JP2001510759A - シール用ストリップ - Google Patents

シール用ストリップ

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JP2001510759A
JP2001510759A JP2000504018A JP2000504018A JP2001510759A JP 2001510759 A JP2001510759 A JP 2001510759A JP 2000504018 A JP2000504018 A JP 2000504018A JP 2000504018 A JP2000504018 A JP 2000504018A JP 2001510759 A JP2001510759 A JP 2001510759A
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sealing
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グレフェン，ヘルムート
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ドラフテックス インダストリーズ リミティド
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Abstract

(57)【要約】 例えば自動車ボディのドア開口のフレームに取り付けられるシール用ストリップは、溝形の補強担体（２０）が組み込まれた長手方向に延びる溝形の取付部（８）を含んでいる。長手方向に延びる中空チューブ状のシール部（１０）は、取付部（８）の外側に取り付けられる。この様なシール用ストリップをドアフレームの曲線部に沿って曲げると、これら曲線部における取付部（８）で増加した応力により、シール部（１０）が曲線の内側に向かって図の鎖線で示す位置に移動される恐れがある。この移動を避けるため、シール用ストリップ、特に取付部（８）は、シール用ストリップに曲線部が形成されるべき位置に対応する位置において、局所的に長さ方向に圧縮される。この局所的な長さ方向の圧縮は、シール部（１０）をその正しい姿勢に保つのに役立つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 本発明は開口の縁とこの開口の閉鎖部材との間にシールを提供するための長手
方向に延びるシール用ストリップであって、シール用ストリップが弾性補強手段
が組み込まれた長手方向に延びる取付部と、取付部上の長手方向に延びるシール
部とを含み、これら取付部及び弾性補強手段に、開口縁の曲げ部又は曲線部に対
応する一つ又は複数の位置において局所的に長さ方向に応力が作用されるシール
用ストリップに関する。また、本発明は開口の縁とこの開口の閉鎖部材との間に
シールを提供するための長手方向に延びるシール用ストリップを形成する方法で
あって、シール用ストリップが弾性補強手段が組み込まれた長手方向に延びる取
付部と、取付部上の長手方向に延びるシール部とを含み、これら取付部及び弾性
補強手段に、開口縁の曲げ部又は曲線部に対応する一つ又は複数の位置において
局所的に長さ方向に応力が作用される方法に関する。
【０００２】 この種のシール用ストリップ及び方法は、米国特許第５２４９３５３号明細書
から公知である。この公知のシール用ストリップ及び方法では、シール用ストリ
ップは上述の一つ又は複数の位置において、局所的に長さ方向に伸張される。そ
れ故、シール用ストリップが曲げ部又は曲線部に沿って曲げられると、その結果
起こる長さ方向へのシール部の圧縮が、シール部の「歪み」を避ける目的で、内
部応力を初期値（初期張力よりも前）に戻す傾向がある。しかし、このプロセス
が成功するか否かは、初期張力とそれに引き続く圧縮との釣り合いの程度に依存
する。
【０００３】 本発明によれば、頭書に述べたシール用ストリップは前記一つ又は複数の位置
において局所的に長さ方向に圧縮することによって、前記取付部及び弾性補強手
段に局所的に長さ方向に応力が作用されるようにしたことを特徴としている。 また、本発明によれば、頭書に述べた方法は局所的に長さ方向に応力を作用さ
せる段階が、前記一つ又は複数の位置において前記取付部及び弾性補強手段を局
所的に長さ方向に圧縮する段階を含むことを特徴としている。
【０００４】 取付部及び弾性補強手段の局所的圧縮は、シール用ストリップの中立軸線を曲
げ部又は曲線部の内側に向かって移動させ、シール部が歪む傾向を低減すると共
に、シール部が取付部に対し正しい位置関係を維持するのを確保するのに役立つ
という効果を有する。
【０００５】 以下、本発明を具現化するシール用ストリップ、及び本発明によりシール用ス
トリップを形成する方法の一例を添付図面を参照して説明する。 図１に示すように、自動車５はドア開口周りに延びるフレームに取り付けられ
たシール用ストリップ６を示すために取り除かれた運転者側のドアを有する。 シール用ストリップを更に詳しく図２に示す。シール用ストリップは二つの部
分、即ち把持又は取付部８とシール部１０とを含んでいる。把持部８は溝形の断
面を有し、ドア開口のフレームを形成する取付フランジ１２を抱えるように把持
する。フランジ１２は内側及び外側車体パネル１４，１６がドア開口において重
なり合い、フランジを形成すべく例えばスポット溶接される位置に形成される。
把持部８は押出し成形されたプラスチック又はゴム材料１８を含み、この内部に
は金属などの弾性材料からなる補強コア又は担体２０が埋め込まれる。担体２０
が採ることが可能な一形状を図３に示す。図示のように、担体は一体接続リンク
２２によって一体的に接続された（逆）Ｕ字型の要素２１から形成することがで
きる。これに代わって、要素２１を全く分離した状態にすることも可能である。
更に他の例では、担体は所々ループを成形したワイヤを用いて形成することも可
能である。その他の形の担体も可能である。担体は必ずしも金属製である必要は
ない。押出し成形された材料１８内に担体をクロスヘッド押出成形機を用いて組
み込むことができる。
【０００６】 押出し成形の材料１８は、溝の対向する内面に一体成形の把持用リップ２３、
２４を有している。図２に示すように、これらのリップはフランジ１２の対向す
る外面と接触する。これらリップは、弾性担体２０により取付把持部８に与えら
れた弾性と協働して把持部８がフランジをしっかり抱えるのを確実にする。リッ
プ２３、２４を材料１８の残りの部分よりも軟らかい材料から押出し成形してフ
ランジに対する摩擦把持力が増加するようにするのが有利である。更に、図２に
示すように、フランジ１２を形成する一方の車体パネル１４に、把持部８を所定
位置に固定するのに役立つ外向きの曲げ部２６を成形することができる。
【０００７】 この例では、把持部８は延長されて所謂「装飾」リップ２８を形成する。この
装飾リップは使用時、車体の外装パネル３０の縁を抱えてこの縁を隠し、それに
より外装パネルを所定位置に固定するのに役立つ。 シール部１０は長手方向に延びるチューブ形からなり、取付部８の溝の一方の
側壁の外側に固定される。シール部１０を、押出し成形された軟らかいゴム又は
プラスチック材料から、又は熱可塑性エラストマから形成することができる。シ
ール部の軟らかさを増すために、多泡質構造とするのが有利である。図２の形で
は、シール部は二重チューブ形に押出し成形されている。しかし、その他の形も
可能である。シール部１０を別個に押出し成形し、次いでそれを接着剤を用いて
溝の外側壁に固定してもよい。しかし、これに代わって、シール部１０を材料１
８と一体的に押出し成形してもよい。
【０００８】 把持部８の外側は、装飾を目的として布帛３２により覆ってもよい。 使用時、取付部８はシール用ストリップをドアの縁周りに取り付けてシール部
１０がドア開口の外を向くようにし、閉められたドアによりシール部が部分的に
圧縮されるようにしている。こうして、シール部は風雨密シールを形成する。 シール用ストリップ６を形成後、図４に示すような連続ループに成形するのが
有利であり、このループはドア開口の形状及び大きさに一致し、かつドア開口の
曲線部に一致するように予形成された曲線部Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅを備えている。
しかし、シール用ストリップは十分な可撓性を備えているので、シール用ストリ
ップをドア縁の所定位置に取り付けることができる。
【０００９】 本発明の特徴によれば、シール用ストリップは、曲線部Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ（
図４）が形成されるべき位置に対応するシール用ストリップの長さ部分の短い部
分において長さ方向に圧縮される。この長さ方向の圧縮は、シール用ストリップ
がまだ直線形状をなしている段階で実行される。図４に示されるように、曲線部
Ａの場合、シール用ストリップは領域Ｆ（曲げる前）において長さ方向に圧縮さ
れる。この圧縮は、互いに異なる回転速度で回転するよう制御可能な互いに離間
した一対のローラの間に、シール用ストリップを通すことによって実行できる。
シール用ストリップがこのローラ対の間を長手方向に通過する際、シール用スト
リップに何ら影響を与えないようにするためにローラ対は通常同じ速度で回転す
るように制御されるが、シール用ストリップがローラを通過する際に一時的に互
いに異なる速度で回転するようにプログラムされており、それによりシール用ス
トリップの長さ部分の関連する部分に長手方向の圧縮が適用される。
【００１０】 この局所的圧縮の効果は、シール部１０（図２）がその正しい姿勢を曲線部に
おいて維持するのを確保する。図２は鎖線でもって、シール部が図４の連続ルー
プの曲線部において長手方向に圧縮されていないとしたときに、シール部１０が
曲線部において把持部８に関し取りがちな姿勢を示している。この場合、シール
用ストリップを所望の曲線部に沿って曲げるとシール用ストリップが図２に示す
鎖線位置を取りがちになるのは取付部８の溝側壁内の張力による。しかし、曲線
部の領域においてシール用ストリップ、特にその担体に長さ方向の圧縮が局所的
に付与されると、シール用ストリップ１０の姿勢は曲線部において大きく変化す
ることはなく、図２の実線の位置を維持することが確認されている。更に明確に
言えば、シール用ストリップの局所的圧縮は、担体２０を長さ方向に、特に倒置
された溝の基部に沿って要素２１（図３参照）の間の隙間を部分的に閉めるよう
に圧縮する。このことは、シール用ストリップの中立曲げ軸線を倒置溝基部の平
面にさらに近づける効果を有する。言い換えれば、取付部の溝開口が各曲線部の
外側に位置するようにシール用ストリップを曲線部Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ（図４）
に沿い曲げると、中立曲げ軸線（シール用ストリップ材料が曲線部においてそれ
に沿って圧縮も引っ張りも受けない線）が曲線部の更に内側に近づいて位置し、
従ってシール部１０が正しい姿勢に保持されると共に、シール用ストリップが曲
線部において歪んだり皺寄せが生ずるいかなる傾向も低減される。
【００１１】 シール部に大きな歪みを生ずる傾向のある鋭い曲線部がシール用ストリップに
求められる場合、シール部の一区画を切り取り、鋭く曲がる角部に合わせて成形
したインサートを形成することが知られている。しかし、上記の方法でシール用
ストリップを局所的に圧縮することによって、かかる成形インサートの必要性を
なくすことができ、シール用ストリップを単に曲げるだけで鋭い曲線部を形成で
きることが確認されている。
【００１２】 シール用ストリップを（図４に示すような）閉ループ状にする必要はない。開
ループに形成しても又は直線形状のままであってもよい。しかし、後者の場合に
は、局所的圧縮が施された位置をシール用ストリップに沿って位置決めできなけ
ればならない。
【図面の簡単な説明】
【図１】 シール用ストリップを何処に取り付けうるかを示すためにドアの一つが取り除
かれた自動車ボディの斜視図である。
【図２】 所定位置に取り付けられたところを示すシール用ストリップの一つの断面図で
ある。
【図３】 図２のシール用ストリップに使用可能な補強担体の斜視図である。
【図４】 引き出し開口のフレーム周りに取り付けるための連続ループ形状に構成された
シール用ストリップの一つの側面図である。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年１月１３日（２０００．１．１３）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１１
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００１
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００１】 本発明は開口の縁と開口の閉鎖部材との間にシールを提供するための長手方向
に延びるシール用ストリップであって、シール用ストリップがシール用ストリッ
プを縁に関し所定位置に取り付けるための長手方向に延びる取付部と、取付部上
の長手方向に延びるシール部とを含み、開口縁の曲げ部又は曲線部に対応する一
つ又は複数の位置において取付部が局所的に長さ方向に圧縮されるシール用スト
リップに関する。また、本発明は開口の縁と開口の閉鎖部材との間にシールを提
供するための長手方向に延びるシール用ストリップを形成する方法であって、シ
ール用ストリップがシール用ストリップを縁に関し所定位置に取り付けるための
長手方向に延びる取付部と、取付部上の長手方向に延びるシール部とを含み、方
法が開口縁の曲げ部又は曲線部に対応する一つ又は複数の位置において取付部を
局所的に長さ方向に圧縮する段階を含む方法に関する。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００２
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００２】 この種のシール用ストリップ及び方法は、米国特許第５０２９３８１号明細書
から公知である。この場合、シール用ストリップはロボットにより、開口縁を形
成するフランジに取り付けられ、このロボットは取付部とそれ上のシール部とを
すると共に、縁周りを移動してシール用ストリップをフランジ上の所定位置に押
圧嵌めする。このロボットはシール用ストリップと係合するローラを含み、縁の
曲げ部又は曲線部においてシール用ストリップが長さ方向に圧縮されるように、
このローラの回転速度をロボットの線速度に較べて増加させることができる。し
かし、長さ方向への圧縮が、開口周囲の曲線部又は角部におけるシール部の「歪
み」傾向を低減させることは有利ではあるが、これはロボット及び可変速ローラ
を用いた公知の方法でなければ達成することができない。しかし、シール用スト
リップは一般には手で、又はロボット若しくは可変速ローラ以外の方法で取り付
けられている。本発明はそうした場合にも「歪み」を低減することを目的とする
。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００３
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００３】 本発明によれば、頭書に述べたシール用ストリップは、取付部（８）に、取付
部と共に局所的に長さ方向に圧縮される弾性補強手段が組み込まれ、局所的な長
さ方向への圧縮がシール用ストリップが所定位置に取り付けられる以前に実行さ
れるようにしたことを特徴としている。 また、本発明によれば、頭書に述べた方法は、前記圧縮する段階が取付部に組
み込まれた弾性補強手段を同時に、局所的に長さ方向に圧縮する段階を含み、局
所的な長さ方向に圧縮する段階がシール用ストリップが所定位置に取り付けられ
る以前に実行されることを特徴としている。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００４
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００４】 局所的な長手方向への圧縮がシール用ストリップの取り付け以前に実行される
ので、局所的な長手方向への圧縮をシール用ストリップ形成時に実行でき、従っ
て圧縮を達成する手段はシール用ストリップ形成場所にだけ設ければよく、シー
ル用ストリップを実際に取り付けるそれぞれの現場に置く必要はない。取付部に
は、この取付部と共に局所的に長手方向に圧縮される弾性補強手段が組み込まれ
ているので、取付部の圧縮状態は圧縮後も維持される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3D024 AA02 AB06 AB19 AB22 AB41 3J040 AA01 AA12 AA17 BA07 EA02 EA16 EA25 EA43 FA05 HA15 HA22

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 開口の縁（１２）と該開口の閉鎖部材との間にシールを提供
    するための長手方向に延びるシール用ストリップ（６）であって、該シール用ス
    トリップが弾性補強手段（２０）が組み込まれた長手方向に延びる取付部（８）
    と、該取付部（８）上の長手方向に延びるシール部（１０）とを含み、これら取
    付部（８）及び弾性補強手段（２０）に、開口縁（１２）の曲げ部又は曲線部に
    対応する一つ又は複数の位置（Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ）において局所的に長さ方向
    に応力が作用されるシール用ストリップにおいて、前記一つ又は複数の位置（Ａ
    、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ）において局所的に長さ方向に圧縮することによって、前記取
    付部（８）及び弾性補強手段（２０）に局所的に長さ方向に応力が作用されるよ
    うにしたシール用ストリップ。
  2. 【請求項２】 局所的長さ方向への圧縮によって、中立曲げ軸線が曲げ部又
    は曲線部の内側に対応する位置に向かって移動されるようにした請求項１に記載
    のシール用ストリップ。
  3. 【請求項３】 取付部（８）が開口の縁を形成するフランジ（１２）などを
    把持するための溝形をしている請求項１又は２に記載のシール用ストリップ。
  4. 【請求項４】 補強手段（２０）が溝形の金属担体である請求項３に記載の
    シール用ストリップ。
  5. 【請求項５】 弾性補強手段（２０）がその溝の少なくとも基部に複数のス
    ロットを備え、これらの溝が長さ方向の圧縮によって少なくとも部分的に閉じら
    れるようにした請求項４に記載のシール用ストリップ。
  6. 【請求項６】 シール部が中空のチューブ形状（１０）である請求項１から
    ５までの何れか一項に記載のシール用ストリップ。
  7. 【請求項７】 シール部が中空のチューブ形状（１０）であると共に、取付
    部（８）の溝の外側壁の一つに取り付けられている請求項３から５までの何れか
    一項に記載のシール用ストリップ。
  8. 【請求項８】 取付部（８）が押出し成形のプラスチック又はゴム材からな
    る請求項１から７までの何れか一項に記載のシール用ストリップ。
  9. 【請求項９】 シール部（１０）が押出し成形のプラスチック又はゴム材か
    らなる請求項１から８までの何れか一項に記載のシール用ストリップ。
  10. 【請求項１０】 シール用ストリップが、前記開口の形状及び大きさに一致
    し且つ複数の曲げ部又は角部（Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ）を有する閉ループに成形さ
    れ、取付部がこれらの曲げ部又は角部において局所的に長さ方向に圧縮される請
    求項１から９までの何れか一項に記載のシール用ストリップ。
  11. 【請求項１１】 開口の縁（１２）と該開口の閉鎖部材との間にシールを提
    供するための長手方向に延びるシール用ストリップ（６）を形成する方法であっ
    て、該シール用ストリップが弾性補強手段（２０）が組み込まれた長手方向に延
    びる取付部（８）と、該取付部（８）上の長手方向に延びるシール部（１０）と
    を含み、これら取付部（８）及び弾性補強手段（２０）に、開口縁（１２）の曲
    げ部又は曲線部に対応する一つ又は複数の位置（Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ）において
    局所的に長さ方向に応力が作用される方法において、局所的に長さ方向に応力を
    作用させる段階が、前記一つ又は複数の位置（Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ）において前
    記取付部（８）及び弾性補強手段（２０）を局所的に長さ方向に圧縮する段階を
    含む方法。
  12. 【請求項１２】 局所的長さ方向への圧縮によって、中立曲げ軸線が曲げ部
    又は曲線部の内側に対応する位置に向かって移動されるようにした請求項１１に
    記載の方法。
  13. 【請求項１３】 弾性補強手段（２０）が溝形の金属体であり、該弾性補強
    手段の溝の基部に複数のスロットを備え、これらの溝が長さ方向の圧縮によって
    少なくとも部分的に閉じられるようにした請求項１２に記載の方法。
  14. 【請求項１４】 シール用ストリップ（６）を開口縁の大きさ及び形状に一
    致するループに形成する段階を特徴とする請求項１１から１３までの何れか一項
    に記載の方法。
  15. 【請求項１５】 前記ループが閉ループである請求項１４に記載の方法。
  16. 【請求項１６】 長さ方向に圧縮する段階がシール用ストリップが概ね直線
    状であるときに実行される請求項１１から１５までの何れか一項に記載の方法。
JP2000504018A 1997-07-25 1998-06-04 シール用ストリップ Pending JP2001510759A (ja)

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