JP2001509106A - 特に車両のための車輪構造 - Google Patents

特に車両のための車輪構造

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Abstract

(57)【要約】 本発明による車輪構造では、少なくとも1つであって、好ましくは数個である輪郭部材(2.1)が、ハブ(1)とリム(3)の間における力の伝達のために使用される。前記部分(1.2,1.3)は、本質的に剛性の構造の中に結合され、或いは結合され得ることになる。この構造は、特に車両の車輪のために適したものである。

Description

【発明の詳細な説明】 特に車両のための車輪構造 技術分野 本発明は、ハブ、リム及びスポーク・システムを有して、このスポーク・シス テムがハブとリムの間において力を伝達するための少なくとも1つの輪郭部材(p rofile element)を有するようにした特に車両(automobile)のための車輪構造(wh eel construction)に関するものである。 ここで、スポーク・システムという用語は、最も広い意味において、ハブとリ ムの間に位置決めされる全ての構造手段をカバーするものであって、それらの間 において力を伝達するために使用されるものとして理解されるべきである。この ハブは、該車輪構造の中心に配置されるものであり、車軸構造に対する接続部材 でもある。それは、スポーク・システムに対して実質的に固定されて、車輪交換 目的のために車軸構造に対して取外し可能に固定され得るものであり、或いは逆 にスポーク・システムに対して取外し可能に接続されて、車軸構造に対して実質 的に固定されることも可能である。更に、ハブの各部は、スポーク・システムの 上に配置されて、該車軸構造の上における更なるハブ部分と取外し可能に接続さ れることもまた可能である。リムという用語は、これ以降、それが少なくともス ポーク・システムをも包含するときに引用符号(inverted comma)に入れない限り 、それは単にタイヤを支持する該車輪の外側のリングを意味するに過ぎないもの であると理解される。 車輪構造に作用する力及びそれらの個別的な成分は、車両重量だけでなく、凸 凹又はポットホールの上を移動する際の動荷重の結果としても、ハブとリムの間 において半径方向に発生する。加速及び減速の間には、接線力がハブとリムの間 で発生する。カーブを切るときには、ハブ及びリムを互いに対するそれらの平行 位置から外れるように曲げようとする軸方向力がそれに対して追加されなければ ならない。これらの力の伝達、特にその半径方向力の伝達のためには、スポーク 又はディスク(間隙のないものであるか又は断続的なもの)のような部材が使用 される。これら部材の大抵の多様な組合せは、重量、価格、通風性、更には美的 効果の故に生じることになった。 背景技術 車両の分野において、最も広く使用されるものは、いわゆる「スチール・リム 」である。何故なら、それが技術的に機能的且つ廉価な態様で製造され得るから である。しかしながら、視覚的な見地から言えば、それはとりわけ魅力的な外観 を有するものではない。このスポーク・システムは、スチール・リムの場合には 、車輪・ディスクとしても周知である開口部又は隙間を設けた引抜き鋼板から構 成されるものであり、従って、概ねハブ・キャップによって覆われる。機能的に 独立した部分としてのハブは、スチール・リムを有するものではない。この場合 には、スチール・リムがそれに対してネジ止めされる車軸構造の部分が、概ねハ ブと呼ばれる。 増大しつつある範囲において、スチール・リムは、いわゆる「軽金属又は軽合 金のリム」に取り替えられている。それらが、材料の故により軽重だからである が、特にスポーク・システムが、視覚的な見地からより魅力的なものであり、或 いはそのようにして設計されることが可能だからである。「軽金属リム」の場合 、スポーク・システムは、しばしば、鋳物としてリムと共に一体的に構成される 。設計の目的の故に、またそれらの製造のために必要とされる鋳型の結果として 、軽金属又は軽合金のリムは、スチール・リムよりも高価である。各々のリム形 式及び各々のリム寸法に関しても、異なった鋳型が要求される。更には、各々の 形状又は設計の変更に関しても、新しい鋳型が要求される。従って、新しいリム 形式のための市場導入コストは、高いのである。 フランス特許明細書第366,221号及びフランス特許明細書第2 676 397号A1は、 支持部材として弾性的に変形可能なリング即ち弾力的なリングを備えたスポーク ・システムを有する車輪構造を開示している。このリングの変形可能性の結果と して、該車輪は、内部弾性即ち弾力性を付与されることになる。基本的に同様な スポーク・システムを備えた車輪構造は、米国特許明細書第3,465,304号からも 公知である。 発明の開示 本発明によれば、その請求の範囲において特徴づけられるように、十分な安定 性、軽量性及び低い材料コストの問題に関して、容易に且つ廉価に製造されるこ とが可能であり、容易に且つ多様に変更されることが可能であり、流行の態様に 適応されることも可能であるようにしたスポーク・システムを備えた車輪構造が 提供される。 請求の範囲第1項に従った本発明のスポーク・システムは、ハブとリムの間に おいて力を伝達するための少なくとも1つの輪郭部材を含んでなり、前記各部は 、前述の既知の構造とは違って、本質的に剛性の構造を形成すべく一緒に結合さ れるものであり、即ち特にハブ又は該ハブの各部が車軸構造に対して追加される 場合に一緒に結合され得るものである。 ここで、「剛性」という用語は、車輪構造がそれに対して作用する力及びトル クを受けても実質的には変形されないということ、即ち既知の「スチール又は軽 金属リム」の場合を少なくとも越えないか又は大きくは越えない程度にしか変形 されないということを意味するものと理解される。既存の車両の標準的な走行ス トロークであり、車輪・サスペンションの領域内では10cmに達して、タイヤ の領域内でもまだ3cmあるという場合とは違って、許容可能な変形は、僅かに 数ミリメートルである。 最新の車輪構造は、通常は標準化されている様々な試験を受けなければならな い。これらの試験の中で最も厳しいものは、該車輪が作業台に対して固定され、 そのハブに略1mの長さの棒材が固定されるようにした回転曲げ試験である。続 いて、その自由端部は、明確に規定された力を付加しつつ、円形の態様で所定時 間に渡って撓められる。上述の剛性を欠くものであれば、この試験に合格するこ とが可能ではないということになるのである。 上記輪郭部材は、所望の断面形状を既に有するようにした中実であるか、半分 であるか又は中空の輪郭であるか或いは断片的である長い棒材(いわゆる半完成 品)から都合良く切断されることが可能である。例えばレーザ切断のような最新 の切離しの方法即ち切断方法によれば、これは再加工が全く不要であるような態 様において実行され得ることになる。実行可能な断面形状は、特にU字形又はV 字形であるが、ディスク、リング、多角形及び水滴形、更にはそれらの組合せの ものでもある。しかしながら、該輪郭部材は、平坦な輪郭の断片から又は平坦な 打抜き加工材から圧延及び/又は曲げ加工によって製造されることもまた可能で ある。 輪郭部材を使用することのもう1つの利点は、その材料特性である。射出成形 又は押出し圧縮加工のプロセスにおけるそれらの製造の態様の結果として、該輪 郭部材の結晶は、輪郭の長手方向において均等に配向される。実質的に不規則な 結晶構造が典型的である例えば最新の「軽金属リム」のような成形物と比べて、 輪郭部材は、より高い荷重に曝されることが可能であり、或いは同じ荷重の場合 には細めに形成されることが可能なのである。 単数又は複数個の該輪郭部材は、該ハブ及びリムに対してだけでなく、任意選 択的には隣接する輪郭部材に対しても容易にネジ止めされることが可能である。 しかしながら、それらは等しく有効に該ハブ及び/又はリム及び/又は互いに対 してリベット止めされ、或いは、確実に又は一体的に結合されることも可能であ り、後者は、特に溶接によるものである。 上記輪郭部材の軸方向表面は、車輪の車軸に対して垂直な態様で及び/又はそ れに対して傾斜した角度で方向付けされることが可能である。それらは、それに 対して湾曲していることもまた可能である。好適には、前記角度が車輪の取り付 けにおいて変化するので、初期の張力即ち予荷重は、車輪構造の中において発生 する。しかしながら、車輪構造の中における初期の張力は、製造の間にも基本的 に同じ態様で産み出されることが可能であり、適当な処置によって保持されるこ とが可能である。特に傾斜又は湾曲した構造の結果として、スポーク・システム は、ディスク・ブレーキのブレーキ・シューのスペース要求事項に対して適応さ れることもまた可能である。数個の輪郭部材が、数個の平面の中において相互に 軸方向に変位した態様で配列されることも可能である。この輪郭部材の軸方向の 伸長は、好ましくは半径方向及び/又は周方向におけるその壁の厚さ寸法よりも 少なくとも数倍大きいものである。 もう1つの好適な実施例によれば、ハブは交換可能な部品として構成される。 これは、車輪を全体として交換することなしに、様々な製造業者又は車両形式の 異なった寸法の中央心出し及び/又はいわゆる差込み(inset)の変位に対して適 応することを許容するものであり、車輪形式の多様性における相当な削減をも容 認することになる。 上記輪郭部材のための適切な材料は、スチール又は軽金属(又は軽金属合金) である。 本発明は、これ以降、限定的ではない実施例に関連して以下のような添付図面 を参照して更に詳細に説明される。 図面の簡単な説明 第1図は、a)が本発明の好適な第1実施例による数個のU字形の輪郭部材を 備えた車両の車輪構造の正面図であり、b)がI−Iに沿える断面図である。 第2図は、a)〜d)に第1図による様々な車輪構造の断面図である。 第3図は、a)が数個の環状の輪郭部材を備えた実施例を示し、b)が車輪構 造を歯車装置として構成した実施例を示している。 第4図は、a)〜p)に中実であるか半分であるか又は中空の輪郭である棒材 から所定の長さになるように直接に切断されることが可能であるようにした輪郭 部材を備えた創意に富んだ車輪構造の実施例を概略的に示している。 第5図は、a)とb)が中空の輪郭である棒材の斜視図であり、c)〜f)が 中空輪郭を所定の長さに切断するための切断線の具体例を示している。 第6図は、a)〜e)に平坦な輪郭の断片又は平坦な打抜き加工材から圧延及 び/又は曲げ加工によって製造されるようにした輪郭部材又はそれらの部分の具 体例を斜視図で示している。 第7図は、a)〜e)に第6図による輪郭部材を使用して製造され得る創意に 富んだ車輪構造の実施例を概略的に示している。 第8図は、平坦な輪郭又は平坦な打抜き加工材を使用して製造され得る創意に 富んだ車輪構造の更なる実施例を概略的に示している。 第9図は、a)〜c)に第7図のb)によって導出されるものであり、取り付 け時に又は該取り付け状態において予荷重即ち初期の張力が該車輪構造の中にお いて獲得されるようにした実施例を示している。 第10図は、a)〜d)に予荷重が未取り付け状態においても存在するように した更なる実施例を示している。 第11図は、a)及びb)にハブが交換可能であるようにした実施例に関する 図面とI−Iに沿える断面図を示し、c)〜e)において、該ハブに対する該輪 郭部材の接続のための保持部材を示している。 発明を実施するための最良な形態 第1図による車輪構造において、1はハブであり、2はスポーク・システムで あり、3はリムである。そのタイヤは、明快にするという理由のために省略され てしまっていて、このことは、その他の全ての図面に関しても適用される。幾分 横方向に変位された態様において、4は、ハブ1がそれに対してネジ止めによっ て固定される車両の車軸構造の部分を示している。この目的のために、リング・ フランジ状の部分1.1の中において、ハブ1は、その1つが1.2として示された取 り付け孔のリングを設ける。 第1図のa)から推測され得るように、スポーク・システム2は、その1つが 2.1として示されている6個のU字形輪郭部材を含んでなる。それらの内側に案 内される側面2.1.1,2.1.2を備えた該6個のU字形輪郭部材は、ハブ1とリム3 の間に導入されるものであり、該リムの内側における平面に係合するそれらの接 続ウェブ2.1.3及び該側面端部は、ハブ1と接触するものであり、任意選択的に は、各々の事例の隣接する端部とも互いに接触する。それらの相互の取り付けに 関して、上述の各部は、溶接されるものであり、任意選択的には、それらの接触 する側面端部もまた一緒に溶接される。その他の接続方法もまた当然ながら実行 可能であることになる。従って、特に接続ウェブ2.1.3は、リム3に対してネジ 止めされることも可能である。U字形輪郭の幅寸法b、即ちそれらの軸方向の伸 長は、好ましくはそれらの厚さ寸法dよりも、例えば10:1という比率で、非 常に大きいものである。スチールが輪郭部材2.1のための材料として使用される ときには、幅寸法bは20mm〜50mmの範囲内にあり、該厚さ寸法は3mm 〜6mmの範囲内にあることが可能である。 特に前述の形式の回転曲げモーメント(リム3に対するその平行位置からのハ ブ1の曲げ)に関して所望される高い剛性は、なかんずく、U字形輪郭部材2.1 の接続ウェブ2.1.3の軸方向に伸長した(幅寸法b)リム3との接触面を介して 、更には、それらの2つの側面2.1.1,2.1.2の端部のこれもまた軸方向に伸長し たハブ1との線形接触によっても、第1図の該構造によって達成されるものであ り、それらは、第1図のb)の断面図において明瞭に観察されることが可能であ る。前記曲げモーメント、特に軸方向における曲げは、それらの厚さ寸法dに対 するそれらの幅寸法bの好適に大きな比率に起因する高い断面二次モーメントに よってU字形輪郭部材2.1に対抗する。更なる補強作用は、ハブ1のリング・フ ランジ状の部分1.1の上における且つそれに対する輪郭部材の部分的に横方向の 係合によって発揮されるものであり、後続の具体例の所定のものの場合と同様に 、固定式又は取外し可能な接続部を設けることも補足的に実行可能であることに なる。 第2図のa)〜d)の断面図は、輪郭部材2.1の軸方向端面が必ずしも真っ直 ぐ(第1図のb)のように)ではないが、車輪軸Aに対して傾斜した角度で方向 付けられることも可能であり、或いはそれに対して湾曲していることさえも可能 であるということを示している。それらの断面図は、輪郭部材2.1が、どのよう にして且つどこでハブ1及びリム3に対して接続され得るのかという様々な可能 性をも示している。ハブ1に対する輪郭部材2.1の接続は、ここでは、保持部材 や留め部材8を使用して取外し可能である。これは、例えばハブ1をもう1つの ハブに交換することを可能にする。結果として生じる利点は、第11図に関連し て更に論じることになる。第2図の全ての具体例では、完成した構造に関して所 望される高い剛性を達成すべく、輪郭部材のハブ1及びリム3に対する相当に増 大した軸方向の接触が、ここでもまた利用されている。更に、それらの具体例は 、リム3に対するハブ1の軸方向位置が、広い範囲内で変更され得るものであり 、このようにすれば、例えばディスク・ブレーキのブレーキ・シューの差込みや スペース要求事項に関して、大抵の多様な要求が容易に考慮され得るということ をも示している。 第3図のa)の車輪構造において、ここでもまた1はハブであり、2はスポー ク・システムであり、3はリムである。スポーク・システム2は、ここでは、そ の1つが2.2として示され、それがハブ1とリム3の間に面一に挿入されて、そ の間で相互に接触しているようにした5個の円形輪郭部材を含んでなる。この5 個の輪郭部材2.2は、夫々にハブ1及びリム3に対してネジ止めされるだけでな く、その1つが5として示されたネジによって互いに対してもネジ止めされる。 第3図のa)の構造において車輪構造の荷重は、常に完成した構造に対して伝 達され、且つ後者によって吸収される。個々の輪郭部材2.2の大きな変形、変位 や回転は不可能である。何故なら、各々の場合に隣接する輪郭部材2.2がそれを 防止するからである。半径方向の荷重が増大すれば、例えば輪郭部材2.2の相互 的な自動係止が存在し、結果として、内部的な補強が存在することになる。互い に対する輪郭部材2.2の接続個所だけでなく、ハブ1及びリム3に対する接続個 所もまた特に圧縮力及びせん断力に曝される。比較的細いネジ5は、これらの力 を吸収するために十分であり得るものである。 第3図のa)の具体例は、本質的に不都合な変形及び回転の作用を有するもの であると考えられ、これまでは車輪構造におけるバネ部材として使用されること がなかった円形のリングのような輪郭部材でさえも、適切に組み合わせれば、全 体的な剛性構造を達成すべく好都合な態様で作用し得るということを示している 。当然ながら、該リングの壁の厚さ寸法は、この目的のために十分に厚く形成さ れなければならない。 第3図のa)で示されたネジ止めシステムの代わりに、輪郭部材2.2は、ハブ 1及びリム3に対してだけでなく、互いに対してもリベット止めされることが可 能であり、或いは溶接又は接着によって一体的に結合されることもまた可能であ る。この接続個所は、せん断応力が大きく掛るので、それは噛合い歯車の間で生 じるような確実な係合を有するだけで足りるものであることも可能である。第3 図のb)は、該輪郭部材が、互いに係合し、且つハブ1及びリム3における歯車 リム1.3,3.1に対しても係合する歯車装置として構成されるようにした1つの実 施例を示している。それらの歯車の1つは、ここでも2.2として示されている。 この実施例では、該構造がその各部の相互回転に関して自動係止的であることが 特に明白である。 第4図において、a)〜p)では、剛性な構造を達成すべく、上述の構造的な 原理が利用されるようにした創意に富んだ車輪構造に関するその他の実行可能な 実施例が概略的に示されている。 第4図のa)の実施例は、ここでは5個の代わりに6個の環状輪郭部材2.2が 存在することを除けば、第3図のa)のものに対応する。 第4図のb)では、該輪郭部材2.3は、各々の場合に六角形である。 第4図のc)もまた六角形の輪郭部材2.3を使用しているが、ここでは、それ らが互いに対してだけでなく、ハブ1及びリム3に対しても、それらのコーナー が向けられている。この輪郭部材2.3の相互接続のためには、溶接が特に好都合 である。ハブ1及びリム3において、該輪郭部材2.3のコーナー、即ち角は溝又 は刻み目の中に確実に固定されることが可能であろう。 第4図のd)の実施例では、第3図のa)の場合と同様に、5個の環状輪郭部 材2.2が存在しているが、それらの直径は、第3図のa)のものより小さい。補 強(compensation)の目的のため、輪郭部材2.1の間、及び後者とハブ1及びリム 3の間には、短いスペーサが挿入される。 第4図のe)の5個の輪郭部材2.4は、楕円の形状を有するものであり、該楕 円の長軸は、半径方向に配置される。 第4図のf)の輪郭部材2.5は、水滴形状であり、この水滴の先端は、ハブ1 に向けられる。逆の配置もまた実行可能であろう。 第4図のe)の実施例は、各々の場合にハブ1とリム3の間の半径方向におい て傾斜するようにした8個の長円形の輪郭部材2.6を有する。 第4図のh)の具体例では、8個の輪郭部材2.7は、四角形であり、正方形の 形状から逸脱することによって安定性が高められる。 第4図のi)の実施例では、2つの異なった直径を備えた輪郭部材2.2,2.8が 組み合わされている。大きな直径を備えた輪郭部材2.2は、円形のものであり、 ハブ1及びリム3に対して接続される。小さな直径を備えた輪郭部材2.8は、円 形ディスク形状のものであり、リム3に対してだけ接続される。 第4図のj)の実施例は、ハブ側面における密集したリムの中に配置された円 形ディスク形状の輪郭部材2.9と、このリム側面におけるU字形の半分輪郭部材2 .10との組合せを示している。この円形ディスク形状の輪郭部材2.9は、ここでは 、ハブ1に対してだけ接続されるものであり、U字形の半分輪郭部材2.10は、リ ム 3に対してだけ接続されるものであり、この接続は、リム3における切欠きの中 に係合することによって確実に実行され得ることになる。この構成に関しては、 個々のスポーク部材の間接的な接続が言及される。外側方向における1つの部材 2.9の半径方向圧力は、U字形又は弧状の半分輪郭部材2.10の「絞り出し(squeez ing away)」を導くものであり、結果として、隣接する部材2.9の半径方向内側に 向けられる圧力をも導くことになる。 第4図のi)における2.8又は第4図のj)における2.9である中実なディスク の代わりに、当然ながら、ここでもまた円形の輪郭部材を使用することが実行可 能であろう。 第4図のk)の実施例では、軸方向において相互に変位された2つの平面の中 において相互に部分的に重複する構成において8個の円形リング形状の輪郭部材 2.2が存在する。 第4図のl)は、軸方向において相互に変位され、相互に部分的に重複して、 ハブ1を取り巻く3つの円形リング形状の輪郭部材2.2を備えた1つの実施例を 示している。 第4図のm)の実施例では、3つの円形リング形状の輪郭部材2.1が、ハブと リムの間において面一且つ相互接触するようにして挿入される。この輪郭部材の 壁の厚さ寸法は、それらの周囲に渡って一様ではなく、最も大きな荷重が予期さ れることになる場所において最も厚く形成されるということが、概略的に示され ている。この荷重に対して適応される一様でない壁の厚さ寸法は、明白に、その 他の全ての実施例においても使用されることが可能であろう。 第4図のn)の実施例は、各々の場合に半径方向の輪郭によって補足的に補強 されるようにした6個の円形リング形状の輪郭部材2.11を使用して構成されるこ とになった。特に視覚的に魅力的であるその他の補強輪郭が採用されることもま た可能であろう。 第4図のo)の実施例では、ハブ1とリム3の間における接続が、4つのU字 形の半分輪郭部材2.10によってのみ産み出される。 第4図のp)は、ハブ1を取り囲む単一の三角形の輪郭部材が使用されるよう にした1つの具体例を示している。 第1図〜第4図の実施例に関して使用された輪郭部材は、全てが、中実である か、半分であるか又は中空の輪郭である棒材から所定の長さになるように直接に 切断されることが可能である。第5図は、このことをa)又はb)に示す如く2 つの中空の輪郭6及び7の具体例を使用する真っ直ぐであるか、傾斜したか及び /又は湾曲した面(第2図を参照)の形成に関して、切断が大抵の多様な態様に おいて行われ得ることをも示している。実行可能な切断線の4つの具体例が、第 5図のc)〜f)において示されている。 第4図のk)及び第4図のl)におけるディスク2.8,2.9のような中実輪郭を 例外として、第1図〜第4図の該輪郭部材は、第6図のa)における円形輪郭部 材に関して示されるものと同様なように、平坦な輪郭の断片又は平坦な打抜き加 工材として、圧延、曲げ加工及び/又は鍛造によって製造されることもまた可能 であろう。第6図のa)のまだ開いているリング2.2は、例えばその両端を溶接 することによって閉鎖されることも可能であるが、好適には、これをハブとリム の間に挿入されるだけで行われることになる。圧延及び/又は曲げ加工によって 、軸方向に関して傾斜したか又は湾曲した軸方向表面を備えた輪郭部材を製造す ることが可能であるためには、特殊に成形された長手方向に一様でない幅寸法の 打抜き加工材が明らかに必要である。更なる面白い形状もまた第6図のb)〜第 6図のe)において例示された態様で示されたように平坦な材料から圧延及び/ 又は曲げ加工によって製造されることが可能である。第1図によるU字形の輪郭 部材2.1の製造もまた当然ながら、この態様において実行可能である。 第7図は、a)〜e)において、排他的ではないが特に第6図による輪郭部材 を使用して製造され得るようにした創意に富んだ車輪構造の実施例を示している 。 従って、第7図のa)は、円形断面を備えた中空輪郭から所定の長さになるよ うに個々に切断され、或いは第6図のa)に従って平坦な材料から圧延されるよ うにした環状の輪郭部材2.2を備えた実施例を示している。詳細には、8個の大 きなリングからなる外側リム及び8個の小さなリングからなる内側リムが存在す る。任意選択的に実質的に同じである実施例が直接的な比較の目的のために第7 図のb)に示されているが、ここでは、該個別的なリングの代わりに、第6図の b)による端から端まで擬似連続的なループ付きの平坦輪郭2.13が存在する。 第7図のc)の実施例では、ここでもまた中空輪郭から所定の長さになるよう に切断され、或いは平坦な材料から製造されることが可能であるようにした4つ の輪郭部材2.14が存在する。第6図のc)による端から端まで擬似連続的な多重 に湾曲した平坦材料2.15を使用するようにした視覚的に非常に類似した実施例が 、第7図のd)に示されている。 第7図のe)は、第7図のd)の連続的な平坦材料2.15が各々の場合に第6図 のd)による数個の開いた輪郭部材2.16に分割され、或いは第6図のe)に よるフック形状の輪郭部材2.17にさえも分割されるようにした実施例を示してい る。 第8図は、a)〜e)において、前述の構造的な形態が、本発明の範囲から離 れることなく、所定の態様又はその他の態様で修正した更なる実施例を示してい る。 第9図は、a)〜c)において、第7図のb)によるものから派生した実施例 を示している。第9図のa)から推測され得るように、第7図のb)の円形ハブ 1は、平坦輪郭2.18の内側ループに対して溶接される穴開きディスク1.2によっ て取り替えられることになった。それらのループ又は穴開きディスク1.3が、円 形の態様において中央開口6を組立てるのである。 第9図のb)の断面図は、平坦輪郭2.18の表面が軸方向Aに対して角度α(誇 張された形態で示されている)傾いて置かれ、穴開きディスク1.3がそれらの表 面に対して平行に方向付けされることを示している。その1つがBとして示され る少なくともそれらのポイントにおいて、平坦輪郭2.18は、リム3に対して溶接 される。平坦輪郭2.18の隣接するループの反対側の接触ポイントでは、必ずしも 必要ではないが、補足的な接続部を提供することも可能である。 このように構成された構造は、第9図のb)及びc)において概略的にのみ示 されたように車軸構造7が部分的にのみ示され、軸方向Aだけでなく中央車軸ジ ャーナル7.2に対しても垂直に方向付けされる係合面7.1を有するようにした車軸 構造に対してネジ止めされるならば、平坦輪郭2.18は、第9図のc)で示された ように、軸方向Aに対して垂直な位置におけるそれらの表面の方向付けに対して 押したり引いたりされる。この位置において完成した構造は、圧縮的に荷重を受 けるのである。 上記溶接接合部Bもまた圧縮的に荷重を受けるものであり、これは、走行の際 に発生する周期的な荷重に関して特に重要である。更に、第9図のc)に従った 該位置への平坦輪郭2.18の押込みは、チャックの態様において中央開口6の締め 付け(constriction)をリードすることになる。車軸構造7の中央ジャーナル7.2 の直径に対してこの開口7を適当に寸法形成すれば、この締め付けは、軸Aに対 する中央心出し(mid-centring)のために利用されることが可能である。 第9図の実施例では、車輪構造全体の最終的な剛性は、全体的な構造及び剛性 に対して機能的に貢献するようにした容易に移動できる取り付け状態の車軸構造 7においてのみ獲得される。車軸構造7は、ここでは、ハブとして、或いは、そ の車輪側部分としての穴開きディスク1.3を備えた少なくともその車軸側部分と して考慮されることが可能であろう。 第10図の実施例では、圧縮的に荷重を受ける外側に配置される溶接接合部B の外に、その1つがCとして示される内側の溶接接合部が存在することも可能で ある。これらの溶接接合部Cもまた圧縮的に予荷重を受けるものである。第1の 段階では、溶接接合部Bだけが第10図のb)による平坦輪郭2.18の応力解放状 態に引き込まれ、該平坦輪郭の表面は、ここでも再び軸方向Aに対して内側に向 け角度α傾けられる。その後、平坦輪郭2.18は、それらの続いて所望される取り 付け位置を越えて外側に向かって押し込まれ、溶接接合部Bが、圧縮的に予荷重 を受けることになる。第10図のc)において示されたこの過剰に圧縮された位 置では、第2の段階において、溶接接合部Cが据え付けられる。軸方向の解放の 後において平坦輪郭2.18が跳ね戻ると、溶接接合部Cもまた圧縮的に予荷重を受 けることになる。両者の溶接接合部B及びCの予荷重の関数として、平坦輪郭2. 18は、第10図のd)において例示的な態様で示されたような平衡位置を採るこ とになる。この平衡位置は、最終的な所望の取り付け位置に対応することが可能 であるが、それに対応するものでなくても構わない。この平衡位置における該平 坦輪郭の表面が、軸方向Aに対して傾けられる場合には、ここでもまた上述のチ ャック及び心出し効果が利用され得ることになる。 第11図の実施例は、ここでは、ハブ1が交換可能な部品として構成され、U 字形輪郭2.1が固定されず、その代わりにそれに対して取外し可能に接続される ということを除けば、第1図のものに略対応する。この構造のための根拠は、そ の量が製造業者毎に変化することになる車軸構造4の中央心出し4.1の上にお ける車両の車輪の心出しにある。その他の点では全く同じ車輪が、結果として様 々な車種に関して容易には使用され得ないのである。これは、車輪製造業者が、 相当多数の種類を保有することと、販売業者及び作業場が大量の在庫を維持する こととを必要にする。第11図の実施例では、特殊な車種又は特定の製造業者の 規格に適応させるためには、都合良く、ハブ1がそれに対応して選択され、或い は交換されなければならないということだけで足りるのである。 ハブ1の交換可能性のもう1つの利点は、車輪のいわゆる差込みEの修正の可 能性である。この差込みEは、該車両の輪距の幅寸法に関して共通して限定的な ものである。この差込みEは、交換可能なハブ1の軸方向の厚さ寸法を変化させ ることによって修正され得るものであることが明白である。 U字形の輪郭部材2.1の側面2.1.1及び2.2.2の端部を交換可能なハブ1と取外 し可能に接続するために、更に、−般的に、第2図の実施例の場合のように前記 側面の位置を固定するためには、第11図のc)〜e)において断面図で示され たように、それらの側面端部の間に取り付けられ、或いはそれらを外側から取り 巻くようにした保持部材即ち留め部材8が設けられる。留め部材8は、その同じ U字輪郭部材の側面(第11図のa)、底部)或いは隣接する輪郭部材の側面( 第11図のa)、上部と結合されることが可能である。 この時点で、上述の実施例によれば、特に回転曲げモーメントに関する所望の 高い剛性が、なかんずく、一方ではハブ1と接触し他方ではリム3と接触するよ うにして軸方向に比較的延びる輪郭部材の接触面又は接触線を介して達成される ということが再び強調される。この輪郭部材は、結果として、ハブ1とリム3の 間において擬似的に「クランプ」されるものであり、更に、半径方向においては 、部分的且つ補足的ではあっても、例えば第1図のハブ1のリング・フランジ状 部分1.1のように前記部材の外側形状に対しても係合する。このようにすれば、 ハブ1及びリム3の固有の剛性が、最適な態様で構造全体の剛性に組み込まれる のである。 以上の実施例は、非制限的な態様において理解されるべきものであり、簡単な 態様における創意に富んだ考案の範囲内において数多くの構造及び形態が実行さ れることが可能であることを単に示しているものであるに過ぎないのである。上 述の実施例は、当然ながら、互いに組み合わせられ得るものであり、その他のも のと組み合わせられることも可能である。以上の説明の範囲内におけるそれらの 構成は、規定されたものではなく、所定の僅かな変形が、独立した創意に富んだ 品質を有することも可能である。これは、例えば締め付けによる溶接接合部の予 荷重又は中央心出しに関する第9図及び第10図の実施例、或いは、第11図に 従った交換可能なハブに関する実施例に関しても当て嵌まることである。第9図 〜第11図の実施例もまた圧延され或いは曲げ加工される平坦な輪郭の使用に対 して限定されるものではないのである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年12月23日(1998.12.23) 【補正内容】 明細書 特に車両のための車輪構造 技術分野 本発明は、リム及びスポーク・システムを有して、このスポーク・システムが ハブとリムの間において力を伝達するための少なくとも1つの輪郭部材(profile element)を有するようにした特に車両(automobile)のための車輪構造(wheel co nstruction)に関するものである。 ここで、スポーク・システムという用語は、最も広い意味において、ハブとリ ムの間に位置決めされる全ての構造手段をカバーするものであって、それらの間 において力を伝達するために使用されるものとして理解されるべきである。この ハブは、該車輪構造の中心に配置されるものであり、車軸構造に対する接続部材 でもある。それは、スポーク・システムに対して実質的に固定されて、車輪交換 目的のために車軸構造に対して取外し可能に固定され得るものであり、或いは逆 にスポーク・システムに対して取外し可能に接続されて、車軸構造に対して実質 的に固定されることも可能である。更に、ハブの各部は、スポーク・システムの 上に配置されて、該車軸構造の上における更なるハブ部分と取外し可能に接続さ れることもまた可能である。リムという用語は、これ以降、それが少なくともス ポーク・システムをも包含するときに引用符号(inverted comma)に入れない限り 、それは単にタイヤを支持する該車輪の外側のリングを意味するに過ぎないもの であると理解される。 ここで、「剛性」という用語は、車輪構造がそれに対して作用する力及びトル クを受けても実質的には変形されないということ、即ち既知の「スチール又は軽 金属リム」の場合を少なくとも越えないか又は大きくは越えない程度にしか変形 されないということを意味するものと理解される。既存の車両の標準的な走行ス トロークであり、車輪・サスペンションの領域内では10cmに達して、タイヤ の領域内でもまだ3cmあるという場合とは違って、許容可能な変形は、僅かに 数ミリメートルである。 少なくとも1つの輪郭部材は、半径方向及び/又は周方向における必ずしも一 様でないその壁の厚さ寸法よりも遥かに大きい幅寸法をその軸方向において有す る。 最新の車輪構造は、通常は標準化されている様々な試験を受けなければならな い。これらの試験の中で最も厳しいものは、該車輪が作業台に対して固定され、 そのハブに略1mの長さの棒材が固定されるようにした回転曲げ試験である。続 いて、その自由端部は、明確に規定された力を付加しつつ、円形の態様で所定時 間に渡って撓められる。上述の剛性を欠くものであれば、この試験に合格するこ とが可能ではないということになるのである。 上記輪郭部材は、所望の断面形状を既に有するようにした中実であるか、半分 であるか又は中空の輪郭であるか或いは断片的である長い棒材(いわゆる半完成 品)から都合良く切断されることが可能である。例えばレーザ切断のような最新 の切離しの方法即ち切断方法によれば、これは再加工が全く不要であるような態 様において実行され得ることになる。実行可能な断面形状は、特にU字形又はV 字形であるが、ディスク、リング、多角形及び水滴形、更にはそれらの組合せの ものでもある。しかしながら、該輪郭部材は、平坦な輪郭の断片から又は平坦な 打抜き加工材から圧延及び/又は曲げ加工によって製造されることもまた可能で ある。 もう1つの好適な実施例によれば、ハブは交換可能な部品として構成される。 これは、車輪を全体として交換することなしに、様々な製造業者又は車両形式の 異なった寸法の中央心出し及び/又はいわゆる差込み(inset)の変位に対して適 応することを許容するものであり、車輪形式の多様性における相当な削減をも容 認することになる。 上記輪郭部材は、スチール又は軽金属(又は軽金属合金)で形成される。 本発明は、これ以降、限定的ではない実施例に関連して以下のような添付図面 を参照して更に詳細に説明される。 図面の簡単な説明 第1図は、a)が本発明の好適な第1実施例による数個のU字形の輪郭部材を 備えた車両の車輪構造の正面図であり、b)がI−Iに沿える断面図である。 第2図は、a)〜d)に第1図による様々な車輪構造の断面図である。 第3図は、a)が数個の環状の輪郭部材を備えた実施例を示し、b)が車輪構 造を歯車装置として構成した実施例を示している。 第4図は、a)〜p)に中実であるか半分であるか又は中空の輪郭である棒材 から所定の長さになるように直接に切断されることが可能であるようにした輪郭 部材を備えた創意に富んだ車輪構造の実施例を概略的に示している。 請求の範囲 1.リム(3)及びスポーク・システム(2)を具備して、該スポーク・シス テム(2)が、ハブ(1)とリム(3)の間で力を伝達するための少なくとも1 つの輪郭部材(2.1〜2.18)を有するようにした車輪構造であって、前記部分が 本質的に剛性の構造の中に結合され或いは結合され得るようにし、この剛性の構 造は、それに対して作用する意図的な力及びトルクを受けても、変形しないか、 又は数ミリメートルだけ変形するようにし、 少なくとも1つの輪郭部材が、 a)少なくとも部分的には、各々の場合に規則正しい結晶構造を備えた、スチ ール、軽金属又は軽金属合金によって形成されるようにし、 b)半径方向及び/又は周方向における必ずしも一様でないその壁の厚さ寸法 (d)よりも有意に大きいものである、その軸方向(A)における幅寸法(b) を有するようにしたことを特徴とする車輪構造。 2.少なくとも1つの輪郭部材が、リムとの大きな接触面積を有して、その伸 長が半径方向及び/又は周方向における必ずしも一様でないその壁の厚さ寸法よ りも遥かに大きいものであるようにした請求の範囲第1項記載の車輪構造。 3.少なくとも1つの輪郭部材の必ずしも一様でない幅寸法が、20mm〜5 0mmの間にあり、及び/又は、少なくとも1つの輪郭部材の必ずしも一様でな い該壁の厚さ寸法が、3mm〜6mmの間にあり、幅寸法と壁の厚さ寸法の間の 比が、略1:10であるようにした請求の範囲第1項または第2項記載の車輪構 造。 4.ハブとリムの間における力が、少なくとも1つの輪郭部材のスポーク状部 分によって伝達されるようにした請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の 車輪構造。 5.スポーク状部分の個数が、最大12個であり、特に最大8個のみであるよ うにした請求の範囲第4項記載の車輪構造。 6.スポーク状部分(2.1.1,2.1.2)が、各々の場合に、対にして平行に方向 付けされ、半径に対して離間されるようにした請求の範囲第4項または第5項記 載の車輪構造。 7.スポーク状部分が、U字形の輪郭部材(2.1)の脚部(2.1.1,2.1.2)で あるようにした請求の範囲第4項〜第6項のいずれかに記載の車輪構造。 8.U字形輪郭部材が、接続ウェブ(2.1.3)を有して、それに対して係合し 、及び/又はリム(3)に対して固定されるようにした請求の範囲第7項記載の 車輪構造。 9.スポーク状部分が、各々の場合に内側のハブ側端部を有して、各々の個別 的な部分の各々のそのような端部が、隣接する部分の対応する端部と接触してい るようにした請求の範囲第4項〜第8項のいずれかに記載の車輪構造。 10.少なくとも1つの輪郭部材が、中実であるか、半分であるか又は中空の 輪郭(6,7)から、それに対応する断面を備えて、所定の長さに切断されるよ うにした請求の範囲第1項〜第9項のいずれかに記載の車輪構造。 11.少なくとも1つの輪郭部材が、平坦な輪郭の断片又は平坦な打抜き加工 材から、圧延及び/又は曲げ加工及び/又は鍛造によって製造されるようにした 請求の範囲第1項〜第9項のいずれかに記載の車輪構造。 12.少なくとも1つの輪郭部材(2.1〜2.18)が、ハブ(1)及び/又はリ ム(3)だけでなく、任意選択的には隣接する輪郭部材に対しても、好適には相 互接続され、或いは係合するようにした請求の範囲第1項〜第11項のいずれか に記載の車輪構造。 13.少なくとも1つの輪郭部材(2.1〜2.18)が、ハブ(1)及び/又はリ ム(3)だけでなく、任意選択的には隣接する輪郭部材に対してもネジ止めされ 、リベット止めされ、及び/又は一体的に及び/又は確実に相互接続されるよう にした請求の範囲第12項記載の車輪構造。 14.輪郭部材が、少なくとも部分的にはU字形又はV字形(2.1,2.10)、 円形(2.1,2.4,2.6)、ディスク形状(2.8,2.9)、水滴形状(2.5)、多角形 (2.3,2.7)又はループ状の湾曲であるようにした請求の範囲第1項〜第13項 のいずれかに記載の車輪構造。 15.少なくとも個別的な輪郭部材(2.1〜2.18)の軸方向表面が、車輪軸( A)に対して傾斜した角度で方向付けされ、或いはそれに対して湾曲されるよ うにした請求の範囲第1項〜第14項のいずれかに記載の車輪構造。 16.輪郭部材(2.2)が、数個の平面の中に連続的に配置されるようにした 請求の範囲第1項〜第15項のいずれかに記載の車輪構造。 17.少なくとも1つの輪郭部材の壁の厚さ寸法が、全体的に一様ではなく、 予測される応力及び荷重に対して適応されるようにした請求の範囲第1項〜第1 6項のいずれかに記載の車輪構造。 18.特にスポーク・システム(2.18)とリム(3)の間の接続部(B,C) である様々な部分の間における接続部の少なくとも1つが、容易に移動できる取 り付け状態において圧縮的に予荷重を掛けられるようにした請求の範囲第4項〜 第17項のいずれかに記載の車輪構造。 19.車軸構造の部分(7,7.1,7.2)を車軸側ハブ部分として含んでなり、 予荷重及び本質的に剛性の構造が、該スポーク・システム(2.18)及び/又は車 輪側ハブ部分に該車軸側ハブ部分によって筋交いを入れることによって獲得され るようにした請求の範囲第18項記載の車輪構造。 20.スポーク・システム(2.18)に車軸構造の前記部分によって筋交いを入 れる際に、スポーク・システムの中における中央開口が、チャックの態様で半径 方向に締め付けされ、結果として、該スポーク・システム及びリムが、該車軸構 造のジャーナルにおいて中央心出しされるようにした請求の範囲第19項記載の 車輪構造。 21.ハブ(1)が、スポーク・システム(2)に対して取外し可能に接続さ れる交換可能な部分を有するようにした請求の範囲第1項〜第20項のいずれか に記載の車輪構造。 22.請求の範囲第1項〜第21項のいずれかに記載の車輪構造のスポーク・ システム。 【手続補正書】 【提出日】平成11年5月7日(1999.5.7) 【補正内容】 請求の範囲 1.リム(3)及びスポーク・システム(2)を具備して、該スポーク・シス テム(2)が、ハブ(1)とリム(3)の間で力を伝達するための少なくとも1 つの輪郭部材(2.1〜2.18)を有するようにした車輪構造であって、前記部分が 本質的に剛性の構造の中に結合され或いは結合され得るようにし、この剛性の構 造は、それに対して作用する意図的な力及びトルクを受けても、変形しないか、 又は数ミリメートルだけ変形するようにし、 少なくとも1つの輪郭部材が、 a)少なくとも部分的には、各々の場合に該輪郭の長手方向において一様に方 向付けられる 結晶構造を備えた、スチール、軽金属、又は軽金属合金によって形 成されるようにし、 b)半径方向及び/又は周方向における必ずしも一様でないその壁の厚さ寸法 (d)よりも有意に大きいものである、その軸方向(A)における必ずしも一様 でない 幅寸法(b)を有するようにしたことを特徴とする車輪構造。 2.少なくとも1つの輪郭部材が、リムとの大きな接触面積を有して、その伸 長が半径方向及び/又は周方向における必ずしも一様でないその壁の厚さ寸法よ りも遥かに大きいものであるようにした請求の範囲第1項記載の車輪構造。 3.少なくとも1つの輪郭部材の必ずしも一様でない幅寸法が、20mm〜5 0mmの間にあり、及び/又は、少なくとも1つの輪郭部材の必ずしも一様でな い該壁の厚さ寸法が、3mm〜6mmの間にあり、幅寸法と壁の厚さ寸法の間の 比が、略1:10であるようにした請求の範囲第1項または第2項記載の車輪構 造。 4.ハブとリムの間における力が、少なくとも1つの輪郭部材のスポーク状部 分によって伝達されるようにした請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の 車輪構造。 5.スポーク状部分の個数が、最大12個であり、特に最大8個のみであるよ うにした請求の範囲第4項記載の車輪構造。 6.スポーク状部分(2.1.1,2.1.2)が、各々の場合に、対にして平行に方向 付けされ、半径に対して離間されるようにした請求の範囲第4項または第5項記 載の車輪構造。 7.スポーク状部分が、U字形の輪郭部材(2.1)の脚部(2.1.1,2.1.2)で あるようにした請求の範囲第4項〜第6項のいずれかに記載の車輪構造。 8.U字形輪郭部材が、接続ウェブ(2.1.3)を有して、それに対して係合し 、及び/又はリム(3)に対して固定されるようにした請求の範囲第7項記載の 車輪構造。 9.スポーク状部分が、各々の場合に内側のハブ側端部を有して、各々の個別 的な部分の各々のそのような端部が、隣接する部分の対応する端部と接触してい るようにした請求の範囲第4項〜第8項のいずれかに記載の車輪構造。 10.少なくとも1つの輪郭部材が、中実であるか、半分であるか又は中空の 輪郭(6,7)から、それに対応する断面を備えて、所定の長さに切断されるよ うにした請求の範囲第1項〜第9項のいずれかに記載の車輪構造。 11.少なくとも1つの輪郭部材が、平坦な輪郭の断片又は平坦な打抜き加工 材から、圧延及び/又は曲げ加工及び/又は鍛造によって製造されるようにした 請求の範囲第1項〜第9項のいずれかに記載の車輪構造。 12.少なくとも1つの輪郭部材(2.1〜2.18)が、ハブ(1)及び/又はリ ム(3)だけでなく、任意選択的には隣接する輪郭部材に対しても、好適には相 互接続され、或いは係合するようにした請求の範囲第1項〜第11項のいずれか に記載の車輪構造。 13.少なくとも1つの輪郭部材(2.1〜2.18)が、ハブ(1)及び/又はリ ム(3)だけでなく、任意選択的には隣接する輪郭部材に対してもネジ止めされ 、リベット止めされ、及び/又は一体的に及び/又は確実に相互接続されるよう にした請求の範囲第12項記載の車輪構造。 14.輪郭部材が、少なくとも部分的にはU字形又はV字形(2.1,2.10)、 円形(2.1,2.4,2.6)、ディスク形状(2.8,2.9)、水滴形状(2.5)、多角形 (2.3,2.7)又はループ状の湾曲であるようにした請求の範囲第1項〜第13項 のいずれかに記載の車輪構造。 15.少なくとも個別的な輪郭部材(2.1〜2.18)の軸方向表面が、車輪軸 (A)に対して傾斜した角度で方向付けされ、或いはそれに対して湾曲されるよ うにした請求の範囲第1項〜第14項のいずれかに記載の車輪構造。 16.輪郭部材(2.2)が、数個の平面の中に連続的に配置されるようにした 請求の範囲第1項〜第15項のいずれかに記載の車輪構造。 17.少なくとも1つの輪郭部材の壁の厚さ寸法が、全体的に一様ではなく、 予測される応力及び荷重に対して適応されるようにした請求の範囲第1項〜第1 6項のいずれかに記載の車輪構造。 18.特にスポーク・システム(2.18)とリム(3)の間の接続部(B,C) である様々な部分の間における接続部の少なくとも1つが、容易に移動できる取 り付け状態において圧縮的に予荷重を掛けられるようにした請求の範囲第4項〜 第17項のいずれかに記載の車輪構造。 19.車軸構造の部分(7,7.1,7.2)を車軸側ハブ部分として含んでなり、 予荷重及び本質的に剛性の構造が、該スポーク・システム(2.18)及び/又は車 輪側ハブ部分に該車軸側ハブ部分によって筋交いを入れることによって獲得され るようにした請求の範囲第18項記載の車輪構造。 20.スポーク・システム(2.18)に車軸構造の前記部分によって筋交いを入 れる際に、スポーク・システムの中における中央開口が、チャックの態様で半径 方向に締め付けされ、結果として、該スポーク・システム及びリムが、該車軸構 造のジャーナルにおいて中央心出しされるようにした請求の範囲第19項記載の 車輪構造。 21.ハブ(1)が、スポーク・システム(2)に対して取外し可能に接続さ れる交換可能な部分を有するようにした請求の範囲第1項〜第20項のいずれか に記載の車輪構造。 22.請求の範囲第1項〜第21項のいずれかに記載の車輪構造のスポーク・ システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 975/97 (32)優先日 平成9年4月25日(1997.4.25) (33)優先権主張国 スイス(CH) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.リム(3)及びスポーク・システム(2)を具備して、該スポーク・シス テム(2)が、ハブ(1)とリム(3)の間で力を伝達するための少なくとも1 つの輪郭部材(2.1〜2.18)を有するようにした車輪構造であって、前記部分(2 .1〜2.18,3)が本質的に剛性の構造の中に結合され或いは結合され得るように したことを特徴とする車輪構造。 2.少なくとも1つの輪郭部材が、中実であるか、半分であるか又は中空の輪 郭(6,7)から、それに対応する断面を備えて、所定の長さに切断されるよう にした請求の範囲第1項記載の車輪構造。 3.少なくとも1つの輪郭部材が、平坦な輪郭の断片又は平坦な打抜き加工材 から、圧延及び/又は曲げ加工及び/又は鍛造によって製造されるようにした請 求の範囲第1項記載の車輪構造。 4.少なくとも1つの輪郭部材(2.1〜2.18)が、ハブ(1)及び/又はリム (3)だけでなく、任意選択的には隣接する輪郭部材に対しても、好適には、相 互接続され、或いは係合するようにした請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに 記載の車輪構造。 5.少なくとも1つの輪郭部材(2.1〜2.18)が、ハブ(1)及び/又はリム (3)だけでなく、任意選択的には隣接する輪郭部材に対しても、ネジ止めされ 、リベット止めされ、及び/又は一体的に及び/又は確実に相互接続されるよう にした請求の範囲第4項記載の車輪構造。 6.前記輪郭部材が、少なくとも部分的には、U字形又はV字形(2.1,2.10 )、円形(2.1,2.4,2.6)、ディスク形状(2.8,2.9)、水滴形状(2.5)、多 角形(2.3,2.7)又はループ状の湾曲であるようにした請求の範囲第1項〜第5 項のいずれかに記載の車輪構造。 7.少なくとも個別的な輪郭部材(2.1〜2.18)の軸方向表面が、車輪軸(A )に対して傾斜した角度で方向付けされ、或いはそれに対して湾曲されるように した請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の車輪構造。 8.前記輪郭部材(2.2)が、数個の平面の中に連続的に配置されるようにし た請求の範囲第1項〜第7項のいずれかに記載の車輪構造。 9.単数又は複数個の該輪郭部材(2.1〜2.18)が、少なくとも部分的には、 スチール、軽金属、又は軽金属合金によって形成されるようにした請求の範囲第 1項〜第8項のいずれかに記載の車輪構造。 10.少なくとも1つの輪郭部材の壁の厚さ寸法が、全体的に一様ではなく、 該予測される応力及び荷重に対して適応されるようにした請求の範囲第1項〜第 9項のいずれかに記載の車輪構造。 11.特にスポーク・システム(2.18)とリム(3)の間の接続部(B,C) である様々な部分の間における接続部の少なくとも1つが、容易に移動できる取 り付け状態において圧縮的に予荷重を掛けられるようにした請求の範囲第4項〜 第10項のいずれかに記載の車輪構造。 12.車軸構造の部分(7,7.1,7.2)を車軸側ハブ部分として含んでなり、 該予荷重及び本質的に剛性の構造が、該スポーク・システム(2.18)及び/又は 車輪側ハブ部分に該車軸側ハブ部分によって筋交いを入れることによって獲得さ れるようにした請求の範囲第11項記載の車輪構造。 13.スポーク・システム(2.18)に該車軸構造の前記部分によって筋交いを 入れる際に、該スポーク・システムの中における中央開口が、チャックの態様で 半径方向に締め付けられ、結果として、該スポーク・システム及びリムが、該車 軸構造のジャーナルにおいて中央心出しされるようにした請求の範囲第12項記 載の車輪構造。 14.ハブ(1)が、該スポーク・システム(2)に対して取外し可能に接続 される交換可能な部分を有するようにした請求の範囲第1項〜第13項のいずれ かに記載の車輪構造。 15.請求の範囲第1項〜第14項のいずれかに記載の車輪構造のスポーク・シ ステム。
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