5と第二列の交差孔H6を通過する冷却空気は、基本的に平行な二つの空気流として、第二中間室5に接する吸引側外壁13の部分の方向に向かう。
さらに図1に示した翼部分7は、外壁を貫通する排気出口F1〜F7を備えている。これらの排気出口すなわち出口孔はいわゆる翼表面におけるフィルム冷却孔であるのが好ましい。吸引側外壁13と圧力側外壁14はどちらもこのような出口孔を有している。図1に示した翼部分7によれば、前縁室1は冷却空気排気、すなわちフィルム冷却孔のためのこのような出口F4〜F7を備えており、これらのうち三つの出口F5〜F7は吸引側外壁13を貫通する通路として設けられており、出口F4は圧力側外壁14を貫通する通路として設けられている。第一入口室3と第一中間室4は各々、圧力側外壁14を貫通する出口孔F3,F2を備えている。別の出口孔F1は圧力側外壁14を貫通する通路として後縁部9に隣接して設けられている。前記後縁フィルム冷却孔(出口孔)F1を通過している冷却空気の流れは、後縁部9で平面24に対してほぼ平行な方向を有していてもよく、あるいは先端部分22に向かって半径方向でかつ上方に角度を付けられていてもよい。
図2はタービン構成部品25、ここではブレードを示しており、このブレードは脚部26と本発明の翼部分7を備えている。脚部26は半径方向へのタービン空気流に役立つブレードプラットフォーム27と好ましくはありつぎあるいは翼端を備えている(図6参照)。脚部26は(図示していない)タービンロータディスクに取付いている。内部の蛇行した冷却回路28は、直列接続された通常長手方向に延びている通路5,6を有しており、これらの通路は図1の横断面図では小室として形成されており、かつ以下小室と呼ぶ。
冷媒空気は一般的にタービン構成部品25の根元部分21から先端部分22へと流れ、翼部分7は、(図示していない)圧縮機端部出口から排出された冷却空気により供給されている。圧縮機から来る冷媒は、隣接した長手方向通路あるいは小室2,3、すなわち第一入口室2と第二入口室3を通って翼部分7に入る。第一入口室2と第二入口室3から来る空気は、前縁室1内に向けられている。前縁室1から、排出空気は、出口孔F4〜F7、好ましくはフィルム冷却孔を通って、外壁13,14、すなわち翼部分7の吸引側外壁13および/または圧力側外壁14を通ってガス通路36内に出ることができる。フィルム冷却孔に対して付加的あるいは代替的に、塵孔は先端部分21に設けられていてもよい。一般的に冷却空気は、根元部分21から先端部分22へと小室間で流れると圧力損失をこうむりやすい。したがって、ウェブ15〜19間の交差孔H1〜H6は、圧力損失が先端部分分24で翼部分7の小室間に向けられた空気の量に関して何の影響も持たないように状況に応じて寸法に合わせて作ることができる。
しかしながら第二入口室3からの空気は、上記のように前縁部8だけでなく後縁部9にも向けられている。前記空気流は第三ウェブ17を貫通し、第一中間室4を通った後、空気流は第四ウェブ18を通過して第二中間室5に入る。根元部分21に向けて開放している第二中間室5において、空気は長手方向に、言い換えれば根元部分21に向けて半径方向で内側に向けて(図2によれば下向きに)流れ、180°だけ曲げられて後縁室6に入り、それにより空気はその流れ方向を変え、翼部分7の先端部分22に向けて上方に再び流れ、後縁室において後縁出口孔F1を通って、できればさらに、好ましくは先端部分22だけでなく根元部分21から先端部分22までの道程に沿った、翼表面の外壁13,14の他のフィルム冷却孔F2〜F7を通って排出される。さらに空気の一部は、(図示していない)交差孔H3〜H7の列の根元部分を経由してブレードプラットフォーム27から排出することもできる。
冷媒空気は、好ましくはフィルム冷却孔である出口孔F1〜F7を通って翼部分を出ることができる。図2における矢印は空気流の方向を示す。ウェブ15,17,18を横切る小さく曲がった矢印はウェブ15,17,18にある交差孔H1〜H6を通る冷却空気流を示すが、外壁13,14を出る真直ぐな矢印は高温ガス通路36に入る出口孔、すなわちフィルム冷却孔を示す。
通路、すなわち小室1〜6は、特に通路横断面積と通路アスペクト比(h/w)により所定の大きさに作られる。これらのパラメータは、交差室H1〜H6の両端の圧力降下と小室1〜6に入る冷却質量流を定義する。小室1〜6の幾つかの高さhと幅wは図3で定義されている。各通路に関する通路アスペクト比(h/w)大体以下のような比率を有する。小室1:h1/w1=0.8〜1.2、小室2:h2/w2=0.3〜0.5、小室3:h3/w3=1.7〜2.2、小室4:h4/w4=1.1〜1.6、小室5:h5/w5=0.5〜1.0、小室6:h6/w6=0.1〜0.3である。小室1〜6は特に、冷却空気が外部の高温ガス通路内への所定の圧力、所定の冷却質量流および所定の速度でもってフィルム冷却孔F1〜F7から排出できるように通路面積とアスペクト比により所定の大きさに作られる。幅w1〜w6は図3で示したように定義され、かつ一般的に小室1および4〜6のための中央長手方向平面24に沿って測定される。高さh1〜h6は図3で示したように定義され、かつ一般的に中央長手方向平面24に沿って半分だけ、および四つ以上の壁を有する小室3,4,5にとっては相当する小室内で前記中央長手方向平面に対して垂直に測定される。三角形の小室1,2,6の場合、高さh1,h2,h6は一般的に中央長手方向平面24にわたる一つの壁の最大投影長である。
さらに、交差孔H1〜H6を含むウェブ15,17,18の肉厚は、隣接した壁の肉厚に従ってその寸法に合わせて作られるかあるいは調整される。壁厚に対するウェブの肉厚の比率は長手方向すなわち半径方向でのウェブ高さに沿って約0.8〜約1.3の範囲で変化し、かつブレード根元部分21〜ブレード先端部分22まで徐々にあるいは連続して減少するのが好ましい。
前述のように図に示した実施例によれば、交差孔H1〜H6は実際交差孔の列であり、交差孔はタービン構成部品25あるいはウェブ15,17,18の各々の長手方向において互いに重なって配置されている。二つの隣接した交差孔の間(二つの隣接した交差孔の二つの第一の端部間)の間隔pは、列の全長にわたりほぼ一定であるのが好ましい。交差孔H1〜H6の二つの列が一つのウェブ15,17,18の中に配置されていると、二つの列の交差孔のどちらかは、タービン構成部品25あるいはウェブ15,17,18の長手方向軸線Lに沿って同じ高さで、あるいは互い違いに設けられていてもよい。交差孔はほぼ円筒形であるのが一般的であるが、交差孔の横断面形状は、例えば円形もしくは異方性であってもよい。異方性孔は横断面領域11の第一主要軸と横断面領域12の第二主要軸を有するように定義されている。交差孔の第一主要軸11がタービン構成部品25あるいはウェブ15,17,18の長手方向軸線Lに対してほぼ平行であり、交差孔の
第二主要軸12が前記長手方向軸線Lに対してほぼ垂直に配置されているように交差孔がウェブ内に配置されているのが好ましい。異方性孔の第一主要軸11は異方性孔の第二主要軸12とは等しくないのが好ましく、第一主要軸11は第二主要軸12よりも大きいのがさらに好ましい。
異方性の交差孔は約1.2から約2.5にわたる、交差孔の第二主要軸に対する第一主要軸の比率によって明確に大きさを合わせて作られ、その比率は約1.8〜2.2であるのが好ましい。通路を形成している衝突孔H1〜H6は、(図3の角度βで定義されているように)衝突壁23の表面に対して約25°から約45°の間の角度βで並べられている。β1,β2およびβ5が図3に示してあるこの角度βは、吸引側外壁13および/または圧力側外壁14の内部壁表面での衝突効果が最小となるように、ブレードウェブ15,17,18各々の半径方向長さに沿って変化する。特定の角度β1,β2およびβ5は図3での例のように示してあり、β1は第一交差孔H1、すなわち交差孔H1を流れる空気の流れ方向と吸引側外壁13の間の角度であり、この吸引側外壁は前記第一交差孔H1を流れる空気流により衝突される。一方β2は第二交差孔H2、すなわち第二交差孔H2を流れる空気の流れ方向と圧力側外壁14の間の角度として定義されており、この圧力側外壁は前記交差孔H2を通る流れにより衝突される。β5は第五交差孔H5、すなわち第五交差孔H5を流れる空気の流れ方向と吸引側外壁13の間の角度として定義されており、この吸引側外壁は第五交差孔H5を通る空気流により衝突される。
好ましくは図5に示したように、交差孔H1〜H6は、孔直径dの約2.5から約3倍の範囲の間隔で、好ましくは孔直径dの約3倍の間隔でウェブ(図5の間隔p)に沿って
半径方向に配置されており、円形の孔に関しては、異方的に形成された孔に対する長い軸11に沿った孔の長さの約2.0から約4.0倍の範囲の間隔でウェブ(図5の間隔p)に沿って半径方向に配置されている。
図5に示したように、前縁室1において交差孔H1およびH2の列は互いに互い違いに並んでいる。図6によれば、第一中間室4において交差孔H3,H4も各列において互いに互い違いに並んでいる。さらに第四ウェブ18の交差孔H5の第一列の孔は第三ウェブ17の交差孔H3の第一列の孔に対して互い違いに並んでおり、第四ウェブ18の交差孔H6の第二列の孔は、第三ウェブ17の交差孔H4の第二列の孔に対して互い違いに並んでいる。
隣接した凹面壁あるいは凸面壁に対して交差孔H1〜H6を有するウェブ15,17,18の整列は、翼部分7の外壁13,14の内側表面での通路H1〜H6からの衝突冷却効果が最大となり、さらに通路領域とアスペクト比が保たれるように明確に定義される。図3において、第一ウェブ15は約15°〜約30°の範囲のプル角度ε1を有している。ウェブ15〜19のプル角度ε1〜ε5は、図3の概略図に関してウェブ15〜19と垂直方向V1〜V5の間の角度として定義されている。前記垂直方向V1〜V5は、図3のプル角度ε1〜ε5の相対位置を明らかにする目的で図3に示してある。第二ウェブ16において、プル角度ε2は約55°〜約80°の範囲にある。第三ウェブ17において、プル角度ε3は約10°〜約60°の範囲にある。第四ウェブ18において、プル角度ε4は約10°〜約60°の範囲にある。第五ウェブ19において、プル角度ε5は約10°〜約30°の範囲にある。
図7aからわかるように、図示した実施例において、小室1〜6はすべてタービュレータを備えた少なくとも一つの壁23を有する。第一および第二中間室4,5と同じく前縁室1も図7bに示した実施例によるタービュレータ31を有する。タービュレータ31は吸引側外壁13あるいは圧力側外壁14において小室1〜6の内側に設けられている。矢印33は対応する交差衝突孔H1〜H6から来る空気流を示す。交差衝突孔
H1〜H6から来る空気流が二つのリブ31aの間で壁23に衝突するように、交差衝突孔H1〜H6は配置されているのが好ましい。従って、タービュレータ31あるいはリブ31aが各々、長手方向軸線Lに沿って交差衝突孔H1〜H6に対して互い違いのやり方法で配置されていると有利である。交差衝突孔H1〜H6から来る空気は、衝突壁表面23からの熱伝達係数が著しく高まるようにこのようなタービュレータ31上で、もしくはこのようなリブ31aの間の各々壁23上で衝突すると言える。小室側35でのタービュレータ31の溝面32に来る空気は、リブ31aの側壁に向かって横方向に偏向され、それにより小室1〜6内に再び向きを変え、すなわち旋回する。第一および第二中間室2,3と後縁室6のタービュレータ31は、流れ方向に対してある角度を持って傾斜しており、空気の流れは、図2に示したように、小室2,3,6の内部で半径方向になっている。リブ31aは様々な幾何学形状、例えば円形、三角形、台形等であってもよい。
図8a〜8cは本発明の三つの実施例によるタービュレータ31の配列を示しており、二つの隣り合ったタービュレータ要素だけ、すなわちリブ31aだけが示してある。図8aによれば、タービュレータ31は空気の流れ方向Dに対して基本的に垂直に配置されている。図8bの実施例において、タービュレータ31もしくはタービュレータのリブ31aは各々、約5°〜約90°の範囲である角度αで配置されていてもよく、例えば流れ方向に対して約40°であってもよいが、図8cの実施例においては、タービュレータ31は約0°〜約135°の範囲の角度αで配置されており、例えば流れ方向に対して約140°であってもよい。配置角度αは約45°〜約135°の範囲にあるのが一般的である。
タービュレータ31もしくはタービュレータのリブ31aは各々、空気流の一部に向けられ、少なくとも一つの交差孔、あるいは交差孔H1〜H6の列の一つ、もしくはフィルム冷却出口孔F1〜F7あるいはフィルム冷却出口孔の列に入る。例えば台形リブ31aの基部のようなタービュレータリブ31aの下側幅x1は、図8dでは参照符号x1で示してある。図8aのC−C線を通る断面図を示す、図8dに図示した実施例によれば、上端部での台形リブ31aの幅は、参照符号x2で示してあるが、その高さはyとして示してある。第一リブの第一上端部から第二リブの第一上端部までの間隔、すなわち二つの隣接したリブ31aの二つの相応するか、あるいは同等な端部間の間隔はzで示してある。傾斜した側、すなわち台形リブ31aの台形のシェルにより定義された角度θは、約10°と約35°の間で変化するのが好ましい。上側幅x2に対する下側幅x1の比率は約1.25から約1.55の範囲にあるのが好ましいが、リブ31aの高さyに対する上側幅x2の比率は約0.7から約1.3の範囲であるのが好ましく、リブ31aの高さyに対する二つのリブ31a間の間隔zの比率は、約5から約12の範囲にあるのが好ましい。
1 前縁室
2 第一入口室
3 第三入口室
4 第一中間室
5 第二中間室
6 後縁室
7 翼部分
7a 前縁領域
7b 後縁領域
7c 吸引側半分
7d 圧力側半分
8 前縁部
9 後縁部
10 吸引側
11 圧力側
12 空気入口
13 吸引側外壁
14 圧力側外壁
15 第一ウェブ
15a 15の吸引側アーム部分
15b 15の圧力側アーム部分
16 第二ウェブ
17 第三ウェブ
18 第四ウェブ
19 第五ウェブ
20 タービン構成部品の長手方向軸線
21 根元部分部分
22 先端部分分
23 衝突壁
24 長手方向平面
25 タービン構成部品
26 脚部
27 プラットフォーム
28 冷却回路
29 圧縮装置から来る冷却空気
30 あり継
31 乱流促進体、タービュレータ
31a リブ
32 溝
33 冷却空気衝突孔
34 23の側に面する壁
35 23の側に面する小室
36 高温ガス通路
37 導管
D 空気の流れ方向
H1〜H6 交差孔、衝突孔の列
F1〜F7 フィルム冷却出口孔
a1 15aの長さ
a2 15bの長さ
d 円形衝突孔の直径
h 小室の室高さ
w 小室幅
h/w アスペクト比
l1 孔の第一主軸
l2 孔の第二主軸
x1 孔の下側幅/基部幅
x2 孔の上側幅
y 31aの高さ
z 31aの二つの対応する端部間の距離
α 31aの配置角度
β 交差孔の角度
β1 吸引側外壁に対するH1の角度
β5 吸引側外壁に対するH5の角度
γ 15と24の間の角度
δ 15と16の間の角度
ε1〜ε5 15〜19のプル角度
μ 14と17の間の角度
θ 31aのシェル角度

Claims (16)

  1. 構成部品の長手方向軸線(20)に沿って根元部分(21)と先端部分(22)を備えており、さらに前縁部(8)、後縁部(9)、前記前縁部と前記後縁部の間で延びている吸引側外壁(13)、および圧力側外壁(14)を有する翼部分(7)を備えており、
    前記外壁(13,14)が根元部分(21)から先端部分(22)および/または先端部分から根元部分までの冷却空気の通路のための中央空洞部(1〜6)を取囲んでいるガスタービンエンジン構成部品(25)において、
    前記中央空洞部が、前記吸引側外壁(13)を前記圧力側外壁(14)と接続している少なくとも一つの長手方向に延びている第一ウェブ(15)により前縁領域(7a)と後縁領域(7b)に分割されており、それにより前縁領域(7a)内において前縁室(1)を定義していること、
    長手方向に延びている第二ウェブ(16)が設けられており、前記第一ウェブ(15)を吸引側外壁(13)接続しており、それにより第二ウェブ(16)の吸引側(10)で第一入口室(2)を、後縁領域内において冷却空気のための第二入口室(3)を定義していること、および
    前記第一ウェブ(15)が、第一入口室(2)と前縁室(1)の間に少なくとも一つの交差孔(H1)を備えており、したがって第二ウェブ(16)が開口部を有していないことを特徴とするガスタービンエンジン構成部品(25)。
  2. 第一ウェブ(15)が第二ウェブ(16)により二つの長手方向壁部分(15a,15b)に分割されており、第一ウェブ(15)に沿って位置する第一ウェブ(15)の領域内において、吸引側外壁(13)と圧力側外壁(14)の間の距離の好ましくは30%〜70%の間、さらに好ましくは40%〜60%の間、最も好ましくは約半分に分割されていることを特徴とする請求項1記載のガスタービンエンジン構成部品(25)。
  3. 第一入口室(2)と前縁室(1)の間の第一ウェブ(15)内の少なくとも一つの交差室(H1)が、長手方向に延びている孔、好ましくは衝突孔の列であること、ならびに
    列の内側の孔(H1)の横断面積が、先端部分(22)の領域では根元部分(21)の領域よりも大きく、孔(H1)の横断面積が根元部分(21)から先端部分(22)まで徐々にあるいは連続的に増大していることを特徴とする請求項1または2に記載のガスタービンエンジン構成部品(25)。
  4. 前記第一ウェブ(15)がさらに第二入口室(3)と前縁室(1)の間に少なくとも一つの交差室(H2)を備えており、前記少なくとも一つの交差室(H2)が好ましくは長手方向に延びている孔の列、さらに好ましくは衝突孔であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のガスタービンエンジン構成部品(25)。
  5. 吸引側外壁(13)および/または圧力側外壁(14)が、冷却空気を排出するための少なくとも一つの出口孔(F1〜F7)を備えており、前記少なくとも一つの出口孔が好ましくはフィルム冷却孔であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のガスタービンエンジン構成部品(25)。
  6. 吸引側外壁(13)を圧力側外壁(14)と接続している少なくとも一つの第三ウェブ(17)が、第二入口室(3)を第一中間室(4)から分離するために第二入口室(3)の後縁側に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のガスタービンエンジン構成部品(25)。
  7. 少なくとも一つの別のウェブ(17〜19)が、少なくとも一つの交差孔(H3〜H6)を備えていること、
    好ましくは少なくとも一つの別のウェブ(17〜19)が、少なくとも二つの交差孔(H3〜H6)を備えていること、そして
    少なくとも一つの交差孔(H3〜H6)が、好ましくは長手方向に延びている孔の列、好ましくは衝突孔の列であることを特徴とする請求項6記載のガスタービンエンジン構成部品(25)。
  8. 少なくとも一つの交差孔(H3〜H6)の少なくとも一つにおいて、および第三ウェブおよび/または第四ウェブ(17〜19)において、少なくとも一つの、好ましくは二つの交差孔(H3〜H6)の列の内部の交差孔の横断面積が、根元部分(21)の領域においてよりも先端部分(22)の領域における方が大きいこと、および
    交差孔(H3〜H6)の横断面積が、根元部分(21)から先端部分(22)まで徐々にあるいは連続的に増大していることを特徴とする請求項6記載のガスタービンエンジン構成部品(25)。
  9. 後縁領域(7b)は、翼部分(7)の吸引側外壁(13)または圧力側外壁(14)において、少なくとも一つの出口孔(F1)を備えた後縁室(6)を有しており、前記出口孔はフィルム冷却孔であり、少なくとも一つの出口孔の大きさは、翼部分内部の交差孔(H1〜H6)の交差領域に合わせて調節されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載のガスタービンエンジン構成部品(25)。
  10. 小室(1,4〜6)の少なくとも一つが導管(37)を備えており、この導管が、冷却空気が前記導管(37)を貫通でき、かつ冷却空気が到来する小室(1〜6)の逆の流れ方向を有するように、根元部分(21)および/または先端部分(22)の領域内で、タービン構成部品(25)の長手方向軸線(L)に対してほぼ垂直に配置されていること、および
    空気流が約180°だけその方向を変えるように向けられているように、導管(37)が向けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載のガスタービンエンジン構成部品(25)。
  11. 少なくとも一つの別のウェブ(17,18)内の少なくとも一つの交差孔(H3〜H6)が、長手方向に延びている孔の列であること、
    少なくとも一つの別のウェブ(17,18)内の少なくとも一つの交差孔の列(H3〜H6)内において、交差孔(H3〜H6)が、タービン構成部品(25)あるいは別のウェブ(17,18)の長手軸の方向(L)での交差孔(H3〜H6)の第一軸(l1)が、ウェブ(17,18)平面に対して垂直な方向での交差孔(H3〜H6)の第二軸(l2)と異なっている横断面を有していること、そして
    交差孔(H3〜H6)の第一軸(l1)が、交差孔(H3〜H6)の第二軸(l2)よりも大きいことを特徴とする請求項6〜10のいずれか一つに記載のガスタービンエンジン構成部品(25)。
  12. 第二ウェブ(16)が第一ウェブ(15)と肉厚が等しいかあるいは大きいことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載のガスタービンエンジン構成部品(25)。
  13. 圧力側外壁から吸引側外壁までの第一ウェブ(15)の長さが、横断面図の中央平面(24)に対して垂直に測定された翼部分(7)内部において、吸引側(10)から圧力側(11)までの最大距離の約50%〜約90%、好ましくは約60%〜約80%の範囲であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載のガスタービンエンジン構成部品(25)。
  14. 前縁室(1)の少なくとも一つの側に接している、吸引側外壁(13)および/または圧力側外壁(14)が、冷媒を高温通路(36)内に排出するために、少くとも一つの出口孔(F4〜F7)、好ましくは長手方向に延びている少なくとも一つの出口孔の列、好ましくは二つの出口孔、あるいは長手方向に延びている少なくとも二つの出口孔の列を各々備えており、前記出口孔がフィルム冷却孔であること、および
    少なくとも第二入口孔および/または少なくとも一つの他の小室(3〜6)が、吸引側外壁(13)および/または圧力側外壁の接している部分の一つにおいて、少なくとも一つの出口孔(F2,F3)あるいは少なくとも一つの出口孔の列を備えていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一つに記載のガスタービンエンジン構成部品(25)。
  15. 少なくとも一つの小室(1〜6)が、好ましくは流路の妨害/偏向に有用なリブ(31a)状の構造の形式の、少なくとも一つの乱流促進体(31)を備えていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一つに記載のガスタービンエンジン構成部品(25)。
  16. 第一ウェブ(15)が翼部分(7)を吸引側半分(7c)と圧力側半分(7d)に長手方法に分割している中央平面(24)に対して約60〜120°、好ましくは約75〜100°の角度で配置されており、および/または第二ウェブ(16)が約60〜120°、好ましくは約75〜100°の角度で第一ウェブ(15)から延びていることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一つに記載のガスタービンエンジン構成部品(25)。
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