JP2001507908A - 画像シーケンスの符号化 - Google Patents

画像シーケンスの符号化

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Abstract

(57)【要約】 画像シーケンス(P)の符号化において、動きベクトル(MV)が、符号化されるべき現在の画像(P(n))内の画素ブロック(B(**;n))に対して確立される。前記動きベクトル(MV)は、前記符号化されるべき現在の画像(P(n))内の前記画素ブロック(B(**;n))と同様である過去の画像(P(n−1))内の画素ブロック(B(**;n−1))を指示する。前記現在の画像(P(n))内の前記画素ブロック(B(**;n))に関するデータ(D)が圧縮される(CMP)。このデータ(D)が圧縮される程度は、圧縮パラメータ(CP)に依存する。前記圧縮パラメータ(CP)が、前記動きベクトル(MV)に基づいて制御される。従って、動的対象物を表す画素ブロックに関するデータを、相対的に低く圧縮することが出来、一方、静的対象物を表す画素ブロックに関するデータを、相対的に高く圧縮することが出来る。これは、復号側における相対的に良好な画質を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 画像シーケンスの符号化 技術分野 本発明は、画像シーケンス(sequence of pictures)の符号化に関する。本発明 は、例えば、MPEG(Moving Pictures Experts Group)により定められた標準 に応じて動作するビデオコーダで適用され得る。 背景技術 MPEG−4標準に応じたビデオ符号化は、動き評価、動き補償、離散コサイ ン変換(DCT)及び量子化等の機能を有するであろう。動き評価は、符号化される べき現在の画像内の画素ブロック(block of pixels)に対する動きベクトルを確 立する。動きベクトルは、符号化されるべき現在の画像内の画素ブロックと同様 である過去の画像内の画素ブロックを指示する。動き補償は、これら二つの画素 ブロックの間の差である予測誤差ブロックを提供する。予測誤差ブロックは、D CTを受ける。その結果は、DCT係数ブロック(block of DCT coefficients) である。量子化は、量子化パラメータにより各DCT係数を除算すること及びそ の結果を最も近い整数へラウンドオフする(round off)ことを含む。 MPEG−4の情報"Q2 Core Experiment:macroblock rate control",ISO/IE C JTC/SC29/WG11 MPEG96/M2159,April 1997,Bristol(UK)において、ブロック 毎に量子化パラメータを制御することが提案されている。各画素ブロックに対し て、子測誤差ブロックにおける二乗値の和(sum of squared values)が計算され る。この和は、絶対差の和(sum of absolute differences(SAD))として参照され る。量子化パラメータは、SADに基づいて制御される。 発明の開示 本発明の目的は、相対的に良好な画質を復号側で得ることが出来るような画像 シーケンスの符号化にある。 本発明は、以下の点を考慮に入れている。復号側で知覚される画質は、主に、 視聴者が“関心事”として関連付ける画像内のある部分により決定される。多く の場合、視聴者は、静的対象物(stationary objects)よりむしろ動的対象物(mov ing objects)に集中するであろう。即ち、動的対象物を符号化する精細さが、知 覚される画質に大きく影響するであろう。 本発明は、以下のフィーチャーを構築する。符号化されるべき現在の画像内の 画素ブロックと同様である過去の画像内の画素ブロックを指示する動きベクトル が確立される。前記現在の画像内の前記画素ブロックに関するデータが圧縮され 、該データが圧縮される程度は、圧縮パラメータに依存する。これらのフィーチ ャーは、例えば、DCT係数ブロックが圧縮されるべきデータを構築し、量子化 パラメータが圧縮パラメータを構築する、MPEGビデオ符号化に具備される。 本発明によれば、前記圧縮パラメータが、前記動きベクトルに基づいて制御さ れる。従って、動的対象物を表す画素ブロックに関するデータを、相対的に低く 圧縮することが出来、一方、静的対象物を表す画素ブロックに関するデータを、 相対的に高く圧縮することが出来る。斯かる動きベクトルに基づく量子化パラメ ータの制御は、動的対象物が相対的に高い精細さで符号化される、と言うことを もたらす。即ち、本発明は、復号側における相対的に良好な画質を可能にする。 動きベクトルに基づく圧縮パラメータを制御する二つの基本の方法があること に注意されたい。一方の基本の方法においては、固定カメラが、符号化されるべ き画像シーケンスを提供する。この場合、動的対象物を表す画素ブロックは、相 対的に大きい動きベクトルを持つであろうし、背景を表す画素ブロックは、相対 的に小さい動きベクトルを持つであろう。故に、動きベクトルが大きい場合、デ ータは相対的に低く圧縮されるべきであり、逆に、動きベクトルが相対的に小さ い場合、データは相対的に高く圧縮されるべきである。他方の基本の方法におい ては、動的対象物を追跡しているカメラが、符号化されるべき画像シーケンスを 提供する。この場合、動的対象物を表す画素ブロックは、相対的に小さい動きベ クトルを持つであろうし、背景を表す画素ブロックは、相対的に大きい動きベク トルを持つであろう。故に、動きベクトルが相対的に小さい場合、データは相対 的に低く圧縮されるべきであり、動きベクトルが相対的に大きい場合、データは 相対的に高く圧縮されるべきである。 本発明及び本発明を有利に実施するために任意に用いられ得る付加的なフィー チャーが、以下に記載の図面を参照して明白に説明されるであろう。 図面の簡単な説明 第1図は、請求項1に記載の本発明の基本のフィーチャーを図示する概念図で ある。 第2図乃至第6図は、各々、請求項2乃至6に記載される付加的なフィーチャ ーを図示する概念図である。 第7図は、本発明によるMPEGビデオコーダの一例の機能ブロック図である 。 第8a図乃至第8d図は、MPEGビデオコーダ内のフィルタの作用を図示し ている。 図面の詳細な説明 初めに、参照記号の使用について幾つか注意されたい。図を通して、同様の要 素は、同一の文字コートで示される。一つの図において、種々の同様の要素が示 されるかもしれない。その場合は、添え字が、同様の要素を互いに識別するため に文字コードに付される。添え字は、同様の要素がランニングパラメータである 場合括弧間にあるだろう。ここでの説明及び各請求項において、参照記号におけ る如何なる添え字は、妥当な場合には省略されるかもしれない。 第1図は、本発明の基本のフィーチャーを図示している。画像Pのシーケンス の符号化において、動きベクトルMVが、符号化されるべき現在の画像P(n) 内の画素ブロックB(**;n)に対して確立される。動きベクトルMVは、符 号化されるべき現在の画像P(n)内の画素ブロックB(**;n)と同様であ る過去の画像P(n−1)内の画素ブロックB(**;n−1)を指示する。デ ータコンプレッサCMPが、現在の画像P(n)内の画素ブロックB(**;n )に関するデータDを圧縮する。データDを圧縮する程度は、圧縮パラメータC Pに依存する。コントローラCONが、動きベクトルMVに基づいて圧縮パラメ ータCPを制御する。 以下の点が、第1図に図示される基本のフィーチャーに関して考慮されている 。多くの応用例においては、画像シーケンスを符号化することにより得られるビ ット数は、好ましくは、ある制限を越えるべきではない。言い換えると、あるビ ット数が、画像シーケンスを符号化するために利用可能である。利用可能なビッ トの相対的に大部分が動的対象物を符号化するために用いられる場合、画質に有 用である。利用可能なビットの静的対象物を符号化するために用いられる部分が 小さくなればなるほど、動的対象物を符号化するために用いられ得る部分がより 大きくなる。即ち、動的対象物を表していない画素ブロックに関するデータが相 対的に低くしか圧縮されない、と言うことが防止されることが望ましい。 画像Pのシーケンスが動的対象物を含んでいると仮定する。多くの場合、この 対象物は、各画像において種々の画素ブロックを包含するであろう。ある特定の 画像において動きベクトルがこれらの画素ブロックに対して確立される場合、こ れらの動きベクトルはそれほど違わないであろう。反対に、動きベクトルがその 付近の動きベクトルと相対的に大きく異なる場合、当該動きベクトルが属する画 素ブロックは、動的対象物又はその一部を表していないと仮定して大丈夫である 。 第2図は、第1図に図示されるフィーチャーに加えて以下のフィーチャーを図 示している。動き指示MIが、現在の画像P(n)内の画素ブロックB(**; n)に対して、画素ブロックB(**;n)に属する動きベクトルMV並びに隣 接する画素ブロックに属する動きベクトルMV+及びMV−に基づいて確立され る。コントローラCONが、動き指示MIに依存して圧縮パラメータCPを制御 する。 第2図に図示されるフィーチャーは、以下の有利な効果を提供する。動き指示 MIは、隣接する動きベクトルと同様である動きベクトルを持つ画素ブロックと 、隣接する動きベクトルと異なる動きベクトルを持つ画素ブロックとの間の識別 を可能にする。故に、動き指示MIは、動的対象物の一部を恐らく表す画素ブロ ックと、斯かるような対象物の動きベクトルは逆を示唆するが、動的対象物を恐 らく表していない画素ブロックとの間の識別を可能にする。圧縮パラメータCP が動き指示MIに依存して制御されるため、動的対象物を表さない画素ブロック に関連するデータか相対的に低くしか圧縮されない、と言うことを防止すること が 出来る。これは、利用可能なビットの相対的に大部分を動的対象物を符号化する ために用いることを可能にする。即ち、第2図に図示されるフィーチャーは、画 質に貢献する。 以下の点も、第1図に図示される基本のフィーチャーに関して考慮されている 。画像シーケンス又はその一部がむしろ静的なシーンを表していると言うことが 起こるかもしれない。その場合、画像内の大部分の動きベクトルは、動的対象物 というよりむしろ偶発的な影響(random effects)に起因するであろう。言い換え ると、大部分の動きベクトルは、ノイズを成す。圧縮パラメータCPが斯かる動 きベクトルに依存して制御されたならば、その値は、偶発的にブロック毎に変化 するであろう。斯かる圧縮パラメータCPの偶発的な変化は、一般的に、復号側 における画質に悪影響を及ぼすであろう。これは、圧縮パラメータCPの値が調 整される場合、この調整は、そうでなければ当該画像そのものを符号化するため に用いられ得るであろうあるビット数を要求して符号化されなければならないた め、一層真実みがある。 第3図は、第1図に図示されるフィーチャーに加えて以下のフィーチャーを図 示している。画素ブロックグループGRP(group of blocks of pixels)に属す る動きベクトルMVの平均長ALが計算される。平均長ALが閾値THより下で ある場合、コントローラCONは、画素ブロックグループGRPに属するデータ Dを圧縮するための圧縮パラメータCPを全体値(global value)VAL_glo bで維持する。 第3図に図示されるフィーチャーは、以下の有利な効果を提供する。動きベク トルMVの平均長ALが閾値THより下である場合、画素ブロックグループGR Pはむしろ静的なシーンを表していると思われる。その場合、圧縮パラメータC Pが全体値VAL_globに維持される即ちブロック毎に調整されないため、 偶発的な影響がデータDの圧縮に影響を及ぼす、と言うことが防止される。即ち 、第3図に図示されるフィーチャーは画質に貢献する。 以下の点も、第1図に図示される基本のフィーチャーに関して考慮されている 。人間の視覚は、斜め方向よりも水平及び垂直方向により大きな解像度を持つ。 それ故、視聴者は、対象物が斜め方向に動く場合よりも水平又は垂直方向に実質 的 に動く場合に該対象物のより精細なディテールを認識することが出来るであろう 。 第4図は、第1図を参照して論じられたフィーチャーに加えて以下のフィーチ ャーを図示している。コントローラCONが、動きベクトルMVの長さL及び向 きOに基づいて圧縮パラメータCPを制御する。第4図に図示されるフィーチャ ーは以下の有利な効果を提供する。圧縮パラメータCPが動きベクトルMVの長 さLに基づくだけでなくその向きOにも基づいて制御されるため、実質的に斜め 方向に移動する対象物か実質的に水平又は垂直方向に移動する対象物かに依存し て各々高く又低くデータを圧縮することが出来る。即ち、データ圧縮を、人間の 視覚特性に応じて制御し、利用可能なビットを効率的に使用することが出来る。 故に、第4図に図示されるフィーチャーは画質に貢献する。 以下の点も第1図に図示されるフィーチャーに関して考慮されている。“関心 事”である画素ブロックが圧縮される程度により画質はかなり影響されることを 前に説明した。動的対象物を表す画素ブロックは“関心事”である。しかしなが ら、多くの(新しい)ディテールを有する画素ブロックも“関心事”である。 第5図は、第1図に図示されるフィーチャーに加えて以下のフィーチャーを図 示している。画像ディテール指示PDIが、符号化されるべき画素ブロックB(**;n)に対して確立される。圧縮パラメータCPが、動きベクトルMV及び 画像ディテール指示PDIに基づいて制御される。 第5図に図示される付加的なフィーチャーは、以下の有利な効果を提供する。 動きベクトルMV及び画像ディテール指示PDIの組合せは、画素ブロックが“ 関心事”であるかどうか、もしそうであるならどの程度であるかの相対的に精細 な指示を提供する。圧縮パラメータCPがこの組合せに基づいて制御されるため 、画素ブロックの“関心事”の程度及び該ブロックに関するデータを圧縮する程 度の間の緊密な対応を達成することが出来る。即ち、第5図のフィーチャーは画 質に貢献する。 以下の点も、第1図に図示されるフィーチャーに関して考慮されている。十分 に一様な画質を達成するために、データDを圧縮する程度が、画像シーケンスに おける符号化されるべき現在の画像P(n)の位置に実質的に依存せず、且つ、 該画像自体における画素ブロックB(**;n)の位置に実質的に依存しないこ とが望ましい。圧縮パラメータCPがブロック毎に基づいて調整される場合、概 して、その値が、関連する動きベクトルによっては必要とされないような、ある 画像の符号化全体を通して漸次上昇する又は減少するという潜在的な危険性があ る。言い換えると、圧縮パラメータCPの値においてあるドリフトがあると言う 危険性がある。斯かるドリフトは、一般的に、画質に悪影響を及ぼすであろう。 第6図は、第1図に図示されるフィーチャーに加えて以下のフィーチャーを図 示している。計算器CAL1が、圧縮パラメータCPに係る全体値VAL_g1 obを計算する。全休値VAL_globは、現在の画像P(n)内の全ての画 素ブロックに対して有効である。計算器CAL2が、動きベクトルMVに基づい て圧縮パラメータCPに係るデルタ値VAL_deltaを計算する。コントロ ーラCONが、全体値VAL_glob及びデルタ値VAL_deltaの和に 依存して圧縮パラメータCPを制御する。 第6図に図示されるフィーチャーは、以下の有利な効果を提供する。圧縮パラ メータCPは、変動するかもしれないが、概して、関連する画像に対して全体値 VAL_globに実質的に等しい値を持つであろう。これは、画像の符号化全 体を通して圧縮パラメータCPの値がドリフトしてしまうのを防止し、故に、十 分に一様な画質を確実にする。即ち、第6図に図示されるフィーチャーは、画質 に貢献する。 第7図は、第1乃至6図に図示される上述したフィーチャーを再捕するMPE Gビデオコーダの一例を図示している。このMPEGビデオコーダは、画像Pの シーケンスを表すMPEGデータ流DSを提供する。 第7図は、概略的な機能ブロック図であり、ここで、内に文字Fを持つブロッ クはデータ処理機能を表している。第7図に図示されているMPEGビデオデコ ーダは、以下のデータ処理機能、即ち、動き評価MEST、ベクトル長計算VL EC、平均計算AVC、動き検出MDET、フィルタリングFIL、動き補償M COMP、減算SUB、画像ディテール計算PDC、離散コサイン変換DCT、 量子化パラメータ制御QPC、量子化パラメータQPに依存する量子化Q、可変 長符号化VLC、脱量子化(de-quantization)DQ、逆離散コサイン変換IDC T及び加算ADDを有している。他のブロックは、処理されるべきデータ又は処 理 されたデータ若しくは両方を記憶するためのメモリMEMを表している。斯かる ブロックの内の参照記号は、どのタイプのデータが当該メモリMEM内に記憶さ れるかを指示している。メモリMEMIは、符号化されなければならない現在の 画像P(n)を含有する。メモリMEM2は、過去の画像PCD(n−1)の符 号化及び復号されたバージョンを含有する。現在の画像P(n)及び過去の画像 PCD(n−1)の符号化及び復号されたバージョンは、16×16ピクセルの マクロブロックを有する。 第7図は、二つの主部分、即ち、部分I及び部分IIを有している。部分Iは 、現在の画像P(n)内のマクロブロックグループを符号化するための準備を成 すデータ処理機能を有している。部分IIは、各マクロブロックの実際の符号化 を成すデータ処理機能を有している。即ち、部分Iにおける処理機能が現在の画 像P(n)内のマクロブロックグループに先ず適用され、その後、部分IIにお ける処理機能が各個別のマクロブロックに適用される。 部分Iに具備される処理機能を以下により詳細に述べる。前記グループの各マ クロブロックに対して、動き評価MESTが、過去の画像PCD(n−1)の符 号化及び復号されたバージョンにおける同様の16×16画素のブロックを探索 する。この探索の結果が、該探索において発見された同様のブロックを指示する 動きベクトルMVである。例えば、動きベクトルMVは、過去の画像PCD(n −1)の符号化及び復号されたバージョンにおける同様の16×16画素のブロ ックの位置が、探索が実行された現在の画像P(n)におけるマクロブロックに 対して1左で、2高いことを指示するx、y座標−1、2を有するかもしれない 。斯くして得られた動きベクトルMVは、メモリMEM3に記憶される。結果と して、メモリMEM3は、動き評価MESTが実行されたマクロブロックグルー プに対する動きベクトルマップMVMを有するであろう。実際、動きベクトルマ ップMVMはマトリクスであり、該マトリクスの各要素が別個のマクロブロック に対する動きベクトルMVである。 ベクトル長計算VLECが、動きベクトルマップMVM内の各動きベクトルに 対する動きベクトル長MVLを提供する。従って、動きベクトル長マップMVL Mが、関連するマクロブロックグループに対して得られる。動きベクトル長MV Lは、以下のように計算される。 MVL=|MVx|+|MVy|+||MVx|−|MVy|| ここで、MVx及びMVyは、動きベクトルMVの各々x及びy成分である。斯 くして計算された動きベクトル長MVLは、一般的に、動きベクトルMVの実際 の長さには対応していない。例えば、|MVx|=0及び|MVy|=1と仮定 する。その場合、MVL=2であるが、実際の動きベクトル長は1である。しか しながら、|MVx|=1及び|MVy|=1の場合、MVL=2であり、正に 実際の動きベクトル長である。一般に、計算された動きべクトル長MVLは、動 きベクトルの向きか斜めより水平又は垂直であるにつれて増加する値により実際 の動きベクトル長を超えるであろう。即ち、より大きな重みが、斜め方向への動 きよりも水平又は垂直方向への動きに対して与えられる。これは、目の分解能が 当方性ではない、即ち、目は斜め方向よりも水平又は垂直方向により高い周波数 を識別することが出来るという意味で人の目の知覚に対応する。 平均計算AVCが、動きベクトル長マップMVLMに含まれる動きベクトル長 MVLの平均を計算する。結果として、平均動きベクトルAMVLが得られる。 平均動きベクトル長AMVLは、閾値、例えば、2と比較される。この比較の結 果は、以下に述べられる部分11に具備されるデータ処理機能への影響(impact) を持つ。 動き検出MDETが、動きベクトル長マップMVLMに含まれる各動きベクト ル長MVLに対する2進動き指示BMIを提供する。動きベクトル長MVLと閾 値との比較がなされる。動きベクトル長MVLが閾値を越える場合、2進動き指 示BMIは値1を持つ。越えない場合、2進動き指示BMIは値0を持つ。従っ て、2進動き指示マップBMIMが、各2進指示BMIが別個のマクロブロック と関連付けられると共に該マクロブロックが動的対象物又はむしろその一部を表 すか表さないかを指示するように、関連するマクロブロックグループに対して得 られる。 フィルタリングFILが、各2進動き指示BMIと一つ以上のその付近の2進 動き指示とを比較し、この比較の結果に依存するフィルタリングされた動き指示 FMIを提供する。従って、フィルタリングされた動き指示マップFMIMが得 られる。以下の1、2、3及び4の何れのケースにおいても、フィルタリングさ れた動き指示FMIは、対応する動き指示BMIとは異なる値を持つであろう。 他の如何なる場合においては、フィルタリングされた動き指示FMIは、対応す る2進動き指示BMIの値と同一の値を持つであろう。第8a図は、あるマクロ ブロックに属する2進動き指示BMIが0であるが、先行するマクロブロックに 属する2進動き指示及び後続するマクロブロックに属する2進動き指示が共に1 であるケース1を図示している。この場合、当該マクロブロックに対するフィル タリングされた動き指示FMIには値2が与えられる。値2は、動きベクトル長 が閾値より下であるが、当該マクロブロックは恐らく動的対象物の一部を表して いることを指示する。動的対象物は、そのまま、静的対象物よりも高い精細さで 符号化されるべきである。以下示されるように、これは、関連するマクロブロッ クに対するフィルタリングされた動き指示FMIに対し値2を与えることにより 達成される。 フィルタリングされた動き指示FMIが2である可能性のあるマクロブロック の一例は、ビデオホン画像シーケンスにおいて話をしている人の頬を表すマクロ ブロックである。頬は、動的対象物であり、故に、該頬を表すマクロブロックの 殆どは、1の2進動き指示BMIを持つであろう。しかしながら、頬の中央は、 一般に、相対的に僅かしか動かないであろう。従って、頬の中央におけるマクロ ブロックに対する2進動き指示BMIは0であるかもしれないか、付近のマクロ ブロックに対する動き指示は1である。その場合、頬の中央におけるマクロブロ ックに対するフィルタリングされた動き指示FMIは、2になるであろう。結果 として、頬全体が、知覚される全体的な画質に貢献する十分な精細さで符号化さ れる、と言うことがここで示されるであろう。 第8b図は、あるマクロブロックに属する2進動き指示BMIが1であるが、 先行するマクロブロックに属する2進動き指示及び後続するマクロブロックに属 する2進動き指示が共に0であるケース2を図示している。この場合、関連する マクロブロックに対するフィルタリングされた動き指示FMIには値0が与えら れる。値0は、関連するマクロブロックが恐らく動的対象部の一部を表していな いために与えられる。そうでなければ、付近の2進動き指示の少なくとも一つが 値1を持つであろう。関連するマクロブロックに対する2進動き指示BMIがそ の付近のものの値である0に代えて1であるという事実は、恐らく、偶発的な影 響に起因する。以下示されるように、関連するマクロブロックに対するフィルタ リングされた動き指示FMIに値0を与えることにより、量子化パラメータが望 ましくない偶発的な影響の結果調整される、と言うことが防止される。 第8c図は、あるマクロブロックに属する2進動き指示BMIが0であるが、 二つの後続するマクロブロックに属する2進動き指示が1であるケース3を図示 している。この場合、関連するマクロブロックに対するフィルタリングされた動 き指示FMIには値1が与えられる。1である2進動き指示を持つ連続する二つ 以上のマクロブロックは、一般的に、動的対象物を表す。動的対象物は、該対象 物を囲む背景よりもかなり高い精細さで符号化されることを必要とするかもしれ ない。しかしながら、MPEG符号化においては、符号化の精細さを、あるマク ロブロックから次のマクロブロックに対し如何なる所定の程度に増加することが 出来ない。解決策は、動的対象物を表す連続する二つ以上のマクロブロックに先 行する関連するマクロブロックに対する符号化の精細さを予め増加することであ る。以下に示されるように、これは、関連するマクロブロックに対するフィルタ リングされた動き指示FMIに対し値1を与えることにより達成される。 第8d図は、あるマクロブロックに属する2進動き指示BMIが0であるが、 二つの先行するマクロブロックに属する2進動き指示が1であるケース4を図示 している。この場合、関連するマクロブロックに対するフィルタリングされた動 き指示FMIには値1が与えられる。関連するマクロブロックは動的対象物に隣 接している。第8c図により図示されるケース3における関連するマクロブロッ クも動的対象物に隣接している。これらのマクロブロックの何れも、過去に符号 化された画像においては動的対象物により隠されていたような背景の一部を表す かもしれない。故に、これらのマクロブロックの何れも新しい情報を構築するか もしれない。そうであるなら、一般的に、過去の画像内に上記新しい情報を構築 するマクロブロックと実質的に同様であるマクロブロックは無いであろう。この 理由のため、前記新しい情報を構築するマクロブロックはいわゆるブロック効果 を回避するために相対的に高い精細さで符号化されることが好ましい。以下示さ れるように、これは、第8c図及び第8d図により各々図示されるケース3及び ケース4における関連するマクロブロックに対するフィルタリングされた動き指 示FMIに対し値1を与えることにより達成される。 部分IIに具備される処理機能を以下により詳細に述べる。前述したように、 これらの処理機能は、部分Iに具備される処理機能のようなマクロブロックグル ープに対する代わりに個々のマクロブロック各々に対して実行される。 画像ディテール計算PDC及び量子化パラメータ制御QPCは、平均動きベク トル長AMVLが前記閾値より下である場合には実行されない。平均動きベクト ル長AMVLが前記閾値より下である場合、量子化パラメータQPに係る全体値 VAL_globが、当該グループの各マクロブロックの量子化Qに対して適用 される。如何なる場合においても、全体値VAL_globは、現在の画像P( n)の符号化を開始する前に計算され、該現在の画像P(n)の符号化中に有効 である。量子化パラメータQPに係る全体値VAL_globは、過去の画像P (n−1)又はその一部を符号化することにより得られたデータ量、その場合に 用いられた量子化パラメータQPの値、MPEGデータ流DSのビットレート、 及び一定のビットストリームの形態で符号化された画像を提供するための出力バ ッファを構築するメモリMEM7内に含まれるデータ量に基づいて計算されても 良い。欧州特許出願公開第EP-A-0 670 663(PHF94,510)が、斯かる量子化パラメ ータの計算の一例を記載している。 動き補償MCOMPが、動きベクトルマップMVMから符号化されるべきマク ロブロックに属する動きベクトルMVを読み取る。過去の画像PCD(n−1) の符号化及び復号されたバージョンに含まれる同様の16×16画素のブロック を提供するために、動きベクトルMVを用いる。符号化されるべきマクロブロッ クからの上記同様の16×16画素のブロックの減算SUBが、予測誤差マクロ ブロックを提供する。離散コサイン変換DCTが、予測誤差マクロブロックをD CT係数ブロックに変換する。画像ディテール計算PDCが、減算SUBにより 提供された予測誤差マクロブロックにおける二乗値の和を提供する。この和は、 以下、絶対差の和SADとして参照される。前述のように、画像ディテール計算 PDCが、平均動きベクトル長AMVLが前記閾値を越える場合にのみ実行され る。 平均動きベクトル長AMVLが前記閾値を越える場合にのみ実行される量子化 パラメータ制御QPCは、量子化パラメータQPに係る所望値VAL_desを 先ず計算する。所望値VAL_desは、全体値VAL_glob及びデルタ値 VAL_deltaの和である。即ち、 VAL_des=VAL_glob+VAL_delta である。デルタ値VAL_deltaは、符号化されるべきマクロブロックに属 する絶対差の和SAD、動きベクトル長MVL及びフィルタリングされた動き指 示FMIに依存する。絶対差の和SADは、その値に依存してロー、平均、ハイ に分類される。同様に、動きベクトル長MVLは、その値に依存してヌル、平均 、ハイに分類される。以下の表は、どのデルタ値VAL_deltaが適用する かを示している。ここで、 range_up=MIN(6,MAX(3,(0.3*VAL_glob))) int_up=range_up/2 range_down=MIN(8,MAX(4,(0.3*VAL_glob))) int_down=range_down/2 である。 絶対差の和SADがローであり、フィルタリングされた動き指示FMIが値0 を持つ場合、マクロブロックは符号化されないであろう。後者の状況が適用する 場合、マクロブロックはむしろ静的なシーンを表している。マクロブロックを符 号化しないと言うことは、全てのDCT係数が、該マクロブロックを相対的に数 ビツトでMPEGデータ流DSにおいて表し得るようにする、零に設定されるこ とを意味する。これは、ビット数の見地から、画質に貢献する動的対象物を表す マクロブロックを符号化するためのより多くの空間を残す。 一度量子化パラメータQPに係る所望値VAL_desが計算されると、量子 化パラメータ制御QPCは、該量子化パラメータQPに係る適用値VAL_ad pを確立する。適用値VAL_adpは、以下の状況を満足する場合、所望値V AL_desに等しい。過去のマクロブロックに対して適用された適用値と所望 値VAL_desとの間の差が2よりも小さいことである。この状況を満足しな い場合、適用値VAL_adpは、所望値VAL_desが過去の適用値を越え るか下であるか各々に依存して過去のマクロブロックに適用された適用値+2又 は−2である。 適用値VAL_adpが常に自動的に所望値VAL_desに等しくならない 事実は、MPEG符号化においては、量子化パラメータの値が差分形態で伝送さ れるためである。即ち、現在の量子化パラメータの値と過去の量子化パラメータ の値との間の差である差分値が伝送される。差分値は、−2及び2の境界の範囲 内に含まれなければならない。即ち、二つの隣接するマクロブロックの間の量子 化パラメータの値における如何なる変化も2を越えることが出来ない。 量子化Qは、各DCT係数を量子化パラメータQPで除算し、この除算の結果 を最も近い整数にラウンドオフする。量子化パラメータQPには、平均動きベク トル長AMVLが閾値を越える場合に適用値VAL_adpが、又、後者の状況 を満足しない場合に全体値VAL_globが与えられる。従って、量子化Qは 、量子化されたDCT係数ブロックを提供する。 可変長符号化VLCは、量子化されたDCT係数ブロックを可変長コードに変 換する。可変長コードは、メモリMEM7に書込まれ、MPEGデータ流DSの 一部を形成するように後に該メモリMEM7から除去される。 最後に、正に符号化されたマクロブロックの復号されたバージョンが、メモリ MEM2への記憶のために確立される。このため、脱量子化DQが、量子化され たDCT係数ブロックを脱量子化されたDCT係数ブロックに変換する。逆離散 コサイン変換IDCTが、脱量子化されたDCT係数ブロックを復号された誤差 予測マクロブロックに変換する。この復号された誤差予測マクロブロックと、前 述した動き補償MCOMPにより提供された同様の16×16画素のブロックと の加算ADDの結果、正に符号化されたマクロブロックの復号されたバージョン に至る。即ち、現在の画像P(n)の全てのマクロブロックが符号化された場合 、メモリMEM2は、該現在の画像の符号化及び復号されたバージョンを含有し 、該バージョンが、次の画像P(n+1)の符号化に用いられるであろう。 前述のように、第7図に図示されたMPEGビデオコーダは、第1図乃至第6 図に図示されたフィーチャーを再補する。第1図に図示されるフィーチャーに関 して、以下のことを注意されたい。第7図に図示されるMPEGビデオコーダに おける減算器SUBにより提供される予測誤差マクロブロックは、第1図に示さ れる符号化されるべきマクロブロックに関するデータDを構築する。離散コサイ ン変換DCT、量子化パラメータQPに依存する量子化Q及び可変長符号化VL Cは、第1図に図示されるコンプレッサCMPを構築する。 ここで述べた図面及びその説明は、本発明を限定するというのではなく例証す るものである。添付の請求項の範囲に入るような他の例が多数あることは明らか であろう。これに関して、最後に以下を参照されたい。 種々のユニットにわたり物理的に拡がる機能又は機能的要素のやり方は多数あ る。これに関して、図面は、各々が本発明の可能な一実施例しか表していないよ うに非常に概略的である。即ち、図面は個々の機能的要素を個々のブロックとし て示しているが、これは、決して、幾つかの機能的要素又は全ての機能的要素が 単一の物理的なユニットとして実行されても良いと言うことを排除するものでは ない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.画像シーケンスを符号化する方法であって、 − 符号化されるべき現在の画像内の画素ブロックと同様である過去の画像内 の画素ブロックを指示する動きベクトルを確立する工程と、 − 前記現在の画像内の前記画素ブロックに関するデータを圧縮する工程であ って、該データを圧縮する程度は圧縮パラメータに依存するような工程と、 を有する方法において、 前記動きベクトルに基づいて前記圧縮パラメータを制御する工程を有するこ とを特徴とする方法。 2.請求項1に記載の方法において、 − 前記画素ブロックに属する前記動きベクトル及び付近の画素ブロックに属 する動きベクトルに基づいて前記現在の画像内の前記画素ブロックに対する 動き指示を確立する工程と、 − 前記動き指示に依存して前記圧縮パラメータを制御する工程と、 を有することを特徴とする方法。 3.請求項1に記載の方法において、 − 画素ブロックグループに属する各動きベクトルの平均長を計算する工程と 、 − 前記平均長が閾値より下である場合、前記画素ブロックグループに関する データを圧縮するために前記圧縮パラメータを全体値に維持する工程と、 を有することを特徴とする方法。 4.請求項1に記載の方法において、 前記動きベクトルの長さ及び向きに基づいて前記圧縮パラメータを制御する 工程を有することを特徴とする方法。 5.請求項1に記載の方法において、 − 前記符号化されるべき画素ブロックに対して画像ディテール指示を確立す る工程と、 − 圧縮されるべきデータの前記動きベクトル及び前記画像ディテール指示に 基づいて前記圧縮パラメータを制御する工程と、 を有することを特徴とする方法。 6.請求項1に記載の方法において、 − 前記現在の画像内の全ての画素ブロックに対して有効である前記圧縮パラ メータに係る全体値を計算する工程と、 − 前記動きベクトルに基づいて前記圧縮パラメータに係るデルタ値を計算す る工程と、 − 前記全体値及び前記デルタ値の和に依存して前記圧縮パラメータを制御す る工程と、 を有することを特徴とする方法。 7.画像シーケンスを符号化するためのビデオコーダであって、 − 符号化されるべき現在の画像内の画素ブロックと同様である過去の画像内 の画素ブロックを指示する動きベクトルを確立するための動き評価器と、 − 前記現在の画像内の前記画素ブロックに関するデータを圧縮するためのデ ータ圧縮器であって、該データを圧縮する程度は圧縮パラメータに依存する ようなデータ圧縮器と、 を有するビデオコーダにおいて、 − 前記動きベクトルに基づいて前記圧縮パラメータを制御するための制御器 を有することを特徴とするビデオコーダ。
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