JP2001509825A - 置換ポリイソブテンの製造 - Google Patents
置換ポリイソブテンの製造Info
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Abstract
(57)【要約】
機能性付与ポリイソブテン(PIB)誘導体を製造する方法が開示され、該方法は、PIBを臭化水素と反応させる工程、次いで、得られたPIB臭化物を、少なくとも1個の臭素原子を別の官能基で置換するように反応させる工程を包含する。この方法を用いると、公知の塩素化方法と比較して、特に、該PIBが高割合のビニリデンC=C結合を有する場合、最終生成物中において、非常に低レベルの残留ハロゲンが達成される。
Description
【発明の詳細な説明】
置換ポリイソブテンの製造
技術分野
本発明は、ポリイソブテンに関し、特に、ハロゲン化水素付加、そしてアミノ
化したポリイソブテン誘導体およびそれらの製造方法、およびそれらを含有する
炭化水素燃料組成物に関する。
背景技術
炭化水素燃料は、一般に、多数の沈殿物(deposit)形成物質を含有す
る。このような燃料が内燃機関で使用される場合、燃料と接触しているエンジン
の圧縮領域上またはその回りで、沈殿物が形成する傾向にある。例えば、ディー
ゼルエンジンでは、沈殿物は、燃料噴射系にて、特に多く見られ、これらは、こ
のエンジンの性能に悪影響を及ぼす。
このような沈殿物の形成を防止しその除去を促進するために、この燃料に分散
剤/清浄剤を混合することが、一般的に行われている。特に有効なバルブ吸気口
清浄剤には、ポリイソブテン(PIB)アミンをベースにしたものがある。例えば、P
IBコハク酸イミドは、もっとも燃料中での使用は公知であるけれども、潤滑油清
浄剤として周知である。
市販のPIBは、今日では、2つのタイプがある。いわゆる「低反応性」PIBは、
大部分は、飽和鎖、または不飽和が末端ではない鎖からなる。一例には、BP Che
micals Limitedから入手できる製品HYVIS(登録商標)があり、ここで、その不飽
和の96%が、末端ではない。最近では、新しいタイプの「高反応性」PIBが利用
できるようになっており、ここで、その末端オレフィン性二重結合の大部分(約8
0%)は、ビニリデン型:-CH2-C(CH3)=CH2である。例には、ULTRAVIS(登録商標)
(これもまた、BP Chemicals Limitedから入手できる)、およびGLISSOPAL(これは
、BASFから入手できる)がある。それらの名称が示唆しているように、これらのP
IBは、高い割合の末端ビニリデン結合のために、通常のPIBよりも反応性が高い
。アミン誘導体を製造する際に使用するのに好ましいPIBは、750〜1500の範囲の
分子量を有し、PIBの40重量%までは、1500より大きい分子量、例えば、5000ま
で、典型的には、約2400の分子量を有する。
主要な商業プロセスでは、PIBアミンは、このPIBを塩素化し、次いで、得られ
たPIB塩化物をアミノ化することにより、製造される。これには、最終生成物に
おいて、少量ではあるが有意量の残留塩素(約0.5重量%から3重量%程度)が残
り、これは、このPIBアミンを添加剤として含有する燃料を燃焼させると、痕跡
量の毒性ジオキシン(酸素および塩素を含む環状炭化水素)を生成する可能性があ
るという欠点がある。塩素は、現在、多くの生成物において、望ましくないと見
なされている。結果として、PIBアミン、またはPIB塩化物によって製造した他の
PIB誘導体から、残留塩素を実質的に低減するかまたは取り除く必要がある。同
様のことは、臭素を使用するなら、臭素にも適用される。
この問題を克服する1つの選択可能なものは、このハロゲン化経路を完全に避
けることがある。例えば、EP-A-565285は、「高反応性」PIBをコハク酸アシル化
剤と反応させ、次いで、得られた生成物をアミンと反応させることを包含するPI
Bコハク酸イミドの製造方法を開示している。
発明の開示
しかしながら、本発明者は、PIBアミンのようなPIB誘導体が、Cl2よりもむし
ろ臭化水素を用いてPIBハロゲン化物を形成することにより、このハロゲン化経
路によって製造でき、かつ、以前に公知のものよりもずっと低いレベルの残留ハ
ロゲンを含有することを発見した。
従って、第一局面では、本発明は、ポリイソブテン(PIB)臭化物を製造する方
法を提供し、該方法は、PIBを臭化水素と反応させることを包含する。PIB臭化物
からPIB誘導体を製造する方法は、まず、この方法でPIB臭化物を形成すること、
次いで、該臭化物を、少なくとも1個のBrを他の官能基で置き換えるように反応
させることを包含する。
本発明者は、このような誘導体を、公知のPIB+Cl2経路よりもむしろこの経路
により製造すると、このPIB臭化物の引き続くアミノ化または他の官能性付与の
後の残留ハロゲンレベルが、%のオーダーではなくppmのオーダーとなることを
発見した。それゆえ、500ppm以下の残留臭化物、好ましくは、100ppm以下の残留
臭化物を含有するPIBの誘導体が製造できる。50ppm程度およびそれより低いレベ
ルが達成できる。
好ましいPIB臭化物誘導体には、ポリイソブテンアミン、無水コハク酸、コハ
ク酸イミド、コハク酸およびコハク酸エステルを含み、そして、カルボン酸アシ
ル化剤として機能し得る任意の化合物を含む。このような誘導体は、当該技術分
野で周知である。
本発明者らは、さらに、このPIBが、特に、「高反応性」PIBである場合、残留
臭化物レベルは、さらにいっそう低減されることを見出した。その上、このPIB
臭化物は、このような場合には、相当な割合の末端臭素原子を含有し、それによ
り、引き続く官能性付与中の高い反応性、および明らかに、対応するレベルの末
端官能基が得られ、これは、最終生成物の性能の点で、潜在的に有利な点を有し
得る。従って、このPIB中の少なくとも50%、好ましくは、少なくとも70%の末
端オレフィン性二重結合がビニリデン型であるのが好ましい。同様に、好ましい
官能性付与PIB誘導体では、この官能基の少なくとも50%、好ましくは、少なく
とも70%は、末端である。
本発明は、PIBの臭化水素付加が、予測できない様式で、塩素化とは異なるら
しいという発見から導かれる。PIBにCl2を付加すると、ポリ塩素化が生じ、さら
なる官能性付与の後、多くの塩素部位は、官能性付与されず、高レベルの残留塩
素が生じる。本発明者らの経験では、PIBの塩化水素付加を行うのは、非常に困
難である。対照的に、臭化水素付加は容易に起こり、ポリ臭素化は、事実上、起
こらない。また、「高反応性PIB」を臭化水素付加する場合、この臭化水素付加
は、逆マルコフニコフ配置で起こり、すなわち、臭素は、置換のより少ない炭素
に付加すると考えられている。これは、予想とは逆であり、実際、「低反応性」
PIBが臭化水素付加された場合に起こると考えられていることとは逆である。こ
れは、「高反応性」PIBから誘導した官能性付与PIBで見られる残留臭素がさらに
低いレベルであるため、また、高い割合の末端官能基のためであると考えられる
。
ハロゲン化水素付加に続く求核置換のプロセスは、周知であり、本発明は、い
ずれの特別なプロセス工程も必要としない。このプロセスは、好ましくは、臭化
水素を使用するが、それに代えて、その場でHBrを発生するようにできる適切なH
Br源(例えば、HBrのアミド塩)を使用し得る。この臭化水素付加のための溶媒は
、必須ではないが、使用するのが好ましい:アルカン(例えば、ヘキサンまたは
ヘ
プタン)、または酢酸が使用できる。この反応の温度は、−10℃と100℃の間であ
り得るが、好ましくは、10℃と60℃の間であり、室温が、一般に、十分である。
この反応は、一般に、大気圧で行われるが、HBrガスを使用する場合、これを圧
力下で供給し得る。この反応は、HBrの腐食効果に耐性のある容器(例えば、ガラ
スライニング容器またはステンレス鋼容器)中で、行なうのが適切である。実施例 実施例1:Ultravis 10(「高反応性」PIB)の臭化水素付加
オーバーヘッド攪拌機およびPTFEパッキン押さえ(gland)付き翼、塩化
カルシウム乾燥管付きの還流モードの二重表面冷却器、圧力均一化滴下漏斗(125
0ml容量)および熱電対/マントル/Eurotherm加熱系を備えた1リットルの広口フ
ランジ(flange)栓の丸底フラスコに、Ultravis 10(1008.6g、1mole)お
よびヘプタン(400g、溶媒)を充填した。この混合物を、均一になるまで攪拌し、
そして室温で2.5時間にわたって、氷酢酸(539g、2moles)中の30%HBrを添加し
た。この時間の間、この温度を26℃まで上げた。次いで、この混合物を、2時間
で、さらに45℃まで加熱した。次いで、1700gの水を添加して、この反応を停止
し、この混合物を、一晩放置した。この混合物は2相に分離された:上部の曇っ
た相をサイフォンで吸い出し、そして5リットルの滴下漏斗にて、ヘプタン107g
で洗浄し、この溶液を、Na2CO325重量%水溶液240gで中和した。その下相を追い
出し、上相を3リットルの丸底フラスコに移し、この溶媒をロータリーエバポレ
ーター(100℃、−685mmHg)により取り除いた。得られた茶色の液体を、次いで、
臭素含量について分析したところ、6.4%であることが分かった。実施例2:臭化水素付加Ultravis 10塩のアミノ化
添加漏斗を取り除き、冷却器を、1リットル丸底フラスコへの蒸留用に設定し
たこと以外は、上記実施例1と同じ装置を用いた。この反応フラスコに、上で調
製した臭化水素付加Ultravis 10(920.1g、0.85moles)、アミノエチルエタノール
アミン(834g、8.01moles)およびキシレン(105.1g、溶媒)を充填した。この混合
物を、窒素散布しつつ攪拌し、そしてこの冷却器を還流モードで、3時間、175
℃まで加熱した。次いで、この混合物を110℃まで冷却し、水酸化ナトリウム(47
%水溶液、129g、1.516moles)を添加した。さらに2時間、攪拌を継続した。
次いで、この混合物を一晩放置し、それに続いて、この冷却器を、蒸留用に設定
した。この反応系を、−685mmHgの圧力で攪拌しながら、190℃まで加熱し、そし
て全ての溶媒を除去した(259gを集めた)。この反応器の内容物を95℃まで冷却し
、真空を解除し、そして、キシレン:1-ブタノールの3:1重量比混合物834gを
添加した。この混合物を、85℃で30分間攪拌し、水378gを添加し、次いで、室温
で一晩沈降させた。
この混合物を80℃で30分間攪拌し、沈降させ、次いで、透明で黒褐色の下部水
相をサイフォンで追い出した。この水相のpHが8になるまで、これを繰り返した
。上部の淡褐色の濁った有機相を、水中の7重量%の1−ブタノール430gで除
去した。この溶媒を、143℃、−724mmHgにて、ロータリーエバポレーターで、こ
の有機相から除去した。粗生成物収量は、790.9gであった。次いで、この生成物
を、0.25インチ(6mm)のCeliteパッドで濾過して、透明で金色の液体715.7g(収
率76.2%)を得た。残留臭素含量は、50ppm未満であることが分かった。実施例3:Hyvis 10(「低反応性」PIB)の臭化水素付加
1リットルの広口フランジフラスコを使用したこと以外は、実施例1と同じ装
置を用いた。それに、Hyvis 10(253g、0.253moles)およびヘプタン(100g、溶媒)
を充填し、この混合物を、均一になるまで攪拌した。次いで、室温で2時間にわ
たり、氷酢酸(135g、0.5moles)中の30%臭化水素酸を添加した。発熱は認められ
なかった。次いで、この反応系を45℃まで加熱し、そして2時間保持し、その時
点で、水400mlを添加し、この反応を停止し、続いて、追加のヘプタン(100ml)を
添加した。この反応混合物を、2リットルの分離漏斗に注ぎ、そして沈降させた
。その上部有機相を保持し、そして30%重炭酸ナトリウム水溶液に続いて水(100
g)で洗浄し、次いで、硫酸マグネシウムで乾燥した。この液体を、焼結漏斗によ
って濾過し、そして100℃、724mmHgで、ロータリーエバポレーターで溶媒除去し
た。その収量は、褐色で濁った液体215.3gであった。臭素含量を測定すると、5.
5%であった。実施例4:臭化水素付加Hyvis 10のアミノ化
添加漏斗を取り除き、冷却器を、500ml丸底フラスコへの蒸留用に設定したこ
と以外は、上記実施例1と同じ装置を用いた。この反応フラスコに、上で調製し
たHyvis 10臭化物(15g、13.9mmol)、アミノエチルエタノールアミン(13.1g、125
mmol)およびキシレン(105.1g、溶媒)を充填した。この混合物を、窒素散布しつ
つ攪拌し、そしてこの冷却器を還流モードで、3時間にわたって、175℃まで加
熱した。次いで、この混合物を110℃まで冷却し、そして水酸化ナトリウム(47%
水溶液、2g、23.5mmol)を添加した。さらに2時間、攪拌を継続した。次いで、
この混合物を一晩放置し、それに続いて、この冷却器を、蒸留用に設定した。こ
の反応系を、−685mmHgの圧力で攪拌しながら、190℃まで加熱し、そして全ての
溶媒を除去した(259gを集めた)。この反応器の内容物を95℃まで冷却し、真空を
解除し、キシレン140gを添加した。この混合物を、85℃で30分間攪拌し、追加の
水を添加し、次いで、室温で一晩沈降させた。
この混合物を80℃で30分間攪拌し、沈降させ、次いで、透明で黒褐色の下部水
相をサイフォンで追い出した。この水相のpHが8になるまで、これを繰り返した
。上部の淡褐色の濁った有機相を、水中の7重量%の1-ブタノール(5×100ml)
で除去した。この溶媒を、143℃、−724mmHgにて、ロータリーエバポレーターで
、この有機相から除去した。次いで、この生成物を、0.25インチ(6mm)のCelite
パッドで濾過して、透明で金色の液体6.24gを得た。残留臭素含量は、410ppmで
あることが分かった。エンジン試験
上記実施例2および4で調製したアミンを、標準エンジン試験(M102E)、続い
て、Mercedes Benz M 102.982エンジンのCEC F-05 A-93法に従って、燃料中の清
浄性添加剤として評価した。使用した燃料は、(a)実施例5/6については、無鉛95
RON Spanish市販ガソリン、および(b)実施例7/8については、より清浄なCEC燃料
であった。該オイルは、RL-189/1であった。試験したアミンは、燃料中に、17%
の標準添加剤パッケージとして与え、これは、800ml/m3(ppm)で添加され、ア
ミン自体の用量割合は、136ppmであった。
この吸気口バルブ沈澱物の測定を行い、これらのバルブはまた、視覚評価をし
た。この試験では、沈殿物が少なくなるほど良好であり、視覚評価(10のうち)が
高くなるほど、良好である。実施例 沈殿物(mg) 平均視覚評価
5.ベース燃料(a)のみ 527 6.64
6.ベース燃料(a)+実施例2のアミン 57 9.40
7.ベース燃料(b)のみ 278 7.59
8.ベース燃料(b)+実施例4のアミン 42 9.24
これらの結果は、本発明の方法に従って製造したPIBコハク酸イミドが、エン
ジン中のバルブ沈殿物を低減するのに非常に効果的であることを示している。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
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,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT
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LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N
Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI
,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,
UZ,VN,YU
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.ポリイソブテン(PIB)臭化物を製造する方法であって、PIBを臭化水素と反 応させる工程を包含する製造方法。 2.官能性付与PIB誘導体を製造する方法であって、PIBを臭化水素と反応させ る工程、次いで、得られたPIB臭化物を、少なくとも1個の臭素原子を別の官能 基で置換するように反応させる工程を包含する製造方法。 3.前記官能性付与PIB誘導体が、PIBアミン、無水コハク酸またはコハク酸イ ミドである、請求項2に記載の方法。 4.前記官能性付与PIB誘導体が、500ppm以下、好ましくは、100ppm以下、よ り好ましくは、50ppm以下の残留臭素含量を有する、請求項2または3に記載の 方法。 5.前記官能性付与PIB誘導体中の少なくとも50%、好ましくは、少なくとも7 0%の官能基または前記PIB臭化物中の臭素原子が、末端である、請求項1〜4の いずれかに記載の方法。 6.最初のPIB中の末端オレフィン性二重結合の少なくとも50%、好ましくは 、少なくとも70%が、ビニリデン型である、請求項1〜5のいずれかに記載の方 法。
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