JP2001507918A - 高圧巻線と巻線を支持する弾性物体を含む回転電気機械および該機械を製造する方法 - Google Patents

高圧巻線と巻線を支持する弾性物体を含む回転電気機械および該機械を製造する方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、巻線が固定子(1)のスロット(5)を通じて引っ張られる固定子を有する回転電気機械に関する。本発明によれば、巻線は高圧ケーブル(6)からなり、複数の弾性物体(13)が少なくとも1つのケーブル・リードスルー(6)に沿って配置される。物体(13)はケーブル・リードスルー(6)に圧力をもって当接するよう配置される。本発明はまた、こうした機械を製造する方法に関する。この方法によれば、固定子が高圧ケーブルで巻かれ、その後複数の弾性物体が、少なくとも1つのスロットの中で隣接するケーブル・リードスルーとスロットの1つの壁との間に形成される空間に軸方向に挿入される。

Description

【発明の詳細な説明】 高圧巻線と巻線を支持する弾性物体を含む 回転電気機械および該機械を製造する方法 本発明は、第1の態様において、請求項1の前文で説明された種類の回転電気 機械、例えば、同期機、正常同期機と共に、二重送り機、非同期静的電流変換器 カスケードでの応用、外側回転機および同期流れ機に関する。 本発明の第2の態様は請求項18の前文で説明された種類の方法に関する。 本出願では、「半径方向」、「軸方向」および「周辺の」という用語は、特に 指示のない限り機械の固定子に関して定義される。「ケーブル・リードスルー」 という用語は、本出願において、スロットを通じて延びるケーブルの個々の長さ の各々のことである。 前記機械は主として、発電所において電力を発生する発電機として使用される 。前記機械は高電圧での使用を目的とする。高電圧とはここでは10kVを超え る平均電圧であると理解される。本発明による機械の通常の動作範囲は36〜8 00kVである。 このような機械は従来6〜30kVの範囲の電圧用に設計されてきており、普 通30kVが上限と考えられてきた。これは通常、電圧を電力回路網のレベル、 すなわち約100〜400kVの範囲に昇圧する変圧器を介して発電機を電力回 路網に接続することを意味する。 以下のケーブルで、電力伝送用ケーブル(例えば、XLPEケーブル)で使用 されるものと同様の固体絶縁材で絶緑された高圧導体を固定子巻線に使用するこ とによって、機械の電圧は、機械を中間変圧器なしに電力回路網に直接接続でき るレベルまで高められる。XLPEとは、架橋ポリエチレンのことである。 この概念は一般に、ケーブルが固定子に配置されるスロットは従来の技術の場 合より深い(電圧が高く巻線数が多いため絶縁材が厚い)必要があるということ を意味する。これによって、コイル端部、歯および巻線の領域の冷却、振動およ び固有振動数に関する新しい問題が発生する。 ケーブルをスロットに固定することも、ケーブルの外側の層を損傷せずにケー ブルをスロットに挿入するという問題を生じる。ケーブルは100Hzの周波数 を有する電流の影響下にあるが、これは振動する傾向を生じ、外形に関する製造 公差の他に、その寸法は温度の変化(すなわち、負荷の変化)によっても変化す る。 電流を伝送、再伝送および分配のため高圧回路網に供給する場合、支配的な技 術は導入部で言及したように発電機と電力回路網の間に変圧器を挿入することで あるが、すでに電圧を直接回路網のレベルで発生することによって変圧器を除去 すべく努力することが知られている。こうした発電機は米国特許第4,429, 244号、米国特許第4,164,672号および米国特許第3,743,86 7号で説明されている。 10〜20kVまでの電圧範囲で良好な結果を生じる回転機械用のコイルを製 造することが可能であると考えられている。 例えば、“Electrical World”、1932年10月15日、 524〜525ページから明らかなように、これより高い電圧用の発電機を開発 する努力がある時期に進行中であった。これは、Parsonによって1929 年に設計された発電機が33kV用に構成された方法を説明する。ベルギーのL angerbruggeにある発電機も、36kVの電圧を生じたと説明されて いる。この論文はさらに電圧レベルを増大する可能性も考慮しているが、これら の発電機の基礎となった概念の発展は途絶えてしまった。これは主として絶縁シ ステムの欠陥によるが、そこではワニスを含浸した雲母箔と紙の多数の独立した 層が使用されていた。 同期発電機の設計における水平思考のいくつかの試みが、J.Elektro technika、第1号、1970年の第6頁−第8頁、「水および油冷却式 ターボ発電機TVM−300」(“Water−and−oil−cooled Turbogenerator TVM−300”in J.Elektro technika,No.1 1970,page 6−8)と題された論文で ある米国特許第4,429,244号「発電機の固定子」(US4,429,2 44“Stator of generator”)および、ロシアの特許明 細書であるソ連邦特許第955369号で説明されている。 J.Elektrotechnikaで説明された水および油冷却式同期機は 20kVまでの電圧を使用する。この論文は固定子が油に完全に浸るようにする 油/紙の絶縁材からなる新しい絶縁システムを説明している。油は絶縁材を構成 すると同時に冷却剤としても使用される。誘電体油分離リングがコアの内面に提 供され、固定子中の油が回転子の方向に漏出するのを防止する。固定子巻線は、 油と紙の絶緑材を備えた楕円形で中空の形状を有する導体から製造される。絶縁 材を有するコイルの側面は、ウェッジによって矩形断面を有するスロットに保持 される。油は、中空導体と固定子壁の空隙の両方で冷却剤として使用される。し かし、この冷却システムはコイル端部で油と電気の両方について多数の連結部を 必要とする。また、厚い絶縁材は導体の湾曲部の半径の増大に帰結し、それがコ イル・オーバハングの寸法を増大させる。 上記米国特許は、固定子巻線用の台形スロットを有する積層板の磁気コアを含 む同期機の固定子部品に関する。固定子巻線の絶縁の必要は、巻線の中性点に最 も近い部分が位置する回転子の方向に進むに連れて小さくなるので、スロットに は段が付いている。固定子部分には、コアの内面に最も近い位置にある誘電体油 分離シリンダも含まれる。この部分は、このリングのない機械と比較して励起の 必要を増大することがある。固定子巻線は、コイルの各層と同じ直径を有する油 を含浸したケーブルから製造される。各層は、スロットの中でウェッジによって 固定されたスペーサによって互いに分離されている。巻線は、直列に連結された 「半巻線」からなるという特徴を有している。2つの半巻線の1つが絶縁シース の内部の中心に位置している。固定子巻線の導体は周囲の油によって冷却される 。非常に多量の油を使用することの欠点は、漏れの危険と、不良条件の結果生じ る大規模な清掃処理である。スロットの外側に位置する絶縁シースの部分は円筒 形部分と円錐形遮蔽部分を有するが、その役目は電界強度をケーブルがプレート を離れる場所に向けることである。 ソ連邦特許第955369号から、同期機の定格電圧を増大する別の試みでは 、油冷却式固定子巻線が、すべての層について同じ寸法の中高電圧用絶縁材を有 する導体からなることが明らかである。導体は、導体の断面積と固定および冷却 の ために必要な空間に対応する円形の放射状に配置された開口の形状の固定子スロ ットに配置される。様々な放射状に配置された巻線の層が、絶縁チューブに取り 囲まれその中に固定される。絶縁スペーサ要素がチューブをスロットの中に固定 する。油冷却を考慮して、ここでも油冷却剤を内部エアギャップから密閉する内 部誘電体リングが必要である。例示としての構成では、絶縁材、固定子スロット のどちらにも段付けは示されていない。この構成は、別個の固定子スロットの間 の非常に狭い放射状のくびれを示し、機械の励起の必要に大きく影響する大きな スロットの漏れの流れを必然的に伴っている。 1984年4月の電力研究学会EPRIの報告EL−3391(Electr ic Power Research Institute,EPRI,EL− 3391,from April 1984)では、発電機を中間変圧器なしで 電力回路網に接続する目的で発電機においてより高い電圧を達成する発電機概念 が説明されている。この報告の考えるところでは、この解決法は有効で経済的に 有利なため有益である。電力回路網に直接接続する発電機の開発を開始するのが 1984年に可能と考えられた主要な理由は、この時までに超伝導回転子が開発 されたことである。超伝導電界の大きな励起能力によって電気的ストレスに耐え る十分な厚さを有するエアギャップ巻線の使用が可能になる。 励起回路の構造を、巻線、いわゆる「モノリス・シリンダ・アーマチュア」、 導体の2つのシリンダが絶縁材の3つのシリンダの中に密閉され、構造全体が歯 なしで鉄製コアに取り付けられる概念と結合することによって、高圧用回転電気 機械が電力回路網と直接接続できると考えられる。この解決法によって、主絶縁 材を回路網−回路網間および、回路網−接地間の電位に耐えるよう充分に厚くす ることが必要になる。超伝導回転子を必要とすることの他に、提案された解決法 の明らかな欠点は、非常に厚い絶縁材を必要とするため機械の寸法を増大するこ とである。コイル端部は、大きな電界を端部に導くために、油またはフレオンで 絶縁および冷却しなければならない。機械全体は、液体誘電媒体が大気から水分 を吸収するのを防止するため密閉すべきである。 本発明は、ケーブルを固定子スロットに挿入する際のケーブル表面の損傷を回 避し、運転中の振動によって発生する表面に対する摩耗を回避することに関連す る上記の問題に関する。ケーブルを挿入するスロットは比較的不均一または粗く なっているが、これは、完全に均一な表面を得るよう十分正確に積層板の位置を 管理するのが実際上きわめて困難なためである。粗い表面は鋭いエッジを有し、 それがケーブルを取り巻く半導体層の一部を削り落とすことがある。これが動作 電圧でのコロナ放電や破損につながる。 ケーブルがスロットに配置され十分に締め付けられる場合、運転中に損傷する 危険はない。十分に締め付けることは、作用する力(主として二重電源周波数に よる半径方向に作用する電流の力)が、半導体表面に摩耗を生じる振動を発生し ないということを意味する。外部半導体は運転中の機械的損傷に対して保護され なければならない。 運転中、ケーブルはXLPE材料が膨張する熱的負荷の影響も受ける。例えば 、145kV XLPEケーブルの直径は温度が20°から70°に上昇すると 約1.5mm増大する。ケーブルは熱膨張によって必要とされる空間を与えられ なければならない。 この背景に対し、本発明の目的は、考慮中の種類の機械の達成に関連する問題 を解決し、ケーブルが振動の結果による巻線中の機械的損傷の影響を受けず、ケ ーブルの熱膨張が許容されるようにすることである。これを達成することによっ て、機械的に保護された外部層を有さないケーブルの使用が可能になる。この場 合ケーブルの外部層は機械的損傷を受けやすい薄い半導体材料からなる。 本発明の第1の態様によれば、これは請求項1の前文で説明された種類の機械 と、この請求項の特徴を示す部分で定義された特徴を与えることによって解決さ れる。 弾性物体のため、高圧ケーブルは長さに沿ったある位置で締め付けられ、振動 の問題を低減する。従って信号がある重要な周波数範囲で固有振動を発生しない ことが確保される。特に100Hzの固有振動が避けられる。 本発明の好適実施形態によれば、少なくとも1つの半導体層が、中間固体絶縁 材と同等の熱膨張係数を有する。導体の熱による運動の際欠陥、裂け目等が避け られる。 本発明は主として、複数のより線部分を有する内部コア、内部半導体層、これ を取り巻く絶縁層および、後者を取り巻く外部半導体層から構成されたケーブル との使用を目的とし、その利点は上記のケーブルと関連して特に明らかになるが 、ケーブルは特に20〜200mmの直径と40〜3000mm2の導体面積を 有する。 本適用業務はこうしたケーブルと共に本発明の好適実施形態を構成する。 本発明の好適実施形態では、弾性物体がそれぞれのケーブル・リードスルーの すぐ近くに配置される。 上記実施形態の好適なバージョンでは、各弾性物体は2つの隣接するケーブル のリードスルーに当接するよう配置され、必要な物体の数を低減する。 本発明の利点はスロットが交互に幅の広い部分と狭い部分を備えている場合、 特に興味深い。こうした設計によってケーブルの安定した固定が確保され、固定 子積層材の空間の最適な利用が可能になる。この場合、狭い部分がスロットの方 向に突出したスロット壁の1つによって形成されるので有利である。他のスロッ トの空間はより幅広く、弾性物体のための空間を提供する。対応する場所のもう 1つのスロット壁は平坦で、隣接する幅広い部分に対する接線を構成するので有 利である。 物体は適切にはシリコンゴム製である。これは弾性の見地からと、拡散してケ ーブルの外部半導体層を腐食しかねない処理油がないため適切である。 本発明のまた他の好適実施形態では、各弾性物体は軸方向断面で凸状の輪郭を 有する。これは物体がスロットに挿入される際摩擦抵抗を少なくする。 また他の実施形態では、物体はケーブルの周囲に配置され、それを取り巻く支 持部材として設計される。 支持部材は、固定子が巻かれている場合ケーブルのスロットへの挿入を容易に する。その後ケーブルは支持部材を通じて引っ張られるが、各支持物体はケーブ ルが次の方向に引っ張られる際ケーブルの位置決めに寄与する。この場合、ケー ブルは比較的剛体なので、次の支持部材の方向に案内され、それを通り抜ける。 ケーブルの剛性によって、挿入の際ケーブルがスロット壁に接触する危険がない ことが確保される。従って、壁の積層材がケーブルの損傷を受けやすい外部表面 を傷つけ、損傷につながる危険が回避される。 この実施形態の好適なバージョンでは、支持部材はスロット壁にある環状くぼ みの中に配置されている。従って、ケーブルは、動作中膨張する場合、このくぼ みの中で支持要素を圧迫し、くぼみの間のスロット壁に達する。 各支持部材は適切にはゴム・リングの形態であり、スロット壁に接着されるの で有利である。 本発明による前記機械の上記および他の有利な実施形態は、請求項1の従属請 求項で定義される。 本発明の第2の態様では、請求項18の前文で説明された種類の方法と、この 請求項の特徴を示す部分で定義された特徴を与えることによって目的が達成され る。 この方法で弾性物体を挿入することによって、スロットにケーブルのリードス ルー用の支持材を有する機械が製造され、振動による損傷が回避される。 上記方法の好適実施形態では、物体は、固定子が巻かれた後、隣接するケーブ ルのリードスルーとスロット壁の間に形成された空間に挿入される。 物体をケーブルが配置された後挿入することによって、物体は固定子が巻かれ る際一切障害とならない。 本発明による方法の好適実施形態では、物体は定位置に挿入された後膨張する 。これによって挿入処理中ケーブルとスロット壁に対する摩擦によって妨害され ることなく物体を挿入することが可能になる。 上記で説明した好適な方法の異なった実施形態では、物体は、軸方向圧縮のみ によってか、または挿入の際この方向に予備圧縮された後この予備圧縮を開放す ることによって膨張する。 膨張を達成するこれらの2つの方法は、上記方法の好適実施形態に関連して説 明される。 1つの代替実施形態では、挿入される各物体は軸方向に貫通する空隙を有し、 ケーブルは物体が適用された後物体に通される。すなわちケーブルは物体の空隙 に通される。 本発明による方法の上記および他の有利な実施形態は請求項18の従属請求項 で定義される。 本発明は、以下の添付の図面を参照しながら、好適実施形態の以下の説明でよ り詳細に説明される。 図1は、本発明による機械の固定子のセクターの端面図の概略図である。 図2は、本発明による機械で使用されるケーブルの断面図である。 図3は、本発明による固定子スロットの半径方向部分断面図である。 図4は、図3の細部の抽出斜視図である。 図5は、本発明による細部の斜視図である。 図6は、本発明による細部の円断面図である。 図7−図9は、本発明による方法の第1実施形態を示す図3の線VII−VI Iから見た断面図である。 図10は、本発明による方法の第2実施形態による補助手段の軸方向断面図で ある。 図11は、本発明による方法の第2実施形態を示す図3の線VII−VIIか ら見た断面図である。 図12は、本発明による方法の第3実施形態を示す図11と同様の断面図であ る。 図13−図18は、本発明による方法の2つの代替実施形態による図8の細部 の軸方向断面図である。 図19は、1つの代替実施形態による、固定子に配置されたケーブルを示す基 本図である。 図20は、機械休止中の図19の細部を示す図である。 図21は、図20に対応するが、機械運転中の細部を示す図である。 図22および図23は、図20の細部の代替実施形態を示す図である。 図1で概略的に示された機械の固定子1のセクターの軸方向図では、その回転 子が2として示される。固定子は薄鋼板の積層コアから従来の方法で構成される 。図は、1つの極区分に対応する機械のセクターを示す。半径に沿って最も外部 に位置するコアのヨーク部分3から、多数の歯4が回転子2の方向に半径に沿っ て延び、固定子巻線が配置されるスロット5によって分離される。巻線のケーブ ル6は、電力配電回路網で使用される高圧ケーブルとほぼ同じ種類の、いわゆる X LPEケーブルである。1つの相違点は、普通こうしたケーブルを取り巻いてい る外部の機械的保護シースと金属遮蔽体が除去されていることである。すなわち 、ケーブルは導体、内部半導体層、絶縁層および外部半導体層のみを含む。従っ て、機械的損傷の影響を受けやすい半導体層はケーブルの表面に露出している。 図面では、ケーブル6は、ケーブル・リードスルーまたは充填されたコイル側 面の導電性中央部分だけが概略的に示されている。見られるように、各スロット 5は、幅広い部分7と狭い部分8を交互に有する変化する断面を有している。幅 広い部分7はほぼ円形でケーブル・リードスルーを取り巻き、その間のくびれ部 分が狭い部分8を形成する。くびれ部分は各ケーブル・リードスルーを半径に沿 って位置決めする働きをする。スロットの断面は全体として半径に沿って内側方 向にわずかに狭くなっている。これは、固定子の半径方向内側部分に近い位置に なるほどケーブル・リードスルーの電圧が低いからである。従って、内側では細 いケーブル・リードスルーが使用できるが、外側に向かうに連れて次第にピッチ の粗いケーブル・リードスルーが必要になる。この例では、3つの異なった寸法 のケーブルが使用され、スロット5の3つの異なった寸法の部分9、10、11 に配置される。 図2は、本発明による高圧ケーブル6の断面図を示す。高圧ケーブル6は、例 えば、銅(Cu)製の多数のより線部分31を含み、円形の断面を有する。この より線部分31は高圧ケーブル6の中央に配置される。より線部分31の周囲は 第1半導体層32である。第1半導体層32の周囲は絶緑層33、例えば、XL PE絶縁材である。絶縁層33の周囲は第2半導体層34である。前記適用業務 における「高圧ケーブル」の概念は、普通電力配電回路網用の同種のケーブルを 取り巻いている金属遮蔽体と外部保護シースを含む必要はない。 図3は、図1と同様だが、狭い部分7が、各狭い部分7の片側だけのスロット 壁の湾入によって形成されている点で図5と多少異なっている、狭い部分7と幅 広い部分8を交互に有するスロット5をより大きな縮尺で示す。ほぼ三角形とし て記述される空間が湾入に面する反対側のスロット壁の断面に形成され、この空 間の各々には、多数の弾性物体12、13、14が配置される。各弾性物体は、 スロット壁および2つの隣接するリードスルー6と圧着し、後者は弾性物体によ って締め付けられる。弾性物体は処理油の残余物を含まない種類のゴム、例えば 、シリコンゴム製である。 図4の斜視図は、2つのケーブル・リードスルーと、弾性物体13a、13b 等が固定子の全長に沿ったケーブル・リードスルーに沿って軸方向に配置される 方法を示す。 図4に示される物体13a、13bは、円形シリンダの形状であるが、有利に も幾分上反りしているので、図5に示されるような樽状の形状を得ている。軸方 向に垂直な物体の断面は円形である必要はないが、図6で示されるように、利用 可能な空間により適した形状を有している。 図7−図12は、すべて図3の線VII−VIIから見た断面図であるが、弾 性物体を挿入する2つの代替方法を示している。 図7−図9は、第1代替案による挿入の3つの段階を示す。一端に板16を有 する棒15が、2つのケーブル・リードスルー6(図ではその1つだけが見える )と固定子1の積層材の重なりの間の「三角形の」空間に挿入される。第1物体 13aが棒のもう一方の端部に通される。各物体は、ほぼ棒15の直径に対応す る、軸方向に貫通する空隙17を有する。第1物体13aはスロット5に挿入さ れ、棒15に沿って滑り込む。物体は板16に達すると、それ以上進むことを防 止され、図7に示す位置に置かれる。物体の断面形状はこの方向にスロットの中 に自由に挿入できるが隙間は小さいというようなものである。 図8は、物体13aが定位置にあるとき、軸方向圧力Aが加えられる状態を示 すが、これによって物体は軸方向に圧縮され、同時に逆方向に膨張する。物体の 膨張と無負荷時寸法は、この位置で物体がスロット壁と2つのケーブル・リード スルーの両方に接触するように選択される。この位置で、固定装置18aが適用 され、棒に沿って軸方向に物体13aと当接するまで押され、それによって物体 を膨張した状態で固定する。その後次の物体13bは、固定装置18aに接触す るまで棒に沿って軸方向に押し込まれた後、第1物体13aの場合と同様に第2 固定装置18bによって軸方向に圧縮され定位置に固定される。その後スロット が一杯になるまで、次の物体13c、13d等が対応する方法で順を追って適用 される。 図13および図14は、固定装置18の成形方法の第1の例を示す。棒15は ここでは、それぞれ棒の縦軸に関連する傾斜した表面20と垂直の表面21を有 するぎざぎざ19を備え、傾斜した表面が棒のスロットに差し込まれる側の端部 に面している。固定装置自体は図14に示され、例えば、ナイロン製のプラスチ ック・スリーブからなり、棒の外形に対応する内径d1を有する第1部分と、わ ずかに大きい内径d2を有する第2部分を有する。2つの部分の移行部には、薄 い、傾斜したフランジ22が形成され、棒の外形より小さく、適切にはぎざぎざ の底部の直径に対応する直径d3を有する開口が残る。フランジは十分に薄いの で、スリーブ18が矢印Bの方向にぎざぎざのある棒を通過する時ぎざぎざ19 に弾力的にはまることができ、2つのぎざぎざによって形成される溝にはまりこ んで反対方向への移動を防止する。 固定装置の設計方法の別の例が図15−図18に示される。 図15および図16は2つの向かい合う弓形部分23にだけねじが切られ、他 の2つの向かい合う側面24は平坦な棒を示す。 図17および図18の固定装置は、2つの向かい合う弓形部分の内ねじ25と 、ねじ間の底部の直径の穴を有するスリーブ18’の形状である。これによって スリーブ18’は、そのねじ付き弓形部分25が棒のねじ付き弓形部分23に対 して90°回転した位置で棒にねじ止めされる。スリーブ18’は、固定位置ま でこの方向に移動すると、ねじ付き弓形部分23および25が嵌合し、この位置 に堅固に固定されるまで回転される。スリーブを回転するために、スリーブ18 ’の一端に切り欠き26が提供される。 上記で説明された固定装置のスリーブ18、18’は、物体13a、13b等 の間の望ましい距離に適合する軸方向長さを有するので、スペーサとしても機能 する。 弾性物体13を挿入する代替方法が、物体13の挿入と適用の様々な段階を示 す図10−図12で示される。チューブ27が、スロット壁と隣接するケーブル ・リードスルー6の間の空間に軸方向に挿入される。チューブ27は、わずかな 隙間をもって空間に挿入できるような断面形状を有する。チューブ27はその外 側端部に漏斗状部分28を備えている。これはスロット中の利用可能な空間より 広い寸法にまで拡大するので、物体13を適用する際スロットまで達しない。 弾性物体は圧縮されない状態で漏斗状部分28に挿入され、この部分28を通 過する際軸方向に対して直角な方向に圧縮され、幾分長くなる。物体13はその 後チューブを通じて、例えば、端部に圧力板30の付いた棒29によって反対方 向に押し込まれる。物体13の内側端部表面がチューブ27の内部開口31に達 すると、棒29はこの位置で固定され、チューブ27は短い距離だけ、すなわち 矢印C(図11)の方向に引き抜かれる。物体13は圧力板30によって棒の運 動に付随することを妨げられる結果、チューブが引き抜かれるときチューブ27 から出る。そこで物体は図11に見られるように軸方向と横の方向に自由に膨張 するが、図11では物体13が部分的に押し出されている。 チューブは、弾性物体13全体がチューブから出て膨張するのに十分なだけ引 き抜かれる。膨張した状態で、物体は、図3および図4に示すように、スロット 壁と隣接するケーブル・リードスルー6の両方を圧迫する。次とそれ以降の弾性 物体について同じ手順が繰り返され、チューブは次第にスロットから引き抜かれ る。 図11と同じ位置を示す図12は、弾性物体を押し込む代替方法を示す。ここ では圧力棒29の代わりに加圧流体、例えば、圧縮空気が使用される。物体13 がその位置に挿入されると、チューブの外側端部は気密性蓋32で密閉され、そ れを通じて圧縮空気導管33がチューブの内部に通じる。弁34が開かれると、 空気が物体13をその位置に押し込み、その後チューブ27は上記で説明された ように引き抜かれる。 物体13がチューブを通じて押し込まれる際の摩擦を低減するため、例えば、 タルカムパウダーまたは窒化ホウ素で物体を潤滑することが適切である。また、 チューブの内面を潤滑することもある。 上記で説明された何れかの代替案による方法は、この空間中のすべての弾性物 体が同じ方向から挿入される場合について説明された。しかし、約半分を1つの 方向から挿入し、残りを固定子のもう一方の端部から挿入することも可能である 。 代替実施形態では、図19は、固定子スロット1の1つを通るケーブル6のリ ードスルーを示すが、図はその軸方向の伸びを示す。ケーブル用支持部材112 が規則的な間隔で配置されている。支持部材間の間隔が、特に周波数範囲100 Hzの信号が抑圧されるように選択される結果、ケーブル1メートル当たりの支 持部材の数は約2〜4個となる。 図20は、機械休止中のこの支持部材112を拡大された縮尺で示す。支持部 材112は変形可能で、適切には弾性で、好適にはゴム製である。前記適用業務 では、「ゴム」にはゴム状の特性を有する他の材料が含まれる。ゴム要素112 は環状で、スロット5の壁の、深さ約5mmの環状くぼみ113に適用される。 環状リング112はくぼみ113の底部に接着される。機械休止時とケーブルの 巻線中、ゴム・リングはケーブル6の低温時直径にほぼ対応するか、または幾分 大きい内径を有する。外形はくぼみ113の直径に対応し、その長さは約10〜 15mmである。 固定子が巻かれるとき、ケーブル6は軸方向にスロットに挿入される。スロッ トはケーブルの直径より大きい幅を有し、運転中高温になるときケーブルの膨張 を許容する。ケーブルは各ゴム・リング112の開口を通じて引っ張られるので 、スロットの中心に位置決めされる。すなわち、ケーブルがスロット5の壁に直 接接触することが防止されるので、積層材がケーブルの外部シースを損傷する危 険はない。考慮される種類の高圧ケーブルは比較的剛体であるので、1つのゴム ・リングから次のゴム・リングに通過する際中心位置に案内される。ケーブルは 巻線の際潤滑され、ゴム・リングの通過を容易にする。ケーブルが入る側の穴の 側面でゴム・リングがわずかに傾斜することや、ケーブルの先端がわずかに円錐 形になるようにわずかに傾斜することがある。 機械が運転中の場合ケーブル6は銅のコアの熱のため膨張する。するとゴム・ リングは図5に示すように圧縮される。スロット5の幅は、運転中ケーブルがス ロット壁に軽く当接するまで膨張するよう選択される。その時ゴム・リング11 2はくぼみ113の中で圧縮されるが、くぼみはこれを許容する十分な深さを有 している。ゴム・リング112の内径はスロット幅とほぼ同じである。この位置 ではケーブルは1メートル当たり2〜4カ所で堅固に締め付けられるが、中間で はスロット壁に比較的ゆるく置かれている。 図20ではゴム要素112は必ずしも三角形断面を有する必要はない。図20 および図23は、ゴム要素の2つの代替実施形態を示す。図22では、要素11 2aは、ケーブル6に面する2つの傾斜した表面114によって形成される正三 角形部分を有するので、先端115の(円形の線に沿って)接触する。傾斜した 表面114によってケーブルの挿入が容易になる。図23では、断面に対応する 三角形部分を有するが、1つの傾斜した表面114bだけがケーブルが挿入され る方向に面する。接触は要素の1つの側面の先端115bで得られる。しかし、 運転中、要素の圧縮の結果、ある程度の横方向の伸びを有する表面とも接触が発 生する。要素の断面の他の代替形状の中で、これは短い側面がケーブルに面する 台形形状を有するか、ケーブル方向に凸形表面を有する形状である。 本発明によるゴム・リング112は、ケーブルの外部半導体層を損傷する危険 なしに巻線中ケーブルを容易に引っ張れるようにし、運転中損傷を与えるような 振動を回避する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9700363−6 (32)優先日 平成9年2月3日(1997.2.3) (33)優先権主張国 スウェーデン(SE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,CZ,DE,DE,DK,DK,E E,ES,FI,FI,GB,GE,GH,HU,IL ,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC, LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU (72)発明者 ジョナス,イヴァン スウェーデン.エス―723 55 ヴェステ ロス,ヘルモズ ヴェグ 9 (72)発明者 カルステンセン,ペーター スウェーデン.エス―141 42 フディン ゲ,スヨヴェゲン 62

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.固定子(1)のスロット(5)を通じて引っ張られた巻線(6)を有する前 記固定子を含む回転電気機械であって、少なくとも1つの巻線(6)が少なく とも2つの半導体層(32、34)を含む絶縁システムを含み、各層が本質的 に等電位の表面を構成し、これらの層(32、34)の間の固体絶縁材(33 )をも含むことと、複数の弾性変形可能物体(13、112)が前記巻線の少 なくとも1つのケーブル・リードスルーに沿って配置され、前記物体(13、 112)が圧力によって前記ケーブル・リードスルーに当接するよう配置され ることとを特徴とする機械。 2.請求項1に記載の機械において、前記層(32、34)の少なくとも1つが 前記固体絶縁材(33)と本質的に同じ熱膨張係数を有する機械。 3.請求項1または請求項2に記載の機械において、前記ケーブル(6)が複数 のより線部分(31)を有するコアを含む種類のものである機械。 4.請求項1−請求項3に記載の機械において、前記ケーブル(6)が20〜2 00mmの範囲内の直径と40〜3000mm2の範囲内の導体面積を有する 機械。 5.請求項1−請求項4の何れかに記載の機械において、各物体がそれぞれケー ブル・リードスルー(6)のすぐ近くに配置されている機械。 6.請求項5に記載の機械において、各弾性物体が圧力によって2つの隣接する ケーブル・リードスルーに当接するよう配置されている機械。 7.請求項5−請求項6に記載の機械において、前記スロット(5)が半径方向 に交互に狭い部分(8)と幅広い部分(7)を有する機械。 8.請求項7に記載の機械において、前記スロットを通じた任意の半径方向断面 で、狭い部分(8)の前記スロットの向かい合う壁の1つが前記スロットの中 央方向の湾入を有する断面を有し、前記物体(13)が前記湾入に向かい合っ て位置する反対側の壁に当接するよう配置される機械。 9.請求項8に記載の機械において、前記湾入に向かい合う前記壁の断面が平坦 で、前記スロットの前記隣接する幅広い部分(8)との共通接線からなる機械 。 10.請求項5−請求項9の何れかに記載の機械において、各物体(13’)が 軸方向断面でほぼ凸状の輪郭を有する機械。 11.請求項1−請求項8の何れかに記載の機械において、各物体(13)が半 径方向断面で円形輪郭を有する機械。 12.請求項1−請求項9の何れかに記載の機械において、前記物体(13)が 好適にはシリコンゴム製である機械。 13.請求項5−請求項12の何れかに記載の機械において、前記物体(13) が中空で、その中を通る空隙を有し、隣接するケーブル・リードスルーと平 行に延びる機械。 14.請求項1−請求項4の何れかに記載の機械において、前記変形可能な物体 (112)が、前記ケーブル(6)の周囲に配置され、それを取り巻き前記 スロット(5)の前記壁に当接する支持部材である機械。 15.請求項14に記載の機械において、各支持部材(112)が前記スロット 壁の環状くぼみ(113)に配置される機械。 16.請求項15に記載の機械において、各支持部材(112)が環状ゴム要素 の形態であり、前記スロット(5)の前記壁に接着される機械。 17.請求項16に記載の機械において、前記ゴム要素(112)が20〜60 cmの間隔で配置され、変形していない状態で、前記機械の休止時に前記ケ ーブル(6)の外径にほぼ対応する内径を有する機械。 18.請求項1に記載の種類の回転電気機械を製造する方法であって、前記固定 子が高圧ケーブルで巻かれることと、複数の弾性物体が前記スロットの少な くとも1つに軸方向に挿入されることとを特徴とする方法。 19.請求項18に記載の方法において、前記物体が、前記固定子が巻かれた後 挿入され、隣接するケーブル・リードスルーと前記スロット壁の1つとの間 に形成された空間に挿入される方法。 20.請求項19に記載の方法において、各物体が前記スロット中の定位置に挿 入された後軸方向に対して横方向に膨張させられる方法。 21.請求項13に記載の方法において、前記物体が弾性で、軸方向に圧縮され ることによって膨張させられる方法。 22.請求項21に記載の方法において、端部止めを備えた棒が前記空間に軸方 向に挿入され、各物体が軸方向の穴を備え、第1の物体が前記棒に通され前 記端部止めに達するまで前記スロットに挿入され、その後前記物体が膨張し て前記スロット壁と前記隣接するケーブル・リードスルーの両方に当接する まで軸方向圧力が前記物体に加えられ、その後前記物体がこの位置に固定さ れ、次の物体が前記第1の物体によって妨げられるまで同じ方法で挿入され 、その後第2の物体も圧縮されて固定された後さらに追加される物体が同じ 方法で挿入される方法。 23.請求項20に記載の方法において、前記物体が弾性で、圧縮された状態で 軸方向に垂直に挿入され、前記圧縮を開放することによって膨張させられる 方法。 24.請求項23に記載の方法において、チューブが前記空間に挿入され、前記 チューブが無負荷状態の前記物体より小さい断面積の内部断面を有し、第1 の物体が圧縮されて前記チューブに挿入され、その後前記チューブが短い距 離だけ引き抜かれる一方前記物体は定位置に保持されるので軸方向に対して 直角な角度に膨張することが許容され、その後他の物体が同じ方法で挿入さ れる方法。 25.請求項24に記載の方法において、前記物体が機械的補助を使用して挿入 される方法。 26.請求項24に記載の方法において、前記物体が加圧流体の補助によって挿 入される方法。 27.請求項24−請求項26の何れかに記載の方法において、前記チューブが その外部端部に漏斗状部分を有する方法。 28.請求項18に記載の方法において、前記物体が軸方向に貫通する空隙を有 し、前記物体が互いに一直線に配置され、その後高圧ケーブルが、支持部材 として機能する前記物体に挿入することによって巻かれる方法。 29.請求項28に記載の方法において、多数の環状くぼみが互いに軸方向に一 直線に位置する前記固定子スロットの中に作られ、前記支持部材の1つが各 くぼみに適用される方法。 30.請求項29に記載の方法において、各支持部材が環状ゴム要素として挿入 され、前記スロット壁に接着される方法。 31.請求項30に記載の方法において、前記ゴム要素が20〜60cmの相互 間距離をもって適用され、各ゴム要素が、変形しない状態で、前記機械の休 止時の前記ケーブルの外径にほぼ対応する内径を有する方法。 32.請求項29−請求項31の何れかに記載の方法において、前記ケーブルが 前記支持部材に挿入されるとき潤滑剤が使用される方法。
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