JP7096695B2 - タービン翼及びガスタービン - Google Patents
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Description
このように、径方向の一方側においてタービン翼の背腹方向の翼幅を大きくする場合、タービン翼の内部に形成される冷却通路の幅(又は流路断面積)も、径方向において該一方側のほうが大きくなる場合がある。
翼高さ方向における両端部である第1端部と、第2端部とを有する翼体と、
前記翼体の内部において前記翼高さ方向に沿って延在する冷却通路と、
前記冷却通路の内壁面に設けられ、前記冷却通路に沿って配列された複数のタービュレータと、を備え、
前記第2端部における前記翼体の前記冷却通路の通路幅は、前記第1端部における前記冷却通路の前記通路幅よりも大きく、
前記複数のタービュレータの高さは、前記翼高さ方向において前記第1端部側から前記第2端部側に向かうにつれて高くなることを特徴とする。
前記複数のタービュレータの高さeと、該複数のタービュレータの前記翼高さ方向の位置における前記冷却通路の前記背腹方向における通路幅Dとの比(e/D)と、前記複数のタービュレータについての前記比(e/D)の平均(e/D)AVEとの関係は、0.5≦(e/D)/(e/D)AVE≦2.0を満たす。
前記複数のタービュレータのうち、前記翼高さ方向において最も前記第1端部側に位置するタービュレータの位置における前記冷却通路の前記通路幅をD1とし、前記翼高さ方向において最も前記第2端部側に位置するタービュレータの位置における前記冷却通路の前記通路幅をD2としたとき、前記通路幅D1と前記通路幅D2との比(D2/D1)は、1.5≦(D2/D1)の関係を満たす。
前記翼高さ方向において隣り合う一対のタービュレータの前記翼高さ方向におけるピッチは、前記翼高さ方向において前記第1端部から前記第2端部に向かうにつれて増大する。
前記複数のタービュレータのうち、前記翼高さ方向において隣り合う一対のタービュレータ間のピッチPと、該一対のタービュレータの高さの平均eaとの比(P/ea)と、前記複数のタービュレータについての前記比(P/ea)の平均(P/ea)AVEとの関係は、0.5≦(P/ea)/(P/ea)AVE≦2.0を満たす。
前記冷却通路は、前記翼体の内部に形成されたサーペンタイン流路を構成する複数のパスのうちの1つである。
前記冷却通路は、前記サーペンタイン流路を構成する前記複数のパスのうち、最も後縁側に位置する最終パス以外のパスであり、
前記タービン翼は、前記最終パスの背側及び腹側の内壁面に設けられ、前記翼高さ方向に沿って配列された複数の最終パスタービュレータを備え、
前記タービュレータ又は前記最終パスタービュレータの高さをeとし、該タービュレータ又は最終パスタービュレータの前記翼高さ方向の位置における前記冷却通路又は前記最終パスの前記背腹方向における通路幅をDとしたとき、
前記複数のタービュレータのうち、前記翼高さ方向において最も前記第1端部側に位置するタービュレータについての前記高さと前記通路幅との比(e/D)E1と、前記複数のタービュレータについての前記高さと前記通路幅との比(e/D)の平均(e/D)AVEと、前記複数の最終パスタービュレータのうち、前記翼高さ方向において最も前記第1端部側に位置する最終パスタービュレータについての前記高さと前記通路幅との比(e/D)T_E1と、及び、前記複数の最終パスタービュレータについての前記高さと前記通路幅との比(e/D)Tの平均(e/D)T_AVEとの関係は、
[(e/D)E1/(e/D)AVE]<[(e/D)T_E1/(e/D)T_AVE]
を満たす。
すなわち、上記(7)の構成によれば、サーペンタイン流路の最終パスでは、複数の最終パスタービュレータの高さeが、翼高さ方向においてそれほど変化しない。よって、サーペンタイン流路において冷却流体が比較的高温となる最終パスにおいて、冷却流体の流れの下流側に通常位置する第1端部側における冷却流体の流速を増大させることができる。これにより、最終パスを流れる冷却流体によってタービン翼をより効果的に冷却することができる。
前記冷却通路は、前記サーペンタイン流路を構成する前記複数のパスのうち、最も後縁側に位置する最終パス以外のパスであり、
前記タービン翼は、前記最終パスの背側及び腹側の内壁面に設けられ、前記翼高さ方向に沿って配列された複数の最終パスタービュレータを備え、
前記最終パスの前記第2端部を基準にした翼高さ方向における前記最終パスタービュレータの高さは、冷却流体の流れ方向の上流側に位置する他のパスの翼高さ方向の同じ位置におけるタービュレータの高さ以下である。
前記冷却通路は、前記サーペンタイン流路を構成する前記複数のパスのうち、最も後縁側に位置する最終パス以外のパスであり、
前記タービン翼は、前記最終パスの背側及び腹側の内壁面に設けられ、前記翼高さ方向に沿って配列された複数の最終パスタービュレータを備え、
前記最終パスの前記最終パスタービュレータの高さは、前記複数のパスのうち、前記最終パスに対して冷却流体の流れ方向の上流側に隣接して位置するとともに前記最終パスと相互に連通する上流側冷却通路の前記タービュレータの高さ以下である。
前記タービン翼は、
前記冷却通路よりも前記翼体の前縁側において前記翼体の内部に設けられ、前記翼高さ方向に沿って延在する前縁側通路と、
前記前縁側通路の内壁面に設けられ、前記翼高さ方向に沿って配列された複数の前縁側タービュレータと、をさらに備え、
前記タービュレータ又は前記前縁側タービュレータの高さをeとし、該タービュレータ又は前縁側タービュレータの前記翼高さ方向の位置における前記冷却通路又は前記前縁側通路の前記背腹方向における通路幅をDとしたとき、
前記複数のタービュレータのうち、前記翼高さ方向において最も前記第2端部側に位置するタービュレータについての前記高さと前記通路幅との比(e/D)E2と、前記複数のタービュレータについての前記高さと前記通路幅との比e/Dの平均(e/D)AVEと、前記複数の前縁側タービュレータのうち、前記翼高さ方向において最も前記第2端部側に位置する前縁側タービュレータについての前記高さと前記通路幅との比(e/D)L_E2と、及び、前記複数の前縁側タービュレータについての前記高さと前記通路幅との比(e/D)Lの平均(e/D)L_AVEとの関係は、
[(e/D)E2/(e/D)AVE]>[(e/D)L_E2/(e/D)L_AVE]
を満たす。
すなわち、上記(10)の構成によれば、前縁側通路では、複数の前縁側タービュレータの高さeが、翼高さ方向においてそれほど変化しない。よって、比較的低温の冷却流体が供給される前縁側通路において、冷却流体の流れの上流側に位置する第2端部側でのタービュレータによる熱伝達率の向上効果を抑制して、第1端部側に向けて流れる冷却流体の温度上昇を抑制することができる。これにより、タービン翼をより効果的に冷却することができる。
前記冷却通路の流路断面積は、前記翼高さ方向において前記第1端部から前記第2端部に向かうにつれて増大する。
前記冷却通路における冷却流体の流れ方向に対する前記複数のタービュレータの傾き角θと、前記複数のタービュレータについての前記傾き角の平均θAVEとの関係は、0.5≦θ/θAVE≦2.0を満たす。
前記タービン翼は動翼であり、
前記第1端部は、前記第2端部の径方向外側に位置する。
前記タービン翼は静翼であり、
前記第1端部は、前記第2端部の径方向内側に位置する。
上記(1)乃至(14)の何れかに記載のタービン翼と、
前記タービン翼が設けられる燃焼ガス流路を流れる燃焼ガスを生成するための燃焼器と、
を備える。
圧縮機2には、空気取入口12から取り込まれた空気が送られるようになっており、この空気は、複数の静翼16及び複数の動翼18を通過して圧縮されることで高温高圧の圧縮空気となる。
静翼24はタービン車室22側に固定されており、ロータ8の周方向に沿って配列される複数の静翼24が静翼列を構成している。また、動翼26はロータ8に植設されており、ロータ8の周方向に沿って配列される複数の動翼26が動翼列を構成している。静翼列と動翼列とは、ロータ8の軸方向において交互に配列されている。
タービン6では、燃焼ガス流路28に流れ込んだ燃焼器4からの燃焼ガスが複数の静翼24及び複数の動翼26を通過することでロータ8が回転駆動され、これにより、ロータ8に連結された発電機が駆動されて電力が生成されるようになっている。タービン6を駆動した後の燃焼ガスは、排気室30を介して外部へ排出される。
以下においては、主としてタービン翼40としての動翼26の図を参照しながら説明するが、タービン翼40としての静翼24についても、基本的には同様の説明が適用できる。
また、動翼26の翼体42は、基端50から先端48にかけて前縁44及び後縁46を有し、該翼体42の翼面は、基端50と先端48との間において翼高さ方向に沿って延在する翼面が凹状に形成された圧力面(腹面)56と翼面が凸状に形成された負圧面(背面)58とを含む。
このように、サーペンタイン流路61A,61Bや前縁側通路36等の冷却流路に冷却流体を供給することにより、タービン6の燃焼ガス流路28に設けられて高温の燃焼ガスに曝される翼体42を翼体42の内壁面側から対流冷却するようになっている。
また、前縁側に位置するサーペンタイン流路61Aと、前縁側通路36とは、翼体42の内部に設けられ、翼高さ方向に沿って延びるリブ29によって仕切られている。
また、各サーペンタイン流路61A,61Bにおいて互いに隣り合うパス60は、先端48側又は基端50側において互いに接続され、この接続部において、冷却流体の流れの方向が翼高さ方向において逆向きに折り返すリターン流路33が形成され、サーペンタイン流路61A,61B全体として径方向に蛇行した形状を有している。すなわち、複数のパス60a~60c及び複数のパス60d~60fは、それぞれ、互いにリターン流路33を介して連通してサーペンタイン流路61A,61Bを形成している。
上記式(I)において、EDは等価直径を示し、Aは通路断面積を示し、Lは通路断面の濡れ長さ(一つの通路断面の全周の長さ)を示す。従って、以下の説明では、通路幅Dは、等価直径EDと読み替えてもよい。
また、パス60の各々の流路断面積は、翼高さ方向において前記第1端部から前記第2端部に近づくにつれて増大するようになっていてもよい。
例えば、タービュレータ34の傾き角θにより、冷却流体の渦流の発生状態が変化し、翼内壁との間の熱伝達率に影響する。また、タービュレータ34のピッチPと比較して、タービュレータの高さeが高すぎる場合、渦流が内壁面63に付着しない場合がある。従って、熱伝達率とタービュレータ34の傾き角θ並びに熱伝達率とピッチPと高さeとの比率P/eとの間には、後述のように適正な範囲が存在する。また、タービュレータ34の高さeが通路幅Dと比較して高すぎると、冷却流体の圧力損失を増大させる。一方、タービュレータ34の高さeと比較して背腹方向におけるパス(通路)の通路幅Dが広すぎたりすると、渦流による熱伝達率の増大効果が期待できず、熱伝達率を低下させ、冷却性能を低下させる原因になる。すなわち、冷却流路の形状の変化に応じて、高い熱伝達率が得られるタービュレータ34の適正な高さe、ピッチP、傾き角θが存在する。
ここで、図7は、図2~図4Cに示す動翼26(タービン翼40)の模式的な断面図であり、図8は、図7のD-D断面を示す模式図である。また、図9は、一実施形態に係る静翼24(タービン翼40)の模式的な断面図である。図中の矢印は、冷却流体の流れの向きを示す。
通路幅Dは、翼高さ方向において第1端部101側から第2端部102側に向かうにつれて、徐々に増大するようになっていてもよい。
また、パス60の各々の流路断面積は、翼高さ方向において前記第1端部から前記第2端部に近づくにつれて増大するようになっていてもよい。なお、前述した等価直径EDの考え方は、静翼24の通路幅Dにも適用できる。
なお、各領域における冷却通路59の背腹方向における代表的な通路幅Dとは、該領域に属するタービュレータ34の各々の翼高さ方向の位置における冷却通路59の通路幅Dの平均値であってもよい。
なお、図7に示すタービン翼40(動翼26)及び図9に示すタービン翼40(静翼24)では、サーペンタイン流路61を構成するパス60a~60fのうち、最終パス66(図7におけるパス60f、及び、図9におけるパス60e)以外の冷却通路59について、図8の例と同様に、複数のタービュレータ34は、翼高さ方向の領域毎に段階的に変化するようになっている。
なお、図7に示す動翼26におけるパス60a~60e(冷却通路)、及び、図9に示す静翼24におけるパス60a~60d(冷却通路)は、それぞれ、翼高さ方向においてn個(ただしnは2以上5以下)の領域に区分され、タービュレータ34の高さは、翼高さ方向においてn段階で変化するようになっている。
一方、通路幅Dの大きい第2端部102側と比較して、通路幅Dの小さい第1端部側のタービュレータ高さeを適正な高さより高くするのは、冷却流体の圧力損失の増大の点から望ましくない。上述した実施形態では、翼高さ方向の第1端部101側において、冷却通路59の通路幅Dが小さくなると共に、タービュレータ34の高さeを低く設定している。そのため、冷却流路を流れる冷却流体の圧力損失の点から、冷却通路59の通路幅Dが比較的狭くなるため圧力損失が大きくなる傾向にある第1端部101側において、タービュレータ34の存在による圧力損失の増加を抑制することができる。
よって、上述の実施形態によれば、翼高さ方向において冷却通路59の通路幅Dが変化するタービン翼40を効率的に冷却することができる。
また、幾つかの実施形態では、上述のe/Dと(e/D)AVEとは、0.9≦(e/D)/(e/D)AVE≦1.1を満たしていてもよい。
あるいは、幾つかの実施形態では、上述の(e/D)と(e/D)AVEとは、(D1/D2)≦(e/D)/(e/D)AVE≦(D2/D1)を満たしていてもよい。ここで、D1は、複数のタービュレータ34のうち、翼高さ方向において最も第1端部101側に位置するタービュレータ34の位置における冷却通路59の通路幅である。D2は、翼高さ方向において最も第2端部102側に位置するタービュレータ34の位置における冷却通路59の通路幅である。
なお、上述の冷却通路59に設けられた複数のタービュレータ34の各々(全て)について、上記関係式の関係が成立するようになっていてもよい。
あるいは、前記通路幅D1と前記通路幅D2とは、2.0≦(D2/D1)の関係を満たしていてもよい。
あるいは、前記通路幅D1と前記通路幅D2とは、2.5≦(D2/D1)の関係を満たしていてもよい。
すなわち、ある冷却通路59において、該冷却通路59は翼高さ方向においてn個の領域に区分けされ、タービュレータ34のピッチPはn段階で変化するようになっていてもよい(ただしnは2以上の整数)。
また、幾つかの実施形態では、上述のP/eaと(P/ea)AVEとは、0.9≦(P/ea)/(P/ea)AVE≦1.1を満たしていてもよい。
そして、タービュレータ34又は最終パスタービュレータ37の高さをeとし、該タービュレータ34又は最終パスタービュレータ37の翼高さ方向の位置における冷却通路59又は最終パス66の背腹方向における通路幅をDとしたとき、下記式(II)の関係が成り立つ。
[(e/D)E1/(e/D)AVE]<[(e/D)T_E1/(e/D)T_AVE]
・・・(II)
上記式(II)において、(e/D)E1は、複数のタービュレータ34のうち、翼高さ方向において最も第1端部101側に位置するタービュレータ34T(図7及び図9参照)についての前記高さと前記通路幅との比であり、(e/D)AVEは、複数のタービュレータ34についての前記高さと前記通路幅との比(e/D)の平均であり、(e/D)T_E1は、複数の最終パスタービュレータ37のうち、翼高さ方向において最も第1端部101側に位置する最終パスタービュレータ37T(図7及び図9参照)についての前記高さと前記通路幅との比であり、(e/D)T_AVEは、複数の最終パスタービュレータ37についての前記高さと前記通路幅との比(e/D)Tの平均である。
また、例えば、図9に示す静翼24に係る実施形態では、最終パス66(パス60e)に対して冷却流体の流れ方向の上流側に隣接して位置し、最終パス66と相互に連通する上流側冷却通路は、パス60dである。そして、最終パス66(パス60e)に設けられた最終パスタービュレータ37の高さは、上流側冷却通路であるパス60dに設けられたタービュレータ34の高さ以下である。
[(e/D)E2/(e/D)AVE]>[(e/D)L_E2/(e/D)L_AVE]
・・・(III)
上記式(III)において、(e/D)E2は、複数のタービュレータ34のうち、翼高さ方向において最も第2端部102側に位置するタービュレータ34H(図7参照)についての前記高さと前記通路幅との比であり、(e/D)AVEは、複数のタービュレータ34についての前記高さeと前記通路幅Dとの比(e/D)の平均であり、(e/D)L_E2は、複数の前縁側タービュレータ35のうち、翼高さ方向において最も第2端部102側に位置する前縁側タービュレータ35Hについての前記高さeと前記通路幅Dとの比であり、(e/D)L_AVEは、複数の前縁側タービュレータ35についての前記高さeと前記通路幅Dとの比(e/D)Lの平均である。
すなわち、上述の実施形態によれば、前縁側通路36では、複数の前縁側タービュレータ35の高さeが、翼高さ方向においてそれほど変化しない。よって、比較的低温の冷却流体が供給される前縁側通路36において、冷却流体の流れの上流側に位置する第2端部102側でのタービュレータ(前縁側タービュレータ35)による熱伝達率の向上効果を抑制して、第1端部101側に向けて流れる冷却流体の温度上昇を抑制することができる。これにより、タービン翼40をより効果的に冷却することができる。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
また、本明細書において、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
また、本明細書において、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
2 圧縮機
4 燃焼器
6 タービン
8 ロータ
10 圧縮機車室
12 空気取入口
16 静翼
18 動翼
20 ケーシング
22 タービン車室
24 静翼
26 動翼
28 燃焼ガス流路
29 リブ
30 排気室
31 リブ
32 リブ
33 リターン流路
34 タービュレータ
35 前縁側タービュレータ
36 前縁側通路
38 出口開口
37 最終パスタービュレータ
40 タービン翼
42 翼体
44 前縁
46 後縁
47 後縁部
48 先端
49 天板
50 基端
52 外側端
54 内側端
56 圧力面
58 負圧面
59 冷却通路
60,60a-60f パス
61,61A,61B サーペンタイン流路
63 内壁面
64,64A,64B 出口開口
66 最終パス
70 冷却孔
80 プラットフォーム
82 翼根部
84A,84B 内部流路
85 内部流路
86 内側シュラウド
88 外側シュラウド
101 第1端部
102 第2端部
D 通路幅
P タービュレータピッチ
e タービュレータ高さ
θ 傾き角
Claims (14)
- 翼高さ方向における両端部である第1端部と、第2端部とを有する翼体と、
前記翼体の内部において前記翼高さ方向に沿って延在する冷却通路と、
前記冷却通路の内壁面に設けられ、前記冷却通路に沿って配列された複数のタービュレータと、を備え、
前記第2端部における前記翼体の背腹方向における前記冷却通路の通路幅は、前記第1端部における前記冷却通路の前記通路幅よりも大きく、
前記複数のタービュレータの高さは、前記翼高さ方向において前記第1端部側から前記第2端部側に向かうにつれて高くなり、
前記冷却通路は、前記翼体の内部に形成されたサーペンタイン流路を構成する複数のパスのうちの1つである
ことを特徴とするタービン翼。 - 前記複数のタービュレータの高さeと、該複数のタービュレータの前記翼高さ方向の位置における前記冷却通路の前記背腹方向における通路幅Dとの比(e/D)と、前記複数のタービュレータについての前記比(e/D)の平均(e/D)AVEとの関係は、0.5≦(e/D)/(e/D)AVE≦2.0を満たす
請求項1に記載のタービン翼。 - 前記複数のタービュレータのうち、前記翼高さ方向において最も前記第1端部側に位置するタービュレータの位置における前記冷却通路の前記通路幅をD1とし、前記翼高さ方向において最も前記第2端部側に位置するタービュレータの位置における前記冷却通路の前記通路幅をD2としたとき、前記通路幅D1と前記通路幅D2との比(D2/D1)は、1.5≦(D2/D1)の関係を満たす
請求項1又は2に記載のタービン翼。 - 前記翼高さ方向において隣り合う一対のタービュレータの前記翼高さ方向におけるピッチは、前記翼高さ方向において前記第1端部から前記第2端部に向かうにつれて増大する
請求項1乃至3の何れか一項に記載のタービン翼。 - 前記複数のタービュレータのうち、前記翼高さ方向において隣り合う一対のタービュレータ間のピッチPと、該一対のタービュレータの高さの平均eaとの比(P/ea)と、前記複数のタービュレータについての前記比(P/ea)の平均(P/ea)AVEとの関係は、0.5≦(P/ea)/(P/ea)AVE≦2.0を満たす
請求項1乃至4の何れか一項に記載のタービン翼。 - 前記冷却通路は、前記サーペンタイン流路を構成する前記複数のパスのうち、最も後縁側に位置する最終パス以外のパスであり、
前記最終パスの背側及び腹側の内壁面に設けられ、前記翼高さ方向に沿って配列された複数の最終パスタービュレータを備え、
前記タービュレータ又は前記最終パスタービュレータの高さをeとし、該タービュレータ又は最終パスタービュレータの前記翼高さ方向の位置における前記冷却通路又は前記最終パスの前記背腹方向における通路幅をDとしたとき、
前記複数のタービュレータのうち、前記翼高さ方向において最も前記第1端部側に位置するタービュレータについての前記高さと前記通路幅との比(e/D)E1と、前記複数のタービュレータについての前記高さと前記通路幅との比(e/D)の平均(e/D)AVEと、前記複数の最終パスタービュレータのうち、前記翼高さ方向において最も前記第1端部側に位置する最終パスタービュレータについての前記高さと前記通路幅との比(e/D)T_E1と、及び、前記複数の最終パスタービュレータについての前記高さと前記通路幅との比(e/D)Tの平均(e/D)T_AVEとの関係は、
[(e/D)E1/(e/D)AVE]<[(e/D)T_E1/(e/D)T_AVE]
を満たす
請求項1に記載のタービン翼。 - 前記冷却通路は、前記サーペンタイン流路を構成する前記複数のパスのうち、最も後縁側に位置する最終パス以外のパスであり、
前記最終パスの背側及び腹側の内壁面に設けられ、前記翼高さ方向に沿って配列された複数の最終パスタービュレータを備え、
前記最終パスの前記第2端部を基準にした翼高さ方向における前記最終パスタービュレータの高さは、冷却流体の流れ方向の上流側に位置する他のパスの翼高さ方向の同じ位置におけるタービュレータの高さ以下である
請求項1乃至6のいずれか一項に記載のタービン翼。 - 前記冷却通路は、前記サーペンタイン流路を構成する前記複数のパスのうち、最も後縁側に位置する最終パス以外のパスであり、
前記最終パスの背側及び腹側の内壁面に設けられ、前記翼高さ方向に沿って配列された複数の最終パスタービュレータを備え、
前記最終パスの前記最終パスタービュレータの高さは、前記複数のパスのうち、前記最終パスに対して冷却流体の流れ方向の上流側に隣接して位置するとともに前記最終パスと相互に連通する上流側冷却通路の前記タービュレータの高さ以下である請求項1乃至7の何れか一項に記載のタービン翼。 - 翼高さ方向における両端部である第1端部と、第2端部とを有する翼体と、
前記翼体の内部において前記翼高さ方向に沿って延在する冷却通路と、
前記冷却通路の内壁面に設けられ、前記冷却通路に沿って配列された複数のタービュレータと、を備え、
前記第2端部における前記翼体の背腹方向における前記冷却通路の通路幅は、前記第1端部における前記冷却通路の前記通路幅よりも大きく、
前記複数のタービュレータの高さは、前記翼高さ方向において前記第1端部側から前記第2端部側に向かうにつれて高くなり、
前記冷却通路よりも前記翼体の前縁側において前記翼体の内部に設けられ、前記翼高さ方向に沿って延在する前縁側通路と、
前記前縁側通路の内壁面に設けられ、前記翼高さ方向に沿って配列された複数の前縁側タービュレータと、をさらに備え、
前記タービュレータ又は前記前縁側タービュレータの高さをeとし、該タービュレータ又は前縁側タービュレータの前記翼高さ方向の位置における前記冷却通路又は前記前縁側通路の前記背腹方向における通路幅をDとしたとき、
前記複数のタービュレータのうち、前記翼高さ方向において最も前記第2端部側に位置するタービュレータについての前記高さと前記通路幅との比(e/D)E2と、前記複数のタービュレータについての前記高さと前記通路幅との比e/Dの平均(e/D)AVEと、前記複数の前縁側タービュレータのうち、前記翼高さ方向において最も前記第2端部側に位置する前縁側タービュレータについての前記高さと前記通路幅との比(e/D)L_E2と、及び、前記複数の前縁側タービュレータについての前記高さと前記通路幅との比(e/D)Lの平均(e/D)L_AVEとの関係は、
[(e/D)E2/(e/D)AVE]>[(e/D)L_E2/(e/D)L_AVE]
を満たす
タービン翼。 - 前記冷却通路の流路断面積は、前記翼高さ方向において前記第1端部から前記第2端部に向かうにつれて増大する
請求項1乃至9の何れか一項に記載のタービン翼。 - 前記冷却通路における冷却流体の流れ方向に対する前記複数のタービュレータの傾き角θと、前記複数のタービュレータについての前記傾き角の平均θAVEとの関係は、0.5≦θ/θAVE≦2.0を満たす請求項1乃至10の何れか一項に記載のタービン翼。
- 前記タービン翼は動翼であり、
前記第1端部は、前記第2端部の径方向外側に位置する
請求項1乃至11の何れか一項に記載のタービン翼。 - 前記タービン翼は静翼であり、
前記第1端部は、前記第2端部の径方向内側に位置する
請求項1乃至11の何れか一項に記載のタービン翼。 - 請求項1乃至13の何れか一項に記載のタービン翼と、
前記タービン翼が設けられる燃焼ガス流路を流れる燃焼ガスを生成するための燃焼器と、
を備えるガスタービン。
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